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さら~冬の朝 [さらの木]

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寒い朝、空気が澄んでいる。
さらの湯がベランダにあるのは斬新だが、Mさんいわく「目の前の森を眺めながらお風呂に入っていただきたかったのです」
でも素っ裸のまま身を乗りだすわけにいかないじゃないか。
要はそこしか場所が無かったからでしょう。
露天ともいえない。半露天です。この時期はシャワーから出る湯が外から吹き付ける寒風で水になってしまうのだ。水を浴びているようなもの。
戸を締めました。
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ジャン妻がポットを持ってドスドス階段を下りていくところ。
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深夜に生命が宿り、そこらの庭を駆け巡っていた妖精たちも、朝とともにもとの定位置に戻っている。
前夜と比べてみてください。微妙に位置が違うかもです。
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「このトマトスープ飽きてきたな」
「・・・」
この記事見たらMさんは眉をしかめるんじゃなかろか。私は「飽きた」ものと「あれとあれとあれは毎回必ず出してよ」が混在しているのです。自分でも勝手だと思うが、お客ってそういうものだろ。
「あれとあれとあれって?」(ジャン妻)
「サーモンのタタキ、塩辛、ローストビーフ、ステーキ、これから出るだろう御殿場ソー、リゾット・・・」
「Mさんは本当は変えたいんじゃないの」
「それは前に言ってた。基本は変えるんだって。船山のT館長は、希望を言って下さる方が助かりますとも言ってたけどね」
「あそこ(船山)は路線が決まっているからでしょうよ。あそこでしか獲れないものや、山のものに特化してるから」
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トマトソース、チーズと餅?が入ってる?
そのうち固まってくるので、スプーンでゴリゴリ削って口に運んだ。
洗うのもタイヘンそうだね。旦那さんが洗ってたりしてね。
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あ、食パンがある。小さいけど。
子供の頃は家で山崎食パンしか出なかった。学校給食でコッペパンを知り、バターロールなんぞを知ったのが中学生の頃ですよ。
戦後に米国がススメたパン食ですが、日本人って勤勉で努力家じゃないですか。自らパンを焼くようになり、それはパンを製造する企業だけではなくこうして個人でも作るようになった。
「その辺で買ってきてんじゃないんだね」
「またそんな失礼なことを。Mさんの手作りなのに」
「だって伊豆ってそこらにパン工房あるんだろ。そっから仕入れりゃいい。したら負担も軽くなるだろ。私みたいな客はそこらで買って出したってわかりゃしないさ」
「・・・」
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大好物のリゾット!!
これぐらいの量でもお腹にズシッときます。
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これまた大好物の御殿場ソーセージ!!
「家でもこれぐらいコンガリ焼いてよ」(私)
「Mさん、これってオーブンで焼いてるんですよね?」(ジャン妻)
「そうです。オーブン焼きです」
「だったらウチもオーブンで焼いてくれ。ウチのシャウエッセンなんか殆ど生焼けだぜ」
「!!!」
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デザートが出される前に、
「部屋の鍵貸してくれ」
「ダメっ」
「デザートいらねぇ。部屋に戻る」
「この宿のウリなんだから食べなさいっ」
「鍵」
「ダメっ」
ジャン妻は部屋の鍵を懐に隠してしまった。
御殿場ソーセージグリルとリゾットで満足感充実なのだが、苦手なデザートをいただくことで余韻が変わってしまうのだよ。
Mさんがお持ちしてからも、
「いらねぇ」
ジャン妻は眦を吊り上げた。Mさんは哀しそうな困ったような表情に。
「後ろのお客にあげちゃってよ」
この放言が後ろにいるもうひと組のお客に聞こえたかどうかはわからないよ。私は別腹が無いのだ。披露宴なんかでもデザートは余人にあげちゃうし。
ヨーグルトや生クリームなんぞが載っていたらタイヘン。
仕方がないので果物だけ少しいただいた。苦手なイチゴとかはジャン妻にあげちゃった。
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ディナーの最後の方でも述べましたが、この垣根の下の土に旦那さんが菜の花を植えていたのです。でもここで菜の花が成長しても、伸びたら垣根にぶつかってしまい曲がってしまいそうだが。
「ここしか植えるとこなかったんでしょ」(ジャン妻)
「菜の花は食材になるからいいんですけど・・・」(Mさん)
Mさんは菜の花を食材として見ているようだが。
「でも旦那さんは菜の花が咲いたのを見たいんじゃないかなぁ」(ジャン妻)
花を取るか、食材として葉と茎を取るか、どちらに軍配が挙がるだろうか。
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部屋を出る時にもうひと部屋のお客様と2階廊下でかちあったので、私らはチェックアウトをその方々に先にお譲りした。前日にその方々のくるまのナンバープレートを見たら遠国から来られていたからです。前にもお見かけしたことがある。
少しだけ間をおいて私らも下りたら、Mさんはその方々を外でお見送りのようで受付にいなかった。
私はジャン妻を受付に残して「先に荷物をくるまに置いてくら」と表に出た。
Mさんがその遠国からのお客をお見送りしていた。いつものように大きく手を振ってバイバイしている。
傍らに旦那さんはいない。Mさんはひとりで手を振っていた。
私も左腕に自分らのバッグを持っていたのだが、何だか右腕が自然に上がり、Mさんと一緒に見送りの手を大きく振った。
走り去る彼らのリアウインドに私も写っていたかどうかはわからない。
Mさんは私が背後で一緒に手を振っているのに気付かない。
その方のくるまが木々の向こうに去って見えなくなった。Mさんは背後に気配を感じたのか、振り向いたら。。。
目を見開いた。振り向いたそこには、旦那さんではなく私が手を振っていたからです。
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あらプチちゃん [さらの木]

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「撮るなっ」
ディナーをたらふく平らげたジャン妻が、重たい身体で大儀そうにズシズシ階段を上がっていくところ。
それを見送って夜景の写真を撮りに外に出たのですが。
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寒いなさすがに。酒が入って身体が温まっているとはいえ、5分もいらればいですね寒くて。
これは風呂に入って、軽く飲み直さなきゃだめだな。
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部屋で二次会前、普段はドライブの御守りでくるまのボード上に鎮座しているプチ(プチペンギンという商品名だった)とヴィー(貰ったカーディーラーがVistaだったのでヴィー)が寝ているところ。
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ヴィーは我関せずだが、プチはやや落ち着かない。
そろそろMさんが寝酒他を持って現れるからである。
「またあの女将にからかわれるのかよ。いつもいつも子供扱いしやがって。」
「だって子供でしょっ」(ジャン妻)
ノックの音がする。
Mさんが来た。
「きやがったな。」
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「これプチ、置きなさい」(ジャン妻)
「ヤダ」
「Mさんにご挨拶なさい」(ジャン妻)
「ヤナこった・・・」
と言いながらもムックリ起き上がった。
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「あらプチちゃん」
プチはムッとした。
子供扱いされたからである。
(実は成人したオトナなのだが。)
「プチちゃんだとぉ?」
プチはテーブルの上でダンダンダンと撥ねて怒りを露わにした。
「いつまでも子供扱いするんじゃねぇ」(プチ)
デザート、お握り、寝酒と紅茶をエーブルに置いたMさんは、指先でプチのアタマを押しつぶした。ムギュ~ッ!!
プチはスズメの丸焼きのように真っ赤になった。
「てめぇっ!!」
「何怒ってるのプチちゃん?」(Mさん)
「おのれ女将め。よくも子供扱いしやがったな」
「だって小さいモン」(ジャン妻)
「プチは小さいだけでとっくに元服も済んでやがんでぃっ」
「もうすっかりプチもこの宿公認のキャラになったわね」(ジャン妻)
プチは不本意そうな表情で夜食とデザートに向き直った。
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さらの敷地内には、室内にも外にもこういうキャラクターが多い。そこらじゅうにある。
プロが作ったものと、食堂の外、デッキにあるキャラはMさんのお母さんが作ったってホント?
私は伊豆高原にやたらと氾濫している人形たちはあまり好きじゃない。
宿にある人形もあまり見ない。目と目が合うとドキッとする。
さらに置いてある人形たちは、深更になるとナイトミュージアムのように動き出すそうですよ。夜な夜な徘徊しているか、踊っているそうです。
そして夜明けとともに(給湯が始まったら)もとの定位置に戻って動きを止めるのです。
だからMさんは、私らが持ち込んだ御守りプチにまでお友だちのように接するのでしょう。
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さらにキャベツが出ない理由 [さらの木]

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さらの湯は、ここから1km離れたどっかにある八幡野源泉から引っ張って沸かす湯なので、コアな温泉ファンはお湯には惹かれないかも知れない。
その弱点を補って余りあるのが素晴らしい手造りの料理でさ。フロム・ザ・スクラッチというそうですよ。
伊豆だから刺身盛りも出ますが。
「さらって刺身なくてもよくね?」
「アタシも別になくてもいいかな~って感じもするけど。やっぱりそういう場所(伊豆)だからMさんも出したいんじゃないの」(ジャン妻)
「前菜が出されると刺身が霞んじゃうんだよな」
「盛り合わせにしなくてもいいかもって思うね。前菜と混ぜるとか」
「カルパッチョとか」
「まぁね」
「カワハギが出ないのは何故だ?」
「今シーズン散々食べてたじゃないのっ」
Mさんは釣りもできると仰っていたが、カワハギとか釣らないのかな。
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さらのディナー真骨頂は前菜にアリ!!と私は思う。
殆どの常連さんそう思ってらっしゃるのではないかな。初めて来られたお客は度胆を抜かれるだろうし。大袈裟かな。
刺身も脇役になってしまうのだよ。
でも伊豆だからね。あったらあったでいいや。
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サザエのキモです。生では出さないみたい。
ジャン妻がこれ好きでしてね。身よりキモが好き。
私も生き胆を食べられたりして。
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ドーンと出たパエリア!!
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ライスが美味!!
エビはアタマ、尻尾、殻も食べられます。
でも私らは日頃パエリアなんて食べない。めんどくさいから。
「だけどめんどくせぇなこれ」
「・・・」
「エビは剥かなきゃならねぇし。貝は殻をこじ開けなきゃならねぇし」
「・・・」
「具(海老、貝)はいらねぇよ。ライスだけでいい」
パエリアでもカニでも剥く料理は無口になるものだが、ブツクサ言ってたらジャン妻が眦を吊り上げ、
「さっきから何言ってんの。海老や貝から旨味が出るんじゃないの」
中盤前でこれが出されるとお腹にズシーッときた。
「このライス、お握りで部屋に持ち帰れないかな」
「それは無理。アブラで握れないわよ」
熱々だから握ったら火傷するかも。次にイサキのポワレ・・・だったかな。白ワインにも酒にも合う。
前はブイヤベース、アヒージョ、そういうのもペロリだったのですが。年齢を重ねてこういうアッサリ系洋風焼き魚を好むようになりました。
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床のタイルを引きはがした台の上に、和食が盛ってこられる。
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大好きなMさん自家製の塩辛。
これは部屋に持ち込んで二次会のアテになるのだ。
ケーキなんかのデザートよりこういうのがいいです。
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「この後でマンボウの酢味噌和えが後から出されるのでは?」
「今日はないんですゴメンナサイ」
マンボウってバカな魚だからな~。さらで出ないってことはマンボウも賢くなったのかな。そしてここから肉肉に!!大好物のローストビーフ!!
「うっす~いねぇ」
「薄過ぎないかこれ?」
別にもっとブ厚いローストビーフを塊で喰いたいって言ってんじゃないよ。
「1枚ビロ~ンとなってるぞ。ひとくちで口ん中に入れろってか」
「ナイフで切りなさいよ。ここまで薄く切るのって難しいのよ。技が要るんだから」
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どっかの銘柄牛かわからないけど。ステーキ。
うしろの遠方から来られたお客さまにはキンメの煮付けがまるごと1匹ドーンと出ていましたね。2部屋、2組とはいえ、異なる料理をお出しするんだからタイヘンだ。
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食材の種類が多いさらですが、野菜、特に葉物は少ないですね。
タイトルにあるキャベツなんて絶対に出ない。見たことないモン。
さらでキャベツ食べた人っています?実はキャベツが出ない理由があって、前回の「さらの履歴書」シリーズ取材時に聞いたの。
-さらでキャベツや白菜が出ないのは何故でしょうかね。
「そうですね。キャベツは本当にないですねー。
ここ八幡野に来る前、赤沢の山上にあったペンション時代はキャベツの千切りがお肉の付け合わせでした。でも今はなんとなく・・・」
-なんとなく?なんです?
「定食屋さんぽくって使ってないのかもしれません」
キャベツの千切りはトンカツ屋か定食屋さんのイメージか。
「白菜は、白菜といかの蒸し物や朝のサラダで刻んで使うこともあります。」
白菜といかの蒸し物?朝にそんなサラダなんて見たことないぞ。
Mさんのいないところで私はジャン妻に「さらでキャベツが出ないのは、昨今葉野菜が高騰しているからだろ」と悪態をついていたのです。
でもお気づきの方もいると思いますが、前菜にミニキャベツがあった。
「珍しいな。キャベツがあるぞ。それもこ~んなちっちゃいのがさぁ」とあげつらうように、イヤミのように言ったらMさんが逆襲してきた。
「ちっちゃいキャベツって、大きいキャベツ1個分の栄養があるんですよ」
栄養学に疎い私はそう言われたけどアタマっから疑った。大きけりゃ大きいほど栄養分の含有量が多いんじゃないのって。
だがMさんが言われたのはホントです。これを見てください。
http://xn--n8j9do164a.net/archives/2111.html
でも葉野菜が少ないな。そうブーたれていたら、Mさんがまたしても逆襲に転じてきた。それがこれ。
「白菜が出ないっておっしゃるから・・・」(Mさん)
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白菜の芯をアジのタタキみたいに薄く切ってチョンと盛ってあるだけだぞ。
キャベツ、白菜以外にまだある。長ネギも絶対に出ない。春菊も出ない。ニラやホウレンソウも見た記憶がない。朝に出されるオムレツやキッシュに混じってるかも知れないがその程度であろ。
何故だろう。Mさんはネギや春菊が嫌いなのかな。
「やっぱり高いからだよ。だから仕入れられねーんだ」
私は買いものする主婦のようなことを言ってますが、ジャン妻はそれには応えず、
「香味野菜やハーブ野菜とか多いよね」
根野菜が多いな。私の苦手なカボチャの煮物とかあったぞ。要は普段家で食べてる普通の野菜より、日常の食卓と差別化した野菜が出される訳ですな。
さらでキャベツの千切りなんか出たら出たで興ざめするだけかも。トンカツ屋じゃないんだから。
さらで鍋なんか絶対に出ないのではないか。ブイヤベースやアヒージョを鍋と位置付けるかどうかわからないが、伊豆だから「キンメのしゃぶしゃぶ」でも特注する客がいたら、白菜やネギも添えられるだろうか。

そうういえばディナーの前、さらの旦那さんが垣根の下に菜の花を植えていた。そこで成長すると菜の花が伸びて垣根にぶつかって曲がってしまいそうだが、
「なの花は食材になるからいいんですけど・・・」
アタマの中でレシピを考案していたようです。サスガ!!
「旦那さんは菜の花が咲いたのを見たいんじゃないかなぁ」(ジャン妻)
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Mさんが日本酒に開眼しようとしている。
「森本酒造の炸裂というお酒を飲んだんですけど。すごく美味しくって」
強くアピールされるので、てっきり今から私たちにススメてくれるのかと思ったらさぁ。
「アタシ全部飲んじゃったんです」
「飲んじゃったぁ?」
「今から出してくれるんじゃないの?」(ジャン妻)
「すみませんアタシひとりで飲んじゃったんです」
「一升瓶だよね」
「ハイ、一升瓶で」
「え?Mさんてそんなに飲むの?軽く一升ってか?」
「え、一晩で飲んだんじゃないですよ」
そこで厨房に引っ込んだのは、これ以上話してたら突っ込まれてBlogのネタにされると警戒したに違いない。
「Mさんいつ日本酒なんか飲むんだ?」
「寝酒でしょう?」
「夜な夜な自室でナメナメ飲んでんのかな。妖怪か」
それには応えず、
「アタシたちにススメてくれるのかと思ったわよねぇ(笑)」
炸裂純米は菊川市の森本酒蔵です。後で調べてみたら静岡市の廃屋居酒屋「紀尾井」に置いてある小夜衣の蔵元だった。紀尾井の店主はあの辺りの国人衆の末裔だからね。
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これはMさんが厨房に入ってすぐの様子ですが、隙間が空いています。
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両の手にお皿を持って現れたり下げたりするから、両手が随時ふさがっています。
「足で扉を開けたり閉めたりしてるのを見たぞ」
「・・・」
眉をしかめるジャン妻だが、それって今に始まったころじゃなくて前からでしょうと言いたげである。
「意外と足クセが悪いよなぁ」
「仕方がないでしょ!!」
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Mさんに何て言うんだ? [さらの木]

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前回の「さらの履歴書」シリーズに続いて今年最初のさらです。日曜日の昼前に出て、地元を出る国道、新湘南バイパス茅ヶ崎海岸出口、西湘バイパスの早川~石橋出口、3箇所で渋滞した。
車中時間が長いので車内でいろいろ話した中では、
「まだ伊東が書いた稟議は通らないのかぁ??」
「まだみたい」
「何か不具合でもあるのか?まさか否決されるなんてこたぁないだろうな」
「それは無いと思うけど。伊東さんの稟議が通らないとアタシの後任の求人がかけられないってウチの部長が言ってた」
その稟議が回覧されることで、ジャン妻が今いる部署からいなくなることが公になるのだ。メール誤爆部長、私とソリ合わないオンナ、最近ナマになった後輩たち、日頃ジャン妻を便利屋扱いしている連中はジャン妻がいなくなるのを知ったらどんなカオするかね。
「そっちの部下の連中はまだ知らないんだろ?」
「まだ知らない」
否決される可能性も無きにもあらず??
「そうなったら当初の通りに動くしかないよね」
「まだ104、麦とろ、紀尾井には断りを入れていないからいいけどさ。で・・・」
ひと呼吸おいて、
「今日Mさんに何て説明するんだ?」
「う~ん・・・3年延期になりましたって言うしかないよね」
「3年ね」
「・・・」
「3年後に104、麦とろ、紀尾井、さらが存続している保証なんてないぞ」
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Mさんにあれからその後を説明しているジャン妻である。
私も大袈裟に言った。
「私まで会議室に呼ばれてさ。彼女はあっちこっちで修行する段取りをつけたと言った中で、伊豆高原のペンションでも修行するって話つけたんですけどって言ったんですけどねぇ」
これは大嘘です。Mさんには相談しただけ。
Mさんは感嘆していた。
「でもそこまで引き留められるって凄いですね。お仕事おできになるから・・・」
私じゃそこまで慰留されないかのように聞こえたのは何故だ?
「まぁこちらが思ってたよりも上のクラスに評価されてたということですよ」
と言いながら私は何だか釈然としない。前回ローズカフェでMさんに相談した手前、少し悪しざまに言った。「初志貫徹しない」「うそつきめ」「すぐ転ぶ」「あの決意表明はどうした」って。言い過ぎた感はある。
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Mさんがウエルカムを取りに厨房に下がった後、
「あれ?プチたちは?」(ジャン妻)
「くるまの中」
「何で持ってこないの?」
チェックインする時にドライブの御守りプチは、
「今日は部屋にはいらねぇ。ここ(くるま)にいる・・・って言い張るから置いてきた」
「連れてきなさい」
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ジャン妻が「連れてきなさい」と強硬に言い張るのでポケットに入れて持って来たら、ちょうどMさんがウエルカムデザートを持って部屋にインしたところだった。
「くるまの中に置いといたんですがね・・・」(私)
「あら、プチちゃんブーブ(くるま)の中にいたの?」
(ブーブだとぅ?)
プチはムッとした。
(こども扱いしやがってからに。)
プチは私のポケットから飛び出し、テーブル上でダンダン飛び跳ねて怒りを露わにしたがMさんには通じない。
この子らはぬぐるみというカテゴリではなくあくまでも御守りです。くるまのボード上に置いてから無事故なのだ。違反はありますけど。
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Mさんが下がった後、プチは憮然としたカオで横になってフテ寝している。
夜はチョコケーキになるそうだが。
「チョコレートケーキだとぉ」
「バレンタインだから」
「ああ、バレンタイン?」
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「甘いなぁこれ」
「これぐらいならまだ甘くない方よ」
「そういえば〇〇(ソリの合わないオンナ)が私に義理チョコならぬ義理塩煎餅をくれたな」
「塩だけの煎餅がなかなか無くってって言ってたわよ」
「探したのかアイツ?塩だけってあるよ。探し方が下手なだけだ」
私は塩しか喰わない。醬油も海苔巻いたのも、チーズやらヘンなものが添加してあるのもNGで、塩味しか喰わない。詰め合わせが回ってると「塩だけ全部くれ。他はいらねぇ」になる。
ソリの合わないオンナがくれたのは、ハッピーターンとかソフトサラダじゃなくて、しっかしした和菓子の煎餅だった。
「そうか。でもそれ探し廻ったのかアイツ」
「みたいだよ」
「そこまでせんでいい。お返ししなきゃならないじゃないか」
何を返せばいいのかわからない。ソリの合わないオンナの苦手なものって何だ?
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陽が西に傾くのが早い。
敷地内が日陰になって写真が撮り難い。
すぐ薄暮に包まれ、ディナーの時間が迫ってくる。
今日もし早く着いたら、Mさんが以前いた赤沢の山の上まで行ってみたかったんだけどさ。オチは予想できる。こんな山奥で暮らしてたのかって。
給湯が止まる前、5分前に下りた。
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もうすぐ10年 [さらの木]

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まっこと失礼ながら、私はさらで出されるパンとデザート類(ウエルカム)は既製品だと思っていた時期がある。それもかなり近年まで。
「Mさんの自家製よっ」(ジャン妻)
「そうなのか?何でわかる?」
「見ればわかるじゃない」
見てもわかんない。では聞いてみましょう。

-パン、デザートも自家製ですよね。
「そうです」
-いつ焼くんです?
「パンを焼く日は5時頃からセットして・・・」
ここで私は遮るかのように、
-えっ?5時から?Mさんて何時に起きてるの?
「5時半から朝ごはんの仕込みなんですよ~。」
-そりゃ早いな。
「パンは20分こねて1時間発酵させて焼くのは10分ですね。
いろんな種類のパンを作るので、休みの日に沢山作って半焼き状態で保存します。(土)(日)は朝からパンをたくさん焼いてます。
それと併せて朝ごはんの準備をします。」
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-私は御殿場ソーセージとリゾットが大好きなのですが、あのソーセージは何処で買えるのでしょうか。わざわざそれだけの為に御殿場まで行くのもね~。
「御殿場ソーセージという名前で近くのスーパーで売っています。あとは御殿場ソーセージではなく、やはり近くのスーパーで、米久のソーセージもよく使います。美味しいです。買っておきましょうね今度。」
御殿場ソーセージ以外にも朝から焼き鳥が出たことがあるし。やっぱりMさんは肉がお好きなんだな。
でも普通のハムエッグやベーコンエッグだと家と同じになっちゃうから、そこは意識して変えてるんだと思うな。
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-ウエルカムと食後のデザートは?
「デザートは1日おきくらいに作ってます。連泊の方、常連のお客様がいらっしゃるのでいろいろな種類が必要です。今日はパイ、明日はプリンと作っていきます。もちろん全部手作りです。」
-もしかして私の大苦手なあの拷問ヨーグルトも自家製なのですか?
「拷問・・・(笑笑笑)身体にいいのに・・・。あのヨーグルトの種は15年以上の強者です。自家製です。一日おきに作ってます。」
15年以上の強者とはどういう意味なのだろうか。私がノーサンキューですよ。

-だけど僅か2部屋とはいえ、夕食・朝食・デザート・パン、それもALL手作りとなると、やはり仕入と仕込みがタイヘンそうですね。
「お客様がチェックアウトされた10時過ぎから仕入、昼過ぎから仕込みですね。
休みの日や予約が無い日は一日中仕入れと仕込みです。遠方まで仕入れに行きます。普通往復40km以上はかかります。」
女性が一般道で往復40kmだと結構な距離だと思う。
「仕込みも休みの日は普段作れないソースやジャム、いろいろな料理の素を仕込みます。結構一日中やってます。気が付くと夜9時頃まで仕込みをしていたりするので、普段の日より働いてしまいます。」
いるんだよな~仕込みが好きな料理人って。
静岡市内の廃屋酒場の主人も「接客より仕込が好き」とか平気で言ったりするしな~。

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ここで食べるものと関係無い小質問を。
-2階のベランダが解放されている足元と、1階デッキ出入り口の足元に白い粉のようなものが撒かれていますが。あれは虫よけですかね。
「はい虫よけです。森が近いので毎日虫との戦いです。あれは食べてしまうといけないものですが、人体にふれてもまったく害のないもので、ペットが口にしても大丈夫の粉です」
前に森があるから虫との戦いか。虫以外にも蜘蛛とか。2階のデッキテラスを支える柱にクモの巣が張って、Mさんが庭に仁王立ちしながら、物凄い形相で見上げてたのを見たことがある。
「何してんです?」
「あ、ごめんなさい、このクモの巣をどうやって取ろうかなぁと思って」
敷地内や宿内に襲来する虫、蜘蛛には容赦ないらしい。私は蜘蛛は害虫を捕食するものと思っているので家の中に蜘蛛がいても全く気にしないが宿ではそうはいかないのだ。
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-ひと月に何回くらいお休みされているんですか?(ジャン妻)
「2017年から月に5回は休むようにしてます。殆ど会社員時代と同じくらいお休みいただいてます。忙しい時はその限りではありませんが。」
さらはクリスマスイブの辺りから正月の連休明けまで無休だったそうですが、ここへ来る前にいた赤沢のペンションでは8室をひとりで切り盛りしていたので、その頃はもっとキツかったらしいのだ。
現在も朝は早いが、中休みは必ず取るそうです。可能な限り必ず午睡をするか眠れらなくても横になるとか。
一度、寝過ごされたのか、チェックインしたら寝起きの表情で、髪ボサボサで出て来たことがあるからね。

-過去に今回のようなブシツケな質問されたことってあります?旅行会社、雑誌社の取材とか。
「ブシツケではないですよ~。こんな小さな宿に興味を持ってくださってありがたいです。
以前、じゃらんネットで宿大賞とかに選ばれたことはあります。取材が来ました。写真を撮って記事にしてました。でも最近はじゃらんのお客様が殆どいないので、そっちでの口コミもなくなりましたね。」
-民放の温泉番組に出ませんか?のようなお誘いは?
「一度ありましたがお断りしました。宿をやっている先輩たちに聞いたのですが、一度出ると何度も声がかかるのですが、その時だけ騒がれても常連様に迷惑がかかるとか。」
-まぁ2部屋ですからこれ以上ブレイクしようがないしね。
療養され、部屋が3部屋→2部屋になったことで、ひと段落したのかも知れない。
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今回の一連記事に挿入したインタビュー形式はMさんの了承を得ています。
Mさんは遠慮深いようでアピール上手で、こちらが聞きたいポイントを押さえて理解され、裏付けまで丁寧に回答して下さった。
オフレコの内容もオモシロかったんだけどね。

-あとどれくらい宿を続けられます?
「出来る限り続けたいです。ようやく10周年。でも10年ぐらいじゃこの業界じゃヒヨッコなんですよ」
-でもよう頑張りましたね。
「笑、そうですね。気が付いたらきてしまいました。
私のできることは何かしらと考えたとき、昔から大好きだったお料理と、お客様に喜んでもらいたいとう気持ち、そしてどこか自然の豊かなところに住みたいという夢がひとつの道につながったのかな~と思ってます。」
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何故2階ベランダに風呂があるのか? [さらの木]

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さらの風呂は2階の客室ベランダにある。
インタビュー続く。
-風呂を2階のテラス、ベランダに設置したのが斬新です。あれはMさんの発想?
「アイデアを私が箇条書きにして設計士に頼みました。あとは昔からの友人でもある設計士が形にしてくれました。」
-他に設置する場所もないですしね。大浴場なんか無理だし。
「それもあります。正直言いましてそこしか場所が無かったんです。それとカフェ時代に2階に住んでいたので、2階からの森の景色に見て、お客様にはこの景色を見ながらお風呂に入っていただきたいと思ってました。」

-2階テラスに配管や浴槽を設置するとなると、それ相応の強度が必要かと思いますが。
「温泉が満水の時、そして地震の時と全ての強度を計算しています。」
前は3部屋で丸湯が3つあったわけし。伊豆は地震多発地帯でもあるので揺れによりガタがくることもあるので、補強工事や修理工事の繰り返しになるという。

-温泉は何処から引いているのですか?
「八幡の源泉です。八幡野のウチからすぐ近く、1km以内に温泉タンクがあり、八幡野の別荘地の各家にパイプで供給しています。
-源泉は何℃くらいですか?
「源泉は60度くらい。冬は宿まで引いて来る間に供給される温度は40℃くらいに下がります。夏はすごく熱いです。
さらでは一旦タンクに入れて、また温めて適正温度にして客室に送ってます。ですから2度刻みくらいで温度調整が 可能です。」
-沸かす燃料は重油?軽油?
「灯油です。温泉の温度は高いですが、今言ったような理由で一定に保つためボイラーが必要なのです」

灯油か。船山温泉と同じだな。あの宿には小型のタンクローリーが出入りしていたが、さらもタンクローリーで運んでくるという。
-でもさらの裏方にタンクローリー入れないでしょ。私はMさんがGSまで出向いてポリタンクで購入するのかと。
「私がポリタンクで入れてたらそれは大変な量です(笑)。 業者が定期的にタンクローリーで入れに来ますよ。長~いホースで入れてます。」

八幡野一帯に温泉を引くパイプラインが通っていて、全ての別荘で使えるそうだが、使用するにはクリアしなくてはならない条件が幾つかある。あくまで仮定の話で聞いてみた。
-例えば私が八幡野温泉別荘地に家を建てたとして、温泉を引くにはどういう手続きが要るのでしょうか。
「温泉を引くには権利金を払って権利を別荘管理会社から買います。あとは温泉使用料と商標使用利用も。権利金以外に5年おきの更新料もあります。別途1年に2回の温泉管理費用もかかりますね。」
審査とかもあるのだろうな。毎日定住するのか、別荘だからある一定の決まった時だけ住むのか、そこで何かを営むのか、のように。

-私の中で、小さいけれど最大の謎がこれ。夕方18時に給湯が止まるでしょ。「夕食ですよ~下りてきてくださ~い」の合図のように。あれはMさんが手動で止めるのですか?
「そうです。すみません(笑)」
-あれ最初の頃「なかなかやるな~」って思ったの。あのアイデアは刻限が来ても下に下りてこないのに業を煮やしてわざとそうしたとか。
「燃料節約のためです(笑)ですが手動で止めるとお客様も気が付いて降りていらっしゃいますね。」
-まぁ確かに食事中は誰も使わないし。船山温泉も夕食の時間帯は掃除しているしね。では夜の24時に給湯が止まり、朝の4時頃かな?またチョボチョボ給湯がスタートするのもまさかMさんの手動ってことはないですよね?
「タイマー機能があります。お客様によって時間が変えられます。お客様によっては12時には止めてくださいと言われるし、注ぐ音で寝られないという方にも希望時間に応じて設定しています。
〇〇さん(私のこと)のように何もご希望が無ければ、お休み中の1時過ぎから4時ころまで止めさせていただいてます。」
(2018年1月25日追記 Mさんが以前いた赤沢の宿には、現在のさらの湯のモデルとなった?ま~るい露天風呂がある。それをパクったな?)

さらの湯は私が上がった際にジャバジャバ勢いよく注がれる。そのセンサや仕組みは船山温泉(静山の露天、渓流の露天、清水、二人静と同じような仕組みだと思います。

-余談ですが、船山温泉のT館長はさらの木をとても高くかっていますよ。うち(船山)とは路線が違うけど、あれだけの料理をひとりで生み出すのが凄いって言ってた。
あそこ(船山)は源泉が低いので、同じ沸かし湯なのも親近感があるみたいです。「さらの木さんも原油が値上がりすると厳しいと思いますね」とも言ってたな。
「船山温泉様の恐れ多いお言葉ちょっと恐縮です。でも確かに船山様の仰るとおり、原油と金目がこれ以上値上がると大変です。」
ただ、同じ沸かし湯でも船山とさらとでは事情が違う。船山は源泉が低い(17℃)からだが、さらの場合は源泉から引っ張ってくる距離が長いのと、季節によって温度が上下するので客室では一定の温度を保つためだという。
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森を眺める為に湯から出たら全身が曝け出してしまうことになる。湯船から木々や空を眺めるだけでも充分だが、惜しむらくは電線がジャマだな。
その森、稀に目の前の森からふくろうの声が聞こえたりする。
生き餌を好むふくろうがいるということは小動物もいる訳である。
-宿の敷地内に大型の動物が迷い込んだことってあります?鹿とか。
「敷地内にはリスぐらいでしょうか。前のペンションの時は、鹿や猪も来ました。可愛かったですね。」
リスは見たことがある。大室山から下りてくるそうである。

-何かこの宿で不思議な体験をされたとか、現象があれば教えてください。
例えばある常連客がお泊りになると何処からか必ず決まった動物が現れるとか。何かが起きるとか。こういう怪現象は山の宿、それも夜におきるそうですが。さらの木では無いかな。
「さらでは無いですね。怪現象は大好きなのですが。興味深いお客様はたくさんいらっしゃいますけど。私もお客様に取材したいくらいです。お話今度聞かせてくださいって。」
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フロムザスクラッチ [さらの木]

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-食材の種類がたいへん多いようですが。
「そうですね。それでいて家庭料理のような料理で食べる場所も小さいし。もしかすると皆様のご自宅よりずっと小さくて。自宅のほうがずっと大きいとよく言われますよ。笑」
-仕入が大変でしょう。何処まで行くのですか?
「本当にあちこち行きます。野菜は熱川、下田、伊東、大仁まで。魚は大体は伊東や地元の魚屋さん、河津、下田漁協まで。
お肉は伊東のスーパー、大仁の伊豆牛肉とか。それ以外に冷凍の海老などは冷凍食品の業者さんから仕入れます。
お刺身やサザエは近くの魚屋やさんから仕入れて貰ってます。このお魚屋さんは小さいけれどとっても信頼のおけるお店です。種類は少ないですが新鮮さは間違いないです。」

-お料理は自己流と伺っていますが、修行したことないのですか?
「自己流なんです。本当に修行したい気持ちはあるのですが。
さらの料理はすべて手作りなのです。フロムザスクラッチといいます。材料から最初からすべて手作りで作ります。
自分が食べたいものを、安心できる材料を使って食べていただく方のことを考えながらメニューを作ります。
毎日のメニューブックもつけています。技術は拙いのですが、心を込めてすべて手作りということ。それがさらの 唯一の得意なことかな~と思っています」

ブレーンストーミングに続いて今度はフロムザスクラッチか。
Mさんて日本語より外国語の方が得意なんじゃないかな。

-ご自身で作られる料理で何が得意で自信がありますか?
「金目の煮付かしら。」
キンメか。意外なお答えだな。
「ブルーベリーポピーシードケーキかな。全ての出汁の基本になるハッポウダシかな。」
ブルーベリーポピーシードケーキ?
(ハッポウダシは何故かカタカナだった。)
「私のは薄目に仕上げていますから、最近のお客様のお好みに合うようですね。金目は10年間毎日煮てきました。金目の鮮度も産地もすぐにわかりますよ。
〇〇さん(私らのこと)は召し上がることがあまりないですけどね。」
キンメの煮付、まるまる一尾だとそれだけでお腹一杯になってしまうのだよ。飽きちゃうんだよね最後の方は。

-では中華はどうです?春巻以外の中華料理は出たことないような気がしますが苦手じゃないですよね。ホントは得意なんでしょ?
「家庭では中華は得意なほうでしたが、店を始めて中華を作る機会が減って、もうあまり上手ではないかしらと思ってます。
自分のために作る時間があまりないのですが、マーボー豆腐やチンジャオロース、八宝菜、チャーハン程度の家庭料理は作れます」
でもそういうのは他所でも食べれるしね。前菜に活かせるものを少量でお願いしたい気がする。次に突拍子もない質問をしてみた。
-手打ち蕎麦とかどうですか?
「蕎麦はまったくできません。ごめんなさい。」
そこまでやっちゃうと路線逸脱かな。

-いつの頃からか、時折お裏方(厨房)から女性の声が聞こえるようになりましたが。影のスタッフがおられるとか。
「毎日ではないのですが、近所にお住まいの女性に手伝って貰ってます。仕込み、盛り付け準備、皿洗いなどです。ほどほどに手伝ってもらってます。」
-そのスタッフも調理するとなると、今のMさんは料理を監督する立場になりますかね。
「監督ではなく一緒に仕込みをしたりしてます。手早い方なので助かってます。」
年配の女性?
洩れ聞こえる声を聞くと確かの年配の女性のようだが、私は1泊した翌朝、若い女性がのっそりダイニングに現れて、ボソボソッと「ありがとうございました」と言われたことがある。
あの女性は何者だろう?

-お酒はどっから仕入れてるの?
「伊豆高原の酒屋とインターネットで仕入れてます。〇〇さん(私のこと)がお飲みになる「正雪」は地元では入らないので、ネットで仕入れてます。」
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-今の私らには程よい量ですが、最初の頃から来ているお客さんも、今後は少食になっていくのでしょうね。
「そうなんです。私もあれも出したいこれも食べていただきたいと思っていつも料理が多くなりすぎて、結果お客様が多すぎると最近よく仰いますね。
私も少食の方なので。残すのは嫌なものです。そのお気持ちを考えて今後はもう少しメニューも考えていきたいですね。美味しいと仰っていただいても、あまり多いとね。」

Mさんが少食ぅ?
そうかなぁ。崎陽軒のシウマイをひとりで全部食べちゃったじゃないか。
私はMさんは肉食だと思ってます。動物性蛋白質が多いディナーだからね。
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さらの履歴書 [さらの木]

今から10数年前。
ひとりの女性が人生の転機に差し掛かり、今しかないと決断をされた。
「都会で日々会社の業務に追われ、休日に旅行に行っても帰りが哀しいの。そういう日々を、自分の置かれている環境を変えたいわ。」
日々会社業務に縛られて休日に楽しみを求めるよりも、その休日の楽しみそのものを自分自身で実践できないかと思ったのです。
休日の旅行は楽しいがそれには必ず終わりが来る。旅行前の日常に、現実に戻らなくてはならないのである。
だったらいっそ、その休日に訪れる世界へ飛び込み、そこで働けばいいのではないか。
「でも、自分に何ができるかしら。
自分の得意なものを活かして、働きながら喜びに浸れるものって?」

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ではさらのオーナーシェフ、Mさんにご登場いただきましょう。
「若い頃、ホテルの観光業(接待)に携わっていたことがあります。お客様に喜んでもらうことが本当に楽しかったのです。私はこれが向いているのかな~と」
-だったらそのままそのホテルで働いて業界にいれば良かったのにさ。
「でも、そのホテルって日本ではなく海外だったんですよ」
-へぇ、海外だったんだ。
何処の国かは伏せます。Mさんご本人の希望です。
それと、子供の頃から料理が好きだった。
「お料理は子供のころから好きでした。小学生の頃からピーチパイなど外国の香りのするものに憧れて作っていました。両親ともに働いていたので、子供のころから弟のお弁当も作っていましたね。他にあまり得意なことがない自分でしたが、料理は子供ながらに得意かな~と思っていました。」
Mさんは決断した。会社をお辞めになった。
そして海外も含めて自分の次の居場所を探した。いろいろ見て廻り、伊豆高原を選んだ。
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-さらってOPENして何年になります?そろそろ10年?
「2008年5月オープンですから、今年が10年目になりますね。」
-ここ(八幡野)以外にも候補地があったのですか?
「京都、那須、軽井沢も自分の中では候補でした。食材が豊富で暖かい土地を選びました」
-那須は冬は寒いかもね。でも伊豆高原には他にもた~くさんライバル、競合があるじゃないですか。
「八幡野はペンション激戦区ですが、それはそれで逆に励み、強みになると思ったのです。〇〇さん(私のこと)から見たら、伊豆ってどう見えます?」
-伊豆ねぇ。何処も同じかなぁ。
私は観光地としての視点で言った。
「伊豆のこちら側(相模湾)って、〇〇さん(私のこと)のような都会の方から見たら熱川も稲取も下田も伊東も八幡野も全部同じと思いがちですが、熱川から先は買い物も大変なのですよ。
雨が降ると交通規制があるし、土砂崩れもするし。最初はそれがわからずに、ここから反対側にある赤沢という地区の、山の上にいたのですが・・・」

赤沢はさらの最寄駅、伊豆高原駅から先の右手、山の上の別荘地です。

-赤沢ですか。前にご主人から、山から下りてここへ来たって聞いたことがありますが。
「ハイ。そこで3年ほど頑張りました。赤沢の山の上は人里から離れていいところでしたが、山を下りて日々の仕入れに行くのが大変だったのです。
夏は毎日満室で山から一歩も降りられず、仕入れを店に頼んで持って来て貰っていたのですが、やはり自分の目でその日の品物、魚とかを見ないと好きな料理が作れないのです。」
-赤沢の宿はどれくらいの規模だったのですか?
「8室でした。その頃はまだ若かったのもあって3年できましたが、終わりの頃には体力的に限界でしたね」
-で、山を下りたと。
「はい。赤沢の山を下りて八幡野に来ました。八幡野はいいところです。自然も豊かで利便性もあり、住んでいる人も都会から来た人ばかりなので干渉もないし。」

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-さらは以前喫茶店だったと聞き及びますが。
それも前にご主人から聞いた。現在、さらの庭に往時の駐車場の跡が残っている。
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「以前はビーンズという名前で、なんでも作るランチカフェをしてました。」
-ビーンズぅ?
「特になんの意味も込めなくてネーミングした店で・・・」
-流行ったのですか?
「それなりに常連さんも来てくれてましたが、宿よりも一人では出来ないことがたくさんありました。好きな料理を作ろうとしても仕入れの予算に限界があって妥協しなければいけないのです。例えばアップルパイ一つ作るのもよいりんごが高過ぎて提供できないのです。」
-それが何でカフェがお宿になっちゃったんですか?
「赤沢で宿をやっていた時に思ったのですが、お客様がお着きの時に少しお気に召さないところがあったとしても、せっかく来ていただいたのですから来てよかった~と思っていただけるよう必死に挽回の努力をさせていただくことで、お帰りには笑顔をいただけるときがよくありました・・・」
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Mさんが仰る「お気に目さないところ」「挽回の努力」の意味について私の想像で言わせていただきます。赤沢という場所は山にあるので、宿入りする際に道がわかり難いとか、狭くて細いとか、伊豆高原駅への送迎の不具合のことを仰っているのかと思う。
レストランと違って宿へ着いてしまえばそこでの滞在時間は長いから、最初は意に沿わないところがあっても、チェックアウトまでには他のもので挽回できたということではないか。
だがカフェやレストランだと、お客が口にするもの、食事、料理、味付けには合う合わないがあるし、限られた滞在時間の中では挽回するチャンスが少ないというのでしょうな。

「レストランでは拙い私の食事がお気に召さなかったとき、他の点で、まあこれでもよかったかな~と思っていただけるように持って行く(挽回する)のが難しいんです。
宿は少なくと12時間はありますから、その間にお風呂やお部屋 その他できうる限りのその方にあったサービスをさせていただくことで、トータルで満足をいただける可能性がありますからね。
やはり私のような者には宿のほうが合っているのかと気づくのに半年ほど時間がかかりましたが、すぐに決断してさらの木への転業に踏み切りました。」

(2018年1月25日、2月12日追記。さらのMさんが以前いた赤沢の宿は、赤沢別荘地のドン詰まり奥にあった。
ただでさえ赤沢別荘地は最寄駅から遠く、伊豆高原駅と伊豆大川駅の真ん中にあるといっていいぐらいの位置で標高差もある。カーナビにも表示されないそうである。
この宿は現在も現役だが、いつかMさんのご迷惑にならない範疇で触れたいと思います。)

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-さらって、ビーンズ時代から持ち家でしょう?借家じゃないですよね。
「持ち家です。ビーンズから新築で作りました。最初の時点では殆ど持ち出しで借金はなかったのですが、その後にほぼ全面改築してさらの木を作ったのです」
ということは最初に新築して宿に改装となると、最初から2度連続して工事をしているのか。結構な金額らしいな。3部屋→2部屋に改装してるし。
伊豆は地震が多く台風も来る。2017年も台風で「ゆずりは」のベランダ板がフッとんだそうです。
以前も割れて水漏が発生したことがあるそうで、今後も宿のメンテナンスを含めて補修、修理、改装の繰り返しになるという。
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-ではさらの木、このネーミングはどなたが?
「ネーミングは前のカフェレストラン時代に、お店のお客さんや家族でブレーンストーミングして決めました。」
ブレーンストーミング??
初めて聞いたな。要は結論を先に出さないで複数であーだこーだと意見を言い合うスタイルらしい。
自分で決めるより、第三者に委ねて決めるようなもの。
会議とも違う。先に結論ありきでもないらしい。
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-例えば、松の木、モミの木、じゃなくて、さら(紗羅)の木なのは何故です?
「私はコヨーテや小さな魔女という名前に憧れていたのですが・・・」
-コヨーテぇ?魔女ぉ?
「でもコヨーテや魔女だともうすぐ中年になって・・・もうなってますけど(笑)ホントに魔女やコヨーテになるよと言われました(笑)
-そうだね。もうなってるかもね(笑)いやいや冗談ですよ。
「笑、他にもミッシェルとか、さくら、とかが挙がって、その中にさらの木があったのです。さらの木って伊豆の多くの家庭で育てていますよ」
-へぇ。で、コヨーテや魔女でなくて、さらの木になった理由は何です?
「私は自分の趣味や信念、理念をお客様に押し付けるのが苦手でして。真っ白な、まっさらな、これから来てくださる お客様の色にしたい、いろんな虹色に染めていきたいと思っていました。そこでいちばんさらっとした、あまり押しつけがましくない名前にしたのです。ひらがなにしたのもそうです。
さらっとした、さらの木です(笑)」
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-玄関にあるパンフはまだ3部屋当時のものですね。
「そうなんですごめんなさい。たくさん作っちゃったので・・・」
-やはり3部屋と2部屋とでは負担が全然違いますか?
「全然違いますね。2部屋になってチェックイン時だけでもずいぶんと楽にはなりました。宿の女将としての役目を果たす時間がほとんどないのです。」
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-何処か他の旅館や料理店修行されたことは?
「いえ、修行したことはありません。旅館の修業は今後も行けないかもしれません。お料理の修業は将来少しお休みして、行きたいと思ってますが・・・」
-いやぁ、もう修行に行く必要ないんじゃない?今だってそれなりに女将さんしてるでしょ。
「いいえ、女将としてよりも仕込みに時間がかかるのです。なので3部屋ではおもてなしをさせていただく時間がほぼなくなってしまします。今でも足りていませんが、走り回らなくてもよくなりました。そして最近はとてもよく休ませていただいてます。」
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-宿を運営するにあたって、困った時にどなたか相談されるブレーンの方はいるのでしょうか?
「宿をやっていた先輩がいます。一般的なことは母が強い味方です。」
(旦那さんの名前は出ないのかな。)
-じゃぁ風邪ひいた時ってどうするんです?
「基本は私ひとりなので極力ひかないようにしてます。引いてしまったらマスクをしてお客様にウツらないよう気をつけて。後は風邪をひいてもひいていないつもりで普通に日々のお仕事をさせていただいてます。お腹が痛くても何があっても同じです。」
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3部屋が2部屋になって売上は減ったが、Mさんは営業するうえでの年間予算なんかを組んだことが無いらしいのだ。1年後の出来高だけらしい。
宿のシェフとしては成功者だが、
「経営者としては失格かもです。でも食べていければいいのです。結果は後から付いて来るし。いくら儲けたいと設定する商売ではなくてライフスタイルという形の仕事、生活だと思っています。」
発端はそれまでの都会での日常を変えたかったわけだからね。
また、こうも言われる。
「会社勤めをしていた頃は自分に自信を持てず、仕事より仕事以外のところに生き甲斐を求めていました。今はもちろん仕事以外の楽しみもありますが、仕事が人生の殆どになりそれを楽しんでいます。
拙い技術ですが、自分で考え、ものを作り提供し、そして皆様の大事なお金をいただき、ありがたいことにその対価以上にお客様によろこんでいただけることがあるということに、やりがいや自分の生きている意味を見つけられた気がしますね。」(続く。)
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MORNING RAIN [さらの木]

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昨夜不気味に光っていたカボチャ大王から、かき出した中身を使ってパンプキンスープでも出されたるのかと期待したら、ジャガイモとアサリのポタージュスープだった。
貝殻がジャマだな。貝殻と器が擦れてカチャカチャ音がするし。
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「このパンもMさんの手作りなの?」
「そうよ。持って帰ろ」
「どっかその辺のベイカリーからバサッと仕入れてるんじゃないの?」
「手作りよっ。失礼なっ。あ、また自分だけバター浸けてっ」
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リゾットと御殿場ソーセージはサイコーに美味いよ。
家で出されるシャウエッセンはあまり火が通っていないのだ。
「家でもこれぐらいコンガリ焼いてくれよ」
「オーブンが無きゃ無理よ」(ジャン妻)
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グリルソーセージに添えられたハーヴ野菜にカボチャがあるじゃないか。
「あの子の実?」
「違いますぅ」

Mさんには悪いけど。朝のヨーグルトとフルーツが苦手で。
「この後のデザートはヨーグルトは無しで・・・」
「要らねぇ」って言っちゃったのね。そしたらMさんは哀しそうな表情になった。
苦手なデザートが出される前に「部屋の鍵貸してくれ」
自分だけサッサと部屋に戻ろうとしたらジャン妻の眦が釣り上がった。
「ダメっ!!」
「・・・」
リゾットと御殿場ソーで満足しちゃったのだ。この後でデザートなんぞを口にしたらジューシーな余韻が消えちゃうじゃないか。
自分はデザート&フルーツの別腹が無いので。それだけで苦しくなってしまうのだ。
「いいから食べなさい」
苦手なヨーグルトが無い状態でフルーツの盛り合わせのように出されたが、私はフルーツの皿を左手で掴んでMさんの鼻ッ面に突きだし、
「これあげる」
「ええっ!!・・・食べたいけど・・・」
Mさんは哀しそうな複雑な表情になった。
「食べなさいっ!!」
渋々齧り始めたがやはり苦手で。果物って甘くて酸っぱいじゃんか。
「果物を食べないからカリウムが低いのよ」
「カリウムぅ?昨夜サザエを食べたから大丈夫だ」
梨とリンゴとオレンジだけ齧って他はジャン妻にあげちゃった。
キウイも苦手。
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何が載っかってるんだい?
ミニシュークリーム?
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「うちに見えられた後は、いつも何処にも拠らずに?」
「うん。どっか寄ってったこと一度もない。真っ直ぐ戻って12時過ぎには着いてますよ」
ウチからさらまでは何処にも拠らないとピッタリ100kmなのです。往路も復路も同じルート。
海辺の道から見える風景は、海も山々も雲なのか霧なのかどこかしら白く靄っていた。
今度来れるのはいつだろう。
「来月よ」
「ら、らいげつ??」
「それまで頑張らないと。草たちの為にも」
「・・・」
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GREAT PUMPKIN [さらの木]

夜の記事なので暗くなった今、Upします。
この不気味に光るカボチャ、ジャック・オー・ランタンは、ディナー中ずーっと私を凝視していた。
笑ってるのか怒ってるのかわからないカオツキである。
ハロウインは10月の終わりだぞ。まだ早くね?
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「手作り?」
「そうです」
ヒマ人だなMさんは。
だけど目が丸いぞ。ジャック・オー・ランタンって三角目じゃなかったか?
「これってカボチャの中身を出すの?」
「カオを書いて中身をかき出すんですよ」
私はカボチャの煮物が嫌いなのだが、カボチャ、食べものをそうやって粗末にしてもいいのかなぐらいの抵抗はあるよ。
「かき出した中身は明日の朝、カボチャのスープにでもなるんでしょ?」
「笑 食べられるカボチャじゃないんです」
ああ、そうなんだ。食用ではなく鑑賞用ね。
身をスプーンでかき出すらしいが手が臭くなりそう。私は絶対に自分ではやりたくないね。
カビ生えたりしないのかな。
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中に蝋燭が点してある。
蝋燭の小皿は明日の朝に出されるリゾットの小皿の小さいヤツか。
それとも朝のトマトチーズスープを熱する固形燃料を入れる器かな。
「最近ではLEDを使うケースもあるんですよ。蝋燭だと頭の部分に焦げ目が付いてきちゃって、ハロウイン本番まで持つかどうか・・・」
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ハロウイン?
カボチャ大王といえばライナス・ヴァン・ベルトが「ハロウインの夜にはカボチャ大王が現れるてプレゼントを配るよ」と騒いでるあれか。
でもライナスの言ってるのはハロウインとクリスマスが混じっているね。サンタクロースがカボチャ大王になっている。
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チャーリーブラウンの頭をモデルにして、ルーシー・ヴァン・ベルト(ライナスの姉)がジャック・オー・ランタンを描いてるとこ。
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ライナスはハロウインの夜、友達と遊ばないでカボチャ畑に潜んでいる。
カボチャ大王を待ってたらガサガサ音がした。でも現れたのはビーグル犬というオチ。
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カボチャ大王が現れず悲嘆するライナス。
毎年10月31日の夜はカボチャ畑で大王が現れるのを待っているのだが、本人は一度も見たことがないのだ。
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この後ライナスはカボチャ畑で寝てしまい、夜半に姉のルーシーが拾いに来た。
姉は弟を抱えて部屋のベッドに寝かせる。

さらも闇に覆われつつある頃。雨が止んだ隙に夜間撮影。
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そして部屋で二次会である。寝酒、夜食のお握り、ケーキ類、塩辛他を運んで来たのはカボチャ大王ではなくてこの宿のM女王。
チェックイン時にMさんにからかわれたプチ公は険しい表情になった。
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就寝前、最後の湯浴みの頃。
酒が入ってるので首筋に何杯も湯をかけてから浸かった。
さっきまで止んでた雨がまた降りだした。明日も雨かな。
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さらから戻ったらMさんからこんな連絡が。
「カボチャ大王はますます焦げ目がついて人相が悪くなってきました。」
ハロウイン当日まで持つかどうか。もうひとつ作ったかも知れない。
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アニマルプロティンディナー [さらの木]

部屋から出てディナーに向かうジャン妻。
さらは木造なので、闊歩する足音が宿じゅうにズシズシ響き渡る。
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この階段を下りると動物性蛋白質タップリのディナーが待っています。
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なんだこれは??
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伊豆で水揚げされた?刺身の数々。
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デカいサザエ刺身付き!!
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ジャン妻はサザエのキモが大好きですが、通常出されるサザエは小さいので肝が無いのです。
今回は大きいのが入ったみたいで肝は別に出されました。
私もいつか生き胆を取られるかもしれないな。
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前菜もキタ
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今シーズン初めて食べた牡蠣。
最近は季節感が感じられないが、牡蠣、カワハギ、こういうのが出されると歳月の経つのは早いな~と思ったりするのです。
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和の台のもの。
Mさんは洋食&和食の自称・自己流料理プロだが、中華はどうなんだろうか。
料理の師がいたのかどうか今度聞いてみよう。
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秋刀魚のお寿司。
もう秋刀魚か。時期的には秋なんだな。でも秋の気配を感じないでこのまま冬に突入しそうだな。
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茄子田楽?ジャン妻は茄子が大好き。
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牡蠣ではなく柿の白和え?
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キノコのダシの茶碗蒸。
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大好きな塩辛。もちろんMさんの自家製です。
出された当初は筋筋してたが、最近はツルツルしています。その辺の魚屋で売ってるものと変わらぬ食感、味になってきたので、
「もしかして既製品か?」
と悪態をついてしまった。
悪態が昂じて「デザートも明日出されるパンもその辺でバサッと買ってきてんじゃないのか」
「そんなことない。Mさんの手作りよっ」(ジャン妻)
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悪態付いてたらMさんがうやうやしく何かを持って来たのかと思ったら、
「マンボウの酢味噌和えです」
「またマンボウ?」
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伊勢出身のジャン妻と鳥羽か志摩の水族館で見たことがあるぞ。
見た目が愛嬌のある魚だが、
「よく水揚げされるんだね」
「バカっぽい魚だし、ボケ~ッと浮いてるから網にかかるんだよ」
マンボウはバカだからMさんでも獲れそうだが。デカいからMさんの細腕じゃ無理かな。
「そ、そんなぁ。可愛いじゃないですか」
その可愛い魚を料理にして客に提供しとるじゃないかい。だけど和の台のものが並んで出された後に「マンボウの酢味噌和えです」と逸品料理のようにそれだけ持って来たってことは、
「さては台の上に載せるの忘れたんでしょ」
これは後ろのお客に聞こえるように言ってしまった。
「載らなかったんですよぅ」
いやいや載せるスペースあるでしょ。絶対に載せ忘れたに違いない。
台のものが出されると日本酒が欲しくなる。でも次は洋食です。昨年まで中継ぎに出されてたブイヤベースとかアヒージョとかが胃に重たくなってきたので、あっさり白身魚(何とか鯛?)のソテー。
「下平目のムニエルとかさ、魚を洋風に焼いたの好きなんだけど」
「アタシがこういうのをやっても上手くいかないの」(ジャン妻)
そこを何とかやってみて欲しいんだがな。
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キンメの煮付けはもう何年も食べてない。いつも肉2種。いつものステーキ。
この宿と高崎の七のお蔭ですっかりミディアムに慣れた。
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ニワトリのエサのようなレタス。
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肉その2、これ以上できないくらいに薄く切られたローストビーフ。
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今の私らには丁度良い量でした。でも酒の量は減ったな。今夜はビールと甘口の白ワインと日本酒「正雪」だけだったんですよ。
飲めなくなったもんです。前はビール、白、赤、寝酒に日本酒、イケたものだが。
私もジャン妻もMさんも相応の齢を同じくして重ねてきたのです。
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二次会のデザート、お握り、寝酒は部屋へ移行しました。
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草の者のお蔭でさらの木へ [さらの木]

10月のさらです。平日です。
10月になって、珍しく私に大きいヤマ(業務)が入っています。
昨年までは私がひとりで完結していたヤマですが、今は10人いる草の者(陰の部下)と、草ではないけど8人いる準・草の者を使っています。

(このヤマ(業務)のせいで、何と会津湯野上の蕎麦宿を人生初のキャンセルという事態に。キャンセルというか延期ですが。)

平日なのでここへ来るまでも宿にインしてからも、17時まで私の会社携帯に着信やら問い合わせメールが届いている。
その都度路肩にくるまを停めて対応しながら八幡野まで来ました。
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部屋にインしてからも草の者たちからの着信やメールが届く。
「滞りなく済みましたよ。2部持ってったけど1部でいいって」(準)
「今日行ったんですけど、鏡(表紙)を分けてくれって言われました」(7号)
群馬の草の者6号からは「〇崎市に行ったら、〇市は中核都市だから〇市以外の市はウチとは別に原本が1通必要ですよって親切に教えてくれました」(6号)
中核都市だと?それには笑ったよ。自分らの市とそれ以外の地方都市は別ってか。格が違うってか。
「〇崎市と他の市を束ねる県は仲悪いんだろうな」
「???」
「明治の頃に県庁を前橋に持ってかれたからだよ」
「そ、そうなんですか?」
「お前は生粋の群馬陣人だろうがよ」
ついにはジャン妻の携帯にも経理部長から着信が。
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そんな電話やメールの最中にMさんがウエルカムスイーツを持ってきた。それらを置いたところでMさんはテーブル上にいたくるま旅行の御守マスコット、プチとビーに気付き、
「この子(プチ)キレイになりましたね」
別に洗った訳じゃないが、「この子」「キレイ」呼ばわりされたプチはムッとした。Mさんは指でプチのアタマを押した。
プチはフガッとクチバシを上に上げ、テーブル上をダンダン飛び跳ねて怒りを露わにした。
「怒ったの?」(Mさん)
「ムカーッ!!おのれ女将め。ようも」(プチ)
「女将とは何ですっ」(ジャン妻)
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こうして寛いでいる間にも草の者たちは私の指示書を持って走り回っている筈だから会社携帯を手放せない。
架かって来ても、誰も「〇〇さん(私のこと)今日何処にいるんですか?」って聞かないのは何故だろな?
自分だけ休んでることで多少の後ろめたさもなくはないが、
「昨夜彼女たちに発送したんでしょ。後は皆に任せたらいいのよ」(ジャン妻)
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宿の空は曇り空。
鉛色の空から時折小雨が降る。降るならドバッと降ればいいのに。
しばらく秋雨前線は停滞しそうな気配。
これをUpした今日のニュースでは台風が接近中の模様。
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薄暮に包まれるさら。
もうすぐ漆黒の闇に包まれる。
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17時になってようやく携帯もメールも鳴らなくなった。
「草の者たちのお蔭だね」(ジャン妻)
彼女たちがいなかったら今日は来れなかった。昨日のうちに準備をして指令を出したから今日ここに来れたのもある。
「頭(カシラ)だね」
「陰だけどな連中は」
「彼女たちの評価を上げてあげないと」
そして動物性蛋白質た~くさんのディナーの刻限になった。
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さら [さらの木]

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明日から日常の記事に戻ります。
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文章無しで写真だけだとこんなにも楽チンなんですね。
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さら [さらの木]

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記事ともいえぬ記事(本文無し)が続いてすみません。忙しいのでご容赦願います。
でも今更、本文を記載するまでもなく、下手とはいえ写真だけで充分でさ。
こういうのに慣れるのを「口が驕る」というんでしょうな。
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さら [さらの木]

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足音がする。
Mさんが夜食のお握りとデザート、寝酒を持って上がってくる。
静かに戸を叩く音、トン、トン、トン・・・。
ドライヴの御守キャラ、プチはピクッと身構えた。
(来やがったな。。。)
同じく御守キャラのヴィーは我関せず。
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この日もプチは部屋に来るのを嫌がった。
チェックインの時に「くるまにいる」
「ダメ。部屋に来なさい。夜にMさんが来るんだから」(ジャン妻)
「だったら尚の事ここ(くるま)に置いとけ」
「ちゃんと部屋に来てご挨拶なさいっ」
プチは過去2回、Mさんに子供扱いされてアタマを押し潰されたのを根に持っているらしいが、ジャン妻はムズがるプチをムンズと掴んでバッグに詰め込み「出せぇバーロー」と暴れるのを無視して部屋に連行した。
プチはこれでも一応、成人しているのです。チビなだけ。
大人なので渋々ご挨拶。
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そしたらMさんが、
「この小鳥は何て名前でしたっけ?」
Mさんに小鳥呼ばわりされたプチはムッとした。
「こぉ~とぉ~りぃ~だとぉ~」
過去2回はムッとしながらも堪えていたが、今回はテーブルの上でピョンピョン撥ねて地団太踏んだ。
「小鳥じゃねぇこのアマ・・・」
「これプチっ!!」(ジャン妻)
Mさんは意に介せず、プチのアタマを人差し指でじーっと押した。
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「小鳥じゃないです。小さいだけで・・・」(私)
「そんなんフォローになっとらん」(プチ)
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二次会が始まりましたが、Mさんが去ったあとでプチはオカンムリである。
「おのれ女将め。またしても男児の面体を押したな~」
「女将とは何です。この小鳥だって。こぉ~とぉ~りぃ~、ププププッ(笑)」(ジャン妻)
「なにおっ!!」
「押してあげようか。こうやってぇ・・・」
ジャン妻はプチのアタマを指で押した。
「止めろよっ。小動物虐待だぁっ」
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「まぁまぁ。プチ飲めよ」
ひとくちつけてプチはむせた。
「ゲホッ」
「プチは下戸か?」
「そうじゃねぇけど。盃がデカすぎら」
「っていうか、プチが小さいんじゃん」(ジャン妻)
ムカ~ッ!!
「もう寝るっ」
からかうのも大概にしろといわんばかりである。
ところが酒が足りなくなったので、内線で寝酒をもう1合お願いしたら、
「また呼ぶんか?」
じと~っとした目で見やがる。
「そこに寝てなさい。出てこなくていいから」
「・・・」
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「まさかまたNight Museum Ⅱとか書くんじゃねぇだろうな」(プチ)
「書くさ。その為のネタ」
「止めれぇ~」
「・・・」
「前回も前々回もプチは掲載許可出してねぇ」
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もうすぐイルミネーションが消え、宿の周囲が闇に包まれる頃。
注ぐ湯の音も深更には止む。
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さら [さらの木]

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さら~優しい朝 [さらの木]

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ディナーのステーキ&ローストビーフ&サーモンタルタルは替えないでくれと言いながら、
「朝のいつものトマトチーズのスープは飽きちゃったよ」
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と我が儘を申し入れたら、クラムチャウダースープになった。
「替えてくれって我がまま言って・・・」(ジャン妻)
「だって飽きちゃったんだもん。あれって後の方になるとチーズ?餅?あれが固まって食べにくいんだよな」
「飽きるほど来れるお客ばかりじゃないわよ。初めてのお客にはあのスープがご自慢なのよ」
「俺らは初めてじゃないモン。ある程度は指定した方がMさんだってやり易いんだよ」
「Mさんがそう言ってたの?」
「Mさんじゃない。言ってたのはT館長。かなり前に『自分で作るF山温泉の過ごし方がおすすめです』って言ってた」
コンソメでもオニオンでもいいんだけど。
「今度は味噌汁がいいって申し入れようかな」
「止めなさいって」
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「昨日ノーメイクだったでしょ?」
「ええっ!!してましたよっ!!」
Mさんは心外なと目を引ん剥いた。
「そうだったかな?昨日とカオが違うぞ」
言い捨てて先にくるまへ荷物を運んだ。後から乗って来たジャン妻は、
「あんなこと言って」
「アナタが昨日気が付いたんじゃんか。Mさん化粧してないって」
「じゃなかったみたい。一生懸命メイクしてますって言ってた」
「一生懸命?そりゃ客商売だからな」
「・・・」
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Night Museum Ⅱ [さらの木]

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部屋に戻る。
薄暗い灯の下、テーブルの上にデザートのケーキ、夜食のお握り、追加の寝酒に混ざって、ドライブの御守、プチとヴィーがいる。
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プチはプチペンギン。小生意気で饒舌。私に似て毒舌。
チビで丸々と太っているけどふくらスズメではないです。
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ヴィーはTOYOTA-VISTAからやってきた。VISTAのVから取ってヴィー。
犬のクセに全く吠えない。無口。
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http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-01-30
この二次会お夜食が揃う前にジャン妻がプチに話しかけた。
「もうすぐMさんがプチに会いに来るよ~」
プチはムッとした。
初めて御目通りした時のこと。部屋に運んできたMさんはプチを見つけてプチの頭を人差し指でビーッと押したんです。押し潰すかのように。
それを思い出したプチは不機嫌になった。
「子供扱いしやがって」(プチ)
実はプチはチビだけど大人のペンギンで、言うことは一丁前で賢いところもある。普段は私らと殆ど対等な口をきくのだ。
外見がチビだから子供に見られがち。
「だからくるまの中にいるって言ったんだ」(プチ)
プチとヴィーは普段はくるまの中にいる。ボードの中央に屹立してフロントガラスの前方を睨んでいる。
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彼らを置いてから無事故なのです。(違反はあります。)
生意気なプチ公は「俺らが父ちゃんの運転を守ってあげてんだい」という自負がある。
今日宿へ来る車中で「部屋へは入らん。くるまの中にいる」ってムズがるのを、ジャン妻がさらうように無理矢理部屋に持ってきた。
「先に寝る。2人で飲ってろ」(プチ)
「いいからそこにいなさい。Mさんにご挨拶なさい」(ジャン妻)
「ヤダ」
「またビーッって上から押されるからでしょ」
「わかってんなら隠せよっ」
「ダメ。そこにいなさい」
ここで私が口を挟んだ。
「そういえば紀尾井さんの常連さんがコメントいただいたんだよな。(過去記事を探す)、あ、あったあったこれこれ。『さらの木編、楽しく読ませていただいております。ビーちゃんとプチちゃん。さらの木の夜は四人で過ごされていたのですね。読んでいて優しい気持ちになりました。』ってよ」
「ホラ。ビーちゃんとプチちゃんだって」(ジャン妻)
「やめれぇ~。」
プチは絶叫に及んだ。
眦が釣り上がり、毛が逆立った。
「勝手にBlogに載せんじゃねぇ~。プチは掲載許可出してねぇ~」
傍らで相棒のヴィーは我関せずの顔してる。
私らの前ではダダをこねるプチだが実は大人なので、Mさんがお夜食を運んで来たら左腕(羽根?)を挙げてと生意気な挨拶をした。(再現写真)
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「あ、プチちゃんだ」(Mさん)
「プチちゃんだと?」
Mさんはビーの頭をビーッと押した。(再現写真)
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「ビーのお鼻は何でこんなに黒くて大きいの?」(Mさん)
「さぁねぇ。何ていう種なんだろうねぇ」
ビーはプチのように感情的にならない。誰が何言おうと我関せず。「鼻が黒くて大きい?ボクのこと言ってます?」という表情です。
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Mさんが「おやすみなさい」と出てった後でプチはおかんむりである。
「おのれ~。女将め~」
「女将とは何ですっ。ママと言いなさいっ」(ジャン妻)
「るせぇ。あのオンナまたしても人差し指で押し潰しやがったな~。今度会ったら無礼打ちにしてくれる」
「何言ってんの。ホントは構って貰ってウレしいクセに」
「うるせぇ~。ウレしかねぇ~」
「素直になりなさい」
「もう次から部屋に来ねぇ」
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「明日もくるまの中で立つんだからもう寝る」
タオルにくるまってふて寝してしまった。
「明日、雹(ヒョウ)が降っても知らんぞ」
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Animal Protein Dinner [さらの木]

洗い難そうな変なカタチの白皿に点在する前菜の数々。
牡蠣、烏賊、サーモンのタタキ、生シラスのガーリック和え、何かの魚とアボガドのタタキ。
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あ、今日はオカシラ付きのアジが無いぞ。
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チビチビ摘まむアテを小皿にお引越し。
サーモンタルタルだけはカットしないでねとお願いしてあります。そこに行けばこれが必ず食べられるものが必要なのです。
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サザエの肝はジャン妻にあげました。
「生き胆を喰らうジャン妻である」を撮ろうとしたら「撮るんじゃない」って睨まれた。
肝をあげたその代わりに私はエビのアタマ、尻尾、ボディの殻、ジャン妻の分まで全部食べてしまった。
「全部食べるの止しなさいよ」
「よいではないか」
↑ ジャン妻に制止された際のいつもの台詞です。
殻まで食べて何処か身体に悪いとでもいうのか。エビに塗した塩分だけを指してそう言っているのか。
甲殻類の殻には、キトサン(食物繊維)、カルシウム、ビタミンEの数100倍あるアスタキサンチン(化粧品にも含まれる)があるんだよ。美容効果も期待・・・
・・・エビのアタマ、尻尾、殻ぐらいでは見違えるような効果は期待できないけど。
殻まで食べるのはみっともないって言いたいんだろうね。私はそうは思わない。
デ12.jpg春巻、蕗の薹の天ぷら、桜の味と香りがする自家製シウマイ、塩辛、苦手な酢味噌和え、等々。
「これは崎陽軒のシウマイだろ」
「違いますっ」
桜の香が無ければ味は鎌倉・おおはまのシウマイに似ていた。
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中盤に出されるアヒージョ、ブイヤベース、アクアパッツア系が年齢的に重たくなってきたので、ついに出ましたMさんのパスタ。
オリジナルのお皿に、さ ら の 木 と赤く描かれています。
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肉肉は欠かせないのです。
Mさんから「三元豚のスペアリブもご用意できますよ」とおススメいただいたのですが、スペアリブって骨付でしょう?食べるのがめんどくさそうでさ。
私は手羽先もケンタッキーフライドチキンも食べない人なので骨付は食べないのです。
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ジャン妻が正月にTRYして振る舞ったローストビーフはブ厚かったな。それきり出ないけど。
「何かのイベントがなけりゃローストビーフなんかやらないわよ」
1回こっきりで自己満足したらしい。もしかしたらこのままずっと出ないで幻になるかも知れない。
「これくらい薄く切れんのか?」
「薄く切るのって難しいのよ」
ご覧のようにさらの木のディナーって動物性蛋白質がメインなのです。野菜類は少ない。
「Mさん、お肉好きだから」(ジャン妻)
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さらの木3.11 [さらの木]

3月の貯金を吐き出します。
あの震災から6年経ったその日に行ってきました。
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15時のチェックインに合わせてくるまを走らせ、城ケ崎海岸1.5Kmの交差点を左折して八幡野温泉郷の別荘地に入る。
そこへ至るまでの坂で14時46分18秒(秒はアバウト)になった頃、カーステレオをボリュームOFFにして減速した。
町内アナウンスが流れている。
「・・・黙祷を捧げましょう」・・・そこだけ聞えた。6年前のその刻限になったのです。
路肩に停車してしばし黙祷した。
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「あの震災の時、Mさんどうされてたんですか?」
「あの時は普通に営業してましたね」
「え?営ったんだ」
「ハイ。お風呂のお湯がユラユラ揺れてたんですが、地震を知ったのはウチのからの電話と、TVのニュースを見て、大変なことになったって」
「お客さん無事に着いたんですか?」
「ハイ。普通にチェックインされましたがやはり不安じゃないですか。TV見てどうしようか帰ろうかって」
「くるまで?」
「ハイ。その時のお客様はおくるまで」
「この辺は大丈夫なの?」
「火山の溶岩でこう覆われているので(Mさんは腕でこの辺り一帯を描いた)地盤は頑丈なんですが」
さらの木が建っている伊豆高原一帯は大室山から流れ出た溶岩流の上にあるそうです。それは宿の前の海岸散策路入口に新しく建てられた案内板にも載っていた。
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地盤は固くても、伊豆半島はフィピン海プレートの最北端に載っかっていて、東から太平洋プレートに押されている。(年に8cm移動する。)
北の北米プレートと西からユーラシアプレートのちょうど境目でもある。
狭い日本は4つもプレートがあるから地震が多いのです。伊豆は4つあるプレートの境目にあるから地下の割れ目にマグマがたまりやすい。沖合も含めて単成火山群が多い。伊東のシンボル、大室山もそう。
地下にマグマがたくさんあって、伊豆半島東部から東方沖にある海底火山をまとめて伊豆東部火山群というそうですが、伊東市東部から海にかけては群発地震が多いそうです。(私は地質学に疎いので他からの受け売りですが。)
伊豆=火山帯=温泉観光地なのに、地震が群発するとキャンセルが増えるから大打撃。
「伊豆って前にも地震がおきましたよね」
「いつだったかしら。身体に感じる地震が1日に200回くらいありました。その時はキャンセルも出ましたね」
Mさんが仰っているのは平成18年(2006年)4月17日~5月12日の伊豆半島東方沖地震のことだろうか。その頃にはもう宿をOPENしてたのかな。
4月21日に伊東市富戸で震度6弱、4月30日に網代で震度5弱他、終息は5月12日。
「計画停電とかあった?」
「この辺りは東電さんの管轄なんで・・・」
営業に支障が出たそうである。
震災直後に私らはキャンセルと計画停電に苦しむ船山温泉へ行っている。今回のさら訪問でTotal18回めで、震災があった2011年は3回めくらいだった筈。
あれから6年・・・来年はあれから7年、こうして語り継がれていくと思いますが、宿へ来るまでに伊豆高原駅で開催されていたイベントをくるまの中から見てきた。人がたくさんいた。
河津桜の次に咲くおおかん桜祭、伊豆急電車祭、水森亜土さんのパフォーマンスライブ、3つのイベントが重なっていた。あまり人が多いので立ち寄らなかったが、そのイベントには特に震災に関するものは無かった。
私は水森亜土さんを知らない。
「誰?」
「即興の絵描きよ」
「知らない」
「アタシたちの世代なら知ってて当然だけど」
「???」
私を置き去りにしてジャン妻とMさんはそのネタで盛り上がってる。私は震災当時のさらをもっともっと聞きたかったのだが、こっちが口を挟もうとするとジャン妻がすぐ話を挟むのでこっちの入り込む隙がありゃしない。
Mさんが部屋から去った後、
「少し黙れよ。喋りすぎだ」
「・・・」
「こっちの聞きたいことが聞けないじゃないか」
「・・・」
じと目のジャン妻である。
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湯が白い。仄かに香もする。
「源泉をきれいに洗う時があって、そうすると白くなる時があります。普段は無色透明なんですけど」
この匂いとイロは翌日には消えた。
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腹が減ったな。。。
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さら 冬の光 [さらの木]

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「またこのスープかよ。。。」
「・・・」
「いつもこれだね。飽きたっ」
「飽きたぁ?そういうこと言わないの。もうひと組は初めての方かも知れないじゃない。その方たちに合わせているのよ。2種類作る訳にいかないでしょ」
スープをすする。上あごを火傷するくらいに熱々。
「酸っぱいし」
「トマトが入ってるからね」
「甘いものと酸っぱいものは苦手なんだ」
「・・・前にクラムチャウダーっぽいのが出なかったっけ?」
調べてみたら、今回と去年5回、計6回中の4回がこのトマトチーズスープで、クラムチャウダーのような白いスープが2回だった。夏は冷たいスープだったかな。
「時間が経つとチーズがくっついちゃうしさぁ」
「そういうものなのっ」
「今度Mさんに言うワ。飽きたって」
「止しなさいっ」
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スープは飽きてきたが、カリカリソーセージとリゾットは大好物。
「アナタはリゾットなんて普段食べないからね」
「どういう店に行けば食べれるかがわからないんだ。家でもソーセージこれくらいカリカリに焼いてよ」
「焼いてるじゃん」
「焼きが足りない。カリカリどころか生じゃないか」
「家庭用フライパンじゃ無理よ」
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さらは昨年5回でした。
Blogの冠宿や蕎麦宿の回数を超えてしまったのですよ。
3宿ともそうですが、チェクアウト時、私が荷物をくるまに押し込んでる間にジャン妻はもう次の予約を入れとるんですよ。
新規の宿を開拓できないわけです。
いつも同じ宿ばかりで金の使い方を間違えたかなぁってたまに思ったりしますけどね。
「いいのよそれで」
「・・・」
「同じでいいのっ」
「・・・」
トマトチーズスープに飽きるくらいこの宿に頻繁に来れてるのを幸せに思わないとね。わずか2部屋しかないんだから。
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Night Museum [さらの木]

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夜の帳がさら周囲を覆う。
この後で、湯場の扉、引戸も完全シャットアウト。
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聞えるのはお湯を注ぐ音だけ。
お湯は23時頃に止まります。朝方5時に給湯が始まります。
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デザート、お握り、寝酒も兼ねた部屋での豪華絢爛な二次会です。
私はデザートは食べんかった。デザートは2皿ともジャン妻が平らげました。世間でいうところの別腹ってのはホントなんですね。
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ポットの上にチビたペンギンがいます。塩辛の左にもチビたワン公がいるのがわかりますか?
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この2匹のマスコット。チビたワン公はカーディーラー(TOYOTA)で貰ったもの。当時はVistaでした。
チビたペンギンは横浜駅西口の何処かでキーホルダーか何かにくっついてブラ下がり売りしていたもの。商品名は確かプチペンギンだった。
今は薄汚れてますが、最初は蝶ネクタイを着けて尻尾に小さい鈴も付いてましたね。ペンギンというか、まるまる太ったチビスズメに似ていなくもない。
彼ら2匹は普段はMyCarのフロントウィンドウの手前に2匹並んで載せて前方を睨んでいる。
部屋に夜食と寝酒を囲んで来たMさんにこの2匹が見つかってしまった。
チェックアウトの見送り時に、くるまのフロントに鎮座しているのはとっくにバレているけど。
「可愛いですねこれ」(Mさん)
「ああ、これはディーラーから貰ったんですよ」
「前がVistaだったから。この2匹をくるまに置いてから無事故なんです」(ジャン妻)
「名前は何ていふの?」(Mさん)
ジャン妻はVistaかた貰ったワン公を指して、「ビー。Vistaの時に来たからビー」
次にMさんはペンギンを指した。
「この子は?」
Mさんにこの子呼ばわりされたプチペンギンは一瞬ムッとしたカオをした。
「プチです」(ジャン妻)
「ぷち?」
「プチペンギンだから」
そしたらママは人差し指でプチ公のアタマをビーッと押したんです。アタマを押されて腹から尻が潰れたプチ公はますます不機嫌な表情になった。
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「この2匹は運転の御守なんですよ」(ジャン妻)
そういえば私は自分のくるまではここ20年近く無事故です。この子らと、富士宮浅間大社のプレートを貼ってあるからかも。
だが無違反ではない。違反は2回あった。平成24年に群馬に赴任してすぐ3回交通警察に捕まったのです。群馬はやたらと交通警察が多いのですが、一時不停止、携帯、Uターン禁止です。
そしたらゴールド免許じゃなくなってしまった。
あ、違反以外に、先日の船山温泉チェックアウト時のようなアクシデントもあったな。あれくらいで済んでよかったと思わないとな。
あとは無事故なんだからまぁいいじゃないか。
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Mさんが自室に引き上げ、寝酒をチビリチビリ飲る夜。
そのうちジャン妻は先に酔って寝てしまった。私は注ぐお湯の音を聞きながら、ひとり手酌で飲っている。
ふと見たら。。。
Mさんにひとさし指でアタマを押されたプチ公が憮然としたカオをしている。
自分は子供じゃないと言いたげである。
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さら 冬の新作 [さらの木]

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私らは、「そこに行けばこれが食べられる」、ものを求める傾向にある。
言い換えれば、「そこでしか出されないもの」、「そこでしか食べられないもの」といっていい。旅館でも居酒屋でもそう。
でもさらのオーナー、Mさんは、
「一度来ていただいた方のリピートの際、お料理は基本、変えます」
ああそうなの。変えなくてもいいんだけな俺らは。
私個人は前菜に出されるサーモンのタタキ、コース終盤のダブルビーフ(ローストビーフとステーキ)があればいいや。あと自家製の塩辛とか。(柚子入りです。)
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サザエガーリック焼の肝を美味そうに喰らうジャン妻である。
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そのうち私の生き胆も喰らわれるに違いない。あな恐ろしや。
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ご新規のお客にはデフォでキンメの煮付けが出される。私らも最初の時はそれをいただいた。
私らは煮魚は食べない方で、デカいキンメの煮付は喰い終わるまでいつまで経っても煮付だし、どこまで食べられるか際限ないし。
いつの頃かダブルビーフに変わった。
おそらく紀尾井さんの常連さんも、初回はキンメを喰らったかと思いますが。キンメは伊豆でもいっとき獲れない時期があった。海が荒れた為です。やはり魚よりも肉の方が安定供給されるし。
ステーキは譲れない。その代わり、中盤によく出されるブイヤベース、もしくはアヒージョ、こういうものが腹に重たくなってきたので、軽めに新ものを考えて貰ったの。
二つの新作のひとつ。蕪の洋風ふろふき。
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蕪の上にペロンと載っかってるのは何だ?
「松茸です」
「マツタケなのかこれ?エリンギじゃないの?」
普段、マツタケなんて食べないからね。食べてもマツタケってわかんないかも。
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もう一品。鯛の洋風塩焼き。
カリッと揚げ焼きしてある。
二品ともいいですね。胃にもたれない。
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次に和食。台のもの。
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ここで塩辛が登場します。柚子入りなのがミソ。
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これだと完全に居酒屋の様相を呈していますね。
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そしてメインディッシュへ突入。
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「デザートは?」(Mさん)
「要りませんよ」
つっけんどんに返したらMさんは哀しそうなカオをした。
「だってデザートって甘いじゃんか」
「いい。アタシが食べる」(ジャン妻)
私に何が何でもデザートを食べさせたいMさんは肉食らしいぞ。確かにこの宿で出される料理は総じて動物性蛋白質が多く、夜も朝も野菜はむしろ少ないかも。
私らも年齢的に、今後は品数が減っていくか、軽くなっていくでしょう。
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さら 冬晴れ [さらの木]

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雲ひとつない冬晴れの伊豆高原。
でも澄んだ青さの上には、見えないれど大陸からの寒気が居座っている筈。
南国伊豆とは思えぬ厳しい寒さ。
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シャワーの湯が風に吹かれて一瞬で水になる。
水垢離みたいだ。
「寒いな」
「そりゃ開けたままシャワー浴びるからよ」
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外が寒いだけ湯は熱く感じる。
しばらくすると慣れてくる。首と肩から下は熱いのに顔とアタマは冷たい。
「扉閉める?」
「・・・」
「枯葉が入って来ない?」
でもこの青空を閉じてしまうのはもったいない気がする。日頃、都会の雑踏で青空を見上げても、目の前の現実に忙殺され、時間に追いたてられているから、すぐ目の前を見てしまうから。
今は伊豆高原の青空をひとり占めしている気分。
いつまでも見上げていたい。
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贅沢なほど退屈な時間が過ぎて行く。
退屈を欲して来た筈なのに、時折、思い出したように携帯の着信をチェックしたする哀しい性。それはさらが私らの日常から近いせもある。
さらの上空の青空も、私たちが普段いる現実の場所と繋がっているから。
旅は日常からの脱却なので、距離は関係ないのかも知れないが、自分たちはここへ逃げているつもりでもそうそう現実からは逃げられないものなのだ。
「日頃、ちゃんと働いているからここへ来れるのよ」
それはわかっている。
さらに限らず、どこへ行くにしてもそう。
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何もしない退屈な時間はそう長くない。
冬の1日あたりの日照時間は北関東ほど長く、南関東ほど短い。その差は前橋と東京横浜で30分ほど差がある。伊豆高原は更に南だから、陽が鋭角に傾くのが早い今の季節。西伊豆よりも早い筈。
17時を過ぎると時の流れが途端に早くなる。18時前でこの暗さ。
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丸い湯船に注ぐお湯の音が止まったら夕餉の合図。
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さら [さらの木]

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さら [さらの木]

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さら [さらの木]

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さらの駐車場にくるまをバックで停めて走行距離メーターを見たらキリのいい数字。
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100km!!
小数点以下一桁もゼロ。出る時に0(ゼロ)にリセットしたから間違いないです。
「いい数字だ」
「へぇ。そうだったんだ」
「今まで気付かなかったな」
「ホラ写真撮らなきゃ」
いつも走る道は決まっていて、国道1号線~新湘南バイパス~海沿いの国道134号線~西湘バイパス~135号線~真鶴道路~熱海ビーチライン・・・後は135号線をひたすら走って南下して県道109号に逸れ、川奈ホテルや別荘地を抜けるのです。
「そういえば途中で休憩しなかったな。いつも湘南バイパスでWC休憩(国府津)するじゃん。それが無いからドンピシャになったんだよ」
国府津にある湘南PA内を利用したらPA内を走るその分だけ距離数オーバーした筈。何にせよ家と宿がゲンのいい数字?100kmの縁で繋がっているという訳である。
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いつ来てもピカピカな部屋である。
こんな部屋に住んでみたいもの。あ、痛っ!!
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何だか妙に湯がヌルいのである。
「お湯がヌルいわね」
「???」
温度計を見たら34度だった。
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体温より低いじゃないか。前日まで暑かったからか。
さすがに下に降りてMさんに言いましたよ。
「Mさん、湯がぬるくね?」
「ぬるいですか?」
「34度しかない。体温より低いんだモン」
「ごめんなさい。昨日まで暑かったので・・・」
確かに昨日までは暑かった。南方に台風が発生している今日は曇り空。途中で雨も降ったのでそれほど暑くない。
しばらくしたら部屋の内線が鳴って・・・(初めて鳴った。これがもの凄く大きい着信音だった)
「お湯、出てますか?」
「そりゃ出てるよ」
お湯が出てる音は受話器を通してMさんに伝わった筈。
「私は湯がぬるいとは言ったが。お湯が出ないと言った覚えはないんだが・・・」
「だよね。アハハハ(笑)」
入りなおしたら37度になっていた。常温である。40度までいっちゃうと熱いからね。
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さらの木99の謎・・・なんてのを企画する気はないけど。
お湯のメカニズムが知りたい。
源泉は何処なのか?
どうやって引いているのか?
温度設定はどうなっているのか?
2階に汲み上げるメカニズムはどうなっているのか?
給湯をどうやって止めるのか?バルブを閉めたら空焚きにならないのか?
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しばらくして・・・。
「もう18時近くなった?」
「あと5分。もう下りちゃうか」
給湯が止まり、チョロチョロ注ぐ音が消えたら夕餉の合図だが。
「いいや下りちゃえ」
「大丈夫かな。まだ用意できてないってことない?」
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後姿がデカッ!!
18時になるのを待たずに食堂に押し入るジャン妻である。
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もう幾度となく載せてますが。ここから先は料理写真です。
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刺身盛り。サザエが付いて来た。
でも肝が無かったのだ。肝が大好きなジャン妻は哀しそうな表情に。
「肝がないぃぃぃぃぃ~」(ジャン妻)
Mさんが喰ってしまったんだろう。
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前菜で既に出されるステーキ。
イベリコ豚を焼いて巻いたもの。
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定番のサーモンタタキ。
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飛魚の青唐辛子を和えたナメロウのようなもの。
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クロミツの塩焼き。さすがに骨は食べられなかったけど。
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エビにパン粉を塗して焼いたもの。例によってアタマも尻尾も殻も全部平らげた。ジャン妻の分も。
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茄子味噌。これはごくフツー。
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和の肴が登場。春巻もある。あ、カボチャの揚げ煮がある。
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何故この段階で枝豆が出されるのかワカランけど。

WCから戻ったジャン妻が席に座るところ。
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接客中のMさんです。
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私にとってはデザート感覚の塩辛。Mさんの自家製。
「これがあればウエルカムスイーツや甘いデザートなんか要らないよ」
「アナタそれは暴言だよ」
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ここからは肉肉。ローストビーフ&ステーキ。
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「う~ん。アタシは肉が重くなってきた。食べる量減ったなぁ」(ジャン妻)
肉よりも付け合せの蕪スライスの方が美味しいと言う始末である。
食べる量も減ったが酒量も減った。ハートランドビール2本、白ワイン1本、正雪が3杯(部屋での寝酒含む)、前はこれに赤ワインフルボトルもう1本空けてたからね。
「次回からステーキでなくてローストビーフだけでいいかなぁ」
「私は両方無きゃヤダ」
「アナタは食べていいわよ」
「ローストビーフとステーキは欠かせないよ。デザート要らない」
「そういうことを言うもんじゃないのっ」
もう五十路過ぎたからね。飲む量、喰う量が減ってもおかしくない。Mさん交えてダイエット談義になったが、私は甘いものは避ける代わりに肉は喰いたいのだよ。
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そして部屋で二次会。
私はロールケーキのカステラだけ摘まんだ。カステラの上に塩辛を載せて喰ってやったよハッハッハッ(笑)。
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外は小雨。かすかに風も。
引戸を閉めて蟄居閉門のようにお籠りする。
注ぐ湯の音が優しく聞こえる。
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そして翌朝。。。
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カリカリに焼いたベーコン、カリカリに焼いた御殿場ソーセージ、濃厚なリゾットで大満足のモーニングですが。
最後に最大の難関、ヨーグルトデザートが登場した。
Mさんが「ヨーグルトは身体にいいんですよ」とおススメする。
前回は食べるの辞退した。甘味と酸味が共に苦手な私はデザート、ヨーグルト、フルーツとも苦手なのだが、「いらねーよ」と突っぱねた時のMさんの哀しそうな横顔を覚えてる。
今回はままよとばかり頂いたが、案の定私には酸っぱい。デザートの甘さとヨーグルトの酸味が合わさって何かの苦行のようになってしまった。
「うぇ~・・・」
「Mさん自家製なんだから食べなさい」(ジャン妻)
Mさん自家製だけあって乳酸菌パワーがキョーレツ。その日1日じゅう腸が張った~。帰宅してからビオスリー飲んだモン。
ビオスリーって乳酸菌(ラクトミン他)ですよ。ヨーグルト食べてビオスリー飲んでりゃ世話ないよね。(爆笑)
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いつもそうですが、伊豆高原は私のソソるものがないので、途中観光などせず真っ直ぐに帰宅して日常に戻ります。
宿から家まで僅か100kmでしかない。(土)は予約の難しい宿なのでその100kmが近くて遠かったのだが、現在の私は平日休めることで距離感を感じなくなった。
チェックアウト時、会計するジャン妻を残して私は先にくるまに荷物を積み込むのだが、その間にジャン妻は次の予約を取っている。
「何故さらにばかり行きたがる?」
経営者が同世代の女性だからとでも言えばいいものを、
「近いし。安らぐのよ」
という現実的な答えが返ってきた。
おそらく今年の訪宿回数は他の2宿を超えるでしょう。
さらは日常の生活圏内に含まれつつある。
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