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故郷の風 [呟き独り言]

平成24年に上州を知り得て6年めになりました。
歳月の経つのは早いものでございます。
ですが上州ネタは昨年の終わり頃から最盛期に比べてガクンと減っています。行く回数が減ったからです。
高碕駅着.jpg
1月某日に下り立った上州玄関口でぐんまちゃんがお出迎え。
ぐんまちゃんがお出迎え.jpg
高崎駅と青空.jpg
駅レンタ.jpg
高崎駅西口でレンタカーをGETして北へ向かいます。
寒い冬の澄んだ青空を快走します。
澄んだ青い空の下に構える上州三山(赤城、榛名、妙義)と今いる自分の位置を線で結べばナビ不要で道に迷わない。どの山がどっち側にあるかで自分がどの辺りにいるか大体わかるのです。
北へ.jpg
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-01-12-1で述べたように。
草の者(陰の部下)を得たことで地方出張の回数が減っちゃったのですよ。上州なんか特にそう。
ひとりで廻っていた時は月に2~4回行ってたのに。
行く数が減りゃネタも減る訳でさ。
前は1ヶ月の記事まるまる上州ネタだったりしたが、最近はそこまでのボリューム、記事数でもないのです。
行く回数が減り、その間に現地で社員が3名辞めました。
辞める者は辞める自分が正しいと思って辞めていくんです。その人それ也の理由・事情があるので仕方がないけれど、その3人をそうさせたのは私にも責任の一旦があるのかなぁなんて思ったりする。東京にいてケアできなかった。
「アナタが責任感じる必要ないと思うわよ。この現場や従業員に対してもフラットに接すればいいのよ」(ジャン妻)
最近その意味もわかるようになってきたので前ほど熱くならなくなった。それは私の公用エリアで上州以外に駿州と遠州が加わったせいかもしれない。
まだネタにはできないですが駿州と遠州は初めて上州に関わった頃のような新鮮さがあるのです。
そっち方面へ私の気持ちが逸れたのかも知れない。以前よりは上州への思い入れが薄れた。
走りながら自分に問いかけたりする。社員が3名辞めたから何だってんだい。私の上州アイディンディはそんな小さいものだったのかと。
首都圏なんかもっと辞めてますからね。
問題児が辞めたことで私の負担が軽減されたのは間違いないのですが。一抹の寂寥感もあります。とはいうものの、私が東京本社でいちばんの上州びいきなのは自他共に認められているので、こうして上州へ来てレンタカー転がしてると改めて「上州はいいなぁ」と思うのだ。首都圏での雑事を忘れます。

この後、現場で2013年の記事に登場したNと再会した。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-03-18
処理済~E.jpg
Nは2年前に産休に入り、今年になって時短で復職したのです。
1年半年振りに会ったNはスッ頓狂な声を上げた。
「ああっ!!」
「おう。元気だったか」
「やっと会えたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。もうっ元気だったですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ?」
産休中に辞めた3人の1人はNの大シンパだったので私は軽くアタマを下げた。
「休んでる間にアイツ、辞めたよ」
「ハイ聞きました。ラインで知りました」
「引き留められんかった。スマン」
「いえ・・・仕方がないです。自分も休んでいなかったし」
Nはマジメ人間なので、もし時計の針を戻せば草の者になれる下地はあったかもしれない。
そして西へ.jpg
そしてまた別の現場へ。
そこで待っていた私の陰の部下、草の者6号。
「例の申請、受理はされたけど、追加で保管場所の図面が必要になった」
「ズ・メ・ン・・・ですか?」(6号)
「保管庫の立体図だよ。描いて送っといてくれないかな」
「りったいず!!」
「うん。手書きでいいよ」
「あ、あ、あ・・・」
「あ、がどーした??」
「あ、アタシ、5段階評価で小・中・高校とずーっと美術が2なんですけどっ」
「び、美術??」
私はちょっと呆れた。美術ぅ?
誰も水彩画を描けとは言ってない。
「図面だよ。絵心は関係ない。大まかでいいよ。それに縦、横、長さを計って記載するの。私が清書するから」
「たて、よこ、ながさ・・・ですか?」
「理系だろ?」
「い、一応は」
「単位系間違えんなよ」
「た、たんい系ですか?」
大丈夫かなこいつ。義務教育のレベルだぜ。
私は少しイラつきながら「保管場所の面積とボリューム(容積)を計算して記入する欄もあるんだよ。Cm(センチメートル)で測ってくれりゃぁいいから」
「あ、ハイ」
この程度のマンガも描いたことないのかね今の子は。
立体図.jpg
後でフリーハンドで殴り書きされた稚拙なマンガが送られてきたけど。
エリア内で抜擢された優秀な社員の筈なのにこの体たらく。「お前大卒だろ。義務教育受けてんのか?」ってドヤしつけたくなった。
会話はまだ続いた。外寸ではなく内寸で測れとか、板厚を含めて外寸内寸の説明や、現場の写真撮影も依頼した。
「写真ですか?」
「スマホでいいよ」
「撮った写真はどうすればいいですか?」
「私の業務アドレスに送ってくれ。自分で図面を引く感覚で写真を撮るんだぞ」
「じ、じぶんで図面を描く感覚ですね」
その写真がヘタくそだったのです。後日6号に現場の寸法を測るのを手伝わせたら、そういう仕事もするんだぁ・・・と不可思議な表情をしておった。普段やってるルーチンワーク以外の作業なので新鮮だったようです。
これは昼休憩でくだらないワイドショーを観ながらコンビニのジャンクフードを喰らう6号。
処理済~6号.jpg

更に西へ向かって高崎へターンする。
そして西へ2.jpg
レンタカーを返してひとり歩いてみる。
陽は西に傾きかけている。
故郷の空2.jpg
故郷の宿.jpg
故郷の空1.jpg
上州は平和です。小さい火種は燻っているのですがどれもこれも小さなことで私が出る幕ではなく、現地リーダーで改善するべき事柄ばかりなのも最近わかった。
部下を動かすことで楽になったという安堵感と、部下に教えるのってめんどいんだな~と思う今更感と、部下に任せることで自分が関わらなくなった若干の寂寥感が入り混じったヘンな心境です。
現在の上州は平和です。だって問題児は辞めちゃったんだから。
一抹の寂しさを胸に抱いて夜の街へ消えていこう。
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