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馬刺です。少しですけど。 [会津]

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「馬刺です。少しですけど」
「・・・」
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「確かに少しだね」
「オカシイね。うちらは更級庵時代からずっとずっと馬刺だったのを忘れてるんじゃないかな」
前回もそうだった。馬刺大丈夫ですよね?って聞かれたぐらいだから。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-04-25
海産物.jpg
オカシイ。これで2度めだ。海産物の刺身が出ている。
女将さんが出てった後で失礼ながら「まさか〇〇症になっちゃったんじゃねぇだろうな」って言い放ってしまった。
「でもこの刺身悪くないね。ヒラメかな」
「ヒラメだと思う。身が締まっていいね」
いつも地元の魚屋で水っぽい薄切りのヒラメしか食べてないからね。それを昆布締めにしたものとか。ホタテもまぁまぁ。
甘エビは細っこいけどこれも美味しい。
でも蕎麦宿で海産物を誉めてもねぇ。
小鉢の数々.jpg
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大根.jpg

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ぶつ切りの馬刺だった。いつもの薄切りじゃない。ヅケにしてある。
「馬刺もうちょっと無いですかね?」
「無いんですよ~」
こりゃアカン。ホントにボケちゃったのかもってマジに心配した。次回からは会津下郷辺りの肉屋で買って持ち込んでやろうかと思ったよ。
蕎麦宿は宿泊客の嗜好というか、船山温泉やさらの木みたいに顧客情報を管理してないらしい。でも私らは20数年通い、他の2宿よりも遥かに訪問回数を凌駕しているこの蕎麦宿のデータを疑いそうになったよ。
リンクしている重兵衛さんとこを見たら普通に海産物の刺身が出されていたが宗旨変えしたのか。次男さんが出ていって、長男さんに交替したから情報がリセットされたか。
見てるとこの宿、帳場にPCなんてないし、黒い昔ながらの閻魔帳かノートに書き殴ってるから管理しているとは言い難い。過去帳で顧客情報なんか検索しようがないし、記憶が薄れたなら予約の度にいちいち言わにゃならんのだろう。
「明日の次回予約の時に言ってくれ」
「そういうのはアナタが後で言って」
「そんな迂遠な。二度手間になる。言いなさい」
「・・・」
翌日、会計して次回予約する際に「馬刺ね」って言ったそうです。私はくるまに荷物を積み込んでたのと、先に出られるお客から「ジャンキーさんですよね?」と声をかけられたからそこで当たり障りないご挨拶をしていたので立ち会っていませんが、大旦那も「馬刺がいいんですか?馬刺の方がいいんですか?」と初めて知ったように言ってたそうだからホントにド忘れしただけらしい。消えちゃったんだね私らの情報が。
「馬刺が苦手な客もいるでしょうけどね。どうしても普通の刺身がいいとか」(ジャン妻)
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まだ外は明るいです。
時折走るガッタンゴー。
でも木々が、葉っぱの茂みがジャマでしょうがない。
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「落ち着かない人ね」
「性(サガ)だよ。葉っぱがじゃまして上手く撮れない」
「だったら撮るの止めたら。落ち着いて座りなさいよ」
それでも警報機が鳴ると身体が反応してしまう。哀しい性(サガ)である。
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他はいつもの内容なので取りたてて語ることもないのですが。揚げ蕎麦(巣篭り、蓮根の穴に蕎麦粉を詰めて揚げたもの、海老天、里芋を潰して蕎麦実を塗して揚げたもの。)でお酒の小瓶が立っているでしょう。途中から酒が変わってます。
最初、奥会津の銘酒、花泉辛口をいただいていた。20年前は地元で消費され、同じ会津でも東の方には流れて来なかったのだが、湯野上の某酒屋さんいわく「地元の呑兵衛が亡くなってきたんで出回るようになりました」というもの。宿に入る前、その酒屋さんへ買いに行ったら、棚に花泉辛口がズラっと並んでいた。
だが私らが全般的に辛口がイマイチ受け付けなくなってきたのである。甘口嗜好になった。最近は「国権」「会津中将」「会津娘」などを飲むようになったのです。
くるまのトランクに積んであります。(翌日1本割れたけど)家で飲む酒と宿で飲む酒が同じなのだ。
「お酒、甘いのってないですか?」(ジャン妻)
「甘いの?てふがありますよ」
女将さんは甘口辛口がわかるのか。
「女将さんも飲むんですか?」
「いえいえいえいえ。日本酒はそんなに飲みません。すぐ酔っ払っちゃうんで」
てふ(会津田島、国権酒造)も、湯野上の酒屋から買って家で飲んだりするのですが、それの小っちゃい瓶が供されました。生酒です。
ラベルは会津田島に生息する蝶、オオムラサキからきています。
「ふくらみのある吟醸香が口中を漂い、ほんのりと甘みをともなう。柔らかな口当たりが続きます。柔らかみがありながら、後味のスッキリとした上品な味わいに仕上がりました。」
「アタシたち、辛口だめになっちゃったね」
「前は花泉を求めて西の方まで走ったがな~」
そういう時期もあった。あれから20年。嗜好も変わったのか。
さらば花泉である。
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いろいろあってブス~ッとしているジャン妻である。
この宿にいても日常を思い出してしまうらしい。この宿は(他の2宿もそうだが)旅ではなく日常に取り込まれてしまったといっていい。日々の延長なのです。
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今宵のざる蕎麦は私だけ大盛りにした。
地元で首都高に入る前、本牧「大将」で済ませてからは何も食べてなかったのです。昼を抜いた。なので適度なボリュームだった。
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蕎麦宿の夕餉は20時までかかることはまずない。早けりゃ19時半に終わってしまう。
それから就寝まで他の部屋のお客は何して過ごしてるんでしょうね。TVでも見てるのかな。私らはこの宿でTVを見た記憶がない。
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会津湯野上の昼夜は温度差が意外とある。
湯の窓は開けてある。熱い湯が苦手な自分にもちょうどよい適温になっていた。
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夜風にあたってみる。

警報機が鳴りだした。
へつり方面の大川(阿賀野川)鉄橋に光が見えた。減速しているので鉄橋を渡る音は静かだが、こちらに近づくにつれ、音が大きくなってくる。
ヒョッと警笛が鳴った。踏切の傍らに立つ私への警告に違いない。
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列車が傍らを通り過ぎる瞬間は一瞬だったが、窓辺の乗客には踏切の傍らに立つ私が見えた筈である。

今度は民宿街に面した鉄橋で構えてみる。
ひとつ先の白岩踏切が赤く光り出した。
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銀河鉄道のように、大川鉄橋から闇の空に向かって飛び立って行くのかも知れない。
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宿に戻ったら、母屋に引き上げる大旦那と鉢合わせ。
寝酒をもう1本いただいた。
そこで大旦那が言うには、
「ウチ(宿)は自分1代で終わりですね・・・」
ガーン!!
聞かなきゃヨカッタ。
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21時半に寝ました。そんあ早い時間に寝たら翌朝どうなるか。
5時前に目覚めてしまった。
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コメント(2) 

コメント 2

佐奈田堂

馬刺しがちょっと残念なようでしたが、、
良さげな旅館ですねぇ~( ´ー`)
by 佐奈田堂 (2018-06-29 18:47) 

船山史家

佐奈田堂さんこんばんは。
こちらにも有難うございます。先に闇金のコメの方にレスしてしまいました。
この宿、民宿なんですよ。
馬刺、次回はしっかりいただくつもりです。会津の馬刺はサイコーです。
明日Upする朝餉もご覧ください。
by 船山史家 (2018-06-29 19:26) 

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