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あい [グルメ]

群馬編を続けるか。
地元編に戻るか。

地元に戻ります。
今日明日のカテゴリーはグルメですが。グルメだけとも言い難い記事です。
私が出向く相模原市の公用窓口は相模原市役所とは別で、市役所のすぐ近くにある健康施設、ウェルネス相模原の別館です。
そこの本館にボロいコピー機があって、こちらの控を取る為にときおり利用するのですが、その本館2階に「あい」というレストランがあるのです。
入り口階段前にメニュー写真が貼ってあるのだ。
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この「あい」は福祉福利厚生施設でもあるので施設入居者がスタッフらしい。私はその辺の事情も知らず、別館で保健所の規模でレストラン併設とは珍しいなと思ったのと、何故かわからないが限定6食のカレーに惹かれたのだ。
僅か6食ですよ。そんなに凄い稀少なカレーなのかね。
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11時半前だったので、階段を上がったらこんな感じで・・・。
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まぁ役所、施設の中だから予想通りというか、表に幟が出てるけど廊下は狭いし、廊下に幟を出しても歩行のじゃまになるせいか畳んでありました。
殺風景な廊下に会議室のような食堂で、役所の中なので目立たない。店の入口からして会議室のドア感覚、そこに一歩足を踏み入れたら、前方に若いスタッフたちがズラリ3名、腕を前に組んで並んでお出迎えされた。
歩きスマホの操作の流れでつい撮っちゃったんだけど1枚だけご容赦。
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彼らの視線を感じた。一生懸命に粗相ないように応対しなきゃという緊張感のある視線だった。
自分たちがこのアヤしい人(私のこと)に受け入れてもらえるだろうかという不安感もあるようだ。それが痛いほど伝わってくる。
私もそういう人々に全く接していないわけではないのですが、どちらかというと介護系ではなく末端の医療系だし、もう現場から引いたので馴染は薄れた。そういうひとたちがいる食堂なのを知らないで入ったからちょっと引いた。引き返そうかと思ってしまったぐらい。

だけど・・・

・・・すぐに思い直した。

踵を返したら社会に適応をようと一生懸命努力している彼ら、彼女らは哀しむだろう。
彼らの社会復帰、馴れる為に協力しなきゃ。
入って前に歩んだらレジに熟練のパート女性さんがいて、そこで食券を購入するのです。券売機じゃないです。
「カレーまだある?」
何しろ限定6食だからね。
「ございます」
支払って「お席で半券をスタッフにお渡しください」と言われた。
だったら今その場で券をポイと渡せば厨房にすぐ届くじゃないかって思ったが、ここで働くスタッフの支援なんだから迂遠でも半券を彼らに渡すのです。結構広い店内ですがその場で「オラよ」なんて渡すんじゃないの。席まで来たスタッフに丁寧に渡すのです。
水も持ってきてくれます。私は給水器やセルフのボトルを取って自分で水入れた方が気が楽なのだが、ここは施設なので彼らを支援する為にそこは敢えて任せるのです。
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私は壁に向かっています。彼らを視界に入れたら彼らの動きが気になってしまうからね。
場に慣れて振り向いたら意外と広い店内で、車椅子でも動けるように通路スペースもかなり広くとってある。
パラパラお客さんが入ってきた。スタッフの対応にぎこちなさを感じるのは否めないが、一生懸命対応したいが故の熱い視線がお客に注がれているね。
ではお味の方はどうか。
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サラダ、プチサラダですが、ちょいと驚いたのは茹でた野菜を冷やしてあるんです。
珈琲にミルクを入れるヤツがあったので、
「このちっこいのは何だ?」
「ドレッシングです。ごゆっくりどうぞー」
私のつっけんどんな質問にもちゃんと返ってきたよ。で、食べ始めたカレーのお味は・・・
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おっ!!
意外と(失礼)美味しいぞ!!
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塊肉、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、濃い色をした濃い味のカレーですな。
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これは美味しいね。何で限定6食なんだろうね。ゴロゴロした具、激辛ではないが甘くもないルゥ。麦入りのご飯、美味しい美味しい。
ルゥがどっかのチェーン店のようにベシャベシャじゃないのがいいです。
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カレーだから冷水お代わりしましたが、めんどくさいから自分で入れようとしたらスタッフが「お入れします」といつの間にか背後に立ってましたよ。
「いいよ自分でやっからよ」
ついそう言い返してしまったのですが、
「いえ、お入れします。お席でお待ちください」
「ああそうかい、じゃぁ頼むワ」
またまたぶっきらぼうに返してしまった。パートさん女性から指示が飛んでますね。
「お水お入れして」
「これ何番さんに持ってって」
「何番さん、券を取りにいって」
のようにね。

この食堂、市民の理解を得る為か、コンセプトがいろいろあった。(転記ですが。)
『知的障害者の働く場(レストラン)を確保しながら市民への憩いの場を提供(健康づくりのための食事提供)し、障害者と市民の接点の場を広げ、障害者に対する理解と啓発につなげる。
障害者が共に働き、共に喜び、生き生きとした生活が出来るように、又地域社会の一員として生活できるように支援をする。』

『知的障害者が地域社会の一員として、障害者が共に働きともに喜び生き生きとした自立した生活が出来るように、就労の場を設け、就労のために必要な知識及び技能の向上のための訓練、その他必要な支援を行う。又レストランあいは、市民への憩いの場を提供して障害者に対する理解と啓蒙に繋げる。』

『障害者総合支援法における就労継続支援A型の福祉サービスを提供する施設です。市と協業して市民の憩いの場と、ウエルネス相模原来所市民の便益を考え、健康づくりのためヘルシーな食事提供を行います』

①健康食を考えたメニューを設定します。
②生活習慣病の予防に適した健康食を提供します。
③食を通して健康増進を理解する場とします。
④食を通して健康づくりが実践できる場とします。
⑤健康食のレシピを提供します。
⑥提供するメニューにカロリー、脂肪量、食塩相当量、たんぱく質量を表示します。

限定6食、10食は少な過ぎやしないかとは思うけどね。
9名から10名の障害者を雇用したはいいが、その雇用確保のための施策とは?

『毎日楽しく仕事に従事できるようにするには、仕事が十分に確保され、利用者が仕事に慣れて、利用者及び職員が連携して仕事が円滑に回るようにならなければなりません』
目下まだ整備中で、①新たな仕事の創造、オリジナルのケーキ・クッキーの製造・販売、②店外での仕事(弁当配達・ケータリング等)の整備や福祉施設等への昼食提供、行政関連の職場への昼食提供、ロータリークラブ等への昼食会への食事提供等を実施し、安定した仕事量の確保を行う・・・』

くどいほどだが、これだけの箱物を市役所と別に作っちゃったもんだから、市民への説明が要るのだろうね。

さて、そこそこ、いや失礼、かなり美味かったのだが如何せんボリュームがイマイチで。レジんところにいるオバちゃんに「もう1食いいか」と断りを入れてナポリタンを追加してしまった。
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そしてまた「お席まで食券をお持ちいただいてお席でお渡しください」になるのですよ。スタッフが券を取りにきたし、水も替えてくれたし、いつの間にかカレーの空き皿が下げられてました。役所なんかだと自分で下げるのが大原則だが、ここは「何番さん空いた器を下げてきて」と指示がとんだに違いない。
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ナポリも美味しいぞ。薄っぺらなトマトソースだろうと思いきやズッシリと重たいソースでした。既製品のソースだけじゃないですね。100%手造りではないかもだが、何がしか加味されています。
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チーズをドサドサかけたら更に美味しくなったぞ。
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ご馳走様でした。
フゥ~。
味は満足したがちょっと疲れた感もある。スタッフに気を遣ったしね。
まぁちょっと不思議な雰囲気、空間ではある。店内広いだけに余計にそう思った。
でも限定10食6食は少な過ぎるよ。限られたメニュー種類なんだからもう少し数量増やせばいいと思うのだ。
「水なんか自分で酌むって言ったんだけどさぁ」
「何を言ってんの。その人たちの為にそういうことも任せないとね」(ジャン妻)
これ1回きりではなく再訪しています。(続く)
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