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竹灯籠とダルシマー [普通に日記]

さる土曜日16時過ぎにジャン妻と散歩にでかけた。
行った場所は前に町内会役員や有志で清掃した某公園です。そこで竹灯籠の夕べが開催されている。
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竹灯籠イベントはウチの町内会だけの単独で開催するのではなくて、複数ある近隣町内会の連合で開催されます。
開催場所の公園の清掃と管理も他の町内会との持ち回り制らしいです。今年になってからも掃除に参加しました。役員委員以外に来たのは私だけでしたけどね。
ところがゴミが全然落ちてなかったのです。会長か副会長が言うには、
「最近になって何処かが来て掃除したんじゃないかなぁ」
ゴミが無いので30分も公園にいなかったです。もともと近隣住民のマナーがいいらしい。ごく稀に池に外来種を放たれるぐらいかな。
その公園の奥には小さい水田もある。そこの管理は近隣の複数の小学校とも連携している。そこに近所の小学校生徒や有志たちが作った竹灯籠がたくさん植えてあった。
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見物人が大勢いた。子供たち、親子連れ、友達同士で数人、アマチュアカメラマン、ざっと見て2~300人ぐらいいたな。住宅地の規模としては充分過ぎる盛況である。
「もっといるんじゃない?意外と100人って少ないよ。300人だと少ない方じゃないかな」(ジャン妻)
公園手前のグラウンドや広い場に子供たちの嬌声が鳴っている。大人は脇役のようなもの。
「焼き鳥とかないの?」(ジャン妻)
「そういうイベントじゃないのだ」
あれば私は焼きメンバーに参加させられてますよ。お祭りですが、屋台とか、そういうものはないです。
グラウンドを離れ、湧水が懇々と湧き出る谷戸の斜面へ歩きます。
竹の切株が不ぞろいの間隔で並んでいる。それらは斜めに短くカットされて植えられていた。
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ヘンなものを連想してしまった。
虎落(モガリ)みたいだな・・・。
モガリとは、竹を互い違いに組み合わせて縄で結び付けた柵(さく)のようなものですよ。竹矢来の太いヤツ。屋敷や砦などの囲いにするあれです。
穴を掘って、底に斜めにカットした竹槍を敷きつめるた落とし穴をを虎落とし(モガリオトシ)といふ。風林火山で宍戸開さんが演じる鬼美濃が、郡内の籠坂峠を越えた道の麓に北条軍に食らわせる虎落としを掘ってたのを思い出した。
「小田原どもに馳走する虎落としじゃ。粗略があっては甲斐の名折れぞ。」とか何とか言ってたな。
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俺ってこういう禍々しいものしか脳裡に浮かばない人なのだろうか?

まだ周囲は薄明るいが、既に竹の中には小さい蝋燭の火が灯されている。
どうやって植えたんだろこれ?大人数で植えたのかな。
まさかもとは竹薮で、自然に生えてるのを全部切ったんじゃないだろうな。
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もうすぐ平成も終わる。平成は災害も多かった。竹灯籠には阪神淡路大震災、東日本大震災、今年の大阪北部地震や北海道地震、集中豪雨や台風の被災者追悼も込められている。

ちょっと話が脱線します。数年前に泊まった伊豆の三吉という宿では、裏手に生えてる竹を切って、切った竹筒にお酒を入れて、囲炉裏端に刺して熱燗にして、竹で作った短い筒で飲むかっぽ酒という出しものがある。https://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-04-03-2
宿の主人がギコギコ切っていたのを見たら家庭用の鋸じゃなかった。細い鋸でしたね。
竹灯籠は竹、鋸、蝋燭があれば誰でもできるそうだが、普通の木材用の鋸だと断面が荒くなってささくれ立ってしまう。ささくれ立った竹筒で口を傷つけたら痛いから「三吉」の主人は竹専用の鋸で切っていた筈です。それを更に口当たりよくする為にサンドで磨いてあった。これは事前要予約で、別途料金がかかります。作業代だね。
竹筒は持ち帰り可能だったかも知れないが、熱燗に竹の香りがするのはその時だけで、カビが生えてしまうからそう長くは使えないです。

来てすぐはまだ明るかったが、陽の沈むのが早い季節になった。
18時までです。あまり遅い時間まで点すわけにもいかないので、この時期、17時頃から暗くなり、18時に散会するくらいがちょうどいいに違いない。
自然に吹く風が心地よい。今年の酷暑が嘘みたいである。
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子供たち、少年少女たち、つきそいのお父さんお母さんは殆どが写真撮ったり、動画に撮ったりしてる。
人混みを避けて谷戸の奥に歩いたら、耳障りのいいアコースティックな音色が聞こえてきた。
笛と、何だろう。弦を弾くような音がする。
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男性が弾いているあの箱物の楽器は何だ?
シンセサイザーかな。それにしては電子音ぽくないのである。
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リサイタルが終わって片付けてる男性に聞いたの。
「これって何という楽器なんですか?」
「これはですね。ダルシマーといいます」
「だるしまぁ?」
中を覗かせてくれた。箱ものの中に、何本も弦が張られている。
「弦楽器?」
「ピアノ線をこれで弾くんですよ」
打弦楽器です。箱に張ってある幾つかの弦(ピアノ線?)の音階箇所をそれ専用の小さくて細いハンマーで打つのです。弦だけどバイオリンのように弓で擦ったり、ピッチカート奏法のように弾いて音を出す奏法ではなく、弦を直接打つので、音階のある打楽器か、ピアノでいう鍵盤とハンマーが無いタイプと言ったらいいのかな。
見るからに調整が難しそうな繊細な箱ものですよ。これは修理メンテナンスできる業社もそんなにいないのではないか。
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縦笛はリコーダーではなく、ティンホイッスルというアイルランドの縦笛だそうです。
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17時過ぎて暗くなってきた。
蝋燭の灯が映えてくる。とはいえ子供たちの手作りでもあるので、観光都市で開催される大イベントのイルミネーションや灯籠に比べたら素朴で可愛らしいものである。
竹灯籠は45度の角度でカットしているようです。
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遠方で雷の音がするぞ。
空模様がアヤしくなって来た。引き上げよう。引きげる途中、中央の執行委員の中にウチの会長さんがいたのでご挨拶。夏祭り以来である。薄暗くなったが私のことはすぐにわかったようでご挨拶して引き上げました。
次回は秋祭りでお会いしましょう。
「いいねアナタ。知り合いがいて」
だったら参加するかい?
「あの竹は、明日以降に引っこ抜くのかな」
植えるより抜く方がタイヘンそうである。重機を使うわけではないし、殆どマンパワーで引っこ抜くんだろうな。
家に戻ったら雨が降って来た。この日は久々に家で晩酌した。
コメント(4) 

コメント 4

モノノフ

おっと、今回の記事には珍しく食べ物が登場しないんですね。
こちらでは日限地蔵という寺で、毎年2階万灯会という祭りが行われます(^o^)/
by モノノフ (2018-11-01 12:58) 

船山史家

モノノフさんこんにちは。
ハイ、珍しく飲食物無しです。
帰宅してから晩酌のおかずはアップしてお見せできる程のものではなかったので。
ささやかな灯でした。祭りのあと、人海戦術で引っこ抜いたのかなぁ。年内に関係者に会ったら聞いてみます。
by 船山史家 (2018-11-01 15:58) 

佐奈田堂

虎落とし(モガリオトシ)ですかぁ・・
私は竹というと、弓矢とか連想します(´゚ c_,゚`)プッ

ヾ(゚∀゚)人(゚∀゚)ノ ナカーマ
by 佐奈田堂 (2018-11-05 14:41) 

船山史家

佐奈田堂さん。
竹が地面に垂直に立っているので連想したの。
長い竹なら竹槍、竹矢来とか。
日本って竹が多いですから。風強い群馬・渋川の三国街道をレンタカーで走ってたら、前方左の竹藪が強風に煽られて道路に倒れて散乱、その上をバキバキ音を鳴らしながら踏みつけたことがあります。
by 船山史家 (2018-11-06 06:37) 

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