So-net無料ブログ作成
検索選択
日常の情景 ブログトップ

群馬の乗車マナー [日常の情景]

バス1.jpg
高崎駅西口のロータリーに安中市役所行のバスが停車中。
1時間に1本の信越線横川行に乗り遅れたので乗車しました。
バス2.jpg
最近は渋川を中心に北毛を請け負っているので、安中市を含めた西毛一帯の業務は上州全域を担当している陰の部下、草の者6号に任せています。
なので安中市へ出向く回数は減りました。
今年になってからまだ104も行ってないし。
キッチン.jpg
このバスは真っ直ぐ安中市役所に行くのではなく、高崎駅を出たら、私の定宿ドーミイン前のあら町銀行、連雀町、田町、本町三、二、一丁目、相生町、住吉町、台町、並榎町、下並榎、君が代橋西、下豊岡・・・ここまでは託児所居酒屋へ行くルートと同じで、そこから先は保育園入口、中豊岡、湯沢入口、上豊岡、藤塚、八幡大門前、板鼻下町、富岡新道、板鼻、岩井郵便局、ベイシアモール、安中中宿、安中駅、須藤病院、新島学園、伝新橋、大手前、谷津坂下、市役所谷津庁舎、市役所入口、ようやく安中市役所に着くのです。
沿線風景は見知ってるだけに退屈でしょーがなかった。後で発信する業務メールの下書きをして時間を潰した。
バス車内1.jpg
もう二度と安中市にバスで行かないぞと思いながら車内を見回したらこんな掲示板があった。
お願い.jpg
お客様が感じるやめてほしいことTOP5
大声でのおしゃべり
荷物での座席の占拠
車内での通話
車内での化粧
車内での飲食(食べ物のにおい)
あたりまえのことばかりじゃないか。
あたりまえですが、群馬はくるま社会でバス人口が少ないからこういうことをやる人がいるのかね。
私自身がそういう場面に出くわしたことが少ないのかも知れないが。あ、車内で飲食は見たことあるな。群馬八幡の託児居酒屋へ行く途中、どっかの高校生が腹減らして家まで持たないのか買い食いしてたことがある。パン・・・か何かでしたね。ニオうほどではなかった。

もう1枚あって、
路線バスではご遠慮下さい
☆携帯電話での通話!
☆喫煙
☆他のお客様の名作になる行為!
喫煙?
まさかそういう人がいるのか。
ご遠慮下さい?車内は禁煙です!!でいいと思うよ。

この日は安中市で昼を喰いそびれたので信越線高崎まで戻り、そこの駅ビル内で上州の何とか豚の生姜焼を定食で喰らった。それがこれ。
定食1.jpg肉1.jpg肉2.jpgビンのコカコーラ.jpg
写真を「鮮度をあげて保存する」で加工したので、実際はもっと色薄く、あまり美味そうに見えないシロモノ。
家でもできそうな味だった。

遅いランチの後、両毛線で東毛方面へ向かったのですが。
今度は電車内でのお話。両毛線の車内でしょーもない場面にでくわした。私の前で膝を組んで座っていたオッさんが鼻毛を抜いてたのです。
そヤツは2席占拠してドカッと座り、私のシロい視線を気にせず堂々とやってましたよ。
私は顔をしかめた。その手で手動ドアを開けるのかよ。

群馬に1年住んで、その後も今日まで縁が継続し、社内でイチバンの群馬贔屓と自他ともに認める私の個人的見解ですが。
バス車内のマナー注意喚起どころじゃない。私は群馬の電車内(在来線)でのマナーは必ずしもいいとはいえないと思う。悪いと思う。
首都圏の乗車マナーを棚にあげて言いますが、声高い喋り、己の荷物での座席占拠(これが特にひどい)、携帯での通話、車内での飲食、車内でのメイク・・・(メイクは東京神奈川でもしょっちゅう見かけますけど)
特に電車の中での座席マナーはなってないですね。2席占有なんかザラで、1人1席以上が多いです。2人シートで空いた座席にバッグ置いてそれにもたれかかって舟を漕いでたりとか。BOXシート4人席なんかだと他人を座らせない意図があるんじゃないかと思えるくらいです。ここは自分の部屋だとでも思ってんじゃないのか。
高齢者に席を譲った光景もみたことないなぁ。
そういうのを見たら他所から来た乗客もマネしますよ。観光客なんかデカい荷物持ってるんだから、あ、群馬の電車ならやっていいんだってなるよ。
嘆かわしいことであります。

上州のJR車両は、かつて大動脈で花形だった車両が余生を送ってるようなのが多いですが(昭和の湘南系115系とか)、107系という電車があります。
両毛線.jpg
昭和末期から平成初期にかけて製造された車両です。信越線、上越線、両毛線でまだまだ現役で、現在のボディはクリーム色の下地に、ピンクとグリーンのラインが帯のように描かれている。
この車両はロングシート座席で座ってみるとわかりますが、座り心地が深いんです。首都圏のシートよりもケツが下にめりこむタイプでブリッジシートというそうです。
1人分の座席利用区画を明確化して座席の定員乗車を促す効果を狙ったらしいが、この車両でも結局は同じで、1席1席の間にある見えない仕切があって、これはその上に座ると結構な圧迫感なのですが、その上に座って2席占拠してますからね。
私ですか?私はひとり1席ですよ。でも私がそう頑張ることで私の隣に3席空いてたとしてそこに2人が余裕で座ったりすると、もう1席を狙ってきた乗客が退かない私に視線を向けられたことがある。
こっちも視線を向けた。何か文句あんのか?私がズレる筋じゃなかろうって。だって私はちゃんと自分の分1席だけしかキープしてませんから。カバンは膝上に置いてるしね。
空いてる車内.jpg
座席に関してはまだ首都圏の満員通勤電車の方が若干いいと思いますね。首都圏は人が大勢いるからかも知れない。満員電車アタリマエだから。ひとり1席が大原則です。
お年寄りに席を譲る風景もあります。私もどっかの婆さんに「空いてますわよ」と言われて「いや、私はいいよ」とお断りしたことが3回あります。3回ですよ。私はそこまでトシではない。
「それって断らない方がいいんじゃない?」(ジャン妻)

東武伊勢崎線や上信電鉄はどうだろう。
東武.jpg高崎駅1.jpg
東武伊勢崎線沿線は外人さん、二世さんの学生さんが多いね。
上信電鉄は田舎の高校生って感じです。マナーは可もなく不可もなくかなぁ。

これは高崎線車内。
2席占拠しているこの小僧はデカいカバンの中に勉強道具がドッサリ。教科書やら参考書やらたくさん入っていて、それらを取りだして予習しとった。
小僧.jpg
勉学に勤しむのは感心だが、高崎駅から新町駅までずっとこの状態。座席はお前さんの勉強部屋じゃねぇって。

上毛電鉄は、車内自転車持ち込みが逆に功を奏してか、マナーよく見受けられた。
乗降客の数がそもそも少ないからか。
でもJR両毛線の乗車マナーは嘆かわしいと思う時があります。
くるま社会だからもともとの文化や土壌が違うのかも知れないが。乗車マナーが悪いってことは誰かに見られてる意識が希薄なんですよ。首都圏の在来線と違ってそこまで混雑しないし。

これは静岡県の東海道線の夜の車内です。
静岡の乗客1.jpg静岡の乗客3.jpg
マナーいいです。ひとり1席だった。
崩したりせずきちんと座っています。何故だかわからない。
では上州から静岡へ飛びます。
焼津駅.jpg
コメント(0) 

JR並走バトル [日常の情景]

私も日常で利用している首都圏通勤電車の大動脈、東海道線(上野東京ライン)と湘南新宿ライン、この2路線は、前者が品川新橋東京上野経由で、後者は渋谷新宿池袋経由です。赤羽で合流します。
並行進路になる箇所と駅がある。大船~横浜間~鶴見川橋梁を渡るまでの戸塚駅、横浜駅、赤羽~大宮間だと赤羽駅、浦和駅、大宮駅です。
途中で上野駅方面と渋谷新宿池袋方面と分かれるわけですが、結局は同じ方向へ向かっているので2路線がくっついたり離れたり、どっちかが跨いだりするわけです。

私は赤羽から先に行く時はどちらが早いか検索してから乗車するのですが、長大路線の弊害で、どっかこっかで不具合が発生すると遅延が生じる。定刻通り運行しなかったりするのはザラです。
ドアにものが挟まった、踏切安全確認、ホームから転落、架線に何か付着した、線路に人が立ち入った(これは痴漢容疑者が逃走したケースらしい。)
赤羽駅、浦和駅、大宮駅はホームが別なので、どっちかで電車を待っていたら遅延が生じたが為に「あ、向こうの方が先に来やがった、チクショウ」と思う時があります。運がいいか悪いか試されているようなものです。
この辺りのネタは前に浦和駅を舞台に書いたことがある。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-17
まぁ私自身が余裕を持って動いてりゃいいのですが。JR側は不親切なので、どちらが先に発車致しますのようなアナウンスは少ない。なので私は最近は電光掲示板を100%信用しないでいきなりホームに上がったりせず、上がったとしてもいつでも下りて移動できるよう身構えています。

横浜市内から茅ヶ崎市へ向かう時のこと。
横浜駅地下改札の電光掲示板で下り電車の行き先を見たら、下り9番線ホームの湘南新宿ライン快速国府津行が先だった。
ところが高崎線内での信号確認か何かのアクシデントで5分か6分遅れるアナウンスが流れた。もしかしたら下りホーム5番線6番線の東海道線(上野東京ライン)方が早いかも知れない。
これまでだったら慌てて脱兎の如く5番線か6番線に駆け上がってたのですが、今回はギリギリまでジタバタしないで9番線ホームで待っていたのです。冷静に冷静に。
そしたら先に東海道線(上野東京ライン)下り・・・確か平塚行だったかと思いますが、それが5番線6番線ホームに先にやってきた。私が9番線で待っている快速は5分遅れで、向こうは定刻に到着したのです。

ここで閃いたのですが。
向こうは普通電車、私が待っているのは遅れてるけど快速です。向こうが先に出ても途中駅の何処かで快速が追い抜くのではないかということ。
それも確証はないけど。「本日に限り戸塚駅から先は各駅に停車致します」なんてことにもなりかねない。でもその可能性は低いと見た。

向こうの東海道線は保土ヶ谷、東戸塚は停車しません。私が待つ遅れてる快速も保土ヶ谷、東戸塚は通過します。茅ケ崎までならその2駅以外だと辻堂を通過するだけなので、向こうとの差はほんの数分程度かもしれない。
僅か数分でどっちが早いの遅いだの、損したのラッキーだの、我ながら忙しないですが、向こうが早かったら後で臍を噛まないよう自分自身を納得させて9番線で待機してたら、5分遅れの湘南新宿ラインがやってきたぞ。
この時ホームでは「到着の電車は保土ヶ谷と東戸塚には停車いたしません。次の停車駅は戸塚です。車駅にご注意ください」のアナウンスが絶叫調でくどいくらいに流れていた。アナウンスはホーム別で9番線は9番線のアナウンスしかしないのです。ホームが離れているのでどちらが早いというアナウンスはない。できないんだと思う。あくまで乗客の自己責任、自己選択でお願いしますなんですよ。
私はホームを変えないでそのまま遅れてきた湘南新宿ラインに乗った。
双方とも前方信号は青になっている。競馬じゃないから発車ゲートなんかはないが、私が乗った湘南新宿ラインと相手側、東海道線上野東京ラインの、戸塚駅へ向けての並走レースが始まった。
デ1.jpg
デ2.jpg
西横浜(相鉄線)~保土ヶ谷駅(通過)間で複々線のレース、ほぼ同じスピードで並走、向こうの方がやや早い??
双方とも保土ヶ谷、東戸塚に停車しないし、車両も同じなのでほぼ同じ条件といっていい。
保土ヶ谷駅を過ぎた緩いカーブでやや減速。踏切待ちのひとたちは同じボディの電車が並走しているのを訝しそうに見ていた。
横浜横須賀道路の高架をアンダークロスして、しばらくするとお互いに離れる。武相国境の丘陵にさしかかると向こうは明治20年(1887年)に完成した日本最古のトンネル、清水谷戸トンネルに吸い込まれていく。私の快速は横須賀線の品濃トンネルに吸い込まれていく。トンネルの長さはこちらの方が長く、北にやや湾曲しているので向こうに比べたらやや大回りになる。
トンネルを出たら右側から猪久保トンネルから出た東海道貨物線が並んで3複線になった。
空いてるのに座ろうともしないで、ドア窓にへばりついて写真を撮っている私をじーっと見てるガキに気付いて睨み返したりする。
デ3.jpg
東戸塚のマンション群を過ぎた。お互いスピードを緩めない。双方の運転手は何をどう思っているのだろうね。
私の快速は「遅れを取り戻さないと・・・」
向こうの普通は「そっちが遅れたんだろ。こっちは定刻通りだ。ジャマすんな」
とでも思っていないかと勘ぐった。この先の戸塚駅で向こうは3番線、私の快速は4番線、1つのホームを挟んで大船方向を向いて仲良く並ぶのである。
デ4.jpg
追い抜いてやろうというのでもなく双方は定速を維持しているようです。
これがJR対京急だと、京急の運転手はムキになってスピードをあげて定刻より早く駅に到着することがままあるが、定刻より早く到着してもいい大手私鉄と違って?JRは定刻に到着する教育を徹底して受けているから気にしないそうです。(でも遅延が多いのがJR)
緩いS字カーブを描いて中堅工場の群の中を進み、柏尾川橋梁を渡るとこちらがのラインがぐんぐん上がって高架になる。東海道線の上り線路を斜めにオーバークロスするからです。
デ5.jpg
デ6.jpg
デ7.jpg
向こうはこちらをアンダークロスして、それまで左に走っていたのが右に移る。
私もへばりついていた左から右に移ったら。。。
デ8.jpg
あれ??
いない!!
デ9.jpg
戸塚駅を目前にして向こうは先に減速したようです。こちらが先に着いた。
闘い済んで.jpg
闘い済んで仲良く並んだ2電車。
乗客うろうろ.jpg
戸塚駅は乗り換えが便利。同じ方向を向いて停車した戸塚駅3番線4番線ホーム。どちらが早いか。考え考えてる人。向こう(普通)からこちら(快速)に乗り換える人もいた。
高崎駅と違って運転手同士がホームに下りてきて談笑する光景もない。
並ぶ1.jpg
並ぶ2.jpg
大船方面へはこちらが先に動いた。快速なので向こうが譲ったみたいですね。
私が乗ってる快速に「そっちが先に出ろ」と指示したのはJRの何処の部署だろうか。
お先に1.jpg
お先に2.jpg
こっちの快速が遅れたせいで向こうはやや割を食った感がある。戸塚駅までに定刻に着いたのにここから先は3分かそこら遅れるに違いない。
私は「勝った!!」と思った。
ザマミロって。誰に言うでもなく。
ったく忙しないですよね。
コメント(0) 

磯部Station cat [日常の情景]

磯部駅ホームで上り(高崎方面)電車を待ってたら、1匹の猫が駅構内の線路をノソノソ跨いで横断、ホームにピョンと飛び上がった。
17:23だった。この10分後に17:34発の上り線高崎行が4両編成で到着しています。アブない猫め。
猫1.jpg
これが人間だったら、
線路に人が立ち入りました・・・」
・・・そうアナウンスされるだろう。
(線路に人が立ち入りました・・・これには幾つか含みがあるらしいが・・・)
次に、「安全の確認が取れるまで運転を見合わせます。お客様にはご迷惑をおかけいたします申し訳ございません」というマヌアル通りのアナウンスが続くのではないか?
磯部駅のホームと配線は相対式の2面2線で、中央に広いスペースがあるからかつては待避線か、急行か特急の行き違いが可能だたのだろうか。
猫2.jpg
猫はSUICAもPSUMOを持ってないので、ホームの脇、隙間から外へ出ていった。
フェンスに隠れて何か様子を伺ってる。視線のその先にもう1匹の猫がいた。
視線を送る3.jpg
もう一匹いて駐輪場に寝そべってる。
その寝姿がまぁ無防備で。地べたにベチャ~ッと全身を預けて寛いでいる。
視線に気付いたようである。仲間、一族だろうか?
もう一匹.jpg
さっき駅構内を横断してきた猫が、駐輪場の端、駅の便所側のフェンスに誰かが置いたエサが置いてあって、それにありついたところ。
餌にありつく1.jpg
駐輪場の自転車の枠に移動して寛いでいるところ。
自転車枠で寛ぐ.jpg
県内信越線沿線に住まわれる方のBlogで見たのですが、磯部駅周辺には10匹前後の猫が棲みついているようです。
あまり数が多いと逆に興ざめするけどね。
餌にありつく2.jpg
昨年、駅に棲み付いた?駅猫3匹を取り上げたおおtがあります。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-08-05
磯部駅の猫は、会津鉄道芦ノ牧温泉駅のばす(初代)、らぶ(二代目)や、和歌山電鐵貴志川線貴志駅にいたたま駅長猫の類ではなく、あくまで野良、自然猫です。過去記事で言うところの3駅め、東葉高速鉄道飯山満駅のみーすけに近い。
お堅いJR東日本が磯部駅の駅長猫を取り上げるとも思えません。
駅猫が赤字で存続が危ぶまれた駅や路線を活性化させたのは否定しませんが、増収を猫に頼るのも如何なものかと思う。駅猫珍しさに来る客はそのときだけだろうし。
沿線地域を活性化させ、沿線住民の利用客を増やす努力や、そこにあるウリを、鉄道会社だけでなく、地元行政や地元住民、商工会が一体となって打ち出さないと。
猫はあくまで猫なんだからね。
上り電車.jpg
17:34の上り電車が来た。観察を打ち切って引き上げました。
コメント(0) 

Heat Wave [日常の情景]

私は営業マンではないが、どんなに陽射しが熱くても、高温多湿でも、電車の中が寒くても、外を回らないと私の業務は終わらない。
現場の営業許可更新を含めて8月に廻った件数は過去最高数で、地方を含めて60件を超えた。幸いにも現場の数人が「自分で行きます」、「自分らで行きますから」手が挙がったエリアもあったのでそこは委託した。
それでも件数処理が多く、暑さで体力と気力が萎え、ヘタって行脚ペースがダウンしてしまった。
灼熱の青空.jpg
陽射しは容赦ない。
額を流れる汗が目に染みる。
喉の渇き。塩分枯渇の脱力感。
私はスポーツドリンク(ポカリスエットのようなもの)は嫌いなので、飲むのは炭酸飲料か爽健美茶。爽健美茶はまだしも炭酸飲料を飲むとジャン妻に怒られる。
家の缶ゴミにコカ・コーラの空缶を見つけたジャン妻が、
「またコーラを飲んだわね」
「・・・」
「水を飲みなさい!!」
でもコカ・コーラをひと缶まるまる飲めなくなってきた。半分は捨てちゃうんですよ。コカコーラの甘さも苦手になってきたのだ。
そんな炭酸飲料を飲んでも後でまた喉が渇くし。
水分補給も大事だが、塩分も欠かせないのがわかった。猛暑の中をバテバテで歩いてたら1軒のラーメン屋さんがロードサイドにあったので入ってみた。
ゆるいラーメン.jpg
柔らか目でゆるゆるのラーメンだったが、表面に油膜が浮いたスープは醬油なのか塩なのか、その中間なのか、かなり美味しく感じられた。
アブラ.jpg
飲んでしまった.jpg
私にしてはスープ飲み過ぎ。塩分を摂取したせいか、入店した時はヨロヨロしてたのにスープを多めに飲んだら店を出たら身体がシャキッとしたものである。
写真はこれだけです。余りの暑さにBlog記事は意識せんかったので。カウンターだけのこの店は狭く、セルフの水まで汲みに行くのにお客の背後を歩いて端まで行かなきゃならない。しかもぬるい。給水器が古いか供給電力が弱いのだろう。
店を出てからしばらくは体力が維持できた。でもそのうち喉が渇いてくる。
「みずみず。。。」(ジャン妻からのメール)
「コーラコーラ・・・」(私の返信)
「またそういうのを飲むんじゃないっ」
でも飲んでしまう。この夏、私が最も多く飲んだドリンクはこれ。
リフレッシュショット.jpg
甘さはそれほど感じないが(宣伝では強いと謳ってる)味が濃く、炭酸が強烈です。
カフェインも強いらしいが別に私は眠気覚ましに飲むんじゃないので。
強い炭酸パワーで全体的に重いです。ショットと謳ってるだけあってサイズは飲み切り。炭酸が抜けないうちに飲める。
置いてある自販機は少ない。コンビニでも見ないし、JR駅ホームにはコカコーラの自販機が鎮座している。街角のあちこちに設置してある訳ではないようです。
自販機があると駆け寄って小銭入れてビーガッチャンと買ってしまう。この夏100本ぐらい買って飲んだんじゃないかなぁ。自販機によって130円だったり110円だったりするのが不思議ではある。
ウチの社の廊下にも自販機があってこのコーラがあります。よく売れてるみたいだがジャン妻は私がこれを飲むのを喜ばない。
「業者さんに言ってあの商品だけ撤去して貰う」とまで言う始末。
でも売れてるのである。売れ筋商品を外すわけない。
現場統括責任者の伊東甲子太郎なんか毎日のように飲んでいる。
「伊東さんが?」
「いつも飲んでるぜ彼」
「そういえば彼のデスクの上に置いてあるね。もうっ」
ただ、伊東の場合、喉の渇きを強い炭酸で刺激して癒すのではなく、カフェイン増量を重視している。私は冷えて炭酸が抜けないウチにグビーッと一気に飲み干しちゃうが、伊東はチビチビ飲んでいるのです。
コーク1.jpg

ラーメンばかり喰ってる訳じゃないですぜ。
暑いと私は肉を欲する。とある日のランチ。
ランチ1.jpg
この店は前に載せた。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-02
券売機で購入するとプラスチックの食券が出てくるのだが、選んだメニューと出てきた食券が一致していない店です。味噌ラーメンを押したら出てきた食券が餃子だったり、食券切れで出て来なかったり。
この日はOPEN時間11:30を廻ったのに店が開かないの。先客(写ってる男性)が、「まだ開かないねぇ」、私は「いつものこと」と返したが、炎天下で開くのを待たされるハメに。
他へ行っちゃってもよかったんだけどね。
ランチ2.jpg
ランチ3.jpg
肉が喰いたかったので生姜焼きにした。すぐ供されたが店内の空調が弱くて暑かった。
後から入って来た客が店の扉を閉めようとすると、「開けといてください」
外の暑い熱気が店内に流れ込んでくる。
ランチ4.jpg
ランチ5.jpg
肉を喰らうとダラけた身体がいっときシャキッとする。単純なんで私。で、またまた別の日のこと。
鶴見区役所.jpg
暑い時に熱いもの、味の濃いもの、辛いものを欲したりするのは塩分が抜けてるかだらろうか。
炎天下を鶴見区役所まで歩き、ちょうど12時半過ぎたので地下にある食堂でカツカレーを喰った。
地下食堂B1.jpg
船山史家の呟きⅠで、お役所グルメという企画があったけど、私の場合、本庁舎より分庁舎が多いので、お役所の食堂を利用する意味が薄れてしまい、その企画止めちゃった。
この地下食堂は斜め左を見ると空が見える。半地下といったところでしょうか。
でも12時半なのに7割か8割が空席だぞ。大丈夫かな。
ガラガラ.jpg
左手を見上げる.jpg
カツ1.jpg
カツ2.jpg
ご飯がダマ。サラッとしたカレーはぬるく、揚げたてを謳うカツも何だかなぁである。
これだったら最近行かなくなった某カレーチェーンの方がマシだよ。まぁごっそさんでした。
カツ3.jpg
食後、川崎駅からバスで幸区役所に向かった。区役所近くに本牧の「大将」に納入している大橋製麺があるのだが、その近くにまたリフレッシュショットの自販機があって飲んでしまった。
コーク3.jpg
この界隈、バスが決して多くはない。
炎天下のバス停で待つのもイヤだなぁと思ってたら天の助けか、通りかかったタクシーを拾った。
だが、乗り込む瞬間、
ゴツッ!!
凄い音がした。衝撃が走った。
私は座席に倒れ込んだ。何が起こったか一瞬わからなかったが、乗る際にアタマを下げきれず、そのままタクシーのドアを開けた状態でボディパネルの上の部分に自分のアタマを想いっきりぶつけたのである。
「お客さん・・・大丈夫ですか・・・?」
「ああ・・・大丈夫・・・」
「・・・」
「自分ではアタマを下げたつもりだったんだが。。。」
「し、閉めますよ・・・で、どちらまで?」
「南武線で快速が停まるのは矢向?鹿島田?」
「鹿島田です」
鹿島田まで向かった。
鹿島田~中原区(武蔵小杉)~多摩区(向ヶ丘遊園)~麻生区(新百合丘)を廻ってまた川崎に戻ったのは、この日、ジャン妻は帰りが遅く、私はひとり川崎まで戻って飲んだのだが。。。(続く)
タクシー1.jpg
丸大1.jpg
コメント(0) 

浦和駅4番線6番線勝負 [日常の情景]

埼玉県庁がある浦和駅にもたまに下りますが、県庁以外の公用先は駅のすぐ側にあるので、浦和駅周辺であっちこっち見たり飲み食いしたり、そこだけ思い詰めて通ったりは全くないのだ。
浦和駅前で利用するのはもっぱらここなんですよ。
駅前.jpg
中華丼1.jpg
中華丼2.jpg
来来軒イコール日高屋ですよ。
店頭ディスプレイとビミョーに違うような気がしますが。
イメージ.jpg
店名は伏せて前にも載せたんですよ。前Blog、Ⅱで。http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-11-30
この記事の中盤、ピーマン細切り炒めがディスプレイとあまりに違ってたので。消費増税直後なので、コストダウンしたのだろうけどこの時はあからさま過ぎですよね。
ディスプレイはイメージとはいえ菜の種類や大きさがね。まぁこんなもんかなこのチェーン店は。この店を利用するのは単に浦和駅から近いという理由だけです。
(女性職員さんの感じはトテモいいです。)
で、今回の主題はこの中華丼どうこうではなく、JR浦和駅構内の動線についてです。
浦和駅構内は、
1番線2番線・京浜東北線
3番線4番線・宇都宮線&高崎線
5番線6番線・湘南新宿ライン
になっている。
文章力が拙いので、JRのHPから拝借した構内図を見ながらお話しします。
浦和駅構内.jpg
上州に向かう私は、11:14発湘南新宿ライン籠原行に乗るべく6番線ホームにいた。その時に駅構内に流れたアナウンスは、
「6番線でお待ちのお客様にご案内致します。湘南新宿ライン高崎線は(埼京線内遅れの影響で?)10分の遅れをもって運転しております。今度の大宮・籠原方面は4番線から先に発車致します11:23発上野東京ライン籠原行の方が定刻通り先に・・・」
あ、そうなの。
11:14発が10分遅れだと11:24発である。この差わずか1分でどうということもないのだが、JRが1分遅れと言うからには3~4分遅れるものなのだ。この時は「親切なアナウンスだな」、「気が利くな」と思った私は、湘南新宿ライン6番線ホームの階段を下りて、上野東京ライン4番線ホームに駆け上がった。
4番線は定刻?.jpg
浦和駅や大宮駅はこの辺りがめんどくさいところで、高崎方面へ向かう下り線のホームが2つあるのだ。上野東京ラインと湘南新宿ラインが共通ホームではなく別々なのだよ。宇都宮方面もそう。(上り線は新宿方面、上野・東京方面と分れる。)
2線を共通ホームにしないのはダイヤ上の問題と、ひとつにすると構内配線がポイントだらけでガタガタになること、2線とも長大路線だけに何かあった時に退避できずダンゴ運転になるからだと思う。
4番線ホームに上がった私の脳裡、胸中に疑念が湧いた。JRの遅れ時間を信用していいものか。高崎方面へ向かうのに4番線と6番線、どっちが先に来るか、慎重に見た方がいいと考えた。
そしたら案の定である。4番線から6番線を見たら、10分遅れだった筈の11:10発湘南新宿ライン宇都宮線宇都宮行(だったと思う)が、10分遅れではなく5分遅れで到着したじゃないか。
アナウンスの10分遅れが間違っていたか、運転手が途中で遅れを取り戻さんとスピードを上げたか。
11:10→5分遅れで11:15である。次の高崎方面が11:14→5分遅れだとしたら11:19に来るのではないか。私がアナウンスを信じて階段を駆け上がった4番線に、定刻通りに到着するであろう11:23発籠原行まで8分も空きがある。
こりゃ6番線の方が早いぞ。
「親切で気が利くアナウンス・・・」だったのが、「粗忽な誘導アナウンスをしやがって」に化学変化した。心中罵りながら、上がってきたばかりの4番線ホーム階段を下りて、再び6番線ホームに駆け上がった。
そしたら遅れ表示も10分ではなく5分遅れになっているじゃないか。
6番線に5分遅れで.jpg
私の計算だと5分遅れ→11:19だが、実際は写真の通り11:23に湘南新宿ライン籠原行が来た。ということは、4番線に定刻通りに着いた上野東京ライン高崎方面行と同時に下り電車が到着したのである。
この写真を見てください。
6番線に11時23分に来た.jpg
どちらが先に発車するんだ?
同時に来たぞ.jpg
結果、私が戻った6番線の湘南新宿ラインが先に発車した。遅れたのが思ったより早く着いたので先行させたのだろうね。最初に駅アナウンスで誘導された4番線の高崎方面行は定刻よるり遅れた筈である。
車内から、「ザマミロ」と思いながら4番線を見たところ。4番線の下り電車はまだ停まってるでしょう。
ザマミロは大袈裟ですが、「してやったり」、かな。
どっちが先に?.jpg
だけど私のようにアナウンスを信じて6番→4番→6番と行ったり来たりした人っていると思うよ。
そういえば6番線から4番線へのアナウンス誘導ミス??のお詫び、訂正というか、「6番線へお戻りください」のアナウンスは全くなかった。ミスを認めたくない辺りはまだまだJRは官の気質が残っているのだろうか。
「改めてご案内申し上げます。先ほど下り方面籠原行は4番線の上野東京ラインが先に到着とアナウンスしましたが状況が変わり、6番線の湘南新宿ライン下り方面籠原行が先に到着致します。大宮から先にお急ぎのお客様はお手数ですが、6番線にお回りください」とやってもよかったのではないか。
もう一度、校内図を見ましょう。
浦和駅構内.jpg
図の左、上り方面は、①が赤羽・上野・東京方面、③が赤羽・上野方面、⑤が赤羽・新宿方面となっている。
上野方面は新宿方面には行きませんよ、新宿方面は上野方面には行きませんよということ。
図の右を見てください。⑥には宇都宮・高崎方面とあるが、④には無表示。④も宇都宮・高崎方面です。⑥は湘南新宿ライン、④は上野東京ラインです。
大宮駅もそうだが、浦和駅では焦ってどちらかに駆け上がらず、駅構内の電工掲示板を見て、間違ってるかも知れない構内アナウンスをよ~く聞いて、アタマの中で時間の足し算をしてからご判断くださいませ。
それと、上野東京ラインはさいたま副都心駅に停車するが、湘南新宿ラインは通過する。そこのポイントも押さえた方がいい。
ちなみに上野東京ラインは上り下りと表現しますが、東西南北に首都圏をブチ抜いて走る湘南新宿ラインは正式には上り下りとは言わないらしい。北行、南行というそうです。
コメント(0) 

2016年7月14日6時53分。。。 [日常の情景]

小田急小田原線、読売ランド前~百合ケ丘駅間の踏切で線路が冠水し、向ケ丘遊園~町田駅間で運転を見合わせた時刻です。
まさにその時間帯、私は新百合丘駅にいた。
運転見合わせ.jpg
問題の日の午後、川崎の行政廻りで都内から小田急線で登戸駅近くにソビえる多摩区役所に届け出、次にJR南武線快速で川崎まで戻り幸区に向かおうと。
登戸駅の南武線ホームで西の空を見たら黒雲に覆われている。南武線は東へ向かうので、背後から雨雲が追いかけて来そうな気配。
幸い傘はあるよ。朝、家を出る時間帯の天気予報で、「日中は晴れても午後には夕方から雷雨・・・」とおねーさんが言っていたので、デカめで頑丈な折り畳み傘をカバンに突っ込んである。午前・昼・午後と晴れてたので、今日はこの傘使わなくて済みそうだなと。だいたい傘というものは雨が降らなきゃかさばるジャマな棒でしかないので、それまで持ち歩くのが億劫だったのがどうやら必要に迫られそうである。
川崎駅からバスで幸区に向かい、そこで17時前で役所の開庁時間タイムアップになった。幸区役所近くのバス停で、川崎駅方面が来るか、新川崎か鹿島田方面が来るか待機。

今宵ジャン妻は部署に新規採用配属された超イケメン小僧の歓迎会で、社のオンナどもはおろか、野郎どもまでそヤツの色香に幻惑されている。
美女美男が嫌いな私はそヤツのことを陰で、「小僧」、「ガキ」、「色小姓」、「陰間茶屋」、ヒデぇ呼ばわりをしてる。そしたらジャン妻が、
「アナタは来なくていいから」となった。
こっちだって願い下げである。
「彼を小僧って呼ぶの止めて」
「だって小僧は小僧じゃないか」
の応酬もあった。
なので今宵はひとりで晩酌&晩飯を済ませなきゃならない。先に川崎駅方面のバスが来たら川崎の丸大ホール食堂か野毛のサイモン、無難に上大岡の例の焼鳥屋になったと思うのだが。
だが先に来た運命のバスは新川崎方面のバスだった。
ここで当初目論んだ選択肢は消え去り、脳裡に浮かんだのは、昨日UPした「U子と呑んだ店」に行ってみようと。
夜の情景2.jpg
その店は小田急小田原線の座間駅近くにある。だから止せばいいのに鹿島田駅でJR南武線に再度乗って西北へ。進行方向を覆うアヤしい黒雲の下へ突っ込んじゃったのである。

登戸駅で小田急に乗り、またまた止せばいいのに新百合丘駅で途中下車したのは、新百合丘駅に併設する商業施設エルミロードに長年懇意にしている漬物屋、「丸越」があってそこでキムチを買ったの。丸越の漬物は保存料、添加物を全く使わないのですぐ傷んでしまうのだが、付き合い20年になる。最初の頃のオバちゃんは戸塚界隈にいたのが流れ流れて今は新百合丘に来て引退したようだが、お弟子さんの女性販売員とも顔馴染。
キムチを買いに、エロ・・・ではない、エルミロードに入る前、天空頭上で激しい雷が鳴った。
バーン!!バリバリバリッ!!
次に、ドーンッ!!
歩いてた若い女性が、「ヒャッ」、「今の近いよ」
でも私は上州のカミナリ銀座に比べたらたいしたことはないと思った。
エロ・・・エルミロードは、駅改札コンコースを1階としたら、バスロータリーに面した地下にある。キムチを買って、オバちゃんとバカ話をして出ようとしたら、雷鳴轟き稲光が鳴りまくり、親指先ほどの大粒の雨がスコールのように降り注いでいた。
新百合丘駅前のロータリーは湖に変貌。駅コンコースを結ぶ階段は群馬県長野原町にある「魚止の滝」状態。写真なんか撮ってる場合じゃないっ。
そして小田急線は運転見合わせ。百合丘か読売ランド辺りの線路が冠水した。駅構内で小田急の職員が半分狂ったように、もう半分は醒めてクールにアナウンスしている。
「振り替え輸送を行っております」とはいうものの、何に振り替えりゃいいんだっつーの。
さてどーするか。東急の多摩プラーザか市営地下鉄のあざみ野に抜けるか。それともさして美味くもない駅チカの飲み屋で時間を潰すか。
私はこの状態で飲むの止めた。下手に酔うと思考力決断力が鈍るし、イラついて駅員に暴言や暴力を振るうのはこういう時だと思った。

運転見合わせは町田~向ヶ丘遊園間で、町田から先と遊園から新宿は折り返し運転になっていると。
冠水した箇所は、専門員が検分に行かないと目処がつかない。雨が止めばいいというものでもないらしい。おそらく線路から水が引いても電気系統や非常停止システムのようなものがちゃんと稼働しないと運行OKが出ないのだろう。
しばし待った。小降りにはなったようである。
駅構内で退避中のビショ濡れズブ濡れの女性客たちに視線がいった。ムシ暑いので二の腕はおろか上半身が濡れて下着の線が浮かび、膝から上まで露わにした女性もいた。状況が状況なのであまり目の保養にならない。

唐木田方面を結ぶ多摩線は「先に運転を再開します」というのである。
「多摩線で永山駅か多摩センター駅で京王線に乗り換えて、橋本方面からJR横浜線で町田方面へ向かうのをご検討ください」
私もそれは考えた。小田急永山駅には南多摩市の行政があって私も年に数回行くが、近隣にロクな飲食店が無いので今までUPしたことは一度もない。
だが、この迂回ルートのアナウンスには注釈がついて、
「なお現時点では多摩線で京王線の橋本から町田方面へ向かうのと、全線で運転再開するのとどちらが早いかは見込みがわかりません」
言い訳している。自己責任、自己判断でお願いしますというのだろう。
こういう時はジタバタしないでじっと待つか、とにかく何でもいいからやってみよう前に進もうとするか。
私は後者。それでいて大抵は失敗するのだが、動かない本線の車両でじっと立って待ってるムシ暑さにも閉口したので多摩線にTRYすることに。。。
唐木田行.jpg
私は振り替え輸送は並ぶのがバカらしくて貰わなかった。無駄かもだがSuicaでピッである。

多摩線は速度を落として走った。雨は小降りになっている。
止みそうだな。
そりゃ雨はいつかは止むものだが。

永山駅は小田急と京王が仲良く並んでいるが直接の連絡改札はない。一旦改札を出てから京王の改札に入るのだが、小田急改札を出ようとしたところで全線運転再開のアナウンスが流れ、並んでいる振替乗車の人々から、「エェ~っ」と落胆、安堵?ここまで来て何だよの声が挙がった。
写真で右に歩き出したひとたちは、ここまで来てまた新百合丘駅の本線へ引き返そうとした人です。
永山駅改札で運転再開アナウンス.jpg
依怙地でアタマが固い私は、何故か引き返すのがイヤで、そのまま京王線に乗り換えた。そしたら京王線も遅れている。倒木とか言ってた。
京王永山駅ホーム.jpg
分倍河原駅で南武線に乗り換え、武蔵小杉か川崎までまたまた戻ることも考えたが、小田急京王といった大手私鉄は急行優先とはいえ早く運転再開しようの執念がこっちにも伝わるが、東海道線・横須賀線・京浜東北線はそういう執念に日頃から欠けているので南武線もアヤしい。
多摩センター駅で急行に乗り換えた。速いし、涼しい、快適な車内だが・・・
まだまだ先は遠いな。
橋本駅からどーする?
選択肢は2つあり、JR横浜線で町田まで戻るか、相模線で海老名方面へ向かうかである。
私は横浜線に乗る気になれなかった。わ・ざ・わ・ざ・京王~橋本経由でここまで来たのに、町田駅で運転再開した小田急線を見たくなかったのである。
20:30過ぎにジャン妻から、「終わりました。帰ります」
随分早く終わったな。2次回には行かなかったらしいな。私はこっちの身に降りかかった厄難をメールした。
「ええ~っ。そうなの?」
こちはまだ晩酌も晩飯も済んでない。この時点でU子と呑んだ店への夜再訪は消えた。あの店はラストオーダーが早いのだ。確か21時30分頃だったはず。
海老名駅でマトモに動いてないであろう小田急線にまた乗るのもバカらしい。
相模線にした。
何でこの時間帯に相模線に。。。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-02-03以来である。
相模線は単線で、途中行き違い駅(交換駅)があるのだ。なかなか海老名駅に着かない。
海老名駅に着いた.jpg
JR海老名駅駅と小田急相鉄海老名駅を結ぶ高架橋。
雨は上がっている。渡っている間、走行している小田急線は無かった。ザマミロである。
海老名駅乗り換え高架橋.jpg
結局これですよ。海老名駅の相鉄改札後方にある「吉野家」ですよ。混んでたな。瓶ビールはヌルいし。
吉野家.jpg
晩飯1.jpg

午後7時38分に運転を再開したそうである。
結果から見たら不通は40分でしかなかった。
大雨だから冠水して電車が止まるのも仕方ないか。
私めの日頃の行いが悪いからこういう厄難に見舞われたのか。
では締めです。自分を納得させるオチでオシマイ。
課長.jpg
コメント(0) 

本庄・伊勢崎・ぶらり途中下車 [日常の情景]

G7国の首脳が集う伊勢志摩サミットとオバマ大統領の被爆地訪問で、首都圏の駅という駅が警備の警官だらけだった。
私の最寄駅にも朝夕警官が立ってたね。日本にこんなに警官がいたのかってくらいにね。
テロ警戒か、爆発物が仕掛けられる可能性を想定してか、コインロッカーやゴミ箱が封鎖されちゃって不便なこと。
ずっとじゃない。サミット終了までの辛抱だが。5月25日~27日の期間中に日帰り出張がぶつかって、上越新幹線に乗るハメになった。
いつもと違って変則的なルート。本庄市~伊勢崎市へ向かった。

あさま.jpg
本庄から伊勢崎へどうやって向かおうか。南北に横断する鉄道が無いのが不便。
社用車を使わないで公共交通機関を利用してるのは私だけである。
先日、上役に聞いたの。
「皆さん社用車で出かけられてますが、くるまで行かなきゃいけないのですか?」
「いや、そんなことないですよ」
ただ、3人4人で同じ目的地へ行く場合はくるま1台で行く方がいいとか言われた。私は誰とも同行しないので、ひとりでぶらり途中下車の旅状態である。
さて、高崎経由で伊勢崎まで行くか。まてよ?本庄駅北口から坂東大橋を渡って伊勢崎市に入る路線バスが1時間に2本あった筈。
上越新幹線本庄早稲田駅~タクシー~本庄市~本庄駅北口からバス・・・という迂遠な計画を立てた。
乗り継ぎ時間に追われるので昼飯は車内で済ませた。
風邪気味なので味なんかわからなかった。この風邪は2週間ほど長引き、この記事をUPした今日の時点で家でジャン妻とゴホゴホやっている。
シウマイ弁当1.jpgシウマイ弁当完食.jpg
去って行く.jpg
ここは本庄早稲田1.jpg
使用できません1.jpg
メトロのゴミ箱封鎖は都心だけだが、JRの場合、ゴミ箱使用停止の対象駅は首都圏だけではないようだぞ。
初めて下り立った本庄早稲田駅もゴミ箱が封鎖されていた。
使用できません2.jpg
シウマイ弁当の空き容器が捨てられないじゃないか。ペットボトルも。
これだったら車内に置いてくればよかったな、な~んて思ったりした。
ここは本庄早稲田2.jpg
本庄早稲田駅改札を出てタクシー乗り場へ。
これは前の並び客で、上司の空き弁当箱を部下が「自分がお持ちします」と預かっているところ。
タクシー待ちの列.jpg
ようやるよな。今どきの若い者はそんなことしないだろう。上司が部下に空き容器を押し付けたところで、「えぇ~っ、マジっスかぁ」、下手したらハラスメントになりかねない。
私だってゴメンだよ。自分で喰った空き容器ならともかく他人のゴミなんか持って歩くかよ。上司さんもその辺を意識して自分で持とうとしないのかね。周囲は、部下は、いまどきの若いのは見てますよ。
タクシー車内で、「今日は暑いですねぇ」
お決まりの話しかけられTALKである。
「暑いね。自販機のドリンクが売れるだろうね。・・・(ここから私のボヤキが始まった)・・・でもホラ、例のサミットのせいでゴミ箱が使えないんだよ」
「ああ、警戒ですね」
「仕方がないから車内で喰った駅弁の空き箱まだ持ってるモン」と言いながら、私は空き容器が入って無駄に膨らんだカバンをポンポン叩いた。
「売店の売り子さんも、本日は警戒中なので空いた容器はお持ち帰りくださいのようなアナウンス無いからさ。そう言ったら言ったら売れなくなるしね。喰終わっていざ捨てようと思ってゴミ箱に歩み寄って閉鎖されてるのに気付いたんだモン」
運ちゃんが私の饒舌に戸惑ったような雰囲気を感じた。だが私は続けた。
「さっきタクシー乗り場で自分の前に並んでた会社員がいて、部下が上司の空き弁当箱を、私がお持ちしますよ、ってスリゴマ摺って預かってたよ。2人分か3人分抱えてたな。おまえそれ持って客先へ行くんかよ?って」
運ちゃんはややイラ調気味の私の会話に辟易したのか、ここから妙にスピードが上がった。
「バカにする訳じゃないけど。本庄市で何のテロを警戒するんだよなぁ」
「ええ、まぁ、フランスとか、外国でテロが起きてますからねぇ」
タクシー車内1.jpg
本庄駅郊外にある行政へは担当者にアポを取ってあったので至ってスムーズに終了。待たせていたタクシーに戻った。
「駅へ戻られます?」
「JRの本庄駅へ」
本庄駅南口には「万龍」という街角中華があるのでいつか訪問する予定。
タクシー料金を支払いながら
「北口でバスに乗って伊勢崎へ行くんだよ」
「ええっだったら北口の方がよかったですかぁ?」
それには及ばない。北口はもと宿場町で信号待ちや細い路地が多く、ロータリーへ辿りつくのにやや時間を要すのだ。
階段を駆け上がって北口へダッシュ!!
おう、バスが既に停まってやがるぜ。
バス.jpg
バス車内1.jpg
バスは定刻通りにスタート、本庄宿場町を南北に横断する。
タクシーだと気忙しいが、バスだとのんびりしたものである。
本庄市役所を通り過ぎる。本庄城のあったところ。
本庄市役所.jpg
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-04-07

そして坂東大橋を渡る。今日の利根川の水は少ない。
坂東大橋1.jpg
坂東大橋2.jpg
私は坂東大橋の旧橋を知らない。
現在、新前橋と桐生を結ぶ上毛電鉄(サイクルトレイン)には支線計画があって、現在の大胡駅から伊勢崎駅を経て本庄市を結ぶプランがあった。もちろん未成線である。
ここ坂東大橋は、道路とその鉄路の併用橋梁の予定だったというが実現しなかった。それが実現してたら私は利用していただろうか。
くるまの量が増えたので、軌道部分も道路に転じた。
現在は斜張橋。

川を渡れば上州。東京福祉大学を通る。若いのが数人乗って来た。
東京福祉大学2.jpg
東京福祉大学1.jpg
那波城の前を通った。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-12-17
那波城.jpg

伊勢崎駅.jpg
タクシー車内2.jpg
伊勢崎市内に入って途中下車して徒歩するか。。。
結局はJR&東武伊勢崎駅の南口から二度目のタクシー乗車。伊勢崎市の担当官は、私が上州滞在時代に別の市で知り合い、転勤が解けてからここ伊勢崎で再会した顔馴染。トエモいい感じの人だが、やや細かい内容なので、運ちゃんに「後でお宅(会社)呼ぶから」と言って先に帰した。
帰途のタクシーは電話で呼んだ。また話しかけられた。
「東京からお出でになったんですか?」
「そう。東京から。東京は例のサミットのせいでゴミ箱が使えなくって不便でしょーがないよ。おまわり多いし」
「ああ、そうでしたね」
「こっち(伊勢崎)へは本庄からバスで来たんだけど、本庄早稲田駅もゴミ箱完全封鎖。この辺りで何のテロを警戒したやがんのか。来る途中の新幹線車内で喰った駅弁の空き箱、下手したら家まで持ち帰りになりそうだよ」と先刻の本庄市内タクシーと同じようなボヤキを繰り返し、またしても私は空き容器が入って無駄に膨らんだカバンをポンポンポンポン叩いた。
「だったら私が預かりますよ」
「ええっ??」
「置いといてください。捨てときますから」
「いやぁそりゃ悪いよ」
「いいですいいです気にしないでください」
信号待ちになり、運ちゃんは後部座席にいる私を振り返って手を突き出した。私はカバンの中から崎陽軒シウマイ弁当の空き容器を手渡した。
「いいの?」
「構いません」
「悪いなぁ。まさかコンビニに持ち込んで捨てるのもはばかられるし」
「家庭ゴミの持ち込みはお断りしますってありますしね」
「そう書いてあっても捨てるヤツがいるんだろうね」
運ちゃんにしてみれば、タクシー客の遺失物と変わりないのかもしれない。あ、シマッタ、せめて空き容器処理料金ではないが、釣り銭を貰わずチップ代わりにあげればヨカッタ。
ゴミを受けてくれたタクシー.jpg
空き容器は処理したが、私のカバンには爽健美茶の空きボトルが残っている。それは持ち帰ったですよ。
両毛線が来た。
両毛線.jpg
東京駅に戻った。
この後本社に帰社。直帰するにはさすがに時間が早いし。この夜は飲み会だったんだよね。
東京駅に戻る.jpg

清掃係.jpg
最後のこの写真、東北線(宇都宮駅)ホーム。
自販機のゴミ箱は遮断されてるが、心無い乗客が自販機脇に空き容器を置いてったりする。それを集めていた清掃員さん。
「これもお願いしていい?」
「いいですよ」
私は自分が飲んで持ち歩いていた空き容器を渡した。
今回のサミットでこれだと、2020年の東京五輪開催の時なんかどーなるのだろうか。
コメント(0) 

繋ぎの記事~5/12朝のこと [日常の情景]

5月12日(木)朝7時過ぎ、いつもより30分早くジャン妻は家を出ようとした。
両手にGW中にたまった不燃物ゴミ4袋を持っている。町内のゴミ出し場に寄ってから出勤するらしい。
「もう出るの?」
「今日は早く行くの」
「そんなに家にゴミがあったんだ?」
「家で家事をしてるからゴミがたまるのよ」
よう言うワ。GW明けの(月)(火)(水)は家で晩飯喰ってないじゃないか。(月)はGWに11連休もした飲食店へ冷やかしに行き、(火)(水)は・・・
「アナタは群馬で遊んでたでしょう」
「遊んではいない。出張だ。また週末も行く・・・」
「じゃぁ先に出るわヨ。今日は(本社に)来ないの?」
「行くよ」
今日は来ないの?って何だよ。両手に不燃ゴミをガチャガチャ持って出ていった。
私は定刻より10分ほど遅れた。
その差、40分が明暗を分けた。

最寄駅の上り線ホームに上がったら東海道線が運転を見合わせている。
「川崎駅で停電・・・」
停電?
後でわかったのは午前8時10分・・・私が最寄駅ホームに上がってすぐだが、JR川崎変電所で小火事が起きて電力供給がダウン、東海道、京浜東北、南武、鶴見の4路線が止まったというもの。
横須賀線、湘南新宿ラインは川崎駅を通らない。鶴見川鉄橋を渡ったら武蔵小杉方面へ逸れるので、そっちに乗らざるを得ない。乗ったはいいが、東戸塚駅、保土ヶ谷駅と当然のようにどんどん客が乗り込んで来る。
ⅰ―Phoneの普及で紙の新聞が廃れて久しいが、こんなに混んでてもⅰ―Phoneやスマホを操作するスペースってのは確保したがるんだね。

保土ヶ谷駅で止まっちまった。横浜駅~新川崎駅間で安全確認がどうとかこうとか。車内、同じアナウンスが繰り返し流れる。
私は進行方向左側のドア側にいるのだが、高校生男児の肩に顔を埋め体臭を嗅ぐハメになった。
「中ほどへお詰めください」のアナウンスも虚しく、これ以上入れないのだ。
電車が動かない。そのウチ私の顔は高校男児から逸れてドア窓に顔を押し付けた。身動きが取れなくなった。メールも打てない。
後ろの女がゴホゴホ咳をしてやがる。マスクしてない。まさかこのオンナ、インフルエンザじゃねぇだろうな。
保土ヶ谷駅で止まったまま身動き取れなくなって20分ほどたっただろうか。近くを走る相鉄や、バスに振り替えのアナウンスが流れ始めた。
すし詰めの乗客の中からひとり、また、ひとりと、ホームに脱出していく。やや動けるようになったので私も「すみません出ます」と言いながら脱出した。
保土ヶ谷駅1.jpg
保土ヶ谷駅2.jpg
保土ヶ谷駅3.jpg
保土ヶ谷駅構内でJRの言い訳アナウンスは幾つかあって、
架線に電力が供給されなくなった。。。
線路内に人が立ち入った。。。
ドアが開いたとの情報も。。。
こういう時に暴動を起こさないのは日本人の美徳だが、私はJR職員に怒声を浴びせたくなったよ。日々アタリマエのように繰り返される遅延、運休、乗客に多大な迷惑をかけるのを何とも思ってないんだろう。長大路線型になってから更に増えたよな。
「お客様にはご迷惑をかけて申し訳ございません」の謝罪は単に言っときゃいいやにしか聞こえない。
でも動かないものはしょうがない。
「どっか喫茶店でコーヒーでも飲んで落ち着きなさい」(ジャン妻からのメール)
だが私はそういう時間潰しができない人間なのだ。
保土ヶ谷駅を出てバス通りへ。国道に面したバス停も長蛇の列で、狭い歩道をすりぬけて相鉄線西横浜駅まで歩いた。
歩いてる途中、私が脱出した横須賀線が運転を再開して走り去っていったぞ。
歩く1.jpg
私の前を歩いている男性はそれを見送りながら、「何だ動いたのかよ」という視線を送っていたが、あのままガマンして乗ってたとしても、この先おそらく電車が詰まってるからノロノロになったと思いますよ。
歩く2.jpg
保土ヶ谷駅から西横浜駅までおよそ1200mほど。相鉄線各停に乗ったら、あれ?女性が多いな。
あ、女性専用車両だった。。。
時間を見たら9時23分。9時半までの上りが女性専用なので、若干、周囲の視線が気になったが、他にも男性客がいましたね。JR運休の振り替え輸送の為に女性専用を中止したのだろうか。

横浜駅で京急にしようか上野東京ラインにしようか。さっき下りた横須賀線に乗りなおすのもバカバカしいので、結局、上野東京ラインに乗ったら鶴見川鉄橋でノロノロ。
鶴見川鉄橋.jpg
「この先、電気が供給されない架線を通るので、このままの速度で運転します」
「川崎駅までに電車が4本詰まっており・・・」
鶴見から川崎までは踏切が幾つかあって何処も渋滞踏切待ち。遮断機が開かないのでイラついた視線を感じたが、私のせいじゃないし。

川崎駅で下りた。
案の定、東海道線はホームに停まって動かない。
運転再開した南武線から乗り換え上客が続々と東海道線ホームに下りてくる。あのまま乗ってたらまたまたギュウギュウ詰めになるは必定である。
川崎駅構内がカオス状態。
カオス.jpg
京急川崎駅へ向かう途中、閃いたことが。どうせ遅れるんだから、先に早めの昼を済ませてしまおう。
久々の丸大ホール。
久々の丸大ホール1.jpg
久々の丸大ホール2.jpg
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-21
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-06-13
おとおし.jpg
先に煮豆が出された。これはおとおしなのです。
先客が数人いて飲み客ばかり。休日か夜勤明けか近所のご隠居さんか。いずれも平均年齢が高い。
私は飲むわけにいかない。
「生姜焼き。定食で」
「食事ね」
「単品でオムレツも」
これで飲み客か食事客かの確認ができたことになる。麦茶のボトル大がデンと置かれた。
麦茶のボトル.jpg朝呑み客.jpg
生姜焼定食.jpg
生姜焼.jpg
キャベツの味噌汁です。子供の頃にジャン母がよく作ってくれた。
味噌汁.jpg
オムレツ.jpg
オムレツの中身.jpg
京急川崎駅も入場規制があったようだが、私が丸大でメシ喰ってる間に解除されたようである。
京急川崎駅.jpg
JRの六郷川鉄橋が見える。
六郷川鉄橋.jpg
遅延・運休に慣れてアタリマエ体質になったJRと違い、早い安い止まらない、待避線フル活用、各停が急行に転換、前へ出よう走ろうの姿勢が頼もしい赤い電車(京急)も京急蒲田を過ぎたら遅くなってしまった。
でも京急は責める気にならない。こんなアナウンスが流れた。
「まもなく平和島駅に停車中の電車が動きます」
これがJRだと、「現在前を走る電車が詰まっております。動き次第この電車も発車致します」
相手(前を走る電車)次第だよと言っているようなもの。乗客へ提供する安心度が違うのです。
京急は品川駅止まりだったので、「当駅から先、浅草線方面へお越しのお客さまは、この後もう1本当駅止まりの電車の後に参ります」・・・細かい情報をアナウンスする辺りはたいしたもの。体調悪い上客を動かない車輌に長時間カン詰めにして平気なJRとは違う。
「各社振替輸送を行っております」だって、後は勝手にやってくれとしか聞こえないでしょう。

最大1時間にわたって運転見合わせ、その後も遅延を引き摺り32本運休、75本がMAXで124分遅れ。品川駅、川崎駅他、入場規制やカオス状態の駅多数。。。
変電所内の電気設備から煙が出ていたそうだが、原因の原因は発表されていないのではないか。
翌日に群馬に向かう東京駅構内で前日の長時間運休を謝罪するアナウンスは流れていたが、JR東日本社長は長時間の運休遅延ダイヤ乱れについて謝罪会見を見たことがない。

出社は11:30だった。私の予定ボードには先入りしたジャン妻が、「電車遅延、運休」と書いてくれたので、誰も私に誰何する者はいなかった。
「アタシは30分早く出てよかった」(ジャン妻)
「・・・」
コメント(0) 

無人自販機ドライブインが語るもの [日常の情景]

最近、群馬以外にも出張が増えたのですが、私は初めての場所へ出向く前に現地の地図を見る習慣がある。
地図を見てると、「へぇ。こんなところにも高速道路が通ったんだ~」と思う時が多々ある。首都圏を中心にして放射状に伸びている高速道路や並行する第2東名の建設の他に、放物線に繋ぐ環状線、縦貫道のような道路がどんどんできているんですね。(円周方向、あるいは縦に結ぶ道路です。)
高速道路建設は利用者たるマイカー国民の利便性を謳ってはいる。ウチの社もくるまでの地方出張が当然暗黙のルールになってきた。それを「くるま出張は渋滞・事故というリスクが伴う」、「公共交通機関を利用して何故悪い。疲れる運転を社員に強いるんじゃない」と言い張ってるのは私だけ。

高速道路建設は税金投入の無駄使いと言われようとも、予算の許す限り高速道路を延々造り続けるしかない。官僚・政治家さんの性ともいえる。
大きな視点で見れば高速道路は活性化に繋がる部分が大きい。
工事を受注した工事業者は潤うし道路完成の暁には流通業界が喜ぶ。地方の農産物、鮮魚、特産物が早い時間で首都圏に運ばれるので、大都市圏向けの出荷が増大する。産業振興効果である。
これまで遠かった観光地へ行けるし、観光客が観光地へお金を落とす。外国人が地方観光地へ出かけるケースも増えた。

でも高速道路開通の陰の部分が必ずある。
首都圏へ消費に出て地元消費が減ってしまう。消費が地元に還元されなくなる。1時間も車を走らせれば都市部の巨大百貨店に行けるから地元商店街では消費しなくなる。駅前商店街が寂れ、郊外のロードサイドの量販店や複合商業施設に流れるのと一緒。
そこへ行けばランチもディナーも含めてあちこち行かずに1箇所で複数の買い物や休日家族サービスが可能だからです。
高速道路の開通により観光客は増加するが、日帰り観光客が増えて宿泊しなくなってしまうこともある。例えばこれは高速道路の例ではないが、甲子道路の開通で観光客増大を期待した湯野上温泉だが結局は大内宿に流れてしまい、思ったほど宿泊客が増えていない。

大きな期待を背負って完成した高速道路が皮肉にも地域経済にとってマイナス効果をもたらす。何の為に多額の税金投資をして高速道路を整備したのかわからなくなってしまう。
おっと、別に私は政治談議をしようというのではないです。
安中市を東西に結ぶ国道18号線沿い、郷原というところにこんなドライブインがある。
大看板.jpg
表面が茶色に錆びた大看板には「歓迎 自動販売」とあって、殆ど剥げ文字で辛うじて、「ピーパック安中 飯島屋」とある。
コイン洗車の看板が比較的新しいだけに際立っている。
辛うじて読める.jpg
建屋を見たら何だか曲がっている。
屋根がボロボロ。何か人工的な力でも加わったのだろうか。引き裂かれたように割れているんです。屋根だけど軒になっていない。ウルトラセブンに登場するギエロン星獣の角みたいだ。
年季を通り越して.jpg
裂けた屋根1.jpg
裂けた屋根2.jpg
裂けた屋根3.jpg
最初は廃業した店舗かと思ったが、敷地内でひとりのドライバーが洗車をしていたので現役だとわかった。
そのうち、もう1人ドライバーが来て、ドライブインの屋内で煙草を吸い始めた。
更にもう1台、今度は若い男女が来られてその先客と談笑を始めた。待ち合わせだろうか。
近づいてみる.jpg
紙オムツ捨てるな1.jpg
中に入ってみようと歩み寄ったらガラスには注意書きがやたらと多いのだ。
無断駐車禁止(運転者不在)
紙おむつ捨てるな!
【持ち帰れ】
親の顔が見てみたい
ゴミだけ捨てるのはお断りします
無断ごみの持ち込み禁止
親の顔が見たくなるほどヒドイ出来事が過去にあったのかね。ドックフードを捨てるななんてのもあったね。
紙オムツ捨てるな2.jpg
屋根もそうだが建物全体がウネウネ波打っているようでサッシ窓もヒン曲がっていた。長年の風雪に耐えかねて湾曲したか地盤が緩いのだろうか。群馬は地震に強い土地柄の筈だが。
単に見学の対象物として見るだけだと罪悪感を感じるくらいの年季を通り越した妙な威圧感。ディープな意味で脱線・倒錯・分裂気味の聖域のような雰囲気を感じた。「ここは神聖な場所だ、何か文句があるか」と言わんばかりなのである。「気に入らないなら他へ行け」というようなもの。
外のCocaCola自販機で爽健美茶を買いましたよ。それを片手に中に入ってみたの。爽健美茶1本でも気が持ち直したからね。
店内自販機1.jpg
薄暗い店内は無人で自販機が並んでいる。
自販機は飲料系だけではなく、スナック類、カップラーメンがあった。スナックはまだしも、カップラーメンは稼働しているのかどうかわからなかった。
自販機にも「窃盗犯逮捕」のステッカーが貼ってある。
店内自販機2.jpg
店内も防犯ステッカーがあちこちにあって、
「防犯カメ設置店 当店は24時間ビデオ録画中です。
お知らせ 当店において不法行為をした場合公表致します。」
こういうステッカーが貼ってあった。
ステッカー2.jpg
このドライブインにいる自分は容疑者ではないけど、人間が誰しも持っている悪い部分という意味での窃盗容疑可能性対象者に見られてるような錯覚に陥る。もちろん写真を撮ってる私は防犯カメラに写っているに違いない。
妙に緊張感があり、常に監視カメラで撮影されていると思うと落ち着いて休憩できないが、先客は平然と休憩して煙草を吸っていた。灰皿は何と峠の釜めしの器だった。
灰皿は釜飯の器.jpg
逮捕1.jpg
ただ事ならぬ記事が窓に貼ってある。
逮捕
「・・・安中市の無人ドライブインで清涼飲料水などの自動販売機五台から計約●●万円を盗んだ疑い・・・(途中省略)・・・防犯カメラの映像などから発覚した・・・」
逮捕2.jpg
これは検挙、逮捕に至った事例だが、未検挙の窃盗犯への告示もあった。
窃盗犯へ 告
2012年5月31日22時24分
当店駐車場の草花を盗んで制止を振り切り逃げた市内在住の女へ
今後当店への入場を禁止します。
軽自動車 レッド ●●●○○○ ××―××
警告文.jpg
何だか自分もそういう目で監視され、事件性に繋がる可能性の範疇に立っているんだなと意識せざるを得ない。
外に出たら「屋外の水道水 飲用には適しません 飲まないで下さい」
脅されてるようだが飲んだらどうなるのか。
飲用に適せず.jpg
オーナー側に立って考えてみる。
私は医療業界にいるが小売業界も兼ねている。ドリンク仕入や販売もしている。このドライブインで窃盗する怪しからぬ輩は「たかがドリンク数十本くらい」「売上金○○○円程度」とタカを括ってるのだろうが、盗んだ額だけの利益を得る為にはその何倍を売ればいいのか私は知ってるつもり。
それと自販機ってのは修理金額がバカにならない。保証期間内ならいいが、その間代替え機が無いと売上が無くなるのである。
店内にいろいろ貼られた注意書き、警告文は、理不尽なことを書いてあるのではなく至極当然のこと。経営者はおそらく飯島さんという人だと思いますが、その方の防犯意識の強さであり、無人であるが為のドライブインを狙う犯罪数の多さを嘆き、無人だからといってナメるんじゃないという憤り、人間誰しもが持っている哀しいくらいの悪い性や業に向き合い、注意書きや警告を掲示しなくてはならない現現代の哀しさ、高速道の完成に伴って取り残された一般道サイドの現在の姿、いろんなものが凝縮されているのです。ルールやマナーを守らない輩が増え、無人だけに被害に遭い易いが為のささやかな自衛手段である。
凄い外観である.jpg
現在はこのような姿だが、高速道が完成してSAやPAが設置され、一般道ですら「道の駅」がやたらとできるまではもっともっと交通量があり人が利用したと思うのです。当然その頃は無人ではなかった筈である。
このドライブインは現役です。廃墟では決してないです。WCもあるようだが確認していません。高い買い物はないので見学されるなら何かを購入してお入り下さい。
コメント(0) 

彷徨い [日常の情景]

私は今年になってからあまり居酒屋を新規開拓しなくなった。
冒険心が失せて守りの境地に入ったのだろうか。
お店1.jpg
お店2.jpg
お店3.jpg
お店4.jpg
お店5.jpg
お店6.jpg
お店7.jpg
お店8.jpg
お店10.jpg
お店11.jpg
お店12.jpg
お店13.jpg
お店14.jpg
お店15.jpg
お店16.jpg
さて、何処の酒場街だと思われましたか?
最初の写真にあるように元町界隈ですが、メインではありません。JR石川町駅から元町に向かう路地の店たちです。
石川町界隈は5つの顔があると思う。
①山の手
②駅近くの下町
③元町
④中華街入口
⑤松影町から福富町に繋がる界隈
最も明るくて健康的なのは元町だが、私は20年以上足を踏み入れていない。
公用で石川町駅で下りて、元町バス停で市営バスに乗ったり、運河の畔にある中区の分庁舎に行ったりしますがそれは昼間の公用で、石川町駅は関内駅からたったひと駅ですが乗り換え駅ではないのもあって、この界隈で飲むことは殆ど無かったのだが、縁あって石川町駅近くに流れる「河より低いBAR」を知ることになる。
河より低いBAR-1.jpg
でもBARは2軒めと決めている。2軒目だから1軒目が近くに欲しい。東京で飲んで、「じゃぁ石川町のBARでも行くか」それも迂遠でしょう。
「河より低いBAR」は料理もなかなか美味いのだが、私はBARは食事するところにあらず、酒を飲む処、という概念で固まっている。チーズや乾きもの、キスチョコぐらいはあってもいいけどそれは料理ではない。
「1軒目を探そう」、そういう目で見ながら石川町駅界隈をジロジロ物色した。中にはカツオのタタキが1600円もする店があって目玉が飛び出しそうになったが。
ちょと高いな.jpg
石川町は関内駅界隈のような喧噪さがなく、静かで人通りが少ない。
静かだけど、高架を走る根岸線の走行音や、運河の上に屹立している首都高速の走行音が聞こえる。
酒場からすぐ東、山側からは山の手です。
その先は山の手.jpg
元町メインストリートの裏路地です。
路地.jpg
秋になってから珍しく開拓した店です。
おそらく今後も時々行くであろうという気になったのでUpします。
お店9.jpg
行燈.jpg
コメント(2) 

チビタランチュラロッククライミング [日常の情景]

本棚.jpg
自室の書棚です。
文庫本の棚をビルの階層に例えるとおよそ8階あります。
チビタラ1.jpg
この棚にチビタランチュラがいた。最初に発見した時、いちばん下の棚、真田太平記(池波正太郎)の棚にくっついてた。(ハエトリグモ、JUMPING SPIDER)
ⅰ―Phoneを持って近づいたら、私の気配を察したチビタランチュラは真田太平記に登場する忍びの如く本の壁を登って行く。
チビタラ2.jpg

チビタラ3.jpg
滝口康彦の棚へピョンと飛び移ったチビタランチュラ。これでもチビタランチュラは命綱よろしくケツから糸を出しているので、失敗しても落下したりしないのである。

更にその上へ。何処までも上へ行こうとするのは何故だ?
チビタラ4.jpg

チビタラ5.jpg
ⅰ―Phoneを近づけると、私を威嚇するように触手をサワサワ動かす。目がいいらしいので、私のことはどう見えてるのだろうか。
「コイツ生意気に威嚇してるぞ」
「ボクに構うんじゃないって言ってるのよ」(ジャン妻)
ジャン妻はチビタランチュラの気持ちがわかるらしい。さすが我が家の巨大女郎蜘蛛である。イデッ。

チビタラ7.jpg
白石一郎の棚に飛び移ったチビタランチュラ。そういえば滝口康彦も白石一郎も、本を置いてあるだけで何年も手に取ってないなぁ。(2人とも故人です。)
チビタラ8.jpg

チビタラ10.jpg
チビタランチュラは私のパパラッチのような追っかけがウルサくなったらしい。目を離した隙に消えたと思ったら、隣の棚に移ろうと動きを転じた。左右にスライド稼働する棚の壁面に飛び付いてた。
私を撒こうとしてるな。撒こうったってここは私の自室だぞ。ヌシはお前じゃない。私だ。逃げられるものか。
チビタラ11.jpg
吉川英治の三国志の棚まで登って来たチビタランチュラ。
私は三国志を最初に読んだのが中学1年生の時です。この本は私の中では二代目で、初代の三国志はジャン実家でボロッボロになってる筈。
多感な中学生高校生にこういうのを読むとどうなるか。マジメな教育文学を受け付けなくなりますよ。
チビタラ12.jpg
三国志の上、司馬遼太郎の棚へ。坂の上の雲ならぬ蜘蛛。
翔ぶが如くの前をピョン、ピョン、ピョン、撥ねるが如く。
司馬さんの明治もの2シリーズは本題から逸れて司馬さんの退屈な余談が多過ぎるきらいがあるよね。いろいろ調査したネタを吐き出してるような頁が長いのです。記録文学のようでもあり、群像劇でもあり、主人公が西郷なのか大久保なのか、秋山兄弟なのか明治の元勲たちなのか、わからなくなって来るんです。明治という時代そのものが主役なのかも知れない。
チビタラ13.jpg
チビタランチュラはいつまで追っかけるんだよと思ってるに違いない。そしたらジャン妻がチビタラの気持ちを代弁するように、
「いつまで追いかけてるのよ」
「・・・」
チビタラ16.jpg
チビタランチュラはいよいよ私がウルサくなったのか、本棚の各回廊をピョンピョンするのを止めて棚の壁面へ飛び移り、そのまま本棚の上を目指す。急ごうとしてるようにみえるぞ。上にアジトがあるのだろうか。
最も最上段の棚、新田次郎の武田信玄まで来た。この先は本棚の屋根である。
チビタラ15.jpg
新田次郎は信玄びいき。謙信の「敵に塩を送る」を有り得ないと、川中島は武田軍の勝ちとハッキリ言い切っているが、続編の武田勝頼ではやや持ち上げるかのような表現がある。「上杉殿は姑息な策を弄さぬ人だ」とか、信玄の葬儀に謙信が代理を出したとか、あったかなかったかわからない手取川の戦いもサラッと描いている。
おっと、司馬さんじゃないけど余談が過ぎた。チビタラに目を戻すと、本棚最上段から更に屋根の下、スライドする本棚のレール部分にひっつき、光る眼?模様?私を威嚇するチビタランチュラ。
チビタラ17.jpg
本棚の屋根裏に消えた。
腕を伸ばしてⅰ―Phoneで最後の撮影。
チビタラ18.jpg
その後は知らない。こうして記事にしているのも同じ室内なのでいるなら同居している筈。
この追っかけ撮影日の朝、同じ室内のカーテンに小さいチビタランチュラをジャン妻が発見した。朝飯の時に1階の座敷にもチビタランチュラがいた。おそらく数匹の家族、同居人がいるようである。
だがチビタラは同類を見つけると闘い合う習性を持ってるらしいので、仲良く寄り添って生きているわけではない。http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-09-18
私はジャン妻のように「あっ、こんなところにチビタランチュラがいるっ」と叫んだりしない。何匹同居しててもいいからせっせと害虫を捕食してくれ。
コメント(0) 

ベッドガード [日常の情景]

9月の5連休なんて仕事人間の私にはジャマでトテモ迷惑なのだが、現場作業が入ったのでこれからでかけます。
時間が無いので書き下ろしショート記事。

深夜に夢を見た。
夢の中で上州の某女性社員が私を詰ってる。痩せてないその女性はデブでもないが恰幅がいい。会話の中で業を煮やしたのか私に体当りしてきやがった。
私は跳ね飛ばされ身体が仰向けに宙に浮いた。そして目が覚め、私はベッドと壁との間の僅かな隙間に仰向けに転落してたのである。
「ウオッ」とか何か吠えたような気がする。
腰から落ちた。鼻から脳天にかけて衝撃が突き抜けた。
「あっ、大丈夫っ?」
ジャン妻も撥ね起きた。
大丈夫な訳ない。私はベッドと壁の間に挟まって動けない。身をよじりながらもがいている。
後で聞いたら、「仰向けになって挟まったまま両腕を上に上げてブラブラさせながらもがいていたよ。笑」という
さっさと助けんかい。ジャン妻は私の腕を掴んで引っ張った。
「イデデデッ」
私も決して軽くないのですぐには起きれない。ジャン妻は私の首の下に腕を回し起こし、丸太を抱き上げるようにしてベッドに引き摺り上げた。
「アタマは打ってない?」
「挟まったお蔭でアタマは打ってない」
「どっか打ってない?」
「大丈夫だが・・・」
しばしの放心状態から覚醒し、布団の上に起きあがった私はジャン妻に言いがかりをつけた。
「お前、俺を蹴落としたろっ」
「押してないよっ」
「じゃぁ両の腕で押したとか」
「・・・」

隙間.jpg
この狭い隙間に落ちたのである。狭い隙間に私の図体の幅が挟まったのが幸い?した。
この隙間が農業用灌漑用水路だったらどーなる?
転落して挟まって低体温症で死亡してるだろう。

その後もアブない時があった。別の夜に就寝の消灯前、ジャン妻はⅰ―Padで何かを検索していて、私は消灯を待ちきれず寝てしまい、寝返り打ったらまたベッドから落ちかけた。落ちる寸前にジャン妻が太い両腕で抑え、ロールカーペットを巻き戻すように引き戻した。
「アナタアブないね。柵を買おうか」
「柵ぅ?」
「そう。落ちないような簡易的な柵があるのよ」
「それって介護ベッドに替えるってこと?」
「そうじゃなくて、ベッドマットの下に差し込むこれぐらいの柵があるのよ」
「そんなのが必要かね?」
「寝相が悪いから。前から見ててアブない時があるよ。端っこぎりぎりに寝てて、寝返りうったら落ちるなって思う時があるもん」
「・・・」
宅急便.jpg
後日ジャン妻より先に帰宅したら、ポストに不在配達通知があった。
またジャン妻が何かの化粧品かヘンな健康ドリンクを注文したか?それとも会津湯野上のW酒店へ日本酒を注文したか。
ドライバーで直接電話したら、ひん曲がったパッケージのブツが届いた。開封したら、中から歪んだフェンスが出てきたぞ。
何だこれは?
開封したら2.jpg
ベッドガード??
これはもしかして私のベッド転落防止フェンスか。
セッティング前.jpg
「この檻、いや、フェンスみてぇなのは何?」
「あっ、届いたのね。注文したって言ったじゃん。ベッドに挟むんだよ」
「・・・」
わざわざこんなんを買わんでも。そうそう落ちるわけじゃあるまいし。無駄な出費を。
「アナタの寝相は見ててアブないもん。端っこスレスレで寝てるし。そこでまた寝返りでも打ったらまた落ちてアタマ打つよ」
組立は必要ない。そのままマットレスや敷布団の下に差し込んで、後は自分の体重で抑えるわけです。
これで完璧.jpg
まるで介護ベッドである。もしくは病院のベッドか。
「介護ベッドじゃないんから。布団が落ちないようにするんだけど・・・」(ジャン妻)
寝転がった目線.jpg
寝線から見たらこんな感じ。
さすがにフェンスを越えて落ちるようなことは無くなったが、寝返りを打てる範囲が狭まったようで不快でもある。ぶつかるからね。
「あかちゃんの寝返り防止だよ。アハハ」(ジャン妻)
「・・・」
コメント(0) 

チビタランチュラの決闘 [日常の情景]

洗面所にいるジャン妻から素っ頓狂な声が聞こえた。
「あっ、こんなところにチビタラがいるっ!!」
チビタラとは、チビのタランチュラ、ハエトリグモのことです。
「何処にいるって?」
「洗面所」
「のどこ?」
「歯磨きの前に」
「・・・」
「こんなところにいてっ!!流しちゃったらどーすんのっ!!」
ひとりで騒いでいる。この時は私は見に行かなかった。たかがハエトリグモじゃねぇか。
ちびたら.jpg
チビタラはしばらく見かけなかった。
チビタラはおろか家の中で虫1匹、蜘蛛1匹、ゴキブリ1匹見なかったね。普段、家食が少ないから餌も無いんだろうな。もしくは猛暑で昇天しちゃったか。全滅したかと思ってた。
それきり忘れた。

8月末に上州へ出張に行った時、現場の控室にチビタラをいるのを目撃。ジャン妻のように、「こんなところにチビタランチュラがいやがる」って叫びはしなかったがフッっと吹き飛ばした。その日の午後、くるまを走らせてたら偶然ある場所に某山城を発見し、比高差がそれほど無かったのでにアタックしたら訪城路が蜘蛛の巣だらけ!!
この写真がその訪城路なんですが、傾斜があるうえに、左右から張り出した木の枝全てに蜘蛛の巣がトラップの如く張ってあったんです。
これがその山城の訪城路です。
某山城訪城路.jpg
私は蜘蛛の巣を避け、迂回し、潜り抜けたりして少しずつ登ったが、少なくとも3つ以上の蜘蛛の巣が私のアタマに貼り付いた。剥がされた巣の主は恨めし気に私を見る。「迷惑な。この闖入者は何だ?この山城に来るなら晩秋以降に来いよ」という蜘蛛のお告げを聞いたような気がする。
私は訪城を断念した。下ろうとしたら今度は蜘蛛の巣が見えんのです。登ってる時は山城の向こうから刺す光が逆光になり、蜘蛛の巣がキラキラ光って見える場合もあるのだが、下りだと私の図体が光を遮断してよく見えないのです。
ほうほうの体でくるまを停めた麓の公民館(役所の分室のようなもの)に逃げ帰り、外の水道水をお借りして額を洗い流した。
事前に駐車する旨をお断りしておいたので、そこの係員さんに言われた。「夏場は無理でしょう。場に是非お出でください」と言われる始末。
くるまに戻ったらアタマに蜘蛛糸が残っていてベトベトする。濡れハンカチでゴシゴシ拭きながら思いだした。巣を張る蜘蛛は風が吹くのを待って巣を張るんだな、獲物が来るのをじっと待っているんだな、破壊して悪かったかなと。
山城で巣を張る蜘蛛に罪はない。そういえば、巣を張らないでピョンピョン撥ねる蜘蛛がウチにいたなと久々に思い出した。それがチビタランチュラ。

9月になってから。また洗面所で厚化粧しているジャン妻が洗面所で叫んだ。
「あっ、またこんなところにチビタラがいるっ!!2匹もっ!!」
「2匹!!」
複数同時に現れたのは初めてである。ネッシーやオゴポゴも複数が同時に目撃されるのは滅多にない。それは単体の個体ではなく大家族の証拠でもある。
私はⅰ―Phoneを持って現場(洗面所)に行った。チビタラが2匹カチ合うとどうなるか生態を確認したかったのである。ちょっとした昆虫学者の気分。
ジャン家の洗面所.jpg
ホントだ。2匹いる。
拡大して見た訳ではないが、同種類らしい。
そしたらチビタラはお互いの存在を意識したのか近寄っていく。
近寄って行く.jpg
「これって雄と雌じゃないの?」
「雄と雌?ムートーか」
「兄弟かな」
「何で?」
「だってウチにいるんだモン。同じ巣から生まれたんじゃない?」
そうだろうか。ウチで生まれたとは限るまい。外から来た余所者同士ではないのか。そんなバカっ話をしてたらチビタラはこっちの期待に応えようとしているかの如く、ジリッ、ジリッと近づいて行く。間合いが狭くなっていく。
まさかスリスリし合ったり抱擁などしないだろう。
これは戦うな。
緊張の一瞬である.jpg
ロックアップ!!
ロックアップ寸前.jpg
次の瞬間、バシッと張り手一発!!
勝負は一瞬で.jpg
勝負は一瞬でついた。
下手から上がった方が弾かれ、ほうほうの体で逃げていく。
やはり上手を取った方が有利なんだな。

闘い済んで.jpg
私はカブトムシ同士の喧嘩のようなバトルを期待したのだが、あっという間に終わってしまい、ツマラナイと言えばツマラナイ。
でもこれはケーフェイではない。真剣勝負というのはそういうものかも知れない。

「縄張り争いかな」(ジャン妻)
縄張り争いか、雌を争うのか、餌場を争うのか、よくワカラン。調べて見たら戦う習性らしいよ。ハエトリグモの雄同士を戦わせる子供の遊び(相撲)があったそうである。ホンチという。
行われていたのは何と私の住む横浜市や隣の川崎市だった。戦前から東京オリンピックの頃まで行われていたとあった。
今は見かけないのは宅地開発で虫は蜘蛛が少なくなり、子供の遊びも変化しているからだが、保存会というのがあって、年に一度、何処かの森でトーナメント制で開催されるそうである。番付もあるそうですよ。
どっちだろう.jpg
夜、自室のPCをOFFしようとしたら、カーテンにチビタラがいやがる。
さっきの勝利者か、それとも敗者か。リベンジはしないのかい?
それとも3匹めがいるのだろうか。居候もいいけど、害虫卵退治をせっせとやってくれ。
私は自室の電源を消した。
コメント(0) 

ブルーライン快速運行の恩恵 [日常の情景]

横浜市営地下鉄ブルーライン(湘南台~あざみ野)快速電車が運行する告知が最初にされたのは今年の5月頃でしたかね。私もよく利用するのですが、停車駅を想像するだに、戸塚、上永谷(ホーム2面4線)、上大岡、関内、桜木町、横浜、新横浜・・・は当然停車するだろうと予測したが、新横浜からあざみ野方面と、戸塚から湘南台駅、この東西に停車する駅が未発表だった。
私は自分の最寄駅が気になり、その駅改札にいた職員さんに横柄な物言いで聞いた。
「この駅、快速停まるんか?」
「いえ・・・あの・・・まだ正式に決定していないんで・・・」
隠してるな。運行開始前3ヶ月をきったその時点で決定していない訳がなかろうがよ。
でもうっかり「停まります」って口走って、後でひっくり返されたらと思うと迂闊なこと言えなかったのかもね。
結果、現在、私の最寄駅にも快速は停車しています。
しているけどもさ・・・。
新・時刻表.jpg
私は快速の恩恵にあずかっていない!!
だって朝夕の通勤時間に走ってないんだモン。通勤時間帯は運行しないんです。日中は10時~15時に2本程度です。それだと全てが相手(横浜市交通局さん)のせいになってしまうが、私は戸塚駅で乗り換えるからですよ。
なので快速に出逢えないままズルズル日が過ぎた。快速ってホントに走ってんのかな?ってなモンである。乗る電車はいつも普通普通普通ばっかり。

横浜市営地下鉄(ブルーライン、グリーンライン)は横浜市交通局(地方公営企業)が運営している。民間企業ではなく公的機関に近い。代表者はいるが代表取締役社長という肩書でもないらしい。法人ではなく公の電気ガス水道と同じような位置づけでしょうか。
そのせいか、長年その位置づけに慣れたのか、スピードUPや乗客サービスといったものにこれまで積極的だったとは言い難い。
路線も地下を走る横郊外路線なので、あちこちをヘビがのたくるようにグルグル迂遠に廻っている。結局はバスも運営するもと市電(路面電車)の運営会社だったので、スピードUP、運転時間短縮に興味が薄かったのあろう。
JR南武線に続いて快速運転に踏み切ったのが遅いくらいである。
快速と普通.jpg
今年7月18日にスタートして、30日以上を過ぎてからようやく乗る機会を得た。狙い済ました訳ではなくたまたまです。
駅構内アナウンスが流れるまで気付かなかった。「快速、あざみ野行が参ります」と流れたのはあらかじめ用意された音声ではなく、駅ホームに職員さんがいてマイクを握って生の声で喋っていたのである。
珍しいなホームに職員さんがいるのは。ブルーラインはワンマン運転で各駅ホームが自動扉(ホームドア)でガードされているので転落事故の可能性は低いと思うので、朝のラッシュ時や、車椅子の乗客を誘導する場面以外はホームに殆どいない。
ブルーラインのホームは古い駅ほど異様にクソ暑く、よどんだ湿気が沈殿していてタマラン時があると思うのは私だけか?
夏場なんか駅の改札や執務室で自分たちだけ低温空調で涼んでいる。ホームなんかに滅多に下りて来ない。かなり以前、蒔田駅で、「ホームが暑過ぎるぞ。自分らだけこんな冷気で涼みやがって。利用客の立場になってみろよ」と難癖?をつけたら下を向いちゃってじっと耐え忍んでた。
もう夏場も終わろうとしているが今年の夏もホームは暑かった。都内メトロや都営に比べて格段にクソ暑いのは努力不足ではないかと思うのです。
快速あさみ野行1.jpg
快速がキター!!
乗ってミター!!
快速あざみ野行2.jpg
戸塚駅で下りた。
普通とカワラナイじゃないか。(アタリマエか。)
そしたらこんなアナウンスが流れた。
「この電車は快速です。舞岡、下永谷へお越しのお客様は、次に参りますあざみの行き普通をご利用ください」
ホームでアナウンスしていたのはまだ沿線の利用客に浸透が足りないのであろうか。乗りかけた女性客が慌ててホームに戻ったりしていたからね。
快速がもっと頻繁に走ってれば乗客の目に留まると思うが、行き違い駅が、上永谷、新羽、踊り場の待避線、これくらいしかないので1時間に2本が限度なのだろう。
(関内駅に元町方面への未成線用の線路、ホームが待避線として残っていたが、現在は閉鎖されています。)
耳にイヤホン突っ込んでる乗客はわからないかも知れない。通り過ぎてからか、間違って乗ってから「アッ」って気が付くのかも。
何処も通過せず戸塚駅で下りた。僅かの各駅区間乗車だったので普通と全く変わらない。アタリマエである。快速通過区間を私は体感していないのです。(現時点で未体験です。)
せっかく出逢えたのだからもうちょと乗ってみたい気もしたのだが。

「新横浜駅まで早く着くようになったの?」(ジャン妻)
「まぁ多少はね」
「7~8分くらいかな?」
それぐらいあれば新横浜駅で慌ててシウマイ弁当を買うのにちと余裕ができるかも。でも関西方面への出張は無いし、旅行もそうそうないし。

朝、現地で9時前到着に合せて稀に関内まで直行することがある。
関内は私の公用圏内で、市庁舎、厚生省の出先、中区庁舎、横浜市の障害政策課、ちょっと足を伸ばして神奈川県庁があるからです。
でも朝です。8時台です。快速は走ってませんから。
関内、新横浜方面へのアクセス若干早くなったのをいつ体感できるか。
時間帯は10時から15時まで.jpg
横浜市交通局も考えてはいて、快速が走る前の時間にニ印がありますが、これは上りの新羽行で、下りは踊場行(リ印)の区間電車も設定した。区間電車が踊場発、新羽発です。
ただこれだと踊場駅、新羽駅、2駅の前後の駅の利用客が割を喰うのですが、検証がめんどいので省略します。

さて、別の日、ブルーライン普通でひとつひとつ律儀に各駅に泊まり、蒔田駅で地上に出て、南区役所に公用を済ませて昼近くなり、行った店を紹介します。
村越1.jpg
コメント(0) 

チビタランチュラ [日常の情景]

出がけにジャン妻が素っ頓狂な声をあげた。
「あっ、こんなところにチビタランチュラがいるっ」
「???」
「ホラっアッチ行きなさいっ、踏み潰すよっ」
野良猫を追い払うかのように言ってるが何を踏み潰そうとしているのか。見に行ったら、チビたハエトリグモがピョンピョン飛び跳ねながらほうほうの体でジャン妻の太い足元から逃げて行くところだった。
ウチの家グモにチビタランチュラと命名したのはジャン妻。ハエトリグモ、JUMPING SPIDERのことです。1cmもないチビた蜘蛛。
チビタラ.jpg
子供の頃、ジャン母から、「クモはコロしちゃダメよ」
理由はゴキブリを捕食するというもの。チビタランチュラの大きさではゴキブリに適わないだろうが、ジャン実家にいたのは手の甲くらいある巨大なクモだった。ウルトラQのタランチュラに倣い、タランチュラと命名したが、今思えばゴジラシリーズのクモンガに近かった。
ウルトラQ-1.jpg
ウルトラQ-2.jpg
ジャン実家にいたタランチュラは大きかった。年に数回、白昼堂々と徘徊していたのを目撃したが日中に見かけることは稀で、夜中に闇の中でカサカサ音がすると、「あっ、いるな」って。枕元か足元か、カサカサ音を立てて畳の上を徘徊しているんです。
自室でゴロンと仰向けに寝たら天井にハリついてたことがある。さすがにギョッとした。ある時突然現れたものです。代替わりして今もいるかどうかはわからない。
今のジャン家にいるのはそんな巨大な家クモではない。ハエトリグモ(チビタラ)か、稀に痩せっぽちのアシダカグモがいる。日常でよく見かける蜘蛛ではある。
私もチビタラは時折見かける。ウロウロ、ピョンピョンしながらハエ、ダニ、アリを捕食せんと徘徊、いや、パトロールしているのだろうか?
目がいいらしい。チビなのでゴキブリは捕食しないと思う。

チビタラは節足動物だから昆虫とは言えないが家庭内では益虫なんですよ。捕食してる現場を見たことはないけどさ。見たくもないけどね。
「何処かに巣があるのかな?」(ジャン妻)
いや、巣は作らない蜘蛛です。壁や床をピョンピョン跳ねるように移動する小型のクモ。移動しながらハエ、ダニ、アリとかを捕食している。
ウチらがチビタラを受け入れる・・・というか、同居を許してるのは、捕獲用のネットを張らない徘徊型のクモだからってのもあると思う。
ネットは張らないが糸は出している。ピョンとジャンプして獲物に飛びかかっても、逃げられて失敗することもある訳で、命綱として出しているんです。

ジャン妻が台所の流しにたまりにたまった食器類を洗いにかかったら、
「あっ、またこんなところにチビタランチュラがいるっ」
いるっ、と吠えただけで救出しようとしない。流されちゃうじゃないか。私はティッシュで摘まんで廊下にポイした。
「自然の摂理を乱したわね?」
何を言ってやがる。チビタラはティッシュで摘まんだ時に瞬間的に糸を出して私の人差し指に付着させ、短い命綱よろしくビロ~ンと宙にブラさがった。
「あっ、コイツ生意気に糸を出してる」
チビタラは巣は作らないが糸を出しているのがわかった。

これはチビタラにチビぬいぐるみを近づけてみたところ。
逃げてった。
チビ同士.jpg
逃げ足も早い。夜にトイレへ行こうとして灯りを付けたら廊下や壁にいて、こっちが足を踏み出すとピョンピョンジャンプして逃げてったから敏捷性がある。ジャン妻が「踏み潰すよっ」って威嚇するほど相手はトロくないらしいのだ。
チビタランチュラは1匹ではなさそうでどうも複数いるらしい。今年の春以降、遺骸を3匹確認している。部屋の隅、風呂場、ビールジョッキを凍らせる冷凍室の中で昇天していたのもいた。
「冷凍庫ん中に?何でまたそんなところへ」
「さぁな。ウチにいたってエサが無いだろうに」
「???」
「ろくに家でメシ作らねぇんだからさ。ゴキブリも出やしねぇ」
「!!!」
ジャン妻はムッとした。

上州で山城や山ん中にある神社に行ったりすると、鬱蒼とした木々にクモが巣を二重三重に張って、私のアタマにひっついたりして気持ち悪い。ネットの主は獲物がかかるのを待っている。罠猟といっていい。
チビタラはネバネバしたクモの巣をつくらない。ひっかかることもない。ネットを張らないチビタラは家ん中を隅から隅まで徘徊、パトロールしながら、捕食する。
チビでズングリしてるクセに一生懸命なんだな。

「あっ、またこんなところにチビタランチュラがいるっ」
「・・・」
鼻息で吹き飛ばすジャン妻である。
「クモが好きなの?」
「別に。何で?」
「チビタラチビタラって騒いでるからさ」
「踏み潰したくないだけよ」
「・・・」
コメント(6) 
日常の情景 ブログトップ