So-net無料ブログ作成

21:30&19:30 [居酒屋]

21時半-1.jpg
21時半-2.jpg
おすすめ.jpg
最初の膳2.jpg
鶏ネギ.jpg
時刻は22時を廻ろうとしていた。
21時半に到着した私はジャン妻を待っている。後からジャン妻が合流することになった。私が「後から来たら?出る時にメールしなよ」と呼んだの。
だが、彼女は誰かに捕まったのせいで社を退勤するのが遅れ、到着時間が読めなかった。
店のおねいさんには、「彼女(ジャン妻)、22時過ぎに来るけど大丈夫かな」と断りを入れてある。
「大丈夫ですよ」と請負ってくれた。そこは信用していますが。
「戸塚駅経由で行くから・・・」(ジャン妻)
え??
「横浜から京急で来ればいいものを」
「横浜から京急特快の混雑が嫌いなのよ」
僅か10分がガマンできないのか。特快でなくてもエアポート急行でも各停でも京急の方が早いのに。
ジャガバタ1.jpg
ジャガバタ2.jpg
ジャガバタ3.jpg
だが来ても、カウンター席が空きそうで空かない状態で席がないのだ。
席が空いてなかったらタイヘンだ。「それなら帰るワ。わざわざ来させておいて何よ」プイと踵を返すに決まっている。そのあとは気まずい空気が流れるだろう。そうなったら私も会計して出るしかない。
いっそ来る前に、「今日は空きそうにない」と連絡するか。
会計済ませて今のうちにこの店を立ち去るか。
決断するタイミングが難しい。
店のねーさんは私の杞憂を察してか、「大丈夫ですよ。もうカウンターのお客さんおにぎりが出てるし。何とかなりますから」
そこは信頼するしかないが。
トンヅケ1.jpg
トンヅケ2.jpg
トンヅケ3.jpg
なかなか空かない。気を揉む私は落ち着かないことこのうえない。
この店でこんなに落ち着かないのは初めてである。
いっそ壁際の2人テーブル席にするか?と思ったが、カウンターが空いてないので、後から来られたご新規様1名と、左暖簾から店のねーさん目当てに移動してきた若いので埋まってしまった。
席が空かない。
落ち着かないので料理のオーダーを止めたまま、群馬泉の熱燗だけ口に含んでいる。
席が空かない旨を連絡して、テイクアウトを幾つか持ち帰ろうかとも考えた。
三崎の塩辛1.jpg
三崎の塩辛をいただいたが。
同じような写真を撮っていますね。置き方がズレただけ。
三崎の塩辛2.jpg
三崎の塩辛3.jpg
それだけ落ち着かないのです。店のせいじゃない。確保できるかどうかわからないのに「来なさいよ」と呼んだ私の責任です。

22時になった。バイト君たちもひとり、またひとり、上がっていく。
私もそろそろ決断しなきゃならない。
これはもう会計するしかないな。出て改めて駅近くのいったんもんめで飲み直すか。
だがそこで奇跡が起こった。22時過ぎてマスターの真ん前のにいたペア客が帰られ、2席空いたのです。
「今のうちに移られます?」
「そうする」
「その方がいいと思います」
それまで座っていた入口側のカウンター席からマスターの真ん前へ移動したら、
「今ブルーライン乗ったから」
「遅ぇな」
「回送が来て10分以上ロスしたんだよ」
「大丈夫。席を確保したから」
安堵したものである。

「上大岡に着いた」(ジャン妻メール)
「今、着いたそうです。
ニッコリ笑ったマスターはジャン妻の席に箸置きを置いてくれた。もう安心だ。そのタイミングでホタルイカとチーズの燻製をお願いした。
燻製1.jpg
燻製2.jpg
燻製3.jpg
遅れて来たジャン妻は、レバ、ギンナン、ウヅラ、トマト、矢継ぎ早にオーダーして中生ビールをグビリ。でももう22時を廻っているので軽くほどほどにしているのがわかった。
レバ.jpg
トマト.jpg
ウヅラ.jpg
ぎんなん.jpg
三崎の塩辛で喉が乾いていた私も小生をグビリ。喉が乾いていたのはジャン妻を待つ間、席が空くかどうかの気疲れだったのかも。
そして今日に起こった事件の報告TALKが速射砲のように始まったが、私はそれまでの気疲れもあってあまりいい相槌、アドバイスTALKができなかった。
盃が2つになった。
盃が2つに.jpg
ジャン妻はそれまでの私の杞憂を知らない。
話したとしてもこう言われるだけさ。
「そういうのはアナタとこの店のこれまでの信頼関係で何とかするものでしょ。何とかできるでしょ。何とかしなさい」
ネギ.jpg
ピーマン.jpg
「カバン買い換えた?」(マスター)
マスターは革製品に詳しい。でもよく見てる、よく気付くよね。
「何処で買ったの?」
「通販です」
「家にいたら宅急便が届いて、何を買ったのかと見たらカバンだったんです。私はカバン買うなんて聞いてない」
マスターとジャン妻のカバン談義はサッパリわからない。
スープ1.jpg
スープ2.jpg
スープ3.jpg
23時過ぎた-1.jpg
結論、この店で2人待ち合わせは難しい。
ジャン妻は合流するまでの私の杞憂を知らない。知らないまま次へ。3月最終週の平日19:30の忘備録(備忘録?)前回は店で待ち合わせにソワソワ落ち着かなかったので駅で待ち合わせた。
ジャン妻は京急の横浜~上大岡間の混雑がやはりダメで、JR戸塚から市営地下鉄に乗り換えて上大岡入りするという迂遠さ。
「JR戸塚駅から市営地下鉄で上大岡来るのって遠くない」
「いや、私はその方が気楽です。10分くらい余計にかかるけど、横浜駅のあの人混みがイヤ」
「それでよく会社勤めしてるよな」
「横浜駅の京急のホームって、人が固まって規則性が無いのよ」
3月末1.jpg
3月末2.jpg
お品書き.jpg
レバ3-1.jpg
レバ3-2.jpg
鉄分補給にレバ。貧血気味のジャン妻は、ときどき処方されたこんな薬を服用しているので心配。
赤い薬.jpg
舌を噛みそうなこの薬・・・
「血だから赤いのかな?」(ジャン)
「・・・」
シシトウ.jpg
珍しくシシトウ。
「アタるから1個食べてごらん」(ジャン妻)
「・・・」
今度は私が押し黙った。私はシシトウの辛いのによくアタるんです。
何でシシトウというか。シシトウガラシ(獅子唐辛子)だからですよね。この程度の一般常識を私は近年まで知らなかった。
ナメ1.jpg
久々のナメロウは2匹分です。メニューには載ってなかった。少ない中で2匹もタタいて貰って悪いね。
ナメ2.jpg
ナメ3.jpg
ジャン妻はレバとナメロウを食べれば満足して他はどうでもいいみたいだね。ギンナンとか。
肉より野菜気分の私もはネギ(イカダ)、ジャガバターマシをオーダー。
ギンナン.jpg
ジャガ2.jpg
ジャガ1.jpg
イカダ1.jpg
イカダ2.jpg
次に旬のタケノコ。普段、大衆中華の八宝菜系やメンマぐらいしか食べてないのでいただいた。
タケ1.jpg
群馬の社員に家が農家が数人います。現場の休憩室にタケノコが数本積まれてあって、持ち込んだ女性社員が、「ウチの山で採れたんです」
ウチの山って言う辺りが凄いよね。
「〇〇さん(私のこと)も1本どうですか?」
勧められたが、都内を経由して家に戻るまでにアクが出るし、アクの強いジャン妻がアク抜きなんかできるわけない。(アクがアクを抜いたってか。)辞退しました。
コリコリして甘く、美味しい。
どこのタケノコだろう。マスターが三浦半島のどっかから引っこ抜いてきたのかな。
タケ2.jpg
タケ3.jpg
タケ4.jpg
あ、そうそう。ジャン妻の伊東甲子太郎部署への移籍が公式に発表されている。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-03-17-2で述べたひとりあたり3000円のランチ会(福利厚生費)が開催され、本社の女性7人が集ったランチ会の席上、ジャン妻の口から、
「この席で何ですが。〇月から伊東さんの部署に行くことになりまして・・・」
あまり反応は無かったという。既に知らされていたか。
「目の上のたんこぶがいなくなるからホッとしたんじゃない?」
このひとり3000円の福利厚生費、私は北鎌倉で切りたくもない領収書を切ったのだが危うく無銭飲食になるところだった。
今日、昼前に外出しようと本社を出たら、例のソリの合わないオンナから呼び止められたんですよ。
「〇〇さん(私のこと)3000円使いました?」
「使ったけど」
既に経理に精算廻してるし。
「あ、だったらいいです。もし使ってなかったら今日の女史ランチ会にカンパして貰おうかな~と思って。使っちゃったんならいいです」と一歩的に言い切り踵を返してしまったのである。
私はムッとした。使っちゃたんならいいですだと?使っちゃいけねぇのかよ。
この話をしたらジャン妻は笑いだした。
「あのバカめ。廊下まで追いかけてきて言うか」
「彼女らしいわね(笑)」
「もう次回からもカンパしてやんねぇ」
何だったかな.jpg
「あの三角形は何?」
「あれは・・・ボンボチ・・・ボンジリだったかな・・・」
鶏の尻尾の周りの肉ですよ。ボンボチ、ボンジリ、サンカク、テース、ゴンボ、どれも焼き鳥屋の俗称です。
鶏の部位.jpg
「よく動かす部位なので、脂がのっているけどコリコリしています」
「美味しい」
「そうスか。よかったっス」
ところが私はこれあまり好きじゃないのだ。食感が嫌いなの。口の中でコリコリ感と脂が喧嘩してるんです。
お浸し1.jpg
菜の花のお浸し。マヨネーズは追加トッピングです。大きい声でマヨネーズお願いしまぁすなんて言うなよ。バターマシといい俺は子供かっつーの。
お浸し2.jpg
煮込み1.jpg
煮込み2.jpg
グンマー2.jpg
煮込み3.jpg
23時過ぎた-2.jpg
「この店、ラストオーダー何時なの?」
「さぁな。23時じゃないのか」
実は私もよく知らないのだ。
コメント(4) 

エイヒレとサメタレ [居酒屋]

この店で3月末にいただいたランチです。豚ロースの味噌漬焼き。
味噌を塗して焦げないように焼くからには時間がかかるだろうなと思いきや、3分たらずで提供されたのが不思議ですが。
はせ1.jpg
ランチ1.jpg
ランチ2.jpg
ランチ3.jpg
店主は日本プロレスの練習生(ボディビル)を得て国際プロレスのリングアナも努めた異色の経歴の持ち主。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-18
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-19
この店は道路側に2席だけカウンターともいえない小さい席がある。
私らは入店前、外から見て空いてるとそこにします。
唯一のカウンター席.jpg
長谷川にはカウンター席がない。テーブル席だけ。中央にテーブルカウンター席がある。
よく言えば賑やか。逆に言うとウルサい客が多い。ネクタイ緩めて快気炎ではなく、ピシッと決めているミドル級の客が多くて声が大きいのだ。
日本酒が中心で最近流行りのイロのついたアルコールドリンクは皆無です。だから客層が限られてくる。ハッキリ書いてないが「日本酒飲まない客は無理ですよ」と謳ってるようなもの。
その代わりウルさいの。だが今日は静かだった。
「こんなに静かな日もあるんだ」
「昨日もそうでした。今日もこの状態だとどうなることやら」(女将さん)
背後のテーブルカウンター席に誰もいないのである。いつもの喧噪は何処へ行ったんだ?
こんな静かな店は長谷川じゃないっ!!
何でこんなに空いてるんだ.jpg
最初の膳.jpg
おとおしは鶏の唐揚げの南蛮漬かな。
おとおし.jpg
メ1.jpg
メ2.jpg
メ3.jpg
メ4.jpg
ジャン妻は私が外で注文しないものをオーダーしやがった。
オーダー取りに来た女将さんに「冷奴・・・」
何でそんなツマんない肴を。豆腐なんか家でも出るじゃないか。
だがこの店の豆腐は美味しいのだよ。
やっこ.jpg
ネットリした甘い豆腐は、
「お塩でもどうぞ」
豆腐に塩です。塩豆腐は会津若松の籠太にありますが。この店もなかなか美味しい。豆腐は醬油の概念を取り払った。
熱燗1.jpg
大根サラダ1.jpg
大根サラダ。
石垣のように大根が積み上げてあるのです。石垣というか、レールの枕木だね。
大根サラダ2.jpg

あげだし1.jpg
揚げだし盛り合わせ。豆腐、茄子、餅、揚げだし3種。
こないだ噂の東京マガジンやってTRYで揚げ出し豆腐を見た。ジャン妻も真剣に見ていたが、
「いいよ家ではやんなくて」
「・・・」
「外で(ここで)食べた方が美味しいからさ」
「!!!」
あげだし2.jpg

たまごやき1.jpg
玉子焼き。しょっぱい味と甘い味の2種があるそうです。
たまごやき2.jpg
たまごやき3.jpg
いつか甘い玉子焼きも食べてみたいですね。
炙り1.jpg
炙り盛り合わせ。エイヒレ、干し明太子、うるめ(イワシ)
何のエイだろう?アカエイ?
炙り3.jpg
「マンタだったりして」
「・・・」
ボスタング.jpg
ウルトラQに登場する宇宙エイボスタングか?
炙り2.jpg
炙り4.jpg
「アナタ、エイヒレ好きだよね。何処で食べたの?」
「伊勢よ」
ジャン妻は伊勢市出身なのです。
「子供の頃はサメを食べたね」
「ええっ!!!」
ディープブルー.jpg
「まさかホオジロザメを喰ってたとか」
「サメのタレよ」
どうもよくわからない。
「サメのタレとはなんだ?サメのヒレではなく?」
「エイヒレはエイでしょ?サメのタレっていうのよ。魚屋で売ってた。何でサメのタレっていうのかは知らないけどね」
「それを肴に子供の頃から酒を」
「まさか。でも関西では普通だよ」
「そっか。アナタは関西人だもんね」
「うん。関西、中部だから」
調べてみた。
http://www.samenotare.jp/samenotare/index.html
「ホントだ。食べたい!!」
「え?食べたことなかったっけ?そういえばこっちには無いんだなぁって。〇子(ジャン妹)に言って取り寄せようか」
「是非是非。食べてみたい。私ハマリそうです」
「え?そうなの・・・。エイヒレってペラペラじゃない。サメタレは肉厚なんだよ。」
「そういうのは見たことないな~。エイヒレやスルメって今までよう喰わんから」
「今まで好きだって言わなかったよね」
さすがにこの店でマヨネーズ大盛りはできないが、
「サメのタレにマヨネーズは普通だから」
炙り5.jpg
炙り6.jpg
ジャン妻はたまに伊勢に帰省すると、大抵は赤福を買って来るが、私は赤福なんて興味ない。
「サメを買ってきてよ。おかげ横丁に売ってるって」
「スーパーで売ってるよ。おかげ横丁なんて高いし。そこで買うなんてバカバカしい」
(バカバカしい?)
「そっか、だからサメみたいに獰猛になったんだ」
「!!!」
銀たら1.jpg
サメはすぐには食べられそうにない。
銀タラの味噌漬焼き。
銀たら2.jpg
もう春になってるけど。なの花の辛子和え。
なの1.jpg
なの2.jpg
熱燗2.jpg
額.jpg
「高崎の食いものや亮さんでサメのフライってあったよな。覚えてる?
「そんなんあったっけ?」
「モウカザメ(ネズミザメ)」
アンモニア臭が無いサメだって。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-02-19
おそらくサメをフライで喰ったのは社内では私だけだろう。
次は是非サメのタレを。
コメント(0) 

スパムの押し寿司 [居酒屋]

との1.jpg
との2.jpg
との3.jpg
寿司を滅多に食べない私に出されたこれは、何のお寿司でしょうか。
寿司1.jpg
スパムの押し寿司です。軽く炙ってあります。
寿司2.jpg
若が黙って出してくれたの。
「メニューに押し寿司って書いてあったわよ」(ジャン妻)
その日にあるものは店の奥の壁上に書かれているのですが、この店でもだいたい同じものばかりたべてるし、カウンター上の大皿に目がいっちゃうので、メニューにあるのに気がつかなかった。
私の為に突然思いついたのかも。
「これで念願叶った」
「???」
「あの店(昨日の記事、スパムステーキ)のランチで、スパムステーキランチは無いのか?と聞いたら、それは夜にどうぞと素っ気無く却下されたからな~」
「???」
「一度、スパムでご飯食べてみたかったのだよ」
「・・・」
「家でも出ないし。買ってくれないし」
これ以上言うと「塩分が」が始まるこらシラケることを言われる。でも押し寿司の酢飯とはいえ、スパムでご飯を食べることができた。
寿司3.jpg

最初の膳.jpg
ししゃも.jpg

若と大皿1.jpg若と大皿2.jpg

スパム1.jpg
これは普通に焼いたスパム。マヨネーズ付き。
よく掲載する港区のスパムステーキに比べるとやわらかい。あっち(港区)は焼くのではなく素揚げしてるから焦げ目もなくしっかりした食感なのだが。
スパム2.jpg
スパム3.jpg
「この店は揚げ物は無いな」
「無いよね」
「場所がないのか。カウンターのすぐ前で調理しているからか」
唐揚げもフライも天ぷらも見たことない。炭火で焼くか、傷めるか、大皿から移して温め直すだけです。
「刺身ってあったっけ?」
「あるよ。盛り合わせあるよ」
「見たことない」
この店で2人で刺身盛りしてもな~。
「大皿を温め直すだけにしっては高くないか?」
「そりゃ仕込みちゃんとしてるからよ」
大皿1.jpg
大皿2.jpg
大皿3.jpg

麻婆豆腐1.jpg
麻婆豆腐2.jpg
私のスパム大願成就と同じく、ジャン妻も自分の立場で同じようなものにありついている。
「やっと麻婆豆腐が食べれた~」(ジャン妻)
私がジャン妻の好物である麻婆豆腐や茄子を食べないからジャン妻もなかなか口にする機会が無いらしい。家でも出ないし。ランチでそういう店に行けばいいのにさ。
「そういえば彼(メール誤爆事件)にまだ麻婆豆腐を御馳走して貰ってないわね」
「もう1年経ったのか」
「1年前のあの事件の時もこの店だったし」
麻婆豆腐3.jpg
大皿のロールキャベツは皿に移されグチャグチャに潰されて出された。ロールキャベツに見えないぞ。
ローキャ1.jpg
ローキャ2.jpg
ローキャ3.jpg
ローキャ4.jpg
鍋1.jpg
鍋2.jpg
大皿の向こうに大きい鍋が見えるぞ。
身を乗りだして見たら、カレーかシチューのようだ。
「あれは何なの?」
「あ、目ざといですね。カレーです」
牛タンカレーだった。
カレー1.jpg
カレー2.jpg
カレー3.jpg
「こんな美味しいものを何故隠すかコラ。この席にいなかったら気付かなかった」
ただ、この日の昼、静岡の紀尾井さんで私はビーフカレーを食べているのだが。
イカ1.jpg
復帰したマスターがサッと炙ったヤリイカ、アンコールして2皿、2人で4本いただいた。
ヤリイカはマスターが声かけて勧めてくれたのだが、マスター療養の間、私らは若とTALKが成立するようになっているので、マスターにしてみりゃ自分の客を若いのに取られたような気持なのかな。
イカ2.jpg
ダメ押しに注文したポテサラ。ポテサラも昼に紀尾井で添えられたので食べているのだが。
ポテサラ1.jpg
ポテサラ2.jpg
あ、姿が見えないと思ったら、しゃがんで賄喰ってやがるな。
賄喰ってやがるな.jpg
マスターは22時にお帰りになった。
ゆ~っくりゆ~っくり歩いてましたね。杖ついて。
煙草も止めたみたいだ。
マスター.jpg
味噌汁.jpg
締めの味噌汁。
「ネギを残すなよ」
「・・・」
との4.jpg
「ええっと・・・」
小さい紙に書いてあった数字は9000円だった。
「ダメだよこれじゃ」
「え?」
「両指を立てなきゃ」
「1万円切ったから両指たてられないんス」
そりゃそうだ。何でだ?勘定間違っとりゃせんか?
「あ、サーロインを入れなかったからだ」
「それと、お酒、焼酎だったじゃないスか。」
「ああそうか。黒牛(海南)も三千盛(多治見)も飲まなかったからな」
何だか物足りない。この店との信頼関係は両の指で示された金額でないとな。
コメント(0) 

ドコモショップの夜 [居酒屋]

20時50分1.jpg
20時50分2.jpg
20時50分3.jpg
20:50に駆け込んだ無国籍。
生ビールとおとおしを持ってきた坊主アタマのマスターは、私の最初のオーダーを「いつものスパムステーキィ~」と絶叫調で厨房コンビへ廻した。
「いつもの?」
「ハイいつもの(笑)」
厨房コンビ.jpg
最初の膳.jpg
蓮根.jpg
スパム1.jpg
スパム2.jpg
カウンター席からスパムステーキの調理オペレーションを見たら、焼くのではくて素揚げしていた。揚げ油の鍋にポンポン放り込んでいた。
いつも焼きめはついてないしキレイだし、どうやってるのかと思ってたのですよ。
スパム4.jpg
スパム5.jpg
スパム6.jpg
スパム3.jpg
生ビールで喉の渇きを癒し、大好物のスパムステーキを腹中に収めて心持ち落ち着いた頃合いで、ジャン妻が私に呆れたような視線を向けてきた。
「ったく堪え性の無い人だねぇ」
「・・・」
「前からそうだった?」
「・・・」
「トシのせいかな?」
「だって2時間半だぜ」
「それくらい普通よ。アタシたちは予約して行ったからすぐ対応してくれたし、アタシたちが出た後もまだ残って待ってる人いたじゃない」
「よう辛抱強く待ってるよな。さっきまでの俺の貴重な2時間半を返せ」
「アナタの機種変でしょう!!」
「それよりもいつの間に俺の名義でクレジットカードを??」
「!!!」
何の会話か?
このスパム店の近くにdocomoショップがあります。自分のi-Phone5を10に替えることになり18:30予約で行った。待たさずすぐ対応してくれたのですが、諸手続きプラン説明に時間がかかったのです。
まず女性職員の聞き取りから始まり、プランを設定し、回線工事をススメられ、それらを持って男性職員にシフトされたのですが、そこからまた長々した説明を聞かされてうんざり。
docomo担当者とジャン妻が専門用語で何を話しているのか私は全く理解できなかった。説明聞いても片方の耳からもう片方の耳に抜けている。
BGMも眠くなるオルゴール調の曲ばかり。
「喉乾いた」
お茶1杯でないからね。自販機も給茶機も無かった。
「お腹空いた。早くスパム行きたい」
「(白い目)先に行ってれば?」
退屈なのでカウンターに肩肘立てて頬杖付いたり突っ伏したり。うとうとしたり。
「何で俺が来なきゃならないんだ」
「本人確認が必要なのっ」
docomo担当者とジャン妻の専門的な会話が続いている。門外漢の私は無視されてる。私がしたことといえば人相悪い自分の写真が載った免許証を提示したのと、5回ほど自分の名前をサインしただけである。
「またサインするのかよ」
「すみませんお願いします」
「さっきしたじゃんかよ」
「いいから黙ってサインしなさいっ」
「ここと、ここにもお願いします」
「家内の代筆じゃだめなのか」
「!!!」
いつ終わるのか先が見えないのはツラい。ホントに終わるのかこれ?いつ解放されるんだろう?
「もう機種変しなくていいよ」
「何を言ってるの。これまでのソフトバンクは高いんだからね」
docomo1.jpg
私は普段こういうところに来ない人間なのです。最後にこういうショップに行ったのは平成24年、高崎環状線のうかい亭一花近くにあるAuショップ高崎中央店に行ったのが最後だった。あそこは空いていたね。
嫌々そこにいた私の意識が覚醒されたのが支払の場面で、
「ご契約名義はご主人様で?」
「いや、私の名義でお願いします」(ジャン妻)
「お支払いは現金で?カードで?」
「主人のカードで」
名義はジャン妻で支払が何で私なのか。カードだと?私はこのトシまでクレジットカードを持ってない人間なのだが。
ジャン妻は財布の中から私が初めて見るクレジットカードを取り出した。それまで眠かった私は初めて口を挟んだ。
「そりゃ何のカードだ?」
「アナタ名義のよ」
「いつのまに?」
「???」
「そのカード初めて見たぞ」
「前からあるわよ」
こっちの私的な会話をどこ吹く風で入力していたdocomo担当者が入力を終えて「カードをお返しいたします」と返してきたところを私は手を伸ばしてひったくろうとした。
「ダメっ」
「それは俺んだ」
「家のよ。家計の」
「いつ作った!!聞いてない!!」
docomoのカウンターで軽い諍いになった。
「あとはお家で・・・」(docomo職員)
諍いの続きは家でしろってか。これで終わりかと思いきや、他、ジャン妻、ジャン母の家族割引プラン、JAYCOMから光ケーブルに切り替える工事手続きを含めて18:30~21:00近くまで拘束されたのです。特に回線変更の工事予約手続きが時間がかかった。私らの前でdocomo担当者がNTT工事担当者に交渉電話をかけていたが相手が使えないヤツだったらしく、docomo担当者は途中で席を外し別室に籠ったまま戻ってこない。
既にショップ入口は「本日の営業は終了致しました」状態になり、ロールカーテンが下げられ、不要な電飾看板はOffされていった。
閉店作業をしていたフロアレディに「彼は何処へ行ったんだ?」
「奥でNTTと工事日程の空きを詰めております。もうしばらくしたら戻ります」
おそらく私らに聞かせたくない荒いTALKでNTTに詰め寄ったに違いない。私はこの日までNTTdocomoとNTTは同会社だと思ってたフシがあるのに自分で気付いた。
まぁdocomo担当者は頑張って交渉してくれたんだろうね。15分くらいしたら戻ってきた。
そこから先は工事担当者とジャン妻との直接電話になる。それも長かった。
いつまでかかるんだ~!!
と叫びたくなる衝動を抑えに抑え、ようやく確定して21時前に解放された。
店内にはまだ客が数人残っていた。終わるまで退勤できないんだろうね。朝から通しのシフトではなく遅番だとは思うが。
私らにJAYCOMから光ケーブルに切り替える工事手続きをススメてくれた最初の女性職員は19時半にはあがってましたね。時間外勤務につき合わされたようなものだ。いや?逆か?Ddocomo職員が私らの相手をする為に時間外勤務している訳か。
後半はダレで「早く終わろうよ~」モード全開になってしまった私は外に出てもゲンナリ。
水餃子1.jpg
水餃子2.jpg
自分は水餃子とかワンタンとか食べない人なのですが、この店は昆布とカツオの和風ダシで出される。和風ダシと餃子が意外と合うのです。
水餃子3.jpg
水餃子4.jpg

黒瀬.jpg
焼きいも1.jpg
焼きいも2.jpg
この店では焼酎なのですが「焼きいも黒瀬」という芋焼酎。
私は芋焼酎は苦手ですがこれはイモ臭くない。焼き芋だからだと思う。
薩摩芋を焼き上げて二次原料として使用しているという。生まれは薩州の阿久根というところ。
鹿児島酒造の阿久根工場で造られる。アルコール度数25度。
原料の薩摩芋を焼くか蒸すかの違いです。私は酒造工程にも疎いのですが、一次工程の麹造りで米麹と酵母を使うのは同じで、出来上がった酒母に二次原料として焼いた薩摩芋を粉砕して仕込むのだそうです。蒸した薩摩芋ではなくて均等に焼き上げるんだと。焦げないように。
大量に生産する場合、蒸すより焼く方が難しいらしい。
焼酎が多い1.jpg
焼酎が多い2.jpg
牛メンチ1.jpg
牛メンチ2.jpg
牛メンチカツ、オリジナルソースはブラックチョコレートの味がしたな。
牛メンチ3.jpg
牛メンチ4.jpg
牛メンチ5.jpg
お腹と喉が落ち着いた頃合いだがあまり時間がない。ラストオーダーに近くなってきたのか、厨房で洗い物が始まったぞ。
エイヒレ1.jpg
エイヒレ2.jpg
エイヒレの炙りです。私がこういうのをオーダーするのも珍しい。
「エイヒレ、マヨネーズ大盛りでお願いします」(マスター)
マヨ大盛り.jpg
「いい担当者だったね」
それは否定しないけどね。
「話が長ぇ。俺ぁゲンナリした。いつまでかかるんだコイツって思った」
「アナタの機種変でしょ。アタシがいなかったらどうするの?」
「買わないさ」
「・・・」
「もうああいうところに二度と行きたくないね」
「新しい機種の設定も自分でやったら?」
「連絡先とかi-Tuneの選曲とかはどうやって移行するんだ?」
docomoショップではそういう作業をしないで新機種をポンと渡されただけ。それもやるとなったら2時間半が更に増ええ3時間かかったに違いない。
そういえばジャン妻は担当者に「それは自分でできます」と言ってたな。
「アタシがやるわよ。i-Tuneで同機できるから」
その作業分を奢れと言わんばかりである。
そんなわけでi-Phone10になりました。
10.jpg
コメント(0) 

同日Up群馬八幡の逸品 [居酒屋]

和1.jpg
今から7年前、他に場所もあるだろうに何故か高崎市郊外のこの場所で開店した居酒屋は、準備段階であの東日本大震災が発生したが為に、アピールを自粛してひ~っそりOPENした。
フラッと入って来た最初のお客さんは、あれ?こんなところに居酒屋が?いつOPENしたんだ?こんなところに開いたってどうせすぐ潰れるだろう、その前に入ってみようと物珍しさで入って来たという。
客を迎える店側も、「あ、お客さんが来た。どうしよう」だったそうである。

その群馬八幡の居酒屋はママの広告メールが功を奏してか、地元の酔っ払い、家に居場所が無いひと、ハナシを聞いてくれる相手がいない者、もっとお洒落な店に行けばいいのに何故かペアで来る客、熟年層のご夫婦、塾帰り?塾通い?の子供たちとその親御さん(託児居酒屋と呼ばれる所以)たちで日によっては盛況になり、7周年を迎えた。
ママは「10%OFF!!」のエサで客引きに懸命で私もお誘いいただいたが、その前の週に群馬の公用を済ませてしまい、2週連続で来るのは厳しかったのだが。
「行ってきていい?」
「・・・」
ジャン妻はオモシロくないカオをした。
だがジャン妻だって伊東甲子太郎の部署へ転属になったら私なんかより遥かに出張が多くなるんだぞ。シブシブ?OKしてくれた。
「泊まりは自費?」
「だね」
「ポイント使えばいいわよ。せめて交通費ぐらい会社負担に持っていきなさいよ。何か公用ないの?」
なくはない。県に出すものがある。無理にヒネり出して充てこもうと目論んだ。

だが高崎市他、ホテルが何処も満室だったの。
「アパの15000円しかないよ」
「いちまんごせんえん!!」
「ルートインもドーミインも満室。高崎以外だったら?」
「本庄は?」
検索してみたら、「本庄もダメだね」
「何が起きてるのか?」
「受験・・・じゃないかな」
泊まらないで日帰りになった。

旅人の惑星さんは7週年セール初日に行かれている。私にも「今日しか行けないのです」と連絡が来たのですが、さすがにヒマな私でも週初日(月)は無理でした。
7周年の特典は何か。
「10%OFFですよ~」
逸品一品の単価が安いし、TOTAL金額もたかが知れてるから10%OFFでもあまり有難味はないな。
「本日のおすすめはこれからの買い出しで決まりますのでお待ちを」
私は行くと伝えてないのに。旅人から伝わったか。如何にも私が行く大前提なので、こっちも要求してみた。
「焼きそばがいい。それと餃子」
餃子は夏場に出たことがあるが、焼きそばは叶うかどうか。

貨物列車が遅れて、16:28発の小山行が4分遅れた。前橋駅前けやき通り沿いにある某行政へ17時前ギリギリに駆け込んだ。
某行政は職員が3人しかいなかった。
「人があまりいないけど。もしかして時間過ぎてます?」
「いえいえ、今日は皆さん4月からの診療報酬改定の説明会で出てるんですよ」
その行政があるけやき通りはテナントの撤退が相次いでいる。とうとうJTBも撤退するとか。
それを横目に前橋駅まで早歩きしたのだが。まてよ?両毛線の小山方面が遅れたということは、逆の高崎方面も遅れるってことじゃないか。単線なので行き違い可能な途中駅で列車交換しなきゃならないからね。
前橋1.jpg
前橋2.jpg
7分遅れの高崎行.jpg
案の定、高崎方面の17:16発も7分遅れだよ。
走ったり早歩きして急いだのがバカらしくなった。
高崎駅17:34発の横川行に接続できるか微妙だったが、高崎問屋町を出てからの車内アナウンスは「信越線横川方面への・・・接続は・・・」
しばし間があった。
「ございます・・・」
よかった。待っててくれてありがとう。でもこれが逆の立場だと「接続せんでいい!!早く発車しろ!!」と思うものなのだ。
接続待ちの横川行.jpg
群馬八幡のサンセット。
サンセット1.jpg
サンセット2.jpg
サンセット3.jpg
サンセット4.jpg
サンセット5.jpg
サンセット6.jpg
まだ明るいから看板は無灯火。店内は灯が点いていて先客が2名いた。
和2.jpg
和3.jpg
和4.jpg
「お帰りなさい。餃子と焼きそばご用意できてますよ」
「じゃぁそれ」
「すぐいきます?」
「いく。だって自分が申し入れて仕入れさせたんだもん」
その前におとおしが2つ出た。
最初の膳1.jpg
次の膳2.jpg
おとおし1.jpg
おとおし2.jpg
揚げ、フキの煮びたし、あまり美しくない魚はイワシのマリネ。
「7周年だから7割引きか?」
「1割引きでぇす」
「10%OFFする分をおとおし2品出して補填しようとしてるだろ?」と難癖をつけてる間に餃子はすぐに焼けた。
でも何でこういう白い並べ方をするかな。
ギョ1.jpg
ギョ2.jpg
オジさんが1個1個引っくり返して並べてあげました。餃子の並べ方はこうじゃん。
冷凍じゃなくて本日の手作り。多少は不格好だがね。
ギョ3.jpg
ギョ4.jpg
先客さんが私の餃子&焼そばを見て、「そんなんあったんだ~」
仕方なく仕入れたのかと思いきや、ボードにも書いてありましたね。
「私だけの特別メニューじゃなかったのか」
「エヘヘヘ(笑)」
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
具が多いな。キャベツも多いし。味噌汁は具沢山を好む私は焼きそばは具が少なめ、無しでもいいのだが。
焼きそば3.jpg
焼きそば、私の後の客にも追加で沢山出ていた。あれば出るんだよそういうメニューは
この店で店主がフライパンを振るうのを初めて見たね。
「言ってくれれば何でもやりますよ」
「五目あんかけ焼きそばとか。固焼きそばとか」
「カレー味とかね」
「海鮮もアリですね」
何屋なんだここは?
焼きそば4.jpg
焼きそば5.jpg
焼きそば6.jpg
焼きそば7.jpg
すくい難い残骸1.jpgすくい難い残骸2.jpg
これは残った具、挽肉の残骸ですが、もしかして?の疑惑が湧きあがってきた。
「これってさてはキーマカレーの挽肉を流用したな」
「そんなことないですよん」なんて言ってたがそんなことあるだろ。焼きそばはバラ肉でないとな。
皿の縁が広いので口に運び難い。スプーンを持ってきて貰った。
原価無料2.jpg
メニューにないものです。揚げシウマイ。
私の持参した崎陽軒ですよ。2箱進呈したの。
原価が無料(タダ)だからこれでおとおしでも出したら?
原価無料1.jpg
定番の磯辺揚げに1個載せたところ。
チクワと原価無料1.jpg
チクワと原価無料2.jpg
チクワと原価無料3.jpg
チクワと原価無料4.jpg
チクワと原価無料5.jpg
私の隣にいた人も磯部揚げを食べていた。
他の客に出てるのを初めて見た。
その方、1年間の高崎勤務が解けて4月から他へ転勤されるという。ここへ来るの最後かもとボヤきながら食べ納めのようにたくさん食べていた。
「それは来る前から1年と決めてあったの?」
そうだという。私は「2年行け」って言われて来たら1年で帰らされたんだぞ。来て半年後に「いつまでここにいるつもりだ。東京は人が足りないから戻って来い」とまで。
その方に4月からの勤務地を聞いたら群馬県内の東毛だったので、その距離なら転勤ではなく異動じゃないの?またここへ来ようと思えば来れますよ。
私も平成25年の今頃はその彼と同じ気分だった。
高崎羅漢町の桜に見送られ、家の近所に咲く桜に迎えられた。
春は出逢いと別れの季節ともいう。桜はその個々のドラマを彩る。
でも私は花見酒はしない人。
「花見されるんですか?」
「しない。見るだけ。花見とこれ(酒を飲む仕草)は別」
「別なんだ~」
「花見酒なんての。酔っ払いがゴミとか汚すじゃん。飲まないで見てるだけでいいんだ」
580円.jpg
私の為に仕入れてくれた群馬泉は上大岡よりも30円高かったぞ。地元なのに何でだ?

トビ1.jpg
トビ2.jpg
トビ3.jpg
トビウオ、イトヨリダイが並んだとこ。
並んだ1.jpg
並んだ2.jpg
イトヨリ1.jpg
イトヨリ2.jpg
頭上のTVには館林のパチンコ店で、100万円の束に見せかけた現金2万円を奪われる強盗事件が報道されていた。
男が景品買取所で「金を出せ」とアルバイトの男性を脅したら、店の男性は、100万円の束に見せかけて、実は束の上と下だけしか一万円札を入れていない紙束を男に手渡した。100万円と思い込んだ男はそのまま現場から逃走。防犯カメラの映像を解析すればすぐ捕まるんじゃないか。
「どっかの図書館でDVDがゴソッと盗まれた事件ってなかった?」
前橋市立図書館と群馬県立図書館です。レンタルCDが盗難にあった。そこは防犯カメラが設置されていなかったのだ。心無いことをする輩がいるんだな。
またこういうネタで群馬が有名になるのか。
店内.jpg
店主の後姿.jpgママ.jpg
店内は託児居酒屋状態になりかけている。子供らが嬌声上げて焼きそばをオーダーしている。
店主はフライパンを何回も手に取って炒めている。
大量に軽く炒め置いて、出る分だけ後で再度火を通せばいいかも。
焼きそば、餃子、揚げ物、調理に忙しく、店主とは殆ど会話していない。
後で聞いたら餃子も焼きそばも盛況だったそうです。完売までいったかどうか。
だから言ったじゃん。そういうのを置けば出るんだから。この店は7年経っても群馬の売れ筋をわかってないのかも。
夜の和1.jpg
夜の和2.jpg

夜道1.jpg
夜道2.jpg
群馬八幡駅への夜道。
これでも昔は駅前商店街だったらしいぞ。今は安中バイパスから北高崎、前橋方面への裏道になっている。
夜道3.jpg
駅前1.jpg
駅前に鎮座しているだるまさんが言う「いってらっしゃい」「おかえりなさい」どちらも自分に当てはまる気がした。
駅舎入口.jpg
だるま1.jpgだるま2.jpg
下り1.jpg
下り2.jpg
上り1.jpg
上り2.jpg
横川方面の下り電車、高崎方面への上り電車、どちらも到着アナウンス無しでいきなり電車が来ましたよ。近くの踏切の警報音で「あ、そろそろ電車来るんだ」「あ、光ってる。キタキタ」ってわかったんだモン。
駅に職員さんいるんですよ。だけどアナウンスが無かったの。のんびりしたもんだな。
ガラ空き.jpg
「今から帰る」
「あれ?アスリーは行かないの?」(ジャン妻)
アスリー?
ASLIのことか。行かない行かない。そこへ立ち寄ったら酒量が過ぎてしまう。帰るんだから。
群馬八幡19:56発
高崎20:04着
高崎20:10発(とき344号)
東京21:00着
そこからは東海道線で。22時半に家に着いた。
なんだ、近いじゃんか。
コメント(2) 

六時の七 [居酒屋]

薄暮1.jpg
薄暮の通町。
吹く風は強い北風。
群馬ってこんなに寒かったか。
凍えそうな寒さ。6年前の今頃だったかな。この街に初めて下り立って不動産屋を巡った際、強風に吹かれながらこの路地に渡る手前の交差点で立ちすくんだものだよ。
薄暮2.jpg
その先に光る青い電光看板の不動産屋で自分らの社宅と事務所を探したんだった。空き部屋、空きテナントが多かったせいか、すぐに適当な物件が見つかりましたね。
駅のこっち側(西側)に住んだのは正解だった。あの頃と今日まで群馬ネタは私の宝物です。
薄暮3.jpg
薄暮4.jpg
駿河大納言卿の眠るお寺を廻ってこの店の路地へ。
2階が点いているな。宴会でも入ってるんだな。歓送迎会のシーズンだから。
こりゃバタバタするな。他にしようかと踵を返そうとしたら、ちょうどマスターが暖簾を出すところだった。
そろそろ開店1.jpg
そろそろ開店2.jpg
店に入る前、新しい自転車が置いてあるのに気付いた。
この後で聞き出したが4台めだそうである。
久々なのでメニューを総撮り。
メ1.jpg
メ2.jpg
メ3.jpg
メ4.jpg
メ5.jpg
メ6.jpg
誰もいない.jpg
最初の膳1.jpg
最初の膳2.jpg
おとおしは空豆。剥くのめんどいから皮毎食べてしまった。
マメ.jpg
他に客いないのに忙しそうなマスターは、2階の宴会?人数分の小皿とおとおしを用意している。
「2階で宴会?」
「小さい宴会です。なかなかバイトが決まらなくって」
では今宵は上でチン音がする度に「ハァ~イ」と声をあげ、バタバタ駆け上がっていくのが繰り返されるんだろうな。(実際そうだった。)
「どうぞ言ってください」
「いいの?じゃぁ・・・和牛2種、イワシフライ、後でいいから柿チーズ・・・」
和牛1.jpg
和牛2.jpg
和牛3.jpg
和牛4.jpg
アブラのノリが凄いね。何て銘柄の牛だろうか。
前に仙台牛と聞いたことがあるが。部位は何処だろう。
これは醬油より塩だな。
「ちょっとでいいから塩ちょうだい」
「塩っスか」
「甘味が出るから」
牛肉に塩をつけていただくのは船山温泉直伝ですよ。
和牛5.jpg
和牛6.jpg

イワシ1.jpg
骨の多いイワシを真っ二つに切ると切れ目から小骨が見えて見苦しいのだが。食べる前からチクチク刺さりますよと言っているようなものだぜ。
イワシは大好きだから多少の骨は気にしないけどね。
自家製のタルタルソースはないのか。確かメニューに「鶏とキノコのタルタル」があった筈だぞ。
イワシ2.jpg
イワシ3.jpg
トマトのタタキ.jpg
平成24年に初めて来た頃からずーっとこれなんです。トマトのタタキ。
これの意味が未だにわからないのだ。一生懸命にスライスカットしてましたよ。2階に出す刺身でも切ってるのかと思ったらこれだったの。切り刻む作業が無駄な努力だと思うのだが。
その2階の宴会客が続々入ってきた。
マスターが2階へバタバタ駆け上がりだした。会津若松の「麦とろ」のように2階と上下するリフトがあればいいのにって思った。料理を出した後はドリンク類と空いたグラスをリフトで上下してお客に任せるだけのスタイルですよ。
忙しそうだからしばらくチビチビ飲ってたら、突然コトッと音がして黒い丼が置かれた。
何だこの丼は?1.jpg
何だこの丼は?2.jpg
何か丼ものでも頼んだか俺?
覗いたらタマネギだらけ。ああ、和牛タタキサラダか。いや、和牛焼きかな。
和牛11.jpg
和牛12.jpg
このタマネギ刻みも初めて来た頃からずーっとこれです。これも一生懸命にスライスしてトントン刻んでましたね。
小さじですくって口に運んだ。肉の甘味、タマネギの甘さ辛さ、タレのしょっぱさが重なって、
「ビールちょうだい」
「生っスか?」
「喉が乾いた。この味にはビール。チャイサー代わりに」
「お酒の合間にビール飲むってカッコいいっスね」
そうかぁ?ジャン妻は「お酒に移行したら途中でビールを飲むのはカッコ悪いから止めなさい」と言うけどね。
店内が暗くカウンターが黒基調、器も暗い色が多いせいかあまりキレイに撮れてませんが、総じて味はいいです。
和牛13.jpg
和牛14.jpg

柿チーズ1.jpg
またコトッと音がした。
小皿に陳列しているのは柿のクリームチーズ載せ。
柿チーズ2.jpg
柿チーズ3.jpg
「今年初めてっスね」
「先月も来たんだが・・・」
「最近忙しいんスか?」
「忙しかったら群馬に来ないよ。こっちはもう現地の部下(草の者6号)にやらせてるのだ。会社からも、自分で動くな、人に指示してやらせなさいって言われてるし」
「笑、無理に・・・その・・・用事作るってわけにいかないんスか?」
「無理にねぇ・・・」
できなくはないが。草6号が頑張ってるからねぇ。
今の私の上司はデスク不在が多く、細かいことは言わない人だが「現地の次世代を育成してください」と言われてりので。なるべく任せるようにはしているので、私の出番が少なくなったのですよ。
柿チーズ4.jpg
平成24年の晩秋か年末に、私と合わなかった当時の上役(合わないのが多いんですワタシ)から「3月を待たずして東京に戻ることになるよ」と言われたのもこのカウンターだった。私は喉を濁らせながら「エェ~ッ」っと叫んでこのカウンターへ突っ伏した。
あとでマスターは言っていた。「何かあったんだな~って思いました」
私は気持ち抵抗した。3月末まではいるって。そこで1年締めてから桜の開花と同時に帰京したのです。
ホウボウ1.jpg
締めはホウボウの刺身。
ネットリして美味しい。
「今日の刺身の中ではいちばん悪くないっス」
???
悪くないって?(笑)
じゃぁ他は悪いのか?避けた方がいいってとられるでしょうよ。
ホウボウ2.jpg
ホウボウ3.jpg
「自転車変えたの?」
「4台め・・・なんです」
「また電動?」
「ハイ」
「また?あなたの住んでる〇豊岡からここまで坂なんかないじゃん」
「いちど電動に慣れると・・・もうそれじゃなくっちゃダメなんスよ・・・」
また恰幅よくなったのはそのせいか。
空いた器皿.jpg
マ1.jpg
2階から注文のベルが鳴る。
マスターは忙しそうである。鳴る度に階段をドスドス上がっていく。店がALL1階だとまた動線が違うのだが。
「平日に宴会入るのって珍しいんスけど」
「歓送迎会のシーズンだからでしょう。嫁さん貰って忙しい時だけ手伝わせりゃいいんだよ」
「笑、そうっ・・・ス・・・けど・・・」
わかっちゃいるが相手がいないってか。
6時に入った七、八年経った七、である。
自転車1.jpg
夜はこれから2.jpg
夜はこれから.jpg
彷徨い1.jpg
コメント(0) 

和が家で群馬泉 [居酒屋]

バス1.jpg
バス2.jpg
バス3.jpg
2月に2回雪が降ったじゃないですか。
数年前の大雪2回には及ばないが、そのせいで慎重になった私は出張を2回延期したのです。これは今年初の群馬訪問です。
ルートイン高崎も2回キャンセルしましたからね。続いたからさすがに2回めは「雪の為です」と断りを入れましたから。
この店からも何回かお誘いいただいたのだが1月は行けず。2月になった。(もう3月ですが。)
和1.jpg
和2.jpg
和3.jpg
和4.jpg
店内1.jpg
店内2.jpg
最初の膳.jpg
おとおしは肉ジャガ。
味が浸みて美味しいけど、惜しむらくは冷たい箇所があるぞ。
おとおし1.jpg
「決まりました?」(ママ)
「今日のおススメは何?」
「今日のおススメはですね。スズキのお刺身、イワシのお刺身、スズキのあら汁、鮟肝、でも何といってもチクワの磯辺揚げですね」
チクワの磯辺揚げは黒板に書いてない定番だろうがよっ。
「じゃぁ、スズキ、イワシ、竹輪」
あら汁以外は店の言いなりである。鮟肝は後でいいす。
スズキ1.jpg
「ハァイ、佐藤さんでぇす」
「なんだって?」
「鈴木(スズキ)でぇす」
「な、何を言ってるんです?」
スズキをオーダーしたお客さん全員にそういうジョークを放ってるのか。
佐藤ならぬ鈴木はスゴいアブラのノリで白身とは思えなかった。
スズキ2.jpg
スズキ3.jpg

イワシ1.jpg
イワシ2.jpg
イワシも脂がギットギト。
「群馬とは思えん」
「ガハハハ(笑)流通経路の発達のお蔭ですよ」
「そういえばイワシっていえば、青森のどっかの海岸に・・・」
1月30日、青森県の陸奥湾東側沿岸一帯に、イワシが大量に打ち上げられていて可哀そう。
その数、20~30トンだって。厳しい寒波の影響で海水の温度が下がったのが原因だとか。
もったいないなぁ。
イワシ3.jpg
イワシ4.jpg
イワシ5.jpg
「竹輪と一緒にこの子(イワシの骨)も揚げてね」
揚がってきたイワシは2匹。
オカシイぞ。自分以外に女性客ひとりいるだけだし。誰がオーダーして骨煎餅を食べ損なったのだろう?
「実はさっきのイワシの刺身、2匹分なんです」
「あ、そうだったの?」
「小さいイワシだったんですが、目がキレイだったのと、身の締りがよかったんですよ」
ああそう。ゴミ箱に放り込んだ前の客のイワシ骨じゃないのね。イワシの骨煎は小骨がチクチク歯茎に刺さりますね。食べる時に要注意です。
イワシ6.jpg
イワシ7.jpg

チクワ1.jpg
チクワ2.jpg
チクワ3.jpg
チクワ4.jpg
群馬八幡名物の竹輪磯辺揚げ。
海苔が多くて美味しい。食感はガリッ、ガシッ、ブニュッ。
カウンター右側の女性客も「竹輪磯辺揚げ美味しいですよねぇ」
「この店のメニューでいちばん美味い。他にないのかって?」
そう思ってメニューを見直したら。。。
メ1.jpg
メ2.jpg
「そういえば、メニューが変わったね。」
「変わりました。新しくなりました」
「なるほど新しくなったが・・・」
内容は全く同じじゃんか。メニューの紙が新しくなっただけ。
メ3.jpg
メ4.jpg
「あ、群馬泉がある!!」
「磯部の〇〇さんから聞いて入れました」
よくぞ入れてくれました!!大好きな銘柄です。それも緑ラベルの本醸造。
群馬泉.jpg
群馬で群馬泉を飲む!!
「蔵元に行ったことあるよ。太田を走ってたら偶然」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-10-17
群馬泉蔵元、表が老舗の旅館の趣で、白壁の蔵、塀に囲まれていた。ちょっとした陣屋の趣だったよ。
「入ったんですか?」
「裏から中を覗いただけ。誰もいなかった。店と蔵と母屋が混在して、洗濯物なんか干してあったから」
即座に退散したのです。
蔵元の場所は群馬県太田市由良町。
サイトを見たら、
「群馬泉は創業以来、生もと系山廃づくりの仕込みを貫いている蔵本です。
仕込み水は硬度9の井戸水を使い、原料米は山田錦、美山錦、五百万石、特に地元産の若水 (わかみず) を多く使用しています。
手づくりの麹と小型仕込みによる長期低温発酵は、天然の乳酸菌と優良酵母によって口当たりがなめらかで旨みのある酒を造ります。
本醸造酒でも最低1年以上タンクに寝かせて出荷しています。
料理との相性がバッグンに良い酒です。」
途中の仕込みのことはさっぱりわからないが、最後の1行だけ「ウンウン」と頷ける。私は日本酒は料理のじゃまをしないで済むのが大前提なので。
「他のお客に出ます?」
「それが・・・あんまり・・・」
出ないらしい。
やはり群馬と名前がつくと、地元の人は飲まないのだろうか。
店主.jpgママ.jpg
「こないだの雪はどうだったんです?」
「何年か前ほどには。降った翌日が晴れたので」
「開けたの?」
「一応開けました」
「エライ!!」
「でしょう。でも殆どお客さん来なくって21時で閉めました。雨降ったら〇〇さん(私のこと)来るかもねぇなんて話してたんですが。雪じゃさすがに来ないだろうと」
「私は雨を降らせてるってか」
「雨率っ高いですよね」
「雪は私のせいじゃないぞ」
21時で諦めちゃったのか。誰か来て閉まってて、ガッカリした客もいるんじゃないのかい?
カレー1.jpg
カレー2.jpg
カレー3.jpg
カレー4.jpg
キーマカレー(ご飯無し)で、群馬泉を飲むという暴挙!!
このBlogをご覧の日本酒好きの方、カレーで日本酒飲んでみて下さい。カレーライスじゃないですよ。カレーの具だけです。
チェイサー.jpg
群馬の鮟肝!!何処の鮟肝だ?茨城か。高速や外環道が発達したおかげでしょう。
鮟肝1.jpg
鮟肝2.jpg
アンコール1.jpg
アンコール2.jpg
アンコール3.jpg
アンコールのおとおし肉ジャガ。
「この肉ジャガ、おとおしで出されると300円だけど、こうやって追加するとおとおしでなくなるから、逸品料理になって値段が上がるんでしょ」
「ガハハハ(笑)肉ジャガってそのうちクタクタになるじゃないですか。余ってもウチでコロッケとかカレーに化けるんです。」
コロッケに化ける?
「いいねそれ。肉ジャガコロッケ?」
「ええ、でもそうなる前に無くなるんです。自分とかーちゃんは肉とジャガイモで、娘はシラタキが好きなんです。だから全然残りません。」
いやいや、私が言ってるのはそういうことじゃないよ。肉ジャガコロッケでも何でももうちょっとメニュー数増やそうよてこと。
店主は「言っていただけたら何でもやります」なんて言ってたけど。地元客ばかりだからいつも同じものでいいのかも知れないが、創作メニューにTRYしてみたら如何だろうか。
タクアン1.jpg
タクアン2.jpg
このタクアンはキツかった。噛み応えあり過ぎで顎が疲れたよ。
タクアンを噛む私の表情は百十郎のようなコワいカオになっていたのではないか。
タク.jpg
コメント(2) 

大門の夜 [居酒屋]

はしもと1.jpg
はしもと2.jpg
はしもと3.jpg
今年初の大門です。12月に行ったきりで3月になってしまった。
「お久しぶりですねぇ」「どうされてましたかぁ」のように迎えられ、こちらも「本年もよろしくお願いいたします」と言うハメになってしまった。
もう春はそこまで来ているのに。
やや足が遠のいた要因は、このBlogでは勘定金額のことはあまり言わないですが、この店移転してから高くなったのですよ。だからそうそう気軽に来れなくなったのもある。
お品書きです。ちょっと高いですよね全体的に。
おしながき.jpg
大皿1.jpg
大皿2.jpg
最初の膳.jpg
イカのつみれ団子、蕪、小さい揚げ餅の入った煮物、これはおとおし、つきだしというよりも逸品料理といっていいと思う。
烏賊つみれ.jpg
真鯛と露地物わけぎの胡麻醬油和え。
真鯛わけぎ胡麻.jpg
関サバの刺身。豊後と伊予の間にある海峡で漁獲されたサバ。
関サバ1.jpg
そんな遠いところで水揚げされて、しかもアシの早いサバ(関サバは遅い方らしいが)を東京まで動かして客に出すからいい値段ですよ。
関サバ2.jpg
関サバ3.jpg
国産牛バラ肉味噌煮込みは、関サバより高くて1250円。
牛バラ1.jpg
牛バラ2.jpg
牛バラ3.jpg
牛バラ4.jpg

おでん風1.jpg
栃尾油揚げと越後コンニャクと源助大根のおでん風という長ったらしい名前のおでん。
源助大根は加賀野菜です。その紹介サイトから
「加賀野菜である源助大根は早生種で肉質がやわらかく、大根らしい歯ざわりで煮くずれし難く、煮物用大根の代表品種でおでんには最高である。」
1000円近いおでんって・・・(絶句)
おでん風2.jpg
おでん風3.jpg
スミイカですら1200円です。そんなに高いイカを他で知らないなぁ。
すみいか1.jpg
すみいか2.jpg
さっきから高い高い言ってますが。値段はさておき、居酒屋はその日の締めであり、振り返る場でもあります。今日、ジャン妻の部署全員が会議室に呼ばれ、ジャン妻上司から、
「新規に人員を募集しています。〇〇さん(ジャン妻)が、いついつからウチの社を離れ、〇社の統括部門の伊東さん(甲子太郎)のところへ行きますので」
初めて公にされた。
皆の反応は?
驚いた人もいたみたいだけど、その場ではシーンとなっただけだって。

この案が概ね決まったのは昨年12月なのだが、伊東がジャン妻と私の内諾を受けてからそれで安心してしまい、年が開けてからもジャン妻を貰い受ける稟議を起案するのが遅かったのだ。
その稟議が回覧決済されてからでないとジャン妻上司はジャン妻の後任を新規で求人できない。さすがに焦って伊東を突いたようです。

実は既に紹介会社に求人はかけているのだが、求人会社から電話が架かってきて、ジャン妻がいなくなるのを知らされていない課員が受けて「え?ウチの部署求人してるの?誰か辞めるの?」になってしまうじゃないですか。なので今日発表になるまでは紹介会社とメールでの遣り取りになっていた。
その情報、相手の経歴書を、うっかり画面にOPENし放しで席を立てないし、各課員がプリントアウトしている合間に密かに印刷してその場ですぐ取りに行かなきゃならないから相当神経を使ったとか。
面接も夜分に密かに行われていた。
部署のナンバー2が「いい加減皆に発表しましょうよ」とせっついた。でないと引き継ぎに支障が出ると。ジャン妻がいる前提といなくなる前提では引き継ぎの重みが違ってくるからね。
店主1.jpg
「ウチの上司、最後に余計なこと言ったんだよね」
「何を言ったのさ」
「皆さんは目の上のたんこぶ(ジャン妻のこと)がいなくなるからといって、喜んで席に戻らないようにって言ったんだよ。目の上のたんこぶとは何よ」
「だが実際そうじゃねぇか」
うるさいことを言うジャン妻や私は本社内で浮いているのです。
店主2.jpg
「アイツはどうする?」
私の真ん前にいるソリが合わないオンナのことです。ソリが合わないとはいえ15年同じ社内で一緒にいるんですよ。
「あの人ねぇ・・・」
「・・・」
「アタシがいなくなることを他から聞いたら、彼女はキィーッってなるわよねぇ」
私とソリの合わないオンナは、長く在職している社員が辞めると「キィーッ」っとなるのです。彼女のところに辞表があがってからでは離職の手続きをするしかないので「聞いてないっ。そうなる前に何とかならなかったの」と憤るところがある。
私とは普段全く合わないが、そういう時だけ私と同じ方向に憤りが向いて意識が共通する。

別にジャン妻は辞める訳ではないが、幸いというか、ジャン妻上司はそのソリの合わないオンナにも別途、話をしたそうです。
「公にはウチの課員にしか言ってないんですが、アナタも長くいるし、他から聞いたら不快になるだろうと思って・・・」そう切り出して話したんだって。
私はソリ合わないオンナを小会議室に呼び出した。

「聞いたよな」
「何を・・・ですか・・・?」
さすがに最初の反応はガードが固いな。
「〇〇(ジャン妻)のことだよ。伊東んとこに引き抜かれた」
そしたら目を見開き「何でですか?」「何があったんですか?」「いつからそういう話になったんですか?」「向こうへ行って何をするんですか?」「今〇〇さん(ジャン妻)がやっている業務は誰が引き継ぐんですか?」と堰を切った奔流のようになった。
「伊東さんなんかのとこに行って大丈夫なんですか?」とまで言ったからね。伊東はカリスマはあるが、器としては穴があちこち空いたバケツなので(だからいっぱいいっぱいにならない)対人関係で細かいフォローができないところがあるのだ。

私はいちいち挙げて説明したあとで、
「昨年の11月頃からそういう話は出てたんだよ」
「昨年の?そんな前から?・・・」
アタシは知らされていないという表情だが、水面下の話をリークする訳にいかないだろ。
「〇長はOKされたんですよね」
ソリ合わないオンナは〇長が嫌いで、私よりも更に〇長とソリが合わない。
「〇長にも相談したんだがね。アッサリ手放したよ」
「そういう人ですよね」
「彼は事なかれ主義だから」
「あ、それはわかります」と思いっきり頷いた。
何処がソリが合わないのかと思われるでしょうが、お互い長くいると内容によっては同じ方向を向くのです。お互い嫌いだが敵ではないし、長くいるとあまり好き嫌いは関係なくなってくるのか。

ジャン妻はソリ合わないオンナとも食事して話したそうです。15年もいて初めてだって。私も2人で食事した記憶がない。如何に2人とも合わないかということでもあり、お互い無視もできないという、互いに尊重し合いながらも嫌っている複雑な関係ということです。
リッチーブラックモアとイアンギランのような。

そういえば〇長に相談したのもこの店だったんだけどね。
店主3.jpg
そぼろあんかけ1.jpg
黒皮南瓜と蕪の含ませ煮鶏そぼろあんかけ
南国宮崎の南瓜らしい。その紹介サイトから
「希少価値のある日本かぼちゃの一種で、まろやかな甘みときめ細かな舌ざわりがあり、果肉が粘質で煮くずれしないことから、日本料理の最高級素材として高い人気を得ています。
黒皮かぼちゃ栽培の歴史は古く、民謡にも「日向かぼちゃ」で愛唱されるなど、県を代表する野菜のひとつとなっています。」
そぼろあんかけ2.jpg
ソリ合わないオンナは言う。
「よく伊東さんとこへ行くのOKしましたね」
「見てると浮いてるよアイツ。群馬から戻って数年経って、今は体制が変わってシステムも変わってもう現場対応もしてないし、今いる場所で閉塞感があったんだよ」
異業種へ行こうとして、さらの木、紀尾井、麦とろ、104に相談したとは言えなかったな。
「アナタもそうだが、連中(現場統括部門)にとってはやって当たり前でフィードバックが無いし、いたらいたで便利屋扱いされてるから俺は見てて辛かったのさ」

http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-01-31
この記事から3夜、私がひとり飲みしたのはジャン妻が関西方面へ出張に行ったからだが、ジャン妻の出張先でのプレゼンは大成功し、関係者に認められて反響も大きかったそうな。
「でもウチの社は反応ないって。やって当然って態度だろ。報告しても部長(メール誤爆事件)は斜めに構え、無関心で無反応、やりがいがないってよ」
普段ソリが合わないオンナは頷いたものである。彼女の業務も「やって当然」なので成果というものがないのだ。
ジャン妻にメール誤爆した部長を含めて、まだ知らない連中の方が遥かに多いのだが、課員に公になったのだからすこしずつ伝わっていくだろう。
ぬか1.jpg
ぬか2.jpg
ぬか3.jpg
自家製ぬか漬け盛り。これがいちばん安かったかな。
はしもと4.jpg
他、どれも高くなったな~。
「大門という場所柄かな」
「そうそう気軽に行けなくなったわねぇ」
使える店なので、大事なポイントでは行きます。
ビルの隙間からタワーが見える。
ビルの隙間から.jpg
タワー.jpg
「そういえばアイツ(ソリ合わないオンナ)〇〇さん(ジャン妻)が伊東さんとこに行かれたことで、私が精神的に大丈夫ですか?って言われたけど」
「それはアナタが荒れたりしないのかを心配してるのよ」
ジャン妻は私が事務所内で荒れることの蓋、抑えになっていたのです。いなくなることでタガが外れて暴言、暴発、暴走しかねないと。
例えば一昨日、ホワイトデーなので女性社員にお菓子の詰め合わせ(量が多かった)を用意してソリの合わないオンナに配らせた。
女性社員がいちいちお礼を言ってくる。うるさくてしょうがない。
「私バレンタインにあげてないのにいただいていいんですか?」と言ってきたオンナがいて「普段世話焼かせてる女性社員への感謝の気持ちだよ」と、ここまではよかったのですが、いちいちお礼を言いに来る女どもがウルサくなり、
「うるさい席に戻れ。黙って食えんのか」
これもまだマシな方で「家で子供たちと食べました」と言ってきた女性社員に「お前さんの子供さんにくれてやったつもりはないぞ」と素っ気なく言ったらジャン妻の眦が釣り上がった。アタシが伊東さんのとこに行ってここからいなくなったらこの人(私のこと)大丈夫なのかと。
私は各現場に顔を出す際は温厚なのですが、イラつく本社内では気分屋なのです。
コメント(2) 

客引き止めたワ [居酒屋]

店1.jpg
2月の備忘録です。2月は平日が28日しかないので行政廻り担当の私は毎日がキツかった。
17時までが勝負なので、私は昼休憩は食べるだけですぐ移動、電車の中で仮眠した。
17時過ぎたらデスクに戻って翌日の書類を作成する作業に追われた。
稼動日数が少ない。29日、30日、31日、この3日間が無いだけでも私はキツいのです。
安部内閣は平日の祭日を増やそうとするが個人的には止めて欲しいと思う。
休日は多い方がいいじゃないですかって。私はそうは思わない人なのです。
ジャン妻も来年度予算と、伊東の部署に行くが為に現在抱えている業務を引き継ぐ必要に迫られて遅い日が続いた。例年そうです。
直帰せず帰社した私を見て「!!!」意外そうなカオをするんですよ。
残って作業を進ませて、どちらかともなく顔を見合わせて「今夜はどーする?」
お品書き1.jpg
最初の膳1.jpg
何だこれは?
声に出して言わなかったけどさ。ビールに合うかよこのおとおしが。
おとおし1.jpg
玉子豆腐だったかな。これでテンション落ちた~。
でも盛り返します。
麦味噌炒め1.jpg
やわらかく炊いた牛すじと長葱の麦味噌炒め・・・
長ったらしいネーミングだが、豚肉ではなく牛肉を味噌で炒めるとは。大陸系の中華料理の味ですね。
麦味噌炒め2.jpg
麦味噌炒め3.jpg

コロッケ1.jpg
コロッケ2.jpg
春キャベツと桜海老の新ジャガコロッケ。
悪くないけど桜海老の香りはかき揚げ、天ぷら向きだね。コロッケには合わないよ。
タルタルソースで海老の香りをごまかしました。
コロッケ3.jpg
コロッケ4.jpg
コロッケ5&タルタル.jpg
タルタル.jpg
途中でタルタルを取り上げられそうになたので皿の縁の下に隠し、また取り上げられそうになったので私のエリア端に動かした。
牡蠣春野菜1.jpg
三陸産牡蠣と春野菜の生姜焼。
何処に牡蠣があるんだと野菜をゴソゴソかき分けたら4つほど出てきた。
牡蠣春野菜2.jpg
牡蠣春野菜3.jpg
麦味噌炒めに生姜焼きも似たような路線で、いずれも力強い味です。

寒ブリ牛蒡1.jpg
寒ブリとタタキ牛蒡の有馬山椒煮。ぶっ太い牛蒡でやわらかい。これも味しみてる。
寒ブリ牛蒡2.jpg
寒ブリ牛蒡3.jpg

ヒラメソテー1.jpg
ヒラメと芽キャベツのソテー、ハニーマスタードソース。芽キャベツがかわいい。
皮がパリパリしている。家では絶対に魚の皮を食べさせてれないジャン妻である。
ヒラメソテー2.jpg
ジャン妻は魚のソテーが下手でして。家ではそういうの絶対に出ない。上手くできないらしい。
「こないだ間違って買ってきた小麦粉どうした?」
「・・・」←ムッとしたジャン妻である。フライを揚げるのに、いつもと違う小麦粉に買い変えたら、揚げ油に投入した途端にパン粉が剥離してしまい、単なる素揚げになってしまったのです。
「あれはソテーやムニエル用の小麦粉だったのよ」
「だったらこういうのできない?」
「・・・」
芽キャベ1.jpg
芽キャベ2.jpg
お酒は鷹来屋、浜嶋酒蔵、大分県豊後大野市の純米酒。
寒いので熱燗でいただいた。
鷹来屋1.jpg
鷹来屋2.jpg
熱燗1.jpg
まぁおとおしでガッカリさせても料理で盛り返す店なのですよ。
ジャン妻は疲れてる時はこの店に足が向かないみたい。忙しくても自分のテンションが上がっている時に「行こうよ」という気になるそうです。
私は逆で、疲れてる時こそこの店に来たがる。力強い味の料理とママ、店主、他スタッフの元気を貰うのです。店に入って最初はグッタリしている自分が店を出る時には活力がみなぎっているのを感じる。
店の勢いに後押しされているんですね。
店11.jpg
お品書き11.jpg
最初の膳11.jpg
また2月の某日。この日は21時半に入ったので、この店のラストオーダー(22時)ギリギリでした。まさかこんな遅い時間帯に「カウンターご新規のお客様お見えでぇす」になったのは店側にとっていい意味で計算外だったらしく、ホクホク顔で迎えてくれた。
だけどまた、なんだいこのおとおしは。
おとおし11.jpg
ワカメスープか。いちばんダシと仰っていたがこれがビールに合うかよっ。
これでまたテンション落ちたが時間がない。急いで食べないと。
久々に炒飯なんぞをオーダーしてしまったよ。
若竹の子と菜の花のあっさり炒飯、パラパラ系です。
チャ1.jpg
チャ2.jpg
長芋と桜えびのふわふわ焼き。
私はこれのオーダーに難色を示したが「アタシが食べたいのっ」押し切られた。
さつま揚げもそうだが、ふわふわ系が好きだねこの店は。私はもうちょっと歯応えのある焼きが好きなんだけどね。
ふわふわ1.jpg
ふわふわ2.jpg
珍しく焼酎.jpg
「あれ?どうされたんですか焼酎なんて」
「う~ん、ちょっと疲れてるのだ」
「初めて見たような。そういうの飲まれるの」
「この人忙しいのよ」
珍しそうに言うなよ。私だってそういう時がある。21時半に駆け込んだってことは仕事が忙しいってことだよ。
家では焼酎飲むよ。毎日日本酒ってわけにいかない。
牛バラ肉と春野菜の塩ダレ炒め。これも中華味。
牛バラ春野菜1.jpg
牛バラ春野菜2.jpg
とろとろ角煮のふき味噌焼だって。
とろとろしてないぞ。角煮した肉にふき味噌が塗してある。煮てから焼いたのなら二度手間かかった逸品。
角煮吹き味噌1.jpg
角煮吹き味噌2.jpg

ピリ辛煮込み1.jpg
肉巻き新ジャガと白菜キムチのピリ辛煮込み。
菜の花の辛子和えがヤマになったのでオーダーしたのだがこれは重かった~。ジャガイモに豚バラ肉が巻いてあって、それを一旦揚げて、また煮込むというか炒め煮なんですよ。
ボリュームがあり過ぎ。辛いし。これはビールだなと思ったが最初の炒飯が効いているしもう夜遅いし、そんなに食べないよう自制心が働いたのでビールは止めた。こういう味の濃いものを後から出して生ビール最注文で売上を上げようという店の戦略に引っ掛からなかったぞ。
日本酒でなくて焼酎でよかった。
ピリ辛煮込み2.jpg
翌日も直帰せず帰社して夜にデスクワークになりまして。
若い頃は22時、23時までワークしたですが、最近は19時で集中力が薄くなり、20時でいっとき覚醒し、21時前に「もう止めた」気力の糸が切れてしまう。
これはトシのせいか。昨夜、i-Phone5を10に機種変更するのと、家の通信を変える工事依頼でdocomoショップで済ませたのですが、2時間半拘束されてゲンナリしてしまった。ジャン妻に「堪え性が無くなった」と言われたからね。夜がキツくなってきたら引退の兆候かなぁ。
この日もラストーオーダーちょい前といったところで手早く済ませました。
店12.jpg
お品書き3.jpg
テーブル席1.jpg
空いていた。
珍しくテーブル席。疲れていたので足を投げ出してグデェと座った。
テーブル席3.jpg
おとおしはタコポン酢。
刺身の残りものだなと悪態ついたけど意外と活きがよく、皿に吸盤が1個吸いついてしまった。
タコ1.jpg
タコ2.jpg
タコ3.jpg
タコ4.jpg
昨夜はヤマになった貝柱と房総菜の花の辛子和え
辛子和え1.jpg
辛子和え2.jpg
三陸産牡蠣と根菜の黒酢揚げだし。
レンコンの食感がいい。三陸産の牡蠣がよく取り扱われるね。伊勢市出身のジャン妻は「牡蠣は的矢牡蠣」と譲らないが。
もう牡蠣シーズンも終わりでしょうか。
牡蠣根菜1.jpg
牡蠣根菜2.jpg
牡蠣根菜3.jpg
竹の子のとろろ海苔巻揚げえび塩
とろろ海苔1.jpg
歯応えある食感、タケノコと、とろろを組み合わせる意図がようワカランが。
これとこれを組み合わせたらどうかな?のリハは常にしているそうです。中には失敗というか、幻になったものもある。前に載せたポテサラにシメサバを載せたものとか出なくなったし。
創作料理店はそういう危険を伴う。実験的な料理を取り敢えず出して客の様子を見るとか。成功ならいいけど失敗すると喰わされた客が悲惨だからね。
この店は失敗作は少ない方だが如何せん創作料理のアイテムが多過ぎで、前にも書いたが過去のレシピをつけていても店主が「覚えていない」そうである。
とろろ海苔2.jpg
とろろ海苔3.jpg
ベーコンと燻製たまごのポテサラ。
ポテサラ1.jpg
ポテサラ2.jpg
ポテサラ3.jpg
締めの赤ダシ!!
これがイチバン美味かったりして。
赤ダシ.jpg
空いてる.jpg
明日のランチを書いているところ。
ランチったって何種類もメニューないのよ。4種類だけ。どうもこの店で釜で炊くご飯が美味しいらしいのだ。
でも私は夜はおくして利用しますが昼は来なくなった。
混むらしい。いっつも並んでる。
伊東甲子太郎が言っていた。「何であんなに混むんですかね」って。
昼に行かなくなったのは他にも理由があってね。いつか店に言うしUpするかもですが。
明日のランチ2.jpg
読めない銘柄1.jpg
読めない銘柄2.jpg
空いてる.jpg
すっかりブレイクしたこの店はこれから歓送迎会シーズン突入で予約が取れなくなるだろう。
客も定着したのでママのキャッチもなくなった。前は店の前を通ると奥から脱兎の如く走ってきて、「お席空いてますわよっ」だったのだが。
「もうしてないわよ」
私らはイヤミを言った。
「しなくても混むようになったから余裕でしょ」
「!!!」
「もしかして、さては港区の客引き防止条例(平成29年4月1日施行※)に引っ掛かったんだろ」
「!!!」
もう充分客が付いたから順風満帆なのか。この界隈の相次ぐ立ち退き、ビル建て替えの話もないようである。
「何人も公共の場所において客引き行為等をしてはなりません」というアレです。
これがその現場。駅前です。大音響のスピーカーでその旨を流してるの。
港区客引き防止条例を流す.jpg
新宿歌舞伎町界隈に流れる「フハハハハハハハハ!! 歌舞伎町を楽しむ善良な諸君・・・」ここまでのインパクトはないです。こういう職員さんがいない時はそこらで客引きしてますけどね。
私は客引きは引っ掛かる方が悪いと思っています。そういう店に行きたいとも想わない。もっともこの界隈で私に声かける客引きなんていないですよ。
コメント(0) 

芋つる [居酒屋]

夜1.jpg
夜2.jpg
夜メ1.jpg
夜メ2.jpg
夜メ3.jpg

盛り合わせ.jpg
夜に行って出されたつきだし盛り合わせです。
覚えているのは水ダコの梅肉和え、もっての菊の酢の物(強い酸味はないので私でも食べられた)ぐらいですが、ハズレなし。
鶏肉を焼いた肉巻もある。奥に揚げ物もチョコっと載っている。
小鉢1.jpg
小鉢2.jpg
小鉢3.jpg
小鉢4.jpg
これでしばらく持つのですが、幾品かオーダーした後、すぐには箸をつけられなかった。キレイなので。
ママが言うには「ウチは立山ポークのしゃぶしゃぶがメインですが、料理長が京界石の出なので」とのこと。
昼、ランチ時にベラベラ喋る訳にいかないからか、夜はよう喋るのですよ。店もヒマそうだったし。
「お昼にお見えになりましたよね」
「来ましたよ」
「確か同じお席で」
「ひとつズレてたけどね」
ズレた向こうには昼の女性スタッフが、会社員2人の立山ポークのしゃぶしゃぶをアシストしている。
アシスト.jpg
ブリの炙りサラダ。こういうのが出されると「刺身に出せなくなったブリを在庫処理したな」と悪態つくところだがこの店では言わなかった。
炙りブリサラダ2.jpg
酒を飲めってか1.jpg
まだビールが残ってるのに酒にメニューを広げたのはママです。
立山ボーク他、富山や日本海側に拘る店だが「そろそろお酒にしましょう」と言われてるみたいだね。
見たら酒の銘柄は富山産で占められていた。富山から仕入れる為か単価は安くない。
「普段はどのような銘柄を飲まれてますか?」と聞かれて「群馬泉」と言ったらドッ白けになった。
ジャン妻が「会津のお酒ですね」とフォローしたが、私らの飲む会津の酒は会津中将と会津娘以外は南会津の酒が多いから、銘柄言っても伝わらないと思うよ。
結局は初めて見る銘柄ではなく、無難に立山をぬる燗と熱燗にしていただいた。寒かったので
オモシロい湯煎の器です。器に湯が入っていて、徳利が五右衛門風呂のように浸かってる。
一合.jpg
二合.jpg
「富山は海に注ぐ川が多くございまして。川が多くて水量が豊富ということは、美味しいお酒がたくさんございます」とお国自慢が始まった。
私は何て返したか。
「富山の酒?銀盤ていう安酒しか飲んだことないよ」
「銀盤って?」
「高崎の梅ふくで出される安酒だよ」
ここで梅ふくが引き合いにだされるか。TALKはひとまず停止したが、私の胸中で、富山?何かネタがあったな?
そう思ったのだが、思い出せないのだ。
これは別の日の昼に行ったものですが、銀盤が置いてありましたね。
お酒2.jpg
お酒3.jpg
「お昼にお見えになった時にご夫婦だってわかりました」
ああそうか。ジャン妻がロースカツをオーダーした時に「家では揚げものやってくれないのに外では食べるのか」って言ったからね」
「是非一度、ウチの立山ポークのしゃぶしゃぶを」
「う~ん、家でしょっちゅう鍋してるからねぇ」
私らは外で鍋という選択肢はない。ちゃんこ屋すら行ったことない。金払って鍋喰うのバカらしいのよ。
立山って富山ですよね。
富山に何かひっかかりがあったのだが。思い出せない。
「何のネタ?
「それが、思い出せないのだ」
思い出せないくらいだからたいしたネタじゃないのかも知れないが。
「アタマが悪くなって来たのかなぁ」(仲代達也、三屋清左衛門)
出汁巻1.jpg
出汁巻2.jpg
酒を飲めってか2.jpg
出汁巻き玉子。上品な味。断面もキレイ。
「先月(9月)ここにOPENして1年経ったんです」
「ああそうね。私が初めて来た日が1周年で、しゃぶしゃぶのダシを貰ったし」
「そうでしたか。で、お家でしゃぶしゃぶやってみましたか?」
「いやまだやってない」
そしたらママのしゃぶしゃぶTALKが始まった。
「お味がついてございます」
塩味らしい。
「豚肉とレタスが主役です」
「ネギは水に晒して」
私は口を挟んだ。
「レタスぅ?」
「レタスが合います」
「白菜じゃなくて?う~ん。。。レタスねぇ」
私の頑な拘りですが、レタスはサラダ菜でしょう。しゃぶしゃぶどころか鍋料理にレタス入れたことないもん。でもママは是非レタスでやってみてくれって譲らない。
私はレタスを鍋に入れるのに抵抗がある。白菜、ネギ、春菊でないと。
ネギも水にさらさない。さっと茹でて半生で食べてしまうくらいです。ネギにも拘りがある。埼玉県の深谷ネギが大好きです。白くて太いから。青い部分も美味しいですよ。
九条ネギは苦手。群馬にいたのに下仁田ネギはあまり食べない。あれは加熱しないと食べられないし、熱したら熱したで甘過ぎるのです。
ジャン妻はネギでも白菜でもクタっと煮たのが好きなのだが、私が半生の状態で先に食べてしまうのです。
「まだ早いよ」
「豚肉は固くなるまで煮るな。豆腐は一旦沈んで浮きあがってから食え。野菜はサッとだ」
ウルさい私ですが、レタスという選択肢はないなぁ。
刺身盛1.jpg
そして出された刺身盛り合わせ。後半に出されたのに意外感。
ネタはまぁまぁ以上。昼の定食の刺身なんかより格段にいい。でもそれってアタリマエだろ。
刺身盛2.jpg
刺身盛3.jpg
刺身盛4.jpg

真鯛の昆布和え。昆布〆ではなくヒゲヒゲ、モジャモジャの昆布で塗り固めてあります。
昆布和え1.jpg
昆布和え2.jpg
ママが隣のお客に鍋の講釈中です。
私たちに力説したのと同じようなことを説明してましたね。
その向こうでは女性スタッフが〆のうどんをアシストしています。
ママとスタッフ.jpg
夜メ4.jpg
相変わらずこれ見よがしにメニューが開きっ放しである。見たら食事メニューだった。食べたりないと思ったんだろうか。
「氷見うどんがございますよ」
「昼に喰ったですよ。鰻とセットになってるヤツ」
「昼よりもっと量が多くてコシの強いうどんです」
ついにはうどん自慢かい。群馬だって水沢うどんがあらぁ。
日本三大うどんに定説はないが、讃岐、稲庭、水沢なら知ってるけど。氷見もそうなのか。知らなんだ。氷見も富山なんだ。
はて?富山?何のネタだったかな。
ダメだ。思い出せない。諦めよう。
昆布のおにぎり.jpg
お握りにした。モジャモジャ。まだメニューが開いている。
まだ注文しろってか.jpg
私らが店ではしゃぶしゃぶ食べないのがようやくわかったのか業を煮やしたか、しゃぶしゃぶのスープをいただいた。2箱も。
「是非お家でレタスでやってみて下さい」って。
私は内心で「こっちの好きにさせろ」って思ったけどね。
お土産1.jpg
黙ってればいい雰囲気だしいい料理を出す店ですが、ひとりでゆっくりしたい時には向かないなぁ。
酒も料理もそっち方面の名産に拘るのはわかったが富山ネタを熱く喋り過ぎの感がある。講釈が多い。立山連峰の万年雪や富山湾の蜃気楼の話も出たからね。
オーダーしてない立山ポークのしゃぶしゃぶの長々した説明が興を削いだのもある。あの長々したアピールTALKは店では止めた方がいい。完全に営業だったからね。
逸品一品は美味しかった。刺身の盛り合わせが後の方で出されたのは意外だったが、白身のネタが主だったし、私は白身の刺身イコール日本酒なので、ビールから日本酒に移行したタイミングで出されたのです。
モヤモヤしたままの富山ネタ。店にいた時は思い出せなかったが後日思い出した。私の中での富山のひっかかりは富山の某メーカーのH会長さんが自社の従業員採用について「富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません」って発言したネタですよ。
私はそういう偏見はないです。かつて採用に関わった者として何でそういうこと言うのかなぁって思っただけ。
今はもう人相が悪くなったのでハズれたけど、私もかつては採用に携わったことがある。だからずーっと引っ掛かってたのです。思い出しみるとたいしたネタじゃなかったね。
夜3.jpg
「金沢には3回行ったんですが、富山は通っただけですね」(ジャン妻)
「そうですか。新幹線が開通したから早く行けるようになったのですが、まだまだ素通りされる方の方が多いですのよ。金沢に流れてしまうんです」(ママ)
ママはそこだけ寂しそうだった。
いただいたしゃぶしゃぶスープは明日の記事で登場します。あと1譚続きます。
コメント(0) 

酒房長谷川 [居酒屋]

久々です.jpg

メ1.jpg
メ2.jpg
メ3.jpg
メ4.jpg
メ5.jpg
私の写真フォルダを見たら、2017年はこの店に一度も行かなかった。
いつもの料理、安定した美味しさ、品のある店主、ユーモラスなママ、「店長は親娘のように接してくれます」と言っていた女性スタッフ、いい店でだが行かなくなった。

足が向かなくなった理由が幾つかあって、閉店時間が早いんですよこの店。21時にはラストオーダーになって外の看板の灯が消えて21:30には閉店なんです。ちょっと早過ぎるんだな。
それでいて早い時間帯に行くと激混みで、客層(100%会社員)がウルサいんです。お客は私以外は相応の役職者たちとお見受けしますがいずれもどの席でも「グアァッハハハハハ~ッ(笑)」ってオダをあげ快気炎をあげ、およそ静かな時が無い。
テーブル席ばかりなので下手したらそのヤカマしい客と隣になってこっちがストレスたまってしまう。会話にならない。
カウンター席が2席だけ窓際に2席だけありますが、そこも背後の酔っ払いの声がスゴイの。
活気というのではない。単に品が無いだけ。その客たちは成りはスーツネクタイでビシッと決めてるのですが、声高の客ばっかりなんです。
「久しぶりに行こうよ」
「うるせぇからなこの店の客は」
でもその2席カウンターが空いてたので。そこに1年振りに座った。
店のママも女性スタッフも覚えいてくれたが、何も言わない代わりに、
「お、ひ、さ、し、ぶ、り、ね」
「お、げ、ん、き、だ、っ、た?」
作り笑いのカオをニタニタとカタチづくってたから、イヤミのひとつ二つでも言いたかったんだろうね。
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
新潟、日本海側に特化した店です。
「赤カブ今美味い」(三屋清左衛門残実録の佐伯熊太)
赤カブ1.jpg
赤カブ2.jpg
「ポテサラこんなに辛かったっけ」(ジャン妻)
かんずり(妙高の赤唐辛子)が入っているからだよ。
うっすらと桃色しています。
ポテサラ1.jpg
ポテサラ2.jpg
新ジャガの唐揚げ。明太マヨネーズソース付。ジャガイモは皮つきです。
ジャガ1.jpg
ジャガ2.jpg
明太子マヨ.jpg
チーズ紫蘇包み揚げ。
ジャン妻は小麦粉を間違って違うのに変えたせいで、家でのフライを大失敗している。
「あれはリベンジするわよ」
「あの小麦粉はどーすんだ?」
「何かに使うわよ」
どうもムニエル用の小麦粉だったらしく、油に入れたらパン粉が殆ど剥がれてしまい、単なる素揚げになってしまったのだ。
「それをネタにしたらもう揚げ物しないわよ」
「揚げろ揚げろ」とシツコく言ったら先日、天ぷら他を揚げてくれましたね。ジャン実家の庭にはえていたふきのとうのお蔭です。
紫蘇チーズ1.jpg
紫蘇チーズ2.jpg
牛スジ煮込み、京風桜味噌、赤ワインも入っているような。
牛スジ1.jpg
牛スジ2.jpg
牛スジ3.jpg
並んだとこ.jpg
さつま揚げ。熱々です。
さつま揚げはこれぐらいのまぁるい大きさで、しっかりした歯応えの方が好きだな。
やたらとふわふわしたさつま揚げがそこらではびこっているけどね。
サツマ揚げ1.jpg
サツマ揚げ2.jpg
サツマ揚げ3.jpg
サツマ揚げ4.jpg
サツマ揚げ5.jpg
「今日3人で打ち合わせしてたろ?決まったのか?」
ジャン妻、ジャン妻上司、そして伊東甲子太郎が3人揃って会議室から出て来て、私は伊東と目が合ったのです。
伊東は私に向かってニヤリとした。私は首を傾げながら微苦笑した。
「3人で打ち合わせしてただろ?」
「あ、出て来たの見たんだ。そうよ。今後のことよ」
「伊東は〇〇書を書いたのか?」
「これから書くって」
「ってことはまだ書いてなかったんだな」
「今後の自分の組織体制を考えてたみたいね」
「そういうの好きだねアイツ」
エラくなると組織や体制に拘るってホントですね。だけど伊東がジャン妻の〇〇を起案して公にしないと、ジャン妻上司が後任を選定するか、あるいは新規採用ができないのである。
「単に忘れてたんだろ。まだ公にできないのか?会津(麦とろ)、静岡(紀尾井)、安中(104)にごめんなさいできなじゃないか」
伊東の要望が通らない可能性もゼロではないので、未だに断りを入れていないのです。
「さらのMさんだって心配してるし」
「・・・」
「Mさんは、あれから何か進展があったのでしょうか?って言ってたぞ。気ぃ揉ませやがって」
「・・・」
「私の記事も保留になってるんだぞ。『〇めるの止めたってよ』ってのが」
(-”-;)
熱燗鶴齢.jpg
ツブ貝の刺身。この店は刺身はあまりない。グランドメニューの刺身は冷たい時があるので。
ツブ1.jpg
ツブ2.jpg
ツブ3.jpg
締めの蕎麦。やや細くて白い蕎麦。
新潟の蕎麦といえばへぎそばが挙げられるが、あの水っぽい蕎麦はあまり好きではないのだ。
蕎麦は白い方がいいですね。
そば1.jpg
そば2.jpg
そば3.jpg
そば4.jpg
21時過ぎになった早速ラストオーダーになってやがる。
「お久しぶりですね。ご出世されたのですか?収入が上がったのならまたウチでお金をお使いください」なんて言ってたけど、私はもう出世なんかないぞ。
残りわずかな数年で上がるのは、伊東に関わる可能性があるジャン妻かも知れない。
盃を口に運ぶ美女.jpg
美酒を口に運ぶジャン妻である。
その口元はムフフ(笑)になっている。
何を考えてんだろ。謎の微笑みである。
店の外観1.jpg
コメント(0) 

きたかまの夜 [居酒屋]

夜道1.jpg
トテモ寒い夜。
凍えながら歩く北鎌倉。吐く息が白い。
北鎌倉は山間なので山がすぐそこに迫ってきている。寺が多いから夜は灯が少ない。
自然の緑も夜は単に黒いだけである。
少ない灯の通りはくるまのライトだけが頼り。
その先にある丸い灯。
灯が1.jpg
灯が2.jpg
この名前で検索すると、同じ北鎌倉の着物屋さんがヒットするでしょう。
同じような名前でよく出せたものだが、若奥さんの名前なんですよ。着物屋さんを訪うて、「同じ名前ですがよろしいでしょうか?」と断りを入れたそうです。
路地の奥に1.jpg
路地の奥に2.jpg
そこは煌々と.jpg
随分料理が増えたな。
多過ぎないかい?
もうちょっと絞ってもいいと思うけどな。料理人はひとりしかいないんだから。
メ2.jpg
メ3.jpg
メ4.jpg
コップ酒は新年の振る舞い酒です。
「土井酒造の開運です。静岡県掛川市のお酒です」
土井酒造か。「決戦は高天神」のすぐ近くだな。
「運が開けますように」
私の運?
不運に見えるかい?
後でジャン妻に聞いた。
「私は不運に見えるのかな?」
「アナタは運が悪い人だとは私は思ってないよ。どちらかといえば運のいい方ではないかな。でもそれだけじゃないしね。ちゃんと真面目にやってるし」(ジャン妻)
「じゃぁ何で運が開けますようにって言ったのかな」
「それは決まり文句だよ」
振る舞い酒.jpg
タコ.jpg
寒いけどビール.jpg
おとおしのタコおろし和えは前の店でも出たことがあるぞ。
この店ねぇ。〇〇ログ見たらかなり高得点ですが、料理は前の店(東京都港区)と被ってるんですよ。
クリームチーズの酒盗がけ、燻製卵といぶりがっこのポテサラ、揚げと分葱のさっと炒め、海老芋唐揚げズワイガニ餡かけ、鶏つくねと大根ふろふき柚子味噌、牡蠣の昆布醬油焼、真鱈白子昆布醬油焼。。。
パクリだ!!
「パクリとは言わないでしょう」(後でジャン妻)
「何でさ?」
「だって前の店でも今の店でも彼が考案したんだから」
前の店と被らないものにしよう。
「お決まりですか?」
「アジフライ!!」
そんなん他へ行ってもあるって?この店のアジフライは美味しいよ。大き過ぎず小さ過ぎず。厚さもほどほど。揚げ衣も胃にもたれない厚さです。
アジフラ1.jpg
アジフラ2.jpg
アジフラ3.jpg
アジフラ4.jpg
タルタル1.jpg
タルタル2.jpg
「年が明けてから(港区の店)行かれました?」
「初日(8日)に行った。松の内が明けてからね」
GW前.jpg
「店主の腕が焼けてたからあれはゴルフだな。10連休明けで皆の動きがイマイチ悪かったな。出るの遅かったし。ポテサラがなかなか出てこないし」
「ポテサラがですか?」
「店主が釜上げシラスの出汁巻玉子ばっかりやってたの。黒板のボードに書いちゃったもんだからそりゃ出るよね。そちにかかりっ切りでさ。刺身もろくすっぽ切ってなかったし」
前の店への不満を溢すハメになってしまった。
「最初はマグロの唐揚げが出されてよかったんだが、ビールから日本酒になってから豚トロとブロッコリーのガーリックステーキなんてものを出すからさ。再度ビールを飲み直すはめになったよ。」
ビールに合うアジフライを早く揚げろと言ったようなものである。
ツブキノコ1.jpg
ツブ貝とキノコのガーリック炒め。
ツブキノコ2.jpg
ツブキノコ3.jpg
日本酒に移行してここでようやく刺身に。
イサキ、カマス、太刀魚、ホウボウ、白身中心で。
細長い皿だな。焼津のどんた久みたいだ。
刺身1.jpg
刺身2.jpg
刺身3.jpg
刺身4.jpg
刺身5.jpg
刺身6.jpg
刺身7.jpg
炙らない方がいいのだが、カマスは皮に毒性を持ってるので炙りますって言われた。
刺身8.jpg
メ5.jpg
1枚からお切りします・・・ってのは、おおはまさんのパクリかい?
ヒラメアンキモ1.jpg
ヒラメの昆布〆アンキモ和え?
和えてないじゃんか。細かく切り刻んで振りかけてるだけ。
ヒラメアンキモ2.jpg
ヒラメアンキモ3.jpg
ヒラメアンキモ4.jpg
まだ夜は空いている。
混むのはむしろ昼だそうです。北鎌倉に下りる観光客。
「先日は昼に100人来てヘトヘトでした」
「ひゃ、ひゃくにん!!」
そりゃキツかっただろうな。でもMAX経験値も必要だよね。
「でも観光客だから夜に繋がらないし。夜のお客だったら取り敢えずお酒だして、何か逸品だしておけばいいおころもあるのですが、昼の客はそうはいかないし」
若旦那.jpg若夫婦.jpg
奈良満.jpg
行灯.jpg
振り返る1.jpg
振り返る2.jpg
夜道11.jpg
夜道12.jpg
夜道13.jpg
上り電車が来た気配.jpg
スカ線上り電車.jpg
来た暗い道を駅に戻る。
踏切の音がする。上り電車が来る気配。
その音がすると気持ちが安堵したりする。踏切の音イコール、そこに人がいる証だから。
そう思わせるほど暗いのである。
北鎌倉は、眠りにつくのが早い街。
コメント(0) 

東戸塚たくみ食堂 [居酒屋]

もうちょっと見やすくならないのか1.jpg
東戸塚駅東口、品濃町交差点近くの歩道に赤提灯が点っていた。
背後にボードが立てられ、メニューやその日のおススメが貼ってあるのですが、メニューを照らす照明の位置が悪く、赤提灯の赤い光がメニューを浮かび上がらせている。見難い。
もうちょっと見やすくならないのか2.jpg
もうちょっと見やすくならないのか3.jpg
人気ランキングが貼ってあるのですが、3位と4位と5位は「極上天然ぶり入荷!」の紙が重なってランキングを見えなくしているのです。順番に見たら、
1位だしまき「トッピング選べます」
2位判読不明「2015寧々肉フェスで大絶賛」
3位鶏の唐揚げ「・・・間違いないです!大・小選べます」
4位ポテトサラダ「・・・メニューだが、、、うまい!!!」
5位チキン南蛮「自家製のタルタルが南蛮酢と相性抜群」
どれも大層な自信、コピーだが、これ信じて大丈夫なのだろうか。
奥にある1.jpg
では店の入り口は何処かな?
舗道から更に奥まったビルの1階に居酒屋?食堂?入り口があった。
奥にある2.jpg
目立たないしここまで歩かせるかという距離である。途中で「やっぱ止~めた」になってもオカシくない距離だった。そこまで歩いたら入口頭上に「テナント募集」が2枚も掲げてあって、この店がいずれ閉店するかのようで無粋極まりない。
テナント募集が無粋.jpg
赤い扉.jpg
かな~り迷った。入ろうかどうしようか。この日、ジャン妻が月締め作業と引き継ぎで「先に済ませてください」だったのだが、上大岡の例の店が何でかわからないが3日間休みだったのです。
私はひとりなのでカウンター席がちゃんとあるかどうか見たら、店奥にいるおねいさんと目が合ってしまった。おねいさんはこっちに歩いてきた。扉を開けて「いらっしゃいませ」と誘われた。
「ひとりだけどいいかな」
「どうぞ~、お好きなお席へ~」
店内まぁまぁ空いていた。カウンターに初老の男性がいて、ガッツリした定食を食べておった。ヅケ焼きマグロの塊だったと思う。
髙いカウンター席に座った。私の短い両足がブラブラする。
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
おとおしはマグロを醬油で煮たもの。こういうのは前夜の刺身の残りで冷えていると相場が決まっているが、熱々の煮物だった。
外に貼ってあった紙には「天然ぶり入荷!」とあったが、店内おすすめメニューの紙には天然ぶりはオレンジ色でマルしてない。大人しく書かれているだけ。
メ7.jpg
私は店のおねいさんの緊張を解くように、ややおどけながら、
「アジフライはこ~んなに大きいの?」
手で大きさを形作った。
閉めちゃったが、高崎銀座「田じま」のアジフライがホッケのようにデカかったのを思い出したからです。
「いえ、ええっと・・・(兄弟子を見る、わからないらしい)・・・」
そこで兄弟子が引き継ぎ、
「そんなには。1枚からオーダーできますよ」
アジフライは1枚からオーダー可能なのである。多人数で来た客にひとり1枚ずつ出す配慮かと思う。1枚だけお願いした。
おねいさんはまだこの店に就いて間もないのかも。後の注文はその子を無視して兄弟子をとおしました。
兄弟子がPATでのオーダー入力を指導しているとこ。
おでんもある.jpg
アンちゃん.jpg厨房.jpg
厨房には男性3人女性1人、見えないだけでスタッフ数はそこそこいるようです。カウンター席にいるとフロアのテーブル席が見えないのですが、広くて客席が多い。
ひとりでいるのは私と先客の初老男性だけで、カップルが数組、若い女性2人組、作業着の男性3人組、後からパラパラ入ってきた。
店内のBGMが若者Musicでシブさは全くない。これは若者かグループ向きだなぁと思いました。
カウンター.jpgフロア1.jpg
フロア2.jpgフロア3.jpg
ブリ1.jpg
ブリ2.jpg
桃色の天然ブリはブ厚く切ってあった。腹の身も背も噛み応えあり。脂のノリもまぁまぁで、いいものを出してくれたと思います。
ブリ3.jpg
アジフライはまぁ普通ですね。定食屋とそう変りない。
アジフラ2.jpg
この店3位と謳うポテサラもごくごく普通のものでした。
ポテサラ.jpg
ランキング.jpg
ブ厚いメニューファイル.jpg
カウンターにブ厚いメニューファイルがある。ウルサいことを言うと、このメニューファイルや調味料(醬油他)が手前にせり出していて料理の皿が並べ難いのです。
アジフラ1.jpg
そのメニューファイルの表紙には、どこかの漁港の漁師さんたちが並んで写っていた。
メ0.jpg
パラパラめくっていた。頁数が多い。
メ1.jpg
メ2.jpg
メ3.jpg
メ4.jpg
メ5.jpg
メ6.jpg
メ7.jpg
メ8.jpg
メ9.jpg
メ10.jpg
メ11.jpg
メ12.jpg
メ13.jpg
メ14.jpg
やはり魚がメインで出す鮮魚は朝穫れを謳っているようです。24時間以内に出すと。
野菜にも拘りあり。自信満々の能書きが多い。
刺身、焼き鳥、天ぷら、寿司、丼もの、平日限定の定食、おでん、いろいろあります。粉もの麺類は無いようで、アヤしいやっつけの創作料理も見当たらなかった。
でも頁数と種類が多いだけでメニューの数はそれほどでもないです。メニューよりも店の謳い文句、能書きで多く頁を割いている?
おすすめメニューにあった生サバが気になる。大丈夫だろうかって思ったりして。
炙ってあったり、軽く締めてあったりして。
生サバ1.jpg
生サバ2.jpg
でもホンマモンの生でした。店に入るまで疑ってたし、店内の雰囲気も雰囲気なのでずーっと疑ってかかってましたゴメンなさい。ブリと併せて新鮮なのが立証されました。
生サバ3.jpg
刺身で信用したので、チープなものを。
チーフラ3.jpg
チーフラ2.jpg
衣が薄くチーズの身は厚い。こうでなきゃ。客を騙すかのように、衣の方がブ厚くてチーズが殆どないチーズ揚げ商法の店ってありますからね。
チーフラ5.jpg
チーフラ6.jpg
店内が空いてたからかも知れないが、全体的に弛緩した雰囲気の店だったな~。ピリッと感が殆ど感じられなかった。でもウチの本社が宴会でチョイスする店に比べたら無難以上にいいものを揃えている。種類が多いのがいい。
ひとりではもう来ないと思いますが、もし東戸塚で誰か社員と集うならいいかも。人数がいたら、だしまき、鶏唐揚げ、ランキング順に上からオーダーしてみたいもの。
鮮魚食堂.jpg
店のHPから。
「釣り上げてから24時間以内の新鮮な魚が味わえる横浜は東戸塚にある鮮魚酒場、たくみ食堂です。
おいしいお酒と魚を取り扱っており東戸塚No1を目指しております!!
東戸塚でおいしい魚を食べたいならぜひたくみ食堂へ。
アットホームなスタッフたちがお出迎えいたします。
平日は定食もやっていますのでごはんだけでもお立ち寄りください!」
東戸塚でNo.1を目指す?
ハードルが低すぎやしないかい。東戸塚は飲食店が少ないし、目立つのはチェーン居酒屋ぐらいなんだから。せめて戸塚区でNo.1を目指さなきゃ。
コメント(0) 

この喫煙マナーはどうなのよ? [居酒屋]

ある平日1.jpg
見上げる1.jpg
見上げる2.jpg
最初の膳.jpg
蓮根.jpg
カウンター奥の2席にいた。
ふと気付いたら、フロアのテーブル席の男性客(以下、小僧、どう見ても20代だったから。)がこっちに歩いて来て私の隣に立ち(2席空けてだけど)WCを待ちながらタバコを吸い始めたのである。
マナー悪いなこのガキは1.jpg
煙はこっちに流れてこないで厨房に吸い込まれている。
吸殻はどうしてるんだ?
あ、まだ誰もいないカウンター席の灰皿に落としてやがる。
その席に今は誰もいないけど、これからお客が来てそこに座るって考えないのかね。ご新規のお客が来店されてカウンター席に座ったら目の前の灰皿に誰かの吸殻が既に入ってたらどう思うか。
ここは港区の公共喫煙所じゃないんだぞ。店側が片付ければいいと思ってるんだろうかね。
私は小僧に注意してやろうと身体を動かしかけた。私が何をしようか察したジャン妻が制止した。止めなさいって。
「後でお店の人に言えばいいのよ」
「・・・」
WCが空いたので、その小僧はそれまで吸ってた煙草を灰皿で消してWCに入っていった。

「マスター」
「ハイ。同じもの(焼酎、焼きいも黒瀬)を?」
「違いますよ。そこの灰皿」
「あ・・・」
マスターは灰皿を見た。
「今WCに入っている小僧がWCを待ってる間そこで突っ立って吸ってたの」
皆まで言わせず察したマスターは「すみません、今片付けますね」
WCから出て来た小僧はフロアのテーブル席へ戻っていった。その後姿を見送りながら、
「自分の席の灰皿を使えよ」
「まぁね。非常識だよね」
自分たちの仲間に嫌煙者でもいたのかね。だからって他の客の近くへ来て吸うこたぁねぇだろうがよ。

前に高崎でもそういうことがあった。通町のまる飛という店。2階を利用していた女性客(凄い美人だった)が1階のカウンター席に来て煙草を吸い始めたのである。私の隣の隣の隣の空いた席で。
何で自分の個室で吸わないのか。お仲間に煙草吸わないのがいて、そっちに気を遣って部屋を出て下に下りて来たようだった。
ただ、その女性はマスターにひとこと「外で煙草吸って来てもいいですか?」と断りを入れています。でもマスターはその女性が美人だからか「外は寒いですからどーぞそこでお吸いください」って優しく接したんですよ。
五輪に向けて、禁煙分煙と議論されてる都心の店と高崎では土壌が違うよ。でも既にカウンター席にいた私らのことを考えないのか。美人の喫煙優先にしたのです。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-02-26

スパム1.jpg
スパム2.jpg
スパム3.jpg
キャベツとマヨ.jpg
取り置き.jpg
フワフワした食感のサツマ揚げ。
こういうやわらかい食感って今の流行りなんですかね。私はもう少し噛み応えのあるしっかりしたサツマ揚げが好きなのですが。
何の魚のすり身を使ってるかによるんでしょうね。
さつま揚げ1.jpg
さつま揚げ2.jpg
さつま揚げ3.jpg
さつま揚げ3マヨ.jpg
チキンじゃないです。三元豚のポークソテーです。ブ厚い肉肉肉。。。
こういうしっかり、ガッツリした肴が多い店です。
豚ソテー1.jpg
豚ソテー2.jpg
豚ソテー3.jpg
豚ソテー4.jpg
これまた大好きな焼きそば。豚肉焼きそば。豚が続いたな。
「具無しの焼きそばが好きなんだけど」
「ヤダ。そんなん焼きそばじゃない」(ジャン妻)
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
焼きそば3.jpg
焼きそば4.jpg

あ、吸ってた小僧がまた来た。
またしてもWCが利用中で、先刻と同じように時間潰しで煙草を吸い始めたよ。
マナー悪いなこのガキは2.jpg
今度は厨房に2人いる男性がその小僧をじーっと凝視していましたね。
オーダーが立て込んでいたので、その喫煙小僧に何か言いたそうなのをグッと堪えて調理に戻っていった。ホンネでは「お止めください。ご自分の席かお外でどうぞ」と言いたかったのでしょう。オーダーが立て込んでいたのもある。それは私たちがいつものスパムステーキ、さつま揚げ、三元豚ソテー、焼きそば、炒め物ばかりオーダーしたからだけど。
厨房は大忙し.jpg
男3人1.jpg男3人2.jpg
ガキの灰皿.jpg
小僧はまたWCに入っていった。
私は小僧が使った灰皿をこっちに引き寄せた。私らは吸わないが、私たちの前に置いてある真っ新の灰皿の上に重ねてやったんです。さぁこれで3回めのWCで煙草吸えるもんなら吸ってみろ。
「何やってんの?」
「これでもう吸えねぇだろ」
でも店側が困るだろうな。ご新規のお客が来て煙草を吸おうとしたらそこに灰皿が無くて、マスターが灰皿を探したら何故か煙草を吸わない私のとこに2枚の灰皿が重ねてあるんだからね。
「マスター。またさっきの小僧がさ」
「あ・・・」
「こっちに重ねておいたから。これでもう吸えないだろ」
マスターはそれはそれで困ったような表情だった。
焼酎.jpg
ある平日2.jpg
さて、こういう喫煙マナーってありなんだろうか。
「確かこの店、外に喫煙所あるよ」
「そうなのか?でも店内禁煙じゃないし」
「グループ客で来て煙草が嫌いな人もいるだろうしね」
ああそういうことか。かといって他の席で吸うか?その席に座ったお仲間のお客から許されたのなたそこで吸えばいい。自分とこがNGだからって自分の知らない他人のとこ(私らのこと)の近くに来るなよ。やってることが通り町の美人女性と同じではないか。知らない人の隣ならいいってかい?
「煙草を吸う人の中には、他の人の煙草を吸いたくないっていう人もいるみたいだよ」
「そうなのか?」
「自分はマナーがいいと思ってるんじゃないかな~。他の人のも吸いたくないから、自分のも吸わせたくないんだってさ」
ようワカラン。これはもう喫煙する人にならないとわからないかもね。
昨今、禁煙、分煙、嫌煙ばかりで、喫煙者は肩身狭い思いをしてるみたい。小さい飲食店は「完全禁煙にしたら店が潰れる」その懸念もわかる。マナーよく吸ってくれりゃいいのです。
コメント(2) 

なまはげエンターテインメント [居酒屋]

社内で気のおけない仲間からお呼び出しがかかりました。
ナビを頼りに向かったのは銀座8丁目のビルの9階にある店。
銀座の一画に.jpg
いきなり秋田のなまはげ人形が出迎えてくれます。
なまはげに会える店です。
なまはげの人形.jpg
ワンフロア全部が秋田.jpg
奥にも座敷.jpg
なまはげは今や秋田県全体のご当地キャラクターになった感がありますが、もともとは悪事、怠惰、不和を戒め、災いを祓いに各家々を廻る来訪神です。
年の終わりの大晦日に村人が鬼の面を付けてミノを纏い、大きな鉈か出刃包丁を持って、秋田弁で「泣く子はいねぇが」「悪さする子はいねぇが」のあれです。低い不気味な声を発しながら家々を練り歩いて、家に入って来たところを家人は丁重にこれを出迎え、主人が今年1年の家族の日常を釈明した後に酒を振る舞って送り返す。
家々に押し入って酒を強要してるのか?
幼児になまはげの怖さを植え付け、なまはげが去った後日、度が過ぎ阿いたずらや悪さをやらかしたり怠けたりすると「ホラなまはげが来るよ」と言って叱る。
伝統的な民俗行事でもあり、幼児の教育手段ともいえる。
なまはげは妖怪なのか?民間伝承では漢の武帝が秋田の男鹿を訪れ、鬼を使役してコキつかっていたのを正月15日だけ鬼を解放したら、解放された鬼どもが村々を荒らしまわった伝説があるとか。これがなまはげの起源?
現在は男鹿半島だけではなく、なまはげというキャラクターだけが独り歩きして秋田県の代表キャラになり、幼児の戒めどころか秋田県に関連する名産品、物販、観光、何でもPRするのに利用されている感がある。
今の若い人たちはなまはげの起源や本当の謂われを御存じだろうか。
「なまはげって鬼だろ?」・・・それだけ、異形だけを見て終わりではな本来あるべき位置づけを知らない人も増えてくるだろう。
そのなまはげ、いきなり店内が暗くなってBGMが止まり、脅すような絡むようなトーンでなまはげの説明TALKが流れましたよ。
なまはげの伝承の説明から始まり「今秋田新幹線でこの店に向かっているからな~。なまはげが来たら、飲み物、お料理がだせなくなる。トイレも今のうちにすませとくように~」
いつ現れるかはわからないが、店員さんに聞いたら「2回現れます」とのこと。
突然暗くなる.jpg
なまはげが登場する前から料理が次々と運ばれて来ますが、まぁ普通ですね。
箱に詰まった前菜いろいろ。
ブリ、甘えび他。
ハタハタの丸干し。
ふぐの唐揚げ。少し骨が混じっていた。
生姜が混じった茶碗蒸し。
ヘンな煮物。
ALL秋田料理ってわけでもない。ヘンに中途半端に特化しているので全部が全部期待に応える料理ではないかもしれない。
前菜箱.jpg
刺身1.jpg
刺身2.jpg
ハタハタ.jpg
ヘンな煮物.jpg
煮物と茶碗蒸.jpg
唐揚げ1.jpg
唐揚げ2.jpg
店内のBGMは太鼓の音が連続しているだけで、メロディーも管楽器も皆無です。
ただでさえ灯りを落とし気味の薄暗い店内がいきなり更に暗くなり、ダンダンダンと床を打ちつける音が響いてなまはげが登場。
秋田太鼓を叩きまくってから、ドスンドスンと激しい足跡で店内をエラっそうにのし歩いてきた。
中に入っているのはオッさんじゃないかな。
なまはげ11.jpg
低い声で「なくごはいねぇが~」なんて言ってますが、子供はいないよ。
廊下で店長かマネージャーとおぼしき男性と内緒バナシしてたりもする。
怖さは全然ない。世間にはもっともっとコワいものが幾らでもあるからね。私はあんなのが席に来たらウザイな~と思ったモン。
(ジャン妻は、ウザイという言葉が嫌いなのだが、そう思ったのでそのまま書きます。)
だけどあんなにダンダン床を叩いて下の店から苦情が来ないのかな。
なまはげ12.jpg
なまはげ13.jpg
なまはげは座敷のグループ席を廻ってだんだんこっちの席に近づいてくるところ。あ、写真を撮ったりしてるね。
なまはげ14.jpg
なまはげ15.jpg
デタ~!!
「泣く子はいそうにねぇな」
だからこっちは大人だって。
なまはげに合わせなきゃならないからこっちも話しかけた。
「秋田から来たんですか?」
「そうだぁ。あきたから新幹線乗ってきたぁ」
「このショウは何回やるんです?」
「2回だぁ」
いつもの悪いクセで「ショウタイム2回でお店から幾ら貰ってるんですか?」って聞いちゃたの。そしたら、
「おめぇさなんでそんな現実的なこと聞くんだぁ~。俺は秋田からこの店に研修にきてんだぁ~」
なまはげ16.jpg
「わるい子はいねがぁ~」ったって、こっちもこのトシまでいいことばかりしてきた人生じゃない。子供の頃に会えばよかったかもね。
「みんな飲んでっが~、盛り上がってっか~」なんて吠えてる。ファンキーななまはげは迫真の演技ではある。受けるお客のテンションも大事でこっちも合せなて盛り上げてあげなきゃならないのよ。
それっぽく秋田弁を話していますが、昔のドリフのコントのように「ウィ~っス」「お前ら頑張れよ~、風邪引くなよ~」のようなものだと思えばいい。
サービス精神旺盛で一緒に写真も撮れます。だから本来のなまはげの意味合いとはかなり外れてます
処理済~なまはげ17.jpg
きりたんぽ鍋6マニュアル.jpg
きりたんぽ鍋1.jpg
きりたんぽ鍋2.jpg
なまはげが去った後に出されたきりたんぽ鍋。
マニュアル通りにやりましたが意外と具の煮方が難しかった。煮過ぎるときりたんぽがすぐ崩れてしまう。牛蒡は最初に入れて長く煮込んで、セリは細いので最後にサッと、長ネギが太い斜め切りなので早めに投入して、比内鶏(と信じたいですが)はちょこっとしかなかったな。
きりたんぽ鍋3.jpg
きりたんぽ鍋4.jpg
きりたんぽ鍋7.jpg
きりたんぽ鍋8.jpg
きりたんぽ鍋9.jpg
鍋からよそう1.jpg
鍋からよそう2.jpg
締めはうどん。細いうどん。
うどん1.jpg
うどん2.jpg
うどん3.jpg
うどん4.jpg
わらび餅.jpg
申し訳程度のカウンター.jpg
一応カウンター席もありましたがひとりで来る店じゃない。ある程度の人数がいないとなまはげもテンション維持できないだろう。
段差が多い店内は広く席数は100人以上あるようです。なまはげとのスキンシップを含めて皆でワイワイやるには楽しいエンターテイメント居酒屋だねこれは。
太鼓とお面.jpg
ウチに秋田出身の子っているか考えたら確か2人いた気がする。呟きⅠにさんざん登場した雪子と、静岡の現場で「秋田の母の里に行く時は、ホテルがルートインなんです。ルートインって朝ごはんが無料じゃないですかぁ」宿泊費込みだよの発想が全然ないオメデタイ子も秋田だった。
雪子に聞いたのよ後で。
「なまはげって見たことある?」
「ホンモノは見たことないです。母の実家の近くで、なまはげの人形ぐらいしか」
やはり時代とともに民間伝承は昔々へ去って行くものなのだろうか。本当のなまはげではないフェイクのなまはげを銀座の一画で目撃しました。
コメント(0) 

一炭もんめ [居酒屋]

作日の記事で閲覧数ゼロなのにコメントが1つというヘンな現象が?
はて?.jpg
カウントされてないってこと?そのコメント1つは「砂かけババアなんて言っちゃダメですよ~」モノノフさんでしたが。その砂かけババアじゃなかった、ジャン妻を連れて上大岡へ。
「今日はいつもの店じゃないぞ~」
「え?違うの?新しい店?」
「いつも店の前を歩いてるけど気が付かなかった店。レバがやわらかいよ」
改札を出て吉野家の隣にある店入口は居酒屋の風情が全くない。ジャン妻も一瞬、立ち止まって「これじゃぁ店の前を素通りするよね」
居酒屋がある趣ではない2.jpg
居酒屋がある趣ではない1.jpg
何だか可哀そうでもある.jpg
店の名前は一反木綿ではなく一炭もんめ。
昨日のフロアリーダー(女性)が出迎えてくれた。
「上着、お預かりいたしましょうか」
「ひざ掛けお持ちいたしましょうか」
女性ならでの気配りである。
昨夜は「いいよ椅子にかけておけば」と固辞したが、今宵は連れがいるので私もお願いした。
最初の膳.jpg
今日はまぁまぁ.jpg
今日のおとおしは昨夜のものよりはまぁまぁいいが、もうちょっと何とかならないかな。
すぐにポテサラが出されて意識はそっちへ移ったけど。
「ポテサラ、美味しいね」
どっかの店のように後からドレッシングをかけてごまかすタイプではなく、ジャガイモとゆで卵他、練った具の味だけで充分美味しいサラっとしたポテサラです。
ポテサラ1.jpg
ポテサラ2.jpg
「レバ(焼き)とやわらかレバとはどう違うんですか?」(ジャン妻)
「やわらかレバは軽く炙って巻いてあるんです」
「いったんもんめ焼きって何?」(ジャン妻)
「串に刺したお餅を豚肉で巻いてあります」
巻いた豚肉が水木シゲル先生が生み出した妖怪をモチーフしているのだろうか。
「で、いったんもめんって何だっけ?」(ジャン妻)
「ヒラヒラして空を飛んでるヤツだよ」
「あのダマーっている大きいヤツじゃなくて?」
「それは塗り壁」
レバ1.jpg
レバ2.jpg
「あ、レバ美味しい。やわらかい」
「あっち(鳥佳)よりやわらかいだろ」
やわらかレバ1.jpg
やわらかレバ、これは軽く炙って胡麻油と白髪ネギを塗してある。
「うん、うん、やわらかい。でも軽く醬油が要るかも」(ジャン妻)
やわらかレバ2.jpg
やわらかレバ3.jpg
軽い貧血を持っているジャン妻はレバが大好き。昔はレバ刺がアタリマエにあったものだが。
これはレバのタレ。
「にんにくと胡麻油で食べるんだ。へぇ」
レバタレ1.jpg
レバタレ2.jpg

鶏ネギ1.jpg
「あ、鶏ネギも美味しい」
「あっち(鳥佳)と比べてどう?」
「さっきからそういう比較は好きじゃないっ」
「・・・」
「あっちはあっちでいいの」
「でも感想が聞きたいのだ」
「あっちは野趣溢れる焼き鳥で、ここは上品だね」
「じゃぁ今度からこの店にしよう」
「またそういうことを言う」
もちろん冗談ですよ。
「散々これまでお世話になってるのにこの浮気者っ」
鶏ネギ2.jpg
これぞ店の名前を冠したいったんもんめ焼きである。
いったんもんめ1.jpg
いったんもんめ2.jpg

ローストビーフ1.jpg
自家製のローストビーフ、これのサラダバージョンのローストビーフサラダを隣の男女がオーダーしていたが、見たら量が多くひとりでは厳しい。ハーフがあればいいのだがなぁ。
ローストビーフ2.jpg
「カウンターが広くていいね」
「広いのはいいのだが。古い木を使ってるからか、隙間が開いてそこに箸が転がって挟まっちゃうんだよなぁ」
気になる人はいるかも。埃や葛がたまりやすいのである。この辺りは一考の余地がある。
年季が入っているのはいいが.jpg

今宵も活気がある1.jpg
だけど朝5時まで営るってのが凄い。駅前の安いチェーン居酒屋や24時間営ってる何とか水産じゃなくて、中規模のチェーン店らしいが。
ここ上大岡では京急かブルーラインの始発が動き出す頃まで営ってるのか。働いてる人たちは日々の暮らしが逆転しちゃってるわけである。人間誰でも昼働いて夜は寝たいだろうに。
昨夜と今夜、厨房のリーダークラスは別人だったが「朝まで?」と聞いたら「自分は早番なんで」と言っていた。シフト制らしい。でも欠員が出たら通しでやるのではないか。
この店に入る直前、ジャン妻は店頭に掲示してあった朝5時まで営業中を見て「朝5時まで営る店って高いんじゃない?」とやや疑っていた。安くはないが、ジャン妻が言うところは、ジャン妻の部署にいる男性課員(人を使うことができないのに自分の技量だけを過信して自己評価Aランクを付けて上申する小僧)が24時間営業の居酒屋(おそらく何とか水産系?)へ行ったらたいしてオーダーしていないのにウン千円を取られたというものであった。
「そりゃぁ24時間も営ってりゃ人件費や維持費がかかるだろうけどねぇ」(ジャン妻)
「朝か昼に飲んだとか?」
そういう時間帯はスタッフが少ないと相場が決まっている。
「普通に夜に行ったんだって」
「新橋に24時間営ってる居酒屋があるが、そこは居眠りするとその場でチェックさせられて追い出されるんだぜ」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-04-19
この店の深夜時間帯はどんな客筋なんだろうか。ヤマになる具もあるだろう。
今宵も活気がある2.jpg
「このお店、何で知ったの?」
「北鎌倉のKさんから聞いた」
私がKさんに「上大岡で有名なのはアド街9位になった例の店」とお話ししたところ、この店を教えてくれた。
店1.jpg
この店現在週末に昼夜ブレイク中でタイヘンらしい。そこのKさんが言うには「お蕎麦が美味しかったですよ。蕎麦がいちばん美味しかったな~」
その蕎麦は昨夜食べたけど私は蕎麦通ではないので。
Kさんに「一炭もんめ行ったよ。上大岡で初めて浮気してしまった」
Kさんからの返信は「行かれたんですね。活気がありますよね。たまには浮気もいいものです」
引っ掛かりやがって。
「たまには浮気もいいって?それを『若奥さんに言うたろか』と返信したらKさんは大慌てで『いやいや、浮気ってのはお店のことですよっ』とすぐさま返信が来たぞ」
「そりゃアナタがすぐ話を膨らませて広めるからでしょ」

粗塩のつくね。昨夜の月見もいいけど、こっちの方がいいかな。
粗塩つくね1.jpg
粗塩つくね2.jpg
「で、出張はどうだったのさ?プレゼンは?」
3日不在だったその成果は如何に?
「上手くいったわよ」
他にもいろいろ成果を聞いたが私は聞いてもチンプンカンプンなので。
「もうちょっとオモシろく膨らませて話せないのかい」
「アタシはそういうのは無理。起きた事しか言えない」
「その晩の宴会は?」
「1次回のメインがモツ鍋だったんだけど、それまでの料理が多過ぎて結局皆、残してたね。で、2次回がPUBだかスナックだかで、3次回がスナックでカラオケで、4次回がホテルの部屋だったかな。3時まで飲んだらしいよ」
4次回!!
何しに行ったんだコイツは。
「アナタも4次回まで行ったの?」
行ったらバカって言うてやろうと思ったのだが。
「アタシは2次回で沈没したから」
「だいたい今週は家で食事してねぇじゃんか。いちども」
「だって出張だもん。今日だってアナタがここへ来ようって言うから」

酒は羽水(栃木県)をお願いしてみた。
ヘンな器だね。一升瓶で注いでくれたのは線の細いぼっちゃんぼっちゃんした若者で、ビクビクオドオドしてたから勤めてまだ日が浅いとみた。
「瓶が空いてしまいました。新しい瓶を開けますのでしばらくお待ちください」
「その間に飲んじまっても知らねぇぞ」
それから時間がかかった。なかなか戻ってこない。在庫でも探してんのかな。
このまま待てってか。お預けかよ。私は犬じゃないぞ。
羽水1.jpg
なかなか戻って来ないな。
「どうすればいいのよこれ」
「飲んじまうか」
「このままの状態でお猪口に酒が落ちるまで注ぐんだろうね」
若者は2~3分くらいして戻ってきた。長かったぜ。
「お待たせしまして」
「遅ぇよ」って言いかけたが止めた。
「待ってる間に飲んじゃいねぇからな」
「ハ、ハイ・・・」
こういう言い方だと私は店の子に絡んでるみたいですが、目と口元は笑ってますからね。
若者は封を開いて足りない分を注ぎ直した。この店は広いし、ドリンクまでの動線が長過ぎるんだな。コの字の巨大カウンターに沿って来なきゃならないから。
羽水3.jpg
羽水2.jpg

クリームチーズ明太子包み揚げ1.jpg
クリームチーズ明太子包み揚げ。包み揚げというよりも天ぷらだねこれ。
クリームチーズ明太子包み揚げ2.jpg
クリームチーズ明太子包み揚げ3.jpg
クリームチーズ明太子包み揚げ4.jpg

その後、締めの親子丼をお願いしたのだが。
オカシイ、焼き場に誰もいなくなった。あ、オーダー取ってる。ドリンク運んでる。厨房の連中はオールラウンドプレイヤーのようだが、焼き場を離れて大丈夫なのかな。
女性スタッフリーダーに親子丼のオーダー落ちてないか確認してくれって言ったら申し訳なさそうにしていたが、いい意味で間が悪かったというか、奥から厨房の若者(前夜もいた玉子焼き、汁もの、煮物、蕎麦を担当する彼)が丼を持ってバタバタ走ってきた。
「ゴメン、今きたワ」
「あ、よかった~」
そんなに緊張させたか。
親子丼は鶏肉と長ネギを半熟卵でとじたもの。親子丼専門店の如く本格的であったよ。
親子丼1.jpg
親子丼2.jpg
親子丼3.jpg
ミニ味噌汁の具は岩海苔、豆腐。
お新香がイマイチしょぼいな。
味噌汁.jpg
おや?リーダー同士が何か打ち合わせ中か?
打ち合わせ中1.jpg
打ち合わせ中2.jpg

デザ1.jpg
会計お願いしたら、デザートとほうじ茶が出された。
「昨日も食べたの?」
「いや食べなかった」
昨日は「甘いものが苦手で」って断っちゃったんだよね。
デザ2.jpg
女性スタッフにも「朝まで?」と聞いたら「そうなんですのよ。朝まで頑張ります」と言っていた。よほど給料がいいに違いないと思い込んだが、時給だと950円~で、22時から1187円だそうである。
厨房のひとたち.jpg
でもまぁ確かに使える店ではある。常連さんも多いようだが、常連さんだけの店のような雰囲気は出していない。店全体が広いので他のお客に孤独感、孤立感を感じさせる事は全然無いです。
店が広く動線が長いのと、フロアのオーダー聞きが少ないキライはあるが、遠慮なく厨房の男性陣に言っていいです。すぐ反応、対応してくれます。
欲を言えば、おとおしはもうちょっと考えたものを出した方がいい。
店の裏通り.jpg
これは店の裏通り。佐野金さんの通り。
木枠の向こうには私らの席から遠目に見えた小上がり、座敷があるようです。
何故に木枠で隠してあるのか。こっち側の通りにはラブホがあるのだ。座敷から見えたら卿を削ぐか、ヘンな気を起こしかねないからではないか。
そういう気で飲む店ではない。そう言っている私らも男と女だから、2人で歩いてると誤解されかねないかも。
コメント(0) 

一炭もんめ [居酒屋]

ジャン妻不在の3日めの晩、上大岡で浮気してしまいました。
浮気といってもオンナではないよ。居酒屋のことです。ウチの上長から「社内接待をするので横浜でいい店ないですか?」と言われているのもあって、新規開拓も兼ねて狙って行ったのです。。
3日間いなかったジャン妻は今夜遅く帰って来る。出張先で最後の今日の業務は早く終了したそうだが、航空券が往復&宿泊なので早い時間帯に変更できないらしい。
16:30には空港にいたそうだが「変更できないので予定通り、18:30の便で帰ります」という。
「何してんだそれまで?」
「空港のラウンジにいて時間潰し。土産物みたり」
「〇長がケチだからだ」
最近、〇長のケチで小市民的な態度にゲンナリしている私は憤ったが、ジャン妻に無視された。

今宵の店の場所を簡単に言うと上大岡駅西口の吉野家の隣です。いつもの店に向かう際は前を通っているのですが、吉野家他のハデな電飾看板から目を逸らして、道路の向こう側に渡る横断歩道の赤青信号に目がいってしまうので、これまで全く気付かなかった。
トテモ居酒屋があるとは思えない.jpg
およそこの奥に居酒屋がある雰囲気ではない。
「母屋食堂一炭もんめ」、いったんもめんではなくて、もんめ、です。
一炭もんめ.jpg
和風創作料理居酒屋と謳っていて、驚くのが営業時間が17:00~朝5:00まで。夕方から始発まで。それも年中無休。
そこまでするか。どういうシフトになっているんだろう。
時間帯によって賃金の格差はあるのかな。
営業中.jpg
母屋食堂.jpg
重い引戸を開けると蕎麦打ち場、待ち客の長椅子、奥にレジと予約台帳があったな。
駅のすぐ傍なのでチェーン店かと疑ったが、中に入ると黒かこげ茶の古民家風で、古木を使ったコの字の巨大幅広カウンターに圧倒された。
厨房1.jpg
活気溢れる2.jpg
元気で明るくて可愛いバイトの女の子は無視して、ホール責任者とおぼしき女性と男性に目をつけた。
「生ビールはプレミアムと何とかかんとかがございますが」(女性)
「どう違うのさ?」
「もう1種類は苦味が少なくて爽やかな味、喉越しでございます」
「じゃぁ・・・爽やか・・・じゃない方」
「ハイ。爽やかでない方でございますねっ。ドリンクとお料理入りましたぁ」
どうせ私は爽やか系じゃないよ。
まぁ活気のある店だね。
「お客様ご来店でぇす」
「ドリンクとお料理入りましたぁ」
「お客様お帰りでぇす」
これが繰り返される。でもうるさくはない。ほどよい喧噪感である。
メニューはこんな感じ。かなり期待できそうだが。
メ1.jpg
メ2.jpg
メ3.jpg
メ4.jpg
メ5.jpg
メ6.jpg
メ7.jpg
メ8.jpg
メ9.jpg
メ10.jpg
メ11.jpg
メ12.jpg
メ13.jpg
メ14.jpg
だけどおとおしでテンションダウン。
最初の膳.jpg
何かの白和えだったが、奇を衒ったヘンテコな形状の皿にちょこっと白和えがあるだけ。
こんなん出さない方がいいよ。だが次のレバで唸った。
レバ1.jpg
レバ2.jpg
いつもの店よりやわらかい。やわらか過ぎて串から外れてしまうくらいだ。
胡麻アブラとニンニクでいただく。
レバ3.jpg
レバ4.jpg
刺身1人様盛りも無難でまぁまぁだね。チェーン居酒屋で出されるサーモンはたいてい乾いてるか生臭いが、新鮮でいい香りがした。
ひとり盛.jpg
北海道鱈のフライタルタル、やや酸味のあるタルタル、これは静岡市の廃屋酒場に軍配が挙がるが。
タラ1.jpg
タラ2.jpg
タラ3.jpg
崩したゆで卵が入ったポテトサラダもなかなか美味しい。
ポテサラ.jpg
上品な鶏ネギ。表面の食感と中からにじみ出る肉の旨味がいいですね。
ネギマ1.jpg
一昨日、いつもの店で、「○○さん他どういう店で飲まれるんですか?」と聞かれて、「上大岡では焼き鳥はここだけだよ」と豪語したのに嘘ついて浮気してしまったことになるな。
ネギマ2.jpg
ネギマ3.jpg
熱燗に移行.jpg
少しお腹が落ち着いたので観察視点で見入った。
コの字の巨大カウンターに囲まれてオープンキッチンがあり、備長炭の焼き場、揚げ場、刺身を切る場、背後にも蕎麦茹で場、火を通す一品料理の場(玉子焼きとか)、汁ものの場などがある。厨房の料理人は最低5人いて、調理だけでなくオーダー聞き、ドリンク、運びまでするオールラウンドプレイヤーの集まり。
料理人は若いの、中堅層、オールドタイマーと年齢層が広く、私のような妙齢者は見て安心できるというもの。
バイトの女子が2人、フロアにリーダークラスの男女2名ずつ。
カウンター席以外にテーブル席、半個室テーブル席、正面奥にあるロフト風中2階の座敷があり、かなりの人数を収容できると見たが。
厨房3.jpg
活気溢れる1.jpg
背後を見たら、待ち客が3組ほどいた。客入りほぼ満員御礼。大人気の店である。
下仁田1.jpg
下仁田2.jpg
下仁田ネギがまるまる1本焼き!!
生のままでは食べられないといっていい。辛いから。加熱すると甘みが強く柔らかくなり滑らかな食感になる。
加熱調理用で薬味には適さない。
下仁田3.jpg
私はこのネギを有名にしたのは小渕優子議員だと思ってるけどね。(政治資金収支報告書に記載された下仁田ネギ購入金額が260万円ちょいだった。)
下仁田4.jpg
下仁田5.jpg
18:30過ぎにジャン妻からメールが来た。
「今から搭乗します。電源切りますね」
また私は心中で「〇長のドケチめ」と罵った。ウチの〇長はケチなところがあり、「2人で行くところをなるべくひとりで」、「4人ならくるまで」、春に60人入社予定の新人社外研修の航空券手配も、「なるべく格安のチケットでお願いします」と私の前にいるソリ合わないオンナに指示していた。
格安のチケットって航空便の時間を変えられないじゃないですか。だからジャン妻はどっかの空港ラウンジで2時間以上無為に時間潰してるんですよ。ジャン妻のその2時間を時給換算したら、格安じゃない航空券の差額とそう変わらないハズです。ジャン妻が手早く出張業務を片付けても、時間変更できない往復チケット指定のせいで時間が無駄になっているのがわからない。
ソリの合わないオンナが懇親会場と金額をプランニングしても「高いですね。もうちょっと安くならないんですか」と必ず物言いをつけるのでそのオンナにも嫌われている。(←そういう時だけ私に愚痴ってくる)
こないだは会社に届いた年賀状の当選番号を全てチェックしてソリ合わないオンナに「あれだけ年賀状が来て当ったの1枚だけですよ~」とそのオンナのせいにするかのように憮然としていたからね。そんなん〇長がやる仕事かよっつーの。
月見1.jpg
月見2.jpg
ダメ押しに月見つくねを追加したとこ。
月見3.jpg
月見4.jpg
熱燗は七賢、船山温泉にも常備してある甲斐の国の銘酒です。
熱燗まぁまぁかな。「寒いから熱めにしてくれ」とうるさい注文を付けたら、フロアリーダーとおぼしき男性が「温度よろしいでしょうか。温め直しますか?」とオソルオソル聞いてきた。
月見5.jpg
月見つくねの最後の1個をかじりながら燗酒を飲っていたら、フロアリーダーが来て、
「まだお蕎麦来てないですね」
「そうだね。それいただいたら帰るけどね」
そしたらリーダーは茹係に督促しに?行った。茹でる湯はグラグラ煮えており、蕎麦を投入して水切り、出されるまでに数分かからなかった。蕎麦湯もついてきた。
せいろ1.jpg
せいろ2.jpg
せいろ3.jpg
せいろ4.jpg
これは使える店だな。風情が無いのは店の入り口だけで、中の雰囲気、出すもの、オペレーション、店員のきさくさ、まぁまぁの及第点が付いた。
リーダークラスを呼んで、「明日8時から2名入れるかな」
「明日の8時ですね。カウンターがよろしいでしょうか?」
「うん」
「今と同じお席でよろしいですか?真ん中のお席でも」
「いやここでいいよ」
で、お会計しながら、「何でいったんもんめて名前なのさ?」
「それは・・・同じ名前だとマズイからでしょうね。戸塚にこなきじじいという名前の居酒屋もあるし」
私は聞き間違いをしている。こなきじじいではなく「こなひきじじい」という蕎麦居酒屋でこの店と同系列らしい。
(一反木綿は水木シゲル先生の生み出したキャラクターとは別に、鹿児島県の何処かで昔から伝わるホントの妖怪伝説とも。)
彼の答えは私が効きたかった答えになってないな~。ヒネリを加えたとはいえ何で水木しげる先生のキャラクターを用いたのかなと。
「じゃぁ明日は砂かけババアを連れてくる」
「・・・」
そこまでするか.jpg
砂かけババアは22時に帰ってきた。羽田から京急で上大岡で来て乗り換えたんだって。
だったら待ち合わせてもよかったかも。
コメント(2) 

野毛の大鵬 [居酒屋]

昨晩上大岡から戻ってすぐに滅多に鳴らない家の電話が鳴ったのですよ。
私は滅多に家の電話は出ない。ロクでもない勧誘だったりするから。
着信番号を見たら090で始まる携帯だったので、誰か親戚か知人が事故ったか怪我ったかと仕方なく電話に出たら、町内会の連絡網で架けてきた何処かの班長さんからだった。この大雪で明日の分別ゴミ(火曜だから紙と缶だったかな。)収集は中止だからその旨を触れてくれって。
「どうやって触れるんです?」
まさか雪吹の中を1軒1軒訪うわけにいかないだろ。
「貼り紙か何かを・・・」
「今からですか?この寒い雪ん中をですかぁ?」
「そういう風に廻ってきただけなので」
誰だそんなお達しを出したのは。環境衛生活動をしているチームだな。仕方がないので凍える手にマジック握って厚めの裏紙に「悪天候で分別ゴミ収集は中止です。来週お願いします」と書きなぐって、その紙を棚を解体した板っぺらに貼り、ゴミ出し場に積もった雪に立てておいた。
だいたいこんな悪天候でゴミ出すヤツおるんか。

なかなか寝付けなかったが、眠りに落ちる前、何者かが雪をかいてる音が聞こえた。

朝起きたの5時ですよ。カーテンの隙間から外を見たら、道路の真ん中だけ30cmほど雪かきがされてあり、最低限の歩行ができるようになっていた。
処理済~雪かきの成果.jpg
WCと洗面を済ませて炬燵に入って記事をUpして、7時過ぎてからスコップと雪をかき寄せる道具を持って雪かきを始めたのよ。その結果が上写真、雪かきの成果です。私だけでした。誰も出て来ないの。
それを済ませて出勤。家を出て最寄駅前のメイン通りは大渋滞だった。
雪の翌朝.jpg
でも電車内が意外と空いていたのは何故だ?
ザキの夕陽.jpg
さて今宵もジャン妻がいない。
店は決めてある。野毛です。伊勢佐木長者町で夕陽を見て地下鉄にもぐり、桜木町で野毛側の地上に出て宮川町の路地に入った。
老舗大衆酒場「大鵬」
大鵬1.jpg
大鵬2.jpg
店の引き戸を開けたら気の強そうなママと、メガネをかけたぶっちょうヅラの若旦那と目があった。
「いらっしゃいませ。コンパのお客様?」
コンパ?
瞬間的に見たら、狭いながらもどのテーブル席に鍋がセッティングされていた。奥の座敷にも。テーブル席、奥の座敷、ALL予約が入っているらしい。
「いや、ひとり飛び込み」
「えぇっと。おひとりでしたらここでよろしいですか?」
5名ぐらいが座れるカウンター席だが右端の1席は殆ど物置になっていたね。入口側の2席にも鍋がセッティングされてたし。
後ろの壁に4人掛けのテーブル席が2つあったかな。そちら壁にメニューがベタベタ貼られているのだが、私のいる席からだと角度がキツく、猪首を思いっきり捻じ曲げて目を凝らさないと読めない。
壁.jpg
そしたらママが「DocumentFiles」を持ってきてくれた。ポンと置いた感じ。それを開いたらメニューになっていた。
メ1.jpg
メ2.jpg
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
「何にしましょ?お決まり?」
壁のボードに刺身類が一切書いてないので、昨日の悪天候で水揚げが無いとみた。後から来た予約客にも「今日は魚が無いのよ。昨日の雪で」と言ってたし。
魚は無し.jpg
「生姜焼きと・・・焼肉ポテトサラダ?」
そこらの定食屋のようなものをオーダーしてしまった。だが焼肉ポテサラとはどんなポテサラなんだろうか。
若旦那が「焼肉入るからそっちもやって」って誰に指示している?
あれ、狭そうな厨房にもうひとりいる。老齢の男性だった。お父さんかな。2人でいっぱいいっぱいである。
いきなり2品.jpg
2品同時に出たんですよ。若旦那が「焼肉入るからそっちも」が立証されたということ。
予想通りの味付けですね。
生姜焼1.jpg
生姜焼2.jpg
生姜焼3.jpg
ポテサラ1.jpg
焼肉ポテサラなんて初めてだよ。ポテサラに焼いた豚バラ肉が混じっていた。醬油味?焼肉のタレ味が混ざった力強い味つけ。
ポテサラ2.jpg
ポテサラ3.jpg
ポテサラ4.jpg
皆この店が好き.jpg
予約客がどんどん入ってきた。
どの席にもアンコウ鍋とフライ盛りが出ていて凄い大きさと量。
奥に入れ食い状態になった座敷客は妙齢の男性ばかりだった。取り敢えず瓶ビール10本とか。ママが一人で狭い店内を走り回っていて忙しそうだがたま~に殺気を感じる。
見てたらママが瓶ビールを補充して冷やそうとする際に氷を入れるんです。要は冷蔵庫が旧いんだな。ガチャガチャ瓶を引っ張り出してガチャガチャ氷を投入して、布を被せたはいいが閉まりが悪くなり、鬼の形相で蓋を力任せに閉めてましたね。
蓋が締らないじゃないの.jpg
若旦那か息子さんがボソッと「ポテトサラダ終わったよ」
「あら作らなかったの?」
最初の客なのにポテサラを私が喰ろうてしまったわけである。一見なので悪い気がしたが。
お座敷さんから「〇〇っていうお酒あるの?」
「今日はそこにあるだけ」
若旦那はぶっきら棒に答えた。
誤解の無いように書き添えますが、若旦那は決して客に無愛想ではないです。直接渡してくれた時と店を出る時に少しだけ表情が和らいだからね。父子、母子の会話がぶっきらぼうなの。親子(父子、母子)で営る店の中には、老齢と体力の衰えとともに親子の力関係が逆転して、息子の方が親より強く店を仕切って親に指示する側になる場合がある。この店もそうと見た。老いたら子に従うのものなのかも知れない。
若旦那1.jpg
若旦那2.jpg
ママ1.jpg
ママが大映特撮映画・大魔神のように歩いて来る。
ママ2.jpg
ママがテーブル席の男女にこんなことを言っていた。
「ウチはここにOPENして〇〇年(確か40年と聞こえたと思うが)になるんだけど。最初の頃は悪いお客さんもいてさ~。2階の座敷から下のWCに下りて来るのがめんどうだって2階からオ〇ッコしちゃうんだよ。屋根がトタンでしょ。テケテケテケって音がするのよ。アラ?雨降ってきたのかしらって見上げたら2階からオ〇ッコしちゃってさ。下のWCに下りて来るのが面倒だからって2階の窓開けてそっからオ〇ッコしちゃってるんだよ」
オ〇ッコを3回も連呼すんなよ。
(カウントして覚えている私もどうかと思いますが。)
こっちは生ビールを飲んでるんだぜ。
酒は大関.jpg
店は大鵬だが熱燗は大関だった。銘柄酒もありますが、大衆酒の大関を置く辺りは勘定は高くないと見たが実際そうだった。
大鵬だから?TVは大相撲中継が流れている。このTV、最初は調子が悪く、ママがイライラしながらリモコンいじってたが、復旧して映し出された途端に、
「遠藤勝ったかしら?」
ここで若旦那もTVに見入り、中入り後の勝敗結果をチェックしている。
「遠藤は・・・。高安は・・・。」
・・・の先は忘れましたが、さっきまで愛想の薄い親子(母子)の会話がこと相撲になると噛み合うのは、店の名前もそうだが相撲が好きな家系に違いない。
大相撲中継.jpg
五目1.jpg
五目2.jpg
五目3.jpg
五目4.jpg
五目5.jpg
五目6.jpg
五目玉子焼き。殆どオムレツの大きさ。
これは野毛に詳しい「女性の品格」Blogで見て何とな~くわかっていたのでテーブル席の客が注文したのに便乗したのだが、予想を超えるボリュームで、ひとりで平らげるのにかなり苦しかった。味はすごくいいけど。最後の方は拷問の様相を呈してきたね。
若旦那が具を炒めて最後にタマゴで閉じる際、手首をトントン叩くのが見えた。目がマジだった。
何とか完食した。
完食.jpg
店の名前は大鵬。昭和の大横綱。
私が子供の頃、何かの雑誌で大鵬のインタビューを見た。
「ちゃんこ料理や肉料理もよく食べますが、お酒もよく飲みます」って言ってた。だからボリュームが凄いのかも。3品で胃の限度を超えそうになったからね。
お座敷やテーブル席に出されたフライのデカいこと。
フライのデカさ.jpg

大鵬3.jpg
大鵬4.jpg
路地.jpg
振り返る.jpg
安かった~。
1000円札4枚とちょっと。
だけどひとりで攻略できる店ではないな。誰かツレがいないと。外も内も老舗感がある佇まいだが、生活感も出ているのでジャン妻は合わないかな。
満席だからかなり待つかなと思ったが意外と早く出されたのは、この日は悪天候明けで刺身が無く、宴会向けのアンコウ鍋がセッティングされていたからだと思う。
魚が無いということは、未だ見ぬこの店の魚は天然ものに違いない。
ここ野毛と福富町にもあるようです。
コメント(2) 

雪吹の上大岡 [居酒屋]

昨日、今日Up予定のこの記事をうっかりONしてしまいすみませんでした。
少し写真追加してあります。

首都圏で大雪だった22日から23日の3日間、ジャン妻が出張で不在だったんですよ。
その3日間ともう1日、飲んだ記事を連続Upします。
雪降る町を.jpg
初日は上大岡。
前方に見える赤い看板が頼もしく見える。
私は17時からこの店にいた。雪予報で早期退社指令が出たのです。
公的に堂々と早呑みしてやりました。
いつもの角度1.jpg
いつもの角度2.jpg
いつもの角度3.jpg
横浜駅で電話したの。
「今日、営ってる?」
「ハァイ、営っておりますよぅ」
声が震えてる。寒そうに言うね。
「じゃぁ1人頼みます」
「お気を付けておいでくださいね~」
何だか心細そうだったな。雪降ると店側もそういう気分になるのか。
「今日みたいな日はお客さんどれだけ来てくれるかな~って不安に思うんですよ」
美味1.jpg
美味2.jpg
「ネギとチーズと・・・サラダ、ハーフでできる?」
「ヘルシーだね今日は(笑)」(マスター)
肉類を避けたのは理由があるのです。明日と明後日の何処かで新規開拓で、うち1軒は串焼きに行くのですよ。それも同じ上大岡で。
ピーマン1.jpg
ピーマン2.jpg
ピーマン3.jpg
ネギ1.jpg
ネギ2.jpg
サラダ1.jpg
サラダ2.jpg
サラダ3.jpg
ジャガ1.jpg
ジャガ2.jpg
今日の朝礼時に〇長が言うには、
「今日は降雪が予想されるので現場への対応はそのつもりでお願いします」
とやったはいいが、本社の女性社員や遠方から来る社員への気配りが全く無かったので、私は課の職員に、
「〇長はあれだけ言ってたが、今日は早く帰れ」
ふて腐ったように言った。
「確かに〇長の言い方だけだと気配りが足りないですよね。去年台風が来た時の業務連絡がデータで残っているのでそれを改訂して配信しましょうか」(私とソリの合わないオンナ)
「そうしてくれ」
そこまではよかった。数時間後にソリの合わないオンナが詰問口調で言うには、
「〇〇さん(私のこと)何時までいます?」
熱燗と肴.jpg
ヒラマサ1.jpg
ヒラマサ2.jpg
熱燗とヒラマサ.jpg
何時までいますだと?
私はややムッとした。何時までいようと大きなお世話である。
「皆さん4時にはいなくなりますよ」
私はそれには応えなかった。お前さんなんかに心配されたくない。人のことより自分のことを心配した方がいいんじゃねぇのか。
私は話を逸らした。
「アイツ(ジャン妻を指す)今日から3日間出張でいないよ」
「あ、そうでしたね。でもこの雪の中をですか?飛行機大丈夫ですかね」
「飛ぶこた飛ぶだろ。アイツの心配よりも今日から3日間俺はひとり飲みだよ。1日の外食手当てが3000円でさ」
もちろん3000円で収まる筈がない。アシが出る。
「〇〇さん(私のこと)料理できるじゃないですか」
何でこのオンナがそんなことを知ってるんだ?私は男子厨房に入らずで通してる筈だが。
「煮たり炒めるぐらいなら。だけどひとり分なんか作らないよ。(またジャン妻を指して)いい店を開拓しといてくれって言われた」
そう言い置いて16時に退勤したのですが、不要不急の外出は控えろだの、夜遅くなればなるほど雪が強くなるだの、電車の運休や遅延が予想されるだのと報道が煽るもんだから、早期帰宅者の大群衆で駅ホームが溢れかえっていた。通常の帰宅ラッシュ以上の大混雑が16時台にドーッと集中して、そこへ10両編成の電車が来るもんだから乗りきれやしない。
ナメ.jpg
熱燗とナメ.jpg
冷たい生は1杯だけにして熱燗に。
「アイツ(ジャン妻)出張なのよ」
「え?この雪の中を?」
「今日から水曜までいないのよ。水曜遅く帰って来るって言ってたな」
「じゃぁ明日か明後日もお待ちしています」のように言われたが、私は2日は新規開拓する店をもう決めてあるのだ。
熱燗と粕浸.jpg
粕浸2.jpg
粕浸3.jpg
「電車混んでましたか?」
「混んでたなんてもんじゃないよ。何処も早く退勤しろって言うから夜の帰宅ラッシュがそのまんま夕方16時に集中してさ。そこへ東海道線の10両編成が来るから乗りきれやしない。グリーン車で立って来たモン」
一般車両はすし詰め状態だったが、グリーン車内はデッキ以外は普通に立つことができた。グリーン券買ったかって?買いましたよもちろん。でもアテンダントが来なかったし車内検札が通路を歩ける状態じゃなかった。グリーン車で座ってた乗客が川崎駅で下りようにも下りれず「いったん出てください」って怒ってたからね。
不謹慎に言わせて貰うとグリーン券買わなくてもよかったかもな。
座ってた乗客は早い時間帯からもう飲んでいたし。
熱燗と鰤.jpg
中オチ付きのブリ刺身。水揚げは長崎だって。凄いアブラのノリ。
鰤1.jpg
鰤2.jpg
混んで来たぞ.jpg
混んできた。
よくこんな天気の夜に飲みに来るよな。自分もだけど。
飛びこんで来る客は背中や頭髪が雪だらけ。頭髪が凍ってるヤツもいた。
「今日はこんな天気だからか予約は殆ど無いんですが、ウチって雪や台風の日って意外と混むんですよね」(ジュニア)
見知った常連さんが多いようだ。こんな天候の日なら空いてると睨んだか、早く仕事を切り上げたんだろうね。
熱燗と煮込.jpg
煮込2.jpg
締めの準備.jpg
ドロリ1.jpg
ドロリ2.jpg
ドロリ3.jpg
ドロリ4.jpg
締め1.jpg
締め2.jpg
締め3.jpg
締め4.jpg
締め5.jpg
出たら吹雪いてやがる。
提灯が破れて飛びそうである。(もう破れてますが。)
傘なんか役に立たない。フードを被ってソロリソロリと歩いた。
出たら雪吹1.jpg
出たら雪吹2.jpg
出たら雪吹3.jpg
出たら雪吹4.jpg
バスが慎重におそるおそる右折するところ。
バス1.jpg
バス2.jpg
バス3.jpg
バス4.jpg
バス5.jpg
店を振り返る。夜はまだこれからである。
夜はこれから.jpg
振り返る.jpg
大岡川も寒そう。
こんな写真撮ってる場合じゃないんだけどね。
大岡川1.jpg
大岡川2.jpg
雪吹の上大岡1.jpg
雪吹の上大岡2.jpg
上大岡駅ホームも混んでいた。
大混雑の上大岡駅ホーム.jpg
最寄駅で地上に出た風景。坂をスリップしているくるまたち。わかっていても甘く見てノーマルタイヤで出るんだね。
スリップ2.jpg
スリップ3.jpg
スリップ4.jpg
スリップ1.jpg
このくるまは坂を上がり切れず交差点まで一旦下がってまた加速して上がっていったが、ちゃんと確認していたかどうか。よく事故らなかったと思うな。
家までゆっくり歩いて帰った。防水タイプの革靴だがグチャグチャに濡れた。
明日の朝は雪かきしてから出ないと。
家に着いてすぐに電話が鳴った。(続く。)
コメント(2) 

10連休の後遺症 [居酒屋]

1月4日から世間は動き始めた。
初売りや観光業界は元旦から。タイヘンだよな。お疲れ様。世間が休んでいるのに開けるんだから。
私も4日から通常勤務です。なのにこの店開いていない。休み過ぎだ。
「それって飲食店の風下に置けないんじゃないスか?」(群馬八幡の某店主)
風下?風上だと思うけど。
4日の昼下がり1.jpg
4日の昼下がり。
たまたま前を通ったら。
4日の昼下がり2.jpg
しっかり閉まってやがる。
開き直り.jpg
5日の夜。。。
中で仕込でもしてるかと思いきや、真っ暗。。。
閉まってやがる1.jpg
閉まってやがる2.jpg
そして9日(火)ようやく灯が点いた。
やっと開いたか.jpg
お品書き1.jpg
最初の膳1.jpg
12月30日~1月8日まで10連休も長々と休みやがったこの店は29日(金)が昨年の最終営業だった。しかも29日に営業することすら初めてだったそうである。
「今まで営ったことないの?」
「ないんですよ~」
「開けてもお客さん来なかったんじゃねぇの?」
「普段より少ないけどまぁまぁお客さん来ましたね。21時ラストオーダーにして、じゃぁお疲れ様って軽く一杯飲って」
「21時に閉めた?で、どっか他の店へ行ったの?」
「いえ、ここで」
「黒板の料理の残りを償却したってわけね」
「・・・」
「で、ここ来るまでに話したんだけど、明日給料日だろ?支払い大丈夫なのか?今年はまだ売上無いのに・・・」
「ええっと・・・いらっしゃいませぇ!!ご新規2名様ぁ!!」
最初の膳2.jpg
おとおしの七草粥・・・七草白味噌仕立て、餅入り。
「汁全部飲んじゃだめ」
「そういうことを言うなって言ったよな」
「残していい?」
「残すんじゃない」
「・・・ズズズッ・・・」
おとおし1.jpg
おとおし2.jpg
10連休もするもんだから、スタッフの身体が本調子でないのか、料理全体が出るの遅い。何をモタモタしている。
オカしい。燻製ホタテのオイル漬と焼きチーズのポテサラがなかなか出てこない。盛ってドレシングをぶっかけて出すだけなのに。
「ホタテを燻してるんじゃないだろうな」
「チーズを焼いてるんじゃない?」
先にこんなのが出された。ニンニクに浸け込んだマグロの唐揚げ
「ビールに合うものが先に出ましたよっ」とママの鼻息が荒い。
マグロ唐揚1.jpg
マグロ唐揚2.jpg
マグロ唐揚3.jpg
そこからまた間が空いて、ま~だポテサラが出てこないぞ。
ポテサラは店主の担当なのだが何をやっているんだ?と見たら出汁巻玉子を焼いていた。出汁巻玉子はひとつひとつしかできないので時間がかかってる。
「さっきから出汁巻ばっかりやってるね」
「そうなんですよ。黒板に書くと出るんです」
出汁巻は定番で、メニューブックに載っている。黒板には書かれない。
釜揚げシラスの出汁巻玉子たたき梅じそとかいう長ったらしいネーミングでおススメ黒板に書いたもんだからタイヘン。出汁巻が4人分くらい出てたね。
ポテサラ1.jpg
ようやく出されたポテサラは・・・
ヘンなポテサだなぁ。
何だこれは?味もイマイチだな~。
ホタテの燻製も、バーナで炙ったチーズも何かヘン。要らないよ。
ポテサラ2.jpg
どの角度から見てもヘンだなこれ?奇を衒い過ぎだよ。
ポテサラ3.jpg
ポテサラ4.jpg
店主はまだ出汁巻を作っている。
「そこの出汁巻マシン」
「あ、はい」
「お酒お代わり」
「出汁巻マシンって(苦笑)町田酒造!!」
町田2.jpg
町田1.jpg
だしまき1.jpg
ああ、確かに美味しい!!
これは黒板に書いたら出るさ。
だしまき2.jpg
だしまき3.jpg
熱燗も.jpg
ブリ1.jpg
ブリ2.jpg
寒ブリの照り焼き、ちょっとお洒落ぶった出し方だね。でもこの厚みでしっかり火が通ってパサパサしていない。
ブリ3.jpg
ブリ4.jpg

だからさぁ.jpg
豚トロとブロッコリーのガーリックステーキ
「またこういうのを後になってから出す」
「・・・」
「これはビールだろ。そうやってビールを後から出させて儲けようという戦略・・・」
「それ!!いいかも!!」(ママ)
っていうか、この日は総じて出るのが遅かった。10連休もするからだよ。
何でビールに合うものを.jpg
今頃出すかなぁ.jpg
〆はおとおし、七草白味噌汁餅入りのアンコール。
アンコール1.jpg
アンコール2.jpg
アンコール3.jpg
アンコール4.jpg
オリジナルラベル.jpg
「このあいだ〇〇さん(私らのこと)がお帰りになった後、前にお連れした方が見えましたよ。背の高い男性」(ママ)
背の高い男性?
伊東甲子太郎だな。
「その方、2人いたお連れ様の男性に、前に〇〇さんと来たことがあるって仰ってるお声が聞こえたので、以前お見えになりましたよねって。〇〇さん先ほどまでいましたよって言っちゃった。」
まぁ言っても構わないけど。
「あいつら飲んだんじゃない?」
「うん。(力を込めて)けぇっこう飲まれましたねぇ」
後日、伊東が連れていった2人の男性に聞いてみたの。「どうだった?」って。
返ってきた感想は、
「美味しいけど高いですね」
コメント(0) 

大門の夜 [居酒屋]

全社に新しいシステムが導入されることになったが、7年使用した私の業務用PCのバージョンが旧くて、それのOSでは対応できないことがわかった。
PCを新規に購入する稟申は私の名前を使ってジャン妻が起案してくれた。正規の部下でないのに。
私の上役(※)は、
「PC7年も使用したのですか?自分は5年で寿命だと思ってるけど。購入して下さい」
あっさりOKが出た。(※それでいて私の出張には釘を刺すところがある。それって〇〇さん(私のこと)が直接行かなきゃならないのですかね。現地にやらせたらどうです?って)
購入したはいいが、私は本社にいるより外に出ている方が多いのと、新しいPCのセットアップ経験が殆どないので、稟申、購入、開封、セッティング、Office、メール設定、ネットワーク、それら諸々をジャン妻に委託したのです。
はしもと1.jpg
そのお礼、見返りは当然のように求められた。
「ヒドくないその言い方?」
「・・・」
「アタシは見返りなんて求めてない。アナタがご馳走するからセットアップしてくれって言ったんじゃん」
「そうだったな。で、何処がいい?」
「大門がいい」
いちばん高い店を指定しやがって。
はしもと2.jpg
なので乾杯の音頭は「私のPCをセットアップしてくれてありがとう」
最初の膳.jpg
おとおし1.jpg
おとおし2.jpg
この店が移転したのはちょうど1年ちょい前だった。
ジャン妻のi-Phone10にDayOneが入っていて、そのアプリで1年前の今日の夕食を検索したら、移転前のこの店のおとおしが写し出されたのである。
ジャン妻はその日行った店で最初に出されたものだけ撮影してデータに残している。私みたいにBlog目的で最初から最後まで撮りまくるのではなくあくまで最初だけ。だから居酒屋や小料理屋だと最初に出されるおとおしが写っていた。
この機能に店主とママは目が点になっているところ。
今の時代は.jpg
「昨年の今日も(移転前)来てたのよ」
「こういう機能があるんですねぇ」
「そうなの。いついつの今頃何を食べたかな?って検索するだけでいいの」
「どういうキーワードで検索するんでしょ?」
「う~ん、日付かな」
「日付ね」
私はあとで「データさえ取っておけば、日付で検索して表示されて当然だろ」と鼻で嗤ったけど。
昨年の写真を見せながら、
「このおとおし、何ですかね?」
「こ・れ・は・お・そ・ら・く・・・イカ団子と野菜の煮物じゃないかなぁ」
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
大皿.jpg
「あれから1年経ったんですね」
「年末の忘年会のかきいれ時にね。閉めざるを得なくなって」
ビルの解体の為、出されちゃったのである。
「そういえば〇〇さん(私らのこと)も久しぶりですね」
「3ヶ月ぶりかな」
「前は〇長さんと来られて・・・」
そうだった。あの時私らは現在の会社の雰囲気、空気に不満があって、〇長と3人でこの店で飲みながら憤懣を訴えたんだったな。
〇長と3人で来たのが下の10枚の小写真です。本人前にいるので狙って撮れなかったのでアングルがメチャメチャですが。
前回1.jpg前回3.jpg
〇長は一部の現執行部や私の前にいるソリの合わないオンナたちに鬱陶しがられている。
例えば誰かが〇長に社内メールで報告を上げたとします。すると3分後にはレスが来るからです。早っ!!遅いよりいいかも知れないが、あまりに早過ぎるのと、文末に必ず追加の問い合わせや確認要請事項が盛り込まれている。報告した者が退勤しようとしているところへ間髪入れず追加の宿題メール返信が来るのにゲンナリするんだと。早過ぎるって。
私とソリ合わないオンナは「あの人(〇長)今の時間だと飛行機の中でしょう。そんなに早く返信しなくてもいいのに。」
「・・・」私は相手にしない。
「もう次はこっちから3時間遅れで返信してやるんだ」
声高に息巻いていた。
私は別に飛行機の中からだっていいじゃないかとは思ったがね。
でもそれって〇長に対して時間ギリギリでメール報告するからではないか。イヤでも〇長のところへ自ら顔を出して説明すれば後でそういうイヤな思いをしなくて済むと思う。
前回6.jpg前回7.jpg
私も一時期その〇長に辟易ゲンナリした時期があったが、最近は私自身の立場が変わってそれほどでもなくなった。〇長とソリの合わない執行部との隙間に入って信を得ようとしてそこそこ成功した。ゴマ摺ったんじゃないよ。
前回2.jpg前回4.jpg
前回5.jpg前回9.jpg
ジャン妻は〇長が欲しがる情報、期日を押さえている。
〇長から「いつ頃までにお願いします」と依頼が来ますよね。それに対して「いや、それでは遅いです。修正の時間も考えていつまでには出せるようにします」
そして必ず中間報告をしている。
〇長に辟易している連中は中間報告を上げてないのではないか。期限ギリにするから後で自分たちが不快な思いをしている。言われるまで放置しておくからよくない。
別に私らは〇長派に鞍替えしたワケではないが。この店で現在の自分らの状況や事務所の雰囲気について話した。
うるさいんです。誰も注意しない。
「あれは会社じゃない。動物園です。誰も注意しないし」
伊東甲子太郎の後任の他部署長の態度が悪く、ウチらの業務を「やって当然」のように接し、困った時だけ言ってきて、こっちの要求にはめんどくさそうなカオをするのでやってられなくなった。手作業をしながら聞くんですよ。
「態度が悪い。他部署の話に耳を貸そうとしない」
だが〇長も注意できないのである。
私も態度の悪さにキレてその部署長を会議室に呼びつけ「そっちの態度は他部署に対して失礼じゃねぇか」とギュウギュウに締め上げたらそれ以来私が煙たくなったらしく、私の視線を避けるようになったからね。
前は上手くいってたんですよ。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-04-11-2
立場と地位って人をいい方にも悪い方にも変えるんですね。
前回8.jpg前回10.jpg
「あの時〇長と来て以来なんだこの店。その前は?」
「チエさんと来たんだった」
前と違ってあまり来れなくなったのは移転して若干、値段がUpして敷居が高くなったのもある。
刺身盛1.jpg
刺身盛り。
「3点か半分ぐらいにします?」
「いや、全種類」
石垣鯛、関ブリ、真鯛、あいなめ焼霜、金目鯛、シメサバ、スミイカ。
刺身盛2.jpg
刺身盛3.jpg
刺身盛4.jpg
「トロトロいきます?」
「あ、お願いします」
メニューには載っていないタマネギトロトロ煮、ベーコン入り。
トロトロ1.jpg
トロトロ2.jpg
これは前の店の定番でよく食べたが他のお客に出たの見たことない。
「どんな料理か想像できないらしいのと、人数分取り分けるのが面倒なようであまり出ませんでした」
なのでこの店では定番から外れてしまったのだが。
トロトロ3.jpg
トロトロ4.jpg
牛バラ肉、味噌煮込み。
しょっぱくない。何だろう隠し味は?おそらく赤ワイン?
牛バラ味噌煮込み.jpg
牛バラ味噌煮込み2.jpg
牛バラ味噌煮込み3.jpg
牛バラ味噌煮込み4.jpg
牛バラ味噌煮込み5.jpg
牛バラ味噌煮込み6.jpg
牛バラ味噌煮込み7.jpg
何かを揚げているぞ。
揚げてるとこ.jpg
揚げ1.jpg
揚げ2.jpg
揚げ3.jpg
桜海老とほぐし舞茸のかき揚げ。
揚げ4.jpg
揚げ5.jpg
揚げ6.jpg
揚げ7.jpg
揚げ8.jpg
ふろふき源助大根の田楽味噌。源助?加賀野菜らしいです。
大根1.jpg
大根2.jpg
大根3.jpg
栃尾油揚げと青菜の煮びたし。
煮びたし1.jpg
煮びたし2.jpg
店主の服装が変わっていた。
前の店と同じ紺の作務衣に戻ったのである。
「白いコックスーツ止めたの?」
「止めました。お客さんにお前それは似合わないって言われて」
「それは私のことではないか?」
「いやいや、〇〇さん(私のこと)よりもっと言われたんですよ。それにコックスーツは汚れが目立つし・・・」
「私よりキツい言い方をされた?」
「そういう厳しい方もいるんですよ~」
「汚れが目立つし、大将首が太いから呼吸が苦しいようですよ」(ママ)
おいしい燗酒.jpg
はしもと3.jpg
大門.jpg
結局は〇長に訴えた件については変化・改革が無いまま今日に至っている。
でも。。。
変わらなかった。
「変わらなかったね・・・」(ジャン妻)
「〇長はダメだよ。注意できないもん。変えようという気がないし。伊東みたいに他所から来て上に立った方がいいのかもな」
〇長といえども雇われで運営会社のTOPでしかない。その上の親会社の方が遥かに強い世界なので、そういうのに慣れた〇長は部下に強く言えない。
「結局変わらなかったからもういいわ」(ジャン妻)
この時、ジャン妻は見切りをつけたのだが。。。
コメント(2) 

23回/2017年(昨年25回) [居酒屋]

何だこの行列は.jpg
内幸町から虎ノ門まで歩く途中の路地ですが、ランチの時間帯に行列ができている。
並ぶほどの店か。
夜に店主がボヤいていた。夜も混むけど昼の方がタイヘンだって。
「何でかわかりませんが、ランチすっごく混むんですよ。4人でも廻らないくらいで」
12時半にはヤマになってしまうという。
そんな店に私は並んでまで行かないよ。
見て眉をしかめたのがこの店、外の行列段階でランチの代金を徴収してるんですよ。「釣り銭の無いようにお願いします」と謳っておいて、スタッフが1人1人に1000円札1枚1枚徴収してるんです。
品が無い。止めろと言いたい。ダフ屋の光景だよまるで。お金なんてのは客を店内に入れてから徴収すればいいのだ。
外で並んでそこでお金を払ったら、身体も心もその店に拘束される。気が変わっても他に行けない。店側も他へ行かせない、行かせない、掴んだ得物は逃がさない・・・なのである。

この店のすぐ近くに私のかかりつけエロ女医が開業しているので、夕方17時に年内最後の薬を貰いに行き、夜開店したばかりのタイミングでカオを出した。
「あらいらっしゃい」
「19時からだよ。今日のメニュー書いた?」
「書いたわよ」
見せてくれた。
「ホウ凄ぇな。新作がズラリと並んでやがる」
ベーコンいぶりがっこのポテサラ、ふわふわさつま揚げ以外はALL新作だった。
お品書き.jpg
ママの書く文字は相変わらず上品でキレイである。だからランチ時に外の行列で金を徴収する下品なスタイルは止めろよって言おうかどうしようか。
師走になった.jpg
事前にジャン妻に、「今日のメニューは凄いぞ」と言ってあったのに、
「ベーコンといぶりがっこのポテサラ・・・」(ジャン妻)
「ちょっと待て」
「???」
「これだけ新作があるんだからひとつ上のにしようよ」
「うんうん。で、何になさいます?」(ママ)
「エダマメ」
「!!!」
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
サラダ1.jpg
サラダ2.jpg
京野菜静むらさき(葉大根)と炙り〆サバのサラダ!!
サラダ3.jpg
静むらさき(紫)、赤い葉大根と呼ばれる京野菜で、大根だけど葉っぱを食べるんだと。
茹でたり熱を通し過ぎると紫色が脱色してしまうのでサラダに合うと。
サラダ4.jpg
で、何でそれにシメサバが載っているんだ。あ、悪くないな。前に出されたポテサラにシメサバを載っけたものよりいい。幾ら何でもあれはやり過ぎだがこういう葉野菜にはいいかも。
どうせシメサバが余ったんだろうけど。
シメサバと葉っぱをかき分けたら紫大根本体が出てきた。細っこい大根で根っこみたい。
サラダ5.jpg

揚げ出汁1.jpg
揚げ出汁2.jpg
揚げ出汁3.jpg
三陸産牡蠣と舞茸のとろろ揚げ出汁
「お酒にする」(ジャン妻)
出された酒は・・・。
生原酒.jpg
無濾過生の原酒だと!!
俺らを酔い潰す気か――っ!!
町田酒造に変えて貰った。
町田酒造.jpg
鳥取牛サーロインと焼き九条葱のタリアータ??って何だ?
「ええっと・・・牛肉を薄く切ってあるんです。それのイタリア語で・・・」
出された鳥取牛サーロインは。。。
鳥取牛1.jpg
鳥取牛2.jpg
鳥取牛3.jpg
ステーキじゃんか!!
タリアータとは「切る」という意味なんだって。薄切りステーキとどう違うんだ。
アリアータなんて外国語を使いやがってと鼻白んだが、あ、この肉、美味いよ。伊豆高原八幡野のステーキよりやわらかい。
あまりこっちで知られていない紫大根だの鳥取牛だのというブランドを選んだのは、他とは違うこの店の特異性をアピールしたいが為らしい。
鳥取牛4.jpg
鳥取牛5塩.jpg
鳥取牛6.jpg
鳥取牛7.jpg
鳥取牛8脂.jpg
ここまで来ると居酒屋の料理じゃないですね。
挟み揚げ1.jpg
海老塩で食べる海老真薯・蓮根れんこん挟み揚げ。
揚げの下に油を切る白い紙が敷いてあるが、それにすら油が浸みてないぐらいにカラッと揚がった逸品!!
「カラッと揚げて」の表現を通り超して「カラカラカラカラに・・・」揚がっている。
油っ気が無さ過ぎである。「これをかけ蕎麦に載っけてもちっとも美味しくないだろうくらいに美味いよ」と誉めて?あげました。
挟み揚げ2.jpg
挟み揚げ3.jpg
挟み揚げ4.jpg

あんかけ1.jpg
秋鮭の蓮根まんじゅうズワイガニあんかけ
あんかけ2.jpg
あんかけ3.jpg
あんかけ4.jpg
他、活〆穴子の南蛮焼サラダ仕立て、合鴨ロースと白菜の炊き合わせ、真鯛と京芋の唐揚げネギソース、寒ブリ竜田揚げ・鬼おろし山椒ダレ、豚バラ肉と餅の青海苔かき揚げ、う~ん、どれもソソるな。
「胃が2つ欲しいよ」
ママはこのお世辞?に感激していた。
何故かカワハギの薄切りをいただいた。
カワハギ1.jpg
カワハギ2.jpg
この店は(土)(日)(祭)休みです。ビジネス街のこの界隈は(土)(日)は人が殆ど歩いていないので、休みの店ばかりなのだが。
「そんな店は飲食店の風上におけない」と言ったのは群馬八幡の某店主。
では年末年始はどういうスケジュールにするのか。
「結局10連休?」(ジャン妻)
「え、ええ・・・」
年末は29日(金)まで。世間の年明けは4日(木)だが、その日は「河岸が開いていない」という大義名分で休み。
河岸なんか開いてなくたって肉と野菜さえあれば何とかなるんじゃないのか。
「せめて5日(金)は開けなさいよ」
「いやぁ・・・」
毎年この時期になるとこの話題になる。
この店は月末締めで、10日が従業員への給料日だそうです。売上ないのに大丈夫なのか。

おとおしのアンコール。
アンコール1.jpg
アンコール2.jpg

ボード.jpg
そして28日(木)の夜。
「29日(金)も営りますよ」
「最後の日は社で納会があるんだよな」
だが納会は無かった。ビル管理会社からオフィスやフロアで飲食禁止令が出たそうである。ジャン妻は最終日の29日(金)すなわち今日ですが、支払いの為だけに3時まで出勤。私は休んだ。
「なぁんだ。〇〇さん(私のこと)だって休むんじゃないですかぁ」
鬼の首を獲ったように言うんじゃないのっ。私は貴店のように10連休しないよ。
「4日5日は出るよ」
「・・・」
店主は沈黙した。
「世間一般は4日から営ってるんだから」
「奥様も出るんですか?」
「金融機関が開いてる日は出るの当然よ」
「・・・」
でも今宵は空いていた。カウンターガラガラ。忘年会シーズンはとっくに終わり、歩く人も少なかった。
ガラガラ.jpg
おとおしは一番出汁に山芋をすりおろして塩で味を付けたスープ。
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
合鴨ロースと白菜の炊き合わせ
合鴨ロース1.jpg
合鴨ロース2.jpg
合鴨ロース3.jpg
ふわふわさつま揚げ
さつま揚げ1.jpg
さつま揚げ2.jpg
さつま揚げ3.jpg
以上2品はジャン妻がオーダーしたのだが、私は内心で舌打ちした。
ふわふわさつま揚げなんぞはいつも黒板の下の方にある。合鴨ロースと白菜はビールより日本酒に合うは明明白白。揚げ物や炒め物より先に出されるに決まっている。するとビールから日本酒に移行してから揚げ物炒め物が出されるので、またビールをオーダーしなおさなきゃならないじゃないか。
「そういう戦略なんだよこの店は」
「そ、そんなことないっスよ。そういうの初めて聞いたな」(店主)
「だって生ビールって儲かるんでしょ」
店主もママも否定したが、次のアブラ料理でビールをオーダーしなおしたんですよ。
ベーコン、トマト、セロリ、ふわふわ玉子炒め、ふわふわが好きな店である。
玉子炒め1.jpg
玉子炒め2.jpg
ハムチーズ蓮根カツ、ハムをもっとブ厚くしようぜ。
蓮根ハムカツ1.jpg
蓮根ハムカツ2.jpg
蓮根ハムカツ3.jpg
蓮根ハムカツ4.jpg
煮豚唐揚げ、チンゲン菜オイスターソース炒め
こんなの完全にビールのアテじゃないか。
煮豚オイスター1.jpg
煮豚オイスター2.jpg
煮豚オイスター3.jpg
他にも鳥取牛サーロインのタリアータ、スルメイカと九条葱のガーリック炒め、白海老とブロッコリーのかき揚げ、ソソルなぁ。ブロコリーのかき揚げはスーパーでは見かけない葉っぱの部分だという。
胃袋が2つ欲しいぜ。
「牛じゃないんだから」(ジャン妻)
何故かリッツなんて出されるし。
リッツ.jpg
群馬八幡の記事でも書いたが、2018年は天皇陛下の退位が4月30日で、新元号施行日が5月1日になるのはほぼ決定です。そうなると祝日法の規定により祝日と祝日に挟まれた日が休日になるので、4月30日と5月2日が休日になり、2019年のGWは10連休となる。
カレンダー業界は間に合わなかったらしいな。だいたいそんなに休んだら金が続かない。
10連休にしたらサービス業は10連勤になるから止めて欲しいという声があるが、この店は関係無いようである。
運送業者も大型連休は迷惑らしい。銀行や病院も閉まるから困る人も多いと思うがね。

2017年1月カレンダー1.jpg

2017年5月カレンダー.jpg

3連休がやたらと多いのも気になる。私は行政廻りなので、平日の業務がキツくなるんですよ。
1月6日~8日
2月10日~12日
4月28日~30日(29日が日曜なので振替祝日に)
5月3日~5日(ここで1日に新元号施行になると2日も休日に。)
7月14日~16日
9月15日~17日
9月22日~24日
10月6日~8日
11月23日~25日
12月22日~24日
たむら.jpg
最後の夜.jpg
この店でも年明けにはこの話題になるに違いない。
「29日に営るのって初めてなんですよ」
「今ままで開けたことないのか」
「だからどれくらいお客さん来るかわからないんで」
21時閉店だという。おどらくガラガラだな。
「良かったら来ません?」
「来ないよ。でもその代わり年明け初日営業日に来るから」
「!!!」
SL広場1.jpg
SL広場2.jpg
コメント(0) 

30回/2017年(昨年38回) [居酒屋]

あれから・・・1.jpg
ソムリエは去った。
あの懇切丁寧な電話応対はもう聞けない。
引き継いだ女性はサバサバしたTALKで受付嬢しています。なかなか堂に入っている。ここ来る前にどこかのOfficeで電話応対、取次していたのではないか。
Mさんは懇切丁寧過ぎて、初めて電話をかけてきた客は「焼き鳥屋なのに何この丁寧な電話応対は?」って驚かれるだろうから新規顧客開拓に向いてる。
慣れていた私は、「アナタのはホテルのフロントだよ」って言ったことがある。居酒屋なんだから、あまり丁寧過ぎて話が長くなってもね。適当に切り上げていいんじゃない?と思ったものです。
ただ、Mさんとは目でオーダーが通じたからなぁ。安心感があったし。
あれから・・・2.jpg
燗酒が不安なのですよ。
こないだのようにバイト君が錫のチロリを置きっ放しにしないだろうな。
燗の浸け方がわからない?わからなきゃ聞きゃいいし、できる者に確実に回せばいいのに。
所詮はバイトなんですよね。
マスター、ジュニア、は焼き手で忙しいし。Tさんは板場で包丁握ってるし。D君だって焼き場や板場のサブリーダーだし。
また若手を育てなきゃならないな。店は客が育てる、店の子は客に育てられるって言いますけどね。
あれから・・・3.jpg
ジャン妻の部署が忘年会の週末です。
「彼がいなくなってから初めて?」
「初めて。どんな体制で廻してるか見てくら」
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
Mさんがいない光景も、そのうち当たり前になってくるのだな。
最初に出されたのがこれ。芝エビの唐揚げ。
芝エビ1.jpg
芝エビ2.jpg
芝エビ3.jpg
豚しゃぶ胡麻サラダ。豚薄切り肉をさっと茹でて。
胡麻サラダ1.jpg
胡麻サラダ2.jpg
胡麻サラダ3.jpg
トンヅケ。これ、ご飯のおかずにもいいですよ。
トンヅケ.jpg
ジャガバター、バターマシ。
ウチではトースト食べなくなったので、バターを摂取するのはもっぱら外。
ラーメンにバター入れるか、この店のジャガバタ、ホタテバターしかない。
ジャガ.jpg
並んだ.jpg
私はカウンター奥の席にいます。私の前に所狭しと肴が並んだ。ここまではビール。さぁこれからが問題だ。焼き場のジュニアにお願いした。
「群馬・・・二合・・・熱燗・・・」
ホタテ2.jpg
「ちゃんと浸けてっか見てくれないかな」
「ああ、ハイ」
「前はMさんに任せっきりだったが、今のバイト君は不安でな」
「ハイ大丈夫ですよ。ちゃんとやります」
この台詞、ジュニアと板場のTさんと2人の口からほぼ同時に出ましたね。
持って来たのは女性のバイト嬢。
「悪いなぁめんどくさい客で」
ひとくち飲んでみて、あ、いいじゃないかって思った。ホタテバター串で。
ホタテ1.jpg
今シーズンは牡蠣串があれば必ずオーダー。
牡蠣2.jpg
牡蠣1.jpg
アカハタの刺身。赤魚だけど白身?ということは次の赤魚粕漬けは、刺身でいただいたアカハタの残りかも知れないね。
アカハタ3.jpg
アカハタ1.jpg
アカハタ2.jpg
粕漬け1.jpg
粕漬け2.jpg
信州サーモン、Tさんは信州サーモンのパンフレットも見せてくれた。
私が「これって長野県以外で販売できるの?」と疑惑の質問をしたからです。
信州サーモン3.jpg
信州サーモン1.jpg
信州サーモン2.jpg
ある女性客が入って来て、私の背後の2名テーブル席に座った気配を感じた。
私の頭越しに店側が声をかけた。
「お久しぶりですねぇ」
「ご無沙汰してまぁす」(お客)
ここまではいい。問題はこの後。
「髪型が変わりましたね」
「バツサリいってる(切った)し」
「何だか季節的に寒そうですよね」
最後台詞はバイト君が言ったの。ここで私は口を挟んだ。
「オイ」
「ハイ?」
「髪型が寒そうって・・・俺のことか・・・?」
一瞬、空気が凍った。
「あ、いえ、あの・・・」
ここでジュニアがバイト君に焼きあがった串を渡しながら、「これ、テーブル席○番ね」
「ハイっ。失礼しますっ」
バイト君が消えた後でジュニアが、「すみません〇〇さん(私のこと)、ウチの有望なバイト君をイジメんでください」

「もうすぐクリスマスだが、彼(Mさん)がいなくなって誰がワインを担当するんです?」
「それがですね・・・」(ジュニア)
「???」
「僕なんですよ」
「そうなの?だって焼き場で手一杯でしょ」
「24日のクリスマスイブ、是非是非来てみてください。予約しましょうよ」という悪質な?客引きに引っ掛かり、日曜なのに夜予約してしまったのだ。
引戸を開けて外に出たら。
出たら雨.jpg
いつの間にか雨だった。傘ないんだけど。
傘が無いのだが.jpg

イヴ1.jpg
イヴ2.jpg
そしてイヴの夜。それも(日)です。
「ウチにクリスマスはない」(ジャン妻)
「・・・」
「アタシの誕生日を優先しなさい」
「してるじゃないか」
この会話を20数年続けてきたので、私も今はもうイブに執着する気持ちはないのだが。巷のイルミネーションを見てると、ウチでもやってみたいと思ったりする。だけどあれって、ウチの町内会で飾って点灯させてる人に言わせると飾り付けたり片付けたりがタイヘンらしい。
飾って点灯して楽しんでもすぐに取り外す時が来てしまうというのである。何週間もそのまんまにしておくもんじゃないんだって。
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
クリスマス感の無いメニューだな。いつもと変わらないぞ~。
昨年はローストビーフがあったが。今年は仕込まなかったのだろうか。
イヴっぽさが全くない夜になった。
サラダ1.jpg
最初の肴は鶏ササミゴマサラダ。
サラダ2.jpg
サラダ3.jpg
以下、およそクリスマスイヴらしからぬものが次々と。何の変哲もないいつものメニューが続きます。世間のクリスマスイヴ。
レバ1.jpg
ジャン妻鉄分補給のレバ。いきなりガブリすると汁で火傷するトマト串、ご飯にも合うトンヅケ、あ、キャベツが少ないな。
ジャン妻は大好きだが、私は食べないスナギモ、(スナギモはあれば刺身が大好きなのだが。)
牡蠣串、ウヅラ、ナメロウ、カリカリの皮、いつもと同じです。
レバ2.jpg
トマト&トンヅケ.jpg
トマト.jpg
トンヅケ.jpg
スナギモ.jpg
ウヅラ.jpg
牡蠣.jpg
カワ.jpg
ナメ.jpg
この日はヤマになるものが早く、ポテサラが18時の段階でヤマ、アンキモも19時半頃にはヤマ、白ワインに合う牛サガリも残り5本でヤマ寸前になり、4号店からも品薄の連絡が入ったりした。
仕入の数をミスったってことないかい?
出番を待つ群馬泉.jpg
出番を待つ群馬泉。クリスマスイブなのに白ワインも赤ワインも出ていないのはソムリエが去ったからか。
もうメニューから消えるのかも。
ワインってある程度は店側が知らないと客にススメられないからね。

ジュニアが焼いてくれたニンジン。
キュロット1.jpg
キュロット2.jpg
期間限定・三浦大根、全部食べないで4枚残ったのをテイクアウトしたら、後で見たらタクアンの枚数増えてた。
三浦大根.jpg
煮込み、フツーの煮込み、そして〆に焼きお握り。
煮込み1.jpg
煮込み2.jpg
〆1.jpg
〆2.jpg
〆3.jpg
〆4.jpg

焼鳥バル.jpg
カウンター上のメニューブックに店舗紹介があった。
まだ4号店を紹介しているのか。
いつまで経ってもブレイクしない店だな。焼き鳥バルと謳ってはいますが、あの店は若い世代向きなのと、何となく素人っぽいのだ。いい意味でもそうでなくてもね。
だが、その次の頁を見たら。。。
6号店?-1.jpg
6号店?-2.jpg
何だぁ?6号店?
また出店するのか。2018年冬場にOPENするそうです。場所も聞いたが本店と5号店との間ぐらいだろうか。
マスターも実業家のカオがあるようである。有限会社らしいが、店に出ているスタッフ以外に社員や開発部門がいるのだろうか。賃貸の条件や、工事業者との折衝はいつ誰がするのだろう。
そしたらマスターが言うには、
「経験者募集してるから」
「今貰ってる給料は払えないけど」
「早期退職してどう?」
!!!
また来年.jpg
イヴっぽさが全くなかったな。でもそれでいいのだ。高いレストランでお洒落でムーディーに過ごしたけりゃそうしたい人がすればいい。
大切なのは相方と2人の時間を楽しむことだよ。いつもと変わらぬ店で。。。
でもマスターのあの問いかけが気になる。
「ありゃぁなんなんだろ。半分冗談だよな」
「さぁ。そうでもないんじゃないの?」(ジャン妻)
まぁ一応経験者と言えば経験者ですがね。
コメント(4) 

マスター復活!! [居酒屋]

平日木曜辺りになると冷蔵庫の中の食材が寂しくなる。
豚バラ肉の残り。
白菜の芯の部分。
キャベツの小さくなったヤツ。
長ネギ1本。
そろそろ賞味期限になる納豆ひとパック。
たまご2個。
冷凍してあるシャウエッセンとか。そんなモン。
これら食材の在庫を把握しているのは私なのです。
2人して都内で19時半ぐらいにUpすると、どちらからともなくお互いに目を見合わせ「今日はどーする?・・・」
そろそろ家食に飽いて(ジャン妻が台所に立つのに飽いて)くる頃合いでもある。
どちらともなく、今日はお外にしようよ~と言い出して、大船のこの店に。。。
との1.jpg
ジャン妻が店に入っていくところ。
との2.jpg
との3.jpg
との4.jpg
あ、マスターがいた!!
マスター復活.jpg
いつものシブいお声で「ど~もぉ・・・」
少しお痩せになったような。
前回記事http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-28-1の最後に「他の客とのTALKで小耳に挟んだのですが、週2日、早い時間帯なら来ているかも・・・だそうです。」と聞いていたので、もしかしているかな~と思ってました。
大皿1.jpg
大皿2.jpg
昨年の末にアド街に取りあげられた後でマスターは療養に入った。
これまでこのBlogでは伏せていましたが、マスターは内臓系より骨系、〇〇板△△△△(△はカタカナ)で入院、リハビリしていたそうです。焼き場は立ち仕事だから腰に来るそうですね。焼き鳥そのものは重たくないが、仕込んだり焼いたりする時にどうしても前傾姿勢になりがち。
(私は夏場に2日焼き鳥を焼いただけで腰にきた。)
休んでる間、若いのに「マスターどうなの?」と聞いたし、他のお客さんも聞いていたが、傍らにいるジャン妻が私に言うには、
「あまり聞かない方がいいんじゃない?」
「そうだな」
私もそのうち言わなくなった。内心で最悪の状態を想定しないでもなかったよ。引退とか。それよりも留守を守っている彼らに自信を持たせようと思った。
マスターお目当ての常連客でガッカリした人もいたと思うが、実際彼らはマスター不在の店を1年よく守ってきた。
私はマスター不在の間に店を守って来た若手たちとの対話を続けてきた。マスター不在の光景に慣れちゃったのもある。
突然のマスター復活はウレシイが、彼らにだって留守を守って来た自負はあるだろうし。
スパム1.jpg
マスター不在の間に若いのがススメてくれたスパム焼き。私の定番になりつつある。
都内のあの店に比べたらやわらかめ。
スパム2.jpg
スパム3.jpg
ポテトサラダとマカロニサラダの合盛り。
ポテマカ1.jpg
ポテマカ2.jpg
ポテマカ3.jpg
ロールキャベツ!!
ロールキャ1.jpg
ロールキャ2.jpg
ロールキャ3.jpg
牛スジ煮込み。
牛スジ1.jpg
牛スジ2.jpg
串焼きと並行して、仕込んである大皿料理が早く出されるのがこの店の好きなところ。
マスターに焼いて貰った串の数々。牡蠣串。
牡蠣1.jpg
私は牡蠣は生より焼いたのが好きです。
(加熱することで旨味が出る?)
でも牡蠣にピリ辛いのを塗るのは何故なのかなぁ。上大岡でもそうなんですよ。
牡蠣2.jpg
マスターが久々に焼いたサーロイン!!
サーロ1.jpg
サーロ2.jpg
ジャン妻が野菜串なんぞをチョイスするのは珍しい。
野菜焼き1.jpg
野菜焼き2.jpg
野菜焼き3.jpg
黒い牛.jpg
お会計はマスターだったか若いのかどっちが両手の指先を出したか忘れたが、例によってアヤしいけど信用できる1000円単位でした。
この日は店を教えてくれた「春夏秋冬みみん女史」にマスター復活を連絡しなかった。
まだ完全復活なのかリハビリなのかわからなかったから。
そして12月になって。
との11.jpg
あ、マスターいたいた!!
完全復活とみていいようですな。よし、みみん女史に連絡しなきゃ。
マスター復活2.jpg
大皿11.jpg
最初の膳.jpg
ししゃも.jpg
大根1.jpg
小皿にこれだけ移してあったのです。大皿に無かったので。
「何これ?」
「大根の煮物なんですが」
「見りゃぁわかる」
「あとこれだけなんですよ」
「じゃぁこれ」
大根2.jpg
ポテマカ11.jpg
ポテマカ12.jpg
ポテマカ13.jpg
ポテマカ14.jpg
マスター不在中に私の定番になったスパム。
若いのがマスターにスパムを渡した。
「これ、どーするんだ?」(マスター)
「そのまんま焼いてください」(若いの)
「刺さなくていいのか」
「焼いた後でこっちで切りますんで」
「そうか。じゃぁ任せるぞ」
マスターが店を離れていた間に若いのが私にススメてくれたスパム焼き。マスターはそれをご存じないから火花が散った感がしたぞ。
だがこれで終わらず、焼いたスパムを手に取った若いのがカットしようとして、
「マスター、これもうちょっとですね」
物言いをつけたの。マスターは黙って焼き直して返事しなかったが、若いのに物言いをつけられて内心でムッとしたのではないか。
1年間の療養ふらいで「まだまだ若いのには譲らないぜ」のマスターと、不在の間は「自分が店を守ってたんだよ」の若い者、男同士が火花バチバチ!!でもないが、男の意地と意地が交錯しかけた瞬間だったと勝手に思っています。
スパム11.jpg
スパム12.jpg
スパム13.jpg
ミニビール.jpg
マスターから例の口調で「〇〇さぁん、今日はよかったらカマがおススメだよ」と言われたが、カマはほぐすのが苦手でして。
やはり大振りの牡蠣串の方が好き。
牡蠣11.jpg
牡蠣12.jpg
牡蠣13.jpg
ジャン妻の焼き物.jpg
「これ何だ?」
ジャガイモではないし、タマネギでもない。
「ユリネです」(若いの)
「ユリネ?」
ゆりね.jpg
ユリネ(根)球根か?ではなくて、葉っぱが変形した茎らしい。
ユリネは栽培に時間がかかり、種から始めると6年か7年するそうです。何でか知らんが植えた畑を毎年植え替え、一度植えた畑には最低7年空けなきゃならない。
歳月がかかり過ぎだな。そんな手間と時間をかけた食材を、唯でさえ会計がアヤしいこの店で出されたらどれくらいの金額になるんだろうか。
〆のチーズオムレツ。
数年前、若いのはマスターからチーオムの作り方、フライパンの返し方を教わっていたのを今でも覚えているが、1年かけて安定した店の味、焼き加減になった。
オム1.jpg
オム2.jpg
オム3.jpg
オム4.jpg
チーズオムレツの下にたくさんのレタスが敷かれていた。
焼鳥の下にもキャベツが敷かれる。居酒屋だから野菜メニューはそう多くはないが、いつの間にか葉野菜も摂っているヘルシーな居酒屋でもあるのです。
オム5スパ.jpg
黒い牛2.jpg
10年前に関西担当だった頃(現在は譲渡しました。)和歌山市も圏内でした。そこで飲んだ黒い牛です。(酒蔵は海南市。)
この店では原酒で出される。最初の1杯はいいけど後で効くんだよな~。
つみれ汁.jpg
やっぱりキツいです。ジャン妻は2杯も飲めない。私が半分貰って2杯半。それで酔うんですよ。
お会計はマスターの両手指先で示されました。いち、いち、だったかな。
との12.jpg
マスターには「あまり無理しないで」
若手たちには「今まで店を守って来たんだからもうマスター遠慮するこたぁないぜ。でも過信すんなよ」
そう言いたいです。
コメント(0) 

紀尾井 [居酒屋]

タク1.jpg
「宮ヶ崎町の・・・紀尾井・・・ですか・・・?」
ホテルのフロントで呼んだタクシー運ちゃんは、テノールとバリトンの中間のいいお声を発しながら怪訝そうに首を傾げた。
「あ、〇号車です。宮ヶ崎町の紀尾井、わかりますか?」
「ハイ、ミヤガサキチョウキオイデスネ」
するとナビに紀尾井の番地である宮ヶ崎町94-2が表示され、そのままナビに切り替わったのである。
「凄いですね。ナビに直結するんですね」(ジャン妻)
「ええ、そうなんですが。このナビ融通が利かないんsですよ。その通りにいくとオカシな方向を指示するんで」
そのオカシなナビはすぐ実証された。安倍通りを北上して、馬場町の歩道橋を右折しようとしたり、紀尾井の前の路地から出て来る八千代町の交差点を右折指示したのである。だが紀尾井さんの前は逆一通なので入れない。
「そこの路地だけど、右折できないでしょ」
運ちゃんはまたオペラ歌手のようなお声で言うには、
「そうなんですよ。このナビにもう少し学習能力があればいいのですが・・・」
安部町の交差点を右折、またすぐ右折して浅間通り(宮ヶ崎商店街)に入った。
「1本めを右折して、そこの路地にある店・・・(灯が点いてないな)」
「ああ、ここですか・・・」
もう何台のタクシーにこの店を教えたかね。
タク2.jpg
紀尾井1.jpg
「いいお声だったねあの運転手さん」
「でもやっぱり知らなかったなここ」
店内から賑やかなお声がするぞ。宴会のようだ。
紀尾井2.jpg
紀尾井3.jpg
氷見のブリ1.jpg
冷蔵ケースに脂ののったデカいブロックがある。
「何スかこれ?」
「氷見のブリです。イキます?ただ、おとおし要ります?おとおしがブリ大根なんで。ブリブリになってしまいますが」
ブリ大根にタルタルソースと言いかけたがそれはさすがに止めた。
初めてじゃないかな。紀尾井さんでブリの刺身をいただくのは。
氷見のブリ2.jpg
氷見のブリ3.jpg
氷見のブリ4.jpg
ブリ大根。目玉や目の周りの身も入っていた。
ブリブリ1.jpg
ブリブリ2.jpg
さっそく本日のメインディッシュたる自家製タルタルソース・カキフライ6個添え。
カキフラ1.jpg
カキフライはあくまでタルタルソースの添え物・・・でもないな。カキフライ6個。偶数にしたのは奇数だと奪い合いになるからだが、デカいぞ。
何処のカキなんだろ。浜名湖の牡蠣にしておきましょう。
カキフラ2.jpg
カキフラ3.jpg
カキフラ4.jpg
カキフライにタルタスソースを載せるのではなく、タルタスソースの下にカキフライを置いていただくのです。
ジャン妻には釘を刺してあります。タルタルを制止するんじゃないと。人様のオーダーに口を出してあれこれ言うのは止めろと。
タルタル1.jpg
タルタル2.jpg

カニコロ1.jpg
カニコロ2.jpg
カニコロ3.jpg
カニコロ4.jpg
カニクリームコロッケ・タルタスソース添え&トマトソース添え。
カニコロは、17年前にこの店を書籍で知ってから変わらないメニュー。
その書籍はこれです。2000年発行の太田和彦氏監修の「居酒屋巡礼」
居酒屋巡礼.jpg
私らはこの書籍で紀尾井さんを知ったのだが。当時は、「洒落た内観、メニュー、気さくなご主人と三拍子揃い、「洗練されたお店」、そんな言葉が思い浮かぶ。
「何処が洒落た(笑)」
「昔はそうだったんだよ」
紀尾井さんだって最初っからあんなにボロだったわけじゃないさ。
「2000年だって(笑)。18年前じゃん(笑)」
紀尾井右頁.jpg
紀尾井左頁.jpg
「モツ煮なんかやってたんだ。マグロのやまかけなんかも」
「表のメニューが消えて、裏メニューが表になたんだってよ」
だが変わらないものもある。カニクリームコロッケです。
カニコロ5.jpg
カニコロ6.jpg
タルタル3.jpg
カニコロにタルタルソースを載せるという暴挙!!
「トマトソースに失礼じゃない?」
「タルタルは何にでも合う万能ソースなのだよ」
タルタル4.jpg
タルタル5.jpg
初めて来てカニコロをいただいた時、脇に添えられたパセリの素揚げも斬新で衝撃的だった。パセリをそのまま生で出されたら残すだろうけど、揚げることで他にない逸品料理に昇華したといっていい。
パセリ.jpg

カレー1.jpg
ランチで出されるらしいビーフカレーが美味いぞ~。
ライス無し。煮物感覚で。
カレー2.jpg
カレー3.jpg
カレー4.jpg
「まだ食べる・・・」(ジャン妻)
「え!!!」
私の胃袋を「ほどほどになさい」と押さえるクセに。今宵はどーしたんだ?
スジコとサバの燻製。
燻製1.jpg
燻製2.jpg
燻製3.jpg
お酒.jpg
ワイン.jpg
店内1.jpg
店内2.jpg
これだけ美味いものが続くと、ボロい内装が全く気にならなくなってくるから不可思議である。
ネコもいつくわけである。シロと黒。
クロ.jpg
シロ1.jpg
シロ2.jpg
17年経った。
その間、内装は旧くなった。
唯一新らしかった液晶TVも画面を拭いたら傷ついてしまい、訪問を重ねる毎に線の幅が太くなっていく。
「替えましょうよ」
「いいえトンでもない。まだまだ」
そのうち画面の半分ぐらいの幅になって見えなくなりそう。
ラインがますます.jpg
語る1.jpg店主1.jpg
店主2.jpg店主3.jpg
ジンベース.jpg
無色透明なアヤしいブランデーを飲みながら、今宵ジャン妻は紀尾井さんにあるお願い、相談をしています。
店主は快く賛同、アドバイスもして下さった。詳細は内緒ですが。。。
タク3.jpg
コメント(0) 

麦とろ [居酒屋]

会津若松市内のタクシー運ちゃんは「麦とろ」だけで通じます。
「麦とろ・・・」
「ハイ、麦とろですね」
有名店です。
でもそこで出されるのはコテコテに凝ったグルメ料理ではなく、会津の郷土料理、家庭料理なんですよ。
「東京で高くていいのばっかり食べてっと、ウチみたいなものが食べたくなんだべ」(店主)
私のBlogで取り上げる店の中でいちばん素朴な内容ではないか。
運ちゃんはすぐわかる.jpg
甲賀町口門の石垣脇を通って郭内へ。
麦とろはかつての鶴ヶ城内にある。
麦とろ1.jpg
前回、旦那さんは入院中で不在でしたが、事前に電話を入れてお元気なのを確認済みです。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-06-09
旦那さん.jpg
実は母子.jpg
寛ぐお婆ちゃん2.jpg
寛ぐお婆ちゃん1.jpg
煮物1.jpg
煮物2.jpg
煮物3.jpg
大病で入院された旦那さんは足腰を庇いながらも元気が戻った。
大手術は12時間かかった。主治医、執刀医他、手術室には14人の医者に囲まれた。
「術後すぐは粥でさぁ。消化器系は何も悪くないのに何でオガユ(お粥)なんだよって言ったんだよ。先生にオガユでなくって白いご飯で大盛りでくれって言ったの」
おかずも合わなかったって。そりゃ板前が病院食で満足する筈ない。
「看護婦さんに売店で塩辛買って来てくんないかなって言ったらダメですよって。じゃぁウチの店で馬刺持って来てもいい?ってもダメですって」
病院の売店に塩辛なんてあんのか?でも術後は6日で退院。
「退院してすぐ働くんでしょ?それもダメですよって言われたけど・・・」
「でも働いたんでしょ?」
「働いた。店に出た。寝ててもしょーがないし。走り回る店でもないし」
入院したせいで今年は山菜が出なかったのです。来春には山菜取りを再開するそうです。
店内1.jpg
霜降り1.jpg
霜降り2.jpg
霜降り3&鰊.jpg
馬刺霜降り。舌の上でトロケます。
だけど私たちも齢を重ねたので脂がクドくなってきたかも。
大トロ1.jpg
山に囲まれた会津らしからぬ本マグロの大トロ。
大トロ2.jpg
大トロ3.jpg
馬刺、赤身もいただいた。
赤身1.jpg
赤身2.jpg
赤身3.jpg
赤身と熱燗.jpg
馬肉は会津の食文化です。上越新幹線車中の座席に置いてあるトランンヴェール誌(ご自由にお持ち帰りください)に、戊辰戦争の時、会津鶴ヶ城西出丸にあった藩校「日新館」にいた幕府の蘭方医、松本良順が馬肉による肉食を推奨し、調理は藩主・松平容保公の義姉・照姫が差配したと書いてあったよ。

赤身と南瓜.jpg
鰊2.jpg
鰊3.jpg
南瓜.jpg
厚焼玉子.jpg
ジャガイモ甘煮.jpg
鰊の山椒漬け、厚焼き玉子、ジャガイモを甘辛く煮たもの、カボチャ煮物も。
「お義母さんの南瓜は食べないクセに」(ジャン妻)
麦とろのカボチャ煮物は塩気が強いからです。白菜浸も白菜の大きさと葉の間隔を手触りで判断、塩だけで漬ける。場所によって塩っ気が強いところとそうでもないところがある。
白菜1.jpg
白菜2.jpg
旦那さんが受けた大手術は県下で未だ23例しかないというもの。
「ダビンチもあるんだってよ」
「ダビンチ?」(ジャン妻)
手術するロボットのことです。
「G13が大怪我して自分で自分を手術したのがあったろ」
「ああ、あのマンガね」
高額医療で窓口の負担金額を聞いたら私でも支払える額だったが、負担額の他の保険請求は「!!!!」だった。
「いい手術で必ずなおっげど、心臓を止めるからあまりやりたがらない患者が多いんだと。麦とろさんウチの広告塔になってよって医者に言われてんだ」
「じゃぁこの馬刺を抱えるように手に持って、これで治りましたってやれば・・・」
双方の宣伝になるのではないか。
味噌汁.jpg
検査入院と数値が下がるまでの管理入院の方が長かった。その間も店は休まず。婆ちゃんと、近隣に住む旦那の弟さん(三男)の手を借りて乗り切った。
「婆ちゃんが、店を休むとお客が離れっちゃうからって言うから」
麦とろ2.jpg
リンゴ.jpg
ジャン妻はこの日、来年度以降の人生目標の一環として「麦とろ」さんにあるお願いをしている。
旦那さんは気持ちのうえでは快く引き受けてくれた。
「そういうのは学校なんかに行くよりも、どっかに入っちゃって付いた方がいいんだよ。ウチはいつでもいっから」
「ホテルにショートスティすることになるかも」
「そんな、ウチに泊まればいいっべ」
「言うと思った」
でも。。。
婆ちゃんに伝わったかどうかアヤしいな。
寛ぐお婆ちゃん3.jpg
見上げる.jpg

帰りのタクシー.jpg
会津若松は昔ながらの街なので、スナック、クラブ、キャバクラが多い。特に鶴ヶ城の北にある栄町辺りに。
栄町ったら麦とろの番地ですよ。
麦とろへタクシーで行くにはそんな花街のある一通を必ず走るのですが、新規開業の花輪が出てる新しい店、スナックがあった。まだまだ盛んらしい。
前から気になっていたことがある。街の雰囲気が高崎の柳川町に似ているの。
麦とろの旦那さんは「ここは戊辰の激戦地だったんだ」としか言わないが、七日町の北側にあった磐見町(旧町名で現在はありません。)の花街がここ栄町に移転して、赤線地帯だった時期もあったともいふが裏付けが取れないのだ。
お堅いイメージの会津だがそうでもない夜のカオがあるようです。
コメント(0) 

暖簾が出る前から [居酒屋]

昨日の彷徨い写真集で平成29年群馬ネタはエンドになる筈でしたが、急遽日帰り出張が入ったので追加でUpします。
薄暮1.jpg
まだ薄暮の剣崎。これでも17時前です。
剣崎バス停から歩いています。
実は私、この店が何時からOPENなのか知らないのだ。店にメールしてみたら、即!!返信が!!
「もしかして剣崎に!!オープンは5時半ですが、風が強いので近くにいらしているのでしたらどうぞ寄ってください(*^ー^)ノ♪気をつけて(^_^)/==お待ちしています(*^ー^)ノ♪」
5時半~だったのか。
暖簾が出る前に店を無理やり開けさせるのは本意ではないのだが。
薄暮2.jpg
今夜は早い時間帯に夕食を済ませなきゃならないので。
帰京して都内で飲むのもいいが。年度末のご挨拶を兼ねて来た。
薄暮3.jpg
薄暮4.jpg
まだ暖簾は出てない.jpg
店内.jpg
椅子に座布団が.jpg
「あ、座布団が」
「入れました」
「お手製?」既製品とわかって言っています。
「違うんですよ~」
「あの時は痛かったからな」
「他のお客さんでもいました。こないだ〇〇さん来ましたよ」(〇〇さんとは旅人の惑星さんの本名)
「いつです?」
「〇曜日」
「私がこないだ部下の女性(酔っ払い女)に高崎駅まで送って貰って群馬八幡を素通りしたのは●曜日ですよ」
「高崎まで送って貰ったんですよね」

(何故、知ってるんだ?)

「まさか剣崎か群馬八幡で下してくれとは言えなんだ。そこに何かあるのかと勘ぐられる」
「笑、〇〇さん(私のこと)いないから帰るって」
「帰ったの?」
「いいぇ。しっかり飲まれて行きましたけど。今日はお泊りですか?」
「帰るんですよ」
「えぇ―――――っ!!」
明日の朝9時から健康診断なのです。バリウムを飲むので今夜の夕食は20時までに済ませないといけないのだ。
だからここで早く済まそうと思ったのもあって。
なので数値にひっかるような刺激物は控えないといけない。こういう日に限って鮟肝に☆マーク(おススメマーク)が付いてるんだよな。
お酒も2本と決めた。帰りの電車の時刻もだいたい言っておいた。
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
暖簾は店の中.jpg
まだ暖簾が出ていない。
「どーぞ、注文いいスよ」
「あ、大丈夫なの?竹輪と・・・ざる蕎麦・・・」
舞茸の天ぷらでも良かったのですが。
竹輪1.jpg
竹輪2.jpg
ざる1.jpg
黒っぽい蕎麦です。もちろん乾麺だろうけどこれ何気に汁が美味しいのです。
ズルズルッ。
ざる2.jpg
ざる3.jpg
「年越し蕎麦だな」
「まだ早いですよ」
「年末年始の予定は?」
「31日と元旦だけお休みして、2日から開けまぁす」
今度はこっちが、「えぇ―――――っ!!」
「飲みに来ます?」
「まさか。私もそこまでヒマじゃないよ。でも2日から開けるんだ。私が行く港区の(ビジネス街だから(土)(日)休み)居酒屋なんか・・・

GW前.jpg

・・・4日(木)がまだ河岸が開いてないっていう理由で休んで、5日(金)開けてもすぐ(土)(日)(月祭)だから、9日(火)から開けるって。ってことは10連休ですよ」
「10連休!!」
「まぁビジネス街と官庁街だから(土)(日)は人が歩いてないけどさ」
剣崎の爪の垢を港区に呑ませてあげたいものだ。

2017年1月カレンダー1.jpg

ご存じの方も多いと思いますが、来年度2018年は天皇陛下の退位が4月30日で、新元号施行日が5月1日になる可能性が高い。となると祝日法の規定により(誰が決めたのか)祝日と祝日に挟まれた日を休日とすることで、4月30日と5月2日が休日になり、2019年のGWは10連休となる訳ですよ。
そんなに休んでどうするのか。
2017年5月カレンダー.jpg
「カレンダー業界がタイヘンだそうです。あ、それと、来年度って3連休が結構あるらしいですよ」
以下あくまで(土)(日)(祝)休みのケースで言うと、1月6日~8日、2月10日~12日、4月28日~30日(29日が日曜なので振替祝日になる)、5月3日~5日、(ここで1日に新元号施行になると2日も休日に。)7月14日~16日、9月15日~17日、9月22日~24日、10月6日~8日、11月23日~25日、12月22日~24日。。。
社で行〇事行政窓口を担当している私は背筋が寒くなった。祝日が増えると、平日に自分の首を絞めることになるからである。
「ウチはあまり関係無いスね」(大将)
それは出すものの単価が安いからだと思うな。営業日数で稼がないと。いっそのこと元旦から開けちゃえばいいのにさ。
「2日から開けてお客来るの?」
「まぁ地元の方が、ボチボチと」
「ああ、そう。他に無いし開けてりゃ来るだろうね。開けてないのに(自分)来てるからね」
ホッキ1.jpg
お腹がやや落ち着いたので北寄貝の刺身を。
ホッキ2.jpg
ホッキ3.jpg
ホッキ4.jpg
ホッキ5.jpg
「ボードに鮟肝とかあるね」
「いきます?」
「明日健康診断だよ。数値が。でも☆マーク付いてるじゃん」
「まぁ次回に。鮟肝すぐには逃げないですから。数値高いんスか?」
「いや、肝機能とかは大丈夫。中性脂肪が高めなのだが・・・」
「鮟肝1個にしましょうか~」(ママ)
悪魔のような囁き、誘惑だな。
「いやいやいや、やめとく。でも今これだけだと夜にお腹空くな~」
「そうですよん」
「じゃぁ、焼きお握り、大根の塩漬け」
大根1.jpg
大根2.jpg
大根3.jpg
焼き1.jpg
「初めてですね」
「ですね」
あ、2個もありやんの。
2個で300円ですよ。上大岡なんか1個で350円だから。
この焼きお握りと大根の漬物葉っぱ入りが合うのだ。
焼きお握りは中が熱々。2個は多かったが無理して詰め込んだ。
焼き2.jpg
焼き3.jpg
夜はこれから.jpg
19時25分の電車に合わせて辞去しました。夜はこれからです。また来年ですね。
また来年.jpg
振り返る.jpg
群馬八幡駅.jpg
この高崎行き上り電車が群馬八幡駅ホームに滑り込んだ時、駅アナウンスが無かったんですよ。何やら光ったと思ったらいきなり来たのです。
デ1.jpg
気になることがあるのだ。
ママは私が高崎駅まで送って貰ったことを知っていた。他にも、
「〇〇さん(私のこと)焼きそばお好きですよね?」
「〇〇さん(私のこと)今日は群馬泉ありますよ」
お勘定の時にママは両手の指を立てたんですよ。大船風に。
もしかして知ってるのかなぁ。私のを知ってるってことは当然あの人のも。。。

いずみ.jpg
ショウさんへ。泉もまだ開いてなかったのですワ。灯は点いてたのですが。
義理と人情秤にかけたら両方重たかったので立ち寄った次第でございます。
コメント(2) 

ハシゴ酒、克と梅ふく [居酒屋]

克1.jpg
焼きそばBARの前まで来たら、1階フロア担当の男性が外でタバコ吹かしてる。
ちょっと一服.jpg
「ヘイ」
声をかけたら振り向かれてややギョッとしたように「あ!!」
慌てて煙草を消した。
「吸ってからでいいのに」
「いえ、戻ります。お久しぶりですね」
七でもそうだったが相手が言う「久しぶり」にやや憤りを感じるのよ。いや、七さんや克さんのせいじゃないよ。私を群馬から遠ざけた目に見えない何かの力に憤ってるの。
昨日一昨日も書いたが今回の群馬行は従業員面談で来ています。戻ってから釘を刺された。「そういうのを(面談)〇〇さん(私のこと)がやってるとキリが無いですよ。誰かにやらせないと」って。私が出向くことは正規のルートじゃないからです。
会社が組織の流れを重視するのは理解できるけど、じゃぁ何で従業員が正規のルート以外に私に言ってくるのか考えたことってあるか?
お前ら執行部が選ばれてないのは何故だい?
その執行部への不満だからですよ。私が今日聴き取ったのはそういうことなのです。
このネタになると私も我を忘れてエキサイター(ジューダス・プリースト、知ってますか?)になってしまいがちなのでまずは店内で飲まないと。
店内空いてる1.jpg
店内空いてる2.jpg
ツリー.jpg
2階の掟が書かれた黄色いデカい模造紙は外されていましたね。
かわりにブルーツリーが鎮座していた。
お惣菜1.jpg
お惣菜2.jpg
「あ、焼きそばが無いじゃないか」
「そうなんですぅ。今日は無いんですよ」
仕方がない。あるものでいいや。鶏唐揚げとその春巻みたいなヤツ」
ソーセージの春巻です。
「群馬泉も切らしちゃって」
「他のでいいよ。甘口がいい」
で、何の銘柄かわからないのです。それを自分で燗浸けた。
何て酒か忘れた.jpg
燗を浸ける.jpg
この紙を上大岡に持って帰って私の熱燗チロリを「やったことないから」って投げだしたアイツに、「これ見て勉強しろ」と言いたいね。
これを見せて勉強させたい.jpg
生姜スープ.jpg
いつもと違う肴.jpg
揚げ1.jpg
揚げ2.jpg
揚げ3.jpg
唐揚げが辛いんです。ピリ辛なの。
「辛いから甘口が合うでしょう」
「そうだね」と返したが、私は辛いのにあまり強くない。アタマの頂上から汗まで吹き出してきた。唐揚げの辛さだけでなく、今夜は12月限定の生姜スープまで添えられていたので、身体が暖まったはいいが、むしろ熱くなってきたのです。
たまらずフロアをコトコト歩いて、生ビール小さいのを追加してしまった。
辛いのでビール.jpg
タイカレー味の春雨サラダに惹かれたが、
「パクチーが入ってますが大丈夫ですか?」
「パクチー??」
今流行りのパクチーか。昭和世代の私にそんな草が喰えるわけない。ゆで卵のポテトサラダにした。
ポテサラ1.jpg
ポテサラ2.jpg
また昼間の話に戻りますが、某所で好き放題言って来た従業員たちの不平不満がアタマの中でまた廻り出したぞ。なかなかその気が抜けい。
立ち飲みスペースでひとり飲んでるといろいろ考えてしまうのです。
生ビール追加で燗酒のペースがややダウンして残り1/3くらいになった頃、2階から女性スタッフが手に大皿を持ってドスドス下りてきた。
「あ、間に合いましたぁ。ペペロンチーノ焼きそばです」
「え???」
「ママが急いで作ってくれたんですよ」
焼きそば1.jpg
アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ焼きそばですか。
私はニンニクや唐辛子が苦手でしてね。ニンニクを多く摂取すると翌朝にお腹に来るんです。黒板にお品書きの店のカツオガーリックステーキ、静岡市の廃屋居酒屋のカルパッチョ(チップが載っている)、TVにも紹介された上大岡の煮込み、そういうのをいただくと翌朝調子がいいこと。(美しい話ですみません。)
唐辛子が苦手なのは辛い系が苦手なだけですが。何で唐辛子なんてものがこの世に存在するのかわからない。
でもせっかく急いで作ってくれたのでいただくことにしました。
焼きそば2.jpg
殆どスパゲティですねこれ。
焼きそば3.jpg
赤い唐辛子は摘まんでポイです。
具を先に食べて炭水化物だけにしていただくいつものやり方を実践していたら、こんなデカいキャベツの芯が出てきたぞ。青々テラテラ光ってる。
焼きそば4キャベツ.jpg
焼きそば5.jpg
焼きそば6.jpg
克2.jpg
唐揚げと春巻、ポテサラで充分お腹がクチたので2皿めはいけなかったな。
ペペロンチーノのソースは、ニンニク、オリーブオイル、トウガラシ、塩だけといっていい。だから手早くできたんだと思うな。
で、この後もまだ昼間のネタを引き摺っている。私は意外と真面目で、相手が言って来たことで自分を相手の立場に置き換えて真に受け過ぎるのである。
雑念を振り払い、今日1日をリセットするにはどうすればいいか。何も余計なことを考えずに済み、単に笑いとバカっ話だけで今日1日を忘れるにはどこの店に行けばいいか。
中央銀座1.jpg
中央銀座2.jpg
21時の中央銀座アーケードしかない。
呼び込みさんが私に声をかけないのは何故だ?私の服装のせいか?人相か?
手ぶらで歩いてるからだと思う。見てるとスーツ姿でカバン持った会社員がターゲットになってるのがよくわかる。
21時-1.jpg
21時-2.jpg
引戸を開けたら。。。
できあがっているモーちゃん1.jpg
モーちゃん(店主、マスター)がフロアの柱にもたれて泥酔状態だった。
カウンター向こう側からこっち側に出てきちゃったらお手上げである。
ママと目が合ったので、「止めとこか?」
「大丈夫ですよ~」と受け入れてくれたのは、私はこの店では(群馬の何処の店でもそうですが)真面目でマナーがいいからですよ。ママもそれを知ってるの。
「ダイジョウブダイジョウブ、そこ適当に座って・・・」(モーちゃん)
アンタは全然ダイジョウブじゃないな。ロレツもアヤしいし目も手先もイッちゃってる。足取りもおぼつかない。
小上がりに若い女性が2人いてそっちの対応だけと会話がちゃんとするせいかママの機嫌がイマイチよくないぞ。
処理済~この店はママで持っている.jpg処理済~できあがっているモーちゃん12.jpg
処理済~できあがっているモーちゃん13.jpg処理済~できあがっているモーちゃん14.jpg
17時半開店のこの店は、19時頃からカウンターの常連さんがオモシロがって店主(マスター、モーちゃん)にお酒をススメるので、遅い時間になればなるほど酔っ払ってしまうのである。
アジフライ、トンテキ、といったアブラものはいいトコ19時半までといっていい。(刺身は何とか対応できるかも。)
カウンター上の大皿のお惣菜や、おでんが煮えているので、贅沢を言わなきゃ何とか飲めるのである。
でも、アジフライ喰いたさに店主が酔ってない早い時間帯に来店しても、それはこの店の真の姿じゃないのである。私もアジフライ喰いたさに早い時間帯に来たことはあるが全然オモシロくないのだ。いつからか遅い時間帯にしか来なくなった。
おでん鍋.jpg
崩れたおでん1.jpg
おでんのガンモが破けてる。
煮崩れたんじゃなくて、モーちゃんが箸で摘まむ時に穴開けて裂いちゃったんです。
「あ、破いたでしょ」
「気にしない気にしない。味は一緒だから」
崩れたおでん2.jpg
アーケード崩落時のヘルメット.jpg
これは大雪でアーケード屋根が崩落した時に高崎市から配られたヘルメット。
「まだあるんだ?向こう(崩落した北、本町側)は工事始まってるのに。こっちは工事しないの?」
「このまんまだそうです。ってことは落っこちたらこれ(ヘルメット)を被れってことよね。でもひとつしかないのよ。マスターの分だけ。屋根が落ちてきたらアタシはどうなるのかしら?」
「逃げましょう」
正面斜め前.jpg
黒く塗り潰してる?.jpg
「あ、カレンダーの赤日(定休日)が少ないですね」
「18日(月)と25日(月)は営るんです」(ママ)
12月の売上ノルマ達成に届かないとみた。こうやって飲んだくれてないでもっと料理に専念すればもっともっと売り上げが上がるんじゃないかい?
崩れたおでん3熱燗.jpg
不思議な店だ。
ヘンな店といっていい。
店主と客の境目、垣根が取り払われてしまう。でも取り払うのは酔っ払った店主自身なのだ。
22時-1.jpg
22時-2.jpg
時刻は22時になろうとしていた。
この店の営業時間としては遅い方。
店を出たら昼間の雑念は消えていた。店内の明るさや、どーでもいい雰囲気にかき消されてしまったようだ。
夜道を歩いているとニヤニヤ笑いがこみあげてきた。それまで鬱々してたのは何だったんだって自分自身に苦笑したのです。
コメント(2) 

七、男七人、女っ気ゼロ [居酒屋]

面談疲れを引き摺って、今宵は群馬八幡に行こうか通町にしようか迷ったのですが。
聖なる酔っ払い女が高崎駅まで送ってくれた。
送ってくれた車内の会話はさきほどの面談内容のリプートバージョンになってしまった。
「私たちも言ったからってすぐ改善されるなんて思っていません。そういう風に思ってるのをお伝えしたかったのです」
高崎駅まで送って貰ったが為に、群馬八幡行の信越線、またはバスの時刻がズレてしまったのです。
今年になってバスのダイヤが改訂されて本数少なくなったし。
八幡は諦めて通町へ。
七1.jpg
夜になってますます風が強くなった。その風は上州特有の乾いた風で身体の芯が冷えてきた。
風に押されて開かない扉を力ずくで開けたら、ギ・ギ・ギギィ~と不気味で軋んだ音がした。
七2.jpg
「お久しぶりっスね」
「半年ぶりかな」
「もうこっちには?」
「あまり来れなくなった。こっちの部下が育って任せられるようになったんだよ。自分で動かずに人にやらせろって。下の者が育つってことは会社としてはいいことだけどね」
「でも寂しいじゃないスか」
寂しい?
そう見えるかね。確かに寂寥感はあるかも。
でも意味が違うけど、アナタはいい相手いないのかなぁ。いい男なのに。
久々なのでグランドメニューも撮りました。
メ1.jpg
メ2.jpg
メ3.jpg
メ4.jpg
メ5.jpg
メ6.jpg
マ1.jpgマ2.jpg
「奥さんお元気スか?」
「うん。内勤でこっちには来なくなった。そういえばアタシも七行きたいって言っとったですよ。高崎では七がいちばん美味しいって」
「そ、そうっスか?そんなことはないですよ」と謙遜しながら満更でも無さそうである。この地で7年、そろそろ自信をつけてきたのだろう。
おとおし1.jpg
お、何となくマトモなおとおしが出たじゃないですか。
揚げた魚を醬油で甘辛く煮付けてあった。ビールにも合う。
端にあるタラコ?これはショウさんに出しちゃダメだよ。
おとおし2.jpg
「和牛、牡蠣フライ、赤ワイン煮・・・ゆっくりでいいよ。滅多に来れないからガバッと喰おうかと」
「和牛は焼きじゃなくてタタキの方スね?」
「そう」
タタキも表面だけ焼きつけ。物凄いアブラのノリだな。
和牛1.jpg
和牛2.jpg
和牛3.jpg
和牛4.jpg

カキフラ1.jpg
牡蠣フライもまぁまぁかな。タルタルソースでもありゃぁいいのにな。
カキフラ2.jpg
カキフラ3.jpg
カキフラ4.jpg
添えられてるのは相変わらずトマトのタタキ。この小さく刻むのって何か意味あんのかな。
トマトのタタキ.jpg

赤ワイン煮1.jpg
牛スジ肉の赤ワイン煮。パンの1枚でも添えてよ。
前はジャガイモがもっとゴロゴロ入ってたがな~。
赤ワイン煮2.jpg
赤ワイン煮3.jpg
赤ワイン煮4.jpg
ブツクサ書いてますがどれも美味しいですよ。でも次にお隣さんに便乗した刺身盛りですが、1枚か1枚ずつ置いてあるだけ??
刺身1.jpg
刺身2.jpg
刺身3.jpg
ここで私、1合しか飲めなかったのです。酔ったの。
ボードに無造作にベタベタ貼ってある酒のどれかを飲んだのですが、薄濁りだったのです。ガーンと応えた。
正面.jpg
お酒の数々.jpg
「柿クリームチーズ載せはもう終わった?」
「先週で終わちゃったんですよぉ」
この会話をジャン妻に伝えたら、
「柿が終わった?今まさに柿の時期じゃないの」
さては仕入れるのを忘れたな。
銘柄は忘れた.jpg
アタマの隅に今日の面談内容がくっついて離れない。
時折「はぁ・・・」←私のため息
「どうしたんスか?」
「あ、ゴメンゴメン聞こえた?気にしないでくれ。ちょっといろいろあってね」
あ、そういえば今宵は店主の好きなビートルズのBGMが流れてないな。だから私のため息が店中に響いちゃったのか。
ウチの社員に稲垣甚八(仮名)ってのがいてさ。名前を省略してイナジンって呼んでます。ジョン・レノンのイマジン(1971年)のひっかけですよ。
本人も気に言って周囲からイナジンイナジン呼ばれて返事してやんの。だけど、「イマジンって何ですか?」って言われて私は愕然とした。ジョン・レノンもビートルズも知らないって。そういう世代なんですね。
知らなくても後年のカバーとかあるだろうに。
昭和は遠い彼方なんだな。来年は改元だし。
男性率高し1.jpg男性率高し2.jpg
男性率高し3.jpg男性率高し4.jpg
七3.jpg
色気の無い空間だった。ALL男性だったのです。
私が入店してすぐは左右に初老の男性1人ずつ。後から若い男性2人ともう1人に挟まれた。
女っ気ゼロだった。私も含めた客と店主合わせて合計七人、野郎ばっかしの七だった。
コメント(0) 

和が家の椅子 [居酒屋]

和が見えてきた.jpg
群馬八幡駅前通り。
歩いている人よりも走り去るくるまの方が多い道。
自分ひとりで歩いてたつもりが、いつの間にか私の背後から他の人が歩いてくるとイヤ~な感じ。振り返った私を見て相手もギョッとしたりする。
駅前の迎えがない女子高生や女子中学生は、私を避けるように足早に歩いていった。
和1.jpg
しばらく洗ってなさそうな汚れた褌をくぐると「お帰りなさい」の声がかかる。
和3.jpg
おや?カウンター椅子が新しくなったぞ。
大将の手作りらしいね。ニスを塗った板が光っている。
椅子が変わった1.jpg
椅子が変わった2.jpg
店内1.jpg
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
牡蠣フライ1.jpg
「カ、カキフライ・・・」
「あ、カキフライなんてあったんだ。ワカサギの天ぷら頼んじまったよ」とボヤいたのはカウンター右にいる工務店風のオヤっさん。滞在中ずーっとボヤかれてましたね。お仕事のこと、最近の若いモンのこと、今朝は早く出て東京まで行って来たが、明日の夜まで何も予定はないんだよ~、って。
家では話を聞いてくれる人がいないのかも。
大将もママもボヤきを聞いてあげている。人の話を聞くのが苦だと居酒屋の店主やママにはなれないでしょうね。
牡蠣フライ4.jpg
オリジナルのタルタルソースを期待したのだが市販のソースかな。
牡蠣フライ2.jpg
カキフライは2通りあってですね。
火を通すことで牡蠣に旨味が凝縮されてるのは当然ですが、外側です。衣がガリッ、衣がしっとり、この差が意外に大きい。最初の食感、歯触り、舌触りが大事なのですよ。この店の鶏の唐揚げはフンワリタイプじゃなかったかが、この店のカキフライは衣がガリッとしていて私の好みだった。
牡蠣フライ3.jpg
この記事は11月のものなので、TVに第5次安部政権の顔触れ、北朝鮮の脅威、米国大統領の赤ら顔が映し出されたら、店内が昨今の政治談議になったよ。
居酒屋で政治と野球ネタはタブーといいますが、群馬の居酒屋って至極当然のように政治ネタが飛び交ってます。選挙演説期間中や投票日の夜なんぞは当選結果がわかっているのにあーだこーだ。
それだけボヤき易い店ではある。私もボヤいた。
「なかなか来れなかったですね」
「10月は忙しかったのだよ」
10月だけね。私はカバンから折りたたんだ10月の作業テーブルを取りだした。A3用紙を4枚繋いだ作業マップ(A1サイズ)で縦に現場の名前が100並び、横に作業項目が10並んだパズルのようなもので、担当者の欄には私の名前もあるが10人いる草の者たちの名前がズラリ載っている。
「こんなにあるんですか?」
私は担当者の欄を指して得意気に言った。
「これ、ぜ~んぶ私の部下」
「ええっ!!」
部下たって正規の部下じゃないが、段々と陰でなくなりつつある非正規の部下たち。
「皆、女性だから気ぃ遣うよ」
次に群馬の欄を指した。「群馬はこっからここまでで・・・」・・・そこには草6号の本名がズラリと並んでいた。
「コイツ(草6号)に任せられるようになったから自ら群馬に来れなくなったんだよっ」
贅沢で我が儘なボヤキだと自分でも思った。
「でも人が育つってことはいいことですよ」
カワハギ1.jpg
大好きなカワハギ。肝が小さいけど。
「いいカワハギが入りましたってご連絡しようと思ったのですが。椅子の座布団が間に合わなかったので連絡できなかったんです」
そういえば新しい手絵作りの椅子、ケツが痛いな。長く座ってると尾骶骨の辺りが痛くなってくる。
カワハギ2.jpg
キーマ1.jpg
キーマカレーのライス無し。
川崎の丸大ホール食堂に「カレー具」というメニューがあって、カレーライスのライス無し、具だけバージョンを思い出したので。
生ビールの小さいのが並んでますが、キーマカレーで榛名の名水が産んだ銘酒、船尾瀧をいただく暴挙。
煮物感覚でいただきました。
キーマ2.jpg
キーマ3.jpg
船尾.jpg
オジさん談笑中.jpg
しばらくボーッとしてたら群馬の名産の話題になっている。
「ひもかわうどんとか焼きまんじゅうとか、他所でこれが群馬の名産ですって恥ずかしくって言えないよ~」とボヤいたのは私のすぐ右にいる常連さん。
私も会社に焼きまんじゅうを土産に買って女性陣にヒンシュクをかったことがある。あれはガスレンジのある厨房が無いと無理だって。
「群馬って何でも野菜が採れる代わりに、これが群馬っていう名産が無いんですよ」(大将)
水沢うどん、蒟蒻、そういうのは地元では名産って威張れないのかな。
「海が無いから群馬の魚ってのもないし」
私は過去にこの店で出された意外な魚を挙げた。
「ヤガラとか。八角とか」
「ガハハハ。あれはたまたま」
「ハチビキとか」
いずれも白身の魚。
「竹輪磯辺揚げがあるじゃないか」
「ガハハハ」
「カリッと揚げてくれ」
「アイ」
揚げ物は早いのですこの店。
竹輪1.jpg
竹輪2.jpg
竹輪3.jpg
竹輪4.jpg
意外に美味かったのがこれ鮟肝。
鮟肝1.jpg
鮟肝2.jpg

椅子が変わった3.jpg
お会計して固い椅子からズリ落ちるように下りた。
私はケツの辺りをさすった。腰までピーンときてる。
タク1.jpg
タク2.jpg
タクシーで椿町へ。
後部座席が尻と尾骶骨に優しく感じられた。普段オフィスのOA椅子に慣れてるせいか、直角の板椅子は腰によくないね。
「次回までには座布団をご用意しますのでお尻に謝っといてください・・・」(ママ)
次回は座布団があるだろう。もしかしてママの手作り座布団かも。
コメント(2)