So-net無料ブログ作成
検索選択

七時の七 [居酒屋]

七1.jpg
最近の群馬出張は日帰りばかりなのですが、ひとつ難しい案件が発生したので、他のネタと併せて高崎に1泊する旨を申請したらOKが出たのです。
そしたらジャン妻が、
「アタシも行こうかな」
「???」
アナタ忙しいんでしょ?「行こうかな」って言って来たのはちょい前の居酒屋記事で、ひとりで上大岡、ひとりで新子安、ふたりで・・・、最後は紀尾井で締めましたが、その頃なんですよ。毎晩カリカリしてた佳境の時期だったの。
「七に行きたいのよ」
「ナナぁ?」
激務の合間で忙中閑有なのか。
まぁ気晴らしもいいか。翌朝早く起きて9時に東京本社に入れば問題ないし。
「じゃぁホテル取れるなら取ってよ」
でもジャン妻が希望する日、「この週のこの日なら行ける・・・」・・・その日が私の公用スケジュールアポと合わず私は2泊するハメになった。1泊めは群馬八幡で合流したのはその翌日です。ジャン妻は多忙な最中、瞬間的に開き直ったかのように17時で強行上がり、高崎駅に18時半に到着した。
七2.jpg
七3.jpg
七4.jpg
7時の七。
予約済み。七に予約なんて何年ぶりだろ。旅人の惑星さんと初めてお会いした時以来じゃなかろか。
既に先客がいた。よくいる常連さん。前回もいたな。
向こうの方が年上なのでこちらから声かけた。「こんにちは?」
「アラ?」
ジャン妻は、「七ってそこにいるお客さんによってはウルサい時があるからね」なんて言うから、私が常連さん側に座った。
お品書き3.jpg
お品書き2.jpg
お品書き1.jpg
マスターと常連さん.jpg
「久しぶりですね」
「ホント、2年ぶりかな」
「私は先月来たよ」
「アタシは来てないっ!!」
「もうあまり来れないんスか?」
「ええ。まぁね。この人(私のこと)と違って内勤だし。自転車電動じゃなくなったの?」
「ええ、健康の為に。バッテリーがもう古くなってきたのもあって、だったら普通のに変えようかと」
「そろそろくるまの運転免許取れるんじゃないの?」
高崎に住んでた頃、マスターは免停、いや、免許取消になっている。それで自転車に鞍替えでざるを得なかったのだが。仕入れでも何でも同業者や周囲が助けてくれるのに慣れて、今は自動車不要の生活に慣れちゃったらしい。
「だから彼女ができないんだ」
「しーっ」
マスター3.jpg
最初の膳.jpg
まぁまぁのおとおし。旬だからね。
まぁまぁかな.jpg
和牛タタキ。
「凄い脂のノリね」
醬油小皿に油が浮いたからね。
和牛1.jpg
和牛2.jpg
炙りキンメとマダイ。
キンメとマダイ1.jpg
キンメとマダイ2.jpg
燻牛串カツ。
燻和牛串カツ.jpg
マグロのカマトロネギマ焼き
マグロネギマ2.jpg
マグロネギマ1.jpg
穴子豆腐玉子とじ。
穴子豆腐玉子とじ1.jpg
穴子豆腐玉子とじ2.jpg
マスター2.jpg
お酒の銘柄.jpg
目の前に貼りだされた日本酒の銘柄に赤城山があった。
如何にも群馬そのままだね。そしたら隣の常連さん曰く。
「京都に行ってきたんですよ。そこでお祭りの話題になって、どっから来たの?って聞かれたから、高崎からですって答えたんだけど・・・」
「安中じゃないんスか?」(マスター)
「安中なんて言えないわよ。で、高崎に山ってあるの?って聞かれてさぁ。3つあるって答えたんだけど」
「もしかしてその3つって?」(私)
「わかります?赤城、榛名、妙義って答えたらその場がシーンとなっちゃって。相手が言う山ってのは山車のことだったのよね」
「お祭りの山車(ダシ)?」
「そう。山ってのは山車のことだったんですよ」
山車(ダシ)は場所によって、山、曳山、山鉾、山笠、他、様々です。山が付くのは神様が降臨し易いからとも。
「言ってやったワ。高崎には40ありますよって」
「山車が40も出るのは何か大きい記念の年でしょう」(私)
「そうなの。通常は20台くらい。京都の人ってさぁ・・・」
・・・の後は省略します。その京都の人は上毛三山を聞いてどう思ったのか知らないが、京都に住んでる人が群馬に興味を持ったとは思えないし、20台の山車を見に来るとも思えない。京の都から見たら東国は古来から被支配者層だから、そういう観点は現代でも拭えていないのではないだろうか。
七5.jpg
「七の何処がいいのさ?」
「う~ん。。。」
「???」
「何か好きなのよ」
まぁチャラチャラした店じゃないからね。地味な方だし。モテそうでモテないし。(失礼)
コメント(2) 

焼きそばBAR [居酒屋]

克1.jpg
2ヶ月前のネタですが。
今年の3月20日春分の日にメトポリで開催された「酒の会」翌日の夜。
奥にマスター、フロアにいる男女は前夜の参加者たちらしいです。
ひとびと1.jpgひとびと2.jpg
メトポリって1泊12000円以上する駅ビルに隣接した高いホテルでしょう。私がこっちに転勤してた頃、私をトバした東京のおエライさんたち複数がよく泊まっていた。
私はメトポリを利用したことは一度もないです。シングルでもっと安いホテルがありますから。
おエラいさんたちがそういう高いホテルに泊まるから平成25年頃に宿泊上限枠が設けられたんです。地方出長で10000円超過は相成らぬとお達しで、上限が10000円になった。
今は群馬は出張圏内にあらず、極力日帰り、そんな空気になっている。ウチにはそういう曰くつきのホテルなのです。
そこで開催された酒の会、会場費も高かったんじゃないかな。そういうイベントって持ち込みの兼ね合いがあるから打ち合わせがタイヘンそう。
参加された方のBlogを見たら、参加者200名、日本酒100種類、8つの蔵元、ゲストに群響の減額四重奏まで?
http://d.hatena.ne.jp/walden/20170321/p1
ホテル会場は明るいので、明るい下での昼酒は相当にメートルが上がったと想像されますが。
会場費や参加費幾らしたんだろうね。
その酒の会の話題で盛り上がっていたが、私は入り口左にあるスペースで我関せず。
私の場所1.jpg
ここは私の場所。他の人が利用してるの見たことない。利用者が少ないからという理由で撤去されたくないので是非ご利用ください。
立ち飲むにしても中央で店側と語りながら飲みたい人が多いのかな。
私は日本酒談義なんかしてもツマんないだけだと思うんだがね。くるまの話題と一緒だよ。
仕込水.jpg
語らいを押しのけて中央のCOD(キャッシュオンデリバリー、現金引換え)で群馬泉と肴を購入。
「焼きそばですね」
「うん」
「生姜要らないんでしたっけ?」
「要らない。あると酒の香が飛んじゃうから」
自分で燗を浸けます。
湯煎1.jpg
盃の底には克。
さかずき.jpg焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
2皿いただいた。
具が多い焼きそばですな。
ソーセージ、キャベツ(芯も)、ニンジン、ピーマン、それらの具を先に喰って、焼きそば炭水化物ソースだけの丸裸にするのです。
焼きそば3.jpg
焼きそば4.jpg
焼きそば5.jpg
焼きそば6.jpg
焼きそば7.jpg焼きそば8.jpg
焼きそば9.jpg焼きそば10~キャベツの芯.jpg焼きそば11.jpg
焼きそば12.jpg
2皿めです。青海苔も紅生姜も要らない。このシンプルさが燗酒を引き立てる?
主役は焼きそばで、私の中では燗酒は脇役、添え物ですね。
焼きそば13.jpg焼きそば14.jpg
焼きそば15.jpg

克2.jpg
これは4月半ばに行った時のもの。
ガ・ラ・ガ・ラ・・・・
誰もいない1.jpg
誰もいない2.jpg
誰もいない3.jpg
誰もいない4.jpg
誰もいない6.jpg
誰もいない7.jpg
「誰もいないのか?」
「そうなんですよ~」
世間でいう給料日前だからか。
湯煎2.jpg
見事に誰もいない。静か過ぎるくらいである。
要らないTVの音と、自分で燗浸けていつもの場所に歩む私の靴音しかしない。
焼きそば21.jpg焼きそば22.jpg
焼きそば23.jpg
今宵はナポリ焼きそば。
スパゲッティナポリタンのように、ソースに偏ったものじゃなくて、サラッとしたナポリ味。
例によって2皿。誰もいないので私がヤマにしてしまった。焼きそば24.jpg
焼きそば25.jpg
焼きそば26.jpg
焼きそば27.jpg
誰もいない8.jpg
下りてきたマスターもヒマそうである。
「あ、どうもいらっしゃい」
「お世話になります」
「群馬泉と焼きそば?」
「そう。ワンパターンで・・・」
私はもう2階に上がることはないだろうな。
誰もいない5.jpg
定宿.jpg
コメント(0) 

和が家の監視下 [居酒屋]

高崎市泊、定宿前のバス停にいます。
5月から群馬バスのダイヤが改正されました。
高崎駅前バス停、ホテルの向かいはあら町銀行前バス停から群馬八幡方面のバスも本数が少し減ったようです。(1本/1時間程度)
19:01発が19:31発になる。30分のロスは大きい。
この時は4月で、ダイヤ改正の告知が貼ってあったのですが。
バス停.jpg
フォントが見難い!!
老眼のせいで?時刻が読めないのです。
夕方だから?翌朝チェックアウト後に見たら何とか読めましたが、夕刻から夜にかけては全く見えないですね。
バス1.jpg
バス2.jpg
バス3.jpg
バス4.jpg
車内は爺さん婆さんばかり。
この連中があんな小さいフォントを読めるわけない。私が読めないんだから。
剣崎バス停で下りる際、運ちゃんに言いましたよ。
「あら町から乗ったから・・・360円だよな。(チャリン、小銭を入れる音)ダイヤ変わるんだって?バス停に貼ってあった時刻表は字が小さ過ぎて読めねぇよ。あんな小せぇ字を読める年寄りはいねぇよ」
「あ・・・そうですか。すみませぇ~ん。。。」
その後で改訂したかどうか知らないけど。多分そのまんまだったんだろうね。
店1.jpg
今週の月曜、急遽群馬出張が決まったとほぼ同時にママからCメールをいただいた。
その内容は、
「こんにちは。ハチビキのいいのと白エビが入りました。ご来店お待ちしております。でも急には無理ですよねぇ」
ハチビキ?
白いエビ?
ハチビキ(赤サバ)は刺身、白エビはかき揚げに違いない。
行くの無理ですよねどころか今週行くんだけど。
タイミングが絶妙過ぎる。過去にも何故か私がそっちに行くタイミングが見えるかのように、行く直前にこういうCメールが来るので。
私をどっからか監視していないか?
隠しカメラか盗聴器でも仕掛けられていないか?
「私の頭上にドローンでも飛ばしてるだろ?」
「アハハハ(笑)、バレました?(笑)」
旅人の惑星さんにもお誘いがいったそうだが大会前なので自重したそうです。
店2.jpg
暖簾.jpg
白エビとタマネギのかき揚げか。ざる蕎麦と併せたら美味かろうな。
「じゃぁかき揚げ、チクワ、ざる蕎麦」
「いきなりざる蕎麦いきます?」
「もしかしてお昼抜いたとか?」
「抜いてないけどちゃんと食べてない」
「そんなにお忙しいんですか?」
「忙しかったら群馬には来ないですよ」
店内.jpg
静かな店内。
今日は託児居酒屋ではないな。
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
かき揚げ1.jpg
かき揚げ2.jpg
かき揚げ3.jpg
チクワ.jpg
チクワとかき揚げ.jpg
桜海老より上品で美味しい。カラッと揚がって胃にもたれない。揚げ物だけは上手だなこの店は。
蕎麦もまぁまぁ。市販の乾麺だろうけどさ。汁が甘しょっぱくて美味しい。
ざる蕎麦1.jpg
ざる蕎麦2.jpg
ざる蕎麦3.jpg
「市内に美味しいお蕎麦屋さんがあるのにぃ。ウチなんかのお蕎麦ですみませんねぇ」
「いいんだよこれで」
私は蕎麦専門店とイマイチ相性が悪い人生を送っている。自分でも美味し蕎麦が出されてもよくわからないので、そこらで売ってる乾麺で充分なのかも。
ざる蕎麦4.jpg
この店では洒落たBGMなんかないので、TVでは歌謡番組が流れていた。
それも青い山脈とか、YMCAとか、健全な?歌ばかり。
「歌いますっ?」(ママ)
「歌わないですよっ」
ざる蕎麦5.jpg
お腹が落ち着いた~。
では船尾瀧をじっくり飲みますかね。肴(魚)はハチビキ。
ハチビキ(葉血引)、赤サバとも。サバとは違います。身は赤くてマグロに見えなくもないが、味は白身です。味は脂ののったムツのような。
ハチビキ1.jpg
ハチビキ2.jpg
外見が赤く、さばいた身も血まみれに見えるので敬遠されて流通に乗り難いとか。
私は釣りしないけど釣り人の中でも外道扱いされたりするそうです。外見だけで判断されて可哀そうな魚。美味しいのに。
スーパーで売ってても主婦層は敬遠するかも知れない。
前に食べた時。http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-12-17
「東京でも何処かで食べたって仰ってましたよね」
よう覚えとるな。都内で食べた時です。http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-12-27
都内で出されてもハチビキなんて知ってる人はあまりいないと思う。まさか群馬八幡で食べたことがあると言っても信じて貰えないかも知れない。
流通に乗らない、外道扱い、ということは仕入れが安いに違いない。
蛍烏賊1.jpg
蛍烏賊。
「ちゃんと目玉を取ってあるね」
「モチロンです」
よくぞ言ってくれたとばかりに胸を張る店主。
蛍烏賊2.jpg
西京焼1.jpg
西京焼2.jpg
交わした会話は、
群馬の気候のこと。
最近の若者のこと。
口の利き方、注意の仕方。
ボヤキ、ボヤかれたり。
他愛もないネタで2時間弱過ごしました。
帰りのタク.jpg
「私の頭上にドローンを飛ばさないでくれる?」
「今、格納庫にしまってあります」
「どんなドローン?店の名前が書かれた垂れ幕が下がって空を飛んでるとか」
「笑」
後日、私の誕生日にもCメールが来たので、
「何で知ってるんです?」
「〇〇さん(私のこと)のことなら何でもわかっちゃうんです」
「さてはドローン飛ばすだけでなく私の個人情報をスキャニング?厨房の奥にスーパーコンピューターがあるんでしょ。あ、私はカード持ってないか」
どうも私はこの店の監視下にあるようである。
コメント(2) 

ナメロウダブルの夜 [居酒屋]

ナメロウダブル1.jpg
これはイワシのナメロウ、ダブルサイズバージョンです。
イワシ2匹、山盛りのネギ1本、ミョウガ2本、薄めの味噌をたたいてやわらかく仕上げたもの。
「お二人別々に盛りますか?その方が喧嘩しないと思いますが」
別々にしても、どちらか先に平らげたら残った側に箸を伸ばすので結局は諍いになるかも知れないのでひとつ皿でお願いしたらこうなった。
ナメロウダブル2.jpg
ナメロウダブル3.jpg
通常のお皿に載りきらず、盛り合わせ用の大きいお皿。
「ひとりでこれだけだと多いでしょ」
1人前を2皿喰ったことある。
「写真撮ってUPしないと・・・」(Jr)
ギクッ!!
「バレとるな」
「うん」
でも内緒だぜ。

5時-1.jpg
5時-2.jpg
おすすめ表.jpg
おすすめ裏.jpg
月中(ツキナカ)恒例、ジャン妻と2人で来たとこ。
上大岡駅で地下鉄下りてホームに立ったジャン妻が気怠そうな表情をしていた。
歩調も遅い。階段もゆっくり上って来る。
地上に出ても歩みがやや遅い。
疲れてるのか?もう繁忙期は過ぎた筈だが。
「どうしたん?」
「何だかボーッとして」
「貧血かな」
「かも。レバレバ」
「3本?」
「うん。アタシそのうち2本食べる」
「・・・」
かくしてこうなった。最初から4本にして2本ずつ分ければいのだが。
レバ.jpg
何処よりも早く焼き上がる半生レバが焼き上がる前にマスターの姉さんのポテサラ。
最初の膳.jpg
ポテサラ.jpg

そら豆1.jpg
そら豆アッチッチ~。
ジャン妻に剥いて貰った。
「それだと空豆でも何でもかんでも奥さんにやって貰ってるんでしょって言われるよ」
「もう言われている・・・」
上手く剥けないんだから仕方がない。この日の前日昼に某現場でカロリーオフを謳ったキーマカレーのレトルトを押し付けられた。
恥ずかしいことに私はそこに鎮座してあった電子レンジ操作や温度設定、温め時間がわからず、女性スタッフにチンして貰ったのです。
できあがったキーマは熱々で開封しようにも指先が、「アチッ」
控室のドアにまた女性事務員が立っていて、「大丈夫ですかっ?もういいですアタシがやりますっ」
「あの人は自分では何もできないらしい。(経理の)奥さんに全部やって貰ってるんじゃないの?」
「この空豆の剥き方を見られたらまた言われるな」
私は自分で何でもする人じゃない。誰かにして貰う人なのです。
そら豆2.jpg
そら豆3.jpg
不格好な長茄子を焼いたもの。
「茄子好きなのよ。アナタ食べないから」
この茄子は流通に載らない規格外の茄子を安く仕入れてるのではないか。
なす.jpg
桃色吐息ならぬ桃色盃。またこんなイロの盃で出したな。
桃色吐息.jpg
替えてもらいました。
粗めに替えて貰った.jpg
つくね、トマト、うづら、トンヅケ、イビツなサガリと続く。
つくね.jpg
トマト.jpg
ウヅラ.jpg
トンヅケ.jpg
サガリ.jpg
赤魚粕漬。ジャン妻が粕漬苦手なので家ではまず出ない焼き魚。
粕漬け1.jpg
粕漬け2.jpg
TVでも取り上げられた煮込み。長年赤味噌味かと思いこんでいたのですが醬油味だそうです。
煮込1.jpg
煮込み2.jpg
久々の焼きお握り。これも熱々。
締め1.jpg
締め2.jpg
予約客がどんどん入って来るので焼き場がキャンプファイヤー状態になってきた。
レギュラーメンバー揃い踏み。皆さん目が真剣で動作も機敏。
「テーブル何番さん行ける~?」
「行けます~」
名指しされるまで突っ立ってるのでなく率先して名乗り出る。こちらも見てて気分がいい。混んでる時ほど店側もお祭り気分になり士気も高揚するのでしょう。
「今日は締っている?」
「うん。皆気合入ってるね」
気合.jpg
18時45分の12名客.jpg
「6時から離れに12名・・・」と言っていたお客さんたちらしい。
夜はまだまだこれから。店も今からピークを迎える。

小雨に濡れる大岡川の鯉幟たち。
もうこどもの日もGWも過ぎてるのに。
濡れた鯉幟.jpg
「何だか安かったね」
「う~んそうだな。勘定間違っとりゃせんかな」
コメント(0) 

スパムステーキの夜 [居酒屋]

ジャン妻は前月の締め作業で帰宅が遅いのですが、5月の時期は彼女だけ多忙なのではなく、珍しく、珍しく、ホントに珍しく、私まで多忙になった。春の新卒入社数に併せて案件が膨大に増えるのです。
この日の私は神奈川県内で17時前にUpして、いつもだったら上大岡辺りに飲みに行くのに、東京本社に帰社したのですよ。そこで改めて翌日のデスクワークを始めた。
帰社したらジャン妻もいて、「あら?戻って来たの?珍しいわね?」という表情。
こっちのデスクワークも片付かない。21時過ぎて、
「キリがいいんだけど」
「じゃぁこっちも電源落とすワ」
店1.jpg
電話を乗り継いで今週2連チャンで行った店。
2夜連続で行くような店じゃないけど。メンタル的に明るい気分じゃない時に相応しい店なのだ。何故かというと、店の灯や雰囲気が薄暗いから。こちらも気兼ねなく暗く険しい表情でいられる。
以下、第1夜の写真。
憮然1-1.jpg
店内1.jpg
最初の膳1.jpg
おとおし1.jpg
スパム1-1.jpg
メニューも見ないでオーダーしたこの店の名物、スパムステーキ
スパム1-2.jpg
スパム1-3.jpg

生ハムとアスパラチーズの揚げ春巻
春巻.jpg
ベビーホタテのワイン蒸し。(ガーリック)
ベビーホタテ1.jpg
ベビーホタテ2.jpg
春キャベツと新玉ネギのコンビーフ炒め。
春キャベコンビーフ1.jpg
油でテラテラ光るキャベツ。芯もしっかりと入っている。
春キャベコンビーフ2.jpg
春キャベコンビーフ3.jpg
ここで交わされた会話?
ジャン妻の部署で抱えてる諸問題や、私が外出で不在中の不穏な社の空気ですよ。
「上大岡へ行こうって気にならなかったの?」
ならなかったのである。3月~4月半ばのジャン妻多忙期、私は上大岡、新子安、北鎌倉とかでひとり飲みして暮らしたが、同じ会社でワイフが毎日残業なのに、自分だけ明るいうちから飲むのに、自己嫌悪までいかないまでも疑問符が付いたのだ。

会計して出ながらマスターに、
「明日もお世話になるかも・・・」
私自身が抱える業務のボリュームを考えてそう言った。
「ちょっと!!」
「何だかそうなりそうな気がする・・・」
「是非座日お待ちしております!!」←頭を丸めたマスター。
そしたらホントに2連チャンになったのである。翌日、また私は神奈川県中部で16時半にあがり、帰宅しないで東京本社に戻って再出社した。
そこでまたカタカタとデスクワーク。

2回目の今夜は21:30になろうとしていた。
「ラストオーダー大丈夫かな・・・」
「まだ大丈夫だって。でも何も2夜連続で同じ店に行かなくても・・・」
店に闖入するジャン妻である。
入店するジャン妻.jpg
店内2.jpg
憮然2-1.jpg
最初の膳2.jpg
おとおし2.jpg
「生2つ、それとスパムステーキいれといてくれる?」
「スパムとランチョンミートとはどう違うんだ?」
「同じよ」
「いつも買いに行く酒スーパーに置いてあったよね」
「でも飼わないよ。塩分が。。。」
スパム2-1.jpg
スパム2-2.jpg
「アナタ(ジャン妻)この店のランチに来たことがあるんだけ?」
「うん。和風ハンバーグ定食・・・だったかな。マグロの漬けがついてとろろか温泉玉子が選べるんだよね」
「スパムステーキ定食はないのか?」
「確かに美味しいけどさぁ。家じゃ買わないよ。塩気が強いし。
トマト.jpg
トマト!!
創作料理酒場で何でこんなつまんないものを注文するか。
「トマト好きなのよ」
家でも、「何かもう一品ない?」、「トマトならあるわよ」、これが繰り返されるのでいっときトマトを見るのがイヤになったことがある。
何も家で食べてるものを居酒屋で注文しなくても・・・。おっ!!固い。歯応えがある。スーパーで山積みされて売ってるグニャングニャンのトマトじゃなくてしっかりしています。
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg

焼きそば。店の中が暗いのであまり美味しく見えないですが。
自分で自分の顔を見た訳ではないですが、たぶん私はユーウツそうなカオ、表情をしているハズ。それをこの店の薄暗い雰囲気が消してくれる。
ポテサラ。魚肉ソーセージ入り。
ポテサラ.jpg
焼酎のオンザロックで味わおうと取り置きしておいたスパムと焼きそば。
スパム2-3&焼きそば.jpg
大山鶏のタタキ。
大山鶏1.jpg
大山鶏2.jpg
オンザロック.jpg
交わされた会話?
相変わらずジャン妻の部署での動きや、私が外出で不在中の不穏な社の空気ですよ。
店2.jpg
「明日はさすがにないかな・・・」
「是非明日もお待ちしており・・・」
明日明後日は静岡へ出張なんだよ。
MUKOKUSEKIというやっつけチックな謳い文句には惹かれないですが、入ってみると意外と(失礼)マトモでしっかりした店ですよ。
ただ、オーダーする料理の見極めがポイントかも。
コメント(0) 

きたかまの夜 [居酒屋]

北鎌倉駅下りホームのベンチでジャン妻を待っていた。
高崎線内の安全確認で遅れていた下り電車が5分に1本の割合で、遅れを取り戻さんと次から次へと発着していく。詰まっていたようだがそんなに次から次へ走っても、逗子駅構内の側線が空いてないからすぐ折り返せないのではないか。
北鎌倉駅のホームは狭いのせすぐ目の前を走る横須賀線に私の手が届きそうである。電車から下りて狭いホームを歩く学生さん(高校生)たちと走る電車の間隔もスレスレである。
電車が停まる度に高校生の一群が下りて駅ホームの端っこ、鎌倉方面の踏切改札に向かって駅郊外へ出て行くように・・・見えた。
女子高校の群がカシマしい。スカートを手で抑えながらホームの端すれすれ、黄色い線ギリギリを歩いて、
「ヤダあのジジィ、あたしの〇ンツ見てるよぉ~」
2階建てグリーン車の1階、窓側の席に座った爺さんが窓にもたれて下から見上げるようにしていた。そりゃ言われるワ。
「ちょっとヤダぁ、絶対あのジジィ見てるよぉ~」
だったらホームの山側を歩けばいいのに。その女子高生は「ヤダヤダ」言ってるが、動き出した電車のグリーン車の1階窓際に座る乗客を睨めつけながらもホームの端を歩くのを止めないので、グリーン車1階窓際席に座っている全ての男性客の視線がその女子高生1点に釘づけじゃないか。
私が高校生の頃は女子のスカートは長かったが最近の子は膝上までしかないからね。寒くないのかって思う時があるよ。
ってことは私も見てるってことか。
スカートを押さえる女子高生スレスレに横須賀線が走って行く。

次から次へと電車が来る。
逗子行、久里浜行、下り電車が停まる度にゾロゾロ高校生が下りホームを群をなして歩いていく。
私はベンチに座って待っているがホームの幅が無いので、その群を避ける為にさして長くもない両足を斜め横に向けた。
オカシなことに気付いた。
まず思ったのは、北鎌倉駅ってこんなに多くの高校生が下車する駅なのかということ。
次に気付いたのは、電車が停まる度に私がいる下りホームにゾロゾロ下りた高校生どもの嬌声が、そのまま鎌倉寄りの改札口を出て消えた・・・いや、消えてないのである。改札外へ出ていかないの。上りホームにも高校生の大群がいるのです。彼ら彼女らは円覚寺側の改札や県道側(東慶寺側)の改札から入って来たのではなく私が今いる下りホームを延々端まで歩き、構内踏切を渡って上りホームに上がり、そこでまたキャァキャァ騒いでいる。改札から出ていかないのである。
何故、下り電車から降りて、構内踏切を渡り、Uターンするかのように上りホームに上がっていくのか。
北鎌倉上りホーム.jpg
下りホームにいた学生さんを掴まえて訊いてみた。
「あのさ。聞いていいか?」
「ハイ」
「何であの連中は(上りホームを指す)、下り電車できてまた上り電車で折り返すんだ?」
そしたら、「自分たちとは違う学校なんでよくわかりません」とのことであった。なるほど制服のタイプ、イロが違う様である。
北鎌倉駅構内踏切から.jpg
ついに私は構内踏切を渡って上りホームに上がり、そこにいた学生さんに尋ねるはめに。
「聞いていい?」
「ハイ・・・」
「君らは下り電車で降りたんだろ。そこの(構内)踏切渡ってこっち(上りホーム)に来て、また大船方面へ折り返すのかい?何でそんな迂遠なことするんだ?」
「あ、そうじゃないです。ボクらあっち(下りホーム)にある改札から入って来たんで」
なんだって?
そんな改札があるのか。この大群は下り電車に乗ってきたのではなく、北鎌倉駅の郊外から下りホームに入ってきて、普通に上り電車に乗ってこれから大船・横浜方面へ帰るのか。
「あの辺りに改札があるんですよ」
大船駅の下りホーム中ほどには臨時改札口があった。そこに簡易的なSuica改札機が。
簡易改札.jpg
私が下り電車から降りて、構内踏切を渡って上りホームに上がって大船方面へUターンしていると勘違いした高校生の大群は、北鎌倉駅の郊外、北に数百メートル歩いた辺りある某高等学校の生徒たちだった。駅の郊外からその簡易改札を使って駅構内に入って来たのである。
で、上り電車で帰るべく、構内踏切を伝って移動したわけ。
北鎌倉駅構内図.jpg
この簡易改札は平日朝の通学時間帯は大船高等学校専用改札口というそうで、生徒たちの平日朝の通学時間帯に、大船高校へ通学する生徒の為に朝7:30~8:30までの出口専用改札だったのが、駅北側にホームに沿った路地を結ぶ有名な素掘りのトンネル「緑の洞門」がスッタモンダで閉鎖されて通れなくなったが為に、時間を決めて出たり入ったりできるようにしたらしいのだ。
近隣住民も利用できます。Suica専用です。休日の最混雑時もOPENするそうです。
駅構内のホームを通って県道側へ通り抜けすることは認められていないそうです。
私が座っていたベンチから見たら、外から駅構内に入って来た高校生の群が、遅れを取り戻さんと次から次へと来る下り電車のタイミングと相まって、電車から降りた乗客の如く見えただけだったのです。
あとから遅れて駅ホームに下り立ったジャン妻は、
「これって噂の現場でやってたヤツじゃない?」
フェンス.jpg閉鎖.jpg
訴え.jpg
2016年4月、TBS「噂の東京マガジン」で取り上げられた。レポーターは笑福亭笑瓶さん。北鎌倉緑の洞門を守りたい側、文化財としての視点や景観性重視の保存を望む派と、安全性や利便性を重視する開削派とのせめぎ合いだったと思う。
「まだ工事してないんだね」
厳重に封鎖されていました。それまで高校生たちは円覚寺改札から出たり入ったりして、この洞門を普通に歩いていたに違いない。
暗い1.jpg
暗い4.jpg

ガードレールのない歩道を歩く。
疑問が解けてスッキリした気分の私。
向いのくるまのライトが眩しい。ドライバーは歩いている私に気付いてるのだろうか。
横合いから爺さんが現れ、私の前をヨタヨタ歩きだした。手には懐中電灯が握られてましたね。こっちも懐中電灯を持って来なきゃいかんかな。
「こんなに暗いんだ・・・」
「足もとに気を付けて」
時折横須賀線の音と、この先の踏切の警報音が鳴る。その音を聞いて安心したりする。
光る1.jpg光る2.jpg
光る3.jpg
「ここ?」
「そう」
「お向いは住宅じゃない?」
そこだけ煌々と光る店の前に普通に住居があるのです。
店の敷地と隣の家の敷地の境目が判然としない。だから閉めるのが早いんだと思う。大きいBGMとかは流せないだろうし。
「この先は?」
「奥は山か・・・森かなぁ。明るい昼に来たことないのでわかんないんだよね」
ジャン妻1.jpgジャン妻2.jpgジャン妻3.jpg
今日はテーブル席。カウンターには地元のお客らしき方々。
店内.jpg
おとおし1.jpg
おとおし2.jpg
南蛮漬
南蛮漬2.jpg
南蛮漬3.jpg
炙りキンメ、アジ
キンメとアジ.jpg
キンメ.jpg
アジ.jpg
蛍烏賊の天ぷら
ホタルイカ天ぷら1.jpg
ホタルイカ天ぷら2.jpg
アジフライ、禁断のタルタルソース添え
アジフラ1.jpgアジフラ2.jpgアジフラ3.jpgタルタル.jpg
お惣菜3種盛り。
お惣菜1.jpg
お惣菜2.jpg
お惣菜3.jpg
お惣菜4.jpg
牡蠣のバターソテー
牡蠣1.jpg
牡蠣2.jpg
おそらく在庫一掃のポテサラ。
ポテサラ.jpg
カメ.jpg
盃の中に亀がモチーフされている。酒を入れたら泳ぎだしそうである。縁に這い上がってきたりして。
「おでんのトウガラシを落としたみたい(笑)」
「これ、高いんですよ」
「カメだけ?カメがあるからには鶴も?」
「鶴と亀とあったんですが、二つは買えなくて・・・」
鶴亀揃えましょうよ。

この店のオーナーさんが登場。カウンター客と地元の会話に勤しんでいる。
私らは離れたテーブル席にいるので関せず、出る時に挨拶だけ交わした。
オーナーさんは今は昼だけ営業し、今いる夜のKさんもサポートしていますが、いずれ昼夜ともKさんに渡して同じ飲食関連の異業種に転ずる・・・らしい・・・です・・・。
前の鎌倉の店でもそうでしたが、客層と客筋と、そこで交わされる会話が都内の居酒屋と違う。文化的、社会的、理想的な空気がある。
誰もネクタイ緩めたりしないしネクタイ締めてる客なんていないしお洒落で文化人ぽい。職場の延長という雰囲気ではまるでない。
肩書で言うなら、先生~っていうタイプの人か、文化人か、品のあるオバさん。
私はそういう鎌倉では浮いている。輪に入っていけない。会社の汗をそのまま持ち込んでいるからかも知れない。他のお客と違うのが自分でもわかるのです。地元の人から見たら同じ神奈川県内なのに余所者のように見えるのでしょう。
谷川岳.jpg
「お替りお持ちしますね」と言いながらも、一升瓶を私らのテーブルに置いて厨房に戻ってしまい、「あら?何処へ置いたかしら」と探している若女将はまだまだ商売慣れしていないが初々しさがある。そのウチご亭主が前にいた都内の店のママのように商売上手になるであろうか。
全体的に前より薄味になった。アジフライの衣も薄くなったし。
暗い3.jpg
振り返る.jpg
「でもちょっと高いねぇ」
「同業者に言われたんだってさ。鎌倉で店を営っていくうえで、あまり安い料金設定はだめなんだと」
「あの値段で営っていけるかなぁ」
「さぁな・・・」
上りホーム.jpg
ガラガラの上りホーム。
さっきまで嬌声あげてた高校生の集団はいない。
撮るなっ!!
撮るなっ.jpg
ガラガラ.jpg
コメント(0) 

今年は7連休半 [居酒屋]

4月半ばまでオーバーワークでイライラ、プッツンして残高照会を放置、上司の責任問題にまで発展して「アタシの進退?好きに処分しなよ」と開き直り、しまいに自部署の部下の女性の態度や、他部署の女性の態度までキレまくったジャン妻でしたが。(アタシはキレてない。極めて冷静よ。ジャン妻談)
抱えていた山のような?業務をようやくクリアして、もうしばらくは時間外勤務は無くなるであろうということで18時ジャストに来ました。
18時過ぎ.jpg
お品書き.jpg
最初の膳.jpg
これはタケノコが余ったんじゃないかい?
もう旬を過ぎる頃合い。マスターは信州の出身なので実家から大量に送って来たんだと思います。
「これって原価タダでしょ」って言ったら否定しなかったモン。
余ったタケノコ.jpg
豚そぼろとゴルゴンゾーラチーズのコロッケ。
コロッケ1.jpg
コロッケ2.jpg
ジャン妻はこの日昼を抜いたので炒飯なんぞを久々にオーダーしてみた。パラパラ系です。
チャ1.jpg
チャ2.jpg
子持ちシシャモの胡麻まぶし串揚げ。
ジャン妻はシシャモが大好き。でもこれはちょっとやり過ぎじゃないかなぁ。歯と歯の間にゴマが挟まっちゃうよ。
シシャモフライ1.jpg
シシャモフライ2.jpg
ジャン妻は炒飯食べてもまだ腹が足りないらしく、グランドメニューから焼きそばなんぞをオーダーしてみる。炭水化物炭水化物。
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
焼きそば3.jpg
焼きそば4.jpg
焼きそば5.jpg
焼きそば6.jpg
この店を去って現在は北鎌倉で修養を積んでいるKさんの後任の男性が、お試しで出してくれたかき揚げ。カラッとして美味しい。
かき揚げ1.jpg
かき揚げ2.jpg
マスター自ら丁寧に焼き上げるダシ巻き玉子。
タマゴ1.jpg
タマゴ2.jpg
何故かアジ刺身。
アジ1.jpg
アジ2.jpg
で、毎年お決まりの質問をします。
「今年のGWはいつからいつまで休むんです?」
マスターは「その話題ですか・・・」というカオをした。
「(5月の)2日まで営って、8、9まで休もうかと・・・もう絶対今日それを言われるってわかってましたよぉ」
「3、4、5、6、7、8、9か・・・。7連休なら例年よりは短いな」
「でも・・・2日の夜・・・休みます・・・」
「なぬっ」
「2日のランチまでで・・・終了です」
この店は年末年始、GW、8月のお盆、かなり長く連休するんです。普段(土)(日)(祭)休日なのにですよ。
ビジネス街、官庁街だから仕方がないのだが。それにしても多い。
昨年の11月初旬も、小池知事が豊洲移転を延期したから、というような取って付けた理由を楯に休んだからね。
群馬八幡の託児居酒屋でこの話をしたら、
「飲食店でそんなに休む店って普通有りえないっス」
ワ3.jpg
で、今年は7.5連休ね。
「ああそう。こないだ北鎌倉のKさんの店で彼お客に言ってたですよ。自分が前にいた都内の店は年末年始とGWとお盆と毎回10連休近く休み店だったんですよねって」
「Kったらそんなことを。Kだってウチにいた時はしっかり一緒に休んでたじゃないぃ」
ママは目を剥いた。
お品書き1.jpg
そしてGW前最終日。
前の週に電話して、「1日2名入れるかい」と持ちかけたら、さすがに谷間なので空いてるという。
「どうでイヤミを言いに行きたいだけでしょ」(ジャン妻)
「気分よく休ませてあげないとな」
「・・・」
「電話に出たのママだけどさ。後でマスターが、『え、〇〇さん来るの今日?また休みのイヤミ言われるよぉ、予約断ればよかったのに』って言ってるさ」
「そういう人たちじゃないわよっ」
ポテサラ1.jpg
ベーコンとゴルゴンゾーラチーズのポテサラ。
ここまでコッテリベットリしたポテサラを他に知らないよ。
ポテサラ2.jpgポテサラ3.jpg

マグロレアカツ1.jpg
マグロレアカツ和風タルタルソース。
タルタル解禁です。ピクルスが混ざっていた。
「絶対これオーダーすると思った」(ママ)
タルタルソースはカツの下に隠れています。さすがに小皿にドンと盛るのような悪戯はしなくなったみたいです。
マグロレアカツ2.jpg
マグロレアカツ3.jpg

定番のフワフワさつま揚げ。ヘンな模様のお皿だな。
さつま揚げ1.jpg
さつま揚げ2.jpg
さつま揚げ3.jpg

サーピク1.jpg
炙りサーモンと自家製ピクルス。
「酸っぱいんだけどこれ」
「あ、ゴメン、あなたこういうの苦手かも」
苦手というか無理。何年一緒にいるんだコラ。殆ど酢の物といっていい。頬がツーンとする。
サーピク2.jpg

かき揚げ1.jpg
新タマネギと紅ショウガのかき揚げ。
ジャン妻は揚げ物の連続オーダーに難色を示したが、最近家でちっとも揚げ物をしないじゃないかと責めて強引にオーダーしてやった。
かき揚げ2.jpg
かき揚げ3.jpg
ヒラメ昆布締めと蕪の浅漬け。
GW前の余りかけたヒラメの在庫処分であろう。
浅漬け1.jpg
浅漬け2.jpg
「今日私らの予約ホントは受けたくなかったんでしょ。しまったまたイヤミ言われる、断りゃよかった~って」
「そ、そんなことないっスよっ」
「心はもう成田だもんね」
「いやぁ・・・」
GW前.jpg
今頃は何処にいるのだろうか。
今の時点ではまだ日本に戻ってないと思います。
コメント(0) 

昨年は6回 今年は2回 [居酒屋]

内幸町で下りて西新橋を通りかかった。
店のランチで行列ができていたのである。
並んでる.jpg
ああ、この店か。
昼に改めて見るとこんな感じなのか。
それにしてもよう並ぶな。釜で炊いた飯(ゆめぴりか)がウリとはいえ、これほど並ぶほどのものかい。
冷笑して通り過ぎようとしたら外に出てきたママと目が遭っちゃった。その目が訴えてる。最近来ないわねって。
私は手を挙げてその場を立ち去った。並んでまで喰いたかないです。
でもママの目、客を誘う目、商売人の目、訴えるような目、私は負けた。
仕方がない。夜に行ったんです。
夜.jpg
「昼に会ったから来てくれたの?」
「まぁね。目が合っちゃったからね」
ママは作戦成功とホクそ笑んでる。してやったりの視線から逸らそうとメニューを見たら、メニュー左下に、燻製ホタルイカのピザだってぇ?
ホタルイカがピザに合うわけないじゃないか。この辺りが創作料理居酒屋がヤッツケ料理を出すと言われる由縁ですよね。
おそらく大量に仕入れちゃったんだろうけどさ。
黒板.jpg
最初の膳.jpg
何だこのおとおしは?.jpg
何だぁこのおとおしはぁぁぁぁぁぁ!!
玉こんにゃくとニラの酢味噌和え?
もうひとつの塊はベーコン!!
「ちょっとこの組み合わせはどうなのかねぇ」
ジャン妻も首を傾げてる。
さてはピザに載せるほどホタルイカが余ったか、酢味噌を作り過ぎたんだろ。
サラダ1.jpg
合鴨ロースとホワイトセロリとフルーツトマトのサラダ。
これは美味しかった。合鴨ロース肉がイケます。セロリやドレッシングとのマチングもいい。
だがいつものことでメニュー名が長過ぎるんです。酒飲みはホワイトセロリやフルーツトマトなんぞに惹かれないから、単に合鴨ロースのサラダでいいと思うのです。
サラダ2.jpg
サラダ3.jpg

磯辺1.jpg
カニ入り山芋のふわふわ磯辺揚げ。
この店はさつま揚げもそうだが、ふわふわ、に拘るんですよ。
ホントにフワフワしてやがる。カニがちゃんと入ってたかどうかすらわからなかった。カニが無けりゃその辺の居酒屋にある山芋の磯辺揚げですな。
磯辺2.jpg
炒め1.jpg
牛バラ肉と下仁田ネギの塩ダレ炒め。
これは誉めた。いや、感謝した。「下仁田ネギを使ってくれてありがとう」って言いました。
「甘いね」(ジャン妻)
「生だと辛いけどね。薬味にはならない」
「そうなの?」
でもこの店で出された下仁田ネギは、下仁田以外で栽培された新種の下仁田ネギ(外見が似ている)かも知れない。
炒め2.jpg
ここしか育たない.jpg

栃尾揚げ1.jpg
コンビーフと新タマネギの栃尾揚げ。いいと思います。
当たり外れ、上がったり下がったりの乱気流が激しい店でもあるのです。
栃尾揚げ2.jpg
栃尾揚げ3.jpg
ブルーベリーとクリームチーズとリッツ。
リッツは新しいタイプでスカスカ。何も載せなきゃ何のコクもないビスケットです。
ルヴァンに変えましょうよ。
リッツ.jpg
島根の王祿酒造「渓」です。無濾過。
島根の酒.jpg
「喉が痛いのよこの数日」(ママ)
「喉が痛いぃ?」
でもいつも通りに「〇番さんオーダー頂きましたぁ」絶叫調なのはエライ。
「喉が痛い時ってどうすればいいのかな?」
「喋らないこと」
「だよね・・・」
「でもそういう訳にいかないよね。ママが客を呼び込まなきゃ店が儲からない」
儲け主義、黙れと言ってるようなものだが、居酒屋は儲けてナンボ。ノンビリしてちゃダメです。
「最近はそうでもないのよ」
あまり呼び込みをしてないそうです。もう認知されたからだろう。
「喉の風邪は蜂蜜湯なんかいいんじゃない?」(ジャン妻)
私らにウツさないでくれよな。
その次の週末、19時にジャン妻が、「2人入れる?」電話したら
「ゴメンなさい満席なの」
でも、わ・ざ・と・店の前を歩いたら店内空席だらけだった。
「あ~、チクショウ、空いてるのに断りやがったな」
「これからお客さんが入って来るんでしょうよ」
「電話口で断られて『ああそうお世話になりました』って言った?」
「言うわけないでしょっ。昨年のアナタじゃあるまいし。」
昨年の今頃、歓送迎会シーズンで6回断られてそう言ったの。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-04-03
「言ったんだよね。お世話になりましたって?」
「そう。6回断られた時」
その後でもう1回断られたんです。満席だって。
昨年は6回、今年は2回断られ「ああそうかいそうかい、今の時期は団体客優先かい」とブゥタレて3月は1回しか行かなかったのです。
そして4月になり、歓送迎会シーズンが過ぎた頃合いにダメもとで電話したの。
「今日も満席か?」
「大丈夫ですわよん」
おや?断られなかったぞ。歓送迎会シーズンの峠を越したんだろうか。
4月になって.jpg
お品書き1.jpg
最初の膳1.jpg
おとおし.jpg
ツナとそら豆のポテサラ。
悪くないけどなんなんだろうねこのネーミングは。
ツナサラダのポテトサラダ?どっちが主役なんだろう。
ポテサラ1.jpg
ポテサラ2.jpg
マグロ1.jpg
この店のOB、Kさんと飲んだ時に聞いた話では、「あの店の店主はマグロに拘るんですよ」
私はこう答えた。
「あの店の刺身は宴会用に出す為で、あとは河岸が休みだからという理由でお店を長期に休む正統的な理由づけの為に刺身を置いてあるだけじゃないいか」
殆ど悪態、言いがかりである。
マグロの脂がスゴいの。ここまでギットギトでなくても。
マグロ2.jpg
春キャベツと豚角煮のチャンプル。
チャンプル1.jpg
「珍しいねアナタがチャンプルなんて」
「ゴーヤが入ってないからだっ」
この連休中にジャン実家でまたしてもゴーヤを植えさせられた。
「ゴーヤが入ってたらオーダーしないよ」
ランチの豚煮が余ったか?だけど何処に豚角煮???
チャンプル2.jpg
鰆竜田揚1.jpg
鰆竜田揚げと厚切り新玉ねぎの山椒ダレ。
揚げて炒める、二度手間かかった逸品。
揚げた鰆と新玉ねぎの他にもう一つ具があります。揚げ豆腐です。
黒板に書いてあるもうひとつ揚げ豆腐のメニューがあるから間違って投入したんじゃないだろうか。
鰆竜田揚2.jpg
豚カルビと竹の子のピーナツバター炒め。
これは美味しい。豚肉がバラ肉だったらもっと美味しいだろに。
ピーバタ1.jpg
ピーバタ2.jpg
ピーバタ3.jpg
「去年の今頃は6回断られたけど、今年は2回断られただけで入れたな」
「う、嘘よっ!!6回も断ったアタシ?」
「そう。6回断られた時は私もプッツンしちゃって、今までお世話になりましたって捨て台詞吐いたンダモン」
「そうだったかしら・・・」
「自分、覚えてますよ」(マスター)
「ええっ!!」
ホントに忘れてたのか。イヤなことは忘れる。商売人の鉄則だな。
こっちは忘れないぞ。
見上げると.jpg
さて、そろそろ毎年恒例、例のツッコミをしなくちゃな。
「今年のGWはいつからいつまで休むんだ?」
マスターは「きたかその話題・・・」というカオをした。(続く。。。)
コメント(0) 

芝大門の夜 [居酒屋]

この店が芝大門に移転したので行ってきました。
もうすぐ移転.jpg店2.jpg
行灯.jpg
店の名前は女将さんの旧姓だそうです。
「もしかして旧姓に戻ったとか?」
「アハハハ(笑)、まぁそれでもいいんですけどぉ」
「そういう冗談は止めなさいっ」(ジャン妻)
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
お品書き3.jpg
お品書き4.jpg
お品書き5.jpg
お品書き6.jpg
お品書き7.jpg
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
移転前、こう言っておられた。
「あっち(大門)に移ったら、こじんまり営ろうかと思ってます」
ホントにこじんまりしちゃった。他に4人テーブル席×2、カウンターが7席。キャパはMAXで21人。
入って左の4人テーブル席と2人テーブル席がくっついて6人の団体客がいたがまぁ狭そう。肩と肩が触れ合ってるんですよ。嫌いな上司の隣だったらイヤだろうな。
刺身盛1.jpg
刺身盛2.jpg
店内は明るくなった。
女将は黒い衣装から白い割烹着になった。くのいち→女将。
大将も黒から白いコック姿に。ガタイがいいので何だか窮屈そうである。
「前の黒いのに戻さないの?」
「店の中が明るくなったのと、入口の雰囲気だと黒は合わないんですよ~」
前の店は薄暗かったからなぁ。明るくて白い衣装だと御年がバレ・・・。
カウンター上に大皿料理が4皿ほどある。
作り立てに拘らなくなったのかな。
牛バラ肉味噌煮込み.jpg
京がんもと大根の含ませ煮.jpg
前はカウンター上に一升瓶がズラ~ッと並んでたので、大将のオペレーションは全く見えなかったが、今は何をさばいてるのかLIVEで見れる。
明るくなったせいで洗い場まで丸見えで、生活臭が感じられるのは如何なものかなと思わないでもないが。
新じゃが煮そぼろあん.jpg
栃尾油揚げ青菜煮びたし.jpg
空気がキレイになった。完全禁煙になったからです。
可哀そうな喫煙族は店の外に出て吸わなきゃならない。予約の時に「ウチは禁煙ですがよろしいですか?」とは言ってると思いますがね。
西京焼1.jpg
「料理出すの早くなったね」
「どっか他から買ってきてるんで」
いかつい様相の大将ですが実はヒョウキンなところがあって。
店主と女将.jpg白くなった.jpg
「タマネギベーコンが懐かしいなぁ」
定番から消えたのです。海鮮タタキ納豆和えも。
最後のタマネギ2.jpg海鮮納豆1.jpg
「しばらく見ないと日に日に面影が遠ざかる。久しぶりに思い出した」
「言って下さればお造りしますよ」
「タマネギとベーコン買ってから店に来なきゃ」
「事前にお電話いただければ・・・」
あ、その手があったか。半月後に「今から行きます。タマネギベーコンと海鮮納豆タタキをお願いします」電話してから行ったのです。
むらさき色の暖簾.jpg
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
最初にいつものようなおとおしが出されて。
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
「今日の大皿は・・・あ、イワシの白ワイン煮だって」
「・・・」
「注文しないの?」
「・・・」(ニヤニヤ)
「もしかして電話した時にに言ってあるとか」
「タマネギとベーコン多めにしておきました」(店主)
再会1.jpg
再会2.jpg
久しぶりです。いやぁ美味しいね。
再会は人生最大のドラマ。それは人もそうだが料理もです。
もう出会えないと思っていた料理が愛おしい。
メニューにない料理なので、他のお客から見たら「何を食べてるんだ?」奇異に見えただろう。
再会3.jpg
再会4.jpg
何で定番から外れたのか聞いたら、タマネギベーコンを注文された客が「こういうものだったか」と意外に思うらしいのだ。想像できないらしい。
タマネギとベーコンのクリームシチューのようなものです。バゲットがあってもいいかも。
私も他のお客が食べてるの見たことない。複数人のお客だと取り分けにくいのと、私のように1人で全部喰らう客ってあまりいないそうである。
海鮮納豆たたきは女性のひとり客が食べてたの見たことある。
納豆が嫌いでないのが条件だけど。
再会5.jpg
再会に満足したので現在の定番をいただく。イワシの白ワイン煮。
白ワイン煮1.jpg
白ワイン煮2.jpg
田舎煮。ガンモ、タケノコ、ニンジン。上品なおでん。
田舎煮1.jpg
田舎煮2.jpg
女将.jpg店主.jpg
拘り.jpg
店1.jpg
ビルの隙間 タワーが光る
通り雨の
AZABU レイニーナイト
(麻布じゃなくて芝大門だけど)
逢った頃の物語(はなし) したら笑うかい?
愛してると言うほど泣きだすだろう
Cry 夢の背中なのか
悲しい街に見えるね 雨が去った後は
(E.YAZAWA AZABU)
タワー.jpg
「いいね東京タワー」
「うん」
「スカイツリーよりこっちの方がいい」
「あれは巨大なボールペンみたいだからな」
別にスカイツリーを否定しちゃいないが、私らは昭和世代なので譲れないのです。
コメント(0) 

きたかまの夜 [居酒屋]

駅1.jpg
北鎌倉駅は相対式ホーム2面2線で上りホームの鎌倉側の端っこに駅舎がある。連絡橋はなく、駅構内の踏切を渡る。
立地は殆ど円覚寺境内といっていい。
いつものクセで15両編成の最後部に乗ってしまい、ホームの端から端まで延々歩くハメになった。
駅2.jpg
この店を卒業して。
いつもの角度.jpg
この店で修業して、また卒業して、
店構え1.jpg
次の第3ステージはどんな店なのか。

「北鎌倉は昼間は観光客が多いですが、夜は閑散としています」(Kさん)
閑散どころではない。人が殆どいない。
「木々に接していいところですよ。そういうところで営りたかったんです」(Kさん)
私は反対したんだけどね。
神社仏閣に興味がない私は鎌倉に足が向かなかった。道が狭くて渋滞するし、ドドドッと押し寄せる観光客に揉まれたくないのもあって。
昨年10月後半、人生初めて鎌倉で飲んだですが、それまではそういう選択肢はなかった。ましてやひと駅手前の北鎌倉で下りたことも殆どない。
北鎌倉に下り立ったら、来たか真っ暗・・・ですよ。
夜道1.jpg
駅前.jpg
寂しい駅前ロータリーです。駅前を走って鎌倉に向かう1本道は狭く、駐車場の無いコンビニが1軒あった。24時間営ってるかどうかわからない。
呟きⅡで一度だけ載せたオールドファッション中華の大陸さんが営っている。他に飲食店の灯がないだけに頼もしく見える。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-09-16
大陸.jpg
群馬八幡の夜道より暗いなぁ。歩道もガードレールもないし。
こんな夜道を泥酔して千鳥足したらくるまと接触するは必定。
市の条例か何かで照明も制限されてるのだろうか。
夜道2.jpg
途中に1軒だけ活気を呈してるイタ料理屋さんがあった。ガーリックの香がスゴかった。
イタ1.jpg
イタ2.jpg
イタ3.jpg
この先ホントにあるんだろうかと疑いたくなった頃、縁切り寺を過ぎた辺りにちっこい行灯があった。
奥に光る.jpg
店1.jpg
あ、これかぁ。
住宅地に面してるじゃないか。そこだけ光っている。
その奥は森で闇に消えていた。
店2.jpg
ボード.jpg
Kさんご夫妻がいた。
お客は誰もいないぞ。
店内1.jpg店内2.jpg
椅子はテーブル、カウンターの質、外はライトアップされた森、リゾート温泉宿の食事処の趣だね。これで川音がして個室だったら船山温泉に通じる。
「お任せでいいよ」
どうせ私の好み、嗜好はわかってるし彼は。
お品書き1.jpgお品書き2.jpg
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
ホウボウ.jpg
沖浸.jpg
クリームチーズ酒盗.jpg
ポテサラ.jpg
山菜天.jpg
全体的にいい意味で薄味になりましたね。前の前の前の店は今でもそうですが濃い味付けばかりですからね。
アジフライなんかも前の前の店では衣がゴテゴテザクザクだったのが、前の店で衣が薄くなり、その路線を踏襲しているようです。
もしかして、衣に玉子を使ってないのではないか。
アジフラ1.jpg
アジフラ2.jpg
タルタル1.jpg
タルタル2.jpg
揚げ浸&キンピラ.jpg
揚げ浸.jpg
キンピラ.jpg
お新香.jpg
角煮1.jpg
角煮2.jpg
お酒2.jpg
Kさんとの会話の内容は、今後の方針、目指すもの、やりたいこと、今後実現に向けてのプランですね。実現すればいいしそう願っています。
昨日Upした藤沢の店はトテモ美味しくて勉強になるって。
私の後にもう1人お客が来られたが、殆ど貸切状態だった。「これで営っていけるの?」と言いたくなるくらい静かな夜だが、ランチタイムはかなり混むそうです。でも昼のお客は他所から北鎌倉の何がしかを見に来られる観光客ばかりで、夜の集客にはつながらないそうで。
まぁ今宵の初回は様子見ですね。
振り返る.jpg
夜道3.jpg
夜道4.jpg
上りホーム.jpg
まぁ帰りも暗いこと。
この暗さと道路の狭さがあるから、泥酔しちゃイカンと意識して帰らざるを得ない。
上りホームには誰もいなかった。
もちろん酔客も私だけである。他にいないし。

次に2回目に行った時のもの。日曜です。
自室の隠居所(もうすぐ撤去予定)にお籠りしてたら、決算の追い込みで休日出勤したジャン妻から18:30にメールが来た。
「21時に終わりそうにないので先に済ませてください。申し訳ないです」
「順調に進んではいるの?」
「はい大丈夫です(^O^)」
最近はやや荒んでいたが、(^O^)←こんな絵文字入りなのは幾分目処がついたらしい。
さてどうしようか。外は雨。日曜だし。何処へ晩酌しに?
日曜に営っている店は選択枠が限定されますからね。
上大岡の気分ではない。この時の上大岡のおススメはホタルイカ串焼が続いているので飽きちゃった。
脳裡に閃いたのは北鎌倉。
暗い2.jpg
暗い3.jpg
小雨が残る日曜の北鎌倉です。
2度めなのでッ気持ちに余裕ができたので観察してみたら、狭い歩道にはガードレールがなく、歩道そのものすらあるんだか無いんだか。
下手したら個人宅の敷地内か軒下を歩いてるのと同じである。
脇をスレスレにくるまが過ぎていく。すれ違う直前のライトが眩しい。こちらも軽く手をかざしてライトの光を遮る。相手の運転手には見えてるのかどうか。
誰も歩いていない。時折、横須賀線の走行音と、鎌倉寄りにある踏切の音が聞こえる。
縁切寺?東慶寺の先を曲がると。。。
暗い1.jpg
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-04-16#comments

とある店.jpg
カウンターに先客が2名いた。
4席のカウンターを3席にして余裕を持たせてくれた。
最初の膳2.jpg
茄子の揚げ浸、モヤシと菜の花のナムル。
おとおし.jpg
キンメと.jpg
炙りキンメダイ。
「前の店でお刺身召し上がらないから刺身はお嫌いなのかと思ってました」
えぇ~っ、そう思われてたの?
「いやいや嫌いじゃない。嫌いな訳ない。前のあの店は・・・黒板に書かれたおススメ日替わりの創作メニューに目がいっちゃうんだよね」
・・・の後には別のホンネがある。創作料理の店は刺身がイマイチ?そんなこともないのですが、前の店の刺身は脂が凄過ぎなのと、お皿ばかりデカくて肝心の刺身そのものにボリュームがあまりないからなんです。
コロ1.jpg
ポテトサラダの具で揚げたコロッケ。
「前の店で揚げ物ばかりやってたから」
「あなたの後を継いだ男性も揚げ物や炒め物を頑張ってはいるけどね」
コロ2.jpg
オニベェ1.jpg
オニオンスライスと細切りベーコン。ポン酢かけ。
これはなかなかいいね。ポン酢は好まないのですが。
ジャン妻と知り合ったばかりの頃、安居酒屋でオニオンスライスをアテにしたものです。今はもう口が驕り高ぶってしまい、オニオンスライスのような「とりあえず」「すぐできます」はオーダーしなくなった。
オニベェ2.jpg
オニベェ3.jpg
タマゴ11.jpg
煮卵と青菜の煮物。冷やしたもの。
ウルトラセブンのプロテ星人か。
タマゴ12.jpg
プロテ.jpg
締めの骨煎餅。
揚げてからブッタ切ったのかブッタ切ってから揚げたのか。
揚げなきゃゴミ箱にポイな訳でさ。
ホネ1.jpg
ホネ2.jpg
Kさんが私の右隣にいるお客に言うには、。
「自分が前にいた店、年末年始とGWとお盆と、10連休近く休み店だったんですよ」
私も口を挟んだ。
「それと11月の飛び石ね。普段は(土)(日)(祭)休みだし」
このネタをこないだママに告げ口したら、「まぁそんなこと言ってたんですか?Kだってウチにいた時は一緒に休んでたじゃないぃ」と目を剥いた。
暗い4.jpg
ジャン妻のいない日曜の夜にひとりで飲みに行くのは侘しいものだな。
往路、復路とも人が歩いてないし。
これが繁華街だと気が紛れるだろうか。
ギラギラしたネオン皆無の北鎌倉の夜。
コメント(4) 

料理は美味いが。。。 [居酒屋]

2年振りの昇-4.jpg
前はよく通ったが、いつか疎遠になった店がある。
予約が取れない。改装後にブレイクしちゃった。
今年は2回断られ、3回目の平日予約でようやくGETできた。
でも行ってみたら空いてたのです。これはラストオーダーも終わって店を出る頃ですが。
店内1.jpg
店内2.jpg
もう全席埋めるほどの気力、気概は無くなったのかなぁ。見てるとわかるんですよ。イマイチ熱くないのです。淡々としてる。そういう風景を見てしまうと、今まで断られ照ったのは何なんだ?って思うよねぇ。
この日は4人で行ったのですが、予約の際に、
「金曜は3階になります。大勢様が入ってるのでお料理が遅くなるかもです。それでヨロシければ」
事務的にめんどくさそうに言われた。
「じゃぁ前日の木曜は?」
「木曜でしたら大丈夫ですよぉ。お刺身の盛り合わせでもご用意しましょうか?」
途端に声のトーンが明るくなったんですよ。金曜を木曜に振り分けたのが店側にとってはNiceだったんでしょうね。
料理は相変わらず美味かったのです。刺身よりも創作料理の完成された店なのです。
錫チロリが2つ.jpg
おから、久昇時代からの逸品
おから.jpg
塩肉ジャガ、前は春秋が醬油味、冬は八丁味噌味だったが、塩味がダントツの人気だったそうです。
塩肉じゃが.jpg
カツオの塩たたき。ガーリックの香が凄いです。私はこれをひとりで来た時に全部平らげて翌日お腹がユルくなったことがあります。
塩タタキ.jpg
蓮根ピザ。薄く切った蓮根をピザの生地にして、シラスとチーズを載せた塩味。
蓮根ピザ.jpg
もろこし豆腐。これは久昇時代に私もウルサく言って定番化運動した。
もろこし.jpg
甘くて美味しい春キャベツと牛筋肉の塩炒め。
春キャベと牛筋塩炒め.jpg
春の山菜天ぷら
山菜1.jpg
山菜2.jpg
美容鍋(牛筋鍋、塩味)、牛筋煮込にネギを大量に投入したもの。
美容鍋.jpg
復活したジャガセロリ。これはジャガイモを薄く細くスライスして水に晒すので、出ないとすぐ傷んでしまい取り置きができないそうなので定番から消えた。
ジャガセロリ.jpg
揚げシラスの香り和え。スナックの香がします。
揚げシラス.jpg
絶品の親子丼で締め。
親子丼.jpg
今日は4人で来ましたが。うち2人の私らがお連れしたお客は、この店をお辞めになり、
OB報告の夜.jpg
この店で修業して、
店構え1.jpg
また別のとこへ行くんだって。その前に飲みましょうとなってここにしたの。
料理人として勉強になったと思います。後日お逢いした時、料理人の視点で勉強する意味でもう1回行きたいって言ってました。「あのおからはどうやったらあれほどの旨味が出るんだろう?」とかね。
彼の師匠、上の写真の店(鎌倉)の有名な女性店長も「え?あの店に行くの?いいなぁ。アタシも全然予約取れないんだよね」って言ってたそうです。
(良く言うワ。アナタの店だって予約取れないじゃんか。)
料理は美味しいのですが、散会した後でちょっと考えたのは、疎遠になったのはこっちの気持ちがスーッと引いちゃったんだよね。
比べちゃ悪いけど、この店のようにガツガツ勢いがあって(いい意味でね)、客の回転に拘ったり。。。
OB報告の夜.jpg
ビル建て替えで移転、前よりはこじんまりしてるけど、魚は天然、旬の野菜、夫婦2人で頑張らなきゃ。。。
大門.jpg
アド街放送後、マスター不在でその間を若手が必死に守ろうと頑張ってるし。。。
店1.jpg
この店もマスター不在が珍しくなくなった。ジュニア他、若手中心になったけど。。。
土曜2.jpg
高崎だったらこの店かな。ちょっと客にいじられ過ぎだけど。
七1.jpg
以上の店は「今後も応援したくなるじゃない。でも・・・」(ジャン妻)
今日の店は前と比べたら驕りが感じられるのです。この日だって席が空いてるのに「予約で満席」が出てたし。
東北の温泉宿で、満室じゃないけどある程度の部屋数が埋まったらそれ以上は予約を取らない宿が過去にありました。それは満室にすることでサービス低下を避ける意味合いだった。確かにそういうやり方もあるでしょう。
だけどこの店はそうじゃないな。もうブレイクして余裕ができたんだね。
「今回みたいに誰かお客さん連れて行くならいいけど、アタシはもうアナタと2人で行こうと思わないなぁ」(ジャン妻)
歳月とともに店、人、想いも変わるということですね。
夜の昇1.jpg
夜の昇2.jpg
コメント(0) 

ふたりで紀尾井 [居酒屋]

決して廃屋ではない.jpg
決して廃屋ではない。居酒屋です。
もちろん中に人がいて客がいます。
アヤしい人たちの集まりではないです。
店内にいる人の誰もが最初はこの店の噂を口コミやネットで知り得て、怖いもの見たさ、興味本位、蛮勇を奮って飛び込んだ人たちに違いない。
その結果、今宵は満席になったのです。そういう時もあります。
くれたけ1.jpg
今宵はよく泊まる無機質コンクリートの牢獄、オークが満室で、駅チカで国道1号線に面して建っている「くれたけ」というヘンなネーミングのホテルからタクった。
「宮ヶ崎の紀尾井・・・ってわかります?」
「宮ヶ崎の紀尾井ねぇ。それって何屋です?」
「居酒屋。ボロい居酒屋。廃屋みたいな・・・」
・・・まで言ってそこから先は遮られ、「ちょっと待って下さいナビで検索しますから。キオイ、シズオカ、ジャンルは飲食店と、あ、出ました出ました」
凄いね。最新式のナビとはいえ、店の名前とジャンル(廃屋ではない)で検索できるとは。
その辺りは暗い.jpg
着いたら灯が点いていない。また蛍光灯切れたのかな。
でも窓が開いており、中から楽し気な会話が洩れ聞こえてくる。
「人がたくさんいるよ!!」
「・・・」
失礼な。そりゃ居酒屋なんだから客がたくさんいて繁盛する時もあるだろうよ。
この後店主に聞いた話では今宵の紀尾井のお客は16人か17人いてプラス猫2匹、私らともう2人以外はALL初めて来店された勇気あるお客様たちだった。
最初の膳.jpg
今宵はジャン妻の打ち上げです。
2月3月4月半ばまでの激務がようやく終わった。
「今夜はワイン1本空けてやる」って意気込んでたのだが、供されたものは。
おとおし2種.jpg
イカの沖漬とホタルイカのオイル漬。
ヅケ.jpg
ホタルイカの何だったか.jpg
マグロのモチモチ赤身。
マグロ1.jpg
マグロ2.jpg
鮭の焼浸。前はおとおしで出されたのですがいつの日か消えてしまい復刻してもらいました。
鮭焼浸1.jpg
鮭焼浸2.jpg
「ワイン1本空けるって言ってたのに」
「これは日本酒だねぇ。熱燗でいいわヨ」
ローストビーフ1.jpg
ローストビーフ。ここでアクシデントが。
いつになくブ厚くて身が締っていて、奥歯で思いっきりガブッたら激痛が走った。
肉をかじり潰したら奥歯オヤシラズが内側に顎ごとズレて自分の舌の奥、根っこにをかじってしまったのです。
(あ、やっちゃった~、痛っ)
声にこそ出さなかったが。
私は親不知が上下4本生え揃った古代人なので稀にこういうアクシデントが起こるのです。
ローストビーフはがの滴る(シタタル)肉ではないが、己の口の中で鮮血を滴らせてしまったというわけです。
傷は熱燗「杉錦」でアルコール消毒。何食わぬ顔をして平らげた。
ローストビーフ2.jpg
カウンター右端上にあるTV(液晶に傷がついたのか、横にヘンな線が2本表示される)でスカパーの洋画が写し出されていた。
ビッグゲーム.jpg
これ私らも家で観たことあるのよ。
店主は新規のお客様対応で大忙しなので、飲み食いしながら洋画鑑賞をしていた。

ジャン妻が2月半ば~3月~4月半ばまで毎晩毎晩遅かった理由がこの日わかった。遅かった理由は幾つかあって、最もヤバい理由にジャン妻自身が何か大きくミスったのが発覚してその後始末がタイヘンだったそうである。
「何をやらかしたんだ?」
「残高合わせを先送りしたのよ」
「???」
「9月にやっときゃよかったんだけどさ」
「金額は?」
「金額は関係ないんだよね」
経理の世界はよくわからないのだが、残高というのは合ってアタリマエだそうで、合わせてアタリマエ、合わせ作業はやって当然なんだと。
「何でやらなかったのさ?」
「アタマの片隅でやんなきゃやんなきゃって気にはしてたんだけどさ。時間が無かったのと卸のミスもあって表面上そのままにしといたのよ。そしたら卸から監査法人に伝わって問題になったのよ」
「できなかった理由は?」
「まぁアタシのオーバーワークだよね」
金額は大したことなかったのだが、半年放置したことで上司の管理不行届、責任問題にも発展した。
「アタシひとりにやらせるからそういうミスが起きるのよ。次回からは複数チェックにして今いる連中にもやらせるってなったの」
「始末書とか?」
「いやそこまでは。でも書いていいレベルだよね」
「・・・」
「だからアナタに言ってもわからないって言ったのよ。放置して先送りしたのは確かにマズかったんだけどさ。それだけやったら丸7日かかったんだよね」
「・・・」
「でも(荒れて)すみませんでした」
わからないまま盃をチンし合った。
だがこの件はまだ尾を引いていて、ジャン妻が名古屋へ出張中に上司が課員を集め「〇〇さん(ジャン妻のこと)がオーバーワークでこれこれこういうのができなかったのが発覚して監査法人から指摘を受けたから今後は分担して皆でやろう」となったのだがジャン妻は「何故アタシがいない時を見計らってそういう打ち合わせをするか」ってプンプン。
それでいて今日まで上司から注意、叱責も受けていないそうです。
「それは上がアナタに気を遣ったんじゃないか?」
「・・・」
「あまり悪く受け取らない方がいい」
今でも多少のひっかかりは残ってるようです。難しいオンナだね。
カルパ.jpg
ボケボケですがカルパッチョ。
「イカが無いわね~」
「???」
ケースにはイカがあったのに。その理由は次の次に判明。
カニクリームコロッケの具をグラタンにしたもの。
カニグラ1.jpg
カニグラ2.jpg
新ものです。イカを揚げたのを辛く炒めたもの。
イカ揚げ炒め.jpg
「イカにつけるものはタルタルソースでヨロシイでしょうか?」(店主)
「うん?」
ジャン妻の眦が釣り上がった。
「合わない」
「そんなこともないですよ。お試しになっては」(店主)
「じゃぁつきだし程度に少し」
「茶碗に大盛りで?」(店主)
「そこに置いてある盃程度」
「では盃に大盛りで」(店主)
「カ~っ!!」(眦が釣り上がるジャン妻)
それが本日のメインディッシュになりました。
メインディッシュ1.jpg
メインディッシュ2.jpg
そして締めのビーフカレー。もうラーメンは止めたそうです。
でも前にも止めてるんだよね。
カレー1.jpg
カレー2.jpg
店主.jpg
「うぅ~、あまり食べられなくなった。飲めなくなった」(ジャン妻)
「せっかく紀尾井さんが隣に座りかけたのに」
「うんゴメン。残念。トシだね私たちも」
船山&さらファンの女性もお見えにならなかったし。次回からは少し遅く行こうか。
タク.jpg
くれたけホテルの廊下で千鳥足のジャン妻である。
千鳥足1.jpg千鳥足2.jpg
千鳥足3.jpg撮るなっ.jpg
撮るなっ!!
コメント(4) 

ふたりで大船 [居酒屋]

店1.jpg
ジャン妻と2人でこの店へ向かおうと大船に向かう途中の車内で私の会社携帯にCメールが届いた。
「奥様はお隣にいますか?」
お、おくさま?
ジャン妻のことか?
誰からかワカランが会社携帯だからこう折り返した。
「隣にいますよ。この番号未登録なのですがどちら様ですか?」
「〇〇です」
ああっ!!ジジイだ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-04-18で書いた私のキライなジイさん役員からだったのです。
「ジジィからCメールが来たやんの。そっちに着信あんだろ?」
「あ、来てる」(ジャン妻)
すぐピンときた。アキバへ新しいPCをジャン妻と購入に行き、そのお礼がてらご馳走になったはいいが、おそらく新PCの起ち上げが上手くいかないに違いない。
駅改札を出てジャン妻は折り返し、歩きながらそのまま湘南モノレールのデッキ上で新しいPCのセッティングを電話で説明するハメになった。
「どのコードをどこへ挿しこんで・・・」
「一旦電源切って再起動して・・・」
相手はジジイである。若い者と違って上手くいかない。ハナシが長い。
その間15分、私は待たされるハメになった。
その間、私はこの店へ「少し遅れます」と電話している。
店3.jpg
「ジジイめ」
待たされた私はプンプン。
「そう言わないの」
「だからご馳走になった後で高くつくって言ったろ。案の定・・・」
「たいした時間じゃないでしょ。10分かそこら」
「15分だっ!!」
「・・・」

3月、風は冷たいけど陽射しが春になりつつある頃。
春は異動とかがあるし。別れの季節でもある。
この店でも看板娘さんが辞めて他へ就職することになった。
「もうすぐ辞めて他へ就職するんです。大学も卒業したんで」
「ええっ?大学生だったのぉっ??」
ジャン妻は大仰な声をあげた。
まるで「大学生に見えないわよ」大学生以上の年齢に見えたわよと言ってるようなもの。
もっとも最近の大学生の年齢っていろいろだけどね。平成4年生まれがどんどん入って消えるけど、こちも新人の書類作成で生年月日を聞いたりするのですが、
「平成何年だ?」
「昭和です・・・」
が数人いた。卒試に落ちて留年したんだろうけどさ。
「残念ねぇ。看板だったのにぃ」
ジャン妻は看板と言ってるが看板娘とは言っていない。
「店どうすんのさ?マスターも休んでるのに大丈夫?」
1月に放映されたアド街以降、名物マスターが療養中でお店に出ていないのです。若い男性と看板娘とバイトの女の子?3人でギリギリ何とか廻している。
「大丈夫です。彼(若い店主代理)と、彼女(もうひとりの子)料理できるんで。それとバイトで何とか・・・」
「でもちゃんと就職決まってよかったね」(ジャン妻)
ちゃんと就職?
どうもジャン妻の小さい失言が多いな。
その子、最初の頃は、その当時いた姉御格の指導を受けていたがいつの間にか貫録ついて店を仕切るようになった。
店が混んでも違う種類のドリンクオーダーが怒涛のように押し寄せても平気で捌いてミスゼロ。
「貫禄ついてきたからね」
「貫録が付いたのはこの店で遅い時間に喰らう賄いのせいだろうな」
遅い時間帯にカレーとか食べてたからね。
最初の膳.jpg
豚バラ大根.jpg
うまき1.jpg
うまき2.jpg
ホタルイカ1.jpg
ホタルイカ2.jpg
デカい肉の塊から串に刺す分だけサーロインを切っているところ。
切る1.jpg切る2.jpg
「いい肉だな」
「ホント。すごいいい肉だね。高そう」
串に刺す分だけじゃなく、1枚に切ってそのまんま焼いたら幾らするんだろ。そしたら目が合った。
「な、何スか?」
「値段がわからないからねぇ」
「知りたくない。知ったら注文できなくなる」
肉を切ってた彼はニヤリと笑った。
いつもより大きいぞ。
サーロイン1.jpg
サーロイン2.jpg
「そろそろ役替え加増の時期だな」
「だね」
人事考課が終わり、昇給昇格の時期になった。
私はもう昇格はない。ないけど定額な昇給はあるらしい。1000円とか。(笑)
私の現在の仕事は誰かが必ずやらなくてはならないものなので、転勤先の群馬から戻って来てから自分は「この業務があれば、自分は定年まで大丈夫かな~」と思ってた。
その「」内の不遜な台詞を自分でも気づかずに呟いたことがあり、そこだけ広まったことがある。その呟きを聞いた私のシンパは「〇〇さん(私のこと)は定年までいてくれるんだ」・・・
これは何かあれば力になってくれる、もしくは支えになる、そういう好意的な見方だが、集団社会なのでそんなのばかりじゃないじゃないですか。むしろ逆に「アイツ定年までいるらしいよ」と思ったヤツの方が多いに違いない。
私らより先輩格の人に対して「あの人もあと1年だからね」そういう雑音が聞こえてくる時がある。
自分らもそう言われるのだろうか。
定年後も嘱託で残っている人も少なからずいます。1年契約。60歳以上の雇用を促す世相になっているし、社内でも定年後の契約更新があたりまえの風潮にもなっている。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-04-18と、この記事の冒頭でジャン妻が新しいPCのセッティングを説明した相手、ジジイは私が「いつまでいやがるんだ」「しがみついてるんだ」のように罵ってばかりいるのですが、そのジジイは社員でなく役員だから定年がない。とはいえもう70半ばを過ぎている。モノの言い方がエラそうで若い者を顎で指示するの。
70過ぎまでいなくても60過ぎて在職してたら「まだいるのか」「人いつまでいるのかな」そういう陰口を自分たちも言われるのだろうか。
執行部はどんどん若返っていくし。
若い執行部連中から見たら私らは煙たいのがわかるようになってきたし。
里芋メカブ.jpg
このメカブの煮物、美味しいけどデカいの。小さく切ってないの。
ツルツル滑って喰い難いの。
小さいサザエ。肝を引っ張り出してジャン妻はご満悦。
サザエ1.jpg
サザエ2.jpg
ポテサラ1.jpg
ポテサラ2.jpg
冴えない牡蠣.jpg
私らは同年で誕生日が約半年違い。
ジャン妻が先に12月、私は4ヶ月後の4月です。理想としてはジャン妻が12月に定年になり、私の誕生日まで契約社員として更新して私の誕生日と同時に去るというもの。
実際4月は前年度の締めなので、ジャン妻の部署はいちばん多忙な時期だから業務はある。もっともそんな中途半端な期間で契約してくれるかどうかはわからない。
「それが理想だったんだけどさ」(ジャン妻)
「ああ、あの件もあるな」
ウチの会社も現時点で60歳定年だけど、満了しないと退職金が満額貰えないのはアタリマエだが、確か、定年きっかりで辞めることで退職金が増えるらしいのだ。
定年から先に在職すると収入は何割か下がるのだが、問題はその定年そのものが伸びること。60歳ではなく65歳とか。すると60歳以降も月々の収入が下がらない代わりに65歳まで在職しないで60歳で辞めると60歳までだった筈の満額が貰えなくなるかも。
「でも満額以上の退職金目当てに65歳まで残るのもねぇ」
その時になって経済的にどうなってるかはわからないし。
もう贅沢はできない。昨日船山温泉に1泊したら過去最高額になっちゃって。定年以降はそうそう行けなくなるだろうと自覚した。
混んでる.jpg
この日は激混みだった。
テーブル席もカウンター席も満席。後から私の左隣、カウンターの角っこに座った2人客は窮屈そうで落ち着かなかったのか2杯ずつ飲んで帰っちゃった。
「マスターいないのか」「ずいぶん高いな」と呟きが聞こえた。
喧噪状態で懐メロBGMが全く聞こえなかった。
味噌汁.jpg
くろうし.jpg
勘定は小さい紙に書いて渡された。1万500円だった。
「ダメだよ両手の指で示さなきゃ」
「じゃぁ、これで」
両手の人差し指2本。幾らかおわかりですね。看板娘(だった。過去形です)に、「それじゃぁ」と言ってお別れした。
このコンビも見納めか.jpg計算中.jpg
「ちゃんと計算してんじゃん。幾らだったの?」
「1万1千円。黒牛を5灰飲んだからね」
私は500円の釣りを受け取っていない。というか受け取らなかった。
「ええっ?何で?」
「いいんだそれで。あの店には小銭は似合わない。それが俺らとの信頼関係なんだ」

店構え1.jpg
最初の膳.jpg
看板娘が去ってから。
今宵は新顔のバイトさん、他からHELPに来た姐さん、4人で廻している。
留守を守る男性(店長代理)は常連さんからマスター不在の理由、いつ頃復帰するかの目安、いちいち訊かれて答えなきゃならないからタイヘン。
牛筋大根.jpg
タケノコ.jpg
ホタルイカミンチ1.jpg
ホタルイカミンチ2.jpg
料理はそれほど代わり映えしないな~。
新ものを考案するほど余裕がまだないんだね。
うまき1.jpg
うまき2.jpg
ポテサラ.jpg
店を守る4.jpg
店に入ってすぐ前のカウンター席にいると、フロアやテーブル席の喧噪状態でBGMが聞こえない時が多いのですが、この日洩れ聞こえてきた懐メロBGMは。。。

それじゃ さよなら元気でと
冷たく背中を向けたけど
今でもほんとは 好きなのと
つぶやいてみる
お久しぶりね 小柳ルミ子 1983年

風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へいった 見送られることもなく
地上の星 中島みゆき 2000年
中島みゆきさんのこの歌も、もう懐メロになっちゃったかな。

タッタタラリラ
ピーヒャラピーヒャラパッパパラパ
踊るポンポコリン BBクイーンズ 1990年
「誰の歌だっけこれ?」
「さぁ・・・」

夜明けのコーヒーふたりで飲もうと
あの人が云った 恋の季節よ
恋の季節 ピンキーとキラーズ 1968年
「この歌誰だっけ?」
「コンヨウコとなんとかキラーズよ」

目と目で通じ合う
かすかに ん 色っぽい
目と目で通じ合う
そういう仲になりたいわ
MUGO・ん・・・色っぽい 工藤静香 1988年

なぐさめも涙もいらないさ ぬくもりが欲しいだけ
人は皆ひとりでは 生きてゆけないものだから
ふれあい 中村雅俊 1974年
「この人も歌下手ねぇ」
「・・・」

離れない離さない 離したくない君
順子 長渕剛 1979年
サーロイン.jpg
アスパラ.jpg
味噌汁.jpg
店を守る1.jpg店を守る2.jpg
「あ、ちゃんと計算してる」
「し、してますよぉ」
この日は人差し指1本だけ。
店2.jpg
名物マスターの復帰は早くて5月末になるそうです。
その頃までにはマスター不在の光景が自然になってるかもしれない。
コメント(0) 

ふたりで上大岡 [居酒屋]

土曜1.jpg
荒れ気味のジャン妻バージョンが続く。
「今週の何曜日だっけか?そっちの部署の懇親会は?」
「あああれね。出ないわよ」
「え?欠席?」
お偉いさんも参加する懇親会じゃなかったか。
「出なくていいのか?」
「上司にアタシは出ませんって言った。気がノラないからね」
「気が乗らない?そう言ったの?」
「そうは言わないけど。『用事があります』って言った」
「それで大丈夫なのか?」
「真っ当な理由じゃない。好きにさせろってんだよ」
荒んでいますね。ささくれ立ったもの言い。こんな体たらくでこれからの日々大丈夫だろうか。
「じゃぁ土曜に上大岡行く?」
「行く行く(嬉々)」
「・・・」
それとこれとは別らしい。
土曜2.jpg
土曜の夕方5時です。
予約した時、バイトの子が出て、「土曜なので2時間制でお願いできますか?」と言われた。
2時間以上もダラダラいたことないぞ。だいたいそれ以上いたらタイヘン。ジャン妻が泥酔しちまうじゃないか。
お品書き1.jpg
最初に出された生牡蠣ポン酢。
伊勢市出身のジャン妻は牡蠣にウルサい。軍手と道具さえあれば自分で牡蠣を剥くこともできる。
牡蠣1.jpg
「これに慣れちゃうと他所では食べられなくなるわ」
確かに他の焼き鳥屋行かなくなった。
半生なので生の肉を使ってる証です。冷凍だとよ~く焼かなきゃならないから固くなる
レバ1.jpg
レバ2.jpg

トマト1.jpg
トマト巻にいきなりガブりつくと中から熱い汁が飛び出して、唇の周りか口の中をどっかしら火傷しますよ。
空いた串か楊枝でブスッと刺して熱を抜いた方がいいかも。
トマト2.jpg
私は焼いた牡蠣の方が好きだな~。
牡蠣2.jpg
ジャン妻が絶賛するナメロウ。
しょっぱ過ぎず、重すぎず、いい意味で軽いナメロウです。
ナメ.jpg
この形状をカタチ作るのに、私は何かの型番があるのかと思っていたらそうではなく、トントン叩いたのを包丁使って取りまとめただけ。味噌、ネギ、茗荷まで入っています。

ブリシマアジ.jpg
ブリ.jpg
シマアジ.jpg

ポテサラ。これはマスターの姉さんのレシピらしい。
固茹でしたイモをスライスカット。マヨネーズベッタリのしっとりタイプ。
ポテサラ.jpg
白子ポン酢。
「珍しいわねアナタがポン酢なんて」
私は酢の物が苦手ですが、頬がツーンとするほど酸っぱくないです。
白子.jpg

鉄鍋2.jpg
煮込み豆腐入り鉄鍋バージョン。
ひとりの時はこれだけの量が腹に入らないので2人で来る時だけ。
鉄鍋に入ってる豆腐は、それだけ食べたらその辺りのスーパーに売ってる豆腐とそう変わりゃせんが、味が浸みて美味しい。木綿でなく絹ですね。
煮込み1.jpg
煮込みの残りを小ライスにぶっかける。
有吉ジャポンではブレッドを煮込みに浸してたが、あれはお客がパンを持ち込んだことが発端らしい。
煮込み2.jpg
鳥皮。
私がひとりでこういうものを食べると、「鶏の皮は脂分が多いからよくない」とか言うクセに。
「カリカリして美味しい」
カリカリしてんのはアナタだろうが最近。
皮1.jpg
皮2.jpg
レバペ。
レバペ.jpg
憤懣を抱えたジャン妻からいろいろ不満ネタが出たよ。ただ、彼女の場合は悪口にはならないのね。問題を提議してそれを如何に解決する方向に持っていくか、それにはどうすればいいかと。
飲み屋で悪口言ってるのは傍から見て聞き苦しいという。私は赤提灯や暖簾でそういうのを吐き出してもいいんじゃないかと許容しますが。
突然マスターに話しかけられたのは、
「家のローン終わったんだっけ?」
「まだです。今年の秋に終わります」(ジャン妻)
「そう!!それはよく頑張ったね」
「ローン終わってもこれまでと同じ金額入れて貰うわよ」
「・・・」
夫婦の盃.jpg
土曜3.jpg
イライラモードのジャン妻が少し峠を越したように見えたので。
「落ち着いた?」
「多少はね」
だがまだイライラの原因については教えてくれないのだ。目下解決に向けて努力中なので完遂するまで待ってくれって。
「気晴らしに上大岡行こう。もう予約してあるし」
「普通のカッコじゃダメ?」
「ダメだよ」
「何でさ?焼き鳥屋にそんなお洒落しても・・・」
「だって店のKさん(予約係)が、奥様いつもエレガントな服装ですねってホメてたモン」
「え・・・」
「だからちゃんとした格好をしなさい」
「何で上大岡へキレイなカッコしてかなきゃなんないのよっ」
昨日今日と船山に行って来たのですが、最近は船山でも湯神でもさらの木でも普段着で行こうとするようになった。
オンナが服装に頓着しなくなったら終わりだよ。
明るい1.jpg
明るい2.jpg
お品書き.jpg
最初の膳.jpg
桜海老.jpg
蛍烏賊&レバ.jpg
最初の膳は生の桜海老、ミニ蛍烏賊串焼、レバ、美味しい美味しい。
「珍しいね。滅多に桜海老や蛍烏賊食べないのに」
桜海老の生って美味しいですね。
「桜海老のかき揚げはもう身体が受け付けなくなったな~。蛍烏賊は目玉の食感が嫌いだったんだよ。奥歯に残るからさ」
そしたらマスターが言うには「ウチはちゃんと目玉取ってるから」
うん、全く気にならない。
「その店で目玉を取ってるかどうかで仕事してるってのがわかるんだよね」

蛍烏賊.jpg
何故にシャンパンを.jpg
何故にシャンパンなんぞをオーダーするかな。
ナメ1.jpg
そしてナメロウダブルです。
ナメ2.jpg
ナメ3.jpg
ナメ4.jpg
「次回からひとつにしてくれる?」
「ええ?喧嘩にならないように分けたんですけど・・・」
「分けても残った方に箸が伸びるから結局は奪い合いに・・・」
赤魚1.jpg
赤魚2.jpg
ピンク.jpg
お猪口は最初に桃色お猪口が2つ出されたのだで私はブーイング出した。
「えぇ!!ピンクかよぉ」
そしたらマスターが無骨なのに替えてくれた。
私にピンクなんて似合うわけない。
魚介類を堪能したので遅まきながら串焼きに移行。
チーズ巻1.jpg
チーズ巻2.jpg
トマト.jpg
トンヅケ.jpg
うずら.jpg
そしてポテサラ&煮込。今日は鉄鍋ではないフツーのもの。
ポテサラ&煮込.jpg
ポテサラ.jpg
煮込.jpg
ちょっと高かったかな。シャンパンのせいだと思う。
この方たちは私らが立った後の席に座れたかな。
席は空いてるかな?.jpg

ZZZ.jpg
19時半に帰宅して炬燵で爆睡してしまったところ。
コメント(0) 

ひとりで新子安 [居酒屋]

日頃優柔不断な人でないつもりですが。
京急新子安駅ホームで私は迷っている。
子安駅.jpg
ジャン妻は昨夜から名古屋出張で今日遅く帰ってきます。
なのに自分はこんな早い時間帯から呑んだくれていいのか。
昨夜も上大岡でそんな憂鬱な気分になった。桜が開花する時期はダメで、4月なのに5月病?
そういうのは異動、転勤、ひとり暮らし、新しい環境に適応できないからかかるもの。私の場合は全くそういうのがないのに。
決して窓際ではないし、侮られてもいないのだが。。。
こういう時はアルコールに頼らない方がいいそうですね。別の症状を呼び起こす可能性があるんだって。(依存症?)
市民酒場1.jpg
ここへ来るまでの午後4時前に横浜市内の某現場に赴いたら、アポ相手が私が指定した大事なモノを忘れていて後日に出直しになった。
「そっちへ行く」って言ってあるんだから事前に連絡くれりゃぁいいのに。
時刻は4時過ぎ。本社へ戻るか。帰宅するか。
飲んでやれ、という気にはなった。
そこからがまた決まらない。
上大岡は昨夜行ったし。
新規開拓にはまだ時間が早いし。
京急新子安駅にいますが、川崎まで行って丸大ホールに行こうかと思ったり。
でも丸大ホールより子安の諸星の方がお客のマナーがいいなと考えなおしたり。
ここでまた本社に戻ろうかと思ったり。
踏切1.jpg
17時開店前で、ネタ拾いにここから徒歩500mの踏切寺へ取材に行こうかなぁと思って店の前を通ったら、店主が暖簾を掲げたとこだった。
私の社は変形時間労働制で16時で上がっても月内に補填すればいいのです。まだ月初、幾らでも調整効きます。自分に言い訳して店の暖簾を潜った私が一番客かと思いきや、既に8人も先客がいた。
まだ明るい.jpg
町田があるけど.jpg
ロングカウンターテーブルの奥、TV下に会社関係のグループ客6人!!
こんな早い時間から飲んでるのか仕事はどうしたんだいと自分のことを棚に上げてそう思った。
この店は4人テーブル席がか3つか4つあるが、グループ客はいいとこ4人までで、6人纏まっているのは珍しい。店内で待ち合わせはNGだと思います。早い時間帯に全員揃って入店しないと6人は難しい。
店内1.jpg
店内2.jpg
他、1人客が2人、それからパラパラと一人客が入って来た。高齢者のお客ばかりである。そりゃそうです。現役世代はまだ働いている時間帯なんだから。
お馴染さんで一人で来られたお客は長大カウンターの奥のTVが見れる一画を6人グループが占拠しているのを見て「それってありか?」怪訝な眼差しだった。
ビール.jpg
鶏の唐揚げ、鶏肉より衣の方が厚いの。肉の旨味よりも衣の食感を味わうタイプ。
唐揚1.jpg
唐揚2.jpg
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
中華屋ではない、屋台でもない、居酒屋の焼きそば。最初に言った焼きそばが出るの遅れたので、小さいビールを追加するハメになった。
焼きそば4~ビール追加.jpg
青海苔は要りません。紅生姜も要らないな。
野菜だけを先に摘まんで、炭水化物だけにしていただく。これが美味いのです。
焼きそば3.jpg
焼きそば5.jpg
シウマイ。崎陽軒の真空パックシウマイのような味です。
シウマイ1.jpg
シウマイ2.jpg
ヌルヌルのマカロニサラダ。
サラダ・・・というか、殆どマカロニ100%
マカロニ1.jpg
マカロニ2.jpg
熱燗に移行しています。
やはり今どきの子は熱燗を知らないんようで、ベテラン女性がサポートに付いてきた。
「鯨刺身を・・・ニンニクでなくて生姜でお願いできないかな」
「ハイ。生姜で」
クジラ1.jpg
クジラ2.jpg
盗み撮りしてごめんなさい。
ズームしないで撮ったこの距離感を伝えたかったのです。
狭いだけにマナーがヨロシイのです。
近過ぎる距離.jpg
うん?
何かヘンだぞ?
熱燗の2杯目で動悸がしてきたんです。
私は軽い期外収縮を持っている。心拍のタイミングがズレるのです。軽い不整脈といっていい。
心臓がビクンと鳴って、喉奥から何か吹き上がるようにコホッと咳き込むのです。
かかりつけのエロ女医は「期外収縮は放っておいて大丈夫よ」と言っている。それが続くと気分が悪いので原因を調べて見たら、自律神経、睡眠武装、疲労、ストレス、そして。。。
アルコールの飲み過ぎ!!
「これらのリスクを避けるように心がけてください」なんて書いてあった。
寝不足(Blogのせいで朝早く起きる)と早い時間帯のアルコールがいけないのかもしれない。
期外収縮が止まらないので2杯で止めといた。
市民酒場2.jpg
踏切3.jpg
踏切4.jpg
JR根岸線は混むので京急各停に乗ったら寝てしまい、起きたら上大岡。
乗り換えた市営地下鉄でもまた寝てしまった。
起きて地上に出てもまだ明るい。
帰宅して風呂に入って炬燵(隠居所)でグダグダしてた。まだ期外収縮が収まらない。酔って風呂に入ったのもいけないのか。
そのまま仮眠してしまった。
ジャン妻が帰宅したのは23時頃。
今日、ジャン妻の部署で課員が緊急招集され、当人(ジャン妻)不在のまま彼女のミスに関して欠席裁判?のようになったのを本人はまだ知らない。
コメント(0) 

ひとりで上大岡 [居酒屋]

17時半-1.jpg
毎晩遅いジャン妻のイライラモード続く。
「何があったんだ?」
「今は聞かないでくれる?」
「・・・」
「言ってもわからないから」
ひでェ言いグサだな~。パートナーたる私はフォローしてあげたいのに、そういう風に言われちゃうと何も言えないし、何もできないじゃないか。
(最近聞いたのですが、この「言ってもわからないから」の意味は、聞いてる私が「そんな説明じゃ俺はワカラン」と話を切っちゃうのがイヤなんだと。)
「降格にはならないと思うけどね」
「え??何をやらかしたんだ?」
「今は言いたくないの」
何かミスでもしたのか。毎晩毎晩遅いのは自分のミスのせいなのか。

今日もジャン妻は遅いのでひとりでここへ繰り出した。
家庭崩壊だなこりゃ。(嘘です大丈夫です。)
17時半-3.jpg
17時半-5.jpg
お品書き1.jpg
最初の膳.jpg
「花見とか行かないんスか?」
「花見ねぇ」
「大岡川まだですけど。そろそろかな」
「花見は行かないね。酔っ払いが多いし」
自分を棚に挙げてよく言える。花見に酔っ払いがいるのはアタリマエで。
「人は多いし汚すし、私はもともとアウトドアが苦手なんですよ。BBQとかも嫌いなの」
「自分BBQとか好きっスよ」
「店で毎日BBQしてるようなもんじゃん」
「じゃぁBBQとかも全然参加しないんスか?」
「付き合いで参加したことはあるけど。BBQの買い出しって女に任せると安い肉ばっかり買ってくるんだよね。せめてこの店の牛サガリ(1本400円)くらいの肉でないとな~」
「ウチのサガリはいい肉ですから」
「自分が買い出しに行った時は、会費と別に自費で高くていい肉を買うのよ。誰か1人に声掛けして、『これ後で俺らだけで喰おうぜ』って共犯を持ちかけるの」
「それって・・・」
・・・のタイミングでオーダーが入って一旦、会話が途切れたが、・・・の後は、後でバレますよね、だった。
花咲く時期は晴天が続かない。せっかく咲いてるのに無情にも雨降ったり風吹いたりする。
富士山と桜を嫌いな日本人なんていないと思うけえど、「彼女(ジャン妻のこと)は桜が好きな理由に、『潔く散るから』って言うんですよ。そりゃ俺に、『潔く死ね』ってことか」
店の若い衆は反応に困っている。
「そのクセ紫陽花はダラダラ長くいつまでも咲いてるから未練たらしくてヤダとか言ってる」
「そんな~、紫陽花だって一生懸命咲いてるのに・・・」
私もそう思うが。
「江ノ電や箱根登山鉄道の紫陽花電車も嫌いだって」
「徹底してますね・・・」
カツオブリ.jpg
カツオ、ブリ。
「何処のブリ?」
「和歌山です」
和歌山か。
10年前、転勤ではないが長期出張で滞在した。この店ではそのことを誰も知らない。
カツオ.jpg
ブリ.jpg
グリーンサラダ。サラダ菜、レタス、トマト、カイワレ。。。
グリーン1.jpg
グリーン2.jpg
ホタルイカ串焼き。私はこの店で焼いたホタルイカの旨さを知りました。
目玉もちゃんと取ってあるし。これまであまり好きじゃなかったのです。黒い目玉の食感が気に入らないの。奥歯に挟まったりするから。酢味噌も苦手だし。
(沖漬けというのを最近になって初めて食べたのですが、あれは美味かった。)
ホタルイカ2.jpg
ホタルイカ1.jpg
ナメ2.jpg
いつものナメロウですが。
はて?メニューにアジもイワシもないのに何の魚、刺身をタタイたんだろう。
ナメ1.jpg
串焼、肉類が皆無でしょう?
花見ネタが昂じてBBQの話題にもなったのに、肉類にぜんぜん食指が湧かないのです。ヤバいですね。肉を欲しないのは気分がオチてるってことですよ。
締めは「その他料理」で、幾らで入力したのかワカラないタクアン。
何故かタクアン.jpg
19時過ぎ.jpg
行ったばかりなのにそんなに日が経たない平日、
「今日も先に食事済ませていいよ」
「・・・」
いったい何があったのか。

京急1.jpg
横浜市西区の届出でこの日の業務終了。戸部から各停で上大岡へ向かう途中で、草の者(陰の部下)1号から携帯に着信があり、日ノ出町ホームでかけ直したところ。
会話の終わりに草の者1号は、
「今日は明るく電話してみましたよん」
「???」
珍しくブリっ子してやがる。
「お前(1号)はTALKが暗い。もうちょっと明るく喋れ」、とでも言ったかな~。
そしたら子安で踏切の安全確認を行った関係で後続電車が10分遅れ~。
子安の踏切って、市民酒場諸星のたもとにあるあの踏切じゃないだろうか。
踏切1.jpg

夕方1.jpg
夕方2.jpg
お品書き.jpg
最初の膳.jpg
ネギトロ&ホウボウ.jpg
この日のサシミはイマイチでした。
ネギトロとホウボウ、ネギトロはビンチョウ?
ホウボウはもう少し厚く切らないと旨味が出ないのだが。
ネギトロ.jpg
ホウボウ.jpg

赤魚1.jpg
マトウ鯛・・・かな。赤魚粕漬を焼いて貰ったの。
これは醬油を少しだけたらすと甘味が出ます。やってみてください。
赤魚2.jpg
赤魚3.jpg
またしてもホタルイカの串焼。
ホタルイカ1.jpg
ホタルイカ2.jpg
お決まりのナメロウ。
ナメロウ1.jpg
ナメロウ2.jpg
「この間、群馬のお客さんが2人来てさ」
「群馬の何処です?」
「桐生だって」
「桐生か。私はそっちには行ったことないですね。いいとこ太田止まりでした」
群馬泉の酒蔵も太田市にありますよ。
「桐生のお客さんに群馬のお酒置いてありますよって群馬泉を見せたんだけど、あまり喜ばれなかったな~」
「自分は前橋の店で群馬泉をお願いしたらラベルがダサいと言われてあまりススメたがらなかったです」
「群馬から出てきたんだから、他のお酒を飲みたいんだろうね」
「で、何を出したんです?」
「なんだったかな・・・」
小左衛門か竹鶴でもお出ししたのか。
「何で上毛っていうのかな。上毛新聞ってあるよね」
群馬で3大紙より購読されている新聞です。
マスターは上毛を音読みではなく訓読みしたらしい。
「ジョウモウですよ」
でも私は何で上毛、毛が付くのか答えられなかった。これは群馬最大の謎でもあり、諸説あって奥が果てしないので、僅か1年だけ群馬に住んだぐらいではわからない。
私也に考えたのは、上毛野国(カミツケノクニ)と、下毛野国(シモツケノクニ)に分割される前は毛野国で、その毛の国、毛人の国、または穀物産地として毛が穀物や草木を意味したか。
作家・高橋克彦さんの世界では、京の大和王朝が東国から陸奥を支配、服属させんとし、それに抵抗する勢力の構図と決まっている。
同じ日本人なのに、大和王朝は彼らが異人に見えた。それが蝦夷(エミシ)で、毛人・・・これもエミシと読むそうです。当て字だろうけど。
毛の由来についてはいつか頁を改めますが、
「おそらく毛は・・・中央が支配する際の蔑視でしょうね」
「ベツ・・・何?ああ、そういう字ね」
「うん」
レバペ.jpg
煮込1.jpg
煮込2.jpg
締め1.jpg
締め2.jpg
あれ?誰もいない?.jpg
毎年毎年この時期だとバイト君が辞めて入れ替わるので、熱燗の指導がタイヘンそうである。
めんどくさい客だと思われてるだろうな。
この日も肉類の串焼きをいただかなかった。
夜はこれから.jpg
まだ7時前?.jpg
桜咲く春は気分がすぐれない私。
花咲く時期が短く、そこに儚さを感じるからだろうか。
花見なんぞに繰り出して騒げる人が羨ましい。
「今日は明るく電話してみましたよん」・・・らしからぬ草の者1号のブリっ子ぶりを思い出して可笑しくなり、少し明るい気分になった。
コメント(0) 

ひとりで新子安 [居酒屋]

今日もジャン妻は遅いのです。
「先に済ませて」と言われた。やれやれ。
でも幾ら妻の帰宅が遅いからといって・・・
市民酒場1.jpg
こんな明るい時間に呑みに行かなくてもってか??
市民酒場2.jpg
17時過ぎです。
私の社は年間変形労働時間制なので、週40hを基本に、その年の暦を見ながら、平日の日数に8hを乗算した勤務時間数をクリアすればいいの。
だから18時まで勤務しなくても、その週や月内に足りない分を補填して勤務すればいいのですよ。17時であがったら何処かで19時まで勤務すれないいという訳。
私は行政担当なので、役所って17時までじゃないですか。
堂々と飲んでやります。
店内2.jpg
店内5.jpg
店内6.jpg
最初の膳.jpg
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
焼きそば3.jpg
焼きそば4.jpg
隣の爺さん客3人が私の焼きそばを見て、「美味そうだな~」
でもあげないよ。人様の頼んだ食い物を見てあーだこーだ言うもんじゃないけど、そこで目と目が合ってニンマリし合うだけの距離感です。
その後、その3人の爺さん客のひとり、私の斜め向かい側の方ですね。その方が最初は右側に灰皿置いて右手で煙草をお吸いになってたのですが、3人だから2人のお連れさんのお顔に煙が流れちゃったんだよね。
呼吸器に疾患をお持ちかどうかわからないが、お連れさんに煙が流れるのを避ける為に自分の左側、すなわち私の側に灰皿を移したんですよ。煙草を左手で持ち替えた。
となると私のとこに煙がきちゃうでしょ。
私はその煙をじーっと見てやったの。無言で目で言いましたよ。そっちに向けて貰えませんかってね。
「あ、すみませぇん」
「いえいえ」
その方、灰皿を自分の手前に置いた。抱きかかえるように。
それが雌鶏が卵を抱きかかえるようで可愛らしかったんだけど。
お連れさんに気を遣ったはいいけど、だからといって全然知らない他人はOKなのかいってことです。この店のいいところは、確かにカウンター幅が狭くて慣れるまでは落ち着かないかもだけど、慣れて来るとこのカウンター幅の狭さのせいか、皆さんマナーが至極いいのですよ。
丸大ホール食堂よりずっとマナーいいですね。
ハムカツ.jpg
チーズフライ。
チーズフライ1.jpg
チーズフライ2.jpg
鯨刺身。あ、ニンニクだ。ショウガにすればよかった。新子安から乗るJR根岸線は意外と混むのです。周囲の乗客に迷惑かけたくないし。
クジラ1.jpg
クジラ2.jpg
白菜浸け。
「赤い糸みたいなのは要らない」
「ハイ」
白菜1.jpg
白菜2.jpg
赤貝、これはイマイチだったな。薄いし旨味がしないの。
赤貝1.jpg
店を出たら薄暗くなっていた。
市民酒場3.jpg
日付が変わる頃にジャン妻は帰宅した。
目つき態度が悪い。ささくれ立っている。
こりゃ何かあったなと。ジャン妻の口から最近抱えた憤懣が出る出る。
ジャン妻上司さんは部下や他部署へ気配りのできる人ですが、最近はナンバー2のジャン妻が残ってりゃ大丈夫だろうと自分の私用を優先・・・まぁ飲みですよ、早上がりしちゃう時があるのです。
それ以外でもいて欲しい時に不在なんだって。
他にも幾つかたまりにたまった憤懣の蓄積があって、例えばネガティヴな部下、新しいことをさせようとすると身構える部下、ジャン妻部署が多忙な時期に部下を飲みに誘う他部署女性のアホさ加減、ジャン妻に部署内のプロジェクト構築というテーマを与えておきながらその過程で部下を注意しても上司がその部下を庇い立てするというナァナァ関係、今日締切で終わる筈だったのにそれが伸びてしまったこと、自分を便利屋扱いするヤツら、ハイテンションでウルさい他部署の女性社員云々、複数の要因が溜まりに溜まって怒っている。
唯でさえ3月は決算&来期の予算策定時期でもあり、朝は8時半に出社して退勤は22時以降、最も多忙な時期。2日休みのどちらかは必ず潰れる。
ジャン妻は遅い一方で、私は自己完結の外回りだから今日のように夕方から飲んだりするのですれ違い生活が続き、些細な行き違いで喧嘩になったりした。
「去年も一昨年も荒れたよな。そんなに荒れるんならもう(会社)辞めていいから」って言いましたよ。
「そう・・・アナタの誕生日に2人で定年退職しようと思ったけど・・・」
果たしてそれは叶うだろうか。
「無理かもね。今の状況じゃ・・・」
「・・・」
毎年毎年ジャン妻は3月は荒れるのです。荒む、宥める、その繰り返しで春を迎えた。
コメント(2) 

ひとりで上大岡 [居酒屋]

写真は3回分です。
1回でこんなに食べたんじゃないので。
時系列無視して写真吐き出します。それだけの記事です。
珍しく遅い時間1.jpg
珍しく遅い時間2.jpg
お品書き.jpg
お品書き2.jpg
お品書き3.jpg
この店は居酒屋でいうところのおとおしが無い。
焼き物がすぐ焼き上がるから、おとおしはあっても意味ないと思うけど。
何故かカマボコとワサビ漬けが出された。
最初の膳.jpg
「お土産です」
「どっか行ったの?」
「伊豆の・・・」
・・・は忘れたけど、「ああ、・・・ね」
「〇〇さん(私のこと)伊豆の・・・の辺りにお詳しいんですか?」
「いやいっやそうでもないけどさ。・・・へ行ったことはあるよ」
ちょうど伊豆高原八幡野温泉に行く週の平日だったので、・・・は伊豆の何処かだった。
「伊豆はねぇ。キラキラしてハデなところもあるからあまり行かないんだよね」とケムに撒いた。
おとおし.jpg
ちょっとコゲてしまったトンヅケ。
味噌漬けだから焦げ易い。
トンヅケ2本.jpg
焼いた牡蠣って美味しいものなんですねぇ。
牡蠣.jpg
定番化しつつあるナメロウ。
お品書きに載ってないのでおそらく「その他料理」で時価。
800円しないと思います。高いって?その場でトントン叩く手間賃だと思えばいい。
ナメロウの中には、味噌、ネギ、ミョウガも入っています。
ナメ1.jpg
店名は伏せますが。ナメロウがすぐさま出される店はまず作り置きの冷蔵ですね。
食べてみるとわかる。中が冷たい。アジのヌメリが出過ぎて重たい食感ですから。
この店のナメロウはいい意味で軽いです。
ナメ2.jpg
アスパラ.jpg
ジャガ.jpg
「ジャガイモ、バター多めに」
「ハイ〇〇さんジャガイモいきますバター多めに」
「菜の花、マヨネーズ少しくれる?」
「ハイ〇〇さん菜の花入りますマヨネーズ少しお願いします」
声が大きいよ。
「バターとかマヨネーズとか、言ってることがまるで子供だな~」
「そ、そんなこと、な、ないっスよ」
そう思ったんだろコイツめ。
ナノ1.jpg
ナノ2.jpg
粕漬1.jpg
何で赤魚の粕漬を焼いたのをガラスのお皿で出すかな~。
まぁいい。骨まで完食しました。アコウダイだったかな。
粕漬2.jpg
煮込1.jpg
煮込2.jpg
締め2.jpg
締め3.jpg
「今日奥様は?」
「飲みだってさ」
なので今宵もひとり飲みです。
ジャン妻は上の人とマンツーで飲みに行ってる。その上の人とはいい加減引退しろよと陰口叩かれてる老害取締役(以下、ジジイ)です。
そのジジイが新しいPCを購入するのにアキバに付き合って後で何か御馳走になると言ってた。
おそらく明日以降、そのPCのセッティングにも付き合うに違いない。
そのジジイいいトシです。80歳近いんじゃないか。幾ら取締役とはいえウチぐらいの規模でそこまで定年制が緩い会社かと思う。
「はぁちじゅう?」
多過ぎたか?
「そんなにいってないよ。ななじゅう何歳かな」(ジャン妻)
ああそう。でも最高齢者には違いない。そのジジイいつまでいるんだろって誰もが思ってる。人間って社内で権力や報酬を握るといつまでもそれにしがみついて離れない典型的な例ですな。

私はそのジジイに含むところがあるので普段はカオを合わさない。
過去にちょっとあったんです。今は会話しないし挨拶すらしません。早く引退すりゃいいと思ってるしそうハッキリ口に出して言ってます。
誰か告げ口したって構わないです。こっちにも言い分があるので。
そのジジイ、今日の昼に私のトコに来て、
「悪いね。今日おかーちゃん借りるから」
おかーちゃんとはジャン妻のことね。
私は「ああ、聞いてます」とだけ応えたが視線は合せず横向いたまま返事したんです。
私も態度悪いね。でもどうしても過去にあった遺恨?があるので今でも胃の腑が煮えることがあるの。
「へぇ~。おかーちゃん借りるからって言ってきたんだ。カワイイところあるね」(ジャン妻)
「カワイクなんかねぇ。俺はそうは思わねぇ」
昨年の夏にそのジジイを「囲む会」が開催されたが、私は幹事に「出ません」それだけ冷たい文言でメールして拒否った。不参加。
でもそういうのって、誰彼が来てないな、いないな、ってチェックする輩が必ずいるんですよね。
「ご馳走になる席で、おそらく自分もそろそろ引退するっていう話になるかもね」
「っていうかいつまでいるつもりなんだアイツは?」
「そういうこと言わないの」
「構うもんか。皆そう思ってるクセに」
「思っててもそうやって口に出さないでしょ」
口に出さないだけ?逆を言えば皆そう思ってるってことじゃないか。
ここから先は時系列無視で料理写真がランダムになります。
ブリ.jpg
ナメ2.jpg
サガリ1.jpg
サガリ2.jpg
トンヅケ.jpg
これはエシャロットを刻んだのですが、エシャは刻んだりしないでそのまま食べたほうが美味しいね。
エシャ1.jpg
ナメ3.jpg
牡蠣2.jpg
締め4.jpg
締め5.jpg
締め6.jpg
鮎1.jpg
今年最初の鮎だぁ。
「何処の鮎?」
「和歌山っス」
和歌山?
転勤じゃないけど、10数年前に長期滞在したことがある和歌山。
何処の鮎だろう?
鮎2.jpg
「女性の品格」ちまきさんには及ばないが、私もこの店や大船で牡蠣を少なからず食べましたね。
牡蠣1.jpg
牡蠣2.jpg
メニューには土手焼きとなってたが、甘味噌煮込みですな。
牡蠣3.jpg
牡蠣4.jpg
今頃何を馳走になってるのやら。
寿司か懐石か。後で「あれやってくれ」「これをやってくれ」って言って来るに違いない。今宵のおごりは後で高くつくかもよ。
そんなことを考えながら締めに移行。
煮込み1.jpg
煮込み2.jpg
煮込み3.jpg
締め1.jpg
締め2.jpg
締め3.jpg
ジャン妻は意外と早く帰ってきた。
まぁ相手はジジイだからね。夜寝るのが早いんだろう。
どこで何を馳走になったか聞いたら銀座にある老舗、目の前で揚げる天ぷらを御馳走になったとか。
コース料理のお任せだったそうで。
「目の前で揚げてくれる天ぷら屋さんなんて久しぶり~」
いいねぇ。ウチなんか久しく天ぷらなんぞ出てないぞ。
「幾らくらいしたの?」
「さぁ」
「もちろんジジイの奢りだよな」
「そりゃそうよ」
「ジジイ領収書きってただろ」
含むところのある私は悪意に満ち満ちた毒舌をば吐いている。
「アタシは先に店を出て外で待ってたから知らない」
「後で領収書あがってくるぞ。アイツは自分の金は自分の金。会社の金も自分の金だからな」
「そういうこと言わないの」
「経理で支払チェックすればいい」
「アタシの手許にはそういう細かい支払は通らない。いいんだよ社内接待なんだから」
「ふぅん。で、引退するって?」
「あと1年はいるって」
「・・・」
珍しく遅い時間3.jpg
赤提灯.jpg
だが他人ごとではない。
まだ数年先だけど定年の足音が聞こえてくるようになっている。
その前に、自分の居場所を維持できるだろうか。
コメント(0) 

チープ酒場 [居酒屋]

いきつけと言えるかどうか.jpg
この店に来る時は、ジャン妻のテンションが下がっているか、疲れているか、何か心中に屈託や憤懣を抱えてる時に限られる傾向にあります。
今宵も憮然としています。
憮然2.jpg
この時もいろいろ出た。やってらんねぇの心境のようです。
おススメ.jpg
最近起こったハナシ。
キリのいい数字で、例えば会社の売上が何億達成とか。経常利益でもいいけどいい数字が出たとします。
営業所の数が100いったとか。
営業所の展開が各都道府県に最低1つずつでもいいから全県制覇したとか。
従業員数が10000人に達したとか。
辞めた社員が1000人に達したとか。←これ、私の口から出したら周囲からシロい目で見られた。
まぁ業績でも何でもキリのいい数字が出たのですよ。その達成オメデトウ企画と銘打って、社員に還元しようじゃないかと。。。
何を還元するんだ??
現金かな。それは無粋かな。
総務でミーティングが開かれたらしい。らしいというのは、私も一応は管理部門(総務?)所属なのだが、私自身の位置付けと業務が他とは異種異端なので参加しなかった。後で聞いた。
達成記念に会社で何か菓子をチョイスして、それを各営業所に配布したらどうかという意見がでた。それだと本社が楽なのである。何か手配して送りつけるだけ。
総論賛成だが各論反対の意見を述べたのは私と長年ソリの合わない女性社員(※)
「それって社員にしてみたら嬉しくも何ともないのでは?」
送りつけても会社のおしつけに過ぎないと。反対理由がもう一つあって、各現場、事業所は従業員数がバラバラで、従業員1桁の事業所もあれば、2桁いるところもある。バラで人数分発注するのもタイヘン。
私はそれに反対でもないのだが、珍しくその女性を援護するハメになった。
「各現場の控室は有休取って旅行したヤツの土産や、メーカーからの差し入れのお菓子が置いてあるから、何か送ってもその中に埋もれちゃうよ」
「そうなんですよ。会社から配ったものがどれだかわからなくなってしまうかもです」
ホウ、過去記事でいつも私に対してあからさまな態度をとるクセに私と歩調が合うとは珍しいな。
(※)
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-05
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-06
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
達成記念品(お菓子詰め合わせのようなものか?)を送るにしてもただ送るのではなく、それに〇長のメッセージ、「何とか達成オメデトウございます。これも社員の方々の頑張りによるもの云々・・・」お手紙を添えてはどうかという意見がでた。
私とソリの合わないその女性の意見は、
「会社が何か買って送るより、各現場に任せて好きなものに使えばいいのでは」という。
例えば金額の上限枠を設けて、お茶会やランチ会のタシにするとか、デリバリーを取るとか。
いい案だと思う。だが別の反対意見が出た。それだと現場は毎日出勤してくる社員だけとは限らないし、その日休みのパートさんまで公平に行き渡らないのではないかというもの。
意外と期限内に使わなったり忘れたりするんです。
「まだ期限大丈夫ですか?来期に持ち越していいですか?」と聞いてきたり。
実際そういうケースが過去にあった。会議費か現場接待交際費(半年に1人3000円)を計上し忘れ、期が過ぎた後で「今から使ってもいいですか?」って申請してきた。でも期末までに使わなかったら来期には持ち込めない。繰り越せないのです。
ポキ.jpg
水餃子.jpg
結局は「1人辺りの現金で何か使っていい」の経費になったんですよ。現金支給だと所得になってしまって控除の処理とかがめんどいので、経費が望ましいんだと。
それも何か買ってカタチが残るのではなくカタチの残らないものがいいと。カタチに残るモノを購入すると資産になってしまうからだろうか。現場で何か飲食のタシにしてくださいというお達しが出た。
〇長のメッセージ付は別途アナウンスされた。
ワカサギ1.jpg
ワカサギ2.jpg
タルタル.jpg
ではその金額ですが。
上限がセコい。1人辺り1000円なんですよ。
私は最初は呆れた。
「1000円/1人ねぇ。」
ゼロが1つ少なくないですか?と真顔で聞いてきた子もいましたよ。
私はそれ聞いて考え直した。そんなものですよ。1000円×1000人(従業員数)=100万円が妥当な線かも知れない。
だって一桁上げると総額が1000万になる。倍の2000円、3倍の3000円にするだけでも200万300万になって経理監査上目立つのだ。「これは何ですか?」と突っ込まれるんだって。
金額は決まった。何にするかは各現場に任せると。では本社の社員はどうするのか。同等の権利があるのではないか。
前述のソリの合わない女が、「ランチ会とか。お弁当取るとか」
弁当取るぅ?
前にもそんなことがあったな。外出しようとしている私に、「今日お弁当取ってるんですけど・・・」・・・私は事前に聞かされていなかったのに無理やり喰わされた。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-10-01-1
この時期は3000円だった。また叙々苑の弁当でも取るのか。あれはニオうよ。
お弁当は止めて外でランチになるらしい。
「そのランチですが・・・」
「???」
「男女別に分けようかなぁとも思ってるんですよ」
昼に花見と銘打って、女子社員だけで何処かへ繰り出そうとしているらしい。最初から女子会ありきなんです。
じゃぁ誰が留守番、電話番をするんだ?
この1人辺り1000円バラ撒きプランは役員クラスは含まれていない。もし女性社員全員がどっかへ繰り出して留守にするなら、その間の電話番に取締役2名が事務所に居残ることになった。
スパム1.jpg
スパム2.jpg
ここにも.jpg
取り置き.jpg
では男性社員はどうするか。
まさか男子会??
野郎ばかりで昼に繰り出すのか?私のもっとも嫌いなパターンである。このBlogを見て下さっている方々は御承知かとお思いですが、私は誰かと連れだってランチに行くのを好まない。
私は内勤よりも外出が多く、自分の喰いたいものを我慢して他人に合わせなきゃならないのが嫌いなの。いいトシした男が数人ゾロゾロ連れだって、吉牛、花まるうどん、二郎系ラーメン他に行けるかよ。
男性の中に役員ではないお偉いさんもいて、「自分は参加できるんですよね」、当然の権利とばかりに言い張っているのも聞いてみっともなく思った。
男子会なんか冗談じゃねぇ。
では個人で飯食って、それで領収書を・・・
それもカッコ悪い。いきつけの店のランチでそんなことができっかよ。
くだらなくなってきたので、私は自分の1000円ポッキリ(超過分は自腹らしい)を辞退することにした。
「俺の分そっちで使っていい。消費税分くらいにはなるだろ」
人数多けりゃ消費税分にもならないかもね。
砂肝炒め1.jpg
砂肝炒め2.jpg
「アナタはどーするのさ?」
「アタシはそういうの(女子会)に参加するのイヤ」(ジャン妻)
いろいろあってそういう気分じゃないらしい。
「俺は出ん。アナタは出たら?」
「去年は出たわよ。花見に行ったんだよね。それにその日は休もうと思ってるし」
「・・・」
女子会は後日開催された。男子の連中が何処で何を喰ったかは知らない。知りたくもない。
言ったもん、やったもん勝ちなんですよ。
この後、ジャン妻の愚痴、憤懣を聞くハメになった。昨年もこの時期そうだった。毎年毎年2月3月4月は荒むんです。
「アナタ(私のこと)は人と接する過程で喜びもあるけど私にはそういうのはない」なんて言われた。
店内.jpg
この店のメニュー、表示された料理が表と裏でダブっていて、ひとつの料理が表と裏で違うカテゴリに載ってたりする。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-02-16
メニュー1.jpg
メニュー2.jpg
わざとこういうことしてメニュー数が多いように見せかけてるのか、お客がチョイスする確率を上げてるのか。
そこをつっこんでみた。
「これって料理が表裏ダブッってるのって、わざと品数多く見せかけてるの?」
マスターは泡を喰ったような表情で、
「ち、違いますよっ、お料理のカテゴリーがわかりやすいようにしているんです」
店3.jpg
「何て質問をするっ?」(ジャン妻)
「アハハハ」
「マスター困ってたじゃないのっ」
「図星だからだよ」
「・・・」
コメント(0) 

アーケード20:30 [居酒屋]

アーケード.jpg
アーケードを歩いてたら呼び込みに声掛けられた。
「いい子いますよ」
「どうですかキャバクラ?」
あのねぇ。
私がそういうのをスキそうに見えるのかね。
自分で自分を見てみたいよね。
相手も仕事なので「いや、これから行くとこ決まってるので」やんわりとお断りします。
行灯1.jpg
この行灯の下にも女性の呼び込みがいて目が合ったがすぐ視線を逸らされた。
他所の店の前で呼び込みが立つって営業妨害じゃないのか。
i-Phoneを向けたら私を避けてどっかいっちゃった。
行灯2.jpg
暖簾と赤提灯.jpg
引戸を開けてカウンターに座ったらモーちゃん(店主)が泥酔状態である。今日もヘロヘロ。(いつもそうだけど。)
「今日はいつもより飲み始めたのが早かったんですよ」
もう提灯の灯を消した方がいいのでは?
モーちゃん1.jpg
モーちゃん2.jpg
モーちゃん3.jpg
ポテサラ1.jpg
ポテサラ2.jpg
このマヨネーズのテキトーなブッかけ方を見てください。ブチャーッとかかってますね。
酔っ払いだからこうなるのです。
ポテサラ3.jpg
ポテサラ4.jpg
「トマトが可哀そうねぇ」(ママ)
「うん?うん?トマトがどうしたって?ひとそれぞれいろんな食べ方があるから」
カウンター上にトマトが置いてあってパッケージが破れてる。お客さんがビリッって破いて丸かじりしてた。
モーちゃん4.jpg
そのうちモーちゃんが座敷に座り込んでお客さん状態になってしまったので、ママとTALKしました。
ママは最近東京まで電車で行ったそうです。
「何しに行かれたですか?」
「娘が〇〇にいて・・・」
お孫さんに会いにいったそうです。私は一度この店で息子さん(江東区で居酒屋勤務)にお会いしたことがあるが、最後の方は父子揃って寝てましたね。
「東京の人って朝のあれがアタリマエなんですか?」
朝のあれって何かすぐわかった。通勤ラッシュのことです。
「まぁね。今日だって東京駅で新幹線に乗り換えるまでは在来線で立って来たんだから」
「〇〇さん(私のこと)も毎日あんな満員電車で通ってらっしゃるのですか?」
「もちろんそうですよ」
群馬で自動車通勤がアタリマエのように首都圏では満員電車通勤がアタリマエなのです。これは地域性の違いなのでそこで生まれ育たない限り適応しないかも知れない。
ママは朝の通勤ラッシュに適応できたのだろうか。
「タ・イ・ヘ・ン・ですねぇ」
「ウチの方はJRが複数走ってる他に大手私鉄がありますけどね」
JRは東海道線、横須賀線、湘南新宿ライン、京浜東北線で、私鉄は京急、東急、いつか相鉄も乗り入れるらしい。
「シート(座席)が狭かったんですよ。アタシも決して細くないんで」
ああ、そういうことか。
「他のお客さんがアタシの隣に座ると窮屈そうで申し訳なくって」
笑っていいものかどうか。「そうですねぇ」とも言えないしね。
「そしたら電車が停まっちゃって」
そりゃタイヘンだ。キツかっただろうな。
「いつです?」
「今週の火曜です」
「ああ、21日(火)ね。そこのオリジナルカレンダー(この店は日曜月曜連休で、月曜を赤く塗り潰してある)だと日月休みになってるけど、20日の月曜は祭日だから余計に混んだんですよ」
「ああ、そうだったんですねぇ」
「世間も週明け週初めだから混んだんじゃないかなぁ。そういう日ってどっかしらで電車が停まるからね。信号機故障とか安全確認とか。急病人介護とか。路線が長くなったのもあるし」
「籠原駅でどうこうって支障が出てもこっちに関係ないんだけど」
「ウチもそうですよ。横浜の方で何か支障があってもウチに関係ないのに。(笑)」
シナチク1.jpg
「座れ・・・ない・・・ですよね」
「滅多に座れない。途中で座れて駅に着いて下りようとして立ち上がったら、前に立ってた客が私を避けようとして、つり革に掴まってた手を放したの。つり革が私の額にコツッとぶつかった。痛って声出したら相手がオドオドしちゃって・・・」
「アハハハ(笑)。つり革って固いですからねぇ」
「こっちも急いでたし。自分で吹き出しちゃったけどね」
シナチク2.jpg
モーちゃんは座敷でクダを撒いていたが私が帰ろうとしたらムクッと立ち上がり、私の手を両手で握ってシェイク。
「奥さんにヨロシク。元気?愛してる?」

アーケードを歩いてたらまた呼び込みに声を掛けられた。
「もう1軒如何ですか?」
「いやもう充分いただいたから」
お断りしたらその呼び込みさんは、10人くらいいる若い会社員の集団をターゲットに向かった。
私は鞘町の裏通りを歩いている。
もう1軒行きたい気分。
鞘町.jpg
コメント(0) 

七周年の七 [居酒屋]

上州記事、もう少し続きます。
群馬八幡の託児居酒屋(老健施設酒場とも)のママからCメールが。。。
「今月25日まで6周年記念で10%OFFです」
ああ、6周年か。
震災直後にOPENしたんだったな。
だが何故私が上州入りしてるのがわかるんだ?どっかで監視されてるのか。
私の上空にドローンが飛んでいて、それに監視カメラが付着しているとか。
6周年おもでとう。でも今回は7周年を迎えた七に行くんだよ。
七1.jpg
七2.jpg
2017年初訪問です。
あ、自転車が変わった。
新聞配達の自転車になってる。
自転車が新しくなった.jpg
「七年経った?」
「今年の1月で7年経ちました」
店内2.jpg
メニューが少ないな。
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
お品書き3.jpg
今日のお酒.jpg
さて今年初の七はどんなおとおしが出されるか。ま~たイロのついたヘンテコな豆腐でも出されるか。
最初の膳.jpg
北寄貝1.jpg
北寄貝2.jpg
「イカのクチバシ?」
「北寄貝です」
さては昨夜の刺身の残りだな。ふと思い出したのは背後に水槽がないぞ。飼ってたメダカがいない。
メダカがいない.jpg
「そういえばこの間、磯部の友達(ショウさん)に、おとおしでメダカの踊り食いを出したでしょ」
「あれはシラウオです。メダカ?」
「だっていないじゃない」
「(笑)実は・・・」
「踊り食いってどうやって食べるの?あれは噛むの?」
「酢(三杯酢)に入れて飲み込むんです。噛んだりしないです」
それって食べ物なのか。飲み物ではないのか。私はそういう食べ物が理解できない。酢も苦手だし。この店のおとおしで出された酢の物で何度酸っぱい思いをしたことか。
「噛まないんだ」
「噛まないですね。そのままスルスルって」
想像したら気分が悪くなってきた。胃の中で泳いでたりして。
「あの後で体調悪くしたみたいだよ」
「え、そうスか?」
和牛1.jpg
和牛タタキ。凄い脂のノリ。
和牛2.jpg
コチ1.jpg
コチの薄造り。この辺りで1人、常連さんが来られた。
コチ2.jpg
牛脛(スネ)肉の赤ワイン煮。
煮1.jpg
煮2.jpg
想像どおりの味ですが、これの主役はジャガイモだね。デカいのがゴロンと寝転がっている。
煮3.jpg

フライ1.jpg
フライ2.jpg
フライ3.jpg
フライに添えられた七の特製トマトサラダ。細かく刻んだトマトのフレンチドレッシング和え。
トマト.jpg
「花粉症平気スか?」
唐突に何を聞くかな。花粉症?
「全然平気。あれは現代人がかかる病気だよ。私は旧い人間なので」
「羨ましいです」
転勤終わって帰京する3月に甘楽郡の国峰城に行ったら花粉症になった。杉の木だらけだったから。
「東京に戻ったら治った。それ以来かかってない」
「花粉症って治るものなんですか?」(常連さん)
「ええっと・・・多少はグズグズしてるかも知れませんが薬を飲むほどじゃないですね。この時期に何でそこらで皆マスクしてる人が多いのか理解できなかったりするし」
常連さんに話かけられて途端に饒舌になってしまった私。
「ウチの若い者が顔小さくて細くて美男子なのに、いつもこ~んなデカいマスクをして事務所内に響くデッカい音で(鼻をかむ仕草をしながら)ビィ~ッと鼻かむんですよ。るせぇな、いつまで風邪ひいてんだって言ったら、風邪じゃありませんこの時期は花粉症ですって」
花粉症で苦しい思いをしてる方ごめんなさい。戦後の高度経済成長の為に政府が山林に杉の木を植林しまくったからですよ。
だが杉の木が木材として使える大きさになるには30年~50年必要で需要に追い付かず、木座の輸入自由化に踏み切ったら林業が衰退し、飢えた杉の木が伐採されないで放置され、毎年のように花粉を巻き散らしている。
医療業界は、「感染予防の為にマスクを着用しております」で済むけど、料理人さんはマスクをしたくてもできない背景があるらしいのだ。
納豆1.jpg
納豆2.jpg
何故かマグロ納豆。何で酒悦&食悦七ともあろう店が、その辺のチェーン居酒屋で出される料理を出すかな。
「私は納豆に付いてるタレとカラシを切るのが苦手でね。狙った納豆に注がれないで狙ってない全然違う方向にピューッといっちゃうんだよね」
「醬油をお出ししますが、無しでもいけます」
「そんなに凄い納豆なの?」(常連さん)
「酒田の納豆って有名なんスよ」
さてはどっかのお客の酒田土産で原価が無料だな。
乾きものを手に取る.jpg
2人めの常連さんが持参した干物を手に取ってご満悦な店主。
干物といっても乾燥させたもの。乾きもの。棒鱈とか。
「試みに炙ってみましょうか」
「今いるお客さんは無料(タダ)よ」
「後から来るお客におとおしで出せばいい」
「黙っててあげるからさ」
乾きもの1.jpg
「何の味に似てます?」(常連さん)
「タタミイワシ??」
「ああ、そうかも」
「時代小説で下級武士がこういうのを肴に飲んでる場面とかありますよね、あ、悪い意味じゃないですよ」
七3.jpg
「自転車変えたの?」
「変えました。もう大分、旧くなったので」
7周年になったのを機に変えたのかな。
「電動なんですよ」(常連さん)
「またでんどう?」
店主の住んでるトコから通町までは殆ど平地でしょうに。だけどくるまの免許はもう取り直さないのかな。
コメント(0) 

焼きそば克 [居酒屋]

克1.jpg
ラのロで一合、4品。
月輪で一合、菜の花だけ一品。
前よりは食べる量を減らしている私ですが、さすがに小皿に4品じゃぁお腹も酔い具合も足りないので克へ来ちゃいました。
克2.jpg
「焼きそばですね。温めてお持ちします」
何故私のカオを見るなりそういうかな。私を焼きそば男と決めてかかってやがるな。
でもここの焼きそばは大好きです。私の知る居酒屋料理で子安の諸星と争うほどに美味いよ。
私は群馬泉を燗つけて立ちスペースへ歩んだ。私の中ではこのちょい呑み克はお惣菜BARの位置づけになっている。焼きそばBAR?屋台感覚です。
店内1.jpg
店内2.jpg
私の場所.jpg
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
焼きそば3.jpg
そしたらしばらくして5名の会社員がゾロゾロ入って来た。
ドドドッ.jpg
彼らがドドドッと提供カウンターに押し掛けたので後のお客が渋滞したのは、利き酒3点セットなんぞを全員がバラバラでオーダーしておったからです。
まだお若い方々で日本酒を飲み慣れてる風ではなかった。掲示されたこの店の掟に見入り、少しビックリしてたような。
5人のうち1人か2人は温度表を観ながら自分らでお燗を浸けておった。夏でも熱燗飲む私がご教授致しましょうか?
バラバラッ.jpg
熱燗できるの?.jpg
渋滞して受付もてんてこ舞いだが、若い世代が日本酒を飲むのはいいことですよ。でないと巷の酒場がイロのついたチャラチャラしたドリンクばかりになってしまうし、そういうのがはびこると次世代に伝わらない。いつもこんなことばかり言ってボヤいてますが実際そうです。燗の浸け方知らないクセに、若いものが「熱燗はダサい」「オヤジくさい」って誤ったイメージが付いちゃう。
熱燗をたしなむ女性って美しいと思うのは私だけか。
日本酒なんて最初は誰だって素人なんだから、利き酒でも3点セットでもどんどん日本酒飲んで欲しいものです。
彼ら5人は私から見て左側のテーブル席に陣取っている。2軒目で流れてきたようだじゃら決して静かじゃないしマナーがいいとも言えないが、誰も喫煙しなかった。
そういえば克は禁煙なんですかね。
煙草の煙や香りを感じない。天井が高いからかな。
黄色い紙にデカデカと書かれた店の掟に「香りの強い香水、コロンをおつけの方はお断り云々」とあったが、喫煙については特に書いてなかったような。
でもまたこの喫煙談義をするとキリがなくなるのでここで止めときます。
但し書き.jpg
焼きそばアンコール。
「紅ショウガ要らないや」
「あ、よろしいのですか?」
「紅ショウガがあると日本酒の香がトンじゃうんだよ」
「へぇ」
硬派な克マスターに言ってあげたいよ。安い大衆酒、人気酒を飲む私だってその程度の拘りはあるんだよ。
刺身のカツオやアジ、イカは生姜を沿えますが、それと紅ショウガは違うと思うの。度が過ぎた辛さは熱燗をコロしてしまう。(冷やならいいかも。)
私は日本酒を飲んでる時は、天ぷらなんかに添えられるレモンやスダチを右手で絶対に取らない。お猪口を掴む時に味がオカシくなるから。
カッオ節や青海苔も要らないです。
焼きそば4.jpg
焼きそば5.jpg
具を先に食べて退けてそばだけにしてみる。これが大好き。
今は行かなくなったが、具が極力少なくてソースだけの焼きそばを教えてくれたのは、通町と羅漢町の境目にある「結」という焼き鳥屋だった。
克はそれをもうちょっと上品にした味です。
焼きそば6.jpg
焼きそば7.jpg

克1.jpg
克2.jpg
これはまた別の日。
1階を切り盛りする男性は私のカオを見るなり、
「いらっしゃいませ。焼きそばですね。まだございますよ」
(-“-;)
私は焼きそば男か。何故に私が焼きそばだと決めつけるか。無けりゃたまには他のお惣菜にするよ。とムッとしかけたのだが。
「もう遅い時間なので、焼きそばの残り全部盛りますね。温めてお持ちします」
「そりゃどうも・・・」
これで気分良くなった私もゲンキンである。
そろそろ燗酒を浸けた。焼きそばは必須なのだ。
お燗中.jpg
こういうセットを設けたから店側がてんてこ舞いになるんだな。
ちょい呑み1.jpg

ガラ空き2.jpg
ガラ空き3.jpg
私の場所1.jpg
私の場所2.jpg
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
焼きそば3.jpg
今日は空いているな。
マスターがいうところの例の堅苦しい掟書のせいかもな。
店側が客を選び過ぎの感がしなくもない。あれはあれでいいところもあるんですけどね。
もつカレー1.jpg
「うん?カレー味のモツ煮?」
「これはお蕎麦やさんのカレーうどんよりサラッとしたスープなんですよ」
「ふぅ~ん」
ついに克もカレー風味の肴を出すようになったか。
カレーに日本酒?全然抵抗ないです。大船のとのやまにはアタリマエのようにカレーやビーフシチューが出されるし、川崎駅近くの丸大ホールでもカレー具というのがあります。
カレーライスにするから肴でなくなる。ライス無しで煮物と思えばいいのだ。
家でも稀にごく稀に、滅多にジャン妻が調理場に立たないのでホント稀に、キーマカレーで冷や酒を飲みますよ私。
「キーマは挽肉を買ってその日のウチに作らなきゃいけないのよ」
稀に(痛っ!!)出されるキーマは大豆入りです。
家のキーマ.jpg
焼きそばをお代わりしようとしたけどもうないそうなので。え?私が食べたんだってか?
ではモツカレーをいただいた。
もつカレー2.jpg
もつカレー3.jpg
カレーは強い主張ではなく、仄かな香だった。サラサラしてます。

ガラ空き1.jpg
克は最初の1軒目で来てもいいかもね。どのお惣菜も美味しそうだし。私的にはドストライクだし。
スタンプカードは6個になりました。12個になったら1000円相当の金券に。
1000円分何に使うかって?
そりゃ焼きそば3皿分ですよ。
コメント(0) 

群馬八幡のメカブ [居酒屋]

新規案件の手続きに意外と手間取り、東京と上州渋川を往復する日々が続いたがそれも間もなく終わる?
いや、終わらないかも。
でも私の公用は北毛だけでなく西毛、東毛、意外と広範囲なので、渋川市内に泊まると意外と動きに不便なのがわかった。
渋川泊まりは一度だけで終わりそう。やはり交通のうえで上州の拠点、ジャンクションは高崎なのだな。
東京から新幹線で来て在来線やバスを使って迂遠な動きをしているのは私だけ。時間に限られた在来線やバスに縛られてるともいえる。
ある現場に入ったら、東京ナンバーの高そうなセダンが停車していた。ウチの上役だった。
その上役、私より若いのです。高給で引き抜かれたか高給だから役員クラスに据えざるを得なかったのか。
馴れ馴れしく私に話しかけてきた。
「いいですねぇ。〇〇さんは」
「何がです?」
「泊まってぇ、温泉入ってぇ、一杯飲んでぇ」
「そう見られてる訳?」
私はややイロをなした。
「ち、違うんですか?」
私は憮然とした。
この男性役員は前も東京本社で同じようなやっかみを言ってきている。アナタは私より権限あるんだから自分もそうすりゃいいじゃん。
「今日は何処に泊まるんですか?伊香保ですか?」
「高崎ですよ。明日、〇〇方面へ・・・があるでしょ。こっちに残って1回でやっつけちゃいますから」
ちゃんと宿泊許可取ってますよ。宿泊だって前後の効率を考えて上役にOK貰ってるし。
「高崎にも温泉ありますよね」
まだ言うかこの野郎。私はドーミイン高崎の榛名の湯ですら入ったことないのに。
これを人に話すと「入ったことないんですか?」と意外そうに言われる。
「あるけど入りません。ホテルのユニットバスで充分」
実は定宿ドーミイン高崎の部屋にはユニットバスがなくてシャワーブースなのです。私はホテルのバスにあまり浸からない人でシャワーで充分なの。
いつも行く3つの宿(湯神、船山、さら)で専用や貸切に慣れちゃったのかも。
アホらしくなったので問答を打ち切った。
ワ1.jpg
ワ2.jpg
ワ3.jpg
その日、高崎入りしたのが私にしては遅かったので、ホテルに寄らずそのまま信越線で直行しました。
ちょうど出て行くお客さんを見送るタイミング。
「あ、見ぃつけた」(ママ)
「あ、」
携帯で喋くりながら歩いてたら店の前を通り過ぎてしまったのである。
「お帰りなさい」
「うんただいま」
「ウチの前を通り過ぎようとしたでしょっ」
「いやいや、そんなこたぁない。携帯が鳴ったから場所をズラしただけですよ」
剣崎を通り過ぎて何処か他へ行く場所なんてないよ。
最初の膳.jpg
牡蠣.jpg
今日ここに来る数日前にママから連絡を受けている。「今日はお休みします」って。
そのCメールを受信した時、私は渋川にいて駅前の昭和喫茶ルナでランチ中だった。
「何故私がこっちに来てるのがわかったんでさ?どっかで監視されてないか?」
「ホントですねぇ。あの辺から(天井を指す)じーっと見てるかもですよ。もし来られて休みだと悪いしガッカリされるなぁって思ったので」
「休んだんですか?」
「それがですねぇ・・・」
何かあったらしい。でも教えてくれなかった。ケムに撒かれた。
ワカサギ1.jpg
ワカサギ2.jpg
チクワ1.jpg
チクワ2.jpg
チクワ3.jpg
「なすびのママの店行かれました?」
「なすびのママぁ?」
ああ、ショウさんが行かれた榛名の店か。
「あっちの方まではさすがに行けないな~。あんな方まで行ったら帰れるかどうか。彼(ショウさん)は飲み代より代行の方が高くつくんじゃないかな」
「前の店(磯部)には行かれたことあるんですよね」
「旧なすびには4回くらい行ったけど、もう私のことは覚えてないと思いますよ」
「えぇ~、そんなことないと思いますよぉ」
どういう意味だろう。でもあの頃は自分でもわ・ざ・わ・ざ・磯部まで飲みに行ったと思う。今のママになってからはいちども行ってないです。
昆布締め2.jpg
昆布締め3.jpg
昆布締め1.jpg
お酒は船尾瀧。
高崎~渋川をウロついている時に偶然発見した船尾瀧酒蔵です。
船尾瀧酒蔵1.jpg船尾瀧酒蔵2.jpg
「メカブって何?茎ワカメみたいなヤツ?」
「そうです。歯応えありますよ」
「酸っぱい?」
「いえ、それほど酸っぱくは。そうか酸っぱいの苦手ですもんね」
「大丈夫かな。食べられるかな私」
「出張行かれてると野菜が不足するじゃないですか。メカブなんかいいですよ」
「ワカメの根っこ?」
「いや、根じゃなくって・・・」
ここでメカブとはどういうものか説明を聞いた。根ではなく(海藻なので根という概念はないらしい)葉がグリグリグリッってなってる部分を湯通しして細かく刻むんだって。
それほど酸っぱくなかったけど、ヌルヌルツルツルするので悪戦苦闘するハメに。
メカブ.jpg
「ヌルヌルするんだけどこれ。この箸だと摘まめないんだけど」
「一気に流し込んじゃってください」
そうしたら軽くムセた。ゲェホッ。喉に酢がひっついたぞ。それほど酸っぱくないけど生姜も載ってるし。
「ちっとも摘まめないんだけど。もうちょっと摩擦係数の強い箸はないの?」
扱い兼ねた私は仕方がなくメカブに爪楊枝を刺して口に運んで笑われる始末。
「割り箸ないの?」
「ありますよ。持ってきますね」
だったら最初っから出しゃいいのに。
箸.jpg
「どっかで見たことあるな。これ何処の割り箸?本町の寿司屋?」
「ウチの箸じゃないです」
「何でこの箸があるの?」
「お客さんがウチで出前取ったんです・・・」
「・・・」
それって持ち込みか。準営業妨害じゃ。
イワシ1.jpg
イワシ2.jpg
イワシ3.jpg
「今年は雪降ったの?」
「いや、殆ど降らなかったですね。うん?少し降ったのかな。でも数年前のようなドカ雪にはならなかったです」
昨年秋に国交省が、積雪時に幹線道路で立ち往生の原因となった放置自動車に罰金を科す方向で検討したんだっけ。
2014年に2回降った大雪では、安中市でノータイヤチェーンで身動き取れなくなったドライバーが市内に放置したことで除雪車が入れなかったからね。ウチの社員で出勤できなかった者が数名いた。農道が凍結して1週間近く家から出れなかった者もいた。「これって有休ですか?」なんて質問が来たし。
国交省がいうのはチェーン装着を促すことで放置自動車による渋滞を防ぐのと、大雪の際はくるまの移動を控えるよう声掛けする試みだが、上州人は喉元過ぎれば忘れるというか、国交省の通達があってもまた同じようなことになるのではないかと懸念、危惧したが、今季に限っては私の杞憂で終わりそう。
「秋が無かったですね昨年は」
「夏からいきなり冬になったようだった」
白菜1.jpg
白菜2.jpg
あったのか.jpg
「最近、日帰りが多くて」
「そんなに来てたんですか?日帰りで?」
「群馬だと日帰りがアタリマエですよ。前は日当出たけど今は出なくなったし」
「今夜はお泊りでしょ?」
「うん」
「新幹線ができて東京から早くなったから便利にはなったんでしょうけど。昔のように、泊まってぇ、温泉入ってぇ、旅の旅情を感じることはなくなりましたよね」
泊まってぇ?
温泉入ってぇ?
さっき言われた台詞そのままじゃねぇか。心外だがそう言われても仕方がないのかもな。
タクシー.jpg
あとでママからCメールが。
「イワシの骨煎、お出しするの忘れましたゴメンなさい」
あ、そうだった。何だか1品損した気分。
もうすぐ春です。いや、もう春かも。
コメント(0) 

月輪 [居酒屋]

闇に光る1.jpg
闇に光る2.jpg
闇に光る3.jpg
「来て下さったんですね」
「〇郎さんの店から看板出してるのが見えたからさ」
「え?〇郎さんの店からウチ見えるんですか?」
「見えましたよ。灯も点いてるし」
「見えないと思ってました。やだぁどうしましょ」
「真ん前じゃないスか」

店内は変わらず。5年前のままです。
カウンターも。テーブル席も。
店内12.jpg
店内13.jpg
くたびれたお品書きの短冊も。
店内11.jpg
ママの天然も!!
見てくださいこれ。
最初の膳.jpg
いきなり何でこうなるかな。おとおしだけ。
しょーがないからおとおしだけ箸つけましたよ。
このおとおしも5年前と変わらないね。
ゴボウ、砂肝、こんにゃく。砂肝、固いんですけど。冷えてるから余計に固いんですけど。
「〇郎さんの店で美味しいものいただいてきた後だから恥ずかしいな。菜の花のお浸しでいいですか?」
「いいけど・・・」
また何でこうなるのかな。
何でこうなるの?.jpg
マヨネーズで飲めってか?
菜の花1.jpg
菜の花2.jpg
菜の花3.jpg
菜の花4.jpg
「羅漢町も変わりましたね。マンション建ててるし。今、マンション建ててるとこは前は駐車場じゃなかったですか?」
「そうなんです。こ~んな大きいマンションがあっちに・・・」とママが指したのは建設中のマンションとは全然違う逆方向だった。
「新しい体育館とかホールとかいろいろ建設してるみたいだし」
「そうなんです。イオンさんができるし高崎これからよくなりますよ。マンションもたくさん建つし。そうだ、いっそこっちにマンション買ったらどうですか?」
「こっちにマンション?」
「別荘ですよ。家のローン終わったらどうするんですか?こっちに別荘でマンション買っちゃいましょう。でも・・・」
「でも・・・何です?」
「別荘買っても売れないそうですよ」
買っちゃいましょう、でも止めときましょうってか。買わねぇって。
相変わらずのボケぶりなので話題を変えました。
「ここ(お店)は変わらないですね。この観音様を背後にしたSL写真も。小さいボックスティッシュもあの頃のまま・・・」
ミニボックスティッシュ1.jpg
SL.jpg
ミニボックスティッシュ2.jpg
「あ、このボックスティッシュはですね。作ってるメーカーさんがくれたんですけど今はもう作ってないんだそうです」
「売りものじゃないよね?景品だよね?」
5年の歳月を経てティッシュを包装したビニールに汚れが付着している。これで鼻をかんだり口を拭いたりしたらカオが汚れるだろうな。
「これ欲しいって言うお客さんがいてもあげません」
「ああそう。ティッシュなんて消耗品だから使っちゃったらそれで終わりだからね。でもせめて拭いてあげなきゃ」
「え?汚れてますか?あ、ホントだ。可哀そう・・・」
ママは愛おしげにティッシュを磨きだした。
ママ1.jpg
ママ2.jpg
「ラのロがOPENする時、〇郎さんはここに挨拶に来たの?」
「来なかったですよ。アタシが行きました」
普通は後からOPENした側がご挨拶に来るものだけどね。
「店を開ける時間遅くない?」
「グラス割っちゃったんですよ。」
「ああそうなの。だからこんなに新しいビールグラスがあるの?」
入って左のテーブル席に1ケース6本単位で梱包されたビアグラスの箱が10ケースほど陳列されているのだ。いったいどれだけのグラスを割ったんだ?
「何でこんなにグラスを」
「高いところに手が届かなくて落として割っちゃったんですよ」
それにしては多過ぎやしないか。私の質問の答えになってないじゃないか。
「陶器はまだやってるの?」
お会いしたことないが、ママのご主人が何処かの山に窯を持っていてそこで焼いている。この店にあるお皿、器、猪口はご主人の作なのです。
「榛名の方でしたっけ?窯?」
「甘楽です。何年か前に2度雪が降ったでしょう。あの時に木が倒れて窯が潰れちゃったんですよ。でも身体の動く今のうちにって修復しなきゃって頑張ってるんです」
ママ3.jpg
「私いつもこんな感じだから」
ええ、それはわかってますけどね。
「ホントは緊張感持って仕事しないといけないんですけどね」
緊張感なんて言葉がママの辞書にあるのかよ。
「でもいつも緊張してたら疲れちゃいますよね」
自分で言うな~。緊張したことないクセに~。
「ライバル出現だね」
「そんな~。〇郎さんに敵わないですよぅ~」
そら敵わないに決まってら。でも目の前なので2店で被るお客さんもいるそうである。
振り返る.jpg
出て来たところ。
盛況のようである。
盛況のようで.jpg
闇に光る4.jpg
平成25年の3月に泣く泣く高崎を去って帰京する際に月輪で購入した器です。
夏になると冷やで使います。
GETU。。。.jpg
コメント(4) 

ラのロ [居酒屋]

羅漢町.jpg
薄暮の羅漢町。旧中山道を西の境に四角く切った小さい町。
悪鬼羅刹のように禍々しい町名の由来は、北の境を東西に走る道路の向かいにある羅漢山正覚院法輪寺(ラカンサンショウカクインホウリンジ)に五百羅漢像が安置されているからきている。五百羅漢町だと長いので略して羅漢町。
平成24年春~1年間、私はこの街にいた。
住んでる頃に五百羅漢様を拝んだことはないけれど、そのお寺で夏祭りの笛太鼓の稽古をしているのを見たことがある。
その笛太鼓の音は部屋まで聞こえた。
住んでいたのは寿司屋の隣にある古いマンション。
寿司屋2.jpg
寿司屋の前の道を歩いて事務所に通っていたのと、寿司屋の隣にある駐車場に停めた社用車で上州各地の現場を廻ったのです。稀に寿司屋の客が停めてたりしたので、移動をお願いしたことがあるよ。
マンションの前にCafeがあって今は椿町に移転したが、そこの女性店主(うさこ)が言うには、
「小さい町だしぃ、住んでる人が少ないからぁ、夏祭りでお金が多く集まらないんだそうですよぉ」
あの頃は無かった場所にマンションが建設中だった。前は駐車場だった筈。確かこの後登場する〇郎さんも停めていた。
建設中.jpg
もうすぐ18時、赤提灯に明かりが灯り、暖簾が出る頃合い。
毎日毎晩歩いていたマンション前の道沿いにあった名店だった。現在はワインバーになっている。
今はワインバー1.jpg今はワインバー2.jpg
ワインバーになる前、都落ち気分で塞いでいた私を「この街で生きよう」と一念発起させてくれた。その店は紆余曲折を経て、同じ町内の一画に移転、新規開業にこぎつけた。
新店1.jpg
新店2.jpg
ラのロ??
ラのロ?.jpg
羅漢町のロ〇〇(かつての店名)か?
引戸を開ける。
「あれぇ、どうもぉ~」
〇郎さん、やや肥えたような。
旧中山道の一通で仮営業していた頃、サポートしていた男性がいた。
新しい店の香りがする。
内装は白が基調だが、正面の壁は黒で、前の店と同じ絵が掛かってる。
店内1.jpg
店内2.jpg
カウンター10席、これで背後に小上がりがあれば前と同じですが、小上がりが無い代わりに2階があるらしい。ってことは前よりは席数が多くなった。
ボード.jpg
いただいたのは、昆布〆、燻牛、春巻、牛タンいり芋サラダ
黒い台がクルクル回転しちゃうのは何故だ?
昆布締1.jpg
昆布締2.jpg
昆布締3.jpg
和牛1.jpg
和牛2.jpg
和牛3.jpg
並んだ.jpg
春巻1.jpg
春巻2.jpg
あ、BGMが尺八に変わった。
イモサラ1.jpg
イモサラ2.jpg
「今、高崎にはどれくらいのペースで?」
「そうですか出張ですか」
「奥様(ジャン妻のこと)お元気ですか?」
「お酒?燗にします?前は持ち込み自由だったからさぁ。ここではオーナーさんの顔を立ててロ〇〇カラーじゃまずいしさぁ」
〇郎さんとはまぁそんな当たり障りない会話ですね。カウンター席にいた同業者さん2名とは、ザブン、しんきち、高崎初の生ビール、どっかで見たような聞いたような語が飛び交ってました。
若い頃の勢いバナシや、移転前のロ〇〇の思い出話が出る辺りはトシをとったのかな。
完全復活?.jpg
「元気そうで安心しました」
「〇郎さんお元気ですよ~」
「あっちこっちで心配されてるから」
並榎町のどっかの店で死亡説も出たからね。
「〇郎さん言ってましたよ。あのお客さん(私のこと)に〇〇喧嘩見られちゃったことがあるから恥ずかしいって」(サポートの男性)
「そりゃ私だけじゃないでしょ」
仲裁なんかするもんじゃないと思ったよ。あれで一線を超えてご近所さんになっちゃったんだから。
おや?.jpg
私はカウンターの入口側にいたのですが、ふと外を見たら、月輪のママがゴロ看板を出してるとこではないか。
「あ、〇〇子さんだ」
「え?」
「〇〇さん」
「ああ、月輪のママね。顔出してあげてくださいよぉ」
コメント(2) 

 [居酒屋]

平成24年以来上州と縁あって6年めで渋川市に1泊することになりました。
出立前、東京本社でひとりの取締役が私を冷やかした。
「渋川温泉?いいですねぇ」
「渋川温泉?」
「温泉入って、地酒飲んで・・・」
「・・・」
私はややムッとした。カオに出たかも知れない。バカヤロウ遊びに行くんじゃねぇやって言いたいけど相手は上役だから抑えたんですよ。
そんなん言われて知らない連中が聞いたら誤解するじゃねぇか。こっちは上役に宿泊許可を得ているのになんなんだいその言い草は。イヤミか。
「渋川に泊まるのは初めてですよ」
「いつもは高崎でしたっけ?」
「いつもはね。今回はそっち(渋川)の方が近いんで」
「・・・」
「道が凍らなけりゃいいのですが」
私にしてはムキにならずサラッと受け流しました。
温泉入って地酒飲んで~ってか?
そういうイロめがねで見られてるのがよくわかったよ。
夜8.jpg
現場他で公用終えて日が暮れたら吹雪いちゃったんですよ。こりゃぁルートイン渋川へチェックインする前に夕食済ませた方がいいと判断。チェックインしてからだと外へ出たくなくなる。
ホテルの中にも居酒屋があるのですが、ルートインって渋川も泊まったことある安中も藤枝もメニューが殆ど同じで、その土地柄の郷土色はゼロといっていい。
この日は草の者6号が渋川駅まで送ってくれた。ホテルまで送りますと言われたのを固辞したんだけど、駅に着いたら雪が氷雨混じりになった。
駅の待合で、明るいうちに目ぼしをつけといた店に電話してみた。
若そうな男性が出てボソボソ淡々と応対してくれた。こちらはひとりである旨を伝えたら「営業しております」「カウンターでよければ」「ハイ」それだけ。あまり歓迎TALKではなかったのです。
バイトかコイツ?大丈夫かなこの店と思った。渋川駅前界隈をよく知らないし他に選択肢も無さそうなので、渋川市役所の東にあるこの店へ行ったのです。
店1.jpg
店2.jpg
店3.jpg
橙(ダイダイ?)
どこにもそういう色はないぞ。モノクロームか薄いベージュ色。
周囲真っ暗です。ここで営業成り立つのだろうか。
覗いてみたらグループ客が小上がりにいて快気炎。昼間の定食屋が夜になると創作料理ぽい肴をお出ししていますの趣がある。
若者向きのカジュアル酒場かと思って躊躇したのだが意を決して入りましたよ。引き戸を開けたら店の人がいなくて、引き戸を締める時に扉にくっついていた鈴がチャリチャリ鳴った。
店6.jpg
奥から若いママさんが出てきた。奥がサッシ扉で仕切られていてそこに厨房があるらしい。料理場とカウンター&客席が完全分離されているのである。
店内1.jpg
最初の膳.jpg
おとおし3品1.jpg
おとおし3品。
両端の2品はたいしたことないが、真ん中の牛タタキは、ラのロや酒悦七で出されるような高級な牛肉、部分ではないけど。えっ!!と唸らせるものがあった。
ポテサラ1.jpg
ポテサラが加わったところ。
ポテサラはやや甘く、ソースが添えられた。
ポテサラ2.jpg
ポテサラ3.jpg
メニューはこんな感じ。
ボード.jpg
メニュー1.jpg
メニュー2.jpg
メニュー3.jpg
刺身や海産物は全くないです。潔いくらいです。
ホウ、昼も営ってるのか。
メニューランチ.jpg
「ええっと、和牛肉豆腐とベーコンとキノコのサラダ」
「サラダは量が多いので、ハーフになさいますか?」
丸顔の美人ママがそうススメてくれた。
ひとりだと食べられる量も限られてるのでハーフに。
地元の酒.jpg
小上がりには若いグループ客が8人いて、年配の男性やスーツ&ネクタイのしっかりした人が2人いた。そっちには鶏の唐揚げ、大盛りのサラダ、パスタなんぞがバンバン出ている。やはりカジュアルの居酒屋でグループ向きかもしれない。
私はひとりでブスッとして飲んでいる。しばらく飲みながら携帯で草の者たちにメール指示を出していたら、時代遅れのブ厚いダウンを来た若い男性が私の前にいつの間にか立っていて、
「お待たせしましたベーコンとキノコのサラダです」
ボソボソと言った。ああ、この人がさっき電話で愛想がイマイチTALKの男性か。実はオーナーシェフだったのね。
愛想が無いのは奥で料理に徹底してドリンクと接客はママに任せているんだね。若夫婦で営っているのか。
ダウンを着ていたのは厨房が寒いのか寒がりなのか。シェフのカッコじゃなかったですけど。全くの普段着。
で、このサラダですが。
逸品1.jpg
逸品2.jpg
単なるキノコ&野菜サラダではなかったのだ。キノコと一緒に炒めたベーコンとナッツがいい風味、味、アクセントになっている。これは美味いな~。
逸品3.jpg
自分の好きな具(ベーコン&ナッツ)だけ取り置きしてるのがわかりますか?
逸品4.jpg

和牛肉豆腐1.jpg
和牛肉豆腐2.jpg
生卵が添えられた和牛肉豆腐。
和牛肉豆腐4.jpg
和牛肉豆腐2.jpg
出汁は和風。牛肉もこの手の料理としてはまぁまぁですが、私がこのトシで、シラタキって美味いんだな~と初めて思わせたのがこれ。
和牛肉豆腐3しらたき1.jpg
ジャン妻はしらたきが大好きで、おでんにもすき焼き(滅多に出ない)にも必ずしらたきを入れたがるのだが、私はしらたきなんて牛肉やさつま揚げのボリュームを下げる邪魔者と思っていた。まず食べない。ジャマ、要らないと思ってた。だけどこれで概念が変わった。
後でジャン妻に「しらたきが結んであるんだよ」とこの店の仕事っぷりを誉めたつもりが「しらたきは普通そうよ」とあっさり返されてしまった。
「味が浸みてるし」
「普通そうなの」
「・・・」
「普段アタシがしらたき入れるとジャマだこんなの入れんなって言うから」
「次から入れていいよ」
いつ牛すきやきが出るかわからないけど。
和牛肉豆腐5しらたき2.jpg
美味しいしらたきは都合3つ入っていた。
下から豆腐が出てきた。
和牛肉豆腐6.jpg
卵に溶いてみる。
ご飯が欲しいところだが。。。
和牛肉豆腐7.jpg
和牛肉豆腐9.jpg
和牛肉豆腐10.jpg
和牛肉豆腐8.jpg

竹輪1.jpg
竹輪2.jpg
竹輪の磯辺揚げ。
揚げ加減は群馬八幡にやや軍配が挙がるけど。竹輪にやや下味が付いていた。
群馬八幡は1本の竹輪を真ん中で斜め切りにして揚げてるがこの店は4分割、小さく切って揚げてある。
竹輪3.jpg
竹輪4.jpg
竹輪5.jpg
竹輪6.jpg
竹輪7.jpg
竹輪8.jpg
注文がひと段落して、ワイングラスを拭き拭きしてたママが手持無沙汰になったのか、伝票整理を始めた。
そのウチ、ガッチャン、ガッチャンと音が鳴り、こっち側のカウンターまで振動した。何事かと思ったらママが伝票に閉じ穴を開けているのです。
腕力が弱いのか上半身で全体重かけて上から押すように穴開けしている。
トントントン(伝票を揃える)、ガッチャン(穴を開ける)、パッチン(伝票を閉じる)、トントントン、ガッチヤン、パッチン。。。が数回繰り返されたのは、確定申告の時期だからだろうか。
店内から.jpg
店4.jpg
なるほど贅沢な素材じゃないけどいいものを出す店ですな。
調理場と完全分離しているので、雑然とした生活感が皆無なこと。
距離感があるようで、ママが客席にしっかり目を光らせていること。
BGMがAORでリラクゼーションできること。
「お休みは?」
「月曜です、あ、日曜も不定期で・・・」
「私は出張だから日曜には来れないな」
「あ、そうだったんですか」
「またいずれ・・・」
「ありがとうございました」
お若いのに秀逸な店ではある。
夜が21:00まで。若干早いのが呑兵衛の使い勝手としてはちと物足りない感がする。
http://daidai-web.net/
ル1.jpg
夜2.jpg
夜5.jpg
これが高崎だったら2軒目3軒目とハシゴするのですが、何せ初めて泊まる町だし外は氷雨で風も吹いてるし、ホテルに入って何するわけでもなく早寝してしまったのです。
グガ~ッ!!
コメント(2) 

克に何があったのか? [居酒屋]

克1.jpg
妙に空いてたんですよ。
静か過ぎるくらい。
湯煎をしようとしてふと気付いたら、2階、Japanese Bar KATSUへ上がる階段に、黄色い紙でデカデカと。
掟1.jpg
①日本酒に興味のない方はお断りいたします。
②アルコールを飲めない方もご遠慮いただきます。
③ちまたで有名な人気酒だけを飲みたい方は1Fでどうぞ。
④辛口の酒が1番旨いと思っている方は店主と意見が合わないと思います。
⑤大きな声で談笑する方へはご注意申し上げます。
⑥香りの強い香水やコロンをおつけの方もお断りいたします。
⑦日本酒を楽しむ以外での目的でご利用されるお客様、特にカップル様はお断りする場合があります。
⑧2Fには日本酒メニューはありません。店主の独断でお酒を選ばせていただきます。おつまみもお任せです。
⑨大人数様(4名様以上)も10席しかないのでお受けできません。
⑩以上、偏屈で石頭の店主ですが、それでも良ければ是非お2Fへどうぞ!
※初めてのご来店、予約なしのお客様は、必ず1Fスタッフに確認をお願いいたします。

もう1枚あって、これは1階と2階の違いを明記してある。
掟2.jpg
KATSUのご案内!
当店は1Fと2Fがあり、内容に大きな違いがあります。
2F JapaneseBarKATSU
★2Fは座席数10席のカウンタ^バーです。
★ゆったりのんびり静かに日本酒を楽しむスペースです。
★店主と日本酒談義ができます。
★日本酒の正しい知識が解ります。
★お料理もお腹に合わせてコースが選べます。
★じっくり日本酒を味わいたい方におすすめです。
★2Fは別紙にてご案内ございますご参照ください。
(別紙?ああ、黄色い紙ね。)

1F ChoinomiKATSU(ちょい呑み)
★1Fは座席数30席・立ち飲み15席程度のパブスタイルの純米酒BARです。
★おひとりでも団体でもお気軽に日本酒を楽しむスペースです。
★キャッシュオン制ですのでその都度お支払い、会計を待たずにお帰りになれます。
★呑みたい銘柄を探しながら自由に少量ずつ楽しむ方にはぴったりです。
★お燗酒もセルフでご自分のお好きな温度で楽しめます。
★おつまみもショーケースの中からお好みで選べます。
★1F2F用途に応じてご利用いただければ幸いです。
店内1.jpg
店内2.jpg
店内3.jpg
1階を仕切る男性に黄色い紙を指しながら、「何ですこれ?何かあったの?」
「いや、何があった訳ではないのですが。思いきってこうした方がいいのかな~と」
とか何とか言っておったよ。
ってことは何かあったんだろうね。
店内4.jpg
これについて私は賛否是非半々ぐらいです。総論賛成で各論でちょっとな~と思うのだ。
ひとつひとつ自身に当てはめて考えてみた。

>①日本酒に興味のない方はお断りいたします。
そんな訳ない。でもこれは2階のルールだから1階は日本酒が飲めなくてもいいのかな?

>②アルコールを飲めない方もご遠慮いただきます。
んな訳ない。でもこれも2階のルールだから1階は下戸でもいいのかな?

>③ちまたで有名な人気酒だけを飲みたい方は1Fでどうぞ。
巷で有名な人気酒?群馬泉が?
私はバカの一つ覚えで群馬泉か、無けりゃ巌辺りを飲んでるけど。
人気の有る無しではなく好きだから飲んでるのさ。

>④辛口の酒が1番旨いと思っている方は店主と意見が合わないと思います。
私は甘口嗜好かも知れない。食中酒なので酒も料理もお互いに邪魔し合わなければいいのです。そういう意味ではスペシャル純米大吟醸は殆ど飲まないです。

>⑤大きな声で談笑する方へはご注意申し上げます。
そういう輩ではないつもりだよ。

>⑥香りの強い香水やコロンをおつけの方もお断りいたします。
加齢だから多少は香水つけてます私。

>⑦日本酒を楽しむ以外での目的でご利用されるお客様、特にカップル様はお断りする場合があります。
他にどんな目的があるんだろう。オンナを口説く目的か?

>⑧2Fには日本酒メニューはありません。店主の独断でお酒を選ばせていただきます。おつまみもお任せです。
一度、利用したけど。確かに店主と会話が無かった気がするな。移転前に食べたチーズオムレツはできないの?とか日本酒に関係ない会話をしたような。
店主はママに聞いてはくれたんですよ。「できるか?」って。

>⑨大人数様(4名様以上)も10席しかないのでお受けできません。
大人数のヨイショ宴会が大嫌いで、会社の飲み会もろくすっぽ参加しない私には該当しないです。

>⑩以上、偏屈で石頭の店主ですが、それでも良ければ是非お2Fへどうぞ!
ええっと、確かに偏屈。(笑)
趣旨、主旨はわかる気もするけど。これだと静かに呑む日本酒マニアしか2階に行けないってことだよね。

もう1枚の紙に、「ゆったりのんびり静かに日本酒を楽しむスペースです」とあるから、そういう空気、雰囲気の店にする為に敢えてこうしたんでしょうね。
ただ、「店主と日本酒談義ができます」、「日本酒の正しい知識が解ります」、これはちょっと上から目線と言えなくもない。私も正直言って日本酒の正しい知識なんてないし、居酒屋=(イコール)1日の終わりで、今日1日を振り返り、自分の人生と向きあい、反省するべきところは反省し、リセットして明日への馬力に繋げる場所ですよ。
自分を主役にして、1日のドラマの締めのスタジオセットなんですよ。ロケじゃないからね。
日本酒談義だけでは趣味の範疇でしかない。本来の居酒屋はそれこそいろんなネタでの会話があっていいと思うのです。
BARなんかでも洋酒談義しないです。聞いてもチンプンカンプンなんだよね。
日本酒が飲めるのが絶対条件なのはわかりますが、日本酒嗜好(志向)の上級者しか受け入れないと言っているようなものだなぁ。
群馬泉.jpg
ぐいのみ.jpg
湯煎.jpg
巷ではイロのついたヘンなドリンクが氾濫している。若い者の日本酒離れが進んでいるからです。日本酒はオヤジのイメージがあって間違った偏見を持たれてる。熱燗なんか特にそう。
でも誰だって最初っから日本酒を呑める訳じゃない。今は日本酒が飲めなくても、若い者が日本酒を飲む、日本酒を飲む若者を育てる、克はそういう店であって欲しかったのだが。でないと日本酒が次世代へ、未来へと続かないと思うのです。
でもそれより先に、店主が求める店の雰囲気、目指すものを実現する為に敢えてこうしたんでしょうね。
私ですか?
私は日本酒を楽しみに来ているのではなく、ママの作るお惣菜目当てに来ているようなもの。
総じて料理の提供が遅い高崎の居酒屋たちの中で、この店はいちばん提供が早いですよ。そりゃお惣菜だからアタリマエだけど。
私がいる場所は1階の入って右、立ち飲みスペースだけです。いっつも空いてるのだ。
私の場所.jpg
最初の膳.jpg
ハラス焼.jpg
たくあん.jpg
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
焼きそば3.jpg
焼きそば4.jpg
焼きそば5.jpg
焼きそば6.jpg
焼きそば7.jpg
焼きそば8.jpg
焼きそば9.jpg
焼きそば10.jpg
焼きそば11.jpg
焼きそば12.jpg
「いつもの場所ですよね」
「うん。あまりあのスペースを使う人っていないの?」
「あまりいないんですよ」
「ええ、そうなのか。あまり来れないけどあのスペースなくさないでね」
言い置いて戻ったら上から店主が下りてきた。
マスター1.jpg
マスター2.jpg
「あれ?」
「ああ、どうもです」
「いつもそこですね。群馬泉ですか?」
「そう群馬泉。ワンパターンなんです。ここだと誰にもジャマされず、自分のペースで飲めますから」
店主はフロア責任者と私を交互に見て、「焼きそば出した?」
私が焼きそば好きなのは周知らしい。
「ふた皿いただきました」
店主はニッコリ笑って上へ戻っていった。文章で書くとああなるけど、気さくな人なんですよ。
そのうち書かれたりして。「焼きそば目当ての方はお断りいたします」って。(笑)
克2.jpg
克3.jpg
私はもう2階へ行くことはないだろうな。
日本酒談義って限定されちゃうとね。
私はあくまで③です。巷で有名な人気酒を飲みたい人なので、それと秀逸な焼きそばがあればいいや。
コメント(8) 

今年の上州初呑み記事を今頃。。。 [居酒屋]

回送?.jpg
横川行の電車が回送表示になっとるじゃないか。
私これに乗るんだけど。タルんどりゃせんかい。
車掌室からホームに出てきて上がろうとした車掌さんに言ったよ。
「これって回送なのか?」
「ああ、直しま~す」
車掌さんは戻ってガチャガチャ操作してた。普通、横川行になった。
車掌さんは何事も無かったように引き上げていく。今日はこれで上がりで、これから1杯ひっかけに行くに違いない。
私が誰何しなかったら間違った表示のまま横川方面へ発車したのだろうか。
普通に.jpg
去っていく.jpg
群馬八幡駅。
さして広くもない駐車場スペースに学生さん迎えのくるまが停車しまくっている。
自分とこの娘さんを乗せて車懸りの陣よろしく、次々と反転。闇に消えていく。
迎えのくるまがまだ来ない女子学生がいて寂しそうである。
八幡駅.jpg

和が家1.jpg
和が家3.jpg
託児居酒屋に着いたとこ。
日によっては居酒屋の様相からズレまくり、託児所だと思っています。
でも今宵は珍しく私の背後の6人テーブル席を何処かの会社員さんが占拠している。あ、刺身の盛り合わせなんか出てる。そんなんできるんだ。
店内12.jpg
最初の膳2.jpg
おとおし.jpg
チクワ1.jpg
チクワ2.jpg
チクワ3.jpg
チクワ4.jpg
山菜の天ぷら。フキノトウ、タラノメ、ウド。
春の山菜ぽいが、春はまだ先。
山菜1.jpg
山菜2.jpg
竹輪も山菜もいずれも揚げ物、早っ!!
カリッと揚がってる。美味しい。
この店は自分の揚げ物が最初よりも、先客が何人かいてそっちに先に揚げ物(フライ、唐揚げ他)が出された後にオーダーした方がカラッと揚がってるなぁ。
山菜3.jpg
山菜4.jpg

サザエ1.jpg
サザエなんぞをオーダーしてみた。ちゃんと肝も付いてます。
でもここは海無県だよ。サザエ君、君は何処から来たのだい?
サザエ2.jpg
サザエ3.jpg
サザエ4.jpg
この店にはもっともっと大人の酔っ払いが来店して欲しいな。
もうちょっとメニューのバリエーションを増やしてもいいと思うのだ。フライ系とか、焼きそばとか、煮込みとか。炒め物とか。
サザエ5.jpg
サザエ6.jpg
大将は喋り方がこの人に似てる。
昨夜、討死しちゃったけど。
似てる.jpg
今日は淡々とUPしましたが。
何のネタか忘れましたが、大将にこう言われたんです。
「それってBlogに載せたら効果あるじゃないですかね」
!!!
和が家2.jpg
タクシー.jpg
2軒目で某惑星さんに連絡しましたよ。
大将にこう言われた。バレとるかもって。
コメント(0) 

どんた久 [居酒屋]

これは改装前のどんた久。
かつてのどんた久.jpg
出典はhttp://www.hometown-s.com/shop/?k=22006060
今は居酒屋以上の風格で、店構えも内装も出されるものも値段も割烹といっていい。
ど4.jpg
ど1.jpg
ど2.jpg
お品書き.jpg
空いている.jpg
今日は空いていた。
カウンターガラ空き。私だけ。
奥座敷からも嬌声が聞こえない。
若旦那1.jpg
最初の膳1.jpg
最初の膳2.jpg
最初の膳3.jpg
最初の膳4.jpg
マグロ4.jpg
マグロ1.jpg
マグロ2.jpg
焼津なのでさすがにマグロは美味しいですよ。
この日、もうひとつのウリであるカツオは無かった。ヒラメ、ムツ、キンメダイのような白身系はあまり見ない。
マグロ3.jpg
マグロ5.jpg

ネギマ4.jpg
ネギマ1.jpg
イカのエンペラじゃないです。マグロを串に刺して焼いたネギマ焼き。
塩麹を塗ってあるのか、甘い醬油タレを薄く塗ってあるのか、味が浸みてかなり美味しいです。
マグロチーズ焼き(マグロカツにチーズを載せてオーブンで焼いた二度手間料理)と並んで私のイチオシ。
ネギマ2.jpg
ネギマ3.jpg

柿の種揚げ1.jpg
柿の種揚げ2.jpg
フグの柿の種揚げ。
どんなものか聞いたら「柿の種を細かく砕いてそれを塗して揚げるんです」
目の前に水槽があって、そこに私のインプラントメンテナンスを担当する女性衛生士さんのカオによく似た可愛らしいフグちゃんが泳いでたから、もしかしてこの子が捌かれちゃうのかなと躊躇したのだが。そうはならなかった。
柿の種揚げ3.jpg
柿の種揚げ4.jpg
オモシロイ揚げ物だが、フグの白身の味わいが柿の種の香りに負けちゃってるな~。
これは別にフグでなくてもいいかも。海老フライの方が合うのではないか。殆どスナック感覚です。
そういえば今年になってからジャン妻は家で揚げものをしてくれなくなった。
会社でその辺で売ってるお惣菜の弁当ばかり食べてるからですよ。ああいう弁当には必ず揚げ物、エビフライとか鶏の唐揚げとか入ってるからね。
角煮1.jpg
豚の角煮。何気に肉料理も美味しいのですこの店。和牛ヒレとか。
角煮2.jpg
ポテサラ1.jpg
ポテトサラダ。「ポテとサラダはサラダか糖質か?」なんていう健康啓発のポスターをJR東日本の車内で見たけど。
ポテサラの何処かいけないんですかい?
ポテサラ2.jpg
鉄火丼1.jpg
締めに鉄火丼。
赤身、トロ、ヅケ、生姜、コテコテのマグロ丼です。
鉄火丼2.jpg
鉄火丼3.jpg
おしんこ.jpg
ここでは店側とは殆ど会話をしない。
黙~って、静かに、飲んで、食べて。
ため息ついて、目をつむって。
時折、TVのくだらないワイドショーに視線がいったり。
それでも帰りがけにちょっとだけ店主、若旦那と会話した。
「今日は何処にお泊りですか?」
「島田です」
「しまだ?いつもそうでしたっけ?」
「これまでは殆ど藤枝で島田は初めて。人が歩いてないですね。まだ藤枝の方が人が歩いてる」
「ウチ(焼津)も似たようなもんです。出張で?」
「ええ。でも今年になって今日で静岡3回目なんですよ」
「えぇ?3回も来られてたんですか?」
「うち2回は日帰りですよ。帰って来いって」
「今はもう静岡だと日帰りですよねぇ。東京から新幹線ですぐですから。便利になったんでしょうけど・・・」
実は上役から私に釘を刺されたというか、そういう風な言い方をされたのです。「〇〇さん(私のこと)は群馬って出張扱いにしてます?」と質問された。
私はこう答えている。
「最近はしてないです。今年になってから・・・の時、出張扱いでない代わりに宿泊費だけ申請しましたけど」
この会話は群馬の場合だが、静岡も微妙です。東京神奈川の社員が前泊して(前日入り)当日の朝いちばんで現場に入る応援勤務は出張扱いになるが、東京本社の社員は群馬は出張扱いでなくなった。駿州と遠州もそういう傾向にある。
東京本社の連中が上州げ行く時は社用車です。新幹線やJR使ってるのは私だけで、東京から高崎や静岡までだと1時間か2時間で着いてしまうのです。
「2人3人の時は、なるべく社用車で行ってください」みたいな雰囲気はあるね。または、「2人で行くのを1人で行ってできないのですか?」とか。
私は前述の上役から、「それって現地の社員でできないのですか?」と言われたこともある。現地の社員とは草の者7号のことだが、7号の現場でちと奇禍があり、本人が動けなくなってしまったのだ。上役には「4月までに体制整えるからそれまでは・・・」猶予を貰った。
ジャン妻は私が社用車で出張するのをあまり好まない。やはり心配らしい。
「でも静岡駅に停まる新幹線って意外と少ないのですよ」
「ひかり、こだま、ですよね。のぞみって停まるんでしたっけ?」(店主)
「ええっと・・・」
私は言葉に詰まった。よくわからないのです。
若旦那2.jpg
ど3.jpg
「またお仕事作ってお出でください」
「ハイ・・・。こっちの現場で何か問題が起きればいいんですけどね」
「笑」
やれやれ。またしても静岡県で浮気をしてしまったか。
紀尾井4.jpg
コメント(4) 

後日譚 報告会とOB会 [居酒屋]

一昨日「スピンオフ」
昨日の記事「卒業前」
そして今日の記事と3部作構成になっています。
お店の紹介でなく私のプライベートダイアリーであり、カテゴリも人間ドラマの意味合いが強いですがもう少々お付き合い願います。
一昨日の記事、Kさんバージョンの翌日です。前にKさんが5年もいたこの店へ。
事後報告もあったのでわざと遅い時間に、お客が引く頃合いに行きました。
お品書き1.jpg
最初の膳.jpg
「前から失礼します~。ワカサギの春巻でぇす」
ワカサギの春巻.jpg
見て吹き出した。ワカサギが布団にくるまって寝てる。
何か意味あんのかなこれ?ワカサギはそのままフライか天ぷらでいいんじゃないか?
春巻の具はエビ、野菜でないと。
メジ1.jpg
メジマグロ。
「メジってマグロの子供でしょ?子供のウチに獲っちゃっていいのかなぁ」(ジャン妻)
珍しいねジャン妻がそういう観点で言うのは。
メジ2.jpg
メジ3.jpg
桜海老と白海老のポテサラ。揚げた海老を載せてある。かき揚げとのコラボといっていい。
ポテサラ.jpg
海老入り蓮根万頭のしぐれ揚げだし。これと似たようなのがKさんバージョンの夜も出たな。(※)
蓮根饅頭1.jpg
蓮根饅頭2.jpg
蓮根饅頭3.jpg

チキン南蛮栃尾揚げ1.jpg
この日のダイヒット!!タルタルチキン南蛮載せ地尾揚げ。
チキン南蛮栃尾揚げ2.jpg
栃尾揚げがピザ生地か、パン生地の替わりで、粗くミンチにした鶏肉にタルタルソースを塗して焼いた逸品。
チキン南蛮栃尾揚げ3.jpg
「美味いよこれ。チーズバーガーみたいだな」
「ですよね」(ニンマリする店主)
ふろふき1.jpg
聖護院大根のふろふき鶏味噌かけ
ふろふき2.jpg
聖護院大根って京野菜です。
「ダシも飲んでね」(ママ)
薄味のダシが美味しい。京野菜京野菜ってブランド主張がなんだか鼻に着くな。ダシが美味しいんだから普通の大根でいいよ。
ふろふき3.jpg
お客が引いた頃合いで以下ダラダラと長い会話が続きます。
「鎌倉のお店、Kのバージョンに行かれたんでしょ」(ママ)
「行ったよ」
この店に5年いた卒業生が気になるようで。
「で、どうだった?」
「いやもうヒヤヒヤの連続でさ。若奥さんは商売慣れしてないし、最後の方になってやっと生ビールを注ぐのに慣れてきた感じ。若奥さんは握力が弱いのか四合瓶の栓も開けられないから私が自分で開けようと思って『こっち貸せよ』って言ったもん」
「若奥さんも手伝ってたんだ・・・」
「初々しかったけどね」
ママは、アタシはもう初々しくないのかという表情をした。
「この店で一度お会いしてるのに『初めまして主人がお世話になってます』って丁寧に言われた」(ジャン妻)
「前の店で一度会っとるぞって言ったら、ビクン!!って小動物のように反応してた。これからお客に鍛えられて覚えていくんじゃないか。・・・で、そっちにも声掛かったんでしょ?」
「声掛けてくれたんだけど行けなかったの」(ママ)
「どうせゴルフだろ・・・」
(店主が慌てたように)「いやいやいやゴルフじゃないです。そんな毎週毎週いけないですよぉ」(店主)
毎週行ってるクセに。そんなに儲かってんのかこの店は。その日はママが1日中用事があって、夜に鎌倉は間に合わなかったそうで。
「ゴルフじゃないんだ」
「ゴルフじゃないですっ」
「お見えになるなら俺らと相席でもいいって言ったんだぜ。そっか、俺らと相席がイヤだったんだな(ニヤニヤ)」
「そ、そんなことないわよっ」
相席になっていよいよカウンターを挟んでお店とお客の関係が崩れるかと思ったんだがね。
「え?相席?ッテーブル席もあるの?」
「1席だけね。そこにお身内の方が来てたね。私らのことを前の店(この店のこと)のご常連さんでって紹介してたし」(ジャン妻)
「ウチの店のこと聞かれた?」(ママ)
「聞かれた聞かれた」
「で、何で応えたの?」
「高ぇ店でさぁ~、唯でさえ(土)(日)(祭)休みなのに他もよく休むしさぁ~って」
「ちょっ!ちょっとっ!で、お料理はどんなのが出たの?」
「お任せかかと思って行ったら10品ぐらいのアラカルトだったよ。おとおし、ポテサラはこの店そのまんまだったね。さっき出た蓮根万頭っぽいのも出たし」
「あ、あれは彼のオリジナルなのよ」(※)
「そうなんだ。前の店で揚げ物ばかりやってたって他のお客に言っとったですよ。隣の客がさつま揚げが美味しいっていうから『フワフワでしょ?』って聞いたらそうだって。『そりゃ前の店のメニューですよ』って言いかけて止めた。如何にも自分のオリジナルですのように得意満面で出してたな~」
「お酒、町田とか黒牛とか出ませんでしたか?」(店主)
「出た。両方とも」
「〇〇さん(私らのこと)がお見えになるから仕入れたんでしょうね」
そうだったのか。もしかしてこの店から仕入れたのかな。
「でも彼、あの店も辞めて他へ移るんだって」(ジャン妻)
「らしいですね。自分もそれは聞いたんですけど。次のお店の名前ご存じですか?」(店主)
「確か・・・●●●とか何とか・・・。検索したら出てくるよ」
店主はスマホで検索してちょっとオドロイてた。
「これって居酒屋じゃないんじゃないですかね?」
「今は居酒屋じゃないらしい。夜も営ってるのかどうか」
「行ったことあります?」
「ない。あるわけない。私なんかの行く店じゃない」
「でも行かれますよね?」
「多分ね。いずれ任されるんだろうね」
「そのお店何処なの?」(ママ)
「同じ鎌倉市内ですよ。どうしてもあの場所に拘るらしいな。もしかして彼って頑固じゃない?」
「アイツめっちゃ頑固なんですよ~」
「そう頑固なの。でも・・・そうか。彼頑張ってるんだ・・・」(ママ)
ママは目頭を押さえた。
OB報告の夜.jpg
お品書き1.jpg
この日は月曜です。月曜朝イチでジャン妻の大きいヤマその1が終了。気の小さい〇長にデータ送信、提出して打ち上げと相成った次第。
前週末に「河より低いBAR」で取り敢えず目処がついての仮打ち上げ会済みなのですが、仮(前)打ち上げ、本打ち上げ、後打ち上げ、何回でも打ち上げ会で外に繰り出す辺りはまるで高崎BARのようであります。
この日も混雑でカウンター2席をかろうじて押さえることができたのですが、何で月曜にこのクラスの店がこんなに混むのかワカラン。私らの予約席の隣に話題のKさんご夫婦がきていたのに仰天。
「来るの知ってたんじゃないの?」(ママ)
「う~ん、聞いたような聞いてないような」
「自分たち今日行くって言いましたよ」(Kさん)
「そうだったかな」
聞いたような気もするが。
「だから今日予約したのかと思ったの。お昼に奥様(ジャン妻)がランチでお見えになって、夜にKが来るわよって言いたくて言いたくて言いたいのをガマンしたのよぉ」
「言いたいのを我慢するって苦痛でしょ」
「うん。辛かった。ビックリさせようと思って言うのガマンしたのよぉ」
言いたいことをガマンするなんて似合わないけどなこのママは。
ポテサラ.jpg
牛バラ1.jpg
牛バラ2.jpg
この栃尾揚げネタはイマイチだったな。
マカロニ?ペンネ?揚げと分離しちゃってるのよ。
何でもかんでも栃尾揚げに載せりゃぁいいってモンじゃないよ。
これはイマイチ.jpg
キンメ.jpg
タケノコと蒸アワビの塩炒めと銘打ってますが。
何処にアワビという高級食材があるのかな?
アワビ塩タレ1.jpg
あ、隅っこの方にあった。
アワビ塩タレ2.jpg
「今の店いつまで?」
「今月の〇〇日で終了です」(Kさん)
「ああそう。で、それからママ(おおはまさん)はひとりで営るのかな?」
「久しぶりにひとりで営ろうかな~って言ってました」
「これまで二人体制に慣れたのがひとりになるとキツいよ。ふたりいた方がよくない?」(ジャン妻)
「土曜はもうひとりいるんですけどね」
ママの素姓や素顔も初めて聞いた。プライベートな事情で中央線沿線から鎌倉に移って来たこと、普段は無表情だがお店の終盤に常連さんだけになると意外と朗らかで別人のようになるという。
店主.jpg
「普段は人造人間みたいな表情と動きしてるのに」
「酔うとオモシロいですよ。一度遅い時間に来られてママのそういうのを見たらどうですか?」
「見てみたい気もするが」
あのレプリカントのようなママのイメージを崩したくない気もする。
「厳しくて優しい方でした」
店2.jpg
次ステージの話題も少し。
「検索してみたけど、今度の店は居酒屋じゃないのではないかい?」
「今はそうですね。夜も不定期で」
いずれは夜の部分を任されるらしいが、その店はランチの値段が高く、都内のビジネス街の値段に比べて2倍か2.5倍くらいの価格設定だった。そういう場所、地域価格設定らしい。
若奥さんから「何か粗相が無かったですか?至らない点は無かったですか?」と聞かれたが、まぁ粗相だらけだったよ。あの夜はシンパの集いだったから救われたけど一見だとああはいかないよ。
今宵はOB会の側面もあるしカウンターでそういう反省会をするのも野暮なので3月中に一度、一席設けることになりました。
店1.jpg
予約が超難しいこの店、昨年10月から半年で7回も行けたのは彼、Kさんのツテがあったからだが、余所者の私にとっては奇跡だった。あの街で飲んだのも初めてだし。
でもママひとりになって足が向くかどうか。ママひとりになってしまうと気を遣わざるを得ない。客が店に気を遣うってどうなの?と思わないでもないし。
料理人ってタイヘンなんですね。私はカウンターのこっち側の人間でよかった。喰って飲んで笑って文句言ってりゃいいんだからね。(笑)
コメント(2)