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French Bar [グルメ]

地味な店です。夜でも気が付かない。昼だとなお気付き難い。
目立たないのです。通り過ぎてしまう。営ってるのか営ってないのか、営業中なのか仕込み中なのかわからない。
たまたま隣に例のオンボロ券売機の店があり、そこのママ(Blog)から知った。
昨日も載せましたが、昼はどんな感じなのか。
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11:30になろうという頃。
私は外回り中だったが、たまたま港区にいた。
帰社時間をボードに書いて欲しい旨、メールしたら、
「お昼行くけど」
「どこへ?」
「あなたがずっと行ってた食券のいい加減な店の近く」
「おっ?また行くか?」
「じゃなくって、その隣」
「えぇ~、食券のいい加減な店に行こうよぉ~。美味しいアタシの好きな味って言ってたじゃんか」
「アタシは昼にラーメンは食べないのよ」
「半炒飯付けりゃいい」
「それだとお腹一杯になるから。隣のあの店がいい」
そこまでかなり歩くんですけど。
ご一緒しました。
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夜が滅法暗い店内で、昼でも薄暗いフレンチバルTOMO‘S。。。
店内はダークブラウンの木目基調。照明は控え目。省エネでなく単に薄暗いだけみたい。外に顔を向けなきゃ昼なのか夜なのかワカラン。
カウンター6席、テーブル席が14席。あまり広くないですね。
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暗さにやや閉口しながらメニューを見た。
鶏もも肉のコンフィ・トマトバジルソース850円
豚肩ロースのステーキ・ガーリックソース850円
牛ハラミのステーキ・デミグラスソース1050円
カジキマグロのソテー・焦がしバターソース850円
日替わりランチ850円。パスタだったり、グリーンカレーだったり。
プラス150円で各種ドリンク。これが大事で「食後にコーヒーを出す店がなくなった」と嘆くジャン妻はこのドリンクを重要視している。
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スタッフは夜と同じ2人だった。マスター兼調理人と龍潭寺のマッチョ坊主・傑山を彷彿させるサブ・スタッフ。
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傑山は低いバリトンの声で必要最低限しか話さないのです。
接客TALKじゃないね彼は。無愛想といっていい。
傑山がテーブルを拭いている姿は龍潭寺の修行僧のようである。
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サラダはシンプルでレタスがメイン。ほとんどレタスだけと言っていい。
スープはコンソメでみじん切り野菜。
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豚ロースステーキは正方形の真っ白いお皿にデンと乗っかり、ジャガイモ、ブチトマトが添えられ、ガーリックチップと粒マスタードソースで供された。
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固くないです。やわらかい。厚さも上々。
ごはんは・・・
少ないなぁ。お代わりしちゃった。後で聞いたら大盛りもOKって小さく書いてあった。
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店側に聞こえないように聞いてみた。
「何でこの店がいいのさ?」
「食後にコーヒーがあるから」
150円でセットになるコーヒーはインスタントじゃないですよ。ちゃんと挽いています。この界隈は食後にコーヒー出す店って少ない。回転率重視なので喰い終わってもまだ居残られちゃ困るかのように忙(セワ)しないので、コーヒーが付く店ってあまりないのです。
だからだろうか。夜はあんなにガラ空きだったのにそこそこ混んできた。ひとりで来る女子もいた。
「食後にコーヒー」・・・このあまりなくなったスタイルに惹かれてか、ジャン妻はひとりでランチに来ているらしいのだ。
「食べてないのは牛ハラミステーキだけ」
「何でそれ食べないのさ?」
「アナタが食べたいって言ってたから」
で、昨日の記事で食べたザブトンよりランチのハラミの方が美味しい。
でも焼肉屋のハラミとは雲泥の差ですね。
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この日からご飯大盛りでも定食屋で出されるフツーの量だね。
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私だけアイスコーヒーにした。
ホットと同じくガガーッって挽く音がしてたからアイスコーヒーも惹いたものに氷入れて出されました。
コーヒー無しでは生きていけないジャン妻は夏でもホット。アイスは珈琲にあらずと言わんばかり。
2人のランチでドリンク付で「お飲み物は何に致しますか?」「ホット2つ」「オイオイオイ、俺はアイス・・・」皆まで言わせず「いいの付き合いなさい」である。
今日はアイス.jpg
また別の日 鶏もも肉のコンフィ。
悪くないが、ちょっとパサついてるな~。
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つけあわせの菜が摘まみ難いのは何とかならんのかいな。
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この日にジャン妻がオーダーしたビーフ。
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ヒラメのソテーです。
私はこれが気に行った。やわらかいの。肉より魚の方がいいな。
ひとくち食べたジャン妻も「ホントだ美味しいね。前はカジキだったんだけどちょっとパサついてたりもしたからね」
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この日は混んだ。満席になったの。入れない客もいたからね。
シェフも傑山も獅子奮迅である。
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ジャン妻がオーダーしたいつものポークソテーですが、ポテトがないでしょう。
最近はポテトを固辞しているようです。
「重いんだもん」
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いつ来ても男らしい店である。それでいて女性人気も高い。
この店をジャン妻が好きなのは食後のコーヒーらしいですな。そういう店って減ったからね。
でも不満もあるようで。
「しかしいつも愛想の無い店ねぇ」
「2人で来たんだからテーブル席でもいいのにねぇ」
アットホームとは思わないな。シェフと傑山、兄弟子と弟弟子の関係のようだが2人とも固いんです。殆ど喋らない。
でも出される料理はこの界隈であまりないジャンルかも。
オヤジの街は遠く去った。バル、ビストロが増え、この界隈も新鋭気鋭が増え世代交代?女性中心の街になった。
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French Bar [居酒屋]

私はバル(Bar)の定義がイマイチわからない。
スペイン語でバル。
イタリア語でバール。
食堂も兼ねたバー?
それだったら居酒屋じゃないのか。え?コーヒーがあったりもする?それってCafeじゃないの?
Cafe Bar?
食事が主ならリストランテバル?リストランテってレストランのことじゃないの?
ジェラテリアバールって何さ?
詰まるところ、私も定義が全くわかっていないのです。
わからないということはそういう店にはあまり行かないということなのだが。
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一昨日、昨日とUpした食券のいい加減な店の隣にあります。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-02
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アンチョビキャベツ
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ジャガイモの入ったスペインオムレツ
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スパイシー・ポテト
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ソーセージ盛り
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街バルというイベントがある。店の業態ではなくイベント。
初回訪問時は5月の末だったので。
「そういえば今年も高崎バルの時だな~。その週の出張は避けようかな・・・」
私の隣にジャン妻がいます。ずっと内勤のジャン妻は私の出張願望に反応しなかった。
街バルは食べ歩き飲み歩きするイベントで、3枚~のチケットを購入してイベント参加店を複数、食べ歩き飲み歩きするもの。街バル参加店舗はイベント用メニューを用意している。
普段行かないような店を、一晩で最低3軒くらいは食べ歩き飲み歩きできるが、もともとの店の常連客にとってはいい迷惑でもある。
地方では地域活性化や町おこしの一環として開催されている。東京横浜の繁華街、人がた~くさんいる地域で開催された話を聞かないな。
高崎でもバル不参加店舗のオーナーは「ああ、あれね。ウチは参加しないね」「興味ないね」「あんなのに参加したらタイヘン、WCだけ貸してくれとかさ」「ウチはBARだよ。そういうのに関わったらどうなるか」
白眼視しているオーナーの方を何人か知っています。イベントとして否定はしないけど、ウチの店を荒らされたくないという反応だった。
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ベーコン炙り焼き、ちょっとしょっぱいな。
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締めをパスタにするか、リゾットにするか考えて、キノコのリゾット
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滅多に食べないリゾット。熱いし。火傷するし。こんなにたくさんの量でいただくのって初めてかも。
さらの木の朝にリゾットが必ずと言っていいほど出るけど、
「こないださらの朝にリゾットが出なかったからさぁ」
「出なかったねそういえば。チキンの煮込みだっけ?」
「また要望しないと。朝はリゾットがいいって」
「ヨーグルトやデザートは要らないクセに、欲しいものは要望するんだね」
「さらなんかちょこっとしか出ないしな。デザートをカットして、リゾッドを多く喰いてぇよ」
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バルの特徴か、店内が薄暗いのはそういうものなのか?
あまり暗いのでメニューが良く見えないなと。ふと上を見上げたら。
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「隣の食券のいい加減な店・・・じゃなかった・・・栄雅さんのママがここ美味しいって言ってましたよ」
「ああ、栄雅さん・・・」
半分ホントで半分ウソである。私はママとそんな会話はしていない。味噌ラーメンママのBlogで見たの。
「あの2人は夫婦だと思ってたんだが、どうも姉と弟らしいね」
「ハイ、お姉さんと弟さんで、ときどきお昼(遅い時間帯)に来て下さいます」
飲食店って自分らで作って客に出してるものは自分らで食べないらしいね。
ここに開業して5年だそうです。
「ウチってランチは混むんですが、ご覧のとおり平日の夜がさっぱりでしてね」(マスター)
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「ママのBlogで見たら、平成元年にOPENした時、隣近所からライバル視されて口利いてくれなかったんだってよ」
同業者同士ってそういう厳しい立ち位置になるのかね。
「平成元年?バル新しそうだけど」(ジャン妻)
「平成元年OPENはバルじゃなくてラーメン屋の方。で、ウチらは仲良くしようねってなったんだって」
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男らしい店で、屈強の男性2人で営っています。1人を私らは傑山と呼んでいます。
「傑山はあまり愛想がいいとはいえないね」(ジャン妻)
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ワインは30種類。1本3000円~・・・10000円はしなかったな。
ギリギリでリーズナブル。
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これは別の日のもの。ボードに書かれていたおススメから。
カッテージチーズとニンジンの粒マスタード和えという長ったらしいメニュー。
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要は刻んだニンジンですよ。次にモッツアレラチーズとナスとトマトのオーブン焼き。
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ジャン妻がモッツアレラチーズもナスもトマトも好きだから私に相談なくオーダーしたんだけど。
私は気になるメニューがあるんです。
ザブトンのステーキです。
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250gで2980円、
500gで5380円、
750gで7980円、
1Kgで10800円
いただいたのは250g、それでこのボリュームです。
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ザブトンは肩ロースの芯の部分ですが、牛1頭から3kgか4kgしか獲れない貴重な部位の筈。
刺身や寿司ダネなど生食にも適している。
でも残念ながらこの店のザブトンはサシ入って口の中でとろけるようなやわらかい食感・・・ではなかった。噛んで歯応えを楽しむタイプの肉です。
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しっかりした食感だった。
ランチでいただいたハラミステーキ(明日Upします)の方が全然やわらかいですね。
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先客が3組いたのに、私らが来たら、一組、また一組と帰られて、私らだけになってしまった。
「悪いなぁ。俺らが来たせいで皆、帰っちゃって」
「・・・(笑)・・・」
「俺ら何かしたか?」
「・・・(笑)・・・」
マッチョ傑山がニヤッと笑った。
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バルねぇ。。。
外国へ行って、スペイン、イタリア、Barの本家英国、それらを飲み歩かないと得心しないかもしれない。それも朝、昼、晩と居続けて。
朝は喫茶店だったのが昼にランチになって夜に酒場になる、そういう店のことだろうか。
ではこの店の昼編を。。。(続く)
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栄雅Night [居酒屋]

昨日と同じ店ですが、昨日は写真が多過ぎましたね。
カウンター席のいちばん奥に座ったら、床に白く丸いものがたくさん置いてあった。
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餃子の皮だなこれは。
ランチ時に餃子は出ません。餃子は焼くのに時間がかかるし、一度に焼ける数量も限られてるし、ランチ客の回転を重視するので出でないです。この店だけでなく、そういう店ってありますね。
ではどんな餃子なのか。
1年かけてこの店のメニュー、味噌と辛い系を除いてあらかた喰い尽くしたので、未だ見ぬ餃子が気になったもの。
それと前記事で焼きそばを食べながら「この焼きそばでビール飲んでみたいな・・・」・・・姉ママに言うともなく呟いたものですが、私は昼は飲まないし仕事中だし、焼きそばでビールを飲むなら夜に来てそんなら餃子もと狙っていた。
ジャン妻が部署の飲み会で、私ひとりで晩飯?晩酌を済ませなきゃならない日があった。だけど給料日前で懐具合が不如意で、居酒屋に飲み行く気がしなかった夜。
では食事でビール飲み。だったら初めての餃子&焼きそばでビールでも飲んでやろうと閃き、郊外の公用からわざわざ戻って初めての夜バージョン。
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明かりが点いている。
入ったら姉ママはいなかった。弟さんひとりで営っていた。
あのウルさい(失礼)姉ママがいないと別の店の感がある。
姉ママは家で主婦でもしてんのかな?姉ママは私と同じ年でもう子供の手は離れた頃。この店の名前で検索したら姉ママ(ラーメンママ)のBlogにヒットしてそこで知ったのですが、昼の2人は夫婦者ではなく実は姉弟で、夜の姉ママは上野か御徒町にある別の店で働いているらしいのだ。
(熊ぼっこというヘンな名前の店。)
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問題のボロ券売機には布がかぶさっていた。食券制の昼と違って夜は後払いです。
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寡黙な(シャイなだけらしい)弟さんに「餃子と焼きそば・・・」
「アイ・・・」
あまり愛想がいいとはいえない弟さんです。
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皮は既製品かもだが具は姉弟の手作りか。
ギッシリ具が入ってやや重かった。これを昼に出したら客回転が遅くなって売上が下がっちゃうかも知れない。
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焼きそばも並んだところ。
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高崎の焼そばBAR(日本酒BAR)でよくやるように、少ない具を先に摘まんで、なるべく焼きそばだけにしてみる。
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昼は姉ママに仕切られている弟さんは孤独に寡黙にひとりマイペース。ウルサい(失礼)姉がいなきゃいないで気が楽そうだな。
オーダー、調理、皿洗い、弟さんのマイペースに客が合わせている。
アルコールはキリン一番搾りの生、クラシックラガーの中瓶、ハイボール、サワー各種、一応は紹興酒と日本酒も。
こういう店の日本酒はどんな銘柄かわからないが大概は安い大衆酒であろうね。大関や黄桜でいいのです。何とか純米大吟醸とかは無いです。
私もさすがにこういう店で日本酒は飲まないね。
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「ひとりでタイヘンじゃない?」
「いや~もう慣れましたね。やるっきゃないんで・・・」
「何だか・・・昼と全然雰囲気が違うな・・・」
「・・・」
僅かに弟さんも喋るのです。そりゃ人間だから喋るだろうけどさ。昼時は滅多に喋らない。「いらっしゃいませありがとうございました」すら言わない。
女性客の割合少ないが、稀に女性客だけに必要最低限愛想がよかったりする。
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それほど日も空かずに夜の2回めです。
この日はジャン妻が・・・
・・・そうそう思い出した。経理のおエラいさんを囲む食事会だった。銀座で寿司を喰らってたんですよ。参加者6人で、ALLそのおエラいさんのオゴリだって。剛毅だねぇ。
よく登場する私の前にいるソリ合わないオンナはウチの上役に向かって「あっちの部署は銀座で寿司ですよ。それもおエライさんのオゴリですよ。ウチはどうなんですか?」って言いがかりをつけてた。
ウチの上役はこう言い放った。
「それってカードだろ」
接待交際費用の会社のクレジットカードのことです。出世するとそういうのを持たせてくれるのですか?
離れたところにいたジャン妻にもその会話は耳に入っている。後でやや憮然としながら「カードじゃないよ。現金だよ。本人の自腹だよ。ったくあのオンナは・・・」
私はどっちの上役も立てない。「亭主がひとり寂しく外食で、自分だけ銀座の高級店で寿司を喰らいやがって・・・」
だが私は寿司を振る舞ったジャン妻の上役さんに借りがある。平成24年の暮れに一度高崎にいらして私も御馳走になったのです。店は今はもう閉店した田町の浜潮だった。
話を戻そう。私は銀座で寿司なんて手が届かない。この日は上大岡の焼き鳥屋がメンテナンス休暇中で、内幸町で下りてこの店にわ・ざ・わ・ざ・戻ったんだ。
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今日は「ホイコーロ単品と炒飯・・・」
「アイ・・・」
相変わらず愛想の無い弟さんだな~。
単品と飯類の連続オーダーなら最初にホイコーロが出されるかなと思ったのだが、弟さんから最初に炒飯が出されたので少し面食らった。
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「生」
「アイ」
最初に生を言ったらホイコが先に出たかもしれない。でも待ってる間にビールが温くなるのがイヤなので。
でも炒飯にビールか。悪くないな。
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そしてホイコが登場。昼に時々喰ってるのと同じものですが、味が濃いので生ビールに合う合う。
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生は2杯でストップ。お腹いっぱい。
居酒屋より安くあがるので、こういうのもクセになったりして。
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夜の客層は、飲んでる人もいるけど会社員の夜食だったり、店の前にタクシーが停まっていたから運ちゃんもよく利用するようですな。
タクシー運ちゃんが来るってことはそこそこ美味しいと認知されてるということか。
これでこの店はもういいかな。イチ押しの味噌が食べたくなったらまた来よう。
さて夜に気付いたのですが、隣に気になるバルがあったのだ。(続く。。。)
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頑張る栄雅 [ラーメン]

http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-02の続編です。
都心のオフィス街で勤務する会社員のランチは休憩1時間内と限られているから、提供する側の店もなるべく客の回転率を早く上げたいようです。
なので店内での待ち合わせはご法度。
全員揃ってからご入店くださいとか但し書きがあったりする。
何かをしながらもご法度。本や新聞を読みながら、携帯やスマホを見ながらの食事はNGなのです。
喰い終わった後の一服、煙草もNGというか、ランチ時は禁煙がアタリマエの風潮になってきましたね。
渋川のかどや食堂のように、食後の喫煙、マンガ、新聞、携帯、スマホいじって寛いでる光景は歓迎されないです。
ジャン妻はこうボヤく。「食後にコーヒーがつく店が少なくなってきた」
食後のコーヒーも含めて昼休憩1時間まるまる取れない店ばかりです。
私も忙しい人なので昼を喰ったらサッと出ますが。人によっては店側が客数多く捌いて儲けようとしてるんだと。長居されたら困るんだと。店の都合じゃないかと思うのではないか。
今日の店のスタイルについて、私もそう思った時期があったのですが。。。
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野菜ラーメンが3種あるこの店は野菜をペーストにして味噌を練り込んだ味噌野菜ラーメンがウリで、私も一度か二度喰ったが、その辺の業務用味噌ラーメンとは異なるものだった。
最近見つけたこの店のママのBlogから。
「見た目は質素ですが、数種類の野菜が練り込んでいまして滋養強壮には抜群。
企業秘密で内容は出せませんが、老若男女に親しみやすい味となっています。
ガツンと煮干しとか痛いほどの辛さとかギトギト背油とは程遠いラーメンです。小さいお子さまにも安心して食べていただけるラーメンとして30年間味を守り続けています。
東上野の熊ぼっこも同様です。(熊ぼっこ?台東区にある支店?らしい)
なんかホッとすると言われるラーメンでありたいと思っています。」
企業秘密と謳ってますがどんな味噌なのか。ママがフードカッターかミキサーで、野菜をペースト状にしていたのを見たことがあります。
そこにはニンジンが積まれ、2種類の味噌が添えてあった。
業務用のブリキ缶の味噌ではなかった。
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見てると確かに味噌がバンバン出てるのだが、最初の頃の私は、それは店側が強く言って押してるだけか、急いでるサラリーマンの心境に店が便乗してるんだろうと白眼視してた時期がある。
券売機で購入するのにママから声がかかるのだが、
「味噌の方先に仰ってくだ~さい」
「味噌でしたら今入ります」
「味噌でしたらすぐできますよ~」
だが私は普段から味噌を喰わないし、ヒネクレたところがあるので店のウリに背を向けてキタを向いて、
「味噌?」と聞かれても、
「醬油」(ボソッ)
「あ、醬油ね。ハイ、もやし~」
もやし~、これは野菜ラーメン醬油味の店側の隠語です。
最初の頃は「味噌味噌」とお客に品定めすんじゃないよと思ったものですが、最近は私が味噌を好まないのを相手も周知するようになったようで「味噌?」とは聞かれなくなった。
「お味の方は?」
ノンです。
「醬油」(ボソッ)
醬油は2種類あって、これは野菜醬油。
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サンマーメンタイプですな。
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これはバター入りバージョン。
食券プラス100円玉を置くんです。
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サンマーメンのバター入りみたいになっちゃった。ちょっとクドいかな。
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この店は鰻の寝床、ナマズの寝床のような狭い店で入ってすぐ左に券売機があるが、それを知らない初めてのお客には「食券お願いしますウチで一番出るのは味噌でぇす」と声がかかる。
余計なお世話のように味噌味噌味噌味噌を大アピールしていますが、店の外にも味噌がウリのポスターがあるし、客の半分以上は味噌通なんじゃないかな。だからわかって入って来てると思いますよ。
味噌を食べないのは私だけかも。
ガンとして味噌を無視しているように思われても構わない私は、この店では味噌より2種類の醬油の方が好みなのだ。
もともと味噌をあまり食べないのです。そりゃ味噌が食べたい時は味噌にしますよ。でも「味噌が食べたいなぁ」と思うのは年に何回もないです。で、この店、知らない人が見たら味噌でなきゃいけないみたいだが、最近わかってきたのは「ウチは味噌がウリですよ、味噌なら多く出るし今やってるから早いですよ」・・・これは店側が楽をしようとして押し付けているのではなく、なるべく多くを纏めて出そうとする、早く食べさせてお客を解放する目的も兼ねているのだ。
店に中華鍋が2つあって、ひとつは炒め物、ご飯もの、もう1つはスープものや麺類と使い分けている。調理するのは背の高い男性(最初は亭主かと思ったがママの弟らしい。姉と弟か。)
男の後姿じゃないです。姉ママです。
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弟さんは2つの中華鍋を駆使してダブル調理しているが、必ずしも食券を買った順番にはならない。
私は大抵店の奥まった席にいるのだが、混んでて空いた席が男性調理人(弟らしい)の真ん前で、店の流れを見てみた。
同時に着席した3人客がいたとします。1番目が味噌ラーメン、2番目が炒飯、3番目が私の肉野菜炒め定食と各器が並んでいた。
後から入店した4番目、5番目、6番目の客は連続して味噌ラーメンだった。それは姉ママの「味噌なら今入りますすぐできます」の声がかかったからだが、7番目が週替わり定食(後で出てきます)で、8番目が味噌ラーメンだったとする。すると1番目の丼の上に4番5番6番8番の丼が重ねられて、5人の味噌ラーメンが一度に一気に出される。麺類が重なった場合は一度に5人までは可能らしいのだが、そうなると2番と7番は追い抜かれる。8番目の客なんか後から入ったのに先に出されてラッキー!!
これをこの店の隠語で〇人飛び、アタマ抜きというらしい。
そこへもって9番目の客が醬油ラーメン&半炒飯セットだったら、半炒飯の2番目と9番目が殆ど同時に出されます。取り残された3番目の私の肉野菜炒めはその次になるので7人飛びになる。その前にギリギリ10番目11番目の客がいたら「炒飯と肉野菜炒めと日替わり入りますよ~言ってくださ~い」、とママから声がかかるといったアンバイで、私の肉野菜炒めもしっかりダシ?に使われているのです。
おわかりですか。客の注文順ではなく、中華鍋を駆使する順番に置き変えられるわけ。
ただ、弟さんも何本も腕がある訳じゃないしオペレーションも限界がある。そこから先は仕切り直して次のサイクルに廻し、また姉ママが組み立て直すのです。

それにしても。
12時台の混むこと。回転は速いですが。
こんな狭くてボロい店に何でこんなに混むのか。
味噌目的の客が多いからです。駅の交番で味噌が美味しい店を聞いたら、ああそれだったらこの店だよと言われた逸話もあるらしい。(ママのBlogから。)
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前にも書いたがこの店は一応は食券です。お客に食券を購入させといてママがオーダーを聞くダブルチェックスタイル?
だったら食券要らないじゃんと思うでしょ。
食券はあくまで「一応、食券なのでお願いしますぅ」だが「何にするか仰ってください~」これは券売機が超旧いタイプで、長い年月(平成元年創業らしい)の経過と共にメニューが変わり消費税率も変わり、何故か券が無くなっていき、①ひとつの券で複数のメニューを兼ねてイロで判断、②これなら今すぐできますよ早いですよと叫ぶ、そして③オーダー何にしたか客に聞くという三段構えのテクニックになっている。
これが問題のボロ券売機。
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出て来た年季の入ったプラスチックの食券。
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表示が餃子となっていますが味噌です。いや訂正、野菜ラーメン3種(味噌、塩、醬油)を兼ねている。
初めて見た客はビックリしてますね。でもイロで判断して聞くから大丈夫です。
ギョーザの表示はともかく茶色が味噌なのは「味噌って茶色いでしょ」というだけのようである。まぁ確かに覚えやすい。
紫が辛味噌、水色(薄いブルー)が味噌チャーシュー、紺がネギ系とつけ麺で味噌と塩と醬油を兼ねている。
食券そのものには全然違うメニューが書いてあります。

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さきほどのもやし醬油と別にもう1種類醬油があり、野菜無しの中華風。
柳といいます。ほんのり魚介の香がします。
写真がイマイチですが、私は味噌よりこっちの方が大好きなんだけど。
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柳と半炒飯のセット。
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何故か楕円形の玉子型??
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①②③の三段構えだけではない。4番目のテクがある。
テクというか洞察力かな。先日ご飯と炒め物の気分だったので、券売機に20円と千円札1枚を押し込んだらママから声がかかった。
「肉野菜炒めぇ?」
私はギョッとして振り向いた。
「回鍋肉」と返した。
肉野菜炒めと回鍋肉は同じ券の色かどうか忘れたが、値段同じだったかな。820円なので私が20円と千円札1枚を入れ、押したボタンを背後から注視していたらしい。
出てきた券は真っ白で、よ~く見るとライスとあった。
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知らない人が820円のライス券を見たら驚くに決まっている。
席に着いて上に置く前、白い券を摘まんでニヤニヤしてたらママもオカしそうだった。
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回鍋肉は最初に野菜だけを平らげて肉だけにすると焼肉定食になります。美味しいよ。
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これは2回目のホイコですが。
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具が初回と違うような。青物(ニラ)が無いぞ~。
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まっ、いいか。肉が美味しいから。
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これは日替わり、豚肉とキャベツのピリ辛炒めですが、ルックスはホイコーロと殆ど同じに見えますね。
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別の時のピリ辛ですが。
この手の炒め物は味にムラがあり、この日は辛かった~。
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お皿を傾けてソースを避けました。いつもこうして食べるのです。
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突然ですがチャーシューメン。
実はホイコとチャーシューメンは同じ金額で、同じ食券なんです。確かに紛らわしい。口頭で言わなきゃならないし。
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チャーシューは年末にテイクアウトオーダーが入るくらいに美味しいですが、枚数が多いのでチャーシューの塩気がスープに染み出て、全体的に塩気が強くなってしまったのは残念。
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前に書いたバレンタイン記事で、2月14日にこの店で小さいチョコを貰ってからママとは軽く話すようになった。http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-02-15
「お客さんは花粉症じゃないの?」
「花粉症?ありゃ現代人がなる病気でしょうよ。私みたいな原始人がかかる訳ない」
他の客に聞こえるように言ってしまったが。
「アハハハハァ(笑)原始人?アタシもそうだけど。平気なんですか?」
「全然平気だよ」
私は花粉症にかかったのは群馬転勤から戻される直前のこと。平成25年の春に甘楽郡の国峰城に登った時だけで、それ以降は殆ど大丈夫。都会に戻ったら治った。
ママも私とそう年齢変わらないみたいだが、私は自分のことを言っただけでママを原始人呼ばわりしたワケではないよ。
そういう会話の後で一度に5人ドドドッと入って来た。狭い間口と券売機前が渋滞している。
「オーダー纏めまぁす今炒飯入ります似たようなのありましたら~食券買う前に仰ってくださ~い」
「次は味噌ラーメンと炒飯が入ります。ネギ味噌も辛味噌も同時にできます。半炒飯セットも入りまぁす」
ウルサいくらい?いや失礼、ウルサくはないかな。声掛けだけで私語はゼロですよ。稀にカウンターの常連さんと二言三言TALKする程度。喋ってるヒマないもんこの店。
調理人の弟さんは静か。喋らない。
喋ってんのみたことない。その弟さんはママ姉にいいように操られてる感はあるが2人の連携は血を分けた姉弟だけにバツグンである。麺を茹でる姉ママとの呼吸がピッタリ。
稀にレバニラとか滅多に出ないのが割り込んだ時に「これこれこういう風に言ってよ」と嫁に言うような口調でボソッと物言いをつけてた時があるが、普段は調理に集中して殆ど寡黙で喋らない。
若い女性客にだけ愛想がよかったりする。それは男勝りでウルサい姉ママといつも一緒だから、そうでない女性が新鮮なのではないか。
券売機の定番以外に週替わりの定食があります。ALL炒め物で、入ってすぐ正面、余った紙にマジックか何かで無造作に殴り書きされている。
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これじゃ食券でいうところの何番だかワカランぞと思ってよ~く見ると、16番と書かれてたり、余った食券に7番と書かれてたりする。
価格を見ると、私がさきほど20円と1000円札を突っ込んだ820円と770円なので、その値段を探せばいいのか。
じーっと見てると声がかかった。
「週替わりの何にします?」
「豚肉卵」
「カキソース炒めね」
迷ってるとすぐ声がかかります。「ニラ肉は6番になります」←後で出てきます。
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ムースーロー(キクラゲ卵炒め)とも違う味でしたな。
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手書きの日替わりボードは使い回しのようですね。
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豚肉とピーマンのカキソース炒め。
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またまた週替わりだった牛焼肉定食。
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いい牛肉を使ってるんじゃないですよ。ややスジっぽい。噛むのに顎が疲れる安い肉です。そこをご飯がススむソース味でゴマカシて?いる?(笑)
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キャベツの千切りにはマヨが欠かせない。
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生姜焼定食。これは定番。
ここでも千切りキャベツにマヨネーズは必需ですね。
キャベツ高いんだからさ最近。
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肉野菜炒め定食。これも定番。細かく切った野菜が炒め油でコーティングされています。
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野菜炒めですが、一見して肉野菜炒めと変わらないですね。
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肉がすこ~しだけあります。
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ニラ肉です。私はニラレバは食べない人なのです。上大岡の焼き鳥屋でのレバが半生なので、よ~く火を通したレバを好まない。まれにニラ肉、ニラ玉を食べます。
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ニラ肉炒め。
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ニラ肉炒めの食券には野菜炒めと明記されていた。金額同じだったかな。
ニラが緑色だから食券も緑色にしたに違いない。
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日替わりの厚揚入り野菜炒め。
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この厚揚げをいきなりガブッってやったら火傷しかかった。熱々だったのです。
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そういえば弟さん、何やら時間をかけてジュウジュウやってたな。この店は唐揚げとか揚げ物系は皆無な筈だが。
もしかして中華鍋に多めの油を入れて生の豆腐から揚げてたのか?
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カリッとしている。
「これ、もしかして揚げたて?」
「そうだよん」
へぇ~。その辺で売ってる厚揚げではなくて店で揚げたんですな。
スピード重視のこの店にしては意外だった。
でもこれはご飯のおかずじゃないね。ビール!!
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そうそう。食券が無くなって出ない時なんか日常茶飯事です。13時以降か下手したら早くも12時半になるとものによっては食券の在庫が切れて券が出てこなかったりするし、補充が間に合わないのか忘れてるのか、開店早々11時40分早々に何かの食券が出てこない光景にも出くわした。
私も何回もある。券が切れて出てこなくてお釣りだけ出てきたりする。
「券出ないぞ」
「あ、お釣りはでました?」
「出たけど」
「で、何?」
「炒飯」
実は炒飯より少ない金額を入れてたりしてなんてことは絶対にないけど、私はちゃんと炒飯の券ボタンを押したのを証明する為に、掌やカウンター上に釣り銭置いて、ホラちゃんと買ったでしょと身の潔白を証明したことが何回かあります。
そうかと思うと、食券が2枚出てきたりもする。
「何だぁ?2枚出たぞ?」
「あ、それ前のお客さんの」
私より先の人のが詰まって出て来なかったらしい。とある日には「あ、それ昨日の券が今頃でてきたのかも」
私はもう慣れたから券が出てこなくても平気だけど、初めて来た客で券が出ないと多少狼狽してますね。
補充し忘れで出ない食券エラーは一番人気の味噌かというとそうでもないらしい。味噌の食券は多く入れてあり、滅多に出ないもの、日替わりとかが少ない設定のようです。
「日替わりはどれを押せばいいんだ?」
「ええっと・・・同じ値段だから・・・回鍋肉を押してください」
てきとうに押して足りなかったら金額を足せばいいのかもね。こういう状態なので定番の味噌以外は食券の意味を成していないともいえます。
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炒飯です。レギュラーサイズ。
これはキレイに纏まってますが、この店の炒飯はムラがあって、稀に茶色いコゲがパラついてたりする。
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「焼きそばと半炒飯ってできる?」
「半炒飯は単品だと400円になっちゃうんですよ~」
「いいよそれで」
焼きそばの食券の傍らに100円玉を4枚置いた。
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焼きそば、牡蠣ソースと油加減がスバラシイ。
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高崎の焼きそばBAR「克」のようなルックスにする為に野菜だけ先に食べたりする。
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少しの間を空けて半炒飯がきた。私の半炒飯をダシにして「今炒飯も入ってますから炒飯の方は仰ってください」の声もしっかりとんでいたからね。
私の半炒飯と同時にあやかった客も1人いたような。
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具がなくなって炭水化物だけになったところ。
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焼きそばを先に平らげてカウンター上に置いた。
「この焼きそばで・・・」
「???」(ママ)
「いつかビール飲んでみてぇ。美味いよコレホント」
ママはニッコリ微笑んだ。
お世辞を言ったわけではない。素直に美味かったので。
ビール飲みは後日実現しました。明日Upします。
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半炒飯のスープはその時々で薄味だったり濃かったり。
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次に白い食券にうっすらとスブタライスと彫られているのは何の料理か。
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賄からレギュラーに昇格した豚丼です。豚焼肉丼。
「ママ」
「ほえ?」
「胡麻無しでいいかな」
「アイ。胡麻無しね」
胡麻は歯と歯の間にはさまるからです。歯を磨けばいいのだが、このままどっか他へ直行するので歯を磨いてる時間が無いのだ。店も私も忙しいのです。
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甘しょっぱいタレで焼き炒めた豚バラ肉の下にはもやしが敷き詰めてあります。
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これまた賄いから昇格した野菜スープご飯。
これも塩味、味噌味とあります。味噌はパス。塩味に100円追加バター入りでお願いした。
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薬味にネギがドッサリ。柚子胡椒も。
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柚子胡椒は分量を間違えるとムセるから要注意。
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でもこれだけじゃ足りないのよね。他のお客さんの炒飯に便乗して半炒飯を追加してしまった。
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陽気が暑くなったので、珍しく野菜つけ麺をオーダー。
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既に他のお客で味噌が入ろうとしているらしい。
「ハイ今味噌入ってます味噌の方仰ってくださ~い」
「で、お味は何?」
「醬油」
野菜つけ麺も味噌・塩・醬油とありますが、私は頑として味噌をチョイスしない。
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水切も一生懸命してましたが、最後の方になって薄くなるのはまぁ否めないですね。
つけ麺の券は青だった。水に浸すから青・・・なんだと思います。
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この券を摘まんで「カニタマラーメンだとぉ?」ジロジロ見て苦笑しながらカウンター上に置いたらママも可笑しそうだった。そんな麺が昔あったのかね。もとはたくさんメニュー数があったが、出ないので整理したのかも知れない。
これは野菜つけ麺の塩、プラス400円で半炒。
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麺は後から出されるのは、なるべく伸びるのを遅らせる為か?
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では野菜つけ、ではない野菜塩
「野菜ラーメンの・・・」
既に先客の味噌が入っている。ここで・・・味噌、とでも言おうものならママも「イエィ!!」なんだろうけどさ」
「・・・塩!!」
「ハイ、タンメン・・・」
フェイントをかけてあげました。
「バター入りで」
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陽気が暑くなってきた頃に、麺が1.5倍のざる中華という冷やし麺が登場した。
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濃いつけダレで、ネギがたくさん浮いていて、ほとんどざる蕎麦でしたね。若干酸味が強かったかな。
「暑くなりましたね」(ママ)
「暑いよ。もう日本は春と秋が無いよね」
「季節感が感じられなくなりましたよね。ウチも冷やし(中華)をいつから出そうか考え始めてるんですが・・・」
え?これ冷やしじゃないの?
確かによく見ると冷やし特有の具が載っていない。ということはこのざる中華は冷やし中華とは別ものなのかな。
「でも冷やしを出すと、急に涼しくなったりしてぜんっぜん出なかったりするんですよねぇ」
そういうものらしい。
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そして登場した冷やし。
店でいうところのマウント冷やし。
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ざる中華のように麺増量1.5倍ではないのであまりお腹にたまらなかった。
夕方には腹の虫がグー。
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この冷やし、この店でもっとも調理に時間のかかるメニューです。
麺茹でて、冷やして水を切って、具をちょんちょんと載せるだけと思うでしょう?
そうなんだけど、水切りをかなりしつこくやるのと、冷やすことで麺を締めるのと、合間に味噌だの別のオーダーが入るとそっち優先になっちゃうのです。
後は具を載せるだけなのに放置されたままになっちゃう。
でも麺が伸びないのは何故か。ワカラン。
冷やしの食券は昭和の頃の常磐線の色でした。
よ~く見ると「中華丼」と彫られていました。
券の色が水色なのは、冷やしで水を使うから?
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そしてついにジャン妻を連れてったんですよ。「アタシは昼にラーメンは嫌なの」とグズグズ言っていたが強引に連行したの。
「オゴリだよね?」
「当然」
「ネタにするんでしょ?」
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同じものを食す.jpg
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ラーメン&半炒飯セット。一口すすって「あ、美味しい」
「だろ?」
「アタシの好きな味」
ラーメンをすするジャン妻である!!
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ジャン妻3.jpgジャン妻4.jpg
「券売機要らないんじゃないの?」と言っていたジャン妻の前で、食券ドラマやママのオーダー管理、監督差配がジャン妻の前で繰り広げられた。
券が出なかったり、2枚出てきたり、日替わりは何番を押せばいいのか戸惑う客がいたり「一応食券です」「決まってる方は仰ってください」「何色が出ました?」「ええっと、〇〇番押してください」これが繰り返されたからジャン妻も吹き出しておったよ。
「いつもこうなの?」
「いつものこと」
しまいには食券をガチャガチャ補充している光景も見られた。
食べた感想は「ラーメンだけでは足りない。でも炒飯、半分だけでも重たい」だそうです。私はそうでもないけどね。

既に夏真っ盛り。スタミナつけるためにまたまたホイコーロ。
本格中華料理店の回鍋肉と比べないでくださいね。
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暑かったな。この店は券売機もそうだがエアコンも超ボロい。扇風機も小さいのしか置けないから店内が暑いのです。
エアコンも扇風機も稼動してはいますがちっとも涼しくならない。
大きくて強力なエアコンに変えても店全体の電源がトンじゃうかな。
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ママは料理があがるタイミングでご飯をよそってれるのですが「先にご飯冷ましておいてくれる?」とお願いすることもあります。
ママのBlogを見たらこの日は味噌や麺類が出なかったらしい。ご飯ものが多かった。
「ニラレバ何番?」
「7番お願いします。取り敢えず食券になりますが決まってる方は仰って下さい。今ニラレバと生姜焼きが入ってま~す」とキタもんだよ。
ソースの味が濃いので傾けました。
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先に野菜を食べて肉だけになったところ。
またまた焼肉定食の様相になった。
肉!!肉!!肉!!
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店内が暑いので8月はあまり足が向かなかったのですが、8月の最終週に久々に行ったら、茄子と豚肉のポン酢炒めという珍メニューがあったので食べてみた。
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「ポン酢嫌いじゃなかったの?」(ジャン妻)
あまり好きじゃないけど。油とブレンドして微妙に薄しょっぱい、薄酸っぱい、妙な味だったな~。
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食べてる私の真ん前で、姉ママがトントンネギを刻んでいた。
ふと見たら、姉ママの腕に赤い傷跡が。
「どうしたんですそれ?」
「あ、これ?火傷なんですよ」
「やけど?
見せてくれたらママの白い腕に長々と火傷の痕が。どんな火傷の仕方をしたんだ?
「ネギと間違えて切ったのかと」
「アハハハ。それだったらアタシの腕はネギじゃなくてチャーシューだね」
そうかも知れない(失礼)。そうだネギラーメンがあった。私は辛いものは好まないが、これもベースになる野菜ラーメンのチョイ辛いネギ入りです。これも味噌、醬油、塩の3種類だが、私は頑として筆頭の味噌をオーダーしない。
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「ねぇ。バター2個」と言いながら100円玉2枚置いたところ。
「2個いきますか!!」(ママ)
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バター2個はさすがに多かったかな。スープが舞っ黄色になっちまった。
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味は濃く、外は暑く、水がセルフで飲み放題なのもいい。
いちど、セルフのボトル水を殆ど全部飲んでしまったことがある
「ゴメン、殆ど飲んじまった」
「いいのよいいのよ。水分補給しないと」
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いろいろ並べましたが。
おわかりいただけたでしょうか。
①ひとつの券で複数を兼ねてイロで判断、②今すぐできる早いものを叫ぶ、③結局オーダー何にしたか客に確認する、食券なのにいちいち聞くのは、店が狭いのでレジが置けないからだと思ったが実はもっともっと奥深いのである。
券を買う前に立ってる時から、席に座る前から言って欲しいみたいです。そして券のイロを見て最初の判断をするので「券はカウンター上に置いてくださ~い」
初めてのお客には「一応食券なんで」とは言いますが、慣れてくると食券を買う前に「決まった方先に仰ってください」です。でも既に稼働しかかっているのに席に着いてから何にしたか言うお客もいるので(いてアタリマエだが)そういうお客は後回しになるのです。ただ、メニューが絞られており、客の回転が速いのでそんなに待つことはない。
さっき述べた数人のアタマ飛びについて「何で自分のより後の方が早く出るんだ」と思う人もいるだろう。私は全く気にしないことにしいている。内訳や目的がわかったからです。それが気に入らないなら来なきゃいいだけ。
店のポリシーは「皆さんの貴重な休み時間を有効に」「店の調理も効率的に」です。
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姉ママは店のウリたる味噌をススメますが、私は味噌以外が大好き。
お客の注文を要領よくさばく掛け合いとオペレーションは見て気持ちがいいし、半面こっちも意表を突いて相手が困った表情をするのを見てみたい意地悪な気もする。
いつか姉ママが私に「お客さんは味噌食べないの?」と聞かれるだろうか。あるいは私が味噌の気分だったら「珍しいですね」とかね。
私は何て応えるか。
「味噌よりも醬油とか他の方が美味いよここ」
「えぇ~っ!!」
姉ママの絶叫と表情が目に浮かぶ。
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ドカ盛り光栄軒 [グルメ]

私の昼はALL外食で、ランチ記事は訪問回数2回以上の複数ネタをひとつ記事にまとめたりします。
初回でその店で出されるものがビンゴならいいのですが、当然「これは失敗したかな~」のケースの時もあります。そういう場合は私の中での店の挽回チャンスを与える時があります。2回め3回めに何かいいものにアタればそっちを持ち上げ、自分で納得する記事に持って行けるからです。
美味いマズいより、自分に合うかどうかですね。その時の気分に左右されたりもします。
料理の量が多い少ないとか、CPはそれほど拘らないと思っています。
その店の雰囲気やそこでおきた人間ドラマも重視します。
UPする私自身が100%でなくても6割方、納得すればいいのですが。。。
今日の記事のお店は。。。
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味や価格よりもボリューで懲りた。
いや、懲りたというか仰天した。自分が頼んだオーダーもそうですが、他のお客がオーダーしたもの。特に炒飯やオムライスを見て、間違ってもそれを注文しなくてよかったと胸を撫で下ろしたものです。
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あるBloggerさんからいただいた情報で知ったのですが、荒川区役所近くにある光栄軒という大衆食堂。
11時開店で11時半になると行列ができます。路上に漂う炒め油の香と煙が食欲をそそります。
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私は肉炒めご飯付きをオーダーした。
優しい声のオヤっさんが豚のロース肉をそれこそトンテキのようにデカくブ厚く量多く切っているのが見えた。
何だあのブ厚さは?と怪訝に思った私はまさか自分のだとは思わず。
オヤっさんはその厚切り豚肉を炒めて次に野菜をドカドカ投入し「肉炒めのご飯お願いしまぁす」・・・その声で、あ、自分のだ、と気付いた次第。
豚バラの薄切り肉を期待した私はいい意味か悪い意味か裏切られた。
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肉炒めといいながら、山盛りのタマネギ、ニンジン、ニラの下にブ厚い豚肉がドサドサ盛られていた。
このドサ盛りの下に、千切りのキャベツが隠れている。
この店の良いところでもある。デカ盛りを謳ってるだけではなく、野菜が多いメニューが豊富なことでしょうか。
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後ろの客に運ばれた炒飯を除き見たら凄い盛りだった。並の炒飯で飯の量が2.5合なのですこの店。
大盛は4合、特盛が5合だという。5合ですよ。半升飯です。チキンライスやオムライスもそう。チキンやオムは飯の量プラス、ケチャップのくどさで悶絶級の苦しみを味わうとか。
カレー、カツ丼、親子丼の丼系統はそこまでいかないが、並で1合、大盛1.5合、特盛2合だとか。
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上写真は左お隣さんのオムライスを撮ってしまったゴメンなさい。最初は勇んで喰い始めたがそのうちペースが徐々にダウンし、スプ-ンでよそって口に運ぶ仕草が休み休みになり後半は苦しそうだった。私は先に喰い終わったて出たので完食したかどうか確認していません。
私だって若い頃なら2合ぐらい軽くイキましたけど。今は無理です。
麺類のボリュームはちょっとわからなかった。私は都合数回この店に行ったが麺類を頼んでいる客を見たことがない。
工務店っぽい若い男性が店のオバちゃんにこう聞いていた。
「麺も量多いのぉ?」
オバちゃんの返しは、
「麺は普通よぉ」
他のご飯ものや定食類は普通じゃないと言っているようなものであるが、実際そうなのである。
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再訪時はカウンターが窮屈そうだったので、優しいオヤっさんから「狭いでしょう。どうぞ上がってください」と小上がりをススメられた。
カウンターに座る男たちの背中です。屈強な男性客ばかり。女性客は見たことないです。
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小上がりは一応はテーブル席ですが、子安の諸星のカウンター幅より狭い。だが料理は大きい。
「豚生姜焼き。。。」
「ご飯付?」
「うん」
先にご飯とスープ、デカいサイズのキューピーマヨネーズが運ばれてきた。デンと置かれたマヨネーズは店に3本か4本あって、キャベツの千切りが添えられるものには無条件で出されるようです。
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この日は小上がりなので厨房にいるオヤっさんのオペレーションは見えない。ごくフツーの生姜焼きを期待した私ですが・・・。
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!!!
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ブ厚いロース肉が4枚!!
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私の口からため息が出た。ヤレヤレと思った。
先にキャベツに取りかかります。消化促進の為にね。
トンカツ屋でキャベツの千切りが盛ってありますがそれと同じですよ。何かで揚げたてのカツを無視して先にキャベツを食べるとルール違反だとかってコラムを見たが。先にキャベツを食べるおとで、キャベツの葉の繊維が胃癖を守り、トンカツ脂肪の吸収を抑え、青汁から抽出されたビタミンU・・・キャベジンですね。胃の粘膜を正常に保ち活性化させるわけです。生姜焼にキャベツが添えられるのも同じだと思う。
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だけどキャベツに生姜焼のタレがついちゃう。
これにプラスしてマヨネーズをベッチョリ付けると、先の脂肪吸収を抑える云々の話でなくなっちゃうってか。
でも生姜焼のタレにマヨが合います。
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固すぎず脂身も少なめで噛み応えのある肉。
普段そこらで喰ってる薄いバラ肉とは雲泥の差です。
いい肉なのはわかったけど。価格にも表れていて生姜焼750円、焼肉が500円なのです。
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若い頃ならともかく、今の自分はこの店のメニュー半分、いや4分の1を制覇するのも無理ですね。消化器系に負担はかかり過ぎる。
でもせめてこの店の双璧というレバニラ炒め(私はパス)と焼肉炒め(この店、肉炒めと焼肉炒めとあり、肉野菜炒めはないようです。)を喰らわんと3度目の訪問をしたら。。。
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定休日だった。
光栄軒は月曜日が定休日なのです。店主もいいおトシだし「せめて週1日は休んで病院に通わないと」「休みの日は病院のハシゴだよ~」なんて言ってたのを聞いたことがある。
日祭日だと休日診療しかやってないし、そういう日のお医者さんは臨時当番の先生で一期一会というか緊急外来目的の意味合いが強い。やはり普段のかかりつけドクターの方がいいからね。
仕方がなく近くのこの店へ。
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厨房に老夫婦、フロアに息子さん?家族で営ってるとみた。
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あまりキレイな店じゃないけど印象に残ったので後で〇〇ログを見たら店内撮影禁止らしい。ゴメンなさい。でも〇〇ログの投稿者さんのように私は誰何されなかったけど。
〇〇ログ見ると、私のように光栄軒が定休日だったのでこっちへ来たというか。
荒川区役所部分庁舎へ戻ろうと光栄軒の前を再び通ったら、私の後方から、どこかで見たオッさんが自転車漕いできたぞ。
「あれ?」
オッさんも私を見た。
「光栄軒さん?」
「ハイ~」
「今日はお休みでしたよね」
こういうTALKは「今日はいいお天気ですね」と一緒で、私はそういうさり気ないありきたりの会話が苦手なのですが、まさか本音で「わざわざ来たら定休日じゃねぇかよ~」とは言えない。
「休みはこうして病院をハシゴしてるんですよ~」
店でボヤいてた台詞をそのまま言いながら、その先にあるクリニックに入ってった。

船山史家の呟きはお店の紹介よりもそこで起きた人間ドラマを重視します。この定休日の出逢い、会話が次にも繋がった。3回目の訪問です。
11時に行った。ところが。。。
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行列だった!!
オカシイぞ。時刻を見たら11時ちょっと過ぎなのに。まさか10:30から営ってたってことないか。
3人組、1人、そして私1人。
晴れてるとはいえ吹く風が強い。冬空の下、寒風に曝されながらじーっと待った。
お腹空いた。店内からは炒める香、いい香が漂ってくる。鰻の落語じゃあるまいし。
相撲部屋で番付順にちゃんこが始まり、若い衆はこうしてじーっとガマンして待ってるんだろうか。そんなことを考えたりした。
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なかなか入れない。私の前のオヤっさんなんか業を煮やしてたのか中を覗き込み、いまいましげにひとこと呟いた。
「混んでるじゃねぇか」
私は危うく吹き出すところだった。「混んでるじゃねぇか」ったって、その原因は私やアナタもそうだよ。含まれてるでしょう。
そのうちお客が1人、2人と出ていかれた。オバちゃんが出てきて、
「カウンターでよろしければ入れますよ」
先に並んでいた3人を別々でよければカンター席へどうぞと。ところがその3人さんはカウンターで別席がイマイチらしい。小上がりのテーブル席が空くまで待つという。
後方に振り向き、
「あ、おひとり様先にいいですよ」と譲ってくれたのである。
私の前に立った男性「混んでるじゃねぇかよ」はさも当然だという態度でズイズイ入ってったが、私は、
「よろいしのですか?」
3人は「テーブル席がいいので」といふ。
それだといつ入れるかわかんないよと思ったが、譲ってくれたんだから「かたじけない」と言って入りました。
「寒いのに外で待っててくれてごめんね。ありがとうね」(オバちゃん)
いいですね。気持ちが温かくなってきた。
何で回転が遅かったかはすぐにわかった。小上がり4人席に1人で陣取ってたお客がいたの。私も前回の生姜焼きの時ひとりなのに「狭いでしょう。どうぞ上がってください」と小上がりをススメられたからね。どうもこの店、無理に相席をススメないらしい。(それともそのひとり客、地元の難しい客だったのか。もしかして生姜焼きの時に私もそう見られたのか。)
カウンターも1席か2席、空いていたが、3人は入れなかった。
小上がりをひとりで占拠していたお客が引き上げてから、私に譲ってくれた3人組がようやく入店して小上がりに陣取った。その方たちがオーダーしたものは光栄軒を世に知らしめたオムライスと炒飯特盛りだった。
大丈夫か?ガタイがいいからイケそうだが。
だけど人の心配してる場合じゃないぞ。

カウンター上にボウルが幾つか置いてある。
左は炒飯用のご飯。
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真ん中は化学調味料たち。
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右はカレールゥだった。
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オヤっさんは獅子奮迅の働きで今日は女性が2人サポートしている。
「次は野菜炒めレバ焼肉の順番でいきま~す」
「麻婆丼は丼取ってくれたんだっけ~」
「野菜炒めどうぞ~」
「レバのお客さん焼肉のお客さんご飯お願いし~ます」
「唐揚げ揚がったら炒飯いきま~す」
「レバと焼定食ね、はいレバからいきますね~」
「レバいきますよ~、唐揚げ肉お願いします」
最初にこれ、ライス、スープ、タクアン、デカいマヨネーズフルボトルが置かれる。
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そして供された焼肉です。
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食らいつく。肉やタマネギとの格闘である。野獣のように食らいつく。
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下からキャベツがドッサリでてきた。
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喰っても喰っても減らないぞ。
顎がくたびれてきた。味なんかわかんなくなってきた。
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しまいに飽きてきた。これは先に置いてあったデカいマヨネーズを先に皿の縁にかけておくこと。そしたら味変になり、切れかかった食欲の糸が繋がるだろう。
タマネギは切れてないのが笑える。
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完食しましたよ。したけど、その証拠写真を撮るのを忘れるほど放心状態になってしまった。
せめてもの救いはご飯がそれほどでもなっこと。いや、一合はありますよ。おかずが多過ぎるの。

私が肉やタマネギと格闘している最中、私の右隣に電気屋さんかガス屋さんらしき工務者が2名着座した。上司と部下か先輩後輩かそういう力関係と見た。
上役(先輩)は下役に何にするか聞こうともせず「焼きそば大盛り2つ!!」
「え、大盛りスすか?」
若いのは口あんぐり。
そのうち、私に譲ってくれた3人組へオムライス、炒飯特盛が運ばれた。若いのはそのサイズを見て仰天!!
「あ、あの、焼きそばも大盛りにしたんですよね」
「あたりまえだ。この店では大盛りにしなきゃ気がすまない」
大盛りを喰って男になれと言わんばかりであった。この店はラーメンとかの麺類をオーダーする雰囲気ではない。男ならガッツリ行こうぜの空気が漂ってる。
女性客はゼロ。ただし、テイクアウトを取りに来た女性客がいた。
男だったら大盛でなきゃ認められないような雰囲気である。ただし、ものによってはハーフもできるらしい。
その大盛り焼きそばを私は見ていないのですが、耳に、脳裡に残ったので、大盛りではない通常サイズで食べてみようと訪れたのです。
開店前2.jpg
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開店前だった。10:45、外で立って待ってたら女将さんが出てきて、
「アラ?もしかしてお待ちですか?」
「うん。11:00からだよね。それまで待つから」
「じゃぁ中に入っていいですよ。どうせすぐ開けるんだし。同じですから」
入れてくれたのです。初めての一番客。無理を言ったようで悪かったがオヤっさん、にこやかに迎えてくれた。
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まだ他にお客はいない。私がオーダーしたソース焼きそばだけである。
そしたらオヤっさん、いきなりキャベツを1/4に切ってザクザク切り出した。
キャベツ1/4?
どんな暴力的な焼きそばが出されるか想像できるというもの。
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これ、大盛りじゃないですからね。フツーです。
キャベツから片付け始めたのですが、1/4キャベツなんて一度に食べたことないし、それプラス、モヤシと焼きそば麺なのでこれまた拷問の様相を呈してきた。
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キャベツは外側の青い葉、芯の部分、余すことなく全て入ってましたね。
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ったく食べても食べても減らないぞ。例の如く味なんかわからなくなり、味よりも苦痛の方が先にたってくる。焼きそばを食べてるのかキャベツを食べてるのか、ソースを摂取しているのかもわからなくなってくる。
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まだ頑張ってみました。カツ丼です。先に書いたとおり、カレー、カツ丼、親子丼の丼系統は並が1合、大盛1.5合、特盛2合です。
見てたらロース肉を1枚取り出し、粉を表裏まぶして油に投入しているじゃないか。
揚げたてかよ。渋川の黄色い壁の食堂で上顎下顎舌全体、歯茎まで火傷したトラウマがよみがえる。
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ラーメンの丼の器にご飯が1合ギュウギュウに詰め込まれたカツ丼です。
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熱々、熱々、熱々。
ご飯はカツ丼のタレと玉子&タマネギで固めの雑炊状態。箸ではすくえないので添えられたスプーンで口に運びました。
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カツ丼なんてのは上品な食べ物ではないが、最後の方はグチャグチャ。いい意味で下品な様相を呈してきました。なかなか減らないぞ。
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グゲェ~苦しい。
でもこんなの甘い方で、大盛りだとカツがラーメン丼からハミ出すらしいですよ。
ではカツ丼は凝りたので、普通のカツライス(カツ定食)はどんなものかと。
私はカウンター奥の端の関にいたのですが、この日も11時を待たずして早く開店したのか、11時ちょうどにはほぼ満席になった。7人カウンター席にもう1席作ってギュウギュウ詰めになった。
ふと気付いたらオバちゃんの動きがオカしい。この店は店主と奥さん(お母さんといふ)フロアに運ぶ天然のオバちゃんの3人で廻しているのですが、そのオバちゃんが細く枯れた右腕にぐるんぐるんに包帯巻いてギプスで固定してたのです。
混んで最初に注文が集中したので、オーダー聞き、冷水器で最初の水を配る、できあがった料理、定食を運ぶ仕草が見てて痛々しいこと。
「怪我ったの?」
「ええ、ちょっとね」
「転んだとか?」
「・・・笑」
聞いてくれるなってか。何かドジ踏んだんだな。
この店の料理は大きいので片手では無理。包帯巻いた右腕も使って器を落とさないように固定していそいそ運んでる。
見かねた客が自分で受け取りに来てましたね。昼酒飲んでた地元の常連さんは「いいよオバちゃん。自分でサワー作っからよ」
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カツ1.jpg
カツ2.jpg
キャベ1.jpg
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キャベツも山盛りです。デカいマヨネーズフルボトルでブチュ~ッとイキます。
7人席を無理に8人席にしたので卓上にあるソースが遠いぞ。
「前失礼。ソース・・・」
「あ、どーぞ」
1席置いて狭くなたので縦に並んでいます。
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カツは脂身の少ないロースカツです。
意外と油っこくない。カラッとしている。キャベツを先に食べたのもやはり正解かもです。
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私も喰い終わったお皿を自分で下げました。でも喰い終わった皿の上にグラスだけは載らなかった。
「グラスだけ持ってくれないかな」
それでも店主から「悪いね。すみませんね。ありがとうね」
私はオバちゃんに「怪我してっと皆優しくしてくれるよ」と余計なひとことを言い残して店を出たらこんなに並んでた。
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猛暑が続いた日にカレーライスです。あ、この記事、殆ど1年間の総括なんですよ。
私の目の前に仕込みが済んだばかりのカレールゥが入った容器があり、店主がそこからカレーを移すところ。
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「早っ!!」
「ちょうど出来上がったとこだったんでぇ」(店主)
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この日はペットボトルの水をあらかじめ買って入店。
入ってすぐ左にある給水器の傍らに並んでるグラスだけ持って着座。
「水、買ってきちゃったよ」
「あらぁすみませんねぇ。氷いれますねぇ」
水を汲む動線が省略できるからヨロコばれました。
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ご飯は一合。ジャガイモは無し。玉ねぎ主体でニンジンが少し。家庭で出される素朴なカレーそのものです。
肉はやわらかい肉と固い肉が混ざってたりする。
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これのカレーも大盛りになるとご飯が2.5合に増量され、ラーメンの器で出されるそうです。
カツカレーもあります。脂身が少ないとはいえ、あのロースカツ1枚が加わったら悶絶しそうである。
まだラーメンを食べてない。400円のラーメンとはどんなラーメンだろう。
東京ラーメン風の中華そばだろうか。
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この店の客はゴツい男性100%で、いずれもドカ盛り定食や炭水化物ばかりで、ラーメン単品なんぞは誰もオーダーしないし、オーダーし難い店ですが、半炒飯とのセットがあったのです。
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東京ラーメン。醬油味の中華そばといったところでしょうか。
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これは半炒飯ですがその辺りにある店の半炒飯より多いですね。
この店を有名にしたのが通常でも2合半で出される炒飯で、大盛だと4合、特盛だと何と5合というトンでもない量のドカ盛りになるそうだが、特盛は見たこおないが、大盛りはザラに出ますね。
具は少ない。殆ど飯ばっかりで具が全くと言っていいほど入ってませんでした。単なる飯炒めか具の無いピラフですな。
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でもこの半炒飯にキャベツの千切りとササミカツ(フライ)が2枚添えられてたのには驚き。
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この店にしては軽いと想像されるオムレツ単品と半炒飯というめんどくさいオーダーをしてみた。
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私のオーダーしたオムレツと半炒飯はそれぞれ別に炒めざるを得ないので、後から来た客の焼肉定食やニラレバに追い抜かれたが、先にオムレツが仕上がり、後から来店されたお客の普通サイズの炒飯と同時に調理された。
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オムレツの中身はトローリしていたが、残念なのは中からカオを出したチャーシューはまだしも、刻みネギが殆ど生状態で辛かったのですよ。
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ヘビーユーザー、ヘビーフードのこの店にしてはライト級ですね。これなら女性でもイケそうです。ただ、オーダーする際にオムレツとちゃんと言うこと。超ヘビー級のオムライスもあるからです。
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公用先の荒川区役所の近隣にあるので知り得た店ですが、行って食べた後で必ず後悔するパターンの繰り返しでした。味ではなくボリューム重視です。特に炒め物と丼ものがヘビーです。あまりにボリュームが暴力的過ぎて私の消化器系の容量を超えています。行き続けたら身体コワしそう。
カツ類は先にキャベツを食べてしまえば胃に負担かからないかも知れない。
ドカ盛りなこの店のメニューを殆ど平らげた大迫力のBlogを発見したのでこちらをご覧ください。
http://sanadado.blog.so-net.ne.jp/2012-10-31-3
(リンクをお願いしようとしたらコメント受付終了とのことでした。)
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洛神 [グルメ]

茅ヶ崎駅北口に、エメロードという電柱の無い商店街があります。
市のHPから。
『明治大正昭和にかけて発展してきた茅ケ崎駅北口の商店街は、昭和60年に駅ビルができたことに伴い、昭和61年に商店街のメインストリートであった銀座通りを現在のエメロードにリニューアルしました。
道路は石畳とし、街燈やポラード(車止め)はヨーロッパ調にして、電線を地中化し、モダンな印象を与える商店街が誕生したのです・・・』
要は再開発ですな。ポラードなんて初めて知った。何を気取ってんだか。車止めでいいじゃんか。
エメロードも造語でエメラルドと宝石と路(ロード)をくっつけたんですよ。
商店街は1通で狭く殆ど歩行者と自転車専用道路に近い。商店に納品するくるまが停車してるとスレスレです。
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昨年秋から茅ヶ崎市が公用圏内に加わり、駅の北口にちょいちょい来ってこのエメロードを歩いていましたが、再開発の煽りを喰ってか、これはと思う飲食店が少ないような気がした。
エメロードのサイトを見たら飲食店が3頁あるが、飲食店と食品販売店が「食べる」をキーワドに一緒くたになっている。店名をクリックしても番地と地図番号しかわからない。そこはどんな店でどんなものを提供するのか全く表示されない。詳しく知りたきゃ他でググるしかないのです。
石畳の商店街をトボトボ歩いていたら、真っ赤な大看板に料理写真がベタベタ貼ってあるド派手な店が。
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私が参考にしている街角中華というBlogでは、
中華屋さん=「おじさんおばさんがやっているカウンター席とテーブル数席の小さなお店で、ラーメン、炒飯、焼き餃子は定番」
中華料理屋さん=「ホールも厨房も中国語が飛び交う、テーブル席のみの派手な外見が特徴のお店で、焼き餃子より水餃子や焼売が定番」
この店は後者と見たが。
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デカいグラス、サワーのグラスに氷入りで並々と冷水が供された。
ランチメニューには税込で690円から。でも私は初めての中華屋さんでの定法にのっとり、
「ラーメンと半炒飯・・・」
グランドメニューからチョイスした。そしたら水とメニューを持って来た女性が、
「あ、それでしたらこちらの方がお得ですよぉ」
ランチメニューにそのセットがあったのです。別々にオーダーするよりは100円安かったのでそれにした。
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あっさりした醬油スープ。
具にメンマ、チャーシュー、ワカメ(海苔だったかも)
青物の葉と茎というか、芯、もやし。
刻んで散らしたネギ。
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いい味出してますが日本の街角中華とは違いますね。中華料理屋さんです。
麺は中細の縮れで固めです。
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11時半になろうとしていったがお客があまり来ない店である。
そのうちヒマなのか厨房で私語が始まった。女性スタッフ(オバちゃんです)が店長に懐くような声音で、
「ねぇ~店長ぉ~、これだと店長は足りないんじゃないぃ~」
何が足りないのか?
厨房は完全ブロックされてオペレーションが見えないのですが。店内は私以外にお客がいないし、何のオーダーもないのに中華鍋を振るう音、何かを炒める音が聞こえたのは何が起きてるんだ?
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炒めた何かをお皿に取り分ける音した。客いないのに。
そのうち静かになった。何やらモグモグ聞こえるぞ。
さえは賄いを喰らってるな。「これだと店長は足りない~」は賄食のボリュームらしいのがわかった。店長は大食漢なのか。
もう11時半だですぜ。お客が来ないからいいけどこの時間帯に賄を喰らうか普通。
時折女性スタッフが店長に甘えるような声が聞こえる。
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2回め。また先日の女性スタッフがいた。店主=シェフと女性スタッフの2名で廻しているようです。
「今日は・・・豚肉と玉子の野菜炒め」
「はぁい。むぅすぅろぅー」
ムースーローか。豚肉とキクラゲの玉子炒め。
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ムースーローと言っていたがキクラゲは少なく、薄く切ったタケノコの方が多い。
ご飯がススむ濃い味付けです。
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店長が女性スタッフに聞いているのは
「いついつの夜のお客さんどうだった?」
「最後の炒飯がぁ~辛いってぇ~」
「辛いって言ってた?」
「しょっぱいだったかなぁ~」
辛いとしょっぱいじゃニュアンスが違うと思うがな。
店内が閑散としているので私語が筒抜けなのだよ。でも聞いてて思った。女性の甘ったれた話し方が誰かに似ているのだ。
でも誰だったか思い出せない。
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3回めはそこそこお客がいたので奥のテーブル席へ。
また同じ女性スタッフだったので、メニューを指しながら聞いたの。
「五目野菜炒めと八宝菜とどう違うんだ?」
五と八の数字の違いか。菜の数か。
「あ、ええっと・・・、八宝菜はトロッとトロミがついてるんです」
他のお客が五目野菜炒めをオーダーしたら「野菜固炒め」だったか「野菜炒め固ぁ」なんて叫んでました。あんかけとそうでないものとあるんですね。
待ってる間に電話が鳴った。
電話機は入口のレジのところにある。この店は写真のとおり奥に長い造りになっているので、厨房から女性がドタドタ走って行き、電話を取り、予約を受け付けてる。
そのまましばらく戻って来ないので、厨房にいた店主自ら伝票を確認して、出来上がった料理をフロアに出て運ぶ始末。
女性はしばらくしたらまたドタドタ戻って来て、
「予約の電話でしたぁ~」
それだけにしとけばいいものを。
「ったく混んでる時間帯にぃ~」
コラコラコラそういうことを言っちゃダメよ。電話の向こうの予約客は店が混んでるかなんて見えないんだからさ。フロアにいるランチ客だっていつか予約するかも知れないじゃんか。聞こえるように言っちゃイカンよ。
ここで閃いた。女性が誰に似ているか思い出したのです。船山史家の呟きⅠの初期に登場したYokoという天然ボケキャラに似ているっ。
Yokoは閉店した販売店で私の部下だった。子犬のように私に懐いて来た。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2010-12-14
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2010-12-23-3
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-06-19-2
台風一過を台風一家と書いたか誤字を指摘したら「台風が来て一家でバタバタしたという意味ですよね」
杉花粉情報を検索して、林野庁をハヤシヤチョウと読んだり。
大島椿を大島紬と絶叫したり。
ユンケル黄帝液を皇帝液と書いたり。
ヒヤロンが欠品した時に、氷嚢(ジョウノウ)と樟脳(ショウノウ、防虫剤)を間違えたり。
「偉くなりましたね」を「エロくなりましたね」と言ったり。おバカな発言が多かった子です。
Yokoは高崎市並榎町の出身で、私が群馬転勤の挨拶をしたら悲しむどころかケタケタ喜んだ。ついには「私も連れてって下さ~い」と言う始末。
だが、群馬転勤中に退職した。私という庇護者がいなくなって現場で浮いてしまったのである。
そっか。それに似てるんだ。私がこの店に惹かれるのはそれだな。あ、八宝菜が来た来た。
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後でジャン妻に写真を見せたら、
「多くない?」
量は至ってフツーの量ですよ。
「こういう店のランチはご飯茶碗が小さいんだよ。これくらい」
私は左手で茶碗を形作った。
「へぇ。それくらいなんだ。奥が深いのねぇ」
ジャン妻が何に感心したのかよくわからないが。この店、ミニサラダ、トロッとしたスープ、ザーサイ、杏仁豆腐が付いてます。私はBlogであまり値段をどうこう書かないですが、これで690円税込は安いと思う。
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お会計時に、
「休みは何曜日さ?」
「休みないでぇす」
「休みなしぃ?」
「へへへへへ」
似てる。話し方がYokoに似てるぞ。何だかこの店が好きになって来たので続きます。
三点セット!!
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何気に餃子がカリッと焼けて美味しいぞ。
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五目野菜炒め。
なるほど五目野菜炒めと八宝菜とは違うんだね。トロミがない。野菜を炒めただけ。もうちょっと肉が入ってるとウレシイんだけどな。
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お、スープが変わったぞ。塩味でトロミのついった豆腐スープじゃなくなった。
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ザーサイはその日によって大きさがマチマチだが、今日のは大きくて美味しい。
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この日、。11:00にOPENして最初の客だった。
五目野菜炒めオーダーの後、見えない厨房から聞こえる炒め音を聞いていた。
2番目のお客が入って来て私の向こう側のテーブルに着座。テーブル上に無造作に置いてあったメニューをパラパラ見てたが、厨房からYokoが・・・いや失礼、女性が出てこない。
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厨房が見えない造りになってるのも善し悪しですね。何か企業秘密でもあるのだろうか。
オーダー取りに来ないので2番手の客は困惑している。私と目が合ったので厨房に向かって叫んだよ。
「お客さんだよぉっ!!」
「ハ~イ」
Yokoが泡を喰らったように出てきて私の隣を通り過ぎながら、私に、
「ありがとうざいました」
呼んでくれてありがとうってか。気付けよ。
そしてオーダー待ちのご新規客に向かって「いらっしゃいませ」
2番手の客は私にニッコリ微笑んだ。
会計時にまた誰も出てこない。レジ脇で突っ立ってたらレジ後ろの厨房勝手口が開いて、店長か料理人と目が合い、私を新規の客と勘違いしてデカい声で
「イラッシャイマセッ!!」
俺はもう喰い終わったって。
「会計だよ」
「あ、ありがとうございましたぁっ」
聞えるように叫んでた。またまた女性が慌てたように「ハ~イ」
この日は年末だったので「年始はいつから??」
「ツイタチからでぇす」
1日??
元旦から??
この何処かズレた牧歌的な雰囲気が好きになってきたので、年が明けてからまたまた行きました。ところが店の扉を開けて入ったら誰もいないのです。
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オ~イ。。。
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奥から水を流す音がしてたからWC掃除でもしてるのか。
奥からいつもと違うねーさんが出てきたぞ。Yokoはどうしたんだ?
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五目あんかけやきそば。
こういう店でハズれたらいけないメニューですね。ハズれたらオカシイ。
大陸系の中華屋さんでは何処も同じような味ですがね。
食べる前からどんな味かわかりそうなものです。
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だけどYokoがいないので私はイマイチ消化不良だった。今日いたねーさんの接客は至って普通だが店長にレジ打ちを習ってましたね。「値段打って、小計押して、預かり金押すんだよ」って。
日頃の私語もそうだが、厨房を壁で仕切って見えなくしてるのにこういう打ち合わせが客席までモロ聞こえるんですよ。
ここまで通うと私も意地が悪くなってきて、店側をからかってやろうと悪戯心満載で出かけるようになった。
まず、扉を勢いよく開けない。そ~っと開けて静かに入るんです。何かオモシロいネタが拾えるからね。
案の定これですよ。
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堂々と賄いを喰らいやがって。
ここまで無防備だともう許すしかないですよ。
「まだ早いかい?」
「あ!!」
賄を喰らってた店長は慌てて起ちあがり「大丈夫です」と言いながら厨房に引っ込みましたよ。こういうタイミングで「もう客が来た。早いな」と迷惑そうなカオをしないところがいい。
そしてYoko似の女性スタッフがでてきた。ああ、いたいた。
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茅ヶ崎市でのヤマ(仕事)がひと段落したので、1品追加してリッチにいきました。
これだけ通ってメニューに裏面があるのをこの日初めて知ったのですが。そこにはまだまだ食べたいものがあるじゃないかよ。
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Yoko似のねーさんに、
「チンジャオのこっち」
豚肉と牛肉とあったので、牛肉を指しました。そしたら、
「うし(牛)の方ですね」
「あ、ああ、うん・・・」
うしって何だよっ。
ぎゅうにくと言いなさい。
「それとシウマイ」
「シウマイは3個ですけどよろしいですか?」
この質問の意味もワカラン。3個じゃ足りないだろうとでも思ったのかね。この辺りの天然TALKがそっくりなんです。
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チンジャオ1.jpg
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チンジャオはご飯のおかずというよりビールですね。
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業者さん(酒屋さん?)が来て週末の予約人数に合わせて納品数を確定しようとしていた。
お店のYokoが言うには、
「今日は13人、明日が多くて30人の予約なんですぅ」
「昨日より多いね」
「アタシ、昨日までずっと休んでたんでぇ」
ああそうか。だからいなかったのか。
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初めて1000円超えたんじゃないかな。お会計時に、
「外雨降ってますか?」
私は「うん。降ってる」と言い「それに寒い」と付け足したのだがレジは店の入り口にあるんです。雨が降ってるかどうかは扉開けて自分の目で見ればわかりますよ。チェックして傘立を出さなきゃ。単に私に話しかけたかっただけかな。
次いきます。回鍋豚。豚肉とキャベツ。キャベツ高いのにね。たくさん入ってた。
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私はグランドメニューの裏面にある回鍋豚定食800円を指したら、
「それだったらランチに690円でありますからそれでいいですか?」
「あ、そう。じゃぁそれで」
グランドメニューの800円とランチメニューの690円、その差110円ですが、同じもので110円安い。その差は何だろう。
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これはエビタマです。
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と、春巻。
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ありゃりゃ。エビは小さいのが4匹だけで、殆どが卵炒めだな。
こういう卵炒めはたくさんのアブラを使って炒めるものなのだ。
でも不思議と胃にもたれない。
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待ってました鶏肉とカシューナッツ炒め。大好きですこれ。
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カシューナッツ、この味はご飯ではなくビールが飲みたいもの。
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そして酢豚。私は酸っぱいものが苦手なで酢豚はあまり食べないのですが、辛い系を除いてあらかた食べ尽くしたので酢豚いってみました。
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ダメおしにミニラーメン追加。
麺は少ないけど、小さい器に具がギッシリ押し込められていた。
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最後にこれを。
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私がこの店を好きな理由のひとつに、サワーか何かのグラスに冷水が氷入りで並々と出されるところ。
セルフで継ぐ必要ないくらいの量です。ビールをオーダーさせようとわざと小さいグラスで出す店ってあるからね。

茅ヶ崎駅北口は再開発で昔ながらの街角中華が散見されない。気がつかないだけで何処かにひっそり隠れてるのかも知れないね。
そういう店は、おじちゃんおばちゃんが高齢化して健康面で不安があり、後継者が不在で店舗も老朽化してしまい、応援する私も限界を感じるところがある。ある日突然閉めてしまったりする。
大陸系の中華料理屋さんがしっかりしているのは、華僑同士の互助があるからだろうか。この店も大陸系で他に支店もあるらしいが、しっかりした味、昔いた部下にそっくりなスタッフ、ボンヤリした店内の空気。。。
今日の記事は昨年秋からの蓄積です。だが最後に載せた酢豚の後は今日まで行っていない。昔のオンナじゃないけど辞めた部下の女性の幻影をいつまで追い求めてるんだ自分は?と思うようになった。
それと茅ケ崎市の公用を陰の部下、草の者3号に任せるようになって自ら出向かなくなった。
後継者育成プランが私とこの店を遠ざけた??
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揚州商人 [ラーメン]

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月に2回、多い時で4回は顔を出す横浜市中区役所の道路を渡ったところに、一風変わった店構えの中華屋があった。中華街西門の近く。
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店の壁はすぐ近くの高架を走る根岸線の昭和の塗装のように見える。薄青のペンキを素人がブ厚く塗りたくったような店。
木製扉の枠に挟まったガラスから店内が見えそうで見えない。
見上げると金色の枠、黒い板に、これまた金色のフォントで「中国ラーメン揚州商人」とある。
営業時間が長い。11時から深夜4時半まで。
いったいどういうシフトになっているのだろう。
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夜に行った人の話を聞いたら、夜は当然の如く中華居酒屋になるそうである。
12時には満席.jpg
12:00に行ったら満席で「ご来店のお客様へ。申し訳ございませんが只今満席となっております。ボードにお名前をご記入下さい。順番にご案内させて頂きます」・・・
傍らにファミレスによくある名前と人数を書く紙が挟んであった。
ボードにご記入を.jpg
入口に向かってサイドには待ち客の丸椅子が陳列されている。
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扉のランチメニュー.jpg
私の前に1人の男性。背後に女性たちが3組で6人ほど。
さて並んで待つ価値があるかどうか。枯葉が舞う冬の気配(初回は昨年の12月初旬なのです。)寒いんだけど。
あまり品のある店では無さそうだが。待ってる間にジロジロ見たら3種の神器ならぬ3種の麺が紹介されていた。
①細麺、柳麺(リュウメン)
②極太麺、刀切麺(トウセツメン)・・・刀削麺(トウサクメン)ではないです。これは揚州商人のオリジナル麺で上州おきりこみを細くしたような麺。
③中太麺、揚州麺(ヨウシュウメン)
麺は3種類.jpg
揚州?私はこの年齢まで外国に行ったことが一度もない人なので、三国時代に呉の国だったことぐらいしか知らない。孫氏のいた建業がそうなのだろうか。
しばし待った。
でもオカしいぞ?ボードに記入しないで女性が1人1人と私を追い抜いて店内に入っていくのは何故だろう?
7分ほど待って案内された。
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カウンター席なし。円卓テーブル×7、四角いテーブル×4・・・だったかな。
私のテーブルは一段上がった屋根つき屋台みたいな場所。席テーブルを2つ並んでくっつけたテーブル席で、隣の2席とは箸、調味料、メニューで仕切られていた。
相席必至かというとそうではなく、後から来た1人の女性客は私の隣、斜め対面に着座した。
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ジャスミン茶が出された。
ジャスミン茶が苦手なら言えば水を持ってきてくれます。
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オーダーして店内を見渡したら空席があるじゃないか。これでわかった。この店は全員揃ってから入店でもないらしい。名前と人数を書くだけなので誰かひとりが人数を書いてテーブルを占拠すればいいのです。だからさきほどボードに書きこまない女性客が私を追い抜いて入っていったんだね。
逆に言うとひとり客がワリ喰うことになる。やはりどこでも人数多い方が強いのです。
都心のビジネス街のランチタイムによくある「店内でのお待ち合わせはご遠慮願います」「人数揃ってからのご入店をお願いします」のルールではないようです。
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これは後日、11:00の開店早々一番乗りで入店して店内ガラガラだった時に撮影しました。
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店内は手作り感が満載です。
街角中華ではないし、中華街にあるような高級感のある店の内装でもない。
いろいろと掲示物や写真のウルサい店です。いや、言い直します。賑やかな店です。
しばらく見てるとどれも何かしら手作り感を醸し出しているのに気付く。いろいろあってそれらが可愛らしくもある。居抜きや飲食店特有の決まった造作ではなく、後から後から付け足して店を拡張したような、改装を繰り返し手作りで仕上げたような、塗装が剥げてまた上から塗りたくったような、その都度に組み立てた部品が肩を寄せ合ってるような・・・。
私はこのトシまで外国に行ったことのない人なのですが(おそらく今後も行かないと思うが。)本場中国の大衆食堂はこんな感じなのかだろうかね。
中華人民共和国の地図や、揚州商人創業者からの親子三代家族写真が掲示してあったりする。
入って右側の壁ほど見てて飽きないです。
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店員さんは大陸からの留学生かも知れない。いつでも楽しそうに明るく元気な接客です。
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野菜ラーメン4.jpg
野菜ラーメン5~揚州麺.jpg
酸辣湯麺(スーラータンメン)がバンバン出てます。お店のイチオシらしい。
前述の3種の麺についてのクエスチョンも飛び交っていた。「どんな麺ですか?」ではなく「スーラータンメンに遭う麺はどれですか?」
店の女性スタッフは、刀切麺か揚州麺をススメていた。
辛い系がウリで、それらがかなりオーダーを占めていると見た。
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チャ2.jpg
料理紹介1.jpg
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HPを見たら。。。
な~んだ。チェーン店だったのか。
やはり辛い系がウリです。メニューTOPをスーラーやタンタン系が占め、フツーの醬油、塩を探したら下の方にあった。
今の時期この店にマスクして入店して、スーラータンメンを喰ってるお客はまず風邪っぴきと思っていいんじゃんないかな。
私は酸っぱくて辛いのは願い下げなのですが、再訪した時はグランドメニューを広げられて辛い系の頁をいきなり見せられましたよ。
そういう辛い系は黙殺して、オードソックスに醬油ラーメン。
「麺はどれになさいますか?」
「柳麺(リューメン)」
細麺に決まってますよ。刀切麺にはソソられなかった。
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スープ.jpg
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いい味です。悪くない。ただ、日本の中華そば、醬油ラーメンとはちょっと違いますね。何かクセがあるのです。
醬油をいただいて塩もおそらくこういう味だろなと思って塩にもTRYすべく3回目の訪問を。
ガラ空きでしたが「お好きなお席へどうぞ~」ではないです。「奥の席如何ですか?」と言われた。
「向きはこちらでよろしいですか?」と店入口を背後にして厨房に向いた席を言われたのですが、それだと替えの水(ジャスミン茶か?)が取りにくいので厨房を背にしました。すると冷水が取りやすくなります。
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塩1.jpg
塩2.jpg
塩3.jpg
う~ん。。。
これはサッポロいちばん塩ラーメンのようですな~。
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ミニ炒飯とはいえ、エビまで入ってた~。
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店内4.jpg
慣れて来て改めて見ると、ゴテゴテとうるさい装飾の店ともいえる。私もこういう類、装いの店はこれまでチョイスしなかったのですが、日本のオジちゃんオバちゃんが営んでいる街角中華が絶滅の危機に瀕している昨今、専門店以外ではこういう店を開拓するしかないのかもしれない。
この何処か曇ったアヤし気な雰囲気。
この雰囲気.jpg
ここでいったんご縁が途切れたのですが、地元のスーパーにこんなのを発見した。
スーパー1.jpgスーパー3.jpg
「これ・・・」
ジャン妻はイマイチそそらない感だったが、
「ネタなんだよな・・・」
「ああそう」
協力してくれました。
「何?豚肉ともやしと・・・ニラ?」
「ニラはなくてもいいけど」
ジャン妻が調理したもの。
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独特なソースですな。ところが細い麺はイマイチ粉がおとしきれてないような。
では店でこれを食べたらどうなのかと思ってまた行ってみたのですよ。
店内1.jpg
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例によって着座したら、店側のおススメメニューをズラズラズラっと並べられます。
ランチのセットメニューか辛い系ばかり。
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細麺ではなく揚州麺(中太麺)にしました。細麺は焼きそばに合わないと思ったのです。
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かな~い濃い色のソースですな。
ソース味が濃いですが、見ためほどしょっぱくはないです。
これは上海焼きそば、上海麺、の類だろうか。
添えられたスープが美味しいの。焼き鳥屋の鶏スープそのものでした。
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最後の方はソースまみれになるので傾けましたよ。
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でもいかんせんボリューム不足なのでミニチャも。
チャ1.jpg
チャ2.jpg
炒飯は美味しいですよ。パラパラ系かな。

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そしてラスト、期間限定の青菜そば。
これは美味かろうなとオーダーしたらビンゴ・・・
・・・だったのですが・・・
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青菜2.jpg
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この日に初めて刀切麺(太麺)にしたんですよ。
刀切麺は太麺というよりも、何というか、違和感アリアリの麺、麺は麺なのだが、何というか、う~ん。。。表現が思いつかないぞ。
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青菜4~これぞ刀切麺である2.jpg
青菜6.jpg
青菜7.jpg
青菜シャキシャキ、炒めた味が単純だった塩スープに溶け込んで旨味倍増。青菜野菜スープとしてはなかなか美味かったよ。でも麺は・・・
青菜8~これぞ刀切麺である3.jpg青菜9~刀切麺が沈んでいる.jpg
最初から最後までラーメンを食べてる気がしなかったね。おきりこみかな。
そっか。ラーメンと思わなければいいのです。うどんと思えば美味しいですよ。
麺が太くヒラヒラしているのでそれがかえってボリュームを足りなくしてるんです。
予想通りでした。なので半チャも。
ミニチャ1.jpg
ミニチャ2.jpg
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あとはまだまだ辛い系がた~くさんありますが、それらは私にとっては全て未知未開の領域。
定食類が全くないのでこれにて取材終了でございます。
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石狩亭 [ラーメン]

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私が20代後半の頃だから20数年前、鎌倉市内に1年だけ住んでいたのを昨日の「八宝亭」で触れました。
その頃私は横浜市中区の湾岸工業地帯の某社に勤務していたのです。起点は大船駅であり、湘南モノレールの富士見町駅だった。
毎晩遅かったですね。8時半勤務スタートで最終バスが22時、帰宅は23時半でした。でもその分の手当てはきちんと支払われ、額は多くなかったが夏冬ちゃんと賞与も支給され、春には期末手当も支給されていたのです。経営陣が「税金で持ってかれるよりは社員に還元」ってハッキリ言ってましたからね。
大船からはJR根岸線で。根岸駅から勤務していた工場まで路線バスが運行しており、最終バスは22時過ぎで、大船着は23時ちょい前だったと思います。
それから遅い夕食です。夕食に限らず住んでた短い1年間はALL外食で、この店にはタイヘンお世話になった。
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店の中から1.jpg
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20数年ぶりです。
改装したかな。キレイになってた。
大船駅東口で下車する会社員でこの店を知らない人っていないんじゃないかな。「豚汁ライス玉子サァビスゥ~」で有名ですよ。豚汁に生卵を落とすのですが、スープの温度で半生、温泉玉子よりやや固めの半茹でになるのです。
メニューはこんな感じ。
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麺類はサッポロ系を筆頭に、普通の麺類がズラリ。
定食類も豊富で、夜遅くまで営ってるので裏面には酒類も。
でもやはり街中華です。酢豚、豚角煮、油淋鶏、エビマヨネーズ炒のように高いメニューもありますが、ギリギリ街中華の線を維持している。
肉野菜炒があって野菜炒が無い辺りは強気です。
ランチでよくあるセットメニューもないです。グランドメニューのみの潔さ。ランチのセットメニューってのはお得かも知れないが、それを見せつけられながらメニューをバサッと渡されると、店が楽しようとしてそれだを押し付けてるように感じる時があるからね。「今の時間帯はこの中からオーダーしなさいよ」みたいにね。
後ろを振り向いたら、壁に青いメニューがデカデカと。
青いメニュー.jpg
テラテラ光って見やすいとはいえないな。
こんなのもある。
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だけどカウンターが狭過ぎだな。こんな内装だったかな。
セルフの冷水ボトル、調味料が置いてあるだけにラーメンの器ひとつ置けるギリギリの幅でした。
振り向いたらテーブル席も隣と肩が触れ合うぐらいだった。テーブル席が狭いので後から来た若い男女は「テーブル席どーぞ」と言われたのに「カウンターでもいい?」って移ってましたからね。
2階はどうなってるんだろう。でも私はひとりだからまず2階に上がることはなだろうな。

昨日も書きましたが、石狩亭には今でも克明に覚えてる記憶があって。
今もそうだが当時も相席が原則で、相席を嫌ったオバちゃんがフロア担当のオバちゃんにお願いして誰もいないテーブル席に座ったの。そしたら当時のオーナーがフロア担当のオバちゃんに声を荒げたのよ。
「こっち(相席)に座って貰えばいいじゃんかよっ」
「だってお客さんイヤだって言うんだもん」
空いてる席がもったいないと言わんばかりだった。感じ悪っ。そのお客の前でそう声高に言うかよ。
そのオバちゃんバツが悪そうだった。もう行かなくなっただろうね。
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狭い店だが2階があるんです。ひとりの会社員が1階フロアでの相席を嫌がり、
「2階は?」
「お2階もいっぱいでございます」
ところが後から入って来た男女のお客は2階へ通したんです。2階をNGされた会社員は「何だよ」ってムッとしてましたよ。
その会社員にしてみりゃ嘘つかれたのに等しい。「お2階もいっぱいでございます」ではなく「今の時間帯はおひとり様は相席でお願いします」と言えばいいのにね。もしくは掲示しておくか。

店の若い者が、スーツで来店された客に水をコボしたのを見たことがある。
そしたらオーナーがすかさず手ぬぐい持ってお客の濡れたスーツを拭いたはいいが、ポケットから千円札を1枚出してその客のポケットにねじ込んだものである。
クリーニング代だと思うし、その判断は素早かったが、その客が出てった後で若い者に「〇〇サンかも知れないから渡したんだよ」・・・
若い者が水をこぼしたことへの注意は無かったです。金を渡したんだからいいやみたいな。

休日の昼、開店早々私のすぐ隣に地回りのヤクザ者が情婦(イロ)と座り、私に絡むような視線を向けて来たことがある。
そイツは顔が赤い。酒臭い。舐めつくようなイヤな視線だった。
店の人たち、皆、厨房に引っ込んじゃってさ。ああ、このお客は嫌われてるんだなとわかった。

他、この店にはあまりいい記憶がないのだ。でも鮮明に覚えてるのは、私はあの頃成人してたとはいえまだ子供と大人の境目にいたんだな。だから覚えてるんだろう。

30年振りに来た石狩亭、オーナー変わったね。私より若干若い男性だった。
オーナーは店のバイト嬢(看板娘?)に両替を指示していたのだが、そこでシフト云々の話になってた。入れる入れないだの、休むか早退するだの、そういう会話ですよ。常勤の正社員でなくバイトを雇用しているとそういうケースはザラです。
バイト嬢が両替に出てったらオーナーがブツクサ言い出した。
「急に休むって言われてもなぁ」
「誰々と誰々、昼にもっと入りたいって言ってましたよ」(厨房の男性)
「そうなんだよ。昼に入りたいってヤツは幾らでもいるんだからさぁ」
オーナーは麺を茹でながらボヤいていた。
言いたい気持ちはわかるよ。私も現職に転じてからシフト組んでそう思う時期は多々あった。「急に言うんじゃねぇよ」ってね。
バイトやパートがフルタイム勤務じゃないのはできない事情を抱えてるのよ。だから休む訳でさ。言い換えれば本人にしてみりゃその為の勤務形態ともいえるけどね。バイト、パートってのはシフトを埋める為、正社員の隙間を埋める為でもあるから。
でもオーナーは戻って来たバイト嬢には優しく接して「じゃぁ2階頼むワ」
つい今まで本人不在でブツクサ(陰口とも言えないが)言ってたのが嘘のようだった。このように、狭い店でお客に聞こえるようにブツクサ愚痴るのも相変わらずで悪い意味で懐かしい。

美味い不味いじゃない。懐かしい味だとしか言いようがない。20数年前そのままだった。
有名なこの店の豚汁も多く出てます。「豚汁は定食?麺?玉子入り?」とか言ってたので、メニューを見直したら、あの頃はあったかどうかわからないが豚汁麺というのがあったし。
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まぁ店内の人間ドラマはさておき、しっかりした街角中華ですよ。
会計時にボソッと言ってやったの。
「懐かしい味だぜ」
「あ・・・(笑)」
それまでイライラ調だったオーナーはニッコリ微笑んだ。別に世辞を言ったのではない。率直にそう思っただけ。
私ももう子供じゃないからね。
11~25時オーダーストップか。そりゃシフト組むのタイヘンだ。

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さぁこの店のイチ押し、豚汁(玉子入り)です。
玉子は最初から入っていた。タマゴアレルギーの人もいるから聞いた方がいいかもね。
梅干はサービスです。店主自ら置いてくれるの。
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素っ気ない見た目ですが、中に豚肉、野菜がタップリです。
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野菜は大根、ニンジン、里芋、牛蒡といった和食の具ではなく、キャベツ、タマネギ、キクラゲ、ニラといった葉野菜の中華風バージョンです。ニンジンも細切り。そのまま野菜炒めやタンメンに転ずることができる。タケノコまで入ってましたからね。この店の炒め物系はタケノコがふんだんに使われます。
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豚汁ライスに加えて、昔よくいただいた肉野菜炒めもオーダーしたら、マスターが厨房に言うには、
「ハイニクヤサイトンライ一緒で」
???」
肉野菜豚汁ライス一緒でお願いしますの意味らしい。
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肉野菜炒めはこの店独自の味つけで、その・・・何というか・・・どう表現したらいいのか比喩が見つからない。食べてみて下さいとしか言いようがない。いい意味で他にないエグい味なんですよ。単なる醬油味や塩胡椒じゃないです。これにも薄くスライスしたタケノコがたくさん入ってる。
肉野菜2.jpg
肉野菜4.jpg
これぞ豚汁に麺が入ったトンジルメン。
小ライスがサービスで付いて来る。
この日は「玉子は?」聞かれました。「入れてください」そしたら店主が厨房に言うには、
「ハイトンジルメンタマサー」
???
豚汁麺玉子サービスの意味らしい。店特有の隠語があるようです。
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ここまでは過去のノスタルジー。
あの頃食べなかったものにTRY。
北海道ラーメン塩、コーンバター。
バターはしょっぱかった時の保険のようなものですが。
細く細かいアオネギはサッポロいちばん塩ラーメンのように見えるな。
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麺がやや太い。
最初に食べた醬油ラーメンの麺とは違うような気がする。ところどころ太かったり、不揃いだったり。
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薄くて軽い金属製の器で供されたやきそばです。
味は醬油味、いや、オイスターソース味?う~ん何だろ。
上海焼きそばの類でしょうか。
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いわゆるソース焼きそばの麺ではないですね。細いうどんのような、やや平たい(断面が四角い?)きしめんのような。
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具が多いです。野菜と豚肉が多いの。高崎の焼きそばBAR克のように先に具だけ食べて麺だけにする食べ方は無理ですな。
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餃子がきました。
餃子がキタ.jpg
やや細長い系です。大きさ、幅が微妙に違ってるのは手作りの証か。
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餃子は6個くっついて出されましたが、ひとつひとつがキレイに切り離されました。
ベリベリに破れたりしません。中身もギッシリです。
私は人と会う職業なので昼に餃子は喰わない主義ですが、そうは言ってもたまには食べたくなる時はある。そこで稀にに食べる餃子とかなりのパーセンテージで相性が悪い。
デカいだけで中身がスカスカ、焼きが甘いのか水分が多いのかベチャベチャになるヘタレ餃子、それらにいっぱい喰わされてばかりいますが、石狩亭の餃子は満足度高いと思います。
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急に寒くなったのでカレーラーメンなんぞをいってみました。
小ライスは3時まで付いてくるようです。もちろん後半カレースープに浸してオジヤにしましたけどね。
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こりゃぁカップヌードルのカレー味のスープそのものですな(笑)。
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一応は基本的な具なんですよ。カレーだからってジャガイモ、ニンジンが入ってるんじゃないですよ。
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北海道麺も豚汁麺も麺が黄色いですが、カレースープで更に黄色くなったような。
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前に載せた富士宮市のCoCo壱カレーラーメンなんかよりコクがありましたよ。

次は肉と木耳と玉子炒め&野菜スープと小ご飯、これまた厨房に飛んだ指示は、
「ムスーロハンライスヤサイスープ一緒」
最初に野菜スープとサービス梅干が載った小ご飯。
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これでタンメンと五目そば(店の隠語はオオメンという)のベースが何となくわかるというものです。
ムスーロ、ムースーロー(木須肉)が来た。
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この頃になるとマスターにカオを覚えられ、
「ええっと・・・今日は何でしたっけ?」
「ムスーロ・・・」
「ああ、ムスーロヤサイスープハンライスね。毎度~」

まだあんかけ系を食べてない。
グランドメニューに探しても無いが絶対にある筈だと。あ、あったあった。壁に1枚メニューで描かれていた五目あんかけ焼きそば。
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肉野菜炒めと同じベースの味に餡がからんだもの。
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麺を引きずり出したら細麺だった。先に食べた焼きそば(上海風)とは麺が違うタイプ。
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五目でも五品目以上の具が入っています。薄くスライスされたタケノコ他の野菜数種、豚肉、海老、烏賊、うずら、街角中華でこの手のものによくありがちだけど要らない蒲鉾まで入っていた。
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椎茸がデカ!!
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合間に厨房を覗いてみたら、デカい業務用のスープ鍋に香味野菜や果物が大量に浮いていたぞ。
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20何年振りのノスタルジックで再訪したが、あの頃は高くて食べられなかったものもいろいろいただいた。
枯れたジジイが細腕振ってる今にも潰れそうな街角中華じゃない。店主も店もまだまだ勢いがある。大船の最強街中華の異名を取るだけあり、いい意味で若くトンがってるので店の寿命は長そうです。
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八宝亭 [ラーメン]

20代後半の頃に鎌倉市に1年住んでいました。
海辺じゃないです。風光明媚な場所ではなく、神社仏閣に囲まれて暮らしてたのでもなく、鎌倉市内の大船寄り。最寄駅は天空を走る湘南モノレールの1つめの駅、富士見町というところ。駅から徒歩10分だった。
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富士見町駅は相対式ホーム2面2線で上下線の行き違い駅。上下線のどちらかが入線したら必ずといっていいほどもう片方からも入線してきます。終点の大船駅に2線ないからです。
昨日も述べたが無人駅で、エスカレーターやエレベーターは設置されていなかった。近隣住民がエレベーターの設置を要望してたのだが、ケチな鎌倉市はなかなか補助金を出さなかったらしい。
エレベーターは今年になって設置された。それまではこんな階段だけしかなかったんですよ。高齢者にゃ酷です。
階段.jpg橋上の風景.jpg
湘南モノはSuica、Pasmoには対応しておらず、未だに薄っぺらい紙キップ。改札口もないので下り線で下車したら「きっぷ入れ」のBOXに殆どゴミ箱に捨てるようにポイです。
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ひとり暮らしを満喫?いや、寂しい暮らしでしたよ。
ジャン実父が病を得たので僅か1年でジャン実家に戻った。

モノレール下の一般道は日本初の有料道路・京浜急行自動車専用道路だったのが、沿線の市街地化で鎌倉市と藤沢市に譲渡(前者は有償、後者は無償)されて一般道になった。
大船駅方面に向かってJR横須賀線をオーバークロスする橋があって新しいのに改修工事中だったが、私が住んでた頃は超狭くてバスの行き違いが困難で、私が乗った大船駅に向かうバスの運ちゃんが下って来たバスの運ちゃんに「下で待ってなきゃダメだぁ」怒られてたのを記憶している。
現在はヘンな形した交差点になっています。新しい橋になった。
新橋工事中.jpg
JR大船工場への引き込み線跡。
マニアには有名です。
廃線1.jpg廃線2.jpg
もともとが自動車専用道路だったので、現在でも歩道が狭い区間があります。
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天神山を下りてその辺りを見回ってみたが、住んでた頃にあった定食屋はALL無くなっていた。
記憶では4軒ほどあった。
店で喰ってたら出前の電話が入り、イヤそうなカオをした店主が奥さんに「1人前だったら断れ」と首を振ったのを覚えている。
そういうのを見ちゃうと行かなくなる。その店は割と早く潰れた。

ある店では酔っ払いが女将さんに絡んでるのにでくわした。女将さん怒って奥に引っ込んじゃって、残った店主が苦笑しながら「絡むからだよ」・・・ああ、こうやって店に嫌われるんだなと思った。

ランチタイムなのに何故かご飯がきれてしまい、職人さんが「えぇ~ご飯ないのぉ?半分でもいいんだけどぉ」食い下がったがダメで、麺の大盛りにした場面も忘れられないな。
その店は富士見町のモノレール下、天神下交差点辺りにあった筈だが・・・無いなぁ。

駅からやや離れた大船寄り踏切近くに深夜まで営ってる半居酒屋のような街角中華があった。
そこのマスターと昼間に出くわし「これからもウチを御贔屓にね」とアタマを下げられたが、何だかそれきり行かなくなった店。

モノレールが横須賀線をオーバークロスする辺りにあった定食屋で、焼肉定食のテイクアウトを依頼した主婦が「なるべく脂の無い肉を」と懇願してる場面にでくわしたことがある。店主は困惑していた。その主婦も「そうよねぇ。無理よねぇ」・・・諦めてた。
図々しいこと言う女だなぁと思ったよ。その近くにJRの踏切に向かう道のモノレールの下に家具屋があって、そこの店頭に見切り品で出されてた木目のデスクを購入した。そのデスクはジャン宅で現在も現役で、PCが鎮座して作業しています。

大船駅近くに行きつけの街角中華が3軒あった。
うち1軒は夜に必ず中瓶1本ビール付けて肉野菜炒め、肉野菜玉子炒め、そんなのばっかり喰ってたもの。今はもう無い。
もう1軒は石狩亭といってこれは健在です。割と知られた店で大船駅で乗り降りする会社員や男性なら「豚汁ライス玉子サァビスゥ~」で有名だった。
最近では代替わりして、2代目の男性は「トンジルライスタマサ~」(豚汁ライス玉子サービスの略)
大船最強中華の異名がある店です。
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石狩亭では当時のオーナーさんのキョーレツな接客が3つほど印象に残ってる。
今もそうだが当時は相席が原則だった。相席を嫌ったオバちゃんがフロア担当のオバちゃんにお願いして誰もいないテーブル席に座ったのね。そしたら当時のオーナー(今は変わったかも知れないが)がフロア担当のオバちゃんに声を荒げたのよ。
「こっち(相席)に座って貰えばいいじゃんかよっ」
「だってお客さんイヤだって言うんだもん」
やだなぁそういう接客はって思ったよ。もうそのお客は行かなくなっただろうね。
ひとりの会社員が相席を嫌がり「2階は?」
「お2階もいっぱいでございます」
ところが後から入って来た女性客は2階へ通した。会社員は「何だ」ってムッとしてた。
若い者がお客に水をコボしたのを見たことがある。そしたらオーナーがすかさず手ぬぐい持ってお客の濡れたスーツを拭き、ポケットから千円札1枚渡したものである。クリーニング代か。

3軒目も今はない。千里飯店というよくありがちな名前で細長い店だった。私はこの店で酔っ払いから瓶ビールを奢って貰ったことがある。アブない空気も感じたのでそヤツがWCに行った隙に会計して退散しちゃった。

海辺の地方都市から大船に転居してきた同僚がいて大船近くの居酒屋で飲んだが、そヤツは刺身を注文しないの。
「俺は〇〇(静岡県の海に面した市だった)の出身だから、こういう店では刺身は喰わねぇ」
ああそうかい。私はシラけた気になった。自分の喰ってる刺身(確かに美味くはなかったが)を否定されたようでオモシロくない。今だったら観音食堂に連れてくけどね。

他、あまりいい記憶がない。でも鮮明に覚えてるのは私はあの頃は子供と大人の境目にいたんだな。だから覚えてるんだろう。
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昨日のツマんない記事、北野神社が天神山砦か狼煙台か、そこへ至る天神下交差点を曲がった路地に古びた町中華があった。この店は知らなかった。
店の前の路地はあずき袋のようにキュッと狭まるので一時停止線が2本ある。くるまのすれ違いが困難で、信号が青になっても歩行者がいるとスタートできない。スレスレ。
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天神山を下りた時、この店のアヤしい雰囲気が気になったので、鎌倉市への公用帰途、冒険がてら訪問してみた。11:30OPENです。
引き戸を開けるとカウンター席が4席、4名テーブル席が2卓しかないこじんまりし過ぎた店。
三角巾のようなバンダナを締めたガラモンのようにズングリしたオバちゃん(失礼)が無骨な手で冷水を出してくれた。
初めての街中華は定法に乗っ取り、「ラーメンと半チャ・・・」
「セットね」
「うん」
ガラモンのようなオバちゃんが1人で調理にかかった。

カウンター席で壁に貼られたメニューを見上げたら結構な数のメニューの群れ。これだけの数をひとりで営ってんだ。
八宝亭だから八宝菜もある。卵入りの肉野菜炒めなんかもある。
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小さい店ならではのお願い事項が貼り紙されています。
ランチ時だけでも完全禁煙にすればいいと思うが。
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何だか妙に細かい単位時間設定ですね。25分オーダーストップで40分に閉店??
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赤いテーブルと椅子はパイプ足。
卓上に摘まんで持ち上げる箸入れ。
壁に張り付いた扇風機。
背後の頭上に鎮座している液晶TV以外の小道具は全て昭和の頃のものか。
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厨房からガッコンガッコン凄い音が聞こえてきた。
ガラモンオバちゃんが中華鍋を振っているか叩きつけているかしているのです。
厨房と完全分離なので空いた小窓から見たオバちゃんは小柄なので手許のオペレーションは全く見えないが音が凄い。ガシガシ、ゴンゴンゴン、カンカンカン、ペチャ、チャッチャッチャッ(お湯切り)、ペチャッ(麺を丼へ)、ヒョイヒョイヒョイ(具を載せる)、炒め、混ぜ、叩いて落として均等にして、ザルに載せて湯を切って、丼に落として、具を載せて。。。
四肢が短くずんぐりしているので(失礼)全身全霊で調理しているように見える。
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スープは街中華の王道系鶏ガラ醤油。
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ナルト、1/4にカットしたゆで卵、ノリ、メンマというかシナチク、青物(tンゲンサイ)、チャーシュー、多過ぎず少な過ぎずに散らしたネギ。オーソドックス。
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どうせ固いだろうとタカを括って齧ったチャーシューは意外にシットリしていた。
半炒飯にありがちなダマも無く、しっかり味が浸みて固まったもの。
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気を付けなきゃいけないのは、お会計してお腹一杯で気が緩むじゃないですか。気が緩んだ状態で店から飛び出さないことです。開けて出た途端にスレスレにくるまが走るので飛び出したら接触しかねない。
お子さん連れがこの店に来るのは考え難いが、子供さんが飛びださないようご注意ください。
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八宝亭2.jpg
当初はこのまま一期一会で終わるかなと思ったのですが。
春先になってからまた行くようになりました。
ガラモンのようなオバちゃんが中華鍋をガッコンガッコン振るって炒めた肉野菜炒めの卵入りバージョンです。
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ガコガコ炒めた音がしなくなったなと思ったら、厨房に湯気がモワ~ンと立ち昇った。そして湯気の要因だった熱々の味噌汁、程よい塩加減のお新香、その他小皿に載ったお惣菜が3つもついてきた。
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おしんこ.jpgお惣菜1.jpg
お惣菜2.jpgお惣菜3.jpg
もしかしてこの店、定食類の方が品数多くてお得かな。
今度は焼肉定食。肉は豚肉です。ガッコンガッコン。。。
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焼肉というよりもネギ肉炒めですかね。いい味です。ご飯にあいます。
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焼肉2ネギ.jpg
この日も熱々の味噌汁&お新香と別に、お惣菜が3つ着いてきた。
鳥カツもあったからね。
お惣菜が多い分ご飯が少ないので、焼肉だけでご飯をモリモリ食べたい人向きじゃないですけど。
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味噌汁.jpgお新香.jpg
サラダ.jpgキンピラ.jpg
当店の餃子は安心と謳った餃子の定食です。
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今日の付け合せはイマイチでしたが味噌汁は相変わらず熱々です。火傷したぁ。
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だんだんこの店が好きになってきたので次の訪問は通常のラーメンとは別に書かれたサッポロ塩ラーメンのバター入りです。
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麺は普通ですね。サッポロと謳うからには違った麺かなと思ったのですが。
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このモヤシは味付けモヤシでちょっとしょっぱいのです。塩スープより塩加減が強いかも。
でも580円プラス50円だからCPいい思います。1枚だと思ってたチャーシューが実は2枚で、下からでてきたのでウレシいものだが。
タマゴ1/4、メンマも少なくないし、コーンもドッサリ。
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丼に書かれた店名が消えかかっている。年季を感じさせます。
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次に同じようにサッポロ醬油味。この日は暑かったのと、茅ケ崎市、藤沢市、鎌倉市の3行政へくるまでツアーしてまわり2時前に到着。くるまは隣にあるコインパーキングに入れてサッポロ醬油味にトライした。
サッポロ1.jpg
サッポロ2.jpg
サッポロ3.jpg
サッポロ5.jpg
普通の醬油味ラーメンとサッポロに違いはない。塩と同じく普通のラーメンにコーン、モヤシがドサドサ入っている。麺も同じです。
サッポロ6.jpg
サッポロ10.jpg
写真なんか撮ってたら麺がみるみる伸びて来る。量が増えたぁ~。
サッポロ4.jpg
サッポロ塩の時はチャーシューが2枚にプチ感激したが、1枚のチャーシューを2に分断しただけのようですね。
サッポロ7.jpg
サッポロ8.jpg
サッポロ9.jpg
やはりこの店、麺類単体より定食の方が副菜(おかず)の多さでお得のですな。
玉子いりニラ肉炒め定食。ニラ玉炒め、ニラ肉炒めのコラボレーション、一気に味わえるスグレもの。
ニラ1.jpg
ニラ2.jpg
見ためより野菜の量がかなり多いのだ。
ニラ3.jpg
薄味の味噌汁はいつも熱々です。
味噌汁.jpg
漬物以外はあたりハズレのあるお惣菜の数々が楽しい。
インゲン.jpgおしんこ.jpg
胡麻和え.jpg揚げコンブ.jpg
そして丼もの。肉丼です。
先にアップした焼肉定食の丼バージョンだった。美味しいぞこれ。
丼1.jpg
丼2.jpg
丼3.jpg
汁熱々.jpgおしんこ.jpg
五目焼きそばをお願いしたら。。。
「あんかけじゃないですけどよろしいですか?」
「ああそう。。。じゃぁ普通の焼きそば」
焼きそば、カッコ()内にチャーメンとあった。炒麺ですかね。
ちゃーめん1.jpg
塩味です。細かく刻んだ野菜炒め風。
ちゃーめん2.jpg
ちゃーめん3.jpg
ちゃーめん4.jpg
ちゃーめん5.jpg
隣の客がオーダーした「サンマーメンと半炒飯のセット」に便乗して、半炒飯いっちゃいました。
半炒1.jpg
半炒2.jpg
半炒3.jpg
スープ.jpg
あんかけじゃなかったので。五目旨煮系はどんなものかとTRYしてみたが、こりゃぁご飯ものよりビールですな。ご飯の上の載せたら中華丼になるかな。
旨煮定食1.jpg
五目・・・具が五どころじゃないよ。キャベツ、ニンジン、ピーマン、パブリカ(赤&オレンジ)、タマネギ、長ネギ、ヤングコーン、マッシュルーム、豚肉、烏賊、海老、アサリ、蒲鉾。。。
旨煮2.jpg
旨煮3.jpg
旨煮4.jpg
お惣菜1.jpgお惣菜2.jpg
今日も薄味熱々.jpg
この店の冷水お代わりがちょっとクセものです。
セルフの給水器で私が右手を伸ばせば届く位置にあるのですが、1回め2回め3回め4回めの時は、私が右腕を伸ばしてレバーを押しても水がチョロチョロしか注がれなかった。
手前チョロチョロ.jpg
だが最初の1杯、ガラモンオバちゃんが注ぐ時は水が勢いよく出るんです。
何故だろう?何か操作方法、ノウハウがあるのかとずっと不思議に思ってた。オバちゃんは全体重を指先にかけて押してるのかと。いや、力で押してるんじゃないな。力で押したらバキッっと折れかねない。
「レバを上に戻してください」とある。これは何かコツがあるのだ。5回めぐらいに気付いたのだが、レバーを押す位置を変えたらどうかと。
どうも手前側のレバーの左側を押すとチョロチョロしか出ないので、レバーの向こう側、右側を押したらどうなるか。
奥は勢いよく.jpg
そしたら勢いよく出ました。
だがそうでない時もあったのだ。この給水器は気まぐれで、押す位置を左右どちらにズラしても出が悪かったりする。
レバを優しくカチャカチャ動かすとある位置で緩くなる。すると左右でも真ん中でも力で押さなくても水が出るのです。
給水器2.jpg
建設作業員3名が来店され、3人中最も若い者が兄弟子たちの水も汲もうとしたが上手くいかない。
力で押したりしてる。怪訝そう。
私がレクチャーしてあげた。人差し指と中指でピアノ弾くように動かしながら「こうやってレバーを左右にかちゃかちゃ動かしてから押すと出るよ」
ビンゴだった。勢いよく出た。若い者は私に「ありがとうございます」って。
瓶.jpg
ギリギリ3.jpg
ご夫婦で創業したそうですが、ご主人が他界されてからオバちゃん1人で頑張っている。
下のサイトにそうあった。
店内に喫煙を制御する貼り紙には「ヘビースモーカーの方へ。タバコは吸わない方も入店します。タバコは1~2本でストップしてネ。気持ちよく仕事するところ。健康の為に」と書いてあったから、おそらくご主人が他界された病因としてお客に諭しているのではないだろうか。
私が住んでた頃には営ってた筈だが。
http://www.kcn-net.org/senior/tsushin/tgourmet/y11/1107lind/index.html
ギリギリ1.jpg
ギリギリ2.jpg
わざわざ行く人はそうそういないかも知れないが、店は旧くてもクオリティは高いです。
開いている裏手から調理の音がガコガコ響いてくる。
今日もオバちゃんはひとりで頑張っている。
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山崎天神山の謎 [隠れ郷土史]

「トランプ大統領は何処に泊まるのかな」
「さぁ」(ジャン妻)
「ルートイン?」
「まさか。何でそんな発想するの?」
「何処でゴルフするのかな?群馬かな?」
「アナタもしかして大統領を見たいんじゃないの?」
「そういう気もするな。公職に就いてあれだけ言いたい放題できてウラヤマしいよ」
(自分だって・・・)
「うん?」

おクラ入りしかけてたネタで2月の取材です。
陽が西に沈みかけてる頃、大船駅から湘南モノレールでひとつめの駅、富士見町に向かった。
モノレールの車窓から小高い山が見えます。
モノから見た天神山.jpg
小高い山の最寄駅、富士見町駅で下車、訳あって懐かしい駅でもあります。懐かしい理由は後述しますが。
ここへ来るまでで唖然としたのは相変わらず湘南モノはSuicaに対応していないんだね。紙のキップなんです。ホームに下りたら駅のきっぷ入れ(ゴミ箱?)にポイ。
モノレールだから当然の如く高架駅なのに、まだエスカレーターやエレベーターが設置されてないのかと。階段のみだったのです。(近年エレベーターが設置されました。)
昭和45年(1970年)操業だから懸垂式(ぶら下がり)モノとしては老舗といっていいのに近年までエレベーターが無かったのです。鎌倉市は文化財保護や登録運動には熱心だが、補助金がなかなか出なかったのだろうか。
行き違いの構造上、上りホームと下りホームは繋がってないません。行き来できないので別個の出口で地表への階段を昇降するのです。無人駅です。

(そういえば11月1日の午後9時半頃、西鎌倉駅近くでモノレール車両が工事車両と接触し、車体の一部が破損(ガラスが割れる?)したそうですね。
道路舗装工事で稼働していた重機が約6メートルの高さまでアームを伸ばしていたら接触したそうです。
乗客は宙ぶらりんになり、クレーン車で救出され、事故ったモノレールはヨタヨタ自走したとか。)
モノ.jpg

でも今回のネタはモノレールではないです。駅を降りてその先、天神下交差点を右折します。
交差点.jpg
目的地の山の石段です。
石段1.jpg
九十九折の石段を上りながら階段の段数を数えた。
いぃち、にぃぃ、さぁん、しぃぃ、ごぉぅ、ろぉくぅ、なぁなぁ、はぁちぃ、くぅぅ、じゅぅ、じゅぅいちぃ、じゅうにぃ、じゅうさぁん、じゅうよん。。。
階段と階段の合間にある平場(踊場)に着くと息を整え、携帯に段数をメモる。
ゼェゼェ息が上がってきた。
頂上までの段数は、38+26+44+34+21+23+18=204段。。。
204段!!
たいしたことないって?
でも私はバテかけた。膝がガクガクになった。
石段2.jpg
社が見えてきた.jpg
天神山といふそうです。
頂上に神社があって北野神社といふ。
ビートたけしさんが祀られているのか。そんなこたぁない。北野系は菅原道真公の系譜です・・・よね・・・?自信がない。
社殿.jpg
普段は誰もいないようです。
お祭りか何かのイベントの時は地元の方が手入れをするのでしょうけど。
私は今年になって地元の町内会に関わっています。夏祭りで焼き鳥を焼いたせいでその後も有志に引っ張られましたが、総会で会計さんから発表があった予算の内訳の中には、普段は倉庫で埃を被っているお祭りの道具、神輿や太鼓、鳴り物とか。そういうものの保全、修理費用とかも計上されていた。
私がいる町内会には神社は無いが、神社がある地域だと管理費用負担とかあるらしい。神主さんが要職を兼務していて強い発言力を持つケースもあるとか。
清掃がタイヘンそうだ。これも近隣住民を駆り出して掃除するんでしょうね。空き缶拾い、落ち葉を掃いたり。
長い石段を登る途中から鬱蒼とした樹木に囲まれているここは観光地ではないが、鎌倉市の緑化指定地で開発されないようにはなっている。
北野神社のいわれについては割愛します。幾つかのサイトで、この山がここから遠くない有名な玉縄城(ノブ、本田正信の居城でもあった)の出城だったという記述を見て登って来たのですが。
これも土塁痕?.jpg
裏手の土塁1.jpg
時刻が夕暮れ近いので写真がボケボケです。
神社の背後に土塁があるけど往時のものなのかどうか。
裏手の土塁2.jpg
その先は獣道が続いていて社より高所へ続いているが、すぐ藪になった。
藪1.jpg
冬場なのにこれだけの藪。完全装備でないと走破できない。
ヘビでもいそうだ。
藪2.jpg
神社のある一帯は天神山の片隅でしかなく、この先、藪に突っ込んで尾根沿いに歩いてみたら、尾根を断ち切る堀でもあるのだろうか。
社の背後から見下ろしてみた。
裏手の土塁3.jpg
眼下には柏尾川が流れている筈だが木々で見えない。
木々を取っ払ったら見通しがよくなるかも。
木々で見えない.jpg
天神山の麓は、もと鎌倉郡山崎村と洲崎村といいます。湘南モノレールの駅名である「富士見町」なんて町はないのです。富士がよく見えたのだろうか。
昔からの地名を大事にするなら天神下か、湘南山﨑、湘南洲崎でいいのに。
山崎と洲崎は山の東側と南側で、新田義貞が鎌倉に攻めて来た時の激戦地で知られるが、山の西側に柏尾川が流れていて、そこでも激戦があった。
大永6年(1526年)11月に、安房の里見軍が玉縄城を目指して攻め上ってきた。この戦争の背景は複雑でヤヤコシイのですが、簡単に述べると三浦半島を制圧した北条氏が次に武蔵国を席巻せんと北上して勢力を伸ばし、江戸城と3つの河(多摩川、荒川、当時は東京湾に注いでいた利根川)の河口と水運を押さえたことで、東京湾の対岸にいる里見氏との均衡が崩れた。お互い脅威な存在になったのです。
里見軍は海から船団で押し寄せて由比ヶ浜や材木座海岸から上陸、鎌倉に乱入、源氏の系譜なのにあろうことか鶴岡八幡宮を焼いてその他神社仏閣を破壊するという暴挙をやらかしている。失火かも知れないがやることがふるい過ぎてバカとしか言いようがない。
里見軍はその後で大船まで攻め上って来た。アド街でも触れていたが大船=粟船から来ている。もしくは大きい船が入ってこれるほどの大湿地帯か柏尾川の川幅が広かっていたか。入り江だったのだろうか。
里見軍は陸路を来たのか船で来たのかわからないが、天神山の西一帯で玉縄城の北条軍と激戦になった。その首塚が柏尾川に沿った対岸の道沿いにある。大船軒の本社近くの川沿いです。
玉縄首塚.jpg
私が登った天神山に何かの軍事施設が設けられていたら、玉縄本城に向かって里見軍の北上を何かで知らせる役割くらいは担ったに違いない。
天神山は大船方面から望むと、ラーメン二郎の野菜マシのようにそこだけこんもりしているから、物見台か狼煙台か出城があってもオカシクない立地ではあるのです。
下る.jpg
標柱2.jpg
こういう階段って上りはもちろんキツイですが、下りの方がアブないですね。足元がフラついた。
参道入り口3.jpg
振り返ってみる。
参道登り口は両脇が住宅地で、もしかしたら家人が私を「アヤしい人」と見ているかも知れない。視線を感じた。
参道入り口2.jpg
標柱1.jpg
麓に下りてファミレスから振り返る天神山。
薄暮の天神山.jpg
モノが来た。今はALL3両編成なんだね。私がいた頃は2両編成もあった。
え?私がいた頃って?
後述します。
モノが来た.jpg
大船駅のデッキから遠望する天神山。
かつては入り江だったのかも知れない。
天神山1.jpg
天神山2.jpg
天神山に砦があったなんて誰が言ったのかな。
裏付けを探すべく鎌倉市で資料を漁ったのですが文献は見あたらなかった。
大船にある玉縄城(昨年のしょーもないコメディ大河の最終場面の村で、本田正信さんがいたところ。)の史料がたくさんあったが。
ラスト.jpg
いずれこの人も城主に。
ノブ.jpg
天神山の本城である玉縄城そのものに女学校が建り、見学には事前に申し込みが必要で、周辺も開発されて住宅地となり、僅かに残った自然地形も、お城Bloggerがその目で見ないと遺構らしきものが確認できないらしいのだ。
それでも玉縄城の史料に付録みたいなのがくっついていた。この辺り一帯のMAPです。
そこには二伝寺他、天神山も物見のように載っていた。
この辺りに物見、砦があっただろうと、後年になってから決めつけてマジックで塗り潰したんじゃないかと見えますが。
学者さんが塗った地図1.jpg
学者さんが塗った地図2.jpg
でも神社の背後にある土塁が気になる。
小さい砦跡の頂上部に社を造って背後に残土を盛ったか、自然地形を平坦にしてそこに社を造ったら背後に盛り土だけ残ったか。
過去に行った焼津の石脇城や。。。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-12-05
船山温泉で駐車場アクシデントの後に立ち寄った甲駿国境の尾崎狼煙山。。。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-01-06
これらも頂上に社が建っていて、背後は土盛りがあったからね。
天神山の社殿裏にあるこの土塁は往時のものなのだろうか。
裏手の土塁1.jpg
散策は終わりました。消化不良に終わったこの散策過程で見つけたのですが、富士見町駅に戻る途中の狭い路地に、古びたオンボロの街中華があります。
八宝亭4.jpg
如何にも昭和の趣ですが、前からあったかなぁ。
前から?実は私はここに下り立った天空の富士見町駅が通勤最寄駅だった時があるんですよ。
明日から大きめの街角中華編が5~6編続きます。写真中心ですが。
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フェンスの向こうの主郭 [隠れ郷土史]

池を渡る木橋の先に木々が茂った森が見えます。
石神井公園です。
木橋の先には.jpg
正確に言うと石神井池の西隣にある三宝寺池です。2つの池とその周囲をひっくるめて石神井公園。
石神井公園の石神井池は西隣にある三宝池からの水路だったのを1933年頃に堰き止めた人工池だそうで、池に注がれる川はなく地下水や湧水から形成されているそうです。石神井川の源でもある。
西武線石神井駅から徒歩で来た途中の家並みは高級住宅地ばかりだった。こんな豪勢な家に住まわれていいなと思う羨望と、こんなデカい家じゃぁ掃除が大変だと思わせる広いお屋敷が多い。固定資産税も高そうである。

私は練馬区役所の公用後、ここ石神井まで足を延ばしたのは理由があります。
理由というか期日です。今日しかないのです。フェンスが開放されている時間も16時までと限られている。無理してでも今日行かないと。

公園の池の周囲には、池、木々、水鳥、野鳥、それらを撮影しようとカメラを向ける人たちや、散策されている初老のご夫婦、子供連れの若夫婦、ベンチに座って時を流している老人たち。

日がなベンチに座り
替わる時を眺めている老人を探し出そう
残された時間を 聞き出す為
(柳ジョージ&レイニーウッド)
残された時間は。。。???
急ぎ頭で試算してみた。石神井公園駅に下りたのが14時半過ぎ。今日は夕方17時前に川口市内の行政にもうひとつ公用があるので、それに間に合わせるには今向かっている目的地と石神井公園駅との往復に徒歩30分、石神井公園駅からJR蕨駅への乗車時間が約45分、蕨駅から行政へはタクシーで10分、乗り換え時間に約20分。。。
散策時間は40分と見た。それだけあれば充分だが
私は池の風景に見とれることなく、三宝池公園の中心部を目指した。

池にかかる木橋を渡ると、池の畔、丘の裾にあるのは。。。
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解説板2.jpg
石神井城は南側に流れる石神井川と現在の三宝池、当時は湿地帯だった石神井池に守られた台地の上にあった。
室町時代の後期に攻め落とされ、それきり再利用されなかったこの城がマニアに有名なのは、城域の主郭が通常はフェンスで区切られていて中に入ることが出来ないからである。
1年に一度、ある期間だけ公開される。東京文化財ウィーク期間といって、都内23区や区制以外の市、離島である大島、八丈島、三宅島他を含めて通常は公開されていない文化財を公開する期間で、石神井城は今年の特別公開リスト63項目の23番目にあった。
特別公開事業25.jpg
平成29年度は10月28日(土)から11月5日(日)まで。
私が訪れた平日がまさにその後半なのです。
その先に.jpg
解説板5.jpg
解説板1.jpg
縄張り.jpg
解説板3.jpg
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なるほど、普段は閉じているであろうフェンスが開いている。
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それでも注意書きがあって「フェンスで囲まれた場所は、東京都指定の史跡「石神井城跡」の中でも特に文化財(土塁・空壕)の保存状態が良いところなので、当分の間、養生が必要です。文化財保護のため、許可無しに入ることはできません」とある。
立入できません.jpg
当分の間っていつまで?
養生?現状はほったらかしです。

発掘調査の成果や出土品について、特別に開かれる主郭の内に、写真パネルで紹介しているが、森は薄暗く、当たる陽射しは西に傾き、反射してよう見えん。
パネル1.jpg
パネル2.jpg
主郭を囲む壕だったと推測されますが、埋まって浅くなり、緩い窪みにしか見えない。
浅い堀1.jpg
浅い堀2.jpg
浅い堀3.jpg
上がってみた主郭は周囲より高台かというとそうでもなく、高さは周囲と全く同じだった。塁壁に見えたのは主郭を囲む土塁で、手が入っていないだけ風化してエッジが失われて丸くなっている。
主郭の土塁1.jpg
主郭の土塁2.jpg
主郭の土塁3.jpg
主郭の土塁4.jpg
パネル3.jpg
この城にいた豊嶋泰経、照姫、池に沈んだ金銀財宝伝説等については割愛します。何しろ廃城が早過ぎるし、初めて見た個人的な感想としては「何だつまんないの」である。遺構そのものより、やたらと立っていた解説板や、発掘して何かが出てきましたよの説明パネルの方が多くて目立った感がある。
過去にここへ来て、フェンスの外から向こう側にある主郭を見た人には中に入れて感涙ものだろうが、そういう背景が私には無いので仕方がない。
フェンス越し撮影.jpg
いずれフェンスは閉ざされる。見たいけど見れない、そこに行けないのはここ石神井城以外にもあって、過去に載せた世田谷城の住宅の陰に隠された遺構や、私有地で侵入厳禁の横浜市内にあるE城が挙げられる。
今の時代、下手にウロついて撮影でもしようものなら、近隣住民に不審者扱いされて通報されかねない。
年に1度開放されるが、普段は学者さん、教育委員会や区や都の関係者、土地の所有者だけが見れる聖域になっている。

この後、川口市内の行政にギリギリ間に合い、それで直帰かというとそうではなく、帰社してデスクワークしました。
足が疲れた。平城だから城域散策に疲れたのではなく、駅との徒歩往復で足が疲れた。赤羽駅から軽く熟睡して気力を取り戻した。
今日は週末で冷蔵庫の中にはロクな食材がない。
疲れた週末に.jpg
いつものこの店で、石神井城の写真を見せたらジャン妻の眦が例の如く釣り上がったが、山城でないこと、公園化されていること、靴や裾が汚れてないこと、なにより期間限定で公開され見るのは今日しかなかったこと、それは理解してくれたようである。
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氏政公の首塚? [隠れ郷土史]

タイトルはおどろおどろしくカテゴリもそれっぽくなっていますが、10月中に無理くりして出かけた日帰り小旅行記です。
既に完了していますが、期限を切られた業務に追われた10月某日、静岡に日帰り出張に行かなくてはならなくなった。
その静岡業務も期限を切られていたのを失念していたのです。私も忘れつぽくなった。トシかな。一昨日は千葉の某市から「提出期限を過ぎておりますが、辞退されるのですか?」確認と督促の電話が入ったからね。
「静岡へはくるま?」
「いや、電車で」
静岡出張は自家用車を持ち出して出向いてるのですが、それが監査に引っ掛かった。事前に許可を得なくてはならなくなったのです。書式は簡単らしいが。
今回は藤枝や浜松方面まで行かない河東方面だけなので日帰り電車で充分なのだ。
「また東海道線で小田原まで行ってそこで新幹線に乗るんじゃないでしょうねぇ」
「・・・」
「時間の無駄よ。新横浜から乗ればいいのに」
結果的にその方が早くても、今いる場所あら戻るルートを私は好まない。ウチは横浜市郊外にあるので、新横浜まで「戻る」のがイヤなのだ。
いつもは神奈川のジャン家から直行するのですが、今回は静岡に行く前に「本社に行かなきゃならんのだ」
「珍しい。直行じゃないんだ」
「朝に定例の部署会があるのだよ」
私は社内フリーランスで滅多に会議など出ないのですが、部署会とはいっても私と上司と、長年ソリの合わないオンナと、身体の弱い時短の女性職員と、私に対してビクビク・オドオドしている男性社員、計5名だけ。1時間もかからない。
「で、東京から?」
「いや、品川から」
東京~品川は通勤定期に含まれてるから経費を削減した・・・という訳ではないのです。やはり東京駅に「戻る」のがイヤなのだ。
(東京~品川の料金を検索しても東海道新幹線だけ表示されないし。)
品川駅で、現地社員への土産を買った。ポケシウマイ人数分。
品川駅.jpg
「新富士駅まで行きたいのだが・・・ひかりに乗っても・・・意味ないかな」
「新富士駅はこだましか停まらないですからねぇ」
品川駅の職員の言った台詞である。他の駅よりランクが下がるように聞こえたぞ。
先に来たのが10:04発のこだま645号で、次の10:10発のひかり467号に乗っても、熱海でそのこだま645号に乗り換えなきゃならないのか。
こだまはひと駅ひと駅、律儀に低停車していく。
新富士駅.jpg
タク2.jpg
富士市行政.jpg
新富士駅からタクシーで富士市の行政に下り立ったところ。
来る度に思うのですが。
富士市に住んでいる人には悪いが、何かニオいますね富士市って。
隣の富士宮市はニオわないのに、富士市の工業地帯に隣接している辺りは妙なニオいがするのだ。
市のHPにもあります。
「悪臭による影響は感覚的なものであり、個人の感じ方により精神的に影響が現れるものであります。確かに初めて富士市へ来た方はこの臭いにかなり驚くようです。現段階での悪臭防止技術や産業形態から考えると、これらの工場からの臭気が、今以上に改善されるには時間がかかると思われます。市は今後も継続的に快適な環境への改善に向け努力していきますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。」
http://www.city.fuji.shizuoka.jp/shisei/c1302/fmervo0000001jcw.html
普段はくるまなのであまり気にならないのだが、今回は電車、徒歩なので妙にそのニオいが気になった。
ニオイはさておき、行政への手続き終了。
これから河東方面の支店に行くので、行政から富士市駅へ歩いたら、お寺の入口に、何やら私のような閑人の気を引く高札版があるぞ。
お寺の入口.jpg
北条氏政公の首塚だと!!
何故ここに?
氏政公首塚の解説板.jpg
私も神奈川県民なので興味が無くはない。記載されていた内容は、
『小田原の北条氏は、豊臣秀吉が天下を統一したときに臣下の礼を取らなかったコトを理由に天正18年に攻撃を受けて落城し、悲劇的な末路を辿るコトとなった。北条氏政は7月に切腹し、その首は京都に送られて晒し首にされたものを、家臣の佐野新左衛門がひそかに首を持ち下った。
ところが当地まで来て、富士川の洪水のために足止めされてしまった。暑いさなかであったので首の腐敗も早く、仕方なくこの寺に葬り、新左衛門はここに土着して主君の菩提を弔うコトになったという。
そのため氏政の墓は 「首塚」 と称している。』
氏政公1.jpg
氏政公2.jpg
氏政公3.jpg
墓地からお目当ての墓を探すのは難しい時がある。そこに現代語の解説板があればいいのですが、それが何も無い場合は戒名や和暦による建立年月日で探すしかない。
それも新しい墓石ではなく、旧い石、欠けてたり削られてたり、長年の風雪に耐えて文字が掠れたりしているとタイヘンです。住職や家人を訪うのも憚れるし。
でも幸いにこの寺、源立寺の境内には、氏政公の首塚のある方向を示す表示板が幾つもあるので探すのは楽だった。
首塚へ誘う1.jpg
首塚へ誘う2.jpg
それは奥にあった。敷地もそれほど広大ではないのですぐ見つかりますよ。
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全体を撮影するのは憚られたので、説明の石と、北条氏の家紋、三つ鱗を撮影しました。「それだけ撮らせて下さいね」って。
三鱗.jpg
私は小田原市にある北条氏政と氏照の墓所や、早雲寺にある北条氏五代の墓にも行ったことがないのですが、ここ富士市に氏政公の首塚があるのは意外な気がしたが。
氏政の首が京都に晒された・・・これが本当だとして、その首を氏政の旧臣が関東まで持ち帰る途中で、富士川の洪水に足止めされ、止む無くこの地に埋葬したと。
でも西の京都から持ち帰ったとして、この地、富士市は富士川を渡った東にあるんですけど。
いつもはくるまで来ることが多いのですが、くるまだと通り過ぎて見逃してしまいがちなものが突如として私の前に現れたのである。
駅まで歩いている途中に廃線跡を見つけたりする。
廃線1.jpg
この先、工場内まで引込線があったんだね。
舗装路が膨らんでいるのは上から埋めた名残か。
廃線2.jpg
歩いてるとやはりニオいますね。
富士市内在住の女性社員に聞いたら「富士市が臭いのは製紙工場が多く、パルプを外に積んであったりするからですよ。(>_<)」
寂れたヤード.jpg
富士市構内でウロついてたら、JR東海の身延線に続く特急が来たので撮影。
この電車に乗れば船山温泉まで行けるのだが。。。
これに乗れば船山に行ける.jpg
某所にある支店に着いたらちょうどお昼休憩になる頃合いになった。
その支店は田舎町にある。周囲には外食産業があまりない。コンビニぐらいしかない。スタッフは4人いてALL女性です。4人のうち3人は持参の手弁当だった。
私は駅の売店で買ったサンドイッチと、焼きそばを持参。
その焼きそばを電子レンジで温めてくれてるところ。
処理済~チンしてくれてるところ.jpg
この子はhttp://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14に登場しています。
「〇〇さん(私のこと)電子レンジ使えないですもんね」
「・・・」
使えないんじゃないよ。使い方がわからないだけだよ。
パッケージの封がなかなか開かないのも前回同様なので開けて貰った。
「前もそうでしたよね」
「・・・」
そして私を含めた5人でランチ会の様相になった。左に積まれてるのは連中に配ったポケシウマイです。
処理済~ランチ会.jpg
女性4人対男性は私だけなんですよ。静岡は群馬以上に会社の情報に飢えており、正しい情報が伝わっていない感がある。やはり群馬の方が東京に近いんですね。
社員に聞かれる、質問される、それに対して極力その場で回答するのが大事。ワイワイガヤガヤ1時間ほど歓談した後でお暇したのだが、
「次回いつ来られますか?」
「そ、そうだね・・・」
言われて戸惑った。普通は東京本社から誰か来るとなると、「何しに来るんだろう」と多少の緊張を伴う筈なのだ。アラでも探しに来るかと思われるからですよ。
私も本社の管理職なのですこれでも一応は。でも今いる連中は私に対する緊張感が殆ど無くなったようである。
群馬と違って人間関係構築がかなりスローな東海エリアだが「次回、いつ来られますか?」という気持ちはそうそう得られるものじゃない。本社の管理者「何しに来たんですかね」「何しに来るんですか?」それが普通です。
会話の中で、本社にいる上級管理者が「突然現れて何しに来たのかと思いましたよ」呼んでないのに来るなよというニュアンスで言ってたね。そういう風に煙たがられ警戒されるのが普通です。「何しに来たんだ?」「次回いつ来られます?」この差は大きいと思うのだ。誰も言ってくれないから自分で自賛します。
在来線.jpg
まぁ言われて悪い気はしないよ。
次回はいつ行こうか。群馬と併せて静岡行の算段をしているところです。今度(11月中)はどっちも泊まりますよ。でないとネタができないし。
(Blogに支配される日常ですね。)
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Side dish Main dish [自宅グルメ]

今日もショート記事です。多忙だった10月がようやく終わり、月が変わって11月1日、薄暮が迫る頃、私はJR宇都宮線車内にいて、帰社するか直帰するか決めかねていた。
今宵は家か、それとも外か、です。
内勤のジャン妻に、「見込みは?」
「多分定時だね」
定時はいいが、家の食材が乏しいのを思い出した。先日(土)は地元町内会の宴会で、(日)は昼にジャン母との食事会で(あの台風の最中にですよ)スーパーに買い出しに行けず、冷蔵庫の中に食材が無いのを今日出がけに確認している。
白菜1/4、ネギ1本、キャベツの小さくなったヤツ、青物が少し、エノキが少しと、豚バラ肉が少しあった筈。冷蔵庫内の在庫管理担当は私なのです。
都内え定時であがるジャン妻と、宇都宮線車内の自分と、どちらが早いか。計算したら私の方が早いようで。何だか怠惰な気分になり、ウチのJR最寄駅で乗り換えコンコースに接しているデパ地下の出店でお惣菜を買いまくってしまったよ。
出店で購入.jpg
そこには出店がコの字に並んでいて、右(玉子焼き)、左(北海道産を謳うお寿司)、真ん中(横浜で有名な泉平)の順にソソラれ、結局3つ買うハメに。
(それ以外に広島風のお好み焼きがあったがパス。)
玉子焼き1.jpg
寿司.jpg
泉平.jpg
3つめ(真ん中、泉平)で支払って、3店の店主にわ・ざ・と・聞こえるように、
「3つみんな買っちまったじゃねぇかよ」
3つの店主は同時に私を見て哄笑した。
「ありがとうございます。今週いっぱい出てますのでまたよろしくお願いします」
「まさか誰かに見られちゃいねぇだろうな」と言い置いてその場を離れた。
おまけに崎陽軒のポケットシウマイも。
ポケ.jpg
崎陽軒の売店は、http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-08-04をUpしてから、「いついつまでお召し上がり下さい」の常套文句を言われなくなった。
アクセス数.jpg
この記事、妙にアクセス数が多いのですよ。
スタンドのオバちゃんの顔に見覚えがあるぞ。どうもこの記事の当事者ぽい。メゲずにずーっと勤めてるようです。
私にだけ何も言わないのは本社からそういう指示がいったか、私の記事を見たか。絶対にマークされていますね私は。小売りってそういう裏の客メモがあるものです。
ジャン妻はこれらを見て、
「高かったでしょう?」
安くはなかった。値下げ時間帯に差し掛かったかどうかも微妙だったし。
並んだ.jpg
並んだ並んだ。
これだけだと夫婦の台所が無気力、堕落したも同じなので、事前に買ってあった丸越の海王キムチと残った豚バラ肉(鹿児島の黒豚)を使ってキムチ炒めを。
キムチ.jpg
キムチ炒め.jpg
これは私が作った。キムチを痛めて豚バラ肉を投入して、火が通ったら全体に胡麻油を廻しかけ、最後に玉子を投入して火を止めて混ぜ合わすだけ。
ジャン妻はトマトとキュウリを刻んだだけ。申し訳程度に出された。
申し訳サラダ.jpg
カブトムシのエサか。俺は昆虫か。
このひと品だけでジャン妻は、「アタシだって今夜調理した」と言い張るから困ったものである。
泉平2.jpg
「泉平、美味しいね」
関内に本店がある天保10年(1839年)創業の超老舗です。

「玉子、切らなくっていいよね」
「切れよっ」
「歯で噛み切ればいいじゃん」
玉子焼き2.jpg
「玉子焼き、味薄くないか?」
「アタシはこれでいいけど」
「キムチの辛い味に負けちゃってるかな」
寿司2.jpg
上だけ摘まんだ方が美味いぞ.jpg
寿司はまぁ普通だね。
「これはこれだけ摘まんだ方が美味いぞ」
「ご飯(シャリ)も食べなさいよ責任持って」

「それれも欠かせないのねこれ」
シウマイ.jpg

翌朝(今日ですが)私は市内某所に10時にアポがあるので、玄関で先にジャン妻を見送った。
「さて、今夜はどうする?」
「さぁ・・・」
今夜もアヤしいな。
午後に練馬区に公用があるのですが、区内でどうしても今だけしか見れないものがある。
行けるかどうか。
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Nostalgia [呟き独り言]

暮れる1.jpg
温泉施設でもホテルでもない。ある行政です。
バスが1時間に1本しかないので迎えのタクシーを待っているところです。
暮れる2.jpg
今日も暮れる。
西空に向けて撮ったものです。陽の沈むのが早くなった。
1日の終わりが早くなった。1週間が早く感じる。
こうして1日1日が過ぎ、気が付いたら師走になり本年度も終わるんでしょうね。

今宵は都内本社に急いで戻らなくてはならないのです。
上野、東京、新橋のホームで、いつもは憎らしく見える品川止まりの上野東京ラインの車内は空いて快適だった。
湘南新宿ライン.jpg
泊まりじゃなく都内に帰れる距離でしたが。これも旅なのだろうか。
旅とは必ずしも豪勢な宿、食事だけではない。旅は日常からの脱却である。だから日帰りもそうなのだ。こういう首都圏郊外、でも近郊の外出も旅なのかも知れない。

11月は故郷(群馬)に還れなかった。
部下(草の者)を育てる為、自ら行かないで東京本社で指示だけしていたのです。
「それが頭(カシラ)というものよ」(ジャン妻)
私の寂寥感がわからないらしい。
昨日、上州のヤンキー娘と久々に話した。
「久しいな。元気だったか」
「元気ですよ。〇〇さん最近来ないですね」
「すっかりそっちとは疎遠になっちまったな」
自分たちが上州に転勤していた頃、そのヤンキー娘の事務能力が高いのに気付いたジャン妻が育てたのだが、今年になって渋川近郊に嫁ぎ、家庭と両立させる為に現場の第1線から引いた。事務方は草の者6号に変わった。
幾つか業務の話をした後で、
「こっちは凄い風ですよ」
「そうか。。。」
上州特有の空っ風が吹く季節になったのである。
その風に吹かれてみたい。
また妙義に沈む燃えるような夕焼けが見たい。
今日も暮れた・・・.jpg
心が乾いている。第二の故郷が疎遠になって来たから。
その乾きを他で癒せないか模索しているところです。

漂うままに。。。
(柳ジョージ&レイニーウッド)
https://www.youtube.com/watch?v=8-94z9o4l2k
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10月23日の東林間駅 [鉄路と風景]

台風が朝の通勤時間帯を直撃した10月23日に目覚めたら、雨も止んで風も吹いてないのに気付いた。
「よ~く眠ってたよ」(ジャン妻)
「???」
「アタシは強風?雨?3時頃に起きちゃって、1時間くらい眠れなかったんだから」
「そうか。全く起きなかったな・・・」
「この人何で起きないんだろうと思った。スー、クァー、スー、クァーって気持ちよさそうに寝てた」
アタシは眠れなかったのに、アナタ自分だけ熟睡してズルいというのかい。
台風は去ったようである。さてどうするか。
どうするかって出勤するしかないんだけど。運行状況はどうか確認。
「平常とおり運いてるんじゃない?」
今日は午後に小山まで行かなきゃならないのだが・・・。
(JR宇都宮線が送電トラブルで全く機能しなくなるのはこの日の午後です。)

前夜、私は上司にCメールで、朝の運行状況次第で判断して良いですか?と伺いを入れてOK貰っている。でも実のところ多忙なので動いてくれなきゃ困るのです。
ダイヤが乱れているであろうJR東海道線で東京本社へ向かうか、私は今日別アポがあって、小田急線沿線にある支店に行かなくてはならない。
横浜市営地下鉄の最寄駅構内で様子をうかがったら、横浜方面の車両はALL混んでいて女性専用車両も開放されていた。相鉄線の運転見合わせによる振り替え輸送客で混んだのです。
午前5時半、相鉄線二俣川駅付近を走行していた横浜行各駅停車の車両内で煙が発生し、車内や周辺区間が停電した。
乗客は徒歩で二俣川駅まで移動したというから線路上を歩いたのかな。落雷があったとの投稿や、情報も寄せられている。運転士が火花を見たらしい。
車両に避雷針とか設置されてないのだろうか。
その振替輸送混雑を見て私はJRで上京するのを止めて湘南台ま経由の小田急線で支店廻りをしようと決めたのです。
車両火災?
そういえば小田急線でも車両火災があったね。9月11日午後、代々木辺りの沿線の建物から出火し、脇を走る8両編成の普通電車の確か2両の車両の屋根に燃え移ったあれですよ。
小田急火災2.jpg
消防隊からの要請で警察署員が現場近くの踏切非常停止ボタンを押したら走行していた問題の電車が非常ブレーキで自動停止・・・した場所が、火災現場の真ん前でさ。
「運転手開けろ!!燃えてるから開けろよ!!」
消防士が怒声浴びせてましたね。バカかと言わんばかりに。
後で批判するなんて誰でもできますが、停止しないで一気に通過すれば良かったのにとは私も思ったよ。
マニュアル通りにしか対応しない、できないんだろうね。
今日の小田急線は大丈夫だろうか。

小田急線は何年か前は、激しく混む、遅れる、踏切待ちが長い、通勤時間帯なのにロマンスカーが憎らし気に運行する、のように叩かれがちだった。
今でも混雑するし遅れたりするが、登戸から代々木上原までの複々線工事化が進んで、地上高架、地下化による踏切解消等で幾分は改善されたような気はする。今の総スカンは東急田園都市線の方が上をいった感はある。
私は湘南台駅で快速急行新宿行に乗車した。何だ定刻通り運行しているじゃないか。さすがは大手私鉄だな~とこの時は安堵したのだが。。。

中央林間駅を過ぎた辺りから減速した。
止まっちゃった。
車内に流れたアナウンスはというと。
「相模大野駅で人身事故が発生致しました関係で、この電車は東林間駅で運転を見合わせます」というもの。
えぇ~。。。
止まってしまった電車車内.jpg
しばらく停止したままの状態が続く。
なかなか動かない。動こうとしない。
「繰り返しお知らせ致します。相模大野駅で人身事故が発生致しました関係で、この電車は運転を見合わせております。お客様にはご迷惑を・・・」
さっき聞いたよ。またしばらくしてから、
「繰り返しお知らせ致します。相模大野駅で人身事故が発生致しました関係で、この電車は東林間駅で運転を見合わせております。お客様にはご迷惑を・・・」
またかよ。同じようなアナウンスばかりである。新しい情報はないのか。
東林間駅?
駅に着いているのかこの電車?
でも私がいる後ろから3両目の車両はホームにかかっていない。築堤の上に停車している。
何故に東林間駅ホームに全車両滑り込まないのだろうか。そこで乗客を開放できないのか。東林間駅は10両編成に対応していないのだろうか。

「繰り返しお知らせ致します。相模大野駅で・・・」・・・いい加減にしろよと思ったが、今度は別情報があった。
「・・・運転再開は9時50分頃を見込んでいます」という。
9時50分?1時間近くあるぞ。それまずーっとここにいろってか。
窓の外を見た。
ホームが無いぞ。私のいる車両は東林間駅直前の築堤の上にいるのです。前方車両はホームに入っているとみた。それもここからではわからないが。
「繰り返しお知らせします・・・」
・・・私は諦めてアタマを切り替えた。愚痴るよりネタにしちゃえと思い直したのです。するとそれまで苛々してた気分が消えた。
何が起きるか楽しみである。もしかしたら線路の上を歩けるかな?

電車は動かない。
業を煮やしたか。若い学生が2人か3人最後部に歩いて行きましたね。車掌に物言いでもつけにいったのだろうか。試験に間に合わないとか。
行った(言った?)だけの効果があって、その後すぐに、「この電車は東林間駅で運転を打ち切らさせて頂きます。中央中ほどの車両のドアを1箇所開けますので、そこからホームにお降り下さい」という珍しいアナウンスが流れたよ。ということは10両編成の電車は半分ほどは東林間駅ホームに入っているようである。運転打ち切りは無情なようだが、この動かない車両からようやく解放されるというもの。
乗客は諦め顔で通路に立ち並んだ。
だが、立ち並んだだけで全然動かない。そりゃそうだよ。10両編成の真ん中の車両1箇所だけドアを開けたってすぐにドーッと堰を切ったように流れない。
動かない1.jpg
この状態がしばらく続く。
次のアナウンスは、「この電車は東林間駅で運転を打ち切らさせて頂きます。中央中ほどの車両のドアを1箇所開けますので、そこからホームにお降り下さい・・・」・・・同じ内容のアナウンスの後で、「東林間駅から相模大野駅までは徒歩〇分で、中央林間駅までは徒歩〇分です。他社線で振り替え輸送を行っております」というじゃないか。
運転を打ちきって東林間駅ホームに下りてその後は乗客の自己判断に任せると、丸投げしたのです。前後の駅まで歩いて行けと言われたようなものである。
動かない2.jpg
まだ動かないぞ。アナウンスにキレたのか、ひとりの会社員が憤怒の形相で後方車輌に歩いて行った。車掌に喰ってかかりに行ったんだろう。
他社線で振り替え輸送を行っておりますと言われても、中央林間駅から発着する最近評判が悪い東急田園都市線しかない。まさか大和駅まで延々歩いて、動いてるかどうかわからな相鉄線をアテにするのもバカらしい。
相模大野駅まで歩くのが最も距離が短いが、小田急小田原線(本線)が動いてるかどうかわからないが、区間運転を開始しますとか、折り返し運転がどうこうとか断片的なアナウンスがあり、「ホームにお降り下さい。この電車はこの先ご乗車できません」のアナウンスが流れた。
私の業務の一部を委託してある草の者(陰の部下)1号から着信があったが出るに出れない。
「今、小田急線の人身で電車が動かないんだ」と返信した。
小田急線沿線には4号と10号がいるのだが、ヤツらは出勤できただろうか。
動かない3.jpg
野党の牛歩戦術のようにちょっとずつ動き出したが。。。
埒があかない。
さて、ネタを作ろうと私も後方車輌へ歩いたよ。最後部車両は女性専用車だが、乗客は前方部に移動して誰もいなかった。
最後部車両.jpg
上記写真の撮影前、さっき憤怒の形相で歩いてった男性がエラい剣幕で若い車掌に詰め寄ってた。
「電車動かせよ」「大野駅まで行けよ」「だったらバス手配しろよ」
車掌は困惑している。今の時間帯の小田急は沿線の客層に女性や学生が多いので、若い車掌は私とその会社員のような男性の執拗なクレームに慣れていないようである。
その男性の要求を理不尽だと思っているか、人身事故は自分のせいじゃないと思っているか、自分の権限外で何もできないのです勘弁して下さいなのか、嵐が過ぎ去るのをひたすら待っているだけなのか。謝り方が中途半端なのは内心でそう思ってるからである。それは乗客側からしたら開き直った態度に見える。だから余計に相手を激高させる。こういう時はひたすらアタマを下げるしかないんだよ。
何で自分がクレーム対応しなきゃならないって後で同僚にボヤくんだろうな。

でも男性が言うバス手配はまず無理だと思う。東林間駅と線路脇の道路は大型バスが入れるだけのスペースはないのだ。でも私も相模大野駅まで行けないのか、行けないならこんな中途半端に停車してないで東林間駅ホームに全車両停車横付けして全てのドアを開放しろよ、とは思っているので口を出した。
「全車両ホームに横付けできないのかよ」
先にクレームつけてた男性は私に譲ってくれたように見えた。
「ハイ。できないんです」
何故できないのかわからない。
「10両編成で前方部のドア1か所だけ開けたって全部の乗客はすぐに下りれないよ。皆通路に立ち止まったままだぜ。動きゃしねぇよ」
「上からの指示でして」
この車掌は最後尾にいるから前方部の車両の状況がわかっていないのか、単にマニュアル通りにしかできないのか。
乗客がホームになかなか下りられないで車内通路に立ち並んだまま行列しているのはドアが1か所しか開放してない為であり、それを把握せずに(または上に報告せずに)「この電車はこの先ご乗車できません」とアナウンスだけして「早く下りてくださいよ」と言ってるだけに等しい。客のせいにしている。
「そうか・・・俺は前の方で並んで立って待つ気はない。乗客が流れ出るまでここにいるからな」
「・・・」
「最後のひとりになったら教えてくれ」
「・・・」
車掌は黙っちゃった。私はさっきまで女性専用車両だったロングシートにふんぞり返った。
それがこの写真。
フンゾリ.jpg
流れたらしい.jpg
10分後、ようやく立ち並んだ乗客が少しずつ動き出したように見えた。「最後のひとりになったら教えろ」と言ったが、実際そこまで居座って意地悪するつもりはない。
「動きだしたようだな」
「ハイ・・・」
私は最後の乗客・・・私の後に先にクレーム入れてた男性客を置いて車両通路を歩いた。その男性がその後どうなったか、納得されたかどうかは知らない。
前方部の何両目かわからないが、ドアは1箇所ではなく4か所・・・だったかな。開いてましたね。
ドア開放.jpg
ドア開放1.jpg
東林間駅は相模大野駅に近いのでホームは広くない。そこにこれだけの乗客がいた。私と同じく強制的に下ろされた客である。普段からこの駅を利用している乗降客は、改札から入ってきていつもと違う人の数に驚いたのはないか。
諦め乗客.jpg
こんな中途半端な停車をしてからに。全車両駅ホームに入ればいいんですよ。
中途半端.jpg
快速急行は回送電車になった。
「回送電車発車します。電車から離れて下さい。白線の内側にお下がりください。さ・が・っ・て・く・だ・さ・い・下がらないと発車できません」
あのな、さがって下さいたって、ホーム上が混雑してる要因は何だ?客のせいにすんなよ。
回送電車去る.jpg
10両編成の電車は相模大野方面へ去っていった。
だけどおかしなものである。回送電車で相模大野駅に向かうなら、そのまま乗客を降ろさずそのまま行けばいい。相模大野駅で降ろせばいいんだ。東林間駅なんかで1車両だけドア開放するこたぁない。
マニュアル通りに縛られて融通効かないから代々木駅の火災の時のようにネタにされるんだよ。小田急の杓子定規のマニュアルなんて見たことないが、バカですね小田急は。

ところがすぐ後続電車が来るようで、運転再開のアナウンスが流れたものである。
東林間駅から構外へ出た乗客もドドーッと戻って来た。
混んで来た.jpg
「上り電車はタイヘンな混雑が予想されます」
ところがドッコイ空いてたぞ。東林間駅から構外へ出て、相模大野駅や中央林間駅まで歩いた乗客は地団太踏んだに違いない。歩かされた客こそいい迷惑である。
後続がキタ2.jpg
そこから多少のノロノロ運転、停止をくり返して相模大野駅に入った。
人身事故現場は何処だ?という悪趣味な視点で構内を見回したが、既に救出活動は済んだようである。

この遅れを取り戻すべく、行政が休憩時間である12時~13時を移動に充てようと目論み、先に昼を食べてやれと。新百合丘駅の箱根そば。
箱根そば.jpg
箱根そばの蕎麦は細くてユルいので、ミニカツ丼、ミニカレー、の組み合わせ。
「カレーとカツ丼、同時がよろしいですか?」
ミニカツ丼ミニカレー.jpg
こういう邪道セットを食す場合、交互に食べると舌がオカシくなる。
私はカツ丼を先に食べてそれからカレーに移行したが、カツが小さくてカツ丼のご飯が余ってしまい、カレーに移して完食。
カツ丼1.jpgカツ丼2.jpg
カレー1.jpgカレー2.jpg
カレー3.jpg余った丼ご飯.jpg
カレーに移したところ.jpg完食だぜ.jpg
この日の午後に幸手市と小山市に重大な案件があり、先週の時点で既にアポも入れてあったのだが、JR宇都宮線の送電トラブルで運転見合わせ。復旧の見通し立たず。
上野駅でそれを知り、すごすご引き返すハメになった。
宇都宮線.jpg
私は小田急線車内で30分もいなかったが、宇都宮線では埼玉県の東鷲宮駅と栗橋駅間で止まった電車から乗客300人が降ろされ、線路の上を1時間歩いたそうだね。歩く前は車内に3時間か4時間いたというし。バカだねJRも。
でも。。。
線路を歩いてみたかったな。
線路は続くよ.jpg
これで1日のスケジュールが狂い、http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-22-1で触れた業務期日に間に合うか微妙になったのですが。辛うじて作日30日に間に合いました。
またしてもこの日の夜にこの店に行ってるのですが、ある淡水魚がテーマになったので日を改めて別項にしたいと思います。
風強い夜3.jpg
では行ってきます。
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本庄間違い [居酒屋]

本庄早稲田1.jpg
鉛色の空の下、本庄早稲田駅に着いたところ。
埼玉県川口市内の公用を終えて大宮駅で新幹線に飛び乗った。
大宮駅の新幹線乗換券売機にSUICAを挿入して、行き先は高崎・・・ではない。本庄市内です。
この時私は何故かわからないが、新幹線は熊谷駅までで、そこから先はJRの本庄駅のボタンを押したのです。身体が、指が勝手に動いた。

ところが。。。

熊谷駅で下りようとしてデッキに立ったら、
「熊谷の次は、本庄早稲田に止まります。。。」
このアナウンスを聞いて私はどう思ったか。「あ、そうだった。次の本庄早稲田駅で下りるんだった、ひと駅早かった」と思い直したのね。
熊谷から本庄早稲田まではたいした所要時間じゃないのでそのままデッキに立ってたのですが、本庄早稲田駅に着いてポケットからチケットを取りだしたら、
あ、本庄駅になってる。。。
ここで我に還った。そうだった、熊谷で高崎線に乗り換えるんだったと。自分のミスにようやく気付いた。
天気が悪く雨模様なので本庄駅から目的地へがタクシーと決めていたので、本庄早稲田からタクシーでもルートにそう差はない。むしろ高崎線乗り換えより早く着いたのである。
目的地に電話した。
「本庄駅と間違えて本庄早稲田駅に来てしまいました。お約束の時間に1時間早いけど今から行っても大丈夫でしょうか」
相手は笑ってましたね。私も自分で言って吹き出しそうになった。
本庄早稲田2.jpg
改札で清算しなきゃならない。
本庄間違いの内容が何となく恥ずかしく、乗客が全て出た頃合いを見計らって窓口に立ったら女性職員が対応してくれた。
「本庄駅と間違えてここ(本庄早稲田)で下りてしまったのだが・・・」
「ハイ・・・ええっと・・・」
女性職員は怪訝そうだった。私をバカだと思ったのかも知れない。
「本庄もここも乗車料金は同じなので、特急料金だけご精算いたします」
「領収書も書き換えて下さい」
2000円(乗車券1140円、特別料金860円)
2980円(乗車券1140円、特別料金1840円)
差額980円が清算されました。
「私みたいに間違える客っているか?」
「いや・・・あまり・・・」
女性職員は首を傾げておった。そういうミスする人はいませんとまでハッキリ言われなかったが。
清算中.jpg
駅前のタクシーで行き先を言ったら、運ちゃんは目的地と違う方角を応えたので、
「JR本庄駅南口から出たとしたら、右折して真っ直ぐ行った左手にあるボロい建物だよ」
「ああ、あの旧い建物ね」
確かに旧い。便所なんか借りたくないと思うくらい古いのだ。
「あれまだ機能しているんですか。新しいところに移転したんだとばかり思ってました」
そういう新しい箱物ができたのかどうか私は知らない。
目的地に着いたら、運ちゃんは唖然としたように、
「これかぁ。ホントだ。まだやってますね」
「まぁね。見た通り旧いですよ。帰りも呼ぶから」
公用は短い時間で済んだ。すぐ往路のタクシー会社へ電話して、今度は「JR本庄駅・・・」
JR本庄駅です。
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ここから西へ行けば第二の故郷まであと少しなのに。
目前で引き返さなくてはならないのだ。それが哀しい。
本庄2.jpg
この駅スタンドから漂う香と誘惑に負けそうになったよ。
上り電車が来る前、地方都市駅でのプチ旅情に浸り、思い出したのが、
そうだ!!今夜はジャン妻は接待会だった!!
何処かで飲んで帰らなきゃ。
上り電車に乗った時点で乗客が少なかったので車両の隅まで行って電話したの。「今日18時半からひとり入れるか?」って。
もしダメだったら赤羽の「みますや」へ行くのも悪くないなと思ったが。
赤羽で飲むと帰りがシンドいから。
団体客か.jpg
またこの店かよ。
仕方がないのです。いちばん安らぐので。
都内で飲むと帰りの電車の中でヘンに酔いが回るようになったのですよ。ここからなら家まで近いし。
故郷の群馬を目前にして反転しなきゃならない今の私の境遇を(大袈裟ですが)顧みて、自分の居場所は今はここしかないと思ったのです。
いつもの角度1.jpg
いつもの角度2.jpg
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
最初の膳.jpg
そぼろサラダ。濃い味付けで炒めたソボロとドレッシングがビールに合う。
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今年初めての牡蠣は串焼き。
牡蠣1.jpg
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ジャガイモはバターベットリ。
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イモ2.jpg
いつものナメロウ。大羽イワシ。
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ネギ、イカダを2本、風邪気味だったからネギを。本庄が寒かったからだろうな。
でもまだ冬のコートを出すまで寒くはないし。
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今年初めてのカワハギ。肝和えです。
これはお品書きになかった。板長が私のように魚を食べてお酒を飲む客にススメていたみたい。
酒の売上を上げる為だな。(笑)
カワハギ3.jpg
カワハギ2.jpg
今日のような本庄間違いのチケット購入ミスを最後まで気付かなかったのは何故だろう。
何か別の事に気を取られていたのか、自分に余裕が無かったのか。
疲れてたのだろうか。
夜はこれから.jpg
勘が働いた。気になることがある。
今夜はマスターの公休日だが、差配師のMさんがいなかった。
焼き場のジュニアに
「彼は?休み?」
「マスターはお休みです」
「いや、マスターじゃなくて、彼、Mさん」
「今日は休みですね」
「彼、まさか辞めるんじゃねぇだろうな」って言ったらこれがアタリで、
「実は11月の〇〇日でラストなんですよ」
私はそういう勘は当たる方なのです。長年人事に携わってた勘ですよ。
当らない方がいいんだけどね。
「次のステップに進みたいとか」
「そうか。まぁ誰でもいつかは辞めるからね」
「そうですね」
「辞めないヤツなんていないし、辞めない会社なんてのもないから」
「・・・」
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Two of toast [居酒屋]

いつも同じ店が舞台で新鮮味がなくて申し訳ないのですが。
私を取り巻くドラマでは大事なオープンセットなのでご了承を。
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まだ明るい2.jpg
まだ明るい3.jpg
焼鳥専門30年だと私が20代前半の頃に開業したんだ。
そこで長く続けるって凄いことだよ。
マスターはこの店を辞めたくなったことってないのかな。
誰でも辞めたくなる時がある筈だし。
辞めない人や、辞めない会社があったら凄い。
ジャン妻なんか何回も辞めたくなってるけどね。
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
ジャン妻.jpg
正面にジャン妻です。
平日の金曜日です。17時半前に来ました。この後でカウンターに移動しています。
鉄分補給のレバと生ビールで乾杯しようとしたら先にカツオのヅケがキタぞ。
ヅケ1.jpg
置き方、逆じゃね?
直してあげた状態でパンカ~イ(乾杯)
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ヅケ3.jpg
レバ.jpg
今日の記事タイトルの意味は、乾杯するテーマが2つあるということです。
そのひとつ。
昨年に現場統括部門の伊東甲子太郎が去って、後任の部署長とその下の女性課長の姿勢がよくないのです。
ジャン妻は彼らに対して風通しが悪くなり、衝突寸前になり、ああそう、だったらやってらんないわよになり、自分の居場所はもう無いから辞めると言い出した。
昨年も辞める辞めないになったが、今回は私は止めなかった。「アイツらがそういう態度なら、もう辞めていい」って決めたの。
「私は残るけどな」
「アナタは現場から・・・・てるもん。辞める必要ない」
・・・は自分で言うと自賛することになるから書かないよ。
ところが夏の終わりに起こった社内政変の余波で、ジャン妻は経理から財務になった。シマとデスクは同じですが内容が少し変わった。
私は数字に弱いので、経理のできる人種って天才だと思ってるが、経理と財務の違いもよくわかっていないのだが。
「財務って何すんのさ?」
「経営企画かな」
「じゃぁアナタにピッタリじゃないか」
「予算とか会社のキャッシュフロー管理とかかな」
引き継ぎ含めて完全に経理から離れてはいないらしいが、配信された組織図を見たら「財務担当○長」とハッキリ明記されていましたね。
取り組む相手は桁数が違う数字だから、もう現場とも他部署とも関わることがゼロではなくてもかなり減るのです。ということは辞める原因だった同年代役職者たちとの衝突を回避できるということですよ。財務は取締役連中に報告すればいいのだから。
ひとつめの乾杯はジャン妻が辞めなくて済んだことの乾杯です。できれば一緒に定年で去りたいしね。
「今回は俺は引き留めなかったぞ」
「だよね」
「辞めるって言ったじゃんか。嘘つきめ」
と言いながら私は笑ってますよ。
「だって辞める理由が無くなったんだもん。伊東さんのヘルプも視野には入れてるけどね」
「伊東(甲子太郎)の?」
伊東とはこの後で都内で会食して「辞めるのを止めました」を報告した。24日(火)の記事です。
トン.jpg
トンヅケの写真見るとテーブルの模様と色の濃さが変わってるからこの辺りでカウンターへ移ったのかな。
ナス.jpg
不格好な長ナスは規格外野菜なのをマスターがどっからか持って来たに違いない。
私はひとりだとまずナスは食べないのだが、ジャン妻がナス好きで。
トマト.jpg
ウヅラ.jpg
アスパラ.jpg
ジャガ2.jpg
ジャン妻の前でわざと「ジャガバター、バター多めな」
「はぁい、〇〇さん(私のこと)バターマシマシでぇ・・・」
また声が大きいな。私は子供か。
いつもバターベットリに眉をしかめるジャン妻にも少しあげたら、
「美味しいねこれ。さすが炭火で焼くと違うんだね」
「家でトースト食べなくなったからここでバター多く摂ってるんだよ」
「家でパン食べなくなったからってそれが何よ」
さらの木(現在あるネタで取材中)の朝で出される自家製パンにバター付けるのは私だけです。ジャン妻はバター付けない。そのままかジャムだけ。
家でもイカゲソの生姜醬油バター焼き程度ぐらいしかバターを使わないのです。たま~にレシピ見ながら新作にTRYする時、例えばムニエルのような白身の焼き魚、バターを少なめにするから大抵失敗するんですよ。失敗した後で「レシピよりバターを多くしないと美味しくないのかな?」なんて言ったりする。
料理番組は見ないですが、TBS噂の東京マガジンやってTRYで、プロの料理人が作ってるのを観ながら「あんなにバター使うんだ」って感嘆してる。
私は内心では「バターをケチるから下手なんだよ」と言いたいね。
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何故か箸休めに冷やヤッコ。意外と濃厚な豆腐です。大豆含有量が多いのでしょう。
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ジャン妻が絶賛するイワシのナメロウ。
「美味しいわね」
「さすが焼き鳥30年だけある」
「・・・」
焼き鳥やだか、魚居酒屋かわからなくなる時がありますよ。
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身体にいいイワシは刺身もオーダー。
「イワシなめろうで食べたじゃない」
いいじゃねぇかよ。ジャン妻は私の追加オーダーに対して物言いが多過ぎる。イワシは脂肪を分解したり、血液をサラサラにする効果が高いんだぞ。生活習慣病全般を予防するには欠かせないのだ。(DHA、EPA)
うん?生活習慣病予防?予防かよ。治療は謳えないです。
イワシも漁獲量が激減しているらしい。大衆魚が高級魚になる可能性も否定できない。
では青魚ついでにサバの西京焼。
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レバペ1.jpg
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今日は煮込みは止めて、自家製レバペーストバゲット付き。
「バゲット4枚じゃ足りないわね。アナタはナメロウ載せて食べてるし」
「意外と合うぞ」
だから足りなくなったんだけど。
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バケットが足りないぞ。
「〇〇さんバゲット追加~」
「それもバターマシ?」
板場からマジメな反応が返ってきた。
「あ、でもそれいいかも」
「・・・」
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あ、二つめの乾杯について言ってなかったですね。
ローン完遂です!!
前にマスターに言われたことがあってね。いつ終わるの?って。
店内で気持ち、拍手が湧いたよ。
「でもこれまでと同じ金額を入れてね」
「もう家に金入れなくていいんじゃないのか」
「ダメッ!!」
「・・・」
ジャン妻の眦が釣り上がった。
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スパムステーキな大船 [居酒屋]

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今日も名物マスターはいない。
昨年のアド街放映以降、お姿が見えなくなってから1年近くになろうとしている。
でも不在の光景も慣れた。私も敢えてマスターのことを聞かないようにしている。戻って来て欲しい気持ちはもちろんありますが、その間に店を守っている若手たちを応援したい気持ちの方が勝ってきたのです。
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肉ジャガくずし。原型をなしていないが味は浸みてる。
静岡の古典酒場・多可能の肉ジャガもボロボロに崩れてたな。あの店には創作料理が全く無かった。
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「白子ポン酢?」
「白子の南蛮漬けです」
ポン酢でも南蛮漬でもどっちでもいいさ。何でこういう酸っぱいものをオーダーするかな。

「すみません、カレー(煮込みのようなもの)、終わっちゃったんです・・・」
「ぬわにぃ」
「賄で・・・」
「喰っちまったか。仕方がない」
そんなに残ってなかたんだろうけどさ。賄するのが早過ぎないかコラ。
でもスパムがあった。見せてくれた。ありますよって。
「カリカリに焼いてくれ」
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港区の無国籍のスパムステーキに比べると少しやわらかめですな。
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新作があった。手羽餃子。
手羽焼きが美味しいのはわかるけど、骨がめんどいからあまりオーダーしたことないんだよ。
中の具はジューシーで美味しかったけど。
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手羽3.jpg
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酒は和歌山県海南市の黒牛。
生酒ですよ。これ飲み過ぎるとへべれけになりかねない。
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その間に懐メロが流れている。

空を飛ぶ 街が飛ぶ 雲を突き抜け星になる
火を吹いて 闇を裂き スーパーシティが舞い上がる
TOKIO 沢田研二 1980年

偽らないでいて 女の勘は鋭いもの
あなたは嘘つくとき 右の眉が上がる
あなた浮気したら うちの食事に気を付けて
私は知恵を絞って 毒入りスープで一緒にいこう。
部屋とYシャツと私 平松愛理 1992年
「部屋とTシャツ?と私?」
「Yシャツよ」
「ダボシャツではないのか?」
「・・・」

汗をかいたグラスの 冷えたジンより
光る肌の香りが 俺を酔わせる。
幻でかまわない 時間よ止まれ 生命(いのち)の眩暈の中で
時間よ止まれ 矢沢永吉 1978年

「こういう曲をカラオケで歌えるようにならないと」
歌えるよ。歌えないヤツなんているのか。
この誌を書いた山川啓介氏もご逝去された。

このまま 何時間でも 抱いていたいけど
ただこのまま 冷たい頬を 暖めたいけど
セーラー服と機関銃 薬師丸ひろ子 1981年

私はこの歌の名前がすぐに思い出せず、
「何て名前だっけこれ?」
「夢の途中?」
間違いではない。来生たかおさん「夢の途中」と異名同曲なのです。

サーロインが無かったので。ハラミをいただいた。
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「ポテサラは?」
「すみません・・・ポテサラもちょっと・・・」
どうも今日は無いものだらけだな。
「衣かつぎなんて如何ですか?」
衣かつぎぃ?
里芋だろ。大皿であまり出てないものをススメやがったな。皮を剥くのがめんどいのよ。
皮はジャン妻に剥いて貰った。私が剥くと白い身まで崩してしまうので。
「塩つけ過ぎ!!」
「・・・」
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「サザエはある?」
「あります!!」
ヤッター!!
2個焼いて貰った・・・が・・・。
「明日さらの木なんだけど」
「それが?」
「サザエ、オプションで追加しといた」
「サザエを?」
「だっていっつも肝が無いって哀しそうなカオすっからさ」
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流れる懐メロBGM。。。

お願いよ 正直な 気持ちだけ聞かせて
髪にジャスミンの花 夏のシャワー浴びて 青空はエメラルド
白いパラソル 松田聖子 1981年

旅立つ僕の心を知っていたのか
遠く離れてしまえば愛は終わるといった
もしも許されるなら眠りについた君をポケットに詰め込んで
そのまま連れ去りたい
心の旅 チューリップ 1973年

黄昏の窓辺で髪をすき いたずらに口紅をぬっていた
あどけない笑顔が眩しくて さりげなく背を向けた日もあった
色つきの女でいてくれよ ザ・タイガース 1982年

I‘m just Sitting on the edge of the Ocean
海を渡る風は 哀しみに連れ添って 見知らぬ邦へ旅立つ
葛城ユキ、哀しみのオーシャン 1980年

オーシャンは昔、EP持ってました私。
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味噌汁2.jpg
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品切れがあったのは残念。仕入れと在庫管理が甘いぞ。こっちが応援する気も萎えるじゃないか。
帰り際、他の客とのTALKで小耳に挟んだのですが、週2日、早い時間帯なら来ているかも・・・だそうです。
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スパムステーキな夜 [居酒屋]

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いつも変わらぬ男3人のスタッフとアジア系外国人の女性スタッフがいた。
色気より食い気のこの店には珍しい。
「オノミモノハ?」
「生・・・じゃなかった・・・瓶ビール」
新しい一番搾り生が味が変わってしまい、後味がイマイチなのです。
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「誰かの娘さんかな。それとも辞めるのかな」
「でも外人さんだよ」
その答えは店を出る時に明らかに。
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「ええっと・・・スパム・・・」
「いつものですね」
店主から決めるように言われた。お決まりのスパムステーキの他に、
「茄子の煮びたし」
何でこの店でそんなツマんないものを。
茄子の煮びたしなんかでビールが飲めるかよ。七(高崎市通町)のおとおしじゃあるまいしさ。もっと油っこいものを頼めばいいのに。
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そりゃ簡単ですぐに出せるこれ(茄子)が先に出ますよ。ビールにちっとも合わないじゃないか。
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ジャン妻は茄子が大好き。
私はあまり好きではない。庶民的な野菜なのに何故か自分から食べようとしない。子供の頃はジャン母の味噌汁に茄子が入ってたりしましたよ。味噌汁がドス黒く濁ってたからね。
「何で茄子が好きなのさ」
「いいじゃない。油を吸った茄子って美味しいじゃない」
茄子は油との相性がいいが、家で油ものを出さないジャン妻にしては珍しい発言である。
家の買い物では茄子を買わない。
「アナタが食べないからよ。アタシは昼にひとりで麻婆茄子とか食べてるんだからさ」
「麻婆茄子?」
辛いだけで栄養があるとは思えない。茄子の漬物、焼き茄子、天ぷらに盛りに茄子が入ってたら仕方なく食べる程度です。
「そういえば上大岡でも焼き茄子食べるよね」
あの店で出されるのは長い茄子で、私は流通に乗らない規格外の茄子かと思ってたが、日本列島では南に行くほど茄子の実が長くて北に行くほど小さいのを最近知った。(東北でも宮城、岩手、秋田で長い茄子がある。)
寒冷地域では栽培期間が短いからデカい実を収穫し難いのと、冬季の保存食としては小さい実のほうが漬物にしやすいからです。
全国的に流通しているのは中くらいの大きさ。
「茄子なんてたいして栄養ないぞ」
「・・・」
「主成分の9割以上は水分と糖質だよ」
私は日本人のクセに茄子をこきおろしにかかった。でも他の野菜と比べてみたらたいしたことないのはビタミン、ミネラル、タンパク質の含有率で、食物繊維はまぁまぁ、抗酸化作用のあるナスニンや、血圧やコレステを下げ動脈硬化を抑制し、肝機能を改善するコリンが含まれているのは知ってるよ。
むしろ私のような食生活を送ってる人間が茄子を食べなきゃダメなのかな。
「好きなんだからいいの。アナタだってマヨネーズ好きな理由説明してみい」
そこでマヨネーズやタルタルソースが引き合いに出されるか。
「好きだからだよ」
「それと同じよ」
茄子の煮びたしの後でスパムステーキが出されてホッとしたよ。スパムは前の厨房から直接出された。
「ハイいつもの」
いつもの?
「家では出ないんだよ。酒のディスカウントに行っても買ってくれないの」
「いやぁ、たまにウチで食べるからいいんですよ。毎日食べてると飽きますよ」
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新ジャガのスパイシー揚げ。
これはちょっと塩胡椒が強いな。フライドポテトの丸のままで、バターが欲しくなった。
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珍しく私も焼酎にしました。この店の料理はいい意味で日本酒に合わない。
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ワカサギの天ぷらは磯辺揚げの風味がした。磯辺揚げか。群馬八幡の磯辺揚げを思い出す。
10月は一度も群馬に還れなさそうである。
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揚げ出し豆腐キノコあんかけ。
美味しかったなこれ。ビジュアル的にはイマイチ冴えないですが。味が浸みて甘い醬油だしで美味しい
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未練たらしく1枚残してあるスパムステーキ
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「あれは食べなかったですね」(マスター)
「何?」
「イカとレタスの塩昆布炒め」
「あ!!」
「気が付かなかったですか?では次回に・・・」
だが次に訪問した時、そのメニューは消えていた。
「今いる子は3人の誰かのお嬢さんか?」
「あ、いえ、あの子はですね・・・」
日本へ留学している外国人学生さんの受入だそうです。日本で学びたいけど学費と寮費を稼がなきゃならないので、そこを少しでもサポートしようと。
「そういう活動にも参加しているんですよ」とマスターは胸を張った。へぇ、この店はそんな真面目な店だったのか。そういうネットワークのポスターとかは掲示していなかったが、確かに店の看板、ウリは無国籍だけどね。
アジア圏内で日本の好感度が良く、日本が好きと答える外国人も多く、日本食のブームもあって、そういう留学生の数は今後も増え続けるというのです。だが規定もあって就労時間は週に40時間もないらしいのだ。
外国人が増えることで、もとからそこにいた住民との摩擦やマナー問題とかも確かにあるのだが、私は外国人に対して一概に偏見はそれほどない方なので、この店でそういう留学生が働いているなら気持ちで受け入れて、わざと意地悪注文してみようかな。「いつものヤツ」って。
「イツモノヤツ?」
それは何ですか?と怪訝に思うだろう。「スパムステーキだよっ」客の好みを把握しなきゃダメだよと指導しても相手は外人さんだからねぇ。
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おっ、キリン一番搾りの味がもとに戻ってたな。リニューアルされた後味が薬っぽくて、イマイチ違和感があったのだが。
おとおしにホウレンソウの胡麻和えなんて身体にいいものが出されたりするから笑えるよ。
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この日は最初にスパムが出された。
店主が厨房にオーダー通すのにも「いつものお願いします」
「ハイいつもの・・・」て前から渡されたからね。
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最後の1枚を大事に取り置きしているところ。
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生ハムとアスパラの春巻は、私の目の前で生ハムを1枚ずつアスパラと併せて皮に包んでたのを見た。作り置きや冷凍じゃないんだ。
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それも取り置きしているところ。
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これらを焼酎に合わせようと取り置いたのだが、その日のおすすめメニューに豚キムチ煮込みがあるじゃないか。
豚キムチ煮込みとはどんな逸品なのか。期待大だったのだが。。。
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単なるキムチ鍋だったりして!!
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味噌味です。辛いキムチと豚肉ともやしから出る甘味がミックスしていた。
でもこれなら私でも作れそうだな。
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スープが甘辛くて美味しい。でも何となく素人でもわかりますよ何が入ってるか。
おそらく中華ダシのペーストタイプ(プロでも使い赤いパッケージボトル)が入ってるんじゃないかな。
まぁ美味けりゃいいのよ。この豚キムチで生ビールを3杯飲んでしまった。
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少しずつ取り置きしているところ。この店では私は焼酎オンザロックなのです。
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レバにら炒め。レバを揚げてニラ、もやしと炒めたもの。
さっき述べた留学外人女性が持ってきてくれた。ぎこちないながらも少しずつ慣れて来てるみたいだ。
彼女の目から見て、この界隈のネクタイ&スーツ族の酔っ払いオヤジはどう映っているのだろうか。
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レバ4.jpg
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「この店、何で知ったのさ?」
「ウチの上司が」
「ひとりで?」
「う~ん、最初はひとりで来たのかも知れないけど。ウチの上司はそっちの●●さんとも来たことあるみたいよ」
「何だって?●●と?」
●●とは私の前にいる長年ソリの合わないオンナです。よく登場するでしょ。10数年一緒にいるけどいまだにソリが合わない。
「●●がここへ?ヤダな」
そりゃ誰を連れて来ようと自由だけどさ。
「アイツ(●●)はこの店でスパムステーキを喰ってるのかな」
「さぁねぇ」
「あ、でも話をフラレたことあるぞ。〇〇さん(私のこと)あの店に行きますよねって」
「で、何て答えたの?」
「スパムステーキが最高で、他にカレーナンピザとか、ズラズラっとメニューを得意気に上げたな」
得意気に喋った記憶がある。メニュー把握してるんですねってヘンに感心されたからね。
「喋ってんじゃん」
「社の連中が来てもいいけど。俺らは同席しないでカウンターにいようぜ」
この店で社の連中と同席するのは真っ平ゴメンである。ノミホだろ。冗談ではない。
使い勝手がいいだけに、私らの行き付けの店を荒らされたくない気分である。
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ゴーヤに開眼した? [居酒屋]

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私はゴーヤが嫌いです。苦いから。
「身体にいいから食べなさい」・・・ウルさく言うジャン母が庭で栽培するゴーヤの責め苦に遭うのがイヤでイヤで。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-05-06-1
でUPしたゴーヤ、9月の台風で倒壊しました。
私は内心で喝采したが、倒壊したゴーヤ栽培のネットや竹竿で組んだ部分と絡まった蔓、これらの撤去作業に呼び出され、まだブンブン飛んでる藪蚊に刺されながら撤去活動をしたものですよ。
来年もゴーヤ栽培するのかな。だとしたらおの竹竿や組み立て、ネットを張る作業もやらされるのだろうか。
ゴーヤに限らず、
「身体にいいから」
「栄養あるから」
そうは言っても嫌いなんだからさ。このトシになったらもう好きなものだけ喰うよ。
ところが意外なことに、この店で出されたゴーヤ料理は食べられた。
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月1回、締め作業が終わった週にジャン妻と2人で行くのです。
ジャン妻はやや貧血気味なのでレバで鉄分を補給する目的もあります。
3本オーダー、私はレバ1本食べれば充分なので、3本のうち2本をジャン妻が食べます。
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「毎日食べるんならともかくも、たま~に来てレバ2本ぐらいじゃねぇ」
「・・・」
「たま~に来てねぇ」
「・・・」
「誰かはしょっちゅう・・・」
そうでもないよ最近は。私は忙しいのです。あるヤマを抱えて最近はジャン妻より帰宅が遅くなった。
レバに添えられたスマイルキャベツの酢漬け。
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今宵はジャン妻が食べたいものを優先してオーダー。カツオのタタキ。
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プチトマト、これもジャン母が栽培してたな。
ジャン母はトマトをバラ肉で巻いて焼く、そういう概念はないだろうなぁ。
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意外にイケる鶏そぼろサラダ。
ソボロはそこらの弁当屋のようにボソボソしてないです。アブラ濃くて甘ショッパいからご飯に載せてもイケるんじゃないかな。
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板場でトントン叩く音がしたらナメロウです。
他でも出てましたね。そりゃ串焼き屋でこういうのが出れば追加オーダーが入りますよね。
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ジャン妻は豚ヅケは食べない。これは私の。
ところが敷いてあるキャベツを摘まもうとしやがる。キャベツにも味噌がついて美味いのだが。
食べないで残す客もいるそうである。昨今キャベツ高いのに。
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ベビーホタテバター焼き。これでバター摂取。
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ジャガバター串焼き。
「バター、ベットリな」
「ハイ〇〇さんバターマシでお願いします」
声がでけぇよ。子供みたいじゃないか。
眉をしかめるジャン妻です。トースト食べなくなったんだからバターをベットリ付けてもいいじゃないかと思う。
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鶏の軟骨を煮込んだもの。コラーゲンたっぷりです。
でも今更ジャン妻がコラーゲンを摂取したって美容効果あるのか。
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シシトウもジャン母が栽培しとったな。
巨大なシシトウ、何でこんなにデカいんだ。デカ過ぎて流通に乗せられない(箱に入らない)規格外のをマスターが拾って来たんだろうか。
これがアタったら辛いだろうな。でも大丈夫だった。
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ウチを辞めた女性社員が群馬の農家に嫁いだんですよ。
その女性に今年の春に電話したの。戻って来ないかって。「それどころじゃないワ」って断られたけど。
その女性は失礼ながら容姿がイマイチで、性格もかなり変わってるんだけど、在職中自分とこの畑で採れた規格外れでヘンなカタチした野菜を職場に持ってきてましたね。売ったんじゃないですよ。お裾分けしたの。
「みてくれはよくないけど味は一緒ですよ」とか言ってた。それを聞いた私はお前もそうだなって言いかけたがさすがに言わなかったよ。
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アンキモ。ジャン妻は好きなクセに眉をしかめてた。私だって毎日食べてんじゃないんだからさ。身体に悪いものを肴にするのが飲み屋というもの。
私が注文するものにイチイチカオをしかめるなよ。
で、アンキモの隣に見えるものですが。
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何故かゴーヤのおひたしです!!
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ところがこのゴーヤ、食べられたんですよ。完食しました。
苦くなかったのです。苦みを抜いたのかな。パリパリした食感とダシ汁の合わせがいい。
大船の居酒屋でゴーヤチャンプルをオーダーしても、「お前がゴーヤ食え、俺は豆腐と玉子食べるから」って避けてたのに。
「何でこれ苦くないのかな」
「下処理をしっかりして苦みを抜いてるんじゃない?」
ってことは、ジャン母は下処理してないってことかな。
苦くなけりゃゴーヤじゃないって人もいるだろうけど。キュウリみたいにサッパリとした味で、パリパリ小気味よくいただいた。
入口側の席で板場まで遠かったので、苦くないのはどうしてかは聞けなかった。聞いたところで別にゴーヤに開眼したワケではないし、今後ゴーヤを食べるとも思えないし。
ゴーヤがあってもこの店だけだろうな。食べられたんだから。他ではオーダーしないと思う。
マスターか誰かが沖縄にでも行ったのかな。
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ぶっかけ2.jpg
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「食べれたじゃない」
「たまたまだ。苦くなかったし」
「お義母さんに言ってやろ」
「止せ」
「この人外ではゴーヤ食べるんですよって」
「今日だけだ。止めろっつーの」
「まぁ、だったら何で家では食べないのって言われるよ。食べなさいって出されるよ」
「わかってんなら止めろよ」
その後、ゴーヤは食べていませんが、でもオーダーした記憶がないのだ。店側が私がゴーヤ嫌ってるのを知ってオモシロがって出したのかな。
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T子(肉子)去る。。。 [人間ドラマ]

呟きⅠの初期に登場したT子が退職した。
12年前に私が面接採用した子。肉ばっかり食べて野菜を食べない子。陰では肉子さんと呼ばれていた。

T子は2年くらい前から「アタシ40になったら辞めるんだ~」
それが今年になってから「アタシ40になるから辞めるよ・・・」になったのである。
「・・・って言ってましたよ」と第三者から私にご注進があったのよ。ところがその第三者も先に辞めてしまい、第三者の送別会も兼ねて私を含めた有志だけで集まった際に「T子さん今度は本気みたいですよ」
T子本人に会って話した。
「噂はホントか?」
「ウン。辞めるよ」
「何でさ?」
「マンションのローンも終わったし。あくせくして働かなくてもいいの」
「ローンが終わったら終わったで今後はアチコチ故障するぜ?修繕費って意外とかかるよ」
「・・・」
「次は決まってるのか?」
「・・・ニヤニヤ」
「まさか専業主婦に?」
「へへへぇ(笑)」
どうももう次の職場は決まってるようだな。
「他の連中は皆知ってるのか?」
「店長には言ったけどね。若い子たちには言ってないアタシからは」

肉が大好きな子だった。肉しか食べない。
それでいて小柄で小顔で外見上は全然太らない。それは夜8時以降は食べないからだという。
その分内臓に負担がかかっているらしいが。
でも殆ど肉しか食べない。朝はソーセージやベーコンがアタリマエ。
昼はファミレスのハンバーグ、ステーキ。中華屋で肉野菜炒、レバニラ炒とか。
某ファミレスの季節限定プランで、テーブル席で一人200gのプレミアムハンバーグを食べたら男性客にジロジロ見られたそうである。ファミレスの店長とも馴染になったし。

一応は主婦なのです。「冷蔵庫に肉さえあれば何とかなるのよ」とのたまう。
「すき焼きや豚しゃぶに白菜とネギくらいは入れますよ」焼肉でもすき焼きでもしゃぶしゃぶでもいいが、付け合せの野菜に必要性や価値を見出さない嫁である。
家のオーブンが壊れて終日機嫌が悪かったことがある。肉が焼けないからですよ。
それを聞いた時、この子は主婦のクセにオーブンでしか料理しないのかと思ったよ。それも肉だけ。電化製品ってのはいつかは壊れるが相当な使用頻度だったんだろうね。
買わないとその日から死活問題だから急いで購入したそうだが「賞与出たけど予想外の出費だよ」とプンプンだった。その日の肉料理の為だけにですよ。

では自分の意に反して自分の嫌いなものが入ってたらどうするのか。世の中そうそう自分の好きなものだけ100%の世界じゃないからね。
何かの集まりとかで協賛された仕出弁当が配布されたとする。幕の内弁当のようなモノは必ず自分のキライなものが入っている。野菜の煮物なんか絶対食べない。肉だけ食べて周囲にあげちゃう。
今でも語り継がれているのが、すき焼き弁当の中に高野豆腐が入っていた時のこと。
「高野豆腐って食べると汁が口の中にじゅわーって広がるのが嫌なんだよ」
牛肉だけ食べてましたからね。
人形町から取り寄せた和牛弁当、弁当だから当然冷めているのだが。
「冷たいなぁコレ」「ご飯が足りないなぁ」「焼肉にはやっぱり白いご飯だよ。足りないよ」・・・食べてる周囲に構わずブツブツ言い出した。
「そぼろがマズい」とも言ってました。そぼろは肉とはいえないという。彼女にとっては焼肉とかハンバーグとかステーキが肉なんです。ある程度の塊でないと許せない。
若手女性が持ってきた手製のお弁当の中を覗き込んでそこに入ってたカボチャの煮物を「そんなのが美味しいの?」とケチつけたりもしてましたね。その時は私も傍らにいたので「そういうこと言っちゃいかんよ」

船山温泉で食べた熊鍋の写真を見せたら垂涎の眼差しになったのには驚いた。
「アタシこういうの食べたかったんだよ。熊食べたい」
ジビエにも抵抗ないようです。

主婦でひととおり料理はできるらしいが。
「ウチの台所って何でかワカンないけど固めるテンプルばっかりタマるんですよ。つい買っちゃうんですよ」
「何でかワカランったって、それは油ものが多いからだろーが」
肉を焼いたり煮たりだけじゃないらしい。
「揚げ物もするの?」
「旦那のいない時にひとりでてんぷらするのよ」
「ひとりでてんぷら?」
「キッチンで揚げたてをひとりで食べるのよ。海老とかさ」
その瞬間に幸せを感じるそうである。ひとりで自分の好きなものだけ食べてる時が幸せなんだって。
同僚女性が「そういう幸せは束の間なのよ、お金が要るのよ」と諭したが「うん、でもそういうのって止められないんだよ」
そしたら肉の喰い過ぎで内臓の数値が上がった。毎年健診でひっかかってる。
でも風邪はひかない子でしたね。風邪で休んだことってないんじゃないかな。肉食だと風邪ひかないのかな。8時までに食べる、それ以降は食べないルールなので、自分だけ揚げたてを先に食べ後から帰宅する旦那の分は揚げて取り置いているそうです。
だから油処理の固めるテンプルとキッチンペーパーが絶対に欠かせない。キッチンペーパーはサッと切れないとダメだとか。
「ハムカツとか家でしないの?」
「ハムカツぅ?ああいうのはハムじゃないよぉ」
「何でさ?」
「ハムは薄く切る前のじゃなきゃヤダ。朝はまぁ薄いハムやベーコンでいいけどさ。塊がいいの」
シウマイや餃子も大好きだった。そういうのは蒸したり焼いたりするそうである。
営業時間終了になって店の扉を閉めた瞬間「やったー!!シウマイー!!」って叫んだことがある。
「今、なんて言った?」と私や周囲も固まった。「何だって?」「何でシウマイなの?」
「ア、アタシ今、何て言ったの?」
「シウマイって・・・」
「シュ・・・終了(シュウリョウ)って言ったつもりだったんだけど・・・」

現場の飲み会なんかで幹事は宴会コースに肉があるか気を遣ってたね。T子本人はそういう集まりが嫌いで滅多に参加しないのだが、その理由は自分の嫌いな、食べたくない料理に合わせるのがイヤなのと、他人に合わせるのが嫌いだからです。(私に通じる部分もあるな。
渋々参加した宴会で運ばれて来た料理の皿に載っていた焼き鳥(のようなもの)を摘まんで口に放り込んだら、それは肉でなくて茄子だったので怒り狂ったのを見たことがある。
そのウチ気を遣われるのがイヤになったのかT子は出席しなくなった。

アタマいいし仕事は出来ます。昨日再登場した伊東甲子太郎は「あの子辞めるんですよね。もったいないなぁ。何とかならないんですか?」
伊東は最初に現れた時、T子の直属上司だった時期が数ヶ月あったそうです。
「確かにもったいない。でもねぇ。あの子は・・・」
・・・の後はT子の問題点を挙げましたけどね。
T子は自分の好きな仕事、得意な仕事は誰よりも率先してやるが、突発的な作業を忌避するトコがあった。
自分の好きな仕事しかしない、イコール、自分の好きな肉しか喰わないということに結びつくのかな。
意外と完璧主義者で、例えば伝票の合計数値と請求書の合計数値と、PCに入力した合計数値が多少の誤差で合わないとかなり不機嫌になる。
「数値が合わない。これ絶対オカシイ」
誤差の範疇でも合計が合わないと気持ち悪いんだと。
掃除とゴミ集めと給茶機の洗浄作業が大好きでしょっちゅう掃除していた。ゴミ袋の中にギュウギュウ詰めにして捨てている。ゴミ袋に隙間があるなんてもったいないと。
時間にウルサい子だった。夜は10時半か11時きっかりに寝て、翌朝は5時半か、6時台にサッと起きるそうです。開店前45分には支店に出社しているのはバスの本数が少ないからだそうだが、誰も出社していない自分だけの世界でひとりコーヒーをゆーっくりと飲むのです。
なので遅刻ゼロ。そういうのが大嫌いで許せない。若手を叱り飛ばしてたこともある。斜めに構えて若手を睨みつけて「(時計)見てごらん?今何時だよね。何時だよね」でもこれは若手の将来を慮って行ってるのではなく、単に「許せない」という気分で言ってるのである。

変わった子だった。もともと群れたがらない子で、本人が言うには中学高校とあまり友達がいなかったそうである。前の職場で何故かたくさん友人ができたとか。
齢を重ねていく過程で、「アタシこのまんま40歳になるのイヤ。何でも思ったことをパッパパッパ口に出してたら嫌なオバさんになる。今から気をつけないと」とは言っていましたが、気を付けるよりも見切りを付けちゃったというか。40歳になったから踏ん切り付けたという訳です。どう見ても30代前半にしか見えないけどね。
過去記事ですが。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-04-27-2
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-19-1
のメンバーは同じでT子の同僚でもあった。連中から「T子さん今度はヤバイよ」って聞いたんです。
でも私はT子を引き留めなかった。無理に引き留めても他の若手社員たちがT子をよく思わないのを知っていたからです。
ここ1~2年は殆ど一匹狼で浮いていましたね。同年代がどんどん辞めていって、若手が多く台頭して年齢差もあって若い子と合わなくなったんです。次世代の若い衆とジェネレーションギャップが生じたというか。若手がT子のキツめの口調に耐えかねて泣いてしまったのような噂が私の耳にまで入って来たからね。
加えてここ数年でウチの現場は不正完全防止を目的に、僅かな誤差も許されないようシステム化されて承認ルールが厳しくなり、監査の回数も増え、私が現場にいた頃と比べて格段に厳しくなった。
T子はそういう変化を嫌う。変化について来ようとしない。前はこうじゃなかったと言うその気持ちはわからないでもないが、大して収入が増えないのにやる事だけ増えた。やり方も変わったと。このトシで新たに習得するのがめんどくさいと。でも後から入社した若手社員はそれを変化と捉えずに至極当然のようにやる訳ですよ。
T子は居場所が無くなった。彼女の表情も変化した。それに気付いたのは私が上州転勤から戻ってからですが、呟きⅠの頃にいたT子の同僚たち、雪子は2度の産休を経て本社勤務だが、Yokoという天然キャラ(高崎市の並榎町出身で、台風一過を台風一家と書いたりする子)も退職、前述の過去記事の3人他、同世代がいなくなってしまったのである。

私はT子の現場の携帯に電話して、T子に泣かされた女性社員に「T子のラスト勤務日はいつだ?」って聞き出した。
T子は辞める社員によくありがちな有休消化フェイドアウトではなく、ポイントポイントの大事な日には出社していたようです。ウチは9月末が半期決算なのですが、9月営業最終日と10月前半の締日(前月、前期の提出締切日)までは出社していた。
イマイチ見栄えのよくないフラワーと、鎌倉ハムを買ってった。
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現場の受付嬢に「アイツは?」
「奥にいます・・・」
休憩室でランチを終えて、親の仇のように真剣に歯磨きしてたT子はいきなり現れた私を見てギョッとしたが、フラワーと鎌倉ハムが入った紙袋をズッと渡したら泣きだしそうな顔になった。
でもすぐ袋の底にある鎌倉ハムソーを取りだして破顔一笑。
「な、何でハムなの?」
「ハム好きだろうが。塊じゃなくて悪いな。薄く切る前のハムが好きなんだろ」
「それって前にYokoさんが言ってたネタでしょ。あれ、アタシ言ってないよ。薄く切る前のハムなんて言ってないよ」
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-06-19-3
「そうなのか?」
「あれはYokoさんのガセだよ。でもありがとう・・・」
「そうか。あれから人も変わったしな」
「ですね・・・あ、実はアタシ、明日も来るんです」
「今日がラストじゃないのか」
「まだ届いていない請求書があって」
そんなん若手に任せればいいのに。
「そうか。明日か。じゃぁそれ返せ」
私は冗談でT子に渡した花束とハムソーの紙袋を取り上げようとした。
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「ホントに辞めんのか?」
「うん。もう難しくないとこに行く。でも辞める実感はないな~」
「お前ホントは辞めたくないんじゃないの?」
「笑、でも最近思ったんですけど。アタシがいなきゃいないで皆さんで廻って行きそうだなって」
いなきゃいないで残った連中が廻すしかないのである。
「O美や雪子には電話した?」
O美は草の者1号のことで、私がT子と同時面接して採用したのです。T子本人にも草の者の打診はあったらしいが、40歳になったら辞める心づもりだったので固辞したそうである。
「O美さんには連絡しましたよ。雪子さんは・・・う~ん・・・本社に挨拶に行こうかどうしようか考えたんですけど、行ってもアタシの知らない顔ばっかりだろうし、皆コワい顔してるだろうし、雪子さんや〇〇さん(ジャン妻)や知ってる人がいるかどうか不安だし。やっぱ行かない」
最後の、やっぱ行かない、そこだけやけに声のトーンが大きかった。
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翌日、本社で雪子が、
「T子さんから電話ありましたよ。お世話になりましたって。昨日行かれたんですよね」
「うん、行った」
「有休消化中、家にじーっとしているだけでお金だけどんどん減ってくから不安を感じたって言ってました」
預金通帳と睨めっこでもしてたのかね。
「だったら辞めなきゃいいのに」
「まさか専業主婦じゃないですよね。似合わないし」
「次はパートかも。事務職じゃなくてスーパーのレジ打ちかなんかじゃないかな」
「ウチに来る前、派遣でレジ打ちやってたって言ってましたよね」
「うん。アイツ・・・ホントは辞めたくないんじゃないのかな」

誰でもいつかは辞めます。
辞めない社員なんていないし。辞めない会社なんてない。
T子が感じた次世代とのギャップは私自身が感じていることでもある。
どういうカタチであれ、自分もいつかは。
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伊東甲子太郎と再会 [居酒屋]

台風一過の昨日、小田急線の相模大野駅での人身事故に巻き込まれ、ひとつ手前の東林間駅で強制的に下ろされ、昼に出社して気持ちを改め、さぁこれから栃木へ向かおうと勇んで出たら、宇都宮線が送電トラブルで運転見合わせ復旧の見込み立たず、上野駅からすごすご引き返しました。
今日は動くかな~。
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さておき、いつものこの店です。
テーブル席で、前にいるのは伊東甲子太郎。
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http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-05-07-2以来、久々の会食です。
「この店来たことあります?」と私。
「ないです初めてです。でも昼に店の前を通って何でこんなに並んでるんだって思ったことはありますけどね」(伊東)
「昼は混むんですこの店・・・生意気にさぁ・・・」
最後の余計なひとことはママに聞こえないように言った。
いつも遠慮のないママも「今夜は大事な大事な客なので」と釘を刺してあるのであまりベタベタ話しかけてこないです。
伊東と私とジャン妻の3人なので4人テーブルの1人が空いちゃってる。
「悪いねママ、1席空いちゃってさ。その分売上が」
「まったそういうことを。なんにも思ってませんって」
伊東は鋭い。遠慮のない会話を目の当たりにして、
「何なんですかお二人とこのお店との関係は?笑」
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さすがにこの夜の料理写真は撮らなかった。料理写真は別の夜のものですが伊東と食べた料理と微妙に被ります。伊東は好き嫌いが無いらしいです。
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会話の内容は全部は載せられませんが、伊東の近況と、私らの鬱憤屈託と「何とかならないですかねぇ」の相談事と「あの時はありがとうございました」のお礼と、夏過ぎの政変で伊東がエラくなったお祝いを兼ねている。
夏場にジャン妻が現在の処遇、ポジションに行き詰まり、自分とこの所属長相手ではラチがあかなくなって伊東に相談したことがあるんです。
ジャン妻の上司にしてみりゃ伊東に相談するのはアタマ越しのフライングなのだが、私も社内の人間関係と人間力を見限っていたので「伊東しかいないな。相談してみな」って言ったの。伊東と私は過去に衝突したこともあったが、数年一緒にいてお互い尊重し合っていたので。
今宵の会食も極秘なのですよ。誰かに見られたら噂が広まりかねない。第三者の目から見てもこの3人だけの組み合わせはヘンなのだよ。
伊東から「〇〇さん(ジャン妻のこと)その後大丈夫ですか?」のように言われた。
「あの時はすみませんでしたね。今回は私も引き留めませんでした。伊東さんが抜けた後があんなんじゃぁ。私はともかく彼女は残る理由がないって」
「それはわかります。でも今回の人事異動で落ち着いたのでは?」
「ええ。伊東さんに相談した頃の杞憂は取り敢えず落ち着きました。ご心配おかけしました」(ジャン妻)
のような会話、背景ですが、アタマの回転が速過ぎの伊東は、ジャン妻を自分とこに引き抜こうとも考えたらしい。
「でも旦那さん(私のこと)がいるしね」と諦めかけたようなそうでもないような。
今の場所に置いといたままで、ジャン妻と業務提携できないかを考えているフシがあるようです。
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北海道産もろこしと生ハムのポテサラ
例によってこの店特有の自家製ドレッシングの味なんだけどね。
モロコシはポテトのつなぎにならないな。ボロボロ崩れて摘まみ難いよ。
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炙り〆鯖と水茄子の辛子和え。
貴田乃瀬の生〆鯖には負けるけどね。
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本マグロ赤身とアボガドのわさび和え。
群馬八幡でたま~に出されるのとどちらに軍配が挙がるかな。
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穴子で巻いた牛蒡と豆腐の揚げだし
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海老真薯の蓮根挟み揚げ蕎麦の実あんかけ。
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味が濃いです。美味しいけどね。こういう他で見い意外性のある創作料理は妖しくもありますが、この店はものによっては完成されたものもあります。
黒板に書かれた料理は定番にならないまま消えてしまうという。過去のメニューが膨大で、いったい過去にどんだけの料理を考案して、何百種類あるかわからないそうです。
ノートに書いてるらしいが、「〇〇さん(私のこと)がこれまで撮られたお写真の方が詳しいかも」
せめて黒板の写真だけでも渡そうかなとも思っている。
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鶏もも肉と厚揚げのコチュジャン煮込み。
これも美味しい。ビールか甘口の酒ですな。
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伊東の昇進祝い、大抜擢されたお祝いでもあるし、社内が頼りにならんのでつなぎを再度付けたかったのもある。
現在、伊東は私らから見たら上の上の遥か上の・・・雲の上とまでは言わないが、まぁウチらを統括する絶対権限を持つ親会社の中枢に抜擢された。そこからの依頼、指示は絶対なのです。
「自分がいちばん若いんですよ」
このセリフは謙遜なのか自慢なのかどっちなんだ?
そこにいる伊東との繋ぎ、関係構築は小さくない。いい意味でお互い利用し合う関係になれたらいいなと。
向こう(伊東)も私たちのことを小さくは思っていない。だから今後は直虎と但馬のような関係になれたらいいが、現在の社内執行部は私と伊東の関係構築をあまりよく思わないだろう。この会食もそうですが、私やジャン妻が「社内じゃ頼りにならない」だから伊東に相談したのは完全にフライングです。

だが伊東は現在いる場所でも敵が少なくないらしいのだ。伊東を抜擢した親分が伊東本人に向かってこう言ったそうです。お前は〇〇〇〇じゃないからこれ以上は上げないからな・・・
「・・・って言われたんですよ」
「引き上げといてそれかい?」
〇〇〇〇は派閥、学閥のようなものです。
「外部の、対社外の人間にも平気でそう言いますからね」
へぇ。伊東は上層部にも煙たがられているのか。
歯に衣着せないでズバズバ言うんだろうね。
タイヘンだね出世すると。
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マグロレアカツ。マグロですからね。肉じゃないですよ。
さわやかハンバーグとは違います。
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ひとくちビーフコロッケゴルゴンゾーラ
大事なお客と同伴する際は必ずリクエストします。
伊東も気に行ったみたいです。
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2種のおいも(さつまいも、男爵)とベーコンのアンチョビバター
こりゃジャーマンポテトだね。でもさつまいもねぇ。
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麦風鶏もも肉の甘辛唐揚げ。黒こしょうまぶし。
もうお酒にしているのにビールに合うアテが続くのはどういうこったい。
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伊東個人にも奇禍があった。
ジャン妻は最近ややだらしなくなった伊東の身なりを見かねて小姑のようなことを言っている。
「髪を手入れしましょうよ。寝癖が目立ちますよ」とかね。
私は寝癖が無いので髪ネタは黙っていた。
「髪を染めて撫でつければまだまだまだまだイケるんだから。シャツの袖もちゃんとしないと」
「いやぁ自分、ボサボサの方がかわいいって言われたんですよ」
「そんなん言うのは誰だ?誰かいい子いないの?ウチの若手でいいじゃない?」。
「いやいや、自分社員に手出すのはマズイと思ってるんで」
「伊東さんなら誰も何も言わないよ」と言ったが実際はどうなんだろう。伊東はカリスマ性はあるが、対抗分子も少なくないのと、端々の女性にイマイチ受けがよくないのだ。言うことが上から目線に受け取られるらしいんだな。
やはりある程度の職位、職制に就いてる者としか話が合わないのです。
「自分今は仕事の方が優先で」
「そりゃ前からでしょうよ」
「恋人はいてもいいかな~と思うんですけど、今の自分の立場と業務優先を理解してくれる女性でないと」
「逆じゃない?右も左もわからない新人がいいんじゃないかな。伊東さんを全く知らない若い子がいいと思うな」
日頃の伊東を知ってる女性じゃ無理だって言ったようなものだね。こういうネタになるということは、伊東に何があったかおわかりでしょう。ジャン妻の矛先は鋭くなり「それ相応の地位、役職に就いたからには、ファーストレディーがいないと信用されないわよ」とも言ってたな。
「そ、そうなんですよね。他社でも自社でも女性の管理職と話す機会って結構あって、会話の中でヘンに誤解されても困るし」
「まぁいつかはいい人が現れて気持ちが動くこともあるでしょうよ」
ここから話がヘンな風に脱線した。ジャン妻がファーストレディー云々を切りだしたら伊東は「自分、いつか立候補したいと思ってるんですよね」
政界進出かい?そんな野望もあるのか。やはり雲の上、どっか宇宙を飛んでるところがあり、私らとは違うんだな。
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伊東は翌朝、ウチの社の私らのシマ(部署、デスク)にわ・ざ・わ・ざ来て、
「今度はウチの近所に美味しい焼肉屋があるんで・・・」
皆に聞こえるように言い放った。「今度は」なんて言うもんだから、会食したのがバレちゃったのです。
周囲は多少驚いた。私らが伊東と接点を持ったのを訝しんだようである。
「アイツは昨夜の会食を極秘だってのを意識してなかったのかな」
「伊東さんにしてみればアタシたちを後援者にしたかったんじゃないのかな。ああやって皆の前で言うことでこの人たち(私らのこと)は自分のシンパだってのを誇示したかったんだよ」
「そうなのか。まぁシンパには違いないが。やはり政治家みたいなヤツだね」
「相変わらず言ってることは宇宙を飛んでるけど。絶対政治家に向いてると思う」
「政治家になるなら大衆にわかりやすく公約を説明しないとな」
伊東は今いる場所がすぐ小さくなってしまうのである。
現在、伊東は親会社上層部の派閥の渦中にいる。
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船山史家の呟き [呟き独り言]

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日頃喫茶店なんぞに行かない私が珍しくコーヒーブレイクです。
ボヤかせて下さい今日の記事は。

10月はいち日の終わりに「ああ、疲れた」口に出すことが増えた。
そうやって疲れた疲れた言ってると余計に疲れる。「疲れた」もそうだけど「忙しい」これも「忙しい忙しい」言ってるとなかなか業務が捗らないものなのだ。
言わなきゃいいってか。でも言いたくならぁね。

仕事は出来る者に来ると言いますが。私の場合は単に要領が悪いだけかも知れないですが。私にしては珍しく日々多忙なのだ。
リアルタイムで抱えている業務の期限が10月30日(一部が11月20日)でそれを過ぎると「担当者の失念により、期日を超過してしまったことをお詫び申し上げます」のような文言で遅延理由書の提出を要求される。
失念した担当者は私ですが、その文書は代表取締役の名前で出されるので、形式上の文書とはい不名誉なことではある。
だから急いでいる。でもなかなか終わらない。

10月に入ってから10日間ほどALL内勤だった。何処にも出なかった。
10日も事務所にいたのは禁足を喰らったのではなく、マジでデスクワークだったのです。自分の責任で文書を作成して、それを10人いる草の者(部署が違う陰の部下たち)たちが届ける、それの元を作成してたの。
自分が出向くところもあるけど、なるべく人を使うように切り替えたのです。
昨年、伊東甲子太郎が、「〇〇さん(私のこと)ひとりでは無理です。誰かにやらせないと・・・」オーバー気味に言ってたのが現実になったのである。

10人いる草の者たちは正規の勤務シフトがあるので、現場ラウンドを兼ねて私の文書のお使いができる日は限られている。
連中は私に要求してくるようになった。
「いついつシフトから外れてラウンドできるので、それまでに送っていただけますか?」(せっかちな1号)
「週明けの水曜に本社に行くのでそのにいただけますか?」(2号)
「いつ頃できますか?」(東海の7号)
低いダミ声で「まァだですかァ?」(男勝りの5号)
まだですかァ?だと。
仮にも俺は上役だぞ。督促しやがって。
自分で動くだけなら自分のペースでいいのですが、人を使うとなると相手の状況も慮ってあげなきゃならない。草のスケジュールに合せなきゃならないのがキツい。
「自分でやった方が気楽だ」
「でももうそれじゃダメよ」(ジャン妻)
自分ひとりで期日に間に合う物量じゃないのだ。
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1日じゅう事務所にいるとイライラする。周囲がウルサいのだ。こっちもイライラがカオや態度に出ているので周囲も殆ど話しかけて来ない。
日頃外出ばかりしていたのでいるのが苦痛でしょーがない。
「アタシは毎日ここにいるのよ」(ジャン妻)
ああそう。だってアナタ(ジャン妻)は財務でしょうが。そこにいるしかないでしょ。

私も社員に指示命令したことはありますが、何かプロジェクトがある時だけの単発指令で、決まった社員を常に使ったことは殆どなかったのです。
10人いる草の者の他に、準・草の者が増えてそれらを合計すると18人もいるのですよ。
連中は私の正規の部下ではないので上長を通して先触れしてから個々に指示を出すのですが、何か不備や不具合があると草の者たちから問い合わせ、確認事項、事後報告、変更事項、それらの着信やらメールやらがたくさん届きます。
草たちが出向いた行政からも後になって「不備があります」と言われたり「この書式じゃダメです」と言われたりする。そうなるとやり直し、指示し直しになる。
例えば横浜市で受理されたのに川崎市でSTOPされたりした。同じ神奈川県下ですよ。都道府県単位だと神奈川県や東京都ではOKなのに、他所の都道府県ではNGとか。
相手の都合で流れが阻害されると私自身のアタマがキュ~ッと締め付けられるようになって血圧上昇。
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群馬の6号から電話があって、
「〇崎市で言われたのですが、ウチの市は中核都市だから原本1通出していただきます。ウチ以外の他の市はそこでまた原本1通要りますよって」
ここでいう原本とは会社履歴事項全部証明書・・・登記簿謄本ですね。これと取締役の診断書原本が〇崎市で1通と、〇崎市以外の市、例えば渋川市、伊勢崎市、藤岡市とか、それらの何処かで1通要るんだと。
履歴事項全部証明書は有効期間3ヶ月ですが、診断書は30日なんですよ。だから急いでるのもある。11月にズレ込んだら無効になってしまうのでまた取り直さなきゃならないのだ。
中核都市だと胸を張る〇崎市以外の群馬県下の市には前橋市も含まれている。〇崎市は親切で言ってくれているのだが、
「別ですよってのは、県庁を前橋に持って行かれたからだろうな」
「県庁って前橋ですよ」(6号)
「明治の頃に持ってかれたんだよ」
「そ、そうなんですか?」
「お前は生粋の群馬人だろうが。何で俺の方が詳しいんだ」
話が逸れた。東海の7号からも「富士市で通った書式が〇枝市では止まった」というのである。
草は草で苦労している。だって草たちは自分で書類作ってないからです。私が作ったんだから。
新参者の草、9号と10号は何故か初回ストレートで一気に通り「上手くいきましたぁ」・・・嬉々として得意満面の報告が来たが、他は苦労しとるようだな。
私は指示する側になったので、連中から着信があったらその場で応えなきゃならない。指示しなきゃならない。電車に乗ってても着信があると途中駅で下りて対応しました。
今月も残り10日もない。下手したら11月の第1週までは伸びるかも知れない。

草の者6号が頑張ってるせいで私自身が群馬に行けなくなったじゃないか。
行く予定も立ててたのですが自分でキャンセルしましたよ。「こりゃ群馬に行ってる場合じゃない。東京にいて指示しないと。少なくとも都内からは離れられない」と思い直したの。エライでしょ。
だからホントはさらの木に行ってる場合じゃなかったのです。滞在中も架かって来て、17時を過ぎてから着信が止んだ。
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平日は毎日たくさんの着信があり、業務メールが来るのですが、その合間に、
「こんにちは~。今日は良いサワラ、八角が入りました。お待ちしていま~す」
(-“-;)
空気を読めないメールを送ってきたな。
でも仕方がない。私の状況は群馬八幡には見えないのだから。
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「いつもヒマしてるからよ」(ジャン妻)
「ヒマではないっ」
「いつも自分のペースで完結しているから、たまにはそういうプレッシャーも必要なのでは?」(ジャン妻)
「・・・」
「で、いつ群馬や静岡に出張なの?」
「まだワカラン。予定が見えない」
「まぁ珍しい。いつもは率先して行くクセに」
「それどころではない」

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「本社に来てえらい」
「内勤してえらい」
「お仕事優先でえらい」
「群馬出張キャンセルしてえらい」
誉めてくれるのは肯定ペンギン、肯ペンちゃんだけである。絵本買っちゃった。
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MORNING RAIN [さらの木]

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昨夜不気味に光っていたカボチャ大王から、かき出した中身を使ってパンプキンスープでも出されたるのかと期待したら、ジャガイモとアサリのポタージュスープだった。
貝殻がジャマだな。貝殻と器が擦れてカチャカチャ音がするし。
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「このパンもMさんの手作りなの?」
「そうよ。持って帰ろ」
「どっかその辺のベイカリーからバサッと仕入れてるんじゃないの?」
「手作りよっ。失礼なっ。あ、また自分だけバター浸けてっ」
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リゾットと御殿場ソーセージはサイコーに美味いよ。
家で出されるシャウエッセンはあまり火が通っていないのだ。
「家でもこれぐらいコンガリ焼いてくれよ」
「オーブンが無きゃ無理よ」(ジャン妻)
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グリルソーセージに添えられたハーヴ野菜にカボチャがあるじゃないか。
「あの子の実?」
「違いますぅ」

Mさんには悪いけど。朝のヨーグルトとフルーツが苦手で。
「この後のデザートはヨーグルトは無しで・・・」
「要らねぇ」って言っちゃったのね。そしたらMさんは哀しそうな表情になった。
苦手なデザートが出される前に「部屋の鍵貸してくれ」
自分だけサッサと部屋に戻ろうとしたらジャン妻の眦が釣り上がった。
「ダメっ!!」
「・・・」
リゾットと御殿場ソーで満足しちゃったのだ。この後でデザートなんぞを口にしたらジューシーな余韻が消えちゃうじゃないか。
自分はデザート&フルーツの別腹が無いので。それだけで苦しくなってしまうのだ。
「いいから食べなさい」
苦手なヨーグルトが無い状態でフルーツの盛り合わせのように出されたが、私はフルーツの皿を左手で掴んでMさんの鼻ッ面に突きだし、
「これあげる」
「ええっ!!・・・食べたいけど・・・」
Mさんは哀しそうな複雑な表情になった。
「食べなさいっ!!」
渋々齧り始めたがやはり苦手で。果物って甘くて酸っぱいじゃんか。
「果物を食べないからカリウムが低いのよ」
「カリウムぅ?昨夜サザエを食べたから大丈夫だ」
梨とリンゴとオレンジだけ齧って他はジャン妻にあげちゃった。
キウイも苦手。
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何が載っかってるんだい?
ミニシュークリーム?
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「うちに見えられた後は、いつも何処にも拠らずに?」
「うん。どっか寄ってったこと一度もない。真っ直ぐ戻って12時過ぎには着いてますよ」
ウチからさらまでは何処にも拠らないとピッタリ100kmなのです。往路も復路も同じルート。
海辺の道から見える風景は、海も山々も雲なのか霧なのかどこかしら白く靄っていた。
今度来れるのはいつだろう。
「来月よ」
「ら、らいげつ??」
「それまで頑張らないと。草たちの為にも」
「・・・」
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GREAT PUMPKIN [さらの木]

夜の記事なので暗くなった今、Upします。
この不気味に光るカボチャ、ジャック・オー・ランタンは、ディナー中ずーっと私を凝視していた。
笑ってるのか怒ってるのかわからないカオツキである。
ハロウインは10月の終わりだぞ。まだ早くね?
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「手作り?」
「そうです」
ヒマ人だなMさんは。
だけど目が丸いぞ。ジャック・オー・ランタンって三角目じゃなかったか?
「これってカボチャの中身を出すの?」
「カオを書いて中身をかき出すんですよ」
私はカボチャの煮物が嫌いなのだが、カボチャ、食べものをそうやって粗末にしてもいいのかなぐらいの抵抗はあるよ。
「かき出した中身は明日の朝、カボチャのスープにでもなるんでしょ?」
「笑 食べられるカボチャじゃないんです」
ああ、そうなんだ。食用ではなく鑑賞用ね。
身をスプーンでかき出すらしいが手が臭くなりそう。私は絶対に自分ではやりたくないね。
カビ生えたりしないのかな。
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中に蝋燭が点してある。
蝋燭の小皿は明日の朝に出されるリゾットの小皿の小さいヤツか。
それとも朝のトマトチーズスープを熱する固形燃料を入れる器かな。
「最近ではLEDを使うケースもあるんですよ。蝋燭だと頭の部分に焦げ目が付いてきちゃって、ハロウイン本番まで持つかどうか・・・」
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ハロウイン?
カボチャ大王といえばライナス・ヴァン・ベルトが「ハロウインの夜にはカボチャ大王が現れるてプレゼントを配るよ」と騒いでるあれか。
でもライナスの言ってるのはハロウインとクリスマスが混じっているね。サンタクロースがカボチャ大王になっている。
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チャーリーブラウンの頭をモデルにして、ルーシー・ヴァン・ベルト(ライナスの姉)がジャック・オー・ランタンを描いてるとこ。
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ライナスはハロウインの夜、友達と遊ばないでカボチャ畑に潜んでいる。
カボチャ大王を待ってたらガサガサ音がした。でも現れたのはビーグル犬というオチ。
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カボチャ大王が現れず悲嘆するライナス。
毎年10月31日の夜はカボチャ畑で大王が現れるのを待っているのだが、本人は一度も見たことがないのだ。
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この後ライナスはカボチャ畑で寝てしまい、夜半に姉のルーシーが拾いに来た。
姉は弟を抱えて部屋のベッドに寝かせる。

さらも闇に覆われつつある頃。雨が止んだ隙に夜間撮影。
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そして部屋で二次会である。寝酒、夜食のお握り、ケーキ類、塩辛他を運んで来たのはカボチャ大王ではなくてこの宿のM女王。
チェックイン時にMさんにからかわれたプチ公は険しい表情になった。
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就寝前、最後の湯浴みの頃。
酒が入ってるので首筋に何杯も湯をかけてから浸かった。
さっきまで止んでた雨がまた降りだした。明日も雨かな。
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さらから戻ったらMさんからこんな連絡が。
「カボチャ大王はますます焦げ目がついて人相が悪くなってきました。」
ハロウイン当日まで持つかどうか。もうひとつ作ったかも知れない。
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アニマルプロティンディナー [さらの木]

部屋から出てディナーに向かうジャン妻。
さらは木造なので、闊歩する足音が宿じゅうにズシズシ響き渡る。
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この階段を下りると動物性蛋白質タップリのディナーが待っています。
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なんだこれは??
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伊豆で水揚げされた?刺身の数々。
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デカいサザエ刺身付き!!
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ジャン妻はサザエのキモが大好きですが、通常出されるサザエは小さいので肝が無いのです。
今回は大きいのが入ったみたいで肝は別に出されました。
私もいつか生き胆を取られるかもしれないな。
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前菜もキタ
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今シーズン初めて食べた牡蠣。
最近は季節感が感じられないが、牡蠣、カワハギ、こういうのが出されると歳月の経つのは早いな~と思ったりするのです。
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和の台のもの。
Mさんは洋食&和食の自称・自己流料理プロだが、中華はどうなんだろうか。
料理の師がいたのかどうか今度聞いてみよう。
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秋刀魚のお寿司。
もう秋刀魚か。時期的には秋なんだな。でも秋の気配を感じないでこのまま冬に突入しそうだな。
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茄子田楽?ジャン妻は茄子が大好き。
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牡蠣ではなく柿の白和え?
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キノコのダシの茶碗蒸。
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大好きな塩辛。もちろんMさんの自家製です。
出された当初は筋筋してたが、最近はツルツルしています。その辺の魚屋で売ってるものと変わらぬ食感、味になってきたので、
「もしかして既製品か?」
と悪態をついてしまった。
悪態が昂じて「デザートも明日出されるパンもその辺でバサッと買ってきてんじゃないのか」
「そんなことない。Mさんの手作りよっ」(ジャン妻)
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悪態付いてたらMさんがうやうやしく何かを持って来たのかと思ったら、
「マンボウの酢味噌和えです」
「またマンボウ?」
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伊勢出身のジャン妻と鳥羽か志摩の水族館で見たことがあるぞ。
見た目が愛嬌のある魚だが、
「よく水揚げされるんだね」
「バカっぽい魚だし、ボケ~ッと浮いてるから網にかかるんだよ」
マンボウはバカだからMさんでも獲れそうだが。デカいからMさんの細腕じゃ無理かな。
「そ、そんなぁ。可愛いじゃないですか」
その可愛い魚を料理にして客に提供しとるじゃないかい。だけど和の台のものが並んで出された後に「マンボウの酢味噌和えです」と逸品料理のようにそれだけ持って来たってことは、
「さては台の上に載せるの忘れたんでしょ」
これは後ろのお客に聞こえるように言ってしまった。
「載らなかったんですよぅ」
いやいや載せるスペースあるでしょ。絶対に載せ忘れたに違いない。
台のものが出されると日本酒が欲しくなる。でも次は洋食です。昨年まで中継ぎに出されてたブイヤベースとかアヒージョとかが胃に重たくなってきたので、あっさり白身魚(何とか鯛?)のソテー。
「下平目のムニエルとかさ、魚を洋風に焼いたの好きなんだけど」
「アタシがこういうのをやっても上手くいかないの」(ジャン妻)
そこを何とかやってみて欲しいんだがな。
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キンメの煮付けはもう何年も食べてない。いつも肉2種。いつものステーキ。
この宿と高崎の七のお蔭ですっかりミディアムに慣れた。
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ニワトリのエサのようなレタス。
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肉その2、これ以上できないくらいに薄く切られたローストビーフ。
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今の私らには丁度良い量でした。でも酒の量は減ったな。今夜はビールと甘口の白ワインと日本酒「正雪」だけだったんですよ。
飲めなくなったもんです。前はビール、白、赤、寝酒に日本酒、イケたものだが。
私もジャン妻もMさんも相応の齢を同じくして重ねてきたのです。
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二次会のデザート、お握り、寝酒は部屋へ移行しました。
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草の者のお蔭でさらの木へ [さらの木]

10月のさらです。平日です。
10月になって、珍しく私に大きいヤマ(業務)が入っています。
昨年までは私がひとりで完結していたヤマですが、今は10人いる草の者(陰の部下)と、草ではないけど8人いる準・草の者を使っています。

(このヤマ(業務)のせいで、何と会津湯野上の蕎麦宿を人生初のキャンセルという事態に。キャンセルというか延期ですが。)

平日なのでここへ来るまでも宿にインしてからも、17時まで私の会社携帯に着信やら問い合わせメールが届いている。
その都度路肩にくるまを停めて対応しながら八幡野まで来ました。
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部屋にインしてからも草の者たちからの着信やメールが届く。
「滞りなく済みましたよ。2部持ってったけど1部でいいって」(準)
「今日行ったんですけど、鏡(表紙)を分けてくれって言われました」(7号)
群馬の草の者6号からは「〇崎市に行ったら、〇市は中核都市だから〇市以外の市はウチとは別に原本が1通必要ですよって親切に教えてくれました」(6号)
中核都市だと?それには笑ったよ。自分らの市とそれ以外の地方都市は別ってか。格が違うってか。
「〇崎市と他の市を束ねる県は仲悪いんだろうな」
「???」
「明治の頃に県庁を前橋に持ってかれたからだよ」
「そ、そうなんですか?」
「お前は生粋の群馬陣人だろうがよ」
ついにはジャン妻の携帯にも経理部長から着信が。
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そんな電話やメールの最中にMさんがウエルカムスイーツを持ってきた。それらを置いたところでMさんはテーブル上にいたくるま旅行の御守マスコット、プチとビーに気付き、
「この子(プチ)キレイになりましたね」
別に洗った訳じゃないが、「この子」「キレイ」呼ばわりされたプチはムッとした。Mさんは指でプチのアタマを押した。
プチはフガッとクチバシを上に上げ、テーブル上をダンダン飛び跳ねて怒りを露わにした。
「怒ったの?」(Mさん)
「ムカーッ!!おのれ女将め。ようも」(プチ)
「女将とは何ですっ」(ジャン妻)
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こうして寛いでいる間にも草の者たちは私の指示書を持って走り回っている筈だから会社携帯を手放せない。
架かって来ても、誰も「〇〇さん(私のこと)今日何処にいるんですか?」って聞かないのは何故だろな?
自分だけ休んでることで多少の後ろめたさもなくはないが、
「昨夜彼女たちに発送したんでしょ。後は皆に任せたらいいのよ」(ジャン妻)
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宿の空は曇り空。
鉛色の空から時折小雨が降る。降るならドバッと降ればいいのに。
しばらく秋雨前線は停滞しそうな気配。
これをUpした今日のニュースでは台風が接近中の模様。
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薄暮に包まれるさら。
もうすぐ漆黒の闇に包まれる。
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17時になってようやく携帯もメールも鳴らなくなった。
「草の者たちのお蔭だね」(ジャン妻)
彼女たちがいなかったら今日は来れなかった。昨日のうちに準備をして指令を出したから今日ここに来れたのもある。
「頭(カシラ)だね」
「陰だけどな連中は」
「彼女たちの評価を上げてあげないと」
そして動物性蛋白質た~くさんのディナーの刻限になった。
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レアなハンバーグ [グルメ]

ちっともさわやかじゃない曇り空のもと。。。
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昨年9月の静岡出張記事http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-24で、西東京に住んでいる男性社員が、私の遠州出張を知ってシツコク親切にススメてくれたのが、都心では見かけない「さわやかハンバーグ」というチェーンレス。
「静岡県内でしたらさわやかハンバーグがおススメですよ」
「さわやかハンバーグ?」
何が爽やかなのさ。
秋吹く風のようにさわやかなハンバーグ?
「知らないスか?静岡県内では有名です」
知るわけない。
「アナタ静岡県に縁があるの?」
「自分は・・・」
この会話の遣り取りの日、私は先を急いでいたのだが、・・・の後はその男性の出身地を含めた身の上話になりかけた。出身が静岡県の裾野市だったのです。
話を聞いてやると、そのさわやか何とかは静岡県内に点在する肉系のファミレスで、くるまで家族連れで乗りつけて安くてボリュームのあるハンバーグを提供する店だなと推測。
「上(東名、新東名)を走ってるから見つからないかもな」
私はその男性のヘンな好意、おせっかいを無下にもできず、やんわりとかわしそうとしたが、相手はシツコい。
「静岡の社員さんに聞いてみてくださいよ」
この頃は静岡県内の従業員たちと今ほど打ち解けていなかった。静岡県は広くてひとつひとつの現場がかなり離れていて移動距離が長く、1箇所で誰かと出逢ってもすぐ次に移動しなくてはならず、長時間滞在できなかった。会話時間も限られてしまいなかなか人間関係を構築できなかったのである。
結局その時は私の公用圏内や走行途中にそのさわやか何とかは見当たらず。
でも何となく気にはなっていた。そこまでススメるさわやかとはどんなものかと思ってはいた。
どっかの現場の社員に「さわやかハンバーグって何さ?」と聞いて、そこで出されるものを事前に知っていたら多分私は行かなかったかもしれない。
だが、私にしては意外なところにあった。
遠州掛川の出張でICを降りたら、その側にあったのである。
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何でこんなに混むんだろう。
11時15分に入店したら、既にそこそこ混んでいて空き席の方が少ないくらいだった。
小柄なオバちゃんが迎えてくれた。
「いらっしゃいませ何名様ですか?」
見ればわかるだろう。ひとりだよ~♪(CKBの唄)とは言わず、「1人だから・・・小さい席でいいですよ・・・」
「ではこちらでお願いします」
ランチメニュー、グランドメニューをバサッと渡された。
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初めてのこういう店ではなるべくオーソドックスなオーダーで、品数多く取って取材しようと。
「ハンバーグとエビフライ・・・」
もう何年も行ってないファミレス「でにーず」にあるようなものを注文してしまった。
そしたらオバちゃんは次にこう言ったと思うのだが。
「赤身でよろしいでしょうか?」
ここがポイントです。確か赤身って言った。オバちゃんが言った赤身の意味を、肉質というかロースのような上肉と勘違いした私は「いいよ」と答えている。
「ソースはオニオンソースとデミグラスソース、どちらがよろしいでしょうか?」
デミは好まないので、
「オニオンで。ええっと、スープは・・・コーンスープ、カップでちょーだい」
「別料金になりますがよろしいでしょうか。付いてくるスープとお取替えはできないので」
「ああいいよ。この季節で変わる農園サラダ?これも追加する。今の時期だと・・・これか?」
「これですね・・・」
オバちゃんは四季で変わるサラダの夏(6月~9月)を指した。
「あ、これか。(苦手な野菜は無いかチェックする。ゴーヤとかないだろうな。)嫌いなものは無さそうだな。大丈夫だな」
「ありがとうございます。ドレッシングは・・・」
・・・2種類ススメられ「マヨネーズ」と言いかけたが、確かフレンチドレにしたと思う。
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「季節の農園サラダをお持ちいたしました」
季節のサラダは野菜ボリュームが大きかった。歯茎が冷えるくらい冷たいけどムシャムシャいただきました。
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「スープをお持ちいたしました」
セットで付いてくるオニオンスープと、別オーダーしたコーンスープのカップが2つ揃って出されたのです。コーンスープだけでよかったんだけどな。
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サラダが多いので、牛か馬になった気持ちでムシャムシャしていたら、
「もうすぐハンバーグができあがりますのでペーパーを敷かせていただきます」
A4サイズで広告入りの紙を1枚敷いてくれた。
その紙の上に、鉄板に載った熱々湯気湯気のバーグがジュウジュウ音を立てながら運ばれたのだ。
「紙の端をお持ちください」
熱々除けに裾を持って持ち上げます。
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汁やソースが飛び散って服に付着するのをガードする。
ハングリータイガー(今でもあるのかな。)を思い出した。
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熱気と湯気が消えて行く。
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フォークで抑え、ナイフでカットしたら、
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レアハンバーグだったんですよ。さっきオバちゃんが「赤身」と言ったのはそういう意味だったのです。
一瞬躊躇した。でも他のお客さん皆さんバーグを赤身のままで食べていたね。
決して中身が冷たいわけではないです。火は通っています。ただ食感がね。口に入れたら表面から熱とともにジュワッとしますが、中身は食感が違う。ブニュッ、グニョッ、です。
「中身も焼いてくれ」と言えばそれもOKらしい。「赤身でよろしいですか?」それに対して「ウエルダンでお願いします」「よ~く中まで焼いてください」とでも言えばいいのだろうか。
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カットした断面をジロジロ見ながら半信半疑でいただいたよ。
食べながら、食べた後もクエスチョンが湧く。レアハンバーグって大丈夫なのかと?
大丈夫なのか平気なのかったってもう食べちゃったけどさ。
ステーキの場合、ジャン妻はステーキ肉はレアです。私のを見て「アナア焼き過ぎよ」とよく言われる。先日の船山温泉でも「焼き過ぎ。こっちの焼き過ぎたのはアナタが食べてよ。アタシはこっちのレア食べるから・・・」
私は長年ウエルダンだった。それはジャン母に「お肉はよく焼いて食べなさい」と言われ続けて育てられたからである。
ジャン母はローストビーフの断面を見て「生なの?」と言うくらいだからね。ジャン母の買いものに同行して私らが懇意にしている肉屋さんで平気でそう言うし。
でも私は牛刺やユッケは平気です。それは私の脳内で「牛刺やユッケは刺身。ステーキは焼く肉」と思い込んでいるだけです。
だがステーキとバーグは違う。レアハンバーグってホントに大丈夫なのか?誰でもそう思うでしょ。

全ての肉は菌に汚染される可能性があるのだが、牛肉に菌が付くのは肉の表面だけで内部まで汚染されないと言われている。
だからステーキ肉の焼き方で、レアやミディアムがある訳でさ。
ステーキ肉とバーグは違うでしょ。バーグはミンチなんだから。でもさわやかのサイトでは「安心・安全への取り組み」の頁があり、無菌服を来た職員が徹底した殺菌体制を敷いているそうです。
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では美味しいかというと・・・正直私はやはり違和感があったな~。ジュワッ、ブニュツ、ですからね。食感がね。
だが周囲の客はALLバーグ、赤身でいただいてるように見えた。
あ、付け合せに私の嫌いなカボチャがあるぞ。
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オバちゃんの接客と、季節のサラダ(冷たいけど)がタップリだったのが印象に残った。
それとここでしか味わえないレアのハンバーグ。
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その日に行った先の現場で私は現地社員に聞いた。
さわやかは掛川が発祥でいつも混んでいるという。隣に他社のファミレスがあってもファミレスがガラガラで、さわやかは待ち客が出るほど混むと。
確かに混んでいた。11:30には席が埋まり、私が店を出た頃には入口で10人待ちになっていたしね。
あの赤身、レアは前からそうで、それがウリで至極当然のように皆食べていると。
ステーキもあるが、ステーキよりげんこつ系の赤身、レアハンバーグの方がよく出るそうである。
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バーグはステーキではない。挽肉です。だが、さわやかが言うとおり、厳しい管理体制下で提供されるのであれば・・・。
・・・この先を言い切る自信が無い。徹底した殺菌管理体制を敷いていると謳っているので信じるしかないのだが。食べるなら信じるしかないよ。信じないなら行くな、です。
でも私たちがさわやかの真似をして手作りのハンバーグをレアで提供、食するなんてことは絶対に止めましょう。
ススメてくれた男性に写メした。「さわやか行ったよ。中身がレアだった」
返って来た返信は。。。
「自分さわやか行ったことないんですよ」
(-“-;)
だったら何でススメたんだっつーの。
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紀尾井さんのルーツ [隠れ郷土史]

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静岡市内にあるマニアックな酔いどれたちが誇る名(迷)居酒屋、紀尾井の主人が私に言うには、
「横地城って行ったことあります?」
横地城?
「まだ行ってないが。マークはしてありますよ」
「ウチのルーツなんですよ」
やはりそうか。
店主の目が「是非行って来てくださいよ」と訴えている?
傍らでジャン妻は「またヘンな山城を革靴で上って、靴をダメにするんじゃないでしょうねぇ」と不安げだが、調べてみたら城域が舗装された遊歩道になっていた。
紀尾井の店主のルーツにやってきました。

横地城、別名を金寿城(名前だけだと縁起が良さそうだが)に行くには菊川市街地から245線をひたすら南下します。
菊川市立総合病院の辺りを過ぎると緩いカーヴになる。その辺りにこんな看板がある。
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この看板は私が数えたところ1枚、2枚、3枚あり、いずれの案内も城域へ導くようですが、特に1枚めの看板案内はこの辺り一帯の遺跡群を余さず見て廻る最も長いコースで、舗装されているものの、細くて長い道のようです。
一気に城の中核に行くにはどうすればいいか調べたら、3枚めの看板の案内で左に逸れ、この案内の先に、
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この説明板の左手にも訪城口があるのですが、ここもスルーして、
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この先にも駐車場がありますが.jpg
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更に先にWCがある駐車場があります。そこの脇に訪城口がある。
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城域の中心部に一気に上がれます。
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途中に獣道が20mほどありますが、すぐ千畳敷という平場に出て、そこから舗装された尾根の道を東西に歩けば楽チンです。
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この千畳敷には駐車スペースも多少あります。細いながら道も舗装されており、ここまでくるまで上がって来れないこともないようです。
ガードレールもあるから小型車なら可能かも知れない。
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千畳敷の正面に二の郭、横地神社。
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中の城へ。薮が酷くて中には入っていません。
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本郭へ続く道。
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本郭へ。
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眺望、南を望みます。
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最初に作ったのは室町時代初期の頃、に横地太郎家長(家永)という人。
紀尾井さんのルーツである横地一族の当主を並べると、初代家永、2代頼兼、3代長宗、4代長重、5代長直、6代師重、7代師長、8代長国、9代長則、10代家長、11代長豊、12代長泰、13代長秀、14代秀国、15代元国、全部の当主が太郎何々といふそうです。紀尾井店主は数えて何代目だろうか。

この地に駿府の今川氏が攻め込んで来た。往時の駿府太守は今川義忠という人で、義元の祖父の時代です。
今川義忠は駿河の守護だが、お隣の遠江の守護職を斯波氏と争っていた。
相手は斯波義廉という人で、もとは今川氏が遠江の守護職も持っていたのを斯波氏に奪われた形になっていたらしい。
ダラダラ10年以上も続いた戦争、応仁の乱で今川義忠は東軍に属した。不仲の斯波義廉氏が西軍だったからである。

(この乱より前だと思いますが、今川義忠は室町幕府の執事だった伊勢盛時(新九郎)と知り合い、その姉か妹を貰った。北川殿と伝わる女性との間には龍王丸(後の氏親)が生まれている。)

乱の途中で応仁2年(1468年)今川義忠は、東軍総帥細川勝元の指示で斯波義廉の遠江を騒擾させる為に帰国して遠江へ攻め入る。
その過程で齟齬が生まれる。今川義忠と同じ東軍陣営に別の斯波氏、斯波義良という人がいて、幕府がその人を何故か遠江守護に任命してしまった。東軍と西軍がそれぞれ別個に遠江守護職を馬の鼻先にブラ下げたニンジンのように乱発したもんだから、今川義忠は同じ東軍の斯波氏とも敵対構図になる。
更にヤヤコシイことに、斯波義良の家臣で甲斐敏光という人を西軍から東軍に寝返らせる為に、またしても遠江守護職をチラつかせた。甲斐敏光はそれに乗って寝返ったから、遠江守護職が東軍西軍合わせて3人(義廉、義良、敏光)になってしまったのである。
遠江から斯波氏を追い出したい今川義忠は、東軍西軍構わず実力行使に出た。対斯波氏、対甲斐氏、それに連なる国人衆と干戈を交えることになる。
ここで横地城が登場する。横地太郎秀国(14代)は斯波義良に付き、分家の勝間田氏と組んで今川義忠に抗戦する。

文明7年(1475年)と翌8年に今川義忠は横地城に攻めてきた。
今川軍の兵数は500だというが、その単位は500人?500騎?
500騎だったら従者や軽輩を入れたらその分兵数が増えるが、500人でこの城域全体を包囲できるかどうか。
歩いてみてわかったのは、この城は山の峰々に郭を分散して配置しているので、ひとつひとつの郭はそう大きくないのだが、山の峰は裾に広がっているものなので麓でぐるっと全部を包囲するにはかなりの兵数が必要かと思う。
逆に言うと、城域内の山の峰々に郭が点在しているので、全部を守ろうとするにもそれ也の兵数が必要である。守る横地一族がどれぐらいの兵力だったかわからないが、攻める側が1点に多勢を集中すれば突破口は開けるかも知れない。

横地城は7日間の籠城戦に耐えた説、横地秀国が戦死して落城した説とある。
どちらにも共通の結果がある。駿府に引き上げる途中の今川義忠は、地の理に詳しく先回りして伏せていた横地軍の残党に襲撃され、矢を受けてあっけなく戦死した。
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見て廻ったのですが旧いタイプの縄張りです。
時間の都合で全部は見れなかったのですが、山の峰々を主に3つの郭に分け、千畳敷のすぐ前に西の城、東に歩いてすぐに中の城、東に本郭(金寿丸)、これらを尾根道で繋いでいる。私の見立てでは、東の本郭より西の城の方が高いようです。
主将、副将1、副将2、3郭を守る将校たちが上手く連携を取らないと、攻め入った敵兵を撃退するのは難しそうである。
戻って千畳敷から西へ。
何だこれは?
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幽体離脱した紀尾井さんの店主と出逢ったりして。

横地城は攻防戦が有名なのではなく、前述のように落城後に横地や勝間田の残党たちが今川義忠を討ち、それが今川家の後継者問題を引き起こし、伊勢盛時(新九郎、早雲)の登場となるきっかけを作った城で有名なのです。
残党たちが射かけた矢がたまたま命中して戦国時代の扉を押し開けた。その為に存在し、落城した。

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横地一族には生存者もいて、帰農した者、三河松平氏に仕えた者、甲斐の武田氏に身を寄せた者がいるようです。
四散した一族郎党の中には、時空を遥かに超えて宮ヶ崎町の居酒屋の店主に落ち着いている方もいる。
その店がボロいのは城が落城した名残で?店主の風貌は落ち武者そのモノを表しているのか。
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井伊の井平 [隠れ郷土史]

おんな城主が井伊虎松の後見に就いたのは、小野父子(和泉と但馬)の讒言と、度重なる合戦で井伊家中に男子がいなくなったからだというが。壮年の男が少な過ぎる。
他に誰もいないから尼小僧様を還俗させて、直虎と名乗って井伊虎松の成人までの後見に据えた?小野但馬や今川家の介入を防ぐ為に。
実際そうだとしても、おんな城主誕生の理由付けにしてはちと強引と思わないでもない。そこまで井伊に男がいなかったのだろうか。
男の重臣が少な過ぎである。この凸凹2人と銭の犬、酒ばっかり飲んでる和尚とその寺にいる屈強の兄弟子2人だけでよく家中が保てたものである。
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と皮肉を言いましたが、井伊家の庶流はいなかったのだろうか。
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井伊谷の北方、井平の郷を治めた井伊に繋がる一族、井平氏のこと。
場所は引佐(イナサ)町伊平、そこにいたのは井平氏だが現在の地名は伊平。井が伊に変わったようです。
井伊谷から井伊谷川に沿って257号線を北上、東名浜松いなさICの表示が見えたら、右手の脇道に逸れて井伊谷川を渡ります。
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民家の敷地脇に解説版があった。
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『この場所は、井平氏の居館跡と伝えられております。
寛元3年(1245)井伊家から分家した井伊直時は此処に居館を構え、この先北方300mの山麓に城を築き、井平氏の祖となりました。
それから330年の間、井平氏は井伊氏を支える有力な家系となり、井伊直虎の曾祖母や祖母(井伊直平の妻や井伊直宗の妻)はこの地で誕生しております』
ああ、この爺さん(20代)の奥さんが井平氏の出なんだ。
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おんな城主のお父さん(22代)の前、登場しない21代の奥さんも井平氏の出だそうです。
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この系図はわかりやすいが井伊家しか書いていないのです。往時の井平氏の事績についてはあまり触れられていない。
次に元亀3年(1572年)、武田軍の遠州侵攻で、当時の井平家当主、井平直成の名前が出て来る。昨日の仏坂で戦死した人です。
「・・・井平城(仏坂)の戦いで当時の当主、井平直成は88名の家臣と共に討死しました。城郭、居館は焼き討ちに遭い、井平氏は一時絶えました。
その後、天正元年(1573年)井伊直平の末子、井平直種が井平氏の当主となり・・・」
爺さんの末子が復活させたようですが。
「・・・天正18年(1590年)、直種の嫡男弥三郎は井伊直政の家臣として小田原攻めに参戦し、18歳の若さで討死、井平家は断絶しました・・・」
ガクッ!!
なんてこったい。
小田原攻めで戦死??あの大軍攻囲戦でか。
小田原征伐での本格的な戦闘は本城小田原よりも山中、韮山、松井田、鉢形、八王子、忍といった支城攻めの方が苛烈ですが、小田原本城の攻囲戦で攻める側がマトモな戦闘を仕掛けたのは、井伊直政が蓑曲輪に夜襲を仕掛けたぐらいですよ。
直政が無理したのかも知れないが、勝ち戦で討死するなよ。
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この先井平城1.jpg
では北方へ。井平城の駐車場は案内矢印の先にあります。少し上がって、また下りてくると登城口。
だけどこの案内、舗装路と草むらの中の獣道とどっちを指しているのか。
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「どっちに行けばいいんだ?」
「・・・」
私は草むらに踏み込んだ。ジャン妻は坂を見て断念、下で待機させた。
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こんな狭い自然の坂です。
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これが大手木戸口の跡らしい。
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ところがこの先ですぐ舗装路に出た。井伊家ゆかりの幟がここにもくたびれてはためいていた。
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なんだ、草むらに入り混まなくても舗装路を上がってくればよかったのか。
3枚の解説板があり右手には駐車場もありました。ここまでくるまで来れます。
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3枚の説明板の先には1軒の民家があり、この地に至るまでの舗装路はそこにお住まいの方の生活道路だといっていい。
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一帯は畑などに変わっているが、かつて段曲輪だったような地形がある。

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土塁か縦堀か。急場の連絡路か。下りてみたら。。。
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マムシ!!
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土塁9.jpg
冗談ではない。上に戻りましたよ。
下までおりた訪城プロの方のサイトもあります。探してみてください。
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あまり敷地内をウロつくのは憚られますが、見て思ったのは、家がある辺りが主郭でその先の尾根筋の方が高いのです。
この先は尾根筋を断つ堀切も見当たらない。最高所には携帯電話の鉄塔が建っているようだが、北の守りが脆弱のようです。
だから仏坂へ打って出たのだろうか。
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山県三郎右兵衛尉昌景はこの城も難なく落とす。率いる赤備他の兵数が5000人もいたなら充分過ぎる。
旧鳳来寺街道を抑えている要衝にしては心許ない規模である。

遠州国境戦から仏坂、井平城、一連の戦いにおんな城主は出張っていません。
武田軍へ燈籠の斧のように刃向ったのは、あの近藤康用の子の秀用という人(之の字が名前を言っていた)、仏坂でも触れましたが「討死した父にお経をあげてください」と懇願した鈴木重好14歳か15歳(・・・柴崎コウさんは一本町史の台詞よりも、お経を詠む方がキレイで上手ですね・・・)、鈴木の叔父で重俊という人(権蔵とも、出雲守とも)、そして井平城の主である井平直時とその一党です。
一連の戦いは井伊側にとっては退却戦です。山県軍からしたら追撃戦なのでその先にある豊穣な井伊谷の地を目指してやる気満々だったに違いない。
家康は援軍を出せなかったようです。この頃は全く頼るに値しない。
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帰りは舗装路を下りました。
堰堤があった。砂防指定地らしく大水が出た形跡もある。
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井の国の散策は終わりました。
奥山や宇利(近藤が前にいたところ)までは足が延ばせなかった。
井の国ではないが、まだUpしていない遠州ネタが。。。
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