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好来 [ラーメン]

平成カウントダウンが始まっているようです。
その前の時代だった昭和は忘却の彼方へ。
その頃から頑張っている個人の街中華も絶滅の危機に瀕している。そうなったらもう大陸から来た人たちが頑張って営む中華料理店しかないのだろうか。
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冬空の下、高崎の路地に似た風景。
最寄駅は無いです。強いて言うならJR南武線の矢向駅かな。鹿島田駅双方から徒歩15分ぐらいか。自分は川崎市幸区役所から徒歩できました。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2019-01-11-1でUPした古典ラーメンの店からも相当あります。
幸区役所へは川崎駅からバスで来たのですが、それでまた戻るよりもそこから南武線方面へ歩いてみたのです。メインのバス通りではなく裏路地です。そういう路地に、オヤジさんや女将さんが営む個人店、街中華、赤いテンド、暖簾が無いかなぁと思ってさ。
そしたらあったんです。赤いテント、赤い暖簾に白い文字が。
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こういう店に弱いのです私。
でも過度に期待しませんでした。思いっきり昭和の味を期待しながら、でも今の時代にそぐわなくなって時代に取り残された店かも知れないからね。そういう意味では賭けです。何だかワクワクする気持ちがあります。
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狭そうな店だが引戸に喫煙可の印があるでしょう。今は昔と違って分煙が強く叫ばれる時代ですが、このクラスの店でそれはできないし、完全禁煙にしたら常連さんが離れてしまうだろうな。
引戸を開ける前に店内を覗いたら、オヤっさんがカウンター席に座ってパズルか何かしてたな。
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大橋製麺?
幸区役所近くにある製麺会社か。本牧の大将に納品している製麺会社ですが大橋製麺多摩とあるな。別会社かもしれません。
最初はオヤっさんひとりだったがすぐに女将さん、奥さまが登場。
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最初にラーメン、次にチャーハン、別々に出されるだろうなと工程を想定したら同時に出たんですよ。
どう調理するかを見てたら、オヤっさんは麺をサッと茹で、水で冷やして締めて、小さいざるに入れ置いてからチャーハンにとりかかった。
そうすることで麺が伸びるのをSTOPさせるんですな。
オヤっさんが左腕で持つ中華鍋と、おたまを持つ右腕が蒸気機関車のように連動し出した。腕の回転が早いです。中華鍋で炒める炒飯の量は多めです。
そして炒飯が仕上がる直前にまた麺を茹で直し、チャーハンをお皿にベチャッと置いて形作り、ラーメンを丼に入れてトッピングして、ラーメンとチャーハンが両方同時に供されたのです。
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ああ、昭和の味ですな。
あっさり、すっきり、上品なスープ、ガッツーンと来るものは無いけどこれでいいのだ。
もやしとメンマが美味しい。
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麺は大将で食べてる大橋製麺じゃないですね。ツルツルしてるし。大橋製麺多摩は別会社でしょう。
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ベチャッと置かれた炒飯、中心部からズレてるのが微笑ましいです。
白い箇所無し。完璧です。同時に出したのといい熟練が成せる業。
多く作り過ぎた炒飯は別皿に移された。後でおやっさんが食べるのかなぁ。
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ちょっと暗い話になしますが。
TVが映し出されているとはいえ、手が空いたご夫婦の会話が聞こえてきてしまったんですよ。
「あっちに警察のくるまが2台停まってたでしょ」
「・・・何なんだったんだ?」
「亡くなってたんですって・・・」
孤独死らしいのだ。確かに警察のくるまが2台停まっていて関係者が聴き取りしてたのです。

この界隈は新しいマンションや新築住宅も多いが、新しい住居者たちの前に昭和の頃から住まわれている家々がある。独居の家人でしょう。
店主ご夫婦は私の前、お客の前ではそれ以上何も言わずにTVに見入ったが、内心では寂寥感があるのかも知れない。2時になって営業中の札を準備中に変えて、暖簾を下げてから様子を見に行くのだろう。
その方の冥福を祈ります。この店に来たこともあるだろうし。

こんなネタになったのは、この訪問は2月なのですが、ちょうど同じ時期にジャン実家近くでもそういうことがあったんですよ。
止せばいいのにジャン母はいそいそと様子見に行ったそうですよ。家人に断りながら中に入ろうとしたそうです。そしたら家の方に「もうすぐ警察が来るから入らない方がいいわよ」って言われて思い留まったんだって。
私は呆れましたよ。
「入ろうとしたの?」
「うん」
「何でさ?」
「様子を・・・」
様子をじゃないよね。いそいそでかけたくせにそれからいっときジャン母は精神的に参ったそうです。今は大丈夫ですが、その愚痴が続いて参ったよ私は。
あまり言うので「それは長生きの宿命だろ」と突っぱねちゃったんですけどね。
話をこの地に戻すとここは昔ながらの街です。港湾の埋め立て地・未来都市や、山を切り開いて造成したマンション・新興住宅地と違ってそこに昔から住んでる人がいて、地価が高くないのか他から越してきた人がいるようなのですが、前者と後者では人付き合いに対する考え方の相違がある。後から越して来た人は隣近所に気を遣わないし、必要以上に関わりたくないというか、そういうのを煩わしいと思う傾向にあるのです。ウチの町内もそうだし。私だって前はそうだった。
私がたまたま見つけて入ったこの店の周辺は駅からかなり遠いけど、遠いだけに閑静なので新しい家々も増えているようです。でも新しい住民はこの店に食べに来るだろうか。
昔から住まわっている人が亡くなったということは、この店の良さ、味を知る地元の人がいなくなりつつあるということでもある。
駅から遠い街中華が衰退する要因は、人の入れ替わりや、人付き合いが変り人の心が変ったのもあると思うのです。
店内2ご夫婦?1.jpg店内3ご夫婦?2.jpg
することなくなったご夫婦はなんの番組を見てますか?
私はワイドショーは見たくないが、どこか品があるご夫婦が見てる番組は何かのグルメ番組だった。
画面に手打ち蕎麦や鮎の唐揚なんぞが映し出されていた。
「これ美味しそうね」
「・・・」
・・・オヤっさん、ご主人は奥さんに何か返したようだが聞こえなかった。自分で冷水お代わりしに行ったら慌てたように振り向いて入れてくれました。
会計する為に立ち上がった際に気付いたのですが、11:30~でしたね。
「早かった?ゴメンね」
「いえいえ~ありがとうございました」
11:10に入ったのです。OPEN前に入れてくれてありがとう。
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滅びゆく街中華たち。
平成でなくなった時にこの店はまだあるだろうか。
でも閉店した時の心の痛手もその時だけで、時が経てばすぐに忘れてしまうかも知れない。
で、再訪したのですよ。・・・(続く)
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勝太2 [ラーメン]

昨日Upした勝太へ2回めの訪問ですが、止せばいいのに京急逸見駅から歩きました。地図で見たら何とか歩けそうな距離に見えたので。日々自分が歩いている距離数でいけそうだったので。
だが誤算が。坂があったのです。
横須賀市の某窓口申請を終えて、京急逸見駅のガード下を潜って沢山小学校から先の辺りから坂になってきた。
横須賀市は山だらけ。傾斜面に家々が立ち並んでいるのを遠目に見て「中世の山塞はこんな感じに山の峰に家々が立ち並んでいたのかな」と思いながら歩いてたのですが、途中からだんだんキツくなってきたのです。
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沢山トンネルといいます。この辺りが峠のピークですが。
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この日、この時だけ峠おやじになってしまったのだ。自転車じゃないですよ。徒歩です。小雨、氷雨降る中を。
峠おやじナワさんならあっという間に越えるだろうけど。

トンネルを抜けて振り返ったところ。
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ここから坂を下ります。足が軽くなった。勝太を目指します。
池上十字路の手前です。
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あ、見えてきた。黄色いテント。
延々歩いてきたら定休日、臨時休業日だとガッカリしてダメージが大きいが、ヨカッタ、営っているようです。
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今日も店の外壁に自民党・公明党の議員さんのポスターがベタベタ貼られているな。後援者かな。
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重たい扉を開けてヨロけるように入ったら、こないだはムス~ッとしていたオヤっさんが目を細めて、ニコニコしながら傘立て(というかゴミ箱?)を持ってきてくれた。私が最初の客だった。
「ずーっと座ってたんで身体が動き難いんで(傘立)出してなかったんだよ」
前回と違って饒舌だな。
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今日は塩バターラーメンにチャーハン、ハーフじゃないですよ。
こういう店で高齢者の店主が重たい中華鍋を振いながら作るチャーハンはイマイチ危険な要素(味がマバラ加減、塩加減、炒めアブラ加減など)があるのですが、滅多に来れない場所なのでいっちゃいました。
奥さんがラーメン、オヤっさんがチャーハンにとりかかった。夫婦で共同作業です。カウンター越しに見えたご飯の量が多そう。
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ギョザライス??(笑)
ギヨザライス?.jpg
先にチャーハンがきた。
レンゲでかきわけたら湯気と油気がモウモウ湧き上がってきた。
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チャーハンというよりご飯の油炒めの感がするね。トテモしっとりしてアブラでコーティングされた炒飯、焼き飯、炒め飯です。
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チャーハンを炒め終わってからオヤっさんがコップに水を入れカウンター上に置いた。ご自身が飲むのかと思ったら飲まないでずーっとそこに置いてあるのです。
はて?飲まないのかな。
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塩ラーメンもいい味です。これもルックスがキレイとは言い難いが、塩加減、バター加減、もやしから出る甘味、2枚チャーシュー、薬味ネギの多さ、私の好みです。
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で、昨日の記事と同じ席なので左にTVがあるわけですよ。見ないまでも報道内容が嫌が応にも耳に入ってしまう。
米中首脳会談のニュースには時折見入ってしまったが。
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その後に続いた国内ニュースが耳を覆いたくなるようなものばかりで。
血生臭い殺人事件じゃないですよ。
①2月12日に自民党を離党したTもと衆院議員が、20代女性から準強制性交罪で告訴されたニュース。
②静岡県の県立高校の50代男性教諭が女子生徒に猥褻な行為をして懲戒免職処分に。
③同じく静岡県内の30代の女性教諭が男子生徒に不適切な行為をして停職6月の懲戒処分、依願退職。
④東京都S区のS大学病院の内科医が女性患者に睡眠薬を飲ませた上で準強制性交と猥褻容疑で逮捕。
私は左の耳から入るニュースを聞いてて目が険しくなった。猥褻・猥褻・猥褻・ワイセツの連続である。聞いてて情けなくなってきた。ウチの会社は女性社員が多いのでそういうのに厳しいよ。クビになったヤツも過去にいるからね。内部通報室もあるし。
①②③まで流れた時、おやっさんが言うには、、
「こんなんばっかやな最近」
「・・・」
私は顔を上げて店主を見た。
「やったらバレて終いなのワカランのかな」
仕方がないからこっちも相槌打ちましたよ。
「さっきから同じようなニュースが続いてますね。やった連中は政治家、教師、医者・・・」
「何でこういうことするんかな~」
「どれも先生~って言われる人ばかりだから。普段から周りに先生先生言われ慣れてると感覚がマヒしてしまって、悪いとわかっても手ぇ出すんでしょうな」
「そうなんだろな~」
世の中全部の先生がそうだって言ってるんじゃないよ。
だけどオヤっさん饒舌じゃないか。ここまで男同士の会話ですが、外から奥さんが戻ってきて「何を話してるのか?」という表情に。そこでまた④の猥褻ニュースが流れたもんだから・・・。
「またか」
「さっきからこんなんばっか・・・」
私は奥さんのカオを見ながら言いました。
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「水お代わり貰えるかな」
「あ、これ・・・」
渡されたのはさっきオヤっさんが汲んでカウンター上に置いたグラスの水だった。
自分が飲むんじゃなくて私のお代わり用だったのか。
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このまま衣笠駅まで歩いたので3kmほど歩いたことになる。
後で地元の社員に呆れられた。
「あの峠を歩いた?そんな人いません。何で歩いたんですか?」
「いや~、健康の為にさぁ・・・」
嘘です。大嘘です。でも勝太に行く為とも言えないし。
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勝太 [ラーメン]

正規な職制ではないですが、ある特定の業務だけ使っていいことになている私の陰の部下たち、私は草の者と呼んでいますが、横須賀市内と三浦半島を担当するのは草の者5号です。彼女に任せて最近は自分で行かなくなりましたが、彼女が登場する前はJR横須賀駅から徒歩数分の線路沿いの高層タワービル3階の某窓口に出向いていました。
その後で半島各地に点在する支店をくるまで廻っていたのですが、そのタワーから京急逸見駅のガード下を潜って、衣笠十字路へ抜ける途中、右手にあるこの店がずっとずっと気になっていました。
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でも駐車場が無さそうなのでスルーしてました。
去年の3月、衣笠駅から横須賀方面へ戻ってバス通りを跨いだ辺りに、戦時中だけ存在した相模金谷停車場跡を取り上げた時もこの黄色いテントの前をバスで通っています。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-03-09-1

最寄駅ともいえないですがJR衣笠駅からもバス停5つか6つ離れているから、駅から歩いたら20分以上はかかるでしょう。
ネットの各方面を見たらこの店を営むご夫婦はかなりのご高齢のようなので、いつ行けるか、その前にクローズしてしまうか、どちらが早いか、ダラダラと数年経ってしまったのですが、今年になって京急から衣笠駅に向かう過程、逸見駅のひとつ先の汐入駅からJR衣笠駅行のバスが出ているのを発見したので、そのルートを利用して途中下車してやった。
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壁に自民さん公明さんの政党ポスターが貼ってある。
黄色い看板、赤い暖簾に白い文字。
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強面の店主がカウンター端に座っていてギロリ。強い視線でした。
奥さんがL字型の厨房の内に座っていた。
私は店主の強い視線を避けるものあってカウンター左端へ。そこにはTVがあり、くだらないワイドショーが大音量で流れている。
勢い私の左耳にはその番組がボリューム大で聞えざるを得ず。
司会者、コメンテーター、このボリュームが大きいのは、店主夫婦は高齢で耳が遠いに違いない。

カウンター向こうに座っている店主の視線を感じる。
何回か目が合った。あ、店主は別に私にガンを飛ばしてるのではなく、私の左にあるTVを見てるんだな。
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卓上にあるメニュー、かなり絞ってあります。メニューの下は黒ずんでベトベトしていました。そのメニューを手に取って、奥さんに見えるように、
「醬油ラーメンに・・・」
次にトッピングを指して、
「メンマ・・・」
奥さんはニヤリと笑って頷いた。このオーダーの後で壁に「ラーメン、チャーハンセット900円」に気付いたのですが止めといたのはご高齢なのでチャーハンはキツいだろうなと。味がまばらだったり、しょっぱかったり白かったりしたらこっちのテンションが落ちちゃうだろうと余計な心配をしてしまったのです。
かなり年季が入っています。よくあるベトベトした店で、この新聞入れも新聞のインクがくっついている。
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この視線だとオペレーションは全く見えないし、背伸びして覗き込もうとしたら店主と目が合ってしまう。
奥さんは最低限の動きしかしない。湯切りも上下に勢い良く振るパフォーマンス的な動きはしないし、年齢的にできないでしょう。おそらくは平らな網で軽く切っているんだろう。
あまり期待しないで待った。
気が付いたらカウンター上にでき上がっていた。
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ところが・・・!!
ルックスはよくないですが何気に美味しかったのですよ。
透き通った味で全然塩辛くない。もやしから出る甘味も加わって、あっさりして汁を全部飲み干してもいいくらいでした。
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真ん中にもやしと黒々した昭和のメンマ。
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ちじれ麺がよく合います。チャーシューは5mmぐらいのが2枚入っていました。
チャーシューその1です。
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チャーシューその2です。
このチャーシューでご飯食べたら美味かろうなと思わせるものです。
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全般的には昔ながらの醬油ラーメンですね。奥さんの湯切り動作も最低限でお世辞にも力は入っていなかったが、全然湯切りが足りないとは感じなかった。専門店には及ばないにせよなかなかの味でしたよ。

食べてる間も店主はずーっと座りっ放しでそこから動かなかったのです。
手の込んだ炒め物なら立ち上がるかも知れない。
奥さんも手が空いたので、厨房内にある椅子に座り、私の左手にあるTVに見入っている。
ご夫婦の視線を感じる。
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珍しいレンゲです。引っ掻ける窪みが手で持つ辺りの裏側にあります。
だけどこれだとラーメンの中にズリ落ちない代わりに、箸で麺その他をゴソッと持ち上げたらその勢いに押されてレンゲが丼の外にリングアウトしてしまうので注意を要します。私も「あっ」と思った途端にレンゲが飛び出しちゃて、慌てて戻しました。
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お会計して店を出る時、店主は私を見て黙って頷いた。私も同じように返した。
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駅から離れたところでバス通りに面していますが、ご高齢のご夫婦が細々と営っているともいえます。だが、メニューにあるとおり、11:00~午前2時まで営ってるってホントだろうか。
こういう店は店主夫婦の体調によって、行っても臨時休業だったりする可能性はあります。なのでわざわざ遠方から来るほどではないですが、この界隈は飲食店が無いし、通りかかって開いてたら食べる値打ちは充分あるといっていい。
たくさん人が歩いている繁華街で数多くある普通の店よりよっぽど美味しかったと思いますよ。
でもかなりの高齢ですので、ボヤボヤしてたらいつか閉めちゃうかも。
そう思ったので再訪しました。そしたらコワいカオしてたオヤっさん、意外にもキサクだったのです。
(続く。。。)
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馬刺で昼酒 [居酒屋]

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鶴ヶ城を築いた蒲生氏郷公が若松の町割りを行った際に、城下町を武士の住む郭内と町人の住む郭外とに分けて、郭内と郭外の間に深い濠と土塁で囲み16の郭門で仕切った。
16のうち唯一現存する甲賀町口郭門は大手門なので高石垣が積まれ、他の郭門よりも厳重な構えになっていたというが・・・
会津戦争であっさり突破された。
慶応4年(1868年)8月23日、その日から1ヶ月に渡る籠城戦がここから始まった。
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麦とろはこの石垣を入ってすぐ。折れた路地を前に建っている。戦場だった場所に建っている。
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北出丸にある西郷頼母邸の道路向かいに家老・内藤邸に建っていた旧城下の屋敷割り図を見ると、栄町の麦とろは上田学太夫という人の屋敷跡だった。
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上田学太夫?
何処かで聞いたことがある名前えだと思って過去記事を調べてみたら取り上げてました。上田学太夫は白虎寄合一番隊他を率いて城外に留まり、補給路を確保せんと各地を転戦し、鶴ヶ城南方の一ノ堰で薩摩藩兵、長州藩兵、小倉藩兵、砂土原藩兵、宇都宮藩兵と交戦、局地戦だが撃退に成功した人です。どうも古参の家老たちが次々と自刃、戦傷したりして家老格が足りなくなって抜擢された人のようです。
だからかもしれないが、一ノ堰の戦闘で勝利した白虎寄合一番隊84人を三階級特進で近習一ノ寄合席に引き上げ、藩主に謁見可能な栄誉を受ける上士に昇進させるという粋な事をしている。その隊名は(もうひとつの)白虎士中二番隊。
飯盛山で自決した者以外の士中二番隊生存者は白虎士中一番隊と合併され、城内で白虎士中一番隊と称していたからです。
https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-07-24

麦とろで会津戦争のドラマを見たことがあったな。
https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-07-24-1

鰊山椒をテイクアウトしているんだ。ウチは前から持ち帰ってるけどね。
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引戸を開けたらお馴染さんとその息子さんがカウンターで昼酒を飲まれている。
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「あれ?どーしたんだべ?昨日は湯野上?」
「ええ、ちょっとね・・・」
予定外で来た説明をするハメになった。
「昨日は湯野上です。でも帰りの浅草方面の座席が取れなかったんですよ。殆ど満席で」
「特急が2本とも・・・」
「で、こっち来たんだ。おーいばぁちゃん、こっち来て!!」
「馬刺とビールちょーだい」
「くるまじゃないんだ」
「雪が残ってるかと思ったのに」
「雪ぜんぜんないから。今年は1回しか降らなかったんじゃないかなぁ」
ここも雪の無い会津だったらしい。
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薄味。味噌味です。
「ウチのモツ煮は最高だんべ」
臭みが無い。臭みを消しているもの、例えれば生姜、ニンニクとかの臭いもない。
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婆ちゃんが来た。
「あれぇ?今日はどうしたんだべ?」
やれやれ。また説明せにゃならんのかい。
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馬刺、右側がヒレで、左がロースだって。
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ロースです。
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ヒレです。
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どっちも美味しいですよ。前に霜降りも食べたのですがもうこのトシになるとこれぐらいでアッサリした味、肉質の方がいいな。
昨夜の湯野上の馬刺とは肉質が違うような。
「昨日も湯野上で馬刺食べてんだべ?」
「食べましたよ」
「ウチとどっちがええ?」
「ええっと・・・」
そういう答えに窮する質問を。
「あっち(湯野上)は上品な盛り付けでしたな」
「爆笑」
「あ、しまった。いやいや(訂正)、あっちは薄く切ってあってキレイに盛り付けてあったですよ。このように(皿を指す)野趣溢れる盛り方ではなかった」
「薄く切ってあった?じゃぁモモ肉かもね。ウチはヒレ、ロースだから」

こっちも昼酒です。私は滅多に昼酒はしない人なのですが今日は解禁しました。
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ニシン山椒浸、タマゴ焼き、キンピラ、会津アスパラ、薄過ぎずしょっぱ過ぎない白菜の漬物と続きます。少し持ち帰りました。
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「2月アタマにあの太田和彦さんのTVに出たんだよ。出たのはウチと籠田で、籠田さんはすぐ出ますって言ったみたいだけんど、ウチは何回も断ったんだけどどーしても出てくれって言うから。そしたら撮りに来て撮影に6時間かかった。俺もくたびれたけんど、婆ちゃんはキツかった」
TVはそういう強引なことをするものだね。

外も店内も明るい。まだ昼だし。
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「あ、そうそう。婆ちゃん油沸かして」
油を沸かす?天ぷらか?
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「朝採ってきたんだ。まだ小さいでしょ。だから苦くないの」
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昼から冷や酒を3杯飲んだから帰りの磐越西線では爆睡です。
郡山からの上り新幹線でも爆睡です。目覚めたら大宮だったからね。
東武特急の途中から特急ともいえない落ち着かない車内の雰囲気に辟易したので今後は逆ルートで、郡山~会津若松~湯野上になるかも知れない。帰りはその逆ルートで。さすれば麦とろで昼酒が飲める楽しみが。
「もうくるまで来るの止めようかな」
「アナタが運転するの疲れるならそれでもいいよ」
ただくるまでないと、郊外のマニアックな散策ができないしな~。
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戦死屍取始末金銭入用帳 [会津]

安倍政権は昨年、明治維新150年を祝う記念式典を開いたが、会津若松市にとっては平成30年は戊辰150年イベントでした。
でも昨年に限らず、会津に行くと鶴ヶ城でも市内のイベントでもいつも戊辰だし、市内に残る史蹟の説明でも戊辰の恨みを訴えるものが多い。書店に溢れる会津郷土史は中世のものよりも戊辰のものが圧倒的に多いです。行けば、そこに書いてあるものを見ればわかります。
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七日町駅前、阿弥陀寺にある解説です。
「明治元年の戊辰戦争後、会津藩戦死者の遺骸は、西軍の命で放置されたまま、さわることを許されませんでした。
幾度もの嘆願で埋葬が許可されたのは翌2年2月のことでした。埋葬地は阿弥陀寺と長命寺に限られ、阿弥陀寺には千三百柱にものぼる遺骸が埋葬されました。」

会津贔屓の私ですが最近は戊辰ネタを書いていません。
過去に「会津と土佐」は取り上げたことがありますが、会津と長州は重いので敢えて避けてきたのもあります。きっかけがあったので久々に書きましょうか。
会津藩が長州藩を憎み、会津若松市が萩市に含む150年に亘るわだかまりについては、会津戦争で会津藩の遺骸が新政府軍(西軍)の命で半年もの間放置され埋葬を許されなかった・・・これは会津戦争の史蹟で会津側から必ず語られる内容であり、近代でも会津若松市民が長州を許さないとする最大要因のひとつ、大きい理由で、私のような余所者でもいたたまれない思いをずっと引きずって生きてきました。
私が初めてそれを知ったのは子供の頃読んだ学研マンガにそうあったのです。
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https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-06-29-1
このマンガは今でもジャン実家にあります。監修、発行した学研は現在の株式会社学研ホールディングス。様々な教育雑誌、参考書、辞書や辞典等、教育関係の出版を手掛ける大きい出版社だったが、現在は少子化とネット移行による書店の不況に影響され、様々な連結子会社を持つホールディング会社になっているようです。
このマンガは教育書籍が中心だった時代のものです。小学生だった私の心身形成に良くも悪くも影響を与えました。
一般のマンガではなく、当時は日本PTA全国協議会が推薦した教育マンガだったのです。会津戦争の最後にはこう書いてあった。
「会津領内での戦死者は、長岡藩三百十、米沢藩三百を含めて四千六百五十八人にものぼったが、政府軍はこれを葬ることを許さなかった。」
凄い数ですね。マンガとはいえ学校教材を取り扱っていた学研ですよ。国学院大学名誉教授が監修されたマンガです。「政府軍はこれを葬ることを許さなかった。」・・・ここまで書いてあったら子供心に信じるしかないじゃないですか。
私は幕末~明治にこういう近代戦争があったのを初めて知り、私の会津贔屓の原点にもなったのですが。
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私は会津若松市が山口県萩市を今でも受け入れない逸話の数々をここに列挙するつもりはありません。県外人の私が無責任に双方の感情を煽り、これ以上こじれることまでは望んでないからです。東日本大震災で山口県萩市から会津若松市へ義援金や救援物資が送られ、支援のお礼に若松市長が萩市を訪れた時、雪解けとまでいかないまでも「扉が開いたかな?」と思ったものですが・・・。
現在でも和解、友好には慎重な姿勢を崩していないようですね。
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阿弥陀寺、この前の道はいつもくるまで走っているのですが、いつでも行けると思ってたので素通りでした。今回初めて行きました。
新選組、齋藤一の墓前です。
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蝦夷で徹底抗戦して戦死した土方歳三は会津を去ったのですが、齋藤は会津に残った。
「アナタだったら残るよね」
珍しくジャン妻はそう言ってくれました。
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この寺や他の寺でもそうですが、境内に1300も遺体が埋葬できるものなのかと思ったりもする。誰が埋葬したのか。半年も経っているし、タイヘンな作業だったでしょう。
昨年の戊辰150周年記念事業でも取り上げられた内容だそうですが、その前年、平成29年に刊行された書籍について。
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カバーを撒いてある帯にありますね。
「会津藩士は埋葬されていた」
「虚構だった埋葬禁止令!新発見史料で今明かされる真実」
「戦死屍取始末金銭入用帳」
会津藩降伏十日後の詳細な埋葬記録
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著者は会津郷土史家で会津図書館の元館長さんだった人。著書によると「戦死屍取始末金銭入用帳」は、会津藩士藤沢内蔵丞(クラノジョウ)家に所蔵されていた文書を、鶴ヶ城に寄贈された史料だそうです。
購入して読みました。「会津藩士の遺骸が埋葬を許されず、半年もの間放置された・・・」これを覆す内容になっていました。京都守護職時代や会津戦争に頁を割くことなく、会津戦争の戦後から始まっています。

会津藩が降伏、鶴ヶ城が開場したのが明治元年(1868年)9月22日。
10月1日には新政府軍の占領地支配の中枢たる「民政局」が設けられ、翌2日にその民生局から鶴ヶ城郭内に放置された戦死者の遺骸を埋葬する通達が出され、3日から作業が始まり、4名の会津藩士が3組に分かれて遺骸捜索と埋葬を担当した。(藩士姓名も記されています。)
捜索範囲は鶴ヶ城郭内、郭外、滝沢峠、戸ノ口原、一ノ堰といった城外戦場も含まれた。

入用帳には遺骸発見場所、個々の服装、埋葬場所、人数、経費明細が記され、姓名確認ができた遺骸の中には、綾瀬はるかさんが演じた八重さんのお父さん、山本権八の記述があり、これは私もUpした一ノ堰戦場での探索で見つかった。
一ノ堰付近では白虎寄合隊の記述もあるようです。

「八人申シ合ワセ一同切腹致シ候トと相聞ク」
これは飯盛山で自決した白虎隊士と思われる記載かと。
「白虎年齢戸ノ口原街道北」
戸ノ口原に行くと街道沿いに戦死者の墓が幾つかあるが、それのどれかだろうか。
郭内で発見されたもの103名、興徳寺境内の七か所。その中には西郷頼母邸で自刃した婦女子7人も。
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遺骸は発見された場所近くの寺他、64か所に埋葬され、3組別に184名埋葬、227名埋葬、134名埋葬、計545名、別に22名埋葬され、計567名。
埋葬経費は74両余りで、一両を6万円として換算すると450万円近くになるとか。
身元を確認する為に記録したのだと思いますが、洋装も多かったそうです。埋葬作業は7日~15日まで3組に分かれて行われ、人足はのべ384名、日当は二朱だったという。

発見場所と埋葬場所には「甲賀町」もありました。明日UPする「麦とろ」のある場所は甲賀町口門の石垣を入ってすぐの場所で、もとは城外一ノ堰で戦った白虎寄合隊他諸隊の上席だった家老、上田学太夫の屋敷跡です。麦とろのオヤジさんは、
「ここは激戦地だった。今でも何百人が眠ってんだ」
何百人は誇大でもオヤジさんの言ったことを裏付ける内容であった。

阿弥陀寺については「阿弥陀寺への改葬」とある。埋葬ではなく改葬だと。
「会藩ノ戦死者ハ其戦死ノ場所毎ニ最寄々々ニ埋葬セシガ之ヲ合葬セント出願シ」
この改葬理由については、要は遺骸発見場所に取り敢えず埋葬したら後々悲惨な状況になったということかだろうか。なるべく同じ場所にしっかり纏めて改葬しようとしたのでしょうか。
だが改葬許可はなかなか下りず、ここ阿弥陀寺への改葬が認められたのは翌年2月24日で、3月9日から鶴ヶ城内の遺骸発掘が始まったという。それは酷い状況だったと想像されます。
身元が特定された場合は自家の菩提寺に葬られ、身元確認できない遺骸が阿弥陀寺に運びこまれた。
開城後、およそ半年後のことである。
1281体が阿弥陀寺に運び込まれ、改葬が終了したのが4月22日。
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書はその後、藩士家族による改葬、長命寺への埋葬、明治になってからの祭祀、17回忌、23回忌、33回忌、会津弔議会、戊辰50年大祭、70年大祭、飯盛山の白虎墓地拡張、そして長州藩への怨念の検証に至り、史料掲載へ続きます。
その途中、怨念の検証の中で阿弥陀寺他にある「会津藩戦死者の遺骸は西軍の命で放置され触ることを許されず」・・・についてですが。
会津ものでよく知られている町野主水という人っが語った内容に、
「官命ハ彼我ノ戦死者一切ニ対シテ決シテ何等ノ処置ヲモ為ス可カラズ、若シ之ヲ敢エテ為ス者アレバ厳罰スト云フニアリキ。サレバ誰アリテ之レガ埋葬ヲナス者ナク、死屍ハ皆狐狸鳶鳥ノ意ニ任セ、或ハ腐敗スルノ悲惨ヲ極メザル可ラザルナリ」
これについても検証されていますがそれは本書をご覧になってください。彼我ノ戦死者、これがポイントです。
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半年後に埋葬ではなく、半年後に改装、埋葬されていた・・・。
会津史観に対して一石以上のものを投げかけた著書だと思います。
この著書について異論が出たかどうか現時点では聞いていませんが、会津若松市と萩市がすぐに関係良くなるとも思えないのです。朝敵、賊軍にされて攻め込まれ、城内外で様々な悲劇が起きたのは事実なのだから、まだまだ時間はかかるでしょうね。
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七日町駅Cafe [会津]

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さて、浅草方面の座席指定が殆ど取れなかったので、会津若松~郡山経由で帰京することにしたのですが、蕎麦宿の朝餉を済ませてチェックアウトする前にジャン妻が呟くように言うには、
「出る前は蕎麦茶でガマンして・・・」
「???」
「珈琲は会津で飲めばいいか・・・」
「・・・」
珈琲は会津?ここも会津ですけど。
ジャン妻は珈琲が無いとダメなオンナで、朝必ず飲むし、勤務中も1日に4杯飲んでるようです。休日も朝と昼に2回必ず飲みます。
私は珈琲なんか無くても生きていけるけど、ジャン妻はそういう人じゃないらしい。
でも蕎麦宿には珈琲は無いのです。湯野上温泉駅舎で珈琲売ってるけど、駅舎の中が囲炉裏の煙でケムいのだよ。
「会津若松にはカフェがあるよね?」
「若松よりも七日町にあるんじゃないかな」
若松寄りよりもひとつ手前の駅、七日町通りに幾つかあるのを知っています。散策している観光客対象ですよ。七日町通りは恋人どうしや女性客が意外といるのです。

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若松駅に下りてから、
「荷物はコインロッカーに入れるわよ」
珈琲を飲みたいっていうからひとつ手前の七日町駅で下りて、齋藤一さんのお墓がある阿弥陀寺でも初訪問しようかと思ったのに。
七日町駅は駅カフェがあるけど駅構内は無人駅だぜ。コインロッカーなんかないよ。
それに昼前後に麦とろで昼酒飲むんでしょ。その前に珈琲なんか飲んで興を削がないかな。
駅のコインロッカーに荷物をブチ込んで、
「ここから歩けるの?」
「いや~、ちょっとキツいな・・・」
駅前で客待ちしているタクシーで「七日町の阿弥陀寺へ・・・」
「阿弥陀寺ね」
アミダジって言いましたね。そこまでワンメーターです。私ひとりだったら歩いてる距離。
阿弥陀寺関連はテーマが重いので明日の別記事にします。これが七日町駅。ナノカマチですがナヌカマチエキなのです。
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レトロなのに新しい感じがする七日町駅には周遊バス「ハイカラさん」も乗り入れます。無人駅で荒れてたのを地元が修復して今のカタチにキレイにした。
駅舎に入るとCafeがあります。
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こういうデザイン、内装を大正浪漫調というんだろうか。
会津若松は意外とハイカラな面があり、特に七日町通り~野口英世通りはレオ氏郷何番館のようなレトロな洋風調の建物と、昔ながらの街道筋をモチーフした店が混在しているのです。若松駅前より人が多いですよ。
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Cafeに入ってみる。
駅舎なんだけど、駅の待合より土産物の物販店ですな。アンテナショップ&カフェです。
女性店員さんが2人いた。2人とも会津美人。年長者の方は愛想がいいけど、もうひとりの若い方は自分の手作業に集中して客を見ようとしない。会津は女性も寡黙なのか。
でもうるさく寄って来られるよりいいです。
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美味しそうなカレーですね。
でもこういうのを買って帰っても置いといてそのまま忘れてしまいがちになるんだよね。
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こづゆか。これを買ってったら麦とろの旦那は目を吊り上げるだろうな。ホタテ貝柱で1日かけて出汁を取るから。
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ああ、こういう史料もあるのね。くるまだったら買ってたかも。
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駅娘に猫駅長か。芦ノ牧温泉駅の猫駅長は現在は2代目です。助役さんもいて2匹いるはず。
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来たんだから珈琲付き合いますよ。私のカテゴリに甘味系、スイーツは無いです。ジャン妻はケーキセットに目が釘付けになった。
「オイオイオイオイ、これから麦とろで昼酒するんだろ?」
「アナタは珈琲だけでいいわよ」
自分だけセットをオーダーしてこんなものを。
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何ですかこれ?シフォンケーキに生クリーム?
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水出し珈琲です。濃くてやや苦い珈琲だった。
私には多いな。2/3だけ飲んで残りはジャン妻にあげちゃった。
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確かに落ち着くね。
そう思うのは普段喫茶店なんかに入らないからだな。
都心は喫茶店なんかとっくに廃れて、駅カフェどころかコンビニのイートインに押されてるからね。
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七日町は七日に市が開かれた町の駅で開業は昭和9年(1934年)国鉄会津線の駅だった。昭和62年の国鉄民営化でJR東日本が引き継いだのだ。
意外に思われるかもですが会津鉄道の起点は西若松駅です。会津若松駅じゃないのだ。会津若松駅~七日町駅~西若松駅はJR只見線なんですよ。乗り入れているだけです。
只見線と会津鉄道が停車するから列車本数が最も多い駅でもあります・・・の筈ですが、店内の窓から見える駅ホームに電車は来なかったね。まぁ1時間に1本ぐらいだからな。
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Cafeに店員さんはいるけど無人駅です。もう時効だから書いちゃいますが、15年以上前に七日町駅近くの何てホテルだったかなぁ。中町フジグランドホテルだったかなぁ。そこに泊まった時、郡山から磐越西線で会津若松駅まで来て、若松駅からタクシー拾わないで会津鉄道に乗り換えて七日町駅で下りたら車内で検札もなく、駅も無人で、七日町駅改札からそのまま出ちゃったことがあるのですよ。
「そんなこと気にしてるの?」
「うん。ず~っと気になってた」
「意外とそういうところマジメだねぇ」
「今この店にそれを言って支払っても困惑するだろうしな」
もう15年以上前の話ですよ。これから昼酒を飲みに行く麦とろに通い始めた頃だった。麦とろの旦那にこの話をしたら「別にいいんでねぇけ?」と笑ってたけどね。
この後、阿弥陀寺他、鶴ヶ城を北出丸から見ただけ。西郷邸、甲賀町口門ルートを歩いたのですが、明日はこれまでカテゴリ会津で触れなかったネタです。
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まぼろしの駅 [会津]

浅草方面の特急座席が上手く取れなかったので帰京ルートを変更しました。会津若松方面を利用して、麦とろで昼酒の後、磐越西線、郡山から東北新幹線で帰京します。
なのでいつもとは逆ルート。
チェックアウトも20分ほど余裕があります。
駅舎内が囲炉裏の煙で煙いので、発着時間ちょい前まで外にいて、湯野上温泉駅構内を渡るところ。
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バラスト(砂利)が新しくなっていた。そこだけ白いぞ。
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駅構内だけ取り換えたか。この工事は昨年のお盆に泊まった時、深夜から未明にかけて大川鉄橋の枕木を交換していた仙建工業株式会社の施工に違いない。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-08-22-1
「裏手の踏切からサーチライト照らして起こしてくれてからによ」
別に根に持ってるんじゃないよ。
「夜中に工事している人に文句言ったんだよね?」
「ああいう連中はクレーム馴れしてるんだよ」
私は翌朝も起こされ「民宿ひらのやの前に架かっているガーダー橋のボロい枕木を変えろよ。あの枕木が破損して運休になったら困るんだよ」と難癖をつけている。穏やかにね。
「今年のお盆の頃にもう1回工事するって言ってたぜ」
「またかち合うかしら。でももうあの渋滞は避けようね」
渋滞を避けどころか、この後の会津若松~郡山~新幹線での帰京ルートが、麦とろで昼酒飲んだのもあって快適だったので「次もくるまで来ないで電車で来ようか」と考えている。
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2両編成の会津若松行車内です。
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門田駅を出たところ。
それまでずっと大人しく座ってたのですが、あるネタを思い出して席を立った。
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写真のこの辺りに、割と近年に臨時駅が設置されたことがあるのです。一ノ堰六地蔵尊駅といった。
(いちのせきろくじぞうそんえき)
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写真に写っている御堂を萩野原六地蔵尊というのですが、この辺りを一ノ堰ともいう。城外戦場です。
https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-07-24
ⅡでUpした記事で、城外で補給路を確保する命を受けて鶴ヶ城に入場することを許されなかった白虎寄合隊他、諸隊が一ノ堰で新政府軍を撃退した戦闘に触れましたが、記事途中のMAPに一ノ堰六地蔵尊駅(臨時)があります。
この臨時駅は六地蔵尊で開催された「一ノ堰盆踊り祭り」の参拝客を集客する目的で設けられた。初回は六地蔵尊駅として平成21年(2009年)8月23日開業(敢えて開業と表現します)24日に営業終了した僅か2日間だけの臨時駅として開業した。列車4往復が停車して、盆踊りという性格上、停車したのは午後か夕方、夜にかけてだと思います。
翌25日に廃止されたが、翌年の平成23年に今度は一ノ堰六地蔵尊駅として再度開業し、やはり8月23日と24日に7往復が停車したそうです。
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一ノ堰六地蔵尊駅はどの辺りにあったのか。門田駅を出てからGoogleMapを見ながら、軌道に接する農道の数や幅をカウント、照らし合わせながら斜め前方を見ていた。

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この辺りの空きスペースが駅跡かな。
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ホームは鉄パープに板を組んだ簡易的なホームだったみたいだ。側溝を跨いで作られていたのでしょう。
なので痕跡は無い。無くて当然ですな。
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その後も一ノ堰六地蔵尊駅は、平成25年(2013年)まで例年23日開業、24日営業終了、25日に廃止のパターンを繰り返していた。ⅡでUpした時は2013年だから現時点で最後の駅開業だったわけです。
開業期間が短いとはいえ正規の駅です。舟子駅のようなヤミ駅ではないです。舟子駅って何だって?現在の大川ダム公園駅のもとの名前ですよ。
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一ノ堰から逸れますが。現在の会津鉄道は湯野上温泉駅を出ると大川ダム湖の右岸を走り、芦ノ牧温泉南、大川ダム公園と駅が続きますが、その沿線は殆どがトンネルなのは大川ダム建設に伴い昭和55年に付け替えられた新線だからです。
国鉄時代の旧会津線が昭和63年(1987年)に会津鉄道に転換され、駅名も湯野上→湯野上温泉、桑原→芦ノ牧温泉南、舟子→大川ダム公園、上三寄→芦ノ牧温泉と変わった。
舟子は時刻表にも載っていないヤミ駅だった。民営化するまで一度も時刻表に載らなかったという。無許可のまま乗降客や貨物取扱を行っていたという。
現在はすべて国土交通省鉄道局への届出で開業が可能らしいが、国鉄時代は建設省鉄道局の認可が必要だった。認可されるということは届出ではなく申請です。届け出たらOKではなく審査を要する。旧国鉄時代なら申請~審査~現地視察~認可まで時間を要するでしょう。一ノ堰六地蔵尊駅はヤミ駅ではないです。僅か2日間の開業なので旧国鉄時代だったらヤミ駅でやったらいい。

すみませんYouTubeから拝借しました。
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一ノ堰六地蔵尊駅は門田駅と南若松駅のほぼ中間にある。118号線からやや離れているし、近隣の建物もそう多くはない。次駅の南若松から工場や住宅が増えるので、この地に常時駅を置いても利用客がどれほどいるかといったところでしょうか。
平成26年以降、駅は設置されていません。ですが一ノ堰は会津戦争の城外激戦地です。戦死者はここから南若松寄りの光明寺に埋葬されていますが、明後日取り上げる記事では戦死者の捜索範囲に一ノ堰も出てきます。盆踊りは毎年開催されていますが、若松市中心部で戊辰150年イベントを開催するだけでなく、一ノ堰や熊倉、南会津戦線といった城外、郊外での激戦地でもイベントを開催すればいいと思うのだが・・・。
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父御のカオ [会津]

夜が明けました。
いつも正面に見える又見山の峰々。
いつ来ても変わらない山の姿は太古の頃からこのままの風景だと思います。
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又見山は宿から見た正面は急傾斜で到底登れそうにないが、川向うの旧道にある町民体育館から登山口があるそうです。
そこから登った方の登山レポ(山レポ)を見たら熊も出るそうで。会津の山に熊が出ない山なんて無いと思うけど。湯野上や下郷にも下りてきたりするのだろうか。
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外に出てみます。宿はまだ眠りの中。
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会津田島方面から来た始発の次のガッタンゴー。
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恵明庵に戻って朝湯へ。各部屋に付いています。
先日お会いしたBloggerさんと旦那さんにもお話したのですが、この蕎麦宿は私らが最初に検索して泊まった個人の温泉宿です。料理もそうですが最初が良過ぎたというか。
各部屋に風呂が付いているのってやはりいいです。誰に気兼ねしなくてもいいし。
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湯上り、朝餉とほぼ同時のガッタンゴー
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朝8時きっかりに「これぞ日本の朝餉でござる」 ← モノノフ氏 
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今日はけんちん汁、根菜たくさんの汁ものが嬉しい。
山国会津で味噌汁の具がワカメだとやや興冷めするし、打ち豆や蕎麦がきもあまり好きでないし。
いい味ですなぁ。
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鱒の塩焼と鯖の薄味噌煮、山間の宿で魚が2種ある贅沢さ。
添えられたワサビ漬けも何気に美味しかったりして。
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温泉玉子、前は自分とこで飼っている鶏の玉子でしたが今でもそうなのかな。
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デザートがヘンだな。
「このデザートは何?」
「寒天で固めた中に果物が入ってるんだそうです」(若、次男)
だそうです、ということは若の作品ではないらしい。
「長男さんかな」
「大旦那??」
そこで閃いた。昨夜、深更に厨房で大旦那がひとり調理して館内に漂った甘い香りの正体はこの寒天を煮詰めてる香りだったのだろうか?
寒天と砂糖を煮て固めてたとか?
深更の試作品なのに申し訳ないですが、私にはちょっと・・・。
いつものミカン、メロンに戻してくださいよ~。
「アナタこういうの食べないもんね」(ジャン妻)
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出る時に見た松月庵。25年前に初めて泊まった時の部屋。
天井が吹き抜けでなくなり普通の天井になっちゃった。宿のHPで「吹き抜けの天井格子は昔の矢を利用した趣のある佇まいの和洋室です」・・・だったのがそうでなくなっちゃった。
大きい囲炉裏も撤去され、椅子席、テーブルになった。
次回の予約を入れて、
「10時20何分の若松方面に乗るので駅まで送ってくれる?」
「あ、ハイ、ちょうどそこに・・・」(若)
そこに?そしたら引戸がサッと開いて
「ハイどーも」
大旦那が登場しました。
「くるまで来なかったんですか?」
言うと思ったよ。
「雪が残ってると思ったんで」
「今年は雪全然降らなかったんです。除雪車も2回ぐらいしか出なかったんじゃないかなぁ」
そして大旦那の運転で駅へ。
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ジャン妻が私に向かって目配せした。戻って来た若(次男)のこと聞いてくれって。
「次男さん戻られたんですね」
「いやぁ戻って来たっていうか・・・」
磊落に話す大旦那はいつもながら主語が無いので、若(次男さん)が戻って来た経緯がイマイチよくわからないのだが。
「孫が大ぎぐなっでぇ、保育所に預けるには他で働いてないといげないがらぁ、世話する者が家にいると預かってくれないんです」とか何とか言っておったよ。
それが戻って来た理由?
「じゃぁ宿は今後、兄弟2人で」
「でも今はそれほど混む時期じゃないんで。増えてるのは外人さんだけです。中国、韓国、台湾・・・。みんな若松市内のホテルや東山とかに泊まって朝こっちに来るんです」
「大内宿へ行くとか?」
「そうです。駅から大内までバスかタクシーで。そんでもってここからまたどこかへ行っちゃうんですよ。湯野上は素通り。」
外人観光客は湯野上の宿に泊まらないみたいですね。湯野上駅には外国人客がいる時があるが、蕎麦宿や民宿街で会ったことがないしね。
こっちは若が戻って来たことを喜びたいが、大旦那が宿の経営者として言うには今後のことはまだわからないようだ。
でも話している合間に父親の顔というか、安堵した表情も垣間見えたよ。
「よかったじゃないですか戻ってきて」
「よかったっていうか・・・(個人家庭の内容なので割愛)・・・長男もそうだけど次男も〇〇歳だし、少しは親のことも考えて貰わないとぉ~」
そう言いながら顔は笑ってました。なので「この宿は私一代で終わりですよ」は取り敢えずは回避されたと慶んでいいのではないか。
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深更 甘い香りの謎 [会津]

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蕎麦懐石を持って来たのは若(次男)でした。長男さんよりは私らに馴染んでいるからだと思う。
向こうで長男さんの「失礼しまぁす」の声も聞こえたから、兄弟2人して各部屋に運んでる。
大旦那と女将さんは現れなかったのだ・・・。
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料理の載った皿が定位置に並べられたところ。
小鉢の数々、大根漬物のタコ足切り、蕎麦と山芋、青物とシメジの和え物、ウドに何とかソースをかけたもの、蕎麦豆腐、
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そして薄切りの馬刺。
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「明日、麦とろで馬刺食べるんだんよね」(ジャン妻)
「くるまじゃないしそのつもりだけど。昼に出るかな」
「大丈夫でしょう。あるよ」
この時点でもう明日の昼呑みのことを考えている私ら。
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蕎麦粥、ササミが入っていた。前はほぐした鮭の身だった。
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最初の乾杯から瓶ビールと冷や酒をオーダーしたのですが、蕎麦サラダには生ビールが合うのだよ。だけど今日の蕎麦サラダは・・・
「マヨネーズが足りないな」
「・・・」
「若に言ってもう少し持ってきてもらおうかな」
「!!!」 ← 眉間に縦皺が刻まれるジャン妻
「そっちの少しくれ」
「ダメッ!!」
「でも確かにいつもより少ないね。いいの。そのままで食べなさい」
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和え蕎麦になったところ。やっぱマヨネーズが足りないな~。
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「オモシロい形のお皿だね」(ジャン妻)
私はアタマから尻尾まで全部食べてしまった。
ジャン妻は箸で岩魚を突っついて身だけ食べて、アタマと尻尾と皮と骨は残すんですよ。もったいないことだ。
「皮と尻尾くれ」
「ダメッ」
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フキノトウ
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海老、フリッターみたいだ。
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海苔で巻いた蕎麦
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スライスしたレンコンに蕎麦粉を詰めたもの。
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潰した里芋に蕎麦実を塗して揚げたもの。
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蕎麦稲荷とイチゴ。
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〆の盛りそば。普通盛りです。
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これで一次会の夕餉が終わって、時計を見たら、
「まだ7時半じゃないの」
そして二次会の寝酒、取り置きしてある大根の漬物で。
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夜のガッタンゴー
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寒いので外散策は無し。
寝るの早過ぎです。いつもはまだ起きている刻限。下手したらまだ社で仕事してる頃合いですが。21時を過ぎた頃だったと思う。何か匂うのです。油に混じった甘い香りがする。
2階のベッドで横になっていたジャン妻も気付いた。
「何か匂うね」
「料理の匂いのような・・・。何だろう?ちょっと見て来る」
階下に下りて廊下に出てみた。確かにいい匂いがするのです。煮物のような。
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厨房に灯が点いている。だが洗い物の音もしないのです。
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隙間から覗いたら大旦那がいた。
手に小鍋を持っていた。その手先をじーっと見ているのです。
おそらく料理の試作ですね。
でも換気扇を回してないようで、廊下や部屋にまで匂いが漂ってきてるんですよ。
踵を返した。あ、血圧計があるぞ。(笑)
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「厨房に大旦那がいてさ」
「???」
「何か料理の試作みたいなことをしてた。じーっと手許を見てた。その匂いだよ」
「声かけたの?」
「目が真剣でかけられなかった」
「でもこの部屋まで」
私らがいる恵明庵は曲がり家の最奥です。そこの2階まで漂ってくるぐらいなら、厨房に近い松月、長寿、更級にも香りが漂ってる筈だよな。
「何か新作を思いついて寝静まった頃合いに母屋から来たんだろ」
「えぇ~、こんな時間に?」
「若(次男)が戻って兄弟2人になったから大旦那の居場所が無くなったんじゃねぇのか?まだまだ若い者に負けてなるものかと新作にTRYしてたのかも知れないぞ」
「・・・」
「いるならカオ出せばいいのに」
戻ってよかったですねぇ、これで楽になれますねぇって言いたくって仕方がない私です。

夜の恵明の湯、酒が入っているので首筋に何杯もお湯をかけてから入った。
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寝る2.jpg
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「そういえば廊下に血圧計が置いてあったな」
「血圧計?」
「測る人いるのかな」
「最初の頃からの常連さんもいいトシになっただろうからねぇ。旦那さんも・・・」
いつの間にか厨房の灯は消え、料理の甘い香りも薄くなり、翌朝には消えていた。
大旦那、本当は何をしてたのだろうか。
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兄弟揃い踏み [会津]

踏切脇のW酒店で酒をオーダーします。一升瓶6本で。
「ツケは無かったよな」
「無いわよっ」
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蕎麦宿へ歩きます。
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宿入りするところ。
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私はこんな写真を撮ってたので宿に入るのが数秒遅れたのですが、先に入ったジャン妻から「あれぇ?」素っ頓狂な嬌声が聞こえた。
後から入ったら出迎えてくれたのは不在だった若(次男)だったのである。
「ども。お久しぶりです」
黙っていなくなって2年か。大旦那は「そろそろ引退しようと思ってたやさきに」と言ってたし、別の日には「ウチは私で終わりですよ」と言い放たれたこともあったな。
女将さんに話を振っても「さぁ。どうなんでしょ」と寂しそうだったし。
これだけの施設があって、繰り返し来られる常連客がいて、客が高齢化したからベッドと椅子テーブルにして、修繕費も相当かかって、親子二代で来る客も増えたというのに「一代で終わりですよ」なんて言うからなんてぇもったいないことを。もし自分らにしがらみが無ければ継いでみたいと思ってたんだよ。
若(次男)が出てってからしばらくして長男さんが現れ、ついには蕎麦を打ち、料理を担当するまでにった。どっかで2人が「継ぎます」ってなればいいのになってずっと思ってたんだ。
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恵明庵にスタスタと歩いていく若(次男)の後姿。
途中、更級庵を通り過ぎながら、
「いない間にウチら、洋室(恵明庵)に鞍替えしちゃったんですよ。何しろあったかいし、静かだから」
「床暖房ですからねぇ」
相変わらず口数少ないし、必要最低限のことしか返って来ないけどね。
「いつから戻ったん?」
「1月から戻ってきました」
「じゃぁ兄貴が出てったとか?」
「いえ、今、蕎麦を打ってます」
「きょうでぇ(兄弟)2人で」
「笑・・・」
笑ってごまかしたなっ。
「わかった。まぁ敢えて深くは聞きますまい。でもよかった」
「笑、じゃぁ食事は18時に」
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2階からガッタンゴーを撮る。
この時期は草木の葉が落ちて枝だけになるので、よく見えるのです。
速度を落ちとして走るのは蕎麦宿を乗客に見せる為だろうか。ゆっくり走るから写真が撮り易い。
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田1.jpg
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外に出てみる。
何だかニンマリしてる自分がいる。そうかそうか戻ったか。宿は兄弟2人で営るのかな。
後継者不在の危機は去ったと見ていいのだろうかね。
踏切からガッタンゴー。
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蕎麦宿も子の時代になったのかな。
そうなったらからには大旦那に「よかったですねぇ」と声を大にして言いたいのだが、こういう時に限って大旦那も女将さんも不在とはな。息子さん2人に任せてどっか行っちゃったんだろうか。
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宿に戻って廊下を歩く。
平成7年か8年頃、今のようにネットの無い時代、東北の民宿ガイドでこの宿を初めて知った。最初に泊まったのが厨房隣の松月庵、大部屋なのに2人で泊まった。イワナの刺身他、出てくる料理全てに感動したものだよ。
今は天井が低くなったらしいな。
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一度も泊まったことがないけど長寿庵。
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長年お世話になった更級庵は現在では唯一、畳に布団を敷く部屋。他はベッドに椅子テーブルに変わった。
「介護ってわけじゃないけど。お客さんもトシを取ったんで」と大旦那は言っていた。
「ここんとこすっかろ更級に不義理してからに」
「腰に来るんだよな」
こっちもトシをとったのだ。

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ここ2~3年になってから気にいって利用し続けている洋室の恵明庵は、2階がベット寝室のメゾネットスタイルです。床暖房でエアコン要らず。奥にあるのでトテモ静かなのだ。
恵明庵は前は小さいながらも唯一の露天風呂だったのですが、雨降るとアタマが濡れるので(アタリマエだが)内湯に改装された。
他、東日本大震災時に床暖房が洩れたり、そのせいで2階を支える丸い柱の基が腐ったり、檜の浴槽が傷んだりしって、4部屋で最も修繕費がかかっているという。
だから4部屋の中では基本料金が若干高いのです。
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前の山々の風景。時間を変えて撮ってみた。
同じ山だが、時間によって色合いが変ってくる。
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恵明の湯に入り直します。
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ジャン妻は読書中でした。何を読んでるのか見たら、例によって「そんな難しい本、宿で読むなよ」の類です。
私は若(次男)が戻って来た興奮がなかなか鎮まらなかった。その一方で長男さんのことも気になる。シフト管理じゃないけど常時2名必要かなぁ、なんて思ったりする。職業病だなこれは。
少し寝ました。目覚めたらもう夕餉の時間・・・。
いつも変わらぬ蕎麦懐石がやって来る。持ってくるのは兄弟どちらだろうか。
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雪が無いぞ [会津]

東武特急の特急券(座席指定券)は1ヶ月前から発売されます。
浅草駅の窓口で11:00発特急リバティの特急券(座席指定券)乗車券を購入しながらイヤミを言ってしまった。
「下今市辺りから普通の乗客がドーッと乗って来んのか?」
「ええ・・・。乗ってくるかもしれないですねぇ」
サラッと受け流そうとしたからもうひとこと言ってしまったよ。
「あれじゃぁ全然特急って感じがしねぇんだよな」
「・・・」
係員は黙ってしまった。
2年前から登場した特急リバティを含めて、現在東武鉄道の特急列車は一部区間で特急料金が不要、それ無しで、普通乗車料金だけで特急に乗れる区間があるのです。

11:00発なので、隣接する地下食品売り場で弁当とアテと酒を買い込んだ。
これが1時間早い10:00発だとまだ店が開いてないし、湯野上に1時間早く着いてしまうので、今がちょうどいい時間帯ではあるのだが・・・。
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私はいつもの崎陽軒です。幕ノ内弁当と蕎麦宿への手土産に桜デザインのシウマイ30個入り。
いつも同じだから別に浅草で買い込まなくてもいいんだけど。
「お弁当はお一人様でよろしいですか?」
「???」
ああ、ジャン妻の分か。
「この人は他でいろいろ選んで買うんだよ。私みてぇにいつでも何処でもこれ(シウマイ弁当)しか喰わないバカとは違うんだってよ」
「そ、そんなことないですおよぉ」
その場を立ち去ってから、
「ったく、お店の子になんてことを言うのっ」(ジャン妻)
「・・・」
「反応に困ってたじゃないっ」
「・・・」
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ジャン妻がイロイロ物色しているところ。
「あまり買い過ぎんなよ。湯神の食事が入らなくなる」
「・・・」
「あ、コロッケなんか買ってる・・・。(家ではぜんぜん揚げ物をしてくれないのに)←心の声」
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これだけ種類があると、何も崎陽軒の弁当じゃなくてもいいかなって気がしてきた。
リバティに乗車します。
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浅草駅は車両とホームに隙間がある。急カーヴで曲がって隅田川を渡るからです。
ホームの隙間.jpg
リバティは会津田島行です。非電化区間の会津田島で乗り換えるのは仕方がないが、鬼怒川温泉で乗り換える時代は遠く去った。
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並べたところ。私の弁当とアテたち。
すぐさま食べようとしたら、
「電車が発車するまで待ちなさい!!」
焼きそば、細くて麺がボソボソしてイマイチだったな。
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ジャン妻のチョイス。よう買い込んだな。笹で巻いた寿司まで買い込んでからに。
ローストビーフサラダは美味しかったよ。
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残りものをくかき集めたところ。
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写ってないだけで、350mm缶ビール2本と、ワンカップ酒を飲みました。

しばし寝ます。爆睡でもないけどうたた寝。
目が覚めたら下今市駅で、車内がこんな状況に。
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こうなる前に私はWC済ませています。この通路に立っている乗客たちは途中の下今市から乗って来た客です。下今市~東武日光線~会津田島、この区間は普通乗車券のみで乗ることができるのだ。 例えば下今市から会津高原尾瀬口まで乗車とかね。
区間を越えたら特急券が必要ですが、今言った区間内の乗車は席が空いてれば座っていいのです。車内アナウンスは「席の指定は行いません」だったかな。もちろん特急券(座席指定券)を持った客が優先されるし「特急券をお持ちのお客様に替わっていただきます」というアナウンスも流れたがそれって当たり前だろうがよ。
普通乗車券の乗客でも席が空いてれば座っていいというのは、空いてる席かどうか常に気にしたり、お年寄りが空いてる席に座ってもWCから戻ってきた座席指定客が退かせたり、そういう落ち着かない光景が実際あるんですよ。WCにも行けないし、ワゴンサービスも動けないです。
前にもこのネタを取り上げましたが、
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-03-04-1
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-02-27
加えて下今市から龍王峡までは線形がクネクネ曲がっているので速度が遅いこと。特急のクセにひと駅ひと駅律儀に停車していくから特急だけど普通列車みたいになってしまう。こんなに落ち着かない特急って他にないんじゃないかな。
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車内が熱くなってきた。陽射しもそうだが、車内混んでるからです。空調はどうなっているんだ?
あ、これか。この穴の列がそうです。閉まっています。
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穴を開けました。窓を伝って冷房か外の風が流れたので幾分涼しくなった。
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自分たちは浅草~会津田島までの特急料金を払って乗車している。下今市から途中乗車してきた乗客は普通乗車券だけです。彼らは席の指定、保証はないです。
浅草を出た時のアナウンスを思い出した。
「本日全ての座席は満席です」
だから彼らは通路に立つしかないわけだが。これが車内が空いてたらホントにアホらしいよね。ウチらだって特急料金は下今市だけでいいんじゃないのか?
特急じゃないよこれ。
「もうリバティ止めようか」(ジャン妻)
「だが、他の特急も多分こうらしいぜ」
「え、そうなの?」

川治温泉を過ぎたら車内は閑散としてきた。川治湯本から先はトンネルが多くなり、幾分は線形が改良されてるので途端にスピードが速くなります。
ウトウトしてたら検札に起こされた。こっちは浅草から特急券で乗車してるのに、途中区間の一般客のせいでこっちまで検札に見せなきゃならないのだよ。
寝てた私を起こした検札の野郎の後姿です。
私を起こした検札.jpg
何故検札が来るのか.jpg
上三依温泉塩原口という長ったらしい駅の辺りになるともう車内ガラ空きです。
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会津高原尾瀬口を過ぎた辺りには残雪が残っていたのですが。
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会津田島駅に着いたところ。浅草からここまで1本で来るのは確かに早くなったがね。
会津鉄道に乗り換えます。
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会津田島駅1.jpg
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何だかこの鉄道車内の方が落ち着くなぁ。
途中から雪が無くなった。
雪が無いぞ。殆ど地面がムキ出しです。
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「これだったら余裕でくるまで来れたな」
「くるまで来たかったの?宿に聞いてみればよかったね。」
「1ヶ月前に券買っちゃったからさ」
「宿で絶対言われるよね。くるまで来なかったんですか?って」
会津下郷駅での上下線交換風景です。
会津下郷行き違い.jpg
雪が無い無い無い。。。
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蕎麦宿が見えてきたところ。
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湯野上温泉駅に着いた。
「撮るなっ」
鬼の形相で私を睨めつけるジャン妻である。
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私らが乗ってきた車両を見送ります。
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今のうちに明日の特急券座席指定券を購入しようとしたのだが、いつもの湯野上温泉を10時に出る会津鉄道リレー号~会津田島~会津鉄道特急リバティ会津128号だと座席が満席で、次の特急も席が離れるという。
席が離れてまたあの普通乗車可能区間に突入したら落ち着かないだろう。
あっさり断念、会津若松経由に切り替えることにした。
今から栄町の麦とろでの馬刺と昼酒が脳裡に浮かんだ。
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眷族の集い [グルメ&人間ドラマ]

眷族とは、親族・同族の意味の他に、従者・配下・血の繋がった一族郎党や、眷族神、すなわち神の使者や神々に関連する想像上の動物や動物の姿も併せ持つ者の存在を持つ者、あるいは神の使者たちも含まれます。
ここでは親族、同族です。従者や配下、郎党なんていませんから。(笑)
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ジャン母一族(以下、眷族)で長老格の叔父貴がいて「叔父貴の〇寿の御祝&亡くなった叔母上を偲ぶ会」で会食することに相成り、場所は東京中野、存続するのか建て直すのかで揺れていた建物の最上階へ。
https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-12-23
レストラン名を121ダイニングといって、仏語でいう121の数字読み、サンヴァンテアンというそうです。
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中野駅を下りて思ったのは、
この建物はいつまであるのかなぁ。
存続するのかなぁ。建て替えるのかなぁ。
「TBS噂の東京マガジン」で報道されましたね。建て直しに反対する駅周辺の商店街等が支援して当選した現在の中野区長であるS区長が、建て直し推進派だった前区長を破って当選したのに、当選したら建て直しに転じたから。建て直しを見直す=建て替えを撤回ではなかったのである。建て替え費用より現状維持管理費用の方が上回ったということか。
ウチら眷族の食事会、集いはこれまでずーっとサンプラザ最上階だった。これまでここを使ってきた理由は、今回の法事で主筋格にあたる叔父貴の一族がこの沿線であることや、駅前にあること、そびえ立っているので目立つし迷わない。
「迷うヤツがいたらバカだよ」
「・・・」(ジャン妻)
展望がいいです。眩しくて暑い時があるが、最上階で周囲に遮るものがない。
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いい雰囲気です。近未来の洋画で下界を支配する富裕層になった気分です。
でもこの食事会の前夜、ウチらは家で2017年の災害洋画を観てしまったのですよ。
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「昨日の洋画みたいだ」
「うん」(ジャン妻)
眷族がここに集う理由がもうひとつあります。
天国に近い!!
ヘンな意味ではない。天国から御先祖様たちが降りてきて集いに参加、会した気がする。これは私が言ったんじゃなくて、親族の誰かが言ったんですけどね。
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まずは主賓の叔父貴へ孫娘からの花束贈呈から。
小ちゃかった孫たちも大きくなったねぇ。キレイになったねぇ。
こっちはトシとったねぇ。薄くなったねぇ。
聞いててバカらしくなってきた。ジャン母や叔父貴、叔母御と違ってこっちはまだ現役だよ。最近私は自分の容姿が嫌いになりかけた出来事があったので「トシとったねぇ」には入っていけない。入りたくない。容姿をあげつらわれているような気がしてならない。
(齢を重ねたのでそういうのを受け入れなくてはならないのはわかりますが。)
料理がチョコチョコ運ばれてくるのですが。サンプラザ建て直しの話が出ては消えの繰り返しなので、さぞかし従業員も不安だとは思う。心なしカタイです。笑顔が殆ど無い。
料理は至って普通です。
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「これは何?」(ジャン母)
「何かのパイ焼きだって」
自分はお菓子かと思った。焼きものったって焼き置きに決まっている。冷えてますよ。
パイ焼きを摘まもうとしたらジャン母が「そっち側から皆の写真を撮ってよ」
既に料理が出始めているんですよ。こっちは喰っているのに。ジャン母はそわそわと眷族たちの写真撮影に勤しんでいて、贈呈された花の起き場所やら、食べてる誰かを自分と一緒にフレームに収めようとしたり「逆光じゃないかしら?眩しくない?」とか、ジャン弟に向かって「タイマー設定がオカシイから見てよ」とか落ち着きが無いったらありゃしない。
「さっきからそわそわと。じっと座って喰ってなさいよ」
「・・・」
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前菜1.jpg
前菜2.jpg
前菜3.jpg
前菜はまぁ美味しかったな。
BAR(バル)のレベルですけどね。
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「これはなに?」(ジャン母)
「レバペースト」
「聞かなければよかったワ」
だったら聞くなって。ジャン母は川魚、猪肉、鯨刺身、馬刺、肝類(アンコウとかカワハギとか)、レバーが苦手というか食わず嫌いで忌避する人なのです。美味しいものに殆ど手を付けないまま今日まできたといっていい。
私が船山温泉でジビエ喰ってるのをゲテモノ喰いのように思ってる。身近にある魚料理でもサバ味噌は作ってもしめ鯖は食べないとか。アジは焼いても生では食べないとか、マグロは食べてもカツオは避けるとか、生臭い系がダメらしいです。家で出ないから自分はそういうの成人してから外の居酒屋で「こんな美味い魚があるのか」と知ったからね。
苦手なら自分だけ喰わなきゃいいのに、好きで喰ってる私らに向かっても「そんなものを食べるの?」と言う人なのですよ。ローストビーフを見て「赤いから生でしょ」とかね。自分の食の観念を余人に押し付けるのです。わかってないというか。だから滅多な店に連れていけないのだ。
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パンは変わった味だった。バターの塊を全部つけてやろうとしたらジャン妻に制止された。バターはひと塊で4人分らしい。
「またそんなにバター付けて」(ジャン妻)
さらの木じゃないんだから、そういうことを親戚の前で言わないで欲しいね。
豚骨スープかと思ったがこれは美味しいスープでした。
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で、次でもうメインディッシュなんですよ。予約の時点で従兄弟から「お2人(私とジャン妻)は肉にしますか?魚にしますか?」と聞かれて、最初は「両方!!」と答えてやったのだが、当たり前のように肉がキタよ。でもまぁ美味しい肉、ソースでしたよ。叔父貴が喰ってた魚も美味しそうだったな。追加料金払って自分だけ喰えばよかった。
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デザートはジャン母にあげちゃいました。
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量的には少な過ぎでした。いったい幾らでどういうコースにしたのかついぞわからず。「幾らのコースにしたんだ?」って幹事に聞く訳にもいかないしさ。
花束、記念品贈呈、終わってから場所を変えての一族記念撮影、それらも料金込みです。そっちの方が高かったのかもね。でも幹事さんお疲れさんです。
でもノミホだったんですよ。会社の飲み会じゃあるまいし、高齢者が多いこのメンバーでノミホとは。
「言わないの。幹事が楽なんだから」(ジャン妻)
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半年前からこの日を「空けといて」と言われていたのですが、長老どもと違って私らは現役なので、出席を渋る態度がカオに出てしまった私に向かってジャン母が言うには、
「これで最後だから・・・」
一族の長老格がますますご高齢になったからですが、この「これで最後だから」は滅多にない親戚イベントが開催されると必ず出る台詞で「これが最後だから」をず~っと繰り返して今日に至っている。
「前も言ったよね」
「・・・」(ジャン母)
「前もこれで最後って言ったよね。ホントにこれで最後なんか?全然最後じゃないジャン」
「・・・」
・・・はジャン母です。
「あまりこれで最後最後って言わないでいいと思うんだよね。次回またいつかお会いしましょうよでいいのに」(ジャン妻)
でもこれがホントに最後になったらいよいよ黒い服で集まるしかない。それから先は次世代の我らの双肩にかかっているともいえるのです。
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あの日、あの時 [居酒屋]

あの時私はJR武蔵小杉駅にいた。
JR南武線から横須賀線&湘南新宿ラインへの乗り換えコンコースをトボトボ歩いてたら、急に激しい揺れが来たの。
日本は地震が無い日は無いというが、日頃に体感する慣れた揺れとは違った。激しい揺れで、長く揺れていた。
コンコースの鉄骨や支柱がガタガタ揺れている。あの当時の武蔵小杉駅コンコースは工事中で、床のアスファルトも平らでなくデコボコで緩く、コンコースの地面から伝わる揺れが私の靴裏から膝下を伝わり、脳天まで突き抜けた。
立ってられなくなった。片手で支柱か何かに掴まったんだと思う。その状態で揺られ続けていた。私の前にスプリングコートを着たどっかの見知らぬ中年女性がいて、揺れるコンコースの天井を見上げながら支柱に捕まっていたのを覚えています。

揺れが止まらない。工事中だから簡易的な支柱と天井の梁なので、それにジャバラやクロスした真鍮がガシャガシャいつまでも揺れていた。
コンコースだから余計な調度品は一切置いてない。倒れて来るものはない。揺れてるだけだった。
揺れが収まるのを待ちながら、ここよりも何処か遠い震源地ではもっと激しい揺れがあって、これは未曽有の災害なのを予想できる揺れだった。
揺れが収まったが、電車は止まった。JR職員も「全線不通です」としか言えない。どこで何が起こったのかすぐにはわからないだろう。
外へ出ると・・・.jpg
信号が点いていない.jpg
外に出たら信号機は消え、遠くからサイレンの音が響いていた。
曇り空の下、武蔵小杉駅から歩き始めた。業務一切を放棄して自分が生きる為と割り切るしかなかったのです。
本社にいるジャン妻は大丈夫か?携帯は繋がらない。
上り方面が渋滞しだした.jpg
横浜方面渋滞中.jpg
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人が歩き始めた。後で見た都内の帰宅難民ほどではないが、皆歩いている。
街道が渋滞し始める。何処からか聞こえてくるサイレンの音。警察車両、緊急車両がひっきりなしに走る。東電の社用車も。上空にはヘリの音が。
コンビニ、商店は真っ暗で開店休業状態だった。
信号機は各所で消え、警察や有志が誘導、整理している。
警察が誘導中.jpg
有志が誘導.jpg
途中の小料理屋で水槽の水があふれていたのを見た。「電気通じねぇんだから商売になんねぇよぉ」とオヤジさんがボヤいていた。
一部の公衆電話に行列ができていた。後で気づいたが、携帯はダメでも公衆電話は通じるらしいのがわかった。

園児が泣いているぞ。ブルーシートを被って非難中だった。
園児が非難.jpg
綱島街道を延々歩いた。歩くしかない。
今でも覚えてるのが3人組の女性の会話で、
「ワンセグで観たらさ。何処も地震中継ばっかりなんだけど、TVK(神奈川TV)だけ必殺仕掛人やってたよ」
街道筋は何処も電気が消えている。東急も当然、不通です。日吉駅に溢れる大群衆たち。
日吉駅1.jpg
日吉駅2.jpg
元住吉駅は東急の車両基地だが不通のまま。綱島駅には立ち寄らなかった。もう東急は動かないだろう。
鶴見川を渡ります。
前方の空が暗くなってきた。明るいうちに何処まで行けるか。いや、点いてないんだからこれから先は闇になるんじゃないか。
鶴見川を渡る1.jpg
鶴見川を渡る2.jpg
どこかに公衆電話はないかな。
鶴見川を渡って大倉山駅に入ったら公衆電話にコインが溢れていた。そこで電話を借り、ようやくにして本社に電話したらジャン妻が出たの。
「何処にいるの?」
「武蔵小杉駅で止まった。そこから歩いている」
ここで初めて仙台市内の支店と全く不通なのと、都内神奈川の従業員はタクシーで帰宅が許可されたのを知る。
「お義母さん(ジャン母)と電話がつながらないんだよね。帰ったら様子見にいってくれるかな」(ジャン妻)
「今日中に帰れたらな」
「えっ、そんなにかかる?」(ジャン妻)
「ワカラン。行けるトコまで行くしかない。そっちは本社に泊まった方がいい。皆にヨロシクな」
私は強がっていたが、不安を与えず強がるしかなかったのです。
港北区役所.jpg
開庁時間を過ぎた港北区役所でWCを借りたが何も誰何されなかったですね。港北区役所の職員さんは業務停止して帰っちゃったようだが、人の気配はあったので中に入って役所内のWCを勝手に借りたのです。出すものを出したら落ち着いたというか。
ここで再度、区役所内の公衆電話を借りてジャン実家に電話したが今度は繋がらなかった。今の電話の親機ってFAXが装備されてるから電気が繋がってるからおそらくは停電だろうと。実際、停電だったそうです。
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WCを済ませて一息入れ、その先の大豆戸という交差点を越えたら渋滞の東京方面車線で、支払が点いたタクシーがある。
そのタクシーを強引にフン捕まえたのです。身体を張ってタクシーの前に躍り出て、サイドに廻って窓を叩いた。
「第三京浜に入れるか?」
「いやぁ、高速は無理です。下(一般道)なら。どちらまで?」
「横浜の〇〇まで行けるか?」
「あ、何とかやってみます」
「何処で何が起きたんだ?」
「東北だそうです。ラジオの音量上げますね」
タクシーに流れるラジオから、震源地が東北地方の太平洋側で、津波が押し寄せたのを知った。
(そこには私の社の現場も幾つかあったのだが今は全て廃止になっています。)
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タクシーは環状2号線を走った。新横浜駅前は渋滞で、運転手はやたらと車線変更して赤でも強引に突っ込むので、急いでくれてるのかなと思って何も言わなかったが、
「お客さん、ちょっとだけトイレ行っていいですか? もうさっきっから・・・ 」
ああ、そういうことか。私は港北区役所でWCを済ませているが、運転手さんが我慢の限界に来たんだね。
タクシーは岸根公園の辺りに横付けして停まり、そこで用を済ませてましたよ。こういう時に限って滝のように流れたらしい。
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「スミマセン」って戻って来た運転手さんは再スタートさせた。「この運ちゃん、手を洗ってねぇな」と思ったがそんなことを突っ込んでる場合じゃない。
タクシー拾って安堵したもあり、ウトウトして眠ってしまったのです。こういう状況でよく眠ったよな。
闇は迫ってきた.jpg
どれくらい眠ったのかわからないが「お客さん、横浜新道入りますか?」で目が覚めた。
「入ってくれ」
横浜新道はかなり空いていたが、料金所を出てから渋滞。だがここまで来ればもう大丈夫だ。
横浜新道に入る2.jpg
横浜新道に入る1.jpg
ジャン宅の町は真っ暗だった。闇に包まれてる。タクシーも慎重に走る。
ジャン宅に着いた。私は運が良かったとしかいいようがない。金額は6400円で、
「ありがと。助かったぜ。これからまた客拾うのかい?」
「いやぁ~」
「気ぃつけてな」
もちろん一期一会です。

ジャン家周囲一帯は停電で真っ暗。撮ったんですが真っ暗で写らなかった。
電気の無い時代はこうだったのだ。TVに映る時代劇はあれでも明る過ぎる。そこらの角から刺客が出て来そうな闇に包まれている。
ジャン家に入ったら、家の中は多少の落下物がある程度だった。
そしてジャン実家へ。そこも真っ暗だったが、ジャン実家の隣町内会は電気が点いていたのである。
「あら?来てくれたの?」(ジャン母)
ジャン母は一人で蝋燭を点けてじ~っとしていた。蝋燭はジャン父(故人)の仏壇からブン取ったらしい。
来ないと思ったのかな。その晩は泊まることにした。
「隣の家は電気が点いているのよ」とやや憤慨していたのを覚えています。
「ご飯は冷えたのがあるけど」
おかずがないという。あっても灯が点かないから調理できないのだ。いちばん近所のテイクアウトチェーン店が松屋さんで、そこに走ってったら超満員で、従業員さんがてんてこ舞いだった。ここまで歩いて来た帰宅難民たちが休息がてら今宵の糧を得ようと集まっていたのである。道路向かいのデニーズは電気が消えてたから。
デニーズは消えてた.jpg
松屋1.jpg
松屋2.jpg
スタッフが言うには、
「お弁当の容器が無くなっちゃったんです」
「じゃぁ牛皿は?」
「大丈夫です」
「牛皿弁当二ちょう!!」
厨房では4人のスタッフが大忙しであった。今宵の松屋さんは疲れた通勤難民と近隣の活力の場になるだろう。
「お待ちどおさまでした。牛皿弁当二ちょう、500円になります」
「ありがと。タイヘンだが・・・」
・・・の先は言えなかった。何を言っても言わずとも彼ら彼女らはわかっている。日本人のいいところを最大限に発揮しただろう。
この松屋さんは今も営っています。この日初めて食べたんですよ。
松屋大混雑.jpg
松屋大混雑2.jpg
ジャン父(故人)の仏壇から蝋燭を借りて夕餉。牛皿の他は漬物程度で。
松屋さんの牛肉を一口喰ったジャン母はひとこと、
「しょっぱいわねぇ」
「!!!」
「いつもこういうの食べてるの?」
「そんなん言ってる場合か」
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突如として21時に電気が点いたのです。東電さんはこの後いろいろ言われることになるが、現場は早期復旧に頑張ったんでしょう。
電気、水道、ガス、インフラがアタリマエにあることの何とありがたいことか。だが、TVを点けたら、震源地の陸奥の惨状が映し出された。

この夜ジャン妻は都内の社に1人で泊まったのです。近隣で出前を取ったとか言ってましたね。翌日の午後に再会できましたが、落ち着いたら泣きだした。社に自分だけ1人だったという。社は鉄筋だから安心は安心だが。
平常心を取り戻すまで少し時間がかかった。
今では「もう次にああいうのがあっても1人でいるのはイヤだ。歩いてでも帰って一緒にいる」って言ってます。

その後、ウチの社では数人が陸奥の被災地から上京してきた。現場が倒壊したからである。
私が関わったのは3人いて、1人はその年のうちにこっちで結婚して退職した。
もう1人は男性で、太平洋側から会津若松に避難してから上京したが、原発のない九州に去っていった。
もう1人の女性は東京で結婚して今も在職している。子供も2人生まれた。
往時のことは今では殆ど話さなくなった。本人も「あの頃の記憶はあまりないんです」とだけ。

警察庁の発表では、現在でもない行方不明者数2533人だという。死者は1万5897人。

今日その時間に自分は何処にいるかわからないが、その時までは普通に公務します。
(今回は敢えてボカシを入れておりません。)
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あさつき [自宅グルメ]

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地元近所の八百屋です。大手スーパーじゃないくて、私が子供の頃からお世話になっている八百屋さん。
パッケージに庄内って描いてあるのは庄内(山形県)産のアサツキという野菜です。地元の八百屋(大手スーパーではない)1月後半から2月一杯だけ店頭に並ぶ野菜。山形の伝統野菜らしい。
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「あ、入った・・・」
「入りましたよ~」(八百屋の店主)
私は2つ3つ抱えてレジに持って行こうとしたら、
「せめて2つになさい」(ジャン妻)
「・・・」
八百屋のご夫婦に笑われた。
「3つはダメだって?」
「今しか食べられないのに」
「そうですよ~。買って買って」
「他のお客さんのも残しておきなさい」(ジャン妻)
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まずは和え物で。
酢味噌和えじゃないですよ。麺つゆ、マヨネーズ、柚子胡椒を少し。
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味も食感もいいです。細いけど甘味があって。
和え物1.jpg
炒めものです。黒豚のバラ肉と炒めたの。ベーコンでもいいかも。
炒め物.jpg
何処かで食べたことがあるような。食感に覚えがあるのだが。

炒め物その2、上に載ってるのは国産牛の赤身肉。焼肉乗っけ盛りといいます。
でも焼肉は脇役であさつきが主役。
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炒め物2.jpg
いためもの2.jpg
八百屋の店主に言われた。
「毎日食べてんだ?飽きずに?」
「全然飽きない。向こう(ジャン妻のこと)は飽きたって言ってる」
「ご飯のおかずになる?」
「(首を横に振る)・・・日本酒のアテですよ」
「へぇ、酢味噌で?」
「いや、醬油か麺つゆにマヨネーズと柚子胡椒を混ぜて」
「へぇ~、そんな食べ方があるんだ」
八百屋の前の肉屋さんを指しながら、
「〇〇さん(肉屋の屋号)豚バラ肉と炒めたりもするよ」
レジでは女将さんがニコニコ笑ってる。
「何を会話してんのよっ」(ジャン妻)

アサツキはネギの仲間、変種らしいです。
ネギより細くて色が薄い(浅い)からアサツキ(浅葱)というんだと。そんなに辛くないネギですがわけぎのように薬味には向かないと思う。
生意気にネギより高いんですよ。
昨年の2月後半に初めて食べてハマりかけたのですがすづ3月になったら見なくなった。入らなくなった。八百屋に聞いたら冬の野菜で1月の終わりか2月にならないと入荷できないという。
何でこの野菜が好きになったのか?どっかで食べた別もの、食感が似てるんですよ。味も。だが思い出せない。
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玉子とじです。これも合う。
たまごとじ2.jpg

鍋11.jpg
鍋12.jpg
湯豆腐にも。アシが早いのでなるべく早く食べないと。
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アサツキはもともとは自然で自生する野草だそうです。
最初に見つけて食べた人はエライな。
でも野菜としての販売時期は冬から春だけで短い。夏に花が咲いたら地上部の葉は枯れて休眠しちゃうので、その前後に鱗茎(細い球根のこと)を掘り起こして植え付け、成長して芽吹いても土の上に出た部分は一旦枯れ、翌シーズンの春に成長し、早くても翌12月に収穫できる。だから2年かかるのかよ。

は万能ねぎ、わけぎとも違います。球根の有無と葉の細さとかが違う。
球根がないのが万能ねぎ、球根があるのがわけぎ&あさつき。
球根があって葉が細いのがあさつき、球根があって葉が太いのがわけぎ。
もっとも万能ネギは、どっかのJAが認めない限り万能ねぎを名乗ることはできないそうですね。
食べる部位は葉よりも茎や根に近い根茎が主です。

ネギの仲間だから風邪予防や疲労回復にいいという。癌予防にも?ホントかな。
でも大量生産して多く仕入れるものでもないらしい。ネギの仲間全体から見たらあさつきの生産量は殆ど1%ぐらいしかなく、あまり流通していないという。
生産量が多いのは広島県、福島県、山形県、おっと群馬県もか。さすが群馬は獲れない野菜が無い県だね。それが為に、群馬のホントの名産が何なのかボヤかしています。

2月は毎日のように食べてたが、あまり日もちしないです。
「もう買って来ないでよ」(辟易してるジャン妻)
「今しか食べられないんだぞ」
「どうせすぐ飽きたとか言うクセに・・・」
「そんなに台所に立ちたくないかい?」
「ムカッ」
ぜんぜん飽きないのだ。次はうどんすき。最後の方はたまごとじに。この時は翌日の朝が人間ドッグだったので油ものを控えて8時前に食べた。
うどんすき1.jpg
うどんすき2.jpg
うどんすき3.jpg
うどんすき4たまごとじ1.jpg
うどんすき5たまごとじ2.jpg
天ぷら、これもイケます。
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天ぷら2.jpg
豚バラ肉巻きなんぞも。居酒屋みたいだ。
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豚バラ巻2.jpg
醬油と胡麻油で和えてみた。これは味付けが意外と難しかった。あさつきの表面張力で油を跳ね返してしまうので、胡麻油は極少にしないと。
胡麻油.jpg
ツナマヨです。
ツナマヨ1.jpg
合うんだけど、ツナの種類、選択を間違えやがって。
「間違ってカツオを買ってしまった。やっぱマグロの方が美味しいね」
「え?カツオなの?」
ツナマヨ2.jpg
やっぱりこれがいちばん美味しいかな。
これがいちばん美味しい.jpg

このアサツキ、ノビルに似ているらしい。
ノビルといえば船山温泉で出されたことのあるあれ。根が丸いヤツ。岩魚素揚げに付いてきたあれだ。あれも美味しい。最近は出なくなった。今度館長に言わなきゃ。
岩魚素揚げ1.jpgノビル.jpg
もうすぐ見なくなる頃。ハウス栽培したのでもいいから仕入れてくれないかな。
売り場1.jpg
売り場2.jpg

また来年だな1.jpg
昨日寄ったら売り場が無くなってた。
「ホレ見ろ無くなったじゃないか」
「・・・」
「もっと買っておけばよかった」
「もたないでしょうよ」
「冷凍できないのかな・・・」
「・・・」
仕方がない。また来年ですね。
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宮島 [グルメ]

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横浜市泉区役所であります。
自分の用事じゃないです。公用ですよ。
このエリアは陰の部下・草の者3号に任せっ放しでいたのですが、今年の1月からインフルエンザの猛威やいろんな風邪、ノロウイルスなんかが蔓延して社内欠員だらけになり、3号他、草の者たちはあちこちの欠員に対応していた。1日に1箇所どっかで欠員が出てましたね。3号は自ら穴埋めしていて全く外に出れなくなった。
なので自ら来ました。久々に泉区に来たら担当官が変っていた。トテモいい方で、こちらの記載ミスをやんわり訂正してくれた。
泉区3.jpg
さてこの後は八王子経由で立川市内に向かうのですが時刻はちょうど11時であります。今から長い移動時間なので早めにランチをするにせよ、泉区役所の最寄駅であるいずみ中央駅前のモスはリニューアル工事中だし、いずみ中央駅の相州そばにしようかなぁ。
すぐ近くに麺sレストランYabuという店があるのですが、バイト嬢の態度があまりよくないのだ。
もう今日の昼は何でもいいやと。何も食べたいものが思いつかなかったのだ。あれが食べたいという執着心が湧かない日でした。こういうこそ牛丼チェーンでいいんだけど。
そばで閃いた。役所の4階にある。
エレベーター内1.jpg
エレベーター内2.jpg
前にUpしたことがある。自分で自分のBlogを検索したら2012年だった。呟きⅠの最初の頃だった。
https://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-01-18-2
あの頃は写真も記事も小さかったな。
まだあるかな。あるみたいだ。エレベーターで4階へ上がった。
素っ気ない店前.jpg
4階にあがるとこんな感じ。7年前のままですね。
会議室のある廊下の前にひとつ看板を置いただけです。幟もない。暖簾もない。幾ら役所内とはいえこんな殺風景な店を他に知らないです。
行灯.jpg
上から見下ろしたところ。
中央が吹き抜けになっていてます。文京区役所、シビックセンターみたいだ。
この吹き抜けをフロアにしたら、もう少し平たくなて総工費が安くなったってことないか。
見下ろす1.jpg
見下ろす2.jpg
見下ろす3.jpg
さて、上がって来たはいいが、入ろうかどうしようか迷ってしまった。
入ろうかどうしようか.jpg
白いボードにお品書き。そば、うどん、丼類に絞ってあります。
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券売機.jpg
扉を開けて入って券売機の前に立ってからもしばし迷ったのだ。迷ってたらオバちゃんが来て、
「わかりますか?」
「う~ん、何とか・・・」
実はちっともわかんないのである。何がウリなのかわからない。今日の日替わりが何なのかどこにも明記してないし。120円のサイドメニューって何さ?ラーメン各種って?その各種は何処に書いてあるんだ?
でもここで済ませないと、八王子や立川まで腹が持つかなぁ。これから行く窓口は職員が多くなくて、12時~13時の時間帯は不在の可能性が高いのだ。11時過ぎの今、ここで済ませれば12時~13時を電車で移動するのに充てて、13時に駆け込めるので。
無難にカツカレー丼とサイド120円をオンして受付のオバちゃんに渡したの。
「サイドメニューは何に致しますか?」
そのサイドメニューが何かわからなかったんだけど。受付脇にサラダ、冷や奴などがあったので。
「サラダ・・・」
ボソッと言ってしまった。そしたら番号札を渡されるでもない。フーゴコートみたいにピーピー鳴るポケベルも渡されない。「お席にお持ちします」というのである。
この広さで??店のスタッフが持って来てくっるのですが、窓際なんかだとかなり距離があります。持って来るのも取りに行くのも遠いですが、ご年配の客層が多いので高速PAのフードコートのように番号を呼んで「取りに来てください」とも言えないらしい。
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こうして見ると学食みたいな内装は前と変わらんですな。
窓の外には高架の相鉄線路が見えます。
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オバちゃんがドレッシングを持ってきてくれた。3種類もあるぞ。
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着丼しました。オバちゃんが持ってきてくれたんです。
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カレー2.jpg
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カレーの具はタマネギだけです。和風です。辛くないですね。タマネギが更に甘口にしている。
小麦粉が入ってるような。いわゆるい今風、今流行りのカレーではないです。
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カツはカレーの下に隠れていって、箸ですくって食べました。
その下のご飯はややベトベトしていて、箸だと食べ難いから添えられたスプーンでこするようにすくうのですが、皿に盛ったカレーライスと違って丼はスプーンですくい難い。
サラダの器は小さいですが、ギッシリ野菜が詰まっていました。
サラダ1.jpgサラダ2.jpg
サラダ3.jpg味噌汁.jpg
店内4.jpg
前にいる爺さん、ずーっとスポーツ新聞見てるんだけど途中から動かなくなったの。寝ちゃったらしい。
オバちゃんが玉子丼を持ってきて、
「お待たせしました」
「・・・」
聞えないのか寝てるのか、反応が無いのです。
オバちゃんがそっと置いてその場を立ち去った。爺さんは自分のが運ばれてきたのに気付かず、新聞広げて微動だにしないのです。
まさか死んでんじゃねぇだろなと私は立ち上がりかけたら、爺さんが突然動いたんですよ。新聞の頁を変えようと畳んだら、いつの間にか目の前に自分の丼が置いてあるじゃないですか。驚いた爺さんはビクンと反応して慌てて新聞折り畳んで食べにかかった。その動きが可笑しくて。(笑)
店内の客層は御年寄りが多いです。顔馴染客にはきさくに話しかけてる。顔馴染?泉区役所のこの店に蕎麦だけ喰いにわざわざ喰いにくる常連さんがいそうにないけどいるんですよ。役所の中にあるってことはそれ也に便利ではある。雨に濡れなくていいしね。
さて、2回めです。結果的には行かなきゃよかったんだけどね。
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ボード1.jpg
ボード2.jpg
ラ1カ1.jpg
「味噌汁もついてるんだ・・・」
そう呟いたら、運んできた女性が、
「お下げいたしましょうか」
???
下げるって?今ならまだ間に合うから鍋に戻すのかい?
「いやいやいいです。いただきますよ」
「大丈夫ですか?」
???
大丈夫って何がさ?ようワカランこと言うね。
「胡椒はあちらにございます」
「いや、要らない」
「お持ちしましょうか?」
???
私は年寄り扱いされたかな。
「使わないです。そのままで食べます」
「・・・」
自分の親切心を無視されたと思ったのかな。要らないからそう言ったんだけど。
怪訝に思った。でもその意味はこれだな。
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啓蒙2.jpg
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なるほど残して欲しくないから、味噌汁要らないならホンキで下げようとしたんだね。
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なるほど胡椒が欲しくなる味、スープだね。
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色の黒いカツ丼だな。
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固いロース肉だなぁ。固いから衣がすぐ剥がれちゃうじゃないか。う~ん。
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ごちそうさまでした。区のHPから
「泉区は街のあちこちに直売所がり、地元の新鮮な野菜を仕入れることができます。
宮島では大根、キャベツ、ネギ、ニンジンなど、料理に欠かせない野菜を近所の直売所から仕入れて、積極的に使用しています。
定番の本格そば・うどんメニューに加え、日替わりで2種類のランチを出しています。
ボリュームたっぷりの定食は食べ応え抜群。サラダや揚げ物などメニューによっては仕入れてすぐ調理するので、朝採れた野菜をお昼ご飯で食べられることもあります。
区役所にお越しの際は是非お立ち寄りください。」
主旨はわかりました。食品ロスや生ゴミ削減は理解できるし食べ切り協力にも賛同します。スタッフさんのお客への気配りも相当いいです。赤ちゃん連れのお母さんに椅子を2つ並べてあげて、その上に赤ちゃんを寝かせてあげてたからね。
ただ、地元のいい素材を使ってるんならなおのこと、肝心の味とロース肉の質をもうちょっと改善した方がいいですよ。
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くぼやん5 [グルメ]

今日の西新宿は曇り空。
ビル街をぬって都の窓口へ6年に1度の更新に向かうところ。
その窓口は地元再開発で生まれたこの界隈のメインビルです。何処も賃料高そうだな。
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建造物たちが高さを競っているように見える。「こっちの方が高いぞ」と言わんばかりに天空へ積み上げられて行く支柱の鉄骨たち。
人類は自己を顕示する動物だから、上へ上へといきたがるのでしょうか。
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左手にそびえ立つグレーのビルは建設中のダイワロイネットホテル、10数年前、自分もロイネット会員でした。和歌山を皮切りに、神戸三宮他、幾つか泊まり歩いたもの。来年の東京五輪に向けて宿泊数が足りないのだろうか。
右手のビルは商業施設と住居棟が一体となった施設で、土地区画整理で出来たビルのため各棟で住所が違うのが最近わかった。

私が出向く都の窓口はこの先を曲がったところにある新宿スクエアタワービル。厚生省の指導監査や許認可事務等の一部を移管した行政事務部門です。医事・薬事・食品衛生を業務とするもの。麻薬取締を業務とする場所とは別です。
窓口の上の省庁は国民の健康、医療、子供、子育て、福祉、介護、雇用、労働、年金、今騒がれている雇用、労働、年金の行政部門ですが、私が出向くのは医療の許認可の事務部門です。担当官とは殆ど顔馴染。彼らもやはり異動とかあるらしく、群馬から戻ってから2人か3人変りましたね。
アッサリ公用はパス。お互い顔馴染だしこっちも慣れたもんです。そして11:00になる頃合い、青梅街道を渡ってゆるやかな成小坂を駅方面へ戻る。
あと30分もすればこの界隈はランチを求める会社員、OLたちが飢えたイナゴの大群のように狭い歩道に溢れます。
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地下に潜る1.jpg
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階段を下りたら廊下で店主と鉢合わせ。
「こんにちは~」
「あ、どうもいらっしゃい」
外見より優しい声音の店主は心の中で、「この客(私のこと)また前回みたいに具無しとかわけわかんないオーダーするんじゃないか」と警戒しているかも。

あれ?いつもと違う女性だな。
この店の女性スタッフ、チャラチャラした若い子はいないですね。店主がマジメそうだから女性スタッツフも駅度な距離感置いてマジメできちんとしった応対です。店主の好みの女性というのではなく、この店のカウンターに置いていい女性、カオ、評定、声音という意味。私も面接したら採用候補にはするだろうなと思う女性ばかり。
いつもと違う女性.jpg
今日も塩です。そういえばこの店のイチオシであるナポリ、次点のミートは食べなくなりましたね。
「シメジ、小松菜抜き・・・」
「シメジと小松菜抜きですね」
別にシメジと小松菜が嫌いなわけじゃないです。家でも鍋に豚バラと併せてシメジ、小松菜入れるし、バター炒めなんかも好きだし。ただ、この店の太麺スパには要らないと思ってるだけです。
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いいルックスです。シメジ、小松菜は要らないよ。
ベーコンだけのつもりがタマネギが入ってた。それぐらいあってもいい。
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前回は完全な具無しにしたことでベーコンも抜いたので塩気が薄かった。
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他の具が無いだけにベーコンが引き立つ。ベーコンから出る塩味もいい。こうなると粉チーズすら要らないかもですね。
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厨房を望む.jpg
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ビル街を抜ける.jpg
地上に出てビルを見上げる時の満足感。今日も美味しくいただきました。私が唯一利用するパスタ屋さんです。
さて、前回の具無しスパの記事を見せた時、塩分にとやかくうるさいジャン妻は
「何これ?これ何か意味あるの?」
その次に言ったのが
「ベーコン無しだと味が薄くない?」
ホウ、ベーコンを容認したか。
塩味なんだからある程度の塩気が無いと。そういう会話になったのは、その日の夕食(珍しく家食)がこれだったから。
その日の夕食2.jpg
この日の夜は家食と宣言、決めてあったのですが、最初はスパサラダの予定だった。私は(日)に買い置きしていた上級ベーコンが6枚か7枚あるのを知っている。家での食材の在庫管理は私なのです。
「スパサラとスパゲティどっちがいい?」
「両方!!」
「それはダメ。塩味のスパなんてどう?」
「ベーコンたくさん入れて」
子供のように自分からベーコン入りで塩味のスパをお願いしたの。昼と同じような味ですよ。ジャン妻に昼のくぼやんの塩スパの写真を見せてやった。実は今日の昼はこれだったんだって。
「ゴメン、昼と同じだった」
「いや構わないよ。好きな味だし」
ウチは私が黙っていると昼夜が同じものになることが時々ある。スパ、焼きそばとかが夜昼にダブる事が多いです。ジャン妻は私を昼にスパ食べない人だと思ってますから。
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これ2人前です。2人で取り分けるの。少食でしょう?
ベーコンがたくさん。これは私が要望したのですが他、小松菜じゃなくて菜の花がたくさん。家で食べる分には別に嫌いじゃないし、ジャン妻に「具無しスパにしろ」って言っても通らない。
どっちが美味しかったかって?
そりゃぁ・・・ね・・・。(意味深)
(左のチーズ焼は冷凍しておいたキーマカレーにチーズを塗したものです。)

こないだ西新宿に行ったら、駅前のデカい総合病院が新しく増床されてた。
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このデカい病院にジャン妻の実父が入院していたことあるんですよ。
夏休みでドクター不在で、ロクに治療もせず個室に放置され、その分だけバカ高い金額を支払わされた。さも当然のように請求されましたよ。治療もせず一時退院もさせずなのに。ゼロ2つ請求されましたからね。
それ以来、私もジャン妻もジャン妻実父(私の義父)もこの大病院が大不信です。
そしたらまぁデカく近代的に建てやがって。
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「シメジ、小松菜抜き・・・」
「シメジと小松菜抜きですね」
今日は醬油で、シメジ無し、小松菜無しです。ベーコンだけといっていい。タマネギは少々入っていた。
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濃い味です。ご飯が欲しくなる味です。しょっぱくはないです。どういう醬油タレを使っているのかな。ガーリック醬油じゃないし生姜焼のタレでもない。焼肉タレの薄いような、オイスターソース味っぽいような。
う~ん、わかりません。
店を振り返る.jpg
店を振り返ります。どんどんお客が入ってきてこれから店内、店外、ウエイト客が並びます。
さて、メニュー制覇、半熟玉子バージョン、大盛り&特盛、具無しスパバージョン、そして今回のベーコンだけバージョン、いろいろコンセプト決めて来店Upしましたが次は・・・
ガーリックスライスバージョンは勘弁。あれをオーダーされる客、結構いますけど店内に凄いニオイが漂ってますよ。ランチにあれを食べた後、午後に接客・接遇・営業なんかできないと思うな。
自分は接客業でも営業でもないけど人に関わる職掌なのと、ガーリックを摂取し過ぎるとお腹に来るのでそれは絶対に無理です。
午後っから半休取ってこの店唯一のアルコール飲料、缶ビールでも飲んでやろうかな。どんな銘柄の缶ビールか知らないけど。
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階段を上がってさっき述べた心中含むところにある大病院を見上げたところ。

その日の夕食も珍しく家食だったのですが。
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またしても似たようなものになったか・・・。
このときはジャン妻に何も言いませんでした。ソース味だし。
これで1人前です。2人で1人前です。私は具が少ない方が好きなのと、焼きそばのキャベツは別にサラダか他のものにすればもう1品増えたのに。そう思った時はもう遅かった。
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伝丸 チーズ味噌 [ラーメン]

今日は雨です。氷雨。
午前休取りました。雨なのに裏手の家で外壁工事中で、鉄パイプで足場を組む音がカチャンカチゃンうるさいぞ。
で、また朝兼昼の伝丸ですが。
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相変わらず合戦の本陣のように幟はハタめいている。
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改めて言いますが、味噌がメインの店です。醬油や塩もありますが止めといた方がいいよ。(個人的見解だよ)
味噌系はあまり食べないですが、蔵出し味噌を謳う田所商店ほどではないけどここの味噌ラーメンはまぁまぁ美味しいですよ。
というか私に合うのだ。田所のように無理してご当地感を打ち出して失敗している具じゃなくて、具が正統派なのです。何せ野菜が多いのが気に言っています。芯とはいえキャベツと白菜、ネギは私の大好きな深谷ネギだし。
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そして出ては消え、出ては消えるを繰り返している期間限定でこんなのが。
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伝丸7チーズ味噌?.jpg
味噌ラーメンにチーズねぇ。
前に家鍋でジャガイモ、ニンジン、タマネギをベースに白味噌で鍋にして、それにとろけるチーズを加えたことがあるぞ。
合わなくはないです。白味噌に限ると思うけど。
ジャン妻にもなかなか好評だったが。鍋にチーズ、ラーメンにチーズ「邪道じゃないかい?」と思わないでもない。食べてみて成功か失か。自分に合うか合わないか。
ほぅ、パルメザンチーズなんだ。とろけるピザ窯チーズじゃないんだ。
それに北海道牛乳も?
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「チーズ味噌・・・」(ボソッ)
「麺は大盛りに・・・」
「いや、普通でいいです。唐揚げと白いご飯・・・」
相変わらず接客がいいですね。元気印の女性、オバちゃんたち。
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まだこんな時間です。地元で営業開始が10:30~なのも気にいってます。そういう店ってあまりないもの。
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オバちゃん撮っちゃってゴメンね。手許にあるタッパに粉チーズがドサドサと大量に入っていた。
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唐揚定食じゃないよ。最初に唐揚とご飯がキタのが笑える。
唐揚は店で揚げてないと思うな。温めだね。
でも家で唐揚げ出ないし、粉チーズの酸味に勝るワイルドなおかずが欲しかったのもあるんだ。
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唐揚3.jpg
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さぁメインのチーズ味噌ラーメンです。厨房で粉チーズを「そんなに入れんのかよ」って心配させるぐらいにドサドサ投入されてる。スープの表面に白く浮いてます。
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チーズが雪のようにドッサリ。
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デフォでバターも。スープに牛乳まで混ざっているんですか。
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味噌ラーメンとは言い難いね。白味噌ベースに、チーズ、牛乳、バター、乳脂肪製品が混ざりまくっているというシロモノです。
やや酸味、香りはありますが、チーズが嫌いでなければ気にならない程度のもの。
最初は粉っ気なのでムセたりして。
このチーズ味噌、店頭やHPにはキレイな広告写真になってますが、出された実物はそんなに映えません。時間の経過とともに細かい野菜もチーズもズブズブ沈んでいきます。
なので具をすくいます。野菜がたくさん。
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コーンがあるので穴の開いたレンゲですくいます。
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長ネギのような香味野菜は殆どない。タマネギと少々のニラぐらい。
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濃厚です。ドロドロになっているのがわかりますよね。
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チャーシューは完全に脇役ですね。あ、あったんだ?ってなもんです。下手すりゃ麺も脇役ですよ。
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後半戦です。まだ具が残っています。金物の穴あきレンゲが大活躍です。
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どの写真も殆ど真っ白に近いですよね。
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そのうちぬるくなって、溶けきれなかったチーズが底から出てきたりします。
さて、残ったこのスープですがどうするか。
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リゾットにしてみた。誰でもやるでしょ。
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チ21リゾット1.jpg
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悪くはないです。こういうのがあってもいい。でも最初からデフォでチーズがドサドサ載ってるのはちょっとな〜。
西新宿のロメスパくぼやんでも粉チーズ多くかけますけど、それは味変を楽しむ為でさ。チーズが多いんですよ。
でも卓上にチーズ置いてもコストかかるだけだし。
粉チーズ少なめってできるのかな。量を調整できればいいかも。

例によって余計なひとこと。会計のおねぇさんに言ったのは。
「パンが欲しいな」
「???」
「パンだよフランスパン、ブレッド」
「ああ、なるほどなるほど。クリームシチューみたいですよね」
クリームシチューか。それに合うパンを全店に普及させるにはこのチーズ味噌がグランドメニューに昇格ないとね。それが成り立たなきゃそれだけの為にパンなんて導入できないよな。

食後は口の中、周り、鼻先、指先、チーズの香りが残ります。
ラーメンを食べた食後感じゃない。パスタかピザの食後のような。
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そして一旦帰宅、この記事を書いて午後から公務に入りましたよ。
いいね。午前中休んでBlog書いて午後から出るってのは。
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伝丸 深谷ネギ 野菜マシ [ラーメン]

最初にミニチャーハンとトッピングの野菜が来たんですよ。
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オッカしいなぁ。チャーハンは頼んでないんだけどなぁ。
この店のミニチャーハンは美味しくないんだよね。昨日も書きましたがその場で炒めてないから。炒める音聞えないし、聞こえるのは「チン!!」なんですよ。
それにニオイを嗅げばわかる。あらかじめ調理したものを温めてるんだ。
まぁそれでもチャーハンには違いないがね。
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ミニライスの餃子セットって言ったつもりだが・・・。
でも来ちゃったからしゃーない。餃子と併せて喰えば、美味くないチャーハンでも何とか喰えるだろう。
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でもってトッピングの野菜が先に来てからに。これだけ摘まめってかい?
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野菜は刻んでパックに入れてあるのを温めたものです。ただ、種類が多いの。後で触れます。
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今日は平日の10:30~11:00の間に来たの。来たら新しい幟が立ち並んでいた。敷地内と前にも触れましたが、お隣の住宅の境目に幟が立ち並んでる。黄色い幟だ。
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合戦の陣場みたいだが、黄色い幟に描かれているのは、彩野菜の味噌チーズラーメンだと??
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よう考えよるな~。バブルのように考案しては消えていく松屋さんみたいだ。
味噌にチーズ、合うとは思うよ。昔家で鍋したことある。味噌ベースのスープにとろけるチーズを入れたら濃厚になるに決まってるよね。
でも今日はそれにしない。普通に野菜が欲しいのだ。私は肉ばっかり喰らってると思われがちで、滅多に行かないけど本社の飲み会なんかで小生意気な女性課長からこれ聞えよがしに、
「〇〇さん(私のこと)野菜も食べようね~」
こういうことを言うバカがいるんですよ。飲み会で栄養バランスを気にしてどうすんだって。私のBlog見て下さってる方々はわかると思いますが、結構野菜率高いですよね。
ただし、葉野菜だけね。土の下の野菜はあまり食べない。
今日はこないだの深谷ネギ、プラス、野菜マシ、ベジタブル気分だったのです。

前回1枚ものでドーンと紹介されてた深谷ネギはグランドメニューに移ったので、それを指しながら、
「これは深谷ネギだよね?」
「ハイそうです」
「これに野菜トッピングってできる?」
「できます」
「じゃぁ深谷ネギに野菜トッピング、バターも」
それに白いミニご飯と餃子のセットを、これもメニューを指してオーダーしたのだが、元気印のねーさんはチャーハンセットと勘違いしたらしい。
待ってる間に見た期間限定メニュー、
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さっき見たチーズ味噌がある。
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唐揚げ丼??
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これはグランドメニューじゃないのかな。
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店内閑散1.jpg
店内閑散2.jpg
そんなことしているウチに味噌の深谷ネギが来ました。
ラ1野菜3チャ3.jpg
まずはネギだけです。バターは追加トピ。
ラ2ネギだけ1.jpg
ラ3ネギ2.jpg
チャーシュー、薄いけど案外美味しいです。
ラ4ペラいチャーシュー.jpg
ネギを摘まみます。クレーンのように。
ラ5ネギを摘まむ.jpg
メンマもまぁまぁいいです。
ラ6メンマを摘まむ.jpg
麺を引きずりだします。この店は「麺の大盛りサービス中です」と必ず言われますが、私は麺を大盛りにしないのだ。この後で野菜が多くなります。
ラ7麺を引きずり出す.jpg

ラ8野菜投入.jpg
最初に出された温野菜を投入したらアブなかった。野菜全体がズルッと滑るように丼に飛び込み、あわやリングアウトの大惨事手前で止まった。
ラ9上から野菜を見る.jpg
モヤシ、ニラ、ニンジン、タマネギ、キクラゲ、キャベツ、白菜、キャベツと白菜両方入ってるのです。それに最初から載っていた深谷ネギが加わるから、野菜の種類、数は8種類もあるのですよ。
ラ10野菜を摘まむ1.jpg
ラ11野菜を摘まむ2.jpg
ラ12野菜を摘まむ3.jpg
ラ13野菜を摘まむ4.jpg
チャーシュー、味付け玉子、メンマもまだありますが完全に脇役ですね。
麺も脇役です。味噌ラーメンなんだけど、野菜が多い味噌汁の様相を呈してきた。
ラ14野菜味噌汁の感がある.jpg
野菜が多過ぎて食べるのがタイヘンです。草食動物になったつもりで食べます。噛んでてワシャワシャ音がする。噛む音が脳裡に響いて突き抜けます。
食べても食べても野菜が減らないような。麺も伸びてくるし。でもいい伸び方です。ヤワになったりしない。
ラ15まだチャーシューがあるぞ.jpg
途中で餃子が来てます。そんなに時間差は無かった。
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意外に皮が強い餃子で歯力で噛み切ったら中の具が飛び散ったよ。
餃子は手作り?.jpg
餃子は店のおねーさんが餃子の具を皮に押し込んでカタチ作ってましたね。手造りなのかな。餃子の具を詰めてるだけかな。半手作りといったところでしょうか。
だけどこの餃子をもってしてもチャーハンのニオイと〇ズさは消えなかった。白いご飯で食べたかったな。
ギョ2.jpg
野菜が多過ぎてスープがややヌルくなり、バターがなかなか溶けんかった。
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ラ18タマゴ.jpg
野菜を食べた達成感、満足感、これで夜は肉だけでいいやって。

まぁなんだかんだ言っても10:30にOPENするのがポイント高いです私の中では。
醬油、塩はイマイチかな。やっぱり味噌がいいです。
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何だいこれは?.jpg
チーズ味噌ねぇ。
食べてみますか?でも奇をてらってないかなぁ。(続きます。)
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伝丸 深谷ネギ [ラーメン]

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ジャン妻が出張中で不在の(日)快晴冬空の下、朝飯を喰いにでかけました。
地元の候補はロードサイドの、吉牛、すき家、松屋、でにーず・・・
そういう店しか選択肢が無いのか。いやまて、10:30から営ってるあの店があるじゃないか。
バカ美味はないけど。
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店の外観を写真撮ってたら、ひとりのお婆さんが自転車に乗ってきた。
「あら?」
「あ、こんにちは」
地元町内会の長老、婆さんだった。この婆さん地元町内会のカオ、女帝で、高齢者(ご自身もそうだが、自転車漕ぐぐらいだからカクシャクとしています。)への配食、イベント時の料理下ごしらえ(豚汁、餅とか)他、賄を担当する女性チームの長です。会館の厨房で包丁持ってウロウロしてるから誰も物言いが言えないのだ。
家に来たこともある。委員だか役員だかやんないかって勧誘に来たの。まだ現役なのを理由に丁重に固辞しましたけどね。
「おでかけ?」
「ええ、暖かいウチに・・・」
婆さん、結構なおトシなのに自転車を漕いで坂を上がってったから、あれは電動かな。
この先にお婆さんがいる.jpg
その婆さんを見送って、店の引き戸を開けて入ったらこの日いちばん客だった。
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店内2.jpg
今日はネギを食べに来たのだ。
グランドメニューからネギをピックアップして撮ってみる。
ネギメ1.jpgネギメ2.jpg
ネギメ3.jpgネギメ4.jpg
ネギメ5.jpgネギメ6.jpg
ほう、深谷ネギを使っているとな。
深谷市はネギとレンガの街。私は長ネギが大好きで大好きでネギが無きゃ生きていけないです。深谷ネギがいちばん好きだな。白いし太いし。鍋に入れても半生で、青い部分も鍋に入れて生煮えで食べちゃいます。
(ゴメン、下仁田ネギはあまり好きじゃないんですよ。)
「白味噌ネギ、バター2個・・・」
「麺大盛り無料ですが」
「いや、普通でいいです」
伝丸の麺はですね。最初に出された時は「少ないな」と思うのですが、この後のように写真を撮りまくってると若干伸びて丁度良いボリュームに増えるのです。それでいてコシが完全に失われない不可思議な麺なのだ。
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あれぇ?先に半チャーハンが出されたぞ。早過ぎだ。
チャ2.jpg
チャ3.jpg
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あん?やっぱりそうだ。この半炒飯は炒めてないですね。炒める音がしなかったし、炊き込みご飯のように臭うし、全体的に表面がヌルヌルするんです。炒め置きを温めなおしたんだと思うな。10:30OPEN1番客なので炒めたのは昨夜でしょうな。
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ネギ2.jpg
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ネギがたくさん載っている。モヤシも。バターも
ネギはシャキシャキしています。麺は脇役に追いやられた感がある。」
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ネギ5ネギリフトアップ1.jpg
だけどネギが細いな。深谷ネギは太くて白いのがウリの筈だが。
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ネギ8ネギリフトアップ3.jpg
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スープが美味しかったりして。(でも田所商店には敵わないですね。)
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意外にチャーシューが美味しかったりして。
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バタースープです。バターがなかなか溶けなかったりして。2個入れたからかな。
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ネギ10麺1.jpg
ネギ11麺2.jpg
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麺をズルズルすすりネギをシャキシャキ噛んでたら、11時からもう1名増えてスタッフ3名体制になったようだ。
今日のおねえさんはいい接客ですが、相方の男性との仲良しな会話がこっちに丸聞えだ。主にシフトの話だね。その日は両替があるからとか、今度誰々と組むから楽しみぃ~とかね。ウチの現場もそういうところがあります。シフトの話になると止まらないの。そういうネタの行きつくところは「いつ休もうかな」なんですよ。
最後の方になってメンマが出てきたりして。
ネギ15最後になってメンマが.jpg
完食.jpg
いい接客するねーさん.jpg和気藹々で結構だが.jpg
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「割引クーポン券お持ちですか?」
「家に忘れてきた」
「ではすみませんが定額で打たせていただきます・・・」
白味噌ネギラーメン780円
バター2つ200円
半炒飯200円
バター2個は半炒飯に並ぶ金額なのか!!総額よりもそっちに驚いたりして。
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さて、この伝丸ですが、意外に気にいってます。まだ続きます。
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席が確保できない理由 [居酒屋]

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大ブレイクした黒板メニューの店、1月に1回入れて1回満席で入れませんでした。
2月になっても1回満席で入れず。その夜は18時半に満席でしたよ。
もうフラッと立ち寄って入れる店ではなくなってしまった。何が起こってるんだこの店に?
だいたい当日予約が不可で、過去記事前回のように3日前に予約なんてのは利用し難くてしょうがない。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2019-01-25
居酒屋ってのはフラッと暖簾を潜ったらそこそこ混んでても辛うじてカウンター端席が空いてる、ぐらいが理想だと思っています。会食でもないのに3日前に予約なんてバカらしいよね。
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2月半ば、19:20分頃に近くまで来たので、
「〇〇だけどダメもとで2名入れる?」
どうせダメだよなと決めてかかったのですが。
「オッケーでぇ~す!!」
ホントかよ?
「やった!!ラッキー!!」
電話に出たのはフロア担当の若い衆だった。私は彼の手を握らんばかりに、
「君のお蔭で入れた。電話に出たのがママだったら断られてただろう」
「そ、そんなことないわよっ」(ママ)
「2勝2敗だな」
「2勝2敗?2-2?もっと行ってない?私は8-2で断られてると思ってたけど」(ジャン妻)
ジャン妻までイヤミを言うハメに。
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おとおしは生ハムに・・・豆?
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ポテトサラダは苦手なパクチー入りなのでパス。
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炙り〆サバと菜の花からし和え・・・とあったが、これ、サバかなぁ。カツオかブリに見えなくもないが。
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牛バラとブロッコリーのオイスター炒め、ブロッコリーよりもタマネギ、シメジ、アカピーマンやパブリカの方が多かったりして。
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肝心の牛バラ肉は何処に隠れてるんだ?
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海老と九条葱あんかけ出汁巻き玉子、真上から
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斜め角度から見る・・・。
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真上からUpしてみる・・・。
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端の玉子の断面を上に向けてみる・・・。
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あっという間に食べてしまいました。気が付いたら無くなってたというか。
この出汁巻き玉子まで私が矢継ぎ早にオーダー入れるので、
「少し間を置いたら?」(ジャン妻)
わかってないね。この料理は各テーブルからオーダーが飛んでいたが、店主自ら手掛けるのでこれが入ると店主はこれにかかりきりになるんだよ。先に入れといた方がいいんだ。オーダーのタイミングは私に任せなさいって。
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エビタケ炒飯2.jpg
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シメではなく途中でオーダーした海老と筍のガーリックチャーハン・・・。
さっぱりしたチャーハンです。そこらの街中華で出されるムラのあるチャーハンではなく、油っ気が無く均等に味が浸み渡っている。パラパラ系かな。そんなに強烈なガーリック臭ではなかった。
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ハーフサイズのマグロカツレツのネギソース、前はマグロのサクを衣つけて揚げたフライでしたが、今宵はマグロのすき身を団子にして揚げたミニメンチカツ風でした。
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何のお花?記念?.jpg
これは20時10分頃ですが、おや?テーブルに空き席があるじゃないか。
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お会計している時の21時前、テーブルに空き席が増えたんです。写ってないけどこっち側にも。
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「空くんだねこの時間帯になると」
店主は頷いた。そうなんですよと。
そっか!!入れなくなった理由がわかったぞ。この店のせいじゃない。私らの退勤時間が早まったからですよ。
ジャン妻が今いる伊東甲子太郎の会社は伊東自身もそうだが遠方出張が多いのと、何かの特務や会議・イベントの開催週は時間外労働が頻繁にあるのですが、その反面、特に急ぎの案件が無い内勤の日は極力社員に時間外をさせないのです。
ジャン妻は移籍する前に私と長年いた職場は、各部署からいいように便利屋使いされていたので不規則で帰りが遅かったのもあって、この店に来る時間帯は20時、20時半、下手すりゃ21時前だったのです。その頃になると居酒屋客のワンサイクルローテーションが引いた刻限で「空いてる?」「空いてるわよ」でサッと入っていけたのですが、ジャン妻は向こう(伊東甲子太郎のいる上会社)に行ってから内勤時は帰社が早くなり、18時半、19時、遅くても19時半頃。その頃合いに「空いてるか?」そう電話を入れても最初の客が盛り上がっている時間帯です。だから席の確保が難しくなったのだ。
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そういうことか。
店のせいじゃなかった。私は店側の意地悪な意志か、何か目に見えない力が作用して私らをこの店から避けようとしているのかとアタマから疑っていたのです。
だけど次回はいつ入れるだろうか。これからは3月に送別会、4月に歓迎会シーズンに入るからなぁ。
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ウォール効果 [居酒屋]

私が乗ってきた荒川線です。薄暮に包まれそうな三ノ輪橋駅。
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長寿庵はクローズしていました。
長寿庵は閉まっていた.jpg
今日はここで直帰しません。あまり直帰ばかりしてるとデジタル出勤簿の備考欄に目立つので、デジタル退勤簿をオンしに、それだけの為に帰社したのです。
そしたらジャン妻とカチ合った。
「あら?戻ってたんだ」
「・・・」
「珍しいわね。直帰しないで帰社するなんて」
そういえば今日は木曜なので、冷蔵庫の食材が乏しくなっている筈だ。
で、昨日の記事お同じ店だって?昨日と今日の間は30日以上経ってます。昨日は1月、今日のは2月後半です。
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お好みの路地に向いた2席カウンターがどっかの男女に占拠されていたので、真ん中のテーブル席へ。
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これって4人テーブル席じゃないのかい?
この席は前に座った客筋、客の質次第で雰囲気が変るんだよな。下手に騒ぐ客が前に座ったら不快指数が上がりかねない危険な席なのだが。
声高く喋られるとヤだな~。
「いらっしゃいませ。あ、さっきお電話いただいた〇〇さん(私らのこと)ってお客様のことでしたか。このお席で大丈夫ですか?」(マスター)
大丈夫も何も他の2人テーブル席も「ご予約」プレートが置いてあるし、ここでいですよ。うるさい客が目の前に座ったらサッと引き上げればいいや。
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おとおしは里芋と大根の煮物、美味しい。
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マスターがさっき言ってた「このお席で大丈夫ですか?」の意味はこれのことかな?
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テーブル中央にこんな仕切が設けられていたのです。メニューブックで壁を作ってある。
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このメニューは取っちゃいけないのかな。
ウチらのメニューは別にちゃんと置いてあるけど。
この壁は無いよりマシかもだが何だかわざとらしいね。如何にも急ごしらえの感がある。
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蕗のおろし和えだって。
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塩で食べるね~っとりした冷や奴。
「これに醬油かけたらバカだよな」
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山菜の天ぷら、菜の花辛子和え・・・。
山菜天2.jpg
菜の花1.jpg
山菜天3菜の花2.jpg
どうも腹にたまらないものばかりだな。ここまでのオーダーはジャン妻が仕切っているのですが、次のオーダーで私は強権を発動した。
「玉子焼き!!」
「甘いのと甘くないのがございますが」
ジャン妻が「甘くないの・・・」と言うのを遮って、
「甘いの!!」
「アタシは甘くないのが・・・」
「いつもはそっち(ジャン妻)の好みに合わせて甘くないのに譲ってるじゃないか。今日は甘いの!!」
「わかたわよ」
ジャン妻は折れた。
店のママは私らの子供の喧嘩のような問答をニコニコしながら見ている。
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玉子焼き2.jpg
美味しいね。甘い玉子焼きですが子供が食べるような甘いのじゃないです。
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玉子焼き4.jpg
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だけどどうも目の前のウォール(壁)が気になる。ピンクフロイドじゃあるまいし。
オーダーを取りに来たお店のおねぇさんに聞いてみたの。メニューウォール(壁)を指して
「この壁は何です?」
「あ、これですか?」
「トランプ大統領の壁?」
「(爆笑)」
「前のお客さんのが見えてしまうので。まぁこれでも見ようと思えば見えてしまうんですけど、無いよりいいかな~ってマスターが・・・」
「で、このメニューを並べてみたの?」
「ハイ。こういうの(隣にある仕切を指す)があればいいのですが」
スダレでもあればいいのにと思った。
しばらくしたら私らの前にどっかの男女が案内されたのですが、女性の方はこの席を、メニュー壁を見て固まってましたよ。前のお客(私らのこと)と対面だし、広いテーブル席とはいえ相席かと思ったらしい。
私らをうるさそうな客だと思ったのかな。でも自分で言うのも何ですが、私らは声高に話したりしないし、静か~に飲むので、私らの会話のボリュームを見て安堵したのか前に着座されました。

飲んだのは鶴齢熱燗2合×2本、鶴齢冷1本・・・。
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干物の切れ端みたいですが。ツマミホッケという肴です。
北海道地震直後はいっとき入らなかったんですよこれ。
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私は前の2人と目を合さないようにしています。
前もおそらく私を見ないようにしているに違いない。
前から時折職場の不満が聞こえますね。嫌がおうにもこっちに聞こえてしまうのです。メニューのウォール(壁)を越えて丸聞えです。見ず知らずの他社の方とはいえ聴いてると聞き苦しくもある。
あまり混まないウチに引き上げよう。腹に溜まらないものばかりなので、ひじきちりめんご飯とアオサ入り味噌汁いっちゃいました。
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これだとモノノフさんの朝餉みたいでござりまするな。
これにさっき食べた玉子焼きが1個あれば充分日本の朝餉になりまするな。
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「ちょっとちょーだい」(ジャン妻)
「またかよ。すぐ摘まみ喰いするんだから」
「アナタひとりで1杯は多いわよ。あ、美味しいね」
「・・・」
味噌汁も海藻効果で熱々です。
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店11.jpg
店12.jpg
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ウォール(壁)の効果はイマイチですね。お互い気にするし気を遣うし。やはりあのテーブル席は対面が離れているとはいえ4人テーブル席ですね。
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プレゼン疲れ [居酒屋]

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またフラレましたこの店に。
18時過ぎで満席ってどういうことなんだ。
電話に出た子に「これで2回めだぜ。フラレた回数カウントしといてくれ」そうイヤミを言って次の店へ。
いつもの2席が空いていた。
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ジャン妻から「今日は外でいいでしょ」と一方的に言われたのです。
ジャン妻の表情がグッタリしている。プレゼン疲れです。最高上司である伊東甲子太郎の指示でこの日の午後に開催された各社の予算会議に急遽出席させられ、自身が開発した入力画面フォームを披露したという。
結果は大成功だったそうで、是非それを各社使用しましょうとなったらしいが。
「胸の辺りがキュ~ッとしてさぁ」
「???」
「ああいうのを過呼吸というんだろうね」
「壇上に立ったときに?」
「うん」
らしくないな~。そんな弱い心臓だったっけ。
長年経理畑だったので、オンステージで人前で話したり解説したりする経験はあまり無いらしいのが今日初めてわかったよ。
だからといって、疲れたからといって、端っから家の台所に立つ気力まで失せるのは如何なものかな。
まぁ仕方がない。プレゼン成功の打ち上げということにしておこう。
久々なのでメニュー載せます。そう変わり映えしないですが。
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メ4.jpg
メ5.jpg
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ポテ1.jpg
ほんのり淡い桃色のかんずり入りポテトサラダに珍しくキュウリが入っていた。かんずりは新潟県妙高の唐辛子です。
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何気に美味しい焼き鳥ですが、グレーのお皿はイマイチいただけないな。美味しく見えないじゃんか。
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昔ながらのつくねがゴロゴロしています。でもおそらくこの店は炭火ではなくバーナー焼きですね。店内に炭火の香り、気配が無いし。いい意味で焼き方にムラが無さ過ぎるし。
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無事にプレゼンを終えたジャン妻ですが、最高上司の伊東甲子太郎はすぐ次の一手を用意しているとか。
席に戻ったジャン妻に伊東は「ホ~ゥホゥホゥ・・・」と呼びかけたそうです。
「フクロウか?」
「あのホゥホゥホゥは伊東さんの口癖でね。」
「口癖?」
「来た来た来たちょうど良かった~次に頼みたい業務があるんですよ~っていう時に出るのよ」
「そのホゥホゥホゥがそれかい。アイツはアナタに業務を振って来るだけなのか?」
「そんなことないよ。ちゃんとフォローはしてくれるよ」
上司は業務を部下に振る。それは当たり前です。私の上司は「上の者は自分で抱えちゃだめ。人に振らないと。自分なんかいっつもそうしてる」
私なんかにも「自分で動かないで、もっともっと下の者にやらせないと・・・」
そう言うんです。まぁ理解はできますけど。でも私の業務職掌の場合、自分でやっちゃった方が早いんだよな。
部下に振るだけ振っといて後は無関心で他人事の上司がいて、それがイヤで辞めそうになった女性課長がいるんですよ。
これまで数字ばかりを見て、人事不介入を貫いてきたジャン妻がその女性課長にいいアドバイスを送ったのです。彼女にしては珍しい。
ジャン妻のアドバイスのお蔭でその女性課長は最終結論を少し伸ばした。このネタは項を改めてUpしようかな。
「伊東はエレベーターで一緒になった時、私にもこう言ったんだよ。〇〇さん(ジャン妻)最近大変なんで。旦那さんが支えてあげないと」
「で、何て答えたの?」
「タイヘンにさせてるのはアナタでしょって返したよ。そしたら、まぁそうなんですけどって。よく言うよなと思ったさ。」
「・・・」

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鮭のハラミ焼、燻製タイプ、薄いけど凄いアブラのノリですな。
ハラミ2.jpg
ハラミ3.jpg

大根1.jpg
「メニューに載ってないですが、あったかい料理で大根のそぼろあんかけがありますけど・・・」
と店のおニイさんがススメたのです。
何でそういうのを載せないのさ。外は寒いのにさ。
それがこれです。
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「これ何でメニューに載せなかったのかな」
「書き忘れたんじゃない?」
数量限定かもしれない。
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しばらく来なかったせいか、自分らがここで飲む熱燗の銘柄を忘れてしまった。何を飲んでたんだっけ?と店に聞く始末。
鶴齢か高清水か。飲んでた熱燗の銘柄を忘れるほど来てなかったか?
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さつま2.jpg
さつま揚げなんぞもいただく。そして揚げ物が続いてしまった。揚げ出汁盛り合わせは餅、茄子、青物。
揚げ出汁1.jpg
揚げ出汁2.jpg

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締めのおそば。白いおそば。
「ちょっとちょうだい」(ジャン妻)
だったら自分もオーダーすればいいのに。
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店を出る時、名物マスターはどっかのお客さんとプロレス談義。(もと関係者)
「ああなっちゃうと根付いちゃって動かなくなっちゃうのよねぇ」
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「アタシはこの店の料理がいちばん好きだな。外れないし」
確かにそうなのです。割といい値段しますが、奇を衒ったものが無く、正統派料理で居酒屋以上、割烹未満のレベルですよ。店内他の客は騒々しいけどね。
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びなウォークラーメン処 暖暮 [ラーメン]

暖暮?
何て読むんだこの店は?
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もしかして・・・。
ダンボ??
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耳で空を飛ぶゾウか。
私は笑ってしまった。店の名前で笑ったのじゃなくて、数年前にウチの女性社員が、
「アタシ、耳がダンボになっちゃいました~」
そう言ったのを思い出したのです。
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そのネタを掘り起こす為に暖暮に入ってしまった。博多ラーメンだから細麺、針金麺はあまり好きじゃないのに。
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九州ラーメン総選挙第一位受賞と大きく出ています。
店内に優勝トロフィーでもあるのだろうか。
ダンボ7総選挙第1位?.jpg
烈火??九州だから火山のイメージか。
如何にも辛そうですな。
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店内はカウンター数席とテーブル席幾つか。キャパは20人ほど。内装、壁の色は赤で占められているといっていい。火の国だから?
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元気印のおねーさんが、
「麺の種類と固さ、お好みはございますか?」
「やわらかめ・・・」
そう言いながら私は店の壁のように赤くなったかも。相手も「このオヤジは見た目に似合わず軟弱な麺の好みね」と思ったかも知れない。
私が麺をヤワラカメでお願いするのは太い手打ち麺の店と(あまりそういう店は行きませんが)博多一風堂さんのような細い針金麺です。
後からお客さん数人入ってきましたが、麺やわらかめなんて言ったのは私だけでしたね。
麺の種類も聞かれたのですが、ノーマルな博多、ねぎゴマ、烈火と3種類あるらしいです。
さきほど店頭にあったボードの「烈火」もそうですが、スープでなく麺で辛さを選べるのかな。ということは、麺に辛いのが仕込んであるのだろうか。
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やわらかめですが、博多ラーメンなので出来上がりは早いです。
あ、失敗した。赤いのが載っている。辛味ダレか。
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う~ん、辛いのは要らなかったな~。仕方がない。退けようにも小皿が無いし。
スープは臭み無しの九州ラーメン風こってり。
麺は予想通りに博多独特の細麺です。
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薄っぺらなチャーシュー2枚はそこらの普通のラーメン屋だったら1枚分ですよ。味はいいけど。
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青いキザミネギがたくさん浮いている。
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一本調子の豚骨スープにこの赤いタレを溶かすと当然ピリ辛に変化するわけですが、一気に溶かしたら力強い味になった。
飽きが来ないけど私はもともと辛いのが苦手なんだよ。最初にそれを聞いて欲しかったな~。普通の辛くないラーメンでよかったんだけど。お客さん全員が辛いの好きとは限らないんだぜ。
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辛いだけだと記事として薄いので比べる意味で再訪してしまいました。今度はカウンターのこっち側。
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私が入った後にパラパラ入ってきたお客の客層と年齢層はバラバラ。ご高齢のご婦人がお友達連れで来店されたり、高齢者のペアがいたり、女子高生2人が替え玉オーダーしていたりする。
「麺のお好みはございますか?」
「普通で。赤いの抜いてくれるかな」
「かしこまりました。辛味ダレ抜きですね」
この時は他にも細かく聞かれたんですよ。
「味の濃さはお好みございますか?」
「辛いの載せても大丈夫ですか?」
「ネギとチャーシュー入りでよろしいですか?」
聞くべきことは全て聞いてくれました。
でもひとつ言い忘れているのです。足元に四角い布籠があってそこにコートやカバンを入れられるのですが「コートとお荷物は足元の籠にお入れください」が無かったの。言われなかったので気付かず、コートを隣の丸テーブル上にまるめて置いといたんだからね。
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赤いの無し2.jpg
赤いの無し2-1ネギとチャーシュー.jpg
赤いの無し3スープネギ.jpg
赤いの無し4チャーシュー.jpg
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赤いの(辛いの)無しです。悪くないけど赤いのが無いとライトな豚骨スープでしかないですね。
餃子定食に味噌汁代わりにラーメンを添えたような。
その一口餃子は・・・
餃子がキタ.jpg
餃子1.jpg
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う~ん、もうちょっとカリッとならないものかな。これは博多一風堂さんのカリカリ餃子に軍配が挙がりますね。
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よ~く見てください。ご飯茶碗が2つ重なっているでしょう。2杯食べたのだ。おかずは餃子です。
ご飯は小さくて少なくて、ガーッとかっこめば2杯分しかないです。
替え玉?私は替え玉を偽りの満腹感だと思ってます。
ごっそさん.jpg
店の雰囲気はビナウォークのどの店舗にもありがちな若くて勢いが良くて、積極性があって親切な店です。ビナウォークは何処もそうですが、立川のラーメンスクエアのように物言いが荒くない。健康的ですらある。
店の外に出て客引きまではさすがにしませんが。(それをやったら反則かな。)
道路から.jpg
そうそう。店名の暖暮(ダンボ)空飛ぶゾウの思い出し笑いですが。
前にM子さんという女性社員がいた。この沿線にあるウチの支店のナンバー2だった方です。
そこの店長さんはK子さんといって会津磐梯山麓に実家があり、会津若松市内の名門校出身で私と気が合ったの。郷土料理のこづゆ、鰊山椒も作れるって言ってた。
数年K子さんとM子さんのペアに若手を数名入れて安定した運営をしていたのですが、K子さんを他の新店の店長に動かして、残るナンバー2のM子さんを店長に抜擢、昇格させようとしたの。
それを言い渡したのが私です。でも長年ナンバー2に甘んじていたM子さんは店長昇格を「アタシなんかに務まりませぇん」とビビッてしまったのです。
でもこの異動と昇格は必要なので私は説得しました。
「M子さん、他の知らない場所の店長にするんじゃないよ。ず~っとず~っといて勝手知ったるここの店長にするんだよ。それならできるでしょう」
持ち上げ、人格を誉め、ちょこっと脅したりしたの。アナタならできるってね。
そしたらM子さん、私の説得に耐えかねたのか、両耳を両手で覆って塞いでしまい、
「アタシ、耳がダンボになりましたぁ・・・」
私は吹き出した。そりゃ逆でしょアナタ。ダンボは耳が大きいから、聞き耳を立てる状態を大袈裟に表現するのがダンボで、耳を大きく開くべきでしょうよ。
ダンボは耳の大きな人を揶揄する意味でもあります。それなのに両耳を塞いで耳が聞こえなくなりましたったってそれはダンボじゃないから。
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もちろん説得に成功しましたよ。それから数年、店長を務めたし。
でも2年前に退職された。
いい人だったな~。
それだけですよ。久々に思い出しただけ。
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びなウォークラーメン処 直久 [ラーメン]

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海老名駅に直結、隣接する大型商業施設、ビナウォークのラーメン処、前Blogの呟きⅡで3回ほどUpしました。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-04-06
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-04-05
https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-02-15

びなウォークラーメン処は11:00に一斉に暖簾が掲げられます。
11:00OPENは私としては助かるのだ。12:00~13:00は窓口が閉まってしまうので、先に食べてから移動時間に充てるからです。
現在のラインナップはこうなっています。
銀星(2018年~)
いろは(2009年~)
古寿茂(2009年~)
清勝丸(2009年~)
暖暮(2017年~)
肇(クローズ)
直久(2014年~)
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立川にあるラーメンスクエアの主旨と違って、あくまで他で一定の実績がある店が入っているようです。スクエアほど回転(OPEN、クローズ)しません。
このうち、古寿茂と清勝丸には入ったことがあります。
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今回は直久(ナオキュウ)ナオヒサなら井伊一族によくありそうな名前の店、前に川崎駅構内の同名店に入ったな。
https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-18
あの時はスープの表面に浮いたオイリー、胡麻油で胸ヤケした。今もあるのかな。
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これはどれなんだ?.jpg
店前に置いてあった昔ながらのルックスが気になって店の前でじーっと考え考えしてたら、店内から感じのいいおねーさんが出てきて、「どうぞいらっしゃいませ」と誘うのです。
「このラーメン(ボードを指す)はメニューのどれなんだ?」
「あ、これはですね・・・」
純鶏ラーメンらしい。
「じゃぁこれにするか」
券売機の操作にちょっと戸惑ったが、純鶏ラーメンとチャーハンを別々に購入してカウンター席へ。
そしたら誘ってくれたおねーさんが言うには、
「ラーメンと炒飯でしたら、こちらのセットの方がお得・・・」
・・・だというのである。
「でもセットって、ラーメンのサイズが小さいんでしょ?何かでコストカットしてるんでしょ」とイヤらしいことは言わなかった。おねーさんがそう言ってくれたのは客への気配りともいえるので、私は逆らわずに「じゃぁそれにする」
「差額ご返金しますね」と言われて返された金額は300円前後ありました。あまり考えないでボタンを押したのは、何処でも最初はそうですがタッチパネルの券売機にラーメンのメイン画面が1枚目、1枚目と2頁あってわかり難かったのです。セットものなんかもわからない。タッチパネルでメニューを操作するのは年長者は苦手なのだよ。だから女性スタッフが購入後に「こっちの方がお得ですよ」と気を効かせてくれたんだと解釈しましょう。返金ってその時は楽でも、店を閉める時の現金合わせに意外とめんどいのですよ。
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炒め音がします。チャーハンはちゃんと炒めてました。それ以外はシンプルなオーダーなのですぐに供されましたよ。
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ルックスはありふれた中華そばですね。
他との違いは浮いている油かな。
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麺も味もありふれた中華そば、でもそれでいいのだ。普通に美味しいです。店のウリである名古屋コーチンがどうとかこうとか謳ってましたが名古屋コーチンなのかどうかわからないです。むしろそういう拘りなんて店側は無いんじゃないかな。
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炒飯、パラパラで美味しいです。油っぽくないの。
ただ、ちょっと難がありまして。
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お皿の表面がデコボコしてるのです。レンゲでチャーハンをすくい難いのだ。皿をこする度にゴリゴリ音がするのですよ。
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もうひとつ困ったことがありまして。セルフの水ボトル、水がチョロチョロとしか出てこないのだ。中が凍ってるんです。
ボチルの内系と、高さ50mmぐらいの氷が挟まってるのだ。周囲の隙間から溶けだした水が辛うじてチョボチョボしか出ないのだ。
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まぁいいです。そこそこ満足した。おや?あれは何だ?
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ホワイトボードに、らーめん、つけめん、その他、餃子、それらに矢印が付いている。
少し背を伸ばしてみたら。
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可愛らしい!!
茹で、焼き、のストップウォッチですね。
茹で加減や焼き時間を身体で覚えてるのでなく、こういうウォッチに頼ってるのは熟練してないからです。スタッフがお若いということ。
でも若いなりに気配りな接客がこの店にはあります。食べ終えた頃、スタンプ券を持ってきてくれた。
3回でトッピング無料、6回で餃子3個無料、12回で特製以外のラーメン1杯無料らしい。
有効期限は薄く消えているので、
「これ、いつまでなんだ?」
「あ・・・」
おねーさんはマジックで書き書き。平成31年6月30日まで有効だって。向こう半年間もないし、そんなに来れるかなと思った。
でも気配りの接客ありがとうです。
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諸般の事情あってすぐに2回めです。今度は2名男性スタッフでしたがまだ開店準備が完了していないようだった。
椅子を並べ変えたり、冷水ボトルが出てなかったり、相方が本部か支店かたの電話に出たりしてるので厨房から店長らしき男性みずから冷水を持ってきてオーダー確認、後から出された冷水ボトルには今度は氷が入ってなくて、最初に持ってきた氷入りのコップ水に足せば足すほど氷が溶けて、水がぬるくなってきたものです。
11:00開店までにしっかり準備万端整えなきゃ。
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今日は煮干しです。2回めなので券売機もスムーズにタッチできました。
2回めで気持ちに余裕があるので、卓上に無造作に置いてあったメニューを見てみた。
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夜は居酒屋になるのか。こんなに細かいメニューに対応できるのかな。
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やはり少し油が効いていますが前回ほどじゃない。油が効き過ぎると煮干の香も消してしまうからね。普通に美味しいです。
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無難な煮干スープでメンマも合ってますが、今日のチャーシュー1枚は固かった。前歯で噛み切れなかったのだ。固い筋と脂身ごと全部口の中にいれて奥歯ですり潰しましたよ。何でも客に出せばいいってもんじゃないぜ。
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まだスタンプ券を持ってきたが「あるからいいよ」と固辞した。
「あ、では今日の分を押します」
1回分押してくれて「次回トッピングか小ライスム無料です」と言ってくれた。私が2回め、再訪者だとわかった途端に2人の男性スタッフはそれまで忙しかっただけなのが表情が明るくなったぞ~。
明日はもう1軒、隣の店です。
ダンボ7総選挙第1位?.jpg
九州ラーメン総選挙だって?
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平成元年生まれ アバウトな食券の店 [ラーメン]

今日の記事は昨年から今年今日までの蓄積で、別々に書いた3つのショート記事をくっつけたものです。当初は、
「なぜ味噌ラーメンにはチャーシューが無いのか」
「チャーシュー1枚50円」
「ご飯大盛り50円」
この3つでした。昨年夏から貯め込んだネタの吐き出しでもあります。
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私はこの店を、
「いい加減な食券の店」
「ボロ券売機の店」
と呼んでいます。
昔のプラスチック食券に刻まれたメニューは不揃いでメニューと一致してないし、店のママが値段と色で判断してるのです。
いちばんウリの野菜味噌ラーメンが茶色です。味噌だから茶色らしい。
「今味噌入ってま~す。味噌の方先に仰ってください」
ママはそうやって客をせかす時がある。この店は弟さんが2つの中華鍋を同時にオペレーションするので、同時に2種類、同じラーメンなら5人分を一度に出すことが可能なのです。まぁ一気呵成にやっつけちゃいたいんですね。
ところがしょっちゅう券が出ない時がある。詰まったり不足したり、補充してなかったり。
「券出ないよ」
私もこの台詞を何回言ったことか。
「あ、ごめん。お釣り出た?で、何?」
結局は口頭で確認するから券売機の意味ないです。
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さて、まずは副題として、
「味噌ラーメンには何故チャーシューが無いのか?」
醬油ラーメン、塩ラーメンにはチャーシューが入っているのに。味噌ラーメンにはチャーシューが入っていない店が多いです。
味噌チャーシューは別にしてもチャーシュー別売りトッピングが多いですよね。この店もそうです。
過去にも何回か取り上げましたが、この店は味噌を筆頭に塩、醬油、3種の野菜ラーメンがウリでいちばん多く出るのが野菜味噌ラーメンです。
味噌はブリキ缶の業務用味噌ではなくて、ニンジンをミキサーにかけて信州味噌ともう1種類をブレンドさせています。それに野菜がドサドサ載っています。
でもそれらにチャーシューは無いです。トッピングで別売りなのです。
ノーマルな醬油ラーメンにはチャーシューが載っていますが。(アタリマエだが。)
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これはネギ味噌ラーメンですが、やはりチャーシューは無い。
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チャーシューが載ってないかわりにミンチ肉と豚バラ肉が少し入っていた。
味噌ラーメンに入っている肉はミンチ肉の場合が多い。モヤシやニラとミンチ肉を炒めたものがベチャッと載っていたりする。
でもチャーシューがないのに普通の醬油ラーメンより値段が若干高めだよね。その理由は、
①チャーシューの味付けは醤油ベースだから味噌スープと反駁し合うか、あるいは味噌に吸収されてしまう。あるいは双方の味が喧嘩する。
②味噌はコストがかかるので、味噌チャーシューで料金を高くしないと採算が合わない。
如何でしょう?100%完全正解ではないかも知れないですがハズレでもないですよね。
この店のチャーシューは別トピで3枚で150円です。でも客層が年齢高めのせいか、あまりチャーシューを追加トッピングしている客はいないようです。
チャーシューメンそのものがあまり出ないようだ。
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トピ2.jpg
私もチャーシュー3枚は多いので1枚だけってのは可能かな~と。3枚で150円だと1枚50円、そういうのに対応してくれるだろうか聞いたみた。
「味噌、チャーシュー1枚だと50円?」
「そうよ~」
可能らしい。子供でもできる計算である。
「じゃぁバターとチャーシュー1枚」
バター100円、チャーシュー1枚50円、合計150円を置いた。
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味噌バタチャーシュー1枚2.jpg
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バター100円、チャーシュー1枚50円、チャーシュー1枚よりバターの方が高いのです。バターの供給は複雑な事情があるのでここでは触れませんが、トッピングの世界ではバターもチャーシューも決して儲からないそうですよ。
いちばん儲かるトッピングはもやし、海苔だとか。
この写真をジャン妻に見せたら「またこんなバターを大量に入れて」と眉をしかめるは必定ですが。普段から家の朝ご飯でトースト出ないんだからたまにはいいだろうがよ。
で、味噌ラーメンとチャーシューの組み合わせですが、味噌スープの主張とチャーシューの主張がケンカしてしまって融合していないのだ。かといってどちらが勝っているともいえない。ラーメンの丼の中に別々のものが入っている感じでしたね。
味噌スープを飲むと、味噌スープににチャーシューの味が負けているような。
でもチャーシューを齧ると、肉のしょっぱさが味噌に勝っているような。
相撲部屋のちゃんこ鍋に豚味噌があります。豚バラ肉は味噌に合う筈なのだが、味の無い豚バラ肉そのままなら味噌スープに馴染むけど、チャーシューは味がしみている。その差異があるんだろうな。
確かにこれだけ野菜があるとチャーシューは要らないかも知れない。この時私は風邪っぴきだったのですが、野菜とネギ効果で風邪がフッとんだ。
チャーシューがそのままベロンと載ってるのではなくて、細切りにしたチャーシューとネギを和えたのがあってもいいと思う。

こうやって食べてる間に後から後からお客さんが入って来て店内満席になった。「味噌」「味噌」「味噌」が続いて「都合味噌3つです。今味噌入ってます味噌ならすぐできますから仰ってください」のいつもの光景が展開された。
途中で「ママ券出ないよ~」「あ、ゴメン、お釣りでた?で、何?」「味噌」・・・いつもの光景が繰り返される。店の券売機が壊滅的にボロいから結局はママが聞き取りせざるを得ないので券売機要らないんじゃないのといつも思うし常連さんは皆そう思ってるだろう。だいたい食券がまともに出てこない券売機を置いてある店なんて他にないと思う。

口頭でチャーシューを追加した客は誰もいなかったですね。
チャーシューは年末になると塊で予約制で塊を別売りしていました。最近は保健所の指導が厳しくなって、精肉店でもスライス売りはしていません。塊肉です。紐が巻いてあったりする。
次に塩にチャーシュー1枚、バター追加トピ。
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「あれ?バター載ってるか?」
「載ってるよん」(姉ママ)
チャーシューの陰に隠れていたよ。
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これもちょっと違和感が。チャーシューの味が勝ってるんです。味噌より塩味の方がチャーシューの主張が際立った感はある。
タンメンに炒めたバラ肉は入っててもチャーシューってまず入ってないじゃないですか。それと一緒かな。
やはりチャーシューは醬油が相応しい。またまた50円を1枚置いて追加。
「野菜ラーメン醬油・・・」
「アイヨ、で、これは何?」(ママ)
「チャーシュー1枚」
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野菜ラーメン醬油はサンマーメンのように餡がかかっています。餡が熱を封じ込めるから3つの野菜ラーメンの中でいちばん熱々です。
別トピのチャーシューは当然冷めているので1枚入れてチャーシューを温めます。チャーシューを1枚入れただけで豪華になった感がある。
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こりゃぁ殆どサンマーメンですね。神奈川のソウルフードラーメンのサンマーメンにチャーシュー入ってるなんて見たことないしやはり違和感があった。トロミにチャーシューは合わないのがわかった。
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あ、豚バラ肉も入っていた。
味噌はミンチ肉で醬油はバラ肉のようだね。
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チャーシューの好みもいろいろ、煮豚、焼豚、バラ、ロース、しっかりした肉厚、箸でホロホロ崩れる、1mmあるかどうかの超薄切ったケチ肉、店によって違う。ラーメンって、スープ、麺、具、何でもそうですが、好みのチャーシューかどうかも食べてみたいとわからないのだ。
そして珍しく新作が出ました。
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見てくださいこの日替わりおすすめボード。
お世辞にもキレイじゃないし、マグネットシールの切れ端に書いた日替わりを適当に貼っつけたようで見づらいし、初めて来た人は券売機のどのボタンを押したらいいのかわからない。
Noの数字が券売機の番号なのですが。
豚肉とたまごのカキソース炒め定食・No16
白菜と溶きたまごの塩ラーメン・No7
辛味噌スープ飯・No11+30円で!
大好きな豚肉とたまごのカキソース炒め定食、No16にしようとしたら、その下の新作に目が喰いついた。
「白菜と溶きたまごの塩ラーメン・No7!!」
新作が出たか。No7を押した。
でも券売機の写真では他の定番メニューと重なっているので、カウンター上に置いて「新しいヤツ、白菜溶き玉子の塩」と言わなきゃ伝わらない。
「新しい塩ラーメン」
「おっ!!」
ニヤリと笑うママです。
「チャーシュー1枚50円」の流れなので、チャーシューが1枚デンと載っています。
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「ちょい待ち!!今、薬味がつきますから」(ママ)
そこで出される前にまた、
「ちょっと待ってね。写真撮るから」
あ、Blogに載せるんだな。あとでママのBlogを見たよ。「これは私が注文して食べたものだ」と確信したいが1枚チャーシューは外してありました。
薬味とは刻みネギと柚子胡椒です。それで思い出した。これはこの店の賄メニューから昇格したスープご飯(雑炊)の麺バージョンなんだ。
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これにも50円玉1枚でチャーシュー1枚追加したけど要らなかったかな。
いろいろ載せましたがどれもチャーシューは完全に浮いてましたね。無くていいです。無い方が美味しいかもです。ただ、チャーシューを細かく切って最初から熱々スープにいれるのはアリかもです。
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熱々です。白菜、タケノコ、ややダマになった麺、それらを玉子で溶いてある。アクセントに柚子胡椒を加える。柚子胡椒を入れ過ぎるとムセますよ。
後半は麺を食べてる感がしなかった。野菜と麺の雑炊のようになった。
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溶いた玉子を残すのが勿体なくって、ついついレンゲですくって飲み過ぎてしまう。
「ごっそさん」
カウンター上に空いた器を置いたらママが何か言って欲しそうな目をしているので、
「これってさぁ。スープご飯塩の麺バージョンでしょ?」
ママは親指を立てた。
「鋭いわねぇ」
これですよ。これの麺バージョンだったのです。こないだのファースト胃カメラの後にもこれ食べましたよね。
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このスープご飯写真は昨年12月半ばに私が急性胃腸炎に罹って1日休んだ翌日です。
(翌々日は妙典かさやでタンメンでしたが)
胃腸炎に罹った日は水だけ。美しい話で恐縮ですが、寝室とWCの往復ばかりしてたので腸の中も空っぽ。
食べてないから足元に力が入らない。
ソリの合わないオンナの部下の女性が・・・(・・・どうも私を慕っているらしい、ジャン妻もそう言ってた。ヘンな意味じゃないですよ・・・)・・・が心配そうなカオをしながら、
「お粥かそういうのの方がよくはないですか?」
この女性も胃腸が弱いのです。
「お粥か。そういうメニューがある中華屋があるんだけどな」
「何処の何て店ですか?」
「店が汚いし券売機がボロいから女性には向かない」
そう言ってケムに撒いたのですが、彼女の上司である私とソリが合わないオンナが横合いから口を挟んできたんです。
ソリは20年間風邪で休んだことがないっていうか風邪をひかないオンナなので「まだ調子悪いんですか?」と言えばいいものを「まだ風邪ひいてるんですか?」とか責めるような口調で言うところがある。
「ずーっとひいてますよね」
またそういう詰問口調で言う。病み上がりをムチ打つんじゃないよ。
「おまえさんと一緒にすんなよ。風邪すらひいたことないお前さんは病人の痛みやみ苦しみなんかわかんねぇんだよ」
この大人げない会話。ソリは「心配してるんです」とくっつけて来たが黙殺してその場を立ち去り、アッタマにきたのもあってスープまで全部完食です。
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寒かったのであの塩ラーメンをもう1度、今度はチャーシューを入れないでバター入れてみようと再訪した。
店に入ってすぐ目に留まるのは、そこらにあるボロ紙(仕入れた野菜類が入ってた空き箱の一部だったりする)に適当に殴り書きして継ぎ足して貼ってあるボロボロのおススメメニューボード。
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白菜と溶きたまごの塩ラーメンですが、券売機のNoが記載されてないぞ。
「例の塩ラーメンは何番を押せばいいの?」
「ええっと・・・」
・・・???
「・・・何番だったかな?7番・・・だと思うけど」
だと思うけど?
前回も7番だったような。
「780円のボタン押してくれる?」
値段が同じならいいってか。こんな適当な券売機の店って他にないと思いますよ。
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私の傍らに立っていたどっかの会社員、店のイチオシである野菜味噌を押してカウンター席に座ろうとしながら、
「塩ラーメン?」
「これだよこれ」
私はボードを指してあげた。相手は見ず知らずの人だけどね。その人は「こういうのが加わったんだ」というカオをしておられたな。
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100円玉置いてバター追加です。
チャーシュー要らないですね。少し入っている豚バラ肉だけで充分です。
でもタンメンとも微妙に違うのです。キャベツでなくて白菜だし、溶き玉子で甘さが加味されているからかもしれない。
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カウンター上に100円玉を置いて
「半ライスちょーだい」
「ついてるわよん」
「え?」
前回、デビューした初回はついてなかったぞ。この店は野菜味噌、塩、醬油にはミニライスがついてくるのです。
もともとは別メニューのスープご飯塩が麺になったものだから、小ライスをつけるようになったみたいだ。どうもこの辺りもアバウトでして。
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「見て見て、雑炊雑炊」
「ナイスな食べ方だわ」
私の右隣にいる野菜味噌を喰いながらの男性からじーっとした視線を感じたよ。
白菜、玉子、甘味の出た塩味、バター、ここで少しピリッとしたものを加味したくなったので、トッピングにネギを入れてみた。
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いっやぁ~、これは失敗だったね。アッサリ塩と玉子がウリなのに、辛ネギのせいで味が崩れてしまったのです。
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で、またまた新作が出たのですがこれは一期一会になるかもしれないなぁ。これきり見ない。豚肉と白菜のあんかけ醬油味というもの。
これが白菜&とき玉子の塩ラーメンと並んで書かれてあったのですが、調理の弟さんは姉ママにこの新作を伝えてなかったらしい。それでいていい加減な券売機の番号が同じなので混乱した。
「白菜とききたまごの塩ね」(ママ)
「違いますよ。醬油の方」
「醬油?」
「白菜とき玉子の下に書いてありましたよ。あんかけ醬油」
「ええっ??」
わかんねぇのかよ。見かねた弟さんが「白菜のあんかけ醬油の方だよ」
「そんなのあったの?」
伝わってなかったのか。大丈夫かよこの姉弟って思ったよ。
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熱々(アッツアツ)です。湯気がモウモウ、上顎火傷した~。でも美味しいぞ~。
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だけどもう出てないようです。前にママが「この狭い店でランチ時にあまり細かくメニューを増やすと回転がよくないのよ」って言ってた。どうしてよくないのかわからないが。100%会社員の客層なので客の昼休憩時をムダに費やせたくないとかBlogに書いてあった。
でも弟さんが考案した新ものを姉貴が把握してなきゃいかんでしょうよ。
さて、次はご飯もの、定食です。
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ある日の昼です。ニラ肉玉子炒め。
その日のおススメなのですが、おすすめの横に〇番と書いてある。
押したはいいがまたまたイロのついたプラスチックの食券が出てこない。
「券出ないよまた」
「お釣り出た?」
「出た。ほれ」
1000円札を入れた差額のお釣り銭を見せた。
「日替わり入ります」(姉)
「アイヨ」(弟)
私は知ってるからいいけど、初めて来た客が券が出ないとトテモ困惑していますね。
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いい味ですが。あまりボリュームはないな。
具が細かいので箸でつまみにくい。ラーメンスープのレンゲですくってみる。そこで気付いたのですが、最後の方はご飯の上に載せて「ニラ玉丼」にしてみた。
「あ、それ、美味しそうね」
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今年になってから初めて情景ですが、11:30過ぎてもまだ開かないのだ。
常連さんたち時計を見ながら怪訝そうにしてた。
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チャーシューが1枚50円で、ご飯大盛りって幾らなんだろうか。100円かな?
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「ねぇねぇ、券でないよ」
「あ、また?お釣り出た?」
「釣りは出た。ホレ」
「で、何?」
開店早々にカラープラスチックの食券が出たり出なかったりで業界で最もボロくていい加減な券売機(釣り銭はちゃんと出ます)は今日も何とか稼動しています。
「ご飯大盛りって100円?200円?」
「50円よ」
ご、ごじゅうえん??
耳を疑った。チャーシュー1枚の値段と同じかよ。
50円玉を1枚置いた。
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ご飯が熱々だな。11:30開店・・・さっきの写真を見る限りそれすらもアヤしいが・・・早い時間帯のご飯は熱々で、下手したら上顎を火傷しかねない。
13:00過ぎたらぬく飯になってくるのだが。
OPEN早々から12時~は炒飯もしっとりしているんです。13:00過ぎたらパラパラ系になるのです。
「先にご飯冷ましといてくれる?」とお願いしたりもします。
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豚肉玉子3.jpg

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50円置いてご飯大盛りにしてホイコーロです。ホイコーロの味って辛かったりしょっぱかったり、アブラアブラしていたり、何処でも満足するものに出逢ったことがないのですが、この店のホイコーロがいちばん好きですね。
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先に野菜を片付けます。野菜だけチマチマ摘まむのです。
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野菜が無くなって肉だけになった時点でまだご飯食べてないでしょ。
肉だけにしてから、熱々からぬくぬくになったご飯を肉と一緒にかっこむのです。
まさに焼肉定食!!

さてこの日は券売機に向かう前にママと目が合って「何??」て言うからこっちも「肉野菜!!」と叫ぶハメになった。
で、出てきた食券はピンク色で、
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チャーシューラーメン??
ところがこのご飯大盛り、肉野菜炒め定食だとご飯が余ってしまったのです。
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ご飯が余ったのはこの通り肉より野菜が多いからです。吉野家さん牛皿定食のように「肉を味わい米を喰う」ではないから。
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何だピリ辛い肉野菜炒めだったな。豚肉とキャベツのピリ辛炒めのタレが混ざってないか?

やっぱりご飯がススムのはこれですね。生姜焼き!!
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先にキャベツを食べます。トンカツ屋でもそうですが、キャベツを先に食べることで胃の腑を覆うのです。
でも今日のキャベツの千切りは固かったな。先が尖って固いキャベツが歯茎や上顎にチクチク刺さるのですよ。何でこんなに固いんだ?
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で、肉だけになってご飯がススむというわけ。
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店の外に掲示してあるもの。
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平成元年に開業して29周年おめでとうございます。
30年近くこの地で姉弟と頑張ってきた。ボロ券売機とともに。
そこで続けることの尊さ。凄いです。
もうすぐ平成も終わる。お店の姉ママ、厨房の弟さんは元号変わるのが残念に思ってるかもしれない。
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10+5+2=17 [居酒屋&人間ドラマ]

このBlogは政治情勢のネタは殆ど取り上げませんが、昨年2018年12月4日、衆議院で特別法案「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律案」について。

「第一九七回閣第一三号
天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律案
天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日は休日とする。」
この特別法案が成立したことで、今年2019年の世間でいうところのGWは、土日を含めて4月27日から5月6日まで10連休となるわけです。新天皇の即位・改元が5月1日でその日は祝日になり、国民の祝日に関する法律により祝日に挟まれた日は国民の休日となるため前後も休日となるわけです。
(祝日法により祝日に挟まれた平日は休日となる)
すると今年はどーなるか。
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こんなになっちゃうんです。旅行会社も今から大アピールしています。
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皆さんはこの滅多にない長期連休をどのように過ごされますか?
家でゆっくり休む・・・
海外旅行・・・
国内旅行と毎年の帰省・・・
何処も混雑するし、休み中は費用が高くかかるでしょう。
自分はどうするか決めてません。
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で、18時半の上大岡、今宵もひとりカウンター席です。このGWについて何で上大岡の店が・・・
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肩ロース、鶏ネギです。最近自分は塩よりタレの方を好んで注文するようになりました。
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今宵も串焼きを摘まみながら、
(あのバカめ・・・)
ボヤく、心の中でブツクサ呟く私です。
(俺が17連休も取る人間だと思ってるのか・・・)
ムスーッとして飲んでいる私に焼き場のマスターからの視線を感じますが。こっちは時折溜息が出たり、眉間が険しくなったり。
居酒屋はその日を振り返り、飲みながら多少のウサを晴らしたり、英気を養い、夜が明けて明日になったら気持ちを切り替える、前日にあったイヤなことを引き摺らない、そういう場所だと思っています。
なのでこの店でひとり飲む夜は、私の心中に屈託や鬱屈たるものがあったりするときがあります。
今宵は例によって長年一緒にいるソリが合わないオンナにまたイヤなことを言われたのですよ。GW10連休にひっかけて余計なお世話を言われたの。小さいプライドを傷つけられたといっていい。
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イワシの刺身なんぞも。ナメロウもありましたが、昼が味噌ラーメンだったので味噌を混ぜて叩くナメロウはスルーしました。
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天然ブリの刺身なんぞもいただく。いつも途中で海鮮居酒屋みたいになります。
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アスパラは塩です。豚バラで巻いてありますが、ベーコンでやってくれないかなぁと思ったりする。
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ジャガバターベッタベタです。ジャガを除けたらそこには溶けたバターが。
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今年のGW10連休とは別に、自分は本年度4月以降に永年勤続20年を達成するので、特別休暇が貰えるのです。
「何日貰える(休める)んだ?」
「連続して5日間です」(ソリ合わないオンナ)
「5日か・・・」
「連続ですよ。飛び飛びはダメです」
お前が決めたのかよ。
「別に飛び飛びでもいいじゃねぇか」
「連続して休んで貰うことに意味があるんです」
その意味、意義がようワカラン。だけど特休5日に公休日の(土)(日)をプラスすると7連休になりますよね。

この永年勤続についてはかなり以前からこのオンナに含むところがある。自分は確か平成8年夏に現在の会社に転職しているので、平成8年だと年数では20年を既に超えているのです。
でも最初の2年か3年は訳あって正社じゃなかったのだ。時間給でフルタイムの準社員だったの。
数年前にソリ合わないからこう言われたことがあって、
「パートの時期はカウントされませんよ」
これにカチンときた。今日までずーっと根に持ってる。
「〇〇さん(私のこと)は8月入社だから20年表彰は平成31年ですね。4月からカウントされるんで」
これにもカチンときた。
「それってアナタに言う?」(ジャン妻)
ジャン妻は呆れてた。その言いグサにね。
「従業員名簿でいちばん上にあるアナタに言う?」(ジャン妻)
そうなのだ。900人近くいる全従業員リストの中で私の名前は殆どTOPなのですよ。正社員で従業員ナンバーがひと桁なの私だけです。取締役にもならないで長く在職してたらそうなっちゃっやのだ。だから若手執行部が私を煙たがるのですが。

(ただ、私の上に私より若い番号のパート従業員が3人います。これについてもソリ合わないオンナに「〇〇さん(私のこと)より上にまだ3人いますよね」とイヤミを言われてカチンときた。)

私は20年の永年勤続表を目標に定めていたので、ソリ合わないオンナから「4月以降に連休7日間取れますよ」と引き出したのですが、彼女は別にこう言ったよ。
「GWの10連休にくっつければいいじゃないですか?」
私は最初、彼女が何を言ってるのか意味がわからなかった。
「それに更に(土)(日)くっつければ17連休取れますよ!!」
「17連休??」
「そうです。よかったじゃないですかぁ」
周囲にまる聞こえです。私はムカッときた。誰が17連休なんか取るかよ。ソリ合わないまでもお前は私と10数年一緒にいるのにそういうヤツだと思ってるのか。
でもソリ合わないはニコニコしながら言うのでその場で怒鳴りつけるわけにもいかず。
「そこまでしないよ。あと何年もしたら毎日休めるようになるんだから」と煙に撒いた。定年以降のことです。それには返事が返ってこなかった。
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菜の花、おひたしにマヨネーズをちょこっと。
「またマヨネーズつけて。証拠写真撮って奥さんに見せますよ」
「家でもやってますよ」
「マヨラーでしたっけ?」
「違います。マヨラーってのはご飯にマヨネーズかけるんでしょ。そこまでしないです」
「じゃぁモツ煮にマヨは?」
「入れないってそんなの」
入れるわけないだろ。
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口に含む群馬泉が苦いです。
(17連休だと・・・怒)
そう言われたのがずーっと溜まっている。吐き出しちゃおうか。でもこの店の従業員にそれをこぼしても、彼ら彼女らは飲食店だから10連休なんて取れない子たちばかりだし、それを言っても理解得られないだろうけど。
自分より若い子たちに愚痴りたくない気もする。
「この店GW営るの?」
「営りますよ普通に。その代わり2月にお店休むんで」
この店は2月の14日から19日まで休業してました。従業員や特に正社員のモチベーションアップの為に。
「その間は他でバイトとか?」
「バイトの子で働きたい子は支店に入れます」
ホラそうでしょう?政府が決めた10連休は公務員さんにいいだけで、飲食店や小売業で働く人、特に時間給で働くパートさんには全く恩恵が無いのよ。収入が減るだけだ。
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締めにモツ煮です。
黄色いたくあん大好き。
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でも結局は言ってしまったんです。「10連休プラス、特休5日プラス(土)(日)2日で17連休取ったらどうだ?って言われたんだよ」って。
「〇〇さん(私のこと)も、休もうと思えばそんなに休めるんですか?」
「あまりそういう前例は作りたくないし。だいたいそんなに休んでどーするんだって。金も続かないし、明けてからの業務に差し支えるだけ」
下手したらデスクが無くなる?それはないが自分で自分の首を絞めるようなものである。特休はGW10連休とは離すとして、特休5連休プラス(土)(日)2日の7連休は取らざるを得ない。その間の業務は誰に振ればいいんだ。
でも私は正規の部下がいないも同然で、私が特権的に業務を振っていい草の者たちは正規の部下ではないのです。私は彼女たちの上役ですが直属の上司と部下じゃない。
それにウチは医療業界なのでそんなに休めるかどうかもわからない。たまたま自分が本社勤務だからです。これが数年前の現場兼務だったらそうはいかない。
金融機関なんかどうなるんだろうね。
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私は行政担当なので、行政が10連休したら出勤しても意味がないのだが、だからといって10連休に自分の永年勤続ご褒美の5連休と(土)(日)をくっつけて17日も連続して休むほどバカじゃないし、そこまで仕事を忌避してないです。現代っ子ならともかく最古参の俺を見損なうなと言いたい。
ソリ合わないオンナは悪気があって言ったんじゃないらしい。ニコニコ笑ってたし。ただ、男のプライドというのが理解できないオンナなんです。だから10数年も一緒にいて私と合わないのだ。
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ジャン妻にも話しました。こう言われたって。17連休取れって。
「彼女、アナタなるべく長く休んで欲しいんだよ(笑)」
「・・・」
善意に解釈すればそうなるけどね。私はそうは思わない。
「なるべく長くいなくていいってこと?笑」
(-”-;)
GW10連休にくっつけて17連休をススメられて憤る私は旧い人間なのだ。
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ファースト胃カメラ [病院と健康]

最初の1杯、生ビールを飲む時、
ゴキュッ!!ゴキュッ!!ゴキュッ!!
喉が鳴るんです。喉の奥から鳴るの。
店内が静かだったら他の客や厨房にいる店の人にも聞こえる。
「いい音してるねぇ」
「いい飲みっぷりだねぇ」
そう言われます。だが勢い余って、
ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ、
むせることがある。
「それよ」(ジャン妻)
「???」
「それのせいでバリウムが肺に入ったのよ」
「・・・」

前回の健診でバリウムが器官に入ったらしく、モニター診てる側からすぐストップがかかった。
「次回からは胃カメラの方がいいですね」と言われたんだった。
「バリウムを生ビール飲む時みたいに一気飲みしたんじゃないの?あれはゆっくり少しずつ飲むものよ」
誰がバリウムを一気飲みなんかするかねあんなマズいものを。
でもゲップが出てしまい、もう1杯、計2杯飲んだ気がする。

そのクリニックでは窓口で個人負担を支払わず会社へ一括請求したのですが、受付で言われたのが、
「胃カメラだと会社負担にならないかも知れないです。会社と相談してください」
一般健診でバリウム検査なら会社負担になるがオプションだと個人負担になる。胃カメラ検査の項目だけ領収書別扱いにするわけにもいかないし。
健診を管理するのは例のソリの合わないオンナですが、彼女に聞いたら、
「年齢が上がってきてそういう社員も増えてるので、胃カメラも会社負担にしたらどうか?というご意見もあるのですが、現在のところはまだそこまでいっていないんです」
「・・・だってよ・・・」
私はこの時点では彼女を通して会社に交渉するつもりだったのだが。ジャン妻は、
「いいわよ実費で。身体が第一だし」
バッサリ切られた。最近ジャン妻はソリ合わないを避けているところがあるのだが。
「ウチの旦那なんだから彼女に合わせる必要なんてない」と言わんばかりであった。

ジャン妻は胃カメラ検診の経験が2回あって、
「鼻からだと通らなかったので全身麻酔で口から入れたの。診察室の奥で3時間ぐらい寝てたんだよね。あれは気持ちよかったなぁ」
気持ち良く寝るものなのか。
「3時間も寝るのかい?」
「麻酔の量にもよるんじゃない?アナタ、インプラント埋めた時の全身麻酔は?」
「1時間ぐらい寝てた」
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-11-07
「わりとすぐに目覚めたんだよな」
「でも1時間は余裕をみておかないと。その日は外出しちゃダメよ」
「わかった・・・」

バリウムが器官に入っちゃった前の病院は止めることにした。
かかりつけのエロ女医に相談したら、女医自身が独立稼業する前の大病院を紹介してくれた。私はその大病院で内視鏡で大腸ポリープ検査を何回かしています。2泊3日(病院は旅館やホテルと違って3日分です)入院してポリープを切除したこともある。
病院食がマズかったな~。
https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-10

そこに新しく健診センターが設立されたのでジャン妻と2人で申し込んだ。総務のソリ合わないに相談しても「会社負担になりませんよ」と冷たく言われるのがオチなので、金額と負担額については相談しなかった。
健診というか人間ドッグといっていい。基本の健診以外に胃カメラもそうだが脳とか心臓とか、いろんなオプションがある。
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検査前夜は21時までに食事を済ませて殆ど禁酒です。殆どですよ。ビールに水割ぐらいは。え?禁酒じゃないって?

行ったら最初に問診があって、
「胃カメラのご経験は?」
「無いです」
「では内視鏡のご経験は?」
「胃じゃなくて大腸ポリープなら」
胃カメラと聞かれたから「無い」と答えただけで、内視鏡検査と聞かれたら「ある」です。胃じゃなくて大腸です。
「この病院で何回かやっていますよ」
健診の便検査で再検査になったことがあり、それがきっかけで今いる検診センターの本棟で内視鏡検査をしたんだから。
「あ、前にされてますね。前回は?」
「前回は腸内検査だけで大腸ポリープを切除したのはその前です。2泊3日で」
そういえば思い出したぞ。あの時は内視鏡を挿入するのわかってるのに看護婦のアホタレが後ろに穴の開いてない普通のパンツを私にはかせたが為に、いざ内視鏡を挿入となったらパンツに穴が開いてないので処置室で大騒ぎになり、その場でハサミでパンツをジョキジョキ切ってビリビリに引き裂かれるという辱めを受けたんだよ。隣の患者にも聞こえた筈だぜ恥ずかしい。
「胃カメラをご希望となってますが」
「前回、バリウム吸い込んじゃって。次回から胃カメラにしなさいと」
「その病院で言われたんですか?」
「そうです。もうバリウム飲んじゃイカンって」
そこは強く言った。
「わかりました。ですが、今日は胃カメラの予約がいっぱいで」
次回は2ヶ月か先になるという。
その前に、ここへ申し込んだジャン妻が受付から聞いた話をした。
「確かこの病院では、感染症の検査結果が出てからでないと胃カメラできないって言われたそうで・・・」
受付嬢から「当日胃カメラ検査はできません。血液検査で異常が無ければ後日改めて胃カメラだけで来ていただきます」のようにと言われたという。採血の結果が出てからだって。
「え??」
問診のドクターは固まった。表情が険しくなった。
「だから今日は無理でしたら、次回それだけ別の日に・・・」
「いや、そんなことないです。何処でそう聞きました?」
「ウチのが予約した際に言われたそうです」
「いやいやいやいやそんなことないです。確かに昔はそうでしたが今はそんなことありません」
昔はそうだった??
「ここを紹介してくれたOBの(エロ女医とは言ってないよ)普段かかってるドクターですが、家内(ジャン妻のこと)が『受付でこう言われました』と伝えたら『ふぅんそうなんだぁ』とか言っとったそうですよ」
実は紹介してくれたかかりつけエロ女医はもっとキツい言い方をしている。ジャン妻にこう言ったそうです。
「あ・そ・こ・はお役所仕事なんだねぇ」
かつて自分がいた大病院ですよ。それだけに私らに紹介した手前、苛だたし気に言ったんだと思う。
そしたら問診の先生はキリッとした表情、声音になり、
「受付に言っておきます!!」
その日にできるという。ただ、今日は予約がいっぱいなので、日を改めて申し込むことになった。
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着替えて待機して順番に呼ばれてフロア内にある幾つかの小部屋に番号が振ってあり、検査項目の順番に拘らずランダムに呼ばれる。
まずは尿検査。洋式便座カバーから手を放すとカバーが下りてしまうので採取し難かった。
そして心電図、身長・体重・胴回り、視力検査、聴力検査、血圧、2番~8番の空いてる部屋に呼ばれる。ひとつひとつ済むと検査の欄に看護師さんが捺印するのです。
検査時間より待ち時間が長いのは否めない。フロアに流れるBGMが気になった。クラシック音楽なんですが、ベートーヴェンの第九はまだしも、スラヴ行進曲(チャイコフスキー)フィンランディア(シベリウス)・・・気力が高揚して血圧が上昇しそうな曲ばかり流れてるじゃないか。
シェラザード(R、コルサコフ)なんかも。途中でモルダウ(スメタナ)が流れてようやく落ち着いた。金管楽器の多い大編成の管弦楽団は病院待合のBGMにはそぐわないと思うよ。

視力検査も聴力の検査も前回まで利用していた病院(バリウム)より長くかかった。視力はガチャ目で、片方1.2、もう片方0.幾つだった。ホントかな?
聴力検査で左右の耳でピーピー微かに鳴る音を聴いていたらウトウトしてオチそうになってしまい、看護師さんに「もう1回測りますね」と言われる始末。
でもそれぞれの検査を担当する看護師、衛生士さんは皆さん笑顔を絶やさず感じのいい方ばかりで、ウチの女性社員どもに見習わせたいぐらいである。検診者とすれ違う際、微笑みながら壁際にサッと立って除けるんですよ。適度に距離感をキープして冗談言ったり。これはいいところを紹介していただいたな。
これまで会社が毎年申し込んでいた病院(私がバリウムを吸いこんだ病院)は、企業として社員に健診させる為だけに費用の面で選んだだけで、検査内容は基本的な検査だけです。私の胃カメラもオプションだし、個人負担は確かに小さくない金額だが、今まで会社がなぁなぁで申し込んでやらせていた病院よりここは格段にいい。

ただ、妙に検査項目が多い。これまでのより多いです。
こんなのがあった。
眼圧の検査、目に空気を吹きかけるんです。フラッシュ写真も撮った。眩しかったね。
視野の検査、検査機器を覗いて、画面の中心の点を視ながら、左右上下にヘンなカタチの蝶か蛾みたいな陰、灰色の薄い陰がパタパタ飛んでるのが視野内で見えるかどうかの検査。
肺活量の検査なんてのもあった。吸って勢いよく全部吐き出すあれですよ。肺活量なんて学生の時以来ですよ。こんなの必要なのかな。
それら検査が終わるとポンポン捺印され、まだ済んでない検査の部屋に廻されるのです。
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待合途中でまたさっきの問診のドクターに呼ばれて11番の診察室へ。
「〇〇さん(私のこと)今日、胃カメラ1件空いたんです。どうされます?」
キャンセルが出たらしい。
「あ、それならお願いします」
飛び付くように申し込んだ。心の準備なんていらないし、2ヶ月待つよりすぐにやっちゃった方がいいに決まっている。
ただ、採血に続いてまた針を刺されるのがヤダけど。痛いの嫌いだし。
問診事項が追加され〇印を付けた。「何か見つかったらその場で採取して構わないですか?」のような内容だったと思う。更に幾つか注意事項が追加され、
「麻酔するので本日はくるまやバイクの運転はなさらないでください」
電車で移動しますよ。
「今日の夜は飲酒は控えてください。お食事会のご予定とかありますか?」
ないです。(ビールぐらいいいよな。)
「昼食は軽いお粥かそば、うどんにして下さい」
そば、うどんねぇ。
今日の支払いはジャン妻が所持する家計費のクレジットカードで支払うことになっている。ジャン妻の胃の検査はバリウムだが、私が麻酔で胃カメラ検査だとロスタイムが発生してしまう。でも2人同時に支払うので待合で待っててもらうしかない。時間大丈夫だろうか。
もうひとつくだらない懸念がある。麻酔が醒めてから2人分の会計を済ませて病院を出るわけで、その足で2人でランチに行って消化のいいもの、お粥なんてそうそう無いし、そばかうどんとなると「はなまるうどん」というわけにはいかないのは、ジャン妻は過去の「はなまるうどん事件」を未だ根に持っているからです。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-05-09

となると昼は何を喰おうか。
私はまだ検査が終わってないのにアタマの思考がランチに向いてしまい、ドクターの言ってる説明が上の空になりかけた。
「入れ歯とか金歯とかありますか?」
そこで我に返った。入れ歯ぁ?そんなん無いよ。
「無いです。インプラントがありますよ」
「インプラントは大丈夫です」
インプラント挿入の時は麻酔医が立ち会って静脈麻酔をかけている。大腸ポリープ切除の時と併せてこれで3回めの眠りに落ちる麻酔が待っていることになった。

待合に検査待ちのジャン妻が座ってた。
「急遽胃カメラすることになった」
「あ、そうなの?」
「キャンセルが出たんだろうな」
「よかったじゃない。アナタって運がいいわねぇ」
「・・・」
「ホント、いっつも運がいいわねぇ」
「そうか?」
ジャン妻は私を「運がいいヤツ」と見ているフシがある。運だけで実力が無いと?そう聞こえる私はムクレる。
「目が覚めるまで待ってられる?」
「いいわよ」
私はカード預かってパスワードを聞いて、これまで私に持たせてくれなかった家計費カードをブン捕る悪巧みを考えてたのだが、それはダメだって。

そういえばカルテ、問診票には「胃カメラ検査追加」と記載され、その隣に「バリウム誤飲の為」と殴り書きされて○でグイッと囲ってありましたね。
「誤飲?」
「・・・」
「誤飲?飲み込む力が無いってこと?」
「・・・」
「お爺ちゃんなの?」
「るせぇ」
そしたら採血に呼ばれた。4番に案内された。
採血の女性看護師さんも感じのいい人で、目を細めて笑顔を絶やさず。
マスクしてるから素顔がわからないが、名札に写真が貼ってあってすっげー美人なの。だけどマスクに隠れた素顔は目元に小皺が刻まれてるじゃないか。
名札に若い頃の古い写真使ってんだろって突っ込みたくなった。
「6本採取しますね」
6本!!
口に出してしまった。
「そんなに採るのかよ」
「あ、でも針を刺すのは1回ですから」
あたりめぇだ。6回もブスブス刺されたら腕が穴だらけになる。

この病院では何回か内視鏡検査をしたが、麻酔するの針を刺すのは大抵若い看護師か、下手すると「コイツ学生じゃねぇか」ってのが何回かあった。ブスブス刺されて腕が青痣だらけになって、地元の商店のオーナーさんに「それ、何処の病院だよ。相当下手だぜ」って言われたことがある。
ブスッと刺された。痛ッ。
「たくさん採りますからね」
吸血鬼のような女性看護師さんは目を細めてニコニコしながら(だからシワが目立つんだよ。写真取り換えろよ)1本、2本、3本、取り換え取り換え私の血液を採取している。6本も採って何を検査するんだろう。
そんなに血を抜きやがって。その分補給したいから増血の為に肉でも喰いたいが、昼はお粥かうどんねぇ。
朝から水だけなので何だか腹が減ってきた。

最後にX線検査で14番の部屋へ。検査技師は男性でこれもいい方だったね。それが済んだらその男性が「前の16番の前でお待ちください」
16番が内視鏡検査室だったのです。そこにカルテを置いたら中から女性看護師が出てきて、
「問診まだですよね?」
でも問診の箇所に捺印されてるんですよ。さきほど最初と2回め、胃カメラ空きましたよとススメてくれたドクターの印が押されてるじゃないか。
「捺印されてるんですけど。オカシイな。問診の先生の名前じゃないし・・・」
「じゃぁいいじゃんか。ハンコ押されてるんでしょ」
「これは今日の検査の説明の問診で、これから打つ麻酔の量とかもあるから11番の部屋で問診を受けてきてください」
間違って押しちゃったらしいのだ。メインエベントの胃カメラの前に11番診察室に差し戻されたのである。呼ばれた診察室にはいいトシの男性ドクター、お爺ちゃんがいて、アガサクリステイー原作の何とか殺人事件に出てくる名探偵ポワロの俳優さんのように見えた。
モゴモゴ言いながら形どおりの健診、調音器をあてて、背中をトントン叩いて、診察台に寝かされてお腹を押され「痛いとこないですか?」
「ないです」
早く終われよ。胃カメラ済ませて食事して、公務に復帰したいんだよ。
麻酔の量がどうとか言ってたが、そういうのを決めた問診とも思えない。どっかに麻酔量を記載したのだろうか。

16番の内視鏡検査室に戻ったら時刻は11:40分ぐらいだった。すぐ処置室内に呼ばれ、左脇を下にした状態で寝かされ身体をバンドで固定され、右手首も固定され、2人いた女性看護師のひとりが私の左手首に静脈麻酔注射をブスッと刺したのですが・・・

・・・失敗しやがった・・・

「すみません静脈に入らなかったので、右腕の肘ををこう天井に向けていただけますか?」
手首の静脈が逃げたらしい。手首が血で滲んでいる。リストカットじゃねぇんだぞ。下手クソめ。
今度は右腕にブスッと刺された。採血と併せてこれで3回めだ。今度は失敗すんなよ。
喉にも麻酔を吹き付けられたような気がするが。

そしたらいつの間にか眠ってしまった。今思えば胃カメラがどのようなものなのか、鼻から入れるのか口から入れるのかの説明も無かったのです。これだけ普及しているから一般常識までいかなくても「胃カメラのイメージできてるでしょ?」だったと思う。
説明が無かったので後日に胃カメラ検査をあちこち検索してみたら、バリウム検査で安心すべからずのようなサイトに入ってしまった。バリウム検査で胃癌の早期発見できるのかというとそんなことは全然無いらしいぞ。
バリウム検査は影絵のようなもので、ある程度の大きさになった腫瘍、癌しか発見できないという。
大腸検査もそうだったが、内視鏡の方が直に胃壁に撮影するから当然精度がいいわけでさ。
それに医師が診ます。バリウム検査って医師が立ち会ってないでしょう。ブ厚い壁の外で指示してるのは放射線技師で、医師が立ち会わなければ医師の人件費が浮くし、放射線技師だけで大量の検診者を流れ作業というか機械的に撮影すれば儲かるからではないか。
検診者だって会社の指示に従って、毎年のようにバリウム検査を受けてしまっているだけですよ。

バリウム検査では検査台に乗せられて、急角度に体位を変換させられずーっと摑まっているのがタイヘンだよね。そうでもしないと胃壁全体が撮れないのだろうけど、あれって高齢者や太った人なんか大丈夫なのかな。アタマから落ちたりしないのか。
「息を止めてください」のタイミングでシャッター音が聞こえるが、そのタイミングだけ放射線が照射されているのではなく、検査台にいる間はずーっと照射されているそうです。
検査する側は被曝しないようにブ厚い壁の隣の部屋からマイクで指示を出してますよね。撮影中は部屋の中には入ってきません。入ると被曝してしまうからだよ。
こっちの被曝量も少なくないそうです。胸部レントゲンより遥かに多いとか。

途中で苦しくて目覚めたら口からヘンな黒いヘビのような管が伸びていた。全身だけでなく喉にも麻酔が効いているので「オエッ」ってならないのが不思議である。
まぁその為の麻酔だからね。
胃壁に冷たい異物感も感じた。苦しくてウゥ~ウゥ~唸ったのを覚えている。

そしてまた意識が無くなり、目覚めたら12時40分だった。
トシを取って朝早く目覚めるのもあって麻酔が早く切れたのだろうか?酒に弱くないからかも知れない。
ムックリ起き上がったら何だかボーッとしている。寝ボケたのか間違えたのか、カーテンを引いたら隣に寝ている検診者さんの寝姿を見てしまった。慌てて引いた。

スリッパを履いて床に立ちあがったら普通に歩けそう。
「くるまを運転しないでください」に納得した。外出も中止して内勤にしよう今日の午後は。
ジャン妻は待合で待っている筈である。まさかいなかったら私は現金でウン万円を支払わなくてはならない。普段からカードを持たせてくれないからである。
私は看護師を呼んだ。
「ウオォ~イ」
「ハァィ」
さっき下手打った看護師じゃなくて、検査室に導き入れたもう一人の女性看護師が出てきた。
「職場に還りたいのだが・・・」
「大丈夫ですか?歩けます?」
そろそろ歩いてみた。大丈夫みたい。
「(細胞)採ったんですか?」
「採りました。なのたでお昼は・・・」
・・・軽めだかお粥だかうどんだか言うとったな。
「待合に家内が待ってるので」
家内が所持するカードでないと今日の支払いができないんだよ。
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ジャン妻は待合にいてi-Padでマンガを見てた。
「あ、大丈夫?」
「職場へ帰ろう・・・」
受付へ歩み寄って清算、支払い金額を見たら・・・

!!!

高級旅館になっちゃった船山温泉へ2人で1回行ける以上の額だったのです。

ジャン妻はバリウムだから通常の健診なので会社負担にできるのですが、私の金額はちょっと・・・
「こりゃ会社負担は無理だな。アイツ(ソリ合わない)に交渉しようにも、内訳のどの金額を引いた額を会社負担にするかって揉めるな」
ジャン妻は皆まで言わせず、
「いいわよ!!」
「・・・」
「身体が第一!!」
私があのソリの合わないオンナにアタマを下げるように交渉するのがイヤらしい。

外に出たら太陽が眩しい。空気がひんやりする。
「お昼どうする?」
13時過ぎようとしている。ジャン妻が一緒だと意外にランチのメニュー選択枠が狭まるんですよ。ラーメンはヤダとか言うし。
「昼は消化のいいもの、うどん、粥とかって言われたんだよなぁ」
「はなまるうどんはイヤよ!!」
「・・・」
やはり未だ根に持っているのか。
「蕎麦は?」
「蕎麦ねぇ・・・」
あ、閃いた。お粥がある店。お粥というか中華雑炊のある店。あの「食券のいい加減な店」に賄から昇格したスープご飯があるんだ。ちょっと遠いけど。
何回かUpしましたが今年になってから足が遠退いてます。
「いいわよ付き合うわよ。アナタのおごりね」
「それは構わないけど」
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私はスープご飯塩味。賄からレギュラーメニューに昇格した逸品。味噌味もあります。これなら胃に負担かからないでしょう。
「バター入れたかったけど」
「ダメっ!!」
ジャン妻は日替わりの、豚肉と玉子のカキソース炒め。

「さっき胃カメラだったのだ」
「そうだったんだ~。だからそれ(スープご飯)にしたのね。珍しいな~と思って」(店のママ)
「ホントはこっち(ジャン妻の豚肉玉子カキソース)にしかたったんだけど・・・」
「いやいやいや。そっちはいつでも食べられるでしょ」
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店の外に出てペットボトルの水を飲むジャン妻である。
「アタシには味濃かった」というのです。

社に戻ったら「大丈夫ですか?」責めに遭う始末。たかが胃カメラだぞ。
「ちょっとボーッとしてるが、外に出るの止めた」
「その方がいいですよ」(ソリ)
「・・・」
ウルサく聞かれるのがイヤにいなり、社内では目に力を入れて画面に見入って作業してたが、どうも麻酔が残っているようで定刻で退勤しました。予定していた外出公用は昨年から登用された草の者12号(私の大シンパであります)に代行させることにした。
その日の夜は・・・

・・・禁酒しました・・・

・・・ウソです。ビールだけ飲みました。
「次回も胃カメラにしようね」
「そっちも」
「うん・・・」
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三崎口 えきめん茶屋 [グルメ]

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京急三崎口駅に着いたところ。
三浦市内の公用は久々です。前は自分のくるまで移動していたのですが、近年になって自家用車持ち込み規定がうるさくなり、事前申請がめんどうので、京急&京急バスで廻ることにしたのです。
この駅に前に下り立ったのは20年以上前かも知れない。最後はいつだったか覚えてない。ここへ来る途中駅のYRP野比駅なんて駅は前は何て駅名だったかな。そこから単線軌道になっているのも知らなんだ。京急は泉岳寺~浦賀が京急本線ですが、で自分は品川~三崎口が本線だと思ってました。(堀ノ内~三崎口は久里浜線)
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下りたら雪が降って来たんですよ。昨夜のNHKアヤしい天気予報では千葉・茨城の沿岸部や南部を中心に雪の可能性が・・・とは言っとったがね。ここ神奈川県三浦半島は降るって言ってなかったぞ。
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老人会のようです。この寒空、雪が舞うのに日帰りツアーらしい。午後には止んで晴れた。
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寒いし。傘は無いし。
コートにフードは無いし。
京急の駅だから、駅前のバスも京急バスです。だから乗り継ぎは良さそうだが、バスを待ってる間にアタマも身体も冷えそうだ。
バスの時刻見たら意外と本数多いのです。それを幸いに先に何か食べてしまおうかと見たら、JRのスタンドとは少し違う駅そばが1軒だけあった。
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思いっきり重たい引戸です。私は全体重かけて開けました。
これがJRの駅だったらもう入らないよ。昨日の記事で書いたように蕎麦汁マシンなんてゴメンだからね。
駅そばですがテーブル席だけです。先客2名、いい感じの老夫婦が着座して熱いそばをすすてっていた。
店はオバちゃんのワンオペレーションで、あまり愛想が無いオバちゃんで、
食券を置いて、
「そば・・・」
「・・・」
うどんもあるから先に「そば」と言ったつもりですが、オバちゃんは云でも寸でもなかったのよ。
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生そばなので2分ほど時間を要しますと書いてあった。待ってる間、店内をジロジロ見てたら、こんなのが貼ってある。
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ドリンクバーもやってるのか。駅そばなのに。
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「ハイかき揚げそばお待ちぃ~」
何だ?オバちゃん喋るじゃねぇか。私は取りに行った。
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スタンドそばにしてはいいルックスです。
でも昨日の記事じゃないけど、こういうスタンドの駅そば、味なんか期待しちゃダメ、汁は薄くてユルいそばと決めつけて汁をすすってみたら・・・
意外と美味しいのです!!
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そば7かき揚げ3湯気モワァ~.jpg
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JRの駅そばなんかより格段に美味しい汁ですよ。
野菜のかき揚げ、あまり油切りされてないが、かき揚げの油がニジミ出て更に更に美味しくなった。油は味付けの一つでもあるからね。
かき揚げはカリッとした部分もあります。それを汁に浸してベチャッ、口の周囲がベトッ、最後は溶けてドロッドロに。これが駅そばの醍醐味というものですよ。
だけど汁が美味しいな。寒いだけに飲み過ぎてしまいそうだ。
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そばが伸びてきたせいかなかなか減らないぞ。
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汁をすすりかき揚げの残骸を摘まんでたら、先客さん、足腰が弱そうな老夫婦が杖を支えにヨロヨロと立ちあがり、
「ご馳走さまでした。トテモ美味しかったわ。温まったし」
「ハァイありがとう・・・」
「これ(空いた器)何処へ下げれば?
「あ、いいですよいいですよそこに置いといてください。こちらで下げますから・・・」
ふぅん、足腰弱いお年寄りには優しく対応するんだね。
「優しくしくしてくれてありがとうねぇ」
優しくしてくれた?
オバちゃんは若い私には受取場に取りに来させて、足腰弱い老夫婦客にはテーブルまで持ってったんでしょう。
オバちゃんは店の重たい引戸も開けて老夫婦を送り出した。
「寒いですからねぇ。お気をつけて」

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こっちはまだバスに時間がある。
「小カレーちょーだい」
今度はオバちゃん持ってきてくれた。空いた器を下げたときは満面の笑顔だった。なんなんだい?
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身体が温まり、バスに乗ってウチの支店へ。
そこで待ち合わせた相手は女性課長職、横須賀市と三浦市を担当するエリア長、草の者5号の上司なのですが、ずーっと室内にいたのに外から入った私よりも寒そうで、打ち合わせ中にガタガタ震えて手を擦っていた。
「風邪?悪寒か?」
「いえ、寒いだけです・・・」
確かに寒い。雪は積もらないまでもまだ降り続いている。でも私は先に食べた温そばとバス車内の暖房でそこそこ身体が温まっている。寒いのはアタマだけである。
「アタシって低体温症だから、一度外に出て冷えるとなかなか体温が上昇しないんです・・・」
外に出るったって支店の中は暖房が稼動してるんですよ。
「低体温症・・・もしかして爬虫類か君は?」
「笑、そうですそうです」
私のつまんないジョークも意に介さず。手をさすってばかりいる。あ、唇が紫色じゃないか。
私はその女性に自分のコートを放り投げるように渡し、
「着ていいよ」
「えっ・・・」
「着なよ」
そしたらしばし間が空いた。
「あ、いえいえ、平気です大丈夫です・・・」
ウルッとすんなよっ。男性に優しくされたことが無いのかい?
この遣り取りを見てた背後にいる彼女の部下の若手女性社員が目を見開いて私を見たよ。どうせ私自身の外見とのギャップだろうよ。

エリア長に依頼されて別の支店へ向かったのですが、そこに最後に行ったのは2年半以上前で、滅多に現れない私を大歓迎してくれて、雪で濡れたアタマや背中を雑巾(手拭で)拭いてくれて、お茶菓子まで出されてワイワイキャッキャキャッキャ状態に。
前述の寒がりオンナは、
「そこは場所が遠いので本社の人も滅多に来てくれないし、会社からの情報に飢えてるんだと思います」
「ふぅん・・・」
「取り残されてるか、置き去りにされていると思いがちなんですよ。ときどき気にかけてあげてください」
「わかった。気に留めておくよ」

自分で言うのも何ですが、私って意外と一部の社員には人気あるんですよ。
もう残り5年切ったからこれぐらい言ってもいいよね。
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三崎口駅に戻ったところ。
まだ雪は降り続いていてホームの軌道に車止めがあります。その先、国道134号線をアンダークロスする先は草に埋もれています。
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京急はくるま止めのから先、油壺駅まで延伸したかったのですが、それ以前に三浦市の中心にまで乗り入れる三崎駅構想もあったそうです。
でも延伸は断念、白紙になった。理由は幾つかあって、
①希少植物が自生する小網代の自を破壊する。
②その先の地権者が細かくて用地取得が困難だと。
③三浦市の人口減によりバス路線の成績もややジリ貧だって。
④油壺延伸よりも、京急蒲田駅一帯と羽田線分岐の高架建設を優先、これはとっくに実現していますよね。
なので三崎口駅はバスが国道134号線にすぐ出られる立地にあるターミナル駅で終わった。市の中心部からはまだまだ離れているのです。
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ドアが開きっ放し。外から風が吹き込んで来る。
寒いよ。上信電鉄や群馬のJR在来線だったら1車両に1箇所だけ開けて他は閉めてくれるのに。
寒いぞ~っ、アタマが。。。
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蕎麦汁もサーバーの時代に・・・ [グルメ]

相模原市の総合保健医療センターに行ってJR相模原駅に戻った時刻は10:30、すっげー腹が減ったぞ。今から東京本社に立ち寄ってから上州前橋に向かうのですがそれまで腹が持たないよ。昨夜の晩飯が少なかったのかもな。
前橋に向かうのは今日じゅうに必ず出さなくてはならない月イチの大事な届出、申請です。それは4人~5人で都道府県別に分担して向かうのです。東京神奈川埼玉は女性社員に任せて、今の寒い時期は誰も群馬に行きたがらないので私が受けたのだが・・・。

11時前だからまだ何処もランチタイムになってない。駅にくっついたセレオ相模原にマック、サイゼリヤがあるぐらい。サイゼリヤなんて入ったことないですよ。
でも時間がない。椅子に座って喰ってる場合じゃないのだ。味なんかどうでもいいから早けりゃいいと思った。こういうテンションの時は大抵失敗、後で後悔するのですが。

町田で小田急に乗り換えるか、横浜で東海道線に乗り換えるか、アプリで試算してたら10:35になり、10:36発東神奈川行が出ちゃったじゃないか。
次は10:46快速なので、それに乗ればいいや。
しゃーない。自分は三ノ輪橋の〇〇庵(佐奈田堂氏から紹介)を知ってから駅そばに全く足が向かなくなったのだが、駅改札前にあるあじさい茶屋に入ってしまったのです。
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あじさい茶屋は何処もかしこも同じ味にしてしまったJR東日本のNRE系列です。私は昔の駅毎にあった個性ある駅そば文化を締め出して統廃合した、言い換えれば滅ぼしたと思っている。
NREの駅そばを最後に食べたのはいつどこでだったか。高崎のたかべんだったかも。あれもNRE傘下に入ってしまったからね。
この日はヤキが廻ったのか駅そばの冬季限定メニューに惹かれてしまった。豚汁仕立ての根菜そばというヤツに。
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オバちゃんがひとりで営っていた。朝の出勤ピークが過ぎ、ランチ前だから閑散としている。
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根菜そばプラスかき揚げをONして券を渡します。
「かき揚げは載せます?別皿にします?」
「じゃぁ別皿で」
「ハイ。根菜そば入りま~す」
誰にそう言ってるのか。他に誰もいないぞ。
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以下、個人的な私見ですよ。見たまま、感じたままを書きます。
オバちゃんは給茶機のような機械から汁を注いでいたんです。鍋じゃない。汁専門のサーバーです。それを見て味は予想できたよ。おそらく薄くて冷めてるんだろうなって。
全くその通りだったけどね。
根菜類は畑から引っこ抜いて切り刻むのではなく、あらかじめ切り刻んだヤツが小さいビニールタッパに入っていて、それを温めてバサバサ載せるのです。それも予想通り。
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具は大根、ニンジン、ゴボウ、豚肉、コンニャクです。
もう伸びてるそば、ユルユルです。まぁそれはわかってたけど。
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そして根菜類を摘まみます。大根、ゴボウ、ニンジン、コンニャク。
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私はあまり根菜を食べない。どちらかとうと葉野菜を好むのです。白菜、キャベツ、ネギ、青物とか。大根も葉っぱの方が好きです。
サツマイモなんか殆ど食べないです。里芋やゴボウも自分から食べようとはしない。ジャガイモならジャガバターなんかでベットベトつけて食べるけど、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンが入ったカレーライスはもう何年も食べてない気がするな。
「地面の上にある野菜、地面の下にある野菜、両方食べるように」そう言ったのはどっかの部屋の親方が弟子たちに言った台詞だったな。
豚肉は1枚1枚が重なって塊のようになっていた。ミルフィーユかよって突っ込みたくなる。
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だけど肝心要の汁がねぇ。ぬるいし味が薄いなぁ。NREはどこにでもある安定した味の筈だが、何だか味が落ちましたね。
それに何かオカシイ。豚汁仕立ての根菜そば?豚肉が入った根菜そばなのは間違いないが、HPにはこうあったんですよ。
「味噌ベースの豚汁をイメージした普段とは違った味わいの商品です。」
これ味噌ベースじゃなくないか?私の舌がオカしくなければけんちん汁風の薄い醬油味のような。
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かき揚げを載せたことで更に冷めてしまった。冷えてベチャッとしたかき揚げは箸で摘まんで持ち上げたらグニャングニャン。小田急の箱根そばは揚げたヤツを温蔵庫に入れてるけどね。
そのかき揚げを汁に浸してクタクタにしながら食べる。冷えてるからこうでもしないと食べられないのだ。
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根菜をすくって食べるとなると汁を飲んでしまう。薄味でよかったのかもしれないけど。
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駅そばの不思議なところは、そばを食べてる途中でご飯ものが欲しくなるところです。カレー、稲荷とか。
再度、券売機に向かってミニカレーをONしてしまった。
オバちゃんは「足りないわよねぇ」とでも言いたげに微笑んだ。
「ミニカレー入ります」
誰に言ってるんだろう。奥にもうひとりいるのかな。
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ご馳走様でした。そしたら快速が来た。シマッタ。
乗れなかったのです。1本後の各駅まで待つハメに。
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このチェーン店は地域で店名が異なり、あじさい茶屋、大江戸そば、田舎そば、濱そば、かまくらそば、そば処中山道、湾岸そば他、幾つかあるが出すものは何処も同じです。あじさいは店のデザイン、見た目がパッとしないね。
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まぁこの日は腹を膨らませただけですね。偽りの満腹感といっていい。
駅そばは味よりもスピード重視だから仕方がないのだが、それにしても汁が美味しくないし薄くなった。それは人間が鍋でダシを取るのを止めてサーバーに変えたせいじゃないだろうか。

吉野家なんかで味噌汁サーバーはよく見かけるけど。蕎麦汁もサーバーで出す時代になってるんですね。
さるHPから。「手間のかかるダシ取り作業も、特許取得済の撹拌抽出とかえしも自動注入により職人技のダシ感を簡単に表現。材料に無駄がなくいつでも均一品質の挽きたて、熱々汁がすぐにできまする。」という優れもの。サーバーに出汁パックのようなものをセットして、自動的にお湯がだしパックを通って出てくるようになっているとか。
これの導入により店員さんは麺を湯がいて丼に入れてサーバーの下に器を置いてボタンを押すだけのようです。実際見てるとそれしかやってない。人間でなく機械が出汁を作っているのです。
安定した出汁を作るのは手間がかかるが、このサーバーは材料を無駄にせず、煮まったりもせず、均一な汁がすぐにできると。
ただ、味は別だよ。薄いし味が落ちたのはこれのせいだと思っている。店内にそば汁の香なんてしないもの。







実はこないだ、上州へ出張に行った際に、高崎駅の改札外にある立ち食いスタンドの「八起家西口店」(旧店舗名、たかべん)へ行ったのよ。そこはちゃんと鍋から汁を注いでた。
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その日は蕎麦じゃなくてラーメン食べちゃったんだけど。オバちゃんに聞いたの。
「ここは汁を鍋で作ってるよね。JRの駅そばのように機械で作ってないよね」
「ここは違います。(上を指して)あっちはそうです」
「あっち(上を指す)は味が落ちたぜ。やっぱ人が作んなくちゃだめだぁ」
「ここは入れてません」
肯定も否定もできないオバちゃんはそう言うしかなかった。
2人して口に出たあっちの店です。新幹線と在来線の間、乗り換え改札にある駅そば。
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これがそば汁のサーバーです。開発した人は凄いけど、罪なものをこしらえたね。
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こうやって幾ら種類を多くしてもねぇ。
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基本の汁がちゃんとしてないと幾ら種類を増やしてもダメだよ。麻婆蕎麦って何さ?そこまでいったら出汁汁なんか影響ないでしょう。
企業なんだから人件費削減して営利に廻すのはわかるけどさ。NREのH社長さんに「喰ってごらんよ」と言いたいね。味の改変を考えてないのかな。
サーバーを導入したならしたで味をちゃんとしないとJRの駅そばは滅びるよ。

次の各駅に乗ったら本社の某社員からメールが来て、
「すみません。群馬の申請無くなりました。数字が届かなかったのです」
えぇ~っ、だったら他でゆっくり食べたのにぃ。
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バレンタインかさや [グルメ&人間ドラマ]

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閑静な住宅地の一画に赤いテントが映えている。
2月は江東区~東陽町~東西線沿線からその先、京成大久保辺りまでの公用が多かった。それももうすぐひと段落します。
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引戸をガラガラ開けたら先客さんが3名、そのうち工事人さんが2名と会社員がひとり。工事人さんは種類たくさんオーダーされてたな~。
私はここへ来るまでにホイコーロ(回鍋肉)にするかカツ系にするか迷いに迷って来た。ホント胃袋が2つか昼が2回あればいいのにって思った。
「ホイコーロ、野菜スープ・・・」
「ホイコーロは定食にされますか?」
「そうだねぇ・・・」
昼呑みでもすると思ったのだろうか。公用中の昼だから飲めないですよ。いつか飲んでみたい気はするが遠いし帰りが遠くなるしねぇ。
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店内2.jpg
かさやさんのフロアは広くないので、給水器が置いてない代わりにテーブルの数だけ冷水(ウーロン茶)ボトルが常時冷やしてある。テーブル数分あるかどうか。
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メニューボードの下に気になることが書いてあるぞ。
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TVに出たんだ!!
ぶらぶら町中華??
2月9日(土)CSテレ朝2chで昼の14:30~15:20だって。
3月25日(月)千葉テレ、朝8:45~9:45にも。
「ウチは千葉テレは映るかなぁ」
「映んないんじゃない?」(ジャン妻)
番組案内を見たら妙典駅から451mとあった。細かいな。1m単位で測ったんかい。
ぶらぶら町中華の町中華探検隊メンバーは知らない人ばかりです。誰?北尾トロさんって?下関マグロさんにフリーアナウンサーの鈴木貴子さん?知らないです。
私は日頃からバラエティー番組見ないし、バラエティーどころかTVドラマすら全く見ない人なので。
敢えて隠す必要もないのですが、番組のHPから拝借しました。
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順番が前後しますがこれ水じゃないです。具を食べ終わった後の野菜スープ、スープだけ。
ぜんぜん余計な油やカスが浮いてないでしょう。
よくない油を使ったり炒め方が下手で荒い店の野菜スープは、スープが丼に接する部分にアクや油コゲが浮いたり付着したりする。このスープにはそういうアクが全然ないのです。何て美しいんだろう。
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供されたところですがお盆の角っこに何故かマーブルチョコレートが載っているのは何故だ?
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深窓の美女が纏う白いベールのようなスープからホイコーロ(回鍋肉)に目を転じます。
こちらは濃い黒茶色のソースでドロドロしています。
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キャベツがシンナリしていた。芯の部分なんて全くないです。具よりソースの方が際立ってますな。
スープと比べたら白と黒、美女と野獣みたいだ。
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野菜・キャベツが中心でお肉が少ないのでご飯がすすむかというとそうでもないのですが、お腹一杯になりました。
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アポまで時間があるので、江戸川べりを散策してみた。
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この辺りを知行した小田原北条氏の家臣、篠田雅楽助(ウタノスケ)が記載されていた妙好寺から6号線に抜けたところ。
ここからくるま屋ラーメンまで飲食店が1軒もないのです。ありそうだけど無い。
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そういえば。あのマーブルチョコはカバンに入れて持ち帰りましたが、この日は2月14日、ああそうかバレンタインデーか。
私は世界中が優しくなれる?クリスマスはまだしも、バレンタインデー、ホワイトデー、ハロウイン、この3つは物を売る側の商業戦略だとしか思ってません。
かさやさんの後でもう1箇所回って東京本社に帰社したら、私のデスク上に汚くて小さい紙袋が丸まって置かれていた。
私は最初ゴミかと思ったのです。「誰だ俺のデスクにこんなゴミを置いたヤツは?」と言いかけて中を見たらソフトサラダ(塩味のセンベイ)が数枚入っていた。
付箋に「いつもありがとうございます」なんてメッセージまで付いている。
「誰からだこれ?」
「隣の課員は下を向きながら、黙って私の前の席を指した」
ソリの合わないオンナからだったのです。
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「これってバレンタインか?」
「さ、さぁ・・・ど、どうなんでしょうか・・・」
課員は私とソリ合わないオンナとの関係に関わりたく無さそうに答えた。本人に聞いてくださいよと言いたそうだった。
私とソリ合わないの関係は周囲に余計な緊張感を与えてるのかい。昨日も私のプライドを傷つけやがったんですよこのオンナは。私は大人の対応で流しましたけど。
だけどこういうのを貰うと後が面倒なんだよな。貰った以上は貰ったもの以上のものを返さなきゃならないし。塩せんべい数枚でさ。めんどくさ。バレンタインなんて止めちゃえばいいんだ。
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