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Hail Storm [風景]

東名.jpg
上り東名を快走中です。
ちょこんと載ってる2匹のマスコットは「さらの木」夜記事http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-01-30で登場済みのプチ(プチペンギン。スズメではない。)&ヴィー(TOYOTAVISTAで貰った)が定位置でドライブの御守。
彼らを載せてから無事故な私です。違反はありますけど。
(昨日半休取って運転免許更新しました。だんだん裸眼がキツくなってきた。)
東名1.jpg
昨日Upしたヘンな十割蕎麦屋の30分後です。蕎麦屋の上空はまぁまぁ青空だったのに、吉田ICから入ってしばらくしたら空模様がアヤしくなった。
静岡県が如何に東西に広いということですが、焼津ICを過ぎた辺りで前方に何か降っているような。
何だあの黒いカーテンは?
雨か?ゲリラ豪雨?
このまま進行方向に揺れている黒いカーテンに突っ込まざるを得なさそうだが。
前方にイナヅマが光った直後。。。
何だ?.jpg
黒いカーテンのその正体は雨ではなかった。
雹1.jpg
バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ
フロントガラスとボンネット、くるまのボディ全体に衝撃音が。
雹(ヒョウ)だったのです。
大量の小石を浴びたような衝撃。直径5mm以上が雹でそれ以下が霰(アラレ)だそうですが。目視で見るところ5mmぐらいだったと思います。
バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ。。。バチバチが鳴りやまない。ボタ雪と違ってフロントガラスやボンネットにぶつかっても溶けず、バチバチ弾き返されて路上に飛んでった。氷の玉がコロコロ転がってるのが見える。
私の前後左右を走るくるまが一斉にハザードランプを点滅させて50kmに減速した。
室内の温度を上げて曇りを消した。
雹2.jpg
バチバチが続いている。時折大粒が混じっているのか、フロントガラスからボンネットに落ちる際に、トントン音がした。
なんなんだこの洗礼は。俺が何かしたか?何かの苦行かよ。
逃げ場はある。日本坂PAがすぐ左手に迫っている。左車線のくるまはそっちへ退避せんと逸れたくるまもいた。
この時に即座に左にチェンジングレーンすればPA退避は可能だったが、PAへ退避してそこでじっとしてても、そこへデカい雹が落下したらフロントガラスが破損するのではないか?
それにこういう時に限って傘がない。PAに入っても売り場内に避難する過程で私のアタマにぶつかった雹のせいでアタマ怪我しないか?流血したりして。
デカい雹はガラス窓を割ったり、傘やビニールハウスを突き破ったり、土より上の野菜の葉を穴だらけにしたりするが、雹そのものでケガをするよりも、雹が割ったガラス破片で怪我をすることの方が多いらしいが、雹で流血したら笑い者になるは必定である。
バチバチ音は物凄いが、さすがに車の屋根を貫通することはない。フロントガラスは家々の窓ガラスとは違う安全な割れ方をするそうです。でも不慣れな女性ドライバーだとパニック起こす人もいるそうですね。
さてどうするか。バチバチ雹は長時間降らない。群馬にいた時、西毛の何処かで突然雹に出くわしたが、私が運転する進路が逸れたら止んだものです。
でも今雹を降らせている積乱雲と私は東方向に向かっている。雲の流と並行して走ったらどちらかが左右に(南北に)逸れない限り、ずっとこのままのバチバチ状態が続くのではないか。
そんなことを考え考えじっと耐え忍んでハンドル握ってたらレーンが増えた。前方はワイパーで退ければ見えるのですが、サイドミラーがよくみえなくなってきた。
この先の日本坂トンネルは左右に分岐する。しばらくしたら私の右に上り右ルート車線が加わった。日本坂PAへの退避区間は過ぎてしまった。
日本坂1.jpg
バチバチバチバチトントントントントン。。。
バチバチはフロントガラス、トントントンはボンネットを叩く音。雹は降り続いている。
嫌がらせのようなものである。しつこいったらありゃしない。
前方に日本坂トンネルの坑門が見えてきたところで閃いた。
あのトンネルは東名で最も長いトンネル(全長2380m上り線左ルート)である。長を幸いトンネルでこの嫌がらせのような雹を追い抜こうというもの。
台風のニュースでよく聞くのは「時速およそ30kmの速度で東へ向かっております・・・」・・・こっちがトンネル内で速度を上げたらいい。100km以上のスピードで2380mを走れば追い抜けるのではないか。
日本坂トンネルが貫通している山々を焼津アルプスという?その山々が雹と積乱雲を多少は遮ってくれるのではないかと。
トンネル抜けてもまだ雹が降ってたらシャレにならないけど。
トンネル内にパトカーいたりして。
日本坂2.jpg
行くしかないのでトンネルに入ったと同時に追越レーンにチェンジしてスピードを上げた。トンネル内は車線変更禁止・・・じゃなかったと思う。
速度メーターは130km。
日本坂トンネルは上り4車線、下り3車線の計7車線。昭和54年(1979年)、日本坂トンネルでは当時の下りルート(拡幅工事後、現在の右ルート)で、173台の自動車が炎上(7人死亡)というトンネル事故最大規模の現場でもある。それが脳裏に浮かんだりした。
トンネルを出たらまた雹が降って渋滞しているのでは?そういう危惧もあったので、抜ける直前に減速して前方を見た。
順調に流れているのが確認できた。
トンネルは1分足らずで抜けた。走行距離(2380m)/走行速度(時速135km)/1000×60×60=65.9秒です。
抜けたら雹は無かった。小雨になっていた。その先は薄曇りで射している日の光も言える。
だが背後から雹が追いかけてきてるかも知れない。背後を振り返らず、その先の清水JCTで、東名よりもっと長大トンネルの多い第2東名に逸れて帰京した。

帰宅してから机上で雹のメカニズムを調べてみたら。
積乱雲の中には水滴があり、そのまま地表に落ちてくれば雨なのですが、上空に寒気があるとそこで氷粒になります。
その粒は下降するのだがまだ小さくて軽いので、積乱雲の強い上昇気流の為に地上まで落ちてこないで、積乱雲の中で上昇下降を繰り返します。
その間、雹にどんどん水滴が付着していく。雹粒が大きくなっていく。
最後に上昇気流が重さを支えられなくなって地上に落ちていくという始末の悪いもの。
雪は風情というものがあるが、雹はウルさいだけである。
メカニズム.jpg
(この図はソネブロのさるBlogからお借りしました。)

この一連の写真をジャン妻に見せたら、
「高速に入った時は晴れてたんだがな」
「何これ?あ、雹だったんだ。ガラス傷つかなかった?」
「それは大丈夫だった」
「運転中に写真撮ってるんじゃないっ!!」
「・・・」

くるまの御守、プチ公はチビのクセに鼻高々である。
「オイラのおかげで無事だったんだい」とでも言いたそうである。
マスコット.jpg
[右斜め上]
明日からUpするさらの木で。
朝25.jpg
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