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セカンドホームタウン [人間ドラマ]

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今日は群馬の新人歓迎会のお話です。
毎年お呼ばれしていますが、今年はお誘いが無かったのです。そういうのが開催されるのをウチの支店、現場で知ったの。平成24年にヤンキー娘だったS子(仮称)今は嫁いで兼業主婦ですが、その女性から、
「いついつの新人歓迎会来ます?」
「歓迎会?私は誘われてないぞ」
「え?そうなんですか?」
くるま通勤で家TO職場の群馬は娯楽が少ないのか、そういうイベントの集まりはなかなか出席率がいいのですが。
そこの店長からも「来てくださいよ」と言われた。
「いやぁ、でも誘われてないしなぁ。誘われてないのに押しかけるのも何だしなぁ」
「幹事に言えばいいじゃないですか?」
「幹事は誰だ?」
「SKです」
「SK?ああ、2年生か」
SKは私が群馬に関わっている過去の経緯を知らない世代の子です。今はもう私が来た平成24年からいるメンバーよりも、後から入って来た若手たちの数が遥かに増えていて、私の過去なんか知らなくて当然なのだ。
「SKさんに言えばいいじゃないですか?」
「えぇ~、私が言うのかい?誘ってくれって?」
その場では濁したが、別の現場に群馬全体を統括するエリア長がいて、彼からも、
「歓迎会来ないんスかっ?」
責めるように言われた。
「っていうか誘われてないしさ」
幹事のSKは私がこっち(群馬)に来た経緯を知らない。後から入って来たメンバーの方が格段に増殖しているから、私も「そろそろいいかな、引退しようかな」と思いかけたのですが、
「言えばいいじゃないっスか?来てくださいよっ」
来てくださいよと歓迎する意は嬉しいが、誰も幹事に言ってくれないのかい?

聖なる酔っ払いオンナM子はこう言っていた。
「ああそうですねぇ。もうあの頃からのメンバーよりアタシたちと〇〇さん(私のこと)の関係を知らない子たちの方が多いですからね。」
会った時は20代半ばの若手だったM子も三十路を超えたからね。
「でも前からいる方たちもいるんだから、その方たちの為にも来て下さいよ」
「君は?」
「アタシは・・・その・・・エヘヘヘ・・・大勢の宴会がちょっと苦手になりまして・・・」
「来ないのか?」
「遠慮しようかと」
バカ騒ぎが嫌いで家でひとりでじとーっと飲む毎日だそうです。

さて、誰も幹事のSKに言ってくれないのですよ。
自分で言わなきゃならなくなった。仕方がないので自分で言いましたよ。とある支店にいるSKの許へ行ったの。控室でマズそうな弁当を喰い終えたSKに「話があるんだけどよ」
そんなに親くもないのでSKはやや緊張していたが、私の群馬に来た経緯、過去を聞いたSKは仰天した。
「ええっ!!そうだったんですかぁっ!!」
その場で「是非きてください。お声かけしないですみませんでした」になったのですが、これさぁ、旅人の惑星ショウ旦那も言ってたけど「それってジャンさん自ら言うんじゃなくって、周囲の誰かが幹事に言うべきですよね」って。ホントそう思うよ。
「何処でやるのさ?」
「まだ決まってないんです」
「その週はバルだから、早く店を押さえた方がいいぞ」
「バルって何ですか?」
「知らないのか」
「知らないです」
「高崎BARだよ」
神奈川県民の私が群馬県民、高崎市民に高崎BARを説明するハメになったんですよ。くるま社会、くるま通勤だからホントに知らなかったらしい。
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でも大人数を収容できる店はバルなんかに参加しないので店のチョイスは私の杞憂に終わったのだが。
「出ることになったよ。」
「SKさん驚いてたんですか?」(酔っ払いオンナ)
「何で俺が自分の家みたいに支店にズカズカ入ってきて、君や他の先輩たちと慣れ慣れしく喋ってるのかクエスチョン?だったらしいぞ」
「まぁ確かに。知らない子が増えてきてますからねぇ」

後日、SKから開催場所案内のメールがきたんだけど、店を見て絶句した。「またあの店かよ」って思った。
これまで3回か4回そこで催っている。送別会、歓迎会、忘年会も。
昨年の歓迎会もそこだった。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-05-27-1
料理がイマイチなのだ。いっつも同じものが出るんです。呼んでもらったんだから(呼ばれてないけど)物言いも言えないし、言ったらもう呼んでくれなくなるだろう。
行きたくなくなってしまった。いや、思い直した。これは業務なんだからと。あと何年関われるかわからないし、悔いないようにしないと。
開催当日に前橋、伊勢崎の公用を強引に充てこんで、交通費だけ堂々と会社負担にしてやったよ。

当日、雨が降ってやがる。
仕方がない。高崎駅構内の売店で傘買いましたよ。折れにくい傘と表示してある。
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「傘はすぐお使いになられますか?」
「うん」
傘のビニールを外してくれた。
「折れない傘ってのは無いのかな」
「笑」
「折れたら傘でも骨折っていうのかな」
レジ嬢は爆笑してたが。この傘、結局翌朝チェックアウト時にホテルに忘れてしまった。ゴメンなさい。
私は外回りなので、朝出る時に傘持たないで、途中で雨が降って安い傘を買う、この無駄遣いが案外バカにならないのだ。
ルートイン.jpg
開始時間は20時~で、18時過ぎに今宵泊まるホテルにインしようとしたのだが、フロント女性の様子がオカしい。
牛乳瓶の底みたいにブ厚いメガネをかけた色白の女性スタッフのバッジには「研修生」とあった。不慣れなようだが、名前と電話番号を記入したのになかなか部屋キーを渡してくれないのだ。
もしかして?
私はジャン妻が予約して会社携帯に転送してくれた「予約完了メール」を見たら、
ドーミイン高崎!!
ここ、ルートイン高崎じゃなかったのである。
「スマン間違えた。今日はこっちじゃなくってあっち(ルートイン)だった」
「笑」
「でも前回はここに2泊したんだぞ」
Up済みですが、ジャン妻と1泊ツイン、翌日も私だけで1泊してますよね。
「存じております。またよろしくお願いします」
すごすごと旭町を引き返すハメに。
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こっちがよかったな.jpg
途中、酒悦七の前を通った。マスターの黒い影が見えた。
ヒマそうだな。こっちの店でゼロ次会でもするか。何しろ今宵の会場はこれまで何度も利用したが、最初から最後までやっつけ料理なんだよな。
無い後ろ髪引かれる.jpg
ドーミへ向かう.jpg
バルの街1.jpg
バルの黄色い垂れ幕が出ている
この写真、右の店が今宵の会場です。
バルの街2.jpg
バルの街3渋滞.jpg
ドーミインにチェックインしたところ。ここでは「間違ってあっち(ルートイン)に行っちゃった」とは言ってません。
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ドーミチェックインしなおし.jpg
しばらくゴロ寝した。
刻限が迫った頃、部屋から見た風景ですが。このアングルの中に今宵の会場も写っています。
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よく使う店1.jpg
よく使う店2.jpg
行ったらこんな案内版が。
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バルの影響も無いようだ。でも何でウチの連中、毎回毎回ここを利用するのかワカラン。
板の間の座敷に皆揃っていて開始時間1分前にヌッと入ったら、
「あ、ヤ〇ザが来た」
わざとそういうことを言うんですよ。私はそういうジョークがいちばん傷つくのです。見た目なんか直しようがないよ。さて、何処が空いてる?若手の隣は避けて前からいるストライクゾーン高めの女性陣の隙間に入ってやろうと物色したら、この春、当初の公約通り1年間の東京転勤が解けて、Z女史の許から群馬に戻ったEがいた。
こっちを見てニヤリと笑った。
「いたのか?」
「いるよ~。戻ったもん」
「何を笑ってやがる。あ、そういえばN(笑ふオンナ)はどーした?」
「今日は都合悪いんだって」
Eはうるさいオンナだが今は群馬に戻れて大人しくしてるみたい。Eの隣にいるとまためんどいことを言われるので、そこを避けたら、
「〇〇さん(私のこと)、ここ、ここ」
空いてる座を指した女性がいた。冒頭で登場したS子と、S子と同期のこれまたNという女性。
処理済~N子とヤンママ.jpg
Nはhttps://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-03-18
この時は「相手がいませんっ」って吠えてたのに。今は1児の母です。
S子はhttps://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-12-08https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-06-11-1他に登場済みですな。2人とも嫁いだのはいいが、あの頃は小娘だったのに、今は群馬で唯一人口が増えている地に2人して一戸建てを建てやがったんですよ。それも坪数100です。建売じゃない。注文住宅です。
S子の家には暖炉や岩風呂まであるそうです。岩風呂は掃除がタイヘンだし、暖炉の煙突から小動物が入ってきたりしないのか。
2人とも小学校、中学校、高校、短大、そして現在の職場、ずーっと一緒だって。群馬という土地柄なのか、地元で閉じてる世界にいて、県外に出ない限りそういう関係がずーっと続いている子が他にもいる。
「アタシたちずーっと一緒ですよっ」
「気持ち悪ぃ関係だな」
「何ですって!!」
これが先輩後輩だと地元の上下関係がそのまま職場に持ち込まれ、こっちも上位下達がやりやすかった。これが東京神奈川だと反抗する輩がいたからね。そういう意味では群馬は楽だった。
「2人とも30歳になったか?」
「なりました・・・」(N)
「アタシはまだでぇすっ」(S子)
「ふたり同期だろ?サバよんでない?」
「アタシは早生まれなんですっ」
仲良しなのをアピールするのが鼻につく。
「家が近いんですよ」
「近所、お隣さんでも、家と家の間が田んぼか畑か荒地なんじゃないのか?」
「そんなことありませんっ」
「余り近いと味噌や塩や醬油が無くなったら借り合ったりして」
「それは何の落語ですか?」と別の者が口を挟んだ。
2人が家を建てた辺りは水沢街道が近いのですが、ここで別の男性が2人に向かって、
「珍宝館って行った?」
私は、あ~ぁ、言っちゃったよ、って思った。
私もその2人の女性がその地に転居したことで、近くにそういう妙な施設があるのは知ってるよ。まさか行ってないよなって思ったこともある。でもあからさまに本人に聞く訳にいかないじゃないですか。
「なんですって?」
「珍宝館だってよ。水沢街道沿いのあれだよ」
「行ってないですっ。〇〇さん(私のこと)行ったんですかっ?」
「行かねぇよ。そっちこそ行ったのか?」
「行ってないですっ。あ、でも誰々さん(今日は欠席)が行ったことあるって言ってました」
この場にいない者の名前を出して逸らそうとするかな。
私は前を走ったことはありますよ。愛と性のミュージアムとかね。そういうヘンテコな施設、ブットンだ施設が多いのが群馬の特徴でもあります。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-05-24
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料理写真はサイズ大きくしてUpするほどじゃない。学園祭レベルの味、店ですね。内容も毎回同じで次に何が出されるかビンゴなのだ。
「この店好きだね。いっつも同じだな~」
「次に出て来る料理は多分あれですよ」
それが毎回的中するから笑える。
冷えた鴨ロース
刺身3種(マグロ、サーモン、鯛)
薄っぺらで具が無いチーズピザ
筋っぽくて噛み切れない外国牛ハラミ焼き
終盤になってからグリルソーセージ
暴力的な量のポテフラ
そして〆にうどん
いつもコース内容を確認しないらしいんだな。食えりゃ何だっていいってか。
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そのうち幹事のSKが新人さん連れて私んとこに挨拶にきた。
「彼女が新しく入った何々さんです」
私は紹介された新人と初対面じゃないのです。東京本社の新人研修とその後の懇親会で会っている。
私はこれでも新人研修の講師を1時間だけするのですが、この子は最前列にいたな。会議机の上に名前と初回配属店舗名が記載されていて、ホウ、この子が上州の子かってインプットした。
カオと名前を憶えて懇親会で目ざとく引っ張ったのです。ナンパみたいだ。見てるとこの子だけ他の同期たちと離れてひとりポツンとしてたんだよな。
私はその子に歩みより、
「よう、群馬だって?」
「あ、ハイ・・・」
いきなり声かけられてビックリマナコだった。
「実はなぁ、俺・・・」
・・・の後、自身の簡単な自己紹介に入って、平成24年に社名で群馬に飛ばされ云々ってなるじゃないですか。
相手は緊張しまくりだが茶化す輩が必ずいて「〇〇さん(その子の名前)何でこんなコワそうな人と話してるの?」
「この子は配属先が群馬なんだよ」
「ああ、だからかぁ」
そこで周囲も納得するのです。私の群馬好きは本社全員に知れ渡っているから。
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今年3年目の若手が私に言うには、
「新しいあの子知ってるんですか?」
「研修時にマークして、懇親会の時にツラ貸せって」
「ツラ貸せって言ったんですか?またそういう言い方を」
「いやいや(訂正)、そんな物言いはしてねぇよ」
「ホントですかぁ。自分の時みたいに脅かしたりしたんじゃ・・・(※)」
「してないって。お前ん時だって脅したわけじゃない。勝手にそっちが腰抜かしただけじゃないか」
(※)これは別ネタにします。
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ある中堅社員、幹部候補が私に愚痴ってきた。
「〇〇さん(私のこと)自分、こっちへ転勤2年の約束だったんですけど」
「こっちに来て何年経ったのさ?」
「3年、今年で4年目になります。その間に1人子供が産まれて」
「そりゃ凄いヒッティング率だね」
「いやいやいやそういうんじゃないです。会社との約束が」
「約束?誰が貴殿をこの地に送り込んだのさ。1年って約束したのは誰?」
「伊東さんです」
「伊東甲子太郎か。伊東なんてもうウチにいないじゃないか。今は誰が当時の約束を引き継いでるんだ?その者には言ったの?」
「●●部長だと思います」
思いますって?ってことは「あの時の約束はどうなったんですか?」そうハッキリ言ってないんだね。では私に言ってもしょーがないじゃないか。
座は乱れている。こういう場でマトモに話を聞いてもしょーがない。煙に撒いてやろ。
「伊東を信じたお前さんが悪いよ」
「ええっ」
「会社が言うことを信じちゃダメだよ。俺だってこの地に2年行けって言われて1年で戻されたんだぜ。東京なんか帰りたくなかったんだ」
相手はドン引いた。
「いやいや、それって自分と逆じゃないスか」
私はわかって言っているんです。あれから7年か8年経ってるのに、未だに私は「帰りたくなかったんだ」を機会ある度に放言している。
「東京へ帰ってから1年くらいホームシックになったんだぞ。群馬に帰りてぇ帰りてぇって」
「いやそれ逆じゃないスか?理解不能です自分」
「転勤に関して言えば、会社が約束守ったのはひとりだけだよ。このオンナだ」
私は前にいるEを指した。
「1年で戻れただろ」
Eはニヤリと笑った。
「だってEさんは群馬→東京→群馬じゃないですか。自分とは逆バージョンですよ」
「それもこのオンナ(E)の場合は自己都合だからな。でも俺が間に入って取り持ったから1年で戻れたんだよ。Eよ、俺は約束は守ったよな」
Eはニヤニヤ笑って頷いた。何だかイヤらしい笑顔だが、その裏には私への信頼があると見たよ。
Eは相談する相手がよかったんだよ。私のことですけど。会社上層部なんかに相談しちゃダメさ。異動とか昇格ですぐいなくなるんだから。

最後の〆は何故か私がやるハメに。酔っていて上手く喋れなかったのだがまぁそれ也に。
散会したとこ。いずれも前からいるメンバーの一部です。
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ホテルへ戻ろうと、いや、戻るフリをしたら、幹事のSKと今宵主役だった子が何故か私と同道するハメになって。
「帰りは代行か?」
「いえくるまです。私飲まなかったので、彼女(新人)乗せてきました」
「相乗りかい。最初は東京本社に代行ってのがどういうのか説明するのがタイヘンだったんだよな。何でタクシー使わないんですか?って言われたものだ」
くるまを何処に停めたかは聞かなかった。多分私が泊まるドーミイン隣にある青空パーキングだろ。
そこへ行くにはホテルの前を通るので何かイヤなんです。若い子に見送られてホテルに入るのが。なので私はドーミインに入る直前の狭い小路に逸れた。ドーミインとTimesの間にある小路で、味のこづち、おてもやん、おかだ家、のある路地です。
「今からもう1軒行くのさ。じゃぁな」
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「おうジャンさんこんばんは。今日は?」
「新人の歓迎会でさぁ」
後の会話はあまり覚えていない。旅人の惑星さんはこっちに来て以前より店のレパートリーが莫大に増えたとか、バーミヤン行ったよ、どーでしたか?唐揚げタルタル食べましたか?とか。
さっきの喧噪が嘘のような静かなBARの中。
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ファンキードグ氏が置いてくれたところ.jpg
最後の1杯.jpg
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夜景11.jpg
20時スタート、23時散会、その後ASLIで飲み直して日付が変わった頃にホテルでバッタン、そしたら翌朝どうなるか。
二日酔いである!!
その覚悟で行ったんだからいいのだ。
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