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かさや8 カツカレー [グルメ&人間ドラマ]

東西線妙典駅です。何処へ向かっているかおわかりですね。
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このカレー屋さんです!!
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嘘ですよ。この先の中華かさやさんです。まぁこのカレー屋も気にはなってますけどね。
その先へ歩きます。
路上喫煙禁止の街なんだ。そういえば喫煙して歩いてるの人見たことないし、妙典駅前に簡易的な喫煙所があってそこで数人が肩身狭そうに吸ってましたね。そこだけ煙だらけなの。
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いい天気、陽気ですが、実は今日は少し気が滅入っています。
私だってそういう時があります。
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赤いテントが見えた。
この店のネタは1話完結です。行くこと自体が小旅行のようなものだから。
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2月のバレンタインで行ったきり3月は行けなかった。
4月半ばになって、やっとこっち方面(東西線沿線)の公用が入ったのだ。とはいうものの江東区内だけど。
その公用は自分の大シンパでもある草の者12号のテリトリーだが、
「自分行きましょうか?」(12号)
「いや、10連休前で時間が無いので自分が行くよ。」
かさやさんに行きたいが為に「自分が行く」と強奪したようなものです。で、その強奪した案件ですが、この過去記事の現場なのですよ。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-04-24-2
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-04-26

もと社員が亡くなった記事ですが、ちょうど3年前の今頃でしたね。退職してしばらくして亡くなったのです。上州安中104でランチしてたらジャン妻から訃報を聞いた。
同じ現場の社員が6名いて、うち4名が通夜、私と残り2名が告別式に出席した。草12号は草になる前の一般社員の頃で、私と告別式に出席しています。
実はこの記事で亡くなった女性は病死ではない。事故でもない。
自死です。自ら絶ったのです。
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12:40過ぎ、私の他には誰もいない店内です。
久々なのでメニュー載せます。
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ここでチェックしてください。カツカレーが900円になってるでしょう。これねぇ後で若が勘定を間違えたんですよ。
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角煮ぃ?
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若が壁のTVを点けた。それまで静かな店内にワイドショーの音が響く。別に私はワイドショーなんか見たくないんだけど。
この時間帯のTVはロクでもないワイドショーばっかりで嫌い。コメンテーターウルさいし。
案の定傷ましい報道が。3月31日で閉店したセブンイレブン都内某店の悲劇だった。
ドミナント戦略(特定地域に集中して複数個の店舗を出店する)で売り上げ減、一家が崩壊、店長であるご主人が失踪、長男さんを亡くし、閉店した会見が報道されていたのだ。
観てるつもりはないのだが、嫌がおうにも耳に入ってしまう。
過酷な環境で惨い内容だった。自分もコンビニは利用してますけど24時間営る必要あるのかなと思ってますよ。深夜に危険を感じた女性が駆け込んで身の安全を図る場所ともいうけど、そんな時間帯に出歩かなきゃいいだけのことじゃないのか。
ワイドショーから目をそむけ耳を塞いだら3年前の事件を回想するモードに入ってしまう。そこから逃げようと顔を上げたら番組が目に、耳に入ってしまう。どちらにしても気分が滅入ってきた。

テーブル上にボトルがデンと鎮座されます。グラスは氷入りです。
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「今日はこっち方面でお仕事ですか?」(若)
「まぁそうです。とは言うものの江東区だけど」
東陽町から足を伸ばしたんですよ。

狭いながらも整理整頓された卓上、箸、ティッシュ、調味料。
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ついにカツカレーなんてものをオーダーしてしまった。
ロースカツ、端っこだけ少し筋っぽいけど。真ん中の何枚かはいい肉・・・でもないかな。まぁ普通の肉ですね。
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昭和のカレーですね。少し小麦粉も入っているようだ。これにジャガイモやニンジンでも入ってたら家のカレーだが特に具はないです。
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辛さもほぼ皆無です。スープの方が濃かったりして。
このラーメンスープがカレーに合うのですよ。
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スープのせいでラーメンを食べたくなったがガマンします。
福神漬とラッキョウがたくさん。
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喰いながら思ったのですが、このカツのボリュームじゃぁこの店を教えてくれた佐奈田堂氏は足りないだろうな。カツ3枚トッピングしても足りないんじゃないか。
あ、氏はカレーは食べないんだっけか。
美味しかったよ。何だか食べてる間に滅入っていた気分が消えていたのは美味しいものを食べたから?
「ごっそさん」
「はっぴゃくごじゅうえんでぇす」(若)
私は会計時にあまり伝票を見ないし確認もしないので、無造作に釣り銭をポケットに突っ込んだが、後でメニュー写真を見たらカツカレーは900円なんですよね。50円損してますよ~。
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妙典駅から東西線に乗車して草の者12号の現場に立ち寄った。
「江東区どうでした?」(12号)
「出してきた。すぐ受理されたよ」
「ヨカッタ」
「次回の・・・の件は頼むぜ」
4月5月は新卒や異動が多いので、その辺りの届出を委託した。
私と草12号はその女性の告別式から急に親しくなり信頼し合うようになった。星空から女性が導いてくれたのだろうか。

現在12号がいるところの店長は3年前に亡くなった女性に指導を受けた男性です。厳しい指導を受けて今は後輩を指導する側に。
亡くなった3年前のことはよく覚えてないそうですが、控室には亡くなった女性も写っている集合写真がまだ掲示してありましたね。
送別会で女性は私の隣にいたんですよ。後で幹事から聞いたのですが、私を「会に呼んで欲しい」と言ったんだそうです。
「何で俺なんかを呼んだのかな」
「そりゃ好きだからでしょっ」
女性の同輩に「そんなこともわかんないの」と詰られましたがね。
でも今年入った新人や、近年入った若手社員はその女性のことを知らない。
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KIYA [グルメ]

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船山温泉に行く日のランチは大抵ここですね。伊豆の根っこ、函南のKIYAです。
「KIYAってアナタが見つけたの?」
「う~ん、あの前の道を走ってる時に見たら、いい感じのレストランだと思って気に留めてたんだよね」
「じゃぁ紀尾井(静岡市内の料理が秀逸な廃屋酒場)に行き始めた時だ」
「そう。多分、紀尾井の時だね」
紀尾井の主人は洋食出身(イタリアン)だからカニクリームコロッケが被るのだが、丹那の牛乳で仕込まれたこの店のカニコロもなかなかイケます。
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9時に家を出て、渋滞無しでスイスイここまで来た。10:55着でしばし駐車場で待って11:00きっかりに入店、私らがいちばんだったが、後からお客さんが入って来て、若いペア客、家族連れ、老夫婦、老婦人数組、11:30にはほぼ満席になったぞ。
久々なのでメニュー載せます。
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お客はやや年齢層が高い。老婦人たちが生姜焼き、アジフライ、ハンバーグ、カツ、食べてる食べてる。肉を喰らう元気なお年寄りたち。
意外にも店スタッフは若い子が2人いた。若返ったな。前はあまり愛想の無いママがフロアを担当してたんだが。
顎髭を生やした若い男性がいたらからおそらく2代目経営者だと思います。よく似た風貌で年齢が高い男性もいて、おそらくは兄弟かなと。
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「アタシはカキフライとカニクリームコロッケの定食でご飯は五穀米」
「私はベーコンと季節野菜のパスタ・・・カニクリームコロッケ1個・・・」
「パスタにするの?」
「・・・いけねぇかよ」
「珍しいわね」
「初めてじゃないかな」
船山温泉では猪肉、甲州牛、イワナ、ヤマメ、山に棲む動物たちの蛋白質をたっぷり摂るので、昼は軽くパスタにしたのだ。季節野菜云々と明記してあったしな。
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私のパスタはセットなので、スープ、サラダ、ドリンクが付くのだ。
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スープが冷えた頃にまず私のパスタがきて、少しだけ間を置いてジャン妻の定食がきました。
ウチらのが出てからは、混んでる他のお客に次々とフライ、カツ、バーグ類がバンバン出てましたね。私のパスタだけカテゴリーが違うから後の料理を堰き止めてしまったかも知れない。
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こっちを向けさせたところ。
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私のパスタは何だか塩味の焼きそばに見えなくもないなぁ。
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確かに野菜が多い。パスタに野菜が混じってる。
サラダも付いたし。別注文のカニクリームコロッケにもキャベツの千切りがついてきたし。
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「芋かこれ?」
「紫芋よ」
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薄くスライスされたニンジン。。。
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素揚げしたスライスカボチャ。。。
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パスタに白菜とは珍しいな。。。
高崎で下仁田ネギのパスタな~んてのはあったが。
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まぁ至って普通です。だけど塩加減味が薄いな。ジャン妻に少しあげたら「薄くない?これ(タバスコ)かけたら?」
「私がタバスコなんて使うわけないだろ」
使ったことないです。辛いし。アタマによくないし。
粉チーズをドバドバふりかけてやった。
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パスタが雪を降らせたようになった。これでも味が薄いなぁ。
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カニコロを割ってみる。
クリィミーな味です。でも足りずに、ジャン妻の皿に載ってるマヨネーズをかけてやった。
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「何でそういうことをするのっ?」
「・・・」
スプーンでジャン妻の皿に残ったマヨネーズをブルドーザーよろしく掻き集めてペロッと舐めたのよ。
「止めなさいよ」
「もうしないよ。だってもう無いもん」
「・・・」
こういうことをするから高崎のBAR・ASLIのマスターに「ジャンさんマヨラーですよね。バーミヤンの唐揚げメニューにタルタルソースがベットリなのがありますよ」と教えられる始末。
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お会計に立って歩いてたら粗相をしてしまった。袖が引っ掛かってこの写真に写ってる植木、観葉植物を倒してしまったのである。
「腕をこう(左右に)広げて歩くからよ。前後に振りなさい」
「肩幅が広いんだからしょーがないだろ」
「そういう問題かよ」

「パスタは失敗だった。次回は肉に戻すワ。でもまぁKIYAは高いよね」
「基本のベースが高いよね」
ところが。次回、肉に戻さなかったのです。
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ドリアにしたのだ!!
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ついてきたサラダちょこっと。
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別に丹那のカニクリームコロッケ。
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ドリア熱々です。
「アナタこういうの食べるの初めてじゃないの?」(ジャン妻)
前回と同じようなことを言いやがって。確かに自分でも珍しいと思うけど。
私はドリア、ラザニア、グラタン、リゾット、それらの区別がようワカラン人なのですよ。ドリアはライス、ラザニアはパスタなのですか??このドリアにはライスもマカロニも入ってました。
こういうものは滅多に食べないし自分から食べようと思わないし、焼きチーズ系の料理って時間がかかるじゃないですか。
女子社員とランチに行けばこういうのが食べられるのかな。
このとき何でドリアにしたのか。やっぱり夜に猪肉、ワインビーフ、川魚、野趣溢れる動物性蛋白質料理になるから昼は違った路線にしたかったのだと思うな。
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ジャン妻はバーグ。きめ細かいやわらかいバーグですが。
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船山温泉から戻ると体重が増える訳ですよ。でもそれをわかってて体重計にデンと乗るジャン妻である。
「アナタも計りなさい」
「ヤダ」
増えてるに決まってるじゃないか。しばらくは家で粗食になるので1週間か10日経ってから計ります。するともとに戻ってるのだ。旅行から戻ってすぐ体重計に乗るのは精神衛生上よくない。
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アクシデンタル [船山温泉]

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朝5時頃、215号室ベッドで目が覚めて、寝返り打ってWCに起きようとしたら腰に激痛が走ったのです。ズッキーン!!
ベッドから起きられないの。
無理して起き上がったら呼吸まで苦しくなり「ウゥ~ッ」って唸った。
立てない、立ち上がれない、ベッドに腰掛けてるだけでズッキーン、ガーン、腰から脳天に痛みが突き抜ける。
自分に何が起こったんだ?昨夜エントランスでT館長とくっ喋ってる時は何ともなかったんですよ。ソファーに斜めに構えて座って経営談義や人事談義、船山温泉も働き方改革に迫られてるとか、従業員に5日間の有給休暇を取得させる義務とか。
「完全に週休2日休ませるのが厳しいなら、半休を2回、それを1日とするってのも可能なんじゃないのか?シフトをズラしちゃえばいいんだ」
そんな余計なアドバイスもしたんですがね。

小用から戻って再度寝たのですが、船山の夕餉って野菜が多いから消化がいいのと、猪エキス、ワインビーフエキス、添えられたガーリックチップ、山菜野蒜などなど、大腸を促進する効果が抜群なので何回かWCに立つんですよ。で、その都度起きるとズッキーンって痛むわけですよ。
ベッドから起き上がって畳に足を付けてそのままベッドに座った状態でいても痛むぞ。手すりが無いから腰と下半身の力だけで起き上がるにしても動けないのです。
でも腸が活発な運動を始めたから立たなきゃWCに行けないので、無理して立ち上がり、激痛に顔をしかめたまま、ソロリ、ソロリと牛歩状態で歩いてWCへ。
何回もWCに立つのがイヤなのでしばらくWCに座ってたの。美しい話ですが、力むと腰も痛むし、押し出そうとする力のせいで、お腹が痛いのと腰が痛いのとダブルで痛むのです。
美しい話ついでに。215号室のWCってペーパーが右手前にあって伸ばさないと届かない、ちぎれないのだ。手を伸ばすだけでズッキーン。
今までの痛みのレベルじゃない。立ち上がって、立ち上がれてしばらく立ってるとそのうち楽になるのがわかった。

腰の痛みを堪えながら何回かWCに立った。傍らでジャン妻は爆睡中でしたが、隣で私が唸っているのでさすがに目覚めて、
「どうしたの?」
「腰が痛ぇんだ」
普通以上の痛みであることを訴えた。
そうやってベッドとWCを往復しているうちに8時前になり「フロントでございます。朝食のご用意が整いました」と内線が架かってきた。「腰が痛い。湿布ないか?」って言いそびれた。
あまり騒いで忙しい時間帯のフロントに迷惑かけなくないのもある。下で誰かに会ったら言おうか。

ムクリと起き上がったプチ公(ドライヴの御守)
「そろそろ出立か?まだ早ぇだろ」
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「腰が痛ぇだと?」
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階段を下りると一歩一歩、足裏から腰にかけて激痛が走るのだ。
若女将さんが下にいた。
「腰が痛ぇんだ」
「え?大丈夫ですか?」
大丈夫なわけないだろっつーの。食事処に案内されてそれで終わりでしたよ。
腰が痛くてもご飯はバイキングに取りに行かなきゃならないんだよな。バイキングを恨んだよ。最初っから盛って置いといてくれりゃいいのにさ。
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山の朝餉が既にセッティングされています。腰をピンと伸ばした状態でいただいた。プチバイキングなのでオレンジジュース2杯、ご飯2杯、ジャン妻に持ってきて貰った。
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主(アルジ)を心配するあまり、食事処にまで付いてきたこの子。
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腰痛くても食欲はあるから完食しました。こんなに美味しかったか船山の朝飯って?
「食べたら少し楽になった」
「身体が温まったからだと思う」
「ギックリ腰かな?」
「いやぁ。ギックリ腰だったらそんなに歩けないし、もっとひどいと思うよ」
「こんなん初めてだよ。セール日に応援勤務していた時に養命酒の箱や洗剤を山積みにする作業で腰を痛めたことはあるが、それとは違うな」
「急に?」
「朝起きたら急に。だって昨夜までは何とも無かったんだから。寝てる間に上から腰を踏んづけたんだろ?」
「笑、歩き過ぎじゃないの普段?」
最近支給された会社携帯にアプリで歩数計が搭載されていて、1日に歩いた歩数が出るんです。外回りの多い私はだいたい平均15000歩で、多い日は25000歩を超えた日もある。30000歩まではまだ到達してない。
「昨日も宿の周りを歩いたでしょう」
会社携帯を持ち歩かないで散策したのでどんだけ歩いたかはわからない。たいした距離じゃないよ。
「明日は休めないんでしょ」(ジャン妻)
休めないのだ。明日4月1日は入社式があって新人が50人入社するのです。私は入社式には出ないけど、その後のコーナーでソリ合わないオンナに連れられて自己紹介だけするのです。
それが済んだら大事な公用で上州前橋に日帰り出張するから絶対に休めないのだ。
草の者たちに指示命令を出さなきゃならないのもあるし。

困ったなぁ。こっちは外回りが主だし、歩かなければ仕事にならないし、
「よりによって何で船山で腰を痛めるかなぁ・・・」
「だいたいそのトシまでこれまで腰痛にかかったことがないってのがオカシイわよ。誰だって1度や2度はかかってるわよ。アタシが前に腰痛になった時に横で笑ってたよね。何オカシなカッコ、動きしてるんだって」
「笑ってた?」
「アタシなんかこうだったよ」
ジャン妻は腰と背中を固定して、腰から上だけでなく身体全体を曲げてヨチヨチ歩く仕草をした。
「そん時どうしたの?休んだっけか」
「その頃は休めなかったんだよね。デスクの椅子に座ったら大丈夫だったんだけど、立ち上がった時と、歩く時がとダメだった。座ってても痛かったかな~」
「俺は歩けるんだから軽い方か」
「そうだと思うけど。」
「どれぐらいで痛みが引くのかな」
「アタシは2週間ぐらいかかった。でもそのうち気にならなくなって気がついたら治ってたわね」
そういうものなのか。
215室で寝そべった状態でT館長にメールしましたよ。「腰を痛めた。湿布無いですか?」って。館長は腰痛のプロフェッショナルでもあるからね。(私とは違う症例ですが。)
館長自ら部屋に湿布を持ってきてくれたのです。
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しばしベッドに寝そべり、WCに行って、起きたら痛いを繰り返す。
「腰揉んでよ」
「アタシは素人だからヘンに触らない方がいいわ。返ってヒドくしたらタイヘン。痛み止めは?」
「家にはある。今あっても、これからくるまを運転するんだから飲めないさ。うん?くるま?」
タラ・・・(汗)運転席シートに座れるだろうか。
「湿布貼らないの?」
「風呂で伸ばしてから」
空く時間帯であろう10時過ぎ、渓流の湯を貸し切り状態です。
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これを見て閃いた。
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この湯の注ぎ口に腰を近づけて打たせ湯にしたのです。
これがその状態の目線。
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注ぎ口に腰を向けて当ててるだけだが、事情を知らない人が見たら何て下品なカッコしてやがると嫌悪されるは必定です。
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チェックアウト時に館長がいて、
「大丈夫ですか?」
大丈夫なわけないよ。
「風呂(渓流の湯)に誰もいなかったのを幸い、湯の注ぎ口に腰を当てて・・・」
腰を突きだした格好をしたら館長は吹き出しそうになった。人の苦しみを。

昨夜艦長に言われたの。(館長を変換ミスった。でもオモシロいからこのままにしておきます。)
「あの小さい鳥は今日も持ってきてるんですか?」
「部屋にいますよ」
そういう遣り取りがあったので、ついにフロントに登場。
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「あっホントだ。あのキャラですね」
「ホレ、挨拶せんかい」
プチは内心で「なにをこの野郎、腰を痛めてるクセにエラっそうに」と思ったらしい。
「いつも主(アルジ)夫婦がお世話になっております。今後ともよろしくお願いします」ペコリッ。これで、さら、ASLI、船山、3箇所公認キャラクターになりました。
会計時に捺印して船山温泉のスタンプカードが埋まった。これがラストカードです。現在は発行されていません。次回は基本料金だけ無料になる筈だ。
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堰堤の先にある桜はソメイヨシノではなくヒガンザクラだって。
「早く散るから桜は美しい」
毎年言うその台詞が帰りの車内でも出ました。
この後、静岡県内某所にあるウチの支店に寄らなくてはならないのだ。そこでも「どうしたんですか?」とウルサく聞かれるだろうな。
帰りの運転中はまだしも、SAで下りた時に、ズッキーン、しばらく立ってると和らぐ、その繰り返しでした。
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翌日1日は電車激混みが予想されたのでいつもより早い時間帯に家を出てゆっくり出社しましたが、こういう時に限って吊革に摑まって立っている私の前の座席が空いたりするのです。それも2席も。誰も座らないから座りましたけど、座って「痛っ」到着して立ち上がる際にも「痛っ」声に出た。

腰を押さえながら50人の新卒入社員たちに軽く凄みながら挨拶・自己紹介して第二の故郷、上州に向かったのですが、何処にも寄らず、飲まずに真っ直ぐ帰宅しています。新幹線MAXの座席シートから立ち上がった時や、コンパクトレンタカーでくるまの乗り降りの度にズッキーン!!運転するから痛み止めを服用するわけにもいかないですからね。
この記事をUpしている現在は小康状態ですが・・・。
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野趣溢れる料理たち [船山温泉]

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ジャン妻がしかめっ面をしています。
右手親指を突き指したのです。
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「挟んだのか?」
「そうじゃなくて、座った状態で椅子を持って前に動かしたら・・・」
勢い体重余ってテーブルの縁にガーンとぶつけたんだそうです。椅子を動かした勢いに己の体重が加わって、相当な負荷が親指にかかったようです。
「(ビール)注いでよ」
「・・・」
「親指が痛いのよ。気が利かないわねぇ」
「骨折か?」
「まさか。打撲よ。痛っ。まだジンジンする」
大丈夫か?でも私も翌朝、えっ?何だこれは?っていう痛みに襲われることになるのですが。
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船山温泉の夕餉はいつもいい意味で同じです。この宿に来ればこれが食べられるでいいのです。
山菜が多いですね。伊豆高原八幡野で出される彩鮮やかカラフルで美しい根菜や香味野菜ですが、船山温泉で出される野菜は泥臭い野菜、山菜が多いです。そこらの山で採ってきた野蒜(ノビル)、フキ、ウド、そういうのが混ざっている。
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野趣溢れる前菜ですが、地鮎の春巻、何かのパイ包み、何とか豚の・・・忘れた。
ほうれん草のソースだったり牛蒡のソースだったり。
若女将さんの前菜説明では覚えきれなかったので後日T館長に聞きました。「前菜の内容とソースを教えてください」って。
甲州富士桜ポークの自家製テリーヌ ごぼうソース添え
小鮎の巻揚げ、ゆずこしょう(粉末)鮎の下のソースはホウレンソウのソース
野蒜の素揚げ
ヨモギの天ぷら
筍と蕗の薹のパイ包み焼きトマトソース、ゴーダチーズ
地元農家でもらったネギ田楽ソース
つくしの酢漬け
黄色い花は白菜の花で、端のソースはゴマ酢味噌。
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「岩魚が寂しくなったわねぇ」
「そうだなぁ」
「最初の頃はドーンとたくさんあったのに」
「確かに近年のイワナは小さく、少なくなったな~」
別注の特別料理にすれば大きいサイズになるのかな。骨煎餅付だし。
最初の頃はこれだけボリュームがあったんですけどね。
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クレソンも少ないし。自生が上手くいってないのかな。

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ジャン妻はが親指が痛そうなので猪鍋もよそってあげました。
野菜もたくさん。
「椎茸はそっちで食べてくれ」
「食べないの?あ、アタシにこんなに椎茸よこして」
どうも煮た椎茸が苦手で。焼くのはいいんですけど。白菜、ネギ、牛蒡、青菜は菜の花です。今日の猪肉はやわらかくて筋っぽくなくて美味だった。
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メニューには塩焼と書いてありますが。ウチらはずーっと素揚げです。
ジャン妻は箸で身を砕いて口に運んでいる。
「アタマっからガブッとイキなさいよ」
「ヤダ」
添えられた山菜は野蒜です。ここ何回かの添え物小鉢は蕗を潰して味噌和えにしたのがよく添えられてた。それもいいけど、あさつきの食感に目覚めたので似たような食感の野蒜に戻して貰ったのです。
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こないだ家近所の八百屋に野蒜があったので買っちゃいました。
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これはRakutenにあった甲州ワインビーフヒレですが。
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船山温泉ではサイコロにカットされています。
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甲州ワインビーフヒレ肉がサイコロ上なのは、食事処でお客が焼くので肉の焼き加減を見やすいから。焼肉屋と一緒ですよ。
まるまる1枚だと客がナイフでカットしなくちゃならないし、そこまで大きい鉄板はセットできません。
このお客が焼くスタイルについてはいろいろご意見があって。①「客に焼かせるなよ」というのと、②焼いた際の匂いが服に付着する、③部屋の換気がイマイチよくないというものです。
ステーキは個人の好み、焼き加減がバラバラで、客さん全ての好みに対応するとなると専任のシェフが必要だし、厨房から食事処までの長い動線もあるから焼いて出すのは不可能なのです。シェフが各個室を廻って目の前で焼く訳にもいかないし。だから客に焼かせざるをえないのです。
岩魚刺身に付いていた生姜を取り置きして生姜焼にしたりします。
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いつも出されますが、このソース、右側の甘いソースは使わないなぁ。左側の大根おろしポン酢、これだけ舐めた方がお酒に合いますよ。
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手打ちそば、大分、粉っぽくなくなってきた。
喉越しのいいツルツルした蕎麦じゃないですよ。
「佐奈田堂氏ならこれに赤唐辛子を大量にかけるだろうな」
「???」
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酒は熱燗、笹一を3本ほど。船山温泉でいちばん安い酒です。
持って来たのはベテランの2人のMさん、どちらも昭和の街角食堂の接客が素晴らしいです。

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〆の筍ご飯をよそってくれるところ。親指の痛みは治まったようです。
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筍ご飯、生姜焼定食であります。
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庭を見るジャン妻の後姿。
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最後の杯をグイッ!!
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でもどれもインスタ映えしない写真ばかりですね。
食事処は薄暗いし、食器の色も暗くて濃いし、お世辞にも美しい料理とはいえないし。
でも美味しい。ここでしか味わえないのだ。
さぁ夜桜見物に行くぞ。
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ついに桜開花の船山温泉へ [船山温泉]

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桜の時期の船山温泉は初めてです。52号線(富士川、身延街道)沿いに「あそこに桜が」「あれも桜?」そう気付かせる桜が幾つもあった。咲かないとわからないものです。
紅い船山橋を一気に渡らず少し手前で減速して、
「停めて、降りるワ」
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後からゆっくりついていった。
館内には来館を知らせるチャイムが鳴っている筈だ。

船山温泉を知って10数年、ついにこの日が、この時がきました。
20年近く経理畑だったジャン妻は、例年3月末が期の締めで4月が締め作業&次期予算策定と重なるので3月末~4月上旬の桜開花の時期には全く来れなかったのですが、一昨年に会社が変り伊東甲子太郎の許へ移籍したので、経理ルーチンワークから完全に外れたので来ることができたのです。
「会社が変らなかったら?」
「多分、来れなかったと思う」
「無理して1泊ぐらい来れただろ」
「でも経理ってねぇ。やっぱりその時期その時期だと休み難いんだよねぇ」
貸し切り内湯、清水から。
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春になりかけでまだ荒涼とした風景、これが新緑になると映えるのだが。
「向こうに桜が1本だけ見えるけど・・・」
「???」
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二人静から。この辺りは荒涼としている。やはり桜はその時にそこだけ咲くから目立つのである。
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静山の湯、露天から。
清水から遠望された桜が近く見える。堰堤の向こうにある。
あのひときわ映える桜は何だろう?
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いつもの部屋から。見慣れた、撮り慣れた風景ですが。
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今回はエントランスに展示物は無し。工芸品や書家の類が何もないのがいい。このまま何も置かない方がいいよ。あ、館長が来た。鼻の下の髭だけないぞ。今の時期花粉が髭に付くからそこだけ剃ったらしい。
「この時期初めてですよね」(館長)
3月だと震災直後に2連泊したことがありますが、あの時は河津桜は咲いていたがソメイヨシノはまだ開花前だった。
「来れたのは彼女の会社が変ったからね。定年まで来れないのかなと思ってたが」
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敷地内の桜を見て歩く。船山川沿いの桜。
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駐車場の桜。
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久々に裏手の山道を歩いてみる。足元に草は無いのでまだヤマビルが出るには早い頃か。
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坂を上る。桜が誘っている。
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船山館を見下ろす辺り。振り返る。
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坂を下りて森林作業場へ。
あ、さっき、静山の湯から遠望できたあの桜だ。大きいぞ。
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あの桜はソメイヨシノだろうか?
河原に下りて向こう側に渡って見上げてみたいが、そうすると静山の湯や渓流の湯が見えてしまうので、いったん宿の敷地内に戻って、林道を上がってみた。
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堰堤上流の桜、デカいなと思って近寄ったら2本の桜が寄り添ってた。夫婦桜か。
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この辺りは見えないように黒い幕が張ってあり、桜が立っている辺りは立ち入り禁止の畑なので、全体像が撮り難いのですが。
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桜の開花時期は短い。今だけです。「ワタシを見て今だけよ」そういう声が聞こえるようだ。
「普段は何気に通り過ぎてるクセに」とか。
「桜は潔くパッと散るからいいのよ」(ジャン妻)
彼女の口から毎年出る台詞です。私にも早く散れとしか聞こえないぞ。
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この地で8周年 [居酒屋]

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鼻がムズムズする。
都会では全然平気なのに群馬に来ると花粉にヤラれるらしい。
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この店にしては混んでた。
8周年記念フェアだからです。記念品がこれ。
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不気味に光るボールペン。わざわざ作ったんですか?
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2011年春にOPENしたそうですが、震災直後だったので華々しくアピールすることなく、ひ~っそりと開けたんだって。
最初に暖簾を潜ったお客さんはもう来てないそうです。
「何か新しい店ができたなぁ、こんな場所じゃどうせすぐ潰れるだろうから、潰れないうちに入ってみようってな感じだったと思いますよ。笑」(店主)
私は群馬転勤が解けて帰京してからレンタカーで前の道を走ってたまたま見つけたんだよな。
店のネーミングに惹かれたのもあるかも。
名前が名前なのでGHや施設と間違われたりはしょっちゅうで、常連さんの携帯で、
「今どこにいるんだ?」
「〇が家にいるから来いよ」
しばらして
「お前、家に行ったらいねぇじゃねぇか」
「家じゃねぇ。居酒屋の方だよ」
私もタクシーの運ちゃんに、
「家に帰るんですか?で、どこです?」
ってのが1回あったな。我ではなく和なのはママか娘さんの名前らしいが。
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最初の2~3回は行く前にご丁寧にも電話してたんですよ。「1人席ありますか?」って。遠方から来てわざわざ電話くれるなんてどんなお客さんだと思ったみたいだ。
今はもう電話しません。しなくっても店から連絡が来るし。
ちょうど群馬に行く案件が発生して、日程を調整して、相手とアポイントを取ってる段階でタイミング良く連絡が来るのです。そういう嗅覚をお持ちらしい。
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この日は火曜日で、前日の月曜から8周年記念フェアが始まっている。旅人の惑星さんからもご連絡いただいたのですが、週初めの月曜は動けないので(火)に来ました。
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サクッと揚がったアジフライの半身。生臭さ皆無で、定食屋のアジフライとも違う厚みのあるしっかりした食感
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今宵もバンバン焼きそばが出てる。殆ど焼きそば屋の感がある。
そりゃあれば出るでしょうよ。
380円だから他の麺類、そば、うどん、ざるラーメンと価格統一されていますね。屋台の焼きそばより安いんじゃないかな。
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最初に具だけ取り除いて食べて、麺類だけにするのです。
あ、底の方からキャベツが出てきた。
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「ルイベって凍ってるの?」
「ええ、凍ってますよ」
「今オーダーしたらいいアンバイに溶けるかな」
ルイベって冷凍保存の生魚だから新鮮なネタを出せない店が出すものだと思ってたのだ。何で凍った刺身を食べさせるんだって。
先にオーダー入れて自然解凍させようとした。
なるほど凍ってますね。
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鱒のルイベですね。鱒や鮭を雪の中に埋めて冷凍保存して、凍ったままの状態で切り分け、火で炙って融けかけたところを味わうんだと。
川魚は好きですが凍った刺身はイマイチ好きじゃないのです。口の中が冷たくなった。でも熱燗にルイベか。組み合わせとしてはいいですね。
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店の中にいるのに、クシャミは出ないけど鼻がムズムズして鼻水が垂れてきたので、ボックスティッシュを掴んで鼻をかんだ。
「花粉症ですか?」
「(ブビ~ッ、鼻をかむ音)う~んオカしいな。花粉症ってのは現代人が罹るもんで、私みたいな原始人が罹るわけないんだが・・・」
かんだティッシュはポッケに入れました。その辺に置いたりしませんよ。
ウチはジャン母も花粉症知らずです。花粉が飛び交ってる時期にも平気で外に布団干してますからね。
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すっかり脇役になった感のある竹輪磯辺揚げ。他のお客さんに出てるのを初めて見た。
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カワハギ、ウチの近所の魚屋の方が肝が大きいな。
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焼きそばアンコール、青海苔とキャベツ無しでお願いしたらオニオンがドッサリ。
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オニオンを除ける作業をしてからヌードルだけにして。
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マヨネーズをちょこっとだけ。
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日帰りなので帰りの時刻を気にしながら、酔わないように抑えながら滞在しました。
19:56上り電車がキタところ。
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またねぐんまちゃん。美幸さんも。
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鼻のムズムズは帰京したら治った。東京駅に着いたら止まったんです。
群馬のキレイな空気よりも都会の汚れた空気の方が身体にあっているらしいな。
上州編いったんお開き。UPしている間に桜も散ってしまった。
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店の雰囲気は客が造る [居酒屋~BAR]

自分が馴染んでいる店に誰かを連れて行きたいと思う時があります。
でも既に1軒めでお腹がクチてる状態で「もう1軒行こうか」ってなったら?
自分の知っている店に仲間や同僚を勢いで連れて行く前にいったん立ち止まって考えますよ。
例えばですよ。あの店はカウンター席しかない、この人数3~4人では他のお客に迷惑がかかるとか。
もう大分仲間たちはメートルがあがっている、声高になりかねない、いや、必ずなるな。やはり他のお客にしてみりゃうるさいだろう・・・。
自分もそうだが既に1軒めで大分食べてお腹はクチている、2軒めでは話に夢中になって店の料理をオーダーしないだろう・・・。
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最初はガラ空きだったのです。私だけだった。
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しばらくしたらカウンター席全部埋まりました。お店が繁盛するのはいいことだし、私の右に座った常連さんの男女もマナーいいのですが、その奥の恰幅のいい男性4人連れ様が・・・いや~凄かったですね。
ひとりがこの店の常連さんでお仲間か同僚かを連れて来たのですが、声高に騒いで飲むだけで料理のオーダーは入らなかったと思うよ。少なくとも私が滞在中はね。
マスターもオーダー取ろうとしないもの。騒ぐに任せるだけです。
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私は後から来て隣に座った男女を受け入れる為に左端に席をズラしています。男女は店の扉を開けて、店内の喧噪を見て、遠慮しようかなという素振りだったが、私が左に退いたことで座れた。私のカオを見て敬遠したのかもしれないけどね。
そしたらそのお2人、私から見て4人男性の喧噪を遮る防波堤になっちゃってお気の毒でした。皮肉なことに向こうの4人さんの喧噪を2人が遮ってくれるので、気にならなくなったから不思議なものだ。
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鮟肝、生姜煮、美味しい。
前回、ジャン妻と来た時はおとおしで出ましたね。
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店の料理は美味しいけど店の雰囲気はお客様次第、お客が作るものなのだね。他のお客に左右されるからそれは私も銘じなくてはならないな。
まぁ誰でもこの店で楽しむ権利は平等にあるけどこういう店でグループ4人でカウンター席は遠慮しましょう。(個人的見解ですが。)
テーブル席が無いからね。店にマスターの他に誰か他にブレーンがいて「4名様ですとテーブル席になります」「2階になります」「カウンターはおひとり様かおふたり様のお席なので」そういうルール、ジャッジがない店ですから。この店のようにマスターひとりでは如何ともし難い。
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料理は美味しいけど、客筋によってぜんぜん雰囲気が変るんだなと改めて思いました。自分も気を付けないと。
で、通町の路地を歩いてBARへ・・・。
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私は洋酒オンチなのでBARでは静かに飲んで雰囲気に浸るだけです。どういう銘柄を飲んだらいいのかわからないのでいつもお任せです。
「いやぁ、ここは落ち着くよ~」
「そうですかありがとうございます」
肩から首から力が抜けていく。気持ちが落ち着いたのは、さっきの喧噪から逃れ出た安堵感もあるんだけどね。
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「あ、マスター、今日は従者を連れてきてるのよ?」
「???」
私は胸ポケットからこの子を出した。
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「あ、知ってます。見たことある気がする」(マスター)
何でこの子がポケットに入ってるのか。今回の群馬出張は2泊3日でレンタカーを2日乗り回したので、ジャン妻が御守に持たせたのです。いつもはジャン家のくるまの中にいますが。
「ホレ、挨拶せんかい」
プチ公はマスターにペコリとアタマを下げた。
「いつも主(アルジ)がお世話になっております。今後も主を宜しくお願いします」
さらの木では悪態を付くクセに。
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後でジャン妻は、
「プゥチをBARのカウンター上に置いたぁ?」
「懐に入れたまんまだった」
「他にお客さんは?」
「いなかった・・・」
いたら出すわけねぇだろ。
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克 パスタ200グラム [居酒屋]

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「すみません〇〇さん(私のこと)焼きそばメニューから外しました」
「えっ!!」
「ぜんぜん出ないので」
そんな筈はないと言いたかったが。滅多に来れない私の要望なんかより、日常来てくれるお客さんのオーダー統計を見て外したのかい。仕方がない。
「その代わりパスタを増やしました」
「パスタねぇ」
白ワインならともかく日本酒BARでしょ。パスタが合うかな。
また路線を変えたらしい。前に下のちょい呑みを仕切っていた男性がお辞めになったので、2階はクローズしたまま1階だけで店主とアシストの女性と2人で営っている。ママは2階の厨房にいるらしいが。
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なのにメニューが増えたのです。BARって感じじゃなくて普通のB級居酒屋になった感がある。
「この中で焼きそばに近いのはどれかなあ?」
「そうですねぇ・・・和風カルボナーラ・・・ですかねぇ」
カルボナーラァ?
カルボナーラはクリームソースベットリだから和風になるのかな。それに焼きそばとは全然違うものでしょう。でもそれにしてしまったのです。
「麺が100gと200gとございますが」
「じゃぁ200g」
これが失敗だった。
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おとおしが無いので寂しくなり、すぐに出されるポテサラを摘まみながら生ビールを飲んでいたのですが。
持ってきた200gパスタを見て驚愕した。多いのです。
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凄いボリュームだな。これをひとりで喰うのか。
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200gってこんなにあったか??
よく行く西新宿の太麺ロメスパくぼやんでは並300g、大盛り450g、特盛り600gとあって、私はいつも450gをペロッと食べていますが、それより遥かに多いぞ。
それにプラスしたウインナーのチーズ焼も結構な量でさ。
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生ビールで流し込みながらスパと格闘するハメになった。それもいつものスペースで立ったまま。
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ズルズルズルすすってもすすっても減らないぞ。
だいたい私はカルボナーラはあまり食べない人なのに。
海苔が塗してあるから和風なのか。
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まだ減らないぞ。細麺なのにこのボリューミィさは何だ。
こういう時に仲間がいればお裾分けするのに。
クリームソースも多いし。あ、でも美味しいですよ。美味しいけどひとりで食べる量じゃなかったってこと。
まてよ?細麺だからか。
そうか。太麺じゃなくて細麺だからだ。グラム数に換算すると麺の量が多くなるわけか。これは私のオーダーミスだったかなぁ。
ウインナチーズ焼きも食べないといけないし。
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ズシ~ッときました。ああ苦しいよ。美味しいけど苦しいぜ。チクショウ。
ようやく峠を越えて小皿にまとめました。これで克らしくなった。
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2階から下りて来たマスターが言うには、
「焼きそばの代わりになりましたか?」
「パスタは別ものだね」
「笑」
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落ち着いて日本酒(群馬泉)を飲み出したらこの場所からカウンターのお客さんがよく見えるようになった。
目に入ったのは、ひとりで飲んでる若い美人女性の隣に図々しくも席を寄せて座って、ベタベタ擦り寄って話しかけるどっかの若い男性。でもひとり女性は平然としてる。
奥のテーブル席でオダを挙げていて会計済んでも店を出ないで土間で声高に喋ってる常連さんとかもいる。声が響くんです。会計済んだら早く店を出なきゃね。
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常連さん2.jpg常連さん3.jpg
スタンプカードは今年の6月で有効期限が切れるのですが、今回は埋まらないかもなと言ったら、気にせずご提示くださいと言われた。
下げて去り際にメニューを見て、
「あ、これがあったのか」
「ああ、チーズオムレツですね。覚えてますよ」
次回にしよう。今日は自分のオーダーミスとはいえ、克はBARじゃなくなりましたね。BARはカウンター席だけですよ。
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高崎で美味しい日本酒に出逢うなら克・・・。
同じくヘビィなスパゲティに出逢うのも克です。
克さんの迷走はまだ続きそうである。
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とんでん2 [グルメ]

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運ばれて来た食事を見て思った。
これって・・・
これって・・・
これってホントに、今、私が食べたいと思ってオーダーしたものなのかなぁ?

別に店のせいではないです。
私の迷いがこうさせたのですが。
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場所は渋川駅前でそれほど遠くない前に一度、入りました。
あのときは海無県の群馬にそぐわないイワシメニューを2品いただいて、口の周りも指先も鼻腔もイワシの生臭さがこびりついたんだった。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2019-02-04
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11時~営業する焼肉「あおぞら」にしようと思ってたのですが、駅前のこの店、10時~営業なので、時間の都合でこっちに来てしまったのです。
今日もまたイワシの幟がハタめいています。
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素っ気ない店構え、入口です。
ウエルカムムードはゼロですが店内は意外と明るいのです。
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「いらっしゃいませ。お煙草はお吸いに・・・」
「吸わねぇ」
ぶっきらぼうに返してしまったよ。そういえばお煙草はお吸いになんて聞かれたの久々です。都内では殆どのファミレスが禁煙ですからね。
「こちらのお席でよろしいでしょうか」
「いいですよ」
今度は丁寧に返しました。
ボックス席、最初はこっち向きだった。
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お茶のポットに手が届かないのでこっち側に移ったのだ。最近右腕が上がらないのと、真っ直ぐ前に伸ばそうとすつと肩と上腕部が痛むのです。電車の吊革にも掴めないんですよ。ハンドル操作しててもズキンとくる時があるので。
「仕事のし過ぎかな」
「Blogのやり過ぎよ」(ジャン妻)
「・・・そんなことはない。俺はこれでも社畜だ」
「どこがっ!!」
それはさておき今日もメニューをバラバラ見せられたのですが、これは春の期間メニューらしい。前にも載せましたがこれ以外にグランドメニューもあるので凄い種類、量なのです。よく対応できるものだ。
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これは前に座っていた家族連れで、細身のお嬢さんが食べていた豚丼です。凄いねこれ。
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グランドメニューはこちらを見てください。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2019-02-04

ラミネートされて光がキラキラ反射するメニューを見てたら目が疲れてしまい、もうどれでもよくなっちゃって。メニュー種類数と写真に幻惑されてしまい「えいやぁ、もうこれでいいや」って選んだのが「春の刺身天ぷら膳」というもの。
プラス、よ~くメニュー見ればよかったのだが「ラーメンサラダ」というシロモノを単品でオーダーした。出張すると野菜が不足がちになるからね。ましてや今回は2泊3日なので。
提供は早いです。2種類同時に供されました。
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でも刺身はショボいなぁ。これは養殖鯛の湯引きをキンキンに冷やしたものだろ。
甘海老は味噌もあってまぁまぁだったけど。
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何だかなぁ。別に無くてもいいサラダです。
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鯛の酒盗かなと思ったら桜鯛のなめろう風だそうです。酒のアテですね。
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味噌汁には具が無いようですが、細い海藻、オゴ海苔みたいなのが沈んでたのだ。口元に持ってってズルッとすするとその海藻がベチャッと下唇に付着するの。
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茶碗蒸は美味しかった。具もしっかり入ってたし熱々だし。
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天ぷら、ネタは小さいし衣の方が厚い感があるが、まぁ揚げたてなのでそれ也にね。
でもねぇ。ご飯が余っちゃったんですよ。ご飯のおかずにしては弱いですね。すすまないのですご飯が。
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これまた突っ込みどころの多いラーメンサラダ。
サラダはサラダで、ボリューム多く見えたのですが・・・。
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・・・多く見えただけで実際はそれほどでもなかったんだけど。
だけどこれ、特製と謳うドレッシングが足りなくないかい?これじゃぁオニオンスライスを生で食べなきゃならないよ。血液サラサラになるだろうけど。ドレッシング追加で持ってきて貰おうかなぁ。
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箸で麺を掴んだら摩擦係数が強いのか、半分以上ゴソッとかたまってリフトアップされた。コシの強い麺で前歯で噛み切るのに一苦労。それもキンキンに冷えてるんです。冷やし過ぎ中華(ではないが)といっていい。
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やっぱりドレッシングが足りないよ。マヨネーズがかかってたのでそれで何とか。最後の方はイケたけど。最初の生オニオンスライスのインパクトが強いサラダでしたな。
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これのメニューを再度見たら、
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ハーフがあったのか。そっちにすればヨカッタ。
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まぁでも今回はよ~く見なかった私のチョイス・ミスです。いいところもあるんですよこの店。いいところの方が多いです。
駅前にあること。他に競合店が無いともいえますが。
10時~営業でグランドメニューに対応していること。11時~じゃないです。10時から!!
メニューが豊富なこと。豊富過ぎるぐらいだが多いことは悪いことじゃないしね。
「メニュー多過ぎね?」
「そうなんですよ~。多いんですよね~」
な~んて笑ってましたがね。
アラカルトをバラバラにオーダーしてもきちっと対応できるんです。
接客接遇がいい。高齢者に優しい。私にも優しかったですよ。
デザートを「お爺ちゃんは食前で、私は食後、これは同時にお願いします」そういうめんどさにも対応してましたからね。
お冷やをお願いすると「氷入りでよろしいですか?」
人によるかも知れないが、とかく近隣に競合店が無い店だと対応がおざなりになりがちだが、そんなことなくしっかり接客する店だと思いますよ。
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桃井城・ビフォーアフター [隠れ郷土史]

たいして遺構が残ってないのに、たまたま通りかかって『あ、あの地形はもしかして・・・』と思って立ち寄ったらビンゴだった吉岡町の桃井城その後です。
こないだ見たらこうなっていました。
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城塞は半島形で陽当たりが良く、風光明美なところや街道を睨む場所に築かれるので、宅地や学校、施設になりやすいのですが。
もうすっかり自然の丘陵地でなくなり、緩傾斜に均され芝が植生された桃井城です。
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東側の整備途中の駐車場に停めて、緩い坂を登りかけたら背後から声がかかった。
「あのぉ~すみませぇ~ん・・・」
なんだよ?と振り向いたら吉岡町の職員が私を呼んでいる。彼らは作業を終えて引き上げたいのだが、私のくるまが駐車場内に停車しているので出して欲しいらしい。
「バリケードをしなきゃならないんですけどぉ~」
「自分がやっておきましょうか」
「お願いできますかぁ~」
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坂を登って途中から階段を登る。芝が養生中で、まだ踏み入ってはいけないようです。
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本郭を見上げる。
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本郭には数人の作業員がいて、地べたに座った状態で一服していた。私を胡乱な侵入者という目で見ることもなく自分たちの話題に没頭していた。
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前回はこうでしたから。草ぼうぼうで。
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昨年9月、吉岡町役場にあの跡地を今後どうするのか聞いたら、来年3月(今年)を目処に完成させ、その暁には桃井城跡の解説板も設置されると言っていたが。まだ工事未完のようだね。
二の郭には北から東にかけて土塁が辛うじて残っているが・・・
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何だかキレイな曲線を描いているな。前はこんな感じでした。
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アスファルトの遊歩道に沿って土塁が続いていた。道路を整備した際に土を盛って固めてそれに芝を植えたようだが、前に見たのより嵩上げされてる感がするね。
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渋川市郊外の吉岡町や榛東村は人口が増えているそうです。この辺りに嫁いだウチの子(社員)がいて30代前で家を建てたからね。
それも注文住宅ですよ。建売じゃない。
昨年になってそういう子がもうひとりいてやはりこっち方面に引っ越すというんです。「家でも建てるのか?」って冗談で聞いたら「建てます」っていうからさ。
でも浮かぬ顔をしている。
「2世帯なんですよ」
「向こう(旦那)のご両親?」
「そうです。自分の実家(甘楽郡だったかな)とかなり離れてしまうんで」
「そりゃ遠いな」
そう言って来たのはhttps://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-03-18に登場したNという女性です。あの頃は小娘で「相手がいませんっ」と絶叫されたものですが、この子に限らずあの頃独身だった小娘たちは殆ど嫁ぎました。そんでもって家を買うなら、建てるなら、吉岡町や榛東村に選択肢が行くそうです。
彼女たちが桃井城を知るまいて。この公園整備は、家々が増えて人口が増えて、インフラや道路を整備して、防災拠点としての避難施設も置かなくてはならないというまちづくり構想の一環で、南下城山防災公園といいます。歴史性や優れた眺望を活かしつつ、防災機能も有する公園としての整備を図るというもので、その防災公園の場所に桃井城跡が選ばれ、南下城山防災公園整備事業というそうですが、総事業費は7億円以上を見込んでいる。
吉岡町が示した公園化計画を再度述べます。
「広場北側には現在ある雑木林を生かした自然エリアとする」
活かしてないぞ。
「前方後円墳跡も避難広場の1つとする予定」
あ、そう。どれよ?
「広場や雑木林エリア以外の大部分は敷芝される」
はい。芝生が養生中でした。お花見にいいかもね。
「東部、中央部、西部とそれぞれ高低差があるため、東部と中央部間で約50m、中央部と西部で約20mの階段を設置する」
それも施工されてました。
「平常時には桃井城址や古墳などを散策する歴史性を有した公園となる」
有してないです。というか、そういうのがわかる表示が無いじゃないかぁ!!
私は何が何でも「遺構を残す派」ではないです。現状維持イコール自然のままイコール、空堀がゴミ捨て場になったりするよりは公園整備した方がいいと思っています。ただ、そこに何があったかを示すものが無いと。前はこういうものがあったんだからさ。
そこにかつてあった標柱や解説板は撤去されたままなのだ。
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その先の北側、晴れてれば榛名山が望める一帯もまだ工事中でした。
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二の郭から東側に下りれば何となく城壁であったことが分かります。
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その先でまた養生中の芝生の斜面に出て、
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振りむとさっきの土塁の先端が。大蛇のような土塁です。
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吉岡町にこれ以上は求むまいて。さて、くるまを渋川駅前のレンタカーに返さなきゃならない刻限になってきた。くるまを駐車場から出して、さっき職員さんから依頼された通りにちゃんとバリケードもしました。
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乗り込もうとしたら上空にヘリの音がする。
見上げたら自衛隊のヘリが2機飛んでいた。
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ヘリの音で浜田省吾さんの「A NEW STYLE WAR」を誘発されたよ。イントロにヘリや戦場の音がするあれです。
『愛は時に あまりに脆く
自由はシステムに組み込まれ
正義はバランスで計られ Its‘A NEW STYLE WAR・・・』
私の頭上を旋回してるかのようなヘリは向きを変えて南へ去っていった。
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振り返る2.jpg
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塚3.jpg
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この道をそのまま下っていくと桃井直常夫妻の墓、供養塔があります。そこで振り返ると直線上に桃井城が見えるのです。
桃井直常はNHK大河「太平記」で高橋悦史さん(故人)が演じていた。
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大室城 [隠れ郷土史]

朝と日中は晴れてたのですが、午後になって東毛を廻ってたらいつの間にか鉛色の雲空になったのだ。
本曲輪1大室神社1.jpg
伊勢崎市内から前橋市に向かう途中でナビに城マークが表示されたので、誘われるようにくるまを滑らせたら、神社、社務所、地元公民館が混在していた。
平城でよかった。
広い駐車場の片隅に停めた。そこは二の曲輪だという。平城で城域に停められるのは楽チンである。
本曲輪2大室神社2.jpg
神社の境内になっている本郭は20m×50mほど。標柱だけで解説板が無いぞ。
誰がいてどういう勢力の圏内だったのだろうか。
本曲輪3標柱.jpg
あまり時間が無いので早足に散策する。一旦くるまで入って来た道を引き返し、道路になっている虎口?堀切を見たところ。
虎口か堀か1.jpg
そのまま右手(南方向)に歩いて神社のある正面本曲輪の西側下にある土塁と横堀。
土塁1.jpg
土塁2.jpg
土塁3.jpg
城域にある道路は堀底に敷かれる場合が多いが、ここは堀の外側にある土塁の外に生活道路を通しているた。もしかしたら二重堀だったのかも知れない
堀と土塁の西側は普通に住宅地になっている。
二重堀か?1.jpg
二重堀か?2.jpg
城内に戻って振り返ると、右手にあるのが本曲輪の北に配置された小曲輪。20m四方の小さい曲輪。
虎口か堀か2二の曲輪に入ったところ.jpg
本曲輪北の馬出し1.jpg
本曲輪北の馬出し2.jpg
本曲輪北の馬出し3.jpg
水音がする。この小曲輪の東側の切崖下から水が湧き出ていたのです。
堀の行き止まりから水が湧き出ている.jpg
湧き出た水は公民館のある広くて四角い第二曲輪を廻っていた。湧き出し口は少ない水量だったが、二の曲輪を廻る方に歩いたら結構な水量を蓄えていたのです。
二の曲輪を廻る掘1.jpg
水源は何処だろう。
他の河川から水を引いているようにも見えないし。赤城山麓に湧き出る自然の水だろうか。
二の曲輪を廻る掘2.jpg
二の曲輪を曲がるコーナーの部分。
二の曲輪を廻る掘3コーナー.jpg
城内を突っ切り、橋を渡って東側に出たところ。高崎城ほどではないがいい水堀です。
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堀脇に案内板、解説があったぞ。
解説板1.jpg
往時の城域はもっと南北に長かったらしいな。他はこのような記載が。
解説板3縄張り1.jpg
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『大室城は東神沢川と西神沢川の合流地点を自然要害として築造された平城です。
本丸は北寄りに造られ、その北には櫓台や北曲輪があります。本丸の東には水濠に囲まれた二の丸、北東部に列郭式の形跡も見受けられ、南側には南曲輪の地名が残っています。
大室城の築城年代は明らかではないが、室町時代中頃(十五世紀後半期)に勢力を増した白井城主(現渋川市白井)長尾氏の支城となりました・・・(途中省略)・・・天正十三年(1585年)、大室城代の牧弾正に叛意ありと知った長尾政景は、小田原から鷹狩りにことよせ大室城に立ち寄り、弾正父子を誅したという言い伝えがあります・・・』
長尾政景?
上田坂戸荘の長尾家で、長尾景虎の従兄弟?
いやいやいや、そんなことない同名異人でしょう。
この政景という人の政の字は小田原の北条氏政から貰った一字だそうです。おそらく幼少時に小田原に人質に出されていたのでしょう。
後年それを逆手にとって大室城を掌握しようとした北条氏政派の長尾家臣団と、越後長尾派だった兄の長尾輝景という人の家臣団に大室城内が二分され、その渦中で城代の牧弾正粛清事件が起きたらしい。
でもこの兄弟は後年に和解したのか、先に上杉景勝に仕えていた兄の輝景に実子が無かったのか、後から景勝に仕えた弟の政景を後継者としたとも。

輝景、政景兄弟の父を憲景というそうです。憲の字はあの関東管領上杉憲政から貰ったのだろう。
父輝景は上杉憲政から一字を貰い、兄輝景は長尾景虎(輝虎)から一字を貰い、弟政景は北条氏政から一字を貰った。
そこまで気を遣わなきゃならないのかね。一時を貰ったのか押し付けられたのか。そのようにして大室城の長尾一家は生き残る為に関東管領家、越後長尾家、小田原北条家、その時の状況に応じて就くしかなかったのである。家臣団たちも。
政景は後年に名を景広と改めた。小田原北条氏が滅んだ後のことである。景勝の景だけ残したんだな。
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水堀12.jpg
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地元のご隠居とスレ違った。
軽く会釈だけした。ご隠居は手に鋸を持っていた。
堀脇の道路にせり出した枯木をギコギコ切っていた。バサバサバキバキ音を立てて倒れて来た朽木はこの地を護れず去った大室・長尾家のようでもある。
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二の曲輪1公民館.jpg
二の曲輪に戻ったところ。
こうして見ると広い。60m×80mぐらいか。
公民館が目立つ。平屋だけど大きい。ウチの町内会館よりぜんぜん大きい。この広い二の曲輪で夏場に納涼祭でも開催されるのだろうか。
私も2年前から地元町内会のイベントに関わっていて、家にそれ関係の婆さんが来訪して「アナタ委員やってよ」と勧誘されたことがある。固辞したけど。
最近は地元のイベントに参加していません。公務も私事も多忙なのもありますが、もとからいる連中で和気藹々と運営しているのが私のような新参者とイマイチ距離感が感じられるようになった。それでいて人が足りないと「お手伝いお願いします」と連絡が来るのですが、その時点でもう所用が入ってるんですよね。
でも自分があと数年後に会社を引退して、空いた時間を地元イベントに充てるのなら公民館に顔を出す回数が増えるかもしれない。この地のように公民館が中世の城域にあったらそこにいるだけで気分がいいし、日がな一日をそこでボーッとして過ごせるかもしれない。
時折、敷地内を掃除しながら。残された時間を数えるように。ああジジくせぇ。
解説板4縄張り2.jpg
二の曲輪から本曲輪を遠望する.jpg
時間にして15分か20分の寒々しい散策ではあった。誰もいないし。公民館にも人影は無かったし。全体に小規模だけにすぐ終わった。雰囲気もいいです。
それにしてもあの水濠の水の源流は何処なのだろうか。
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朱色の世界 [風景]

ドーミインから見た夜景です。
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朝になりました。
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ジャン妻は先に出ました。朝7時の新幹線で帰京したのです。
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ジャン妻拡大です。
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自分は今日明日と2日レンタカーを借りています。くるまを出してすぐの風景。信号待ちですよ。走行中に撮ったんじゃないですよ。
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この日の午後、伊勢崎市のッ郊外で見つけたもの。
朝は晴れてたのに2.jpg大きい1本鳥居が農地の中に屹立しています。
上州で最も大きい鳥居だそうです。
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周囲に何も無いだけに目立つ。
これだけ大きいと、遠目でも「何だあれは?」と目が行くし、近くまできて見上げて「デっカいなぁ・・・」と感嘆します。
鳥居は神社の象徴です。地図には神社を意味するマークになっているし。
神域への出入り口、参道の門ともいえる。目に見えない部分では、私らがいる俗界とを区画する「結界」といってもいい。
神の存在を感じさせるモニュメントといっていい。では神社そのものは何処にあるのか。このデカい鳥居を左折するのです。

鳥居は人間の俗世から神様の領域へ入る入口なので、ひとつあればいいのに、鳥居がトンネルのように立ち並んでそのトンネルが参道になっている神社があります。
有名なのは京都の伏見稲荷。ここが最も多いらしい。一万本あるとか。
文京区の根津神社の千本鳥居もそう。千本あるかわからないけど。他にもあるかも知れない。
上州にもあります。伊勢崎市小泉町にある小泉稲荷神社がそれ。そこには千本、万本には遠く及ばないが、結構な数の鳥居が並んでいました。さきほとのデッカい鳥居は小泉稲荷へ導くモニュメントなのです。
駐車場から見たところ。
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鳥居の色を「赤い鳥居」と言う人がいますが実際は朱色です。赤い神殿ともいわない。朱色です。 朱色の鳥居たちが左、中央、右、3列に並んでいる。
鳥居は三列.jpg
何処から参列したらいいのか。
左の鳥居は大きめで、後でよく見たら地元企業が寄進したのか会社名が銘打ってあった。でも左の鳥居は奥の本殿にまで到達して並んでいません。数が足りないのです。潜って本殿に歩くとなると、真ん中か右の鳥居になります。
左の鳥居は大きい1.jpg
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左と中央の間.jpg
先んじてお参りに来てた女性は真ん中の鳥居に深々と一礼して潜って行った。この女性、ダークスーツ姿で写真を撮ってる私を訝し気に見ていたな。そういう視線に慣れてるので意に介さず。
自分も真ん中の鳥居トンネルから入りました。いざ参道へ。
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己の視野が朱色に染まった。
1本1本が立ってる密度が狭く、ビッシリ建てられている。昼なお暗い感はないが、派手な色だけに目を刺激する感がある。
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鳥居たちの高さは一定ではない。中には低い天井じゃないけど梁もあって高い身長の方は額をぶつけるだろう。
朱色の鳥居に額をぶつけて流血、額まで朱に染まったら笑えないよな。
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この朱色の鳥居たちはびっしりした密度で建ち並んでいる。地面の強度はどうなのだろうか。地盤が緩んだら将棋倒しになるんじゃないか。
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今は私ひとりだけだからスイスイ歩いていけるが、初詣の混雑時には結構な参拝者の密度でギュウギュウ詰めになり、天井も低いのでかなりの圧迫感になるは必定である。一度並んだら横から逃げ出せないぞ。どんなに混んでいてもお参りするしかないな。
雨が降ったらどうなるんだ?鳥居は屋根ではないので鳥居と鳥居の梁の間から雨水が降ってくる。傘なんかさせないぞ。
もうすぐ出口です。さっきの女性が見えるぞ。
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鳥居を抜けると本殿があった。本殿は朱色じゃなかった。
何だか普通に地味です。ここまで潜ってきた濃い朱色の鳥居が視野から消え去り、嘘のように至って普通の地味な社殿だが何だかホッとする。
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小泉稲荷神社が最初に創建されたのは崇神天皇・・・(・・・っていつの天皇ですか?)・・・の時代、まだ上州が「毛の国」と呼ばれてた時代で、開拓祖の神である豊城入彦命が東夷征討(東国を卑下してたんでしょうかね)の折に山城国伏見稲荷の分霊を祀って創建したというから伏見稲荷社の分社に端を発する。だから赤い鳥居が立ち並んでいていいのか。

祀ってある神様は倉稲魂命・大己貴命という神様で、ご利益は商売繁盛と五穀豊穣だという。商いの神様ですね。
私も参拝しましたが、私の場合は職掌柄、商売繁盛というカテゴリーは無いので「こんにちは、凄い数の鳥居を見せていただきました・・・」心中で挨拶を唱えただけです。
今は閑散としていますが初詣は凄いそうです。商売繁盛を祈願する人たちがたくさん訪れるとか。
それにしてもすごい数だ。各方面から商売繁盛にかこつけて鳥居を寄進したらこれだけの鳥居の数になったのかな。
本殿前で振り返る.jpg
鳥居たちを振り向いてみる。
またあの鳥居トンネルを通って駐車場に戻ることになる。
でも脇の広場から戻るのも野暮だし。せっかく来たのだから潜って戻りましょう。その前に気付いたのは、本殿の前に油揚げが置いてあったのです。小泉稲荷神社イコールお稲荷さんだから、キツネが何処かにいる筈。裏手に廻ってみた。
裏手にも.jpg
裏に稲荷社があって、両サイドには大量のお稲荷さん(キツネ)の大群が段一面に並んでいた。陶器のキツネさんらしい。
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各家庭に祀られていて古くなったものや必要なくなったものが集められたのだろうね。
さっき私を訝し気に見てた女性が先にお参りに来ていた。私を避けるように社務所へ廻っていったよ。私はアヤしい者ではないぞ。アヤしく見えるだけだ。
では戻ろう。また赤い鳥居のトンネルへ。
今度は左の鳥居トンネルへ。さっきの駐車場から見たら右にあたる。
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潜る22.jpg
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潜る24.jpg
また視野が朱色になった。
でも目が慣れてきたのか、色への抵抗や刺激は少なくなった。
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この赤い鳥居のトンネル参道は参拝アトラクションの感がある。子供がはしゃいで走ったりしないのかな。
これだけ鳥居が立ち並んでいると気持ち地面が歪んでるようだ。凸凹湾曲しているような。足許を見ると、私が靴裏で踏みつけている道と、鳥居の柱が埋まっている左右の根本は地面の質が違うような気がする。やはり地盤の補強が必要なのだと思う。
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もうすぐ出口です。人間世界へ戻ります。
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鳥居のトンネルから入って鳥居のトンネルからまた出てきました。
鳥居は屋根の無い門ともいえる。だから混雑時に鳥居の下を通らず、両脇に立つ狛犬さんの傍からショートカットして境内に入るのはホントはいけないんだろうね。
抜けて帰る前に、右と左から横に、斜めに見てみた。
まずは右から。なるほど伏見稲荷や根津神社の比ではないですが、小さくまとまっているので親しみやすい感がある。
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人が抜けられそうな隙間もあるが、殆どは無理だな。痩せた人でも無理そう。
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アートチックでもある。全部同じ色だから映えるのだ。色がバラバラだったら気持ち悪いだけである。
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そして左からも。数は数えていません。おおよそ300本あるかどうかでしょう。
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帰還前に駐車場からもう1枚。
左の大きい鳥居は、まだ社殿に向かって建てられる余裕が充分あります。これから歳月を経てここにも立ち並ぶのかも。
そういえば鳥居が左、中央、右、と並んでいて、右の鳥居の隣にもまだまだ充分過ぎるスペースがあった。左の列がいっぱいになったら、今ある右の鳥居の右スペースにも建つのかもしれないね。
帰還前に振り返る.jpg
同じような光景写真ばかりでしたが。
最寄駅は・・・何処かなぁ。伊勢崎駅からコミュニティバスが出ているらしいが。最も近い駅は両毛線の国定駅らしいです。くるまが無難でしょう。駐車場はそれ也に広いです。商売の運気を上昇させたい方はどうぞ。
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梅ふく-Withジャン妻 [居酒屋]

高崎中央銀座アーケード、客引く防止条例とは無縁の町ですが、さすがにジャン妻を同伴していると客引きに声をかけられないですね。
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目印はこれです。黄色と白の蛍光看板。
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暖簾の向こうから常連さんたちの笑い声が洩れ聞こえる。その声の中にはマスターの笑い声も。例によって酔っ払っているようです。
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席が空いてなかったらうさぎへ行けばいいやと思って引戸を開けたら、マスターとママが大歓迎してくれました。
「お久しぶりです今日はお二人で(嬉々)」(ママ)
「入って入って。奥に上がって」(ややロレツがアヤしいマスター)。
私よりジャン妻を歓迎してるな。
カウンター席がほぼ埋まってたので、小上がりの奥を片付けてそこへ。
小上がりに酔っ払い.jpgカウンタ1.jpg
マスター(モーちゃんが来て)再会のご挨拶ですがすっかりできあがっています。
「再会を祝して」とか何とか言って、私の盃で酒を飲みやがってからに。
カウンタ2.jpgカウンタ3.jpg
ご機嫌.jpg酔っ払い1.jpg
店内を見廻すジャン妻、
「変わらないねぇ・・・」
意外とジャン妻はこの店が好きなようである。壁を見廻して微笑んだり、マスターのバカなジョークを受け流したり。
「何処かに俺らが書いた落書きもある筈だが」
「そうだっけ?」
平成25年3月、この地を去る前に書いたんだ。
https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-03-29
この過去記事に私らのHNだけ書いてあります。今でもどっかにある筈だ。
私らの落書きも何処かにある.jpg
私もこの街でもう一度暮したいよ。
高崎で暮す.jpg
シナチク1.jpg
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「メンマ美味しいね」
「この店では支那竹というのだよ」
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「すかり酔っ払ってるね」
「開店早々のシラフの時間帯に入ってもオモシロくないけどな」
時折ママの〆が入って、マスターを引き戻そうとするが。
「ママで持ってるねこの店は」
「そう。ママがしっかりしてるから」
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カウンター席が空いたのでお引越し。
目の前におでんの鍋と大皿料理が。
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さぁ、おでんをいただくぞ。大根、玉子、ニンジン、コンブ、シラタキ。。。
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「美味しいねぇ・・・」
店内の喧噪をよそに気にせず薄味のおでんに舌鼓を打つ私とジャン妻。
「前にどっか他のおでんの店行かなかったっけ?」
それはあら町の安兵衛です。あそこもいい店だけど、やや味が濃くてしょっぱいんだよな。安兵衛さんにはおでんの汁につけた焼きお握り茶漬けなんてのがあったが。
薄味で美味しいです。柚子の香りもするし。青物も載っている。
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おでん5.jpg
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おでん8ガンモ.jpg
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「奥さんどこ出身だっけ?」
「三重県。伊勢です」
「伊勢なんだ。もしかして伊勢のカミ?」
「伊勢守は群馬でしょうよ。神泉・・・」(私)
「いやそうじゃなくって。伊勢の神様だから巫女さんでしょ?」
「???」
「伊勢の巫女さんが関東の野武士に嫁いできたって感じ?」
ジャン妻の何処が巫女さんなんじゃーっ!!
「私は野武士か・・・」
「いやいや、関東の武士はみんな野武士っていうの。今日の背中伊勢なんだよね・・・」
ママ1.jpg酔っ払い2.jpg
おでん10.jpg
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「餅巾着開けてびっくりするよ・・・(レロレロ)」
何がびっくり?揚げ袋から桜色の餅と、緑色の餅(ずんだ餅)が出てきた。
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このヘンな店はヘンな店也にルール、分担があって、料理はマスターしか手を出さない。ママはカウンター上の大皿や、鍋で煮てあるおでんにすら手を出さないのだが、マスターが私の隣で酔っ払ってオダをアゲているので、初めてママがおでんをよそってくれた。
「ママもおでんよそうの?」(他の常連さん)
「ええ、こんな状態だから・・・」
「初めて見た」
地元の常連さんでもそうだから、私も初めて見た。
「一応、マスターが料理人なんて・・・」
一応ね。この体たらくだとお客さんみたいだね。そのマスターの背中の文字は・・・
男の背中.jpg
お伊勢参りだった!!

珍しくジャン妻も盃を重ねている。
「お燗?」
「いや、常温で」
「燗じゃなくていいって。俺、勘がいいので・・・」(マスター)
酔っ払ったマスターが串で具を刺そうとしているところ。
酔っ払い3.jpg酔っ払い6.jpg
おでん13ウインナ.jpg
おでん14.jpg
「もうお帰り?今から帰るの?」
「泊まりですよ」
「あ、そうなんだ。前に住んでたマンションへ」
「そこへ帰りたいですけどね」
「寝る前にドエストスキーでも読むんでしょ」
何を言ってるんだ?
「すぐ寝ますよ」
うさぎに行きたいのだが。ジャン妻の顔色や目つきを見てるとアヤしくなってきた。無理だなうさぎは。
もうすぐクローズ.jpg
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「これからうさぎは?」
「もう無理・・・。明日あなたひとりで行ってきたら?」
酔ったらしい。
明日(水)(木)はうさぎは休みなんだけどなぁ。
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七-Withジャン妻 [居酒屋]

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店前にマスター所有の4台目自転車(電動)がある。
ジャン妻を連れて2年ぶりです。
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2階に電気が点いてる。2階に灯が点いてる時は宴会が入っているので、ひとりマスターが下で調理、ドリンク、バタバタ駆け上がって駆け戻って来る往復運動が繰り返されます。意外と身のこなしが軽いのだ。
久しぶりに来たジャン妻がズイズイと入っていくところ。
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引戸を開けたら女性アシストがいたぞ。
久々なのでメニュー載せます。
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ジャン妻はマスターと「お久しぶりです」の挨拶を交わし、メニューに見入った。
メニュー、品数が多い。
久々に来るジャン妻の為に用意してくれたんだと思っておこう。
「久しぶりだわ。2年ぶりかしら」
「好きなの頼んでいいよ。私は来ようと思えばいつでも来れっからさ」
「ムッ」(-”-;)
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先客はカウンターに2名いて、2階には女子客が数名いるようで賑やかなこと。さすがにマスターひとりでは手が足りず女性アシストさんも頑張ってる。頑張ってるけどまだ慣れてないみたい。
この店で女性アシストがいる時は大抵2階宴会が入ってる時だが、アシストさんの顔触れが一定しないのだ。私も滅多に来れないけど、忙しい時しかバイトを呼ばないからだと思う。でもどうやってバイトさんを呼び込むんだろう。
「お客さんに頼んでるんじゃない?」
アシストさんは大概女性です。100%女性です。男性は見たことない。マスターは女性客に人気があるのといじられやすいので、マスターから「手伝って」と言われたら〇〇本能をくすぐられて「いいわよ」と成立するのかも知れない。
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おとおしに出されたアンキモの生姜煮がトテモ美味しくて。
「美味しい」(ジャン妻)
「前にここでひとりで飲んで夜、そっちは九州でフグ喰ってたよな」
「あ、写真見ました」(マスター)
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2019-02-11
あれからしばらく「フグは見たくない」「フグの肝も見たくない」「鮟肝もカワハギ肝和えも注文しないで」って言ってたののに今日は肝解禁か?
「いいのもう。フグって飽きるのよ」
「私は飽きるほどフグ喰ったことねぇし。あの日俺はこの店で上州吉井和牛を喰ってたんだぞ」
「今日はオーダーしないの?」
メニューにあったな。朴葉焼きや味噌が美味しいのでそれだけで飲み過ぎてしまうよ。
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炙りキンメとカツオ・・・
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ポテサラ、これも美味しい。スーパーやデパ地下のお惣菜なんかより遥かに美味しい。
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達筆過ぎて銘柄が読めないお酒のお品書き。
それからチョイスして2人で4合ほどいただきました。
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マスターはアシストの女性に優しい。ドリンクや日本酒の勝手がわからないとマスターに聞くので、その時だけマスターの手が止まりそっちへ引っ張られるのだが、マスターは決して苛ついたりしない。おくびにも出さない。
この話をASLIのマスターに話したら「真夏のオリオン」という潜水艦映画(邦画)の話をされた。玉木宏さんが演ずる倉本という潜水艦艦長は艦がどんなに危機でに陥っても笑顔を絶やさず、命令調ではなく「アナタはこれをやってください」なんだそうです。部下の失敗を叱責したりせず、危機に陥っても笑顔を絶やさず、緊迫する艦内で部下に音楽を聴かせたり、飯にしようと言ったりして緊張を解く。
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パニクらず泰然自若、冷静な対応、実際戦時下でそんな対応ができるのかどうかわからないけど。
七のマスターはその艦長に通じるって。もしかして七のマスターはああ見えて(失礼)何も考えてないようだが(自分でもそう言っている)あれで人心掌握術を含め、上司や指揮官としても有能なのだろうか。
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達筆過ぎて判読できないお酒の貼り紙からジャン妻がチョイスした日本酒の銘柄は忘れました。
二合徳利が無いので1合退くりが2本あります。
私は聞こえないように呟いた。
「奥さんかな?」
「違うんじゃない?」
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蕪のグラタン。
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2階から盛んに嬌声が聞こえる。キャァキャァ言ってる。
1階は静かである。BGMも無いし。階上の嬌声だけ賑やか。
「BGM無いの?無かったっけ?」
「大分前から無かったよ。有線止めたんだって」
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朴葉焼きではなく和牛たたき2人前にしました。
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この店1軒で轟沈してもいいのですが、せめてもう1軒顔を出したいのでこの辺りで。
「奥さんじゃないよね?」
「ち、違います。初めてのバイトの子で」
でも続かないだろうな。バイトでもある程度の時間数を確保できないと居続けないよ。
こういう店は混む時だけ身内に、奥さんでもいたらその時だけサポートして貰えばいいのが。
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「いい店だわ」
「・・・」
「高崎でいちばんいい・・・」
まぁその時の客筋に影響されるけどね。さて、次はうさぎか高崎中央銀座アーケードの酔っ払いの店か、ジャン妻はどちらを選ぶだろうか。
「3軒はキツイなぁ」(ジャン妻)
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何となく上州平野部を廻る [人間ドラマ]

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ドーミインをチェックアウト、駅近くでレンタカーを借りるのですが、営業所を見たら混んでたので、先に上信電鉄改札通路入り口にあるスタンドへ行きました。「八起家西口店」、旧店舗名たかべんです。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2019-02-23-1の記事で、JRの駅そば、汁がサーバになって味が薄くなり、ハッキリ言わせていただくと前より遥かに不味くなったのですが、この店はちゃんと人間が、オバちゃんが鍋で汁を作って注いでいます。
オバちゃんに聞いたの。
「ここは蕎麦汁を鍋で作ってるよね。JRの駅そばのように機械で作ってないよね?」
「ここは違います。(上を指して)あっちはそうです」
「あっち(上を指す、新幹線と在来線の乗換口にあるスタンド)は味が落ちたぜ。やっぱ人が作んなくちゃだめだぁ」
「ここは機械は入れてません」
オバちゃんにしてみれば同じ駅内の同系列会社の店を悪くは言えないからね。そう聞いておきながら蕎麦ではなく朝ラーにしちゃったんですよ。
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昨夜、夜泣きそば食べてるんですけどね。
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でも美味しいです。スタンドとは思えない美味しさだ。
そりゃ中華料理店や専門店には敵わないですよ。蕎麦、うどん、のサイドメインメニューですがなかなかイケます。
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メンマ、ナルト、チャーシュー、あっさり醬油スープ、ネギが多いのもいいし、茹で玉子まで入っています。
これで440円ですから。ご飯は別ね。
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食べてたら珍客が舞い込んできた。スズメです。
チュンチュンチュン、蕎麦でも喰いに来たのかい?
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スーツの上着の懐にはドライヴの御守、あのプチ公がいます。普段は家のくるまの車内にいるのですが、レンタカーで事故らないようにジャン妻が「持って行きなさい」と私に持たせたのです。
「お前の仲間がいるぞ」と言ったらプチ公はムッとした。
「プチはスズメじゃねぇよ」
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厨房3.jpg
食べ終えてレンタカーに戻って手続きを済ませたらハイブリッドカーをススメられたのだ。
それは無理。私みたいな旧い人間には無理。固くお断りして、普通のくるまに替えて貰ったのだ。
「ナビの使い方は?」
「大丈夫。でもナビ要らないです」
「???」
「自分がいる場所と、上州三山(赤城、榛名、妙義)がどこにあるか線で結べば、自分がどっち方面へ向かってるか大丈夫」
「へぇ~」
「自分、24年に羅漢町に住んでたんで」
「ああ、そうだったんですか」
自慢げに吹聴した私の羅漢町はおそらく生涯ただ一度の転勤だが、そのお陰で今でも上州が大好きです。この写真、弓町の交差点ですが、左手に羅漢町があって、私がいたマンションはまだあります。
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高崎ICから高速に入って、東毛数ヶ所を廻り、昼過ぎに某現場へ。
そこにいたのは?
久々登場、笑ふ女ですよ。
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左は現在の笑ふ女の上長ですが、笑ふ女と同年代じゃなかったかな。その上長はもとから群馬にいた方ではなく、私の転勤解けて引き上げてから途中入社して来た方ですが、群馬の宴会や全社的なイベントで数回、席が隣になったことがあり時折相談を受けます。
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差し入れにコンビニで買ったチョコ詰め合わせと、自分のおやつの分を持ってったのだ。
「このお菓子、全部喰ったら塩分ヤバそうだから半分残しておくよ」
「ぶふふっ(笑)、湿気ないようにダブルクリップか洗濯バサミで挟んでおきます。珈琲ありますよ。の・ま・れ・ま・す?」
このオンナにしては珍しく気が利くな。珈琲はもちろんインスタントですが、私はここ何十年もインスタントコーヒーを飲んでないのです。
「インスタント珈琲ってどんだけ量を入れたらいいのかワカラン」
「ぶふふっ(笑)」
「もう何年も(10数年)飲んでないし。家にも無いしさ」
そこで手先を誤ってしまい、紙コップに珈琲がドバドバッと入ってしまった。
「それ多過ぎません?」
「目分量がワカランのだ」
「いつも〇〇さん(ジャン妻のこと)にやって貰ってるからですよ。それだけ入れたら苦いですよ。あ、でも〇〇さん(私のこと)甘いの苦手でしたね」
「で、ポットはこれか。湧いてるのか?」
「湧いてます。最近のポットはすぐに湧くんですよ」
笑ふ女は嗤う女になった。世間知らずの私を嗤うかのように。
「どうやって入れるんだ」
「ぶふふっ(笑)、上のボタンを押すとお湯が出ますよ」
「熱っ」
「ぶふふっ(笑)そりゃ熱いですよ。水で薄めます?」
「子供じゃあるまいし。そのままでいい」
コーヒーポット.jpg
もう7年になるのか。今は新たに伴侶を得て家庭を持ったので私は遠慮してあまり連絡しなくなったが、今でも私のシンパではあるみたいだ。
しばし談笑したのですが、
「前は小娘だった連中も皆、嫁いだなぁ」
平成24年に初めて逢ってからもう8年目になろうとしているからな。0
「ですねぇ。子供が生まれたり、家を建てたり」
「そっちは?」
「アタシ?アタシですか?アタシは今のままですよ。ぶふふっ(笑)」
「何か隠してるだろ?」
「・・・」(無言で首を横に振る仕草)
「K子はホームシックだってよ。群馬に帰りたいって」
「K子さん(もと草の者6号)が?で、それに対して何て言ったんですか?」
「帰ればいいじゃねぇかって」
「まぁったぁ~そういうことを言うぅ~」
「でさ。K子の後任だけど・・・」
笑ふ女はそれまで笑ってたのが顔が強張った。身構えた。
「俺はできれば近年入った子より、俺らが初めてこっち(上州)に来てから今日までずーっと長くいる社員に後任を受けて欲しいんだけどなぁ」
「・・・」
「君でもいいんだぜ」
笑ふ女は両腕を前に組んで、顎を引いて首を傾げて、いわゆるブリっ子の態度になった。
「ぶふふっ(笑)!!」
ひときわデカい声で笑ってごまかされたのである。
「そういう話は君に来なかったのか?」
「来たんですけどぉ」
「辞退したってか」
「ハイ・・・」
「気心知れたお前さんが受けてくれたらこっちもやり易いのだがな・・・」
「・・・」

その後、東毛を走って伊勢崎市内を南下して本庄市に向かったのですが。途中で右手の風景を見て、あっと思った。市民公園の辺りです。
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あのスフィンクスが無くなっていたのです。
パーラーの建物が完全撤去されて更地になっていました。
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解体の様子や事情を聞こうにも辺りに誰もいないし。
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そうか。撤去されたんだ。
でもそうなる前にケンミンショーにも取り上げられたし、記事にUPできてヨカッタな。
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有限会社A重機様の工事経歴書2018年度8月に「パーラースフィンクス解体工事」とありました。
伊勢崎、スフィンクス、解体、このキーワードで検索したら、解体工事の一部がFacebookの動画でありました。
あのまま置いといてもいずれ廃墟探検地図に載るだろうし、イロんな意味でアブないしな。
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彼の瞳に再び光が宿ることはなかったのだ。
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ASLI 夜泣きそば [BAR]

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定宿ドーミインです。ルートインよりドーミインの方が高いのですが、受験か合宿か知らんがルートインが満室だったので。
久々に行ったらフロントにモンチッチがいた。
背が低くて丸顔で、目がまん丸くクリッとしていて、マンガに出て来るおサルさんのようなルックスの可愛らしい女性です。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-10-02
モンチッチ.jpgフロント.jpg
あの頃はいつも疲れた表情だったが。あれ?今宵は若く見えるぞ。数年経っってるのに可愛くなったな。
メイクのせいか?(笑)
私が軽く酔ったせいだな。モンチッチは18時以降にいます。いつも夜番らしい。前は翌朝にもいましたね。
「ちょっとでかける」
「行ってらっしゃいませ」
キーを受け取ったモンチッチはディスプレイを見て私の名前と部屋番を確認する。やや前屈みになる。背後からお猿さんの長い尻尾でも伸びそうだ。
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通町の夜道を歩いています。
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鬼道楽さん、七さんの前を過ぎて、
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おぼろ月.jpg
朧月に照らされた大信寺の参道です。お寺に突き当たったら路地を右へ。
この辺りにいた客引きも今はいないようだ。最近疎遠になったまる飛さんはもう閉まってましたね。まる飛さんはその日のバイト君が少ないと満席でもないのに「満席です」の札を出したりするからなぁ。
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「たかさきの中心市街地」から。
『通町(とおりまち)
市街地の東部にある町で「通町」の名前は中山道の「通り」の意味から命名されました。
慈光山常照院安国寺という寺が町の中にあり、群馬県の第一次県庁舎はこの寺に置かれています。
また、大手前から東へ向かう道は、連雀町で中山道を横切ると安国寺に突き当たる行き止まりの道でしたが、都市部の再開発が進み、寺は南へ移転して、安国寺の山号から「慈光通り」と名づけられました。
もうひとつ願行山峰巌院大信寺という寺があり、この寺の墓地には寛永10年(1633年)に切腹した徳川忠長の墓と、江戸幕府の特許を得て秤の製造・頒布を行った秤座(はかりざ)の「守随彦三郎」の墓があり、市の指定史跡になっています。』
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ASLIです。誰もいなさそうだな。
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お任せです。
「何か優しいのを」
今宵は竹鶴です。水割りです。もう若くないし明日もあるのと、身体への負担を考えてロックしてません最近。
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ウイスキー他、洋酒に全く造詣が無い私は銘柄には拘らない人です。
静かに優しく飲めればいいの。雰囲気に浸りたいのです。マスターもその辺りはわかってくださってるので、敢えて希少な銘柄や高級な銘柄を私にススメたりしません。
私なんかに出すのはもったいないです。ワカル人に出してあげてください。
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「ダリアン閉めちゃいましたねぇ」
「そうなんですよ~。日曜の昼飲みが」
奥様孝行を兼ねて毎週の楽しみの選択肢がひとつ減ってしまったのだそうです。
「昼飲みなら朝鮮飯店?」
「あそこもいいんですけど」
中華料理のバリエーションと違って、毎回焼肉屋というのも重たいだろうな。
「結構昼から本気で飲まれてますよね」
「ダリアンは利用しやすかったし、駅から雨に濡れないで行けるし、店の女の子も接客がよかったのですが」
閉める前日にも行かれたんですよね。閉店しますの予告、掲示も無かったし、店のスタッフも普段と変わりなかったとか。
そういう閉め方ってありますよ。予告とかしたら面倒だし。
また吉岡町の竜苑とか、沼田の・・・何でしたかねあのおそば屋さん?その他でも軽井沢とか「もとの郊外路線に戻ればどうです?」と言いかけたのですが、それだとくるまだから飲めない。
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「今年は群馬に来る回数増えそうですね」
「ええ、まぁ・・・そうですね・・・」
こっちで教育した子(草6号)が東京に転勤しちゃって。その子に渡してあった業務はいったん自分に引き上げたのです。後任は決まっていない。
「となると私がこっち(高崎他)に来る出番が増えるわけですが」
「よかったじゃないですか」
「ええ、まぁね・・・」
ホントはそうやって喜んでちゃいけないんだけどね。群馬八幡でも七でも言われた。「よかったですね」って。まぁ彼らがそういうのは単純に私の為に喜んでるんじゃなくて、お店の売上が上がるからってのもあるけどね。
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静かな時が流れた。私以外にお客は来なかったのです。
私が出てから来たと思うけどね。
2杯でしたよね?3杯飲みましたっけ?よく覚えてません。
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ホテルに戻ったらモンチッチが迎えてくれた。
「〇〇様ですね。お休みなさいませ」
今宵も夜番かよ。そっちもタイヘンだな。
ここで寝りゃいいものを、止せばいいのに夜泣きそばに行ってしまったんですよ。飲んだ後のラーメンは身体によくないのはわかっているのですが塩気が欲しくなったのです。でもって翌朝は喉が渇くんですよ。当たり前だよな。
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夜泣きスペース1.jpg夜泣きスペース2.jpg
業務用スープに生麺のインスタントラーメンです。私でもできそうだよ。だってフロントのスタッフが茹でて出せるレベルなんだからね。でも味はいいと思いますよ。
これにチャーシューとか味玉とかが入ったら重たくなるし、そういうのが無いだけにどうこうクサしようがないですよね。それに無料なんだから。いい路線だと思います。
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夜泣きそば4.jpg夜泣きそば3.jpg
夜泣きそば6.jpg夜泣きそば5.jpg
ご馳走さまでしたおやすみなさい。そろそろ桜も散りつつあるのに、初めて桜満開の時期に泊まった船山温泉の記事、居酒屋ネタ、ラーメンネタ、4月の異動に関する人間ドラマが控えているのですが。
上州編、もう少し続きます。
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ばりきや [ラーメン]

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ラミネートされたメニューを見て思った。
これって・・・
これって・・・
これって私が食べたい路線じゃないなぁ。
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ばりきや安中店、国道18号線沿いにあり、高崎方面より安中駅を通り過ぎて交差点の右にある。私は安中方面から来ってハンドル左に切って滑り込んだ。
安中市内を廻ってたのですが、旧中山道を抜けたところにある「ふくろう」が定休日で、街道を戻ったらキッチン104も定休日でないのに休業で、おうぎやはしょっぱいから避けて、もう何でもいいやって入ったのですが。
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駐車場は隣のバッティングセンターと共用みたいですね。
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南方九州博多から上州に吹かせる風は熱い??
そんな南風吹かせなくても上州三山から吹き付けてますけど。
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博多ラーメン系だな。麺細いでしょ?こってりスープ?
でももう時間無いし。午後イチでレンタカー返して都内に戻らなくちゃならなかったので。
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まだ慣れてないバイト嬢は心なしか応対が固いぞ。
固い也に交わしたオーダー会話は、
「ばりきめん・・・それと、あれ・・・何ってたっけ?・・・」
思い出せなくなってしまった。
「小さい餃子!!」
「餃子はこちらになりますけど」
プラス150円のセットを提示されたよ。
「ニンニクの入ってない小さいのがあったろ?」
「あ、それはこちらになります」
「それだ。それと賄カレーってできるか?」
「ハイ、カレーですね。同時にお持ちしちゃってよろしいですか?」
「うん」
そしたらこう言ってきたのです。
「半ライスはおつけしますか?」
「???」
ああ、セットには半ライスが無料になるのね。
「いや~、カレー喰うし。いらねぇや」
「セットでないと単品になりますけど・・・」
そうなのか??半ライスもオーダーすることでセット価格が確立するのかよ。セットにして半ライス出さなきゃいいだけじゃねぇのか?
でもカレー食べたいし。カレーに半ライスは多いし。
「それでいいよ」って言っちゃったんですよね。
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替え玉の表示があった。って事は麺普通の量が少ないんだ。
まぁそれでもいい。私は替え玉ってあまりしたことないし偽りの満腹感としか思えないのだよ。な~んてボケぇっとしてたらさっきのバイト嬢がドタドタ戻ってきて、
「麺の好みを伺うのを忘れました」
「やわらかめ」
「はいっ」
細い針金麺の粉っぽいのが嫌いでさぁって口に出す前に走り去ってしまい独り言になってしまった。博多系は麺が細いので、麺の固さやわらかさの好みを聞いて来ないとオペレーションが先に進まないので「聞いてきなさい」って注意指示されたんだろうな。賄カレー、ニンニク無しのチビ餃子、セット云々、半ライス云々のTALKのせいで、肝心要のところを落としたらしい。
指示した店長らしきは若い男性だったが、もうひとりの女性スタッフと会話してばかりで、私に対応したバイト嬢をあまり構ってなかった。従業員への対応は公平にしないといけないぞ~。
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ボーッと立ってるバイト嬢ですが、声をかけるとバタバタ急ぎ足で歩んでいく。体育会系かな。
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やわらかめったって細い麺だからすぐに来ましたよ。
慣れないバイト嬢、持って来たはいいが、
「伝票ここに置いておきます」
「???」
オイオイオイオイ、まだ餃子と賄カレーが来てないのにもう伝票持ってきたのかよ。これで終わりじゃねぇだろうな。大丈夫か?
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くさくないです。万人向けですね。
まぁ予想通りです。これを大盛りにするか替え玉したら最後の方は飽きるから、そうならないようにカウンター上に胡椒、ラー油、一味唐辛子、生のニンニクと潰すヤツ、高菜炒、紅生姜、辛いのかな?もやしがあった。
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こういうのは博多系で必須なんですかね。それも取り放題のようだが、辛いのとニンニクは要らないし、無料で投じる高菜、モヤシ、そういう無料で取り放題って何かイヤなので無視。
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カレーと餃子は男性店長が持ってきて、既に伝票が置いてあるのに一瞬目をやって、
「ご注文の品は全てお揃いでしょうか?」
私は吹き出しそうになった。さっきのバイト嬢、まだ全部揃ってないのに伝票持ってきやがって、それもアンタが今私に言ったキメ台詞「お揃いでしょうか?」も何も言わなかったぜ。
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餃子、もうちょっとこんがり、一風堂さんみたいに焼いたのが好きなのだが。
タマネギが主でニンニク無しなんですよ。普通の餃子と比べると物足りないかなと思ったので、カレーに浸けてみた。そしたら合うの。美味しいの。甘いだけのヘルシーなチビ餃子が殆ど具無しカレーの立派な具に化けたのです。タマネギがカレーに合わないわけないからね。
そしたら肝心メインのばりき麺が脇役になっちゃって。
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会計もさっきのバイト嬢だった。
「あのニンニク無しのチビ餃子はカレーに合うぜ」
「え、そうなんですか?」
「カレーにタマネギは合うしさ」
「・・・」
ダメだ。滑ったかも。
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悟留譜観世音菩薩 [コラム雑記帳]

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キッチン104の前を通る県道48号線を秋間方面へ走り、坂を登って秋間川を渡った交差点を右折すると、曹洞宗全性寺(ゼンショウジ)というお寺があります。
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この寺には中世の安中城主・安中忠政の墓があるのですが、それよりもこの寺を有名にしたのが悟留譜観世音菩薩、ゴルフの観音様が鎮座しているからです。
階段を上ってすぐ、左手にあります。
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悟留譜と書いてゴルフと読みます。それっぽい字を当てたのかな。
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観音様は後光にクラブ13本、右手にはパターを持っていました。
添えてある左手の掌にはゴルフボールが。
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由来が書いてあります。
『悟留譜観音菩薩の由来
全性寺三十二世結制上堂修行を記念して悟留譜観音菩薩の石仏を建立いたしました。
これは秋間地区にゴルフ場が三か所もあり、更に数ヶ所出来る予定です。そしてそこに働く人、ゴルフに行く人などいろいろと関係のある住民が多いのです。そこで、檀信徒及び地域住民、関係者の安全と隆昌を祈念して安置することにしたものです。
この悟留譜観音菩薩の石仏は、全性寺独自もので他に類例のないものであります。その観世音菩薩の背後にはゴルフのクラブ十三本とパターを一本持っているのですが、これには意味があるのです。お釈迦様がお悟りをひらいた時の根本原理の一部をクラブとパターに携えたわけです・・・』
・・・13本のクラブ、1本のパター、計14本を持つ意味は、八正道(正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定)の8つと、六波羅蜜(布施、持戒、忍侮、精進、禅定、知恵)の6つ、8プラス6イコール14本、八正道と六波羅蜜に因んで計14本のクラブという事らしいです。
御住職がゴルフが好きで、安全に上達する為に、安中市内のゴルフ場が発展する為に建立したのだろうか。
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絵馬代わりに願掛けをしたためたゴルフのカラーボールが奉納されているぞ。
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どんな願掛けがあるのか見たら、

いつまでもゴルフができますように
ベストスコアが達成できますように
70台を出す
90切り
100切りできますように
みんなの目標が達成できますように
パターが上手になりますように

ささやかな願で微笑ましいですが、願かけた当人たちにしてみたら真剣なのでしょうね。
アマチュアだけでなくプロも願掛けに来るのかな。
家内安全とか商売繁盛とかそういうのは無いですね。観音様も「そういう願掛けなら他へ行け」って言うだろう。
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隣には宝珠ポール型賽銭箱があったぞ。檀家さんがホールインワン記念に奉納したのだろうね。
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私はゴルフはチンプンカンプンなのでジャン妻に観音様の写真を見せた。
ジャン妻は最初見て「何これ?」という表情になった。
「これって後ろにクラブ?」
「そう。ウッドとかアイアンとか。順番があるのよ」
「???」
「絵馬のかわりにカラーボールが奉納されててさ~」
カラーボールに書かれた願掛けを見せて、意味を聞いたら・・・
「ゴルフってホールごとに4打、5打って決まっていて、18ホールでコースで、72が規定でコースを廻るんだけど、72プラス28で100じゃない。だから100を切るのがまずは目標なのよ」
「少ないスコアで廻るっていうスポーツは他にないし、そういう感覚が無いとわからないわよ」
「サラリーマンで72プラス幾つかだったら、ホォ~っ上手ねぇってなるのよ。アタシの前の上司なんか未だに100切ってないしね」
「全くそういうのを知らないアナタに説明しづらいんだよね。興味を持とうとしなかったじゃない。」
こっちは全く知らない世界だから素人質問したのにさ。ゴルフについて素人以下のアナタが下手に書くと笑われるから止めなさいとまで言われたよ。
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「ゴルフは相手があるスポーツじゃないから、自分の精神力、集中力が求められるのよ」
己の精神力、集中力か。禅に通じるものがあるのか。仏門に希依するところもあるのかな。
「アナタがそういう風に理解したならそう書きなさい。アタシまで笑い者にしないで」
アタシまで?
私は笑い者かっつーの。
100切ったことあるの?
「あるわけないじゃん!!アタシは100切ったことが数回あるだけよ」
「幾つ?」
「96じゃなかったかなぁ。あれはたまたまマグレでさ」
「群馬でゴルフしたことある?」
「ないわよ」
「何処でしたのさ?」
「いいじゃない」
言いたくないらしい。
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背後にもゴルフボールが。
石の窪みにちょうどよく挟まっている。
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ゴルフのスコアが良くなるという御利益があるのはここしかないそうです。ただ、ゴルフの神様ではないです。神社じゃないからね。寺だから観世音菩薩なわけですよ。
そうか。ゴルフ観音の寺か。では魁男塾の三面拳最強の男である月光はこの寺でゴルフの修行をしたのだろうか。
(ジャン実家にあったもの。)
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周辺の風景です。長閑なものです。
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私は何も願かけてません。ゴルフしないし。したことないし。これからもやらないだろうし。
「でもグリーンに出たことあるよ」
「・・・」
「カートにまで乗ったんだぜ」
「・・・」
「ランチも食べたんだぞ」
「・・・」
「でも今は閉鎖されてソーラーパネルになっちゃったんだ」
「・・・」
「哀しいぜ」
「・・・」
完全黙殺しやがったな。

https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-02-12
https://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-02-26-1
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-03-24

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解説板の日付を見たら平成二年十月吉日、割と近年です。なので安中市教育委員会が発行した「安中市の文化財」には取り上げられていません。文化財とは意味合いが違うからね。
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104Cat [グルメ]

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久々に104です。カウンター席に座ってオーダーウエイトしながら、マスターに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
一昨年ジャン妻は異業種(料理の道)に進もうとして、この店で修業できないかマスターに聞いたら快く受け入れてくれたのに。いつでも来て下さいって。
そうなったらここから近くのルートイン安中にステイして通う筈だったのに。
その後ジャン妻がどうなったかマスターに言ってないのです。店内にママ他の従業員もいるしちと言い難い。言えないままズルズル来てしまった。
そういう意味ではケジメつけてないのです。
厨房をアシストする女性スタッフも定着した感がある。待遇がいいのか居心地がいいのか。
マスターやママの指示で、レタスをちぎって大ザルに上げたり、バーグをこねたり。
ジャン妻も伊東に強く慰留されなかったら、この店の厨房にいて同じような作業をしていたのだろうか。
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久々なのでメニュー載せます。新作も登場している。
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他のお客さんに出されたランチの104gハンバーグ&フランクフルトソーセージも良さげだったけど今日は生姜焼の気分なのだ。でもフランクフルトソーセージ、こんがり焦げめもついて美味そうだったな~。
自分がオーダーした後だと、別ものが美味そうに見えるのです。

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サラダとコンソメスープ。
惜しいな~。時々思うのですが、サラダの下の方までドレッシングが届いてないのです。よ~く混ぜないと底の葉野菜は単に生野菜でしかないのだ。
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こんなにご飯が多かったっけ?
お皿にペタッと盛ってナイフとフォークじゃないんだ。箸でした。
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生姜焼き肉は厚い肉に粉を塗して焼きつけるんです。することでやわらかくなる。
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やわらか過ぎて、箸でリフトアップしたら曲がって折れてしまいそうなくらい。
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タレに刻みタマネギが載ってアクセントになっている。
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野菜もあるある。
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ジャン妻は辞めるのを止め、今は別会社で自分がやりたかったことをやっているようだが・・・。

私と一緒の会社時代と違って、これまで通じなかった壁に楔を打ち込み、風穴を開け、前は挨拶だけで会話すらできなかった雲の上の人達と折衝し、それまで相容れなかった人たちとも関係を構築している。
そこでまた壁にブチ当たる。昨日は伊東甲子太郎と談合してましたね。「事態が動かない。何が障害になっているのか」
それはいいけどジャン妻は、この店に申し訳ないという気持ちはないのかなぁ。
「104が受け入れてくれるってよ」
そう電話したら「ありがとう!!」って弾んでたんだけどね。
マスターに自分の口で頼んだわけじゃないからね。辞めるの止めて動き出すと忘れるのかもな。
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これは店を出てから振り向いて撮影したのですが、この店に籍を置く子らしい。
「この子は?」
「ウチの子なんです」
ウチの子??
「出ていいのかな。ここはアタシの場所よってか」
「大丈夫ですよ」
除けるようにソロリと出ました。
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エサがいいからまぁブテぇ~っと太ってからに。マットの上は汚れるからせめて丸椅子の上に寝なさいよ。さすれば招きネコになる。
出る時も出てからもこの子はずーっとこの体制なんですよ。退こうとしないのだ。後から入るお客さんも足許を気にしながら入っていった。
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ソルト・アクシデント [居酒屋]

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6号が群馬を離れてお役御免になったので自ら来たのえすが、いつもいつも群馬に行く直前のナイスタイミングで店から連絡が来るのです。
「お疲れ様です。今日は北寄貝、真鯛刺、煮穴子、カマス塩焼き、如何でしょう?」
「いつも鋭いね。明後日群馬廻りなんだけど」
「やっぱり。では明後日お待ちしています。お気をつけてお越しください」
やっぱり??
まだそっち(群馬八幡)に行くとは言ってないぞ。
「行けるかどうかは五分五分だよ。当日何処で業務が終了になるかによるね」
「ではウチの近くでお仕事の際は是非よろしくお願いします。竹輪(磯辺揚げ)をご用意してお待ちしています」
群馬八幡近隣で業務なんてないよ。そのクセバスの中から「今日のおススメは何さ?」と入れてもレスが無かったんですよ。

今日のおすすめは、北寄貝、真鯛、コハダか。あまりソソらないなぁ。
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「お帰りなさぁい」
「ハイただいま」
店内のテーブル席は託児酒場状態で、カウンターには見知った顔の社長さん。
左手のカウンター席へ。この店の左カウンターは薄暗いのだ。
カウンター上に灯があればもう少し料理写真が映えるのに。
でもその代わりに写真サイズが小さくて済むのです。
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「焼きそば書いてありますから」
「ホントだ。でも何故真ん中に?」
「裏メニューですから」
「裏でもこうして書いちゃったら裏じゃないじゃん」
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「シーザーサラダと焼きそば」
「え?珍しいですねサラダなんて」
私は居酒屋ではポテトサラダかマカロニサラダしか食べない人ですが、このシーザーが意外なヒットで私的にはバカ美味だった。ドレッシングとパルメザンチーズと上に載った薄切りのカリカリベーコンがサイコー。
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サラダなのにビールがススむのではカリカリベーコンとチーズの塩加減がいいアンバイだから。新鮮野菜の水切も完璧です。
「前からあったっけこれ?」
「ありました。定番で。健康にいいでしょ」
「居酒屋は健康に気を遣うところじゃないけどな」
ムシャムシャグビグビを繰り返した。
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ここで初めて焼きそばを食べた時は味薄だったが、段々といい味になってきたぞ。
「焼きそばってあれば出るでしょ」
「出ます。バンバン出ます。餃子とかも」
「焼きそばってのは大人の駄菓子だからね」
「笑、ウチに他にもあった方がいいメニューって何かありますかね?」
「ポテトサラダとか。マカロニサラダとか」
「ああいいですね。ジャガイモを潰してそれだけだと何なので、肉ジャガにするとか」
「肉ジャガならおとおしで出たことあるよ」
「笑、あれをまるめて肉ジャガコロッケなんかにするといいですよ」
だったら私がいる時に出すかメニューに加えてよ。ポテサラ、マカロニ、コロッケ、あれば絶対に出ますよ。
「ジャーマンポテトとかも」
「出るの?」
「簡単です。今日はちょっとジャガイモが無いんですけど」
じゃぁ次回以降、ビールがあるウチに頼むワ。もうちょっとメニューの幅を広げていいと思うのだこの店。
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この店に竹輪磯辺揚げが無かったら一期一会で終わっていたかも知れない。ここ半年ほど焼きそばばかりに目がいって、忘れられがちの竹輪磯辺揚げでアクシデントが。
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卓上にあるソルト、逆さにして蓋の部分をグルグル回すと塩が降るのだが、蓋よりも根の方を持って廻してしまい、元から外れて塩がドサッと落ちてしまったのだ。
竹輪2アクシデント2.jpg
アチャ。
シマッタ。
私は固まった。この惨事をどう処理しようかと。
知らん顔してティッシュに包んで捨てちゃおうか。
でも自己申告することに。ママを呼んで事情を説明しました。
この状態で落ちたソルトを全部舐めるように食べたら身体によくないので、申し訳ないけどいったん下げて、撒かれた塩は廃棄処分になってしまったゴメンナサイ。
「何か操作が上手くいかなくて。先っぽを持って回したつもりが胴体を回しちゃったらしい」
「最近竹輪磯辺揚げをお見限りだから竹輪さんがイジケたんですよ」
「竹輪の祟りだな」
「笑」
このソルト、こないだも危うく本体を外しそうになったから壊れてるってことないか。旅人の惑星さん、左カウンター席のソルトは要注意です。
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竹輪4.jpg
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あ~あ、ソルトが少なくなってしまった。
ソルトが減ってしまったゴメンなさい.jpg

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気を取り直してマグロアボガドワサビ醬油和えなんぞをいただく。
家でもジャン妻が作ってくれたことがあるがこの店ほど上手くない。何かが足りないんだと思う。
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マグロアボガド3.jpg

焼きそば11.jpg
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焼きそばアンコール。さっきのより野菜類が多いのは、麺類がそろそろ少なくなってヤマになりかけた証だろうか。
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案の定そうで、託児テーブルから焼きそば大盛りだか2人前だかの声が飛んだが、私の2皿めでヤマになってしまったのだ。
勝った!!
子供に勝ってどーするって。
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焼きそば、白い部分があるぞ。まぁいいや。
「マヨネーズ要ります?」
「じゃぁ少し」
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マヨ1.jpg
何処が少しなんだっつーの。多過ぎやしないかこれ。
これじゃぁマヨが余るよ。
マヨ2.jpg
余ってしまった。
「キュウリとかない?」
「それが・・・無いんです・・・」
キュウリをスライスしてそれにマヨつけてツマミにしようとしたのが、何とあろうことか、キュウリが無いそうで。
群馬なのにキュウリが無いとはイカンなぁ。キュウリと椎茸は群馬の名産でしょう。切らしちゃダメだよっていうかキュウリを使う料理なんてないよな。さっきのシーザーサラダにも無かったし。
「わざとマヨを余らせてもう一品オーダーさせて売上をUpさせようという作戦じゃないの?」
「笑」
キュウリをスライスするだけで300円か400円プラスできたのにさ。じゃかいいかと思って諦めかけたら、お店側もしぶといというか。
「トマトならあります!!」
「トマトねぇ」
「お嫌いですか?」
「好きでも嫌いでもないけど。家で妻に『おかずもう一品無い?』っていうと大概トマトをスライスして『ハイもう一品!!』って出るんだよ。夏の一時期に毎日出されてトマト見たくなくなったモン」
ところが出されたトマロがバカ美味で。
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トマト2.jpg
舌の上でトロけるんです。固くないのだ。
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固くなけりゃトマトじゃないっていう人もいるだろうけど、大きくて甘いトマトだった。甘いだけにマヨに合う。
大きいトマトだとやわらかいのかな。熟し過ぎてたのかもしれない。トマトのお蔭でマヨが無くなりました。
トマト4.jpg
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船尾瀧.jpg
お会計1万いかず。
「無理っス。ウチのメニューじゃ」
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帰りはタクった。20:41発に間に合わなかったのです。
お店はこの3月に8周年になった。その週にも行ってますがそれが後日に。店は東日本大震災直後にひ~っそりとOPENしたのです。
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草の者6号御役御免 [居酒屋&人間ドラマ]

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ベーコン菜の花ポテサラゴルゴンゾーラ.jpg
ベーコンと菜の花のポテサラ、ゴルゴンゾーラがけ、何だかいつも以上に写真が雑です。テーブル席で向かいに相手(女性)がいるからです。
その相手が言うには、
「アタシ、ホームシックなんです・・・」
「???」
「群馬に還りたいです・・・」
私はちょっと呆れた。
「ホームシックだと??」
いつもはこの店だとカウンターで静かに飲む私ですが、相手が天然なのでつい声が大きくなった。
「俺は群馬から戻されてからしばらくホームシックになったけどな」
「そ、それって、意味不明・・・」
「だったら群馬に帰りゃぁいいじゃねぇか。結婚して東京へ転勤して来たのはお前さんの都合だろ」
「えぇ~・・・そ、そうですけど・・・」
かつての草の者6号は、どちらかといえば東京本社に従順な子でしたが、彼女が初めて自己都合を主張して結婚、転勤、上京してきたのです。それも結婚を機に正規の職制、職位から外れて普通の一般社員に転じたので、私の陰の部下でもなくなったのです。

メニューには無かったけど、鳥取和牛のタリアータ
タリアータ.jpg
「こっち(東京)来いって会社が命令したんじゃねぇや。いいよ今から群馬に帰って。別れて帰れ帰れ。帰っちまえ(笑)」
「そ、そんなぁ~」
草の者・・・いや、もと草の者6号は悲痛な裏声をあげた。声が裏返った。
鶏せせりとアスパラ塩ダレ炒め
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「東京って何でも高いです」
「そりゃそうさ」
「お野菜でもお肉でもお魚でも」
お野菜?
お肉?
お魚?
おを付けて上品ぶりやがって。もと草の者6号は群馬の名家のお嬢様、末娘なので育ちがいいのです。
「群馬と比べちゃいかんよ」
「外国産も多いし」
「そりゃ物流の発達であっちこっちからいろんなものが集まって来るのが東京だよ。だから高いの。群馬みたいに地産地消じゃないんだから」
「近所にスーパーが無いんです」
「そんな訳ない。見つからないだけだろ」
「ひとつ先の駅に行かないと百均もないんですよ~」
「ひゃ、百均??」
「アタシ百均が無いと生きていけないんです。外食するにしても高いし。このお店だって・・・」
「シッ!!店に聞こえるだろ」
録画してまだ見てませんが、昨日のTBS噂の東京マガジン噂の現場は「大都会で急増!買い物難民!東京で60万人買い物難民!」だった。都内で買い物に苦労している人たちの現状。
草の者、いや、もと草の者6号もその60万人のひとりなのだろうか。
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焼きそば、群馬の焼きそばは美味かったな。
「太田の焼きそばが好きでした」
「あの黒いヤツか。こっち(東京)でも売ってるよ」

くるま社会の群馬とのギャップもあるそうです。
「通勤電車がタイヘンです。もう毎朝毎朝こうやって・・・」
満員電車内で吊革につかまって周囲の乗客から押し潰される仕草をしている。
「そこを皆、ガマンして通っているんだよ」
「地下鉄なんて初めて乗りました。出口がわからないんです」
「確かにシェルターみたいになってる駅もあるからな。地上に出たら何処も似たようなビル街だし。自分が何処にいてどっち向いてるのかわからないんだろ」
「・・・同じような駅名ばかりで。ひと駅間違えるのもしょっちゅうです。だからあまり飲み過ぎないようにしているんです。」
草の者、もと6号は酒飲みでもある。
「駅名がわからんて?お前さんは高崎、問屋町、井野、前橋ぐらいしか下車したことないんじゃないのかい?」
「・・・群馬だったらくるまで飲みに行って代行とかあるじゃないですか。東京って代行無いんですね」
「在来線が頻繁に走ってるし、タクシーも多いからだよ」
「ホント、すぐに電車が来ますよね。凄いって思いました」
この田舎者め。
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何故、刺身盛り合わせが出たか。群馬に海が無いからお刺身食べたいっていうから。
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10号が寿退職、4号が本社勤務に昇格して草から抜けたのですが、新たに加わった11号と12号だけが既婚者で、以前からいる1号、2号、3号、5号、7号、8号、9号、新規の13号は独身で30代半ばから40代後半までの女性ばかりである。(同棲、実質婚は何人かいるらしいが。)
「何でそんな女性ばかりなんですかね。会社が敢えてそういう女性を選んだとか」
「何でそんな女性ばかりって。自分が(結婚)決まったからそう言う」
「あ、いえ・・・」
「いいんだよ入籍は。君の為に慶ぶよもう後が無いんだからさっ。(ここでヒエ~と裏返った声で合いの手が入る)だけどそれを機に主任格も辞退しやがってからに。S子(9号)やB子(13号)に聞かれたんだぞ。ウチの会社は結婚すると今のキツい役職から外してもらえるんですか?って」
悪しき前例を作りやがって。
「あぁ~、群馬に帰りたいよぅ・・・」
まだ言うか。帰ればいいのに。
「あっち(群馬)の後任も決まらないまま上京しただろ」
「まだアタシの後任決まらないんですか?」
「決まってない。何人か声かけたらしいがみ~んな固辞したってよ」
「そ、それって固辞できるものなんですか?」
「そっちだって下りたじゃねぇか」
「ア、ハイ・・・」
「おかげでま~たこっち(私)に業務が戻って来たんだぞ」
「す・すみませんご迷惑かけて」
ややうなだれるがすぐにキッと顔を上げて、
「でも、でも、それってっ、アタシが下りたことでっ、〇〇さん(私のこと)大好きな群馬に行けて行ける回数が増えてよかったじゃないですかぁ。アタシのお蔭ですよっ」
「そう来るかい!!」
実際、今年になってから群馬に行く回数が増えているのです。

ママに紹介した。
「彼女、群馬から転勤してきたんですよ」
「へぇ~そうなんですか。この方(私を見て)今でも群馬が大好きなんですよね~。うちのお店でもよく群馬のお酒を飲まれますし」
「え?群馬のお酒があるんですか?」
出されたのが町田酒造。
「ホントだ群馬のお酒だぁ。群馬の何処ですかぁ?」
ママは自分で答えないで私に振った。
「前橋のどっか。駒形あたりかな。ホラ、ラベルに書いてある」
草、いや、もと草の者6号は酒に弱くない。懐かしい故郷の酒をグイグイ飲み出した。

「そうだ、I美に会ったか?」
東海エリアを担当していた草の者7号のことです。彼女も上京、転勤してきたのだ。
「まだ会ってません。結婚でしたっけ?」(6号)
「そうじゃないらしいんだな・・・」
もと6号とほぼ同時に上京してきた9号です。
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帰りの電車、ホーム反対側に籠原行がきた。
「これに乗れば帰れますよね」
「そっちに乗るんじゃないよ。こっち〇番線だよ。それに高崎まで行かないよこの電車は」

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「そんな話をしてたの?アタシが行く前に?」(ジャン妻)
ジャン妻はあの日、歓迎会で遅れて来たのです。後から合流した。私は基本、女性社員と2人きりで飲みには行きません。
「可愛らしいお客様でしたね」(ママ)
「あれで40前だよ」
「え・・・」
「田舎の末娘でさ。群馬に還りたい帰りたい云うとったよ。あ、そうそう、ママにお礼を言わなきゃ。」
「え?なになに?」
「彼女の前でママが私を指して、この方今でも群馬が大好きなんですよ~お店でも群馬のお酒をよく飲まれるし~って言うてくれたでしょ。そしたらホームシックになっていた彼女の表情がパァッと明るくなったんだよね」
「あ、あ、そうなの。アタシ別に・・・いつもと変わらず喋っちゃっただけなんだけど」
「群馬のひとたちって、自分らが群馬出身なのをあまり声高に言わないところがあるからね。さすがだよママ。私のカオも立ったというもの。ありがと」
「笑」

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桜海老のポテサラ、ポテサラの上に揚げた桜海老が載っています。不思議なものを考案する店である。
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マグロひとくちカツ塩ダレトマトソース、トマトソースよりタルタルソースの方が合うと思うのですが。
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合鴨ロース&筍の玉子とじ。
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合鴨竹の子玉子とじ3.jpg合鴨竹の子玉子とじ4.jpg

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春キャベツ&黒あわび茸のアンチョビ炒め、何処にあわび茸があるのかワカランし、あわび茸って何?
普通の野菜炒めです。
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イカゲソ&ジャガイモ信州炒め、信州炒めとは味噌炒めのことかね。
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この日は遅い時間帯、いや、前と同じ時間帯に入ったの。電話したらすんなり入れた。最初の客が1回転した頃合いだったようだ。
「GWは10連休?」
「笑・・・」
店主は笑って答えない。考えてるみたい。河岸が開いてなければ、政府の決めた方針だから。この界隈は何処もクローズするだろうし。売上は大丈夫なのかな。
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6号がお役御免になったので、私の群馬行が倍増したのですよ。
日帰りが多いですが。でもこれっていいことなのかなぁ。
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邂逅 美味しいね (*^。^*) ご夫婦 [グルメ&人間ドラマ]

JR川崎駅、改札を出たところの時計台にいます。
今から丸大ホール食堂へ飲みに行くんじゃないですよ。オフ会なのです。
まだ早いけど、この写真の人混みの中にいるのかな。
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オフ会か。懐かしい鼾・・・じゃなくって響きですな。オフラインミーティングのことですよね。オンラインのネットワーク上ではなく現実的に会うことです。
私もリンクしている方やしてない方も含めて何人かにお会いしました。お互いに顔が見えない、相手がどんな人か知らない、だからこそ「どんな方なんだろう?」と想像力をかきたてます。お会いするからには慎重にと決めてますが、これまで大抵は私から声掛けしましたね。そういう私をジャン妻は最初の頃、危うく思ってたフシがあるけど、今回は先方からお声掛けいただきました。
場所は川崎駅西口デッキに直結したラゾーナという複合施設の一画です。
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今はもうオフ会なんて単語は使わなくなりましたね。いちばん数多くお会いしているヒロ旦那や、近年になって知り得た佐奈田堂氏とは呑み会ですから。佐奈田堂氏は起業家で、自分に決済権あるから堂々と強面の素顔がOPENになってるので、路上や改札でバッタリ出逢ってもすぐにわかってしまう。完全オフじゃないのだ。ハーフのオフ。
今日お会いする方はどんな方なのかなと。眉間と目力を抜いて探すのです。向こうもこっちを探しているからそういうのは雰囲気でわかるものです。声かけて間違ったっていいじゃない。
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お会いするまではテキストの内容や文体、文調で想像するしかない。だったら私なんてヤバいと思われないのかな。はっちゃけな文体で書いたりするから。
昨年、こういうレスをいただいたことがあります。
「ジャンさん。
来年は是非お会いしたいと主人が申しております。
私も是非お二人とお会いしたいものです。(*^^*)」
へぇ、私なんかでいいのかな。
コメント末に絵文字があったので、(*^^*)←こ~んなお顔なのかなと。
料理写真がトテモ美味しそうなのとバランスが取れているので、文章と料理写真、二女が嫁がれていること、これは信用できるご家族だと思いました。
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ご夫婦です。旦那さん背が高いの。髪が多いし。ウラヤマしい限り。
みーさんの笑顔は私の陰の部下、草の者12号にそっくりです。笑顔が紀尾井さんで出逢った常連さんのひとりとも何となく似てる~。
比べるなって?
理系のご夫婦です。ウチらは文系ともいえない。ジャン妻は経理数値畑、私は人事系なのですが。
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誰も言ってくれないから自分で言いますが、こういう風にお会いすると、私は普段書いてる文体とは違う口調になります。
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かなり以前から私らを知ってたみたいだ。私はこの世界に入って最初は温泉サイトの掲示板でした。その頃から?だとすると10年以上前からです。
今はその世界から抜けました。温泉宿を取り上げるにはそこそこ時間があってお金が必要で、時間とお金があればあるほどいい宿、高い宿に行けるわけですよ。それはその人の分相応だからいいんだけど、そういうのを競うような世界から足を洗ったつもり。
あ、別に現在、その方面でも盛んに活躍されてる方たちを否定してるんじゃないですよ。
私はそういう世界から抜けて2010年から自分の日常をUpするようにしました。でも懐かしいお名前が出た。「この世界では匿名性を維持するんだよ」「現実に会うなら相手を信じて会った以上は自己責任だよ」と教えてくれた師匠・番頭さんとその分家だったご夫婦、今はもうお付き合いありませんが久々にお名前が出ました。

こないだ、ヒロ旦那が乗鞍温泉に行かれたのを知り、自分も乗鞍温泉の唐松荘に泊まったのを久々に思い出して呟きⅠの過去記事を見たら、そんな前からみーさんにコメントいただいてましたね。2011年でした。
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旦那さん熱燗を好まれるんですね。私と一緒だ。
ご夫婦とも健康そうです。ご主人は今でも完全リタイアではなく週3日勤務され、地元〇内会その他、各方面の幹事をされているとか。几帳面な方らしい。旅行計画も時系列でExcelで作成されるとか。
みーさんは100%私らと同じではないですがもとは〇療系です。注射針を打つのに飽いたのかも。そういえばインプラントの記事で、旦那さんから初めてコメントいただいたんでしたね。
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ご夫妻と行く宿は被っています。3宿です。
だけど船山温泉は高くなっちゃいましたからね。今は高級旅館になっちゃった感がある。前はよかったねで一致したもの。
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以前の満足度を現代に求めるのは無理なのですが、それは私がT館長から直に事情を何度か聞いたからです。初めて今から行く方には高評価らしいのだ。
ジャン妻が移籍して3月の締め作業から完全に開放されたので、一昨日昨日と初めて桜の時期に行ってきました。

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蕎麦宿のH家には若(次男)が戻ってきたし。大旦那に「戻ってきてよかったじゃないですか」と言ったら、何が返ってきたかも話ました。

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ご夫妻はさらの木に向かう途中でくるまが絶不調になり、レッカー車で牽引されて宿入りされたんですよね。
でも私らは宿のMさんから「そういうお客がお見えになりました」とは聞いていません。Mさんはご夫婦に「ジャンさんは肉、肉、肉です」と言ってたらしいけどね。
そして第4宿の候補になるかどうか。
「岩井湯元本温泉はジャンさんの好きなお肉は無いんじゃないかなぁ・・・」
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私のはっちゃけた文章を読んで想像され、私なんかに「会ってみたい」と言って下さったのに感激です。これで図に乗らないようにしないといけないな。ありがとうございました。
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写真が下手で申し訳ないです。美味しかったのでこないだランチにもひとりで行ってきました。ひとり客は私だけでしたね。もう少し食べ込んでから別途Upするかもです。
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さて、明日から会社は新年度、新卒が50人ほど入ってきます。
しばらく通勤電車内は混むだろうな。
何か忘れてるな。あ、新元号発表か。昭和に続いて平成も彼方に去っていくのか。
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花茶屋 [グルメ]

今回の静岡小旅行は平日の午後からです。来る前、都内でのランチはこれだったんですよ。
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松乃家さんです。復活したミルフィーユ&ロースカツ。重かったです。ミルフィーユよりロースカツの方がやわらかかったですよ。
でもって夜がこれでしょう。
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凄いですよね。肉ばっかりです。美味しいけど美味しいけど。紀尾井さんは「野菜は身体にいいから出さない」がポリシーです。
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美味しい紀尾井さんを出てJR静岡駅改札ですが、ここで知らない高齢者の女性に話しかけられました。
「アタシお金無くて泊まれるとこないの。5000円貸してくれない?」
「いや、無理だね。他をあたった方がいい」
「そう・・・」
なんなんだろうね。その女性、他にも話しかけてたけど。
よほど困ってたのかな。身なりはそれ也にきちんとしていたから単なるたかりかな。
私が金持ちに見えたのかな。返ってこないのを承知で困っている人に渡すほど私はお大尽じゃないよ。
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泊まりは藤枝です。
肉が続いて腹が重たい。私は出張や飲みが続いて野菜が不足するとイライラするのです。この日に摂った野菜は冒頭写真に沿えたキャベツの千切りと豚汁(何故豚汁にクタクタになったタマネギが入っているのだろうか。)の根菜だけ。
追加のポテトサラダはカロリー高いだけで、野菜ともいえないからね。
翌朝の朝食バイキングで野菜摂ろうと決めて寝ました。

ルートインの朝食バイキングメニューは可でもなく不可でもなくですが。野菜だけでいいやと思って、単なる餌、栄養補給と割り切って8時半前に1階に下りました。
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食事処の名前が2種あるのか。
朝は花茶屋、夜は花々亭です。保健所にはどちらのネーミングで申請したんだろうか。
夜はこうなってました。
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貼ってあった夜のメニューですが。
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昨夜は北風が強かったので、ここ藤枝から静岡市内にある紀尾井さんまで行かないで、夜はホテルの花茶屋で済まそうかな~と意志が弱りかけたんだけど。それを振り切りました。結果紀尾井さんに行ってよかったです。
でも野菜が・・・
足りない・・・
あまり期待しないで会場入りして、まず目に入ったのが必ずあるミニオムレツ、確か中にミンチ肉が入ってる筈。黄色い餃子みたいですね。
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ウインナーはボイルなのでパス。
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見るも無残な喰い散らかしの跡ですね。
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後で補充されてましたよ。
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このピリ辛唐揚、唐揚をニンジン&タマネギと炒めてあるのですが、少し食べた。悪くなかったですよ。
必ずある揚げ物。イカリングと蓮根挟み揚げ。これも残数少ないですが、
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後で補充されてました。利用する皆さん朝から揚げ物が好きですね。
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何故かフライドポテトがあるぞ。ハンバーガーがあるわけでもないのに。外国人客が好むのかも知れない。
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あまり好みじゃないお惣菜.jpg
ポテトサラダをどうやったらこんなに真っ白になるんだろうか。マヨネーズが多過ぎなのでパス。この私がですよ。
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ヒジキ煮物はジャン母の手作り味(甘くて汁が多い)が好きなので他では自分からは食べません。
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ハイ生野菜コーナーです。キャベツは無いなぁ。レタスを山のように盛ってタマネギをドサドサ載せて、ブロッコリーやカリフラワーも添えて、アクセントにツナも載せて、胡麻ドレをブチューっとかけます。
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振り返って見たら、残り少ない焼き魚の切れ端にマグロの照り焼き(照ってないけど)があったんですよ。これが美味しかった。これは補充されなかったようだが。それだけ出たのでしょう。
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まぁ満足しました。高崎のルートインより品数が多いです。ルートイン高崎はもうちょっと努力して欲しいですけどね。
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しかし焼き魚のように寂しい皿もありましたな。食の廃棄削減が叫ばれてるから残して廃棄するよりいいかも知れないけど。残ったら従業員が食べるのだろうか。
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でも藤枝はフロントも食事処も明るいので好きです。
高崎は暗いね。陽が当たらないし、照明も何だか暗いのだ。それでいて食事処から私が住んでたマンションが見えるのも何だかな。
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9時にチェックアウト、今日の現場へ。
振り返ります。次回はいつになるだろうか。草の者13号に任せることになるかな。
そういえば昨夜紀尾井に行く前、部屋にカードキーを指しこんだままドアを閉めちゃったんですよ。あ、やっちまったって。
フロントで事情を話したらおねぇさんが同行してくれて、スペアのカードキーで開けてくれたの。
「どうぞお入りください」
おねぇさんは部屋に入らないです。アタリマエだよな。アブない・・・でもないけど私は。カードキーを抜いて下に戻るエレベーターの中で、
「こういうおっちょこちょいな客っているの?」
「いらっしゃいますよ」
「お爺ちゃんとか?」
「いえ、若いお客様でも」
そりゃ危険だな。

今日も風が強いです。3月14日だったので、行く先々で3箇所、クッキーを配って廻りましたよ。めんどいねホワイトデーって。誰が考えたんだろうか。
お昼は静岡でいちばん親しい現場でランチ会になりました。
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彼らともあと4年でお付き合いが終わるのか。
ここだけでなく、何処の従業員とも悔いがないよう対応しないと。
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廃車体の慟哭 [鉄路と風景]

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今日は晴れていたのに北風が強く、体感温度が低い1日だった。そろそろ陽が西に傾きかける頃合いである。
遠州諏訪原城の段丘向こう側に陽が落ちようとする少し前、私の前に鉄道車両の台車、動輪、その他の部品が再利用されないまま、赤錆びた状態で積まれていた。
強い風に砂埃が舞い、部品に吹き付けていた。
この部品は何から外したのだろうか?
錆びた部品たち2.jpg
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振り向いて陽が落ちようとしている西に目を向けると軌道があり、留置線の上にSLが置かれている。
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「あれ、撮りに行ってもいいかなぁ」
「いやぁ、ここ立ち入り禁止なんでぇ」
「じゃぁここ(公道)からなら撮っていい?」
大井川鐡道の社員さんは不承不承頷いて、社用車ワンボックスに乗って去っていった。
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誰もいなければ、聞かなければ近くまで見に行って機種を確認したかも知れない。でも目の前に敷設されたレールは錆びてはいるものの廃止路線ではないのです。本線とはいえないが現役なのです。迂闊に跨ぐべきじゃない。
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私は何処にいるのか。
陽が西に傾きかけた頃、静岡県島田市金谷の大井川沿いにいます。
大井川鉄道のSL発着基地でもある新金谷駅から、川の土手の方向に分岐する引込み線があって、その先に役目を終えた廃車置き場があるのですよ。
そこには現役を終えて廃車となったSLや客車、貨車などが野晒らしに置かれている。公園や新橋駅西口にあるような静態保存ではなく、解体されるまで、鉄屑になるまでそこに置き晒したままなのです。
下のMAPで、本線から川の方に向かって1本の支線がヒョロ~ッと分れた先にあります。
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大井川鐵道本線は沿線人口の減少によりダイヤを大幅に減らし、現在で9割方はSL列車を利用する観光客が主体になっている。経営再建に必死です。
現在在籍している電車は全て大手私鉄の車両で、他社から譲渡を受けたものばかりです。自社製は無いと思う。それはそれで様々な車種が見れるから鉄道博物館の様相を呈しているし、観光客やファンには受けているらしいですが、他所から貰った中古車両だからいずれあちこち故障する。現在運行しているSLや車両を修理する際に部品交換が必要となった場合、部品ストックがあればいいが無ければどうするか。
自社で製作したり、全国にある静態保存中のSLの部品を譲り受けたりする。あるいはこの廃車置き場の車両たちからも使えるものは外して使うのだという。
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そうやって部品をどんどん外してけばいつかは役立つ部品が無くなる訳だが、そうなる前、部品確保用のために置かれているものだと聞き及ぶ。
ある意味で残酷ではある。解体するならすぐに解体すればいいのにと思ったりする。他からの貰い物だからいいやってか。(冗談ですよ。)
でも大井川鐡道は経営が厳しいので解体する費用も捻出できず、こうして置いておくことしかできないのではないだろうか。
社員さんたちもホントはいたたまれない気持ちなんだと思いますよ。一部を取り外す時の音は車両の悲鳴に聞こえるでしょう。
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SLは横を向いているので機種や表情がわからない。歩み寄って見てみたい気もする。
その時、声が聞こえたのです。女性の声だった。
「来ちゃだめ」
何だって?
「私を見に来ないで・・・こっちに来ないで・・・」
えっ?君か?
声は、目の前のSLからだった。

そっちへは行けないよ。入っちゃいけないって言われたし。言われなかったらそっち行って撮ったかもしれないけど。
「見ないで・・・立ち去って・・・撮ったのっ!!!」
強い口調になった。

すすり泣く声に変わった。
「撮ったのね・・・」
この距離で横から撮ったよ。それはさっきの作業員に許可取ったぜ。
「あなたも私を撮ったのね。私はもう本線を走ってた頃の私じゃないのよ。こんな私を撮ってどーするの」
責めるような口調になった。
「そうやってこれまでも何人か来て私を撮ったわ。アナタも私を撮って、誰かに見せて嗤いものにするんでしょう・・・」
嗤いもの?
そんなつもりはないぞ。
「でもネットに載せるんでしょう?」
う~ん、そうだなぁ。
ちょっと返事に困った。この場をどう切り抜けようか。
しばしその場で泣きやむのを待った。

わかったよ。消すよ。
「・・・」
消せばいいんだろ。今消すから。
「待って・・・」
???
今度は何だ?
「消さなくてもいいわ」
いいのか?消さなくていいのか?
「撮ってしまったんですものね。その代わり、私の気持ちを、心の叫びもそのままUpして載せてちょーだい」
それでいいのか?
「アナタだけじゃないし。そうしてくださるなら」
わかった。そうする。
「・・・」

いずれ彼女の美しいボディからも動輪や連結棒、台車などの部分が剥がされ、原型を留めなくなる運命が待っている。
だが残酷なことにそうなるまでにはまだ時間がかかる。彼女の再利用できる部品が無くなるまでです。
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この日、線路上には廃SLが2台、車両は2列で数台、無蓋車2台が静かに置かれていた。
この無蓋者、さっきの従業員さんには悪いけど、侵入禁止のロープが無い箇所があったのです。跨いだんじゃないですよ。ギリギリお許しください。
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その先には客車が2列、留置されていた。屋根があるだけマシですね。まだまだ走れそうですが。
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客車4.jpg
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このSLは各方面のサイトに載ってますね。相当長くここに置かれて晒されていると思う。
もう軌道上を引っ張って行くこともできないのではないか。引っ張ったら割れて崩れそうだ。
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荒れるに任せています。これが夏場だと草木や蔓、蔦が伸びて凄い光景になるらしいですよ。
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このSLは、後からこの場所に来て解体されてった後輩たちを今日まで見てきたのだろうか。
また声が聞こえた。今度は男の声だった。
「俺を、俺を解体してくれないか・・・」
私はギョッとした。

君か?
今のは君が言ったのか。さっきの彼女のように。
どうしろって?
「俺を早く解体して欲しいんだ・・・」
いや、そう言われても。悪いが私は君を解体することはできないよ。
「俺はもう何年もこのままの状態なんだよ」
それは知っている。君は有名だからね。さっきの彼女(SL)や貨車、客車たちより前からここにいるのだろ。
「知ってるのか。なら尚のこと早く解体してくれないか・・・」
それは私ではなく大井川鐡道の社員さんに言うんだね。
そう突き離したら彼も男泣きに慟哭し始めたのである。

「これまでも俺を見に来たヤツらに言ったんだが、皆、無理だ、できないって言うんだ。お前は・・・お前も・・・この俺を見て何とも思わないのかよ」
何を言ってやがる。何とも思わないわけないだろ。心ある者なら誰でも打たれるさ。
「俺はいつまでこんな状態でここに晒されてなきゃならないんだ・・・」
・・・
気持ちはわかるが。できないものはできないんだよっ。

慟哭が止んだ。
悪いな。そういうことだ。
「ああ、君にあたってすまなかった。俺を見て気が済んだのならもうここから立ち去ってくれないか」
立ち去るさ。このままいたらこっちまで気が滅入ってきそうだ。

くるまに戻りかけたらまた彼の声が聞こえた。
「向こうにまだ、彼女はいるのか?」
彼女?まだ新しいSLのことか?
いた。泣いてたよ。
「彼女には、俺がまだこの姿でここにいることは黙っててくれないか・・・」
わかった。それは約束する。
別に言う必要なんてないよ。
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JRと接続する金谷駅は寂れていましたが、SLの基地である新金谷駅はそこそこお客がいました。そこを起点に本線上をカッコよく走っているSL車両は花形である。
だが今は花形でもいつかはこうなります。旧くなった中古車両の行く末がこれなのです。ここに搬入されたら最後なのです。解体され、使えるものが無くなれば、後は風雨に晒され錆びて朽ちていく。

もうひとつ聞いた話。ここは解体前に留置される場所だけではなく、修理できる車両はここで修理するのですが、他社から譲渡される車両もこの場所から搬入されるそうです。
他所から来た車両に意志があればこの廃景を見てどう思うだろうか。留置されている先達の車両たちから「いずれお前さんもこうなるんだよ」と言われて怖気をふるうだろう。
他所から来た車両はこの地から始まり、いずれこの地で終焉を迎える、そういう場所でもあるのですね。
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かつては子供たちを、観光客を喜ばせたであろうSLや客車たち。
それらを支えた裏方で、資材を運んだであろう無蓋貨車たち。
既に現役を終えた彼らはもう本線上を走ることはない。走れない。
車籍を奪われ、ボディの至る所から部品を取り払われ、最終的にはさっき見たような鉄屑になる運命なのだ。鉄道車両の墓場といっていい。だが墓標はない。
今ある光景が明日もある保証もないのです。
あ、別に私、この置き場を、再利用の仕方を非難しているんじゃないですからね。
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鉄道廃景の場所としてマニアに知られるこの場所はかつては大井川の砂利採取線の跡だといいますが、現在はこのような場所です。新金谷駅で明るい表情でいる観光客やチビっ子には見せない方がいいかもね。私も二度と来ないと思う。
というのは、去り際にまたさっきの彼女、SLの声が聞こえたのです。
「まだいたの?」
ええっと・・・さっき見た彼のことは言えないし。約束だし。
もう引き上げるよ・・・。
「あなたに小さいお子さんがいるなら、この場所は見せない方がいいわ・・・」
・・・
「夢を壊すだけですもの・・・見せないでね」
そうだな・・・。いないけどな。
「ここから立ち去って・・・そのまま行ってちょーだい」
・・・
「もう振り返らないで・・・戻らないでね。」
・・・
陽はさっきよりも更に西に傾いている。彼女のシルエットが逆光で眩しい。
私は赤錆びた彼との約束を守ってその場を急ぎ立ち去りました。瞳孔が涙でにじむ前に。
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三日月堀と大熊朝秀 [隠れ郷土史]

あの天守は往時のものなだろうか。それとも模擬かな。
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実は展望台なのだが、あれに登る時間は無さそうだ。
見たいものだけ見よう。三重堀を目指そう。
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三重堀?.jpg
途中にある寺の境内にあった解説板。
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大熊備前守??
大熊殿の名前が.jpg
そうだったのか。ここにあの人がいたんだ。
越後から亡命した人です。

今年は今川義元公生誕500年記念だそうですが、桶狭間の戦いで首級を取られた義元公の後を継いだ氏真の代になってから甲駿相の三国同盟を反故にした甲斐の武田信玄は、三河の松平元康と大井川を挟んで武田が東、松平が西を領有せんと約定して駿河に攻め込んだ。
だがそんな約定を信玄が守る訳がない。氏真を敗走させた勢いを維持して永禄11年(1568年)12月、武田軍は大井川を越えて「山崎の砦」を手中に納める。この砦が小山城の前身だという。
武田軍が甲斐に引き上げた後一旦は松平家の手中に落ちるが、元亀二年(1571年)武田軍は奪い返して大改築した。
信玄はここ、小山城に据え置いた城将は、大熊備前守朝秀(長秀)・・・。
あの大熊さんがねぇ。
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こんな急な階段を上るのかよ。
気が萎えかけたが、右手に緩い坂、階段があった。
坂を上る.jpg
あの階段を上らなくてよかった。見下ろしてもこんなですよ。転がり落ちそうだ。
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公園内に入ってすぐ、模擬天守の脇にある堀ですが、狭くて浅いです。
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この三日月堀は復元です。法面が崩壊しないようにネットのようなものが被さっていた。
解説板には「三日月型をしていたので三日月堀と呼ばれる」とありますが、そんなん誰が見てもわかりますよね。私が見たいのはこの「如何にも復元しました」の三日月堀ではないです。もっと凄いのが後で出てきます。
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これも如何にも復元したという感じの土塁です。工事現場の残土にしか見えないけど。
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堀というか、水を抜いた池のような。浅い堀です。なくてもいいような。
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この辺りはそれっぽくなってきました。
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その先の西側は茶畑の台地に繋がるのですが。そこに三重の三日月堀があってこれが最大の見どころです。さっきのように復元でなく土そのもので緩くない。他にあまり例がないそうです。
2本でも3本でも真っ直ぐに断ち切らず、わざわざ曲げています。
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ここ小山城の城将だった大熊朝秀は越後の人ですが、最初から長尾景虎の家臣ではなくもとは越後守護・上杉氏の被官を努めていた。
最後の越後守護だった上杉定実という人が死没、男子がいなかったので長尾景虎が実質的に越後国主になるのですが、定実は越後国内の叛乱を鎮圧した実績のある景虎と兄晴景の争いも調停して景虎を守護代理に擁立したので、おそらく大熊氏はそのまま景虎の家臣にスライドしたと思われます。
ただ、越後の者だが、長尾家の譜代ではなかった。

越後統治がイヤになった長尾景虎が春日山城を出奔した事件がありましたよね。大熊朝秀はこの景虎出奔と家臣団に懇願されて守護に復権する騒動の要因、そこで必ず登場する人ですよ。
あの出奔事件は、弘治2年(1556年)に、現在の魚沼郡にいた上野と下平という2人の国人の領地境界の争いが発端で、この調停に譜代長尾家中の本庄実乃(栃尾城主で景虎の幼少期の補佐役)ともと上杉家中の大熊朝秀が関わり、本庄が上野、大熊が下平に付いたことで家中の諍いが深刻になったというもの。本庄対大熊重臣同士の構図になってしまった。拡大して景虎の譜代家臣団と旧上杉家家臣団の争いにまで広がったかもしれない。
そこで甲斐の武田信玄が大熊に内通の手を伸ばすのです。のせられた朝秀は信玄と内通し反乱を起こすが計画が稚拙で失敗した。この騒動の原因である領地争いの片方、上野家成に敗れ、居城(箕冠城、現在の上越市板倉区、妙高の東です。)を捨てて越中に逃れた。
さすがに信玄も自分が持ちかけて内通させたのだから、後日大熊朝秀を正式に武田家中に受け入れています。でも直接の家臣ではなく赤備えの飯富三郎兵衛昌景、後の山県昌景の寄力にした。越後では城主だったのが信玄の家臣の家来に格下げしたのである。
でも大熊朝秀は腐らなかったらしい。永禄4年(1561年)の川中島では昌景の配下として越後軍と戦うのですが、昭和63年(1988年)の大河では信玄の本陣にいて、後半、戦場へ押し出していた。(演:勝野洋さん)
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平成19年(2007年)の大河では、守護代上杉家のもと家臣である大熊朝秀本人が領地の争いの張本人のように描かれ、対する譜代の長尾家直臣(直江、本庄、柿崎)の系図になり、直臣たちから「もう無い上杉家にいつまでこだわっているんだ。関東管領ですら今は長尾家の庇護のもとにある。大熊殿とて長尾家の家臣に取りたてて貰った身ではないか」と現実を突き付けられていた。(演:大橋五郎さん)
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大熊朝秀は永禄9年(1566年)に飯富改め山県昌景の組下に属して、我が第二の故郷上州にも来ています。信玄に勝てないまでも負けなかった上州一揆衆の盟主、長野業政が死去したので、後を継いだ長野業盛が守る箕輪城攻撃に加わった。
朝秀は箕輪城を単身よじ登って城兵を斬り倒し、内側から大手口を開けて武田軍を城内に導き、後年に新陰流の祖となる上泉伊勢守信綱と切り結んだ。この功で朝秀は足軽大将に抜擢して騎馬30騎、足軽75人を預かる身になり、武田譜代家中の娘と縁組み、受領名・備前守を名乗るようになる。

武田軍の駿河侵攻に朝秀は従軍し、元亀二年(1571年)の遠州攻めで小山城をの城将に任ぜられた。
だがその後、勝頼の代になった武田家での朝秀の動向はよくわからない。天正10年(1582年)に高天神城と諏訪原城が相次いで陥落、大熊朝秀の嫡男である長秀という人が三日月堀の小山城に敗兵を収容したが、小山城単独での抗戦を諦め、城内の食糧を分配して甲斐府中に撤退した。天正10年(1582年)武田氏が滅ぶ前に小山城は落ちたのです。
大熊朝秀、長秀とも、武田家を離反した記録は無いようである。
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城西側に掘られたトンネル(県道230号線)は備前守隧道といいます。
3層5階の模擬天守には登っていません。どうも犬山城を模擬したらしい。400年前には無かった形状だと思いますよ。
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戦国史上で最も失敗して挽回した男で有名な仙石権兵衛秀久(センゴク)や、関ヶ原で西軍について改易後、大名として旧領に復帰した立花宗茂には及ばないが。大熊朝秀は越後出奔以来15年の歳月を経て城将クラスに返り咲いた人です。
武田24将クラスには及びませんが。
長秀とは別の子の系譜が信州松代藩、真田家家臣に高録で仕えてそのまま続いたようです。
(大熊靭負という人がいて、寛永14年に千弐百石の知行高とある。)
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ホントに闇紀尾井 [居酒屋]

鬱蒼とした店入り口ジャングルにしょぼいツリーが息も絶え絶えに点灯していた。
ヘンだな。様子がおかしい。とても店は営っている風じゃないな。
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この看板は光らなくなって久しいが・・・。
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これがホントの闇紀尾井ではないか。
あ、いるのかな。明かりは点いているようだが。
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入っていいのかな。粗大ゴミを避けるようにして近づいた。
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「こんばんは~」
「ハァイどなたぁ?・・・アッ!!」
後で店主に言いましたけど、このハァイどなたぁが固かったんですよ。
「お休み?」
「いえいえいえいえどうぞどうぞ。船山さんでしたか。久しぶりですね」
確かに今年初めてなのです。
臨時休業かと思った。何でも昼の闇紀尾井(七間町)午後にこっちの紀尾井(宮ヶ崎)で予約が入り、そのまま休憩に入ったらこんな時間になってしまったようだ。
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店主がゴミ出しに出て行かれてひとり取り残された私。
誰もいない店内。私が来なけりゃ臨時休業だったのだろうか。
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「船山さんがお見えになったので目が覚めましたさぁやるぞ~」な~んて自分に気合入れてたからさては今まで寝てたんでしょ?
取り敢えずのおとおしはブリ大根。大根がすっげーやわらかくて、柚子も散らされた逸品でした。
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「この後お料理は何になさいますか?」とは言うもののいつもの定番は全くできないらしい。お刺身はカツオがおすすめだそうで、それ以外はお任せしました。
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ノコギリでザックリとブッた切ったようなブ厚いカツオです。
初カツオではないらしい。日本を取り巻く海流がオカしくなってきているそうだ。
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ローストビーフのコア(核)の部分です。
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子持昆布のフリッター。
気が付いたら最初は空だったカウンター上の冷蔵ケースにいつの間にかネタが入っていた。
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ここまで出たところで店主は一服。
見上げるTVには戦争映画が流れている。
定年後の話とか、闇紀尾井が1年経って今後はどうしようかとか、TVの収録が控えているとか。あまりおススメしないけど昨今の政治の話とか。
「ジャングルにツリーが光ってましたが・・・」
「ジャ、ジャングル・・・(笑)あのツリーはですね・・・」
失敗だったという。そんなに高くないツリーを巻きつけのはいいが、グリーンのボリュームが凄過ぎでてツリーが負けてしまった感がある。やはりツリーやイルミネーションは派手で煌びやかでないと映えないものなのだ。
後でジャン妻に見せたら「何これ?」絶句してました。誠に失礼ながら紀尾井さんには相応しくないと思いますが。今更力ずくで引きはがすにしてもタイヘンそうである。いっそのことグリーンそのものを全部刈るしかないのではないか。
地元の常連さんどなたかお願いします。
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「山菜花鰹をつまみながらその間にお肉を準備しましょうか。煮た肉と焼いた肉とどちらになさいます?」
ここで私は「両方!!」と言ってしまったのです。店主はニヤリと笑った。
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この紀尾井さんらしからぬ山菜と花鰹の後で、眠りから目覚めた店主が私を唸らせてやろうとモノ凄い肉料理を提供することに。
焼くジュージュー音がするんです。
そして揚げるジュージュー音に変わったのです。
供されたのは、焼いて揚げたビーフカツだった。ソースが絶品です。
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そして煮込み料理、なんなんだこの肉の塊は!!
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「半分近く骨ですからペロッといけますよ。パンでもお付けいたしましょうか」
肉を崩してみる。やわらかく煮崩れてきた。
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ボロボロに崩していく。むかしのSF映画に出てくるアメーバ状の巨大生物のようだ。
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やわらかい。確かに美味しいです。ジャン妻に食べさせたかったな。
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TVに映っているのは1977年の「遠すぎた橋」・・・
連合軍がメッタメタにヤラれる洋画だそうですが、戦場で爆発する砲弾で将校や兵隊がフッ飛ぶ場面を見ながら肉料理を摘まむこのシチュエーションの凄さ。
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しばらくひとりだったのですが、21時過ぎてようやくお客さんが来た。
「ただいま~」
「お帰りなさ~い。お帰りなさいの次は、お風呂になさいます?お食事?それとも・・・ウフ(笑)」
地元の常連さんが3人、ネコが3匹揃ったところで、3月23日にコカインを使用したとして逮捕された地元静岡出身のマルチタレントの話題になって。
静岡県出身だそうですね。マルチタレントだけに打ち切り多数、登場した作品全部がお蔵入り、上映も販売も停止になるとは。
他の出演者さんもそうだが、製作サイドも大打撃になるに違いない。残念なことだ。
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闇紀尾井の方も1年経ったそうで。
「もうしばらくここで頑張ります」
私はカウンター席左にある柱をコンコン叩きながら、
「ですね。この柱がある限り大丈夫でしょう」
紀尾井さんはGWも10連休なんかしないで普通に通常営業するとか。
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振り返って見る闇の中に紀尾井があります。
初めて入られる方は勇気を奮ってお入りください。
肉々しい夜でした。
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えびの食堂2 [グルメ]

昨日の店再訪です。またしても幸区役所から歩いたのです。区役所まではJR川崎駅からバスで。そこから南武線へ向かってトボトボと。
最近会社から支給された携帯(ピンクではない)には歩数計機能があってこの日は17000歩歩きました。午前中だけで1000歩いきましたね。
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で、昨日と同じく、そこだけ飲食店は片寄せあって纏まっている一画です。
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で、この写真です。ラーメンの丼と、炒め物が載ったお皿、直径が殆ど同じ長さでしょう。
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ボリュームあるな。ボードにもミニサイズがあるし。
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肉野菜炒めにするか。生姜焼にするか。決めたっ。生姜焼にしよう。カウンター席に座ろうとしたら女将さんからテーブル席をすすめられた。
「いいの?」
「いいわよ。まだお客さん来ないし」
これからお客来るんでしょ。それまでヒマだわよと言っているようなものだが。ひとりでテーブル席に座ってもすることないしなぁ。スポーツ新聞も見なくなった私は手持無沙汰でソワソワ落ち着かない。この時間帯のTVはくだらないワイドショーしか映らないし。やっぱりカウンター席がいいな。

(話が逸れますが、私はワイドショーや週刊誌は見ません。コメンテーターがうるさく引っ張るからです。ニュースは見ますよ。
週刊誌の見出しは見ます。見出しだけです。それは要点やポイントを短く押さえてあるからです。業務報告に通じるんですよ。短い文体で伝えるということ。
でも電車の中の中吊りをじーっと見てると、周囲の乗客の視線を感じますけどね。)

テーブル席のメニューは、カウンター席にあるメニューより若干、マシでした。
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厨房が見えたら退屈しないのに。見えないですが、ジュージュー焼く中華鍋の音が聞こえる。
その音が続く時間は短かった。ってことは・・・
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カウンター上に載せられたのは私の生姜焼らしいが。
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何だか肉が多いぞ。一昨日の店ではしっかりしたロース肉が10枚で、ご近所ともいえないが歩いて行ける圏内のこの店ではどうか。
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山盛りの豚バラ肉ではないかい。
昨日のように丁寧に焼くのではなく、バサバサバサッと一気呵成に盛ってある。脂身があるから焼く時間(炒める時間)は短かったですね。
これは美味そうだ。ご飯がススむぞ。
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美味しい美味しい。食べ応えがある。バラ肉だからやわらかい。タマネギとのマッチングもいい。
ご飯も決して少なくないですが、これは2杯分イケますね。
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ポテサラもある。キャベツとポテサラを生姜焼のタレに浸して食べると美味しい。
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ところが肉が、おかずが余りました。だけどここでご飯をお代わりするからいけないのだ。ここはガマンです。
豚肉の生姜焼という素晴らしい料理を考案した人は偉い。これほどご飯に合ってご飯がすすみ、元気になる料理って他にないんじゃないか。
味が濃いほどご飯に合います。
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やや黄色くなっているお新香も自家製ですね。
熱々の味噌汁は具がたくさん入ってる。大根、豆腐、油揚、ワカメ、刻みネギ。汁より具が占める割合が多いのだ。メニューに「スープ付」「味噌汁付」そう書くだけの為にラーメンスープに刻みネギをパラパラ撒いただけだったり、味噌汁だけで具が無かったり、取り敢えず出せばいいやのような店って多いからね。弁当屋を兼ねてるだけにその辺りはしっかりしてる。
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私はブ厚い豚肉を焼くよりも薄切り肉の方が好きです。ブ厚い豚肉だとトンテキ、あるいはポークソテーになるけどそういうのはチョイスしないです。あまりブ厚いと顎が疲れるし。
豚ロース肉はしっかり厚めで食べ応えがあって、豚バラは薄く、脂があるから甘い。
生姜焼定食と焼肉定食は別ものです。どちらかといえば前者の方が好きです。店によってロース肉だったりバラ肉だったり、私はどちらもいいですが、ロース肉とバラ肉、両方あって、どちらかをチョイスできる店は知らない。何処かにあるだろうけど。
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またまた余り誉め過ぎても何なので。やはり個人店は喫煙可なんですよね。
後から来たお客が、
「煙草、だめだよね」
「まだいいわよ。12時から禁煙だけど」
12時から13時まで禁煙なんだそうです。
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え?10時30分から営ってるのか。
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大満足で店を出ました。店を出る時にママが焼き鳥を串に刺したりしているのを見た。街中華、食堂、出前、テイクアウト、弁当屋、そして焼き鳥だから呑み屋も?
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路地を歩きます。人も店も少ないですが、探せばこういう店がまだまだあるのですな。
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踏切があった。ここで右に曲がれば鹿島田駅、左に曲がれば矢向駅で、どちらもちょうど同じ距離なのですが右に曲がって鹿島田駅へ歩いた。そしたら踏切を渡って赤い暖簾に白い文字を発見。
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新しい店かな。まだ行ってませんけど。
台北点心という店で、名前からすると町中華よりも中国料理店ぽいんですよね。
まぁ年内に行ってみようかと思っています。
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えびの食堂 [ラーメン]

あまり人が歩いていない幸区の路地です。昨日と一昨日の店から南武線踏切方面へ少し歩いたところです。
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個人で頑張ってる店は無いかな?
嗅覚を働かせてジロジロ見て歩いたら、途中、右手の細い路地にですね。そこだけ飲食店が4軒、固まって寄り添っている場所があった。
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これなんか安いですよ。夜は飲み屋なんだろうけど。
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どれもくたびれた店ですね。この店なんかまるで・・・どっかの・・・
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・・・静岡市某所の料理が秀逸な廃屋居酒屋みたいです。
もうちょっと見やすくキレイに書けばいいのにね。
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ママチャリが何人かで走りながら「あ~、この店、カレー○屋さんなんだぁ~」「ホントだぁ~」子供がいない時間帯に来てみようよ~のような会話をして走り過ぎていった。チャリが少なくないのは、バス通りから1本入った裏道なのです。もう少し先へ歩くと商店街に繋がります。その商店街は路駐を禁じており、自治会の目が光っているからなのですよ。何処にも駐車場無いです。ということは現代のくるま社会から取り残されているので人が少ないわけです。

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で、気になったのがこの店です。テイクアウトの窓口があったのです。弁当屋と併設されているのだろうか。
えびの4弁当屋も兼務?.jpg
次にこの写真を見て唸った。ラーメンの丼と炒め物の皿の大きさを比べてみてください。荒川区の光栄軒ほどではないがかなりのボリュームです。
それにラーメン&カツ丼、上州高崎のセットそのものじゃないか。
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よし今回はここにしよう。
店内は4人テーブルが2つ、2人テーブルが1つ、カウンター7席ぐらい。
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メニューは大雑把にこんな感じ。店内と出前メニューだって。
消してあるのは何だろ?
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これが弁当メニュー、テイクアウトメニューか。
ってことは、店内、出前、弁当とテイクアウト、1店で3つも回しているのか。
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街中華だけじゃなく、ホットモットやコンビニ弁当が普及してから、個人で営っているホカ弁屋も少なくなりました。あれはキツい仕事だそうですね。
都内でも居酒屋や料理屋のランチ弁当が安い金額だとワンコインで出てます。でも保健所の指導があるから店で作って店の前で売るのはOKだが、店から移動して販売するのはものが傷むからNGなんですよ。だから都内の移動弁当屋も少なくなった。
この店が弁当屋と併設してるのは店内の売上だけでは厳しいからでしょう。タイヘンだけど儲ける為の発想は悪くないですね。
でもそれだと調理する人が最低でも2人いないと厳しいですよ。店内の客、テイクアウトの客、どちらかがWaitになるから。
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これ以外にも料理写真が貼ってあって、その中にはタコライス・ラーメン付、オムライス・ビーフストロガノフ、およそ町中華らしからぬものまであった。
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ボードの定食類でもミニサイズとかあるし、デフォだとボリュームが多いと見た。
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殆ど同時に出ました。2人で調理していたと見た。オペレーションは見えませんが。
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「またこんなの食べて」
ジャン妻は眉をしかめた。
https://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2019-02-25の記事で、大病院の健診センターでファースト胃カメラをしましたが、その結果がなかなか来なくて。1ヶ月以上かかりましたよ。封を切って結果を見たら、一部が芳しくなかったのです。
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Blogを見ている方に言わせると、私は毎日ガツガツ飲み食いしてるように見えるらしい。これでも群馬から戻ってマックスヘビィーウエイトだったのを今日まで9kg落としたんでけど。
健診結果を見たかかりつけエロ女医は首を傾げた。
「今まででいちばん体重が減ってるのに、何でまたこの数値が上がっちゃったのかしら?」
ちょっとですね。1箇所上がったんです。
「何か思いあたることない?」
あるにはあるのだが、ラーメンと炒飯のせいではないと思う。
「でも前はひと桁多かったからねぇ。今はまだ経過観察でいいわ」
「やはり70kg切らなきゃだめですかね・・・」
「身長の数値より5kg多いのはねぇ」
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ジャン妻が数値を見て言うには、
「ラーメンと炒飯食べるの止めなさいよ」
高崎のBAR・ASLIのマスターもそんなようなことを他のお客に言っていたな。「ラーメンと半炒飯、あれはよくない。あれが太る原因だよ」って。
でもねぇ。それって初めて訪問した店の初回だけなんだけど。
ラーメン、チャーハン、これでまずその店の路線や仕事っぷりがわかるからね。そして次に炒め物系の定食とかに移行するんだけど。
体重減ったのにさる数値が上がったのは私には心当たりがあるのです。ラーメンと炒飯のせいではないよ。
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ラーメン、チャーハン、どちらも昭和ビジュアル、期待して食べたら至って普通でした。味は懐かしい昭和の味、そういう使い慣れた比喩しかでないです。意外にモヤシがアクセンントになっていたな。
個人的感想ですが、ラーメンのスープは、味噌汁の上澄み液のような・・・。
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で、あまり日を置かずに再訪したのですよ。今度は生姜焼にしました。
昨日の店の生姜焼とどちらが美味かったか。どう違ったかというと・・・。
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好来2 [グルメ]

川崎駅からバスで幸区役所へ。そこから矢向駅方面へまた歩いてきました。
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舗道が広い。JR矢向駅から徒歩10分のこの通りは塚越銀座商盛街といって、毎年5月から9月までの最終土曜日夜に夜店が出るそうですね。
これでも銀座だそうです。大型食品スーパーもありますが、生鮮食品や日用品を販売する個人経営の商店が幾つか残っていた。
閑散としているが庶民的な雰囲気が残っている。そこだけ時間がゆっくり流れてるかのよう。
その商店街から離れた先にある街角中華、街隅中華といっていい。
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大手チェーン店は矢向にも鹿島田にも出店しています。駅改札を出たら何処でも安定した同じ味に出逢えるからそれはそれでいいのですが、個性が無いよな。
個人で営ってる赤いテント赤い暖簾に白い文字、こういうルックスに弱い私は歩いてでも来てしまう。
2回めです。今日は生姜焼にした。
先客の2名様に、餃子、大盛り炒飯、生姜焼が出た後です。
細かい仕事っぷりをしていたんですよ。
トントン1.jpgトントン2.jpg
おとーさんは生の生姜をスリスリすりおろしてた。チューブや出来合いのタレじゃないんだ。
手前では奥様がキャベツを千切りにトントン刻んでる。サラダ菜を1枚か2枚敷いてその上にキャベツ千切りを山のように盛り上げ、トマトを1個添えた。
おとーさんが生姜汁とタレを肉に丁寧に揉みこんでるところ。
コネコネ1.jpgコネコネ2.jpg
コネコネ3.jpgコネコネ4.jpg
そして一気に炒め焼いたら中華鍋に炎が上がった。
生姜焼1.jpg
「ハイこれお使いください」
奥様がフルボトルのキューピーマヨネーズをデンと置いてくれた。
生姜焼2.jpg
生姜焼3.jpg
生姜焼4.jpg
ご飯はお皿で供されたぞ。
ご飯は皿で出された.jpg
お新香も手作りのようです。どっかからバサッと大量に仕入れたのをちょこっと出す店って多いからね。
おしんこ.jpg
生姜焼7スープもキタ.jpg
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何だか肉が多いぞ。バラ肉ではなく脂身の少ないしっかりしたロース肉が、ザブトンのように盛りつけられている。
キャベツもドッサリ、切りたてですが水で濡らしてないのでシャキシャキしている。水で濡らすと生姜焼のタレが薄まっちゃうからね。
先にキャベツを食べます。胃の腑をキャベツで覆うのです。トンカツ屋と同じように。
生姜焼6キャベツとマヨ.jpg
生姜焼10キャベツを摘まむ.jpg
でもキャベツばかり食べてたら途中で飽きてきたので、肉に移行してみる。
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肉厚3mmのロース肉が10枚ありますぜ。
生姜焼9肉を摘まむ.jpg
あ、美味しいぞ!!
やわらかいバラ肉、脂身の多い細切れ肉ではなく噛み応えもあります。
美味しいねこれ。肉厚み、肉質、タレの味、キャベツ千切りとのバランス、タマネギの量、完璧です。
生姜焼11キャベツの底には1.jpg
キャベツの後半、皿に残る生姜焼タレに浸して食べてみる。これにマヨネーズが加わって味変します。
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拡大してみると、よ~く見ると生生姜のすりおろしがチョンチョンと載っているのですが。
生姜焼13まだ肉がある.jpg
肉が余ってしまったのでご飯半皿だけ追加してしまった。
生姜焼14ご飯半分お代わり.jpg
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外線が鳴った。奥さんが近隣の出前を受けたみたいだ。
出前に出た後、おとーさんひとりになったら近所の工事関係者が3人か4人入ってきて、中華丼、ニラ肉、チャーハン大盛り、バラッバラにオーダーしてたからタイヘン。自然体のおとーさんがそれらをどうさばくのかは時間の都合で見れなかったけど。

美味しかった~。ここ最近では最強の生姜焼ですね。
まぁあまり誉めてばかりいても。カウンターで洋皿に盛られたライスは割り箸だとイマイチ食べ難くかったのと、値段は安くはないですよね。メニューには生姜焼750円とありますがこれは単品で、これにライス260円、半ライス130円をプラスしたら1240円いきますから。
でも美味しいので半ライス追加せずにいられなかったよ。
店1道路向かいから.jpg
この店の前の道、人通りの少ない道を鹿島田方面へ歩いたのです。
そしたらもう1軒か2軒見つかったのですが。。。
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