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群馬八幡のメカブ [居酒屋]

新規案件の手続きに意外と手間取り、東京と上州渋川を往復する日々が続いたがそれも間もなく終わる?
いや、終わらないかも。
でも私の公用は北毛だけでなく西毛、東毛、意外と広範囲なので、渋川市内に泊まると意外と動きに不便なのがわかった。
渋川泊まりは一度だけで終わりそう。やはり交通のうえで上州の拠点、ジャンクションは高崎なのだな。
東京から新幹線で来て在来線やバスを使って迂遠な動きをしているのは私だけ。時間に限られた在来線やバスに縛られてるともいえる。
ある現場に入ったら、東京ナンバーの高そうなセダンが停車していた。ウチの上役だった。
その上役、私より若いのです。高給で引き抜かれたか高給だから役員クラスに据えざるを得なかったのか。
馴れ馴れしく私に話しかけてきた。
「いいですねぇ。〇〇さんは」
「何がです?」
「泊まってぇ、温泉入ってぇ、一杯飲んでぇ」
「そう見られてる訳?」
私はややイロをなした。
「ち、違うんですか?」
私は憮然とした。
この男性役員は前も東京本社で同じようなやっかみを言ってきている。アナタは私より権限あるんだから自分もそうすりゃいいじゃん。
「今日は何処に泊まるんですか?伊香保ですか?」
「高崎ですよ。明日、〇〇方面へ・・・があるでしょ。こっちに残って1回でやっつけちゃいますから」
ちゃんと宿泊許可取ってますよ。宿泊だって前後の効率を考えて上役にOK貰ってるし。
「高崎にも温泉ありますよね」
まだ言うかこの野郎。私はドーミイン高崎の榛名の湯ですら入ったことないのに。
これを人に話すと「入ったことないんですか?」と意外そうに言われる。
「あるけど入りません。ホテルのユニットバスで充分」
実は定宿ドーミイン高崎の部屋にはユニットバスがなくてシャワーブースなのです。私はホテルのバスにあまり浸からない人でシャワーで充分なの。
いつも行く3つの宿(湯神、船山、さら)で専用や貸切に慣れちゃったのかも。
アホらしくなったので問答を打ち切った。
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その日、高崎入りしたのが私にしては遅かったので、ホテルに寄らずそのまま信越線で直行しました。
ちょうど出て行くお客さんを見送るタイミング。
「あ、見ぃつけた」(ママ)
「あ、」
携帯で喋くりながら歩いてたら店の前を通り過ぎてしまったのである。
「お帰りなさい」
「うんただいま」
「ウチの前を通り過ぎようとしたでしょっ」
「いやいや、そんなこたぁない。携帯が鳴ったから場所をズラしただけですよ」
剣崎を通り過ぎて何処か他へ行く場所なんてないよ。
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今日ここに来る数日前にママから連絡を受けている。「今日はお休みします」って。
そのCメールを受信した時、私は渋川にいて駅前の昭和喫茶ルナでランチ中だった。
「何故私がこっちに来てるのがわかったんでさ?どっかで監視されてないか?」
「ホントですねぇ。あの辺から(天井を指す)じーっと見てるかもですよ。もし来られて休みだと悪いしガッカリされるなぁって思ったので」
「休んだんですか?」
「それがですねぇ・・・」
何かあったらしい。でも教えてくれなかった。ケムに撒かれた。
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「なすびのママの店行かれました?」
「なすびのママぁ?」
ああ、ショウさんが行かれた榛名の店か。
「あっちの方まではさすがに行けないな~。あんな方まで行ったら帰れるかどうか。彼(ショウさん)は飲み代より代行の方が高くつくんじゃないかな」
「前の店(磯部)には行かれたことあるんですよね」
「旧なすびには4回くらい行ったけど、もう私のことは覚えてないと思いますよ」
「えぇ~、そんなことないと思いますよぉ」
どういう意味だろう。でもあの頃は自分でもわ・ざ・わ・ざ・磯部まで飲みに行ったと思う。今のママになってからはいちども行ってないです。
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お酒は船尾瀧。
高崎~渋川をウロついている時に偶然発見した船尾瀧酒蔵です。
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「メカブって何?茎ワカメみたいなヤツ?」
「そうです。歯応えありますよ」
「酸っぱい?」
「いえ、それほど酸っぱくは。そうか酸っぱいの苦手ですもんね」
「大丈夫かな。食べられるかな私」
「出張行かれてると野菜が不足するじゃないですか。メカブなんかいいですよ」
「ワカメの根っこ?」
「いや、根じゃなくって・・・」
ここでメカブとはどういうものか説明を聞いた。根ではなく(海藻なので根という概念はないらしい)葉がグリグリグリッってなってる部分を湯通しして細かく刻むんだって。
それほど酸っぱくなかったけど、ヌルヌルツルツルするので悪戦苦闘するハメに。
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「ヌルヌルするんだけどこれ。この箸だと摘まめないんだけど」
「一気に流し込んじゃってください」
そうしたら軽くムセた。ゲェホッ。喉に酢がひっついたぞ。それほど酸っぱくないけど生姜も載ってるし。
「ちっとも摘まめないんだけど。もうちょっと摩擦係数の強い箸はないの?」
扱い兼ねた私は仕方がなくメカブに爪楊枝を刺して口に運んで笑われる始末。
「割り箸ないの?」
「ありますよ。持ってきますね」
だったら最初っから出しゃいいのに。
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「どっかで見たことあるな。これ何処の割り箸?本町の寿司屋?」
「ウチの箸じゃないです」
「何でこの箸があるの?」
「お客さんがウチで出前取ったんです・・・」
「・・・」
それって持ち込みか。準営業妨害じゃ。
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「今年は雪降ったの?」
「いや、殆ど降らなかったですね。うん?少し降ったのかな。でも数年前のようなドカ雪にはならなかったです」
昨年秋に国交省が、積雪時に幹線道路で立ち往生の原因となった放置自動車に罰金を科す方向で検討したんだっけ。
2014年に2回降った大雪では、安中市でノータイヤチェーンで身動き取れなくなったドライバーが市内に放置したことで除雪車が入れなかったからね。ウチの社員で出勤できなかった者が数名いた。農道が凍結して1週間近く家から出れなかった者もいた。「これって有休ですか?」なんて質問が来たし。
国交省がいうのはチェーン装着を促すことで放置自動車による渋滞を防ぐのと、大雪の際はくるまの移動を控えるよう声掛けする試みだが、上州人は喉元過ぎれば忘れるというか、国交省の通達があってもまた同じようなことになるのではないかと懸念、危惧したが、今季に限っては私の杞憂で終わりそう。
「秋が無かったですね昨年は」
「夏からいきなり冬になったようだった」
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「最近、日帰りが多くて」
「そんなに来てたんですか?日帰りで?」
「群馬だと日帰りがアタリマエですよ。前は日当出たけど今は出なくなったし」
「今夜はお泊りでしょ?」
「うん」
「新幹線ができて東京から早くなったから便利にはなったんでしょうけど。昔のように、泊まってぇ、温泉入ってぇ、旅の旅情を感じることはなくなりましたよね」
泊まってぇ?
温泉入ってぇ?
さっき言われた台詞そのままじゃねぇか。心外だがそう言われても仕方がないのかもな。
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あとでママからCメールが。
「イワシの骨煎、お出しするの忘れましたゴメンなさい」
あ、そうだった。何だか1品損した気分。
もうすぐ春です。いや、もう春かも。
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