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家系に続いて鶏白湯系も卒業か? [ラーメン]

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町田市役所のエレベーターは3基フル稼働しているのですが、3基同時に停まって扉が開いたことがある。
チーン!!
ガラガラガラ!!
思わず声に出てしまった。「なんだぁ?」
他の待ち人もキョトンとしている。何が起こったの?って。
ジャックポットみたいだった。3基のどれに乗ればいいのか戸惑ったくらい。自分の正面のエレベーターに入ったよ。
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私の行く窓口は7階にあります。
そこでいつも受けてくれる係員の女性にこう言われた。
「昨日、お電話されましたよね」
「ええ、しましたよ」
「やはりいつも見えらられる方かな~と。バリトンのようなステキなお声で」
「え?」
「そういうのやってらっしゃるんですか?」
そんな言われたの初めて。私は少し舞い上がってしまった。
「そうですかぁ?」
バリトンねぇ。まぁ言われて悪い気分じゃないよ。
ジャン妻の上司さんは社内有志の唄会で私の美声?を聞いて「〇〇さん(私のこと)は低くて渋いお声で歌うのかと思ってましたが、案外キーが高いんですね」と言ってくれている。
実は今夜も唄会なので行ってきます。
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バリトンねぇ。ふん♪ふん♪
気分良くして出てお昼の時間だ。11:30過ぎ。
町田市役所近くのこの店は昨年10月にいちどUpしました。
あの時は体調不良(前夜の飲み)で、あっさり煮干しそばにしたんだった。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-06
町田駅界隈は学生さんが多いので(何だかわからないが声高の学生さんが多い。)あっさり煮干し系だけではまず立ち行かない。
ベースが煮干しでもプラス動物系を加味して濃厚、辛系、マゼ系、つけ麺、プラスご飯系、炒飯とかよりも、混ぜご飯かミニ・・・何かの丼系が必ずある。学割提示で麺の大盛り無料も必須です。そういうサービスを提供しないとこの界隈では営っていけないらしい。
あっさり煮干しの他には、濃厚鶏白湯そば、特製濃厚煮干そば鶏白湯ベース、焦がしニンニク煮干しそば、濃厚辛煮干そば、煮干し混ぜそば、超濃厚煮干つけめん
特製、煮干し、濃厚、鶏白湯、そういうアピールの多い店。
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前にも書いたが歩道にボードがデンと置かれています。ホントは公道に出しちゃいけないんじゃないかと思うのだが。10数年前に新規出店で指導を受けたことがあります。「舗道には出さないでくださいね」って。デカい看板をゴロゴロ置こうとして道路使用許可証云々になりかけた。置きっ放しなのはホントはマズイらしいですよ。
店のすぐ先に警察官が3人いて何やら検挙中だった。積荷チェックらしいが私と目が合った。
まさか職質受けたりしないだろうな?そういうタイミングでサッとこの店に入った。2度目の訪問です。
女性スタッフから「食券購入からお願いしま~す」
優し気で高い声で言われた。知ってますよそれは。
薄暗い店内に不気味に光る券売機を見た。
前回はあっさり煮干しでした。自業自得で体調不良だったから。となると、特性濃厚煮干そば~鶏白湯ベース~しかないなぁ。
「新鮮な鶏を長時間炊いた濃厚鶏白湯スープとこだわりの煮干しスープを合わせた極上濃厚煮干鶏白湯・・・」
店が謳う極上とはどんなものか。食べる前からもう結果がわかってしまう気がした。
鶏白湯?
そこらでよく見かける鶏白湯?
味は知ってるけど何て読むかわからない。トリシロユ?
トリパイタンです。白濁したスープが白湯、シロユではなくパイタンと読みます。博多の水炊きのようなものか。
オペレーションは恰幅のいい男女1名ずつ。
あ、前と同じだ。ご夫婦か父娘か。
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改めて見た薄暗い店内。私がいるカウンターが7席、4人用テーブルが2卓、道路側にもカウンター席3つ。
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恰幅のいい後ろ姿である。男女ともほのぼのしています。
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う~ん、美味しいけどやはり濃いですね。血液ドロドロになりそう。
前はこういう味も好きだったんだが。やはり年齢を重ねて嗜好が変わったんだな私。
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麺は細ストレートか。可もなく不可もなく。
写真撮ってたらどんどん伸びてくる。
チャーシューは2種の鶏ですね。豚じゃない。
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長い穂先メンマ。
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この唐揚げ、デカい。
ちゃんと揚げてるかどうかはわからなかっな。揚げてる油の音も聞こえなかったし。揚げ置きのチンの音もしなかった。女性の恰幅がいいので見えなかったんだけどね。(笑)
中まで熱々でしたが全体的にアブラアブラしている。肉汁なのか油なのかわからない。これが白い器だったらそれがハッキリ曝されるのだが。
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器の底にこんなにアブラが溜まったぞ~。
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30年近く食べている横浜本牧の「大将」は家系ではないと思うのですが、私は豚骨醬油ベースの太麺である家系を卒業して数年経ちました。巷で「横浜家系」の看板を見ても全く惹かれない。
今日の結果もわかっていたんです。鶏白湯系もこれが最後になるだろうな~と。
いつかはニボニボ系も足が向かなくなるのだろうか。
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この日、私は鶏白湯系を卒業しました。間違ってそういう店に入らない限り、自分からはもう入らないと思います。
残るのは昔ながらの鶏ガラ醬油スープのみである。
このようなものか。
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家でジャン妻が茹でた市販の生ラーメンです。
妙に美味しかったりして。
今後はこういう路線に絞られていくのかな。
絶滅しつつある街角中華や、大陸系の中華屋に。
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ジョイナス大龍 [ラーメン]

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横浜市営地下鉄ブルーライン横浜駅から相鉄ジョイナス地下飲食店に入るところ。
入りと左手に絶品タンメンと大袈裟に謳っておきながら、その内容は絶句としか言いようがない「一品香」右手にカレーハウス「リオ」そして一品香の隣にライバル店である「大龍」がある。
中華屋台を謳った創業40年以上続く老舗店だという。
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一品香と比べてどうかな。
店頭にディスプレイがある。一応撮っておく。
隣の一品香がいい加減なので、どうせこの店もディスプレイと現物は違うだろうと疑っているようなものである。
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大陸系中華の外観を駅チカに無理矢理押し込めたような店で、店内は狭く一品香の半分しかキャパがない。
4人テーブル席が3卓、少ないカウンターは4席、向い合わせに座るテーブルカウンター席は10名ぐらい、私が座った2人テーブル席が1卓で、Total30人座れるかどうか。
天井には中国の照明などインテリアが飾られていた。
店員はフロアに大陸系の女性2名、厨房は日本人だと思う。
後で思ったのだが、接客は普通かな。一品香の女性スタッフの方がいいかも。会計の時はニコニコしてたね。特に店主とおぼしき男性。
メニューはこんな感じ。本格中華料理店の「菜譜」ではなく、チェーン中華によくありがちなペラペラのカラー写真。
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五目あんかけ焼きそばの写真を見て、実物はこうじゃないんだろ~とまたしても疑った。
駅地下、チカ(近い)なのでそれなりに高いのは場所代、テナント料でしょうな。
ラーメン&半炒飯840円。
ラーメン単品だと690円です。何処に醬油ラーメンがあるのかと探したら、屋台風ラーメンと謳っていた。
半餃子、半シウマイなんてのもあるのか。
夜は居酒屋かい?
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何だか背後が気になる。
振り向いたらデカい窓。丸見えじゃんか。
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恥ずかしい!!店の中が全く見えないと入りづらいのはわかります。店の中にある程度の客がいるのを見て客が来るもの。客が客を呼ぶ。それはわかりますが、それにしてもモロ見えだな~。
フロアを歩いている客から私の後頭部が、何をガッツいてるかが見えてしまう。
気にしないと思っていても気になるものなのだ。誰も私なんか見ちゃいないだろうけど。
イチイチ後ろを気にしないように前を見たら、最初は店内は空いていた。
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お客がパラパラ入ってくる。
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やややっ!!混んで来たぞ!!
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私の左隣にも母娘が座った。
「お願いします」
「ハイ、ただいま~」
「サンマーメンひとつと、おすすめの鶏と玉子の甘酢あんかけ定食、以上でぇす」
お客の方がしっかり口調だったりして。
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お盆に乗せられてラーメン&半炒飯が着丼したのは11:15だった。
まずは見た目から
寂しいルックスだなぁ。
クラシックなチャーシュー。最小限のメンマ、小さく切った青菜を面倒くさそうに散らしてあるだけ。
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スープは。。。
ああ、なるほどね。屋台風ですね。ジンワリ。
美味しいかも最初のひとくちは。鶏ガラ&野菜の甘み。薄ら油も浮いている。ホッとする味ではある。麺は普通の中華麺。これもいい。
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チャーシューはやや厚切りでしっかり噛み応えあり。昔のチャーシューです。
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面白みの無いありきたりのラーメンともいえますが。
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中華お玉で叩き潰したような炒飯。焼き飯ですね。地味で質素な炒飯だなぁ。
伸びてしまうので先にラーメンをあらかた平らげてから炒飯に取りかかった。レンゲがひとつなので、ラーメンのスープと炒飯を交互に使うとラーメンに炒飯の飯ツブが混じってしまうから。
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何だか冷めているぞ。先にラーメンを食べたからアタリマエか?いや、違うな。これは炒め置きの冷め方ですよ。
そういえば私は開店早々11:02に入店しています。着丼は11:15です。
その間、ひとり客や平日昼のこの時間からビールを飲むご老人につまみの小鉢ものが出ています。時間がかかる筈の餃子とかも。炒飯、セットの半炒飯が幾つかオーダーが入ったから、この炒飯はある程度オーダーまとめて一気に炒めたんだろうな。いつもそうやって疑ってかかりますが、オペレーション効率化の都合上、大抵そうですよ。
纏めて炒めるのはいい。でもこの炒飯の冷たさは大量に炒めてしばらく置いといたんだろう。カウンター席に座ってチェックしてやろうか。
炒飯は一品香の方が美味しいな。あっちは摩擦係数が低いから滑って滑ってポロッポロ落ちちゃうが、味はしっかりしていた。
こっちはしっとりしている。薄く塩胡麻が効いているがしょっぱくない。
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2回めです。寒い日が続いたので外に、地上に出て飲食店探すのがイヤになっちゃって。
この日はカウンターでした。厨房を見たら最初は男性2人、後からひとり加わって3人になった。
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ジュウジュウ音がしている。
ハンバーグかステーキでも運ばれてきたような黒い鉄板皿。熱そう。熱いのでお気を付けくださいとも言われなかったけどね。
なかなかイケると思います。具の種類も多い。五目焼きそばの必須な具であるうずらたまご、小海老もあるし。野菜の種類も多い。
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ニンジンがテラテラ光ってる。
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キャベツと白菜が混じっていたからね。葉野菜高いのに。
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麺の焦げ具合もいい感じ。
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ハンバーグやステーキが載ってるような黒い鉄板が功を奏して具も麺も最後まで熱々だった。
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続々と後から後からお客さんが来ている。テナントが高いこの場所で長く営ってこれだけ混むのは何でだろうか?
場所に勝るものはない!!
それが結論!!
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絶句タンメン店その後 [ラーメン]

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http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-01-11の続編です。
何処が絶品だっつーの。でもそれ目当てに11:00前から人が外で待っています。
待つほどの店かな。
お客は高齢者ばかりである。若い客はあまりいません。
店内から「お待たせいたしました。どうぞ~」の声がかかって待ち客が立ちあがったところ。
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「こちらのテーブル席如何でしょうか?」
私は左手の掌でカウンター方面を指しながら、
「ひとりだから」
「ハイ、カウンター1名様オーダーお待ち・・・」
接客、接遇はいいんですがねぇ。
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今日も絶品タンメンがバンバン出ているようだな。
「絶品入りま~す」
「ハイ絶品4つ出ま~す」
絶品、絶品、絶品、絶品、私は鼻白んだ。他人様のオーダーだから誰が何をオーダーしようと構わないが、私に言わせりゃあれの何処が絶品なのかと。
私は絶品ならぬ絶句タンメンは二度とオーダーしない。でもああいう記事のオチにしたままもよくないので、他のものでリベンジ。
「お決まりですか?」
「五目あんかけ焼きそば・・・プラス、半炒飯。」
ただ、メニュー写真を見てイヤな予感がした。全体的に具が如何にも少なさそう。
半炒飯は五目焼きそばで足りない胃の縁を埋めるようなものだ。
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絶句した絶品タンメンがバンバン出るせいで多少時間がかかった。ず~っと絶品、絶品、絶品、が連呼、繰り返されていた。味噌タンメンなんてのもあるようだね。
私と1席空いた隣に座った会社員も「タンメン」
「ハイ、絶品」
私は「止めた方がいいですよ」と喉元まで出かかったけどね。「写真と違いますよ。具もスープも少ないし、少ないだけにしょっぱいし」ってね。
横浜なのにサンマーメンよりタンメンの方が多く出ています。サンマーメンは絶品にオーダー数で負けています。
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先に半炒飯が来たぞ。
1人前の炒飯か他の客の半炒飯と一緒にやっつけたな~。
そして五目焼きそばが来た。
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だがこの置き方は何だ?
オモシロい置き方しやがって。
私は左利きじゃないぞ。スープも。
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めちゃめちゃ温いスープです。
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「焼いた蒸し麺に、具だくさんのあんかけ」とあったが、やっぱり気持ち具が少ないな。まぁ写真の通りではありました。エビ、やわらかいイカ、ニンジン他、野菜、ひとつひとつの具は美味しいのだが。豚肉は入ってなかったような。
私は普通のソース焼きそばの場合、豚肉、キャベツ、もやし、具は少ないほど好みで、殆ど麺だけ炭水化物とソース主体を好むのですが、五目あんかけは具が多いほどいいのだ。
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太めの麺はまぁ普通。もう少し焦げ目をつけてくれると美味しいのだが。
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具が少ないので後半は餡と油にまみれた焼きそばをレンゲですくって喰うハメに。
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相変わらずすくい難い炒飯である。レンゲが厚く、皿の縁からアヴラでコーティングされた炒飯がリングアウトしてしまうのだ。一粒一粒がアブラでコーティングされていて摩擦係数が小さい。ツルツル滑る。この店のひとたちは自分たちで食べたことがないのかな。
でも味はいい。すくい難いだけで救いようがない訳ではない。
街角中華なんかだとOPENしてすぐの炒飯は炊きあがった飯の為水分多くシットリしていて、13時以降は水分がとんでパラパラ系に化けたりするが、この店はさすがに安定しています。
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焼きそばは美味くも不味くもない。それ以前の問題。具の数が中途半端。
絶品ならぬ絶句タンメンは写真と違っていたが、五目あんかけは写真のとおりだった。ホメてるんじゃないよ。
さて、あとひとつだけTRY、また上海焼きそばをいってない。それと四川鶏唐揚げ。チキンカツみたいなもの。
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上海焼きそば、またはチャーメンともいいますが、こういう焼きそばはキケンでね。店側の主張やけれん味が出過ぎるキライがあるから。
要は炒め焼きそばなんでしょうが、ちゃんと仕事をしていないとホントにやっつけになりがちなのだ。
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最初見てこりゃ野菜炒めかなって思ったよ。やはり写真と違い過ぎないかい。
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そこから麺を引き摺りだしたてみたらまるで焼うどんか。居酒屋の焼きうどんだね。焼きそばって感じがしない。
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味は塩胡椒の主張が強い。しょっぱくもあり辛くもある。私でも作れそうですよこの程度の味なら。
クオリティが低過ぎる。味を強くしてごまかしてるだけ。
唐揚げ、カツは。。。
う~ん。何か臭みがあるな。何だろう。
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もういいや。次はないです。幾つか喰ったが炒飯以外は美味くないよこの店。それ以前の問題です。
駅チカでいい値段してるし。よほどこの店の客は優しいか寛大なんだね。
で、隣にライバル店があります。そっちへ転じました。
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ラーメン工房ふくわうち [ラーメン]

節分じゃないですよ。福〇家?フクマルヤ?
英文の振り仮名FUKUWAUCHIを見なきゃ何ていう店かわかんなかった。
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さらへ行くには途中まで海沿いの国道135号線を走るのですが、伊東の先の135号線は交通量が多いので、伊東港の先辺りで109号線に入ります。
ひたすら海沿いです。
川奈CC辺りまで木々で見通しが悪かったり、やや狭い箇所がありますが交通量は少なく、八幡野まで信号が殆ど無い道です。(富戸小学校に押しボタン信号アリ)
稀に飛ばしてる地元の女将がいます。(Mさんじゃないよ。)
城ケ崎海岸駅手前で道が広くなり、広々と視界が開け、ごはん家一汁一菜のある伊豆天山の信号を左折して別荘地を抜けてさらに行くのですが、信号を左折する前の左手に、白い建物、白い暖簾を出した、この辺りで唯一の?ラーメン屋があります。
前から気にはしていたのですが、さらのデザート&ヨーグルト攻撃で腹が苦しくなるので今まで全くご縁が無く素通りでした。
10時にチェックアウトしてすぐだし、私らは観光しないので時間を潰しようがないし。

さらをチェックアウトした後、近くのローズカフェでジャン妻がMさんに「ある相談」を持ちかけ、Mさんも賛同してくれてすっかりその気になり・・・

(・・・だがこの野望は伊東甲子太郎の強力な引き戻し策で延期になりそうなのだ・・・。)

・・・赤沢の廃ループ橋を見上げてたりしてたら12時前になっちゃったので、小腹が空いたのもあって、途中からUターンして初訪問、白い暖簾を潜ってみた。
ヨーグルトを拒否ったのもよかったのである。
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店内はカウンター6席、奥にテーブル4席、席数10席の小さい店でご主人と奥様の2人で営っていた。
綺麗な木のカウンター。ラーメン屋さんっぽくない。山ん中のミニ食堂か。
メニューはかなり絞ってあり味は醬油のみ。メニューのアタマに「上州麦豚(こだわりのブランド豚)使用!」とあるじゃないか。
まさか群馬県のご出身だろうか。群馬の何処から仕入れてるのだろう。
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拉麺620円(ラーメン、あっさり醬油味)
排骨麺780円(パーコーメン、バラ肉唐揚げ入)
盛合せ麺1000円(焼豚と排骨を一緒に盛り合わせてあります)
焼豚麺830円(特製たれに漬け込んでじっくり焼き上げてあります)
肉もり800円(バラ肉入りつけ麺)
餃子550円(手造り、こだわり餃子です)
メニュー右下に、らーめん工房福○家、FUKUWAUCHI
フクワウチ(福は家)?節分かよ。ふくまるやじゃないんだ。

「餃子1枚と醬油ラーメン2つ」
店主はポソッと「ハイ・・・」
餃子は5個か。1個は奪い合いになるな。
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ジャン妻がWCから出てきたとこ。
「コーヒーの飲み過ぎだ」
「アナタは行かなくていいの?」
「行かない」
でもこの時、チラッとアタマの中をかすめたのは、帰りは渋滞になるかもなってこと。
でもWCに行かなかった。
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あっさり過ぎて健康的ともいえる優しい醬油味のスープですな。
上品なんですよ。こってり派には合わない。油、脂、背脂、街角中華にありがちの化学調味料とか全く感じられないです。
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あ、ジャン妻の嫌いな麺だ。
ピラピラの平打ち麺です。喜多方や佐野ラーメンタイプ。上州もこのタイプが多い。
後でジャン妻はくるまの中で「スープは美味しいけど、麺が・・・」と言ってた。
「随分とあっさりした味だったな」
ラーメンのスープというより蕎麦かうどんの汁のようでもあった。好みが分かれると思う。餃子の方が味が濃かったからね。
美味しいですが「ラーメンばかり食べてると健康に悪いわよ」が全く無いのです。別に身体に悪いものを求めなくてもいいが、このアッサリはチャーシューや排骨を載せる基本ベースなんだと思う。
それらの肉肉を載せない限り単にアッサリでしかないのですよ。悪く言ってんじゃないですよ。店のイチバンのウリにパイコー(豚の唐揚げ)とチャーシューが載った肉肉しい盛合わせ麺があるので、その肉肉から脂や旨味が引き出されてようやく完成するものなのかも知れない。だから何もない状態では敢えてアッサリ、サッパリにしてあるのでしょう。
だからあの麺でいいのです。麺が細いと肉肉に負けてしまうと思う。
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何故に上州豚なのか聞いてみたかったですね。上州に縁が有り過ぎの私は店からほど近いところに蒼い海があるこの立地で、海の無い上州から豚肉を取り寄せているのが意外でもあった。上州肉のチャーシューと餃子も美味しいし、多分パイコーも美味しいのでしょう。腰や腕に負担がかかる炒飯もやりましょうよとは言わないが、白いご飯だけでも置くと餃子定食、排骨丼、盛り合わせ丼、広がって売上が上がると思いますが。
5個餃子の最後の1個は私が箸で半分に引き千切ったので奪い合いにならず。
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ふと、ご主人が奥様にボソッと言うには、
「オイ、あれどこにいった?」
「・・・」
奥様は無言で目を移した。その目が「そこにあるでしょ。アナタがそこに置いたんでしょ」と言っていた。奥様の目線の先にご主人の探していたもの(トレイ)が重ねて置いてあったのです。
奥様は無言で洗い場に向かい、その場にポツンと取り残されたご主人は、何だここにあったのか、俺がさっき自分で置いたんだっけ?のように照れ笑いしてておった。
後でジャン妻は「ま~た何を見てたの?」
「人間ドラマ・・・」
・・・の後で自分が見た老夫婦の様子を説明してあげたら、
「イヤな人ねぇ」
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穏やかそうなご夫婦は都会暮らしに疲れて都落ちされ、温暖な伊豆高原でこの店を営み、半ば隠居されてるのかな、営業日より休み日の方が多いんじゃないかと勘ぐったら何と定休日が無いようです。(月)~(日)(祝)、11:30~15:00、17:00~20:00、ラストオーダーは15分前。
無休かよ。
ご高齢のご夫婦は、いつ病院に行くんだろうと思ってしまった。
でもこの辺りの総合病院ってどこにあるんだろう。

「Mさんはあのラーメン食べたことあるのかな」
「さぁ・・・。地元だからあるんじゃない?」
「肉が好きだから全部載ったのを食べてるかもな」
「・・・」

帰りは渋滞に巻き込まれ、家に着いたのは16時過ぎ。
「アナタがあんなヘンな橋を見に行くからよっ」(ジャン妻)
ヘンな橋のせいでも俺のせいでもいいけど。その橋を含めた追加取材がこの一連の記事Upに間に合ってよかったよ。依頼したのが3日で届いたの23日ですよ。ありゃぁ忘れてたんだろ。私が痺れをきらしてさらの履歴書をUpしたのが22日だからね。それを見て慌てて返信したに違いねぇさ。
次回のさら行きがすぐ迫っています。
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赤沢の廃ループ橋 [コラム雑記帳]

ウイキから抜粋。
『伊豆高原は静岡県伊東市八幡野地区を中心として、伊豆急行(現・伊豆急コミュニティー)が開発した別荘地。
都心からのアクセスが比較的容易で、海・山の自然が近く、それらを売りにする形で土地が分譲された。
その後は観光施設や宿泊施設が増え、地域の発展と共に伊豆高原の言葉が定着して使用範囲が広がり、観光地域の名称として使われるようになった。。。』
とある。
何処までが伊豆高原なのかよくわからないが、伊豆高原という名は地域一帯の総称であり、住所表示でいうところの地名ではない。

さらの階段の壁に、伊豆高原の観光パンフがドサドサ置いてある。
じーっと見てたらMさんが出てきて、
「何処か行かれます?」
「行かない。真っ直ぐ帰る」
「観光とかなさらないんですね」
「しないですね。直行直帰ですよ」
いつもそうです。さらに泊まる為だけに来ます。
Mさんに言われたのでパンフを1枚手に取って部屋で見たのですが。。。
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何だこれは??
惹かれるものが全くないね。
アートな分野なのは理解できますが、ろう人形や創作人形なんか不気味だから絶対にゴメンだし、陶磁、ガラス細工、ステンドグラス、様々な工房、オルゴール、アヤし気な美術館、ヘンな博物館、猫とかアンモナイトとか、妖しい少年少女?どれも全くソソらない。
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こういう世界に惹かれる人を否定しないが私は価値観が違うので否定しようがない。私みたいなのとは全く違う世界に生きる人なんだろうね。
私は地質学にも疎いので、伊豆半島が形成された過程をUpしているジオパークにもソソらない。
伊豆高原を観光地という概念から外して、渋滞等を避けたら温暖でいい土地なんだろうけど、私が興味を持つ中世のものが無いから住んでもツマンないかも知れない。
なのでさらに行く時は観光はしません。見たいもの、触れたいものが殆ど無いから。

あ、ひとつあった。
見てみたいものがひとつだけあるのです。
それは山中に放棄された建造物。

Mさんにインタビューした余談。
-宿に関係ない質問ですが、前にMさんがいた赤沢別荘地に入る山中に、崩落した赤い巨大ループ橋があるのを御存じですか?
あれの建設~崩落の経緯ってご存知ないでしょうか。何故放置してあるのだろう。
見に行ったことってあります?今行ったら危険ですかね。
Mさんはご存じだった。
「あれは昔いた赤沢地区につながる橋です。赤沢地区にお金があった頃に開発したらしいのですが、途中で頓挫しました。
135号と旧道をつなげる道だったようです。135号が台風などでよく下田方面の道が崩落するので作ろうと思ったのに残念です。
崩落したのですか?今度聞いてみます。」

赤沢(というより八幡野)の廃ループ橋は廃墟マニアの中では有名なので、各方面のサイトに掲載されたそれ以上の情報はありません。今回の記事、説明はその方面からの転載が含まれますのでご了承ください。
ただ、それだけだと記事のオリジナリティーが無いので、伊東市役所土木課?に聞いてみたら意外な答えが返って来たので後述します。
きっかけは、私自身の呟きⅡで取り上げた群馬県高崎市岩鼻にある「旧陸軍岩鼻火薬製造所跡」です。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-01-30
この記事が何故か「廃墟探索地図」という日本全国の廃墟サイトの目次に組み込まれていたのを偶然見つけた。
私のカテゴリに廃線ぐらいはあるが廃墟という分野はありません。廃されてそのまま放置してあるホテル、旅館、病院、学校、テーマパーク、トンネル、鉱山、廃道、トンネル、そして廃橋とか。そういうのは危険が伴うからね。
でも「廃墟探索地図」を見てると確かにオモシロい。夢破れて放棄された人工構造物が何かを訴えたがってるようにも見える。
「旧陸軍岩鼻火薬製造所跡」はたまたま私が群馬に住んでたから見に行っただけです。私自身はそういう世界との自動リンクをあまり気にしない方なのですが、赤沢廃ループ橋はそのサイトの静岡県廃墟地図の中で知り得た。

ループ橋(トンネルもそうだが)は高低差の大きい区間に建設する場合に採用される螺旋状(渦巻き状)に敷設した線形のこと。
伊豆だったら河津のループ橋とか走った方が少なからずおられるでしょう。トンネルなら清水トンネルとか。横浜だと湾岸線の横浜ベイブリッジから大黒PAにつながるあれです。
ループ橋は遠心力がかかって外側に引っ張られるしあまり好きじゃない。で、さらの木からほど近い山中に人知れず放置してある巨大ループ橋は1973年頃に八幡野の山間部開発事業で建設されたそうです。それはさらの木がある八幡野の海側ではなく、伊豆急を挟んで向こう山側の赤沢地区(Mさんが前にいた宿)に隣接する別荘地を開発する目的で、高低差のある山間部への連絡橋を着工したものだという。
この工事には既に住居があった赤沢地区からの着工が地域住民の反対に遭った為、八幡野に点在していた調整区域から、高低差を一気に克服するループ橋を建設せざるを得なかったというもの。
1976年頃には完成したらしい。だが1977年か78年に開発業者が倒産し、麓の開発予定区とループ橋はそのまま捨て置かれた。ループ橋を目を回しながら登った先の開発予定地も頓挫した。
放置されたままいつか橋の先端部が折れたか崩れたか、倒壊しているらしいのだ。
現在ループ橋の辺りは旧道に金属製のフェンスが禍々しく張られ簡単に立ち入りできないようになっているという事前情報であった。

さらの木から国道135号線に出て下田方面へ走らせ、左へカーヴして視界が開けたら(伊豆急行をオーバークロスする直前)すぐ斜め右の細い道に入ります。GoogleMAPには表示されます。
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富士の裾野の曽我兄弟仇討の発端でもある河津三郎の血塚を過ぎると、前方に金属製のフェンスが見えてくるので、その辺りで頭上を見上げてください。
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私は旧道から見上げただけで中に踏み込んではいません。晩秋に差し掛かっていたので草木が枯れ、見通しも良くなり、こういう散策には最も適した季節だが、傍らにいたジャン妻の猛反対にあって入れなかった。今でも反対している。絶対に入るなって。
金属製のフェンスが途切れた箇所がある。フェンスは道沿いの目立つ場所に並んで立てられているだけで、目立たない場所は隙間がある。
そこから覗いたら。。。
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「あれ、落ちてるの?」
「のようだな」
橋の先端がズドーンと落ちているようだ。
そこで足がムズムズしかけたのだが、
「止めてっ!!」
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このループ橋の先端がいつ落ちたのかはわからないです。1993年に行政が確認したとだけ。なのでさらの木の宿泊客にもキャンセルが出た平成18年(2006年)の伊豆半島東方沖地震の頃には既に崩落していたことになります。地震に関係なく自然に落っこちたのだろうか。

その筋(廃墟探検マニアの上級者)には、このループ橋を実際に歩いて、転落したら100%命を落とすであろう先端まで歩いた人もいる。そのサイトを見たら、旧道から見上げてまだ現役のような赤いループ橋もねじれて斜めって歪んでいたのがわかった。路面だけはキレイに残っていた。橋梁を繋ぐジョイントから外れてガーンと落ちていましたね。
登った人がいるということはフェンスの途切れた箇所から入れるということだが。現在もジャン妻は「入るの絶対に許さない」と言っている。
こういうものは所有者、地権者、管財人他が複雑怪奇に絡んでいるので行政は勝手に撤去できないと相場が決まっている。なので伊豆山中に眠る最大の不良物件だというが。
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現在ある赤沢別荘地は、この巨大ループ橋の先にある名鉄不動産赤沢管理事務所の方から入れるが、ループ橋の先の道や、頓挫した別荘開発予定地は自然に還っていると推測されます。タイトルには「赤沢の廃ループ橋」としましたが、現在の赤沢別荘地まで届いていないから「八幡野の廃ループ橋」ともいえます。
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Mさんはこの橋を通ったことがあるのだろうか。さらの前にいた赤沢へはこの橋を利用して行き来していたのだろうか。
仕入で急いでいる際、タイヤを軋ませながらワイルドスピードしていたりして。聞いてみました。

-廃ループ橋見に行ったんですよ。金属製のフェンスが張られていました。中には入っていませんよ。下から見上げただけですが、Mさんてあの廃ループ橋を通ったことあります?
「ないです。あれは通れないと思います」
-あの橋を通って赤沢を行き来していたとか?
「それもないですー」
失礼ながら、Mさんのご年齢から逆算した年代と、橋の建設&崩落推定年を比較したら、Mさんがあの橋を渡ることは時系列的に有りえないんだけどね。
-では前にいた赤沢の宿にはどのルートで行き来されてたんです?
「国道135の旧道です。さらからだと下田方面に下って赤沢観音を右折するとそこが旧道です」
私がループ橋を見に国道から逸れた細い道がそうらしい。では何処から上がったのか。
-私が調べたところ、赤沢地区はループ橋の先にある○鉄不動産赤沢管理事務所の入り口しかないようですね。そこから山に上がってたのかな?
「仰るとおりです。どうやって調べたのですか?すごいですね。」
-そこまで走らないとUターンできるスペースがなかったんですよ。赤沢は地図で見るとそこだけで閉じている世界のようだし。別荘関係者しか立ち入り出来ないってことないですか?
「そこは別荘関係者のみ入れますが、実際は会社の寮やペンションも数件あるので関係者以外も入ってます。」
-知人であの橋を通った方っていますかね?
「赤沢の長老に聞いてみますね」

(この後、Mさんがさらの前にいた赤沢の宿にも触れたのだが今回はあまり取り上げないでおきます。基本はさらと同じ路線だったようです。源泉も同じで、現在のさらより少し大きめの丸い浴槽があり、8室をおひとりで営っていたそうです。山なので凍結するし、雪も降ったとか。)

赤沢の廃ループ橋についてMさん以外にも裏を取らなくてはならない。
八幡野や赤沢は伊東市なので、ブシツケなことに伊東市役所に電話してみた。
話の切りだし方は「神奈川在住で赤沢別荘地に興味のある者ですが、あの辺りに行く道路についてお伺いしたいのですが、わかる方をお願いできませんでしょうか?」と丁重に丁寧口調で言いましたよ。
ループ橋イコール赤沢に興味があると言っても100%ウソじゃないよね。
受付交換の女性は戸惑い気味ながら「では土木関係におつなぎ致します・・・。・・・つながりました。どうぞ」
道路担当者に代わった。
「赤沢別荘地に所用があるのですが、あそこへはどうやって行けばいいのですかね」
「国道135号線の旧道を入って、そのまましばらく行くと管理事務所があります」
「あの細い道ですね。で、別荘地は〇鉄不動産の管理事務所のある辺りからしか入れないんでしょうか」
「そうですね。管理事務所のある入口のみです。そこに何かの御用がおありですか?」と来たモンだから、「中に知人がいるので、ものを届けたいだけなのです」と答えた。これ100%ウソ、大嘘です。話を引き出す為にデッチ上げただけです。そこで本題に転じた。
「あの旧道を走る途中に、デカくて赤いループ橋のようなものがありましたが、あそこから上がれないのですか?」
「ええっと・・・ループ橋?」
そこで戸惑ったような声音になった。
「途中にありますよね」
「ああ、あれはですね。入れません。あそこからは入れません。つながってないんで」
「つながってない?」
「そうです。つながってません」
「落ちてるようにも見えましたが危なくないですか?」
「というか・・・あれはまだつながっていないんですよ」
「つながっていない?」
「そうです。道路としてつながっていないのであそこからは入れません。途中なんで・・・」
「途中・・・」
「ハイ」
「わかりました。ではそのまま真っ直ぐ行って管理事務所から入って、出る時もそこから出るしかないのですね」
そう言い直して質問を締めた。途中でウソ言ってゴメンなさい。お忙しいところをありがとうございました。

でもそうきたか。つながってない?途中?
上手い答えだな。建設途中であるという位置づけになっているということか。もしかしてまだ開発免許が失効していないのか。
でもお役所としたらそういう風にしか答えようがないんだな。ループ橋が上がった先の別荘開発予定地が頓挫したのだから道として「つながっていない」のもある意味では正しい。
道の先は自然のままなのだから。開通していないのである。
途中とは建設途中なのではなく、途中で放棄したとも受け取れるが。まぁ聞いて欲しくないことを聞かれたのがホンネでしょう。
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TBS噂の東京マガジン噂の現場で観たのだが、崖が崩れて隣接している家屋が生命財産の危機に晒されていてもその崖の所有者の承諾を得ないと補修できないそうである。でも所有者の行方がわからないとかそういうのを見たことがる。
誰も住んでいないのに長年放置されている廃屋なんかもそう。地権者の承諾を得てからでないと撤去できない。このループ橋もそれと同じような位置づけなんだろう。
ループ橋を建設、放棄した業者は倒産したらしいが、その後にこの橋を何処が管理しているのか、そもそも管理しているかどうかもわからない。でも公的には手を付けられない、だから「つながっていない」「途中である」としか言いようが無いのでしょう。

このループ橋に足を踏み入れた方たちのサイトを見たら、ループという形状のせいか円の内側にねじれているように見えた。内側に引っ張られていた。旧道側に落ちて来る可能性も無くはないが、今後また崩落が進むとしたら旧道から見て向こう側、山側に橋の自重がかかりそうである。
現在の廃ループ橋は開発の夢頓挫した恨みを秘めたまま、そこに侵入できないように簡易フェンスが張られ、赤沢山中に置き捨てられたままになっている。
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ローズテラスカフェ [Cafe]

チェックアウトしてさらにくるまを置いたまま徒歩で伊豆高原駅の方へ歩いた。
区画の広い敷地の別荘が点在している。人気の有るものや無いものまで。
「別荘ってのは人は常時住んでたら別荘でなくて住居の位置づけになるのかな」
「さぁ・・・。住民票を移せばそうなるんだろうけど」(ジャン妻)
「住んでないなら誰が管理、掃除するんだ」
「・・・」
バブル弾ける前、ジャン妻父(私の義父)は伊豆熱川と信州望月に別荘を持っていた。私も利用したことがあるが、結局は手放した。

何処も同じようにゴツゴツ積んである岩壁を見ていたら、頭上から声がかかった。
「何を見てるんだい?」
婆さんだった。
「何処に行ってもこういうゴツゴツした同じような石ばかりで」
「それは溶岩だよ」
「溶岩?」
「中には高い石もあったんだけど、他所から来た悪ぁるい人が持ってっちゃったの。今残ってるのはそんな石ばっかりだよ。悪い人が多いんだこの世の中には・・・」
ダラダラ愚痴でも聞かされるのかと思ったら、Mさんがくるまで追い抜いていった。追い抜き際に私らに声をかけたので、そのタイミングで婆さんとの会話は終わった。
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ラウンドアバウト(環状交差点)がある。
さらのある八幡野別荘地には、稀にこういう交差点があります。道路を中央部に円形の島を設けて、くるまは左側通行(時計回り)で走行するもの。そういうルール決めなので信号機が不要なのです。
その向こう側にマタンゴ?巨大キノコの小屋があった。
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くるまで私らを追い抜いたMさんが先入りしている。
ここへ来る前、ジャン妻に「別にカフェなんぞに行かなくても。さらのダイニングで紅茶かコーヒーでよかったのに。その分金払えばいいんだから」
このブシツケな言い草にジャン妻は呆れた。
「宿は宿、外のカフェにも行ってみたい、紹介したいというMさんの気持ちがわからないの?」
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カフェなのか、レストランなのか、雑貨屋なのか、それらを全部兼ね備えた店?
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白壁には陶器のディスプレイが。
これらの解説もMさんから聞いたのだが私にはチンプンカンプンだった。私は美術系に疎く、手先も不器用なので創作工房にも向いてないし、日頃喫茶店はおろか駅カフェにも行かないので。
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私の嗜好じゃないこういう店で何をオーダーしていいのかわからないので、ココアなんてものを。
「珍しいわね」
「だって珈琲昨日飲んだし。紅茶はさっき飲んだし」
何を飲んでいいのかわからなかったのである。
小皿にある丸いの。甘かった。何なのかわかんなかった。
店主が持たせてくれたのだがMさんにあげちゃった。
「いいんですか?甘くて美味しいのに」
「いらねぇこんなもん。あげます」
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前にMさんがいます。ジャン妻から「Mさんにお話、相談したいことが・・・」と持ちかけたのです。同年代の女性として。
実はジャン妻は昨年の秋に、これまで10数年勤務した現在の会社を去る決意を固め、既に出すべきものを出して上司の預かりになっている。
過去にも何回かそういう発作があった。これまで私は2016年までは何回も止めたのだが、今回は私も70%ぐらい納得したので引き留めなかった。
これまでのキャリアから完全に足を洗うに当たって、過去に同じ経験をしたであろうMさんに意見を求めたのです。Mさんだからこそ相談できるというか。
今の職場の雰囲気への不満蓄積もあるが、ジャン妻が今までやってきた業務は、女性が60歳の定年になってもまだできるのか、と考えた場合、その時になって彼女自身の手許に何も残らないという。
Mさんはご自身の経験を基にお話ししてくれた。
「わかります。私が会社勤めでやっていたことは私以外の誰でもできる事でしたし、私自身スペシャルスキルがあるわけではないので、もう少し年齢を重ねたら厳しい状況になるかしらと漠然と思ってましたね。で、ある時、まぁ40歳になってからですが、今しかないて思って。
その時は行き詰まりを感じたという方が正直なところかもしれません。ですから〇〇さん(ジャン妻のこと)のご決断もよくわかるんですよ」(Mさん)

好意的な意見でジャン妻は嬉しそうだったが、後で私は「Mさんが言ってるのは成功者の視点だぞ」と釘を刺しましたがね。
自分に都合のいい意見を聞きだしたかったんだろうかね。

同年代の女性同士の会話なので、私はあまり口を挟まなかったが、
「旅行って距離に関係なく日常からの脱却そのものですよね。Mさんが仰っていたなかで『今はたまの休みでどこか他の土地に遊びに行っても帰ってくる場所が同じような自然豊かな場所だから、帰り道に悲しくなることもなくなりました』というのがすごく印象に残っていますよ。」(私)
「住んでるのと働く場所が伊豆だから?」(ジャン妻)
「そう。だって伊豆だも~んって。キャハ(笑)」
この時のMさんの表情は少女のようだった。
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-いろいろ根堀り葉堀り聞いてすみませんでした。最後にさらというよりも私自身のことなのですが、他の宿泊客の方で私を見た方が「アイツは誰だ?もしかしてBlogの?」のように聞かれたことってあります?
自分自身のことで恐縮だが、船山温泉では稀にそういうことがあるらしいのだ。Blogger冥利ともいえるが。下手なこと書けないよな。
「おそらく・・・皆さん・・・もしかしてって思っておられるとは思いますが。ズバリ聞かれたことはないですね。でもジャンさんのBlogを見て来ましたという方は少なくないですよ。海外の方までいます」
-えぇ~っ、私のBlogって海外でも見れるのか?話、盛ってません?
「笑、最近では遠くはアメリカ、そしてイギリスから来てくれましたね。」
海外?俄かには信じ難いが、ジャン妻が言うには「今の時代は世界で見れます。海外にいる邦人は検索します。」とのことであった。一般常識のように言われたが私は海外なんて行かないし。

「さらのように、旅行会社に殆ど露出していない宿はジャンさん他、有名ブロガーさまの紹介が広告になるようです。あ、そうそう、お客様からは聞かれたことがないのですが、台風で壊れたボイラーの修理に来た業者さんが『船山温泉のブロガーを読んだら、あーこれはさらの木のことが書いてあるって思った。どんな人なんですか?』って聞かれてびっくりしましたよ。」
「どんな人って?毛が無い人(笑)」(ジャン妻)
「無いんか俺は?Mさんがそんなこと言うわけないだろっ」
「ジャンさんの人生模様が面白くて楽しみにしてるそうですよ。ジャンさん転職ですね。」
ここでMさんは誤字しています。転職ではなく、正しく充てるなら天職だと思いますが。
私のことをストーリーテラーとも仰ってた。どうもMさんは、フロムザスクラッチだのブレーンストーミングだの、私の知らない外国語がカタカナ日本語に化けた用語をたくさんご存じのようである。

-さらだってBlogあるじゃないですか。
「さらのブログは全く更新していないですもの。」
-あのぶっちの記事はよかったですよ。泣けたし。
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もうすぐ10年 [さらの木]

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まっこと失礼ながら、私はさらで出されるパンとデザート類(ウエルカム)は既製品だと思っていた時期がある。それもかなり近年まで。
「Mさんの自家製よっ」(ジャン妻)
「そうなのか?何でわかる?」
「見ればわかるじゃない」
見てもわかんない。では聞いてみましょう。

-パン、デザートも自家製ですよね。
「そうです」
-いつ焼くんです?
「パンを焼く日は5時頃からセットして・・・」
ここで私は遮るかのように、
-えっ?5時から?Mさんて何時に起きてるの?
「5時半から朝ごはんの仕込みなんですよ~。」
-そりゃ早いな。
「パンは20分こねて1時間発酵させて焼くのは10分ですね。
いろんな種類のパンを作るので、休みの日に沢山作って半焼き状態で保存します。(土)(日)は朝からパンをたくさん焼いてます。
それと併せて朝ごはんの準備をします。」
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-私は御殿場ソーセージとリゾットが大好きなのですが、あのソーセージは何処で買えるのでしょうか。わざわざそれだけの為に御殿場まで行くのもね~。
「御殿場ソーセージという名前で近くのスーパーで売っています。あとは御殿場ソーセージではなく、やはり近くのスーパーで、米久のソーセージもよく使います。美味しいです。買っておきましょうね今度。」
御殿場ソーセージ以外にも朝から焼き鳥が出たことがあるし。やっぱりMさんは肉がお好きなんだな。
でも普通のハムエッグやベーコンエッグだと家と同じになっちゃうから、そこは意識して変えてるんだと思うな。
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-ウエルカムと食後のデザートは?
「デザートは1日おきくらいに作ってます。連泊の方、常連のお客様がいらっしゃるのでいろいろな種類が必要です。今日はパイ、明日はプリンと作っていきます。もちろん全部手作りです。」
-もしかして私の大苦手なあの拷問ヨーグルトも自家製なのですか?
「拷問・・・(笑笑笑)身体にいいのに・・・。あのヨーグルトの種は15年以上の強者です。自家製です。一日おきに作ってます。」
15年以上の強者とはどういう意味なのだろうか。私がノーサンキューですよ。

-だけど僅か2部屋とはいえ、夕食・朝食・デザート・パン、それもALL手作りとなると、やはり仕入と仕込みがタイヘンそうですね。
「お客様がチェックアウトされた10時過ぎから仕入、昼過ぎから仕込みですね。
休みの日や予約が無い日は一日中仕入れと仕込みです。遠方まで仕入れに行きます。普通往復40km以上はかかります。」
女性が一般道で往復40kmだと結構な距離だと思う。
「仕込みも休みの日は普段作れないソースやジャム、いろいろな料理の素を仕込みます。結構一日中やってます。気が付くと夜9時頃まで仕込みをしていたりするので、普段の日より働いてしまいます。」
いるんだよな~仕込みが好きな料理人って。
静岡市内の廃屋酒場の主人も「接客より仕込が好き」とか平気で言ったりするしな~。

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ここで食べるものと関係無い小質問を。
-2階のベランダが解放されている足元と、1階デッキ出入り口の足元に白い粉のようなものが撒かれていますが。あれは虫よけですかね。
「はい虫よけです。森が近いので毎日虫との戦いです。あれは食べてしまうといけないものですが、人体にふれてもまったく害のないもので、ペットが口にしても大丈夫の粉です」
前に森があるから虫との戦いか。虫以外にも蜘蛛とか。2階のデッキテラスを支える柱にクモの巣が張って、Mさんが庭に仁王立ちしながら、物凄い形相で見上げてたのを見たことがある。
「何してんです?」
「あ、ごめんなさい、このクモの巣をどうやって取ろうかなぁと思って」
敷地内や宿内に襲来する虫、蜘蛛には容赦ないらしい。私は蜘蛛は害虫を捕食するものと思っているので家の中に蜘蛛がいても全く気にしないが宿ではそうはいかないのだ。
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-ひと月に何回くらいお休みされているんですか?(ジャン妻)
「2017年から月に5回は休むようにしてます。殆ど会社員時代と同じくらいお休みいただいてます。忙しい時はその限りではありませんが。」
さらはクリスマスイブの辺りから正月の連休明けまで無休だったそうですが、ここへ来る前にいた赤沢のペンションでは8室をひとりで切り盛りしていたので、その頃はもっとキツかったらしいのだ。
現在も朝は早いが、中休みは必ず取るそうです。可能な限り必ず午睡をするか眠れらなくても横になるとか。
一度、寝過ごされたのか、チェックインしたら寝起きの表情で、髪ボサボサで出て来たことがあるからね。

-過去に今回のようなブシツケな質問されたことってあります?旅行会社、雑誌社の取材とか。
「ブシツケではないですよ~。こんな小さな宿に興味を持ってくださってありがたいです。
以前、じゃらんネットで宿大賞とかに選ばれたことはあります。取材が来ました。写真を撮って記事にしてました。でも最近はじゃらんのお客様が殆どいないので、そっちでの口コミもなくなりましたね。」
-民放の温泉番組に出ませんか?のようなお誘いは?
「一度ありましたがお断りしました。宿をやっている先輩たちに聞いたのですが、一度出ると何度も声がかかるのですが、その時だけ騒がれても常連様に迷惑がかかるとか。」
-まぁ2部屋ですからこれ以上ブレイクしようがないしね。
療養され、部屋が3部屋→2部屋になったことで、ひと段落したのかも知れない。
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今回の一連記事に挿入したインタビュー形式はMさんの了承を得ています。
Mさんは遠慮深いようでアピール上手で、こちらが聞きたいポイントを押さえて理解され、裏付けまで丁寧に回答して下さった。
オフレコの内容もオモシロかったんだけどね。

-あとどれくらい宿を続けられます?
「出来る限り続けたいです。ようやく10周年。でも10年ぐらいじゃこの業界じゃヒヨッコなんですよ」
-でもよう頑張りましたね。
「笑、そうですね。気が付いたらきてしまいました。
私のできることは何かしらと考えたとき、昔から大好きだったお料理と、お客様に喜んでもらいたいとう気持ち、そしてどこか自然の豊かなところに住みたいという夢がひとつの道につながったのかな~と思ってます。」
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何故2階ベランダに風呂があるのか? [さらの木]

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さらの風呂は2階の客室ベランダにある。
インタビュー続く。
-風呂を2階のテラス、ベランダに設置したのが斬新です。あれはMさんの発想?
「アイデアを私が箇条書きにして設計士に頼みました。あとは昔からの友人でもある設計士が形にしてくれました。」
-他に設置する場所もないですしね。大浴場なんか無理だし。
「それもあります。正直言いましてそこしか場所が無かったんです。それとカフェ時代に2階に住んでいたので、2階からの森の景色に見て、お客様にはこの景色を見ながらお風呂に入っていただきたいと思ってました。」

-2階テラスに配管や浴槽を設置するとなると、それ相応の強度が必要かと思いますが。
「温泉が満水の時、そして地震の時と全ての強度を計算しています。」
前は3部屋で丸湯が3つあったわけし。伊豆は地震多発地帯でもあるので揺れによりガタがくることもあるので、補強工事や修理工事の繰り返しになるという。

-温泉は何処から引いているのですか?
「八幡の源泉です。八幡野のウチからすぐ近く、1km以内に温泉タンクがあり、八幡野の別荘地の各家にパイプで供給しています。
-源泉は何℃くらいですか?
「源泉は60度くらい。冬は宿まで引いて来る間に供給される温度は40℃くらいに下がります。夏はすごく熱いです。
さらでは一旦タンクに入れて、また温めて適正温度にして客室に送ってます。ですから2度刻みくらいで温度調整が 可能です。」
-沸かす燃料は重油?軽油?
「灯油です。温泉の温度は高いですが、今言ったような理由で一定に保つためボイラーが必要なのです」

灯油か。船山温泉と同じだな。あの宿には小型のタンクローリーが出入りしていたが、さらもタンクローリーで運んでくるという。
-でもさらの裏方にタンクローリー入れないでしょ。私はMさんがGSまで出向いてポリタンクで購入するのかと。
「私がポリタンクで入れてたらそれは大変な量です(笑)。 業者が定期的にタンクローリーで入れに来ますよ。長~いホースで入れてます。」

八幡野一帯に温泉を引くパイプラインが通っていて、全ての別荘で使えるそうだが、使用するにはクリアしなくてはならない条件が幾つかある。あくまで仮定の話で聞いてみた。
-例えば私が八幡野温泉別荘地に家を建てたとして、温泉を引くにはどういう手続きが要るのでしょうか。
「温泉を引くには権利金を払って権利を別荘管理会社から買います。あとは温泉使用料と商標使用利用も。権利金以外に5年おきの更新料もあります。別途1年に2回の温泉管理費用もかかりますね。」
審査とかもあるのだろうな。毎日定住するのか、別荘だからある一定の決まった時だけ住むのか、そこで何かを営むのか、のように。

-私の中で、小さいけれど最大の謎がこれ。夕方18時に給湯が止まるでしょ。「夕食ですよ~下りてきてくださ~い」の合図のように。あれはMさんが手動で止めるのですか?
「そうです。すみません(笑)」
-あれ最初の頃「なかなかやるな~」って思ったの。あのアイデアは刻限が来ても下に下りてこないのに業を煮やしてわざとそうしたとか。
「燃料節約のためです(笑)ですが手動で止めるとお客様も気が付いて降りていらっしゃいますね。」
-まぁ確かに食事中は誰も使わないし。船山温泉も夕食の時間帯は掃除しているしね。では夜の24時に給湯が止まり、朝の4時頃かな?またチョボチョボ給湯がスタートするのもまさかMさんの手動ってことはないですよね?
「タイマー機能があります。お客様によって時間が変えられます。お客様によっては12時には止めてくださいと言われるし、注ぐ音で寝られないという方にも希望時間に応じて設定しています。
〇〇さん(私のこと)のように何もご希望が無ければ、お休み中の1時過ぎから4時ころまで止めさせていただいてます。」
(2018年1月25日追記 Mさんが以前いた赤沢の宿には、現在のさらの湯のモデルとなった?ま~るい露天風呂がある。それをパクったな?)

さらの湯は私が上がった際にジャバジャバ勢いよく注がれる。そのセンサや仕組みは船山温泉(静山の露天、渓流の露天、清水、二人静と同じような仕組みだと思います。

-余談ですが、船山温泉のT館長はさらの木をとても高くかっていますよ。うち(船山)とは路線が違うけど、あれだけの料理をひとりで生み出すのが凄いって言ってた。
あそこ(船山)は源泉が低いので、同じ沸かし湯なのも親近感があるみたいです。「さらの木さんも原油が値上がりすると厳しいと思いますね」とも言ってたな。
「船山温泉様の恐れ多いお言葉ちょっと恐縮です。でも確かに船山様の仰るとおり、原油と金目がこれ以上値上がると大変です。」
ただ、同じ沸かし湯でも船山とさらとでは事情が違う。船山は源泉が低い(17℃)からだが、さらの場合は源泉から引っ張ってくる距離が長いのと、季節によって温度が上下するので客室では一定の温度を保つためだという。
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森を眺める為に湯から出たら全身が曝け出してしまうことになる。湯船から木々や空を眺めるだけでも充分だが、惜しむらくは電線がジャマだな。
その森、稀に目の前の森からふくろうの声が聞こえたりする。
生き餌を好むふくろうがいるということは小動物もいる訳である。
-宿の敷地内に大型の動物が迷い込んだことってあります?鹿とか。
「敷地内にはリスぐらいでしょうか。前のペンションの時は、鹿や猪も来ました。可愛かったですね。」
リスは見たことがある。大室山から下りてくるそうである。

-何かこの宿で不思議な体験をされたとか、現象があれば教えてください。
例えばある常連客がお泊りになると何処からか必ず決まった動物が現れるとか。何かが起きるとか。こういう怪現象は山の宿、それも夜におきるそうですが。さらの木では無いかな。
「さらでは無いですね。怪現象は大好きなのですが。興味深いお客様はたくさんいらっしゃいますけど。私もお客様に取材したいくらいです。お話今度聞かせてくださいって。」
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フロムザスクラッチ [さらの木]

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-食材の種類がたいへん多いようですが。
「そうですね。それでいて家庭料理のような料理で食べる場所も小さいし。もしかすると皆様のご自宅よりずっと小さくて。自宅のほうがずっと大きいとよく言われますよ。笑」
-仕入が大変でしょう。何処まで行くのですか?
「本当にあちこち行きます。野菜は熱川、下田、伊東、大仁まで。魚は大体は伊東や地元の魚屋さん、河津、下田漁協まで。
お肉は伊東のスーパー、大仁の伊豆牛肉とか。それ以外に冷凍の海老などは冷凍食品の業者さんから仕入れます。
お刺身やサザエは近くの魚屋さんから仕入れて貰ってます。このお魚屋さんは小さいけれどとっても信頼のおけるお店です。種類は少ないですが新鮮さは間違いないです。」

-お料理は自己流と伺っていますが、修行したことないのですか?
「自己流なんです。本当に修行したい気持ちはあるのですが。
さらの料理はすべて手作りなのです。フロムザスクラッチといいます。材料から最初からすべて手作りで作ります。
自分が食べたいものを、安心できる材料を使って食べていただく方のことを考えながらメニューを作ります。
毎日のメニューブックもつけています。技術は拙いのですが、心を込めてすべて手作りということ。それがさらの 唯一の得意なことかな~と思っています」

ブレーンストーミングに続いて今度はフロムザスクラッチか。
Mさんて日本語より外国語の方が得意なんじゃないかな。

-ご自身で作られる料理で何が得意で自信がありますか?
「金目の煮付かしら。」
キンメか。意外なお答えだな。
「ブルーベリーポピーシードケーキかな。全ての出汁の基本になるハッポウダシかな。」
ブルーベリーポピーシードケーキ?
(ハッポウダシは何故かカタカナだった。)
「私のは薄目に仕上げていますから、最近のお客様のお好みに合うようですね。金目は10年間毎日煮てきました。金目の鮮度も産地もすぐにわかりますよ。
〇〇さん(私らのこと)は召し上がることがあまりないですけどね。」
キンメの煮付、まるまる一尾だとそれだけでお腹一杯になってしまうのだよ。飽きちゃうんだよね最後の方は。

-では中華はどうです?春巻以外の中華料理は出たことないような気がしますが苦手じゃないですよね。ホントは得意なんでしょ?
「家庭では中華は得意なほうでしたが、店を始めて中華を作る機会が減って、もうあまり上手ではないかしらと思ってます。
自分のために作る時間があまりないのですが、マーボー豆腐やチンジャオロース、八宝菜、チャーハン程度の家庭料理は作れます」
でもそういうのは他所でも食べれるしね。前菜に活かせるものを少量でお願いしたい気がする。次に突拍子もない質問をしてみた。
-手打ち蕎麦とかどうですか?
「蕎麦はまったくできません。ごめんなさい。」
そこまでやっちゃうと路線逸脱かな。

-いつの頃からか、時折お裏方(厨房)から女性の声が聞こえるようになりましたが。影のスタッフがおられるとか。
「毎日ではないのですが、近所にお住まいの女性に手伝って貰ってます。仕込み、盛り付け準備、皿洗いなどです。ほどほどに手伝ってもらってます。」
-そのスタッフも調理するとなると、今のMさんは料理を監督する立場になりますかね。
「監督ではなく一緒に仕込みをしたりしてます。手早い方なので助かってます。」
年配の女性?
洩れ聞こえる声を聞くと確かの年配の女性のようだが、私は1泊した翌朝、若い女性がのっそりダイニングに現れて、ボソボソッと「ありがとうございました」と言われたことがある。
あの女性は何者だろう?

-お酒はどっから仕入れてるの?
「伊豆高原の酒屋とインターネットで仕入れてます。〇〇さん(私のこと)がお飲みになる「正雪」は地元では入らないので、ネットで仕入れてます。」
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-今の私らには程よい量ですが、最初の頃から来ているお客さんも、今後は少食になっていくのでしょうね。
「そうなんです。私もあれも出したいこれも食べていただきたいと思っていつも料理が多くなりすぎて、結果お客様が多すぎると最近よく仰いますね。
私も少食の方なので。残すのは嫌なものです。そのお気持ちを考えて今後はもう少しメニューも考えていきたいですね。美味しいと仰っていただいても、あまり多いとね。」

Mさんが少食ぅ?
そうかなぁ。崎陽軒のシウマイをひとりで全部食べちゃったじゃないか。
私はMさんは肉食だと思ってます。動物性蛋白質が多いディナーだからね。
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さらの履歴書 [さらの木]

今から10数年前。
ひとりの女性が人生の転機に差し掛かり、今しかないと決断をされた。
「都会で日々会社の業務に追われ、休日に旅行に行っても帰りが哀しいの。そういう日々を、自分の置かれている環境を変えたいわ。」
日々会社業務に縛られて休日に楽しみを求めるよりも、その休日の楽しみそのものを自分自身で実践できないかと思ったのです。
休日の旅行は楽しいがそれには必ず終わりが来る。旅行前の日常に、現実に戻らなくてはならないのである。
だったらいっそ、その休日に訪れる世界へ飛び込み、そこで働けばいいのではないか。
「でも、自分に何ができるかしら。
自分の得意なものを活かして、働きながら喜びに浸れるものって?」

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ではさらのオーナーシェフ、Mさんにご登場いただきましょう。
「若い頃、ホテルの観光業(接待)に携わっていたことがあります。お客様に喜んでもらうことが本当に楽しかったのです。私はこれが向いているのかな~と」
-だったらそのままそのホテルで働いて業界にいれば良かったのにさ。
「でも、そのホテルって日本ではなく海外だったんですよ」
-へぇ、海外だったんだ。
何処の国かは伏せます。Mさんご本人の希望です。
それと、子供の頃から料理が好きだった。
「お料理は子供のころから好きでした。小学生の頃からピーチパイなど外国の香りのするものに憧れて作っていました。両親ともに働いていたので、子供のころから弟のお弁当も作っていましたね。他にあまり得意なことがない自分でしたが、料理は子供ながらに得意かな~と思っていました。」
Mさんは決断した。会社をお辞めになった。
そして海外も含めて自分の次の居場所を探した。いろいろ見て廻り、伊豆高原を選んだ。
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-さらってOPENして何年になります?そろそろ10年?
「2008年5月オープンですから、今年が10年目になりますね。」
-ここ(八幡野)以外にも候補地があったのですか?
「京都、那須、軽井沢も自分の中では候補でした。食材が豊富で暖かい土地を選びました」
-那須は冬は寒いかもね。でも伊豆高原には他にもた~くさんライバル、競合があるじゃないですか。
「八幡野はペンション激戦区ですが、それはそれで逆に励み、強みになると思ったのです。〇〇さん(私のこと)から見たら、伊豆ってどう見えます?」
-伊豆ねぇ。何処も同じかなぁ。
私は観光地としての視点で言った。
「伊豆のこちら側(相模湾)って、〇〇さん(私のこと)のような都会の方から見たら熱川も稲取も下田も伊東も八幡野も全部同じと思いがちですが、熱川から先は買い物も大変なのですよ。
雨が降ると交通規制があるし、土砂崩れもするし。最初はそれがわからずに、ここから反対側にある赤沢という地区の、山の上にいたのですが・・・」

赤沢はさらの最寄駅、伊豆高原駅から先の右手、山の上の別荘地です。

-赤沢ですか。前にご主人から、山から下りてここへ来たって聞いたことがありますが。
「ハイ。そこで3年ほど頑張りました。赤沢の山の上は人里から離れていいところでしたが、山を下りて日々の仕入れに行くのが大変だったのです。
夏は毎日満室で山から一歩も降りられず、仕入れを店に頼んで持って来て貰っていたのですが、やはり自分の目でその日の品物、魚とかを見ないと好きな料理が作れないのです。」
-赤沢の宿はどれくらいの規模だったのですか?
「8室でした。その頃はまだ若かったのもあって3年できましたが、終わりの頃には体力的に限界でしたね」
-で、山を下りたと。
「はい。赤沢の山を下りて八幡野に来ました。八幡野はいいところです。自然も豊かで利便性もあり、住んでいる人も都会から来た人ばかりなので干渉もないし。」

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-さらは以前喫茶店だったと聞き及びますが。
それも前にご主人から聞いた。現在、さらの庭に往時の駐車場の跡が残っている。
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「以前はビーンズという名前で、なんでも作るランチカフェをしてました。」
-ビーンズぅ?
「特になんの意味も込めなくてネーミングした店で・・・」
-流行ったのですか?
「それなりに常連さんも来てくれてましたが、宿よりも一人では出来ないことがたくさんありました。好きな料理を作ろうとしても仕入れの予算に限界があって妥協しなければいけないのです。例えばアップルパイ一つ作るのもよいりんごが高過ぎて提供できないのです。」
-それが何でカフェがお宿になっちゃったんですか?
「赤沢で宿をやっていた時に思ったのですが、お客様がお着きの時に少しお気に召さないところがあったとしても、せっかく来ていただいたのですから来てよかった~と思っていただけるよう必死に挽回の努力をさせていただくことで、お帰りには笑顔をいただけるときがよくありました・・・」
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Mさんが仰る「お気に目さないところ」「挽回の努力」の意味について私の想像で言わせていただきます。赤沢という場所は山にあるので、宿入りする際に道がわかり難いとか、狭くて細いとか、伊豆高原駅への送迎の不具合のことを仰っているのかと思う。
レストランと違って宿へ着いてしまえばそこでの滞在時間は長いから、最初は意に沿わないところがあっても、チェックアウトまでには他のもので挽回できたということではないか。
だがカフェやレストランだと、お客が口にするもの、食事、料理、味付けには合う合わないがあるし、限られた滞在時間の中では挽回するチャンスが少ないというのでしょうな。

「レストランでは拙い私の食事がお気に召さなかったとき、他の点で、まあこれでもよかったかな~と思っていただけるように持って行く(挽回する)のが難しいんです。
宿は少なくと12時間はありますから、その間にお風呂やお部屋 その他できうる限りのその方にあったサービスをさせていただくことで、トータルで満足をいただける可能性がありますからね。
やはり私のような者には宿のほうが合っているのかと気づくのに半年ほど時間がかかりましたが、すぐに決断してさらの木への転業に踏み切りました。」

(2018年1月25日、2月12日追記。さらのMさんが以前いた赤沢の宿は、赤沢別荘地のドン詰まり奥にあった。
ただでさえ赤沢別荘地は最寄駅から遠く、伊豆高原駅と伊豆大川駅の真ん中にあるといっていいぐらいの位置で標高差もある。カーナビにも表示されないそうである。
この宿は現在も現役だが、いつかMさんのご迷惑にならない範疇で触れたいと思います。)

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-さらって、ビーンズ時代から持ち家でしょう?借家じゃないですよね。
「持ち家です。ビーンズから新築で作りました。最初の時点では殆ど持ち出しで借金はなかったのですが、その後にほぼ全面改築してさらの木を作ったのです」
ということは最初に新築して宿に改装となると、最初から2度連続して工事をしているのか。結構な金額らしいな。3部屋→2部屋に改装してるし。
伊豆は地震が多く台風も来る。2017年も台風で「ゆずりは」のベランダ板がフッとんだそうです。
以前も割れて水漏が発生したことがあるそうで、今後も宿のメンテナンスを含めて補修、修理、改装の繰り返しになるという。
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-ではさらの木、このネーミングはどなたが?
「ネーミングは前のカフェレストラン時代に、お店のお客さんや家族でブレーンストーミングして決めました。」
ブレーンストーミング??
初めて聞いたな。要は結論を先に出さないで複数であーだこーだと意見を言い合うスタイルらしい。
自分で決めるより、第三者に委ねて決めるようなもの。
会議とも違う。先に結論ありきでもないらしい。
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-例えば、松の木、モミの木、じゃなくて、さら(紗羅)の木なのは何故です?
「私はコヨーテや小さな魔女という名前に憧れていたのですが・・・」
-コヨーテぇ?魔女ぉ?
「でもコヨーテや魔女だともうすぐ中年になって・・・もうなってますけど(笑)ホントに魔女やコヨーテになるよと言われました(笑)
-そうだね。もうなってるかもね(笑)いやいや冗談ですよ。
「笑、他にもミッシェルとか、さくら、とかが挙がって、その中にさらの木があったのです。さらの木って伊豆の多くの家庭で育てていますよ」
-へぇ。で、コヨーテや魔女でなくて、さらの木になった理由は何です?
「私は自分の趣味や信念、理念をお客様に押し付けるのが苦手でして。真っ白な、まっさらな、これから来てくださる お客様の色にしたい、いろんな虹色に染めていきたいと思っていました。そこでいちばんさらっとした、あまり押しつけがましくない名前にしたのです。ひらがなにしたのもそうです。
さらっとした、さらの木です(笑)」
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-玄関にあるパンフはまだ3部屋当時のものですね。
「そうなんですごめんなさい。たくさん作っちゃったので・・・」
-やはり3部屋と2部屋とでは負担が全然違いますか?
「全然違いますね。2部屋になってチェックイン時だけでもずいぶんと楽にはなりました。宿の女将としての役目を果たす時間がほとんどないのです。」
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-何処か他の旅館や料理店修行されたことは?
「いえ、修行したことはありません。旅館の修業は今後も行けないかもしれません。お料理の修業は将来少しお休みして、行きたいと思ってますが・・・」
-いやぁ、もう修行に行く必要ないんじゃない?今だってそれなりに女将さんしてるでしょ。
「いいえ、女将としてよりも仕込みに時間がかかるのです。なので3部屋ではおもてなしをさせていただく時間がほぼなくなってしまします。今でも足りていませんが、走り回らなくてもよくなりました。そして最近はとてもよく休ませていただいてます。」
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-宿を運営するにあたって、困った時にどなたか相談されるブレーンの方はいるのでしょうか?
「宿をやっていた先輩がいます。一般的なことは母が強い味方です。」
(旦那さんの名前は出ないのかな。)
-じゃぁ風邪ひいた時ってどうするんです?
「基本は私ひとりなので極力ひかないようにしてます。引いてしまったらマスクをしてお客様にウツらないよう気をつけて。後は風邪をひいてもひいていないつもりで普通に日々のお仕事をさせていただいてます。お腹が痛くても何があっても同じです。」
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3部屋が2部屋になって売上は減ったが、Mさんは営業するうえでの年間予算なんかを組んだことが無いらしいのだ。1年後の出来高だけらしい。
宿のシェフとしては成功者だが、
「経営者としては失格かもです。でも食べていければいいのです。結果は後から付いて来るし。いくら儲けたいと設定する商売ではなくてライフスタイルという形の仕事、生活だと思っています。」
発端はそれまでの都会での日常を変えたかったわけだからね。
また、こうも言われる。
「会社勤めをしていた頃は自分に自信を持てず、仕事より仕事以外のところに生き甲斐を求めていました。今はもちろん仕事以外の楽しみもありますが、仕事が人生の殆どになりそれを楽しんでいます。
拙い技術ですが、自分で考え、ものを作り提供し、そして皆様の大事なお金をいただき、ありがたいことにその対価以上にお客様によろこんでいただけることがあるということに、やりがいや自分の生きている意味を見つけられた気がしますね。」(続く。)
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10連休の後遺症 [居酒屋]

1月4日から世間は動き始めた。
初売りや観光業界は元旦から。タイヘンだよな。お疲れ様。世間が休んでいるのに開けるんだから。
私も4日から通常勤務です。なのにこの店開いていない。休み過ぎだ。
「それって飲食店の風下に置けないんじゃないスか?」(群馬八幡の某店主)
風下?風上だと思うけど。
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4日の昼下がり。
たまたま前を通ったら。
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しっかり閉まってやがる。
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5日の夜。。。
中で仕込でもしてるかと思いきや、真っ暗。。。
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そして9日(火)ようやく灯が点いた。
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12月30日~1月8日まで10連休も長々と休みやがったこの店は29日(金)が昨年の最終営業だった。しかも29日に営業することすら初めてだったそうである。
「今まで営ったことないの?」
「ないんですよ~」
「開けてもお客さん来なかったんじゃねぇの?」
「普段より少ないけどまぁまぁお客さん来ましたね。21時ラストオーダーにして、じゃぁお疲れ様って軽く一杯飲って」
「21時に閉めた?で、どっか他の店へ行ったの?」
「いえ、ここで」
「黒板の料理の残りを償却したってわけね」
「・・・」
「で、ここ来るまでに話したんだけど、明日給料日だろ?支払い大丈夫なのか?今年はまだ売上無いのに・・・」
「ええっと・・・いらっしゃいませぇ!!ご新規2名様ぁ!!」
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おとおしの七草粥・・・七草白味噌仕立て、餅入り。
「汁全部飲んじゃだめ」
「そういうことを言うなって言ったよな」
「残していい?」
「残すんじゃない」
「・・・ズズズッ・・・」
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10連休もするもんだから、スタッフの身体が本調子でないのか、料理全体が出るの遅い。何をモタモタしている。
オカしい。燻製ホタテのオイル漬と焼きチーズのポテサラがなかなか出てこない。盛ってドレシングをぶっかけて出すだけなのに。
「ホタテを燻してるんじゃないだろうな」
「チーズを焼いてるんじゃない?」
先にこんなのが出された。ニンニクに浸け込んだマグロの唐揚げ
「ビールに合うものが先に出ましたよっ」とママの鼻息が荒い。
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そこからまた間が空いて、ま~だポテサラが出てこないぞ。
ポテサラは店主の担当なのだが何をやっているんだ?と見たら出汁巻玉子を焼いていた。出汁巻玉子はひとつひとつしかできないので時間がかかってる。
「さっきから出汁巻ばっかりやってるね」
「そうなんですよ。黒板に書くと出るんです」
出汁巻は定番で、メニューブックに載っている。黒板には書かれない。
釜揚げシラスの出汁巻玉子たたき梅じそとかいう長ったらしいネーミングでおススメ黒板に書いたもんだからタイヘン。出汁巻が4人分くらい出てたね。
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ようやく出されたポテサラは・・・
ヘンなポテサだなぁ。
何だこれは?味もイマイチだな~。
ホタテの燻製も、バーナで炙ったチーズも何かヘン。要らないよ。
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どの角度から見てもヘンだなこれ?奇を衒い過ぎだよ。
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店主はまだ出汁巻を作っている。
「そこの出汁巻マシン」
「あ、はい」
「お酒お代わり」
「出汁巻マシンって(苦笑)町田酒造!!」
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ああ、確かに美味しい!!
これは黒板に書いたら出るさ。
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寒ブリの照り焼き、ちょっとお洒落ぶった出し方だね。でもこの厚みでしっかり火が通ってパサパサしていない。
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豚トロとブロッコリーのガーリックステーキ
「またこういうのを後になってから出す」
「・・・」
「これはビールだろ。そうやってビールを後から出させて儲けようという戦略・・・」
「それ!!いいかも!!」(ママ)
っていうか、この日は総じて出るのが遅かった。10連休もするからだよ。
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今頃出すかなぁ.jpg
〆はおとおし、七草白味噌汁餅入りのアンコール。
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「このあいだ〇〇さん(私らのこと)がお帰りになった後、前にお連れした方が見えましたよ。背の高い男性」(ママ)
背の高い男性?
伊東甲子太郎だな。
「その方、2人いたお連れ様の男性に、前に〇〇さんと来たことがあるって仰ってるお声が聞こえたので、以前お見えになりましたよねって。〇〇さん先ほどまでいましたよって言っちゃった。」
まぁ言っても構わないけど。
「あいつら飲んだんじゃない?」
「うん。(力を込めて)けぇっこう飲まれましたねぇ」
後日、伊東が連れていった2人の男性に聞いてみたの。「どうだった?」って。
返ってきた感想は、
「美味しいけど高いですね」
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手帳が3冊あるのよ [居酒屋&人間ドラマ]

先日、会社の立食新年会に珍しく参加したのですが、普段ひとり飲みまたはジャン妻と二人飲みに慣れると大人数の飲み会がキツイです。
私らは居場所がなかった。浮いていたのと、自分で選んだ店や酒肴じゃないので店のアラ探しばかりしてしまう。もうそういう大人数の宴会は避けようと思ったのですが。そういう気持ちになる前にとうとう静岡の現場から初めて飲み会に誘われるという栄誉??をいただいてしまったので本日行ってきます。
そういう関係になるまで3年かかりましたね。
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さて、年始のこの店ですが、珍しく長く正月休みしていたのです。
「いつから開けるの?」(ジャン妻)
「5日(金)からだって」
「珍しいわね。いつも早くから開けるのに」
「肉の手配ができなかったか、従業員が正月ぐらい休みたい~って言ったんだろうね。」
2号店、一火と4号店、鳥火は1月6日(土)~
5号店、揚佳は1月2日(火)~
3号店、文庫の大洋が1月3日(水)~
本店が閉めてる分、3号店と5号店がその分ワリを喰ったか。ノルマを課されたか。
私らは4日(木)5日(金)と通常に勤務して6日(土)7日(日)8日(月・祝)と3連休に入り、8日の朝、
「じゃぁ20時半ね。今日は誰もいないからはかどるだろうな」
ジャン妻は通常のように出社して行った。
見送った私はゴミを出したのと、クリーニング屋にスーツを引き取りに行った以外は、ひとりでじーっと部屋に引きこもっていた。
多少はPCに向かって作業もしたが、殆どBlogの原稿を打ってた。
ひとりで家にいると寒い。会社の方が暖かい。
寒い中、外へ出て行くのもバカらしい。昼は食パン1枚だけ。それにハム載せて食べた。
そから夜までが長い。腹が減ったぞ。
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上大岡で20時30分頃に待ち合わせ。
引戸を開け、右暖簾を潜って「今年もよろしくお願いします」の挨拶を交わして2018年最初の外飲み。
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珍しいもの。ソフトシェルクラブ(Soft shell crab)の唐揚げ。
脱皮直後のカニを揚げたもの。
成長過程で揚げられちゃった可哀そうなカニ。食べて供養します。
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メヒカリの串焼、ヤマになる前の最後の1本。
カニもメヒカリも、私らが来店するので、厨房のTさんが取り置きしておいてくれたもの。
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私はまだ正月休みの延長のような気分が残っていたが、ジャン妻は休日出でひと仕事終えて来ています。
店に入って着座する際のこと。店が狭いので、コート類やカバンは置ける大きさならカウンター上の棚に突っ込むのですが。
私は肩が痛むので腕が上に上がらない。ジャン妻のカバンが妙に重たいのです。
「何が入ってるんだ?」
「手帳が3冊あるのよ」
「3冊?」
手帳といっても小さいサイズの手帳ではなくB5サイズのノートタイプが3冊だという。うち1冊は昨日の記事で取り上げた伊東甲子太郎メモだが。。。
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これ以外に2冊あるのか?
「でも2冊無駄になったのよ」
理由を聞いてみたら、1冊めは今年、新規分野に行く為の準備メモだった。
2冊めは今までやってきた業務の引き継ぎ事項を列挙、計画するもの。
ところが私らの前から去った筈の伊東甲子太郎が策謀を巡らし、ジャン妻の人生計画を引っくり返しつつあるので、3冊めの2018年の通常業務予定を書き込むものが必要になったという。
「だから手帳が2冊無駄になった」
「1冊めと2冊めをそのまま使えばいいじゃないか」
「ヤダ。あの時に決心した気持ちが台無しになるみたいだから1冊めはそのまま置いておく」
「お蔵入りか」
「そうなるかも」
「2冊めに書けばいい」
2冊めは通常業務と一緒に、会社側との交渉内容、面談内容とかが書かれていて、
「こっちの提案、要求事項が改善されるようであればそれに書き足すの。だから1冊めと2冊めに通常業務を書きたくないの」
「幻の手帳か・・・」
「いいのっ!!」
「・・・」
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「親子丼が食べたい」(ジャン妻)
ジャン妻が丼ものを食べるとは珍しい。でも丼を食べた後は自分だけお腹一杯になって、私の追加オーダーを制止するんですよ。
ジャン妻は自分が少食になったせいか、私に「もうほどほどになさい」「それぐらいにしなさい」「タルタルソースは少なめにしなさい」、とウルサく言うようになってきた。
「家ならまだしも、外でそうやって釘を刺すのを止めろ」と強く言ったのよ。シラけるからさ。「そういうことを言うんだたら連れてこないぞ」って。
ひとり飲みの方が自分の好きなものを自分のペースで飲み食いできるからね。
「さて、次は何にしようかな」
「私はもうお腹一杯・・・」
ホゥラそうなったよ。
「親子丼なんぞを食べるからだ。俺は昼パン1枚だぜ」
「食べればいいじゃん」
アスパラをタレでいただいたが、やはり塩の方がいいですね。
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焼きお握りは中まで熱々。上顎を軽く火傷しました。
熱々を頬張っている間にマスターとジャン妻が家の税金対策云々で盛り上がっているが、私はチンプンカンプンである。
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外は雨。
傘をさしながら、ジャン妻は3冊手帳が入ったカバンを重たそうに抱えている。でも持ってあげないよ。
「オカシイな?」
「???」
「安かった」
「そういえば。ナメロウが無かったからかな」
いや、そうじゃないな。群馬泉を2合×3飲んであれだけ喰って10000円いかなかったのはオカシイ。私は合計金額だけ聞いて支払って、カウンター上にレシートを伏せてそのまま出て来たので明細は見ていません。カッコつけなので明細をジロジロ見てチェックするのがイヤなのだ。
もしかしたら勘定間違えたのかもね。後半になってやや空気が弛緩してきたし。
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きたかまの夜 [居酒屋&人間ドラマ]

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北鎌倉駅前の夜道です。
(土)(日)はお寺を見に来る観光客で溢れるが、夜は人通りが無い。
街灯も殆ど無い。駅前にも商店街は無いし真っ暗の夜道で、歩く脇をすれすれを走り抜ける自動車のライトが街燈といっていい。
「左側の方が歩道の幅が広いな」
「そうね」(ジャン妻)
でも目指す店は右側にあるのだ。
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おとおしは豚汁。寒いからね。
前夜は焼津にいたのですが、今日来る旨は昨夜、焼津のどんた久からメールしています。Kさんもどんた久に行ったことがあります。
「お忙しいそうですね」
「忙しかないさ。忙しかったら焼津なんか行かないよ」
「あ、どんた久さん行かれたんですよね。美味しい刺身をお召し上がりに?」
「焼津はね。マグロとカツオ、アジとか。こういう刺身(キンメ、ムツ)はまず出ないんだ」
そういえばあの店はヒラメ、カワハギとかも見たことない。近場の底魚より遠方漁業の水揚げの方が多いのだろうか。
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いつも思うのですが。何で刺身を火で炙るのかな。そのまんまでいいのにな。
「炙ることで脂を出してるんじゃない?」(ジャン妻)
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アジフライ、タルタルソース添え。
サクッ、サクッ、サクッ、衣の食感が軽いです。
衣がブ厚くて、アジの身よりブ厚くて、噛むとパン粉がバリバリ飛び散るフライは好きじゃない。酒の肴さから軽く、軽揚げ、または空揚げでいきたいですね。
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出汁巻玉子のあんかけバージョン。
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箸休めの蕪の酢の物
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北鎌倉に生活圏を置くには、自然が好きで自然と一体化できる人でないと他所から来て住むのは難しいかも知れない。
観光地は時々行くから素敵に見るのであって、そこに住むにはそれ也の覚悟が要るようです。
商売も同様らしい。
「(土)(日)はそこそこ混むのですが、平日の夜があまり・・・」
そりゃそうだろうよ。ここは観光地なんだから。前にいた港区とは違うさ。
「平日の昼に来られるお客は他所から見える方なので、夜にはなかなかつながらないんですよね」
そりゃそうだろうよ。ここは観光地なんだから。
「地元の方で、夜に来て下さる方も少しずつ増えてはいるんですが」
じゃぁそれでヨシとしなきゃ。
「思い切って休みを(木)か(金)に変えようかと」
「週末にかい?」
「前にいた店と違って週末はあまり・・・」
「ふぅ~ん。。。」
「昼に満席で凄かったことがあって・・・」
そういうのも経験値。それを積み重ねなきゃ。
「ひとり雇おうかと思ってるんです」
「!!!」
だが人ひとり雇うとなるとタイヘンだぜ。給料払わなきゃならないし。ご夫婦2人でマイペースで営るんじゃなかったのかな。
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内心で、ウチの(ジャン妻)をどうかい?と言いかけたが。
「じゃぁこの店のマスターを雇うか・・・」
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「この店のママでもいい・・・」
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「かつての自分の上司をですかぁ?あれやっとけこれやっとけって?」
「そうそう。時給幾ら幾らで使ってあげるって。力関係が逆転して人生変わるかもよ」
「笑、最近前の店行ってます?」
「月に2回は夜行ってるよ。でも昼は行かなくなった。あの店、昼に行列ができてるのはいいが、客が外に列になってるところへ金を徴収してるんだぜ」
「え~ぇ・・・??」
「品が無い。ダフ屋じゃあるまいし。みっともない」
「そうですか。待たせないようにしてるのかな」
「イヤイヤ、ママが商売熱心でガメツいんだよ。ランチの単価が決まってるんだからさ。客数で稼ぐしかないじゃないか」
ヒドい言いようしてますが実際そうなのである。何も寒空の下で待つ客から金を徴収しなくてもよさそうなものだ。店の品を落としている。
何処かのタイミングで「品が無いぞ」と言ってやろうかと。外で行列するぐらいの人気店がそんなみっともないことをするなってね。
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牡蠣の八丁味噌チーズグラタン
「こういうビールに合うものは先に出しなさいよ」
↑ これは私が言ったのではない。ジャン妻です。
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「ザーサイってこんなにブ厚くて美味しいんだ」(ジャン妻)
「日高屋とか、その辺の中華の昼に出される搾菜なんて薄っぺらだしな」
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〆にまた豚汁。
「さっきのおとおしと違って別に頼むと高いんだぞ」
「またまたまたそんな」
「誰が言ったのそれ?」
高崎の〇ツ〇(現在は〇ノ〇)の大将だよ。
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Kさんは同じ鎌倉市内のこの店にも興味があるらしい。
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「行った?」
「まだです」
「名物マスターが復活してるよ」
「あ、そうなんですか」
「でもKさんの得るものは無いんじゃないかなぁ」(ジャン妻)
さて、Kさんの話ばかりではなく、私はジャン妻から詳細を聞かなきゃならないのだ。
ジャン妻はカバンから1冊のノートを取り出した。
「あの日の伊東さんとの遣り取りを書いたのがこれ」(ジャン妻)
「見せてみろ」
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「3頁もあるのかよ。」
1頁1頁目を通した。
「ここは何て書いてあるんだ?」
殴り書きなので判読できない箇所がある。
「そこはね・・・」
「ふぅ~ん。ここはどういう意味だ?」
「そこはね・・・」
聞いて、説明受けて、また確認して、それを数回繰り返した。
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ノートに書かれていた内容は。。。
静岡出張(どんた久)に行く直前、私はジャン妻上司に呼ばれて会議室に行ったらそこにジャン妻と伊東甲子太郎がいて私を交えて会談になった。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-01-15
私を会議室に呼ぶ前から長く話してたようで、その辺りの内容を時系列で箇条書きに書きだしてあったのです。
伊東は昨年春にウチの社の役員を解かれて私らの前からいったん去ったのだが、現在は同じフロアに舞い戻ってきた。私らよりもっともっと上のステージにいるのだが、伊東はある改革の為に仕事のできるジャン妻を引き抜き?にかかったのです。
もちろん傍らにジャン妻上司がいるので公の申し出ですが、ジャン妻はもう出すものを出している。ジャン妻上司は半ば諦めて最後の手段で伊東に相談した。そしたら遅まきながら伊東が動いた。
では何故私まで呼ばれたのか。私はジャン妻の次の人生の為にこの店と、
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この店と、
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この店には話をつけてあるので、伊東とジャン妻上司は私の同意を得たくて呼んだのです。
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「3年て期限を切ろうと思ってるの」
「3年か・・・」
長いようで短いな。
「3年後にこの3店があるという保証はないぞ」
「・・・」
もしジャン妻が伊東の申し出を受けるなら、私は伊東に釘を刺さなきゃならない。
「アナタは彼女を守れるのですか?」って。
現時点で私はまだ3店にスジをとおしていない。もっとも3店のうち1つは私のBlogを見て下さってるけど。申し訳なく思っています。
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大門の夜 [居酒屋]

全社に新しいシステムが導入されることになったが、7年使用した私の業務用PCのバージョンが旧くて、それのOSでは対応できないことがわかった。
PCを新規に購入する稟申は私の名前を使ってジャン妻が起案してくれた。正規の部下でないのに。
私の上役(※)は、
「PC7年も使用したのですか?自分は5年で寿命だと思ってるけど。購入して下さい」
あっさりOKが出た。(※それでいて私の出張には釘を刺すところがある。それって〇〇さん(私のこと)が直接行かなきゃならないのですかね。現地にやらせたらどうです?って)
購入したはいいが、私は本社にいるより外に出ている方が多いのと、新しいPCのセットアップ経験が殆どないので、稟申、購入、開封、セッティング、Office、メール設定、ネットワーク、それら諸々をジャン妻に委託したのです。
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そのお礼、見返りは当然のように求められた。
「ヒドくないその言い方?」
「・・・」
「アタシは見返りなんて求めてない。アナタがご馳走するからセットアップしてくれって言ったんじゃん」
「そうだったな。で、何処がいい?」
「大門がいい」
いちばん高い店を指定しやがって。
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なので乾杯の音頭は「私のPCをセットアップしてくれてありがとう」
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この店が移転したのはちょうど1年ちょい前だった。
ジャン妻のi-Phone10にDayOneが入っていて、そのアプリで1年前の今日の夕食を検索したら、移転前のこの店のおとおしが写し出されたのである。
ジャン妻はその日行った店で最初に出されたものだけ撮影してデータに残している。私みたいにBlog目的で最初から最後まで撮りまくるのではなくあくまで最初だけ。だから居酒屋や小料理屋だと最初に出されるおとおしが写っていた。
この機能に店主とママは目が点になっているところ。
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「昨年の今日も(移転前)来てたのよ」
「こういう機能があるんですねぇ」
「そうなの。いついつの今頃何を食べたかな?って検索するだけでいいの」
「どういうキーワードで検索するんでしょ?」
「う~ん、日付かな」
「日付ね」
私はあとで「データさえ取っておけば、日付で検索して表示されて当然だろ」と鼻で嗤ったけど。
昨年の写真を見せながら、
「このおとおし、何ですかね?」
「こ・れ・は・お・そ・ら・く・・・イカ団子と野菜の煮物じゃないかなぁ」
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「あれから1年経ったんですね」
「年末の忘年会のかきいれ時にね。閉めざるを得なくなって」
ビルの解体の為、出されちゃったのである。
「そういえば〇〇さん(私らのこと)も久しぶりですね」
「3ヶ月ぶりかな」
「前は〇長さんと来られて・・・」
そうだった。あの時私らは現在の会社の雰囲気、空気に不満があって、〇長と3人でこの店で飲みながら憤懣を訴えたんだったな。
〇長と3人で来たのが下の10枚の小写真です。本人前にいるので狙って撮れなかったのでアングルがメチャメチャですが。
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〇長は一部の現執行部や私の前にいるソリの合わないオンナたちに鬱陶しがられている。
例えば誰かが〇長に社内メールで報告を上げたとします。すると3分後にはレスが来るからです。早っ!!遅いよりいいかも知れないが、あまりに早過ぎるのと、文末に必ず追加の問い合わせや確認要請事項が盛り込まれている。報告した者が退勤しようとしているところへ間髪入れず追加の宿題メール返信が来るのにゲンナリするんだと。早過ぎるって。
私とソリ合わないオンナは「あの人(〇長)今の時間だと飛行機の中でしょう。そんなに早く返信しなくてもいいのに。」
「・・・」私は相手にしない。
「もう次はこっちから3時間遅れで返信してやるんだ」
声高に息巻いていた。
私は別に飛行機の中からだっていいじゃないかとは思ったがね。
でもそれって〇長に対して時間ギリギリでメール報告するからではないか。イヤでも〇長のところへ自ら顔を出して説明すれば後でそういうイヤな思いをしなくて済むと思う。
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私も一時期その〇長に辟易ゲンナリした時期があったが、最近は私自身の立場が変わってそれほどでもなくなった。〇長とソリの合わない執行部との隙間に入って信を得ようとしてそこそこ成功した。ゴマ摺ったんじゃないよ。
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ジャン妻は〇長が欲しがる情報、期日を押さえている。
〇長から「いつ頃までにお願いします」と依頼が来ますよね。それに対して「いや、それでは遅いです。修正の時間も考えていつまでには出せるようにします」
そして必ず中間報告をしている。
〇長に辟易している連中は中間報告を上げてないのではないか。期限ギリにするから後で自分たちが不快な思いをしている。言われるまで放置しておくからよくない。
別に私らは〇長派に鞍替えしたワケではないが。この店で現在の自分らの状況や事務所の雰囲気について話した。
うるさいんです。誰も注意しない。
「あれは会社じゃない。動物園です。誰も注意しないし」
伊東甲子太郎の後任の他部署長の態度が悪く、ウチらの業務を「やって当然」のように接し、困った時だけ言ってきて、こっちの要求にはめんどくさそうなカオをするのでやってられなくなった。手作業をしながら聞くんですよ。
「態度が悪い。他部署の話に耳を貸そうとしない」
だが〇長も注意できないのである。
私も態度の悪さにキレてその部署長を会議室に呼びつけ「そっちの態度は他部署に対して失礼じゃねぇか」とギュウギュウに締め上げたらそれ以来私が煙たくなったらしく、私の視線を避けるようになったからね。
前は上手くいってたんですよ。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-04-11-2
立場と地位って人をいい方にも悪い方にも変えるんですね。
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「あの時〇長と来て以来なんだこの店。その前は?」
「チエさんと来たんだった」
前と違ってあまり来れなくなったのは移転して若干、値段がUpして敷居が高くなったのもある。
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刺身盛り。
「3点か半分ぐらいにします?」
「いや、全種類」
石垣鯛、関ブリ、真鯛、あいなめ焼霜、金目鯛、シメサバ、スミイカ。
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「トロトロいきます?」
「あ、お願いします」
メニューには載っていないタマネギトロトロ煮、ベーコン入り。
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これは前の店の定番でよく食べたが他のお客に出たの見たことない。
「どんな料理か想像できないらしいのと、人数分取り分けるのが面倒なようであまり出ませんでした」
なのでこの店では定番から外れてしまったのだが。
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牛バラ肉、味噌煮込み。
しょっぱくない。何だろう隠し味は?おそらく赤ワイン?
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何かを揚げているぞ。
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桜海老とほぐし舞茸のかき揚げ。
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ふろふき源助大根の田楽味噌。源助?加賀野菜らしいです。
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栃尾油揚げと青菜の煮びたし。
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店主の服装が変わっていた。
前の店と同じ紺の作務衣に戻ったのである。
「白いコックスーツ止めたの?」
「止めました。お客さんにお前それは似合わないって言われて」
「それは私のことではないか?」
「いやいや、〇〇さん(私のこと)よりもっと言われたんですよ。それにコックスーツは汚れが目立つし・・・」
「私よりキツい言い方をされた?」
「そういう厳しい方もいるんですよ~」
「汚れが目立つし、大将首が太いから呼吸が苦しいようですよ」(ママ)
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結局は〇長に訴えた件については変化・改革が無いまま今日に至っている。
でも。。。
変わらなかった。
「変わらなかったね・・・」(ジャン妻)
「〇長はダメだよ。注意できないもん。変えようという気がないし。伊東みたいに他所から来て上に立った方がいいのかもな」
〇長といえども雇われで運営会社のTOPでしかない。その上の親会社の方が遥かに強い世界なので、そういうのに慣れた〇長は部下に強く言えない。
「結局変わらなかったからもういいわ」(ジャン妻)
この時、ジャン妻は見切りをつけたのだが。。。
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花々亭 [グルメ]

タイトルの花々亭、割烹か料亭かと思うでしょう。
ルートインの食事処の名前ですよ。
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ホテルは寝るところ。
暮すところじゃない。
夜は酔っ払ってるのでバタンと寝るだけ。寝たらすぐ翌朝。
部屋は快適に越したことはないが贅沢は言いません。贅沢は言わないけどあまり狭いと息苦しいし、広過ぎでも落ち着かない。ひとりでツインベッドの部屋に泊まったことが何回かあるが、それは寂しいものでしたよ。
だって隣にもベッドがあるのに、そこには誰もいない訳ですからね。
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私はホテル予約はジャン妻に依頼しているのですが、
「朝食要らないよ」
「でもプランに必ずついてくるのよ」
ルートインは高崎、安中、藤枝、島田、渋川、かなり前に会津若松のルートインを利用した。今後は他の地方に業務で関わることは無さそうなので、今後も高崎と藤枝に絞られそうです。
高崎は線路に面しているので電車の走行音が聞こえる。上越線、信越線、両毛線、湘南新宿ライン前橋行、意外と多いのだ。藤枝は静かなもんです。

ルートインが無料と謳う朝ご飯。提供されるアイテムについては心中でブツクサ思うところのある私ですがなるべくいただくようにしています。1日の活力としていただきます。
前夜に呑み過ぎたり、会場に行って「何だこれは?」って思って喰わないで出ちゃったことが2回あります。過去に他のホテルで手造りのいい朝食バイキングを知ってしまうと、どうしてもそこと比べてしまうんだな。
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ある朝のルートイン高崎。
暗くて陰気な食事処です。外は晴れてるんですけどね。
花々亭?何処が花々しいのか。こんな暗さじゃ1日のスタート活力が出やしない。
窓の向こうには私が平成24年~25年3月まで住んでいたマンションが見えるしさ。あの部屋へ帰りたいよ。
いつも期待しないで行きますが、今日もたいして人がいないのにおかずがスカスカ。これじゃぁ美味い不味い以前の問題だよ。
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ソーセージは外すようにしています。伊豆八幡野高原さらの木の朝食に「御殿場ソーセージグリル」が出されます。あれは美味しい。そしたらボイルソーセージが苦手になってきた。何かニオうんですよ。
食べたら午後まで胃の腑からソーセージのゲップが止まらなかったりする。ベーコンはそんなことないのですが。
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最初は無かったオムレツは後から補充された。喰ってみたらまぁ油っ濃くて。
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ルートインは保健所の指導と謳って生玉子は出さないようにしているそうです。指導の行き過ぎだと思う。集団食中毒を恐れる余り、日本の朝食文化の卵かけご飯まで否定しよるか。旅人の惑星が怒るよ。
なので火の通った玉子料理しかない。玉子焼きかオムレツ、またはよくあるバターベットリのスクランブルエッグか。
ルートインって朝メニューは被りますね。殆ど同じものがある。チェーン展開しているからです。郷土色ゼロといっていい。例えばこれ。
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揚げ餅らしい。ルートインは何処も朝から揚げ物が幾つかあるのですがこれは必ずある。
「食べなさいよ」と訴えてるかのように光ってる。
他にも朝から揚げ物2種、コロッケと何かの磯辺揚げかなぁ。
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ジャガイモの・・・何だろうこれ。大学イモかな。
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これも何だかわかんない。春雨のピリ辛サラダのようなものか。
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サラダも喰い散らかしたような状態です。
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シーフードスパゲッティ?主菜はこれにしよ。ご飯は止めた。
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五目煮?葉野菜がしんなり煮込んであった。
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高崎はオレンジジュースがボトルで出されるのです。これって当たり前だと思うけど、藤枝は自動給水器のようなもので100%オレンジと謳ってますがあれはウソです。注ぎ口をよ~く見ると哀しいことに水も出てるんですよ。薄まってマズいです。
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チョイスはこうなりました。主菜のシーフードスパは具が殆ど無く、取り分けるまでもなく日本酒BAR「克」の焼きそば状態ですね。シーフードスパと謳ってますが、シーフードは期待しないこと。
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居酒屋では私は栄養バランスに全く気を遣わないので五目煮と生野菜をチョイス。
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次に藤枝です。こちらの花々亭は照明も暖色系で明るく暖かい。
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私は高崎ではハシゴ酒をしますが(誰かさんのように4軒も行かないよ。)焼津、藤枝ではハシゴしません。「どんた久」だけです。静岡市内の「紀尾井」に行ってもハシゴしないです。行きたい店が他にないから。「どんた久」「紀尾井」どちらもそこだけで満足するからハシゴする必要がない。
だから翌朝は、高崎より藤枝の方が調子がいいです。
前夜、チェックインした時、フロントの男性に聞いたの。
「明日の朝ご飯のおかずってわかる?」
「ええっと・・・」
この子供じみた質問にフロント男性は困惑の表情。そういう質問を受けたことがないようで戸惑っていた。
「聞いて・・・みませんと・・・」
じゃぁ聞いてみろよと言いかけたが止めた。さてはコイツ厨房の賄オバちゃんたちに日頃っから人間関係で押されてるんだろ。
リッチモンド浜松はエレベーター内に「明日の朝食メニュー」がズラリ載ってたけどな。
「ああ、わかんないんならいいや」
「も、申し訳ございません・・・」
そんな無理な質問したかな私?

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あ、ベーコンだ。ヨカッタ。
バタースクランブルエッグは超コッテリです。このタイプはどこにでもありますよね。
ベーコンは重なって置いてある。1枚だけ取ろうとしても下の何枚かがくっついてしまう。6枚も食べてしまった。
手前が大根の煮物、向こうの白っぽいのは豆腐のグラタンだったかな。
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ここにも揚げ物が。朝から揚げ物を食べている方もいます。
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小さいとはいえ焼き魚が2種ある。サバとマグロです。
マグロの照り焼き、1枚いただいたが崎陽軒のシウマイ弁当に付いてるのに味が酷似していた。
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サラダは量、種類が多かった。出張に行くと夜は居酒屋に行くので栄養バランスに全く気遣わなくなる。前夜の「どんた久」でも野菜といったら刺身のツマ(大根、海藻)とネギマのネギぐらいだったし。
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大根の煮物となっていたが殆どおでんです。まぁまぁ美味しいがこれは夜の肴ですな。熱燗が欲しいね。
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味噌汁は熱々。何も無いように見えますがキャベツが入っている。
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腹八分にしておいた。ご飯のお代わりもせず。
お腹を満たすだけの朝食ですが、期待しなけりゃいいのです。
静岡県某所で私が面接採用した女性事務員が2人いるのですが、ひとりは母方の実家が秋田県、家族で帰省する時は殆ど100%ルートインに泊まるんだって。
この朝ごはんの後、現場でその女性と会ったのですが、
「昨夜も藤枝ですか?」
「そう、ルートイン。他にないからね」
泊まりは藤枝で飲み食いは焼津まで出向いて「どんた久」のパターンですが、私は静岡の現場では「どんた久」と「紀尾井」は伏せています。
「ルートイン、夏に母の実家(秋田)に帰った時に泊まりました」
「朝ごはんが無料だからでしょ?・・・」
「へへへ(笑)」
もしかしてその女性はそれが目当てなのかな。私はあのホテルの朝食は宿泊費込だと思ってるけどね。上の会話の・・・の後でそれが喉元まで出かかったのですが言わないでおいた。
彼女がお得感だと思ってるんならそれでいい。
最後に、これは夜のメニューです。
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ルートインの食事処「花々亭」は夜には居酒屋バージョンになるのだが、何処へ行っても同じメニューです。
A4サイズの下敷きみたいなメニューが各部屋に置いてある。
何処でも同じメニューってことは・・・
・・・何が言いたいかおわかりですよね。敢えて言いませんが冒頭でも書いた通り、過去にいいバイキング(静岡のドルフ、浜松のリッチモンド、十和田のスマイル)を経験してしまうとそれらと比べてしまう。
さらの木のMさんに聞いた話ですが、(近日中に「さらの履歴書 仮題」Up予定)
「自分が食べたいもの、召し上がって欲しいものをお客様にお出ししていると、たま~の自分旅行でホテルのバイキングに行くと???なんですよね~」
わかる気がします。私の場合は単に口が驕っただけだがやはり標準が落とせなくなるのです。期待しなけりゃいいのですが。
では行ってきます。
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スマイルホテル [グルメ]

ウチのホテル予約はジャン妻が担当しているのですが、静岡の場合、昭和通の人宿町にあったコンクリート打ちっ放し監獄ホテル・オークが廃業してから、静岡市内のホテル選びに困っているのだよ。
あの監獄ホテルは紀尾井まで歩いて行けたから便利だったのに。
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「前に利用してたドルフに戻ろう」
「ヤダ」
朝バイキングは美味しいけど、駐車場が遠いし、フロントが気が効かないからヤダって。
「ツインのいいのがなかなか上がってこない・・・」
ジャン妻はツインに拘る。ダブルは嫌いなのです。
オークが廃業してから、マツキヨの上にあるシティオ。。。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-09-06
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東口のプチホテル・プリヴェ。。。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-23
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どちらもイマイチだったな~。
酔っ払って寝るだけだから何でもいいんだけど。快適に越したことはないよね。
この記事を書いてる時、上記2つのホテル記事を検索してたら、船山史家の呟きの左サイドにホテル広告が表示される。これって鬱陶しいな。
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ヒットしたのがスマイルホテル静岡だった。
スマイル?何処かで聞いたような。
「泊まったことあるぞ。十和田だ」
「十和田?」
2年前に単発出張で泊まった。諸般の事情でそれきり行かなくなったが。
「スマイルは朝飯が美味いぞ」と言い切った。バイキングが手作りのお惣菜で美味かったのです。
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これは期待できると思った。
走行中にナビで検索したら「アーバントイン静岡」と表示される。
「名前変わったか吸収されたかじゃない?」
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行ったら駐車場が超狭く、切り返しを3回してようやく入れたが、入れたら入れたで助手席のジャン妻が出れない。また前に出て路上でジャン妻を下ろしてから駐車した。
フロントでチェックイン手続き中、会場を見たら。
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パンだけかい?.jpg
「パン、サラダ、ドリンクを無料でご提供させていただいております。有機コーヒー・有機シュガーと、本間製パンの高級食パンをご用意しています。
おいしい朝食をごゆっくりお召し上がりいただき、元気にご出発してくださいませ。」
パンだけかい!!
手作りの惣菜ないんだ。
「オカシイな。十和田だけなのかな」
「いいじゃんパンだけでも。今夜美味しいものいっぱい食べるんだし」
部屋は2階だった。
狭っ!!
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四畳半ぐらいしかない。そこに細っこいベッドを2つ置いてある。
「何だこの狭さは?」
「これはシングルの部屋に無理して2つ置いたんだね」
置いてあるベッド以外の空間も狭く、ジャン妻とすれ違いができない。荷物を置いたらその上を跨がないと行き来できない。
何だか落ち着かないホテルだな。2階のせいだろうか。廊下やエレベーターの前で立ち話している声が洩れ聞こえてくるのです。
団体さんらしいな。イヤな予感がする。
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紀尾井で美酒美食を堪能して就寝したのですが、何だか落ち着かない。
翌朝早く目覚めてしまった。
「早く帰ろうぜ」
「もう?」
「何だかここ落ち着かない」
6:30に出る支度して1階に下りたら。。。
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ガキん子とママたちの集団である。
総勢何人いるんだろう。廊下も床もその子らの荷物だらけ。
騒いだり。走りまわたり。スマホいじったり。ゲームしたり。
食べてるのか単に騒いでいるのかわからない。立ち喰いしてるガキん子やママもいた。この子らパンだけでは足りないんじゃないか。「パンしかないの~」の声が聞こえそうである。
私らは即座に退散。正面玄関の通路にもガキん子と家族が群がっていたので裏口から出ました。
あの子らは飢狼と化して無料のパンを喰らい、彼らが去った後はイナゴの大群が襲来した後の田畑のようになったに違いない。ガキん子とはいえやはり数は力。与党と一緒で人数多い方が強いのである。
「参ったな。十和田のスマイルは良かったんだよ。朝から野菜炒めや焼きそばが出されてご飯そっちのけでお惣菜ばっかり喰った記憶があるな」
「どうせ自分の好きなものばかり食べたんでしょう」
それのどこが悪いのか。バイキングの正しい食べ方じゃないと言いたそうである。私はバイキングはあれこれチマチマ摘まむより、自分の好きな惣菜だけをドカ-ッと喰う人なのだ。
後でお蔵入りしていたスマイル十和田の写真を見せた。2泊して、1泊めの翌朝がこれ。
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2泊の翌朝はもっとよかったよ。
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2日で出されたお惣菜は、イカ大根炒め煮、チキン照り焼き、肉ジャガ、ミートボール甘酢あんかけ、焼きそば、もやし炒め、チンジャオロース、親子煮といった割烹着を来たオバちゃんお手製の数々。
「炒め物が3種類もあるだろ。美味かったな~」
「アナタの好むものばかりじゃない。Upしてないの?」
「この時はUpしてない」
諸般の事情であまり詳細はUpしていません。
会場も空いてたし。宿泊客数に比べてボリュームが多かったのです。だから静岡も期待したんだけどその期待は打ち砕かれた。
冬場れの朝、富士がキレイだ。
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「お腹空いた・・・」(ジャン妻)
「どっかのPAに入るから」
向かったPAは東名鮎沢PA。ダダっ広い駐車スペースの割に土産物売り場が極端に小さいので、観光バスが入って来ない。大型トラックご用達のPAへ。
PAで撮影した富士。
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お腹が減って私を置いてサッサと富士見食堂に向かって歩くジャン妻の後姿。
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時計を見たら8:11分。
富士見食堂は早メシを喰らうトラックドライバーばかりだった。
お腹空いたジャン妻はモツ煮定食をガツガツ喰らっている。
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「これだけ食べたらお昼は無しね」
「ま、まだ8時半前だぜ」
「昨夜紀尾井であれだけ食べたんだからいいでしょ」
「よっく言うなぁ。私はビーフカレーで〆のつもりだったんだよ。もう1品食べたいって言って、燻製盛り合わせを追加したのはアンタだろ」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-12-26
「だって足りなかったんだモン」
ブランデーまで飲んだからね。
「翌日にそういう無情なこと(昼抜きね)言うんならもう紀尾井に連れてかないぞ」
この後夕食まで腹が減っても我慢大会で過ごしたのです。
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静岡市の定宿ホテルが決まらない。オークに帰りたいよ。
妙に静かなホテルだったな。それは利用客が少なかったからかも。だからツブれたのか。。。
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どんた久 [居酒屋&人間ドラマ]

副題 伊東甲子太郎の策謀
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さすがは焼津。マグロ、カツオが絶品です。
この店はヒラメ、ムツ、カワハギのような刺身は無いようです。
若旦那は自から切った刺身を絶対にカウンター越しに客に渡さない。いったん厨房に戻して店のねーさんたちに運ばせるのです。
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店のねーさんがお造りを緊張しながら持って来たが、赤貝の身をカウンター上の敷布に、オーバーザトップロープよろしく落としてしまった。コロン。
「あ、転がしたな?」
「す、すみません。。。」
「いいよ水洗いすれば・・・」
一旦厨房に下げて水洗いしてきた。
そしたらそのねーさん、全て平らげた皿を下げる際に今度は赤貝の貝殻を床に落としてしまった。コッツーンと子気味良い音が響いた。私が赤貝を支えていた海藻まで食べてしまったので、皿の上で滑ってしまったのです。
「今度は貝殻かい」
「ハ、ハイ・・・」

この日の朝、
「今日は静岡でしょ?」(ジャン妻)
「移動だけ。アポは明日の御前中だよ」
「本社に来るの?」
「本社でギリギリまで仕事してから行くのっ」
16時頃に本社を出て、余裕で藤枝入りしてから焼津に繰り出そうとしたが、出ようとする前、ジャン妻上司に呼ばれた。
「〇〇さん(私のこと)急いで出られます?」
「いや、まだ大丈夫ですが」
「ちょっといいですか。第〇会議室で・・・」
会議室に入る前、ジャン妻上司はニヤリとしながら「中に意外な人もいますけど・・・」
意外な人?誰だ?
会議室に入ったらそこにいたのは、蒼ざめた表情のジャン妻と、もうひとり意外な人物がいた。
伊東甲子太郎!!
何故、伊東がここにいるんだ?

会議室での4人での遣り取りは1時間かかり、私は品川発17:34のこだま675号に駆け込んだ。
こだま675号はひと駅ひと駅律儀に停まっていく。途中でひかりやのぞみに追い越されたりする。
17時台のこだまの自由席は意外と混むのですが、それも小田原、熱海、と停車駅を重ねると空いてきた。
車内で思うのは。
(伊東め。。。)
会議室での生々しい遣り取りが脳裏に残っている。すぐには消えない。
伊東はアタマを下げて懇願していたが、結果的に言えば要はノセられたのである。
ジャン妻は動揺していた。
あの会議室の後、伊東は大阪へ出張に向かっている。こだまは途中でのぞみに追い抜かれる駅が幾つかあるので、もしかしたら私のこだまを追い抜くのぞみに伊東が乗っているかも知れない。
停車中に考える。今日伊東が一発逆転を狙って言ってきた内容と条件は、私らにとってホントにベターな内容なのだろうかと。
心中疑問に思いながら、品川~新幹線こだま~静岡~東海道線(6両編成)~焼津に直行したのです。
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牡蠣の磯辺揚げ(磯部ではない)はカキフライのように衣に締りが無いな。
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若旦那は右端の地元常連さんとお話し中。
地元の会話は私はチンプンカンプンで何を言っているのかさっぱりわからない。
私は左端席で杯を含みながら、今日起きたことを振り返っている。
(伊東め。。。)
ジャン妻は昨年「もし私が考え直すならその条件しかないよね。でもそれは無理だろうな」とは言っていた。そのたったひとつの条件、可能性を伊東は提示してきた。会社側の一発逆転の可能性が伊東の口から出たのである。
提示されたジャン妻は動揺が抜けなかったようだ。
だってさぁ、さらで相談して、後押ししてくれたのに。
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この店にお願いしたら快く受けてくれたのに。
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この店でも。
店構え1.jpg
この店でもそう。
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それが伊東甲子太郎の策謀で全てひっくり返り、白紙に戻りそうなのだ。
「伊東さん、私はよく行く地方の居酒屋と群馬の洋食屋に話をつけちゃたんですけど」(私)
「早いですね。でも彼女もったいないですよ。そう思いませんか?会社全体の損失です」(伊東)
会社にしてみりゃ確かにそうだけど彼女の将来にしてみたらどうなのか。いつまでも今の仕事ってわけにはいかないよ。
「いざ定年になった時に自分に何が残っているのか。何も残らないんですよ」とジャン妻は言っていたが、伊東が提示した条件、環境、業務内容はジャン妻にしてみれば惹かれる内容だという。だが、それに乗るには各方面へ渡りをつけた私の同意が必要だと。だから私はこの席に呼ばれた。
伊東もさる者、上層部の相当なクラスに根回ししたうえでこの席を設けて提案していたのである。
ヒレ1.jpg
ヒレ2.jpg
まだ食べたことないロースカツがヤマになってしまったので、いつものヒレ肉をオーダー。
「ヒレ肉塩ですよね?」(若旦那)
「うん」
私の嗜好も覚えてくれてきたみたいだ。
ヒレ3.jpg
ヒレ4.jpg
ヒレ5野菜.jpg
ジャン妻からメールが来た。
「美容院を予約したんで行ってきます」
伊東の提案を受け入れて美容院に行って気分を新たにするってか。それもよかろう。
「まだ動揺していますよ」
だろうな。今宵傍にいてやれたら幾分鎮まったかも知れないのに。焼津で飲んでていいのかな。
カウンター左端席の目の前にあるTVを見て、雑念から逃れようとした。
家康膳??
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40数歳が返金寿命だった時代、長寿の家康公の秘訣はその食事にあり。
家康は質素なイメージがあるが、料理数が多いじゃんか。
他、犬猫番組を見てた。帰宅する主人のくるまがわかる犬、猫とか。
くだらないバラエティ番組ともいえない。癒されてしまった。
うどん1.jpg
うどん2.jpg
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終盤になって氷見うどんをいただいた。
うどんをすすりながら、
(伊東め。。。)
また出た。でもニヤニヤ笑いが込み上げてきた。
(遅ぇよ。もっと早く言ってくりゃあよかったんだ。)
だが伊東が会社の上層部に根回しして、相当なクラスを納得させてたうえで伊東にアタマを下げられたら私らは断れないよな。
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ジャン妻に何が起きてるのか。
それはおいおい。もうしばらくお待ちを。
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廣州亭 弘明寺商店街の異界 [ラーメン]

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京急弘明寺駅から弘明寺商店街を歩いていた。
明るく活気がある。人が多い。高崎の中央銀座アーケードや和歌山のぶらくり丁もかつてはこれだけの賑わいだったのだろうか。
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!!!
なんだぁこの店はぁ?
激渋な外観。明るくて活気のある商店街の中でこの店だけ完全に浮いていた。営業しているオーラが全く出ていないのだ。
高崎中央銀座アーケードにある激渋食堂「三好」を思い出してしまった。
店内が全く見えない。見え過ぎるのも落ち着かないが、外に出ているAsahiビールの電光看板が光っているのでかろうじて営業しているのがわかった。
逆に言うと、そのAsahiビール看板だけ新しいのである。マッチしていない。
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アヤしい料理サンプルケース。
中が見えない扉には「サービス品、サンマーメン400円、昭和レトロな店内で召し上がれ」とあるが400円のサンマーメンってどんなものなのか。このお化けのようで不気味なフォントは何とかならんのか。
不気味なフォント.jpg
そしたら視線を感じた。サンプルケースの上にある窓からオッさんが外を見ていたのである。目が合ってしまった。
意を決して店内が全く見えないドアを開いた。殆どコワイモノ見たさである。
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店内2.jpg
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薄暗い店内に先客はゼロだった。かなり広い店だよ。広い店内に重くてヤバそうな空気が充満していた。
卓上にメニューが無い。美味しい料理が出て来る気が全くしないのです。
そこらじゅうに何だか妙な氣が漂っているのです。冷気のような。霊気かも知れない。およそ営業している雰囲気じゃない。
さっき目が合ったオッさん(以下、店主?)が椅子に座って足を投げ出してTVに見入っておったので、私が入って来たから仕方な~く立ち上がり?冷めた中国茶を持ってきた。
歩みが遅い。足が悪いのだろうか。
「ラーメンとヤキメシ」
「ヘイ」
ボソッと返した営業テンション低い店主は、先ほどまで座っていた椅子にかけてあった前掛けを締めた。今から仕事に入るようだ。
店主は厨房に入っていった。やはり歩みが遅い。
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厨房は見えないが、店主は火を入れたようだ。でも中華鍋を洗う音がする。
動作がいちいち動きが遅いので、こりゃぁ時間がかかるな。ではこの不気味な空間を堪能してやろうとアラを探すように店内を見ていたら、突っ込みどころが沢山ある内装で、
生活感満載.jpg
剥がれかかった壁紙。
剥がれかけた壁紙.jpg
破れたソファーをガムテープで補強。
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床のタイルも割れている。
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時折ヴゥォ~ンと唸る旧タイプの空調は次に壊れたら業者さんに「もう部品がありません修理できません」と言われるに違いない。
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厨房のドアはチョウツガイが外れて傾いていた。
その外れたドアから厨房を映し出す鏡に調理中の店主の後姿が見えた。見てはいけないものを覗き見ているような気になってくる。
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店内の壁に幾つか鏡があるのですが、その壁を覗きこんだら自分の顔ではなく得体の知れない何かが写っているのではないか。
この店「昭和レトロな店内で召し上がれ」とあったが、要は全く手を入れてないのです。修繕したことないんじゃないかなぁ。
客は私ひとりなのに待ち時間がやけに長く感じた。気の弱い人ならここで逃げ出すだろう。そういう私もこの異空間から無事に出られるだろうかと思ったりする。

私がいる位置から店の入り口は見えないのだが、店の扉が突然開き、ゴトッと鈍い音がした。
ゆっくり、不規則にゴトッゴトツと音がする。客が入って来たのか?お婆さんだった。この店に長年通っている常連客だろうか?
婆さんが現れた.jpg
そしたらその婆さん、買いもの袋から買って来た商品を(なまものか?)これまた昭和の遺物のようなピンク電話機が置いてあるカウンター(載荷台)の上バサバサバサッと転がしたんです。
その仕草、動作がアブない。私はその辺りを徘徊している認知症の婆さんが店に迷い込んで来たのかと思って警戒したが、店内には私しかいない。他に婆さんに気付く者がいない。店主は厨房に入ったままである。私の席から厨房は遠いので「お~い、お客さんだよ」(ヘンな婆さんは迷い込んで来たぞ)とも言えなかった。
婆さんは私をジロリと一瞥した。こっちに来んなよって思った。そしたら杖を突きながら、ゴトッ、ゴトッ、遅い歩みで厨房に入っていったぞ。
「これ、ここに置いとくよ」
「・・・」
ああ、お身内か。母と子と見た。
そしたら婆さんだけではなくもうひとりヒョロッと背の高い初老の男性が入って来たのです。その男性も私を一瞥したが「いらっしゃいませ」でも何でもなく、黙って奥に消えていきましたね。
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なんなんだこの店は?と思ったら何かを刻む音がした。
ようやく中華鍋を振るう音が聞こえるぞ。
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ようやく店主が出てきた。
店主が私の席へ静々と料理を持ってくるところ。ゆ~っくり、ゆ~っくり、ゆら~っと迫って来るんですよ。
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小さめの器ですね。最初のひとくちの感想。
薄いなぁスープが。それに温い。塩気が少な過ぎないか。
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何故カマボコが載っている。ただでさえヌルいラーメンが余計に冷えるじゃないか。
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ネギは切れてないし(笑)。
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喉越しがいいけど如何にも伸びそうな麺。小さくて少ないなぁと最初は思ったらどんどん伸びてるのです。ヤキメシと伸びた麺のお蔭で終盤はお腹一杯になりました。
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意外にもチャーシューが美味かったんですよ。
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炒飯ではなくヤキメシ、しっとりしていた。
よくある味や塩加減がマバラではなく全体に均等に馴染んでいた。
ラーメンよりヤキメシの方が熱かったよ。奥や下の方まで熱かったし。
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「ちょうど1000円です」
店主のこの声だけハッキリトーンで聞こえた。店主は私の1000円札を持って、さきほど婆さんが買いものをバサバサ置いた白い載荷台へ歩いて行き、引き出しを開けてそこに入れた。
そこにはレジがあったんだろうね。
店を出る直前、店主が背の高い男性に「あれ、持って来いよ」アヤしい指示を出していた。
背の高い男性は答えなかった。
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半端じゃないタイムスリップ感だった。完全に時が止まっていた。
おそらく老婆は母で、男2人は兄弟かと思います。
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店から出てアーケードを歩く。人間界に戻れた安堵感。
レトロでは済まされない妖怪が出そうな雰囲気。
一見が気軽に入れないオーラ。重苦しい場末感満載。
入るには多少の勇気が要ります。店を見学すると思ってお入りください。貴重な体験ができますよ。
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味噌納豆ラーメン [ラーメン]

同じ870円?.jpg
味噌ラーメン870円!!
納豆ラーメン870円!!
オカシい?何で同じ値段なんだ?
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この店は前に載せました。横浜は本牧の通りにあります。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-10-29-2
舗道が狭いので正面全体をアングルに収めようとすると猪首を90度近く上に曲げないといけない。
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店の看板と店名からして居酒屋みたいですが。
店内は洋食屋さんのよう。テーブル席の真ん中にあった仕切が撤去されていました。
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味噌ラーメン専門店といっていい。あと水餃子もウリだそうです。
前は焼き餃子もやっていたらしいが止めちゃったみたい。
私は滅多に味噌ラーメンを食べない人。街角中華応援派ですが、そこで出される味噌ラーメンは大概業務用ブリキ缶から出されるペースト状の味噌、しょっぱいんだモン。
ブリキ缶とは明らかに一線を隔した味噌スープならいいのですが、そういうのは店に入ってみないとわからないじゃないですか。
ブリキ缶とは違う味噌といえば、上州で知った田所商店系列、港区の栄雅、白岡駅の味噌玄も美味しかった記憶があるが。。。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-11-19
5本の指に届かない。
何かで見た「横浜は味噌不毛の地」
それを否定したくなる味噌ラーメンですぞ。
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野菜の頂上に鎮座している納豆。
新橋「ほりうち」町田「でくの坊」で醬油ラーメンの納豆入りは経験済ですが、味噌ラーメンに納豆は合うのだろうか。
意外と合うのだ。
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具材の内訳は、キャベツ、ニラ、玉ねぎ、もやし、人参、挽き肉と・・・あ、チャーシューが無いぞ。だからか同じ金額870円なのは。
チャーシュー抜いて帳尻を合わせやがったな。これでテンション落ちたが、野菜が高いことを思い出した。
昨年秋の長雨や台風で、まだまだ葉物を中心に野菜価格が高騰しています。
毎週日曜、ジャン母と買い出しに行くのですが、カートを押して野菜売り場を廻りながら「高いわね」とブツクサ。
キャベツが300円超えしてるし。あっても小さいし。1/2にカットされてるし。
陳列棚がスカスカに空いてたりする。
葉物の高騰で鍋料理が高級料理になっちゃったとも。家計が圧迫され料理店も圧迫。トンカツ屋のキャベツ、モツ鍋屋やちゃんこ屋なんかも苦しいんじゃないか。タンメン専門店とか。
上大岡の焼き鳥屋でもトンヅケの下に敷くキャベツが1枚だけになったし。
一昨日に載せた絶句タンメンの店も野菜高騰だからあんなに少ないルックスなのかな。
この店もそうだろうか。そうに違いない。
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原価の安いモヤシよりも、今高騰しているキャベツの方が多い。掌半分くらいにザクっと切ったキャベツがたくさん隠れている。
これだけ野菜があってもスープが薄まったりしない。茹で野菜、載せ野菜ではなく、炒める音がしたから。でも油っ気がくどくない。余分な水分が抜かれていてスープが薄まらない。野菜の甘みと納豆の粘りが溶け込んで、甘くて円やかで優しい味になった。
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納豆を崩す.jpg
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具も麺も熱々です。スープより熱々??
麺は中太のストレート麺で歯ごたえがある。かなり存在感のある麺です。
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できたら味玉は割って出して欲しいな。箸で切れないので前歯で噛み切りました。
チャーシューが無いけど野菜が多い。野菜トッピングではなく、デフォルトでこれだけ野菜があるのは凄い。
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私にしてはスープ飲み過ぎ。だってしょっぱくないんだモン。
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「ごっそさん。あったまったぜ~」
「あぁりがとうごぉざいまぁしたぁ」(店主&奥さん)
叫んだ店主の頭髪は短くカットされたパツキンだった。パンクロッカーみたいだった。でも店内のBGMはサザンだった。
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店を出て道路向かいから。
やはりラーメン屋には見えない。イマイチ居酒屋みたいだ。
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横須賀中央の千里飯店 [ラーメン]

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京急横須賀中央駅デッキ向こうの横断歩道を渡った目の前にあるこの店は、2015年10月末にUpしたことがあります。
店の記事ではなく、京急堀ノ内駅構内にある一般客が渡れないミニ踏切(職員しか渡れない)の紹介記事の終わりに写真だけ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-10-27
欠けた丼で出しやがってからに!!
2箇所欠けてたからね。
あれから2年、あの欠けた丼はまだ使ってるのだろうか。廃棄しただろうか。
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時刻は11:30、これから埼玉県まで行かなくてはならないので今、昼を取らないと。
それなりの味しか期待できなさそうな店だが、時間がない、昼を喰うなら今しかない、でも何も期待しない、失敗でも後悔しない、店を恨まない、丼が欠けても笑って許そう・・・そこまで自分に言い聞かせながら入りました。まさか2回めがあるとは。
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混んでいた。カウンターに米兵、カウンターに米兵さんがいた。白人、黒人、女性も。その隣に座ろうとしたら、お店の女性が、
「ミセノイリグチガワノテーブルセキハイカガデスカ?」
「テーブル?」
入口入ってすぐに2人用のテーブル席があった。テーブル席は老人ばかりでしたね。
寒そうだがそこへ移った。
「ナンニシマショ?」
「ええっと・・・」
急いでたので、醤油ラーメンと4種のミニ飯類から選べるランチ限定品を。
グランドメニューには中国料理全般がある本格的な店らしい。ピータンからフカヒレ姿煮まであった。
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しょっちゅう店のドアが開くので寒いんだけど。開いて出たり入ったりしてるのは客じゃなくて男性の店員さんじゃないか。出前もやってるらしい。電話注文も受けてた。横須賀中央界隈は坂が多いので出前するのはかなりの労力を要るのではないか。
他、厨房はカウンター前のオープンキッチン。調理2名、ホール女性1名で途中から1名増員して2名に。それと出前のオッさん、計5名で営っていた。
全員大陸系の人で、母国語で業務指示やオーダーやり取りを聞いても会話の内容はわからない。
厨房の男性は目つき、目の光が強い。愛想は全くない。
お客は日本人と大陸の人と米兵が混在しており国際色豊かな店内である。大陸語、英語、日本語が飛び交っていた。横須賀だからね。
米兵は英語かカタコトの日本語でオーダーする。彼らはランチ限定品ではデカい身体が持たないので、グランドメニューからオーダーして、それでも足りないのかテイクアウトも追加していた。
厨房は大陸の人なので上手く伝わらない時がある。例えば肉料理を選ぶのにチキンとポークを取り間違え、
「ア、ゴメェン、ブタニクジャナクテトリノホウダッタ」
やり直しになっていた。それに返す厨房の男性の目がキツイ。大陸語で何か文句のように返してるからきっとキツい会話内容に違いない。
でも米兵さんには全く通じない。
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何だか煙いぞ。
私の右、1席空いたところに老夫婦がいて如何にも身体が悪そうな爺さん婆さん。昼間から生ビールを飲んでおった。
テーブル上に薬袋が置いてあるから病院帰りか。爺さんは足が悪いようで、補助器具を椅子に置いて火の点いたタバコを灰皿に置きっ放しにしている。
爺さんは食べながら吸う。食べてる間も火を消さないのは困ったものである。食べて、吸って、煙草を灰皿に置いて、ケムリがモワ~ンと立ち昇って、また食べて、吸って、煙草を灰皿に置いて、煙が立ち昇って、の繰り返し。
煙草が燃えて短くなって、それを摘まんで口に持ってったら指先と唇を火傷するんじゃないかってくらいまで吸ってましたね。
そんな病体の爺さんは喫煙マナーを知らないし、医者に「煙草止めろ」と言われててもまず言うこと聞かないし、これから先も短いだろうし(毒を吐きまくりですが私)、好きにさせるしかなかった。
米兵さんも出入りするからALL喫煙化なんですよ。店内全域に煙が漂っています。
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醤油ラーメンと4種のミニ飯類から選べるランチ限定品なので、先客の米兵たちより先に出されたが、丼は欠けてないですね。新らしめのに変えたようですな。
東京ラーメンか?ラードがうっすら浮いてるスープ。
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細めの麺。具は茹でもやし、支那竹、小さい赤い縁のチャーシュー。出前だと確実にのびる麺だな。
青物がショボイ。写真には茹でもやしじゃなくて、チンゲン菜がしっかり載っていたが。

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昨日の絶句タンメンもそうだが、メニュー写真とスックスが違うじゃないか。あるんですねこういう店って。写真はあくまでイメージなんでしょうけど。
青菜が高騰して、安売りで生産者に負担をかけているもやしに鞍替えしたんだな。
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米兵さんのオーダーしたレギュラー炒飯のついでに炒めて皿にバサッと載せたミニ炒飯は・・・
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・・・なかなか美味しい。ところどころ白いけど、多めに混ざったハムの塩気で救われている。
中華料理店に多い硬めの炊き加減でいい感じ。ラーメンのレンゲで食べるのではなく、皿だからスプーンで食べるのもいい。
炒飯の方が塩気が強く、最後の方のラーメンスープは味がしなくなった。

こんなセットもあるのか。10円安いのは何か意味あるのかな。
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グランドメニューは大陸系の大衆中華料理店、店の造りはモタッとした生活感漂うアバウトな大衆中華。逸品料理jの方が美味しそうな店でもある。ランチのCPはいいと思います。
会計して振り向いたらまだ爺さんはまだタバコ吸ってやがった。
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外に出たら、出前の男性がいた。
バイクじゃなくて自転車だった。
改めて店の前に立ったら結構な坂道である。自分の足でペダルこいで坂を上り下りするのだろうか。
男性は坂を下っていった。ブレーキが軋む音がした。
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絶品ならぬ絶句タンメン [ラーメン]

Blogに支配される日常です。
公用の合間に街角中華の散策を諦めて、めんどくさくなって横浜駅の地下に来てしまった。
駅に直結。ジョイナスの地下2階です。
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絶品タンメン??
それがウリなのか。だけど自分たちで絶品なんて謳う辺りはアヤしいな~。
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駅地下の飲食店はイマイチオモシロ味がない。
公道に面していないから風情がないのである。
安くはない。テナント料の分だけ客単価に上乗せさせられるといっていい。
でもいいところもある。雨に濡れなくて済む。地下だから当然だが、いろんな飲食店がそこに集まっているので目移りしてそれはそれで楽しい気になる。
必ず11時定刻にキッチリ開店する。掃除や片付けはそれまでに済んでおり、店側も11時を待ちかねたようにOPENするのです。OPEN時間はなぁなぁでは許されない。個人商店と違って全てのテナントは監督下にあるからです。
フロアの店員さんもニコニコと感じがいい。卓上もキレイに磨かれて清潔です。
「空いてるテーブル席へどうぞ~」
テ、テーブル席?
おひとり様だぞ。カウンター席はないのか。ひとりならカウンター席へお願いしますと席指定されるのに慣れている私はテーブル席に案内されてやや面食らった。
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入口からまる見えじゃんか。
カウンター席はないのか?あ、あった。奥にあるじゃないか。
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後から後から入って来るおひとり様客もテーブル席に案内してましたね。まぁこれが11時半を過ぎて混んで来たらそうも言ってられなくなるのだろうけどね。
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駅地下の一等地なのでそこそこいい値段しますね。
タンメンはメニューでも絶品と豪語しているぞ。何だか鼻白むな~。
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初めての店ではオーソドックスに醬油ラーメンとハーフ炒飯。
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街角中華やラーメン専門店ではなく中華料理店系列なので赤いチャーシューです。中華街のショーウィンドウに吊るしてある焼いた豚肉は、どれも縁が赤い色をしていているでしょう。あれですよ多分。
美味しそうですが、あの赤い色の由来はなんでしょうか?
何で赤いのか。食紅を使ってるのでしょう。メニューは広東風だし。オメデタイ色なのでしょうね。
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700円のラーメンではないな~。こりゃ駅地下価格です。これに半炒飯をプラスしたら1000円超過ですからね。
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炒飯はアブラでコーティングされた軽いタイプ。粘着性はなくツルツル滑る扱いに困った炒飯であった。レンゲよりもスプーンの方がいいと思う。このお皿だと最後の方になればなるほどすくい難い、食べ難くなるタイプです。
でも美味しいと思った。中華料理店のものですね。
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紅生姜が鶴を形作ってる。縁起がいいな。
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食べてる間も外から丸見えなんですよ。
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他のお客は殆どが中高年ばかりだった。私が最年少。昔からの味を求めてたら横浜駅に直結する便利なこの地下店にたどりついたのでしょうか。
絶品タンメンをオーダーするお客さんは確かに多いようで、絶品、絶品、絶品、が続いていた。
だったらその絶品を試してみようと。
2回めもテーブル席をススめられたが「カウンターでいいよ」と素っ気無く言い切っていちばん奥へ。
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タンメンなんてオーダーするの久しぶりです。私は塩ラーメンは食べるがタンメンはあまり食べない人なのです。理由はしょっぱいから。大抵どこでも塩胡椒の主張が強いからです。
カウンターから見たスタッフの数は男女合わせて8人はおったかな。ただ、調理の仕方が同じオーダーをまとめて一気にやっつけるやり方なのです。
「次絶品4つ、半炒飯4つに炒飯ひとつ行きます」
私のはその中に含まれている。
だが。。。
着丼して、見たら絶品ならぬ、絶句しました。
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後でジャン妻も「写真と違うわねぇ」と呆れていた。
「赤いのがないじゃん」
スープも少ないし。写真はイメージだろうとはいえあまりに違い過ぎないか。スープが少ない、野菜も少ない、麺も少ない、少ないだらけなのです。
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野菜は切り方が雑だがまぁまぁシャキシャキしてはいた。
麺は少し平たい面で、断面は楕円形。
だけど全てが少ないだけに何だかひたすらしょっぱいのです。最初のひとくちから最後までずーっとね。コクも全くないし。
しょっぱさの中に野菜から出る甘みが多少でもあれば救われるが。キャベツではなく白菜だけに甘味が足りないのですよ。
不味いのではない。野菜炒めから出た油分がスープににじみ出ているごく普通のものです。スープが多かったらまだ救われたかも知れないが。
これを絶品と謳う根拠はなんだい?
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絶品なんてネーミングをつけるからいけない。昔ながらのタンメンでいいのでは?でもこれが昔ながらを継承しているのなら私はもういいや。
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駅チカの店は安心できるところもありますが、値段が高いし外すとガッカリ度も大きいですね。
後日、地上に出て別の店のタンメンを食べてみたのですが。
化学調味料の味が濃いとはいえ。。。
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こっちの方が野菜タップリだぜ!!
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魁力屋 [ラーメン]

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デカくて赤い大看板、白いフォント。
否応にも目立つ。
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こうして見ると1階の店舗より上の看板の方がデカくて高さがあるのではないか。
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相模原店中央店です。16号沿い。
魅力屋(ミリョク)ではないです。魁力屋(カイリキ)です。
浅香山部屋の親方・もと大関、魁皇関の魁ですな。
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このチェーン店は駅チカにはあまりないようです。幸楽苑のようにロードサイドに多い。
電車移動する私の公用圏内にはこれまで無かったのですが、昨年から私の公用圏内に相模原市が加わったことでこの赤くてデカい看板が目に留まった。
相模原警察署の向かいにあります。私は警察にお世話になっているのではないよ。
JR南武線の高架からこの赤い看板が見えます。新城中原店だと思う。
直虎が放送される前年に井伊の国を最初に見に行った時に、新東名の藤枝PA下り線でもこの赤い看板を見かけた。そこは小さい看板だった。その時はラーメンの写真を見て「やっぱ止めとこう」だったのです。
これまでは一度も入ったことない。初めてです。上州には無いようです。
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店内は何だか醬油の匂いが強いぞ。
長~いカウンター席、テーブル席幾つか。くるまで来る客はテーブル席の使用率が高いので、典型的なロードサイドのチェーンラーメン店レイアウト。
客層はサラリーマン、作業員、おそらく休日はファミリーが加わるのでしょう。
賑やかではある。店員の数も多い。男性1人、若いねーさん4人いた。皆さん若くて元気で大声を出す体育会系の接客をするので、活気はあるが少々うるさくもある。
多少マニュアル的ではありますが、お客さんが入ろうとするタイミングで声が飛んでスタッフが迎えに行くのです。スタッフが扉を開けて客を迎え入れ「寒いなか来ていただいてありがとうございます」って言われた。
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細い麺なので早い。5分かからなかったですね。
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で、うぇ~、背脂がたっぷりか。
ラーメンの上に缶コーヒーをぶちまけたようなルックスですね。これを見て藤枝PAで「やっぱ止めとこ」だったのか。
でもいただくしかない。ギットギトのコッテリではなかったのが幸い。豚系ではなく鶏ですね。ただ、醬油の主張が強過ぎるきらいはある。
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スープをすすってるのか背脂をすすってるのかわからなくなってくる。
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スープの表面にアブラ(脂)が浮きまくってる。
たぬきそばの揚げ玉が溶けたように見える。
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アオアオしたネギは私の好みに合わなかった。九条ネギ(ネギ)って京都九条のネギ。九条って羅生門のあった街ですか。
あのネギは量産できるのか。最近行かなくなったが上州安中の「あってりめん」というヘンテコリンな店は、上州なのに下仁田ネギを使ていない。それは下仁田ネギが薬味に不向きで、火を通さないと食べられないからだが、そこでいっとき「九条ネギ入り」があった。
でもそのうち止めちゃった。若い店主が言うには「九条ネギがあまり入らなくなったんです」
生産数が限られてるから上州なんぞへ廻してくれなくなったらしいのだ。どっか他へ廻しちゃったんだろうね。
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私が今食べてる青ネギは普通の国産ネギらしい。
私はネギにうるさい人でネギが無いと生きていけない。夏場のスーパーの買い物でも細くてヨレヨレのネギの中からなるべくしっかりしたネギを探す。
実は私、下仁田ネギはあまり好きではないのだ。深谷のネギが大好きですね。
卓上には青ネギが置いてある。入れ放題のようだが、九条ネギではなく国産青ネギ入れ放題です。タクアンも入れ放題。
でもネギが不作だったらどうするんだろう。
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食べてる最中、店員が私の背後を元気にひっきりなしに通るのだ。小走りに。風圧が私の後頭部に吹き付ける。
この塩が2018年最初のラーメンになりました。
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餃子定食、唐揚げ定食と組み合わせたら1000円超いきます。唐揚げは中まで熱々でした。ラーメンは最後の方で冷めて来たけど、唐揚げは最後まで熱々だった。
唐揚げだけではなくアジフライ、チキンカツ、コロッケ、ハムカツまである。小ライスと組み合わせて、ラーメンプラス定食にするとかなりお腹一杯になります。
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京都白川発祥のラーメン店という。京都に知り合いはいないが、こういうアブラアブラしたラーメンを好むらしいね。京風薄味あっさりという認識を改めなくてはいけないようです。
会計時にポイントカードをくれたのです。それを見たら有効期間が半年なんですよ。
10個埋まったら500円引きなのですが、半年で10個なんて無理です。消化器系が脂まみれになってしまうじゃないか。でも脂(アブラ)が全く無いと単にしょっぱい醬油ラーメンになってしまうかも知れない。
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大将に外国人スタッフが・・・ [ラーメン]

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家記事がダラダラ続いたので、そろそろラーメンや居酒屋、外のグルメ入りの記事いきます。
会津に行く日のを地域防災拠点訓練日に設定され、氷雨が降る中を「避難者ゼロです。私だけ。他は逃げ遅れました」の届出を出して「今から防災拠点にご一緒しませんか?」と誘われたのを「今から遠出するので」やんわりと拒否り、急いで荷造りしてまず向かった先は本牧の大将。
行ったら顔触れがガラリと変わっていた。
券売機に1000円札2枚を突っ込み、ラーメン×2、海苔マシ×2、ライス(小)×2、キムチ皿&ワカメ皿と押していったら、
「味玉も・・・」(ジャン妻)
「えぇ~」
私は超かた、ジャン妻はかためでアブラ少なめ、そこへ味玉を加えると言葉で伝えるのがめんどくさいんだよな~。
「よしなよ」
「食べてみないの」
何て言えばいいんだ。「超かた、固めんアブラ少なめ味玉」ってか。
廊下の券売機を離れてカウンター席に移ろうとした。いつもは紙の券をカウンター上に置いて、ラーメン2枚、海苔マシ2枚、ライス2枚、キムチ皿&ワカメ皿、合計8枚を2枚ずつ組み合わせて並べてわかりやすくするのです。今回はそれに味玉が1枚プラスされるから合計9枚。
だが券売機の前を離れようとした直前に、初めて見る若いのがやってきて、カタコトの日本語で、
「オコノミゴザイマスカ?」
「ええっと・・・」
「笑」
いきなり聞かれた私は面食らった。相手はニコニコしてやがる。
カウンター上に並べるのではなくその場で言いながら渡すハメになった。
「超かた、固めんアブラ少なめ味玉・・・」・
海苔マシ×2枚、ライス2枚、キムチ、ワカメと券が数枚あるので、それらを掌でチマチマ2枚ずつ組みしながら纏めて手渡した。危うく床に落としそうになったね。
上手く伝わっただろうか。いつから外人さんが?
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その後でいつものオヤっさんがいないのに気付いた。
オヤっさんは長年の経験で、ラーメンに添えるライスは先に出してぬく飯にするのを知っているが、不在なので小ライスが出てこない。若いのはあっちの言葉で私語ばかりしてライスを出さないのです。
超かた、かた麺なので、すぐに出されたが、ライス出さないので言いましたよ。
「オイ、ライスは?」
「ア、ライスダシマス」
ホラ、ライスが熱々じゃんか。
母国語で私語していないでもっとオペレーションに集中せいと言いたい。
気になった。上大岡もそうだが、大将も稀に若いのが入れ替わることがある。それら若いのはオヤっさんが口うるさくガミガミ教育するのだと思うが、オヤっさんは若いのが発するあっちの言葉を理解できるのだろうか。パートのオバさんもそうだが。
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私はマナーさえよければ外国人にあまり偏見の無い方だし、人手の問題や外国人受け入れ推奨も受け入れて理解するようにしている。いつか大将に青い目の外国人がいて厨房が国際化したら、最初は違和感あるだろうけど抵抗はない。仕事をちゃんとしてくれればいい。
(日本人って外人さんに優しいじゃないですか。)
若いの3人はオペレーションの合間に日本語でなく母国語で私語ってるんですよ。
「オヤジさんいないね」(ジャン妻)
「そうだな。まさかクビになったか」(私)
船山温泉もそうだが、いつもいる馴染のカオがいないとクビ云々に繋げるのは私の悪いクセであるが、喰い終えて廊下に出たら、顔馴染のベテランさんが仕込み室から出てきた。
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大将は店とは別にスープの基本をこしらえたり、白菜をキムチに漬け込む作業をする「仕込み室」が廊下の反対側にあるのです。
「ああどうも」
「オヤっさんは?」
「今日は間門店にいますよ」
よかった。クビになったんじゃないんだ。
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この日はオヤっさんいた。
今度はカウンター席に座ってから聞かれた。
「オコノミゴザイマスカ」
「超かた、キムチ少なめ」
「チョーカタキムチ・・・」
・・・は母国語でした。相方の若いのにはそれで伝わったが、オヤっさんやパートのオバちゃんにはそれでは伝わらないと思うが大丈夫だろうか。
母国語と日本語を交互に使い分けてるんだろうかね。
案の定、後から現れたオヤっさんはコワい顔してた。若いのが間違いなくオーダーを受けたかどうか、疑うようなコワい眼差しでカウンター上に置いてある私のオーダー食券を1枚1枚凝視しておった。間違いないか自らの目で確認しないと信じられないようである。若いのと会話は無かった。
大将の客はガテン系が多く、好みがかなり細かくてウルさいので、双方コミュニケーションが取れていないいいけないのだ。
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「オイ、ライスは?」
「ア・・・」
またかよ。喋ってっからだよ。先に出せって。

Dancyu2007年1月号「鍋特集」に「ちゃんこ鍋にはぬく飯が合う」といふ。
大将はちゃんこ屋じゃないけど、大将の炊飯器はおそらくガス炊飯器だと思う。ラーメンが熱々なのにご飯がいつまで経っても保温効果で熱々ではこっちに出されてから冷まさなければならない。そんなことしてたら麺が伸びてしまうじゃないか。ぬく飯こそ熱々の汁に合うのである。
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相変わらず私語が多い。私のは超かたなのでオペレーションは早い。手が空いたらまた母国語で私語が飛び交い談笑し始めた。
和気藹々もいいけどさ。シマリが無くなっている。
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冬晴れのマリンハウス。
空気が澄んで寒いけど心地よい。
歩道橋を渡って大将へ。
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「オコノミゴザイマスカ」
「超かた・・・」
いい加減覚えろよと言いたいが言ってない。後から現れたオヤっさんがデカい声で、
「超かただろ!!」
ところが若いのはこれにすぐ反応しなかったので、
「超かただろっ!!」
「ア、ハイ」
お、それまでユルかっら店内の空気が締った。
そしたら作業服を来た一群が8人入店してきたぞ。
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その一団は全員が同じ服だから同じ会社、現場でしょう。彼らは大人数なのでテーブル席を占拠するのだが、その前にひとりずつ購入した食券を若いのに提示している。
「オコノミハ?」
「かた麺、脂多め」
「かた麺、ネギ多め、ホウレンソウ多め」
「かた麺、(ここで100円渡して)ライスも」
そっから先はいちいち聞いてないが、8人全員がかた麺以外は細かい好みがバラバラであった。
一旦外していたオヤっさんが戻ってきて、並んだ8人分の券をパッと見て、
「全員かた麺だろっ」
「・・・」
「かた麺、全員・・・」ここで業を煮やしたかフロアの方へ行き、その作業服の一団に向かって、デカい声で、
「全員かた麺だよねっ」
そこで作業服の一団から別箇に反応があり、それを厨房の若いのにフィードバック。
「全員かた麺だよっ・・・」
さすが!!オヤっさんはポイントを押さえている。
その後、オヤっさんは若い者2人に挟まれた。2人はオヤっさんを間に挟んで母国語で私語?ではないかな?合間に「カタメン・・・」「・・・アブラ・・・」がどうのこうのと聞こえた。・・・は母国語です。業務の確認指示らしい。
私は丼から顔を上げて、若いの双方を交互に見た。
間にいたオヤっさんは私を見てニヤリと笑った。「俺がコイツら仕切ってんだぁ」とでも言いたそうである。
でもオヤっさんはまだ言い足りなかったのか、炊飯器を開けて、
「ご飯、炊けてるよなっ?」
「ハ~イ」(パートのオバちゃんの声)
でもこれでは確認不足と思ったのか、
「炊けてるよな。前に炊けてますって言うから見たら炊けてねぇでやんの。炊けてるよなっ?」
「大丈夫ですぅ」
オバちゃんも確認して叫ばざるを得ないが、その返事は遠くから聞こえた。というか、オヤっさんの声がデカ過ぎなのである。
では追加のご飯はどこで炊いてるのか。仕込部屋か。そこから持ってくるとなると相当な重労働である。
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この後、その作業服を着た一団ひとりひとりにお好み間違いなく供されたかどうかは確認していません。最後まで見届けたかったのだが、磯子区役所に向かう私は11:00の根岸行バスに間に合うべく切り上げました。この辺りは1時間に3本しかないのです。
オヤっさんの声がデカかったのは、自らを鼓舞する為、若い者への威嚇??そしてお客に対しての自己アピールかも知れない。
私の記憶に間違いなければ、オヤっさんと初めて会ったのは私が前職にいた30代前半、あの頃は間門店だったから、もう30年以上いることになる。永年勤続ものである。表彰されてもいい。人の入れ替わりが激しいラーメン屋の雇われで「これだけ長くいたで賞」をあげてもいいのではないか。
でもまさかこのトシで(失礼)あっちの言葉を話す若い者を任されるとはご本人も思ってなかっただろう。
若い衆の教育ヨロシクです。
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群馬のうどんは幅広 [自宅グルメ]

私らは毎週(日)ジャン母と買いものに行きます。
昨年ジャン母からくるまを取り上げたからです。
返上するにあたってせめぎ合いはありましたよ。
「まだ乗れる(運転できる)わよ」
「だめだアブない。」
アクセルとブレーキ踏み間違えて店に突っ込んだってニュースを見る度にヒヤヒヤ。
「くるまがないとパーマ屋に行くのに不便だし買いものにも行けないじゃない」
大きいもの、重たいもの(米とか野菜とか)を買いにいけないというのですが、
「もう運転はダメっ。自分らも毎週(日)買いものに行くんだから一緒に行けばいいんだ」
強引に押し切った。
それ以来ほぼ毎週です。昨日も行ってきました。

スーパーでカートを押します。
買いものメモを見ながらチョイスして廻るのです。それ以外にも指示が飛ぶ。「ちゃんと産地を見てね。外国産はダメよ」
ポツンと言うには、「今日はご飯炊きたくないワ」
あんなにお節料理を大量に作るからだよ。作ってくれって誰も頼んじゃいないのにさ。余ったお節は来客に無理矢理持たせたそうである。
今日は買い物に出る前、お節を詰め込んだお重を片付けさせられたからね。叩き割ってやりたくなったよ。
で、スーパーのカートを押して目についたのがこれが置いてあったコーナー。
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「うどんでいいワ」
ジャン母の視線は讃岐うどんに注がれている。
「讃岐うどんは固いですよ」(ジャン妻)
「固いの?」
「あ、いや、コシが強いんです」
「コシが強いって?ああそういうことね」
グニャングニャンじゃないってことですよ。私は「こっちの方が美味いぞ」と、群馬の粉ものに軌道修正させた。
「何でおっきりこみって言うの?」
「切って入れるんだと」
いい加減に答えた。ホントはよくわからない。実際そういうのを見たわけでもない。おっきりこみ、おきりこみの語源は、製麺されてない最初の頃は、こねた小麦粉をへらの上から切って入れた、という説からきてえいる?
私も聞きかじった程度の知識しかない。パックされているお切り込みはちゃんと製麺されたものだった。幅は1cm、厚さは2~3mmぐらいか。
「これが桐生のひもかわうどんだと幅がもっと広くなるのだ」
見て食べたことがあるように言い放ったが、私は現物を見たことないし食べたこともない。
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同じものを買って家で煮込みます。家ではもう鍋の〆にうどんも雑炊もしなくなったが。この日はうどんを入れる代わりに具を少なくした。
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他のうどんと違うのは何といっても幅広いこと。下ゆでなんかしないで、生麺のまま野菜と、主に根菜の具と煮込むのだ。
汁は味噌でも醬油でも塩でもいいと思う。この日は味噌味。ダシは昆布とカツオと中華ベースのこれを少々。
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「〇〇さん(私のこと)家で鍋作るんですか?と言ってきたのがソリの合わないオンナ。よく登場するね最近。
私が家で鍋担当なのを何故知ってるんだこのオンナが?
「私も家で鍋するんですが・・・」
お前さんは社では生意気だが、家では主婦だろ。
「あまり上手に作れないと味噌味にしてごまかしたりするんですよね」
この野郎!!
私の味噌鍋を下手だと言ったようなもの。
「家の鍋のことアイツに喋ったのか?」
「あ、皆の前で言ったかも。残業して終わって軽く飲みに誘われた時に、今日は旦那が家で鍋作って待っててくれるから帰るって言ったような」
「二度と言うんじゃない」
「どうして?」
「アタシは仕事で忙しいから家で料理しない、ヒマな旦那に任せていると言っているようなものじゃないか」
「ウチの旦那は優しいってアピールしたつもりだったんだけど」
「もう二度と言うんじゃない」と釘を刺した。
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ビロビロビロ~ン。
うどんという感じがしない。細長い餅のようでもある。
根菜、大根やニンジンはまだしも、里芋やジャガイモを食べなくなったので、通常の鍋の具を入れたのですが、ネギ以外の葉野菜は合わないと思う。
やはり里芋、大根、ニンジン、牛蒡ですね。あれば蓮根なんかもいいかも。
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豚バラ肉が少し入っていますが薩摩の黒豚です。甘味が出て美味しい肉です。
でも安くない。100gで298円するんですよ。黒豚ではないバラ肉は100gで198円だからね。
昨日の記事でカワハギを買いまくった魚屋の延長線にいつも買う肉屋があって、そこで必ず100g298円の黒豚を200g買うので店側も私の黒豚嗜好を覚えている。
トレイに無ければ冷蔵庫にある塊をスライスしてくれる。何も言わないのに「あ、あるから切りますよ」
どうも昨日のカワハギといい肉屋の黒豚バラ肉といい私はカモにされてるようだが、稀にド新人のバイト君が、
「グラム298円ですがよろしいですか?」
黒豚でない198円のバラ肉もあるのよ。
私はややムッとしながら「それでいいんだよ」
いつもそれなんだからと言い返す前に店の若女将がトンで来ます。量り売りです。商売上手なところがあって、こっちは200gって言ってるのにわざと多く盛って「250gじゃ多い?」と言われたことが何回かある。「あ、300gじゃ多いよね」とかね。
だが年明け、まだ黒豚が入荷しないのです。そこだけトレイが空いちゃってるのだ。
「鹿児島から入荷するのでまだ年明けで遅れてるんですよ~」と言われた。
「肉屋の連中下を向いちゃってさ。俺のカオを見ないんだよ」
「あ、黒豚バラのオジさん来ちゃった~って思ってるんだよ」(ジャン妻)
「いつもはカモが来たってトンで来るのにさ」
年明けずーっと黒豚バラ肉が入荷しないせいで、お得意様である私のカオを見ようともしないのだ。昨日もどうせまだ入荷していないだろうとわかっていながら、「未だ入らねぇのかよ」と難癖言ってやろうと思ったがジャン妻に制止された。早く入荷しろよ。
余談のついでですが春菊も高いね。サービス品と謳っていながら298円、300円とかね。10月に上陸した台風21号のせいかな。
2018年1月13日写真追加。これがいつも行く肉屋。
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群馬のおきりこみ、なかなかイケますよ。イケますが、普段食べてるうどんは口を尖らせてズルズルすするじゃないですか。幅が広いから食べながら唇を横に広げてるようだ。
昨年、おんな城主がおんな農婦になった時、松平健さん率いる武田軍が攻めて来て、健さんが本陣でうどんのようなものを食べていたよね。左手にこんな椀を持って。
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だけどジャン妻は幅広い麺は嫌いみたい。佐野ラーメンや喜多方ラーメンのようなピラピラ麺だと難色を示す。
「アナタひもかわうどんなんて興味ないよね」
「うん。何だか何かうどん食べてる気がしない」(ジャン妻)
「食べたことあるの?」
「さぁ、あるのかなぁ。あるのかも。麺じゃなくって塊を食べてるような。薄べったい塊をね。ほうとうはいいんだけど」
これも見てください。
http://www.gunmachan-navi.pref.gunma.jp/reserved/08.php
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桐生のひもかわうどんは一旦木綿のような。尋常でない幅広さのもあるようです。
あまり広過ぎてトイレットペーパーのようなものは食べ難くないのだろうか。太い、細い、じゃないのですよ。
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「お前はまだグンマを知らない」の主人公である神月紀(かみつきのり)は、ニイガタ県三条市の出資で、チバ銚子市から転校してきて洗礼を受けた際に縛られたのがひもかわうどん??
(三条市?蒲原郡と銚子は高崎藩の飛び地だった筈だが。)
口に巻かれてるのはひもかわうどんか?
「あんなマンガを読むな。グンマをバカにしやがって」
「でも、あれ読むとだいたい合ってますよ」(群馬のウチの社員)
「そんなん読むな」
「実写版、観てくださいよ~」
観るなそんなモン。
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カワハギ天国 [グルメ]

昨年11月にかかりつけのエロ女医が詰問口調で私に言うには、
「会社の健康診断受けた?」
「まだです」
「年内に受けないと今度来た時に採血するわよ」
脅すような言いグサだな。注射針刺すわよと言っているようなもの。
「12月に行くので持ってきますよ」
会社もウルサくススメる。健診受けろって。私とソリ合わないオンナが半ば命令調で社員に触れ回っていた。上級管理者ほど過信して受けないですね。
「〇〇さん(私のこと)受けました?」
(るせぇな。)
「12月〇〇日に予約してあるよ」
「遅いですね」
(るせぇオンナだな。)
「かかりつけの医者んとこで年に2回、血液検査だけ受けてるけどね」
「どこのお医者さんですか?」
(るせぇっつーの。何処だっていいじゃねぇか。)
私はかかりつけエロ女医のクリニックの名前を挙げた。
「ああ、あの先生・・・」
ソリ合わないオンナもその女医&クリニックを知っています。本社社員がインフルエンザワクインを予約しているのです。
「あの先生私好きですよ。サバサバして」
(そうかいそうかい。俺はお前さんは昔っから嫌えだよ。)
で、年末に出た健診の結果はというと。

「血圧」
治療中、経過観察中
116/81(90~129、0~84)

「心臓系」
心電図、異常無し

「血液脂質」
総コレステロール 189(140~199)
HDLコレステロール 45(40~99)
LDLコレスエロール 102(60~119)
中性脂肪 213(30~149)
!!!!!!
ちと高いな。

「肝・膵機能」
GOT 25(1~30)
GPT 21(1~30)
γ-GTP 40(1~50)
ALP 196(104~338)
肝機能はいいのです私。だからって過信しないようにしないと。

「腎尿路系」
尿蛋白(-)、尿潜血(-)、異常無し
クレアチニンン 0.63(0.01~1)

「尿酸代謝」
尿酸 5.0(2.1~7)

「糖代謝」
尿糖定性
HbA1c(NGSP) 5.9(0.1~5.5)、略正常

他、胃にポリープがひとつあった。

まだまだ体重が多いらしい。数年前の私を知ってる人は、「そういえば痩せましたね」と言ってくれる。腹囲が93cmだったのが今回は87cmに下がった。だが6cm減っただけでは足りないらしい。
「それだけ痩せてまだ肥満なの?」(ジャン妻)

中性脂肪213か・・・。
昨年は191で過去最も低く、一昨年は469で最高値であった。150切らないといけないのだが。
今回213-191、その差22、原因は何だ?
もしかして???

これか!!
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これに違いない。昨年の10月末からいき付けの魚屋にカワハギが並ぶようになった。もちろん肝付きである。
大好きなので魚屋の主人にススメられるまま貪るように買い漁った。あれば買ってしまう。
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寒くなるに連れキモが大きくなっていく。値段も上がる。
甘みがあるキモを身にからめて刺身でいただく。海のフォアグラだね。同じ海のフォアグラでも私はアンキモはそれほど食べません。
日本酒が欠かせない。
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カワハギがあると、カツオもイカも脇役になってしまう。
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カワハギは運動量が少ない魚で、春の産卵に備えて餌も多く食べるが、冬場は栄養を脂肪に変えて肝臓に蓄えます。だからキモが大きくなる。
カワハギ君は身だけなら低カロリーで糖質ゼロらしい。そりゃそうだ。肝に貯めこまれるんだから。だからといって肝を食べないわけにいかない。すると高カロリーで糖質も上がるかた結局は同じだよな。
カワハギを好きな人で肝を食べない人っていないと思うよ。
こういうのを食べるようになったのは外で酒を飲むようになってから。
肝が大きくなる代わりにに身が痩せる。身が足りなくなってしまいキモだけ醬油に浸けて喰うハメに。
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は身に弾力があるので、刺身にする際は薄造りにする店が多い。
この店もそう。
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薄っぺらだな。申し訳ないけど家で喰ってるカワハギの方がイケたね。
「肝が小せぇなぁ」
「あたりまえでしょ」
「これで1500円近くとりやがって。ホントはカワハギじゃなくてウマヅラハギじゃねぇのか」
「何で店で注文するのかと思ったわよ」
「つい・・・」
「近所の魚屋さんでこんな大きいもの食べてるのに」
「・・・」
私にカワハギと肝の美味しさを教えた店はこれ。
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和歌山、ぶらくり丁の千里十里という店です。
10数年前、関西担当だった頃、和歌山に出没して冬場にいただいたの。
和歌山ではカワハギのことをハゲという。私のことではないよ。
群馬八幡でカワハギが出たのには驚いたけどね。
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下写真のカワハギは元旦の宴会用に出そうと事前に予約しておいたもので、31日の昼に他の刺身と併せてドッサリ購入する予定でした。そしたら魚屋の店主が間違えて、前日の30日にその日の晩の魚を買いに現れた私に先に売ってしまったのです。
予約伝票持って31日に行ったら、
「オカシイな?カワハギが見当たらないんですよ」
「もしかして昨日買ったカワハギって・・・」
「あ、昨日売っちゃったっけ。それだ!!」
とごまかすように言ってたが、まぁ食べられたんだからいいや。
「カワハギと肝って、お義母さんは食べないよね」
「食べないと思う。食べてんの見たことない」
子供から成人する過程でカワハギなんて家で出されたことがあるわけない。ジャン母は「身体にいいから食べなさい」という理由で私の嫌いなものを押し付けたりするが、私が成人して酒を飲むようになって外(居酒屋)で覚えたもの、アジのタタキ、ナメロウ、シメサバ、イワシつみれ、クジラ刺、馬刺なんてのは絶対に箸をつけない。
だから実家の正月にカワハギ&肝を出してもジャン母は食べないと思う。カワハギを知ってる人た釣り人、酒を飲む人しか箸を伸ばさないのではないか。
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年が明けてすぐのカワハギ。1500円×2つ。
3000円のカワハギである。これが店だったら幾らするだろうね。
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「また買ってきてたわね」とジャン妻は呆れ顔である。
「なんちゅう大きいキモよ。これどう見ても2人前でしょ」
「アナタも食べてよ・・・」
「食べるけどさ」
「私ひとりではちょっと・・・」
「だったらこんなに買って来なきゃいいのに!!」
いちど3パックあったのを全部買占めようとして店主に「ひとつ残しといってくれる?」と言われたことがありますよ。
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ついにこの3連休はカワハギ禁止令が出た。
昨日も魚屋に行ったのですが、魚屋の店主の前で、
「買っちゃダメ」(ジャン妻)
「って言われてさぁ」
「笑、じゃぁ久々にマグロなんかどうですか?笑」
マグロのすき身を買いました。店主は笑っていたが、いずれカワハギの旬もひと段落する。そしたら数値も下がるだろうよ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-04-13
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3連休明け、また売ってたので買いました。
「これまでのよりは小さいだろ」
「・・・」
そして1月半ばにまた買ってきました。
だんだん肝が小さくなってくる。これ1人前。
次のはこれで2人前なんですよ。価格も下がったし。
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「また買って来たのっ?」
「魚屋のオヤジに言われたよ。今シーズンはずいぶんとアタリますねって」
「でも肝が小さくなったね。もうすぐ終わりじゃない?」
ところが1月終わりになって若干肝が大きくなったんですよ。またまた買って来てしまった。
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「もうカワハギは家計費から出さないからね。アナタの金で買ってらっしゃい」
「家計費入れといてくれた?」
「入れとくけど。カワハギの分はダメよっ。3000円も買って」
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新年が明けたからって何だというのだ? [人間ドラマ]

{{{{{{{{{{{{{{{(>_<)}}}}}}}}}}}}}}}
毎朝寒いですね。
電車の中や会社の方が暖かいです。社内にひとり超暑がりの女性いて、事務所の空調温度を上げるので、そうなると暑くてしょーがないんですよ。
こんな暑いとこにいられるかバーローと言い捨てながら何か公用上の理由つけて外出しますよね。中が暑かったもんだから外に出てすぐはコートを脱いじゃってるんです。そのままコートを脱いだまま闊歩して寒風に吹き付けられてると、年末の「火の用心」で引いた風邪がまたブリかえす。
この3日間で風邪を治さないと。幸い私の風邪は治りつつある。ウツしてしまったジャン妻も「さっき、感動的なタンと鼻水が繋がって出た~」と妙な描写をしながら機嫌が良くなった。

5日間の嫌いな正月休みが明けて、昨日から出勤しました。
私が最寄駅に向かう途中の住宅地の路地は東側が山なので、冬場の朝は全く陽が照らさないのです。メイン街道に上がるまでブルブル震えながら歩きました。
メイン通りに上がって陽が射したところ。
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例年のことですが、出社したらそこらじゅうで「新年おめでとうございます」の繰り返しでうんざり。
電車が空いてたので8時半には事務所入りしたのですが、そこかしこで「おめでとうございます」「本年もよろしくお願いします」の繰り返しである。
(常識的にはアタリマエだが。)
ヒネクレ者で正月嫌いな私は常套文句である「明けましておめでとうございます」嫌いです。

70歳過ぎてまでいつまでも会社の一室に居巣食っている老監査役の年頭挨拶で始まった年始の朝礼は、
「今年は戌年です・・・」
(それがどーした・・・)
「今の時代、忠犬ハチ公だけでは乗り切れません・・・」
(シラーッ、バッカじゃないのか。)
「業績を上げる為に全社員の方々が昨年同様に一層の効率化をしないと・・・」
(だったらお前がサッサと辞めろよ。いつまでいるんだ。)
カッコ内は私の心の声です。
朝礼の後、各人がデスクに戻るのでもなく、そこかしこでいつまでもおめでとうございますおめでとうございます言ってるんじゃないっつーの。何がおめでたいというのか。昨年と同じだよ。さっさと日常勤務に戻れって言いたい。
こっちが気分悪くても屈託を抱えてても、おめでとうを言わなきゃなんないのが煩わしい限りである。
「○○さん(私のこと)新年明けましておめでとうございます」
「ああ、おめっとさん」
「今年もよろしくお願いします」
めんどくさくなって「良いおトシを」と言ってしまったのね。
いちいち言いに来なくていい。ウルサくなってきた。こっちはもう業務に入ってるんだから。1月は昨年末で有効期限の切れた〇薬免許証の交換で忙しいのだ。これは元旦を含めて14日以内に完遂しなくてはならない。今年1月の暦を見ると12日(金)まで実質6日しかないのである。草の者たちにも指示を出さないと。
そこを、「おめでとうございます」と言って言われて中断させられる。
故郷へ帰省したり海外へ渡航した者は、「どうだった?」、「どうこうでした」、「新幹線が混雑で・・・」、「渋滞で・・・」、「吹雪いてタイヘンでした・・・」・・・
土産話に花が咲いている。聞いて欲しいから?でも聞いてる側だってホントは聞きたくないに決まってる。だって自分に関係ないから。吹雪の中帰省、帰京したのはアンタの都合だろって。
早く業務に就けよっ!!
とは叫ばなかったけど、ウルサくなったので12月の勤怠届と出張&移動清算を経理に出して、前述の〇薬免許返納届出を持って外出した。

出る前、ある男性に声をかけられた。
「〇〇さん」
振り向いたらそこにいたのは・・・
伊東甲子太郎・・・。
「おめでとうございます。今年もよろしくお願い致します」
私はやや強張りながら「あ、おめでとうございます」
「固いですね。もうお出かけですか?」
「ウルサいから事務所が。もう出ます」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-05-07-2の記事で私らの前から去った筈の伊東甲子太郎が何故ここにいるのか。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-24で再会してはいますが。)
この伊東が今年の何処かで、お・そ・ら・く・ジャン妻の一身上に大きい関わりを持ってきそうなのだ。

メトロを乗り継いで地上に出たところ。東陽町(江東区です)。
ボケているのか、いつもの出口を間違えて出てしまった。
江東区.jpg
江東区内の某現場に寄った。
そこのリーダーはMという女性でなんでか知らんが私のシンパらしい。群馬から戻った私に、「私のこと覚えていますか?」と言って来たので「忘れる訳ないだろ」と返したら目が潤んでたことがある。
「Hは?」
「あ、Hさんは今日はお休みです・・・」
「アイツいつ入籍だったかな?」
「ええっと・・・いつだっけかな。2月かな?」
Hは昨年の春に入社した若手女性ですが勤務1年に満たずしてもう入籍するのですよ。4年生と違って6年生は入籍が早いです。そりゃそうだ。4年生で22歳で入社するのと、6年生で24歳、または何らかの理由で25歳以上で入社するのでは全く違いますね。
新人研修で「お前らは学業中に2年間オンナの消費期限を費やしてるからな」とブッ放したら伊東甲子太郎から「そ、その表現はマズイです」と物言いが付いたからね。

Hは入社前に2年か3年浪人したか留年したからしい。私は昨年12月にHの入籍を耳にして、年末の忘年会に呼ばれたら私の前にHがいたので、「もう入籍だとぉ?早過ぎらぁ、まだ会社としてモトが取れてないぞ、ド新人の分際で会社をナメてるのか!!」と言い放ったらHは私にこう言った。
「私、新人ですが、もう適齢期なので・・・」
よう言うたなこヤツ。
「適齢期だと?その台詞をMの前で言えるか?」
「い、言えないですぅ」
言えまい。Mは40代でまだ独身なのです。
何で社員の入籍に私が関与するかというと、資格証明書免許証)の書き換えが必要だからですよ。医療業界は女性が圧倒的に多いので、入籍したら戸籍抄本を取って30日以内に免許証を書き変えなきゃならないのです。
だから、入籍する、入籍する予定、(その逆も)、そういう生臭い情報が早く入って来るのです。
H本人が不在なので、さてどうしようかと。入籍時の資格証明書の書き換え方、これを40代で未だ独身のM君を経由してHに口頭で伝える訳にもいかないな。
「空いてるPCあるかな?」
「あ、どれでも」
私は入籍の名義変更のやり方を文書に打って印刷。
「これをHに渡してくれ」
「ハイ」
Mもその文書に目を通している。
「誤字脱字ないよね?」
「無い・・・と・・・思います」
「君もいつか名前が変わる時はその紙に書いてある通りにするんだぞ。それ、COPYしていいから」
「私は・・・多分・・・ないですね」
「んなこたぁない!!」
「・・・」
「いつかそのうちきっといい人が現れて心が動くこともあるんだ・・・」
「でしょうか?」
「それが人の世というもの」
「そう言ってくれるのって〇〇さん(私のこと)だけです」
誰も言ってくれなさそうだから俺が言ってんだよ。「私は・・・多分・・・ないですね」なんて言われて「そうだな」って肯定するわけにいかんじゃないか。「んなこたぁない!!」って強い口調で否定するしかない。

そして2018年最初の外食ランチは某牛丼チェーンになりました。
吉野家1.jpg
マッズ!!
キャベツの千切り、ニオイがしました。年末年始の切り置き、作り置きだなこりゃ。
でも写真廃棄しないで企画中の記事「チェーン店のチープな生姜焼(仮題)」に取って置こう。

地方の某現場から着信があった。そこはクリスマスの頃からモメてるのです。
私はそこに、過去の経緯が絡んで相談には乗っていたのですが、年末年始の休みに入って休戦状態だったのが、年明けになってまた再燃しましたという内容であった。
要は人間関係のトラブルなのだが、今年の日刊スポーツの占星、私の運勢は、
「例年以上にストレス解消と健康管理に留意したい1年です。重圧のかかる仕事や対人関係で心が疲れることも多いので、ストレスで体調を崩さないように。面倒見のよい一面の出し方には注意が必要。余計なおせっかいになってもめ事が起きたり、保証人を安請け合いして窮地に陥ったりする恐れも。情に流されず現実的に考えて」
人間関係のゴタゴタは避けよというのである。
でも対応しない訳にいかない。折り返した。

午後2時に帰社したらまだ事務所内は正月気分満載で、3時のおやつに帰省中の土産、菓子を配ってましたね。
私とソリの合わないオンナが見るからに甘そうなお菓子を持ってきて、
「〇〇さん(私のこと)は・・・」
「甘い菓子なら要らねぇよ」
「ですよね」
ですよね?って何だよ。決めつけやがって。そしたらまた別の女性が煎餅詰め合わせを配っていた。
「しょっぱいものありますよ」
「じゃぁ塩煎餅だけくれ」
「塩だけでいいのですか?お醬油味やチーズが入った・・・」
皆まで言わせず遮って、「塩だけでいい。塩全部くれ」
「ええっ!!」
「どれが塩だ?」
見たら、赤穂塩、モンゴル岩塩、いろいろある。
「貰うぞ」
ムンズと鷲づかみにした。
「あ、あの、他の人の分は・・・」
「配らんでいい」
強奪しました。「〇〇さんがお塩を全部持ってっちゃって、お醤油味しかないのですが」が聞こえたが、私が日頃甘い菓子を拒否してるのは周知されているので不問になったようだ。
しょっぱいお菓子といえばコンビニにこんなのがあった。
トリプル.jpg
これはさすがにやり過ぎだね。殆ど磯辺揚げのようなもの。こんなん喰ったら口の周囲は歯に緑色のテンテンが付着してしまうじゃないか。塩分濃そうである。
塩分といえば、塩味の煎餅を配る前に「甘い菓子なら要らねぇよ」「ですよね」ですよねと決めつけたソリの合わないオンナは実家が青森県なんですよ。昨年末の週刊新潮で「病に倒れる生き方の見本!!平均寿命最短で堂々のV9!!青森県はなぜ早死にするのか」を見た人いますか?
電車の中吊り広告のでこんなのがあったのでソリ合わないオンナに写メしたの。「これってホントなのか?」って。
週間新潮2.jpg
新潮買ったんですよ。そこだけ切り抜いて他は捨てたけど。
週間新潮1.jpg
「あれホントです」
「そうなのか」
「ウチのお父さん病気持ちなのに毎晩四合お酒飲みますよ」
「そうなのか。他にもカップラーメン毎日食べるとか、ラーメンに醬油かけるとか、野菜は漬物だけでそれにも醬油をかけるとか載ってたぜ」
「それも全部ホントです。カップラーメンの売り場大きいです」
私はその記事の切り抜きを渡した。
「お正月実家に帰るから両親に見せます」
私はちょっと慌てた。
「別に俺は青森県民を貶めてるつもりはないぞ」
「ああ、わかってます」
「前に新潮は長寿日本一は島根県を取り挙げてたんだよな。魅力の無い県で群馬と茨城を煽ってたし」
週刊誌は売れてナンボなので、煽ったからって責任取るわけじゃないからね。

出張を含めた1月の公用スケジュールを決める作業に取り掛かる。
12月の賞与をGETして退職者が多い時期です。1月の勤務シフト、異動予定者、退職予定者、産休予定者、育休明け予定者、そういうリストが上がってくるので、それらを見ながら私自身のコース切り(公用外出予定)をするのです。私が最も好きな仕事です。何処へ行けるかな、何処へ行こうかな、群馬の公用はあるかな、と、ワクワク。
ふと、ある1名の退職者が目に留まった。
ああ、辞めるんだこの女性。
昨年の合同会議、懇親会でもひとりで孤立しておったからね。
「退職の届、出てますよ」と、ソリの合わないオンナが冷たく言い放った。
届が出てるということはもうOPENにして構わないということである。その退職者のいるエリア担当は草の者1号なので、1号と電話打ち合わせの過程で、その退職者の話も出た。
1号は暗く沈鬱な声音だった。
そしたら後になって1号からこんなメールが、
「〇〇さん(私のこと)から●●さん退職のお話を聞いてから涙がぽろぽろ出て止まりません。今まで誰が辞めてもこんな気持ちにならなかったので自分でもびっくりです。寂しいです。」
あん?
何を言ってやがる。しっかりしろよ。
私の返信は「どんな理由であれ誰でもいつかは辞めるよ。辞めない社員はいないし、誰も辞めない会社なんてないからね。」というこれまた冷たいものであった。
「そんな返事をしたのっ」(ジャン妻)
「・・・」
「彼女(1号)にそういう意味で返信しなくてもいいでしょう。いて当たり前の人がいなくなることで心細くなってるんだから」
「じゃぁ何て返事すればいいんだ?」
「その気持ちを●●さんに伝えたらいいと思いますでいいじゃない」

夜景.jpg
まだ街は眠ってる。休んでいる。
正月料理やジャン妻の手料理(破れ餃子他)に飽きてきたので1杯飲りたい気分だったが、何処も開いていないぞ。チェーン酒場ばかり。
年末に「良いお年を」・・・
年始に「明けましておめでとうございます」・・・
挨拶疲れ。これを繰り返して齢を重ねていくのか。
年末も年始も変わらないのに。年末年始の休みはもう要らない。
普通の2日休みでいいんだ。
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「火の用心~」は時代遅れか? [町内会人間ドラマ]

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寒いですね。
今朝、年明け最初の生ゴミを出してきました。
「ウチにしては珍しく生ゴミが多いな」
「そんなことはないっ」
3袋あったのです。ただ、ひとつひとつのゴミ袋は小さい。
「あまり大きいと持ってってくれない時があるからさ」
「殆ど餃子のゴミだろ」
「なんですってっ!!」

大嫌いな正月休みが明けて昨日から出勤しましたが、どこの店も開いてなかったですね。まだ世間が動いていないので、昨年末のネタを取りあげます。
今日の記事は昨年中にUpする予定でしたが、寄稿が間に合わず年を越してしまったものです。
真っ暗.jpg
凍りそうな夜空に先達の声が響く。
「ひのぉ~よぉ~~じぃん」(火の用心)
カン、カン、
そして全員で唱和する。
「ひのぉ~よぉ~~じぃん」
カン、カン、
拍子木を打つのは私です。

秋祭りの打ち上げがUpした時、
「もうこれで年内は(行事は)ないですかね」
私を地元有志チームに引きずり込んだお祭り委員長はこう言った。
「年末に夜回りがあります」
夜回りとは防犯パトロールだとわかった。年末より若干前の12月25日から3日間。
何でまたクリスマスにやるかな。まぁウチはクリスマスなんてやらないけどさ。
経理の女性役員に聞いたら「町内会館に19時半に集合して、30分から1時間町内会を歩いて、会館に戻ってから軽く「お疲れ様」の様相でビールが振る舞われますよ」
「ウチのチームから招集通知来るのかな?」
「ああ、●●さん(祭り他、実行委員長)のチームに入られたんでしたね。どうかなぁ。連絡が行くかどうかは私にはわからないんですけど。よろしかったら・・・」
という曖昧なものであった。
「何人くらい来るんですか?」
「いつもだと例年15人くらいかなぁ。犬を連れて参加される方もいますよ」
犬の散歩がてら?
いつもの行事と違ってかなりアバウトなのがわかった。

12月の回覧板にも夜回り参加のお触れはあった。12月25日の頃は私はもう会社業務のヤマ(ピーク)は越えている。殆ど残務整理といっていい。来年1月に繰り越しても構わないものばかり残った。
ネタを拾おうと定時でUpして家に帰らず、そのままダークスーツにコート姿で会館に立ち寄ったら。。。
看板1.jpg
8人か9人しかいない。
役員以外は私だけだった。
看板2.jpg
何処が15人だよって思った。
場違いなところへ来たな。役員クラスや、各チームのリーダーを務める高齢者ばかり。
私がいちばん若い。浮いてる。
処理済~出立前の点呼.jpg
腰の低い会長さんが、
「よくいらっしゃってくれました。会社帰りですか?」
見りゃわかるだろうがよ。
「ええっ!!会社の帰りなの?」と声が挙がった。
「着替えて来なかったの?」
「いったん帰って家に上がったらもう出る気力が湧かんと思いまして・・・」とカッコつけて言ってしまったのです。連中にしてみりゃ私が今年1年間どこかの班長とはいえ、自分たち隠居衆より若い現役会社員が会社帰りに参加してくれたのだから悪い気が起きよう筈がないのだが。
昨年まで同じメンバー、同じ隠居衆だけで廻ってたところへ、私のような若い異分子がダークスーツにガラガラネクタイで現れたから「???」
異分子が紛れ込んだかのような訝しい視線もあった。

夜回りは3組に分かれて3コースをそれぞれ廻るという。
私は新参者なので、会長から、「では●●コースをお願いします。高木さん(仮名)のチームで・・・」と言われた。
そこは私が足を踏み入れたことのない地域だった。
見てると皆、懐中電灯、工事現場にある細くて赤く光る警備坊(誘導灯?)、拍子木、皆、好き勝手に持っている。
私が拍子木を持ったのは単に誰も持っていなかったからです。首からブラ下げた。
軍手と拍子木.jpg
懐中電灯と赤い灯.jpg

細い道を行く1.JPG
私の班はいきなり裏手に廻り暗くて細い路地に入った。坂を上がったり下がったり。行き止まりを避けて迂回したり。
細い道が続いた。道が広いのは新しい住宅地だけで、その昔からあるような家々の前の道は細くて暗いとこばかりだった。
斜めった坂、
くるま1台通れない細い路地、
ドン詰まりの袋小路、
いきなり通行止めの柵があったと思ったらその先は急な階段だったり、
「この先行き止まり!!」そこは避けて、
バックで入らないと車庫入れできない家はどうやってくるまを入れてるのか、
キャットウォークよろしく人と人がすれ違えるやっとの獣道、
道なのか、家の軒下なのか判別つかない細い道、
近所なのに、地元なのに、こんな場所があったんだと改めて驚かされる箇所ばかりだった。
昼はまだしも夜には絶対歩きたくない道、歩かせたくない道もあった。例えば自分に娘がいたとしたら「あの道は夜は避けた方がいいよ」と言いたくなる道。
歩きながら灯が点った家々の傍を通る時に、
「ひのぉ~よぉ~~じぃん」(火の用心)
カン、カン、
を唱和するのです。
細い道を行く2.JPG
引率のリーダー、高木さん(仮名)がしわがれ声で私に言うには、
「こっち来たことあります?」
私は新参者の若手なので丁寧に答えた。
「ないです。来たことないですね」
「狭いでしょう」
「狭いですね。くるま1台通れないじゃないですか」
「タクシーがこの道に入るの嫌がるんですよ。でも住んでるお年寄りはタクシー来てくれなきゃ困るじゃないですか」
細くても暗くても公道らしいが、ディサービスのワゴンや緊急車両が通れない細い道だったのが少し開けた。そこから先の道すがら、家々には車庫があって自家用車があるのである。
どうやって入って来たのだろうか。
そしたら宅急便の軽ワゴンが来た。
スレスレ.jpg
右手にデカい石があってこすりそうである。
高木翁は誘導するハメになった。

そこを抜けたら左手がこんな感じで畑らしい。
造成地.jpg
そこ一帯に街燈が無く、左手に畑が広がって真っ暗だった。
こんな夜道に女性が歩いてたら襲われるは必定である。

「ひのぉ~よぉ~~じぃん」(火の用心)
カン、カン、が続く。このカンカンは最初は音が響かなかった。拍子木の断面は真四角だが、横に重ねるように打つ際に力を入れ過ぎると音が響かないでカチカチ締った音になってしまう。ある程度手先から浮かせながら、木の長い面を合せるように叩かないとそれっぽい音が響かない。
ダダっ広い場所で打っても音が消えてしまう。ある程度家々が密集したところでないと、カァン、カァンと反響しないのである。
入れない箇所もある.jpg
しわがれ声でまた話しかけられた。
「寒くないですか」
寒くないわけがない。コートを着てるがフードがは付いてない。
「黒づくめですね」とも言われた。
スーツにコートだから。ネクタイもしていますし。
「家で着替えたらもう出ませんよ。出る決心が鈍るから」
「ああ、そうか。だからそのまんまお見えになったんだ」
こっちはアナタたちと違ってまだ現役なんですよ。歓迎されているのか「酔狂な」と呆れられてるのかわからなくなってきた。
拍子木.jpg
何だか手が痒いぞ。
拍子木を持つ手が痒いのです。赤くなっている。
この痒みは戻ってもなかなか治まらなかった。拍木アレルギーか。この拍子木が樫の木か何かわからないが、私が日常で触らない木材なんだろうね。
後になって「軍手すればいいよ」と言われたが、軍手だと滑り止めが無いと打つ時にスッポ抜けてしまいそうである。
その拍子木は本来は神社で神様をお迎えする神式の神具です。それが何で火の用心の転用されたのかワカランが。上手く叩けば音がいいからだろうか。

だが近年はこの音を風情とは捉えず迷惑だという風潮もあるという。今は19時半~20時だが、あまり遅い深更にカーン、カーンと鳴らされるとうるさいと。子供が起きてしまうとかの苦情があるとか。
知らないで越して来た住民は、毎年ある時期になると拍子木をカンカン打ち鳴らして「火の用心」を連呼する私らをアヤしい集団と位置付ける人もいるそうである。火の用心カンカンそのものを知らない世代が増えてきたのだ。知ってても、今の時代にあれがいったい何の意味があるのかと。あれをやったからって火事が減るのかと。思い出したように用心する住民が果たしてどれだけいるかということらしいんだな。

昔の暖房は火鉢や囲炉裏だったが、現代では常に火そのもので燃やしている生活場面は極めて少ない。「火の用心、マッチ1本火事のもと(マッチ1本火事のもとは発声しなかったが)・・・」と叫んでも、マッチなんてのは近年見なくなったし、灯油を注ぐストーブも着火が電池式になって久しい。地震の揺れに対する安全装置が完備している機種もある。電気カーペットなんかそう。いいお宅だと蕎麦宿の恵明庵のように床暖房の家もある。田舎ならまだしも現代の都心に火の用心の連呼は無用である、近所迷惑で時代遅れだというのである。

火事が無くなることはない。現代火災の要因は犯罪、すなわち放火が多いそうです。次が煙草の不始末。そして飲食店での消し忘れ。糸魚川や築地でもそうだった。
「マッチ1本火事のもと」とまで声に出していないが「タバコ1本火事のもと」???これだと喫煙者を刺激しかねないかも。
結果論で言えば夜の20時前後に夜回りしてもあまり効果が無いのかもしれない。
でも今はやらなきゃしょうがない。
「ひのぉ~よぉ~~じぃん」(火の用心)
カン、カン、が続く。

皆さんは私より遥かに地域の事情に詳しく、また興味があるようで。
「ここに家が建つんだ・・・」
「木が無くなってるな」
「この家、引っ越したのかな」
「この先の家に・・・」
ブツブツ観察する辺りは噂の現場そのものである。だが寒いので、気を紛らす為に何か喋ってないと気が持たないのだ。
「今はこういうツリーで飾るんだねぇ」
イルミネーションのことである。そういうのが好きな家は新しくてモダンな住宅に多い。昔から建っているかのような古めかしい家にはそういうのはまずない。
イルミネーションでなくても、歩いてたらそれまで暗かったところへいきなり煌々とライトが点いたりする。
防犯灯.jpg
火の用心を謳いながら防犯、防火目的で廻っている私らが警戒されているようなもの。
空き巣や落書きといった犯罪準備者への警告なのだろうが私は気分がよくない。人が通る度にザラガスやキーラのように発光するんですよ。眩し過ぎる。

坂を下る1.jpg
突如として崖、斜面に出たんです。
そこは階段になっていて、左が斜面で真っ暗。家を造成するでもない、ただ削って芝か何かが植わっていた。前は雑木林だったと思う。
「ここはどうするのかなぁ」
「家を造成するのか。このままか・・・」
町内会の役員さんたちは、それまで自分たちが知っている場所の風景に何か人工的な手が加わると敏感です。
坂を下る2.jpg

20時過ぎに会館に帰還した。
そこで軽くお疲れ様会が開催される。正味30分か40分ほどである。
冷えた缶ビールと乾きものである。
私はあんぐりになった。この寒いのに何故冷えた缶ビールを。。。
身体が冷えている。熱燗はないのか。
一升瓶とは言わない。せめてワンカップを温めて出せばいいのに。
誰かが「酒の方がよかったかなぁ」って言ってたので。私は内心で「アタリマエだろっ」って吠えたくなった。
処理済~お疲れ様5.jpg
処理済~お疲れ様2.jpg
処理済~お疲れ様4.jpg
そこから先は長老たちの懇親会のような様相を呈してきた。
「会社帰りにそのまま参加して下さって・・・」
さっきも言ったことと同じことを言った。
「いったん家に上がったら、もう出る気がなくなるので・・・」
それもあるが、カジュアル持ってないんだよね。この年寄りたちに「カジュアル」と言っても通じるかどうか。
「ご苦労様でした。どうでしたか?」
「意外とアップダウンがありましたね。大人の探検隊みたいだった」
我ながら上手い反応だと思ったよ。
「普段くるまで移動していると見過ごしてしまいますからね」
そうなのだ。あ、こういう箇所があったんだと発見が多かった。ただ、暗いので、いつか明るい日中に歩いてみようと思っている。
私の前にいた長老格が目を赤くしながらこう呟いた。
「○○チームは誰も来てねぇじゃねぇか」
○○チーム?私が参加したチームじゃないか。そういえば実行委員長他はどうしたんだろう。秋祭りの準備招集で配信された宛先を見たら30人近くいたのに今宵は参加者ゼロ。
私は肩身が狭くなった。新参者なのに。
斜め前の会計士さんが私を指して「この方(私のこと)そうですよ」と言いかけたが伝わらなかった。
ウチのチームのメンバーは比較的若いので(今一緒にいる役員クラスよりは)、年末、師走に向けて本業が多忙なのだろう。
誰かが言った。
「クリスマスにこういうのやったって、来るヤツ少ねぇよな~」
出立2日め1.jpg
翌日夜は飲み会で不参加だったのだが、翌々日にまた行ったのです。
「ご無理なさらないでくださいね」と言われた。若干鼻声だったからです。一昨日より寒いが私は学習して今夜はフード付きに変えた。
愛犬を連れた女性がいた。この女性は登場しています。敬老の御祝でリストを渡された際に、「各家々をぽじゃまして、お宅の爺さん婆さんご存命ですか?ってズバリ聞いちゃっていいもんでしょうか?」と質問した人です。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-12-17-2
「○○さんは一昨日は●●コースだったから、今夜は高柳さん(仮名)の班で、▲▲コースをお願いします」
●●コース、▲▲コースと言われても私はわかならいので付いて行くしかない。その高柳さん(仮名)という方、これまた年寄りで、若年のこちらから挨拶、声をかけた。
「ご一緒させてください」
振り向いた顔を見たら何処かで見たことがある。あ、あの爺さんだ。11月23日(祭)の防災拠点避難訓練が発令された11月4日、開催日まで20日ないのに開催案内を「回覧」になってたのを私が、「回覧では間に合わない。配布しないと」と物言いつけた時、「まぁ早く、回覧して貰うしかねぇなぁ」とゆる~く返してきた爺さんだった。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-12-18
そうか、あの時は防災だった。今回は防犯だが同じような位置づけであろうかと思う。
出立2日め2.jpg

暗い1.jpg
今宵は赤い警備棒と懐中電灯を持たされた。
最初はバス通りに沿って歩いた。でも明るいバス通り「火の用心」を声に出してもくるまの走行音にかき消されてしまう。そういう通りは歩行者もいるので、「何あれ?」のような視線で見られた。
スタートして5分はバス通りだったのがいきなり曲がって暗い路地へ。
犬を連れた女性が言う。
「ここは前は田んぼだったの」
それは私も知っている。でももう40年も前の話である。
「ここに川が流れてたんだけど」
「潰されたな」
川って潰されるものなのか。暗渠にでもなったのだろうか。
「ああ、ここも家が建ってる」
「ここにも建つんだ」
そういう建築現場は年内で作業終了しており、そのまま工事途中で放置されていた。職人さんたちの再稼働は来年の第2週以降だからである。
「あ、ここに一時停止のラインできてるね」
学童の通学路の安全確保の為に、一時停止のラインを引く際、近隣住民に「引いていいですか?」伺いを立てるそうである。それをしないで先んじて引いてしまうと、くるまを出す際にこれまではスーッと出れたのに、ライン描いたでいで一時停止しなきゃならなくなったじゃないかと文句を言われるんだと。
言って来る住民も学童の通学安全はわかっているのだが、無相談で施行するとそうなるらしいのだ。
暗い2.jpg
暗い3.jpg
畑に出た。まだまだ畑が残っている。
「ここは〇〇さんの畑だろ」
誰の畑かも把握している。さすがに田んぼはない。
「広すぎて、ひとりじゃキツいって」
そういう畑はいつか宅地化される。
「そこから先は他所の町内なんですよ」
そういう地域では「火の用心」の声は出さない。憚られるのだろう。
道すがら、ここの立ち木がどうこう、植木の伐採、青地がどうとかこうとか、川が無くなった、田んぼだった、こっちは公道で向こうは私道、そんな話題ばかりだが、そういうのを殆ど把握している。
「灯が照らさないから植木を切ってくれって言われて、切ったら切り過ぎだって文句言われて」
「木を切るのは床屋と同じじゃねぇか。切り過ぎたら言われら」
床屋と髪の話題になったら、私は沈黙するしかない。そうでなくてもここまでの「」は先達たちが勝手に喋っているもので、私は相槌打つだけで自分から口を出していません。
連中は私が実は地元の人なのを知らない。他所者だと思っている。
「ああ、懐かしいな・・・」
口に出てしまった。防災拠点でもある某中学校が現れたのである。私はここに1年だけ在学して、2年になったら隣町の遠い場所に新たにできた新設校に転校?させられた。
防災拠点訓練に参加していれば、およそ40年ぶりに中に入れたのだが。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-12-18
「ご存じなんですかこの中学?」
「40年以上前です。1年だけいました。その後にできた○○中学に回されたんで」
「もともと地元の方なんですか?」
「自分の実家は〇〇町内ですよ」
隣町なのです。
ウチの町内は昔からいる南部と新興住宅の北部に分れている。私は北部の端っこにいてそこは昨年までは神輿も通らなかった気の毒な場所だったというのは聞いた。
今回の夜回りしている役員連中は南部在住の人が多くて前々からいる地元民ばかりなのです。
新参者の私は他から越して来たと思われていた。だが実は地元の隣町出身で、幼稚園、小学校、中学校、高校も地元なのです。今住んでる場所が新興住宅地なだけです。
先達は納得した。「そうでしたか」って言われた。
後日ジャン母は「ウチの方がアンタたちより昔から地元にいるのよって言ってやればよかったじゃない」と言っておったが、今いる人たちはいずれも私より年長者なのだ。

夜に枝桜に混じって校舎が浮かび上がった。
「中に入りってみたいですね。入れないけど・・・」
夜に浮かび上がる校舎は初めて見る校舎にしか見えなかった。
暗い4.jpg
いきなり誰かが言った。
「そこは止めようよ」
その先は避けようという意味らしい。
「そうだな」
先達たちはそれで以心伝心のようだが私は何でなのかわからない。
「そっちはコワい家があるから」
へぇ。私は興味あるな。「うるせぇ」とでも返ってくるお宅があるそうである。この日、会館に戻って誰かが言うには、
「寒い思いをして『うるせぇ静かにしろい』とか言われたら世話ねぇからな」
やはりそういう家があるらしい。でも「うるせぇ」ったらうるさいんだろうね。
裏道1.jpg
裏道2.jpg
そういえば。。。
去年か一昨年か、もっと前だったか忘れたが、夜この時期に私の家の前に「火の用心」カンカンが通ったことがある。
聞いて私はどう思ったか。やはり「るせぇな」だったかもね。別に騒々しくも何ともないし、その時だけですぐ遠ざかったが「こんな寒い夜分に誰がどんな連中がやってやがんだ。酔狂な」とは思ったよ。
それを今年は私もやっているという訳か。
今の家に越してきてからすぐジャン妻は班長をやっているが、その時はどうだったか聞いてみたの。
「アナタが20年前に班長やった時って夜回りとかあった?」
「その時は・・・やりますから、だけだったね。やってくださいはなかった」(ジャン妻)
やりますから・・・か。
その時期は多少耳障りでもご理解くださいと言っているようなものだな。
では何故この時期にやるのか。
考え込まなくてもわかるさ。冬場は空気が乾燥するからである。火事が多いから。
地元の消防団がやるケースもある。私らの町内に消防団は無いが、私の高校時代の同期で口の悪い消防士が言うには、
「あれは消防団員が集まって酒飲む為だぜ」
ただ酒を飲むだけだと近隣から非難が出るので、その前に「活動しています」というアリバイ作りと景気づけにやっているだけというんだな。「飲まなきゃやってらんねぇよ」とも言っていた。その気持ちはわからないでもない。
暗い5.jpg
高台に出た。街の灯が見える。
それを見て私は「キレイだな」と思ったが「前はここに何とかの寮があって・・・」・・・そういう回顧録に戻ってしまうのである。
その寮は私も覚えている。マンションではなく、団塊の世代で言うところの団地だった。
その団地は空き家もかなりあった。信じられないが施錠されてない部屋もあり、そこをアジトにして数人でダベったことがある。
中で何するでもない。ただ単に時間潰しだけ。
その寮は5階建だった。屋上は無いが昇降階段の上にタンクがあった。
私が連中を置いて先に寮を出たら、空の方から「お~い、○○ぁ~」と声が降って来る。(○○は私の苗字。)
振り向いて出てきた寮を見上げたら、5階の上に突き出た屋上階段の上にあるタンクの上に、さきほどまで一緒にいた仲間のひとりがよじ登っているのである。四つん這いになってタンクに摑まっていた。そこから下界に向かって「こえぇ(怖ぇ)よ~」と叫んでるのです。
イメージ的にはこんな感じです。
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私が目撃した寮のタンクは横になっていたと思う。跨るような姿勢だった。
私はバカかと思った。怖かったら下りりゃいいのに。下から見上げる私だって背筋が寒くなった。だいたいタンクまでどうやって上ったのか。昇降用のハシゴが昇ったのか。
そヤツは黒い学ランだった。高所だけに周囲の家から見える筈。通報されても不思議じゃない。
それを思い出してこう言った。
「その寮って、確か2棟ありましたよね」
「そうですそうです。私の友達もそこに住んでたので・・・」
「その寮の最上階の給水タンクの上によじ上ったヤツがいましたよ」
「!!!」

高台から崖をつたって下りる獣道じゃないが、階段になっている細い生活道路が2本か3本あった。
「これって下りれるんですか?」
「下りれるよ。生徒たちが近道だからって登ってくるんだ」
「今、下ります?止めましょうよ」
真っ暗である。足元がアブないという。
「今日は止めとこう」
そのうちの1本は私も知っている。でももう40年前のことである。まだ現役だったのか。
「ここを下りるとバス通りのどこに出るんだよ」
そう言いながら、先達たちの足の向きは会館に戻りかけてる。
「もう戻るの?もうちょっと廻ろうよ」
「もう30分経ったからいいだろ」
3日め最終日ともなると己に甘くなってくる。
「まだ●●さんたち(別の班)戻ってこないな」
私は口を挟まない。まだ廻るならお供します。切り上げるならそれでいい。
そのまま戻ったんです。3班で私らが最初に帰還した。他の2班は10分ほど遅れて戻ってきた。
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処理済~お疲れ様3.jpg
で、また酒盛ですよ。
酒盛ったって缶ビールだけですよ。また缶ビールか。つまみ(乾きもの)も一昨日の夜の残りだし。
そりゃ声を出しているから多少は喉が渇いているけどさ。
こうなると消防士のダチが言ってた「あれはあとで酒を飲むための口実・・・」そのものである。どうせやるなら熱燗が飲みたかったですね。ジャン妻は「会館にコンロあるんでしょ。やかんとかないの?お湯を沸かしてその中にワンカップでも入れときゃいい」
そうしたいけどさ。私は新参者だよ。仕切れるわけない。
「来年からそうしたら?」(ジャン妻)
今年は口を出さなかったが、もし来年も参加するならそう提案するかも。
そして驚いたというか呆れたというか、会長さんが、
「皆さん寒かったでしょ。これ、よかったら・・・」
と言いながら、貼らないカイロを今になって配ったんですよ。
後で配られても.jpg
今頃配られてもさ。
さすがに言いました。
「会長、これ、廻る前に配らんと」
「いやぁ。去年もそうだったんですよ」
去年もそうだったのか。で、それの残りかい。
「カイロの期限はまだ2年先まであるから大丈夫ですよ」
そういう問題か。
また来年も同じことを繰り返すに違いない。
出し忘れたカイロを含めて、これらが夜回りの日当です。
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この夜回りで私は風邪を引いた。
熱は出なかったが、喉、咳、鼻水。。。
年開けまで咳き込んだが正月休みの大酒で身体をあたためて何とか持ち直した。まだ鼻声が残っていますが大丈夫。
夜の探検で廻った辺りは明るい時にもう一度歩いてみたいもの。
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正月の破れ餃子他 [自宅グルメ]

大嫌いな正月休みがやっと終わった。今日から出勤です。
1日2日3日と街が眠ってた。何処の店も開いちゃいない。コンビニ、牛丼チェーン、ファミレスぐらいだ。
日刊スポーツの本年度の占星術をGETする為にコンビニ(7-11)に立ち寄ったのですが、マニュアル的で明るい接客TALKの女性店員の目は・・・
「何でアタシが元旦に出なきゃならないのよ~」
のオーラがプンプンであった。
近所の家々にも明かりが灯ってないし。人のいる気配がない。何処へ行ってるんだろう。
自分だけ置き去りにされたかのような鬱々感がするのだ。早く通常の日常に戻りたかった。

31日の大晦日にジャン実家に泊まり、翌朝に出されたお雑煮。
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元旦は晴天だったので、富士を見に行った。
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そして急いで帰宅して再度ジャン実家に2時に集合なので、それまでの限られた時間に仕込みをしなくてはならない。
ジャン妻は皮も具も手作りの餃子を披露するといふ。ただ、作るのは今回が初めてなのです。
これがジャン妻が年末に購入した餃子の皮を伸ばすボード。
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宅配便で届いたのですが開封してビクリ。射撃の的かと。
もしや私に隠れて射撃を習い、私を撃って保険金をGETしようとでもいうのか。
30日にジャン妻から私に買い物指示が出た。
「キャベツ1個、ニラ2束、ニンニク、豚の赤身挽肉を300g買ってきて」
「餃子の皮は?」
私らのよく行く肉屋では餃子の皮も売っている。
「皮から手作りするのよ」
それは無理しない方がいいのではないかい?具だけでいいのに。
「どっかのラーメン屋で持ち帰りの餃子を買って持ってた方が・・・」
「!!!」
30日と31日にリハーサルがてら試作はしています。それがこれ。
こねる1.jpg
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餃子成功1.jpg
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30日のリハーサル段階では大成功だったのだ。
中にはチビた一口餃子もあったが、カリッとした焼き加減、ギッシリ実が詰まった具、なかなかのものだった。
「美味いぜ」
「ホント!!ヨカッタ!!」
「羽付きじゃないのか?」と突っ込んでも笑える余裕があった。
「小さいかな」
「餃子なんてけのは大きさほどほどでいいんだ。吉井町の陽気軒(絶メシ)のジャンボ餃子みてぇなのは喰い難くてしょーがない」
「あれ、破れやすいよね」
「デカいだけにね。皮が破れて中から具がドロドロ出てきたからな」
皮が破れたら悲惨なものである。

だが31日の大晦日、仕込んだ餃子を持ってジャン実家に行く車中で、
「あ、フライパン忘れた」
「取りに戻ろうか」
「いや、いいや。お義母さんとこのフライパンで焼く」
今思えばこの時に戻れば良かったかもなのだが。ジャン実家のフライパンはテフロンではなかったので、フライパンから剥離できず底の皮がビリビリビリ。破れ餃子になってしまった。
餃子失敗1.jpg
餃子失敗2.jpg
「何だこれは?」
「・・・」
「穴が空いてやがる。皮も厚いな」
「・・・」
前日30日の成功が嘘のようである。明日に一抹、二抹、三抹の不安がよぎった。
餃子を持って行く.jpg
そして元旦、霊峰富士を見て、刺身を大皿に盛り付け、餃子の仕込を終えて2時に集合したのだが、それからすぐ餃子を焼くのではなく、くるまで20分ほどの距離にある某寺へ墓参りに。
これで1時間ロス。1時間空いた状態で餃子を焼いたらどうなったか。餃子の皮から水分が出てしまい、餃子を紙から剥がす際にまたしてもビリビリビリと破けてしまったのだ。またまた穴空き餃子になってしまったのである。
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私は心無いことを言った。
「これ焼けてんのか?」
「焼けてるわよ」
「敗れた介護オムツみたいだ」
この比喩にジャン妻はムッとしかけたが。
「責任取ってアタシが食べるから」
とはいうものの、そう居直られても周囲が気を遣ってせめてひとり1個は食べてたがね。
「撮るなっ!!」
「・・・」
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それでもテーブル上に並んだ料理のオンパレード。
ジャン兄弟のスローフード、ジャン母のコロッケ、シャウエッセンのフライ。
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これは最初に齧って「美味いっ!!」声を大大大にして叫んで持ち上げる。すると大嫌いなお節を「食べなさい」攻撃が若干緩むのではないかと。
実は揚げる前にジャン母が、
「コロッケとフライは後でもいいわよね」
冗談ではない。揚げ物が後になるということは先にお節を喰えと。喰いたくもないものを喰えと?喰わなきゃフライしないわよとなりかけたのである。
反おせち同盟のジャン弟が立ちあがった。「俺が揚げる」

私が買ってジャン妻が盛り付けた刺身盛り合わせ。
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この刺身はよく行く魚屋、スーパーのようにあらかじめ切った刺身をパックで売っているだけではなく、基本は昔ながらのサク売りなのです。
12月20日を過ぎた辺りで写真のようなネタを申し込んで31日に取りにいった。31日は混むので切ってるヒマはない。サクで買ってきた。
カワハギをお願いしたら「冷凍したカワハギを30日ぐらいから解凍するから」
そのカワハギは魚屋が間違って30日に店に現れた私に売ってしまったのです。
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「来年からは〇〇(私のこと)に盛りつけさせなさいよ」(ジャン母)

ジャン弟嫁が作ったタコとクレソンのサラダ。
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私もジャン弟もぜんぜん箸を付けなかったジャン母お手制のお節重箱。
チャーシューだけ喰った。だってお節嫌いなんだモン。
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酒は会津と二本松。奥羽列藩同盟である。
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だが餃子のタネはまだ残っている。それらは2日の昼に炒飯に化けた。
駅伝を見ながらビールを飲みながら。
これが餃子になり損ねた具の炒飯である。
餃子炒飯1.jpg
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この餃子のなり損ね炒飯を2日の昼(というか午後1時、箱根駅伝で5区ぐらい)に在庫処理させられたお蔭で2日夜の料理は寂しいものだった。
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これは昨夜のもの。
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それでも晴れの場で手作り餃子を失敗したジャン妻に、ちったぁ気を遣うジャン(私のこと)である。
「お、おい」
「???」
「将来の夢は?まさか止めたんじゃないだろうね」←意味不明?
「夢はあるわよ。たかが餃子を失敗したぐらいで諦めないわよ」
「・・・」
将来の夢?

大量に余ったお節はどうなったのだろう。
ご近所迷惑に配ったのだろうか。
さぁ出勤だ。
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大人様ランチ [グルメ]

船山温泉に向かう途中のランチはこの店と決めています。
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熱海と函南を結ぶ熱函(熱燗ではない)道路沿いにある洋食屋「KIYA」は、ここへ来る前に2回、移転しているそうです。
1980年頃、三島市の某所でトンカツ屋さんだった頃の店名は「木屋」だったという。
名字だろうか。店内の何処かに営業許可証でも掲示してあれば確認できるのだが。
1986年に同じ三島市内の別の場所に移転して洋食屋になった。
1997年、駿河湾環状道路が敷地内を通るにあたって、またもや移転して現在のここ、函南町にやってきた。もう20年近くなるから移転は無いだろう。
いちばん奥の左に私のくるまがあります。アタマっから入って切り返したのではなく最初からバックで入って停めたのだが、結構難儀だった。
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これは昨年4月のものです。夜は船山温泉が力を入れ始めた「ジビエ祭り」で、いつもの猪鍋にプラスしてジビエシャリキュトリー盛り合わせをオーダーしたので、昼ここでは軽くしておきました。
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カツカレー2.jpg
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軽くないってか?サラッとした液体のようなカレーでしたね。全然辛くないの。
ジャン妻は日替わりで、チーズを巻いたカツだった。
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次に昨年の4月、この時の船山温泉行は私らの過去最高金額で予算オーバーした。帰りの助手席でジャン妻が「船山は全体的に単価が上がったね~」と嘆くハメになったのだが。
昼にKIYAに来たら店の前にヘンなログハウスができて、ますます駐車し難くなったぞ。何の為のハウスか今でもよくわからないのだ。
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店に入って黒いボードを見たら、
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大人様ランチ??
お子様ランチの成人バージョンか。
「ワンプレートに、エビフライ、ハンバーグ、カニクリームコロッケ、ミニグラタン、サラダ、ライスORパン、スープ、ドリンク付で1380円・税」
「アタシはこれにする」
この時は私は追従しなかった。何だかヘンなネーミングに白けたのもある。ハンバーグ&ミニソーセージ&ベーコンソテー890円にした。
ジャン妻の大人様ランチを見たら、なるほどライスは富士山のカタチをしていた。だけどひとつひとつのおかずがまぁ小さいこと。
ハンバーグ&ソーセージ4.jpg
大人様ランチ1.jpg
大人様ランチ2.jpg
後ろから見たところ。
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これだけで腹持ちするのかな。大人様ランチというよりも、大人向けのお子様ランチじゃんかよ。
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バーグ&ソーセージ2.jpg
バーグ&ソーセージ3.jpg
ジャン妻はエビフライの尻尾を残してる。
「尻尾食べないんなら貰うぞ」
「あ!!!」
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さてお次は先日のもの。船山温泉で朝食抜きプランにした時のものです。
11:30に入ったら、今度はこんなデカいワンボックスカーが駐車場を占拠しておった。
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私はデイサービスの職員がランチに来たのかと思った。デカいくるまでこっちは切り替えしが全くできない。こういう狭い駐車場にこんなデカいくるまで来るんじゃねぇと思ったよ。
一旦バックで道路に出て、下の県道に面した駐車場に再度入れ直した。そこには植木屋さんがいてレストランの樹木をチョキチョキ伐採しておった。植木屋さんの軽トラが2台停まってましたね。
下から上がってきたらほぼ満席だった。デイサービスの職員がランチしていたのではなく、車椅子に乗ったデイサービス利用者が数人で食事をしておったんですよ。
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デイ職員は自分らが食事に来たのではなく介添えに廻っていました。
ああ、そうだったのか。私のイライラは自然に消えた。
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「大人様ランチ」(ジャン妻)
またそれにするの?ジャン妻は前回も食べていて今回は2回めなのに、初めてのように店員さんに聞いていた。返って来た答えは店のボードに書かれた内容だけだった。
今回は私もそれにした。私は何点かの料理を1つの皿に盛るスタイル、いわゆるプレートはあまり好きじゃないのだが。くっついて欲しくない惣菜同士がくっついてヘンな味が混ざるのがイヤなのだ。ホテルの朝食バイキングでは神経質に気を遣う。

お子様ランチの発祥は昭和5年(1930年)に考案された三越の子供用定食(御子様洋食)で、それに追従した上野松坂屋の食堂が「お子さまランチ」のネーミングで出したらその名に取って替わられた。松坂屋は玩具(おまけ)を付けた効果が大きかったという。
少ないボリュームの代わりに多品種なので、手間がかかるのとあまり儲からないらしい。
注文できるのは小学生低学年までだが、食が細い高齢者については注文を受け付ける店もある。
ご飯は白いご飯の他に、チキンライス、オムライス、イロのついたご飯を、山のカタチ、ドーム形状にしたりするが、ここKIYAは富士山型だった。
大人なので、爪楊枝と紙で作られたちっちゃい旗は無かった。
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同じものが同じタイミングで提供されたのですが。
た・り・な・い。。。
どの具もチンマリして足りないです。大人のと謳っておきながら、殆どお子様の量ですよ。
私は手を挙げて店員さんを呼んだ。
「ご飯別にもう1枚くれる?」
この店は都心のランチみたいにご飯お替り無料じゃないのです。しっかり取られます。ですが、
「このメニューはご飯お替り無料です」
あ、そうなの。
だったらそうボードに書けばいいのに。あるいは口頭で言うか。
まさかお代わりご飯もこんなちんまりした富士山型で出されるんじゃないだろうな。
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普通のお皿できました。
あのオヤジはご飯足りなかったんだろうな、がバレバレですよ。
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ジャン妻はデザートにクラシックプリンなんぞをオーダーしている。
何てことはない。自分でパケージを開封してミニスプーンで食べるの。
「こういう風に出されるとは思わなかったな」(ジャン妻)
これではコンビニと一緒である。器にプルルンと載せたのを想像してたみたいだね。
クラシックプリン2.jpg
クラシックプリン3.jpg
「ひとくちどう?」
「・・・」
喰ってみたら。。。
甘い!!
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お子様ランチはお子様しかオーダーできないから大人様ランチってか。
吹き出しそうになった。では大人向けのメニューだから、逆の年齢制限があるのかな。子供が食べることは出来ないとか。
これを突っ込んで聞いたらもっとオモシロいオチになったのに。聞くの忘れた。
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うな富士 [グルメ]

船山温泉に向かう国道53号線(身延街道、富士川街道)に大和峠という峠があります。
往路で最後の峠、復路では最初の峠です。私らはマイカーだから楽々越えますが、見るからに重たそうなトレーラーがエッチラオッチラ遅く上って行くのもザラです。
稀に身延街道を完全走破しようというサイクリストが峠越えに挑んでるのを見ます。
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船山を知って10年以上(正確には覚えていませんが。)になりますが、毎回この道を、この峠を越えてきました。
いずれ縦貫道が完成しますが、その新しい道を走る気はないな。52号線こそ船山温泉に行く道なのです。
大和峠は地滑りがおきやすく擁壁の工事をしている箇所でもある。その坂途中に1軒のボロい(失礼)鰻屋さんがあるのはご存じでしょうか。
ウナギ屋さんです。
船山温泉のHPにも出ています。
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いつも前を通って気になっていた。「何でこんな場所に?」という観点でね。しかも店はボロいし。
掘立小屋(失礼)のような店は国道に面しており、交通量が多く、トラックなどの大型車も走る。
店は小さいが、駐車場の敷地は国道に沿って広く取ってある。
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これまでご縁が無かったのは船山の朝餉の量があまりに多過ぎで、11時にチェックアウトしたその時間じゃぁとても腹が空かないからですよ。だから今回、朝食抜きプランにしてうな富士の開店時間11:00に合うように来たのです。
くるまを停めたらちょうど開店する時間で、若旦那が暖簾を出したところだった。
若旦那?
事前情報では老夫婦と聞いたが。
店に入ったら既に先客もいましたね。もしかしたら11前でも店内に入るだけなら入れるのかも知れない。

字大和という地です。
南部町誌第三編、町の歴史591頁の城館分布図を見ると、大和峠道の東側、うな富士の裏山に●が付いている。
南部町大和字陣ヶ森の烽火台とあった。600頁にその解説が簡単に記載されていて『昭南スポーツ公園南側(現在のアルカディア南部総合公園か?)に位置する標高270mの山頂に所在する。
その名称から城郭の存在が推定され、「山梨県の中世城館跡」には石塁の存在が記述されるが、山頂の平坦地は畑となっており、明確な遺構は見られない。』
店の裏側は山の斜面になっていた。この山の頭頂部に烽火台があったのだろう。
また第二編、自然環境、南部町の動物、ニホンザルの項には、52号線の大和に一群の猿の群がいると記載されていた。
猿は植林地に住まないので、里山に移動し作物を荒らしまくっている。
私もいつだったか忘れたが、大和峠の麓、楮根集落で2匹の猿を見たことがあります。
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店は木造です。かなり老朽化している。
外観も掘立小屋(失礼)のようだが店内も古めかしい。ただ汚くはない。多少の生活感がにじみ出ているのはまぁ仕方がない。
国道に面した窓際に4人掛けテーブル×2、2人掛けテーブル×1卓、
小上がりに4人掛けテーブル×2卓。
入口に近い場所にもうひとつテーブルがあるが、その上にはウナギの水槽があって、これから料理されるウナギたちがウナウナしていた。まさかそこで生きているウナギを見ながら食べる訳にもいくまい。
限られたテーブル数なので、駐車しているくるまの数が5台あれば満席だと思っていい。
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私らは小上がりに座ったが、私の背後に本壇があってマンガが大量に並んでいた。ウナギを焼くのに時間がかかるからだと思う。
WCは店内には無かった。外にあるらしい。
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店の女性がお茶を持ってきて、
「特上でよろしいですか?」
優しく、それでいて決めつけるように言われるが、特上と特々上しかないようです。3564円の特上、5400円の特々上しかない。並、上、はない。
特上を2つ。特々上は鰻がもう1匹載ってるらしい。
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店内をジロジロ見ながらしばし待った。
私らの席は後ろの窓から陽が射して眩しいこと。後で写真撮るのに苦労した。
眩しい1.jpg
ひと組、ひと組ずつ焼き上がってくる。
事前情報だと老夫婦が営ってると伺ってたが姿が見えない。
以前T館長が「うな富士さんもいつまで頑張られるか・・・」呟くように言ったのを覚えている。
昨夜、配膳に来た船山温泉の男性スタッフ、Sさんも、
「自分も行ったことあります。おじいちゃんですよ」
だけど今は若夫婦と女性の3人で営っている。焼き場には息子さん。洗い場には若奥さん。そしてフロアの女性。
そしたら若奥さんとおぼしき感じのいい女性が常連さんに、
「おじいちゃん転んでねぇ。膝のお皿を割っちゃって、ただいまリハビリ中なんですよ」
ああそういうことか。
急遽ピンチヒッターなのか、どっか他で努めていたのをこれを機に継ぐのかどうかはわからない。
「おじいちゃん転んで・・・」に聞き間違いが無ければ9月と言ってたような。
常連さん?.jpg
この店の規模、キャパなら3人だと多いのではと思ったが、3人必要な理由はすぐにわかった。鰻は焼くのに時間がかかる。焼き場が小さいのと、ひと組ひと組ずつ焼いていくので、その間に外からご新規のお客が顔を出す。だが相席させないのでファミレスのように「お名前をご記入いただいて、外で、くるまの中でお待ちくださ~い、呼びにいきま~す」
くるまのナンバーも聞かれます。そういう呼び係が必要なのです。だから3人体制なのだ。だいたい1組30分と思っていい。
店を出た際にくるまのナンバーを確認したら、山梨ナンバーが多かった。客層の多くは地元客らしい。近隣の楮根集落の人ではなく、車を使って来る広域の地元客が中心のようです。
卓上にこれだけ箸があるのは混む店の証でもある。そして店内完全禁煙のようです。
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私は鰻なんて滅多に喰わない。2016年のお盆の時期に牛丼チェーン店で「うな牛」なるウナギと牛丼のコラボ丼を喰って以来ですよ。あれは不味かった。やはりウナギはウナギ、牛丼は牛丼と別に喰わなきゃ美味しくないのがよ~くわかったよ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-09
インプラントを埋め込む前、奥歯を抜いた状態で港区某所でうな重を喰ったが、その店はランチ時に大量生産する店で下ごしらえが甘いのか、抜いた後の歯茎に小骨がブスッと刺さったことがある。
あまりの激痛にタマらず箸を放りだして指を突っ込んで骨を抜きましたよ。その店は潰れた。ザマミロって思った。それから少しの間ウナギがトラウマになりかけたが。
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味ですか?
ひとくち齧った感想は、
「スーパーのウナギとは全然違うね」というこの店に対して失礼極まりないもの。あの~・・・どんなに誉めようとしてもウナギの味、タレの味としか言いようがない。まぁ身が厚くて弾力のあるウナギでしたね。フンワリしていたような。
さすがに余計な小骨すら無い。仕事をしている証ですね。
タレは甘さが控め。肝吸いも熱々です。肝はよく噛める食感でしっかり苦い。
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混んでますね。これは喰い終わって店を出てさぁくるまを出そうとした時に振り返って撮影したものだが、満車、待ち客10組近くいましたね。
鰻を焼くのに30分を要するとして組数で掛け算すればいいのだが、店内で喰うだけではなく持ち帰りも対応しているようなのでかなり時間がかかりますよ。11時きっかりを狙った方がいい。
「また行きたい」(ジャン妻)
「私はもういいな」
マズかったんじゃないよ。そりゃ美味しいに決まってる。でも普段、肉野菜炒や生姜焼に慣れてるせいか、私はウナギが無くても生きていけるので。
ウナギってやっぱり高カロリーの贅沢品だと思うのよ。国産なら余計そうだよね。
慣れないもの、高いものを美味しくいただきました。
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