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ラのロ [居酒屋]

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薄暮の羅漢町。旧中山道を西の境に四角く切った小さい町。
悪鬼羅刹のように禍々しい町名の由来は、北の境を東西に走る道路の向かいにある羅漢山正覚院法輪寺(ラカンサンショウカクインホウリンジ)に五百羅漢像が安置されているからきている。五百羅漢町だと長いので略して羅漢町。
平成24年春~1年間、私はこの街にいた。
住んでる頃に五百羅漢様を拝んだことはないけれど、そのお寺で夏祭りの笛太鼓の稽古をしているのを見たことがある。
その笛太鼓の音は部屋まで聞こえた。
住んでいたのは寿司屋の隣にある古いマンション。
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寿司屋の前の道を歩いて事務所に通っていたのと、寿司屋の隣にある駐車場に停めた社用車で上州各地の現場を廻ったのです。稀に寿司屋の客が停めてたりしたので、移動をお願いしたことがあるよ。
マンションの前にCafeがあって今は椿町に移転したが、そこの女性店主(うさこ)が言うには、
「小さい町だしぃ、住んでる人が少ないからぁ、夏祭りでお金が多く集まらないんだそうですよぉ」
あの頃は無かった場所にマンションが建設中だった。前は駐車場だった筈。確かこの後登場する〇郎さんも停めていた。
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もうすぐ18時、赤提灯に明かりが灯り、暖簾が出る頃合い。
毎日毎晩歩いていたマンション前の道沿いにあった名店だった。現在はワインバーになっている。
今はワインバー1.jpg今はワインバー2.jpg
ワインバーになる前、都落ち気分で塞いでいた私を「この街で生きよう」と一念発起させてくれた。その店は紆余曲折を経て、同じ町内の一画に移転、新規開業にこぎつけた。
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ラのロ??
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羅漢町のロ〇〇(かつての店名)か?
引戸を開ける。
「あれぇ、どうもぉ~」
〇郎さん、やや肥えたような。
旧中山道の一通で仮営業していた頃、サポートしていた男性がいた。
新しい店の香りがする。
内装は白が基調だが、正面の壁は黒で、前の店と同じ絵が掛かってる。
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カウンター10席、これで背後に小上がりがあれば前と同じですが、小上がりが無い代わりに2階があるらしい。ってことは前よりは席数が多くなった。
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いただいたのは、昆布〆、燻牛、春巻、牛タンいり芋サラダ
黒い台がクルクル回転しちゃうのは何故だ?
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春巻1.jpg
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あ、BGMが尺八に変わった。
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「今、高崎にはどれくらいのペースで?」
「そうですか出張ですか」
「奥様(ジャン妻のこと)お元気ですか?」
「お酒?燗にします?前は持ち込み自由だったからさぁ。ここではオーナーさんの顔を立ててロ〇〇カラーじゃまずいしさぁ」
〇郎さんとはまぁそんな当たり障りない会話ですね。カウンター席にいた同業者さん2名とは、ザブン、しんきち、高崎初の生ビール、どっかで見たような聞いたような語が飛び交ってました。
若い頃の勢いバナシや、移転前のロ〇〇の思い出話が出る辺りはトシをとったのかな。
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「元気そうで安心しました」
「〇郎さんお元気ですよ~」
「あっちこっちで心配されてるから」
並榎町のどっかの店で死亡説も出たからね。
「〇郎さん言ってましたよ。あのお客さん(私のこと)に〇〇喧嘩見られちゃったことがあるから恥ずかしいって」(サポートの男性)
「そりゃ私だけじゃないでしょ」
仲裁なんかするもんじゃないと思ったよ。あれで一線を超えてご近所さんになっちゃったんだから。
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私はカウンターの入口側にいたのですが、ふと外を見たら、月輪のママがゴロ看板を出してるとこではないか。
「あ、〇〇子さんだ」
「え?」
「〇〇さん」
「ああ、月輪のママね。顔出してあげてくださいよぉ」
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 [居酒屋]

平成24年以来上州と縁あって6年めで渋川市に1泊することになりました。
出立前、東京本社でひとりの取締役が私を冷やかした。
「渋川温泉?いいですねぇ」
「渋川温泉?」
「温泉入って、地酒飲んで・・・」
「・・・」
私はややムッとした。カオに出たかも知れない。バカヤロウ遊びに行くんじゃねぇやって言いたいけど相手は上役だから抑えたんですよ。
そんなん言われて知らない連中が聞いたら誤解するじゃねぇか。こっちは上役に宿泊許可を得ているのになんなんだいその言い草は。イヤミか。
「渋川に泊まるのは初めてですよ」
「いつもは高崎でしたっけ?」
「いつもはね。今回はそっち(渋川)の方が近いんで」
「・・・」
「道が凍らなけりゃいいのですが」
私にしてはムキにならずサラッと受け流しました。
温泉入って地酒飲んで~ってか?
そういうイロめがねで見られてるのがよくわかったよ。
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現場他で公用終えて日が暮れたら吹雪いちゃったんですよ。こりゃぁルートイン渋川へチェックインする前に夕食済ませた方がいいと判断。チェックインしてからだと外へ出たくなくなる。
ホテルの中にも居酒屋があるのですが、ルートインって渋川も泊まったことある安中も藤枝もメニューが殆ど同じで、その土地柄の郷土色はゼロといっていい。
この日は草の者6号が渋川駅まで送ってくれた。ホテルまで送りますと言われたのを固辞したんだけど、駅に着いたら雪が氷雨混じりになった。
駅の待合で、明るいうちに目ぼしをつけといた店に電話してみた。
若そうな男性が出てボソボソ淡々と応対してくれた。こちらはひとりである旨を伝えたら「営業しております」「カウンターでよければ」「ハイ」それだけ。あまり歓迎TALKではなかったのです。
バイトかコイツ?大丈夫かなこの店と思った。渋川駅前界隈をよく知らないし他に選択肢も無さそうなので、渋川市役所の東にあるこの店へ行ったのです。
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橙(ダイダイ?)
どこにもそういう色はないぞ。モノクロームか薄いベージュ色。
周囲真っ暗です。ここで営業成り立つのだろうか。
覗いてみたらグループ客が小上がりにいて快気炎。昼間の定食屋が夜になると創作料理ぽい肴をお出ししていますの趣がある。
若者向きのカジュアル酒場かと思って躊躇したのだが意を決して入りましたよ。引き戸を開けたら店の人がいなくて、引き戸を締める時に扉にくっついていた鈴がチャリチャリ鳴った。
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奥から若いママさんが出てきた。奥がサッシ扉で仕切られていてそこに厨房があるらしい。料理場とカウンター&客席が完全分離されているのである。
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おとおし3品。
両端の2品はたいしたことないが、真ん中の牛タタキは、ラのロや酒悦七で出されるような高級な牛肉、部分ではないけど。えっ!!と唸らせるものがあった。
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ポテサラが加わったところ。
ポテサラはやや甘く、ソースが添えられた。
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メニューはこんな感じ。
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メニュー1.jpg
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刺身や海産物は全くないです。潔いくらいです。
ホウ、昼も営ってるのか。
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「ええっと、和牛肉豆腐とベーコンとキノコのサラダ」
「サラダは量が多いので、ハーフになさいますか?」
丸顔の美人ママがそうススメてくれた。
ひとりだと食べられる量も限られてるのでハーフに。
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小上がりには若いグループ客が8人いて、年配の男性やスーツ&ネクタイのしっかりした人が2人いた。そっちには鶏の唐揚げ、大盛りのサラダ、パスタなんぞがバンバン出ている。やはりカジュアルの居酒屋でグループ向きかもしれない。
私はひとりでブスッとして飲んでいる。しばらく飲みながら携帯で草の者たちにメール指示を出していたら、時代遅れのブ厚いダウンを来た若い男性が私の前にいつの間にか立っていて、
「お待たせしましたベーコンとキノコのサラダです」
ボソボソと言った。ああ、この人がさっき電話で愛想がイマイチTALKの男性か。実はオーナーシェフだったのね。
愛想が無いのは奥で料理に徹底してドリンクと接客はママに任せているんだね。若夫婦で営っているのか。
ダウンを着ていたのは厨房が寒いのか寒がりなのか。シェフのカッコじゃなかったですけど。全くの普段着。
で、このサラダですが。
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単なるキノコ&野菜サラダではなかったのだ。キノコと一緒に炒めたベーコンとナッツがいい風味、味、アクセントになっている。これは美味いな~。
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自分の好きな具(ベーコン&ナッツ)だけ取り置きしてるのがわかりますか?
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生卵が添えられた和牛肉豆腐。
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出汁は和風。牛肉もこの手の料理としてはまぁまぁですが、私がこのトシで、シラタキって美味いんだな~と初めて思わせたのがこれ。
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ジャン妻はしらたきが大好きで、おでんにもすき焼き(滅多に出ない)にも必ずしらたきを入れたがるのだが、私はしらたきなんて牛肉やさつま揚げのボリュームを下げる邪魔者と思っていた。まず食べない。ジャマ、要らないと思ってた。だけどこれで概念が変わった。
後でジャン妻に「しらたきが結んであるんだよ」とこの店の仕事っぷりを誉めたつもりが「しらたきは普通そうよ」とあっさり返されてしまった。
「味が浸みてるし」
「普通そうなの」
「・・・」
「普段アタシがしらたき入れるとジャマだこんなの入れんなって言うから」
「次から入れていいよ」
いつ牛すきやきが出るかわからないけど。
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美味しいしらたきは都合3つ入っていた。
下から豆腐が出てきた。
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卵に溶いてみる。
ご飯が欲しいところだが。。。
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竹輪の磯辺揚げ。
揚げ加減は群馬八幡にやや軍配が挙がるけど。竹輪にやや下味が付いていた。
群馬八幡は1本の竹輪を真ん中で斜め切りにして揚げてるがこの店は4分割、小さく切って揚げてある。
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注文がひと段落して、ワイングラスを拭き拭きしてたママが手持無沙汰になったのか、伝票整理を始めた。
そのウチ、ガッチャン、ガッチャンと音が鳴り、こっち側のカウンターまで振動した。何事かと思ったらママが伝票に閉じ穴を開けているのです。
腕力が弱いのか上半身で全体重かけて上から押すように穴開けしている。
トントントン(伝票を揃える)、ガッチャン(穴を開ける)、パッチン(伝票を閉じる)、トントントン、ガッチヤン、パッチン。。。が数回繰り返されたのは、確定申告の時期だからだろうか。
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なるほど贅沢な素材じゃないけどいいものを出す店ですな。
調理場と完全分離しているので、雑然とした生活感が皆無なこと。
距離感があるようで、ママが客席にしっかり目を光らせていること。
BGMがAORでリラクゼーションできること。
「お休みは?」
「月曜です、あ、日曜も不定期で・・・」
「私は出張だから日曜には来れないな」
「あ、そうだったんですか」
「またいずれ・・・」
「ありがとうございました」
お若いのに秀逸な店ではある。
夜が21:00まで。若干早いのが呑兵衛の使い勝手としてはちと物足りない感がする。
http://daidai-web.net/
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これが高崎だったら2軒目3軒目とハシゴするのですが、何せ初めて泊まる町だし外は氷雨で風も吹いてるし、ホテルに入って何するわけでもなく早寝してしまったのです。
グガ~ッ!!
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克に何があったのか? [居酒屋]

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妙に空いてたんですよ。
静か過ぎるくらい。
湯煎をしようとしてふと気付いたら、2階、Japanese Bar KATSUへ上がる階段に、黄色い紙でデカデカと。
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①日本酒に興味のない方はお断りいたします。
②アルコールを飲めない方もご遠慮いただきます。
③ちまたで有名な人気酒だけを飲みたい方は1Fでどうぞ。
④辛口の酒が1番旨いと思っている方は店主と意見が合わないと思います。
⑤大きな声で談笑する方へはご注意申し上げます。
⑥香りの強い香水やコロンをおつけの方もお断りいたします。
⑦日本酒を楽しむ以外での目的でご利用されるお客様、特にカップル様はお断りする場合があります。
⑧2Fには日本酒メニューはありません。店主の独断でお酒を選ばせていただきます。おつまみもお任せです。
⑨大人数様(4名様以上)も10席しかないのでお受けできません。
⑩以上、偏屈で石頭の店主ですが、それでも良ければ是非お2Fへどうぞ!
※初めてのご来店、予約なしのお客様は、必ず1Fスタッフに確認をお願いいたします。

もう1枚あって、これは1階と2階の違いを明記してある。
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KATSUのご案内!
当店は1Fと2Fがあり、内容に大きな違いがあります。
2F JapaneseBarKATSU
★2Fは座席数10席のカウンタ^バーです。
★ゆったりのんびり静かに日本酒を楽しむスペースです。
★店主と日本酒談義ができます。
★日本酒の正しい知識が解ります。
★お料理もお腹に合わせてコースが選べます。
★じっくり日本酒を味わいたい方におすすめです。
★2Fは別紙にてご案内ございますご参照ください。
(別紙?ああ、黄色い紙ね。)

1F ChoinomiKATSU(ちょい呑み)
★1Fは座席数30席・立ち飲み15席程度のパブスタイルの純米酒BARです。
★おひとりでも団体でもお気軽に日本酒を楽しむスペースです。
★キャッシュオン制ですのでその都度お支払い、会計を待たずにお帰りになれます。
★呑みたい銘柄を探しながら自由に少量ずつ楽しむ方にはぴったりです。
★お燗酒もセルフでご自分のお好きな温度で楽しめます。
★おつまみもショーケースの中からお好みで選べます。
★1F2F用途に応じてご利用いただければ幸いです。
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1階を仕切る男性に黄色い紙を指しながら、「何ですこれ?何かあったの?」
「いや、何があった訳ではないのですが。思いきってこうした方がいいのかな~と」
とか何とか言っておったよ。
ってことは何かあったんだろうね。
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これについて私は賛否是非半々ぐらいです。総論賛成で各論でちょっとな~と思うのだ。
ひとつひとつ自身に当てはめて考えてみた。

>①日本酒に興味のない方はお断りいたします。
そんな訳ない。でもこれは2階のルールだから1階は日本酒が飲めなくてもいいのかな?

>②アルコールを飲めない方もご遠慮いただきます。
んな訳ない。でもこれも2階のルールだから1階は下戸でもいいのかな?

>③ちまたで有名な人気酒だけを飲みたい方は1Fでどうぞ。
巷で有名な人気酒?群馬泉が?
私はバカの一つ覚えで群馬泉か、無けりゃ巌辺りを飲んでるけど。
人気の有る無しではなく好きだから飲んでるのさ。

>④辛口の酒が1番旨いと思っている方は店主と意見が合わないと思います。
私は甘口嗜好かも知れない。食中酒なので酒も料理もお互いに邪魔し合わなければいいのです。そういう意味ではスペシャル純米大吟醸は殆ど飲まないです。

>⑤大きな声で談笑する方へはご注意申し上げます。
そういう輩ではないつもりだよ。

>⑥香りの強い香水やコロンをおつけの方もお断りいたします。
加齢だから多少は香水つけてます私。

>⑦日本酒を楽しむ以外での目的でご利用されるお客様、特にカップル様はお断りする場合があります。
他にどんな目的があるんだろう。オンナを口説く目的か?

>⑧2Fには日本酒メニューはありません。店主の独断でお酒を選ばせていただきます。おつまみもお任せです。
一度、利用したけど。確かに店主と会話が無かった気がするな。移転前に食べたチーズオムレツはできないの?とか日本酒に関係ない会話をしたような。
店主はママに聞いてはくれたんですよ。「できるか?」って。

>⑨大人数様(4名様以上)も10席しかないのでお受けできません。
大人数のヨイショ宴会が大嫌いで、会社の飲み会もろくすっぽ参加しない私には該当しないです。

>⑩以上、偏屈で石頭の店主ですが、それでも良ければ是非お2Fへどうぞ!
ええっと、確かに偏屈。(笑)
趣旨、主旨はわかる気もするけど。これだと静かに呑む日本酒マニアしか2階に行けないってことだよね。

もう1枚の紙に、「ゆったりのんびり静かに日本酒を楽しむスペースです」とあるから、そういう空気、雰囲気の店にする為に敢えてこうしたんでしょうね。
ただ、「店主と日本酒談義ができます」、「日本酒の正しい知識が解ります」、これはちょっと上から目線と言えなくもない。私も正直言って日本酒の正しい知識なんてないし、居酒屋=(イコール)1日の終わりで、今日1日を振り返り、自分の人生と向きあい、反省するべきところは反省し、リセットして明日への馬力に繋げる場所ですよ。
自分を主役にして、1日のドラマの締めのスタジオセットなんですよ。ロケじゃないからね。
日本酒談義だけでは趣味の範疇でしかない。本来の居酒屋はそれこそいろんなネタでの会話があっていいと思うのです。
BARなんかでも洋酒談義しないです。聞いてもチンプンカンプンなんだよね。
日本酒が飲めるのが絶対条件なのはわかりますが、日本酒嗜好(志向)の上級者しか受け入れないと言っているようなものだなぁ。
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巷ではイロのついたヘンなドリンクが氾濫している。若い者の日本酒離れが進んでいるからです。日本酒はオヤジのイメージがあって間違った偏見を持たれてる。熱燗なんか特にそう。
でも誰だって最初っから日本酒を呑める訳じゃない。今は日本酒が飲めなくても、若い者が日本酒を飲む、日本酒を飲む若者を育てる、克はそういう店であって欲しかったのだが。でないと日本酒が次世代へ、未来へと続かないと思うのです。
でもそれより先に、店主が求める店の雰囲気、目指すものを実現する為に敢えてこうしたんでしょうね。
私ですか?
私は日本酒を楽しみに来ているのではなく、ママの作るお惣菜目当てに来ているようなもの。
総じて料理の提供が遅い高崎の居酒屋たちの中で、この店はいちばん提供が早いですよ。そりゃお惣菜だからアタリマエだけど。
私がいる場所は1階の入って右、立ち飲みスペースだけです。いっつも空いてるのだ。
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「いつもの場所ですよね」
「うん。あまりあのスペースを使う人っていないの?」
「あまりいないんですよ」
「ええ、そうなのか。あまり来れないけどあのスペースなくさないでね」
言い置いて戻ったら上から店主が下りてきた。
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「あれ?」
「ああ、どうもです」
「いつもそこですね。群馬泉ですか?」
「そう群馬泉。ワンパターンなんです。ここだと誰にもジャマされず、自分のペースで飲めますから」
店主はフロア責任者と私を交互に見て、「焼きそば出した?」
私が焼きそば好きなのは周知らしい。
「ふた皿いただきました」
店主はニッコリ笑って上へ戻っていった。文章で書くとああなるけど、気さくな人なんですよ。
そのうち書かれたりして。「焼きそば目当ての方はお断りいたします」って。(笑)
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私はもう2階へ行くことはないだろうな。
日本酒談義って限定されちゃうとね。
私はあくまで③です。巷で有名な人気酒を飲みたい人なので、それと秀逸な焼きそばがあればいいや。
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今年の上州初呑み記事を今頃。。。 [居酒屋]

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横川行の電車が回送表示になっとるじゃないか。
私これに乗るんだけど。タルんどりゃせんかい。
車掌室からホームに出てきて上がろうとした車掌さんに言ったよ。
「これって回送なのか?」
「ああ、直しま~す」
車掌さんは戻ってガチャガチャ操作してた。普通、横川行になった。
車掌さんは何事も無かったように引き上げていく。今日はこれで上がりで、これから1杯ひっかけに行くに違いない。
私が誰何しなかったら間違った表示のまま横川方面へ発車したのだろうか。
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群馬八幡駅。
さして広くもない駐車場スペースに学生さん迎えのくるまが停車しまくっている。
自分とこの娘さんを乗せて車懸りの陣よろしく、次々と反転。闇に消えていく。
迎えのくるまがまだ来ない女子学生がいて寂しそうである。
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託児居酒屋に着いたとこ。
日によっては居酒屋の様相からズレまくり、託児所だと思っています。
でも今宵は珍しく私の背後の6人テーブル席を何処かの会社員さんが占拠している。あ、刺身の盛り合わせなんか出てる。そんなんできるんだ。
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山菜の天ぷら。フキノトウ、タラノメ、ウド。
春の山菜ぽいが、春はまだ先。
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竹輪も山菜もいずれも揚げ物、早っ!!
カリッと揚がってる。美味しい。
この店は自分の揚げ物が最初よりも、先客が何人かいてそっちに先に揚げ物(フライ、唐揚げ他)が出された後にオーダーした方がカラッと揚がってるなぁ。
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サザエなんぞをオーダーしてみた。ちゃんと肝も付いてます。
でもここは海無県だよ。サザエ君、君は何処から来たのだい?
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この店にはもっともっと大人の酔っ払いが来店して欲しいな。
もうちょっとメニューのバリエーションを増やしてもいいと思うのだ。フライ系とか、焼きそばとか、煮込みとか。炒め物とか。
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大将は喋り方がこの人に似てる。
昨夜、討死しちゃったけど。
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今日は淡々とUPしましたが。
何のネタか忘れましたが、大将にこう言われたんです。
「それってBlogに載せたら効果あるじゃないですかね」
!!!
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2軒目で某惑星さんに連絡しましたよ。
大将にこう言われた。バレとるかもって。
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どんた久 [居酒屋]

これは改装前のどんた久。
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出典はhttp://www.hometown-s.com/shop/?k=22006060
今は居酒屋以上の風格で、店構えも内装も出されるものも値段も割烹といっていい。
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今日は空いていた。
カウンターガラ空き。私だけ。
奥座敷からも嬌声が聞こえない。
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焼津なのでさすがにマグロは美味しいですよ。
この日、もうひとつのウリであるカツオは無かった。ヒラメ、ムツ、キンメダイのような白身系はあまり見ない。
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イカのエンペラじゃないです。マグロを串に刺して焼いたネギマ焼き。
塩麹を塗ってあるのか、甘い醬油タレを薄く塗ってあるのか、味が浸みてかなり美味しいです。
マグロチーズ焼き(マグロカツにチーズを載せてオーブンで焼いた二度手間料理)と並んで私のイチオシ。
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フグの柿の種揚げ。
どんなものか聞いたら「柿の種を細かく砕いてそれを塗して揚げるんです」
目の前に水槽があって、そこに私のインプラントメンテナンスを担当する女性衛生士さんのカオによく似た可愛らしいフグちゃんが泳いでたから、もしかしてこの子が捌かれちゃうのかなと躊躇したのだが。そうはならなかった。
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オモシロイ揚げ物だが、フグの白身の味わいが柿の種の香りに負けちゃってるな~。
これは別にフグでなくてもいいかも。海老フライの方が合うのではないか。殆どスナック感覚です。
そういえば今年になってからジャン妻は家で揚げものをしてくれなくなった。
会社でその辺で売ってるお惣菜の弁当ばかり食べてるからですよ。ああいう弁当には必ず揚げ物、エビフライとか鶏の唐揚げとか入ってるからね。
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豚の角煮。何気に肉料理も美味しいのですこの店。和牛ヒレとか。
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ポテトサラダ。「ポテとサラダはサラダか糖質か?」なんていう健康啓発のポスターをJR東日本の車内で見たけど。
ポテサラの何処かいけないんですかい?
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締めに鉄火丼。
赤身、トロ、ヅケ、生姜、コテコテのマグロ丼です。
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ここでは店側とは殆ど会話をしない。
黙~って、静かに、飲んで、食べて。
ため息ついて、目をつむって。
時折、TVのくだらないワイドショーに視線がいったり。
それでも帰りがけにちょっとだけ店主、若旦那と会話した。
「今日は何処にお泊りですか?」
「島田です」
「しまだ?いつもそうでしたっけ?」
「これまでは殆ど藤枝で島田は初めて。人が歩いてないですね。まだ藤枝の方が人が歩いてる」
「ウチ(焼津)も似たようなもんです。出張で?」
「ええ。でも今年になって今日で静岡3回目なんですよ」
「えぇ?3回も来られてたんですか?」
「うち2回は日帰りですよ。帰って来いって」
「今はもう静岡だと日帰りですよねぇ。東京から新幹線ですぐですから。便利になったんでしょうけど・・・」
実は上役から私に釘を刺されたというか、そういう風な言い方をされたのです。「〇〇さん(私のこと)は群馬って出張扱いにしてます?」と質問された。
私はこう答えている。
「最近はしてないです。今年になってから・・・の時、出張扱いでない代わりに宿泊費だけ申請しましたけど」
この会話は群馬の場合だが、静岡も微妙です。東京神奈川の社員が前泊して(前日入り)当日の朝いちばんで現場に入る応援勤務は出張扱いになるが、東京本社の社員は群馬は出張扱いでなくなった。駿州と遠州もそういう傾向にある。
東京本社の連中が上州げ行く時は社用車です。新幹線やJR使ってるのは私だけで、東京から高崎や静岡までだと1時間か2時間で着いてしまうのです。
「2人3人の時は、なるべく社用車で行ってください」みたいな雰囲気はあるね。または、「2人で行くのを1人で行ってできないのですか?」とか。
私は前述の上役から、「それって現地の社員でできないのですか?」と言われたこともある。現地の社員とは草の者7号のことだが、7号の現場でちと奇禍があり、本人が動けなくなってしまったのだ。上役には「4月までに体制整えるからそれまでは・・・」猶予を貰った。
ジャン妻は私が社用車で出張するのをあまり好まない。やはり心配らしい。
「でも静岡駅に停まる新幹線って意外と少ないのですよ」
「ひかり、こだま、ですよね。のぞみって停まるんでしたっけ?」(店主)
「ええっと・・・」
私は言葉に詰まった。よくわからないのです。
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「またお仕事作ってお出でください」
「ハイ・・・。こっちの現場で何か問題が起きればいいんですけどね」
「笑」
やれやれ。またしても静岡県で浮気をしてしまったか。
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後日譚 報告会とOB会 [居酒屋]

一昨日「スピンオフ」
昨日の記事「卒業前」
そして今日の記事と3部作構成になっています。
お店の紹介でなく私のプライベートダイアリーであり、カテゴリも人間ドラマの意味合いが強いですがもう少々お付き合い願います。
一昨日の記事、Kさんバージョンの翌日です。前にKさんが5年もいたこの店へ。
事後報告もあったのでわざと遅い時間に、お客が引く頃合いに行きました。
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「前から失礼します~。ワカサギの春巻でぇす」
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見て吹き出した。ワカサギが布団にくるまって寝てる。
何か意味あんのかなこれ?ワカサギはそのままフライか天ぷらでいいんじゃないか?
春巻の具はエビ、野菜でないと。
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メジマグロ。
「メジってマグロの子供でしょ?子供のウチに獲っちゃっていいのかなぁ」(ジャン妻)
珍しいねジャン妻がそういう観点で言うのは。
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桜海老と白海老のポテサラ。揚げた海老を載せてある。かき揚げとのコラボといっていい。
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海老入り蓮根万頭のしぐれ揚げだし。これと似たようなのがKさんバージョンの夜も出たな。(※)
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この日のダイヒット!!タルタルチキン南蛮載せ地尾揚げ。
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栃尾揚げがピザ生地か、パン生地の替わりで、粗くミンチにした鶏肉にタルタルソースを塗して焼いた逸品。
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「美味いよこれ。チーズバーガーみたいだな」
「ですよね」(ニンマリする店主)
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聖護院大根のふろふき鶏味噌かけ
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聖護院大根って京野菜です。
「ダシも飲んでね」(ママ)
薄味のダシが美味しい。京野菜京野菜ってブランド主張がなんだか鼻に着くな。ダシが美味しいんだから普通の大根でいいよ。
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お客が引いた頃合いで以下ダラダラと長い会話が続きます。
「鎌倉のお店、Kのバージョンに行かれたんでしょ」(ママ)
「行ったよ」
この店に5年いた卒業生が気になるようで。
「で、どうだった?」
「いやもうヒヤヒヤの連続でさ。若奥さんは商売慣れしてないし、最後の方になってやっと生ビールを注ぐのに慣れてきた感じ。若奥さんは握力が弱いのか四合瓶の栓も開けられないから私が自分で開けようと思って『こっち貸せよ』って言ったもん」
「若奥さんも手伝ってたんだ・・・」
「初々しかったけどね」
ママは、アタシはもう初々しくないのかという表情をした。
「この店で一度お会いしてるのに『初めまして主人がお世話になってます』って丁寧に言われた」(ジャン妻)
「前の店で一度会っとるぞって言ったら、ビクン!!って小動物のように反応してた。これからお客に鍛えられて覚えていくんじゃないか。・・・で、そっちにも声掛かったんでしょ?」
「声掛けてくれたんだけど行けなかったの」(ママ)
「どうせゴルフだろ・・・」
(店主が慌てたように)「いやいやいやゴルフじゃないです。そんな毎週毎週いけないですよぉ」(店主)
毎週行ってるクセに。そんなに儲かってんのかこの店は。その日はママが1日中用事があって、夜に鎌倉は間に合わなかったそうで。
「ゴルフじゃないんだ」
「ゴルフじゃないですっ」
「お見えになるなら俺らと相席でもいいって言ったんだぜ。そっか、俺らと相席がイヤだったんだな(ニヤニヤ)」
「そ、そんなことないわよっ」
相席になっていよいよカウンターを挟んでお店とお客の関係が崩れるかと思ったんだがね。
「え?相席?ッテーブル席もあるの?」
「1席だけね。そこにお身内の方が来てたね。私らのことを前の店(この店のこと)のご常連さんでって紹介してたし」(ジャン妻)
「ウチの店のこと聞かれた?」(ママ)
「聞かれた聞かれた」
「で、何で応えたの?」
「高ぇ店でさぁ~、唯でさえ(土)(日)(祭)休みなのに他もよく休むしさぁ~って」
「ちょっ!ちょっとっ!で、お料理はどんなのが出たの?」
「お任せかかと思って行ったら10品ぐらいのアラカルトだったよ。おとおし、ポテサラはこの店そのまんまだったね。さっき出た蓮根万頭っぽいのも出たし」
「あ、あれは彼のオリジナルなのよ」(※)
「そうなんだ。前の店で揚げ物ばかりやってたって他のお客に言っとったですよ。隣の客がさつま揚げが美味しいっていうから『フワフワでしょ?』って聞いたらそうだって。『そりゃ前の店のメニューですよ』って言いかけて止めた。如何にも自分のオリジナルですのように得意満面で出してたな~」
「お酒、町田とか黒牛とか出ませんでしたか?」(店主)
「出た。両方とも」
「〇〇さん(私らのこと)がお見えになるから仕入れたんでしょうね」
そうだったのか。もしかしてこの店から仕入れたのかな。
「でも彼、あの店も辞めて他へ移るんだって」(ジャン妻)
「らしいですね。自分もそれは聞いたんですけど。次のお店の名前ご存じですか?」(店主)
「確か・・・●●●とか何とか・・・。検索したら出てくるよ」
店主はスマホで検索してちょっとオドロイてた。
「これって居酒屋じゃないんじゃないですかね?」
「今は居酒屋じゃないらしい。夜も営ってるのかどうか」
「行ったことあります?」
「ない。あるわけない。私なんかの行く店じゃない」
「でも行かれますよね?」
「多分ね。いずれ任されるんだろうね」
「そのお店何処なの?」(ママ)
「同じ鎌倉市内ですよ。どうしてもあの場所に拘るらしいな。もしかして彼って頑固じゃない?」
「アイツめっちゃ頑固なんですよ~」
「そう頑固なの。でも・・・そうか。彼頑張ってるんだ・・・」(ママ)
ママは目頭を押さえた。
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お品書き1.jpg
この日は月曜です。月曜朝イチでジャン妻の大きいヤマその1が終了。気の小さい〇長にデータ送信、提出して打ち上げと相成った次第。
前週末に「河より低いBAR」で取り敢えず目処がついての仮打ち上げ会済みなのですが、仮(前)打ち上げ、本打ち上げ、後打ち上げ、何回でも打ち上げ会で外に繰り出す辺りはまるで高崎BARのようであります。
この日も混雑でカウンター2席をかろうじて押さえることができたのですが、何で月曜にこのクラスの店がこんなに混むのかワカラン。私らの予約席の隣に話題のKさんご夫婦がきていたのに仰天。
「来るの知ってたんじゃないの?」(ママ)
「う~ん、聞いたような聞いてないような」
「自分たち今日行くって言いましたよ」(Kさん)
「そうだったかな」
聞いたような気もするが。
「だから今日予約したのかと思ったの。お昼に奥様(ジャン妻)がランチでお見えになって、夜にKが来るわよって言いたくて言いたくて言いたいのをガマンしたのよぉ」
「言いたいのを我慢するって苦痛でしょ」
「うん。辛かった。ビックリさせようと思って言うのガマンしたのよぉ」
言いたいことをガマンするなんて似合わないけどなこのママは。
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牛バラ1.jpg
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この栃尾揚げネタはイマイチだったな。
マカロニ?ペンネ?揚げと分離しちゃってるのよ。
何でもかんでも栃尾揚げに載せりゃぁいいってモンじゃないよ。
これはイマイチ.jpg
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タケノコと蒸アワビの塩炒めと銘打ってますが。
何処にアワビという高級食材があるのかな?
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あ、隅っこの方にあった。
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「今の店いつまで?」
「今月の〇〇日で終了です」(Kさん)
「ああそう。で、それからママ(おおはまさん)はひとりで営るのかな?」
「久しぶりにひとりで営ろうかな~って言ってました」
「これまで二人体制に慣れたのがひとりになるとキツいよ。ふたりいた方がよくない?」(ジャン妻)
「土曜はもうひとりいるんですけどね」
ママの素姓や素顔も初めて聞いた。プライベートな事情で中央線沿線から鎌倉に移って来たこと、普段は無表情だがお店の終盤に常連さんだけになると意外と朗らかで別人のようになるという。
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「普段は人造人間みたいな表情と動きしてるのに」
「酔うとオモシロいですよ。一度遅い時間に来られてママのそういうのを見たらどうですか?」
「見てみたい気もするが」
あのレプリカントのようなママのイメージを崩したくない気もする。
「厳しくて優しい方でした」
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次ステージの話題も少し。
「検索してみたけど、今度の店は居酒屋じゃないのではないかい?」
「今はそうですね。夜も不定期で」
いずれは夜の部分を任されるらしいが、その店はランチの値段が高く、都内のビジネス街の値段に比べて2倍か2.5倍くらいの価格設定だった。そういう場所、地域価格設定らしい。
若奥さんから「何か粗相が無かったですか?至らない点は無かったですか?」と聞かれたが、まぁ粗相だらけだったよ。あの夜はシンパの集いだったから救われたけど一見だとああはいかないよ。
今宵はOB会の側面もあるしカウンターでそういう反省会をするのも野暮なので3月中に一度、一席設けることになりました。
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予約が超難しいこの店、昨年10月から半年で7回も行けたのは彼、Kさんのツテがあったからだが、余所者の私にとっては奇跡だった。あの街で飲んだのも初めてだし。
でもママひとりになって足が向くかどうか。ママひとりになってしまうと気を遣わざるを得ない。客が店に気を遣うってどうなの?と思わないでもないし。
料理人ってタイヘンなんですね。私はカウンターのこっち側の人間でよかった。喰って飲んで笑って文句言ってりゃいいんだからね。(笑)
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文字の羅列 卒業前 [居酒屋]

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今宵も満席です。
プラス、補助席1席も稼働された。
この店で修業中の彼(Kさん)のツテで初めて来た時は私は予定外の客だったらしく、1時間限定でこの補助椅子に座ったなぁ。
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外が寒いのでおとおしも熱々です。中華風スープ。
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小鉢の数々その壱
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きたあかりのポテサラ
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大好きな揚げ蓮根南蛮浸生姜風
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厚揚げピーマン豚肉味噌炒め
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小鉢の数々その弐
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蕗と油揚げの含め煮
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焼き豆腐すき焼き風
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(実家では絶対食べない)カボチャとチーズとナッツのサラダ
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そして刺身盛り!!
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キンメ、メジナ、太刀魚、ヒラメ、シメサバ、真アジ、タコ、コウイカ
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この店はカワハギの肝和えは単品でそれ以外の刺身は「1枚からお切りします」
それがついに私に出されました。2枚ずつです。
「お刺身、初めてですよね」
普段は獅子奮迅であまり愛嬌のない店主だが、珍しく話しかけてきた。
「初めてですよ」
「最初はカワハギでしたものね」
彼のツテで初めて入った時にカワハギをいただいた。
だけどそれって10月末ですよ。よう覚えておるな~。
ツマも手造り。胡瓜も混ざっている。
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ポン酢と、醬油は仕切られた小皿。
山葵と生姜が混ざらないような気遣い。もみじおろしも。
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生源酒.jpg
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「彼、日曜どうでしたか」
「まぁ見ててハラハラの連続で・・・」
店主は哄笑、Kさんはアタマを掻いてたが、
「昨夜、前の店にも行ってそこでも、彼どうだった?って根堀り葉堀り聞かれて。聞かれたらその通り応えるしかないじゃないですか」
「昨日(前の店に)行かれたのですか~」
「行った。ウチで出すものと同じじゃんって言ってたよ」
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Kさんがこの店を去った後、どうやって店に入り込もうかと考えたりする。1人で営ってる時は電話しても音声が流れたりするらしい。
また一人に戻るのだろうか。2人はいた方がいいと思うのだが。
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次のKさんの店も鎌倉市内の何処からしい。
東京に通勤して、住んでる横浜を素通りして、鎌倉へ飲みに行く輩なんかいないと反対したのだが、私自身がそうなってしまいそう。
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スピンオフ [居酒屋]

この店を卒業した彼が。。。
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この店で修業して。。。
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今宵限定、彼だけの料理バージョンで営業します。
私らにも「どうですか?」と声かけて下さったので「行くから」と即答した。
完全予約制です。普段いる女性店主はお休み。
せめて貸切にしたら?.jpg
何?本日定休日の貼り紙?
でも店内には灯が点いてるじゃないか。
「せめて本日貸切にすればいいのにねぇ」(ジャン妻)
「もしくは本日はご予約のお客で満席ですとかね」
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「今日はお任せ?」
「10品ほどご用意していますので、その中からアラカルトになります」
「まさか前の店のメニューが出るんじゃないだろうな」
「今のお店のお客様の為に、何品かは・・・」
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彼(Kさん)と若奥さんの2人で切り盛りしていました。
「〇〇さん(前の店の店主とママ)たちは来ないのか?」
「声掛けたんですが、どうしても都合が悪いそうで」
「ゴルフだな」
「おそらく・・・」
「さては俺らと相席がイヤだったんだろ」
「そ、そんなことはないと思いますよ」
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何処かで見たような.jpg
「このおとおしはどっかで見たことあるな~」
「・・・」(ジャン妻)
「前の店だろ」
「そういうこと言わないのっ」
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「このポテサラも喰ったことあるな~」
「・・・」
「おそらくこの薩摩揚げも・・・」
「止めなさいっ」
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「〇〇さん(私のこと)ってあまりお刺身を召し上がらないようですが、キンメのいいのが入ったんですけど」
私らが刺身を喰わない訳ないのだが。創作料理の酒場ではそっち優先で刺身に嗜好が湧かないだけですよ。
キンメ.jpg
ホウボウ.jpg
私はあくまでカウンターのこっち側の人間なので、カウンターの向こう側の料理人の世界をよく知らないですが、料理人が一か所にず~っといるのではなく、あちこちの店で研鑚・修養する人種なのは理解できます。
その先にはいずれ自分の店を持つという目標がある。
だから彼が都内の店を辞めたのも見送った。
辞める時、彼が将来自分の店を持つ候補地に鎌倉を選んだのには、あくまで個人の意見として反対した。鎌倉は観光地で昼間は人がいるけど夜に飲むところじゃないと思うよって。
東京都に通勤して仕事あがりに「さぁ鎌倉へ飲みに行くかぁ」って輩を見たことない。地元にいたってそういう人は見たことない。私だっていいとこ大船か藤沢までだし。
この日私の隣にいた地元にお住まいの方は「鎌倉はいろんな人が来るけど、皆、他から来る人だから」って。そういう人は観光地目的で来るからその時だけしかいない。イコール税金を払わないというのである。(消費税くらいか。)
でも彼が次の候補地や修行の場どころか、この地に転居までしちゃったのには驚いた。背水の陣という訳でもなく単に超がつくほどの頑固らしい。
この日の翌日に前の店に行ったら店主とママから案の定「彼どうだった?」といろいろ聞かれたので全部喋っちゃったんだけど。
「アイツ頑固なんですよ。一度こうだと決めたら譲らないんです」(前の店の店主)
「私が黒板に書いたメニューの文字でも、いや、その字はこうですって言い張るの」(前の店ノママ)
「その字じゃないだろこうだろって言っても、いや、これでいいんですって」
その頑固さを尊重するしかないじゃないか。
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メンチカ1.jpg
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これはアジの骨煎。おそらく昨夜、今日はお休みの店主がブラ下げたんだろうけど。私が「1枚揚げてくれ」ってお願いしたのです。
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もしかしたら干してあったアジは彼の裁量が及ばない材料かな。
「あとで1枚足りないわよって気付くかもね」
「大丈夫ですよ」
「そうかぁ。じゃぁ猫がさらってったか、うっかり揚げ油の中に落としちゃったってことにしといてくれ」
メニューに無いこの骨煎が幾らで勘定されたのか知らない。
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彼が料理するのを久々に見た気がする。この店で前の店とほぼ同じ料理を喰らうのにちょっと違和感があったがまぁ料理の腕は衰えてなかったよ。最近は店主のサブだからね。
でも今宵のお客はこの店の常連さんの中から彼が選んだんだと思う。私らもそう。
皆が彼のファン?なので優しい訳ですよ。決して早くはなかったし、オーダーオチも笑って許してくれたでしょう。
愛されてるのはいいけどお客に甘えちゃイカンですよ。
町田と黒牛1.jpg
町田と黒牛2.jpg
私らはきっかり2時間で出ました。出る時「これからも彼をよろしくお願いします」と余計なことを言ってしまった。
彼はもうすぐ今いる店も去ることになる。この記事をUPした今日はもう去っているかも知れない。
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彼は次のステージもこの地の何処かと決めていて場所も聞いた。都内から鎌倉へ、カウンターの垣根を越えていつの間にかサポーターになりそうである。
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上大岡の安兵衛 [居酒屋]

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薄暮のザキ。
右手にそびえるワシントンホテル。
この先にあるブルーライン伊勢佐木長者町駅から上大岡へ向かいます。
ですが、今宵行くのはこの店ではない。
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今日は浮気をするのです。

今宵ジャン妻は、多忙な中を割いて部署のおエラいさんを囲む会(囲んでボコボコにする会?)だといふ。
私はそのお偉いさんを知っている。上州に来られた時、この店にお連れした。
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閉店しちゃったけど。
その方はジャン妻とこの店に来て、ママの尖った言い方に「何だあの言い方は?」とオカンムリ。ジャン妻は申し訳なさに赤面したそうである。
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「今日は上大岡?」(ジャン妻)
「だけど他に行くつもり」
「新しく開拓しといてよ。おおはま(鎌倉)みたいに静かで落ち着いて美味しい店」
そう簡単にいくか。今宵行くのは大衆酒場だよ。
上大岡で下車する30分前、17:30に電話で申し入れてあります。
「カウンター席ある?」「ございます」1席お願いした。「わかりました一応お名前を・・・」対応したのは後で登場するフロアマネージャー格の男性(どうも店長らしい)で、声が大きくてお喋りで、放っといたら誰かが制止しない限りいつまででも喋ってるマシンガントークなのを後で知る。
電話の向こう側はやや喧噪状態だった。早い時間帯から数人グループ客がいるらしい。
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上大岡の改札を出ていつもは左に行くのだが今日は右へ。
坂を下って弘明寺方面へ歩くとすぐ見つかる。
見つかるのだが。。。
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何だこの造りは?
居酒屋、BAR、スナックの複合テナントビル。1階正面と階段を昇って2階、どちらの暖簾を潜ればいいのだ?
私は30分前どちらの店に電話したんだろうか?
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1階の暖簾を潜って引戸を開ける。
「さっき電話した〇〇だが。。。」
「ハイ〇〇さんお待ちしておりましたカウンター何処でも右でも左でも真ん中でも」
迎えたフロアマネの男性(店長か?)は早口で息継ぎせずに一気に言い切った。いきなり早口の速射砲を浴びた私はポカンと呆気にとられ、そのまんま真ん中の席、炉端のド真ん前に座った。
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「焼きそばと・・・タルタル揚げ」
「焼きそばいくとき言ってくださいすぐやりますので」
これは焼きそばを締めと勘違いしているな。
「締めじゃない。もうやっていいよ」
「なるべく遅くですね」
「いやいや、今すぐやっていいよ」
「え!!!」
「・・・」
「今すぐ作っちゃってよろしいですか?」
私はビールを指した。これと合わせるという意味で伝わったらしい。
「わかりました焼きそばとタルタル入ります」
タルタルとはこの店のイチオシ、鳥の唐揚げ・・・ともちょっと違っていて、鶏肉をブツ切りにして唐揚げにしいているのではなく、小さい鶏肉を1枚揚げて、それをチキンカツのように切り、それに自家製のタルタルをまぶしてあるもの。チキン南蛮といっていい。
せっかく炉端焼きの前に座ったので、繋ぎに焼き鳥を3本オーダーした。
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焼き鳥はよ~く焼くタイプです。
懐かしい味、食感である。若造の頃に初めてどっかで食べた焼き鳥はこういうものだった。
でもちと焼き過ぎですね。
18:00前に着座して、もも肉が焼きあがったのが18:06。。。
アスパラベーコンが焼きあがったのが18:08。。。
ネギマが焼きあがったのが18:13。。。
10分以上も焼かなきゃいかんのかなぁ。これが普通なのだろうか。
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ネギマ焼き過ぎ.jpg

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やわらか~い鶏肉です。タルッタルソースもまぁまぁ。
刻んだ茹で玉子も入ってるから自家製ですね。
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タルタルが揚がる前、焼きそばが来る前、多少の余裕ができたらしいフロアマネ(店長?)は、今日のバイト君たちの教育指導にかかっている。
それすら声が大きい。早口でまくし立ててる。
「何時頃に来る〇〇さんて方はよく食べるワよく飲むワ賑やかに喋るワ。明るい方なんでこっちも気合入れていくからそのつもりで・・・」
バイト君に訓示しているというよりも、これから来る客の特徴や噂バナシを今いる客に聞こえるように話してどーすんだよ。
バイト君への訓示がまだ続く。
「今日は〇〇日で今は落ち着いているけど18時半頃からご予約のお客様が一気にドドド~ッと来るからあーだーこーだどうこどうこう・・・」
これから混むのはわかった。予約のグループ客が次々と私の背後の入口扉を開けて入っては奥のテーブル席や2階へ誘われている。2階はグループ客か宴会用らしい。
だんだん混んで来た。フロアマネ(店長?)は既に快気炎を挙げているテーブル席へ厚焼き卵か鳥の唐揚げか1品2品持っていき、そこでグループ客に交じって飲み仲間のように声高に喋くりだした。TALKが止まらないの。バラエティ番組の司会かコメンテーターのようである。
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対象的に私の真ん前にいる焼き場のオヤジさんは、
か・も・く。(寡黙)です。
ベラベラ喋らない。
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焼き場は正面なので入り口を向いているんです。フロアマネ(店長?)がテーブル席でお客さんとくっ喋ってばかりいるから焼き場のオヤジさんがご新規のお客さんに気が付き、
「いらっしゃい。ご新規さん」
静かな声だけど喧噪な店内にオヤジさんの声だけよく通るのだ。するとフロアマネ(店長?)がお客さんとの会話(というか、ひとりで一方的に喋っている)を突然バサッと打ち切り「ハァイご新規さまぁお待ちしておりましたぁ」と大絶叫するんです。
今まで話をしていたグループ客にしてみりゃそれまで声高に喋ってた彼が突然入口に向かって大声を上げるもんだからその声にオドロく始末。
そしてフロアマネ(多分、店長?)は店内を早歩きしだした。
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焼きそばが登場。
カツオ、青海苔がドッサリ。
私はカツオも青海苔も要らないんだけど。炭水化物とソースだけでいいんだけど。
引っくり返した。ラーメン二郎系でいう天地返し。具を先に摘まんで炭水化物だけのスタイルにしてみる。
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お、重い。重たい焼きそばである。超ヘビー級で粘度が強いのです。
でも悪くない。大衆中華ではなく居酒屋の焼きそばです。
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ここで腹もクチたのだが、さて、燗酒と軽い肴で落ち着こうと。フロアマネ(何度も書きますが店長かもです)を探したら、ま~たどっかのグループ客とくっ喋っている。
私は正面、焼き場のオヤジさんに、「ナメロウ。。。」
「ハイ。ナメロウですね」
オヤジさんは一歩か二歩下がって、お裏方?焼き場の背後から厨房に通じているのか?そこに向かって「カウンターさんナメロウ。。。」と静かに注文を通した。
私は炉端焼きの前にいる。店の右奥が見えないのですが、どうもこの店は凹という漢字の窪んだ部分に焼き場、調理場があって、凹の白い部分にカウンター、テーブル席がグルリと配置されているようです。
ナメロウを運んできたのはいつの間にか客席でのお喋りを打ち切ったフロアマネ(おそらく店長)で、私のところへ持って来て、
「あれっ?」
いつナメロウ頼まれました?という表情である。
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ナメロウ2.jpg
「忙しそうだからこっち(前のオヤジさん)に頼んだんだよ」
「あ、あ、あ、そうだったんですねぇ。ありがとうございますぅ」
もうちょっと静かに話せんのか。
「ナメロウには骨煎餅が付いてきますので」
ホウ。それはいいね。骨煎大好きですよ。素材を全部余さず使う辺りは高評価。
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カウンターに2人客、ペアがご新規で入って来た。
フロアマネ店長はその2人が前に見えたことがるか一生懸命思い出そうとしている。前に見えられた時の服装だの髪型だのって。そのウチ思い出して閃いたか、手を叩いて、
「でしたよねぇ、お見えになってますよねぇ」
久闊を温め合うというか、ひとりで勝手に納得してるだけなんだけどね。
そこへ注文が入る。またドタドタ早歩きしていく。この店は動線が悪く、さっきから騒いでいるフロアマネ店長が私の背後をドタドタ早歩き、地響きを立てながら客席との往復運動が何回繰り返されたことか。それも中生ジョッキを4つか6つ持ってですよ。
馴染のお客と大きい声でくっ喋ってるが、どっかから注文が入ると即座に会話を打ち切って「ハァーイ今行きますぅ~」ひと声叫んでまた私の背後をドタドタドタ。
何を脱兎の如く走ってるんだ。そのウチ転ぶぞ。段差だってあるんだし。客がこぼしたビールに足滑らしたりしないか。
一生懸命なのはわかったよ。だがこの赤貝を見てくださいよ。
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ドタドタ走って持って来たら貝の身が端っこに転がっちゃったんですよ。身が離れ離れになっちゃったの。
落っことしたらどーすんだって。
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2本で「お勘定」
焼き場の寡黙な旦那がボソッと「カウンターさんお会計・・・」
レジ前に立ったフロアマネ(店長と確信)は肩でゼェゼェ息してやがる。
「いつもそうやって走り回ってんのか?」
「そうなんです(ゼェゼェ)。お客様(私のこと)がお見えになられた頃は空いてたんですが・・・(ゼェ)・・・急にご予約のお客さま他でドドドッと一気に立て混んじゃって」
その為の予約だろうがよ。客のせいじゃないの。アナタの動きが悪いの。
「ですがお客様(私のこと)からお電話いただいた早い時間帯でしたらお電話無しでお席ご用意できますので」
「ああそう。だけど間違って2階に行っちゃったらどうなるんだ?」
「2階はですね。座敷なので団体様用なんです。おひとりで入られてもすぐここ(1階)に・・・」
・・・で私は遮り、(私は人の話を途中で遮ったりしないのだが)
「ここに下ろされるってか?」
「ハイお一人様はここ(1階)ですね」
「走り回って怪我しねぇようにな」
「ハ・・・ハイっ。ありがとうございますぅ」
深々頭下げられた。焼き場の旦那もニヤッと笑ってた。
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店を出て振り返る。
彼ら4人は満席で入れなかったらしい。
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決してバカ美味じゃないけど焼き鳥もあるし、水槽にアジが泳いでるし、4種類のピザ、餅チーズ焼、ナスチーズ焼、他、侮れない創作メニューも散見されたが、グループ向きですな。
焼き鳥はちょっとね。不味いんじゃないです。学生の頃に初めて食べた焼き鳥の味と食感だった。懐かしさを感じた。
だが私の舌が奢ってしまったんですね。同じ上大岡だし。
やはり焼き鳥は専門店の方がいいのかなぁ。
大衆酒場の焼き鳥はあくまでグランドメニューの中の一端に過ぎないのかも。
一生懸命なのはわかった。だけど店側が走ってたらそれを見てるお客は注文し難いし落ち着かないよ。突っ込みどころ満載のオモシロい店である。
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アド街放映後に異変が。。。 [居酒屋]

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この店もTVに出たんですよ。
今年になってすぐです。1月17日(土)にアド街の鎌倉・大船で。
私は放映された後で知ったの。それを観たある人が「あの串焼きは何ですか?」って。
さてはあのアヤしい会計、1本幾らするかさっぱりわからないサーロイン串焼が紹介されたんだなってわかった。
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私は2月12日の午前10:30からの再放送で観ました。店名の由来、マスターの本名、串焼が乗せられる木材アート皿がマスターの手作りだったことを初めて知った。
串焼が1本200円からだってことも。200円ってどれさ?あのサーロインが幾らなのかは結局わからずじまいだったが、番組では松坂牛って言ってたような。
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だが。。。
放映後、ジャン妻ともうひとり、3人で来た時にマスターがいなかったのです。その時は同席者がいたので撮ってません。
今宵は2回目です。やはりマスターいなかった。若いのと女性2人で店を守ってる。
「マスターどうしたのさ?」
「ええっと・・・」
・・・は個人的な内容なので伏せますが。ちょっとお休みということです。
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メカブの煮物が美味しい。
でも箸で取れないのだ。ヌメリでツルツルツルッと滑って落ちちゃうの。
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ユリネ2.jpg
百合根です。バター焼き。
ガーリックの香もホンノリ。
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この日、店内で流れた懐メロは。。。

Get up Get up Get up Burning Love
(DESIRE-情熱- 中森明菜 1986年)

ららら夏の少女よ 強く抱きしめて
(夏の少女 南こうせつ 1977年)

Everychild has a beautiful name
A beautiful name a beautiful name
(Beautiful name ゴダイゴ 1979年)

京都にいるときゃ忍と呼ばれたの
神戸じゃ渚と名乗ったの
横浜の酒場に戻ったその日から あなたが探してくれるの待つわ
(小林旭 昔の名前で出ています 1975年)

抱きしめればせつなくなる
俺のこの腕でいつも幸せにしたい
(矢沢栄吉 I LIVE YOU OK 1975年)
アイラブユーOK

あなたの空を翔びたい 誰より高く翔びたい
(高橋真梨子 あなたの空を翔びたい 1978年)

愛 あなたと二人
花 あなたと二人
恋 あなたと二人
夢 あなたと二人
(世界は二人のために 佐良直美 1967年)

嬉しいことも悲しいこともみな知ってる時計さ
今はもう動かない その時計
(おじいさんの時計 流れてたのは平井堅さんかなぁ?よくわからなかった。堅さんなら2002年)

実のならない花も 蕾のまま散る花も
あなたと誰かのこれからを 春の風を浴びて見てる
(桜 コブクロ 2005年)
これも夏メロになっちゃうのかね。

グッバイマイラブこの街角で
グッバイマイラブ歩いてゆきましょう
あなたは右に私は左に
振り向いたら負けよ
(グッド・バイ・マイ・ラブ アン・ルイス 1974年)
シチュー1.jpg
シチュー2.jpg
シチュー3.jpg
シチュー4.jpg
カワイイ.jpg
何だか物足りない。やっぱりマスターがいないと。
TVになんか出るから。
お会計は若いのが計算した。ニヤニヤ笑いながら見てたら若いのが気付いて、
「何スか?」
「ちゃんと電卓で計算するんだ」
「しますよぉ。ハイ、これでお願します」
小さい紙に金額が書いてある。
「あ、100円単位で書いてある」(ジャン妻)
「ホントだ。初めてじゃねぇの?」
その気持ちが伝わったのか、若いのが「やっぱこれですか?」
言いながら両手の人差し指を立てた。そこまで勘定いかなったけどね。
やはりマスターのシブいお声でその日のおススメをどんどん挙げてってもらって、最後に両手の指で金額を示してくれないとな~。
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有吉ジャポン放映前 [居酒屋]

1月後半からジャン妻の多忙が続いています。
私は8人の草の者を使って自分の作業の効率化を図っていますが、ジャン妻も正式に自部署の者に分担させて総指揮を執っている。各方面へ折衝したりしている。それは2人とも、やがて向き合う自分たちの引退を視野に入れているからです。
ジャン妻は忙しい合間に上層部との飲み会(接待?)が入り、本音は、「この忙しい時に何で接待なんぞを入れる・・・」・・・だが、私と違ってそれをおくびにも出さない。
ひとり置き去りにされた私はまたしてもこの店へ。
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有吉ジャポンの放映前々日。
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既にスタンバイ中の群馬泉。
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カキのオイル浸にスライスしたバケットが添えられた。
バケットは単品だと1枚50円です。(税込54円?)後でジャン妻は、「1枚50円??それって高くない?」と言っとったがね。
このバケット、有吉ジャポンでは女性客が煮込に浸けて食べてた。
「アナタもああやって食べるの?」(ジャン妻)
「私は煮込みにバケットを浸すような品の無い悪い喰い方はしないよ。煮込みの残ったのを半分ライスにぶっかけるの・・・」
「そっちの方が・・・」
・・・行儀が悪いってか。煮込をご飯の上にかけた煮込丼があるのは私も知ってたけど、それに更に生卵をかけたプレミアム煮込丼は知らなかった。
醬油ベースなのも初めて知った。私は赤味噌の甘くて薄いヤツかと思っていた。
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少しだけご飯とコラボすれば満足するのです。
1杯の丼ものは多過ぎです私には。
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京急もつ煮ライン、立会川の鳥勝~横浜駅西口の豚の味珍~、そして上大岡、まぁ悪くなかったけど、レポーターの2人浜田信郎さん、滝沢カレンさんがいきなり店に現れたという感はわざとらしかったな~。や・ら・せ、とまでは言わないけど、事前のリハはあったに違いない。
船山温泉のT館長や静岡紀尾井の店主から、ああいうTV企画で店側の希望というのは殆ど通らないって聞いたことがある。
TV局側やプロデユーサーの主張がかなり強いんだって。雑誌なんかもそうだけど、ローカルより大きければ大きいほど取材する側の、「取材してやってんだ」になるそうですよ。
女性が多い店とも謳ってた。
「そうかなぁ。女性多い?」(ジャン妻)
「多いよ。この手の店ではね」

牡蠣のオイル浸、その他に合わせて、珍しく白ワイン。
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そして牛さがりを、白ワインに合わせてステーキと見立てて頂く。これで締め。
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浜田信郎さん&滝沢カレンさんは、広島の竹鶴(純米酒)を飲んでたけど。
「何故、群馬泉を飲まないんだ」
「・・・竹鶴って飲んだことある?」
「あるけど。群馬泉を置くようになってからそっちに切り替わっちゃって・・・」
・・・まてよ?
この日も言われた。「Blogやってるって噂が・・・」って。(※)
私は、「さぁなぁ」と言って、人差し指を口にあて、「内緒にしといてくれ」
「わかりました」
やってると認めたようなものである。
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ジャン妻は23時に帰宅。
「どうだった今日の店?」
「銀座の店だったんだけど。店のチョイスのセンスがサイテー。あんなお偉いさんを連れてよくあーいう店に行く。90分ノミホだったんだよ」
「90分ノミホ??」
それは中途半端な時間だなぁ。
そういう店はなかなかオーダー取りに来ないものなのだ。しかも場所は銀座だそうで。
「銀座でか?」
「大衆酒場だった。そっちは?ああ、上大岡ね。どうだった」
「やはりバレてるらしい」
「・・・」
「(※)って言われた」
「ありゃ・・・」
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この店は大衆酒場ではない。 [居酒屋]

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ジャン妻の多忙が続いている。
平日の残業はアタリマエで、合間に近畿地方へ出張へ行かされる始末。
私が担当する群馬や静岡の移動距離を超えてますからね。
「もう何日家で手料理喰ってないかなぁ」
「いいわねアナタはひとりで楽しく飲めて」とか言う始末。
亭主の心境に女房関せずである。
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そのクセ、「どっかいいとこ開拓しといて」とか言ふ。
「今夜は何処で飲むの?」
「大衆酒場の予定ですが・・・」
「大衆酒場ぁ?」
ジャン妻は大衆酒場が合わないといふ。一度だけ丸大ホール食堂に連れてったら落ち着かなさそうだった。
「アタシは割烹か小料理屋がいい」って。でもそういう店って見つけるの難しいよ。ひとりで行くと勘定が高くついたりするんだよ。
「アナタが大衆酒場が苦手なのはわかったけど、この店は?」
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「この店は大衆酒場じゃないでしょ」
「大衆酒場じゃない?そうかなぁ」
「大衆酒場ってのは広いところでゴチャゴチャしてるイメージがあるんだけど。(丸大ホール食堂のことか串焼き屋でひとり5000円以上する店は大衆酒場とは言わないんじゃないの?」
ひとり5000円以上か。確かにそれくらい普通にいくね。2人で15000円いくかどうかです。私ひとりでも7000円超えはザラ。
「何でそこまでいくんだろう」
「そんだけ食べてるからでしょ。アナタの場合、串焼き食べてないじゃん」
「・・・」
「厨房の若いの・・・名前なんてんだっけ?彼が作る刺身とか、逸品ものばかり食べてるから」
「・・・」
そうかも知れない。この日もレギュラーメニューたる鶏豚の串焼きの類は全く食べなかった。
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寒くても最初は生ビールをいただく。最初に串焼きをオーダーしなかったのでいきなりナメロウが出ました。
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ローストビーフなんぞをいただいたりする。
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ヤガラとニシンの刺身なんぞも。
ニシンですよ。「これはニシンです」って言われなきゃわかんないかも。
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鶏もも&蕪の煮物なんぞも。
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白子ポン酢。他所の店ではこういうの食べないけど。
若い衆にススメられるとついノセられてオーダーしちゃうんだな。
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この日の串焼きは牡蠣だけだった。
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串を入れる筒を見てください。
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!!!
細い串が2本ありますが、これは牡蠣は串に2本串が刺してあったから。
品数としては食べなかった方ですね。
これで勘定幾らだったのか忘れた。私はあまり勘定に触れないですが、一度だけ5000円行かなかったことがある。
その時は後でレシート見たら店側の入力洩れで、群馬泉4合が全く未入力だった。次行った時に自己申告したが後の祭り。
それからしばらく会計時にレシートをチェックしりしたが、主婦層ならともかく、大の男がその場でじーっとレシートを眺めて金額チェックするのって何だかイヤなんですよ。サッと支払いたい。
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冒頭、ジャン妻との会話に戻ります。
「そうか。あの店は大衆酒場ではない・・・か・・・。でもあの店のナメロウ好きなんでしょ」
「うん。アタシが行ったらナメロウは必ず食べる・・・」(ジャン妻)
薄い塩加減で、いい意味で軽いからね。
焼津のどんた久のナメロウなんかヘビィーだったからな。
「アタシはアナタの10分の1も行って食べてないけどねっ!!」
「・・・」
マズイ。ブータレが始まったぞ。
連れて行きました。
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休日出勤だったジャン妻と上大岡駅で合流して連れてった。21時という私にとっては遅い時間帯です。お客が1回転したかどうかの頃合いです。
駅に21時より早く着いちゃったので電話したらバイトの女の子が出た。
受話器の向こうは喧噪状態で、21時予約の申し送りができてなかったのか、ちょっとばかり待たされた。
待たされたのはいいけど、保留音も押さないか向こうの怪訝そうな会話がまる聞こえなんですよ。こんな声が聞こえたからね。
「21時からって言ってるんですけど」
言ってるんですけどって。オイコラ。問い合わせた側が不安に思うような応対はイカンですよ。
結局、「大丈夫です」、だったんだけど、「客の電話を待たせてる時は保留ボタン押しなさい」って言ったよ。そしたら、「ゴメンなさい」とだけ言ってブチッと切られたんです。「お待ちしています」が無かった。
あのねぇ。そりゃ電話ってのは出なきゃ覚えないし慣れないけどさ。
「アナタもうるさい客になったわねぇ」
「前に常連さんに言われたんだよね。言っちゃってくださいでないと成長しないからって」
「まぁ電話の応対って普通はそうだからね」
お客に注意されて覚えていくものです。
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レバ1.jpg
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行ったら混雑。補助椅子まで持ち出して7人席が8人席になっていた。
「今夜はアナタが食べたいものをオーダーしなさい」なので、ジャン妻はお品書きにナメロウを探してたのだが。
「無いぞ」
「無いね。残念」
ナメロウのネタたるイワシもアジもトビウオも無い。ところがジャン妻は、差配師のMさんに向かってこう言ったものである。
「シマアジでナメロウできない?」
既に私はシマアジとイカを刺身でオーダーしてある。それとは別にナメロウ??
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この時私は心の中で、「シマアジでナメロウという暴挙かよ」と思ったのだが、実際あるそうですね。天然ならアジ類の中での最高級ですが。
普通のアジやイワシよりも上品な香がした。
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ナメロウに加えてタコの刺身まで。
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マッシュポテトに鶏そぼろ。これは美味しかったね。
「そぼろ丼にしても美味しいだろうね」
「だからマッシュポテトなのよ」
「???」
「そぼろ丼にしたらそれで終わっちゃうでしょ」
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有吉ジャポンの話題になった。
既に放映は終了しています。マスター、ジュニア、D君が映ってた。焼き物ではなくむしろ京急沿線の煮込みの特集だったね。
「お客がいない時間帯に収録したの?」(ジャン妻)
「それがですねぇ。ゲリラ的にお客さんがいる時間帯に撮影したんですよ」
レポーターがお客さんに話しかける場面もあったそうだが。
ジュニアが私にこう言ったのです。
「そっか。〇〇さん(私のこと)に出て貰えればよかったかもですね。Blogger同士で・・・」
!!!!!
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大鶴見食堂 [居酒屋]

2月になってからジャン妻が残業続きで毎晩遅く、平日の夜は家の台所に立たないのです。

この本文を朗読したが無反応。
「・・・」
無視してやがるな。
「今の聞こえた?」
「聞こえてませんっ!!」
しっかり聞こえてんじゃねぇか。
そう言いながらも今宵も遅いようで。先に夕食済ませていいわよと言われた。
私は横浜市内の現場で直帰。横浜駅で杉田の友酒家という店へ電話したのだが。
「ご予約のお客様で満席なんですよ~」
ちょっと驚いた。まだ18時前だぜ。
まさか入店拒否されたか私?そんな訳ないよな。だって電話だし、店に行ってないし。
過去に入店拒否経験2回。三軒茶屋と京急蒲田で。自慢にもならんけど。
しゃーない。気を取り直してどっか他へ。
だが今夜は上大岡や大船の気分じゃないので。
横浜駅から根岸線に乗りなおして鶴見駅で下車。
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http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-10-10-1
お品書きを手に取りながら、
「マグロブツと焼きそば白・・・締めじゃないからね」
「ハ~イ」
看板娘の接客笑顔がかわいい。あれ?広いフロアをこの子ひとりで担っているのか?無理じゃないかい?
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マグロブツ。舛で提供されるとは。
ネタとしてはまぁまぁです。でも本当に1種類のマグロブツそのもので、どっかしら違う部位(インドとか、中トロとか)が混じってないかな~のような過度な期待はしない方がいい。
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ガーリックも混じった塩味の焼きそば。
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これは期待外れだった。焼きそばというよりも具が全くない安いスパゲティのようだった。
上に載ってるのは何だ?タラコか?
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タクアン納豆海苔つき。巻いて食べます。
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寒いのでおでんがバンバン出ています。
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目の前で看板娘がおでんをよそっている。
「ハンペンヤマでぇす」
「大根ヤマでぇす」
おでんネタはヤマになると補充されるようです。
だけど18時前で3種類あるモツ煮の何かがヤマになった。大鶴見名物と謳ってるのにヤマが早過ぎないか。
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モツ煮の白です。白味噌。赤は辛味噌コチュジャンで、黒は八丁味噌らしい。
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ナメロウ。中まで冷たくヒンヤリしていたから作り置きじゃないかこれ?
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看板娘1.jpg看板娘2.jpg
元気印の看板娘は広いフロア面積全体を差配し、ご新規客の案内、ドリンクや料理のオーダー取り、おでんやモツ煮を椀に盛り、サービスの蜆汁やお会計、までをひとりで獅子奮迅の大活躍ぶり。
混んできたぞ。ひとりで頑張る看板娘は全く青息吐息感を出さずに明るく振る舞ってるが、客のオーダー取りや席配置を捌ききれず、調理人やドリンク担当の男性陣もフロアに出てくるようになった。
フロアにはせめてもう1人いた方がいい。3人いてもいいかもね。
私のいるカウンターの向こう側テーブル席にいた4人グループ客に、後からお仲間の4人が突然押し寄せて計8人になっちゃったもんだから、テーブル席から奥の座敷?に居なおる差配がなかなか上手くいかず、その間2分~3分、オーダーストップ状態。
決裁権限のある店長がいないのか。私がいるカウンター角っこにいた女性客がなかなか手を挙げても気が付かず、イラついた表情をモロに出していた。
席替えの差配がようやく済んで、看板娘が私の前、おでん場に戻ってきた。
「キャベツ浸って酸っぱいの?」
「ええっと・・・そんなに・・・すっぱくないと思いますね」
そんなに酸っぱくないとは多少な酸っぱいんだな。上大岡の焼き鳥屋(どうも最近、私のBlogがスタッフにバレたらしい)の焼き物に添えらえるキャベツの酢漬けだったら止めとこうと思ったのだが、供されたものはくたびれきった冷たいキャベツだった。
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キャベツ浸2.jpg
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ラストオーダー、自家製ポテチ。
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私は先のタクアン納豆とこのポテチがイチバン好きですねこの店では。
まだほんのり温かい。塩味もしっかり効いています。
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最後にシジミのスープ。
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お値段以上の大衆酒場と謳ってますが、私はお値段相応かと思います。
まだカツ類を食べてないので再々々訪する気はありますが。何せスタッフが少ない感がする。私が出る前に女性パートが1人追加で登場したが、如何にも「遅刻しました~」だったし。
まだ時間が早いので界隈を彷徨い歩いてみた。
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歩き疲れたので帰ります。
帰途に困惑したのは、意外とJR鶴見駅からの京浜東北線が混むんですよ。
前に同じ沿線である諸星に行った時はひとつ先の新子安駅から乗車したのですが、鶴見からはそれ以上の混雑度だった。乗れないかと思ったモン。
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チープ酒場 [居酒屋]

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「チープなものが食べたいんだけど」
「チープなものぉ?」
「ハル行こうよ」
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この外観でこういう料理を謳ってるとやっつけ居酒屋に見えます。
創作料理の居酒屋に下手に飛び込むと、奇を衒ったようなものや、まだ完成されていない実検的なものを出されたりするキケン性を伴います。ですがこの店は、
意外に落ち着いた雰囲気の店内。
意外に美味しい創作料理の数々。
意外意外ばかり言って失礼ですが。割としっかりしたものを出します。
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お品書き。表裏あります。
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品数や種類が多く見えますが、写真を整理しながら「この料理なんて名前だっけかな?」という視点であることに気が付いた。
このメニューに表示された料理ですが、表と裏でダブってるものが幾つか、いや、かなりあるのです。ひとつの料理が表と裏で違うカテゴリに載ってたりする。
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いろいろソーセージ、フライドポテト、ミックスナッツ、チーズの盛り合わせ、この4品がメニュー表では「洋品」ですが、メニュー裏では「つまみ」に入っていた。フライドポテト、ミックスナッツ、チーズの盛り合わせ、いろいろソーセージらが、表と順番を変えて載ってる。
HARUの韓国風おつまみというものが、表では「亜品」で、裏では単に「つまみ」に載っています。
どんなのかわからないが、HARU風ポキ(漬けマグロらしい)が表では「洋品」で、裏では単に、マグロ(笑)。そのままやんけ。
ポテトサラダ、冷やしトマト、水菜のゴルゴンゾーラ酒盗和え、京野菜と大根のじゃこサラダ、これらは表で「和品」で、裏では「サラダ」
そりゃサラダだからね。
チャンジャは「亜品」と「珍味」
大好きなスパムステーキ、これは必ずオーダーします。
家では出たことない。酒のディスカウントで缶入りのヤツを手にとると、ジャン妻は露骨に嫌な顔をするのだ。これが表では「亜品」で、裏では「沖縄」
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大好きな焼きそばも、表では「和品」で裏は「締め」に入っている。
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まだありそうだがこれくらいにしておきましょう。紙に書いて消去法で消してったらかなり減るんじゃないかな。
何でこういう猫騙しのテクニックを弄するのかワカランです。
わざとこういうことしてチョイスする確率を上げてるのだろうか。
「おススメなんじゃないの?」(ジャン妻)
そうかも知れない。ところがおススメメニューは別に貼りだしてあるのだ。
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この店はジャン妻が発見して、部署の飲み会で数回使っており名前も顔も覚えられているが、このカラクリには最近まで気が付かなかったようです。
洋風モツ煮込み。根菜がたくさん。
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スープ餃子。和風ダシ。
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OPEN当初からの人気メニューだと謳う餅とチーズの和風オーブン焼き。
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最後にオーダーしたので腹にズシッときました。
これは2人より3人か4人の方がいいかも知れない。あるいは最初にオーダーするか。
スープ餃子と餅チーズは、表と裏じゃなくどっちか片面だけでしたね。
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まさにB級である!!
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「この店、刺身でるの?」
「部署の飲み会で使ったときは誰かが注文してたね。悪くないよ」(ジャン妻)
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エラい人をお連れする店じゃない。
接待にも絶対に向いていない。
気が沈んでる時や、心の中に屈託や鬱憤が溜まっているときがいい。
気を遣わなくて済む人との飲みにも使い勝手がいい。
チープ!!←この店最高の誉め言葉!!
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紀尾井だけど船山温泉ネタ [居酒屋]

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静岡県内の公用を終え、無機質で打ちっぱなしコンクリートの牢獄ホテル(でも何故か寛げる)、オークの部屋で寝ていたら、名古屋出張のジャン妻とのメールの遣り取り。
「名古屋駅で乗りました。32分に着きます」
「タクシーに乗ったらメールください。紀尾井に連絡もね」
「てことは、タクシーで乗り付けて合流?」
「そう。紀尾井に連絡も忘れずに」
ここでしばらく間があって、
「連絡したけど見てくれたかどうか」
「???」
「紀尾井のTwitterだかFacebookだかが昨年末で止まってる」
「電話してみる」
電話したら・・・
出ない!!
「出ないぞ」
「嫌な予感・・・」
かなり長く鳴らしたのだが出ない。また数年前のように突然プッツンして休業しちゃったんじゃないだろうな。あの時期は店に行ったら閉まってて、電話したら店主が中にいてその事実を知った。
ショックでその晩は何処で何を喰ったか覚えていない。
10分か15分経って再度電話してみたら。
「ハイ紀尾井です」
あ、出た。でも誰だ?奥さんか?
「営ってます?」
「ハイ営っております。ええっとどちら様で?」
「横浜の船山といいます」
我ながら何という名乗り方をしたものかと。受話器の向こうで。
「横浜の船山さんだって???」
そしたら別の女性が出て、
「船山さん?船山温泉に行ってしまった私です。。。」
「あ、ああ、どうも、ええっと・・・今日って営ってるんですよね?」
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タクシーで拾って貰って紀尾井へ。
「やっててよかった」
そりゃ昔のセブンイレブンじゃねぇか。
「だから事前に連絡しときゃヨカッタものを」
ジャン妻が、「いきなり行って驚かせようよ」と企んだのが、こっちがハラハラするハメになってしまった。
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私への電話応対のあと、酔い覚ましに中座された船山温泉に行ってしまった私さんが戻って来て同席され、船山温泉他の会話になる訳ですよ。
「静岡市内のシェフのコラボってご存知ですか?」
市内葵区にあるKAWASAKIというジビエ・フレンチレストランがあって、そこのシェフが来館されて腕を振るうというもの。
http://kawasaki-y.com/
お店が休みの2017年1月29日。限定20名だって。宿泊客の21人目はどうなるのかね。いつもの定番が出されるのだろうか。
「その店どこ?」(ジャン妻)
「地図を見たら私らが泊まってるオークの通り沿い」
KAWASAKIのシェフの腕や味を知らないですが、私は船山のイワナ、猪鍋、ワインビーフ、そのままの船山定食が好きなので、船山の食事処個室で他所から来たシェフの料理をナイフとフォークで食べる気はあまりないな。
紀尾井さんとコラボすればいいのに。総髪を背中にたらしたアヤしい店主が船山温泉で腕を振るうプランは如何?
でも紀尾井さんはジビエ専門じゃないからな~。
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シメサバの燻製、筋子の燻製、下に敷いてあるのはポテトサラダ。
「お風呂、少しだけ広げたんですよね」
「段差をなくしたんです。こんな感じにね」
私は右腕で段差を描いて、そこを削る仕草をした。
「もともとの浴槽の大きさは変わらないんです。私が狭い狭い壊せ壊せ言うから取り敢えずやったんでしょう」
「工事費、幾らかかったんでしょうねぇ」
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久々の豚角煮。
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「そういえば・・・」
「???」
「チェックアウトの時に駐車場で何があったんですか?」
鋭い質問を。
「あれはですね。。。」
説明してあげました。
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「そうだったんですか」
「T館長がバンパーをガムテでグルグル巻きにして応急処置してくれたんです。宿の男性3人と大女将さん(館長のお母さん)まで加わったからね。チェックアウトの時間帯だから男性1人はフロントに戻ったんだけど、時間帯が時間帯だから宿を出る宿泊客にジロジロ見られましたよ。で、あの写真をUPしちゃったら見た人は、ああ、アイツが船山(史家)なんだってバレバレ」
その駐車場のアクシデントは1月10日のFacebookで改善されたみたいだが。
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「改善されたようですよ。砂利をもっと敷いたか、車止めの丸木を細いものにしたとか」
「車止めを乗り越えてクレソンの小川に突っ込まないようにしないとね」(ジャン妻)
「もうアタマから停めない。バックで停める」
「その時ってその場に男性3人?あ、噂の第3の男性もいたんですね?」
「いました。初日で固かったけど。まだ私とは会話ないです」
「喋らせて貰えなかったんだよね」(ジャン妻)
「そうそう。前の日に、『そういう男性が1人加わります』と素姓を聞かされて、『明日現れますよ』って聞いてたの。朝ごはんになって下に降りてったら初めて見るその人が食事処の入口に突っ立ってたんです。私はフロントに走ってT館長に、『アイツか?』って聞いたら、『え!!もう会われましたか』って目をひん剥いて驚かれ、私をその男性に触れさせないよう身をもって庇うんですよ」
「ガードされたんですね」
「そう。会話させてくれなかったの」
「何を話すつもりだったの?」(ジャン妻)
「何でこの宿に応募したのさ?とか、給料幾ら貰えるんだ?とか」
「またそういうことをっ」

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主役のタルタルソースと脇役のイカフライ。添えてあるものは船山温泉からかっぱらってきたクレソン。
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「他にも載せられないネタが幾つかあったんですよ」
「食事どころでもね」(ジャン妻)
「館長は前日の昼に、『自分はもう怒鳴ったりしないですよ』とか言ってたんです。でも翌日の朝には、『昨夜の一件では怒鳴らざるを得ませんでしたすみませんでした』って言ってたモン。ホ~ラやっぱ怒鳴っちゃったんだぁって。そうそう人間の本質なんて変わりゃしないよな~」
「でもそれって他のお客さんでなくて、船山さんでよかったのでは?」
「そうかもしれないけど。逆に言うとよりによって何で私らの時にそういうポカをするかな。昨日今日のつきあいじゃあるまいし。かなり前に宿の廊下にメモが落ちていて、私のとこにネット注意って書いてあったんだけど、それでもネタをくれるからね」
「ネット注意ですか??」
「注意力が抜けるんだろうね」
「アタシたちが行くと何かしらハプニングが少なくないんですよ。明日さらの木に行くんだけど、さらでもMさん(マダム)が予約をミスって急遽明日に振り替えたんです」(ジャン妻)
「え??明日さらなんですか?」
だから今宵は紀尾井さんでローストビーフを止められたの。食べられなかった。
「最初に予約した日に実は予約が入ってたのをさらのママが忘れて、たまたまキャンセルが出た明日に振り換えて貰ったの」(ジャン妻)
そしたら出張と続いて今日は紀尾井で明日はさら、静岡市内から伊豆半島へってことに相成りました。
「電話で言っちゃったモン。ドジだなぁおっちょこちょいだなぁって。この間もそちら様へのレスが遅くて。早く返信なさいよって言いました。明日、粗相のないようにってクギさしておきます」
「いやいやいやいや。言わなくて大丈夫です」
「そう?じゃぁ黙ってます」
野菜カレー、ライス無し。日本酒とのコラボ。日本酒は杉錦の熱燗。これで締めました。
カレー1.jpg
カレー2.jpg
カレー3.jpg
うなだれる店主.jpg
紀尾井4.jpg
「あの女性は何時から何時まで飲んでたんだろ?どれだけ飲まれるんだろ?」
「さぁねぇ」
「明日仕事大丈夫なのかな」
「う~ん。。。」
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第二章スタート [居酒屋]

もうすぐ移転.jpg
区画整理か耐震基準不足による建て替えか、昨年12月後半にクローズした上写真の店が、芝大門に新規移転OPENしました。
その初日の午後。。。
果たして無事にOPENできるか。心配と冷やかし半分ずつの私はまだ日が明るいウチに様子を見に行った。
赤羽橋駅近くにある某行政へ出向いた後、大江戸線でひとつ先の駅、大門で下りて上がってウロウロしたら、意外とすぐに見つかった。
開店当日の午後.jpg
「新規OPENに行くから。19時くらいかな」と予約済みです。大丈夫かな~。ちょうど業者さんが何かを納品しに来たタイミングで、店の前に立って手を振ったらママが出て来た。
「あら?〇〇さん」
「ああ、どーも」
店内を見たらブッ散らかってる。
「大丈夫ですか?無事OPENできる?」
17時のOPENまで残り3時間しかないぞ。
「いや~、大丈夫です多分・・・」(大将)
多分??
夜景.jpg
タワー.jpg
新規OPEN1.jpg
新規OPEN3.jpg
店の名前はママの旧姓ですな。
昨年最後に、「旧姓に戻ったとか?」と悪態ついたんだったな。
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2人の衣装が前と変わっていた。
大将は白いシェフ着に変わってる。洋食コックか。
くの一みたいな黒い衣装だったママは和服で割烹着姿。女将さんになっちゃった。
カウンター席7、テーブル4席×3、2席×1、前よりはこじんまりした。
お品書きは手造り、手書きの趣だが、急いで書き殴った感がミエミエである。
のどぐろ3800円だってぇ?
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定番メニューもパラッと見たが、玉ねぎベーコン煮や、海鮮納豆タタキは消えてしまっていたな。
「できますよ」とは言うものの、初日でバタバタしそうなので、今日は遠慮した。
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最初の膳.jpg
おとおし.jpg
おとおしは前と変わんないようなもの。蕪の煮物にあんかけ。
「これは何処かで見たおとおしだな」
「それは前と同じです」
「じゃぁ刺身盛り。内容は任せます・・・」
任せますの、任せま・・・まで言いかけたら、
「ちょっとそんなにいきなり。まだ(新しい店に)慣れてないんだから」(小声でジャン妻)
最近ジャン妻は私のオーダーを制止する傾向にある。
小声で言っても大将がすぐ前にいるので聞こえてしまった。
「大丈夫ですできます」
何か無理してるように見える。私は大皿料理を指でなぞった。
「それとこれ(大皿)全部」
前はつくりたてに拘っていたが、これからは大皿料理にするようである。
刺身盛り。
刺盛1.jpg
刺盛2.jpg
刺盛3.jpg
ポテサラ。
ポテサラ1.jpg
ポテサラ2.jpg
牛バラ煮込み。
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ブリ大根。私はブリ大根は骨ガラがあってめんどくさいから食べないのですが。
ブリ大根1.jpg
ブリ大根2.jpg
ブリ大根3.jpg
大将2.jpg女将.jpg
「何で白い衣装に変えたんです?」
「お客さんに見られるようになったからです」
カウンター上に大皿料理を置いたことでオープンキッチンになっちゃったかららしい。前の店はカウンター上に一升瓶がズラリ並んでいて、大将はそれに隠れていた。調理オペレーションが全く見えなかったのだが、今の状態だとカオを突き合わせるくらいに距離が近い。
「大将が調理してるの初めて見た」
「お客さんから丸見えになっちゃたので調理せざるを得なくなったんですよ。前の店では料理する者が別にいたんです。もしくは電話で取り寄せるとかしてたんで・・・(笑)」
もちろん冗談である。だがこんなに冗談言う人だったのか大将は。前歯一升瓶の陰にかくれて時折おっかない顔がチラホラ見えるだけだったのだが。
「この後、天ぷらでも唐揚げもやりますんで。あ、ダシ巻き玉子もできます。大分後になるけど。遅くなったらごめんなさい」
揚げと小松菜の煮びたし。
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カブ味噌の味噌がもろきゅうの味噌になっちゃったな~。
前のニンニク味噌の方がよかったのだが。
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大将&女将.jpg大将2.jpg
店内の空調が暑い。まだ調整がなってないのかな。それと店内全面禁煙になったのはいいが、喫煙客が外に出て行く度に引戸が開くから外の冷気が入ってくる。
ALL禁煙は私は歓迎だが、これはいずれ喫煙客はこの店を見限るな。
どうしても移転記事という内容なので、前との比較になtってしまうのですが。
ママ改め女将は初日で動線に慣れていないのか、割烹着=和服のせいか、動作や脚さばきが遅くなった気がする。
品の無い野性的な動きができないのである。
奥に洗い場があってママがそっちに向かうと客席に対して注意力がなくなってしまう。この時は疲れてるのかも知れないが、前のような溌剌さがなかった。
そうなると板場で包丁持っている大将が客の動きに気が付くことになる。タイヘンそう。
「メニューに載ってませんが、前に出してたタマネギベーコンや海鮮納豆タタキもできますので」
「次回ね。タマネギとベーコン買ってくるから」
今日は御祝儀ということで。まだ本調子じゃなさそう。落ち着いた頃に来よう。
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おおはま [居酒屋]

デカいタッパにた~っぷり入ったタルタルソース。
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これだけの量のタルタスソースにお目にかかったことがない。
タルタルソースが必須のメニューがそんなにあったかな。
お好きなだけどーぞと言わんばかりである。
だがひとすくい、ふたすくい、みすくいめで無情なストップがかかった。
「ちょっとっ!!止めなさいよっ!!」
ジャン妻は力で退かそうとした。イヤシイことをするなと言いたそうな白い目つきである。
だが私にも言い分があって、
「そういう無粋なことをするなって先に言ったよな」
「・・・」
「何もこれだけのタルタル全部喰うわけじゃないっ」
「・・・」
「とめたらネタにならないだろうが。余計なことすんなよっ」
「・・・Bu-!!!」
「せっかくママの好意なのに」
「・・・Bu-!!!」
シラけるマネをしやがってからに。ええっと、この大量タルタルソースはこの店で供されました。
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この店も子安も諸星焼きそば同様、プレジデント社が発刊している食の情報誌、dancyu、昨年11月号の居酒屋特集に載っていたのです。
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1月某日。。。
昨年のうちに予約を入れといての訪問です。後でも述べますが、その日にフラッと電話を入れても入れる可能性はかなり低い店です。
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最初の膳.jpg
おとおし.jpg
相変わらず文字の羅列である。
眺める私が老眼なのか。やや薄暗い照明の下、カウンター上のでっぱりがメニューに影を落とし、ただでさえ見づらいところへ、藁半紙のような紙と色で小さいフォントにギッシリと。
目指す料理は?
あったあった。この日は◆アジフライタルタル添えを喰らうと決めてきたのだ。
その意気込みを制止されたのですよジャン妻に。興が冷めるというものです。
「いきますアジフライ?」(Kさん)
「うん」
モチのロンである。
タルタル1.jpg
タルタル3.jpg
タルタル4.jpg
まぁ遠慮してスプーン3杯手程度にしましたよ。
「前の店ではまだタルタスソース禁止なんですか?」(Kさん)
禁止というか禁忌だね。
「あっちの店ではオーダーしてない。他所でも避けてる」
静岡以外はね。
「これが原因で身体を壊したんでしたっけ?」
「タルタルソースだけが原因ではないけど数値が上がったの」
Kさんがいた前の店がオモシロがって何でもかんでも私にタルタルソースを出そうとするからだ。それをジャン妻が制止する、私も抵抗する、その掛け合いですよ。
「タルタルソースを小鉢300円で欲しいという人もいますよ」(ママ)
「ホレ見ろ」
やはりそういう人いるんだ。
ブルドックウスターソース2種が所在無さげである。
所在無げなソース.jpg
もちろん小鉢もいただきます。
小鉢1.jpg
きたあかりのポテトサラダ
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蕪の鶏牛蒡味噌添え
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里芋といかげその旨煮
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長芋とエリンギのじゃこ炒め
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揚げ蓮根の南蛮漬け生姜風味
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新ジャガの甘辛煮バター風味
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カワハギ肝和え。
この店、「刺身は1枚からお切り致します」ですが、カワハギは1品ものです。
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この2枚写真は年季の入ったフライパンが2つ左右にあって、片方は天ぷら、もう片方でカキフライを揚げているところ。この直後、中央にデンと鎮座したの蒸し鍋もこの後シウマイ他で稼働します。
複数同時調理1.jpg複数同時調理2.jpg
飲んでるお酒は町田酒造。群馬県前橋市駒形町にあります。
Kさんが前にいた店でよく出されました。
何故か町田酒造.jpg
ズワイカニ入りだし巻き玉子。
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だし巻き玉子2~赤いのがカニ.jpg
ジャン妻がオーダーした焼き穴子寿司。これ、焼き置きじゃないです。焼いてました。
穴子寿司.jpg
夜、私にはご飯を食べさせないクセに。
焼きお握りすらもストップさせるクセに。
自分だけ穴子寿司を喰いやがって。
「アナタも食べたら?」
「要らない。夜はご飯食わせてくれないクセにさ。何故こういうものをオーダーするか」
「だって小さいよ」
私は小鉢もう3品食べたかったのに穴子寿司がじゃまして喰えんかった。ひとりできてりゃラストオーダーでタルタルソース小鉢1品300円でいったのに。
姉と弟か?.jpg姉御.jpg
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帰る時に次回の予約を入れる、しかも複数の日程を提示して店側と交渉するのです。店側に合わせなきゃならないのだ。この予約手法だと部屋数少ない人気宿みたいですよね。(さら、蕎麦宿みたいな)
フラッと来ても入れない、当日予約は100%無理、こういう店って居酒屋としてどうなんかなと思わないでもない。私はこの店で修業中のKさんのツテでご縁ができましたが、見ててやはり私だけ浮いている感がする。ここは居酒屋というよりもママとそのファンのサロンなんです。
穿った見方ですが、新規のお客よりも昔からの常連さんやママのファン重視の感もします。
1回転した後の20時以降に運が良ければ1人くらいは入れるかもです。でもラストオーダーは21:30なのです。鎌倉の居酒屋って締め(閉め)が早いのでしょうか。
人気居酒屋なので仕方がないですが、入れればラッキーとしかいいようがない。
今日までお会計の時に次回の予約を入れてたのですが、2月末か下手したら4月半ばまでジャン妻が多忙で今回は次回の予約を見送りました。
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文庫の鳥千代 [居酒屋]

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これはタイトルにある酒場の締めの写真です。
大残業で24時前に帰宅したジャン妻は、この写真を見て目を見開いた。
「何これ?」
「これはねぇ」
「???」
「俺もこういうので熱燗飲んだのはこのトシ初めてなんだが。コーンスープなんだよ」
「コ、コーンスープ!!」
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コーンスープをオーダーした時、店の息子さん?が厨房のお母さんに、「コーンスープできます?」と声掛けして、それを聞いたお母さんと目が合ったのだが、「お客さん熱燗の肴に何でそういうのを注文するんだい?」とでも言いたげなカオをしとったよ。
おそらくコーンスープなんか滅多に出ないのだろうな。息子さんが冷蔵庫から「これ使う?」取りだしてたものを見たら、駅前のやや高いものを置く食品売り場によくありそうなものに見えた。箱のパッケージではなく厚いビニールのパックスープのようだった。ハサミで封を切って温めるか、熱湯にドボンして温めてハサミで封を切るかのタイプ。決して粉末タイプではなかった。
どんなお皿で供されるんだろう。カップスープかな。
小柄なお母さんが厨房背後の食器棚に手をのばした。手に取った白いお皿を見たら、カップどころか洋食用の大きいお皿だった。それがこれです。
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量が2人分ありますね。
「スプーンどーぞ」(息子さん)
スプーンというかレンゲね。
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なるほどコーンスープだね。甘じょっぱい味。コーンもドサドサたっぷり入っていた。
意外と合うんですよ熱燗に。ただ、量が多いの。
すすってもすすってもなかなか減らないのだ。
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コーンスープで締めた店、鳥千代は京急金沢文庫駅近くにあります。
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上大岡にある焼き鳥屋(本店)の3号店の帰途に店の前を歩いたことはあるのですが、写真の通り赤い看板でチャラチャラしている外観で、これは若い者向けの店かと誤った偏見を持ってしまい、今まで見向きもしなかったのだが。
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店頭のディスプレイもショボいし。
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外観だけ見て判断するなかれ。中はシブい昭和タイプの大衆酒場。
カウンター10席、テーブル4席×3、6席テーブル1、座敷には6席卓が3つほどある。
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卓上にお品書きがないので、背後へ身体を捻じ曲げて、小上がりの壁に張り出されたデカいお品書きを見るか、カウンター頭上にブラ下がったお品書きへ猪首を45度曲げるしかない。
背後のお品書きは黄色い紙を4列に並べ大きいフォントで書きなぐってある。畳2畳くらいの大きさ。品目数をザッと数えたら130か150ありそう。
カウンター上のお品書は自分の頭上のものしか見えない。クビを鋭角に捩じるか、仕方なく背後を振り向いて小上がりの壁のお品書きを見ます。私が背後を振り向くとテーブル席の客がギョッとするので、眉間の力を抜いて遠くの景色を見るように。
遠くの文字が見える人ほど有利。文字サイズも大きいので。ってことは老人客の店なんだなと。17時開店で私は一番客だったが、後から入られたお客は老夫婦2組、老人男性2人連れ、カウンターにはご隠居1人とそろそろ引退かな~の老人男性1人、平均年齢高く50歳前半の私がいちばん若造だった。
私も手許の文字より遠くの文字の方が見えるようになってきたので、背後の壁に張り出されたお品書きをジロジロ見ていたら総じて低価格。
でも中には、ところてん、かりんとう、柿ピーナッツ、これってアテ(肴)として成り立つのか?数増やそうとしてない?と思うようなものもあった。
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ポテトサラダ。小さいアクセントは魚肉ソーセージかな。
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串カツ、小ぶりだが脂の無いいい肉を使っている。衣も薄くていい。
私の背後で、「牡蠣フライ、それとトマト」
牡蠣フライがよう出るんです。
「マヨネーズはおつけしますか?」
「つけて」
ふぅ~ん。私のキャベツにはマヨは無かったぞ。でもキャベツの水切りがしっかりして串カツを濡らしていなかったのは丁寧な仕事をしている証。
私だけのソース小皿なので2度浸けもOKです。
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赤味噌で煮込まれたモツ煮込み。これは私はイマイチだった。上大岡の煮込みに及ばない。
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ようやく若い客が入ってきた。
でもお若い者に合うメニューなんかないぞこの店には。そしたらその若いのは、
「フキのキンピラ」
「ごめぇんなさぁい。今日はフキはないのよ。タケノコはありますすみません」
シブい注文するじゃぁないか。
フキはない?タケノコならあるって?
品数が多過ぎてその日にないものを隠すのもメンドいのでしょう。
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逸品料理はお母さん担当で、長いもみ上げで髪をペターッと固めた店主は焼き場担当のようです。焼き場に注文が入らなけりゃフロアに出てきて飄々と喋くってる。
「アメリカはかわいそうな国だよ。助けてあげなきゃ」
「日本がいちばん強い国なんだよ。円が高くなろうと100円きろうとびくともしないよ」
「日本人は溜め込まないで使わないと経済が潤わないよ。世界一の金持ちは日本なんだよ」
「そういうのは麻生さんが説明しないからさ。だから私が店で言ってんです」
「悪いのは〇行なんだよね。〇行の人いたら怒るかも知れないけど」
いないと思う。
ほどよく枯れた御隠居ばっかりだし、私だって〇行マンのカッコじゃない。
女将さんが呆れ口調で、
「止めなさいよさっきから。ったくもうひとりで何を喋ってんだか。ホラ、焼きが入りましたよ」
「あ、ハイ。(ここで私を見て)、今やってますのですみませ~ん」
店主は焼き場に戻った。
鳥レバ刺。醬油と胡麻油。塩はカウンター上にあります。
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レバ刺2.jpg
馬刺霜降り。会津で喰うような生の肉ではないよ。
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馬刺2.jpg
脱サラぽい?息子さんはできあがった肉じゃがに一旦は手をかけたが、私の熱燗が出てないのに気付いて慌てて駆け戻ったり。フロアでくっ喋ってるお父さんと肩がぶっつかったりして笑えた。
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そして締めのコーンスープという訳ですよ。
熱燗、何て銘柄かとうとうわからなかった。何処にドリンクのお品書きがあるのかもわからなかったのです。
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時刻は18時半過ぎた。それまでは敬老会、ご隠居の社交場で、年齢層高い客層だったが、これからの時間帯は客層が若返るのかも知れない。
ご隠居だらけでスーツネクタイは私だけだった。居心地はいいが現役に来る店ではなく、私が定年退職してもっと枯れてからの方が合うかなぁ。それもそう遠くないけど。
後で私の話を聞いたジャン妻は、
「そりゃそーだよ」
「・・・」
「アナタだってまだ隠居じゃないんだから」
「・・・」
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子安の諸星 [居酒屋]

プレジデント社が発刊している食の情報誌、dancyu、昨年11月号の居酒屋特集を持っています。
51頁以降に、「必ず食べる」というコーナーがあって、「いつものあの店、あの料理。なじんだ味と一杯の酒が、元気なときも、しんどいときも、心をほぐし、ゆるめてくれる・・・」、1店につきこの1品、これぞという料理がドーンと紹介されていました。
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福岡県福岡市高宮、「文治」、おでんのニラ玉
東京都港区新橋、「美味ぇ津」、(ウメェヅと読むのかな。津に濁点がついてい)、芝浦牛煮込み
京都府京都市中央区先斗町、「酒亭ばんから」、たこぶつ
東京都中野区東中野、「ポレポレ坐」、チーズ、ソーセージ、ガーリックトースト
静岡県静岡市葵区常盤町の青葉横丁、「三河屋」、はんぺんフライ
東京都世田谷区下北沢、「両花」、焼きあぶらげ
ここまでは私の直感に触れなかった。だが最後に、
神奈川県横浜市神奈川区子安通、「諸星」、ソースやきそば!!これがドーンと載っていた。具が少ない。炭水化物とソース主体で私の好み。
初回訪問時では食べていないので行ってみた。
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くたびれて年季の入った暖簾に市民酒場とある。
市民酒場とは何か。横浜市中区の史料から。第二次大戦中に問屋から酒場に卸される酒も配給制で闇売りや横流しが横行。それを防ぐ為に神奈川県が酒場を整理にかかる。市民酒場と銘打って、市内にあった700店を200店に統合させたというからもとは酒屋だったのではないか。
整理された各酒場(酒屋?)は、売上や来客数に合わせてランキング制のような番付に振り分け、その規模(客数や売上)に合わせて酒を配給したといふ。ただその配給量は少なく、1人の客辺り1合を目安に配給したらしい。足りないよな。
200軒あった市民酒場で現存するものは、神奈川区青木町のみのかん、西区戸部町の常盤木、そしてここ神奈川区子安(最寄駅は新子安)諸星。
暖簾の上、褪せているがデカい金文字に酒屋の名残がある。
酒屋から居酒屋(飲食店)に鞍替えして正解だと思う。
JR新子安駅で下りて、並行して走る京急の踏切を渡るとそこにある。
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17時過ぎ。店内の先客は10人ほどいた。。
黙ってカウンターに座る。30人が座れる細長い対面式のカウンターがウリです。
なるべく詰めて座ろうと、先客さんの隣に腰を下ろしかけたら店主が、「こちら様は5名様で来られるのでおひとつズレていただけませんかすみません」
丁寧だが何処か凛とした店主を見てこの人は脱サラだなと思ったらやっぱりそうだった。名居酒屋の継承者には脱サラが多いのだよ。
酒場の名前、諸星は店主の名字で、現在は3代目を継承。
「生ビール」
「中でよろしいですか?」
「ウン」
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甘露煮?.jpg
大相撲中継が流れている。前回もそうだった。この後、前頭の富嶽海が鶴竜を引かせて二度目の金星が挙がる。
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「お待たせいたしましたぁ。串カツと焼きそばでぇす」
ドーンと2皿、対面式カウンターの私の前一帯を占拠。
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焼きそばのルックスは炭水化物とソース中心で青海苔は別に置かれた。最初から青海苔が撒いてあるより別の方がいい。
結局青海苔は使わなかった。
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そばを摘まみ揚げたら下の方からキャベツ、もやし、豚肉が出てきた。
そばがなくてもそれら残った具でご飯がすすみそうなくらい濃い焼きそばソース。
5名客のリーダーが私の焼きそばを見て我も我らもとオーダーしよってからに。
彼らは小皿で取り分けっている。私は自分ひとりで独占している。
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串カツは・・・
???
サクッといった串カツは妙にやわらかいカツだったな。
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串カツ2.jpg
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生ビールは1杯だけにして、燗酒にしています。
「普通のお酒でよろしいですか?」
よろしいですよ。普通のお酒とは銘柄わかんないが黄桜か菊正宗か大関といった大衆酒に違いない。だがこの店、東日本大震災以降は東北の酒を置き、熊本地震の後で熊本の酒を置いている。
薄く焼かれた玉子焼き。細かいハムでも入っていれば。
添えられたキャベツはいずれも完食。
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燗酒は徳利ではなくコップ酒。
焼きそばを喰らう今宵の目的は達成しったので、次に燗酒に合う肴はというと。
クジラ刺にしようかなぁ。
あ、そうだ思い出した。前夜もジャン妻が大残業で私はひとり寂しく(嬉しく?)文庫の鳥千代という酒場で、店の名物のひとつ鳥レバ刺と、止せばよかったのだが馬刺霜降をそれぞれおろしニンニクでいただいた。(明日UPします。)
日付が変わる頃ギリギリに帰宅したジャン妻が家に入るなり目を見開き鼻の穴を広げて、
「何杯飲んだのっ」
「???3杯だけど」
「嘘っ。このニオイは何っ?」
酒のニオイではなくおろしニンニクだった。今夜もジャン妻は昨夜ほどではないが遅い。
「今夜は昨夜みたいなの食べてこないで」
諸星にはクジラ刺がある。それもおろしニンニクが添えられる筈。
でも止めといた。オーダーしたものはというと。
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こういう大衆酒場で刺身を期待していいものかなと、あまり期待しないで侮ってオーダーしたイワシ、アジは、脂がのって甘かった~。
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1時間で出ました。これから混む頃合い。
産業道路の横断歩道を小学生の子供らが誘導されながら渡っていく。
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子供らがこんな時間帯に今まで何処で何してんだ。あ、違うか。子供らが遅いんじゃなくて、私が早いのか。
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ジャン妻は22時過ぎに帰宅した。
「今日はニオわないだろ」
「うん。今日はニオわない」
ジャン妻は自分の夜食を作り始めた。何を作るか聞いたら、
「焼きそば」
「・・・」
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今宵二度目の焼きそば。少し摘まみました。塩味なのが幸い。

諸のテーブルカウンターは狭いが、前に誰かしか人がいた方がいい意味で気を遣い合って飲めます。
酒場でのマナー度が試される代わりに、自らの飲み方も磨かれると思います。
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新年初ひとり飲み [居酒屋]

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アブない質問をされた。
「アナタはアタシが出張で不在の時、ひとりで夕食済ませるのは何日くらいが限度なの?」
何が言いたいのか。限度なんてないかも。でも「金さえあればひとりで飲みに行くからいいよ」とでも言おうものなら眦が釣り上がるは必定である。
「去年、4日連続でひとりで飲みに行った時があったな~。」
「あったね」
「あん時は3泊4日じゃなかったか?じゃぁギリギリ3泊」
「アタシが研修と会議で出張だった時?あれは2泊3日だったんだけど初日に前泊入りしてるから実質3泊だった筈。4日連続だった?」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-11-24
「前後してそっちの部署で飲み会とかあったろ?」
「じゃぁ3泊か4泊なら平気ね」
「まぁそれくらいなら・・・」
私は胸を撫で下ろした。
「別に何泊でも俺は平気だよ」とでも言おうものなら、「そうか。アタシはいなくてもいいのか。だったら今からでも他の若いオンナでも探しな!!」と激怒しかねない。
アタシ不在の限度日数確認は何かの布石らしいのだが現時点ではわからない。何か大きいヤマ(業務)が来るらしい。
そしたら新年最初の金曜日、
「今日は経理の最初のヤマ場だから先に(夕食)済ませる?」
無情でもあり、ひとり飲みができる嬉しい提案でもあり。
「済ませるよ」
「嬉しそうね」
「そうは言っていない」
「アタシは今日は遅いです。昼に出たら夜食の分も買って来よっと。アナタは上大岡でも行ったら?」
「・・・」
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「すみません〇〇さん(私のこと)」
「???」
「年末年始の仕入れの兼ね合いで、群馬泉が未だ入荷していないんです」
「蔵が休みなのかな」
群馬泉酒造(群馬県太田市)は偶然前を通ったことがあります。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-10-17
くるまをその辺に停めて、蔵入口を見たら営ってるのか定休日なのか定かならず。
裏から酒蔵敷地内部も覗いたら蔵と普通の住居が繋がっていて洗濯物が干してあったが誰もいなかった。
群馬泉が無いので、玉川という酒を。
4号店や、都内の店(黒板にお品書きを書く)で冷やで飲んだことがある。これを燗で飲んだらホットウィスキーのような香に化けたのだ。キツかった。
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そんなに客あいないのに店内がウルサイ。
焼き場の前を灰被りといって、大相撲の土俵下、砂被りにひっかけてそう呼ぶ。炭が弾けたり、灰神楽が舞ったりする。私のアタマに火がとんだりもする。
その前に座った先客の婆さん2人がかしましいこと。
初めて来られたのかフラッと入られたのか、焼き場のジュニアを自分のお孫さんのように扱ってる。それに面倒がらずに丁寧ににこやかに受け応えするジュニアがいじらしい。
マスターはムス~ッとした表情で焼いている。うるさく思ってるのか機嫌が悪そう。焼きの注文がひと段落したらそのウチどっかいっちゃった。
「あ、どっかいっちゃった~」
「マスターは寡黙なのよ。黙々とお仕事」
そうじゃない。アンタたちがウルサいんだって。
婆さんが酔っ払ってメートル上がると、新橋や有楽町でオダを上げるサラリーマン酔客の快気炎とはまた違った騒々しさである。
あまり他のお客さんのことをどうこう書くのはよくないけど、鬼怒川温泉に向かう東武特急の一般座席によく見られる光景そのものだった。
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野菜串塩.jpg
ネギとピーマン、ともにタレ。強火でサッと焼いて出され、
「ネギとピーマン、今度は塩で」
「野菜足りなかった?」(戻って来たマスター)
「足りないかも。ウチまだ買いものに行ってないから冷蔵庫の中スカスカで野菜入ってないの」
マスターはニンマリしたが、後でジャン妻は、「そ、そんなことを言ったのっ」
スカスカの冷蔵庫には黄色く変色した白菜の芯の部分と、冬場の乾いた空気でカピカピになった長ネギ、大根の一部しかなかった。
「正月休み以来野菜が足りないのだ」
「でも今宵は肉、魚、野菜、バランスいいですね」
「肉ばっかり食べてるって思われがちなんだけどね」
土の上の野菜、土の中の野菜、それぞれ食べなきゃ。
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アンキモ2.jpg
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婆さん2人のうるささに閉口したのか、時々見かける常連さんがサッと飲み喰いしえ出て行かれた。
真の常連さんはこうでなきゃ。
私も婆さんどもより先に出た。ウルせぇ婆さんたちだったな。その口は喋るだけでなくよう喰いよる。あれは相当な勘定いったと思う。後で勘定見てビックリするだろうな。
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正月明け4日 世間が動き出した頃 [居酒屋]

正月休み明け4日の夜です。
世間は既に動いているのに、この店はまだ眠りの中。
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ON、OFFをしっかり分けたいこの店は、普段から(土)(日)(祭)休なのに、年末年始、GW、お盆、11月の飛び石、世間一般のサラリーマン以上に年間休日が多い店。
会社努めの人は4日から動いているのに。「魚河岸が休みだから」という取って付けたような理由で通常営業は5日からだと。
年始のご挨拶とイヤミを兼ねてわ・ざ・わ・ざ・ランチで一番客に来てやった。
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「4日は仕込みで出てきたんですよぉ」
4日から働いてますと言いたいらしい。
「〇〇さん(私のこと)お仕事は昨日からですか?」
「当然だよ」
「あ、そう。どこもそうなのかしら。昨日のお昼、何処も閉まってたでしょ」
「ここだって閉まってたじゃないか。昨日は他で食べたよ」
前日の昼は横浜関内に年末年始営業する揚州商人というヘンな店があって、そこで今年初のラーメンを。(記事待機中です。)
「昨日(4日)は電車混んでました?」
「昨日はまだ空いてた。今日(5日)は普通に混んでた。殆どは今日からだろうね」
「ですよね~」
何がですよね~だ。
同意を求められても私は頷かないよ。
「他の店でこの年末年始に10連休する店があるんですよ」
10連休??矛先を逸らそうとしやがったな。
この店の休みの上を行く店があるのか・・・」
「何処だったかしら?」
「そういう店は暖簾を下げるべきだね」
「・・・」
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「この刺身は築地の初競りで7400万したマグロか?」
「んな訳ないじゃないですかぁ」
さては去年のだな。メジマグロ、ブリ、サーモン、ヒラメ、生タコ。
サーモンは刺身の品数を増やすだけのシロモノだと思っているがどれも脂がのっていた。だが、その後で出されたカニクリムコロッケはイマイチ。
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カニなんか入ってなくてもいいけど衣が固い。固すぎる。揚げ過ぎだよ。箸でほぐれないのだ。ガブッと噛んだら身が飛び散った。
紀尾井や丹那の比べたら雲泥の差である。
「今夜20:30くらいから来ていい?」
「え、来ていただけます??(嬉々)」
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おとおしは味噌下手のお雑煮。去年もこれだったな。
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タコと玉ねぎのガーリックポテトサラダ。
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揚げサバとクレソンの香味マリネ。これはマリネというより南蛮漬けだった。揚げ置きして浸してあるの。
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どろ焼きそば、これは定番。
ソースが薄くなったな。でもまだビール(2杯目)があるうちに提供されたのに感激。
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ビールがあるうちに出されたのは初めてじゃないか。前の板前(昨年夏前にここを辞めて・・・の店に修行に出ている)は俺らがビールから日本酒に移ってから焼きそば出してきたからな。
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出汁巻玉子、これも定番。
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トマトで煮込んだ豚の角煮。美味しい。ボルシチみたい。
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何だか提供が早いぞ。こんなブッ散らかった状態になった。
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牡蠣とホウレンソウのバターソテーをオーダーしたら・・・
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何処にホウレンソウが入ってる?
これは牡蠣じゃなくて豚肉で巻いたヤマイモじゃないか。
厨房の若いのが間違えて、豚巻き長芋のバター醬油焼きを出したのです。
ママがミスに気付いて、「あ、あの、まだお腹大丈夫ですか?まだイケます?」
「うん大丈夫だけど、あ、これか。もしかして・・・」
「そうなの彼がミスっちゃって。すぐ作らせますから。彼のお財布から引いとくから」
豚巻き長芋のバター醬油焼きと、牡蠣とホウレンソウのバターソテー、バター焼が連続して出されるハメに。
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「すみません間違えちゃって。まだ正月ボケで・・・」
休みが長いからだよ。初日で未だフルスロットルにならないところへお客さんがドドっと来ちゃって、1回転して気が抜けたのかな。
ちゃんと付けとくように言いました。
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正月2日のカウンター席 [居酒屋]

やっと今日から出勤です。
正月は街が死んでいるように見えるのだ。
商店もシャター閉まってるし。営ってるのはコンビニやファミレス、チェーンファーストフード、電化製品量販店ぐらいか。
正月三が日にそこで働いてる人は時間給割り増しなのかな。
家に籠っていると、年賀状を配達している郵便局職員さんのバイク音を聞いて、「あ、世の中動いてるんだ」、辛うじてわかるくらい。
かといって混雑するところへ初詣に行く気なんかない。富士浅間神社は昨年末に行ったし。
早く日常に戻ろうよ。
行き付けの飲食店さん居酒屋さん、早く開けようよ、通常営業に戻ろうよ。こういう時にしか休めないのはわかってますけど。
ところが、2日から営ってたのがこの店。
16時ちょうど。背の高いマスターが暖簾を出しているところです。
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店の前のコンビニで暖簾が出るのを待ってたら、コンビニからコーヒーを買ったマスターが出てきた。
背が高いので、見上げるように新年のご挨拶をした。
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昨年の焼き物はお任せコースのみだったが、今年はレバやトンヅケを除いてほぼ通常メニューのようです。あ、煮込みがないぞ。
おや?刺身もそこそこあるのか。
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「ご注文お伺いします」(Kさん)
「鶏の唐揚」
「いきなりそれ行きますか」(Kさん)
「だって年に一度、この時期にしか食べられないモン。次にイカの肝バター炒め」
「おっ」(Kさん)
おっ・・・?
私が何をオーダーするかアタマん中で当てっこしてるんだろうね。
「マスターが唐揚げ反対派だからさぁ」
「???」
「鶏肉ってのはもともと脂を持ってるもので、それを更に油に入れる(揚げる)のに抵抗あるんだって」
「美味しそうですね」
「家でもコイツ(ジャン妻を指す)が唐揚げ作ってくれないもんだからさぁ」
「!!!」
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イカの肝バター炒め。最後の肝バタースープを舐めつくしてやろうと狙ってたのだが、その前にジャン妻が、「これ下げて」・・・無情にも下げられてしまった。
そのクセ、ジャン妻は、この後に出された牡蠣オイルに添えられたパンを肝バターにベットリ漬けて自分だけ喰ってましたね。
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「昨年、木原さん(仮名)にさぁ、〇〇さん(ジャン妻のこと)はアタシのことお嫌いでしょうけど、アタシはこれこれこういうやり方なんでって言い訳されてさぁ」
木原というのはジャン妻の部署にいる部下(女性)。
「で、何て答えたのさ?」
「私は仕事に好き嫌いは関係ないからって言ったの」
それって嫌いって言ったようなものではないのか?
「木原に嘘でもいいから好きですって言やぁいいのに。好きとまで言わなくても、ううん(首を横に振る)そんなことないわよって言うもんだ」
「アタシはそういう嘘は言えない」
嘘は優しい時もあるのだ。真実は残酷。
「人の付き合いは鏡のようなもの。相手の無礼に怒ってるのは自分に対して怒るべきことかも知れないよ。相手を好きにならなきゃ相手も自分に好意を持ってくれるもんか」
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次にジャン妻の部署にいる男性の部下の話に。
「野木(仮名)がさぁ。自分では仕事ができるって思ってるけど、定時退社直前にできあがったデータを〇長にメール送信してすぐ帰るんだよね。その後で〇長がデータの内容を質問に来ても本人が帰った後で、あれ?野木さんはもう帰ったんですか?って言われてさぁ。アナタ前職でそういうやり方した?」
「してない。前職時代はメールなんて無かったから自分で直接結果を持ってった。退社前にデータを送信して逃げるようにハイサヨナラなんてしたことない。そのデータが違ってたら後で自分のクビを締めるだけ。自分の身を守る為にも最低でも午前午後2回は途中経過を報告しないと」
「私もそういうやり方なのよ。でも野木のヤツは・・・(ブツクサブツクサ)」
「野木は〇長が疎ましいんだろうな」
「自分の嫌いな人のところに近寄らないからね」
「どうりで俺んトコに来ない訳だ。(笑)あ、でも年末の挨拶には来たよ」
「あ、それ見た見た。アナタんところに野木が挨拶してたのは見たよ」
「・・・野木は怒られたことないんだよ。叱られたことないんだよ」
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「アナタは私が船山に持ってった採用の本や、ビジネス関係の本って読んだことないよね?」
私の書棚にはそういうビジネス本は1冊もない。ホントにゼロ。読みたいと思ったことすらない。
「そういうのを読まないでこれまでどうやってきたの?」
「自己流」
「だよね?(驚)、完全な自己流だよね?誰か教えてくれたの?」
「教えてくれない。前職でも今の職でも自分の経験だけ。怒られたとか?」
「怒られた?叱られたじゃなくて?」
若い頃は怒ると叱るの区別すらつかなかったからね。
「何かやらかしたら誰かに怒られてたよ。お前こういうことやっただろ、言っただろって。ハイ言いました、そう言いました、もっとヒドいこと言いましたって」
「全部事実だから?(笑)」
「そう。実際やらかしたんだから。そうやって怒られて覚えた。会社が私の高い授業料を払ってくれたようなもの」
「だ・よ・ね・~」
今の若い連中はかわいそうな世代なんだよな。
正月2日からこんな会話ですよ。

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この残骸が気になってしょーがない。
折れたアスパラと、1個だけはじけ飛んだ?トマト巻。
隠せばいいのにさ。
Kさんが折れたアスパラを豚バラ肉で繋ぎ合わせ、修復して焼いたらこうなった。アスパラに段差があるのがわかりますか?
幾らで値段ついたかは知らない。
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18時前後に退店、夜はまだこれから。
今年もまだまだこれからです。
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既に日常に戻っていますが、飲食店や酒場はまだ営っていないところもあるので、明日以降は昨年のネタでしばらく繋ぎます。
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大船懐メロBGM酒場 [居酒屋]

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本日の大船懐メロBGMです。

OLY OLY OLY OH!
YELY YELY YELY YEAH!
WON`T BE LONG バブルガムブラザーズ 1990年

MOON あなたは知ってるの?
MOON あなたは何もかも?
初めてキスした日のことも
MOON レベッカ 1988年

素肌にキラキラ珊瑚礁
二人っきりで流されてもいいの
青い珊瑚礁 松田聖子 1980年

どうしたんだ HeyHeyBaby
機嫌なおしてくれよ
いつものようにキメて ブッ飛ばそうぜ
雨上がりの夜空に RCサクセション 1980年

いつか約束した海も行けなかった
叶えてやれることなんて何もない気がした。
Only Love HOUNDDOG 1988年

まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみくり返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わってめぐりあうよ
時代 中島みゆき 1975年

名も無い花には名前をつけましょう
この世にひとつしかない
冬の寒さに打ちひしがれないように
誰かの声でまた起き上がれるように
桜 コブクロ 2005年

あの時同じ花を見て美しいと言った二人の心はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度 (誰が歌ってたバージョンか不明) 1971年

さよなら
バックミラーの中に あの頃の君を探したけど
さよなら
ボンネットを叩く雨 もう何も見えないよ聞こえないよ
ラストショー 浜田省吾 1981年

ねぇ君もっと深く知り合おう
ついては週末のデートなど
もじもじ問いかけた瞬間に夕陽が落ちて来た
ハイスクールララバイ イモ欽トリオ 1981年
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汚れてもいい
泣いてもいい
愛は尊いわ
誰でも一度だけ経験するのよ
誘惑の甘い罠
ひと夏の経験 山口百恵 1974年

甘いとき弾む心
ひと夜のきらめきに揺れる
キャンドルがうるむ瞳の中で
無邪気に踊ってみせる
ダンシング・オールナイト もんた&ブラザーズ 1980年

あなたの空を翔びたい 誰より高く翔びたい
高橋真梨子 あなたの空を翔びたい 1978年

いなせだね夏を連れて来た女
渚まで走るよ めっ!
涼し気な目もと流し目 eye eye eye
粋な事件 起こりそうだぜ めッ!
め組の人 ラッツ&スター 1983年

この頃流行りの女の子 お尻の小さな女の子
こっちを向いてよハニー
だってなんだか だってだってなんだもん
キューティーハニー (オリジナルは誰が歌ってるのかな?) 1973年

HERO 空はひび割れ
HERO 太陽は燃えつき
HERO 海は枯れ果てて 月は砕け散っても
HERO(ヒーローになる時、それは今) 甲斐バンド 1979年

さびしいものは あなたの言葉
異国の響きに似て不思議
さよならよりも切ないものは
あなたの優しさ なぜ?不思議
桃色吐息 高橋真梨子 1984年

憧れのあの人は罪なことだよ先生
できるなら個人授業を受けてみたいよ。
個人授業 フィンガー5 1973年

恋する女は綺麗さ 決してお世辞じゃないぜ
ため息交じりの頬についこの手のばしたくなる
お嫁サンバ 郷ひろみ 1981年

あなたがいつか話してくれた 岬を僕は訪ねて来た
ふたりで行くと約束したが 今ではそれもかなわないこと
岬巡り 山本コータロー 1974年

歯痒いのよその唇
キスする場所を間違えてる
心の傷ならそんなとこにない
はがゆい唇 高橋真梨子 1992年

空を飛ぶ 鳥のように 自由に生きる 
今日の日は さようなら また会う日まで
今日の日はさようなら 森山良子 1966年
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ふと誰もいないなと思ったら、カウンターの向こう側にしゃがみ込んで賄い中だった。
ビーフシチューをご飯にぶっかけて食べてましたね。
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「〇〇さぁん。今日はマグロのいいのが入ったので。よかったら・・・」
出ましたマスターの勧誘TALKが。何故この遅いタイミングでススメられるか。チーオムを平らげた後で。
明日が日曜で休みだから在庫一掃にかかったに違いない。
あ、そろそろ片付けにかかってやんの。
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結局いただきました。
この店で刺身を食べた記憶ないなぁ。
それでも余ったマグロは週明けに串に刺しておとおしで出されるのだろうな。
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マグロが出されたタイミングでラストオーダーになった。「ごめぇん○○さん。今日は1万・・・千円になっちゃった・・・」
予想通りの金額です。
「何かアナタあの店好きねぇ」
「料理も会計も安心できるからね。いつも同じような金額だし。1万円札1枚と千円札2~3枚ありゃいいんだからさ」

師走に向けて年内最後の訪問を目論んだ。
「〇〇といいますけど・・・」
「あ、〇〇さんどーも」
「年内はいつまで営ってます?」
「年内ですか?31日まで営ってます。そして何と!!年開けは2日から営ります!!」
な、何だって?
上大岡の串焼き屋(31日と元旦休み)より稼働日数が1日多いぞ。
「じゃぁどっかで行きますワ」
「ハイお待ちしておりまぁす」
最後の方はやけっぱちの絶叫調になっていた。
年内の業務最終日、中締めを終え、年末の挨拶の後、店に再度電話。
受話器の向こう側は喧噪状態のようで。
女の子が出て、「今日は混んでる?」
「ハイ混んでます・・・けど・・・何名さまですか?2名・・・少々お待ちください」
保留ボタンを押さないので会話が筒抜け。
「誰?〇〇さん?ああ大丈夫大丈夫入れて入れて」(若いの)
「大丈夫です」
???
「混んでるらしいぞ」
「入れて入れてって言ってたの。それって入れるだけで席ないんじゃないの?」(ジャン妻)
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カウンターに椅子を増やしてキュウキュウ状態。
3つあるBOX席もバラして2つくっつけて1テーブルにしている。
賑やかな夜。賑やか過ぎて懐メロBGMがあまり聞こえないぞ。

逢いたくて逢いたくて
この胸のささやきが
あなたを探している
あなたを呼んでいる
木蓮の涙 スターダスト・レビュー 1993年

私がオバさんになったらあなたはオジさんよ
かっこいいことなかりいってもお腹が出てくるのよ
私がオバさんになっても本当に変わらない?
とても心配だわ。あなたが若い子が好きだから
私がオバさんになっても 森高千里 1992年

グッバイマイラブこの街角で
グッバイマイラブ歩いてゆきましょう
あなたは右に私は左に
振り向いたら負けよ
グッド・バイ・マイ・ラブ アン・ルイス 1974年

お酒はぬるめの燗がいい
肴はあぶったイカでいい
女は無口なひとがいい
灯はぼんやり灯りゃいい
舟唄 八代亜紀 1979年

さよならを繰り返し
君は大人になる
ときめきと戸惑いをその胸に
しのばせて
ガラス越しに消えた夏 鈴木雅之 1986年

Thank you for your kindness
Thank you for your tenderness
Thank you for smile
Thank you for love
Thank you for everything
さよならの向こう側 山口百恵 1980年
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「いっそ元旦も営ったら?」(私)
「1日休んだって気が抜けるだけだよ」(ジャン妻)
「元旦くらい休みたいじゃないですかぁ」(若いの)
その台詞はマスターに聞こえるように言っていた。開けたら開けたでお客さん来るでしょ。
そのマスターは私に向かって両手の人差し指を立ててニヤリと笑った。
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禊とライバル心 [居酒屋]

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お世話になっているこの店ですが。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-11-20
で書いたように11月の後半に小さい奇禍があって、ジャン妻の眉をしかめさせたままだったのです。
私はこの店との今後の関係を心配した。わだかまりを持ったまま年を越すのはよくないと思った。
このまま関係が途切れたら、この店のOBで現在は下の店で修行中の彼も心配するだろうし。
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私は関係を修復しようと動いた。
ジャン妻は叱り方、注意の言い方がキツいので・・・(中途新人を怒鳴ったら辞めちゃったくらいだからね。「アタシが怒鳴ってなんかいないっ」・・・)・・・自分が言った方がいいと思って。
開店1時間前に近所のハンコ屋に印鑑を注文に行った帰りに店の前でじーっと立っていたら、店の奥からママが出て来た。
「あのさ・・・ちと話が・・・」
「なになに?いい話?」
「いい話・・・では・・・ないな・・・」
「ええっ!!悪い話?・・・なになになに?」
「止めとこうか・・・」
「ええぇ。大丈夫よ言って言って言って」
「じゃぁ言うよ。この間〇〇(ジャン妻)の部署の歓迎会でさ・・・こういう言い方されたんだってよ」
「ええっ!!」
「・・・」
「そんな言い方してないわよぉ」
「ああそう。でもそう受け取ったみたいだよ相手は。またママあんな言い方してアタシのカオがってアタマ抱えてたからね」
自信が無くなったように、「・・・言ったのかな~・・・」
「言ったんだってさ。普段から出てるんじゃないか?」
ママは自信が無さそうだった。
「私だったら参加者に喫煙者がいたら事前に言うさ。今日の店は全席禁煙です煙草吸うなら外の灰皿でって最初に言うけどね。〇〇(ジャン妻)にもそう言ったの。言っておけば双方気を遣わんで済むしさ」
「・・・確かに言ったかも。うん。ゴメンなさい。言ったわ」
「店が忙しくなるとつい出ちゃうんだよ」
「えぇ~。普段は言って・・・」
「言ってるさ。言ってるよ。聞こえるモン。ああまたあんな言い方してるって」
「そ・・・そうなの・・・ね・・・」
「言っちゃったんだからしょーがない。その方はもう来ないと思うけどね。店ん中のどっかに禁煙ですって貼っときゃいいのにさ」
「禁煙にして最初の頃は貼っておいたんだけど。1年経ったから外しちゃったのかも」
「ああ、外しちゃったんだ。でも俺らや禁煙を認知した客だけじゃないよ」
「そうよね。でもメニューの下の方に一応、店内禁煙って書いてはあるんだけど・・・」
「見たことない。普段はその日のおススメ。黒板しかみないから」
「そ、そうよね・・・」
「パパッって言わないでタメて言えばいいんだよ。すみませんお客様ぁ、当店は禁煙でしてぇ、お煙草でしたら外でぇ・・・って」
反省しきりのママだったが。
「言ったのっ?」(ジャン妻)
「言った」
言った内容を説明した。
「普段からそういう口調が出てるってそこまで言ったんだ」
「言った。今頃しょ気てるんじゃないか。案外立ち直りが早いかもな」
注意したって直りゃしないよと思わないでもないが。気にしてるだろうからその日の夜、予約の電話したらママが出て、「さっき旦那さんに注意されたの。ごめんなさいごめんなさい」だったそうだが、
「満席だって」(ジャン妻)
「なにぃ?さては俺に言われた直後だから会いたくなかったんだろうよ」
悪態ついたが翌週に行きました。
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おとおしの煮物。カニあんかけのダシにシャキシャキの白菜。
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鶏ハムと焼き茄子のポテサラ。
ハムはまだしも、焼き茄子は合わないなぁ。
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大根と豚バラのピリ辛温サラダ豆板醤と山椒の合わせダレという長ったらしいネーミング。
合わせダレが美味しい。
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モッツアレラチーズとフルーツトマトの揚げだし。
ダシが美味しい。でもトマトの揚げだしとはねぇ。チーズはともかく。
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明太子とチーズ芋もち。これもダシが美味しい。
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この夜に大ヒットだったお好み焼き風タコのかき揚げ。あっちこっちのテーブルからオーダーがとんでました。
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私に注意された話は出なかった。その代わり、この店を辞めて神奈川県内某市の有名店に飛び込み修行している彼、K君の話題になった。
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「彼、元気だった?」
「元気だったけど・・・」
「K君は少し丸くなったね」(ジャン妻)
「そうなのよ。お店が終わった後、常連さんと夜遅くにラーメン食べに行ったりしてるんだって」
「あの街に夜遅い時間帯のラーメンなんてあったかな。大船まで戻ってるんじゃないか?」
そこで産業スパイよろしくその店のメニュー写真を印刷したペラを見せた。
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「何これ?」
ママは細かい文字の羅列に驚愕していた。
「これって横書きなの縦書きなの?」
「カウンターから店のPC画面が見えたんだけど、これってExcelの縦書きなんだよね。あまりそういう人っていないし」(ジャン妻)
「このマークは何?」と聞かれたので、★◆他、いろいろ説明してあげました。
★は比較的すぐ出せる、◆はお時間を要する、小鉢1つ300円、3つで600円、3の倍数でオーダー、◆でも仕込みが完璧なので意外と待たない・・・。
刺身は1枚からお切りしますに仰天していた。
「ちょっと見にくいわよねぇ」(ジャン妻)
「私なんか老眼きてるからこうやって(目から離す)見ないと読めないモン。辛うじてカタカナのポテサラ、コールスロー、マヨネーズが判読できるけどさ」
「これだけあってすぐに出されるの?」
「◆は他のお客さんがオーダーしたのに便乗すればいいんだよ」
「皆そうしてるね。アタシたちが頼んだシウマイに他のお客さんが、こっちも、あ、こっちもって。それで一度に出されるのよ」
ママは感心しきりだった。客筋がこことは全然違うのも話したが、そこをあまり言うと、この店のお客を否定しちゃうからそこは抑えた。
そしてアンコール。おとおしの盛り合わせ。
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料理はどれもまぁまぁ美味かった。たまに来る方が美味いのかもしれないね。
「年内いつまで?まさか22日でラストじゃないだろうな」
「ええっと・・・」
28日までらしい。こっちは29日まで仕事だぞ。
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「ママ、全く気にしてなかったな」
例の注意事項については全く話さなかった。
「ママはもう済んだと思ってるんじゃない?」
さぁこれで禊は済んだ。年内ラストスパートです。
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何かしらを混ぜたポテサラはメニューに必ずあるのですが、これは凄かったな。
ベーコン&とろけるゴルゴンゾーラのポテサラ。
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こってり重厚感あるポテサラ。ポテサラの域を超えている。ドロドロでしたよ。
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肉巻き白菜の純米酒蒸し。白菜と豚バラから出た甘いダシがいい。でも何も純米酒で蒸さなくても安い本醸造でいいではないか。
さては余った酒を適当に混ぜて使ったんな。(笑)
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聖護院大根と揚げ餅の揚げ出汁。
聖護院野菜だから京野菜ですね。この辺りもまたまたいい意味でのヘンな自己主張が伺える。他とはちょっと違うものを出していますというもの。普通の大根で充分ですが。
聖護院という難しい漢字を黒板にチョークで書くママの達筆にも驚く。
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水切り豆腐と三陸産牡蠣のステーキ黒酢ソース。
宮城県産牡蠣の出荷停止が報道されていますが、あれは宮城県全域ではないらしいですよ。漁業関係者のHPにも出てましたが、今回の騒動で出荷を自粛しているのは漁協で取り扱う共販の剥き身の牡蠣だという。
殻付きの牡蠣は従来通りの検査結果を踏まえて、生食用か加熱用に振り分けられる。
私は別に何が何でも牡蠣を食べたい訳ではないが。
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真鯛と京芋のギョロッケ。ギョロッケ(魚ロッケ)は魚の練り物をフライにしたものか、揚げかまぼこだと思っていたのですが、これは里芋の主張が強過ぎ。鯛なんぞという白身の香りはしなかった。
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「ギョロッケってどっかで食べたね」
「渋谷の佐賀」
「ああ、あの高い店」
渋谷の東急ハンズ近くのビル7階にある高い店。ちょっとお財布にキツい店です。
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昆布〆平目の松前のせ。
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磯の香り青海苔入り出汁巻玉子。大船にあるとの山の和風玉子焼きに似ている。美味しい。
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「彼(K君)のお店に行ったんですよね?」
「行った。明日も行くの」
「そうなんですか。あの店でKの料理だけを出したイベントって行かれました?」
「いや。行ってない。そんなことやってるんだ。まさかあの店で栃尾揚げツナマヨとか、ゴルゴンゾーラコロッケとか出すのかな」
それじゃぁこの店と同じになっちまう。でも私の見たところ、K君はオーダー、ドリンク、洗い場ばかりで、まだ料理に触らせて貰ってないようだが。
「明日行くので聞いてみる。2人(店主、ママ)は行ったの?」
「ウチ休みが(土)(日)(祭)じゃないですか。平日は行けないし」
「それにしちゃぁ年末年始GWお盆11月初旬としょっちゅう休んでるじゃねぇか」
マスターは私の毒舌にたまりかねて刺身包丁を持ったまま身体がのけ反った。
「彼も言ってたよ。マスターもママも平日しょっちゅう休んでるんだからウチに来ようと思えば来れますよねって」
「アイツそんなこと言ってたんですかぁ」
これは冗談。そう言ったのは私です。
「アイツ今度会ったら・・・」
「で、年末年始の休みは決まったのか?」
「ええっと・・・(途端にトーンが落ちる)・・・29日から休みで、5日から・・・」
「ウチは30日から休みで4日から仕事よっ」(ジャン妻)
「河岸が休みなので・・・魚が・・・」
「魚が無くても充分営業できるよこの店」(ジャン)
「銀行なんか30日まで営ってるのよっ」(ジャン妻)
「・・・」
毎年この時期になると仕入れのせいにする。
そして年内最終営業日。
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満席でした。入店を断念したお客も数組いました。
生ハムとセロリのポテサラ。
この店のポテサラはベースになるポテトとドレッシングが同じで、それにアクセントをつける塩加減のもの、プラス、余った食材を無理くり混ぜてないか?結局同じ味なんですよね。
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栃尾揚げの海老マヨネーズ焼。
よく出される海老ツナマヨネーズ、海老明太マヨネーズ、とも何かが違う。
隠し味がある。クリームソースのようなものが入っている。
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牡蠣と下仁田ネギの醬油焼きとろけるチーズ載せ。
やわらかい下仁田ネギと在庫一掃せんと残り物の牡蠣??
悪くないけど醬油の味よりチーズの香が勝っている。
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真鱈白子のゴルゴンゾーラチーズ焼き。ガーリックトースト添え。
真鱈の身はともかく、白子は溶けちゃったような。
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チーズものが3連続続いたので、「アナタの注文センス、チョイスがオカシイ」
何っ?チョイス?
チョイスだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
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では口直しに刺身でも。
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2種(ブリとカサゴ)お願いしたら何故か3種ある。在庫整理だな。
黒板のメニューがヤマになってひとつずつ消えていく。
今年の締めに、ベーコンとタマネギ入りの自家製さつま揚げとは如何なるものかと喰ってみたが、これは別にたいしたことなかったな~。
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「ねぇねぇ」(ママ)
「うん?」
「小さい文字でギッシリ書かれたメニューのK君のお店だけど。〇〇さん(私らのこと)ってそのお店のお料理に惹かれて行くの?それとも彼?」
「彼だな」
迷わず言った。
「彼の人柄だろうな。そこにいる人があっての料理だろうな。ただ料理が美味いだけなら行かない」
「アタシもどんなに美味しくても、人がよくなかったら行かない」(ジャン妻)
「そうなんだ。人なんだ」
ママのホンネは、じゃぁウチの店に来てくれてるのもアタシたちの人柄なのねと言いたいのに違いない。
「その店はママもいい方なの?」
これはその店へのライバル意識?ジェラシー?迂闊なこと言えないな。
「ママもいい人そうだが・・・私らとはまだ距離感あるよ。そんなに会話しないしあっさりしてる。それはウチらの担当はK君だと思ってるんじゃないかなぁ。忙しそうだし以前からの常連さん(阿佐ヶ谷?)に気を遣ってるからね」
何故この店で他所の店の話題になるのか。意識バリバリである。
「でもK君の人柄を育てたのはこの店だろうな」
ママはニンマリ微笑んだ。

翌日の昼下がり。。。
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しっかり休んでます。
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いついつまでお休みします新年はいついつから営業しますの貼り紙すらないぞ。
「ウチのお客さんは皆さんわかってくれてますので」(マスター)
( ̄▽ ̄;)
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文字の羅列 [居酒屋]

仮にKさんとしておく。
Kさんは私のBlogに度々登場する都内のお店にいた。その日のおススメが黒板に白いチョークで殴り書きされた店です。
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今年の夏前にお辞めになり、神奈川県内の某有名居酒屋に修行に出ている。最初は新妻とお客で入り、その場か後日か、履歴書を持って見習い?で雇用された。
私はその情報をKさんが去った後に聞いた。その店は小さい店でママひとりで仕込、調理、接客をこなしていた。
もともと席数が少なく予約がトテモ難しかったうえに食の情報誌dancyuに掲載されちゃったから大ブレイク、その日に思いたってフラッと入れる店ではなくなったという。
店構え1.jpg
ジャン妻は私に遅れること1ヶ月、Kさんと半年ぶりの再会。
カウンター奥の2席、Kさんの真ん前に着座。
「ええっと・・・いきなり早速だが、来月空いてる日はあるかな」
マジメなKさんは後ろから予約台帳を引っ張り出して頁をパラパラめくりだした。私はKさんのツテで何とか店とご縁ができたが、部屋数少ない人気旅館と同じで、行ったその日にすぐさま次の予約を入れるようにしている。
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おとおしは大根と青菜を煮たもの。薄からずしょっぱくもなく。
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そして新聞の切り抜きを拡大したような縦のお品書きに見入る。
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向こうの壁にノートPCがあって、そこにメニューが写し出されていた。
「EXCELの縦書きだね」(ジャン妻)
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目が疲れて来るので、「★小鉢を左から9つ」
「左からですね」
「うん」
「右からってお客様はいますけど」
「じゃぁ順不同で行きますね」(ママ)
最初の3品は。
カボチャとお揚げの甘辛煮
ほうれん草と焼き舞茸の胡麻和え
薩摩芋の五目キンピラ
「かぼちゃなんて普段は食べないクセに」
「・・・」
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次の6品は。。。
揚げ蓮根の南蛮漬け生姜風味
小松菜と桜海老とお揚げの煮びたし
長芋とエリンギのジャコ炒め
アスパラ芽と竹輪の辛子和え
蒟蒻の旨煮
ふきと油揚げの煮物
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その間に◆を入れておくのです。後は店のペースに任せます。
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「〇〇〇〇(前の都内の店)行かれてます?」
「それがさぁ。彼女の部署の飲み会で、こういうことがあって・・・」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-11-20の話をしたのだよ。この件のオチ、顛末は明日掲載しますが、私がきちんと話をつけて関係修復。昨夜年内最後の訪問を済ませました。明日か明後日にUPします。
「確かにそう強く言ってる時ってありますね。でも自分は言えないですし。〇〇さんだから言えるんであって」
「もう出入り禁止かな。アハハハ(笑)」(ジャン妻)
「いやいやいや。行って下さるだけありがたいと思いますよ」
「それきり来ない客の方が遥かに多い訳だからね」
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帆立のクリームコロッケが出される前に、カウンター上にブルドックウスターソースが2種類置かれた。
「あ、ソース要らないかも。そのまま食べるから」
私はコロッケに味付いてると思ったのだ。いきなりソースをベチャベチャかけたら気分悪いだろうがよ。
そしたらKさんは私にこう振ってきた。
「最近タルタルソース食べてます?」
「タルタルソースぅ?あの店では食べてない。普段は控えてるよ」
この店ではアジフライにタルタルソースが添えてあるのは事前にチェック済みですが。
他の店(紀尾井さんとか)でタルタル出されたらいただいてますけど。
この会話がママのアンテナに引っかかり、出された帆立クリームコロッケにはタルタルソースがベッチョリ付いて来た。
コロッケ2.jpg
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「タルタルソースがお好きなんですって?笑」(ママ)
聞えたわよと言わんばかりであった。それだけ言い置いて颯爽と他の調理に戻っていく。
聞えてたのか。おそるべしアンテナである。
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ママはよほど頭脳明晰でアタマの回転が早いに違いない。同時に手を駆使して、切る、盛る、沿える、背後に向かって焼く、揚げる、蒸す。
複数のKeyboardを積み上げて縦横無尽に弾きまくるプログレッシブロックのKeyboard Playerのようである。
キツさを表に出さず。淡々と手早く遂行していく明晰な頭脳、料理センスと才能、熱意っと強靭な意志、要領と容量、献身的な姿勢も。
シウマイは他のお客さん分と一緒に複数の個数が同時に蒸されて供された。
ちょっとヤワかったですね。箸先でボロボロ崩れちゃって。
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シラスと大葉のおつまみピザ
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豚肉生姜焼きサラダ仕立て。
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こりゃぁビールですな。そしたらKさんがヌケヌケと、「ビールですよねこれ。前もよく後でビールお飲みになったりされてましたよね」
そりゃ前の店でKさんの調理スピードと提供センスがズレてるか遅いからだよ。これはビールだろうってアテを日本酒に移行した後半に出してきたりするからさ。
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締めの小鉢3品
さっぱりコールスロー
きたあかりのポテトサラダ
肉ジャガ
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「彼(Kさん)は履歴書書いたんですか?」
「ハイ。写真入りで。家のどっかにあると思いますけど。笑」(ママ)
「経歴詐称してないだろうな」とまたまた暴言を吐いてしまった。でもKさんはドリンク、オーダー、洗い場担当で、まだ料理には触らせてくれてないようでもある。
会計時にKさんは電卓を叩くが、ママに見せてGOサインが出てからお支払になる。
「彼は仕込を手伝ってるんじゃないのかな」(ジャン妻)
そうだろうか。私はママの傍らでサポートする代わりに、「見て覚えなさい」、だと思う。だってまるっきり素人じゃないんだから。
教えたってレシピを早く盗まれたりするだけだろう。
ママは最後にこう言っていた。
「よかったね。ファンの方が付いて来てくれて」
まるで姉と弟のようである。あ、兄に見えるかも。(失礼)
店構え2.jpg
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年末なのでもう1譚追加します。
この店を辞めて。。。
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この店で修業中の彼、K君が言うには。
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最初の膳.jpg
おとおし.jpg
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「すみませんが・・・」
「???」
「あと15分ぐらいしたら席を移動して貰っていいですか?」
「いいけど」
はて?何が起きた?
何処に移動しろと?席は埋まってるぞ。
19時半までの2名のお客がいて、入れ替わりに入る19時半から4名の予約客が遅れてるらしい。
私らは入口側のカウンター席にいるのだが、奥に1つだけあるテーブル席も埋まっているので、19時半までの2名様の後に私らを動かして、カウンターの角を含めた4名席に案内するのだろうな。
19時半過ぎてる。遅れてる4名様が来たら出るんだろうけど。私だったら来ようが遅れようが、定刻が来たらサッと引き上げるけどね。
先に小鉢を6品入れて、「定番は席を移ってからにしようよ」(ジャン妻)
それでは店側が困るのである。ママ1人で調理しているこの店は後から追加するよりは先にオーダー入れいた方がいいんだよ。席が動こうがそれはあまり関係ないのである。
鴨肉ボイルウインナー、サンガ焼き、シウマイを2個入れといた。
若い者が4人でLの字型にカウンターに並んだタイミングでその2名様は御帰りになり、私らは真ん中に移動した。
「すみません動いて貰って」(その4人客のリーダー)
「先に聞いてたから。いつ動くのかなって思ってたけどな・・・」
「すみませぇん。私が席の差配をミスりまして・・・」(ママ)
いや、ママじゃないな。おそらくミスったのはK君だろと私は疑った。ママはK君を庇ってるな。
小鉢その他は、私に疑われたK君が持ってきてくれた。お絞りも取り換えてくれた。
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お品書き2.jpg
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小鉢1.jpg
卵入り油揚げ巾着煮
きたあかりのポテサラ
揚げ蓮根南蛮浸生姜風味
小松菜と桜海老と揚げのお浸し
焼き豆腐と九条ネギのすき焼き風
柿と胡桃のクリームチーズ和え
小鉢2.jpg
小鉢3.jpg
小鉢4.jpg
小鉢5.jpg
小鉢6.jpg
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後から来た4人の若い者、リーダー格が言うには、
「ママぁ。メニュー見難いんだけどぉ」
私も同意見。文字の羅列だからね。私の場合は老眼がきてるからである。
「ええ?これでも見やすくしたのよぉ・・・」
「何処がさぁ?」
「下の左に書いてあったの(定番)を次の頁に移したんだけど」
それでも見難い。
私は新手を考えた。メニューをⅰ―Phoneで撮って、2本の指で写真を広げて拡大すればいいのである。そうすると、おう見える見える、しっかり読めるぜ。
冷や3.jpg
「先にご主人のお酒・・・・・・これは奥様のお酒・・・」
「お、奥様?」
「え?奥様ですよね。まさか愛人とか?」
「愛人かぁ。だったらもっと若いのを・・・」
・・・まで言ったらジャン妻に張られそうになった。
どう見ても兄と弟である。(失礼)
姉と弟か?.jpg女性の背中.jpg
ママがお客さん全員に聞こえるように?言うには、
「今からシウマイいきますけど・・・」
そしたらあちこちから、「こっちも4個」、「こっちも」、「俺も2個」と声が挙がったものである。最初に頼んだのは俺らだぞ。皆さん便乗した。なるほどそういう信頼関係が構築されているわけか。皆でママを助けてるんですね。
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シウマイ.jpg
ママが天ぷらを揚げている。
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時刻は20:30を過ぎた。隣の男性が、「今、揚げ物のチャンス」
「何で?」と女性。
20:30過ぎたら料理が出切ったのか、天ぷら、アジフライ他、次から次へと揚がっていく。
私らが小鉢3種追加。
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さっぱりコールスロー
ニンジンとリンゴのラベ●風味 (●は判読不能)
しめじと高菜のクリームチーズ和え
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ひとりの常連さんで初老の男性が来た。
ママが私らに済まなそうに、「また左にお席ずれてもらっていいですか?」
「ああ、いいけど」
初老の男性も、「すみません動いて貰って」
でもこれで2回目の移動、席は3席目なのでつい言ってしまった。
「今日は江戸時代の大名なみに国替え(席替え)が多くて・・・」
店内は爆笑に包まれた。
再びママが、「すぅみませぇんねぇ」
席替え=国替え?戦国コメディ真田丸と並行して録画鑑賞していた真田太平記を観終ったのですが、ラストが上田から松代へ転封(国替え)される場面で終わったのが脳裏にあって。
でも何だかオカシイぞ。ママはその初老の男性をお客扱いしていない。明らかに客あしらいに差がある。
常連さんが話しているのを小耳に聞いたらママのお身内、しかも旦那さんだそうである。
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すかさず次回を予約。この店はどっかの2室しかない宿と一緒で、来たその日に次回を予約しないと。それも複数の日を範囲指定してその中から「何処か空いてないか?」と言わないと。一旦この店から離れてしまったらその後は自分の運不運を試されてるハメになる。
それって居酒屋としてどうなの?と思わないでもないが、小さい人気店なんだから仕方がない。
「あの・・・」(K君)
「???」
「この店で、自分の料理がメインの日をやったんですよ」
「Kさんの料理メニューだけで?」
「そうですそうです。いつもとメニュー変えて自分のだけで」
そういうイベントをするのは前の店のマスターから聞いてたけど。
「まさか前の店の料理が出るのかここで?栃尾揚げのツナマヨとか?挽肉ゴルゴンゾーラのコロッケとか?焼きそばとか?」
「いやいやそういうのではなく・・・(・・・の先は忘れた)・・・そういうのをやる日は完全予約制なんです。次回がいついつの日曜なんですけど。よろしかったらどうですか?」
その日は確か、前日がさらの木だったような。あ、そうか。帰って来て夜に来ればいいんだし。
「じゃぁ俺ら来ますよ」
はたしてどのような料理が出されるのか。Kさん、港区で振った腕をまた見せてください。
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イヴの上大岡 [居酒屋]

世間が忘年会シーズンたけなわで、後半線に突入しています。
この店、今年は38回行きました。年間回数ダントツで1位です。
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ジャン妻が午後半休(代休らしい)で午後に美容院の予約を入れ、横浜の何処かで服を買い込み上大岡駅のロッカーに買い物袋を入れてから市営地下鉄駅の出口で待ち合わせ。
私は茅ヶ崎市の公用を終え某現場に立ち寄ってから上大岡へ向かった。
「着いたよ」メールの本文には、「演奏会やってるね」
演奏会?
「Valloteか?」
「かも。大きいバイオリンがあるし」
それはコントラバスに違いない。まだ解散前(卒業前)の路上LIVEをやってるのか。
先日、挨拶したからなぁ。
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カウンター席に着いてレバ3本他、最初のオーダー入れたらジャン妻の愚痴が長々と始まった。ジャン妻の部署の中途新人のネタだった。
以下の会話は、UP済みの記事http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/に繋がります。内容が重複する箇所があります。
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秋に新規採用したのだが、かなりの倍率で採用したのに、僅か2ヶ月経たずにもうボロが出始めたというもの。
「アナタの予想が当たった・・・」
私はその人物を見て、「アイツはこれこれこうじゃないかなぁ」と予想したんですよ。そしたら当ったと。いい方に当ったのではなく悪い方ですよ。
だからといって、「ホレ見ろ俺の予想が当たった~」と自慢げに吹聴したりしませんよ。私の悪い予想なんて外れた方がいいに決まってる。
「何があったのさ?」
「できるだろうと思って今日1日やらせたら全然できてなくって、過去にやったことないのがわかったの。でもそれって知っててアタリマエのことなんだけどさ~」
できないのが明るみに出た後に、
「アタシや部長のいないところで、自分は前職でこれこれこういうことをやってたって周囲にコボしたんだよね。何かことが起きる度にそう言うらしいのよ」
「それは自己アピールか?」
「そう。過去にやってたやってないなんて関係ないんだよ。それよりも今これから、ウチでどうやっていくかが大事なのに・・・」
「で、何か言ったの?」
「ごめんなさいアナタが過去にやってないのがよくワカリマシタって言ってやったわよ」
そりゃキツいな。でも事実なんだろうな。
長々続いてTALKが止まらなくなり、せっかく焼き立てのレバが冷めてしまった。その後も延々聞き役になり、私も聞いて欲しいネタがあったのだがなかなか切り出せず。
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刺身2.jpg
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私はジャン妻が言う対象者が、何ができて何ができないのかはわからない。聞いても難しくてわからない。ポイントを抑えるのが精一杯である。
「何でそんなのを採用したのさ?」
「50人中の1人よ。1/50で採用したんだから」
「ご、ごじゅうぶんのいち??」
「そうよ。二次面接の時に、自分やったことがない業務でもイチから頑張りますって話だったのよ」
自分のわかるネタに逸らしてみた。
「だったら言ってやればいい。こっちはお前さんの過去なんか興味ねぇし知らねーからって」
入って来たばっかりで自分の立ち位置がわからないんだろう。
だが私もその野郎の視線や態度が気に入らなかったりする。何だかオドオドして下を向いて私を逸らすんです。避けるんです。私がいる時は私の席、シマをわざと遠回りして自分の席に戻ったりするからね。
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「よし。俺が言おうか」
「アナタは出ないでっ!!」
「・・・」
口を封じられてしまった。散々聞かされてそれかよ。
私が言うわけない。他部署なのにさ。
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「今日はトントントンはないの?」(ジャン妻)
トントントンとはナメロウのこと。無かった。厨房の魚担当のT君がいないのだ。童顔小柄のD君がいる。
D君はいい子だけど仕入と在庫管理がアマいな。お品書きに書いてあるのに、牡蠣、角煮、ヤマ続出。
「牡蠣が残り1本しかないんです」
「いいよそれで」
仕方がないので、焼き物他、の正統派路線でいきました。
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長舌でブツクサこぼしてたのをマスターも聞いてたのか、途中からさりげない話題に引き込んでくれた。
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上大岡駅に戻ったら、Valloteはラスト1曲を奏でたら休憩Timeに入っていた。
解散を宣言したアーチストを見るのはシラける。決めたんならさっさと解散すりゃいい。解散をウリにして稼ぐなよと。こりゃ言い過ぎかな。
でも私、CD5枚買ってますから。先日買った2枚は簡易パッケージだった。とうとうインディのままメジャーにはなれなかったが、HP見たらコントラバスの女性が入籍済みだったと。それじゃぁしょーがない。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-11-26

先日は私に気付いてくれたが、今宵は別のファンと間違えたらしく、「どこどこのLIVEにも来ていただいて・・・」
「俺らは鳥火だよ」
「あ・・・そうでしたね」
何か言いたげだったが、「じゃぁ・・・幸せに・・・」
サッと踵を返しました。なので私はこの中に入ってません。
http://ameblo.jp/vallote/entry-12224690377.html
「彼女たちもタイヘンだね。こんな寒い夜にファンサービスしなきゃならないんだから」
「まぁな」
「アナタだったら怒るでしょ。亭主を放りだして夜に活動するなって」
「そりゃ言うさ。言うに決まってる」

そして年内2016年最後に行った日。
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イブです。イブの大渋滞。
「何だこの渋滞は?」
「パパがプレゼントやケーキを持って帰るんだよ」(ジャン妻)
イブだから空いてるだろとタカを括ったのだが、引戸を開けたら17時で満席だった。
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イブのナメロウ。左はシマアジ。
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スタッフはALL男性で、女性は1人もいない。イブだから?
「今日24日と明日25日は人が足りなくて・・・」(Jr)
スタッフの誰かが、クリぼっちがどうこう言うもんだから。彼女ができてもイブまでもたないとか。
「クリぼっちって何だ?」
「クリスマスをひとりで過ごすことでしょ」
「じゃぁウチの誰と誰と誰々なんか皆そうじゃないか」
心無い私は社内の独身女性をあげつらった。
だけどイヤな造語だね。クリスマスに異性と過ごすことを諦めりゃいいんじゃないのか。外出したらカップルやイルミネーションに目を奪われ、気が滅入るだけであろ。
ひとりで過ごすと決めればいいんだよ。どうせ夜明けは来るんだから。
ヒマな調査結果を見つけた。朝日新聞デジタルから。
今年のクリスマスは誰と過ごしますか?というもの。
クリスマスでも普段通りに過ごす20代未婚男性は3人に1人。回答者の男性は762人だって。
大きなお世話だと思わないでもないが。
20代未婚男性で、恋人や友だち家族と過ごす予定のない人が33%。(女性は26%)予定の内容は、男女とも仕事やアルバイトが最多だそうである。
予定がないので男性は、1人でいつも通り自宅で過ごす。
女性は家族と一緒にいつも通り自宅で過ごす。
いいじゃないか。イブやクリスマスにバイトや仕事、素晴らしいと思う。そういうのに捉われずに長期的なスパンで幸福をGETして欲しいもの。
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トンヅケ.jpg
本日の美味を見て、「あ、ローストビーフがある」
「いきます?」
「うん」
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「いいイロね。これぐらいのイロでいいのよ」
ジャン妻は家でローストビーフにTRYしている。正月の集いにローストビーフを持参するそうです。
身が赤いからといって生ではない。
ジャン母は馬刺とか生肉の文化を全く受け付けない人なので、これを正月に家で出すとするとジャン母に生肉でないのを説明するのがタイヘンである。わかって貰えるだろうか。
肉のイロがいいので、スタッフの目が私らのローストビーフに釘づけになっている。視線を感じる。焼き方のジュニア(マスターの息子さん)まで焼く手を止めてじーっと見入る始末。これは俺らの肉だぞ。この辺りが「この店は何だか落ち着かない」と言われたりする由縁だろう。
「イブっぽいですね」
店内にイブの雰囲気は全くないけど。
「彼女(ジャン妻のこと)22日が誕生日なので例年この時期は『アタシの誕生日を優先しろ。ウチには未来永劫クリスマスはない』って強い剣幕なんだよ」
「お祝い2回できるじゃないですかこの時期」
「私はクリスマスが好きなんだけどね。世界中が優しくなれる気がするんだが」
「ウチにクリスマスは要らん」(ジャン妻)
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鉄鍋.jpg
鉄鍋からよそう1.jpg鉄鍋からよそう2.jpg
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飯に煮込みをぶっかけて喰うジャン妻である。
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だが、最初にオーダーしてまだ出てないものがあるのだ。
「牡蠣がまだ届かないんですよ」
届かないって。本日の美味にあるじゃないか。
煮込みを飯にぶっかけると締めの体勢なのはスタッフも理解しているので、
「北海道から宅配便で届くんですが。もうしばらくしたら来ます」
お待ちくださいまだ帰らないでくださいと言わんばかりである。
しばらくしたら発泡スチロールのブツが届いた。すかさず焼かれた。
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加えてオイル浸けも。
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「牡蠣は北海度からの宅急便なんです」
「北海道?三陸じゃないんだ」
「ええ。報道されてるので一応・・・」
宮城県漁業のHP見たら出荷停止は剥き身の牡蠣だって言ってたがな。殻付の牡蠣は問題ないと。
鮟肝ポン酢も追加。
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「ローストビーフといい牡蠣といい・・・」
「ウチの店とは思えない」(ジュニア)
だけどソムリエのKさんがいないので(風邪らしい)白ワインが全く出ないのだ。こういう日、こういうメニューの日こそ白ワインなのに。
「本人がいちばん残念がってるんじゃない?」(ジャン妻)
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勘定は今年で最も高かった。
すぐ来年が来る。今年になる。
正月休みが短くていいや今年は。
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えんかい [居酒屋]

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お世話になったこの店の移転先が決まった。移転先の名刺をいただいた。
12月中に年末を待たずして一旦クローズ。都営三田線沿いに移転します。
年末の2回分をUPします。記念に定番のお品書きをどうぞ。
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「年末に引越しで年明け半ばから再開ですか?」
「そうなんですよ~かきいれどきなのにぃ~」
「まぁ。忘年会シーズンを棒に振るのね」(ジャン妻)
「忘年会シーズンたけなわなんですけど。年末年始に片付けと準備ですね」
最後の稼ぎどきに移転です。まだOPEN前なので移転場所と店の名前は伏せますが、新しい店の名前を見て閃くものがあった。
「この店の名前〇〇〇〇って、もしかしてママの旧姓では?」
「そうですそうです」
ママの旧姓をひらがなで店の名前に宛てた。
「親方(板前のご主人)の姓が〇屋というのですが、それだと商売上ちょっと・・・」
ここで私はまた毒舌をば吐いた。
「ハハァン。まさか旧姓に戻ったとか?」
「ええっと・・・そ、それでもいいんですけど・・・」
バシッ!!←ジャン妻に肩を叩かれる音。
次の店の規模を聞いたら、「これまでの店よりはこじんまりと営ろうかと思ってます」
この店はキャパの割に2人で営るにはキツそうだった。つきだし(おとおし)から作り立てに拘る店だから、料理の提供や客回転も決して早くはないし。
大皿に載せたお惣菜のようなものをやってみたいという。
「小さくてもカウンターには力を入れたいんですよね」
「では店が小さく席数少なくなったからには、今までもよりは料理の提供が早くなるのかな~」
大将は笑いながら、「ええっと・・・今のとこだけ聞えませんでした・・・笑」
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もう残り時間があまりないので、刺身盛りもネタ数を多くいただいた。全て天然ものと謳っています。
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移転先でもこのタマネギトロトロベーコン煮は定番で置いてくれないかな。
でも他のお客さんに出されたのを一度も見たことないのだ。
「このタマネギトロトロ移転先でも置いてよ」と言ったら、ママから反応がなかったことがある。その時は小上がりの宴会客であまりいい酔い方してなかった客がいたから聞こえるのを憚ったに違いない。
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そしていよいよ最終営業日。
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今日で終わりなのに、店の外にも中にも、「今日で終了です」、「どこそこへ移転します」の貼り紙がないぞ。黙って静かにサラッと営業終了するのだろうか。
それを聞いてみたらママが、「WCに貼ってありますよ」
「WCに?」
「前から貼ってあるよ」(ジャン妻)
「ああそう。自分、WC行かないから」
「そういえば旦那さんWC行かないですね」
私はWCが遠い体質で滅多に行かない。何年も通ってる店でもWCを借りたことのない居酒屋も少なくない。この店のWCは社の宴会で利用した時に一度だけだったな。
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おとおしは里芋.jpg
ママ.jpg親方.jpg
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今日でクローズなので、刺盛はあるネタを全部2枚ずつ。あ、ハチビキがあるぞ。群馬八幡の託児居酒屋でこれ見よがしに出されたあの魚だ。身が赤い。
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中トロ.jpgシメサバとタコ.jpg
シメサバ.jpgスズキ.jpg
ハチビキ.jpgヒラメ.jpg
他、適当にオーダー入れて、
「ゆっくりでいいからね」(ジャン妻)
「そんな風に言わなくたってゆっくりなんだからさここは」
最後の日も作り立てに拘てる。ポテオサラダのオーダーが入ってから大将がジャガイモの皮を剥いていた。作り置きしないで皮のまま茹でた(ふかした?)ジャガイモをこれから潰すのです。
ジャン妻がこの店へ伊東甲子太郎と私のシマにいる女性と3人で来た時、その女性が、「ポテトサラダが何であんなに時間がかかるのかと思ったら、熱々のが出てきました」
熱々の表現は大袈裟だが、ほっこりあったかいのです。
だが新しい店では大皿のようなものにもTRYするそうである。そういうのでもいいと思う。
栃尾油揚げのカリッと焼きハーフサイズ。
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この海鮮納豆黄身タタキも見納めかなぁ。
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秋刀魚の糠漬け炙り焼き。
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サプライズが。ママと大将から、「お誕生日おめでとうございます」と出されたのがこれ。
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「覚えててくれたんだぁ」(ジャン妻)
そうだった。今日はジャン妻の誕生日だったのを思いだした。
「今日をご予約の時に仰っておられたじゃないですか」
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「キンメの煮物なんていつ以来だろう」
「さらの木に初めて行った時以来じゃないかな」
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でもやっぱり私の中でも定番、タマネギトロトロベーコン煮がないとな。
「ええっと・・・タマネギ」
「え!!キンメだけでは足りないですか?タマネギいきます?」
「うん。タマネギベーコンは別腹なのだ」
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「これってあっちノメニューにも加わります?」
「う~ん。どうですかねぇ・・・」
「他のお客さんに出されたの見たことないな~」
「出るには出るんですが、お客さんに言わせると想像したのと違うらしくって戸惑う方が多いんです」
「グループ客だと取り分け難いからかもね」(ジャン妻)
そうか。定番から消えるか。
ではタマネギとベーコン買って行くしかないかな~。
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形あるものはいつかはなくなる。
だが、年開けに新しい器で新しいドラマが待っている筈。
「では〇〇で!!」(ママ)
「また来年」(私ら)
既に新規OPEN初日は予約済みです。
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Fadeout [居酒屋]

私が年内最後の上州出張と駿遠出張を1泊2日ずつ計4日、連続して帰京、帰社したら、ジャン妻の部下がいなくなっていた。
出張から戻ったらそこだけデスクが空いていた。
僅か4週間の在職期間だった。

私は出張先で上司からのメール連絡でそヤツが辞めたのを知ったのですが、主張に行く前、ジャン妻上司がその部下を連れて〇長室に入っていくのを見ている。
すぐジャン妻を呼んで、
「アイツ辞めるんじゃねぇか?」
「???」
その時は「まさか辞めるなんて・・・」だったのだが、事実そうだったのである。ジャン妻が上司に「アタシに何か話すことあるでしょう」と詰め寄って吐かせたんだって。
店構え2.jpg
こういう時にはいつも行く店は合わないので別の店で。
呟きⅡで一度だけUPしました。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-06-08
店構え.jpg
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モチベーションがグタ~ッと下がった時にいい店。料理写真は1回のものではなく2回分です。
そこでジャン妻。。。憮然。。。
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なんてツラしてやがる。
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トマトとクリームチーズの島ラー油サラダ.jpg
「何で辞めるって?」
「〇〇さん(ジャン妻上司)に聞いたら幾つか理由があって。。。」
大きい理由は、「アタシに怒鳴られたからだってさ」
「怒鳴った?何を怒鳴ったのさ?」
「怒鳴ってなんかないよ。あ、指示したこういうことハアナタはできないんだねって言っただけだよ」
「・・・」
「それって知ってて当然のことなんだけどさ」
「怒鳴ったの?」
「怒鳴ってないっ」
「怒鳴るって・・・T館長(船山温泉)じゃあるまいしさ」
「・・・彼(T館長のこと)・・・怒鳴るの?」
「らしいよ。怒鳴ってでもやらせるって言ってたことあるモン」
何でここで船山館長が引き合いに出されるか。先日の船山温泉でもこのネタになり、館長は「最近は怒鳴ってないですよ」と言ってたけどね。昼間はね。夜に怒鳴らざるを得なかったハメになったらしいけどね。笑
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「このスープ餃子美味ぇな」
「アタシは好きなんだけど」
「俺は水餃子は喰わないんだけどこれは和風のダシだね」
昆布とカツオでダシをとって、市販の餃子を入れたら家でもできそうだが、餃子は相当濃いダシが出るし、皮が鍋にくっつかないように最後に入れないとね。ええっと、餃子のネタではない。ジャン妻が怒鳴った?ネタに話を戻した。
「怒鳴ってないって」(ジャン妻)
怒鳴ってないにしろジャン妻が物言いがキツかったのは想像できるけどね。
「上司に、〇〇さん(ジャン妻)私に怒鳴られたって言ったのは、第三者が〇〇さん怒鳴ってましたよって告げ口した可能性もあるんだよね」
怒鳴った怒鳴ってないは水掛け論。相手が怒鳴られたろ思ったんならそうなんだろう。
今年になって採用されたジャン妻の課にいる20代前半の男性(明日もチョイ役で登場します。)がいて、今年採用の大当たりだったのだが、彼が言うには、
「え?〇〇さん(ジャン妻のこと)怒鳴ってないじゃないですか。何ですかそれ?」・・・否定したそうである。否定した後で、「辞めた彼は、自分のような年齢下の者にも教えられるのが屈辱だったんでしょうね」
マグロ1.jpg
マグロ2.jpg
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自分も何かしたかな?
4週間前に朝礼で紹介された時、私はそヤツの目線が気に入らず自分だけ拍手しなかったのである。猫背で上目遣いで時代劇に出てくる手もみ商人のような野郎で、ひと目みてコイツ胡散臭い野郎だなモタないんじゃないかと。永年人事ばっかりやってると勘というか、悪い意味での慧眼というか、半ば見抜けるものなのですよ。
「アナタの予感がアタった」
「俺の勘なんか当たらない方がいいんだけどね。いい方の勘なんか当ったことないけどな」
私もそヤツに敬遠されてるのが何となく感じた。それは自分を怒鳴った?ジャン妻に繋がる身だからに決まってる。話しかけられたことないし、こちらも用が無いので話しかけなかった。会話なんてなかった。
ウチのOfficeはそこそこ広いのだが、そヤツは私の背後を通ればすぐOfficeから出れるのに、私を避けてわ・ざ・わ・ざ・遠いルートをぐる~っと廻って出入りしていたからね。
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大好きなスパムステーキ。
「よくご注文されますよね」(店主)
「家の買い物ではスパムの缶詰買ってくれないんだよ。ここでしか喰えない」
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カレーナンピザ.jpg
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辞める予兆はあったという。やれって指示したことを、「前の会社ではこういうのはパートがやってたとか、自分はこういうことをやってたとか、アタシのいないところでこぼしてたみたい」
要はウチが合わなかったのである。
人材紹介会社の紹介なので紹介手数料も安くないのだが、年収の何%分を支払ったが、8割方戻って来た。そういう意味では早く結論出してくれてよかったのだが。
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このネタは尾を引き、ジャン妻は船山温泉にこういう書籍を持って行く始末。
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船山温泉のT館長に見せたらこういう類の本をたくさんお持ちだそうである。
それにしてはスタッフの顔触れが定着し難いのは何故か?館長の理想、理念、教育が厳しいからである。
「そんなん読んだってさ~。採用なんてのは勘だよ勘」
私はそういう本は1冊も持っていないのです。読んだことない。これまで長年、会社が私の高い授業料を支払ってくれたようなもの。
難しいもので、この人材欲しいなと思っても期待外れだったり、すぐ辞めたり、まぁいっかこれで~と妥協して、どうせすぐ辞めるだろうと思った人材が長年居ついたりする。
中途経験者の採用の難しさ。
辞めた野郎のデスクはまだ空いている。ジャン妻の前のデスクである。
「花でも活けるかここに?」
「・・・」
「塩でも盛っとこうか?」
「・・・」
「俺がこの席に引っ越してきてもいいぞ」
「いいからあっちに行ってっ!!」
「あ、怒鳴られた」
「!!!!」
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どんた久 [居酒屋]

12月初旬に駿遠でちと困った問題が2つ起きまして。
2件とも従業員の面談事項を伴うもので、会社はその難件を私に振って来た。
別に私に「解決せよ」と責任押し付けて来た訳ではない。上役は私自身の公用と併せて出張申請に捺印する傍ら、軽い調子で、「ついでに様子を見てきてくれませんか?」
ついでに?
で、やって来たはいいですが、2つのうちひとつめの面談を済ませ、もう1つの面談を1泊した翌日に面談することになった。
その前夜にここへ。
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焼津どんた久は今日も満車。
小上がり、座敷は喧噪状態。賑やか。忘年会シーズンに突入している模様。
でもカウンターはガラガラ。誰もいない。
手前に前客の残骸が残ってたので奥に着座。そこは頭上左壁にTVがあって目の前に水槽があるのだが。
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水槽の前2.jpg
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この右端のサザエ君は、1時間後には私に食べられる運命なのだ。
水槽はまだしも、このTVが後でちょっと困ったことに。
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この店に来たらマグロ&カツオを必ず喰わなきゃ。
だがその結果、帰京してからその辺のスーパーのマグロ&カツオが喰えなくなった。鮮度やツヤが違い過ぎるのです。
ここは地元に港があって、そこで上がったものが早く出されるんだから。
いいものに触れるとそれ以下のものは受け付けなくなる。
「それも悲劇だよねぇ」(ジャン妻)
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マグロ&カツオとほぼ同時に出されたのが生ハムと温泉玉子のサラダ。
秋にカウンターに座った時、後から入ってきた婆さん3人客が、「カウンター空いてない?」
空いてたんだけど、この婆さんども声が大きそうだから勘弁してくれないかなぁと顔に出したら、若旦那が婆さんどもを座敷に案内した。その婆さんどもがオーダーしたサラダがこれだった。厨房から座敷へサラダが運ばれていくのを見たら美味そうだったので狙ってたのだが。。。
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生ハムやクルトンの塩加減、温泉玉子と混ざったドレッシングの塩加減がいい。ひとりで食べるにはボリュームが多くて、これでかなりお腹がいっぱいになりかけた。2人以上で取り分ける量ですね。
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このサラダに取り皿とトングーを添えてくれたのですが、私はひとり客だから取り分けて食べる必要なんかないけど。
それら小道具を使わないで、サラダの皿にそのまま直箸を突っ込んで菜やハムを挟みます。クルトンの食感が心地よいので箸で挟んだ菜やハムにクルトンを複数個載せて、クルトンを転がしたりしないようにするには顔を皿に近づける体勢になる。アタマを下げる訳です。
すると右壁にあるTVのディスプレイの角にヒタイの左部分がぶつかるんですな。ゴツッ、ゴツッと。
TVに頭突きを喰らわしながらサラダを喰うハメになった。
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鮪頬肉の串焼。ネギマ焼の方がよかったかな。
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この後は豚角煮にいくかどうするか。あ、赤貝があるぞ。
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鮮度の良いこと。普段喰ってるグニャングニャンの赤貝はなんなんだ~。
これ以降、地元の魚屋で赤貝も買わなくなってしまったのです。
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次に、目の前の水槽にくっついているサザエが目に入った。
「サザエ頼んだらもしかしてこの子?」
「そうです」
若旦那は真っ白い歯を見せてニヤ~ッと笑った。
「どうされます?」
若旦那は私の残酷度を試してるな。
「じゃぁ・・・刺身で」
「ハイ刺身」
私はその子に、「ゴメンな」、右手だけで拝んだ。
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う~ん。鉄火丼に届かなかったか。豚角煮も。
ガラにもなくサラダなんかオーダーしたのが失敗だった。味はいいですよ。好きな味だったし。ボリュームが効いたんです。あれは1人で喰うもんじゃないな。ハーフにすりゃよかった。
疲れてたのもあって、熱燗2合でホロ酔いになってしまった。
「また・・・来年もよろしく。あ、家内が今度はカウンターがいいって」
「ハイお待ちしておりますぅ」
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月に吠えたくなる夜だった。
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高崎料理提供最速酒場 [居酒屋]

高崎の酒場は料理の提供が早いとはいえない。
くるま社会なので日頃から通りを歩く人が少ないからではないか。イコールお客さんが少ないからです。だから店側もそんなに人を置いていない。
そんな高崎の酒場で料理提供が最も早いのがこの店の1階。チョイ呑みフロア。
ママのお惣菜を温めるだけだから。でもお惣菜と言ってバカにするなかれ。かなり高いレベルですよ。
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1階フロア担当の男性は私を地元の人だと思ってるらしく、「あ、久しぶりですねぇ」と言われる。身上説明も面倒なので敢えて訂正していません。
「群馬泉になさいます?」
「うん」
自分で燗を浸けます。45度くらいを狙います。
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入って右の立ち飲みスペースへ。あ、ストーブが炊いてある。いいですねえ。
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焼きそば&素揚げした白身魚を炒めた何とか。
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焼きそばの具を除けます。嫌いなんじゃないです。具は具だけで。なるべく焼きそばだけで食べたいの。
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皆さんは具の無い焼きそばってOKですか?
具はあった方がいいですか?
私が言ってるのはソース焼きそばのことです。五目焼きそばじゃないですよ。五目焼きそばに具が無きゃオカシイ。そばよりも餡でからめた具を楽しむ部分があるからね。
私は具が多い焼きそばより、具が無い焼きそばの方が好きになってしまった。その状態でソースが濃い目で、青海苔や紅ショウガも要らない人。
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ジャン妻は炭水化物とソースだけというのはNGだろうなと思って聞いてみたら、
「具が多過ぎるのもねぇ」
主婦の立場としては亭主や家族の健康面や栄養バランスを考慮してだと思うが、入れる具は豚肉(冷凍で可です。無ければシャウエッセンとか)、キャベツ、玉ねぎ、欠かせないモヤシ、あればピーマン等です。具の量よりも種類ですね。
家で、「焼きそばに具を入れないでくれ」って言ったらまず通らない。「そういうのが食べたければ屋台に行って食べなさい」って言われる。
明日UPする記事でCafeのうさことの会話。少林山達磨寺の正月イベントの開催が電気使用量の問題で折り合いがつかないそうです。その話の流れで屋台や露天で出される焼きそばのネタになったのですが、
「焼きそばに具が入ってないと寂しいぃ~」
「ああそう。私は具は少ない方がいいな。そばのソースの味さえしっかりしてれば」
市の広報サイトには、『寺側は本堂裏に県内外の約60の飲食店が集まる全国のうまいものブースを設け、福だるまや焼きまんじゅう、秋田きりたんぽや富士宮焼きそばなどを販売・・・』
高崎で富士宮焼きそば?
太田ならまだしも。そんなん出さなくても粉文化の上州焼きそばを出せばいいのに。
「富士宮焼きそばって食べたことありますぅ?」
「あるけど。共通してるのは麺が固いんだよね。伸びた輪ゴムみたいなのもあったし。いや、輪ゴムなんて喰ったことないけどさ。そんな感じ」
「豚肉とか入ってます?」
「東名の日本平PAに富士宮焼きそばがあって、豚肉だと思って口ん中に入れたらアブラカスだったことがあるよ」
「アタシは豚肉が入ってないとガッカリしちゃう。キャベツも」
キャベツ、昨今高いからね。
でも居酒屋も露天(屋台)も栄養バランスを気にする場所じゃぁない。そういう店に行く時は身体が炭水化物とソースだけを欲してるんですよ。
シンプルなのがいい。もやしだけとか。
具を退けたら(先に食べた)こんなになった。
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ナポリ焼きそばを具だけ先に喰らって、そばだけを悠々楽しむパターンを実践したりする。
これはひとりだからできることであって、グループでこんな暴挙をしたらヒンシュクかうだろうな。
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ママが下りて来た。
マスターも元気よく下りてきた。
ママは右の人.jpg
マスター颯爽.jpg
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ジャン妻は、「アタシも次は七と克へ行きたい」
「自分はいつも立ち飲みだけどね」
「テーブル席ないの?」
「あるよ」
テーブル席もありますが私は座って飲んだこと一度もないですな。立って飲むのは自分の酔いを自覚して気持ちを維持できるからね。
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