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あしなや [ラーメン]

私の飲食記事はその店のガイド、カタログではなく、そこで起きた情景、会話、人間ドラマを主体に持っていきたいと思っておりますが・・・。
今日からUPする幾つかの記事は1話完結に至らず「あれも食べてみたい」を繰り返して盛り込んでいたらどんどん日が経ってしまった。1年前の内容から始まります。メニューとか価格とかは現在とは異なるケースも考えられますことをご了承願います。
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鎌倉駅東口(若宮大路側)にある「あしなや」です。創業昭和11年だから、日米開戦の前、二・二六事件が起きた年である。
入り口は2箇所、駅側と若宮大路側とある。
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メニューはかなり絞ってある。
意外と強気な店で、1品1品のお値段もそうだがセット価格も高めです。ALL1000円です。
ラーメンは醬油、塩、味噌、全て同じ金額です。
半分ライスがない。ご飯のサイズは丼でも茶碗でも同じ金額なのです。
半炒飯はない。ミニラーメンはあるけど。
夏場に冷やし中華もやらない。
私はこのBlogであまり値段のことはうるさく書かない方ですが、ミニ焼肉丼600円!!本庄のミニ焼肉丼は350円ですよ。
まぁ観光地価格ですね。駅前という立地もそうだし。
値段に文句を言ううもりはないけど、言ったとしても「ここは鎌倉ですから」やんわりと返されるだけだろう。
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この写真はガラ空きですが日によっては混みます。客層は地元鎌倉のご常連さんと、他から来る観光客、そして外国人観光客です。今の時期は紫陽花がそこらじゅうに咲いてるから混みます。そして梅雨が明けたら海水用シーズンになるから開放的なカッコして若い男女が堂々と闊歩しだします。そんな大胆なカッコで?って驚くくらい露出度が高くなる。そういのを見てるのかって?だって目に留まるんだもの。私だって木石じゃないよ。
公用で来る会社員って私ぐらいじゃないかなぁ。他に会社員も労働者風も見たことないモン。
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こないだ(昨年ですが)久々に行ったら、何だか店内に貼り紙が増えていた。
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何をベタベタ貼ってあるんだ?
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ああ、マナー喚起か。
店内禁煙、お茶&水以外の持ち込みご遠慮願い、人分のご注文、それが無い方はお断り、それらが日本語、英語、大陸語か半島語?私はそういうのよくわかんないんだけど、掟というかマナーが記載されていた。携帯禁止は無かったような。
書いてある内容は至極当然なんだけどね。
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人数分のご注文なんてそんなの当然じゃないの。無料休憩所じゃないんだから。
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安倍政権が外国人労働者受け入れ拡張を謳う前から古都鎌倉には外国人観光客がた~くさん来ているし、店側にもこれから増々増えるだろう外国人への対応努力を求められているようです。
でも言葉で言うのがもどかしく通じない、だから書いて貼りだした訳か。
まぁ仕方がないですね。こういう掟が書かれた紙をベタベタ貼ってあると、うるさいし、興ざめするし、見苦しい感もしますが・・・。
店のオバちゃんたちは語学を勉強されたのかな。だとしたらエライな。自分なんか日頃毒舌比喩ばっかりで、マトモな日本語も自信無いのにさ。
お水とお茶以外の飲み物はご遠慮・・・水とお茶がOKなのは、古都鎌倉は散策する名勝、お寺が多いから、夏場なんか特に水分補給が必要だからだと思う。
実は私もペットボトルのボルヴィック水を持ち込んでます。この店はセルフの冷水ボトルが置いてないし、給水器も無いのです。こんな小さいコップなので、オバちゃんを呼んで水をお代わりするのもめんどいし。
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カウンター席が無いのでそれが店内に落ち着いた雰囲気を出しているのですが、相席が無い状態でテーブル席がほぼ埋まり、うち6割が外国人客だったことがありますよ。
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ラーメン、美味しいです。な~んて優しい味だろうか。
スープ、麺、チャーシュー、メンマ、ほぼ完ぺきですね。ご高齢客が多いのも頷ける。この味なら外国人客も「日本の古都鎌倉で和風ラーメンを食べた」そう吹聴するだろう。
たま~に中学生、小学校高学年生が鎌倉の自由研究散策がてら、ドドドッと来店することもありますが、子供にも合うだろうな。
家系、二郎系、ガッツリ好みの人には向かないけどね。
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チャーハンも美しい。先にラーメン食べ終えてから取り掛かったのですが、まだ中の方は熱かった。
山を崩して冷ましながら食べたのだ。
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オーダーした時にオバちゃんが、
「炒飯のスープはおつけしますか?」
醬油ラーメンのスープと同じだろと思ったがそうつっけんどんには言わないよ。
「いや~要らないでしょう」
や~んわりと言いました。

また別の日のもの。
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タンメンも細麺でした。中太麺やピラピラの平たい麺かなと想像してたら醬油ラーメンと同じ麺だ。
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野菜を細かく細く切って丁寧に炒めてあった。
クラシックなタンメンですな。これも優しい味だね。
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タンメンと塩ラーメンは違います。塩味は醬油味や味噌味よりデリケートで下手な店だとすぐボロが出る。ごまかしが効かないのだ。
具野菜が無い塩ラーメンと、炒めた野菜から甘味が引きだされるタンメン、塩加減とのバランスが難しいと思う。
料理人がトシとってから病気になりがちなのは、調理の合間に味見するからだろうな。
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野菜ばっかで肉がねぇなと諦めてたら底の方から出てきました。
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この時も「スープはおつけしますか?」と聞かれたのでいただきました。
タンメンの塩スープと比較してみる。
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塩分過多だな~。
このスープをすすったらラーメンを食べたくなるだろうけど。
2種類のスープを混ぜたりしませんよ。
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この店のカレーは小麦粉入りの黒っぽいカレーです。昭和の味です。昨今流行りのスパイシーなカレーではないです。
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喰いながら小耳に入ってしまった会話。焼くのに時間を要する鎌倉餃子、高齢のご婦人が言うには、
「餃子8個は多いんだけど。半分にできないの?」
ところがこういうのも対応しないです。「ひとつひとつが小さいから大丈夫ですよ」「残りはお持ち帰りください」って。
これだけ書くと強気で生意気ですが、お店のスタッフ、オバちゃんたちのホンワカした口調なので救われてる。
滅多に出てこない店主も愛想いいんですよ。外で閑そうにしてたところへ私が通りかかって、ディスプレイをじーっと見てたら「どうぞ~、営っておりますよ~」
そう言われたら入るしかないじゃないですか。
今日のあしなやさんのお客はご高齢の方ばかりだった。
お婆さんがサンマーメンを上品にすすってたりする。
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私は珍しく味噌ラーメン。
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味噌スープは、その、何って言ったらいいのか。今流行りの蔵出し味噌のような日本人の味噌というよりは、ブリキ缶に入っている業務用の味噌スープに近いの。
でも懐かしい味なのです。味噌ラーメンが出回り始めた最初の頃の味というか。
若干、インスタントラーメンの味噌スープでもあるような。悪く言ってるんじゃないよ。上手く表現できないのだ。
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モヤシで甘味が出ます。
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麺はやはり細麺です。他と同じ麺なんですね。
このスープ、太麺は合わないかもしれない。細い麺に味噌スープが妙に馴染んでいる。
不思議な味噌ラーメン、味噌スープ&細麺である。
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誉めてばかりいないでこのミニ焼肉丼ですが、生姜は要らないかもね。それと刻みネギがアクセント強過ぎなのです。
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焼肉丼の刻みネギを味噌ラーメンに移したところ。
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この白菜浸けは自家製か出来合いものもか。わかりません。美味しいけど。
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ラスト、神奈川県内にしかないと言われている?サンマーメンございます。群馬に2軒ありましたね。磯部と太田に。
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熱々です。スープ、麺、具、餡、全部が熱々です。火傷しそうだ。
「ご飯、茶碗で下さいな」
「茶碗ですね」
この店の強気なところ。小ライスの茶碗と普通ライスの丼が同じ値段なんですよ。何故かな~。
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「これ(具をレンゲですくいながら)ご飯に載っけてサンマー丼にしようと思ってさ」
「アラ、いいですねぇ」
オバちゃんたちはいつも朗らかです。サンマー丼はメニューにもありますけど。
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奥のテーブル席からです。
開店早々は空いてましたが、この後は満席に・・・。
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後から来たお爺さんが餃子と醬油ラーメンをオーダーしながら、
「お世話になったね。今日で最後なんだ」
「あらぁ、そうなんですかぁ」
何が最後なのか。引退された後の嘱託業務なのか、鎌倉を去って他へ越されるのか。
店にいたスタッフ総出で名残惜しげに接していた。
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さてこの店、水曜が定休日です。
それを忘れて来てしまった。どうしたかというと・・・。
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