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ゴーヤの祟り [日常の戯言]

あぁ~やっと終わったGW。
皆様は如何お過ごしでしたか?
私らは実家が地元なので、ニュースで報道される帰省ラッシュ、高速道路の長距離渋滞、新幹線乗車率120%、見てるとタイヘンだなぁと思いますが、この時期での混雑ラッシュとは縁がないです。報道見てるとタイヘンだなぁと思う。
海外で過ごすなんてのも全く縁がない。地元に逼塞していました。
長かった休み中、飲みも含めて1度も外食しなかったので、私事ネタ、過去ネタで繋ぎます。

今年になってからジャン母のくるまを取り上げたので、ウチら2人は日曜にジャン母の買い出しに同行しています。ジャン妻が多忙な4月の小雨降る日曜、ジャン母が「土と肥料を買いに行く」というので菜園?苗木スーパー?そういう場所へでかけた。
小雨降る菜園.jpg
土と肥料?
またぞろGWの菜園、苗植えの準備か。
「今のうちに土と肥料を用意しておくのよ」
植え込む前に地ならしでもするらしい。地元の何とか菜園に行って、腐葉土、堆肥、これらは1袋18リットルだから18kg×2袋で36kg、これらを傘を差さない状態で台車に載せてレジまで持ってった。
36kg.jpg
肥料の選択が間違いないか店のオバちゃんに聞いたら、
「何を植えられますか?」
「???」
「それによって肥料が違ってくるんですけど」
そしたらジャン母が応えるには、
「ゴーヤ」
私は声をあげた。
「ゴーヤはヤダって言ったじゃんかよ」
沖縄の人には悪いが私はゴーヤの食感、苦みが嫌いで苦手で、昨年も一昨年もジャン実家で栽培されたゴーヤには箸をつけなかった。
この菜園に来る車中で、ゴーヤ、身体にいいのよ、苦ぇ、嫌いだ、何で食べないの身体にいいのに、嫌いだからだっ、弟だって喰わねぇ、キュウリやトマトはまだしもゴーヤだけはヤダ、そういう問答があった。
ゴーヤは昨年不作だったが、一昨年は100本以上実が生り、ジャン母は毎日朝昼晩ゴーヤを食べまくった。
でも2人の息子たちは全く喰わないし、それでも次から次へと生るのでひとりで食べ切れなくなり、近隣の家々にまで、「これウチで栽培したゴーヤです。よろしかったら・・・」と分けたそうである。近所迷惑な。よろしくなかったらどうすんだろ。
山積み.jpg
レジ前で、他のお客(雨なので少なかったけど)、ゴーヤを買う、止めろよ、買うわよ、いらねーよ、他の店スタッフの前で母子の軽い諍いになったんです。
見かねたスタッフが私に、「ゴーヤは身体にいいんですのよ?」
「身体にいいもんってのは大抵マズいんだよ」
「・・・」
「このトシになったらもう自分の好きなものだけ喰うさ」
「・・・」
私はそう言い捨てて台車を押してレジを出たよ。ブツブツ。
この時は腐葉土、堆肥、その他肥料を買っただけだが、GWに入って天気のいい穏やかな頃合いを狙って、苗木を買いにでかけることに。
「JAとどっちがいいかしらねぇ」
「苗木の数?」
「種類よ」
JAに行ったらあまり種類と数が無かったのである。ここは先に腐葉土や肥料36kgを買った場所とは別の広場で、売る側もあまりやる気が感じられない。私語ばかりしていた。
菜園1~ここにはあまり種類がなかった.jpg
菜園2~ゴーヤ.jpg
菜園3.jpg
ここでも苗木を数本買ったのだが、結局はいつもの菜園へ向かうことに。
あまりゴーヤに入れ込まないで欲しいもの。息子が嫌いな食材を何でそこまでした買いたがるのか。
菜園4~もう1か所.jpg
菜園5~ゴーヤ.jpg
菜園6.jpg
ズラリ並んだ苗木、
キュウリ、
トマト、
シシトウ、
ズッキーニ、
そしてゴーヤの前に来た時、
「プップーッ!!」
「???」
「そこゴーヤですよ。立ち入り禁止!ブッブーッ!」
ジャン母は意に介さず、ゴーヤ苗木を3つカゴに入れた。
菜園7.jpg
菜園8.jpg
菜園9~レジ.jpg

植える1.jpg
植える2.jpg
ジャン実家で土を掘り返して、腐葉土を撒いて、堆肥を撒いて、植えるポイントに肥料を撒いて、植えたら脇に棒を差し込んでるとこ。
実家にはスコップ、鍬、他もう1つあって、
「もっと深く掘ってよ」
「もうちょっと苗木の間隔を空けてよ」
「土がやわらかいウチに棒をさすのよ」
「水は多めにあげてね」
注文が多いのだ。
植える4.jpg
衝撃の事実が発覚した。
穴を掘ってゴーヤを植えんとするところに既にゴーヤの葉がカオを出しているのである。
「去年獲れなかったので種を撒いておいたのよ。そしたら芽が出て葉も出てきたわ」
「・・・」
「毎朝水をやったのよ」
私は憮然とした。ってことは今日買って来た苗木のゴーヤと、種まいて地表に出したゴーヤと、倍のゴーヤが今年は生育する可能性があるということか。
やれやれ。食べたくない気持ちが先にたち、足元に置いてあったゴーヤの苗を自分で気付かないで倒してしまった。
蹴飛ばしたゴーヤ.jpg
種まいたのと苗木と併せてゴーヤは2列になった。
植える5~ゴーヤ.jpg
作業がほぼ終わり、最後の水撒きをしていたら、なんだか左手が痛む。見たら出血していた。それも皮をひん剥いたようにえぐれている。
「何したの?」(ジャン妻)
「わからん。気が付いたら出血していた」
「家の薬棚に赤チンがあるわよ」(ジャン母)
赤チン!!
久々に聞いた。
「いつの?」
「だいぶ前の?」
「だいぶ前?」
「効くわよ」
赤チン?マーキュロクロム液で市販されているが出されたものはホントの昔ながらの赤チンだった。
(現在赤チンは水銀化合物であるという理由で日本では製造されていません。使用量も減っています。)
「マキロンとか無いの?」
「白チンね」
白チン!!
もういい。探してるより塗った方が早い。だけど水撒きをした後なので、手に残ってた水滴に赤チンが伝って掌が真っ赤になった。
傷と赤チン.jpg
「何で?どこで擦ったの?」(ジャン妻)
「・・・???」
答えられないのである。おそらくこの一連の苗木作業の中でやったに違いないが、とうとう原因はわからなかった。
「ゴーヤの祟りだな・・・」
「ゴーヤを蹴っ飛ばしたりするからよ」
「・・・」

その日の食卓.jpg
その日はジャン実家に泊まった。
そこでも、今からでもゴーヤを食べなさい、ヤダ、嫌いだ、身体にいいから、るせぇな、そんなこと言ってるからゴーヤに祟られるのよ、の応酬があったが、ジャン母自身も身体にいいから食べるだけで、そこらの八百屋で買ってまで食べようとは思わないそうである。
翌朝の苗木たち。
このうち、キュウリ、トマト、ズッキーニ、シシトウはともかく、ゴーヤの実がどれだけ生るのだろうか。
翌朝2.jpg
翌朝3.jpg
翌朝4.jpg
今回の作業は毎年恒例なのですが、それとは別に過去にジャガイモを植え付けたことがあるそうです。
これは私は立ち会っていない。初回は4kg獲れたのに、その次の年は1kgしか獲れなかったそうである。ジャン実弟が穴を掘ったはいいが労力の割に収穫がなく、堀ったジャン弟の前で「たったこれだけ?」
「芽が出た状態のジャガイモでないと無理なのよねぇ」(ジャン母)
「最近のジャガイモは芽が出ないように抑制しているからですよ」(ジャン妻)
翌朝1.jpg
左手の傷はまだ乾いていない。ゴーヤの高笑いが聞こえてきそうである。
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