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群馬禁断症状 [コラム雑記帳]

群馬に行けなかった8月。。。
9月になったら行けるかな。還れるかな。
行ける日が来たが。日帰りなんですよ~。
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東京駅。何だか混んでるな。9月過ぎの平日なのに家族連れが多い。
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両毛線に乗り換えて前橋へ。
乗った車輌はドアを手動でこじ開ける107系だった。
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私はグリーンとオレンジの湘南ボディを見慣れて育ったので、107系のデザインにイマイチ馴染めなかった。
この107系車両、いつでも手動で開け閉めするのに難儀したものです。最初の一押し(引き)がなかなか重いのですよ。
ホームに着いて下車する際、私は女の子やお年寄りにやらせるよりはと自ら先に手を出しますが、ちょっとだけ開いたら蝶野正洋のヤクザキックのように靴裏で蹴飛ばして開けてました。
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この車両のロングシートに座ると、ケツがめり込むような座り心地。あまり気持ちがよくない。
それも1人1席でなく、荷物置いたりしている。2席占拠するグンマ人の乗車マナーは何とかならんものか。

前橋駅に着いて、下りる際に気付いたのだが。この107系は北関東を走り続けて29年経ち、この9月で定期運行を終了するという触れがあった。
「ありがとう107系」の中吊りがある。定期運行は9月に終了し、10月初旬に団体専用列車として運行されて任務満了です。
そうか引退するのか。
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誰かがこの車両をサンドイッチ電車、サンドイッチ車両と呼んだそうな。
クリーム色のボディにグリーンのライン2本、ピンクのラインが1本。
クリーム色がパン、ピンクがハム、グリーンはレタスだって。
眉に唾がいっぱいつくようなそんな話は初めて聞いたぞ。群馬転勤中にそんな話聞いたことない。
ウチの社員はALLくるま通勤だから107系なんて興味ない連中ばかりである。鉄オタもいない。
107系の何輌かは上信電鉄に有償譲渡されるそうです。2輌編成で運行できるので、揺れまくる線形カーヴだらけの上信電鉄のお目に適ったらしい。
無償譲渡じゃないですよ。有償です。しっかり金を取るのがJRの体質です。
上信に譲渡されたらサンドイッチ塗装は変更されるでしょう。マンガチックになるに違いない。
前橋駅1.jpg

けやき1.jpg
けやき2.jpg
前橋駅前から伸びるけやき通り。
高崎駅発11:37で前橋駅に着いたのが11:51。お昼の12時まで10分を切ったので今から行く目的地へ電話した。ランチ休憩に出る直前に相手(担当者)を捕まえようと目論んだのです。
歩きながら携帯で、
「前橋駅に今着いたのですが、これからけやき通りを走ってそちらに駆け込みます。12時ちょっと過ぎてしまいますがよろしいでしょうか?」
「係の者がおりますから大丈夫ですよ」
「じゃぁ走らなくても・・・」
「ハイ走らなくても大丈夫ですよ」
係員は外へランチに出ないのかなと思って気が付いたのは、けやき通りは外食砂漠、外食不毛地帯なんですよ。
1軒だけあった喫茶店も潰れたし。今あるのは温泉施設内にあるこれだけです。
いつかここでランチ?.jpg
走るまでもなかったが、やや早歩きに歩いて横断し、歩速を更に上げ、エレベーターを上がって目的地へ。
「あ、あの、さっき電話した・・・ゼェゼェゼェ」
最後のゼェゼェは演技です。相手も血の通った人間なので対応がやわらかくなるのですよ。群馬に住んだ頃からの顔見知りの女性係員が笑ってこっちを見てた。
難なく終わったが、この駆け込み演技はそう毎回は使えない。頻繁に演技してたら「いつも走ってますね」と気付かれるだろう。
本町交差点.jpg
本町交差点です。
この先にある居酒屋「つくし」まだお元気だろうか。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-09-08-1

ぐんまちゃん.jpg
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下馬将軍1.jpg
下馬将軍なんてお菓子がある。
前橋(厩橋)藩第4代藩主、酒井忠清(雅楽頭系)のことです。
気賀の住民を虐殺したように描かれた人(右後方、左衛門尉家)とは大本は同じだが別系統です。
下馬将軍の祖.jpg
下馬将軍2.jpg

海は広いな.jpg
前橋駅前にあるレリーフは前橋市出身の作曲家、井上武士さんを讃えるもの。
童謡でもあり文部省唱歌でもある、海は広いな大きいな~ですよ。作詞の林柳波さんも沼田市出身です。
井上武士さんは他にも、こいのぼり、お月さま、汽車ぽっぽ、ぞうさん、チューリップ。。。

またこんな幟があるのか。
またこれかい.jpg
前橋駅2.jpg
もう夏は過ぎているのに。

玄関口1.jpg
上州玄関口へ戻ります。ここからバスで支店へ。
バス車内.jpg
そこには陰の部下、草の者6号が待っていた。
さほど難しい内容の打ち合わせでもないのに、ひとつひとつ説明する毎に6号の声が「ヒェ~」のように裏返った。
「無理そうなら・・・私と分担してやるか」
「いえ・・・」
「どうした?」
しばしの沈黙の後、
「やりますっ!!」
後でジャン妻は「あの子(6号)もそうだけど、草の者たちはアナタに仕事ができないって思われるのがイヤなのでは?」と言っていた。
6号との打ち合わせは支店の奥にある事務室と控室(休憩室)を兼ねた小部屋で行ったのですが、私は最初はドアを開けっ放しにしていたんです。
そしたら別の社員が大事な打ち合わせだから開けっ放しじゃマズかろうと、ヘンに気を遣ってドアを閉めたんですよ。
私はドアを開けて、まだ廊下にいた社員たちに、
「開けといていい。俺は独身女性と打ち合わせする時はドアを開けっ放しにしてるんだよ」
そしたら爆笑された。
何故笑うんだ?
「大丈夫ですよ~」
何が大丈夫ってか。
俺が安全パイか。何だと思ってやがるんだ。
帰る.jpg
別の現場へ向かう6号に高崎駅まで送って貰った。
15時台なので泊まるには早過ぎた。この時は日帰りで帰京した。
その数日後、たいしたボリュームではないのだが、群馬行のネタをGETしたのです。
1泊するほどの仕事量でなくても、18時に都内でUpして、高崎に前泊して翌日廻る、でも出張扱いにならないから私費で泊まりゃぁいいんだと思い直した。(続く)
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予告編 紀尾井さんへ [ご挨拶]

紀尾井1.jpg
行ってきましたよ~。
「行ったことあります?」
「マークしてあります」
という会話の遣り取りがあったのです。
そう言ったからには私のモットーたる有言半行で。言ったことの半分は実行するの意です。
不言実行って不言不実行になり易いからね。
看板1.jpg
紀尾井さんのルーツである旨の記載もありました。
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静岡市内某所にある廃屋酒場で、スバらしく秀逸な料理を提供するこのお方のルーツは。。。
マスター.jpg
この城の落ち武者だったのです!!
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だけどこの城が滅んだのは戦国時代の黎明期前で、知らなくても日常に支障はないです。
私も紀尾井さんのルーツでなけりゃ来なかったかも。
まだ資料の裏付けが取れないので本編Upはまだ先になります。
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PONPON [グルメ]

長年私とソリ合わない総務の女王が、新期に加わった現場社員の産休育休面談に出向くことになり、既にそこに出向いている私に聞くには、
「駅の近くに喫茶店とかなかったですか?」
自分で調べろよって思った。
私は喫茶店なんぞに行かない人種なのを知らないのかコイツは。
それに今の時代に質問が旧過ぎる。喫茶店というものが絶滅しかけているのに。
「喫茶店?なかったな。そんな場所じゃない。駅ビルん中にMACとサイゼリヤぐらいしかなかったぞ」
「そうですか・・・」
「今の時代、駅Cafeもコンビニのイートインに押されてるからな。昔ながらの喫茶店なんてそうそうないよ」
その後どうなったか、どこで面談したかは知らない。私もそれきり忘れた。でも聞かれた時にフッと渋川の純喫茶ルナを思い出したものである。
あれ以来私は喫茶店も駅Cafeも行っていない。ああいう純喫茶は旧い商店街にしか生き残っていないと思う。再開発されたら消えうせる運命にあるのだ。
ところが普段よく行く公用場所近くに意外な喫茶店を発見し、他に選択肢が無いので入るハメになってしまった。磯子区役所の近くです。
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磯子駅前はあまりソソる店が散見されないな。
暗そうな蕎麦屋が2軒、旧い2階建ての複合テナントの2階にこれまた暗そうな居酒屋や中華が仕方な~く営ってたり。というか、営ってるのか営ってないのかワカラン。商売っ気が感じられない。
味噌ラーメン専門店「味の時計台」にもソソらなかったので。
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PONPON?
ぽんぽん?タヌキか。
喫茶店か。角地にあった店で外から見るとこれまた暗そうな感じで少し躊躇したが、そこそこフードメニューが揃ってそうだし、他に探してる余裕もなく、エイヤっと決断して入店した。
品のいお婆さん(というか年配の女性)2人で営っていた。
「これから混みますのでお一人様席でお願いできますか」
「いいよ。だけど・・・」
・・・やっぱ言うの止~めた。何を言いたかったかというと4人テーブル席には「禁煙席」の札があるが、お一人様席にはその札がなかったのだ。
昔からある喫茶店で分煙化は難しいのは私も理解できる。喫煙OKなのかNGなのかよくわからないまま、灰皿も置いてない1人様席に座った。
先客はおひとり客が2人。2人ともお婆さんで日替わり?弁当(お重に入ったタイプ)を品よく平らげていた。生姜焼のような肉が入ってたぞ。年寄りは肉を喰らった方がいいんだ。
メニューを見たら、生姜焼が弁当(重箱タイプ)とライス(別皿)とあったので、
「生姜焼き・・・ライス・・・」
「ライスの方ですね」
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弁当でなくお皿にしたのは、重箱はご飯が摘まみ難いんですよ。
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写真は暗いですが、年季が入っているが二方の大きな窓から入る光で意外に明るいです。
2面の壁沿いにビニール製のソファが並んでいる。私が座ったソファの壁に大きな鏡が店内を広く見せている。スナックを思わせる。
店内をさり気無く飾るアクセサリーも何処か洒落ている。でもガチャガチャしていない。
外から見た暗いイメージを払拭した。
メニューはこんなアイテム。意外と多いです。
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トントン鳴る音はママが野菜を刻む音か。
そのうち厨房からジュウジュウ音がして生姜の香りがしてきた。
厨房からここまで生姜の香りがするってことは、どんだけ大量の生姜を使ってるんだい。
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全体の並んだ写真を撮り忘れましたが。ブ厚い4枚の生姜焼肉の上に目玉焼きが載っている。ジュウジュウ音を立てている。
「熱いのでお気を付けください」
確かに熱そうだ。肉は後回しにして添えてあるキャベツの千切りにとりかかる。肉を除けたら半生野菜というか、鉄板の熱さと、焼かれた生姜焼肉(豚肉)の熱さにサンドされて蒸し焼き状態になっていた。
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肉も野菜も生姜の主張が強い。汗が出て来た。
ライスに添えられてるものは刺身蒟蒻です。これはさすがにどこからか仕入れたものを添えたんだろうけど。肝心なメインは手作り感満載だった。
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コーヒーは中生ジョッキで出された。先に持って来て貰って正解だった。喉が渇いてたのもあるけど、この量だと食後に飲んだら腹いっぱいで飲み切れないだろう。
後から3人客が入店されてこれまた婆さんと爺さん2人。告別式の帰りのようで。
「生ビール」
「生はございません。瓶になります」
その3人客、ナポリタン、オムナポリ、焼きそば風、3人別々だったが、殆ど3つ同時に出されましたね。
でも喫茶店でビールなんぞをオーダーするぐらいだから、如何に磯子駅前に選択肢が少ないということですよ。
意外に美味しかったが、店も客層もALL年寄りばかりで私がいちばん若かった。で、その彼らが喰らっていたナポリが気になったので再訪したのですよ。だが11時ちょい前だったので、ランチタイムの準備ができていなかった。
「少し早いが食事できる?」
フロアに気の強そうなオバさんが出てきて、切り口上でこう言ったものだよ。
「ええっと、まだランチの準備ができておりませんので、こちらでしたら」
と示されたメニューがこれで、モーニング中心で「スパぐらいならできますよ」程度のアイテム数だった。
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「じゃぁナポリとアイスコーヒー。大盛りで」
「大盛りですね。アイスコーヒーは先にお持ちしますか?」
この「先にお持ちしますか?」が何故かハナについた。何故だろ。早く店から出されそうな気がしたのは、このすぐ後に、店に長年来ているだろうオバさんがフラッと入って来て「後でお友達とまた来るわね~」「はぁいお待ちしています~」
要は私と接客TALKのイントネーションが違ってたんですよ。これは私に対してだけでなく、後から来た会社員2人連れに対してもそうだった。その2人は営業か採用担当の方らしく、スパゲティの焼きそば風とコーヒーをオーダー、店のテーブル上に資料を並べて打ち合わせを始めたのだが、自然とコーヒーは食後になる。店に居座るのが長くなる。そちらに対しても何となくぞんざいな空気なんですよ。この店はどうも常連さんと一見さんに対して差があるようだね。
先にコトッと置かれたのがこれ。
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コトッと置かれた粉チーズの量の少なさ。
この頃私は昨日Upした西新宿のスパ専門店「くぼやん」通いが続いていて、そこでは毎回大盛り、粉チーズかけ放題だったので、ケチだなぁこの店と思ってしまった。
おのずとくぼやんとこの店のナポリ比較になってしまったのだが。
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熱々です。最初のひとくちで湯気がモワ~ッ!!
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スパも具も多かった。何グラムあるだろ。食べてるというよりナポリと格闘している感じだった。
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かなりキツかった。トマトソースがベットベトです。ベチャベチャと多い訳ですよ。
やっぱり粉チーズ足りないよ。スパのボリュームに対して1/20ぐらいしかないじゃんか。かけ放題のくぼやんと比べたら。
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空いた皿とグラスはサッサと下げられ、早く追い出したい空気を感じたのとこっちも急いでたので店を
出ました。
どうも常連さんと一見さんとの接客の差がアリアリなのでそれきり今日まで行ってませんが、磯子区への公用は続くので、他に選択肢が無けりゃ行くと思う。
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くぼやん [グルメ]

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西新宿へ月に2回ほど定期的に行きます。
新宿スクエアタワーというデカい高層ビルに公用があるのです。そこの〇〇省の出先機関で、社内で1ヶ月に発生した都内の変更事項を、月2回に分けてドサドサと持って行くのです。多い時は3回か4回行きますね。
その場所を舞台に過去にこんなショート記事を書いたことがあります。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-05-14-7
昔の私の記事は今ほど大きくなかったのです。

これまで西新宿へ夕方に出向いて、そのまま新宿駅から湘南新宿ラインで直帰しちゃうパターンが多く、昼に出向いてそこらでランチしたことがあまりない。
昼時、成子坂は人がたくさん歩いている。デカいビル企業に勤めるビジネスマンやOLが多い。
これは昼どきに成子坂で飢狼のようにエサ場を探すひとたちです。
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西新宿という土地柄か外国人さんも多いね。私はあまり外国人に偏見を持たないようにしているのですが、成子坂の歩道は狭いので「ちょっとそこにタムロってないで退いてくれないかなぁ」と思う時はありますよ。
そういえばこの店は何処へいっちゃったんだろ。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-01-21-1
このクラスの店で何で並ぶんだろ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-03-22
結局、働いてる人の数ほど飲食店が無いんだと思う。
間口の狭い店が多く、店頭でテイクアウトを販売してたりするし。

(西新宿駅前のデカい総合病院にジャン妻の実父が入院していたことある。
夏休みでドクター不在で、ロクに治療もせず個室に放置され、バカ高い金額を支払わされた。
それ以来私もジャン妻もジャン妻実父もこの大病院が不信です。)
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西新宿界隈を知って数年になりますが。さるBlogでこの店を知った。
ジョナサンの地下入口にこんな謳い文句がある。
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「ナポリタンが美味い!」
自分で言うか?ちょっとアヤしい。
がっつり系スパゲティということはお洒落じゃなさそうなので下りてみたんですよ。地下にある店は何だかソソらないからね。その方のBlogを見なかったら入らなかったと思う。
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薄暗い不気味な地下に幾つか店があるのですが、その店は全然オシャレじゃなかった。カウンター12席しかない狭い店。
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ガラスに6種類のスパゲティ写真がベタベタ貼ってありますが、店内の明かりが写真の裏から光って逆光になりちっとも美味しそうに見えない。どのスパゲティ写真も味が濃そうに見える。実際濃い味つけでしたが。
ナポリタン。。。昭和の優しい味
醤油。。。焦がし醤油で香ばしく
明太子。。。枝豆との相性絶妙
枝豆??
ミートソース。。。デミグラスソースで深い味
カルボナーラ。。。ソースたっぷり濃厚
塩。。。さっぱり
他、ニンニクナポリタン、ニンニクしょう油、塩ニンニクがあって、サイズはデフォで300g、大盛りはプラス150円で450g、特盛はプラス250円で600g。。。
トッピングは半熟たまご100円、焦がしニンニク50円。
私は営業ではないけど、人と会う業務でもあるのでニンニクはちょっと。。。
券売機でこの店のウリ、ナポリの大盛りを購入。
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待合椅子もある。ランチ時は混むんだろうね。
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客層はオッさんが多いです。OLもいますが殆どオヤジの店ですね。
ドリンクセットがないから回転は早いようです。
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味も素っ気もない店内です。
テレビがあるけど音が出てなかったりする。特定の位置からしか見えない。
カウンター右奥に厨房があり、恰幅のいい大将が時折炎に包まれながら汗だくで調理している。
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美味しいです。太くてネットリした麺。細いうどんか。パスタを期待するといい意味で裏切られます。
パスタやスパゲテッィとも別のような。
具はピーマン、タマネギ、ベーコン、そしてシメジ!!
苦手な具は抜いてくれます。
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粉チーズは大量にあります。
掟破りの2回かけをしてしまいました。
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美味しいです。味も濃厚。クルクルクル巻いてパクッと食べる。
多少は脂っこいのもどこ吹く風で450g完食!!
昭和の優しい味と謳っていましたが優しくはなかったですね。懐かしくも力強い味だった。
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美味しかったので他のも食べてみようと再訪、ミートソース。
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昭和の頃、明太子やカルボナーラなんてのは無かった。ナポリとミートだけだった。
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ミートはナポリと違って具を炒めない。だから炎が上がらない。
茹でた麺・・・どう見てもスパゲティでなはく麺としか言いようがないです。をサッと炒めて、それにソースをドロドロかけてるのが見えた。
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これもフツーに濃い味。
家でジャン妻が作るとスパが足りなかったりミートが足りなかったりして哀しい終盤になることがあるが、全くそんなことはない適度な量。
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地上に戻るところ。
11時OPENは助かります。喰い終わってからでも公用先に間に合うし。
TVを見上げる2.jpg
今日は空いてる1.jpg
そして3度目の訪問は明太子いきました。この日は何故か空いていた。大将と品のいいオバさん。奥様かな。
大将が一服してTV見ているところ。
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それまでの2回は若くて美人のバイト嬢がいて、手が空いてる時はバイト嬢の人生相談にのってあげたりしているんですよ。客から見たら私語だけど。
小耳に挟んじゃったんだけど、西新宿という土地柄か、外人さんと何かあったらしく、
「日本に来たら日本のルールに従わないとさぁ」(バイト嬢)
「それは住んでるんじゃなくて、観光で来てたんじゃない?」(大将)
「ああ、それでかぁ」
やんわりと諭してました。大将の外見はゴツいけど物言いはソフトだった。
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塩味です。麺の頂上に干し海老が少し載っていた。
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ナポリとミートは粉チーズを全面にブチ撒けるのですが、これは半分だけにした。
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具に枝豆が混ざってるんですよ。塩味だから枝豆は合うことは合いますが、ビールが飲みたくなってきたね。
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ビール飲みたいな。でもビール飲んだら450gはキツいかも知れない。
ドリンクを見たらアイスコーヒーと缶ビールくらい。せめてコーラぐらいあってもいいと思うけど、そういえば誰もドリンクオーダーしてませんね。だから客回転が早いのだが、食後にコーヒーなんて店じゃないです。
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家でジャン妻が作ると(ミートと同じことを言いますが)スパが足りなかったり、明太子が足りなかったりして哀しい結果になることがあるが、全くそんなことのない適度な量。
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デフォで300gだとちょっと物足りないかも知れない。
これまでの3種類(ナポリ、ミート、明太子)は450gで普通にイケましたね。
次は醬油です。
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これは美味しいけどスパゲティという感じがしなかったな~。
太い醬油焼きそばか、街角中華にある焼肉定食のような甘しょっぱいタレで炒めててあったのです。ご飯が欲しくなった。
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写真だとベーコンですが、店で見た時は豚バラ肉だったような。
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最後に塩、これがいちばん気に入りました。スパゲティというより具の少ない塩焼きそばです。だから気に行ったのかも。
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クリーム系のカルボナーラは苦手なのでパスしましたが。
昔ながらと謳いながら力強い味のナポリ、ミート。
枝豆と組み合わせた意外性の明太子。
ご飯が欲しくなる焼肉系のタレ、醬油。
塩焼きそば系の塩。
クラシックな味をベースにしたクオリティの高さ。全て美味しいです。ハマりました。一部のメニューはキワものスパともいえなくもないが。基本は完成された逸品でスバらしい。
「全部具無し、麺だけ」でもいいかも。それなら特盛いけるかな。
味も素っ気も無い店内ですが。西新宿の公用が毎回楽しみ。MIMIZUさんどーもです。
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丸大ホール [居酒屋]

誰かが浮かべば誰かが沈むのは世の習いだが、私の手の届かないところで大きな社内政変があって、その余波がジャン妻の部署に及び、ジャン妻の上司、ジャン妻、新任の〇長(ジャン妻との2頭体制になった)3人で大衆酒場で飲み&打ち合わせをするそうで「軽く飲んで来るから・・・」とメールが来たのだよ。
急だな。どうせ家の冷蔵庫の中には、ロクな食材が無いから構わないけどさ。
例によって私は外を回っていて、この日は鎌倉市~茅ヶ崎市(大龍という店を取材に行ったのだが、定刻になっても店が開かなかった)~海老名市~八王子市~立川市と民族大移動、役場が閉庁した17:00にまだ世田谷区の窓口にいて、そこでUpしようとしたら草の者(※)1号から連絡を受けて、打ち合わせに向かった。
(※草の者とは?
今は別ステージに去った伊東甲子太郎が私に残してくれた職制で、1号~現在10号までいる私の陰の部下。ALL女性です。
私と連中とは部署が違うのだが、ある業務だけ部署を飛び超え、直接指示してOKになっている。)
1号と打ち合わせを済ませた後、小田急線とJR南武線がクロスする登戸駅から南武線に乗ってゴトゴト帰る途中、何処で夕食&晩酌にするか考え考え、上大岡の焼き鳥の気分じゃなかったので(あそこは意外と高くつくので)南武線で終点の川崎駅で下車、となると。。。(前置きが長ぇな。)
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大衆酒場&大衆食堂。
朝昼は時々食事だけしに来るのですが、夜に飲みに来たのは久々です。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-08以来だからほぼ1年ぶりか。
店内はいつもの喧噪状態でワイワイガヤガヤ。ほぼ全席を会社員が埋め尽くしていた。奥の小上がり(座敷)も埋まってました。女性客は1人しかいなかった。
辛うじて6人テーブル席の1席に座れた。
フロアにオバちゃんが3人いいた。オバちゃんが紙の伝票持って「いらっしゃい」
「生ビール」
「ハイちゅうなま!!」
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「焼きそばと、カレーの具」
「具ね。ハイやきそばとカレーの・・・」
・・・具、は言わないで厨房にトコトコ歩いてって「これ、具ね」と伝えたのがわかった。前にオムレツを頼んだら間違ってオムライスが出てきたことがあって難儀したからね。
「カレー」なんて叫ばれて、間違ってカレーライスが出てきたら・・・
ちゃんと具だけで来ました。
昭和の香りがする甘口のカレーだよ。
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ご飯は無いです。具だけ。それでも福神漬がたくさん付いてきた。
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昔はキーマ、グリーン、インド、そういうカレールゥは無かった。グリコワンタッチカレーで育った私がこのトシになってカレーを肴に酒を飲むようになるとは。
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隣には4人のグループ客がいます。
この店を知っている上司さんが社の若手3人を連れて来た光景がアリアリ。それがわかったのは、上司さんがこの店の料理はどうこう、朝から昼から飲める云々、知ったかぶり?をしていたから。
あまり他のお客さんのことをどうこう言うのはよくないですが、相席だから耳に入っちゃうんですよ。
私の左隣にいる若手さんは私のカオを見て椅子を左に寄せて、私との隙間を思いっきり空けたんです。避けられた感がある。
私の前の席も空いてたが、WCに行ってたようで、その方、戻ってきたら自分の前に私がいるのでギョッとした顔をされた。
皿の上の残りを急いで平らげ、すぐお会計して出てっちゃった。
どうも私はひとりでテーブル席にいると周囲に避けられる。カウンター席が無い店だから余計に気を遣うよ。
前方の視界が開けたらいろいろ見えてオモシロい。
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焼きそばも来た~。
おっそろしくクラシックで品の無いソース味。←(悪い意味ではなくいい意味でね。)高崎あら町のBAR、克で出される焼きそばとは雲泥の差である。(最近思ったのだが、あの焼きそばは上品なのでスパゲティに近いと思う。)
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日本酒に移行。
「大関ぬる燗」
「燗でいいのね」
「うん」
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フロアに若いねぇさんが加わり4人体制になった。
その若いねぇさん、塗る燗待ちの私を目ざとく見つけて、
「何か飲まれますか?」
私はわざとこう言った。
「今、大関のぬる燗をお願いしてあるのだが・・・」
・・・まだ来ないんだよね~みたいな遣り取りが私のぬる燗を受けたオバちゃんに伝わり、催促されたと思ってプチッときたらしい。
若いねぇさんに向かって「ぬる燗、今やってっから」
若い子への対抗意識がモロ出しですな。
「ぬる燗、今、やって貰ってるから」と言えばよかったんだけどね。
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このぬる燗、思いっきりぬるかった。
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オムレツ、細かく刻んだハム、細かく刻んだナルト、トロけるチーズも。
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ひとりで飲んでるのは私だけのようだな。
前にいたお客が出てったので視界が益々開けた。これより数分前に3人客が「無理」お断りされてたばかりなのに。
イヤラしいけど周囲が益々見えてきた。この店のオバちゃんは料理を残すと一過言あるのです。私は残さないけど、お隣で、
「これもう要らないの?」
「うん。下げてくれる?」
「あったかいうちに食べないからだよ」
物言いつけてましたね。話に夢中になってないで熱いうちに食べなきゃと。それは肉豆腐の残った肉だったと思います。冷めて油が固まっちゃったのです。
それ見て肉豆腐注文するの止めてモツ煮にした。
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モツ煮は何となくかけそばの汁の香りがした。
でも鼻を近づけると、モツの香り(獣の香?内臓?)がちゃんとするんです。
これはもしかして和風の出汁を使ってるのではないか。
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熱燗2本め。ちょっと熱くして貰った。
「さっき、ぬるかったでしょ?」
「うん、ちょっとね」
ちょっとじゃなかったけどね。これもさっきの若い子へのライバル意識の表れか。持ってきた熱燗は手で触ったら熱々で持てなかった。

どうしてもお隣の会話が耳に入ってしまうのです。
締めに何を食べるか若い者に決めさせてる。
他所様が締めに何を食べようが大きなお世話というものだが気になった。「オムライスにしなよ~」って言ってやりたかったが止めた。
そしたら締めは梅茶漬けだった。この店のお茶漬けは梅しかないようです。次に聞こえてきたのが、「自分、梅干し食べないんですよ・・・」
だったら梅茶漬けなんぞ頼まなきゃいいのにさ。聞いててアホらしくなったのでそこから先は自分の酒肴に集中してグイグイ飲んだ。
そして自分の締めをどーするかで閃いたのが、上大岡でよくやるプチぶっかけをこの店でもやってやろうと。
「半ライス少なめでくれる?」
「ご飯だけでいいの?」
「これをぶっかけて食べるの」
「ああ、そう。少なめでいいの?」
「うん」
オバちゃん同士で、何?半ライス?何するんだって?ああ、残り汁をかけて食べるんだ。そこだけ聞える。店がどんなにうるさくても聞える。
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何処が半分なんだよこれ!!
どう見ても定食のご飯に近い量ではないか。この辺りがこの店のオバちゃんのお節介というか。
「多くないかい?」
「大丈夫大丈夫。男だったらこれぐらい平気平気」
私はモツ煮の汁をぶっかけるうえで、ご飯とのバランスを言ったんだけど。そう言われたら引けないよな。
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汁よりご飯の量が多いので、吉野家でいうつゆ抜きに近いぞ。
腹が膨れてきた。
「大丈夫?冷たい麦茶持ってこようか?」
男だったらこれぐらい平気ってハッパかけといて「大丈夫?」も何もないもんだ。麦茶持ってきてくれた。
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計算は暗算で早いの。電卓なんか使わない。
「計算早いね」
「アハハハ(笑)お値段に1の位の数字が無いからよ」
商売上手で数字に関わるのがボケない秘訣だろうな。
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私は2本で止めて真っ直ぐ帰宅したのだが。
23時半過ぎてもジャン妻が戻って来ない。22時の電車に乗りますとメールが来たのだが。
「何処にいるの?」
「大船まで行ってしまって・・・」
寝過ごしたらしい。24時前に戻って来た。
「寝過ごしたってか。バカめ」
「気付いたら、あれ?って」
「何処で飲んだん?」
「桝本って店」
舛本?あの細長いテーブルで高い椅子の店か。
ありゃ大衆酒場じゃないか。ジャン妻は大衆酒場が嫌いで、丸大ホールも「落ち着かない」と言ってイマイチ合わなかったのです。
それが舛本とは珍しいな。
「うるさい店でさぁ。二合徳利がないの。一合と三合だけ。2人ともよく飲むからさぁ」
人のせいにしていた。
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大船スライドショー [居酒屋]

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刺身の盛り合わせなんてあったかこの店?」
「河岸は関係ないわよねぇ」(ジャン妻)
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この文鎮を見ると納涼祭を思い出すよ。
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大船駅に着いたら「2名は入れます?」と必ず電話します。
今日応対してくれたのは、トテモ明るく丁寧なTALKの女性だった。
誰だろう?生とおとおしを持って来てくれたのは初めて見る女性だった。
「アナタさっき私の電話に出た?」
「ハイ私です」
「トテモ感じのいい応対でしたよ」
「笑」
「まるでこの店らしからぬ。。。」
「笑笑」
この店、個人商店なのか株式なのか、有限なのかわからないが、姉妹店も含めて意外と従業員数が多いのかも知れない。
名物マスターが長いこと不在(療養中)です。
その間、暖簾を守ろうと頑張るスタッフたち。
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カレー煮込み!!
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名物!!サーロイン串焼き!!
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焼いたスパムを出してくれた。港区のHARUに比べるとやわらかめ。
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定番のポテサラ!!
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沖縄料理の。。。何だっけこれ?ラフテーだったかなぁ。
ゴーヤチャンプルとか、煮込みとか、誰か沖縄出身のスタッフがいるのかこの店?
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本日の懐メロは。。。

Want you 俺の肩を 抱きしめてくれ
生き急いだ男の
夢を憐れんで
人生はゲーム
誰も自分を愛しているだけの悲しいゲームさ
スローなブギにしてくれ 南佳孝 1981年

あなたの夢を諦めないで
熱く生きる瞳が好きだわ
負けないように悔やまぬように
あなたらしく輝いてね
夢を諦めないで 岡村孝子 1987年

ああ、私のハートはストップモーション
あなたに出逢ったまぶしさに
ああ、私のハートはストップモーション
通り過ぎるなんてできないわ
私のハートはストップモーション 桑江知子 1979年

ねぇ この世に生まれて 最初の朝に何が見えたの?
今 その輝きであなただけを見つめている
瞳が微笑むから 今井美樹 1989年
1989年がもう懐メロの分野に入るのか。
今井美樹さんは布袋さんと一緒になってから曲がエキセントリックになった気がするなぁ。個人的な感想ですが。

海岸で若い2人が恋をする物語
目を閉じて胸を開いて裸で踊るジルバ
恋は南の島へ翔んだ
眩いばかり珊瑚礁
チャコの海岸物語 サザンオールスターズ 1982年

ラブ・レター・フローム カナダ
もしもあなたが一緒にいたら
どんなに楽しい旅でしょう
カナダからの手紙 平尾昌晃 畑中葉子 1978年

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お会計は人差し指1本!!!
アッヤしいけど信用できます。コースと思えばいいのだ。
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プロとアマ 焼き鳥談義 [居酒屋]

この店へ、納涼祭で自分で焼き鳥を焼いた写真を見せびらかしに行きました。
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写真は2回分で会話も2回分です。
納涼祭で自分で焼いてから、しばらく焼き鳥に食指が湧かなかった。
あの真っ白い3600本の冷凍鶏肉を思い出すと。うっぷ。。。
この店で焼いてる人たちは他の店でも焼き鳥を食べるのかな。
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今日はタレばっかりです。
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「今日は珍しくタレですね」(Kさん)
「納涼祭以来しばらく焼き鳥はいいや。特に塩は見たくなかったのよ」
「あ、そういえば焼かれたんですよね。お電話いただいたし。焼き鳥焼いてるってお電話いただいた時、〇〇さん(私のこと)ってカワイイ人だなって思いました」
カワイイかどうかはさておき、私が焼き鳥を焼いてる写真を見せたらちょっとした歓声が上がったよ。
似合ってるねぇ、普段焼いてる人みたいですねぇ、プロの職人さんみたいですねぇ、そう言われて悪い気がするわけがない。私はあくまでカウンターのこっち側だが、この時期だけでも同じサイドに立ったという意味でお互いに親近感が増した。

今日は板前のTさんが休みで、ナメロウは童顔のD君がたたいた。
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「何本焼いたんですか?」
「3600本。2日で」
「さんぜんろっぴゃくほん!!」
「ひとりで焼いたんですか?」
「5人で。1箱に50本あってそれが36箱あった。1日に1800本を2日だから3600本・・・」
この店はいつも生の肉を焼いているので、冷凍肉を焼いたことないそうです。
どこの肉か聞かれたので、スチーム社っていうところから購入した冷凍肉だったことを話したら、ジュニアが言うには、キャンプやBBQ用の肉で普通に焼ける肉だという。
まぁその時だけのイベントで素人が焼く訳だからね。
「使った肉は、事前に軽く茹でてあるか、蒸してあるんじゃないかなぁ。そういう肉を冷凍してあったですよ。それを自然解凍させながら焼いたんだけどずーっと焼きっ放しでしたね」
「何時間くらい?」
「3時からだから、5時間かな」
「ずーっと焼きっ放しですか?」
「焼きっ放しですよ。開けたら解凍しちゃうので、全て焼き切るしかなかった。」
注文受けて焼く訳じゃないからね。
「何人くらいお客さん来たんですか?」
「ちょっとわからないな。見たら待ち行列が並んで、早く焼けないかってこっちを見てるんだもん。でも生焼けはマズイからよ~く焼きましたよ。そろそろいいかなぁって思っても、いや、もう少し待ってって。そこでもう1回焼くの」
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「原価幾らですか?幾らで売ったんですか?」
そういう質問も出るよね。
「1本当たり29円で、3本で200円で売ったから・・・」
この店よりは安いね。そこだけ見ればいい商売だったと思う。
「翌日はどっかの業務スーパーから追加で入れたけどね」
「それも冷凍?」
「冷凍。〇国産だと思うな」
国内産じゃなかったのです。
生肉しか取り扱わないのはこの店の拘りだが、そういう冷凍肉をよ~く焼いて出す店も当然ある訳でそれは否定しないが、私が思うに焼き鳥や串焼き専門店以外の普通の居酒屋さんで、焼くのに時間がかかる店はまず冷凍肉でしょう。
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マスターやジュニアは焼きながら火加減を見て串を移し替えたりしてる。火の強い場所と弱い場所を設けているわけです。
これまではそういうオペレーションに興味なかったが、自分で焼いてからは見るようになった。
「そうやって移し替えたりするんですね」
「そう。火加減を見てね」
焼く本数が多過ぎて、常に焼き場が焼き鳥で埋め尽くされてたのでそういう余裕はなかったな。
お店は注文を受けてから焼くわけですが、俺らは一度に並べて一度に焼き上げる大量生産で捌いていたから、常時焼き鳥がズラ~っと並んでたからね。
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種類を聞かれたので「もも肉とネギマの2種類だけ」
出るバランスが最後までバラついたことも話した
「その時々によってもも肉が足りなかったり、ネギマが足りなくなったり」
「塩ですか?タレですか?」
「全部塩。前はタレもやってたらしいけど。塩はこうやって(手首を振りながら右から左へ動かす)バ~ッと振っちゃうんですよ。この店みたいに先端の肉を塩強めにして、手前に向かって薄く撒くなんて芸当はできなかった」
「どれだけのスペースで焼いたの?」
「3尺が2本と2尺が1本で計8尺だから・・・240cmぐらい」
この店は2尺が2本だと思う。60cm×2=120cmですね。
「そこを5人並んで立ちっ放しで焼いたら腰が・・・」
「こうやって(前傾姿勢)焼くと腰に来るんですよ。自分らはこうやって(背筋を伸ばす)焼いてるから」
僅か2日間とはいえ串焼きを焼くのが如何にタイヘンなのか多少わかった気はするが、河より低いBARで聞いた話だと「焼くのもタイヘンだけど、串に刺す仕込みの方がタイヘンですよ・・・」

後半になって、やっと塩が食べたくなったので。
あの時焼かなかったレバを。
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「何で焼いたの?」(マスター)
「何というか。自然にそうなっちゃったというか。気が付いたら焼かされてました」
「写真見ると炭で焼いてるね」
何で焼いたの?ってのはそういう意味ね。
「別の場所で炭火を起こして移すんです。移してからの火加減が難しくて、砕く前に燃え上がったら一瞬でコゲたり燻されて黒くなったりするし」
「失敗もした?」
「しました。2本ある文鎮の手前の隙間から火が燃え上がって、手前の串が焼け焦げて折れちゃったり。肉そのものが焦げちゃったり。多少の焦げはハサミでチョンチョン切っちゃうんだけど。ああこれはちょっと出せないなってのは賄にまわして・・・」
風向きによって煙に巻き込まれ、煙が引いたら燻されて黒くなてったり。
盆踊りの曲の合間に集中力がフッと途切れて、気付いたら焦げてたり。
「ネギって、完全冷凍したのを焼くとどうなるの?」
「焼けるには焼けるんですが、水分が多かったりすると、溶けて落ちちゃったりして」
「そういう失敗した串はどうしたの?」
「自分らで食べましたよ」
「どうだった?自分で焼いた焼き鳥は美味かった?(笑)」
「美味しかったですよ。暑いから塩っ気は強めだったかな。で、後ろにあるクーラーボックスにある缶の発泡酒をグビ~って飲るの」
自分で焼いた焼き鳥と、うちの焼き鳥とどっちが美味しいかなんて聞かれたら何て答えたか。
その時は自分で焼いた方が美味かった筈。
山のようなこのネタを見てると、あの夏の夜を思い出してしまう。
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豚ひき肉のそぼろサラダ。美味しいよ。
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マスターはヨットの上(海の上)や海外でも焼いたそうです。それと、何処かの納涼祭で協力を要請されたことがあるとか。
でも扱う肉に拘りがあるので、「だったらウチで使っている肉なら」と持ちかけたら、金額の問題が発生せざるを得ず、話は流れたそうである。
「自分にも拘りがあるし、こちらの値段でって言ったらちょっとってなって・・・」
でも最近、地元上大岡のお祭りで、屋台出して昼間から焼いたらしいね。
「来れば焼いて貰ったのに~」
いやいやそういう訳にはいかないですよ。
店だと空調が効いてるし、煙を吸い上げるダクトもあるけど。野外だから暑いし。蒸すし。煙まみれ煤まみれ。ちょっと勝手が違った感はあるようで。

焼いてるところを撮らせていただいた。
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初めて気付いた。文鎮が4本あるんです。焼く側から見て手前に2本、奥(カウンター席側)に2本、五線譜ならぬ4線譜になっていた。

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この日はナメロウは食べなかった。秋刀魚を刺身で食べて、残った骨は揚げて、キスの天ぷらに添えて、もう1匹焼いた秋刀魚も食べた。
天ぷらが意外と美味しいです。
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「秋には秋刀魚を焼くんだそうです」「
「網で?」
「おそらく網で」
だけど秋刀魚は不良で値が読めない。どっかの外国漁船がゴッソリ持ってっちゃってるし。今年の秋に秋刀魚が獲れるだろうか。
「焼く前に伝授しますよ」
じゃぁ開催前に来なきゃ。
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店側は私を地元上大岡の住民と思っていたフシはある。
マスターに言われたもうひとこと。
「是非ウチでも。今貰ってる給料は払えないけど」
「まぁ定年したら。誰かのお休みの日とか・・・」とケムに撒きながらも案外本気になったりして。
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さらばぐみはん [ラーメン]

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ぐみはんに最後に行ったのは今年の4月上旬だった。
ジャン妻が休日出勤の日だった。
帰宅は早い予定だったので、夕飯も早いだろうと予想して軽めにした。モヤシラーメン。
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おっそろしくスープが少なかった。
最初は固麺だったが写真なんか撮ってたら伸び伸びになってきて、モヤシラーメンというよりはタレが多めのモヤシ炒めの様相を呈してきた。
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何だかイヤな予感がしたものです。メニューもスカスカでしたね。
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いや、その前の記事、http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-14で、ビリビリに破れた餃子が出された時も、何だか雑になったなぁと想ったかも。
このモヤシ炒めのようなモヤシラーメンが、ぐみはんとしては最後の訪問になったのです。

そして8月上旬、昨日も触れまましたが、迷走台風5号が九州方面へ逸れ、本州を横断する前に無事に開催された納涼祭の翌日(月)、私は有休取って後片付けを手伝い、一旦帰宅してシャワー浴びて着替えて、遅めのランチの糧を得ようと久々にぐみはんに繰り出したら営業してなくて貼り紙が貼ってあった。
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「新規開店のお知らせ。
汲沢飯店の名を引きつぎ、新汲沢飯店として八月中旬からオープンの予定です。
今迄どおりのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。」
新汲沢飯店?
イヤな予感がした。オーナーが変わったか。調理人も変わったか。

静岡の「紀尾井」に行く日、朝早く出る必要がないのにジャン妻が頑として「家で朝ごはん作りたくない、お外がいい」って言うモンだからさ~。
「ぐみはん行こうよ」
「営ってないかもよ」
リニューアルするって説明した。もしまだ営ってなかったら、
「あのボロい店(昨日の記事)ぐらいしかないよ」
「あそこはイヤ。周玉は?」
「周玉は駐車場が無いんだよな・・・」
新汲沢飯店へいきなりジャン妻を連れて行くのに、一抹、二抹、三抹以上、下手したら十抹ぐらいの不安がよぎったが、取り敢えず行ってみたのです。
県営団地の交差点を曲がってドラグストアを過ぎた辺りから、ぐみはんの店頭駐車場に幾台かくるまが停まっているのが見えた。営ってるらしい。
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なんじゃこりゃ?
福富楼?
中区の有名繁華街、福富町から流れてきたのだろうか。
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上から張り替えた看板は急ごしらえの感が否めない。ウチの会社も看板やサインをリニューアルする工事業者幾社と付き合いがありますが、仕上がりの良し悪しぐらいは私にだってわかる。ところどころが浮いているんです。
ロニューアルしたのは看板だけだろうか。名前からしてこりゃ本格的な中号料理店メニューになってしまったのではないか?
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扉を開いて空いた席に着座したら店内の内装はほぼそのままだった。TVの位置も含めて。
壁にベタベタ貼られたメニュー写真が無くなり、卓上にはランチメニューと、本格中華店によくあるアルバムタイプのグランドメニュー、いわゆる「菜譜」があったのです。
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厨房に男性が2人いてあっち(大陸系)の人らしい。大女将や息子さん?はいなかった。
フロアには旧ぐみはん時代からいる大ベテランのオバちゃんがいた。経営陣が変わっても、この店を知っている、お客の顔を知っている、お客も彼女を知っている、店のカオなので残ったんだと思う。
だがいつもと違う。今までと違う。表情が険しい。声も尖ってる。
お客の注文、厨房への伝達、運ぶ姿勢、態度、お会計、全てが険しい。何故だ?まだ慣れてないのか。
「ハ~イ、ちょっと待って~」「これはセットだよ。こっちが単品」「まだ出てないよこれからだよ」「これは何処?テーブル?お座敷?」「そこの扉開けといてくださ~い」
もともと声が大きい方で絶叫調だったが、今日はトーンがトンガっていた。
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後から来たお隣の男性2人が、座席を指定されずに手持無沙汰気に立っている。
私とジャン妻は2人テーブルをくっつけた4人テーブル席の半分に向かい合って座っている。隣が2席空いている。
私は隣の席を指して、
「どーぞ~」
「いいですか?」
「うん」
だが2人テーブル席をくっつけた4人テーブル席なので、メニュー、菜譜が1つしかない。メニューは2人テーブル席の境目に置いてあった。
甲高い声を上げているオバちゃんに、私らはランチ・メニューから無難そうなのをチョイスして注文した後、私はランチメニューと菜譜をお隣に渡した。「ハイどーぞ」って。
「ああすみません」と答えた彼らのオーダーは、意外にもランチメニューではなく菜譜から選んでた。麻婆何とかと固焼きそば。
そしたらオバちゃんが険しい声で、
「かた焼きそばは無いですよ」
「???」
「揚げそばのことですか?」
そうらしいが、そんなトンがったトークで言わなくてもよかろうに。前はそういう人じゃなかったモン。
菜譜が4人テーブルの真ん中に戻されたので菜譜を見たら、本格的な中華料理が点心やデザート含めて86種類もあったぞ。
そうか。オバちゃんも勝手が違って戸惑ってるんだな。これまでツーカーだった大女将や、殆ど戦力外だったけど大旦那、前の料理人たちが去り、現在の料理人とはまだ会話や意思疎通ができていないのでしょう。
旧ぐみはんはスカスカで空欄だらけのメニューだったのが、ランチメニューとグランドメニューが混在し、膨大に増えたグランドメニュー数86種類にも付いていけないのだろうな。
レジが店の入り口側に移動したのも要らぬ動線が加わった。前は厨房側にあったので、オーダーを厨房に通すのと、その場でお会計が出来たのである。
全てにおいて旧ぐみはんとは勝手が違っている。私もようやく店が変わってしまったのを認識した。おそらくこれまでのぐみはんファンたちもそう思っているのではないだろうか。
旧ぐみはんのカオだったオバちゃんにその気持ちを向けても、オバちゃんの声のトーン、店内のオペレーション、接客にも、店が変わってしまったことへの苛立ちが表れているので訴えようがあるまいて。
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ラーメンのルックスを見てガッカリ。
ぐみはん時代は、青物が載り、ナルト、メンマ、脂身は少ないけどチャーシュー、これぞ昭和街角中華のラーメンのルックスだったが、もやしがちょこっと、チャーシューは切れっ端、麺はダマダマでなんだこりゃである。本格中華メニューには力を入れ、セットメニューによくありがちな手を抜いてる感は否めないぞ。
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これは前のラーメンです。
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セットにすると手を抜くんですかね。
菜譜を見たら麺類は僅か10種類しかなく、もう地元に根付いていた街角中華ではなく、そこらによくある普通の中国料理店になってしまったのです。
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炒飯はまぁまぁ美味しかったよ。
日本人が炒める焼き飯ではなく、向こうの人が炒めたしっかりした味付けだった。

会計時、私は2人分を纏めて釣り銭の無い金額で支払ったら、気持ち、オバちゃんがホッとしたような表情をした。
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エンジンキー廻した私は吐き捨てた。
「オバちゃん感じ悪くなった!」
「・・・」
「麺がダマになってたし・・・」
「なってたね。もう行かない?」
「・・・ランチメニューにひとつ二つTRYしてから決める」
オバちゃん、もうぐみはんじゃないんだよ、受け入れなきゃ、キツくても勝手が違っても、そこで生きてく為には順応しないと。
形あるものはいつかは変わる。空きテナント、シャッター商店じゃないのが救いではある。でもそういう私自身があれから再訪していません。行っても麺類は頼まないだろうな。料理をオーダーするしかないな。
ぐみはんの遺構?は、駐車場の車止めとアスファルトにペイントされた文字のみ。
さらば、ぐみはん、であります。
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ぐみはんに異変が。。。 [ラーメン]

既にUp済みですが、8月納涼祭の後片付けの日は1日休んだのです。
ジャン妻は普通に出勤していないので、一旦帰宅してシャワーを浴びて着替えてから街角中華にランチに繰り出したら。。。
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ぐみはんが営っていなかった。
貼り紙が貼ってある。
「新規開店のお知らせ。
汲沢飯店の名を引きつぎ、新汲沢飯店として八月中旬からオープンの予定です。
今迄どおりのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。」
新汲沢飯店?
新横浜、新川崎、じゃあるまいしさ。新、なんて付ける必要あんのか。
「汲沢飯店の名を引き継ぎ・・・」とあるんだから、新、なんて付けずにそのまんまでいいじゃないか。
何かイヤな予感がしたものである。

近所のインドカレー屋さん、お寿司屋さんもクローズしてたので、諦めとヤケで長後街道沿いにある外装の壁紙がボロボロの店に入ってしまった。
長後街道沿い、県営汲沢団地入口交差点の麓です。
店の前、隣に数台停められる駐車場がある。割と広めに区画を切ってあります。

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これは夜の店写真ですが。ボロボロでしょう?
飲み屋と赤提灯は日中に見ると美しくなくて、夜になるとキレイに見えるが、この店は昼でも夜でもボロ、ハゲハゲです。
この地に長く営っています。店の前と裏手には立派な注文住宅が建っている。自分の家の隣にこんなボロ店があったら何かヤダな私は。家に帰って来たら隣にこんな暖簾が立っているんですよ。
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繁華街じゃないんだから、せめて外装を近隣の住宅に溶け込むようキレイにできないものかね。
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もっともボロなのは外見だけで店内は普通です。キレイじゃないが。少し暗いですね。
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でも不思議な店なのです。混むんですよ。
他に選択肢が無いのと、一応は店名が知られているので。メニューも子供から大人まで幅広くウケるように種類が多いです。
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味噌が多い。味噌中心にいろいろ。
私は味噌は滅多に食べない。味噌を食べたくなるのは1年に1度あるかどうか。でも朝から午前中の片付けで汗かいて、水分と塩分が足りなかったので、「味噌でもいいか」という気になってしまった。

この手の店にしては券売機がないのです。食券ではなく自席でオーダー。
メニューいろいろあるけど、多くてチョイスが困難ですな。まぁ期待しないでオードソックスに普通の白味噌、保険にバター1個載せて貰った。
接客嬢は元気がいい。甲高い丁寧口調だった。
喉が乾いたので、「生ビール」
さっき片付けで発泡酒をいただいたのですが。そしたら、
「本日はおくるまでご来店ではないですか?」
「いや、歩いてきたから大丈夫」
「すぐお持ち致しますっ」
(体育会系だなこりゃ。)

厨房はカウンターやフロアより一段低くなっていた。若い女性が1人で麺を茹で、スープを溶いて注いでましたね。
「何で今日はアタシひとりで営んなきゃなんないんだ」というオーラが出まくりでした。
接客嬢に対しても決して愛想はよくない。アンタも忙しいだろうけどこっちもタイヘンなんだから、そこんとこ見越して動いてよ、が見えます。
接客嬢はキビキビ、元気元気、明るく明るく、無駄無く無駄無く、キツそうだけど今日は頑張るワ、ポジティブなオーラ全開で、カウンターとBOXテーブル席をひたすら移動しまくってる。オーダー、運び、支払いを甲高い声で絶叫調、とうおう調理補助までやってた。

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先に生ビールが来た。
グビグビゴクゴウ。。。
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白味噌です。白くないけどね。
業務用のスープ、麺、具かな。麺が殆ど見えないからボリュームもないし、変りメニューや、何かとセットにしないと物足りないかも知れないです。
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半炒飯が来たところで、ピンポンを押して生ビール2杯目です。
そうなんです。カウンター上にファミレスにあるピンポンボタンがあって、それを押すと店内や厨房にまで響きます。
「は~い、只今伺います」と返すしかない。返事をしないのはよくないし、大きい声で「今伺います少しお待ちくださぁい」とでも言えば多少は稼げるし。
だから元気がいい訳か。
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だけどこれ、炒めてないですね。
中華鍋を振るう音がしなかったし。このスペースで厨房1名とフロア接客1名じゃぁ無理ですよ。
案の定、くっついちゃってるし。
ジャーで温めた香がした。そういうのってわかりますよ。
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「あのボロい店入ったの?」
ぐみはんが休業中なのを説明したうえで、
「入った。そこしかなかった」
「アタシ、前にいちど、ひとりで入って後悔したんだけど」
おそらく憮然としたに違いない。
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あまりクオリティが高いとは言えないが、だけど混むんです。不思議な店。
ではぐみはんはどうなっちゃったのだろうか。
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十九首と掛川古城 [隠れ郷土史]

滅多に行かない掛川市内の公用で寄り道したところ。
掛川城下を東西に走る県道沿い、市の中心部から少し西よりの住宅地に、十九首(ジュウクシュ)というアヤし気な地名がある。
閑静な住宅地で、突然細くなった県道の旧道と、区画整理したら道幅は広くなったが、直角に折れた新しい県道?に挟まれた三角定規のような一帯だった。区画整理の中途のようだった。
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十九首?
何だか禍々しい地名です。如何にも誰かとその従者、合わせて19人の首がどうかなったかのような場所?そういう印象を受けます。
実際そういう伝承がある場所です。この近くにあるお寺に平将門とその一行19人が討たれた場所、塚があるらしいです。私はそこには行っていません。
路駐でその公園に歩きかけたら、地元の老人たち数人が、まだ陽が高いのに酒盛りの最中で、こっちをジロジロ見られたから引き返したのよ。
この辺りで首級が埋葬されたのかどうか?ここで討たれたのか?その真相や裏付けもわからないです。日本各地に伝わる将門の首塚のひとつに過ぎないのかも知れない。将門を畏怖する後世の人達が祀ったか。
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十九首の謂れがもうひとつあって、NHKの紀行でもサラッと触れていたが、三浦春馬さんが演じた井伊直親が討たれた場所ともいうそうです。
直親っていましたね。もう小野但馬の印象が強過ぎて、直親の印象が日に日に薄れていった。主人公が許嫁と添い遂げられなかった悲愛路線ではなく、永劫叶わぬ硬派のメロドラマになった感がある。
(これからはあの盗賊の頭とどうかなっちゃうのだろうか。)
直親が討たれた場所の史実の裏付けもないようです。現地の解説板には直親や井伊家のことには全く触れられていなかった。
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だがこんな話がある。
井伊直勝という人。間もなく登場する井伊直政の長男だが、井伊本家は異母弟の直孝が継いでいる辺り、いろいろ事情があったらしいがここでは割愛します。
直勝は長男でありながら井伊本家を継げず、それとは別に上州安中藩初代藩主になり、三河西尾藩を得て掛川藩へやってきた。
掛川へ来た時は隠居しており、子の井伊直好が掛川藩主になるのだが、三浦春馬さんの井伊直親は直勝から見たら祖父で、直好から見てそ曾祖父にあたる。非業の最期を遂げた直親をこの地で思い出し、もともと将門一行の伝説があったここ十九首という地に、直親の終焉の地でもあると準えたというもの。

十九首は現在の掛川城天守閣からはやや離れていますが、城下で血を流したのだろうか。
この場面ですね。城下ではないね。途中の街道筋でしょうか。
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朝比奈兵の待ち伏せ.jpg
誰が討ち取ったのか。
朝比奈泰朝という。今川家の大重臣で掛川城を預かっていた人。
真ん中の人だろうか。
朝比奈泰朝?.jpg
朝比奈の軍勢は井伊谷城を攻める為に武具を纏っていたので、兵数も数百あったというから、そこへ直親一行が十九人でノコノコやって来たもんだから、多勢に無勢で簡単に殺害できたのではないか。
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随分と爽やかな死に顔だな。

今川家中には朝比奈が多い。ドラマでは登場しなかったが、阿部サダヲさんの松平元康がオロオロして傍らを顧みて「朝比奈殿・・・」・・・あれ?いないや?困ったような場面で確かに口に出しておりましたな。
朝比奈泰朝は井伊直親を討ち取った人でもあるが、その後、駿府が武田に攻められ、重臣の殆どに裏切られた今川氏真が駿府から脱出して泰朝の掛川城に逃げ込み、城を包囲した徳川軍に抗して籠城戦に耐えた守将として有名かも。
半年の籠城戦の末に氏真の除名を条件に開城。朝比奈泰朝は氏真に従って小田原北条氏の庇護を受けたが、後年、氏真が家康を頼った時にいたのかどうか、その後のことはわからない。

井伊直親の首は掛川城下にさらされた。首と胴体がくっついたままの亡骸で井伊谷に還ったわけがない。
さらした城下は山内一豊とその女房殿で有名観光地化した現在の掛川城なのかどうか。
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現在の掛川城は実は2代目で、天守のある場所から東に200mいった第一小学校北に小山があり、そこに龍華院のある一帯を掛川古城といって、文明5年(1473年)、朝比奈泰凞という人が最初に築いた初代の掛川城です。
古城の説明1.jpg
古城の説明2.jpg
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泰凞、泰能、そして泰朝と3代続くが、泰能の頃には現在の掛川城に移った。
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徳川軍が半年も攻めあぐねたのは、掛川新城、掛川古城、2つあったからではないだろうか。先に古城が陥落し、家康は占領したこの古城も包囲陣の一画にした。他にも北東にある龍尾神社や、東名掛川ICの南にある青田山他、幾つかに陣城を置いて包囲したが長引いた。。
大井川を境に遠州を分け合おうと武田と密約したが、予想に反して朝比奈が粘ったので、武田が約束を反故にして大井川の西まで来ないかと心中焦ったことは想像できる。

城下の駐車場が何処も満車で。図書館駐車場は空き待ちのくるまが並んでいた。
龍華院へ行く麓の道は「この先行き止まり」になっていて、上に駐車場もあるにはあったが、この急坂を上れるか心許なく、いいとこ軽乗用車か軽トラ。セダン車や大型ワゴン、車高の低いくるまは厳しい。
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背後の土塁。現在はそう高くない。
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古城本郭の土塁跡2.jpg
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デカい堀切を上から見下ろしたところ。下手すると転落しますよ。
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本郭から下りて、デカい堀切を見たところ。
堀切の斜面に防空壕が5基あるそうだが確認していません。
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朝比奈泰朝は今川氏真の命によって井伊直親を殺害した人で、凋落した今川家の最後の大忠臣、その2つの逸話で後世名を残しているが、あくまで主命で討ち取っただけで、直親本人に遺恨は無かったに違いない。
主君氏真から「殺れ」と言われたから実行しただけ。
登場するかと期待したが、登場しなかった。
(登場しなかったが、吉田朝(あさひ)さんが朝比奈泰勝という人を演じたらしい。)
この地へは十九人で来てはいけないのではないか。
数を確認して増やすか減らすかしましょう。一行を半分ずつに分けて通過するとか。
十九人で来ると何かが起きるのかも。
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紀尾井 [居酒屋]

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以下、静鉄タクシー運ちゃんとの会話。
「宮ヶ崎商店街の紀尾井っていうボロい居酒屋」
「・・・???」
またかよ。1回で伝わらないなぁ。
「宮ヶ崎の商店街に入ればいいですか?」
「あの一通の商店街に入ってくれりゃいい」
「賤機山の神社の方からですかね?」
賤機山?
あの山には今川の詰めの城があったんだぞ。シズハタヤマは静岡の静の由来とも。
「そこまで行かなくていいから途中を曲がればわかります」
安倍町の交差点を右折、浅間通りに入って1本めを右折すると、アヤしい光が見えてくる。
「今日は点いてるよ」(ジャン妻)
「あの不気味な灯の店だよ」
運ちゃんは「こんなところに店があったんだ?」のようだった。すぐには立ち去らずジロジロ見とったですよ。
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これは廃屋ではない。
粗大ゴミ収集場でもない。
れっきとした店です。初めて入るには多少の勇気が要るだろう。
だが意を決して玉砕覚悟で引戸を開けたら。。。
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やっぱり廃屋だった???
んなこたぁない。秀逸な料理を出す店でございます。キレイじゃないだけです。
一昨日コメントいただいた廃道の女王、MIMIZUさんの廃世界に比べたらどうってことないです。
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店内で唯一新しかったTVの画面が横にヒビが入ったかのようにオカシくなってきた。
そこに映し出されるのは、何故か珍しく東映ヤクザ路線。
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マリネ、何とか茄子のおとおし。
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カルパッチョで早くも白ワインにチェンジ。
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今日は是が非でも食べたいものがあるのだ。
「冷やし中華!!」
「それ後にしようよ~」(ジャン妻)
「後だと食べられなくなる。先がいい」と私は譲らなかった。後にすると絶対ジャン妻は「お腹一杯」になるから。
「ハイ先にですね。タレは何に致しますか?醬油?胡麻?」
「タルタルソース」
「ちょっとっ。何で冷やし中華にタルタルソースを」
「え?何につけても美味しいタルタルソースですよ」
まさか冷やし中華をタルタルソースでいただくわけにもいかず。そして出された冷やし中華は。。。
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。。。何処の街角中華の味でもなく、大陸の人が営んでいる本格中華料理店の味でもなく、紀尾井独自のタレだった。カラシが合う。
美味いっ!!!(フォント100倍くらい。)
藤枝の朝ラー冷より格段に美味いです。
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いつものカニクリームコロッケ。店がボロいだけに、真っ白いお皿と秀逸な料理が余計に映える。
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ソースついてるのに、禁断のタルタルソースを載せる暴挙!!
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温かい肉料理が上がるまでのインドマグロのヅケ。
マグロをブロックで仕入れたがイロが変わってしまうので泣く泣くヅケにしたのだと思います。
前に「刺身を止めるのもありかも」と仰ってたこおtがある。
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牛頬肉の赤ワイン煮込み。
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箸でホロホロ崩れるほどにやわらかい。
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ここまで来るともう何屋さんかわかんないですね。私もわかんない。店主はもっとわかんないかも。
だが、この店で出ないものがある。
鍋です。見たことない。
小上がりで宴会客がいても、刺身盛りは出ても鍋は見たことない。
「紀尾井さんて鍋はやらないね」
「やらないですね。やったこともありますけど」
煮物はやっても鍋はやらない。
鍋って店側は楽だろうけど、お客さんに調理させるのがポリシーに合わないのだろう。
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ジンベースのカクテル。
こういうのも出来るんです。
「河底のバーで良く飲まれてますよね?」
河底のBAR???
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滞在2時間。
私は殆ど酔わなかった。白ワインだけだと私は底なしなのです。
(これに日本酒が加わるとアブなくなるのですが。)
来年からは思い切って (日)休みにするかもだそうです。
それでいい。細く長く営ってください。
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オークが廃業 シティオに初宿泊 [コラム雑記帳]

この夏、ジャン妻はプチ旅行や遠出ができなくてストレスが溜まっていた。
原因は私の町内会自治会参加が大きい。(天気がよくないのも。)
8月は何処も渋滞するので遠出を控えていたのもありますが。
よく言う台詞が、
「紀尾井に行けない」
彼女にとって紀尾井は意外と大きい存在を占めているようです。私?私もそうだけど、私は出張や外出が多いので、紀尾井に行けないからイライラということはない。
「アナタは外出が多いし出張に行って気晴らしできるだろうけど、アタシはいつも事務所にいなきゃならないのよ」
私だって8月は群馬に行けなかったぞ。静岡には行ったけど。
「ひとりでどんた久とか行ってるし」
「アナタの運転するくるまで、アナタの助手席にいて、同じ方向(前方)を向いて、いろいろ話したいのよ」と言うのです。
納涼祭とお盆が過ぎてようやく時間が空いたのだが。異変が起きた。いつもの定宿、ビジネスホテルオーク静岡と連絡が取れなくなった。予約が取れないのである。
「楽天と喧嘩でもしたのかな。もしくは改装か」
「改装?どう改装?」
窓を開けるとか。あの打ちっぱなしのコンクリート、窓がロクすっぽない牢獄客室がよかったのだが。
だが行ってみたら、ホテルオークを経営する(有)オーク新川が自己破産しちゃったようです。
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これは紀尾井で飲み食いした翌朝8時前のものですが、行ったら閉まってた。
「カーテン閉まってるよ。廃業したんだね」
あまり倒産という言葉を使いたくないので、廃業としておきます。
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貼り紙があった。
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ネットで調べてみたら。
(有)オーク新川(ビジネスホテルオーク静岡)は平成7年2月に設立。
営業不振に陥った理由は、チェーンホテル各社の進出から価格競争に陥り、採算性の悪化と売上の不振・・・というお決まりの内容。
4月4日に事業停止。事後処理を弁護士に一任して自己破産申請中だそうです。客数減と稼働率の低下です。
確かに立地はよくない。JR静岡駅北口繁華街からかなり離れているし。
設備としても、最上階に浴場があるとはいえ(一度も使わなかった)、必要最低限の設備しかなかったし。
負債額は約2億円だそうです。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-01-26-1

困ったもんだな~。
好きだったのに~。
何か特別なものがあるわけじゃないけど何となく寛げたんだよね。あの窓が殆どない外から隔離された客室が大好きだった。俗世から隔離されて蟄居閉門気分になれたのに。
では宿を何処にするか。前の定宿だったホテルドルフに戻るか?あそこは狭くて気が利かないけど、朝のバイキングの手作り惣菜感がスバラシイし。
「ヤダ。他を探す」
「前に間違って泊まったあの不気味なホテルは止めろよ」
10年前、旧いマンションを改装し損ねたのかあまり趣味がいいとはいえないラブホ内装のホテルに泊まったことがある。確かロ〇ヤ〇メイフラワー・・・だったかな。今は大分改装したらしいが、今でもあるらしいイタリア大理石のバスルームに旧タイプの便器が併設していて、部屋が無駄に広いの。
「ああ、あそこにはしないよ」
「南口のプリェ?あれはプチホテルだろ」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-23
「あそこからだとちょっと遠いし」
「ルートインやドーミインは無いのか?」
「無いんだよね。ここにしようかな」
探して引っ掛かったのが、静岡市の繁華街のド中心にあるホテル・シティオ。
マツモトキヨシの上にあるんですよ。このアンバランスなモダンチックが異様です。
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夜はこんな感じ。夜になるとマツキヨの看板に負けてますね。
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静鉄の起点、新静岡駅近くらしい。そこまで行くのがタイヘンでした。そこらじゅう一通だらけなのは城下町だから仕方がないが、静岡駅に最も近い繁華街の中心にあるので、くるまや歩行者が混雑するエリアなのです。青になった信号はすぐ赤になっちゃう。
一通だから「あ、あのホテルだ」と気付いた時にはもうその場を過ぎてしまい、またグルッと廻って来なきゃならなかった。助手席のジャン妻がフロントに電話した。今は何処の場所にいて、そこからホテルへはどう行けばいいのか、ホテルと提携駐車場へはどこなのか。
フロント嬢が外までマップを持ってきてくれた。駐車場が遠い。隣にある駐車場とは提携しておらず、やや離れた3階建てのオンボロ駐車場(伝馬町)まで行くんです。フロントは2階にあるので、ホテル前にくるま停めて聞きに行って、警察官が来たらアウト。事前に知って置いた方がいい。
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フロントは2階です。
併設したイベントホールが騒々しいな。
「何の騒ぎだよ?」
私は初めて泊まるホテルで絡むように言った。
「すみません。結婚式の二次会なんですよ~」
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部屋はツインデラックスで、部屋の第一印象はキレイです。
靴を脱いで上がるタイプ。
ベッドがフカフカ。布団も枕もやわらかいので最初は気持ちよかったが、翌朝には腰、首が痛くなった感はある。
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広いには広いのですが.jpg
WCとバスルームが湧かれている。ピカピカです。
ですが突っ込みどころもあって。これを見て下さい。
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ノズルが3つある???
あまり深く考えずに左端のシャワーノズルを廻したら、頭上からいきなり冷水シャワーが降り注いだ。
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私はアタマが濡れた。
私は頭上シャワーのノズルを廻そうとしながら、目の前の普通のシャワーに目がいってたのである。
私の叫び声を聞いてジャン妻が「どうしたのヘンな声出して」
「見ろよ」
私は天井のシャワーを指した。
「何でこういうことを。こりゃ何かのイベントか」
「アハハハ(笑)。外人がこういうシャワー好きなのよ。天井って書いてあるじゃんここに」
よく読まなかった私が悪いのですが。トラップにひっかかった気分。
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その後で汗を軽く流そうとバスにお湯を溜めて2人交替で入ったのですが。水を落とす時に洗面台の排水管から凄い音がするの。
ゴボッ!!ゴボッ!!ゴボゴボゴボッ!!
バスの排水管と直結しているのは水回りの関係で仕方がないが、客室から見て奥にあるバスルームからそういう配水音がするなら普通でも、客室から見てすぐ手前にある洗面台からそういう不気味なゴボゴボ音がするのはどういう構造設計をしているのか。そんなホテル今までないです。
夏場という季節柄、翌朝、若干のニオイもしましたね。
シティオ夜2.jpg
シティオ夜1.jpg
キレイでモダンなのがウリらしいが、何処か中途半端ではある。
でもまぁ酔っ払って寝るだけだからと納得しかけたが、
「う~ん。。。次はないかな」
「そうか。キレイはキレイだけど」
「オークが懐かしいな」
確かに懐かしい。
「最後に利用したのいつだったっけ?アナタひとりで最近泊まった?」
「泊まってないよ。先日のどんた久は藤枝だったし」
「そっか。あの従業員のオバさんたちはどうしちゃったのかな」
「残酷だが解雇だろうね」
「隣の鷹匠町パーキングも売上減だろうね」
「・・・」
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正面から見上げる.jpg
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 [ラーメン]

藤枝の朝.jpg
ルートイン藤枝で目覚めたところ。
7時過ぎです。近頃5時に目覚めてしまう私に私にしては遅い目覚め。
さて朝ごはんをどーするか。前夜チェックインした際にフロントで言われたのが、
「明日のご朝食ですが、会場が満室なのでご了承ください」
「会場が満室?」
「あ・・・」
団体さんが来ているらしい。外国人さんの団体かなぁ。
ルートインの朝食バイキングは無料と謳ってるけどあれは実質宿泊費込みだと思う。高崎、安中、島田、ここ藤枝と利用しましたが、場所によってお惣菜のバラつきや当たりハズレがあるし、ここ藤枝も飽きてきたので何だか食指が湧かなかった。
閃いた。藤枝の食文化である朝ラーにTRYしようと。
前に載せた丸ぁるい田中城域の「ちっきん」でそれを知った。藤枝市や焼津市では朝からラーメンを食べる習慣があるのです。
今回訪れたのは田中城の外郭にある藤枝西高校前の通り沿いににある「支那そば処 麦 藤枝店」です。
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ホテルを出て9時過ぎに藤枝市内某所でサッと届出を済ませ、9時30分に店へきたところ。
丸い田中城の外郭なので、店の前の道路も円形を描いています。
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駐車場は店の裏にあります。9時半で満車ということはこの時間帯に普通にお客が来ているといと。
前向き駐車ですが、車止めが無いので下手すると田んぼに落っこちそう。
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田んぼに落ちちゃうぞ.jpg
店に入る途中で気付いたのですが、出入りする道のレーンの矢印が左右逆になっていた。右が麦の敷地内で左は隣接する住宅の公道らしく、路上駐車を喚起する為だと思う。
一通が逆?.jpg
朝7時~営業です。なるほど朝ラーですね。
麦は7時から.jpg
店の中へ入ったら4卓のテーブル席のみでカウンター席はなかった。かなり余裕を持たせた店内配置。4卓とも先客がいた。
券売機を探したが無くて戸惑っていたら、店の元気印のねーさんが「相席でお願いしまぁ~す」
入口側の席にした。斜め前に地元の婆さんがラーメンをすすっていた。それを見たら湯気が立ってないのです。藤枝市の朝ラーの特徴でもある、温、冷、が味わえる。婆さんがすすっていたのは冷です。
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壁にメニューがあった。
かなり絞ってあります。サイドオーダー(餃子、ライス、一品)はありません。
温、冷、セット1000円!!

斜め前にいた相席の婆さんが「ご馳走様」と言い置いて支払しないで出てっちゃった。
「ありがとうござぁいまぁす」
元気印のねーさんが器を下げに来た時「もしかしてここ先払いか?」
私は1000円札を1枚出した。
「???」
「いや、今の人、払わんで出てったので」
「いろんなお客さんがいまぁすのでぇ~笑」
食い逃げじゃないらしい。
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店内禁煙.jpg普通に客が入ってくる.jpg
この時間帯に、普通に至極当然のようにお客が入って来る。
家族5人客には補助椅子がひとつセッティングされた。
朝から温と冷のセットで注文されている方が多い。「温は普通で、冷やしは大盛りで」とか。
お年寄りのご夫婦で、温、冷のセットをズルズルすすっていたり。
こんな時間帯にラーメン食べてお昼は何を食べるんだろうか皆さん。
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温が着丼。やや小さめな丼に、自家製の細くてしなやかなストレート麺。
中華麺という感じじゃないですね。にゅう麺の太いヤツかなぁ。その辺りにある普通のラーメンを期待、想像すると裏切られます。全く違ったタイプの麺です。
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スープもそう。志太系の醤油ですが、朝から胃に馴染む油分ゼロのスープ、いや、スープというかツユですねこれ。魚介や昆布の出汁ですな。動物系は殆ど感じられない。
かけ蕎麦のような気もする。ラーメンという感じがしなかった。かき揚げなんか載ってても合いそうです。
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チャーシューとメンマがしっかりした味なので、あ、これって日本蕎麦じゃないんだと気付いたりする。
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温を食べ終わった頃に冷が着丼。
こっちはざる蕎麦のツユを薄めて並々したようなスープ。紅生姜と練りワサビが載っている。中華じゃないです。和食といっていい。
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冷やし中華じゃないです。冷たいスープのラーメン。
やはり脂っ気ゼロで、爽やかなラーメンといえばいいのかな。
夏の季節メニューじゃないですよ。年間通してあるのです。
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冷の麺は温とは違って冷麺のようなコシでした。
麺が長くて噛み切らないと食べられない。前歯で噛み切るのにちょっと難儀した。
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どっちも食べ進むに連れ多少は飽きてきますね。
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さすがに朝から1000円は高い気もするが。温、冷、ともに美しいルックスで、ラーメンとは一線を画した上品な味、女性スタッフの明るく丁寧な接客が好印象だった。
午後イチか昼にはクローズするらしくって夕方から夜は営っていません。だから朝ラーと呼ばれる。それで成り立つのか。夜は何処か他で副業をされてるのか。
仕込みはいつするんだろう。豆腐屋かパン屋のように朝が早そう。早寝早起きじゃないと務まらないだろう。
本牧の大将のような周辺が工業地帯で港湾関係者やドライバーのご用達ではないし、繁華街でもなく、住宅地と農地が隣接した立地でそこにポツンとある店なのが凄いです。
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昼過ぎに立ち寄った現地の社員から「〇〇さんお昼食べました?」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14
私に電子レンジの操作法を教えてくれた連中です。
「9時半に朝ラーなんぞを喰ったので空いていない」と言ったら少し仰天された。質問攻めにあった。
「朝ラー食べたんですか?」
「温かいの?冷たいの?え?両方いったんですか?」
「だから藤枝に泊まったんですか?」
「いや、そういう訳ではないが。ルートインの朝飯に飽きちゃったんだよね」
だけど朝ラーの冷、これは身体を冷やしますね。秋茄子と一緒で妊婦さんは避けた方がいいかも。
昼は抜きました。

平成29年9月17日朝追加。
鮎沢PAで売ってた朝ラー。
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買わなかったですけどね。
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どんた久 [居酒屋]

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店に着いたらすぐ近くで花火が上がった。
ドーン!!
パチパチパチパチ。。。
「あ、いらっしゃい」
「すぐそこで(指を指す)花火が上がってますよ」
「あ、ホントだ。港の花火かな」
その風流な花火の音は、店のカウンター奥に置いてあるTVに映し出されたプロ野球中継でかき消されてしまった。
カウンタ.jpg
「野球見ます?」
「見ないです」
「見ないんですか?」
「スポーツは結果しか見ないです。そこへ至るまでのプロセスも大事なんだろうけどさ」
「ゴルフとか?」
「やらないやらない。「だってスポーツって身体に悪いじゃん。(爆笑)。点数を競うのもイヤ。(爆爆笑)」
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最初の膳.jpg
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若大将は決してカウンター越しに出さない。いったん厨房に回して、中から若女将や女性スタッフがこっちに廻って持って来る。
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この店のマグロとカツオを食べたら、地元のスーパーで買えなくなった。
鮮度が違い過ぎる。さすが焼津。
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大好きなネギマ焼き。
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背黒イワシの丸干し。
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「ここ来て1年経ったです。初めて来たのは去年の今頃(8月)だった」
「そうでしたかね。もうそんなんなりますか・・・お住まい横浜でしたっけ?」
「横浜です。横浜に住んでる人って神奈川県民って言わないんですよ」
「そういえば聞いたことないですなぁ。でもウチらか見ると横浜に住んでますってカッコいいなと思うんですけど」
私はそうは思わない。カッコつけてるだけだと思う。横浜というブランド名?に酔ってるだけ。
「自分、横浜市の外れですから」
「横浜ってどの辺りが栄えてるんですかねぇ」
「横浜駅周辺と、関内駅の辺りから港の方。他もバラバラと栄えてはいますけど」
「みなとみらいいうとこは?」
「わりと新しい場所です」
「行かれます?」
「行かない。あそこは若いモンのデートスポットですよ」
私は他所から見た横浜の名所に全然行かない人なのです。

「ウチらいつだったか、店を休んで家族で中華街行きましたねぇ」
私は中華街はもう何年も足を踏み入れていない。近くまでは行ってるけど。
「中華街っていい店に当るといいですが、あの街も回転寿司とか中華街らしからぬ店の出店が相次いでいるそうですよ。でもいつ行かれたんです?お盆にお店休んで?」
「お盆はそこのお祭りで・・・」
そことは店のすぐ近所に焼津神社があって東海いちの荒祭で有名です。毎年8月の12日と13日に開催される。その日はお店もお休みで、毎年、流鏑馬の馬に子供を乗せてるんだって。
自分で焼き鳥を焼いたこっちの納涼祭とは格段にスケールが違うな。
「何時までやるんです?」
「夜中の1時まで人いますね」
荒れそうだね。
「じゃぁ店は休んでも休みじゃないわけね」
「ええ、自分も地元の者だし毎年のことなので。でもウチの嫁(若女将)は他所から来た人なので、あまりそういうの積極的じゃないみたい」
若女将.jpg若大将.jpg
暑いので生ビールが美味しい。3杯飲んでしまった。
「凄くいい飲みっぷりですねぇ」
「今日は1日くるまで移動したんだけど、くるまで移動すると水分補給怠っちゃうんだよね。電車だと汗出るから自販機で水買うんだけど」
「じゃぁ今日はくるまですか?」
「そう」
「そうやって静岡以外にもお仕事で行かれるんですか?」
「群馬、新潟、北関東かな」
「群馬って遠くありません?」
この辺りが群馬が北関東の秘境と言われる由縁であろ。ここ静岡でもそういうイメージがあるようだ。払拭しないと。
「東京からだと静岡より高崎の方が近いですよ」
「え?そうなんですか?」
「東京から1時間で行けるし。高崎は上越新幹線と北陸新幹線のJCT(ジャンクション)だから停車する本数多いんです。静岡より多いですよ」
静岡に停車する新幹線は意外と少ないのです。富士市に行く時、新富士で下車するのに東京から2時間かかった。新富士はこだましか停車しないし、
「こだまは各駅で律儀に停車して追い抜かれるし・・・」

帰京する時、新横浜で下車して、市営地下鉄かJR横浜線で横浜市内へ戻ればいいのだが、私はその先に行って戻って来るようなルートが嫌い。
小田原で下車してJR東海道線上り電車に乗り「戻らずに前へ進む」ルートを選択したら、ジャン妻に「無駄なことを」と呆れられた。
「東京の本社に社用車あるけど、家から自家用車でこっち(静岡へ)来る方が短縮できるんですよ」
「まぁそうですね」
そしたら代行が来た。
群馬のように多くはないが、静岡も代行があるようです。
「お客を紹介すると、何でか知らんが50円のバックがあるんです」
そういうのは群馬では見なかった。
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何気に肉料理が美味かったりする。
まだ食べてないのがこれ。カツ煮。
カツは最初のひとくち(真ん中)がやや固かったが、他は後半柔らかくなった?
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定番のポテサラ。温燗です。
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そういえば、北鎌倉のこの店の若夫婦が来たらしい。
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焼津でどんな魚が水揚げされるか見に来たんだって。焼津市内に泊まって何処かいい店ないか探したらこの店がヒットしたそうです。
私がこの店に少なからず来ているのを知って驚いておられた。
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今日はお客が少ないせいか、若大将とよう喋った。いつもは喋らない。
タク.jpg
焼津駅.jpg
電車が来た.jpg
帰りの電車、群馬と比べたら乗客のマナーが全然いいですよ。
ひとり1席でした。隣席が空いてても荷物を膝の上に乗せてたね。
マナー良し1.jpgマナー良し2.jpg

定宿へ.jpg
いつもの定宿です。
でも明日朝の朝食バイキングは食指が湧かない。
藤枝市内や西焼津の朝食文化を取材しに行く予定だから早く寝ます。
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CoCo壱カレーラーメン [ラーメン]

群馬に行けなかった腹いせに、東西に広い静岡県の案件をGETしました。
「それって彼女(草の者7号)じゃダメなの?」
「あっちはひとつひとつの現場が離れ過ぎているから、彼女だけだと厳しいそうです」
別に部下を庇ったわけではない。自分で行きたかっただけ。でも静岡県は、御殿場、伊豆(にはウチの支店はありませんが。あったらいいけど。出張でさらに泊まれる。)、三島、沼津、富士、静岡市、焼津、藤枝、島田、掛川、浜松まである。
広すぎるのでひとつひとつの営業所が思いっきり離れていてラウンドし難いのだ。
東京からだと群馬より遠いです。まだグンマ・・・群馬の方が四角い県なので。
「もちろん彼女(7号)がいる現場と、そこから近いもう1箇所はやらせますが」
「ワカリました任せます」
不承不承?1泊2日で申請したらOKが出ました。
実質はTotalで1泊1.5日程度で、作業より移動、くるまに乗ってる時間の方が遥かに長かった。

(草の者7号は意外と人望がない。
困ったことに私も反7号の連中と仲良しになってしまい、こりゃいかんなと思ってる。
駿州&遠州の連中は生粋のプロパー社員ではなく、私が上州に赴任している同時期に吸収された連中で、その頃から若干のギクシャクがあったらしいのだ。
でも私の7号への業務委託は人格、人間性はあまり関係がない。期日までにやってくれさえすればいいのである。)

新東名を快走します。
ボードの上には御守キャラが2匹。
快走中.jpg
さて、東名に入って最初の現場での待ち合わせが13時なので。
そこへ至るまでのSAやPAの髙いランチに飽いてきた。
事前に調べておいたのが2つあって、
①さわやかハンバーグ
②富士宮のCoCo壱だけにあるカレーラーメン。
店舗1.jpg
②にしました。
CoCo壱なんて久しぶりです。
いつしか値上して味も変わった。前より美味しくなくなったので行かなくなった。
店舗2.jpg
店舗3.jpg
いろいろあるが、大丈夫かな。
ちゃんと基本ができてるのかな。
メ1.jpg
メ2.jpg
メ3.jpg
メ4.jpg
メ5.jpg
厨房にリーダー格の女性1人、サブの男性1人。
如何にも使えない高校生のバイト君が2人いた。
バイト君1.jpgバイト君2.jpg
カレーラーメンと、雑炊用に小ご飯、サラダをオーダーしたのだが、バイト君は麺の太さも聞いてこないし、辛さも聞かれなかった。
遠目に見てサラダを盛っているらしいことがわかるが、私語しながらです。
雑サラダ1.jpg
バラけたコーン。バサッと隅っこに載せたツナ。カタチが崩れかかったポテト。
雑に盛ってやがるな。
「お箸そこにありますので」
フォークが無い。袋から出て来たのはスプーンだった。私はカレーライスをオーダーしたんじゃないぞ。カレーラーメンとサラダにスプーンなんか持ってきてどーするんだ。コーンを箸で摘まんで喰えってか。
もう行かなくなったが、藤沢の長後店、戸塚店は、デフォで小さい籠にスプーンとフォーク、箸がちゃんと入ってましたけどね。
コーンをスプーンですくって運びましたよ。
雑サラダ2.jpg
雑サラダ3.jpg

ラ1.jpg
ラ2.jpg
ラ3.jpg
ラ4.jpg
美味しくないですね。
業務用ですね。マズいとは言わないが。うまこくと謳ってるのにコクが全くないのです。水っぽいの。
スープ、麺、具、それぞれが分離している。纏まりに欠けます。馴染んでいないのです。別々の具を食べているようです。
街角中華に稀にあるカレーラーメンよりダメだぁ。
ラ5.jpg
ラ6.jpg
ラ7.jpg
ライス1.jpgライス2.jpg
「おねいさん」
「ハイ」
「スプーンないのか。コーンを箸で摘まめる訳ないじゃんかよ」
「あ、言って下さればお出し・・・」
「ってことは言わないと出さないのかい」
「申し訳ありません・・・」
「自分の立場になって考えなさい。(バイト君を指して)ちゃんと教育しないと」
言い捨てて私はカウンター上にあったアンケートハガキを掴んで立ち上がった。そしたら顔色が変わった。
店舗4.jpg
店の外に出たらバイト君がいた。私に向かってアタマを下げた。
外で何をしてたんだ?あ、ドライブスルーではないが、駐車場でWaitした状態でオーダーしたものを店員が外に持って行くんです。
てことは、店内と店外に客がいるので時間がかかるのですよ。
アンケートハガキは投函していません。
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粉と塩と油 [コラム雑記帳]

会社で義務付られている健康診断とは別に、かかりつけのクリニックで半年に一度、血液検査をして生化学数値を測定しています。この項目の中には健診には含まれない項目があるからです。
2年前の10月の血液検査で、複数の数値が通常値をオーバーしたもんだから、エロいかかりつけ女医から節制、減量に取り組むよう指導を受けたので、私也に努力して2年で8kg痩せた。そこで停滞している。計算すると私の身長と年齢だとせめてもう5kg減らさなきゃならない。厳しいな。
「そろそろまた検査するわよ」
切れ長の細い目をした女医から再検査を勧められた。
採血したその結果はというと。
( )は今日範囲で、前回の数値 → 今回の数値です。

AST(10~40) 24 → 25
ALT(5~45) 21 → 27
ALP(104~338) 169 → 185
LDH(120~245) 154 → 156
コリンエステラーゼ (245~495) 360 → 362
以上は肝機能ですね。まぁいい数値でしょう。
続きます。

HDLコレステロール (40~80) 47 → 42
LDLコレステロール (70~139) 117 → 117
中性脂肪(50~149) 129 → 90
尿酸(3.6~7.0) 6.6 → 5.1
HbAlc(4.6~6.2) 6.1 → 5.7
検査数値1.jpg
問題は次です。
空腹時血糖BS (70~109) 95 → 108 !!!
インスリン空腹時(2.2~12.4) 4.5 → 11.1 !!!

範囲ギリギリですね。肝機能、コレステロール、中性脂肪がいい数値なのに、
「何故これだけ上がったのかしら?」
前回は「よく頑張ったわね」とホメてくれたエロい女医は首をひねった。
「前はトエモいい数値だったのに。何か覚えない?」
私は答えられなかった。別に食生活を過去のボリュームに戻した覚えはない。
「とにかく節制しないと」
これ以上の節制は厳しいなと思った。

後日、ジャン妻が自身の診察に行った時も私の数値の話題が出て、
「旦那さん、他の数値がいいのにこれだけオカしいのよ」
だがジャン妻は閃くものがあった。
「もしかして・・・」
これのせいではないかと。
ラバン1.jpg
7月の3連休にオヤシラズの影響で歯茎が腫れたネタ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305653470-1
無理に口を開けたり、噛もうとすると激痛が走り、固形物が殆ど喰えなかった。あの時痛かったのは、①オヤシラズの奥の歯茎、②そこから繋がっている喉、③歯茎の腫れのせいで、上下のオヤシラズが頬の肉、口の中の内壁を噛んでしまう。
固形物は全く食べられず辛うじてスープが飲めたが。。。
スープたち.jpg

口を大きく開かないで摂取できる薄い食べモノに「普段はそんなに食べちゃダメ」と止められているビスケット、ルヴァンがあった。
ラバン2.jpg
あの時のルヴァンは私の救世主だったが、あれ以来喰い放題・・・というわけでもないが、家で既得権を得たように買っちゃぁ喰っている。
洋画を観ながら、ブランデーのツマミに。チーズを載っけたりして。

エロ女医は昭和の女性なので現在のルヴァンは知らないと思うので、ジャン妻が挙げた商品名は、
「リッツかも・・・」
エロい女医は目を剥いた。
「リッツ???」
リッツ・・・実はルヴァンなのだが。それを家庭で採用したオヤシラズ云々の理由は説明したが、内科医は歯科医を相手にしないところがあるので、オヤシラズの事情には触れようともしなかった。
「それよ」
「ですかね。毎日のように齧ってるんで」
「あれは粉と塩と油の塊よ。それだワ」
と言われたそうである。

「もう食べちゃダメ」
「あれは歯茎が腫れた時に、自分を助けてくれた大事なビスケットなんだけど」
「リッツとルヴァン禁止」
「じゃぁリッツの大缶はどーする?」
会社の全支店に配布された災害時非常用食料アイテム(非常食、寝袋、コンロ、懐中電灯、電池、乾パン、ビスケット、レトルト、ペットボトル)とかの中に、何故かリッツの大缶が含まれている。
本社でも先日賞味期限が切れたので、廃棄するのも何なので従業員で分けたのだが、普段甘い菓子(出張土産とか)を頑として受け付けない私はひと缶貰ってきた。
大缶1.jpg
大缶2.jpg
これは山崎パンの子会社ヤマザキビスケット(旧ヤマザキナビスコ)がライセンス切れになり、本家のモンデリーズ社が自社製造販売に切り替えた為にマズくなった新リッツではなく、ヤマザキの旧リッツです。
この記事いちばん下の写真のパッケージに記されたRITZのフォントが違うのがわかるでしょ。
ヤマザキが出した代替え品がルヴァンです。強奪して来たとはいえ、私はもう旧リッツには拘っていない。品質改良したルヴァンの方が遥かに美味しいと思ってる。
リッツ大缶を開封したとこと。缶がデカいので、
「中のパッケージに入った枚数が多いんだからね」
一度開けたらまるまる全部食べるでしょと言わんばかり。
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「ルヴァンはあの時に歯茎の恩人だよ」
「錦の御旗のように言うんじゃないの」
「〇〇さん(エロい女医の本名)にルヴァンって言ったの?」
「リッツって」
「リッツ知ってるんだ」
「そりゃ先生だって私たちとほぼ同じ世代でしょう」
「患者には悪い食べ物のように言っても、絶対リッツとか喰ってるぜ。聞いた?」
「聞かないわよ。あれは粉と塩と油だって。他の数値がいいのにそれだけ上がったのは絶対にそれが原因だって」
「リッツ(ルヴァン)のせいじゃない」
「せめて(土)(日)だけにしなさい」
「・・・」
スーパー.jpg
ラヴァンはそこらで売っている。
ライセンス失効してからヤマザキが意地を見せて?改良した。粉と塩と油の塊は比喩が大袈裟だと思うが、旧リッツより味が濃いのは事実。
もう新リッツは買わない。だけど会社で貰った(強奪した)旧リッツは賞味期限が過ぎているのだ。
おそらくそれが最後の旧リッツになるに違いない。
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ファニー [ドラマ]

久々に外で洋画観ました。ジャック&ベティは、その名を冠した2つのスクリーンのミニシアター。最寄駅は市営地下鉄の阪東橋か京急の黄金町です。阪東橋は私の公用圏内で時折下ります。
(大岡川とそれを渡る橋や、京急ガード下が印象的だった黄金町は今はキレイになりましたね。平成14年(2012年)からの浄化運動が功を奏したのか、かつてのアヤしい面影は皆無だった。)
末吉橋の手前、横浜風俗の向かいにあります。
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複数作品を上映していますが、ひとつの作品は1日1回の上映のみなので作品と曜日によっては混みます。私らは土曜日の午後だったのですが、廊下から階段に並んで整理券の順番に案内されました。「1番から10番までの方ご案内・・・」、「101番から110番までの方ご案内・・・」・・・のように。
これは上映前です。右にチケット売り場があって、左にタムロってるひとたちが整理番号順に呼ばれているところ。
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ひとつの作品は1日1回の上映ですが、上映作品が複数あるので、その気になれば幾つかハシゴが可能なようです。
単館系の新作やインディー作品、他では上映機会の少ない作品が取り上げられます。
ハリウッド系とか、大手の映画配給会社がバラ撒き上映する大作はまず取り上げられない。

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ドイツ兵が執拗に追跡してくる。
途中でファニーたちを匿い、越境請負人(左後姿)のトラックに乗せるカッコいい農夫はジャンといいます。
請負人は「国境に着いたら網の破れた箇所を探して対戦車バリケードに向かってジグザグに走れ。(弾が)当たり難くなるから」
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中立国スイスの赤十字旗が立つ建物の前には対戦車バリケードがあった。
ひとりがそこへ走る途中で転んで立ち上がれなくなり、ファニーが取って返す。
狙撃兵が狙ってる。
仲間たちの見守る中、ファニーはその子を背負って駆け出す。これは創作だろうけど。
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パンフから。これはファニー・ベン・アミという実在の女性の実体験がベース。作品中ではファニーを含めて9人だが、実際は17人の子供たちを連れた逃避行だったそうです。
ファニー・ベン・アミはリーダーになる以外に「選択肢はありませんでした」

スイスにたどり着いた後はどうなったのか。
「(同行した)他の子供たちとは一緒にいられませんでした。スイスでは別々の家庭に預けられたのと、戦時中の辛い体験なのでなるべく忘れようとしていたのもあります」
その後の交流は無かった。
戦後はフランスに強制的に帰されたが、叔母に引き取られたものの、家族(両親)との再会も叶わなかったそうです。

今の時代、その女性は言う。
「戦争を決して容認しないことです。例え戦争に勝ったとしても、失うものしかありません」
「戦争を始める前に、いちばんの被害者となる子供たちのことを考えるべきです。大人の決断によって、最も苦しめられるのは子供たちなのですから・・・」
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群馬に行けなかった8月 [呟き独り言]

私の外付けHDには行き先やカテゴリ別にフォルダがあって、その中に「上州」と名付けたフォルダがあります。
そこには赴任した平成24年から今日までの写真データが格納してあります。
フォルダの中には、1月、2月、3月・・・と月毎のフォルダがあるのですが。
2017年8月のフォルダは無い。
8月は群馬に行けなかったのです。いちども。。。
サンセット1.jpg
7月8月の群馬の作業は、現地の部下(草の者6号)に任せきりになった。自分で行かなかった。
会社からも「なるべく自分で行かないで次世代にやらせて下さい。後身を育成して下さい」って言われてるので。
6号に書類を送り「届いたら連絡くれ」って言ったのに、ちっとも連絡が来ないから確認の電話をした。
「書類まだ届かないか?」
「まだなんですよ」(6号)
「オカしいな。幾ら田舎とはいえ」
「い、田舎・・・まぁそうですけど。午後の郵便がまだなので、届いたらお電話します」
そこで一旦切れたのだが。5分後にすぐ着信があった。
「さては書類届いてたんだろっ」
「ち、違いますぅ、たった今届いたんですぅ」
6号は声が裏返った。
「ホントかぁ。実は届いてたのにチェック怠ってその辺りに放っぽっといたんじゃないのか」
「いやいや違いますぅ。ホントに今届いたんですぅ」
ア・ヤ・シ・イ。。。
6号は詰めが甘い。9月になったら打ち合わせたいことがあるのだが。
今、私は10人いる草の者たちと、あるテーマでひとりひとり面談をしているのです。
でもそれだけで群馬には行けないなぁ。

都内を外出中、下記事他に登場した群馬のEというママ社員からヘンなメールが届いた。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-10-20
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-25
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-03-18
他、幾つも登場してるオンナですよ。3児の母だったかな。

「今日はお休みもらって都内の〇〇大に来てます。途中にウチの支店があったけど。何店だろう?」
「都内にいるの?〇〇区だね。だったら〇〇店だよ。店に立ち寄った?」
「長女の学校説明会に来ています」
学校説明会はいいが「店に立ち寄った?」の返答になっていないじゃないか。
Eはベラベラペチャクチャ喋る「口から生まれた女」だがメールがヘタクソで、誤字脱字や送り仮名の間違いなんかしょっちゅうです。
その時私は、まさにEがいる〇〇大近くの区役所にいたのですが。

「じゃぁ〇〇店ですね。そっちは何してるの?」
そっちとは何だ。何してるの?って遊んでんじゃねー。
「私は〇〇区〇〇区役所に着いたとこだよ。アナタが見た〇〇支店の書類を持って窓口にいるとこ」
お互いすぐ近くにいたのですよ。
そしたら返って来た返信が何と、
「〇〇のすぐそばにいるってこと?やだー!!」
〇〇は私の本名ね。やだだと?それに呼び捨てにしやがったなと返信しようとしたら、
「ゴメン、さんがなかった・・・」
さんがなかった、ではなく、さん付けするのを忘れました、だろうがよ。国語力がないですね。自分でも喋るのは得意だけどメールは苦手だって言ってたが。
次に「〇〇店(ウチの支店)の隣にあるコーヒー屋でお昼中です」と来た。
コーヒー屋には笑ったよ。群馬には喫茶店が少ないからね。
「ウチの社員、よくそこでランチしてるって聞いたことあるよ」
「そうなんですか。ウチの子供(長女)が入学したら来るかな・・・」
「そこまで近くにいるなら店に挨拶だけでもしてったら?私もこの後、10分後にはその店に顔を出すけど」
「やだー恥ずかしいよ。今からランチ食べます」
恥ずかしいって?
いいトシしたオトナのクセに。「群馬のどこそこの何々店長の何々です」って言えないのか。
「カオ出して挨拶だけしなさい。それが大人の礼儀というもの」
説教じみた文言になってきたが。
「〇〇さんと同じになるなら、あと5分くらいです」
この文章も何かオカしい。〇〇さんと同じになるなら?同じタイミングになるなら?同道してくれってことか?
だが私は窓口でひっかかった。いつもの担当官が不在で、代わりの人がマニュアル見ながら受け付けたので、いつもは5分で済むところが15分ロスったのである。

せっかく群馬から出て来て、すぐ近くにいるのに会えずに終わるのも何だなと思い、
「もうちょい喫茶店にいろよ」
「だって1時から始まってしまうんですよ」
1時から午後の説明会が始まるということらしい。
「残念、じゃあ会えないかな。学校優先して下さい。また近いうちに」
「うん。また群馬で・・・」

だが、8月は群馬に行けなかった。誰にも会えなかった。

サンセット2.jpg

グンマを知らないだと?.jpg
群馬に行けないせいかこの広告が何だかムカつく。
「群馬を揶揄してんのかこれは?どー思う?」
「これ・・・読むと・・・大体、合ってますよ(・_・;)・・・」
読んでるんかい?
合ってるって肯定するんかい。
それだから群馬がグンマとバカにされるんじゃないか。
「実写版も出るので観て下さいよ」
「・・・」

http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-12-11
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-02-23-2
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-02-03-1
平成23年に、フラフラしながら私らの前に初めて現れた聖なる酔っ払いオンナは往時25歳だったが。この夏に三十路に突入。
「30歳オメデトウ。30過ぎると早いよ~」
「まだ29歳ですっ!!」
「え?1年間違えたか俺?」
「明日ですっ!!」
「ああ、まだ1日あるのね」
悪あがきを。
「でも・・・でも・・・、ありがとうございます・・・」
「早いもんだね」(ジャン妻)

行く予定が入りかけたのだが、諸事情でキャンセルになった。
そういうタイミングに限って、この託児居酒屋から連絡が入ったりする。
店構え.jpg
「〇〇さんのお好きなマグロアボガド和えをご用意しました」
「いいウニが入りましたが。無理ですよね。ご都合でお待ちしております」
そうそう行けるかっつーの。(行きたいけど。)お待ちされても困るな。
「新作、枝豆豆腐をご用意しました」
新作?枝豆豆腐?
「どうせ冷奴の上に枝豆が載ってるんだろ」
「そうです。いやいや違います。ちゃんと枝豆を・・・」
・・・の先は忘れた。

群馬に行けなかった8月。。。
現地のBBQでお誘いはあったが、地元の納涼祭と被ったし。
ウチの上司は、私に現地の者にやらせろと言っておきながら。。。
「〇〇さん(私のこと)いつ群馬に行きます?」
私はガッカリした。今頃言うなよ~。だったら行けたのにさ。。。(ブツクサ)
上信越道サンセット.jpg
還りたい。。。

群馬へ。。。

風景写真は上信越自動車道です。
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文鎮を磨く(少し加筆) [町内会人間ドラマ]

祭りが終わった。
焼き鳥と共に燃え尽きた夏。焼き終えた満足感と虚脱感。
何だか腰が痛い。別に重たいものを持ったワケではないのに、ずっと立ちっ放しだと腰に来るんですね。
大船のマスターが腰を痛めて長いこと店に出ていないのを思い出した。いつも腰を庇うような動きで、焼く時は座って焼いてましたからね。
上大岡のマスターや若い衆は腰に来てないのかな。そのマスター曰く「屈んだり、前に傾斜すると来るんだよ。自分はこうやって(背筋をシャンとする)焼いてるから」だそうです。
しばらく焼き鳥は見たくない気分でもある。特に塩は見たくない。タレなら何とかなるかも。

納涼会で何をするかhttp://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-26の記事で、私の斜め前にいた何処かの班長(お婆さん)が、納涼祭開催当日の(土)(日)とも仕事で出られないと実行委員長に申しでたところ、委員長は全部の班長に公平を期す方針なので、「(土)(日)は了承するから、(月)の片付けだけでも来れませんか?」と持ちかけていた。
私も会社員なので週初めの(月)は出勤です。唯でさえ直行直帰が多い私は○長から、「月曜の朝礼は出るようにお願いします」と注意されているし。
納涼会のポスターを取りにいった時、私はそこで役員会をしていた委員長に、
「月曜の後片付けって人数足りてます?」
「まぁ何とか。足りない分はこっちでやるしかないのですが」
「自分来ますよ。この間どっかの班長さんで、開催当日(土)(日)がダメで、(月)もアヤしいとかってお婆さんがいましたよね。何かグズグズ言うとったし」
「大丈夫ですか?」
「会社は自分なんか一人いなくても何とでもなります」
と受けてしまったのですよ。事前に有休取りました。半休でもよかったのだが、1日有休にしました。

ジャン妻は私が後片付けまで手を挙げたのには何も言わなかった。
「半日じゃなくて1日にしたら?」
「・・・」
「そういう汚れ仕事して、午後から仕事に行きたくないでしょ」
確かにそうである。定例会終了時間の遅さや、プチ遠出がし難くなったのはブゥブゥ言いよるが、私が地元のこういう集まりに参加するのはイヤじゃないみたい。
もしかしたら引退後の先を見据えてるのだろうか。

自分が片付けに名乗り出た手前、前日に例の赤紙・招集令状を貰ったのもあるので、納涼会の打ち上げで「明日の片付け何時からでしたっけ?」と聞いたら「8時にお願いします」
「は、はちじ??」
声が裏返った。9時かと思ったが。
「大丈夫ですか?」
「ええ、まぁ」
自分は通常出勤の日は家を7時45分に出ているので、8時に会場に来るのは全然大丈夫なのですが。朝寝坊できるだろうという期待は甘かったようで。
祭りの後.jpg
行ったら既に櫓は撤去されていた。地元の土建屋さんの社員が時間外早朝に来て撤去したそうである。
2夜共に頑張った先達たちは私以外の4人のうち2人が来ていた。

昨夜のゴミが異臭を放ってる。
これは事業ゴミで出すのだろうか。まさか家庭ゴミかな。
このゴミがサッと纏まっているのは、昨日書いたように何処かの班長さんが担当したゴミ仕訳窓口のお蔭というものです。
ゴミ.jpg

焼き場の跡地には油のニオイが残ってる。
地面には焦げた油汚れのカスが散乱していた。
祭りってのは終わってしまうと汚いものなんですね。
館内では婦人部が料理場を片付けていた。
私らはテントを片付け、長テーブルを片付け、掃除、ゴミを纏め、すぐ終わるだろうと思ってたら、意外にめんどくさくて労力と根気の要る作業を託された。
焼き鳥が載っかってた長くて黒い文鎮を磨く作業です。
焼く4.jpg
この長い文鎮に乗っかってた焼き鳥の油汚れ、焦げ、煤がドス黒くなっている。そのカスが盛り上がったようにこびりつき、固まっているんです。それを削ぎ落すのです。
その場にそれほど強力な洗剤やタワシ(金属のタワシは切れて混入する危険がある)が無く、ヘラで削り落とすしかなかった。
汚れをおとす1.jpg
ゴソゴシガリガリ削ったが、なかなかスパッと小気味よく落ちない。削っても削っても後から後からドス黒い炭?カス?が出て来る。
水で濡らすとヘドロのようになる。
ガリガリガリガリ、ゴシゴシゴシゴシ、屈んで磨いてたら手の甲、手首、腰が痛くなってきた。
焼き場は3尺が2本、2尺が1本あって、それぞれ文鎮が2本ずつ載っていたから計6本、足すと16尺、1尺×30Cm×16=480Cm、4.8mの文鎮を削った。磨いた。
ガリガリ削って「もういいだろう」と思って手を止めて、一呼吸してから文鎮を見ると、まだまだこびりついてるのがわかるんです。「まだだめだ」と思い直して再度、磨きなおすのです。
先達たちも汚れに妥協しない。彼らは焼き器本体を磨いていた。水をつけると中の石が割れるので乾拭きです。
磨く1.jpg
ガリガリゴシゴシ削りながら、時折汗を拭いて周囲を見渡すと、片付けに参加している連中は役員以外にも数名いたがお年寄りばかりで、威勢がいいが、イキがったお爺さんたち。大きいものは片付けていたが、こういう細かい汚れ仕事はしないですね。
私は有休だが、平日の月曜に皆さんここに集まれるってことは、普段は何をされてるんだろう。
「自営業じゃない?」(ジャン妻)
「他には?」
「ご隠居さんかも」
思い切って「お仕事何されてるんですか?」とも聞いてみたのね。こういうイベントに参加できる環境にいる方々ということはわかったよ。

ガリガリ削る。1本、2本、3本、4本、残りあと2本か。これは何かの試練か苦行か。妥協しちゃダメ。自分に負けちゃダメ。自分との勝負です。もういいやこれでと思った段階でまだダメなんです。
何かの苦行みたいだが、先達に対しても、他の人に対しても、ここで自分がいい加減なことやって投げ出しちゃったら地元で信用されない。
「初日2日ともそうでしたが、焼き鳥部隊って結局は残業になるんですね」と言ったら笑ってたけどね。
1時間半かかった。私はBBQは素人同然なので、そっち方面に詳しい方がいれば、もっと楽に後清掃できる道具を知ってるのだろうけど。

まさか自分の息子が焼き鳥を焼いていると思わなかったジャン母に後で言われたのは、
「焼くのタイヘンだったでしょ。でも楽しかったのでは?」
「その時々ではね。焼くのもタイヘンだけど、片付けで磨くのがタイヘンだった」
「ウチでは私がBBQ嫌いだから、家の庭でもそういうのやったことないもんねぇ」
御嬢様育ちのジャン母は、お外でBBQというスタイルを好まない。
「踊ってた写真、皆に配るから写真屋へ行って現像してきてよ」
「・・・」
ジャン実家を出たら、近所の家の柵が黒で、焼き鳥を載せた文鎮そっくりに見えたりする。気持ち悪くなってきた。
フェンス1.jpgフェンス2.jpg
横浜市営地下鉄の車内に路線と駅が表示されている。
何故これが焼き鳥に見えるんだ.jpg
横に伸びた普通電車と快速電車の線はあるでしょう。
その上に駅名が縦書きで表示されているのですが、横線が文鎮で、縦書きの駅名が串焼きのネタに見えてしまった。

これは先日、焼き鳥を焼きましたよの報告がてら行った上大岡のいつもの店ですが、この店は60cmの文鎮が前後に4本並んでいました。
文鎮が4本.jpg
店はオーダーが入ったら焼くので、手がが空いてる時もあるのですが、こっちはただ在庫を全部捌く為にひたすら焼きまくったので、相当な油汚れですよ。

ようやく終えて、文鎮と焼き器を箱に詰め、倉庫に保管して施錠して完了。
「お疲れ様でした」と全員にアイスが配られた。
自分はアイス食べないので固辞した。そういえば昨夜もアイス食べませんでしたねとも言われた。
「じゃぁアイス食べないならこれを。こっちの方がいいかな」と出してくれたのが、麒麟淡麗のグリーンラベルかプラチナダブルだったと思います。
あまり後味がよくないですね。何のイロもついていない普通の淡麗の方が美味しいです。
余った発泡酒や缶ビールを数本貰った。これが今日の手間賃代わり。
片付け2.jpg

焼き方5人.jpg
2夜終結したが、これから明日からはまたそれぞれの日常に戻っていく。
ともに焼いたメンバーたちとはそれきりで今日まで会う機会がないが、もし自分が赤紙招集に応じるなら、また年内、秋のお祭りか何かで会えるでしょう。
さぁ、赤紙招集に返事をしないと。
(この項終わり)
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焼き鳥を焼く [町内会人間ドラマ]

初日の15時に行ったらヒマで手持無沙汰だったので、2日めは「16時に行けばいいや」家でゴロゴロしていたら、午後1時過ぎに遠くから神輿の掛け声とホイッスルが聞こえてきた。
神輿は10時からスタートして4人の警察官立ち会いのもとで決められたコースを回っているらしい。(交通事情によりコースの変更も有るそうです。)
神輿の担ぎ手も募集してたが私は遠慮した。私は体力ないし、それに参加したら脱水症か熱中症になっちまう。夕方からの焼き場に備えないといけない。
それでも神輿がやってくる気配。
「ウチの前に来る?」(ジャン妻)
「来ると思う」
少しずつ近づいてくる。見えた神輿の先頭には、昨夜、私に焼き鳥の焼き方を教えてくれた4人のひとりの旦那がいた。ということは、その旦那は朝から夜までブッ通しになるのか。
処理済~神輿がきた.jpg
皆さん汗だくである。
「水撒いてよ~」
「あ、水ね」
思い出した。定例会で、「御神輿がお宅の前を通ったら遠慮なく水を撒いてください」と言われたんだった。
ホースを用意する間が無いので私はジャン妻に「ボウル2個に水を汲んで撒いてくれ」
「撒くの?かけるの?」
「そう」
「水を撒いていいの?」
・・・(苛々)・・・
このオンナの悪いクセが出たよ。質問はいいから、やれって言ったことをやって欲しい。
結果、後部に僅かにかけた程度だった。
「じゃぁ後でまた」
先達は頷いた。誰もいない閑静な住宅地で、誰も見ていないストリートを神輿が去っていく。

炭火を起こす.jpg
炭火をくべる.jpg
3時間後。。。
昨夜の焼き場、私以外の4人のうち、1人がいて炭を起こしてた。
さっきの神輿を先導してた旦那はいなかった。
炭火を起こすのを初めて手掛けた。アウトドアやBBQが苦手な私は炭火なんて起こしたことないのです。

BBQ?

あ、そういえば。。。
今日は昨年に続いて上州の社員たちのBBQ大会だった。
私にもお誘いがきたが「地元のお祭りで行けない」と返事済み。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-08-23
また昨年同様、要領や段取りの悪い展開になったに違いない。

今日も暑そう。神輿を先導してた旦那は少し遅れて来場された。一旦家に戻って爆睡したそうです。休まないと朝から夜まで通しになってしまう。
神輿を担いだ担がないで、この2日間のお疲れ様番付が上下するような雰囲気でもある。
触れ太鼓が鳴り始めたら、総務か経理から、「模擬店の皆様、お釣銭が用意できましたので、取りにきてください」
釣り銭が配布された。今がチャンス。私は焼き場の先達に、「ちょっと腹ごしらえしてきます」と断って焼き場を飛び出した。
小銭をジャラジャラ出して、
「焼きそば2つと生ビール」
釣り銭が用意された早々「待ってました」とばかりに押し掛けたので売り子は面食らったようである。「誰この人?」のような目で見られた。最初の客をよく見りゃ町内会内部の人間じゃないかという視線である。
こっちは暑い、熱い、煙い、目が痛い、労働環境が最も劣悪な焼き鳥部隊だぜ。(新参者ですが。)何か文句あるかという気分もある。やはり祭りというのは気が荒く高揚するものなのだ。
自治会の館内には来賓がいる。来賓と普通客、係員との区分けはきちっとしているので、私は生ビールと焼きそばパック2つを抱えて会場の隅っこに行った。
まだ誰もいないテントの中で生ビールと焼きそばをガッツいた。誰かに何か誰何されたら、「焼き場の者だけど」って言うさ。
でも誰も誰何しなかった。
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だけど味が薄いな。
麺がブツブツ切れちゃうんですよ。上州のドロドロした焼きそばに比べたら。。。
申し訳ないけど、永井商店、克、ふくろうの方が断然美味しい。

人が集まって来たので急いで喰って焼き場に戻る。
「今日はどれくらい(焼き鳥)入った?」
委員長が数えた箱数は昨日とほぼ同じ量だったと思う。
「そんなに焼くのかよ」
「捌けるかな」
「こりゃ来年から人増やさないと」
先達たちはブツクサ。その在庫の中に、昨日と違う種類の箱があった。業務用スーパーから急遽購入したネギマで、開封したらサイズが小さいのです。小さいのに無理やり串(細いのではなく、竹串のようなもの)を刺してあった。
「身が小さいですね」
「うん。それに完全に凍ってるな・・・」
「冷蔵庫の中にあるからそれも持ってきて貰えます?」
了解した私は自治会館の冷房が効いた台所に飛び込み、そこで来賓用の調理の仕分けをしていた婦人部の女性(オバさん、バアさん)の合間をぬって冷蔵庫を開けた。
焼き鳥ストックが数箱あった。それだけではなく、オードブルの盛り合わせが数皿あったのである。
鯛の刺身も。薄造りだった。
何だこのご馳走は?
私は鼻白んだ。オードブルや刺身を、執行役員さんの打ち上げパーティー用の肴だと思い込んだのである。
もしくは来賓か。だったら私も来年は来賓になろうかな、な~んて思った。
出来あいのお惣菜だが、焼き鳥以外の料理に涎が出そうになった。

今日も焼くぞ.jpg
今日も盛況.jpg
焼きが始まっている。昨日の5人が揃ったのは17時過ぎ。昨日の今日なので息も合ってきた。誰かが外すと誰かがそこに入る。焼きながら背後で焚く炭火の様子も見る。
初日は焼くので手一杯だったが、2日めになるといろいろ見えてきた。炭火を焚いて焼き場に移すのですが、移した炭の火が強かったり、デカい塊のままだと一気に焼き上がってしまう。
炭火を砕いてなるべく均等な高さに揃えた方がいいのがわかったが上手くいかない。砕いた時に炭が舞い上がったり、風が吹いて煙に燻され、焼き鳥が黒くなっちまうのです。
「あ~あ、こりゃ黒くなっちまったな」
黒い箇所は焦げたり燻されったり炭が付着したり。小さい焦げだったらハサミでチョイチョイ切って出す。
ヘタクソな仕込みもあった。根本の肉が切れてビロ~ンとなっているのである。それもハサミで切る。
切り過ぎて身が小さくなってしまい、賄に回されたり。
焼き鳥を待つ行列が長くなってきた。
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焼く3.jpg
今夜は自分の写真は撮らなかった。彼らを撮っている時の私は背後で炭をおこし、白くなって安定した炭を焼き場へ移したりしている時。
暑い。熱い。煙い。高温多湿の環境といっていい。
昨日もそうしたが、途中で何回か水をアタマから被りました。
焼き鳥屋には厚生労働省からの熱中症対策の指導はないのかよ。製造業ならあるよそういうの。精錬、鋳造、滅菌、無菌、発酵等の工程とかそういう場所は安全衛生面の対策で、長袖の作業着、ヘルメット、安全靴、マスク、帽子、長靴を着用義務化される。
現場には通気性がない工場と、通気性があって軽装OKの焼き場と、どっちが暑いだろうか。
体温上昇が加速される。背後にあるクーラーボックスの缶ビール、発泡酒で体内を冷やした。
でも水分補給や休憩の指示が徹底されていても、結局は作業者自身の判断に委ねられるのだと思う。
管理者が作業者をムチ打ったりしないが、全員の状態を把握するのは難しい。
この焼き場で、ひとりひとりの腕にセンサーを巻き付けたらどういう数値が弾きだされるだろうか。昨日は飛ばしたが、今日はあまり無理をしないことにした。

2日目なので、昨日のメンバーとさすがに打ち解けてきた。
家が何処とか、普段は何をしているとか。
先達は先のイベントまで見据えていて、
「秋にはサンマを焼きますから」
「え?サンマ?」
網で焼くそうである。
私は焼いたことない。客に調理させる居酒屋にも行かないし。上手く焼けるのだろうか。
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盆踊りも始まった。
まだ踊る人数は少ないが、お馴染の音頭が繰り返し流れている。
誰でも踊りに参加できる盆踊り。広場の中央に立った櫓の周囲を回りながら、録音された音頭に合わせて踊る。
炭坑節、東京音頭(大東京音頭)、アラレちゃん音頭、交通安全音頭。。。
いずれも、ドドン、ド、ドン、カタカッタ、の調子が繰り返される。櫓の上で太鼓を叩いているのは成人と子供。
「アナタは太鼓叩かないの?」(ジャン妻)
「私がリズム感が悪いのを知ってそう言うか」
私はリズム音痴で、セッションしても曲の最後に他人より早く弾いてしまうところがある。だから参加しなかった。
焼くのに手いっぱいでそれどころじゃねぇ。
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熱い。暑い。煙い。
焼きながら音頭に合わせて口ずさむことで多少気が紛れるのだが、曲の合間に煙に燻されて集中力が途切れたので、無理しないで後方に引いた。
そしたら公道に、警備なのか誘導なのか、長老たちが数人、赤く光る棒(工事現場などで手に持つ光るヤツ)を持っていた。
彼らはそこにいるだけで何もしないのです。談笑しているかウロついてるかだけ。差し入れの日本酒飲んでるヤツもいたね。ビールはまだしも日本酒なんか飲んだら係にならないんじゃないか。
連中はその辺りを走り回るこどもたちを誰何、注意すらしないんです。会館の本丸にセッティングされたマイクから「子供さんが走り回って踊りの輪を乱さないでくださいようお願いします」のアナウンスが流れているが、会場の外、一般の住宅地の前の公道を走り回る子供は捨て置いたままです。
そしたら広場に接する家々の車庫の前に、衣服、リュック、水鉄砲がブッ散らかっていた。
子供たちの年長者がそこに座っていた。何処かの長女、次女らしい。
私は人様の家の前にブッ散らかったものを指して言った。
「こりゃ何だ?」
「・・・」
「誰のだ?君らのか?」
「いえ・・」
「散らかしたままでいいのか。こりゃぁ他人の家の前だぞ」
「・・・ハイ・・・」
「近隣から苦情が出たら、来年から祭りができなくなっちまうぜ」
長女と次女は慌てて立ち上がり、弟たちを叱咤しながら片付けていた。子供相手に凄んでもしょうがないのだが、誰も注意しないからですよ。
だけどまてよ。その子供らが持ってた水鉄砲や水は何処で手に入れたんだ?離れたところに模擬店があり、そこでヨーヨーを売っていた。顔見知りの班長さんがいたのでイヤミを言ってやった。
「涼しいですねここ」
「そっち(焼き場)熱いでしょ?」
「熱いなんてモンじゃないですよ。熱い煙い目が痛い腰が痛いです」
「頑張ってね」
顔見知りの班長さんは内輪でパタパタ仰ぎながら子供らの相手をしている。

そろそろ17時になる。
もうすぐゲストがやってくる。それは70歳~80歳~の婆さん連中のフラダンス軍団。その中にジャン母がいるのです。
私はジャン母と毎週(日)は特に用事が無い限り一緒に買い物に行くのですが、昨日今日は、「納涼祭を手伝うから行けないよ」と言ってあった。
そしたらジャン母が、「アタシも出るんだけど」
「出る?何に?」
「フラダンス」
「え??」
ジャン母は地元のフラのチームに入っている。納涼祭に出て踊るんだと。私は背筋が寒くなった。過去に見たくもない不気味な舞を見せられたことがある。
「来るの?」
「夕方から。5時半からだったかな。ちゃんと皆さんにご挨拶するんですよ」
挨拶はするけど。
「控室に来てご挨拶に来なさい。あ、でも着替えてるところに来られてもね」
控室は冷凍焼き鳥が積んであった2階の部屋らしい。でもそこへ行って婆さんどもが衣装に着替えてたらどーするんだ。

こっちは何の因果か焼き鳥焼いて煙と煤だらけになっているのだが、もうすぐこの会場で母子揃い踏みになる。
何時から踊るのか。そういう進行プログラムが配布されていないので、私は会長さんをフン捉まえて聞いたのです。
「今日ってフラあるんですか?」
「ありますよ。確か、5時・・・45分頃だったかな」
5時45分だと。こっちも佳境。顔出せるかどうか。
「そのチームにウチの母親がいるんで」
「あ、そうなの。じゃぁ見てってあげないと」
写真撮らないと後でウルサいので、焼き場の先達に、「母親がフラダンスチームの中に母親がいるんで」と言っておいた。
その不気味な(失礼)フラダンスチーム16名が現れたのは17時30分頃。会館の2階に着替えに上がっていく直前、ジャン母は焼き場で煙にまみれて焼き鳥を焼いている愚息を発見して目を見開いた。私は右手を挙げた。
数分後、平均年齢75歳(推定)のチームが赤や白の舞踏衣装に着替えて会場に現れた。
それまで繰り返し鳴っていた盆踊りの音頭が停止し、アナウンスで、「どこそこから参加された何とかフラダンスのキレイなおねいさん方です」
おねいさん?70~80の婆さんだぜ。
焼き場の先達のひとりが、「お母さんいるんじゃない?」
「いますよ。あ、手を挙げてやがる。写真撮れってか・・・」
「いいですよ行ってきてください」

その不気味な舞いがこれ。
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南国の舞いを4曲舞った後で、炭坑節の音頭で櫓の周囲を回ってるところ。
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フラダンスチームが私服に着替えて会場を後にする際、ひとりひとりに挨拶させられたよ。
「え?息子さんなの?」
「そうですよ」
表面上は作り笑いで「お世話になります」を繰り返した。
その後、チームは普段、自分たちが練習しているこことは別の場所の会場へ戻っていったが、ひとりだけ私も顔見知りのミニ婆さんが現れ、
「〇〇さん(ジャン母のこと)に息子さん何処?って聞いたら、焼き鳥焼いてるって。何で焼き鳥焼いてるのぉ?」
「何でって・・・成り行きで・・・」
このミニ婆さん、手に焼き鳥を1パック持っていた。買って下さったのだが、「お金取るんだ。無料(タダ)じゃないんだ」と言ったそうである。
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後半に突入した。
泣いても笑っても残り2時間弱である。
お客が並んでる。「まだ?」の視線を感じる。生焼けで出す訳にいかない。しっかり焼いて。
肉汁がジュワ~ッと染み出てきたらトレイに持って売り場へ回す。
私も他の4人も目がマジになり、口数が少なくなった。よく焼き鳥屋で頑固そうなオヤジが気難しいカオして焼いてるが、焼いてばかりいると軽口が叩けなくなるってのはホントなんだな。
私がひとこと、「しばらく焼き鳥は見たくなくなるかも・・・」・・・ボソッと言って誰かがニヤッと笑った程度。
焼く、焼く、焼く、何故焼くのか、お客が待ってるから?私はそういう使命感は薄いが、ネタはまだある。燃え尽きるまで焼くしかない。
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焼いてて焦がしたり、串が折れたり、肉が焼け落ちた残りは私らの賄になる。
焼き損ないとはいえ味は同じ。それを肴にクーラーボックスにあるキンキンに冷えた缶ビールか発泡酒を飲むのが唯一のガソリン補給。一度もWCに行くことなく全部汗で流れ落ちた。
私が飲んだ空き缶や串は、広場の隅にあるゴミ捨て場に持っていく。
そこにはゴミを分別して収納する係がいた。生ゴミ、アルミ(缶)、ペットボトル、他を仕分けるんです。
私は思った。
熱いったって、煙くたって、目が痛くたって、焼き鳥は華がある。
カッコいい。カッコ悪い訳がない。
自分なんかが焼いた素人串でも誰かが買って食べてくれるんだから。
焼いてる陰では、こういう花の無い、損な影のお役目もある訳で。
「熱そうですね。タイヘンでしょう」と言われたが、
「熱いですが、こちらもこういうお役目お疲れです。誰かがやんなきゃなんないし」
労いながら、自分の疲れを忘れた。
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この客の勢いがいっとき切れたのは抽選会の時。参加者全員が発表に聞き入っている。日本人てのは籤に弱いんだねぇ。
私は自分の抽選番号を捨てちゃったので、当たったのかハズレたのかわからない。クジ運が悪いからおそらく外れただろう。
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抽選会が終わり「残り3曲で今年終わりでぇ~す」でラストスパート突入。
踊りの輪が再び廻り出した。それまで焼き方も抽選会の発表へ聞き入ってたのだが、再び言葉を交わすことなく黙々と(煙モクモク、炭カッカ)最後の焼き鳥を焼いた。
焼かなきゃ終んないんだから。
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既に焼きそば、フランクフルト、生ビールは完売しているが焼き鳥は残りがまだあった。開封しちゃってるので全部焼き切らないといけない。
火焔が舞い上がる。炭の粉が飛ぶ。これが私の短い夏を彩う最後の炎(ホムラ)になる。
最後の1本が焼き終った瞬間を私は見ていない。ラスト3曲に突入する直前、2尺の焼き場に残り20本が並び、「後は自分ひとりでやりますから」と言われ、他の4人はその場を離れ、ひとりは炭火を壺に入れ(密閉して火を抑える)、私ともう2人は最後の踊りの輪へ入った。
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祭りが終わった。
「まぁた来年ここでよろしくおぉ願ぁいしまぁす~」委員長の叫びで終了した。
ああ、終わったか。何とかやり遂げたね。
ところが私らはそれで終わりじゃなくて、
「模擬店の方々~、この後で反省会をやりますんでぇ~、会館に入って下さい~」
反省会?
ミーティングか?どうせここまで来たんだから最後まで見届けようと会館内に上がったら、何のことはない。祭りの開催メンバーの打ち上げだった。
冷蔵庫にあったオードブル盛り合わせ、鯛の刺身、豚シャブサラダ、お寿司が出された。私が「役員連中の打ち上げの肴だな」と鼻白んだものに私も多少ありつけた。鶏の唐揚げにはさすがに食指がわかなかった。
崎陽軒のシウマイがあるぞ。
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群馬の時もそうだったし今でもそうなのだが、私は最初は警戒されて話しかけられない人なのです。なかなか輪に入っていけなかったが、途中から中年以上の女性陣に取り囲まれた。
花紙を作った日に、「早く終わったからってすぐ帰らないで、人数足りないとこのも手伝ってあげてよ」と誰かに喝を入れてた長老の婆さんがいた。
誰かがその長老に「フラの息子さんなんですってよ」
「お母さんフラにいたの?どの方」
私はⅰ-Phoneの画像を見せた。
「ああ、この方ね・・・」
長老がジャン母と知り合いなのかどうかわからない。
他の女性から「今年初めてですよね?何処の人?」
いろいろ聞かれた。差し障りの無い範囲で、自分の身上を明かすハメになった。
「暑かったでしょう」
「タイヘンだったでしょう」
「ずーっと2日間、立ちっ放しでしたからねぇ」
モテるな俺。そりゃ作務衣着て坊主頭で、2夜、焼き鳥完遂して目立たない訳ないしな。煙いし暑かったが、やはり焼き鳥焼くのってカッコいいし、華なのだなと思う。
「しばらく焼き鳥は見たくないですよ」の気分なので、薄っぺらな鯛の刺身が美味かったな。
「オードブル、お食べになります?」
「唐揚げはいいです。鶏肉はしばらくいい」
と話していたら、「焼き鳥の売上、18万〇千円で昨年を上回りました」
焼き鳥メンバー5人、目と目を併せてYeah!!
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散会前、焼き場の先達に、
「こういうのを渡されたんですが・・・」
「ああ、これね。赤紙ですよ。招集礼状」
実行委員長から渡された紙です。
処理済~お誘い.jpg
赤紙?
招集礼状?
それにはこうある。
「〇〇〇町内会では会を盛り上げ、サポートしていく組織、青年部のようなグループ、○○○チームがあります。
納涼祭や秋祭り、体育祭、それらの準備、町内パトロールなど、いろいろなイベントがありますが、その内、ワンポイント、1日だけしか参加できなくても構いません。
面倒な定例会もやりません。(打ち合わせ程度はあるらしい。)、忘年会とか新年会とか暑気払いとかはやります。
そんなチームで一緒に楽しみませんか?」
以下、連絡先が書いてあった。

やはりそうか。
今日のような催事は1年交替で嫌々やってる班長さんだけでできる訳がない。こういう陰の実働部隊がいたのである。神輿、焼きそば、私がいた焼き鳥の先達たちはそういうアブないメンバーだった。
「誘われましたね」
「う~ん、町内会って、嫌々迷惑そうに定例会に来てる班長たちだけじゃなくて、皆さんのような秘密結社?裏の実行部隊?で成り立ってるんですね」
先達はニヤニヤ笑ってた。
「前向きに考えます」
「〇〇さぁん(実行委員長)この人、もう少しでオチますよ~」

家でジャン妻に赤い紙を見せた。「こういうのを貰った」って。
「何でこういうのをくれたのかな」
「そりゃ他の班長達とはちょっと違うって思ったんでしょ」
「・・・」
(後片付け編に続く)
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焼き鳥を焼く [町内会人間ドラマ]

納涼祭晴れた.jpg
祭りの日がやってきた。
心配されていた台風5号が九州方面にコースを転じたので、夏場れ、快晴、暑い陽気。
「どんな服で行くの?」(ジャン妻)
このBlogをご覧になって下さる方は、私がカジュアルやアウトドア系の服装を持っていないのはご存じかと思いますが。
昨年の群馬BBQの衣装があったが止めた。家着、紺の作務衣でそのまま出かけたのです。下に黒のTシャツ着て、首にタオル撒いて。
「アタシは家にいていいんだよね」
「・・・適当に呼ぶかも知れない・・・」
会場に着いた。
でも皆、私の視線を避けるのは何故だ?
準備1.jpg
準備2.jpg
既に太鼓の櫓とテントは立てられていた。、
15時集合で30分はヒマだった。何するでもなく手持無沙汰。これだったら16時に来ればよかった。
その間、毎年やってる手慣れたメンバーが、生ビール、かき氷、ホットドッグ、焼きそば、焼き場を組み立てていく。はて?私なんか必要なのかな。
30分経過したら恰幅のいい委員長が、
「では各組の班長さんは模擬店の手伝いをお願いしま~す」
あ、そう。手伝いね。何をやろうか。
ところが誰も私に声をかけないのである。
他の班長さんには「かき氷やったことあります?」「生ビールってやったことあります?」と声掛けしてスカウトされていくのに、また私だけ無視された。
ツマんないの。
テントの隅に下がったらそこが焼き鳥の焼き場で先達が2人いた。(後から2人加わって私を含めて5人になった。)普段の定例会では見ない人たちである。実は彼らこそ、こういった町内催事の実働部隊、チーム要員だったのだのだが。
そこで初めて声がかかった。
「炭火を起こしておきますので、2階にある焼き鳥を持って来て貰えますか?」
ここでようやく私は焼き鳥部隊に編入されたのがわかった。
狭い階段の2階にあがったら、焼き鳥の箱がズラっと並んでいた。
冷凍の焼き鳥たち.jpg
STEAMED(スチーム)鶏もも肉串30g(業務用焼き鳥)が36箱。
1箱に50本の冷凍肉がパッケージされていた。
36箱×50=1800本である。串は刺してあって、もも肉とネギマの2種類。
この数が多いのか少ないのか、今日中にさばけるのかどうかこの時点ではわからない。
スチーム鶏もも.jpg
この焼き鳥冷凍パックの商品広告を後日ググッたら、
「こちらの商品は最初からスチーム加熱処理済みですので、解凍後、コゲ目が付く位の焼くだけで出来上がり。
タレや塩を付けてから電子レンジでも調理出来てしまうすぐれものです。
バイキング、夏祭り、納涼祭、学園祭、イベント、ビアガーデンなどに最適。
何といっても生焼けの心配がありません。
味は付いていませんので塩・タレ・辛味噌などお好みの調味が可能です。
長さ15cmの丸串を使用しています。
配送サイズは14kgになります。
笑っちゃったのが、「1本あたり@28.5円(税別)になります」
これをウチらは3本パックで200円(税込)で売るのですよ。
火を起こす.jpg
焼き鳥の入った箱を焼き場に下ろした私は、火を起こしてた先達にバカな質問をした。
「つくねとレバはないんですね」
「もも肉とネギマだけです。レバは焼き加減が難しいし」
「塩だけ?」
「タレもやったことあるんですが、焦げるんですよ」
やはり私以外の4人は毎年焼いてるらしい。先達たちが一箱を開けて呟いた。
「まだ凍ってるな」
「開けといて、自然解凍した方がいいんじゃないか」
私は幾つか開封した。その前に委員長から除菌スプレーを両手に塗るよう指示があり、軍手を装着した。
他の模擬店でも、焼きそば、フランクフルト、何かの揚げ物の準備されていく。
焼きそばは見た目にも味は薄そうである。これは明日、試食してやるつもり。
15時に触れ太鼓が響き、16時からパラパラ人が集まってきた。委員長から全員に景気づけの缶ビールや発泡酒が配布されて乾杯。気が付いたら私、焼き鳥を焼いてたんですよ。自然に身体が動いたの。
お客が来たから動いたのですが、役員さんたちは、私らが初参加だからって誰彼に気を遣うわけじゃないです。自分で動いて自分で率先してやらないといけない。
準備4.jpg
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黒い棒(文鎮というそうです)に油を塗ってズラーッと載せていく。一気に20本いきます。
焼き鳥は反面がカットされて平坦になっていた。後になってわかったのは、平坦な側を載せるとくっついちゃう。平坦でない凸側を載せると自然に剥がれるのがわかった。
味は塩だけです。塩を巻くのは丸くて小さい缶で穴が開いている。それを持って左右にバーッと撒いていく。
上大岡の店で、「焼き鶏は串の先に塩を多く巻いて、手前に沿って薄くしていく・・・」なんて芸当は手で塩を撒かないとできない。
焼き場は3尺(90Cm)が2台と2尺(60Cm)が1台、計5尺(150Cm)を5人で担当する。昨年は私以外の先達4人で焼いていたんだと思う。
「去年は2日で3600本でしたね」
3600本がどの規模なのかよくわからない私は頷くだけ。だがさっき私が数えた今日の本数は1800本だったから、明日と併せて昨年と同様の本数になりそうである。
「明日はどれくらい届くのかな・・・」
もう明日の心配をしている。衛生上今日の残りを明日に回す訳にはいかないからです。
背後で炭火を起こす。黒い炭が白くなったら安定した証拠。それを逐次追加していく。
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焼きながら思ったのだが。
(こういうのはどういう許可がいるのかな。)
模擬店とはいえ飲食を提供して商売するのだから許可が要る筈です。実際は許可というよりは認可で許可と認可は微妙に違うのですが、飲食関係の場合、私の公用先と課はほぼ同じで、医薬薬事と食品衛生の係の違いのようです。
6月から7月の初旬に窓口に行ったら隣で夏祭りの申請、相談をしている光景に出くわしたことがある。私は自分の業務申請の隣で「あくまで他で調理したものを売ってください」と説明しているのを聞いたことが何回かあります。調理は料理ではなく、調理イコール仕込みのこと。
そっち関係の書類にも興味あるのですが、そんな余計なことをこの場で口走ると役員さんからその方面の手伝いもお願いされそうだから言いませんでした。
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簡単に述べますが、半永久的に営業(許可更新が6年)する店舗と違って、納涼祭(夏祭り)はその時だけの一過性のイベントで、臨時営業の飲食店営業という。
認可は要るけど許可証は必要ないです。
これは家族や身内、関係者のバーベキューではなく、他からも不特定多数の人々が自由に参加できる臨時の行事を対象としています。
営利目的主体ではなく(もちろん金もとるんだけど)、出店地を所管する地方公共団体(市町村)、ここでは町内会自治体が関与する公共的な目的の行事に出店して食品の販売を行うというカタい名目。
その出店日数は原則として、1年に5日以下だそうです。
その公共的な行事とは。。。
住民祭。。。私が焼いてる納涼祭、盆踊り他、夏、秋、正月の餅つきとか。1年に5日だと残り3日ですね。体育祭と秋祭り、餅つきだったかな。
縁日。。。神社の参道や花見に出る露天、模擬店。
産業祭。。。宴会ではなく、会社が主催する会社内のイベント。
他、花火大会、歩行者天国など。

ではこれらで取扱うことのできる飲食品は何か。
私が調べたところ、煮る物(おでん、煮込み、豚汁、けんちん汁)、焼き物(焼き鳥、焼き貝、焼きイカ、焼き餃子、焼き魚)、粉もの(お好み焼き、タコ焼き、タコス)、麺類(焼きそば、即席のカップ麺)、揚げ物(フライドチキン、フライドポテト、唐揚げ)、他、フランクフルト、ホットドッグとか。
お酒は、ビール、日本酒、焼酎、ハイボール。
他、かき氷、清涼飲料水、甘酒、汁粉、コーヒー紅茶とか。
(綿飴他、菓子は割愛します。)
ざっくり言うと火が通ってないとNGなのです。刺身や寿司を取り扱うことはできない。
仕込みもその場所で行うことはできない。鶏肉をカットして串に刺す行為はダメなのです。焼いたり煮たり炒めたりはOKですが、それ以前の作業はできないわけよ。それは営業許可が出ている施設で行うしかない。
私が焼いてるのは鶏肉やネギに串が刺さった状態でスチーム加熱された冷凍品の焼き鳥で、焼き場では先達が「これって一旦茹でたのを冷凍してるんだろうな・・・」と呟いていた。
私は上大岡の店とは違うんだなって思った。あれはボロい店とはいえ、半永久的にそこで営業する飲食店だから許可証まで要るわけですよ。

この催事、営業許可(許可証)は不要だが認可された証は当然要ります。認可されるには事前相談が必須で、いきなり申請してもその場では認可されないと思う。
事前に食品衛生担当に相談し、取扱う食品や、施設等(図面)を提示して説明するのです。
毎年のことなので、多少はあーだこーだ言われるにせよ認可はされますよ。認可する方向で指導するのが保健所の職員さんなのです。
だからこうして開催できてる訳ですが、届出した書類のコピーに保健所の収受員(受理印)を受けるのです。その写しを出店施設の見やすいところに掲示するのがルールらしいがそれは見当たらなかった。
保健所のホンネは、この時期の開催に注意喚起を訴え、食中毒者を出したくないのである。でも祭りそのものを否定できない。日本人の根付いた伝統だからでしょう。
そういえば警察官が2人いましたね。警察官は翌日の神輿も交通整理を兼ねて付き添っていましたが。この場にいるのは火を使うからでしょうか。
警察官も私が焼いた焼き鳥を食べたのかな。
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既に私の焼いた焼き鳥もお客に流れているのです。焼き具合は見てチェックするのですが、中から肉汁がジュワ~ッと出たら大丈夫のようだが、
「焼けたかどうか自分で食べてみてっください」
食べてみた。おっ、自分で言うのも何だがいい加減です。
「これ食べてみて」
先達が焼いたのを試食してみたら塩がやや強い。
「強めかな・・・」
「ああやはりね」
「でも私らはこれでいいかも」
熱いので汗が出るから塩加減がやや強めになるのは否めない。
「味が薄いよりゃいいんじゃない」
焼き初めてすぐは、自分なんかが焼いた焼き鳥で大丈夫かなと思ったが、食べてるウチに大丈夫だと肚が据わるものです。
渡す.jpg
これは売り場に渡すところ。焼けた串は売り場に運ばれます。
これを3本パックにして容器に入れて、ワゴムで閉じて売るんです。先にも述べましたが、これ1本あたり@28.5円なので、3本パック200円(税込)で売るのは高いのか安いのか相場なのか。
後でジャン妻との会話ですが、
「原価5割ってのは飲食店では高くないんじゃない?」
「そうかな」
「炭とかあるし」
小売りの経験がありますが、飲食業界ではないのでイマイチわからない。
焼く7.jpg
2種類、もも肉、ネギマ、お客にも好みがあって、2種類とはいえ焼くバランスも要求されるようになる。
やややっ、お客が混んで来たぞ。2梁くっつけたテントの中に焼き場と売り場は別にあって、煙が凄いので焼き場は奥で、売り場は広場の入口側なのです。並んでいるお客の注文に焼くのが追い付かなくなってきたのだ。
離れているのが幸いとはいえ、売り場のスタッフが「まだですか?」と言いたそうにこっちをじーっと見てるの。その向こうにはお客が「まだかよぉ」という表情をしてる。
おそらく入り場のスタッフは「もう少々お待ちください」と宥めてるのだと思う。
焼き場の先達のひとりが「これだと足りないな。来年は焼くスペースと人を増やさないと」
もう来年のことを考えてるのか。今はそう思っても来年になったら去年のことは忘れてるのではないか。喉元過ぎれば焼いてる熱さを忘れるというか。
お客は待ってる。スタッフはまだかという表情でこっちを見てる。だがこっちは生焼けで出す訳にはいかない。出せるかなと思いきや「もうちょっと焼こうか・・・」ってストップがかかった。
「生はよくないから・・・」
20本同時に並べるので、焼けるタイミングもほぼ同時です。
10本ずつズラした方がよかったかな。
10本ずつ、もも肉、ネギマ、それぞれ出せばよかったかな。
だが私は新参者なので口を挟まなかった。
だって焼くの初めてですから!!

(私はアウトドアが苦手で。BBQも嫌いだし。)

焼く男.jpg焼く男2.jpg
盛況です。どっからこんなに人が湧いてきたんだ。
盛況2.jpg
失敗しながら大分慣れてきた。
「皆さん普段、何処かの店で焼いてるんですか?」
以下先達たち。
「いやいや、そんなことないです。勤めてますよ」
「店が開いてたら今日この時間に来れないし」
「今日も勤めを終えてから来たんだから」
そしたら「アナタ(私のこと)は普段焼いてるんじゃないの?」って言われた。
「???」
「そのカッコ」
ああそうか。作務衣で来たから焼き場に回されたのである。

焼きながらその間に炭火を足していく。
炭が焼けてしまいそうな箇所は火が弱い。炭火を足した箇所は火が強い。手をかざして火の強い弱いを確認するんです。
火の強い場所、弱い場所と分けて串を移動したりもしてたが、客が混んで来たのでつい全部が強火になってしまう。できれば炭の高さを均等にしたいのだが。
上大岡の焼き場の前を「灰被り」という。その前でマスターやジュニアが炭を砕いてるのを思い出した。焼きあがって出した後にデカい炭を砕いたら灰が舞い上がった。

もちろん失敗もします。慣れて来ると失敗するものです。長い棒2本の上に串を置くのですが、焼く外枠と文鎮の隙間が開くとそこから炎が出て手許の串が焼けてしまう。
では文鎮を手前に引き寄せて間から炎が出るのを封じるとどうなるか。根本の肉だけ焼けなかったりする。先の肉は焦げてるのに。この加減が難しかったな。
こっちも焼くのは初心者だが、内心では上大岡のアド街9位仕込みだぜって思ってる。(食べる側、カウンターのこっち側だけど。)

暑い。。。
熱い。。。
煙い。。。
目が痛い。。。
風向きによっては煙が凄いの。煙が去ったと思ったら焦げてたりする。

焼き損ない.jpg飲み放題.jpg
これは焼き損ないです。
もったいないから私が食べました。焼き場ならではの余禄ですね。でもこれをカジりながらクーラーボックスから発泡酒を出して飲み放題なのがいい。
盆踊り1.jpg
既に盆踊りが始まっている。
そのリズムに合わせて焼きながら身体が左右に動く。同じ曲ばっかりだからね。口ずさんだり。
ところが盆踊りの曲の切れ間に私の集中力がフッと切れるんですよ。すると焦げるの。

5人でフル稼働ですが「途中で休憩してください」はないです。
誰かが焼き場を離れたら誰かが黙ってフォローするんです。その連携だけは合ってきた。
いつの間にか私もひとりで焼いていたりして。これはジャン妻が撮影した。
焼く男3.jpg焼く男4.jpg
WCに遠い私はWCにも行かず(行かなくとも汗で出た)休憩しなかったけど、途中でゴミを捨てにいくがてらちょっと外して、昨日行った上大岡の店にTELしたの。
席を差配するKさんが出て、
「おっ、〇〇さん、こんにちは」
「あのさ・・・」
「ハイ。どうされました?」
「昨日、明日町内の納涼祭で何か手伝わされるって言ったの覚えてる?」
「ハイ。今日お祭りですよね」
「焼き鳥焼いてるんだけど・・・」
「ええっ!!!」
「今日だけで1800本焼くんだよね」
「それ、おひとりでですか?」
「イヤイヤイヤイヤ、4人で1800本です」
後日行った時に聞いたら彼らは生肉しか焼いたことがないそうである。冷凍肉は焼いたことがないって。
残りを焼く.jpg
2種類売れるバランスが難しい。
その時々になって、ネギマが足りなくなったり、もも肉が足りなくなったり。これは最後までバラついた。
言えることは、今日開けた分は今日中に焼き切るしかないということ。
後半、フランクフルト、焼きそば、これらがヤマになったが、踊りが散会してお開きになる頃まで焼き鳥は稼動していた。
「余ったら廃棄するんですか?」
「いや、焼いてしまわないと。もう開封しちゃってますから。余ったら役員さんが食べるんじゃないかなぁ。ウチらは食べませんよ」
その気持ちは2日めの後半にわかった。だんだんと焼き鳥そのものを見たくなくなってきたのである。
終盤2.jpg
終盤に入ったところ。
お開きのタイミングとしては、委員長のマイク声で、
「踊り、残り3曲いきます」
これで「もうひと頑張りだ」と気を取り直すのですが、まだ1箱余っている。
もったいないので「焼き鳥まだ余ってるよぉ」っと私が真声を張り上げたら残りの分もサーッとさばけたものである。
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焼き鳥を焼く苦労が少しだけわかった。
ホントは焼くより串に刺す仕込みの方がタイヘンらしいが。
誰からともなく「明日またよろしくお願いします」の挨拶を交わして撤収です。ああ、明日も焼くのね私。
「明日はどれくらい(焼き鳥が)入るのかな」のような会話もあったね。
この時に思い出したことがある。
「明日、フラダンスもあるんですよね」
「ああ、ありますよ。毎年じゃないけど今年は呼んだみたい」
「それに、ウチの母親がいるんですよ・・・」
「???」
2日め、母子がこの会場でカチ合うことになる。
散会.jpg
役員たちからは労いの言葉は全くなかったが、帰宅途中に私が歩いている前にお手伝いの女性(婦人部?)が5人いて、彼女たちを抜いた時、
「お疲れさまでしたぁ」
「焼き鳥タイヘンでしたねぇ」
「また明日もお願いしますねぇ」
私は「焼き鳥が嫌いになりそう」とボソッと言って彼女たちを抜いた。
自分の町内に入って、誰か外に出てたら焼き鳥自慢、祭り自慢をしたい気分だが誰もいない。皆、各家々の中で涼しく暮らしているんだね。
帰ってすぐさま衣装は洗濯機に入れられた。
シャワーを念入りに浴びた。焼き鳥の煙と脂が身体じゅうに浸みている。
その後でジャン妻と乾杯の時に、
「臭うか?」
「臭わない。髪が無いからじゃない?」
「・・・」
(2日めに続く。。。)
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祭り前夜 海鮮居酒屋バージョン [居酒屋]

町内会シリーズ佳境ですが。
閑話休題。ちょっと息抜き。
納涼祭の前日に行ったもの。
花金17時半1.jpg
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私がこの店にひとりで来る時はジャン妻が多忙な残業日か、飲み会の日に限られます。
17時半に店入り。先客が数名いて18時頃から混み出した。
2時間制はまだいい方で、
「19時までの1時間限定でもよろしいでしょうか?」
言われたお客はそれでいいって。私もダラダラいない方ですが、1時間じゃ食べるものも飲む量も限定されちゃうよね。
こんな案内もあった。
「いったん〇番にお座りいただき、18時30分になったら空いたテーブル席へ・・・」
慌ただしい案内ではある。
ついには支店へ回すようになった。
予約電話を保留にした状態で「よろしければ当店の4号店、鳥火へご案内できますが。そちらでも同じものをご提供できますが・・・」
そこまでするか。思い切って「本日お席は満席でございます」だけでもいいのにね。ホテルフロントを思わせる。もうちょっと端的にした方がいいのではないかい?
おしながき1.jpg
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バイト君やバイト嬢たちも「おはようございます」の挨拶と共にどんどん増殖してきた。
入って来る度に私と目が合うので、私も会釈ぐらいはしない訳にいかない。こっちも「おはようございます」である。
マスターは不在。金曜なのに。久々に来店して「マスターいないの?」と聞いてる客もいた。

今日は肉類は食べないことに決めています。
何となく予感がしたのよ。明日の納涼祭で自分はひょっとしたら焼き鳥を焼くハメになるんじゃないかと。
最初の膳.jpg
ヒラマサ、私はヒラマサとカンパチの区別がつかないのだ。
ヒラマサ.jpg
ヒラマサ角度を変えて.jpg

エイヒレ1.jpg
何の唐揚げか。エイヒレの唐揚げです。
「マンタ?」
私は冗談で言っただけだが、マジメなKさんは厨房に聞きにいった。
「アカエイだそうです」
「水族館で泳いでるあれか」
「尻尾にトゲ、毒のあるエイです」」
エイヒレ2.jpg
エイヒレ3.jpg
ハマグリ酒蒸し、これは数量限定で、おそらく19時には在庫無くなったと思う。
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ナメロウ。ここまでは一気に頼んじゃった。ヒラマサ、ナメロウ、エイヒレ唐揚げ、ハマグリ酒蒸、魚介類ばかり。。。
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ベビーホタテのバター串焼。
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ホタテ2.jpg
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イワシ刺身、何ちゅう脂のノリだい。
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イワシ2.jpg
イワシ3.jpg
イワシ4.jpg
生シラス1.jpg
生シラスの目が怖っ!!
生シラス2.jpg
生シラス3.jpg
私がいる席だけ海鮮居酒屋の様相を呈してきた。串焼き屋とは思えんな。
どのも海産物に必ず添えられるワカメに飽きてきた~。マヨネーズが欲しいよ。
ワカメ.jpg
「明日明後日さぁ」
「ハイ」(Kさん)
「地元のお祭りなのよ」
「何かやるんですか?」
「模擬店の手伝いだって。売り子かな。販売かな。まる2日拘束されるんだよね」
「それって朝からですか?」
「準備は朝からだろうね。自分は午後2時か3時の祭りが始まってからだけど」
「お天気よさそうですね」
迷走台風5号は九州方面へ流れている。
「雨でも降りゃいいんだ」と悪態をついた。
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週末金曜なのにマスターがいないのは、敢えて若手に任せてるのかも。で、マスター本人は海の上だな。若手に任せて引退を考えてるのかも。または社長業に専念?
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この日は肉類は無し。
無しで正解だった。翌日と翌々日、焼き鳥を焼くハメになったので。
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私の計算だと、1日あたり36箱×50本=1800本、2日で3600本、これを焼き方5人で焼いた。
私は初めてだったが、カウンターのこっち側とはいえ上大岡直伝だぜ。
(明日は祭り本番編)
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納涼祭で何をするか [町内会人間ドラマ]

7月の半ばの夜に家の電話が鳴った。
私は限定された身内とプライベートで連絡取り合うのは携帯です。家の電話は滅多に出ない。表示されたナンバー見て「これはアヤしい」と思ったらまず出ないです。0120が表示されたら即座に着信拒否。絶対営業電話に決まってるからね。
この時、ディスプレイに表示された番号は地元の局番だったので、出たら町内会の総務の方だった。私に「敬老の日の記念品贈呈対象の爺さん婆さんが生きてるか確認するにはどういう台詞を使えばいいのかな」と質問された人です。
出たら「そちらの班だけまだ納涼会のポスターを取りに来てないようですが」
「え?ポスター?」
近隣住民の小学生のお子さんに、納涼会のポスターを描いていただくようお願いしてくださいというお触れは聞いている。
だがウチの班はそういうお子さんのいるお家が1軒しかない。毎度のことで毎年毎年「ウチばっかり描かされるんですよ~」だった。
気の毒に思った私は「もし余裕があればいつまでにお願いします」と言い置いてその家を出て、あまり無理を言わなかった。だけどその家庭の事情で、今年は描くのが無理だったのです。そういう場合は、何処か他の班で描いてくれた手書きのポスターを回覧物を入れる班の棚に入れて置くので、
「ああ、そうだったんですか。でも自分たちが貼りだすという説明は無くなかったですか?16日以降に貼りだすとは聞きましたが」
この辺り、役員さんたちは、今回初めて班長に就任した者への具体的な説明にやや欠けるところがある。
役員さんは毎年のことだから慣れてるだろうけど、こっちは初めてなんだから。
「じゃぁ取りに行きます。いついつなら開いてますか?」
殆ど毎日のようになにがしかの集いが開かれているので、日中なら殆ど誰かいるという。私は取りにいった。
そのポスターがこれ。
処理済~ポスター.jpg
何処かの子が描いた手書きのポスターでラッピングしてある。
このポスター、四隅の紐が短すぎるのでフェンスに縛りつけられないのです。仕方がないのでビニールテープでベタベタ貼った。
「これを何処に貼ればいいんですかね?ウチの前?」
「見やすいところ、人の通るところにお願いします」
だからといって他人の家に無許可で貼る訳にもいかず、ウチの門前にしました。
でも結局ウチの班は誰も来なかったようですけどね。

納涼祭実行委員の選出、お役目選定の日。
納涼祭は(土)(日)です。翌日(月)朝から昼まで片付けがある。役員、組役、各活動委員は(土)(日)(月)半日が完全に潰れるといっていい。
我々各班長たちはあくまで手伝いなので、内容によっては朝から出張らなくてもいい。指定された時間から会館敷地内の広場に集合するのです。
近隣住民が集まってくるのは太鼓の触れが鳴って盆踊りが始まる頃合いからでしょう。
祭りの後の片付けは(月)なので、お祭りの(土)(日)はお役御免。(月)半日だけ奉仕すればいいらしいです。
奉仕?
今頃気付いたのですが、奉仕というか、これら一連の活動はボランティアに近いですね。私ら班長の悦代もそう。強制労働ではない。そこまで厳しくない。奉仕活動なんですな。
ボランティア活動の原則って、自発、無償ですよね。でも町内会の我々への最初の呼びかけは誰がどう見ても我々の自発を促すものではないと思う。こっちもイヤイヤ迷惑に思ってるからなのもありますが。
ウチの社に「ボランティアに参加する」理由で退職、金が無くなって復職した者が2人います。それはウチがイヤで辞めた訳ではないので受け入れました。
町会の役員さんたちは、普段は何されてるのかな?と思う時がありますよ。

まぁここでボランティアの是非をで問う気はない。さて、納涼会でどんな役目を振られるか。
私は内心で(月)は避けたいと思った。(土)(日)潰れてもいいから可能であれば会場の売り場にいたい気持ちがあった。もう社内で現場(店舗)勤務は引退したが、生物(なまもの)ではないけど販売経験が20年くらいあります。
もっとも通し勤務じゃなくて、各部署の異動の合間の店舗勤務だったけど。
今はもう物販からは撤退してますが、かつてはセールもやったことがある。
私はこれでも会社員なので、週初めの(月)に割り当てられたら厳しい。会社休まなきゃならない。唯でさえ直行直帰が多くて〇長から「月曜の朝礼には出てください」なんて注意されてるからね。
(月)に本社にいないのは目立つのです。

納涼祭開催日の分担の内訳が配布された。それには①~⑨まであった。
①準備
看板取り付け、山車の飾り付けだって。これは朝から作業。
私は櫓の組み立ても班長がするのかと思ったが、それは地元の工務店さんが営業時間外に組み立てたらしい。
②受付
花代受付、お返しをお渡しする。これは地元企業、といっても大企業なんかないけど、個人事業者が寄付金、祝金を持って来るんでしょうね。
③接待と調理
これには「調理のできる方」という条件が付随していた。
選ばれた班長にその場で聞いてましたよ。「調理できますよね」って。②で受け付けた来賓たちをもてなす料理は模擬店で出すものと違うらしい。
振られた人が調理できなかったらどうすんだろ。
④盆踊り会場の整備
会場広場はそれほど広くないので、模擬店に長蛇の列ができると踊る輪に差支えが生じる。それを整備するんだって。子供が走り回ったりしないように。子供が走り回らない訳ないけどね。
⑤アイス配り
最初は何の為にあるのかわからなかったが、祭りの終盤になったら実行委員や班長たちにアイスが配布されていた。
私は甘いもの食べないのでアイスは貰わなかった。アイスなんて後で喉が渇くだけですよ。
アイス以外に、弁当・・・とはいってもお握り2個程度だったが、それらを配布するんです。そりゃ時21時近くまで拘束されるから腹減るだろうし。
でも私は(土)(日)の2日間の何処かで焼きそばを喰らってやろうと狙ってたので、弁当も貰わなかった。
弁当やアイスを配るだけだと役不足なので、③と兼務になってましたね。
⑥抽選会
当選券の確認と、景品を渡すんです。抽選番号は配布物で各家々に投函した。
⑦ごみステーション
ゴミの分別です。缶ビールはアルミ、ペットボトル、生ごみ、パック、ビニールごみに分けて受け取るの。
キレイな仕事じゃない。でも誰かがやらなきゃならない。言っちゃぁ悪いがいちばん花(華)が無い損なお役目です。
⑧模擬店
「売り場の会計を行う。(会計から説明を受ける)
販売をする。(売り場によって仕込みの手伝いあり)
子供売り子がいる売り場は大人は金銭の間違いが無いことを確認する。」
これだと販売補助のようですね。後でわかったのですが、焼きそばを炒める場所や、焼き鳥を焼く場所は販売する場所とは若干離れていた。煙が出るからです。その間を行き来する係が必要なのです。
では何を売るのか。
「焼き鳥、焼きそば、フランクフルト(ホットドッグ)、かき氷、ポップコーン、生ビール、缶ビール、缶ジュース、何かの揚げ物、子供の玩具、ヨーヨー」
売り場以外に連絡係というのがあって、釣り銭の配布、両替、売上状況の確認をするという。
⑨後片付け。開催日の(土)(日)は免除で、(月)8時~11時と朝早い時間からです。

分担表の(土)(日)(月)に既に各班の番号が割り振ってある。
あくまで役員や実行委員の補助なので、こういうのをやりたい、こういうのはやりたくない、そういう希望は通らない。誰もが得手不得手があるが、最初にいちいち希望を聞いてたら埋め合わせに時間がかかるし、補助要員なら誰が何をやっても同じだろう。
納涼祭の実行委員長が言うには、
「皆さんの班がちゃんと載ってるか確認してください。間違って複数載ってないかも確認お願いします」
私はどこだ?
あ、模擬店になっていた。やったね。念すれば通じるですよ。

実行委員長から①②③④・・・⑨の簡単な説明はあったが、定例会は時間が限られてるので細かい打ち合わせは無かったといっていい。
実際は開催当日、こちらの指示通りにお願いします程度。結果論で言うと私の場合、当日に打ち合わせも何もなかった。いきなりぶっつけ本番だったのですよ。

気になる光景があった。
私の近くにいた何処かの班長・・・やや高齢のお婆さんが、開催当日の(土)(日)とも出られないと実行委員長に申しでていた。実行委員長も困ってる。
「それでしたら(月)の片付けだけでも来れませんか?」
へぇそうなんだ。必ず(土)(日)(月)の何処かに割り振る、担当させるルールのようですね。まぁそうだよね。そうでないと公平にならないし。
だがその班長は食い下がってる。(土)(日)は仕事があるし、(月)についてはその場では即決できなかったようです。
(土)(日)に何のお仕事をされてるのか知らないが、さすがに個人のことなので突っ込んで問い質したりしてませんでしたね。
でも(土)(日)仕事の人って他にもいると思うよ。サービス業とかそうでしょう。
お婆さん班長は嫌々そう。でも役員は認めない。
「でしたら(月)半日だけでいいからお願いします。祭り当日は自分たちで埋めますので」
その場で決まったかどうかわからない。だが私の前でやられたので印象に残ってしまった。これが後々私に降りかかってくることになる。というか、自発的に。。。

散会する際、私は実行委員長に聞いた。
どうもこの実行委員長の視線を感じるのだが。
定例会出席の回を重ねてきたので私も慣れてきた。質問しやすくなった。どれも私の質問は「こういう場合どうするのか?」ではなく「こういう風にすればいいのかな?」なのです。必ず腹案を提示するの。他の班長たちは質問しないでサッサと帰っちゃうんです。
で、この時に聞いたのは、
「焼きそば、焼き鳥って私たちが調理もするんですか?」
「いやそれはしなくて結構です。やる人がいます」
焼きそばくらいだったらやったことある。炒めりゃいいだけだろ。でもこの時は確かにハッキリと
しなくていいです他に調理する人がいますと言われたのですよ。
焼肉ならともかく焼き鳥なんて焼いたことない。焼肉屋は自分で焼いて焼き加減を見ていただきますが、客に焼き鳥を焼かせて提供する店なんかないでしょう。
焼く人がいますって焼き鳥屋さんが店を休んで焼きに来るのだろうか。ウチの町内は住宅地なので焼き鳥屋なんかないぞ。
私はカウンターのこっち側(客側)の人間とはいえ、上大岡のアド街9位の店仕込みの「焼き鳥を喰うプロ?」だぜ。
ニヤニヤしながら「自分たちも焼きそばや生ビール買って飲み喰いしていいんですかね」これは聞かずにいられなかった。
「構いません」という。もちろん無料ではないよ。でも売る以上、最低限で飲み食いする楽しみが欲しいもの。
そうか、あくまで売り場の補助なんだな。気が楽になった。
これが開催日に「何処が補助だよ」になるとは思わなかったねこの時は。

以上が1ヶ月前で、納涼会開催日の1週間前の(日)朝9時~にもう1回集合があったのです。
定例会は原則第1(土)の夜なので、「次回はいついつの何時からです」のアナウンスが無く、回覧板に挟んで配布するものの何処かに次回開催日時が書いてあるらしい。でも未だに何処に書いてあるのかわからないのだ。
「(日)の朝9時!!」(ジャン妻)
「・・・」
「それじゃ何処へも行けないじゃないの」
ジャン妻のストレスが溜まってきたぞ。でも何処へ行こうにも天気がよくないのだ。南方に迷走台風5号がノロノロと酔っ払いのような動き方をしている。無事に開催できるかアヤしい天気図である。
処理済~アヤしい雲行き2.jpg
納涼祭前の定例会に行ったら、櫓やテントも基礎の部分は組み立てられていた。南から湿った空気が流れて雨が降ったのです。
足元がぬかるんでいる。水捌けがよくない。当日大丈夫なのかな。
広間に上がったら班長の数が少ないぞ。いつもの3/4程度しかいない。これじゃぁ休んだモン勝ちじゃないか。
班長が少ない代わりに、普段見ない壮年期の男性がいて、テントを組みたて、神輿が引きだされ、神輿を載せる木枠の櫓を組み立てていた。
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処理済~集会4.jpg

形ばかりの会長挨拶の後「今日は活動報告、各部報告はありません。紙花をこしらえる作業を皆さんでお願いします」という。
報告なしだって?
紙花?鼻紙ではなく?
私らは指定されたテーブルに座って4人ひと組で鼻紙・・・じゃなかった、紙花をこしらえる作業に取り掛かった。ノルマは50個だという。
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花用の紙は幾つか色があって、それを端からジャバラのようにチマチマ折って真ん中で開輪させます。
ジャバラを細かく折るほどキレイな紙花ができるみたい。
この日は(日)午前中のせいか欠席者が多かった。やはり(日)の朝から午前中に定例会開催は無理があるのである。
ウチの組が参加数が最も極少だった。開催当日の(土)(日)に出れなくて(月)の片付けに回されそうになったお婆さん班長ともう2名がいない。結局どうなったんだろう。
マジメに来た自分がバカみたいである。
ふと気付いたら、私の前に役員の長老がいた。参加者が少ないのに見かねたか、長老自ら紙花作りを手伝ってくれてるわけですよ。
「こういう紙があるんですね」
「そう。昔、学校か何かでこういうの作らなかった?」
覚えていない。遠い昔のような気がする。
長老に言ってしまった。「これって何だか囚人の手作業労働みたいですね」
別に私はそういう労働を見た訳ではないが、封筒貼りのような小さい手作業をしているのは知っている。手間賃安いそうですね。
紙花なんだけど.jpg
私が作った紙花。我ながら下手だね。
こっちは人数少ないので時間がかかる。そしたら会の長老格の女性(お婆さん)が、「ちょっとアナタ、終わったのなら帰らないで、まだできてないところを手伝ってあげてよ」と声を張り上げた。
この婆さん、納涼会打ち上げ時に少し会話したが、どこにでもいる肝っ玉婆さん。その婆さんに呼びかけられたモンだから帰りかけた人は仕方なく戻ってきて、人数少ないうえに不器用で遅々として進まない私の隣にきて手伝い始めた。
そのウチ私んとこもノルマが達成できたのだが、先にそんな大声張り上げられた手前、私も帰る訳にいかず、他のグループに飛び入りして手伝うハメになった。

町内会用のユニフォームがあるんですよ。Tシャツです。
開催直前の今回と前回、役員さんから、〇〇〇町内会のTシャツをご用意しました。お祭り当日は是非、皆さんそれを着て・・・」
決して押し売りではないが、「希望者は買ってってください」・・・1枚500円だったかな。何でそういうものを用意したのか。着るもので意思統一を図ろうとしたか。
イマイチセンスのない色、デザインなのと、私はTシャツが嫌いでしてね。
黒いのを数枚持ってますが、Tシャツだけで外出したことは一度もないです。襟とボタンが付いてないとイヤなの。
Tシャツ購入の呼びかけは黙殺した。
会館を出る前に「当日、模擬店は3時から集合お願いします」と言われた。
3時~でいいのか。午前中は自分の時間が取れるが、その日は長い1日、いや、2日になりそうである。
(実際は2日半、費やすことになる。)
処理済~アヤしい雲行き1.jpg
帰宅したらジャン妻に呆れられた。
「紙花を造るためだけに日曜午前中が潰れたの?」
それ以外には配布物を取りにいっただけである。
「そういうのは婦人部がやるものじゃないの?」
この辺りが長年経理畑のジャン妻らしいところで、経理は経理しかやらないというか、総務のような何でも屋の感覚が理解できないのである。
私は社での所属は一応管理部総務なのですが「総務の仕事なんかやってないじゃない」(ジャン妻)、私の前にいるソリの合わないオンナがもろもろの庶務をしているを見ています。だから手作業でも何でもそういうのは抵抗はない。
私も正直言って「今日は行かなくてもよかったかな~」と思わないでもない。何の活動報告もなかったということは普段の報告は報告しなくていいもの、形式だけで、班長たちは回覧板や配布物を取りにいって配るだけでいいと受け取れるではないか。
もっとも今日は報告会どころではなく、広間の半分を神輿と神輿の木枠が占拠していて、役員さんと地元の工務店が組み立てているのでドカドカ槌音が響いていたからね。会議にならなかったと想う。

神輿で思い出したが、前回に配られた中に神輿その他の参加申込書があった。神輿の担ぎ手(大人と子供とある)と、売り子の手伝いを募集していたんです。
でも班長が40人もいるんですよ。それ以外に売り子の手伝いを公募するってどういうこと?
それを見て「手伝ってもいいですよ」「よっしゃ、今年も一丁俺が」のように参加申し込みをする人がいて、その人たちは嫌々1年やってる班長以上にやる気がある人か、毎年のように参加している経験者でしょう。あるいは祭りが好きなのかな。やはり役員さんたちの目から見て、毎年1年交代の班長たちにその時だけ教えるて手伝わせるだけでは心配なのだろうな。
盆踊りの練習や太鼓の練習もあった。
「積極的な参加をお願いします。冷房を効かせて待っています。練習後の飲み物、アイスをお楽しみください」と書いてあったが平日夜なので私は行かなかった。行けないです。それらを私も回覧板に挟んで班に回覧したが、戻って来た回覧板からその申込書を見たらウチの班は参加希望者ゼロだった。
まぁ無理もない。ウチの班にそうノリのいい人はいないし、私だって昨年までは見向きもしなかった。そういうのに参加できる人と参加できない人がいて、参加できない人、興味の無い人の方が圧倒的に多い。
言っちゃ悪いが、ヒマな人でないと無理だと思う。地元で働いてる人とか。遠距離通勤者や時間外労働の多い人は無理です。
それと、ある程度人が好きでないと向かないね。
でも私は班長以外にそういう公募をしている触れをみて、いい意味でカチンと来たのよ。明記していないだけで「班長だけでは心許ないので」と言われたようなもの。
前年までは地域の交流に無関心だった私だが、このお触れのせいで、私の中の埋み火に小さいながらも火が点った気がするのだ。

そして当日がやってきました。
模擬店の販売の補助程度だろうとタカを括っていたのだが。。。

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焼いてるし!!
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回覧板と配布物のこと [町内会人間ドラマ]

処理済~町内会館1.jpg
20年前にジャン妻が班長だった時はどうだったか聞いてみた。
「20年前はどうだったの?」
覚えてないという。
「タイヘンだった?」
「そうでも」
今ほど戸数が無かったのかな。
「納涼祭とか出たの?」
「覚えてない。秋に何かやったかな・・・」
全く参考にならない。どうも私ほど真剣にやってなかったみたいで、手早く簡単になるべく自分に負担をかけない方向で済ませたらしい。
「早く1年経たないかな~って思ってた」
気が付いたら1年終わってたそうです。「もう次回はやるもんか。この人(私のこと)にやらせる」って思ったそうです。
だから私はこうして真面目に努めてるんじゃないか。
そのクセジャン妻は、毎月開催されている定例会に私がマメに出向き、19時30~20時半、下手したら21時まで延びて帰宅するるのを、
「遅い!!」
「もっと早く終わらないの?」
「何だかアナタの話を聞いてると要領と進行が悪いみたいね」
「土曜の夜に開催のせいで紀尾井に行けなくなった」
「休んじゃえばいいのに1回くらい」
不謹慎なことを言うもんだから、「そういう訳にはいかないよ」
「そういうのマジメだよね」
実際私は真面目なのです。少なくとも向こう1年間はね。もう半年経とうとしてるけどね。

町内会定例会のせいで「紀尾井に行けなくなった」ったって。。。
それは定例会だけのせいだけではなく他の要因もあるのですが、月1回土曜が潰れることで小旅行ができなくなったのは否めない。
これから年内、船山温泉、蕎麦宿、伊豆高原さら、予約済みですがそれらは第1土曜は外してある。紀尾井や貴田乃瀬、他、プチ遠出ができないとストレスが昂じるんだと。
正直言いますと私も「1回くらい休んじゃってもいいかな」って。私の中にいるもうひとりの私が囁いたことはあるのですよ。単なるサボリです。会社員だったら誰だってあるでしょ。
だが定例会の文句にこうある。
「その都度連絡や意見交換を行いますので極力欠席しないようお願いします。
意見交換なんてないですよ。活動報告があって、協議事項があって、それらを聞いてるだけです。班長たちも早く帰りたいからね。
「やむを得ず欠席された場合は、なるべく早く会館の組別仕分け棚にある配布物を取りに来ていただき、配布や回覧をお願いします」
やむを得ず欠席?
事前に「欠席します」なのか、それとも当日ドタキャンでいいのか。真面目に出ている私は相変わらずいちばん前方に座っているのであまりキョロキョロしないのですが「あれ?前回来てた人はいないな?」と気付くようになります。

今回は回覧板と配布物です。
欠席したら取りにきて下さいと言ふところの、会館の組別仕分け棚にある配布物は入口正面にある棚に入っています。
自分の班の棚へ行くと、個数分の配布物と、回覧板に挟んで回すものとある。それを持ち帰り、配布物は家々のポストに入れ、回覧板は自分を最後にして隣から回すのです。
処理済~回覧板1.jpg
それ以外に掲示版に貼るものがある。公園とかです。でも私の区域には掲示板は無かった。

だけどこの文章「欠席された場合は、なるべく早く会館の組別仕分け棚にある配布物を取りに来ていただき、配布や回覧をお願いします」・・・これだけ見ると、特別な行事や催事が無ければ、各家々へ配布物を配り、回覧板を廻す、それだけやってればいいのかなとも思えますよね。

この配布物や回覧物は、定例会開催の定刻にはもうそれぞれの班の棚に入っています。
交替で幾つかの班長が4名ずつ、定刻の1時間前に集まって、各班の世帯数分を仕訳済みなのです。
組別仕分け棚がこれです。
処理済~回覧物.jpg
この仕訳作業は私もやった。1時間前だから18時半前に行ったら各班の表があって、班の番号と世帯数が書いてあって、その数で仕分けるのです。
この仕分けが案外めんどくさく、指先の器用さを要求される。
A1班、30枚。。。
(1枚、2枚、3枚、4枚・・・30枚)
B2班、25枚。。。
(1枚、2枚、3枚、4枚・・・25枚)
C1班、18枚。。。
(1枚、2枚、3枚、4枚・・・18枚)
手作業です。これが計35か40班あるから結構タイヘンです。
広報誌は束になっているので、指サックでパラパラパラする訳にもいかないのです。
何だか指先に脂が少ないのかツルツル滑る。広報誌の紙質もいい紙を使ってるのか、その辺りの新聞紙と同じ紙質なのか。県、市、区、地元、この順番で紙質が落ちてくるというのは穿った見方かな。
意外と薄っぺらでツルツル滑ってやりにくいのが定期の会報以外の増刊パンフでした。消防関連とかは薄いのにカラー写真が多いのでツルツル滑るんだな。
それぞれの広報誌は100枚ずつ紙紐が入ってたような。私は後半になってそこに切気づいたが、結局は1枚1枚数えないといけなかったですね。

この作業で各班の戸数がどれくらいなのかわかった。私の班の世帯数は20戸で少ない方だった。20戸、30戸はザラで、最も多い戸数で55戸もある班があった。
世帯数55は幾ら何でも多過ぎないか。
20戸のウチだって回覧板がなかなか戻って来ないのに、55もあったら1ヶ月30日あっても回覧終わらないじゃないか。回覧板を2枚、2ルートに分けてるのだろうか。
おそらくマンションかアパートがあるのでしょう。
MAX55戸、いつか2つに分けるのかも知れない。

これは持ち帰った配布物を居間に各家々別に並べるてるところ。
県の広報誌、市の広報誌、区の広報誌、
他、地域のコミュニティたより、何かのイベント案内、お年寄りを狙った詐欺にご注意とか。
処理済~畳の上.jpg
新聞の折り込みのようにするんです。それを積むとこうなります。
積み上げる.jpg
20戸だからたいした量じゃないです。だから55世帯に配布するのってかなりタイヘンだと思いますよ。55年に1回しか当番が回ってこないのかも知れないけど。

処理済~回覧板と配布物.jpg
これをバッグに入れて各家々を回るのです。ピンポン押したりしません。ポストに押し込むだけ。
誰か家人が出てきたら玄関口まで上がって手渡ししてもいいのだが、足腰弱いお年寄りでない限りは「ポストに入れときましたから」の方が相手も気が楽みたいですね。
家の前の道路での会話ならともかく、敷地内に入り込まないようにしています。
廻って家人が出てくると、あれ?しばらく見ないウチに痩せたな、足腰衰えたな、って愕然とすることがありますよ。
相手だって私を見て「老けたな」と思ってるだろうけど。
気が付かないところで高齢化が早いのです。

一度、近所のお婆さんから「回覧板が回って来ない」と言われたことがある。やはり何処かで滞る時があるのです。
でもこっちは「いついつに回しましたけどねぇ」としか言えない。回した先は各家々次第です。まさか1軒1軒訪問して「お宅様のところで回覧板が止まってませんか?回すの忘れてませんか?」とも言えないしね。
だけど「回覧板が回って来ない」と言われたということは、そういう地域の情報を逐一読む方もいるんだなと改めて思った。
班長の私が「え?マジメに見てるんですか?」こんなこと言っちゃいけないが、私もジャン妻も広報誌も回覧板もロクすっぽ見たことないのですよ。すぐ古紙になって積み上げ、紐で縛って紙ゴミになっちゃいます。
その回覧板遅延で、最寄駅で近隣の人と一緒になった時にこう言われた。
「こないだ、回覧板回すの忘れて・・・」
「えっ??お宅だったの?」
「1週間くらい忘れてたんですよ」
そりゃ困るな。回してくれないと。回覧板が滞留板になっちまうじゃないか。
「端にお住まいの・・・方から言われたですよ。まだ回って来ないって」
忘れたお詫びじゃないけど貴重な裏情報もいただいた。それって反則じゃないのかの内容だったが、今は差し障りがあるので伏せます。

こうやって各家々を回ってるとカオが何となくわかってくる。20戸だからたいした数じゃないし。
お互い挨拶する回数も確かに増えた。
努めて愛想よくするようにしている。相手がそっぽ向こうがこちらは挨拶するんですよ。来年になったらまた元の木阿弥になるかも知れないが。今のところ、それまで無関心だったのが嘘のようである。
だけどウチはいつ町内会に加入したんだろう。25年前に越して来た時、町内会の誰かが勧誘に来たのだろうか。
「ウチって最初に誰か勧誘に来たの?」
「う~ん。。。誰か説明に来たね」(ジャン妻)
「そうなの?」
「新規に入る人ってことで書いたんだよね。アナタもいた筈だけど」
「何で断らなかったのさ?」
「こういうお家に住む人は入るのが当たり前だと思ってたから」
ドライなジャン妻ですらそういう意識を持ってるのに今更ながら驚いたものです。
だけど新規加入をどうやって見つけるのだろうか。工事現場の槌音が鳴り、造成地に住宅が建ってそこに入居したら、待ってましたとばかりに訪問するのだろうか。
ここで町内会(自治会)の参加の是非を言う気はない。町内会は任意団体であり、本来は入退会は自由なんだと。それは規約にも書いてあった。
行政は町内会の参加を促進しているきらいはある。広報誌を配布する代行機関になるからね。
悪しき例としては、ゴミ収集場所の利用を楯にして入会を強要するケースもあるらしいが、ウチはそんなことないです。
昔からの慣習で、その地域に住む人は全員加入するものとして扱われてきたのでしょうな。でも最近の若い人はそうはいかないだろう。
処理済~集会5.jpg
ジャン実家に行った時、たまたまチャイムが鳴って私が出たら回覧板だったので受け取った。
私なんかチャイムもインターホンも慣らさないです。ポストに押し込むだけ。
ジャン母はサラッと眺めて自分のとこにハンコ押すのではなく日付を記入してた。
ジャン妻は私が班長やってるのを知っています。
「アナタも回してるんでしょ」
「うん。あ、ハンコ押すんじゃないんだ」
「そう。日付を書くの」
日付を記入することで、自分がいつ読んだか、読んだらすぐ次へ回す意識になるのだという。だって誰のところで滞ったか日付でバレますから。
「出る時、お隣に出してきてくれない」
「いいけど。ポストに入れりゃいいんだろ」
「ダメよ。ちゃんと鳴らして手渡しするの」
「あ、そう」
「きちんとご挨拶なさい」
50過ぎた愚息に対して「きちんとご挨拶・・・」如何に無愛想だったかということですよ。
めんどくせぇけど言われた通りにした。訪うのも意味があって、訪うことで相手の状況を知るのです。何か異変が起きてないかとかね。高齢者だけの家は特にそういう風に声掛けするんだそうです。

http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-10の記事で小山の中久喜城を見にいった時、城の傍に旧い住宅地が隣接しており、外で談笑していたお婆さんが2人いて、どちらかが回覧板を持っていましたね。
相手が無事か、お互いの家々に何か状況が変わってないか、交換し合っているように見えた。

ジャン母が言うには「来年辺りにまた班長が回ってくるかも」
断んなさいと言った。ウチの町内、高齢者は誰も受けないって。
「それだと誰もやる人いなくなっちゃうし」
ジャン母も私と同じくマジメなのですよ。(ジャン妻以外誰も言ってくれないから自分で言います。)

10月に敬老祝い品の贈呈対象者調査と記念品を贈呈するのだが、対象者は70歳以上の住民で、その対象者の調査票を渡された。
何を調査するのか具体的な説明はなかった。
ウチの班に対象者が12名いる。世帯数20で12名だから少なくない。
総務の女性役員さんが言うには、
「この方たちがお元気でいらっしゃるかどうかを確認していただきたいのです」
そんな難しいことを。お宅の爺さん婆さん元気で生きてっかって?
どういう台詞で聞けばいいのか。散会してから掴まえて聞いたのよ。
「何て聞けばいいんですかね。家に押し掛けて、お宅のお爺ちゃんお婆ちゃんまだ生きてますか?ってズバリ聞いちゃっていいものなんでしょうかね?」
このブシツケな質問に、総務さんは「う~ん・・・」って固まった。
「まさか、ご存命中ですよねってもちかけて、玄関口から当人に聞こえちゃったらマズくないですか」
総務さんはちょっと考え考えしていたが、生々しいこの質問に明確な答えは得られなかった。「確かに言い方が難しいんですよね」・・・だけだった。
あまり困らせても何なので、「まぁ何とかします」と言って切り上げたが、結局私は調査していません。このメンバーでお願いしますで言い切った。亡くなったら連絡くるだろうし。
この具体的な質問をした時、総務さんの横にいた〇〇〇部の役員(納涼祭責任者)の視線が私に注いだのを感じた。この役員は後で出てきます。
聞き忘れたことがある。その敬老対象者は在宅してればいいのか?施設に入ってた場合はどうなるのか?である。
でも家々を訪って失礼な質問するよりは、記念品をあげちゃった方がいいだろうと思った。
処理済~集会6.jpg
帰宅するといつも必ず言われるのが、
「遅かったわね今日も」
どうしても21時になってしまうのである。仕事で遅くなるのは仕方がないが、土曜の夜に遅くなるのに抵抗があるらしい。
「アタシの頃はそんな遅い時間にならなかった」(ジャン妻)
「その頃は参加者が今より少なかったんだろうね」
「せめて19時~開催に変えられないの?」(ジャン妻)
「そんな権限はない」
でも19時半~は何か意味があるのか聞いてみたいものである。
「誰かに合わせてるんだろうね」(ジャン妻)
遅い時間になるから赤子を背負ってくる班長もいるからね。泣いたりしないです。
「その子が泣いても、うるさい、なんて言っちゃダメよ。会社じゃないんだから」(ジャン妻)
「言わないよっ」
赤子は背負われて寝てます。やはり遅い時間帯なんですよ。
処理済~集会1.jpg
この日は手土産があった。ペットボトルのお茶。
缶ビールか発泡酒の方がいいんだけどね。
「貰ったの?」
「配布物を仕分けするのを手伝ったらくれたの」
配布物の仕分けは1時間前、役員クラスの開催準備はもっと前から待機してるようなので、軽い夜食替わりにコンビニのお握りとお茶が配布される。
お茶は班長全員に配られますね。
この日、止せばいいのに私は座布団を片付けるのを手伝った。他の班長はサッサと引き上げてるのにさ。そしたら前記事で「途中で転勤で出てった方には会費は返金できるのですか?」の質問に答えてくれた会計さんが「どうぞ食べてください」とお握りを下さったです。
でも私は「嫁の手料理が喰えなくなるので」
お茶だけいただいた。
座布団を片付けてる時、またしても前述の役員(祭りの責任者)の視線を感じた。
何となく値踏みされてるのを感じます。

そして地域の一大イベント、納涼祭、夏祭りがやってくる。
これは全員参加。殆ど義務です。
私は何を振られたかというと。。。
(続く)
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町内会費と募金のこと [町内会人間ドラマ]

町内会(自治会)の班長をやりたがらない理由に、町内会費や募金(日本赤十字、共同)の徴収が挙げられる。
要は金集めですよ。世帯としてこっちが支払うだけならいいけど、それを徴収する側、家々を訪問する側になるのです。
これが最初の大仕事というか、できればやりたくないお役目。
でも誰かがやらなくてはならないようです。

町内会費の領収票がこれ。徴収して各家々に渡すもの。

町内会費領収票.jpg

これは町内会費納入票。集めた金を一括して、町内会に納める際に添付するものです。

町内会費納入票.jpg

これが集金袋。現金と先の納入票を同封するのです。
小学校の頃の月謝袋みたいですな。

集金袋.jpg

これとは別に捨てちゃったけどA4の紙が渡された。それには表の縦に私も含めて世帯人の名前が列挙され、表の横には1ヶ月毎の欄が1年分12か月あった。
各家々を毎月訪問して徴収するのは迂遠だし、説明して徴収する際に「できれば1年間の一括徴収でお願いしたいです・・・」と言うんです。
年会費はひと月400円で、1年は12か月だから400×12=4800円になる。この金額が高いか安いかわからないが、ジャン母や他でも聞いたところまぁまぁ相場らしい。
でも「できれば一括徴収で」って簡単に言うけど、普段会ってない人や話したことない家々を訪問して、私みたいなのがいきなりブシツケに「金くれ」ってやるようなものだからね。
どうやって集めるか。
各家々を訪問するしかないです。
いつ廻るか。こっちも平日は会社員なので、週末か夜に限定されるだろう。あまり遅い時間帯やご飯時は避けたいものである。

20年前に班長経験したジャン妻に聞いてみた。
「アナタが20年前にやった時って金を集めるの手間かかった?」
「手間はかからなかったけど。一部立て替えたかも知れない」
「それって後で徴収したの?」
「うん。した」
「各家々を廻るしかないんだよね」
「うん」
「振込にできないものなのかな」
「う~ん、そういうのは難しいでしょうね。マンションみたいなところはそういうのもあるのかな」
マンション管理費に含めて徴収するとかしてるのかな。それが問題になっているところもあるらしいが。
「マンション管理費と町内会費は全く別ものだろ」
「そりゃそうだよ」
「・・・」
「今更何言ってんの?」
「・・・」
戸建と違ってマンションは区分所有者なので、その管理費は同じマンションに住む住民の共同財産の維持管理を目的とするからです。例えばエレベーターや防火設備の保守とか。
マンションは住居だけとは限らない。1階2階にテナントが入ったりする。ウチの会社も出店しているテナントがマンションだったりすると、修理でも工事でも事前に管理組合にかけて居住者が納得しないとできないです。
マンションは守りの部分が大きいと思う。
自治会費、町内会費等は、居住者が任意に負担するものだそうです。それを分譲マンションの金額に含めたが為に民事裁判になった例もあるらしいが、ここでは省略します。

幸いウチらの班は20世帯だし、地べたに着いた一戸建ての家々で殆どが持ち家です。20軒でウチが20年振りだから、各家々は班長経験者ばかりなのである。
「賃貸(マンションやアパート)と違って楽だと思うよ」(ジャン妻)
「・・・」

では1軒1軒訪問してみましょう。いきなりピンポン押して「金よこせ」では厚かましいので、挨拶文、案内文を作成したの。

町内会会員各位
〇〇〇町内会〇〇班の皆様。
平成29年度班長 〇〇 〇〇(私の本名ですよ)
平成29年度町内会会費の集金、並びに赤十字募金(任意)のお知らせ
拝啓、新緑の折、町内会の皆様、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
私こと〇〇 〇〇は、この度平成29年度〇〇班の班長を努めさせていただきます。皆様どうぞよろしくお願い致します。
早速ではございますが、平成29年度の町内会費を集金させていただきますのでお知らせ致します。
平成29年度会費、400/1ヶ月×12ヶ月分=4800円
赤十字募金(これは任意です。)一口200円
集金期間、平成29年5月13日(土)~
恐れ入りますが、各お宅を廻らせて頂きますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
敬具

どんなもんだい。
私だって普段このBlogのようなやんちゃな文章ばっかり書いたり、言いたい放題方言したりしてんじゃないです。ちゃんとこういう文章も作れるんですよ。
これを回覧板に入れて回したのね。今思えばこれは失敗で、回覧板ではなく各家々のポストに押し込む配布物にプラスすればよかったのですが。
回覧板は必ずどっかの家で忘れられるので、20軒全部廻り終わる前に、ある家から、
「通知が来る目に集金に来られたからさぁ。準備してなかったのよぉ」
「え?そういえばまだ(回覧板)戻ってきてないですね」
「どっかで停まってるんじゃないのぉ?」
になったものだよ。
回覧板と、各家々のポストに押し込む配布物とある。これについては項を改めます。

さて、それまで各家々に無愛想だった私は、班長になってから急に作り笑顔とまでいかなくても顔の力を極力抜いて、ゴミ出しでも何でも誰かに出会ったら笑顔で挨拶するように変えたつもり。
「近々集金にうかがいますのでよろしくお願いします」も忘れない。
集金にあたって釣り銭を用意した。100円玉、500円玉、1000円札、5000円札です。
ウチの両隣の家人は見知ってるので、区域内の離れた家々から集金に廻ることにした。初めて会う家、初めて話す人から廻ることにした。
幸い数年前の群馬在住経験が功を奏して私は人見知りは殆どなくなっている。
結論から言うとあまり釣り銭は必要なかった。年間会費が400/1ヶ月×12ヶ月分=4800円で、プラス赤十字募金(これは任意ですが)を一口200円でお願いしたので、会費については毎年のことでご理解を得られ「プラス200円で御賛同いただければお願いします」そういうキリのいい数字、5000円で集めたのです。

これが日本赤十字募金と、秋に徴収する共同募金の納入票です。

募金納入票.jpg

赤十字募金は毎年5月に徴収するものらしいが、私は各家々をひとくち200円しか徴収していない。それは5000円という集めやすい金額にする為でもあるが。
「ご賛同いただけるならひとくちだけお願いします。プラス200円で年間5000円で・・・」にした。何処もそうだと思いますよ。結果、100円の釣り銭が不要で終わったのです。

赤十字募金はひとり辺りが出した金額がある金額に達するか、それ以上になると会員扱いになるのか、社外だけど社員並の扱いになり会員証も発行されるそうだがそこまでしなかった。
別に私は赤十字の廻し者ではないし。別に赤十字を否定しているのではないよ。赤十字の人がやればいいのにと思ってるだけです。でも赤十字は町内会へ募金への協力をお願いしているそうですね。ここで日本赤十字の募金についてあまり是非を問うとヤヤコシクなるのでホドホドにしますが。日本赤十字のHPから、
「あなたの寄付は災害が発生したとき、ただちに現地へと医療救護班や救援物資などを届けるために活用されます。
赤十字の様々な活動を即座に継続的に行うためには皆さまからの寄付が必要です。ご協力をお願いいたします」
募金そのものに反対ではない。ちゃんとそっち方面へ使われてると信じるしかない。
私も新百合丘駅や藤沢駅のコンコースで待ち合わせ中に、傍らでデカい声を張り上げて募金を募ってるボランティアに千円札1枚折りたたんで募金箱に押し込み「さっきからうるさいぞっ、もう少し静かに活動できんのかっ」ってくらわしたことが3回、3回ですよ。それは単にうるさかっただけのことで募金活動そのものに文句を言ったのではない。
赤十字募金と被災地への義捐金は意味が違うのでここでは省略します。ただ、チクッと言っちゃいますが、町内会費はいいが、募金、これは読んで字の如く、募る、これが町内会に絡むと任意とはいえ、集めてる、になってる感は否めないと思うな。

金集めをしながら、それまではロクに話なんかしなかった各家々の人と話す機会を得た。
ウチより後から越して来た家々に話を振ってみるんです。「ウチは20年振りなんですが、もう班長やられましたか?」って。もちろん相手が経験済みなのをわかってて振るんですけどね。
返って来た反応は・・・
「ウチは越してきてすぐにやらされました」
「ウチは越してきて割と早くに・・・」
廻ってきたという。私はこうも言ってみた。
「今年は400円/月なんですが、以前は幾らだったんですかね?値上してるのかな?」
「いや、自分の時も400円でしたね」
そういう会話の流で、苦労相身互いですねって持って行くんですよ。
これまでロクに私のカオすら見ようとしなかったオバさんが、
「ウチは組役にさせられて、80過ぎのお爺さんと組まされてタイヘンだったんですよ」
組役にさせられたんだ。昨日Upしたあのアミダで負けたんだろうね。
「はちじゅう??そりゃこっちで全部やることになってしまいますよね」
実際、80の爺さんいました。若い者が少なくなって仕方なく受けたんだろうけどね。受けたはいいが身体が動かなかったのでしょう。

私より若い世帯主のひとりが「ウチも越してきてすぐやらされました。でもあれってちゃんと順番に廻ってるかどうかなんて誰もチェックしてないんですよね」
やはりそうか。この班長順番はどうなっているのか、在任中に役員に聞いてみようと思っている。でないと来年、渡せないからね。
会に遅れて行ったばかりに損な役回りになった人がいた。
「最初の集まり遅れて行ったもんだから、誰もやりたがらなかった役、決まらなかった役をやらされましたよ」
普段は無愛想なのに、何だ皆さん随分喋ってくれるんだなって思ったものだよ。

自分でも思った。あちこちの家々を回って、自分自身で「何だ・・・俺って知らない人と結構喋れるじゃん」・・・。
これは群馬転勤が大きいな。
私はそれまではドライな横浜人で、知らない人に話しかけたり挨拶したりしたことなんてまずない。(職場は別ですが。)
酒場でも話しかけられたりしたらハッキリ拒否った。
だけど群馬は人がいない。酒場で出逢った客とは後日、その店か他の店で再会する可能性がかなり高いのだ。それは東京のように人がいないからである。東京横浜で私の行く酒場は人が多いし、会社員は会社員、グループはそのグループだけで飲んでウサをはらしているので他人と交わる必要なんてないのである。
都会は人が多過ぎるので、知らない人に挨拶したらヘンにみられるか警戒されるだけである。
私が住んでた群馬県高崎市羅漢町は飲み屋と閑静な住宅地が混じった不思議なところだった。前夜飲んだ店の店主と日中出くわすことなどザラだった。当然、挨拶はする。
飲み屋に限らず利用する店も限られている。そこは東京横浜のように人がいないので、挨拶、会釈が気軽にできる環境にある。そういうのに慣れ親しんだ。別に挨拶して悪いことなんてない。

年間会費について何か言われたら「ゴミ捨て場の管理、カラス防止のネットとか、街灯が切れたら取り換えるとかの維持費でしょうね・・・」と用意しておいたのだが。実際は何も言われなかった。そりゃ殆どが班長経験者だからね。
ではひとくち200円の赤十字募金について物言いがあるかな~と思って理論武装もしたのだが、そこまで構えるほどでもなかった。
「皆さん班長経験者だからよ」(ジャン妻)

実は1軒だけ賃借人がいる。
家主がそこに住んでなくて転借してるのです。
その方は転勤族の可能性があるので、事前に役員クラスの会計さんに聞いたの。この会計さんは今では用事がなくても会館で出合えば会釈、挨拶ぐらいは交わすようになっている。
「これこれこういう人がいます。1年間で転居された場合、残りの分は戻せるものなんですか?」
「そういう場合は戻せます」と言う。
そういう規約は何処にも書いてなかったが、薬〇〇会の年間会費のように途中で退会しても戻せませんではないらしいのだ。ただ、所定の様式があって、それに記入してどうこうの手続きはあるらしい。
だけど転勤ってのはいきなり決まったりするものである。私は対象の家へおじゃまして集金の挨拶の後、
「他の皆さんは持ち家だから1年分集めてるのですが、お宅は事情が違うしそうするのもどうかと思って。向こう1年間、どこかでいきなり転勤って可能性はありますかね?」
なくはないという。
「その場合、戻って来るんですか?」って言われた。
「それは可能です。所定の手続きがあって私らも平日の日中は勤めがあるからすぐに手続きできるかどうかわかりませんが。お返しします」
結局は1年分支払ってくれた。もし転勤されたら私が立て替えて当人不在で手続きするしかないだろうな。

昨日冒頭で登場した私の前任者は御隠居で70過ぎだが、集金の時にこう言ってた。
「このトシでああいうのをやれるのはギリギリだと思うよ。次回また20年後ったって自分その頃に生きてっかどうかわかんないもん。どこそこさんも80歳近くなってるし、誰々さんとこはひとり住まいだし。これからは皆どんどんトシとってくから若い者への負担が増えてくだろうなぁ」
高齢者や足腰弱い人は班長の順番から除外するそうである。役員クラスが懸念してるのもおそらくこの辺りの事情だと思う。

ちょっと話が逸れますが。
町内会、自治会のもとは、江戸時代の農民の五人組、大戦中の隣組だという。
だが「おんな城主直虎」で瀬戸村と祝田村の農民たちが事あるごとに集まってます。
これが町内会の発端ではないだろうか。
農民たち.jpg
農民たち2.jpg
食糧事情が安定していない戦乱の世、農民たちはその日を生きていくのが精一杯だった。その年の豊作を願い、水害、干ばつ、火山の噴火といった自然災害が発生しないよう山や海の神々に祈り、そこにある神社の祭礼を営んだ。町内会の基はそれだと思う。
それが現代に、祭りはもちろん、道路や公園の清掃、ドブさらいやゴミ拾い、その地域住民の親睦や交流目的の催事を行うような流れになっているのではないか。
武蔵小杉のように高層マンションが乱立するところは町内会なんてあるのだろうか。さっき述べたようにマンンションの管理組合とは違うし。
過疎化したところ、限界集落はどうなのだろうか。
町内会、自治会はその地域の歴史や居住形態が反映されているんだな。誰かが残そうとしないと消滅するだろう。でもそれは言い換えれば消滅するくらいなら必要ないのではないか?とも言える。いつかそういう時代が来るかも知れないので、存続させようと活動しているわけか。。。

処理済~集金を納める.jpg
この写真は定例会で会費を納める受付です。会計さんと助役と2人いた。
この会計さんと最近はそこらで会うようになり、軽く世間話くらいはするようになっている。
納める際に、合計金額だけで金種を書く欄は無かったが、集めたジャラ銭でバサッと納めるのではなく、なるべくキリのいい数字の金種でお願いしますと納める当日になって言われたよ。
こっちも現場で現金出納の経験はあるので、キリのいい数字で納めました。
そこで洩れ聞こえたのですが、やはり、「ウチの組(班)に1軒だけどうしても・・・」、「アパートのお住まいの方がなかなか不在で・・・」
きっちり集まらなかった班も少なからずあったらしい。そういう場合は根気よく訪うしかないのだが、相手が強行的に拒否してきたらそれ以上は言えないだろう。
初回の定例会で会計の先生が「これから感情的になる場面もあるかと思いますが・・・」を裏付ける。

賃貸人は町内会への関心は薄い。町内会、自治会の活動は家族を想定しており、いついなくなるかわからない単身赴任者の生活環境は考慮されていない。
だって単身赴任者は家にいないし、週末は実家に戻るからである。いつまでそこにいるかもわからない。だから転勤族や単身赴任者に負担、参加を促しても無理です。
こないだまでいたのに、気付いたらいつの間にかいなくなってたなんてザラです。私だって群馬にいた平成24年だったらお断りしている。
そうそう、群馬でまた思い出した。群馬にいた平成24年~25年の2月だったかな。過去に登場したが最近は新たに伴侶を得たので登場しなくなった「笑ふ女」の隣家で不幸があって「隣の家で不幸があったので中抜けします」というのである。
中抜けだからフルに有休ではない。身内じゃないから忌引きでもない。
「隣の家?」
「そうなんです。隣なんです。ぶふふっ(笑)」
隣人とはいえ不幸は不幸なのに何を笑ってやがるか。
「〇〇さん(私のこと)って横浜ですよね」
「そうだけど」
「横浜ではそういうのないかもですが、ウチって何か不幸があるとお隣さん同士で助け合うんですよ」
だそうである。これも自治会の一環といっていいだろう。
処理済~集会2.jpg
町内会費と赤十字募金の納付完了しました。
10月に赤い羽根共同募金の徴収がある。めんどくさ。10月までに敬老祝い品の贈呈対象者を調査して、記念品を用意するのだが、対象者は70歳以上の住民です。これの調査票を渡された。
ウチの班に対象者が12名いる。7月の定例会で総務の役員さんが言うには、
「お渡ししたリストですが、まだお元気でいらっしゃるかどうかを確認していただきたいのです」
???
どういう風に聞けばいいんだ?
私は会議中は質問したりしないのだが、散会してから前に歩み寄って、総務に聞いたの。
「それってどうやって聞けばいいんですかね?」
「???」
「家に押し掛けて、お爺ちゃんお婆ちゃんまだご存命中ですか?ってズバリ聞いちゃっていいんですかね?」
「・・・」
総務は固まった。
総務の横にいた〇〇〇部の役員(納涼祭の責任者)の視線が私に注いだのを感じた。
(続く)
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町内会シリーズ [町内会人間ドラマ]

同じ店の飲み食い記事や、そこでブツクサ言ってるブータレ記事も飽いてきたので。
私にしては前向きな新カテゴリ記事をUpします。

3月のある日の夕方、家のピンポンが鳴った。
宅急便が来る話は聞いてないし、くるまが止まった気配もない。訪問か勧誘か、宗教関連かと警戒してしばらく無視してたら「〇〇さぁ~ん」って名前を呼ばれた。
声に聞き覚えがある。ご近所のご隠居様だった。もう10年以上前に定年され、私の好きな4文字熟語=悠々自適されている方だった。
普段は付き合いなんてないです。ゴミ出しや出勤時に挨拶する程度です。
私は玄関開けてから外に出た。
「どうされました?」
「ハイ、次、アンタね」
回覧板の表紙2枚と、町内会班長のファイルを渡された。
(ついに来たか。)

ご隠居が言うには「今度のいついつに総会があるから自分と一緒に行ってくれる?そこで紹介と引き継ぎやっから。その後自分ひとりで最後の集会があって、その次からアナタひとりで行くのよ」
ウチの班(町内会)は20世帯いていずれも戸建です。20軒の家々を持ち回りで班長が廻ってきて、ウチに20年振りに廻ってきたのだ。
どういう順番で私に廻ってきたのかは今でもわからない。
月イチの定例集会は原則その月の第1土曜日の夜19時~だという。
ご隠居は「アナタが都合悪い日は自分が行くから」とまで言ってくれたが、私は性格上そういう風に頼るのは好まない。しっかり今日まで努めてます。

20年振り?
私らは25年近くいるけど。
「アタシ前にやったよ。引っ越してきて割と早く来たんじゃないかな」(ジャン妻)
「いつ?何歳だった?」
「そりゃ30代半ばよ」
計算すればわかるでしょのように言われたが、実はジャン妻と2人で「そろそろウチらの番が来る頃だね」と話はしていたのです。だから私は御隠居が訪問してきてもさほど驚かなかった。
「今度はアナタがやってね」
やれやれ。介添えもしてくれなさそうである。
「何で前回はアナタがやったのさ」
「この人(私のこと)はそういうのやらない人だと思ってたから」
今はそう思ってないのか。20年経って同じ会社で勤務するようになったし、ウチの亭主は他に誰もやるヤツがいなけりゃ自分でやる人だと認識できたようです。

そうです。私は他に誰もやる人がいなけりゃやる人なのです。

とうとう来てしまったか。
「具体的に何をするのさ?」
「会館に行ったら配布するものが各班別に置いてあって、それを各家々に配るものと、回覧板に挟んで回すものがあるのよ」
確かにいつも配布物はポストに入ってる。見たことない。無関心といっていい。紙ゴミで出しているだけ。
回覧板だって廻ってきてるけど、私はロクすっぽ見ないでハンコ押して次に廻すだけ。
「後は集金と納涼祭かな」
町内会費の集金か。そういうのもやらなきゃならないんだね。で、納涼祭って何さ?
「盆踊りよ」
そういうイベントがあるのは知っている。だがそれも行ったことない。人混みが嫌いだからです。
私はアウトドアが苦手で不得手なのでそういうイベントに入っていけない。外はムシ暑いし。ビアガーデンすらも行かない人なんですよ。室内で飲む方がいい。いや、飲むんじゃなくて想像するだにそういうイベントで何かを手伝わされる訳だね。模擬店とかかな。
普段これまで無関心なものに取り組まなくてはならなくなったのです。

これが会館です。散会後に振り返って撮影したもの。
処理済~町内会館1.jpg
町内会館に初めて行った。
ご隠居は月イチの定例会開催は原則第1土曜の夜19時30分~、終了は早くて20時30分だと言っていたが、内容によっては21時まで延びる時もあるのです。

受付に私の地区番号と名前があった。広間に新規の班長たちが私を含めて40人近くいて、私以外の新当番たちは自分が何処にいたらいいのか、どこに座ったらいいのか戸惑ってる。
初めて見る顔ばかりである。お爺さん、お婆さん、壮年期の男性、主婦、子供を背負ったママ。20代の人はひとりもいなかった。
ひとつ共通点がある。どの顔も嫌々呼ばれて来た顔と迷惑そうな表情をしている。損な役回りが廻ってきた、1年間めんどくさいなぁ、今日だってさっさと済ませて早く帰りたい、全員がそういうカオしてましたね。そりゃそうだよな。そういうめんどい役をやらないで普通に日々生活できりゃいいんだからさ。
配布された文書を見て険しい目つきで睨んでたり、仏頂面で何で自分がこんなことやんなきゃならないんだと言わんばかりのカオしてる。
こっちもまだ会社員現役だし、そう毎回毎回行事に駆り出されたらたまらんなとは思ったよ。

会場の前列にズラリ椅子を10席並べてこっちを見てるのは執行部、役員のひとたち。
会長、副会長、役員、総務、副総務、会計、副会計、6人いるのにこれを4役という。他、防災委員長、副委員長、会計監査、これだと4役プラス3で計7人だが、長老格?が数人いて、それらが前にズラリと並んでいた。
こっち側には新規の班長が40人近く座ってる。
皆さんラフなカッコ、普段着です。このBlogの読者の方々はご存じかと思いますが、私はカジュアルな服装を持ってないので、普段会社に行くカッコそのままだったんですよ。ネクタイはしなかったけど。そういうカッコしてたのは私だけでしたね
私は最前列に座った。目の前にすぐ役員どものカオがあるんですよ。
「最前列に座ったのっ??」(ジャン妻)
「そう。こうやって足組んでね」
「何者かと思われるじゃないの。後ろにいればいいのに」
普通は目立たぬように遠慮するもんだって。だけど前から座らないと人が入りきらないし、「もうちょっと前からお座りください」って言われる。
言われて前に出るくらいなら最初っから前にいた方がいいです。
組んだ足は会が始まったら下ろしましたよ。

これは何回めかの集会風景です。皆さん普段着。
処理済~集会1.jpg
会は定刻に始まった。司会進行役がマイクを握りってまずは会長の挨拶。司会進行役も会長も声がデカいのだ。マイク要らないんじゃないか。
役員をひとりひとり紹介された。皆さん声が大きいか、喋り慣れてる。
こっちは固い表情ばかり。何で自分はここにいなきゃならないんだと言いたそう。
私?私は最前列にいるぐらいだから全然平気な方ですが、違和感はある。

「皆さんの中で、初めて班長をされる方は挙手をお願いします」
私を含めてほぼ全員が手を挙げた。
会計監査担当の方が意味深なことを言った。
「新しく班長になられる皆さん、これから様々なご苦労の中で感情的になられる時もあるかと思いますが・・・」
感情的になるって?
そうなる局面があるのか。
執行部は長年慣れているので、今いる新規の班長たちの固い表情を見て先触れしたようです。そして私ら新規班長(組役ともいう)の自己紹介。ひとりひとり起立して「何々地区の誰々です」

次に班長たちの1年間の任務について説明された。
①毎月の定例会への出席。こうして月イチ、定められた日時にここに集まること。
②定例会開催準備。座席や座布団の配置もそうだが、主に広報配布物の仕分けです。それぞれの班の世帯数で配布物の数が決まる。県から、市から、区から、あるいは警察・消防からの広報誌をその班の世帯数分集めて新聞の折り込みのように畳むのです。これは後で触れます。
③配布物、回覧物(回覧板)、掲示物の取り扱い。これも後で取り上げますが、配布物を各戸、家々に投函する。回覧場を廻す。掲示物はその区域に掲示版が立ってればそこに貼り出すのです。私の住んでる班に③はなかった。
④行事と担当委員取り決め。これは後述します。
⑤町内会費、共同募金の集金。これも項を改めます。
⑥敬老祝い品贈呈対象者調査と記念品贈呈。これは敬老の日に70歳以上の方に記念品を届けるのだが。この件で私は後日、総務の役員に妙な質問をして・・・いや、誰も聞こうとしない真っ当な質問をして役員を困惑させることになる。
⑦行事への参加募集。実際これもやったのですが、この時はまぁ誰も参加しないだろうとタカを括っていた。私だってこれまでそうだったもん。
⑧防災訓練の参加。学校とかに集まって消化訓練のようなものをやるらしい。または避難所へ赴くかそこの整備とか。倉庫にしまってある防災器具の点検とか。
⑨会員の入退会の連絡。転居したり、転居してきたりの時に勧誘するのかな。
⑩街燈の故障チェックと連絡。切れたら連絡するのです。これは昔ながらの蛍光灯とLEDタイプとを知っておかないといけない。
⑪訃報連絡、誰々がご逝去されましただけではなく、遺族と訃報連絡するしないを決めるんだと。
⑫班内(組内)意見取りまとめ。日頃気になることですね。これはゴミ集積場の問題が圧倒的に多いようです。
⑬1年後に次の班長への引き継ぎ。

これまで無関心だったので「自分には関係ねぇ」「マナーよく暮らしてりゃ、他所様に迷惑かけなきゃいいんだろ」と思ってたが、それだけではすまなくなってきた。

次に各部の活動報告に入った。
役員たちは毎週役員会で集まってるみたいだが、その他にも幾つかある各部の活動報告です。
今でもどの部がどういう活動をしているのかよくわからないのだが。わからないまま列挙します。
寿会・・・これはそのまま高齢者の集まり。
青少年部・・・よくわからないがガテン系の集まりで、主に祭事やイベントの手伝いか。実はこれが各イベントの実働部隊なのが最近わかってきた。納涼祭でヘンな実績作っちゃったので私にもお誘いの声がかかっている。
スポーツ推進・・・子供たちと運動競技イベントを主催する?
青少年指導員・・・非行防止か。ちょっとよくわからない。
保健活動推進・・・住民の健康サポートらしい。施設や介護に繋がるのかも。
環境事業・・・ゴミ出しの削減を目標としている。リサイクル促進とか。
家庭防災員・・・防犯ですね。消火訓練のようなイベントと防災セミナー参加。
他に〇〇〇〇会と銘打った会が幾つかあって、高齢者への配食、舞踏、プチコンサート、上映会、俳句、川柳、写真といった文化活動。
普段現役で会社員の私が参加できるものなどない。徴収した町内会費を基に、これこれこういう活動をしていますという報告を毎回するのです。次の会計監査では経理担当者から昨年度の予算の内訳について長々と説明があった。
説明ったって表に書かれた内訳を朗読しているだけで、何については幾ら幾らでしたとか。前年と比較してどうこうとか。
会費以外に寄付金、助成金、納涼祭の売上、金銭出納帳を各項目に集計した一覧(これが会社内だと損益分岐表?)のようなものを配布されて数字を読み上げられた。朗読に近い。
購入したもの、備品、コピー機、パソコン、プリンタとか。他、修繕費とか。
納涼祭の売上、寄付金、行政からの補助金とか。
質問、物言いは殆どなかったといっていいが、「会館の建て替え費用積立について、幾らを上限に考えているのか」という質問が出たね。確かに旧い建屋なんです。
聞いても私はツマんないだけで苦痛だった。
「そういう報告は義務なのよ」(ジャン妻)
そういうのをやらないと、着服してるだの横流しだの、使途不明金だので突っつかれるんだという。

新たに班長になった(私も含めてだが)我々に、これから1年間何をやらされるのか。そこが皆さん気になる。
知ってる人、これまで関係ができてる相手ならともかく、この日初めて会った役員たちからいろいろお願いされたり依頼されるのを心外に思う人もいるだろうな。
会社勤めで理不尽な経験してる人は抵抗ないかも知れない。でも会社は労働に対してペイが支払われるが、この活動は不定期とはいえ無償ですから。
こういう地域活動に積極的な人、無関心な人、今の時代は殆ど後者ではないか。私?私はどっちだろう。少なくともこれまでは無関心だったからね。そういう活動に引っ張り出されたことへの抵抗感があるようなないような。よくわからないのです。私も旧いタイプの人間なので、この場にいると、こういう活動を真向から否定する気にもなれないような気もする。

取り敢えず私はここにいます。さて、前述の④行事と担当委員取り決めになった。
執行役員からこう言われた。
「納涼祭、これは全員出ていただきます」
やや強い口調で言われた。有無を言わさずである。義務というかいささか強制労働の感がある。
「次に体育祭と秋祭り、これはどちらかに参加していただきます」
これも任意ではないらしい。私は秋祭りにした。体育祭は選手に廻されたらタマラんと思ったのです。高齢者が多いのであまり過激な競技はないようだが、ムカデ競争とかパン喰い競争(フードファイト?)のような、数字や成績を競うのではなくレジャー的な競技だとしても、それ也に激しい動きがあるに決まってる。そういうのは遠慮したい。
最初の大イベント、全員参加大原則の納涼祭で私は何をやらされるのかこの時はわからなかった。どうせ補助だろうとタカを括った。
だが後日、この甘い考えは打ち砕かれることになる。(もう納涼祭は済んでますけど。)

この強引な進行に対して私は内心で多少反駁しながらもプラスに考えよう考えようとした。
そういうお祭りのような地域イベントは「やりたい人だけでやってください」だと誰もやらなくなるだろうし、希望者だけ募っても数が集まらないし、開催日を住民に合わせて全員の意見を聞いたりしたら開催できっこない。だから「いついつやります」「参加していただきます」それが最初にありきなんですよね。
会長を含め役員たちは高齢化していくので、私を含めて若者や(若者いないけど)壮年期のひとたちや、年齢に関係なく町内会への無関心層を開拓しようとしているのに懸命なのがわかった。次世代に繋げ継承していく為にはある程度の強引さも必要なのだな。
なるべくプラス志向で考えたが、逆に言うと、これって果たして必要不可欠なものなのだろうか、やらなきゃいけないものなのだろうか、やらなくてもいいのではないか?という疑問は今でも持っている。

これは次回か次々回の記事で触れますが、各班毎に分けられた棚です。
配布物が戸数(世帯数)分の数で収納され、帰りに持ち帰るのです。
処理済~回覧物.jpg

「次に組役を決めていただきます」
私を含めた各班が、地域別にABCDFF幾つかのグループに束ねられていて、そこの代表を選出することだった。班長を束ねるブロック長、組頭です。
それに選ばれた班長は、自分とこの班とは別に、他の班を束ねて役員と連絡するような事柄が増えるのである。
まずは「組役をやってもいい方、挙手をお願いします」なのですが誰も手を上げやしない。誰だって面倒なことはやりたくない。
ここで私が男気出して「いいよ俺がやるから」ってカッコつけてもなぁ。
後でジャン妻に「そういうのは止めといた方がいい」とも言われた。
どこのABCDEFも挙手がないので、
「組役を決めたら今日は早く帰れます。決め方は自由です。じゃんけんでもアミダでも」
組役を決めたら今日は早く帰れますって、帰れないのはアナタたちのせいだよってか。早く帰りたきゃ決めなさいよと。
でも役員に「アナタがやりなさい」という決定権はないようです。自治体だからあくまで我々に決めさせようとするのです。
だけど、じゃんけん?
アミダ?
くじ引き?
室町幕府の何代目かの将軍・義教はくじ引きで決まったんだよな。
真田昌幸も北条に付くか長尾につくか、くじで決めようとした場面があったね。
結果さえ気にしなければくじは公平なんだよ。当るか外れるかだけです。今回の場合は外れた方がいいんだろうけど。運不運を試されてるみたいだ。
早くやろうよ。誰かがやらなきゃならないんだろ。
でも誰も口火をきらない。。。
今日初めて会った人ばかりだし、誰が音頭とっていいのかそれすらも遠慮しがち。
重い空気に若干辟易した私が口火をきらざるを得なかった。
「じゃんけんにしますか。自分、じゃんけん弱いんで・・・」
ボソッと言った。
誰も反応しない。空気が重い。ドッ白けた。ハズしてしまった。
そしたら私より若干若い男性(どこに住んでる人かもわからんが)が諦めたように、
「アミダにしますか・・・」
じゃんけんだと、早い、遅い、後だし、子供の世界だからアミダの方がよさそうである。皆さん何も提言しないのに、早く決めて取り敢えずこの場は早く帰りたいのがミエミエ。私だってそうだけど。
簡単な模造紙のようなものにマジックでアミダ書いて、アミの部分を隠して、各自の名前を書きこんだ。
この無情なアミダで決まってしまった組役さんは何処かの主婦だった。自分がなったと決まった瞬間に顔色が蒼白くなってましたね。

まだある。家庭防災研修者。
これは何処かの消防署に行って、防災研修を受けるものらしい。
平日です。これは業務に差し支えるので私は挙手しなかった。私は事業所の防火管理者講習を受けたことがある。甲乙とあって事業所の広い方を受けさせられた。2日受けさせられたの。
これは役員さんが「どこどこの組の誰々さん如何ですか?」これを何回か繰り返してるうちに仕方なく諦めたように誰かに決まったようです。

これは町内会館の下駄箱です。
他人が履いたスリッパを履きたくない人は持参した方がいい。
処理済~下駄箱.jpg

会長以下、役員たちはいいトシしたご隠居が多いが、この人たちは普段何をしてるのかなぁ。
私とそう世代が変わらない人もいたが、彼らは執行部員や実働部隊が欲しいらしく「これこれこういう集まりに参加される方を募っております・・・」・・・この場に嫌々連れて来られた住民の中から地域活動に参加してもいいという意欲のある人がいないか値踏みしているフシはある。
先日開催された納涼祭の打ち上げで私にも声がかかったのである。(打ち上げにまで出るくらいだから今は私の気持ちも若干いい方に変化しています。)別項で触れますが、先日納涼祭が開催され、ピンク色の紙に印刷された有志募集のお誘いを渡された。連中の中では「赤紙」「召集令状」というそうである。

人の募集に懸命でなりふり構わぬところもあり「ご近所に、『こういう方がいます』のように推薦していただきたい方はいませんか」
選考委員、選出委員のような役を説明された。
自治会にヤル気のある人を推挙して下さい、そういう推挙ができる人って?
普段、自分とこの近所に誰がいて、どういう人がいて、人物や人品骨柄がどうで、普段何をされてるかなんて全く知らないのですよ。なのに誰かを推挙しろったって。
私は前にいた老人に呟くように言った。
「普段誰とも喋ったことないのに、知らない人を推薦できないですよ」
「だよねぇ」
実際そうなのである。25年住んでて誰とも親しくしていない。なのに「誰々さんがいいのではないですか?」なんて推挙したら無責任だし禍根を残すだろう。誰かを知ってる前提で推挙するとしたら。。。

今ここにいる自分しかいないじゃないか。。。

(別に、自分に自信があるわけじゃないですよ。)

でも何も知らずに飛び込むわけにはいかないよ。
会に後から遅れて来た人がいる。そういう人には余った役、誰もやりたがらないポジションが割り当てるようになっていた。残り物に福はなかった。
その遅れて来た人は人数少なかった体育祭の何かに割り当てられていたが、こういう会は絶対に遅刻しない方がいい。誰も無役にさせないから遅参すると割り損を喰うことになる。

ただ誤解の無いように書き添えますが、役員たちは決して命令調ではないです。言ってる内容は多少有無を言わせぬ感はあるが、あくまで丁寧な言葉で依頼する口調なんです。
それは今の時代、住民税とは別にこういう自治会が会費を取って活動することや、強制・任意の線引きが不明瞭なのに若干の批判が出るようになったからではないだろうか。

会の中途に、町内会費徴収の説明があった。
これにはその場にいる全員がウンザリした表情に。。。
(続く)
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きたかまの夕べ [居酒屋]

料理人はいつかが自分の店を持つのが夢だという。その為に日々精進するんだって。
「何で北鎌倉で開業するのさ?藤沢か大船にしなよ」の私の声を徹底して黙殺し、ホントに鎌倉で、それも繁華街とは皆無の北鎌倉なんぞで間借りして、夜だけ居酒屋営業していたのをオーナーから全て受け継ぎ、1ヶ月休んで改装して新期OPENに漕ぎつけた翌日の(土)、まだ明るいうちに向かいました。
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「改札は何処?」
「ホームの端」
「延々歩くの?」
「間違えたんだよ」
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まだ明るい。
歩道が無いので、自動車を追い抜こうとするバイクや自転車と正面からカチ合ったりする。
私は目線で退かします。
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何だあの花は?
ひまわりがこっちを向いている。こちらに移る前にいた港区某所の店を営む師匠夫妻からの贈呈です。他、鎌倉のおおはまさんからも届いてた。
(現在、おおはまさんは、バイトが週2日か3日いる以外はひとりで営っているそうです。)
このひまわり、意外と効果があり「あのひまわりは何?」と気に留める人がいて客引きになるそうです。目立つから。
「アナタ(ジャン妻)の嫌いな紫陽花でなくてよかったね」
「・・・」
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Kさんご夫婦(まだお若い)と、若奥さんの母上がサポートしておった。
カウンター席には、Kさんの師匠で黒板に白いチョークでお品書きの店(昨日の記事の店)のご夫妻がいた。Kさんと若奥さんは前のその店で知り合ったのです。
他、港区の常連さんが2人いた。帰りは一緒の上り電車に乗ることになる。
ここへ来るまでに「来るのあの2人?」「来ると思う」の会話があったが、私は来ることも、来る時間帯も事前にKさんから聞いていた。
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厨房が広くなった。
冷蔵庫もドリンクストッカーも新しい。
店に入って右のデッドスペースだった箇所も
重々しかった黒いカウンターも白木に改められ、テーブル席も同じ色合いに統一された。
「もうお店の外へお酒を取りにいかなくてよくなりました」
前は店の外の山側に冷蔵庫があったのです。
内装1.jpg内装2.jpg
内装3.jpg師匠夫婦.jpg
港区の店、黒板のママが私の隣にきた。
「何時頃来たのさ?」
「4時に。お客さんが来ないウチに早めに来ていろいろ見せて貰ったの」
いつもはカウンターの向こう側なのに、ママがこっち側にいると何だか不思議な気がする。
おや?ママはソフトドリンクを飲んでいるぞ。改めて知ったのだが、港区の居酒屋ご夫婦は酒が飲めないらしいのだ。味見はするけど飲めないって。ひとくち味見してこれはこれこれこういう酒というのを見極めるんだと。
居酒屋だから店主が酒を飲めるとは必ずし言えない。大阪の明治屋(移転前)の主人は飲めないというし、会津若松の麦とろの主人も飲めないし。(昔は飲んだらしいが、何かやんちゃをしたらしい。)
港区の店主は酒のメニューを見て「〇〇さんだったらこれだな」とススメてくれた酒は。。。
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料理はお任せ。
茄子の上にシラスが載っている。
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炙りかぁ。炙らなくてもいいのにさ。
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小アジの南蛮漬け。
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椎茸メンチカツ。
「塩かソースで・・・」
あれ?これだったら例の禁断の・・・でしょう。
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禁断のタルタル復活!!
「足りるの?」(ママ)
「足りな・・・いや、大丈夫」
「今度からウチの店でも出そうか?でも痩せましたね」
「2年で8kg」
「それって凄くない?」
私の左隣にいるママは私の腹回りをじーっと見てる。
「夜にご飯食べるの止めてもう2年経ったよ。そちらさんの締めの炒飯なんかも食べなくなったし」
「そういえばそうね」
「だから前ほどそちらの売上に貢献してない。単価下がってスマンね」
「いいわよそんなの」
港区の黒板の店で交わされる会話がここ鎌倉でかわされるのも何かオカしい。

燻製玉子のポテサラ
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豚の角煮。
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サンマと牛蒡の煮物。
「これ昨日ウチでもおとおしで出したわよね」
確かに出ました。やはり料理が被る感は否めない。それに鎌倉価格で決して安くないです。港区の黒板の店と同じ路線のようで港区の2倍したからね。
「酒が高いかな」(ジャン妻)
いや、酒だけじゃないな。どうも鎌倉に出店する場合、あまり安い価格で出すと憚りがあるらしいね。
次回はお任せではなくてアラカルトにしよう。
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傍らにいた港区の店主がすすめてくれた酒が美味かったので、他の銘柄に変えずに2合ずつ2杯3杯4杯と飲み続けたその酒は、東出雲の丈径(タケミチ)の原酒本生だった。
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そんなん飲んだら酔っ払うに決まってる。ジャン妻のロレツがアヤしくなり、目がトロンとし、シャックリも出るようになったので、粗相をする前にそろそろお暇しようとしたら、ちょうどお客が外へタバコ吸いに行って戻って来たら(店内禁煙です。)遠雷が響き、稲妻が光ったのです。
降りそうな気配。ヤバそう。傘をお借りして出ました。
そしたらすぐさま豪雨に。
豪雨1.jpg
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北鎌倉駅のホーム屋根に叩きつける雨音が凄い。
すぐ後から店にいた港区のご夫妻と、さいほどいた常連さん2人が追い付いてきたので一緒の電車で帰りました。
最寄駅に着いたら雨は上がっていた。
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私はこれまで通ってた店の板前が辞めたら大抵それきりだった。
そこの店主夫妻と、辞めて第2ステージへ漕ぎつけた彼、私らが繋がった。
これも縁。。。

明日から新シリーズ、新カテゴリーがスタートしますのでヨロシクです。
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百十郎 [居酒屋]

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この店は昼も夜もブレイクしたので、もう私らが応援する店ではなくなった気がする。ママも私らをキャッチしなくなったし。
店主も「何でいつもこんなに混むのかわからないです」なんて愚痴を言ったりするし。
スタッフもそれまでは4名だったのを1人増員して5名にした。「でないと廻らないんです」
はぁ・・・よかったねぇ。毎日毎日昼夜繁盛してさ。
「でもたまには行ってあげなくっちゃ」(ジャン妻)
だが行ってみたら、商売心旺盛な名物ママがいなかった。
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茄子の酢味噌和えぇぇぇぇ。
私好みのおとおしじゃないね。夏なのでさっぱりしたものを出したいのかね。
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生ハムとしゃきしゃきレンコンのポテサラ
何処にレンコンが。前にも書いたけど、この店のポテサラはポテサラそのものや入ってる具よりも、ブッかける自家製ソースの味なんですよね。
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加賀太きゅうりと水茄子の浅漬けなんていうツマんないものを。あ、美味しい。
「これぐらいの塩加減、味付けが好きなのよ」
だったら私は最近、家でパッタリ出なくなった揚げものを。
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江戸前穴子のカツレツ、海老塩とカレー塩
前だったらこれにタルタルソースが付いてきたのにな。
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穴子か。私は穴子は滅多に食べないが。ジャン妻の実父(私の義父)が昔言った強烈なひとこと。
「穴子は水死体を喰うから美味いんだ!!」
周囲はドン引きになった。この台詞、法事の席で言ったんじゃなかったかな。

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鮎の塩焼き
皿の色、趣味がイマイチ悪いね。黒い皿に鮎を載せても美味そうに見えない。ドス黒くて不気味だよ。
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「ママはどうしたんだ?」
「あ、ちょっと出ています」
「経費削減か。リストラか」
「自分がそうなる可能性はあっても、カミさんがそうなることは有りえないっス」
すぐ戻ってくるかと思いきやなかなか戻ってこない。
いるとウルサいけどいないと物足りないな。
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百十郎2.jpg
ラベルに歌舞伎役者の怒ったようなメイク顔が描かれいる。
ビールから日本酒に変えます。この店では銘柄はその日のお任せなので。
「岐阜の方のお酒で、百十郎といいます」(店主)
(HPから拝借しましたごめんなさい。)
「このカオはママにそっくりだな」
店主と酒を持ってきたスタッフが破顔した。
「あ、笑ったな。戻ったら言いつけてやろ」
「その前に自分が言います。〇〇さん(私のこと)がこう言ってたって」
「本人の耳に入れた人が悪い。私は陰で悪口言ってるだけなんだから」
「でも・・・(笑)」
「まだ笑ってるか。私だけのせいじゃない。今いる皆が共謀罪だな」
「ちょっと違うと思うけど」(ジャン妻)
そしたらホントにママに言いつけたのである。
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牛バラ肉と霜降ひらたけのオイスター炒め
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牛バラ3.jpg
豚トロのカリカリ焼ガーリックソースと、プリプリ海老とオアクチーのマンゴーマヨネーズ和えはパスした。
前者はガーリックが強そうなのと、後者はパクチーが苦手で。
最近はやたらとパクチーブームだが、あれの何処が美味いのかね。
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ママが戻って来ない。
「百十郎が戻ってこないからお会計するワ」
「え、百十郎お替り出てないですか?すぐお出しします」
「違うよ。ママが戻って来ないって意味だよ」
「笑」
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市川百十郎、蔵元のHP見たら岐阜県各務郡出身の歌舞伎役者だそうです。

実はこの後、盆前にもう1回行っているのですが、私としたことがうっかり写真を消去してしまって。
それほど変わらない料理だったが、納豆を山芋と海苔で巻いて揚げた磯辺揚げが美味かったな。
その日はママいたんですよ。「アタシのカオが百十郎に似てるてどういうこと?」と突っ込まれたけど。告げ口したな。
「何でいなかったのさ?」
「体調が悪かったの。風邪で。声も出ないし気持ち悪くなっちゃって」
「だからあんな(百十郎)カオになっちゃったんだ」
「ちょっとっ!!」
「で、今夜は百十郎はあるの?」
「な・い・わ・よ・っ!!」
「え、ないの?あれ美味しかったのに」
「アタシに似てるってネタになるから出入り禁止にしたのよっ」
それは残念だな。

そしてお盆休みに入りましたが、例年より短かった。
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私らは1日勘違いした。16日(水)までお休みだろうと。
だったら昨日Upしたスパムへ行こうとしたのだが。
「あれ?点いてるぞ?」
「ホントだ。営ってるのかな」
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ママがいつになく丁寧口調で(最初だけだったが)「テーブル席でよければ。カウンターが空いたらそちらへご案内しますので」
そのテーブル席はフロアではなく、入ってすぐ右にある半個室のような6人テーブル席。私らは大抵3人なので、滅多に利用したことのないテーブル席。
「いいよここで」と受けたものの、何だかいつもより雰囲気が違う。隠れ居酒屋のようである。
このテーブル席を予約したお客から当日キャンセルが入ったので、そのまま移動しないでここにいた。
何だかいつもと雰囲気が違うな。
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豚トロカリカリ焼きガーリックソース。
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前回写真を全て消してしまったとろろ納豆磯辺揚げ。美味しいこれ。定番にしようよ。
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鶏つくねと焼き茄子の揚げだし。少しつくねが固かった。
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シマアジの西京焼。私らがこういうのをオーダーするのは珍しい。
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エビのカリカリ揚げコチュジャン甘辛和え。
これも美味しかったが私は悪態をついた。
「ザリガニの唐揚げか?」
「違うわよ。見た目はそうだけど」
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「何だか久しぶりって感じがしないよ」
「そうです。だって今年のお盆は休んでないですから」
「いつもより短いよね」
「ハイッ、今日から営ってますから」
「じゃぁ来年は無休でいこうよ」
「河岸が開いてないんんで・・・」
河岸が開いてなくても充分営っていけると思うのだが。
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この日も百十郎はなかった。
蔵元に電話したが、しばらく入荷できないそうである。
ママのせいでその酒は出入り禁止(仕入れ禁止)になったか。
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「前にこのテーブルでアイツらと飲んだよな」
「そうね」
その時の過去記事です。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-04-14-1
群馬に転勤する頃でしたね。この記事で私らは3人の後輩たちと飲んでいます。3人のうち2人が男性で1人は女性です。
私は当時このテーブル席で「お前ら2年後には俺を超えていけ」と言っています。実際男性2人はそうなった。でも男性2人は謙虚さを多少は維持しているし、ひとりは最近Upした記事「私的な飲み会②」にも登場しています。
問題はもう1人の女性なんです。「アタシのことも心配でしょう?・・・」と涙ぐんだその子は歳月が経ち、昨日の記事の後半で触れたように増長し傲慢になり、私らとは不和になってしまった。
「私的な飲み会①」にも呼ばれなくなった。
「もう戻れないねあの頃には・・・」(ジャン妻)
「だな・・・」

さて、お盆明け、私たちと縁あるひとつの店がリニューアルしました。
この店を卒業して。
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この店で修業して、また卒業して、
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北鎌倉で店を任されることになり。。。
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改装OPENしました!!!
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イラついた日は [居酒屋]

会社でイラついてる時はこの店に行くことが多いです。
こっちがイラついてるとその憤懣がカオや口調に出るから、あまり静かな店だと憚られるのです。
この店の客層はそこそこウルサいので。
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いつも同じ顔ぶれの男性3人、フロアに店長、厨房に2人。。。
どういう力関係だろう??兄弟子と弟弟子か?
気になる。。。
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小さい厚揚げのおとおし。よく出ます。
「市販品かこれ?」
「さぁ」
焼いた厚揚げを刻んだのではなくて、1個1個をサイコロサイズで揚げてある。
サッと揚げるんだろうね。
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「最近、満員電車の通勤がキツくなってきた」(ジャン妻)
上野東京ラインの全通で東京駅折り返しがなくなり、車内の満員度が増加したのです。
私はそうでもない。直行直帰が多いからです。でも朝イチで本社に行かなきゃならない日は朝はガマンしています。
ひとりで帰宅する時は最後部車両に乗ります。それが混んだら今だけの辛抱と諦めます。
我慢しているのは私だけじゃないからね。その混雑車両の乗客全員がキツく思ってる筈。まぁ下り電車を待っていて、常磐線から来る品川止まりが来ると憎たらしくなるけどね。その1本の次まで待たなきゃならないからその間にまた客が増える訳ですよ。
ところがジャン妻はそういうのが辛抱できなくなってきたらしい。ヤバイな。ジャン妻と2人で乗車して、車両の入口に私が立ってると、ジャン妻がこっちに来なさいと言って私の袖を引っ張ったりするんですよ。私が他の乗客とぶつかるのを見るのがイヤみたい。
扉の脇か、ロングシートの前に立ってつり革掴まって立ってるのはいいんだって。
ジャン妻は70%ぐらいの満員だと、「次の電車にしようよ・・・」
私は多少は混んでも早く帰りたいんだがね。
群馬にいた頃は人と肩がぶつかったなんて皆無だったのに。

マグロとアボガドのワサビで和えたもの。
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メニュー見ないで必ずオーダーするスパムステーキ。
酒のディスカウントショップに行くと必ず置いてありますが買ってくれないのです。
「家でも買ってよ」
「ダメ。ここで食べなさい。塩分濃いんだからね」
出たよお決まりの台詞が。そんなこと言ってたら沖縄の人が皆塩分過多になってしまうじゃないか。
「確かに美味しいけどね」
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エビマヨ。もうちょっと大きい海老だといいな。
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「あ、このお皿、家にある皿だ!!」(ジャン妻)
そうだったのです。家にある刺身皿。

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イカとレタスの塩昆布炒め
これは美味しかったねぇ。イカもやわらかくって。
思わず大声で、「これ美味いよ。スパムの次に美味い」
厨房は爆笑になった。スパムの次に美味しいなんて何だか失礼なこと言ったかな。
「レタスって油を吸うのよ」
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私もジャン妻も沸点が低くなった。
事務所がウルサいのです。小学校じゃねぇんだぞ。動物園かウチの事務所は。
若い衆中心の執行部が小粒になったから、誰も社員に注意しないのです。
イラつく私を見かねた上司が「〇〇さん(私のこと)リーダーたちは皆若いながらも必死に頑張ってるんだから」と私を宥める始末。
私を宥めてどーするって。長い目で見ろってか。だったらアンタが注意しなさいよと言いたいけど言えなかった私も悪い。
「誰に言ってもムダだよ」
「だね。連中(執行部)一緒になって喋ってるし」
「許しちゃってるからね。本来そういうのは総務部長(私の上司)が言うもんだけどねぇ」
ウチの上司は気難しさが皆無なんです。それも善し悪しですな。

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またイラついた日の夜です。
同じおとおしですね。だがこの日から生ビール一番搾りが変わった。新しくなったという。
ところがイマイチ美味しくないのだ。後味が悪いの。通常2杯、多い時で3杯飲む私が2杯目止めて焼酎に替えちゃった。
「次から瓶に変えようか」
「う~ん。。。」
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初めてオーダーした月見つくね。
「2人なのに何で3個(奇数)なんだ」
「アナタが2つ食べていいわよ」
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最初にオーダーするタイミングでスタッフの方から「スパム?」と持ちかけてきたからね。
「でもスパムって他のお客さんにあまり出ないね」
「どちらかというと出ない方ですね」
「廃版にならないだろうな」
「これが無くなったら来ないって?」(ジャン妻)
そういう言い方はよくない。これがあるから来るんですと言いなさい。
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生ハムとアスパラとチーズの春巻。
いきなりガブッと食らいつくと熱々の具が飛び散りますよ。
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さて、この日のイライラ話ですが。
私のシマにいる長年ソリの合わないオンナがいます。
最近だとこれ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-15
これも今なら笑えるけど。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-05
そのオンナから憤懣を聞かされるハメになった。若手や中堅社員が辞める原因についてである。
7月に賞与が出たタイミングで退職者続出。私とソリの合わないオンナは、そのトシに入社した社員と退職した社員の数、パーセンテージを割り出す役目を負っている。
「ウチの〇長、この半年間で辞めた社員数を私に出せって言うんですけど、辞めた理由について知ろうとしないんです。数字データとしてしか見ていないんです」というものだった。
給料が不満で辞めるのは仕方がないが、前述の上司のコメントにもある「リーダーたちは若いながらも必死に頑張ってるんだから・・・」・・・上司が執行部の若手中堅リーダーたちを庇う傾向にある。
「そのリーダーたちに不満があるから辞めるんですよ。あんなリーダーの下でやってられないって。この会社にいたら結局はあの連中の下だって」

私も辞めた連中から理由を聞いたことがある。
「この会社にいたら〇〇の下じゃないですかってのが確かにあったよ」
「ですよね。アタシのとこにそういう情報が来たらもう手遅れなんですよ」
「そういう理由で辞める社員に『リーダーたちは若いながらも必死に頑張ってるんだからさ』なんて言えないよな」
「そうですよぉ」
珍しく意気投合してしまったのである。

「私は半年で2人ほど慰留に成功したけど」
「誰々ですか?」
2人の名前を挙げた。うち1人は・・・私の陰の部下。草の者だったんですが。その交渉は水面下で動いた。
「知らなかったです。そうだったんですか」
「誰にも言ってない。辞めたい理由がその・・・さっきアナタが言ったリーダーへの不満だからら公にできないんだよ。それが執行部に伝わったら辞めるぜ。口外無用にしてくれ」
「わかりました」
「これでも俺、水面下でそういう交渉事してるんだよ」
「あ、ありがとうございます・・・」
ソリ合わないオンナは涙ぐみそうになった。ど、どうしたんだ?って思った。
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辞めたい者への慰留成功率ってのは低いものなのだ。その人の人生まで拘束できないし。
この後、ソリ合わないオンナから延々愚痴が続いたが、私も聞いてて、概ね「その通り」と頷けるものだった。
これまでソリが合わない関係だったとはいえ10数年同じ会社にいるから憂いは同じなのもわかった。
「アナタにそういうことを話すようになったのは、あれがきっかけじゃない?」(ジャン妻)
あれ?あれとは?
「アナタがアタシと彼女(ソリ)を2人で会議室に連れ込んでからよ」
「ああ、あれか」
大人げないというか、若手の態度にキレちゃったんですよ私。ある男性の若手が勤務中にスマホで母校の高校野球選手権を見てたの。
「勤務中に見るなっ、止めろっ」
ここまでは正論ですよね。その10分後、私より若い部長クラスがその若手に「オイ、今、同点に追いつかれたぞ」って言ったんです。
その部長クラスも同じ生中継を見てたんです。私の若手への注意を妨害された私はキレてしまい、椅子をデスクにぶつけて立ちあがり、ソリ合わないオンナとジャン妻と2人に「ちょっといいか」って会議室に連れ込んで憤懣をぶつけた。
「あれは彼女にしてみりゃビックリしたと同時に嬉しかったんじゃないのかな」
「・・・そうかな・・・そうかもな・・・」
自分をジャン妻と同列か、それに近い位置づけに見てくれたと思ったのだろうね。2人とも10何年いるし。

これだけならよかったのですが、この日はもうひとつ憤懣がありまして。
ひとりの女性課長の態度が悪いんです。私も最近肚に据えかねて「アイツの態度が改まらない限り一緒に仕事はできない」と言い切って憚らなくなった。
そのうち本人の耳に入るだろうけど構うもんか。
ジャン妻もその女性課長とプチ衝突を繰り返している。こっちが相手に合せなきゃならないので埒が空かない。その女性課長と仲がいいジャン妻上司に相談したの。
ジャン妻は憤り、ジャン妻上司はその問題女性課長を庇い、平行線になった。
私も強い口調で言って「アイツを庇うだけではなく、注意できませんかね?」
「う~ん。。。〇〇さん(私のこと)が彼女に対してそこまで怒ってるとは。。。」
この件は物別れになっている。

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この日も前回公表だったイカレタス塩炒め。
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混んで来たので料理に獅子奮迅の男性陣。
男らしい店です。女性スタッフはいません。
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この店は店側が話しかけて来たりしないのがいいのかも。
だから屈託を抱えた時に向いているんだな。
また憤懣を抱えたらお世話になります。
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私的な飲み会③ [居酒屋]

今日は③です。退職したメンバーとの飲み会。
社の機密上、私は退職した社員と殆ど付き合わない人なのです。
「ウチがイヤで辞めたのに何で合わなきゃならんのか」そういう冷たい人なのです。
でもそれはどんな辞め方をされたかによる。
場部門にいて上州に飛ばされる前にある特定の部門に関わった往時のメンバーがいた。
その部門が解散したが為に私以外は退職してしまったが、何だか妙に気が合うというか、気の置けない、気を遣わない、年齢は30代後半~私よりやや若い世代、4人いて男女の比率が半々、というメンバー。
皆、ウチがイヤで辞めた訳ではないからね。
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駅からかなり歩いた。駅構内がバカ広くて迷路のようで、地下鉄構内で迷い、JR大手私鉄コンコースでも混乱し、目指す出口がわからなくなり、地上に出てからも何処を目指しているのかわからずじまい。
店の外観の写真はないです。店頭にブルーのイルミネーションが飾ってあってキラキラキラリンしておったので、これはチャラチャラしたカジュアル酒場か?と勘ぐったが、料理はチェーン居酒屋にある既製品とは違うスグレモノだった。
おとおしにいきなり牛タンシチューが出てきた。
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牛タンが何枚も煮込んであった訳じゃないけど、牛タンシチューはグランドメニューにもあって、それには「おとおしの1.5倍の量があります」となってたかな。
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韓国冷麺をカリカリに揚げたシーザーサラダ。店の名物料理のひとつ。
固焼きそばのサラダバージョン。
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クリームチーズメープル。クラッカー添え。
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キムチやっこ。水気をしっかり切ってあった。木綿豆腐。
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カマンベールチーズフライ。
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フワフワしたとんぺい焼き。
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マグロアボガド山葵醬油和え。
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何気に美味かった馬刺。ナマ肉でした。
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チーズ、明太他、幾つか種類のある出し巻玉子から岩海苔をチョイス。
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鶏唐揚げ。塩味だけの味付け。
デカい唐揚げです。ガシガシした食感、中身はパサパサしてなくて肉の旨味がジュワ~。
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鶏の何とか焼き。
串に刺していないから箸で取り分けていただける。そういう焼き鳥って「何とか農場」チェーンにある鉄板で焼き炒めたようなもの、あれも素材は鶏肉だから焼き鳥には違いないだろうけど私はあれが嫌いで嫌いで、焼いてるとはいえ焼き鳥の邪道だと思っています。
これはどうやって焼いたのかな。
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メインの和牛サーロインステーキ。
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店は若いスタッフが多いですが、こうしたらお客さんが喜ぶだろうというツボやTALKを心得ている。
例えば「これとこれとこれと・・・他に何がおススメ?」と聞いたら「ええっと、おススメは今殆ど仰ってくださってますが、それらと被らないお料理ですと・・・」
料理は文句なし。料理以外でプラス付加価値もあって、突然店内が薄暗くなり、ヒップホップのBGMが流れ、何事かと思えばバースディサプライズだった。
これを2回、2席でやってた。雰囲気造りが上手く、各テーブルが一体となって一緒に祝ってくれる演出がある。拍手に併せてデザートが登場しその場でお祝いコール、写真撮影、盛り上がってるテーブルを見たら主役の女性が目をウルわせた笑顔だった。ウチらのメンバーにバースディの人はいなかったが、いたらお願いいしてみては?
食べる場所にしては音量がデカい感もあるが、いい意味で賑やか。楽しい。

散会してホロ酔いのメンバーたち。
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ブクロ(池袋)ってあまりいい居酒屋を聞かない。
私はブクロで飲んだのは数えるほどしかなく、10数年前に太田和彦氏の著書に載っていた「楽旬堂坐唯杏」(ラクシュンドウザイアン)という店と、過去のⅠに登場したYUKIKOという冷たいキャラの旦那さんと飲んだ焼き鳥屋、いずれも駅からかなり歩いた。
駅チカにはあまりソソる店はないですね。今回の店も駅から遠いです。ひとりでもう1回行けるかどうか自信がない。ブクロは東口に西武、西口に東武、そこからクリアしないと自分が何処を歩いてるのかわからないところがある。ナビがないと無理。
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池袋って意外と飲む店のチョイスに困るのだ。
嗜好の違う連中とワイワイ飲もうとなって店のチョイスに困った時があれば再訪もありかも。そこへ行くまでがタイヘンな店だった。
お店のHPです。
http://www.kazetogenki.com/
拝借しました。
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