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 [ラーメン]

先週金曜から寒くなりましたね。
急に冷え込みました。金曜は午後から氷雨が降って、もう冬が来たかと思わせるくらいヒンヤリでした。都心でも最高気温10℃いかなかったんじゃないかな。
冷え込むともう今年も後半になったんだなと。これからの時期は毎年恒例本社内の風物詩というか、ウチのシマでは私以外の連中が年末調整の打ち合わせに入ってました。年末調整を略して年調と呼んでいますが、総務のオンナどもは「もう年調の時期がきたぁ」って騒いだり、うんざりしたり、ため息ついたりしてます。
1000人規模に膨れ上がった従業員の年調ってタイヘンみたい。
その業務はhttp://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-05他で登場した女がリーダーなのですが、私は関わっていません。上州転勤時に一度だけやりましたが、1年で東京に戻されてからは関わっていません。もう忘れた。
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でも私も珍しく多忙です。例年今の時期は2年に1度、更新する許認可の申請があるのです。
それだけなら何てことはなかったのですが、伊東甲子太郎(仮名)という現場統括責任者の取締役と、ここ数年で私を怒らせてばかりいたM村という取締役が突然退任したので、届出一式を抱えて全現場の役員登録を変更に廻ってます。
前者は手数料と後任者の診断書、後者は履歴事項全部証明書(会社登記簿謄本)が絡むので郵送不可。各都道府県の窓口に出向いて廻るのです。
閉庁までの17時までが勝負です。横浜市川崎市は手数料を外の金融機関に収めるので、15時までが勝負といってもいい。
自分で自分を急かすようで毎日が落ち着かないです。出張もあるし。それでいて10月は蕎麦宿、伊豆高原と2つの宿旅行を入れて自分の首を絞めてしまうハメになった。
15時17時が過ぎてTimeoutになると逆にホッとしたりします。いいやもうって。
急いでるし寒いので、身体を温める為にわざと早足で歩きます。セカセカしてると昼はどうしても麺類になってしまうのですが。こってり系は避けて、醬油味の中華そば路線でいきます。
「また昼はラーメンなの?」(ジャン妻)
「急いでるんだ」
「定食を食べなさいよ」
「腹が重くなる。動きがニブくなる」
今日は江戸川区、小岩駅ロータリー近くの鼈という店。何回か載せました。
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オペレーションが見えます。
熱々なのは丼を一度温めるんです。湯切も大きく10回前後振っています。
この店を知って最初の頃は、店主が若いのを叱ったりする場面を目撃したこともありますが、最近はそういうこともなくスタッフも固定化されてきたみたい。
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いつ喰っても美味しい。完成度の高い正統派路線の中華そばです。
つけ麺の方が多く出るので客の回転が遅いですが、つけ麺は太麺なので茹で時間がかかるから、合い間をぬって中華そばの方が先に出ます。
満席だとして、つけ麺のお客が7割、つけ麺でない中華または煮干のお客が3割かな。私は一度もつけ麺を食べたことありません。寒い日につけ麺を食べても身体が温まるとは思えないけど。
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これは別の日に。ネギマシです。
白髪ネギがドッサリ載るのではなく、刻みネギがほどほどにマシになっている。
あまりネギを多く盛ると、ネギの香りで中華そばのスープが変化しちゃうからね。
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ネギマシにしたからついついスープを飲み過ぎてしまうのですが。
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まだUp待機中ですが、静岡県藤枝市に中華そばを謳っているが、「卓上にある調味料をお使い下さい。ご自身の好みの配合(調味料)を見つけて下さい」と強くすすめる店がある。(?〇?)
この店です。焼津、島田、藤枝界隈では有名な店です。
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調味料をお使いください・・・それが店の路線なのだから全否定はしませんが。自分トコの基本の味を壊して下さいと言っているようなもので驚きました。やはり小岩鼈のように、出されたものに何も足さない、何もいじらない、それでいて最初のひとくちから最後のひとくちまで納得できる味と路線の方が安心できますよね。
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私は外が寒かろうが暑かろうが外出しないと業務にならない。
傘をさすのが下手な私は寒風に吹かれ氷雨に濡れながら、
もう今年も後半か。またひとつ年を取るのか。
早いな。こうして1年1年経って定年に近づいていくんだなと。
寒いですね。私にしては珍しく忙しいので風邪ひいてるヒマなどないのですが。皆様もお風邪をひかないように。
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でくの坊 [ラーメン]

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これは町田市西口の路地にある店で、私のカテゴリーでは狭い店のひとつ。
前も取り上げたことがあります。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-02-20
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-08-19
私の前にひとりお客が待っていて、席が空いて中へ入って行かれた。ご覧の通り狭い店でカウンター背後に店の扉があり、そとの風が背中に吹き付ける。
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店の若いアンちゃんから、「すみませんがしばらく外でお待ちください」と言われ店の扉が一旦閉まった。
しばらく外で待っていたら、店のアンちゃんが再度、外に出てきて、
「奥の小上がりでもよろしいでしょうか?」
「奥の小上がり?」
そんなんあったかこの狭い店で?あまり気がすすまなかった。カウンター席が空くまで待ってよかった。この店はかなり狭いので奥まで辿りつくのもタイヘンなんだけど。私はいつもカウンター席で、一度だけ狭いテーブル席で相席になったことがある。相席同士でラーメンを喰ってると、大袈裟に言えば丼に向けてカオを下げた際にお互いのアタマがぶつかりそうになるくらい狭いのですが。
「奥?いいのか?」
「ハイ」
「まぁそっちがよければ別にいいけど・・・」
私はひとりなので、後から来るかもしれない2人か3人連れの客に気を遣ったつもりなのだが。
アンちゃんにそうススメられて入ろうとしたら、厨房にいた女将さんからSTOPがかかったんです。
「すみませぇんお客さぁん。もう少ししたらカウンター席が空くので、もうしばらく外でお待ちいただけますかぁ」
なんだってぇ。
せっかくその気になったのに外で待てってかぁ。
女将さんはアンちゃんの頭越しにそう言ってきましたね。アンちゃんは自分がススメただけに一瞬シマッタという表情になった。そういう決まりだったのかって。採用間もないバイト君かな。
私はホレ見ろって思ったよ。険しいカオになったに違いない。親切心がアダになったアンちゃんはバツが悪そうな表情になりすぐ下を向いてしまったです。
私は一旦入りかけたのに寒い店の外に出されてしまったんですよ。そっちが奥のテーブル席って言ったんじゃんか。もう少しでカウンター席が空きますったって、カウンター席で喰ってるお客も急かしてるよね。
カウンター席はすぐ空きましたけどね。ゆっくりめに喰ってたカウンター席の先客さんも女将さんからそういう声がとんだから早く喰わざるを得ないでしょう。慌てて喰うスピードをUpしたんじゃないか。
カウンター席右端に座った。スペースはひとり分ギリギリで横幅50cmもあるかどうかです。ガタイのいい人は無理。通路にはみ出す。
「すみませんでしたねぇ」
女将さんは平謝り、恐縮してましたが。そういうお客をうっちゃるような接客をするんじゃないよと思わないでもない。
ご主人は寡黙で何も言わない。
券売機を置くスペースもない狭い店なので、冷水を持ってきたアンちゃんが、「スミマセンでした・・・」
「ホレ見ろ」って言いたくもなったけど若い者をイジってもしょうがないしね。これが上大岡串焼き屋だったら、「客を腰砕けにさせるような誘導をするんじゃない」ってリーダーに言いますけどね。
「支那そば醬油」
私はボソッと言った。
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支那そば醬油です。
デフォでチャーシューが3枚。野菜高騰の折りなのに青物があるある。
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見てくださいこの濁りの無いスープ
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麺は細めの縮れ麺。
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さしてボリュームは無いので、完食するまで5分もかからないですよ。
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この店、狭いのにメニューが多いのですが、私は醬油味の支那そば以外は、それほどたいしたことないな~と思ってます。
混雑するのは安いのと、町田市の学生さん対象に何かのサービスがあるのと混ぜご飯がウリらしいのです。
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私を誘導しようとした奥の小上がりです。
激狭なのがわかりますか。そこへ通じる通路が極狭です。テーブル席で食べてるお客の後頭部を肘でド突きかねない。まてよ?小上がりってことは靴を脱いであがる訳でさ。
私は苦笑いするしかなかった。あんな奥まったところにある小上がりに一人客を誘導して靴を脱いで相席になったらお互い気を遣うだけだよ。たった1杯のラーメンの為にだけですよ。
女将さんルールでおひとり客はカウンター席なのは当然だよ。ただ、そういうマニュアルを若いアンちゃんに仕込んでないからお互い気まずくなる。
アンちゃんも女将さんに文句言ってたりして。「だったら最初にそう言ってくださいよぉ」
もしかしたら息子さんかも知れない。
店名どおりじゃないかと内心で悪態ついたけど、さっきからブツクサ書いてますが別に怒っちゃいないです。ネタにしちゃえってね。
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酔亭 [ラーメン]

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この店は本牧にあります。
本牧だから、くるまだったら錦町マリンハウスの「大将」に行ってしまう。いつも素通りしてました。
外観と店のネーミングからして、若い者中心でノミホありの無礼講酒場と誤解していた。
実は味噌ラーメン専門店だったのです。
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道路を渡って見上げてみる。
この時、写真右手の麦田町(元町方面)から店を1軒1軒あたって門前払いを喰らってる女性の営業さんがいた。私とも目が合ったが無視して11時5分入店。
厨房に男性1人。フロアに女性1人。(ご夫婦?)
右側にベンチシート状の6人掛けテーブルが2卓、左側はベンチシート状の4人掛けテーブル1卓があり、中央に仕切りがある8人掛けテーブル(4人用のカウンター席が2つ)。
厨房に面した(調理風景は見えない)カウンター席が僅か2席。そこに座りました。
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店の看板は安っぽい居酒屋みたいだが、店内はおサレなCafeのようでもあり、洋食系のグリルレストランにも見える。ハンバーグでも出てきそうである。
メニューは味噌中心でかなり絞られています。あ?醬油もあるにはあるぞ。でも味噌ラーメン専門店で仕方なく置いたような(失礼)、自身無さげに表示してある(失礼)、主張が足りず控えめな醬油ラーメンは避けて無難に味噌バター。バターは味噌がしょっぱかった時の保険のようなものです。
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私は1番客だが、オーダーした直後、さっき見かけた飛び込み営業が来やがった。
「あの、よろしいでしょうか?」
「もう営業中なんで・・・」
「すみません・・・失礼しました」
女性スタッフはピシャッと言って追い払ってましたね。こっちは商売、飛びこんで来た相手も商売だが、既に接客モード、私ひとりだけとはいえお客さんがいる訳でさ。
追い払われた営業さんは先ほど私がこの店の店構えを見上げるように撮影したのを見ている。私が撮影したのを見て、この本牧通り沿いの優良店と見て飛び込んできたのかもしれない。
ふと気付いた。
カウンター上にクラシックなオーディオ?アンプがあって、そこから柳ジョージさん(故人)が流れているぞ。
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「・・・まるでウエスト・サイド・ストーリー それぞれの故郷(クニ)を・・・引き摺る若い血がぶつかり合っていた・・・」
YOKOHAMA‘66だ!!YOKOHAMA-AREA2に収録されているLIVEの定番だった。
https://www.youtube.com/watch?v=qSrHRoZsDns
AREA2は山手警察のあたり。ジョージさんの著書には女が絡んだモメ事でヤンキーとケンカになって(進駐していた米兵の倅?)コーラの瓶で殴られて気絶。本牧病院で何針か縫って翌日、山手警察署に呼び出されて事情聴取されたネタがある。
ジョージさんが殴りかかる時に、「kill you」って言ったから、取り調べた刑事が、「おまえ殺そうとしただろう?」って。それは殴る時の気分でそう言った云々の話。
1966年、私も生まれていますがその頃の本牧は知らないです。でもいい趣味じゃないか。店主はジョージさんのファンなのかな。このまま他の歌に切り替わらずにジョージさんの歌が続けばいいのに。
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そしたら次はサザンに変わった。Oh!クラウディア、夏をあきらめて、原由子さんのソロで何とか。
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野菜トッピングじゃないです。デフォで野菜たっぷり。
具材はキャベツ、ニラ、玉ねぎ、もやし、人参、挽肉とチャーシュー1枚。原価の安いモヤシなんかよりも手の掌半分くらいにザクっと切ったキャベツがたくさんでてきた。
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茹で野菜ではなく炒め野菜。余計な水分が出て無。炒める音もしっかり聞こえた。
キャベツの表面がテラテラ光ってる。モヤシよりキャベツが多く、贅沢なことにキャベツの芯なんか一っきれも無かったですよ。キャベツ高騰の折、ウレシイことである。この辺り飲食店はツライね。家庭の主婦はスーパーで高かったらそん時は買わなきゃいいが、飲食店は出さない訳にいかないからね。
山盛りの野菜の上にチャーシューが1枚。味噌ラーメンにチャーシューが載ってないのケースも多いので素直に嬉しい。
全体的に体に優しいまろやかな味噌ラーメン。スープの濃厚さがキャベツ他の大量の野菜の甘みで中和されています。
薬味ネギは無かったように思う。でも要らないね。
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「熱いのでお気を付けください」と言われて触れてみた丼は薄い土器のようで熱々だった。
味噌ラーメンを食べているというよりも、味噌野菜タンメンの様相を呈してきたがこれはアリでしょう。
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再訪時は醬油ラーメンにしました。
あれだけの野菜をドカドカ炒めて投入する味噌とはうってかわって、醬油ラーメンの提供の早いこと。
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味噌に比べたらインパクトはイマイチだな。よく言えばやさしい味。薄味です。
やはりこの店は醬油より味噌なんだね。
煮玉子は殆どゆで卵でしたね。
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私の醬油ラーメンは先客の味噌ラーメンより先に出されました。そりゃ野菜を炒めるオペレーションが無いからね。後から来た2名客も味噌何とかでしたが、先客の味噌と後2名の味噌と、計3つが同時に出されたところを見ると、さてはひとり分を炒めるより3人分を一度に炒めてたな。
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なかなか気分よく過ごせるのでまた行くとは思いますが。次回は納豆ラーメンかな。
店の名前、意味は何だろう?
酔う店ではないし。。。
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禁忌のカツオ?? [ラーメン]

静岡富士市の役場に出向いたら、担当官にこう言われた。
「私どもは富士市総合庁舎ではなく、富士総合庁舎です。幸い捨印が押してありますので、宛名を書きなおしていただけますか?」・・・
(OO;)
重箱の隅を突かれた。お役人さんはそういう些細なことに拘るのですよ。富士市でも富士でもいいじゃんと思うけど、そこは逆らわずに二重線を引いて訂正した。
富士市総合庁舎→富士総合庁舎
で、富士市総合庁舎すぐ近くで見つけた店。
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名前とデザインがブッ飛んでいる。カツオのマンガがある。
クルクル回転するお寿司屋さんかと思って素通りしかけたら、カツオ出汁の手火山式(テビヤマ)、強火でカツオを焙乾する手法のラーメン屋だったのだ~。
通り過ぎてわ・ざ・わ・ざ・戻って来ただけの価値はあるのかな?
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店脇の駐車場が停め難い~。
歩道に沿って30度ほど斜めっているので、セダン車だとくるまの前部を歩道に飛び出た状態で2回か3回、切り返さないと停められないのだ。
停め難い駐車場だな~、お店の人に自分で停めてごらんよと言いたい。
やや憮然としながら降りた。
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事前に調べないで特に何を注文しようか決めてなかったので、券売機をサッと見て無難な手火山式醬油をON!!
カツオのマンガがあったから、魚介系と踏んだのです。
優し気なお姉さん店員にテーブル席に案内された。カウンター席は・・・無かったような・・・。
普段、カウンター席にひとりに慣れていると、ひとりでテーブル席は落ち着かないね。
広々とした店内で、席と席の間もかなり離れていた。
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テーブル席にメニューが置いてあって、表裏と見たら、私がオーダーした手火山ラーメンとタブーラーメンとある。
カツオダシの二郎インスパイア系だろうか?
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窓際では若いのが1人、土木作業員風の男性2人がガッツリとタブーラーメンとおぼしきものを食べておったですよ。
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手火山らーめん850円のスープは魚介系の香りと味が強かった。
魚粉?カツオ節の粉っぽいのも浮いている。
カツオ節だけでこんなに強い味が出るのだろうか。わずかに脂感もあるから、何かの肉系が入っているハズ。
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麺はツルツル。エッジは殆ど効いていない。
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大き目のチャーシュー(煮豚)はいい肉を使っている。デフォで3枚も入っていましたよ。
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メンマは軟らかく、ビロ~ンと長いタイプ。
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味玉はトッピングではなくデフォで入ってました。
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あっさりを期待したらいい意味で違ってた。上品ではなく濃くもないけどカツオの主張は強めです。全体のバランスはとても良く、麺や具も強めのスープと合わせて食べる事で美味しいラーメン
値段はラーメンにしては高いですけど。
カウンター無し、ALL、テーブル席なので人間ドラマ無しです。
くるまに乗り込む前に見上げたら、
「満車の時期はマンモス会館2F駐車場をご利用ください。1階駐車場はご遠慮ください」とある。
マンモス会館とは隣にあるパチンコ、ゲーセンだった。そこの2階駐車場に停めていいのか。
早く言ってよそれ。出る時もまた切り返しがめんどくさかったのだ。3回切り返さないと車道に出れないの。私はいちばん停め難い出難いスペースに停めたらしいのだ。
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「ボニートとはスペイン語でカツオのことです」
(OO;)
タブー・ザ・ボニート???
禁忌のカツオ?
意味合ってますかね。
ここから東に10km、原というところ(興国時城の近く)にある二郎インスパイア・タブーの2号店だそうです。
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麺や田中 [ラーメン]

千葉県八千代市の勝田台駅です。
メトロ東西線から直通する東葉高速線と、京成本線の連絡駅です。
運賃がバカ高い東葉高速線できました。
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今から10数年前、この勝田台に何泊か泊まったことがあるんです。ここに泊まった。
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その夜に仲間と繰り出した店。未だ営ってるようですね。
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ここはひとりで行ったことがある。至ってフツーの串焼き屋だった。
今だったら入らないかも。当時は今ほど居酒屋選択眼が磨かれてなかったのです。
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ホテル近くにある店です。西会津の銘酒、花泉が常時置いてあるのかな。
馬刺や鰊の山椒浸は必須でしょう。
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しみじみ回顧しました。ウロついてないで早く公用に戻りなさいという声が聞こえそうですね。ここから京成本線で3つ先の駅にある行政とのアポが13:00なので、まだ時間があるので。
時間を見たら11:30になろうとしていた。駅前通りからひとつ隔たった説明し難い路地に、黒々した外観に白文字でデカデカと、「麺や田中」とある。
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店の外壁にデカく描かれていたイチ推し?たまりそばとは如何なものか想像できますな。たまり醬油の重たい中華そばと推察される。
自信がありそうなので入ろうとしたら、11:30になっても営業中にならないので、その辺りをウロつきながら業務電話を1本入れたりして時間潰し。
11:35に開いたぞ。待ってましたとばかりすぐに入るのもヤボなので、そこでまた一呼吸置いてINした。
引戸を開けて、
「早いかな?」
「大丈夫ですいらっしゃいませ」
やや高い声で、一語一句しっかりかみしめるようなトーンでした。日本映画に出てくる昔の兵隊さんみたいなイントネーション。
入り口ドアに、「食券を買ってください」と書いてある。その券売機は入って左の壁にあった。
私は初めて入る店でいきなり着座して店員さんに「食券をお願いします」と誰何されるのがシャクなので、初めての店では必ずキョロキョロするようにしている。
たまり醬油はすぐに見つかった。塩もウリのようです。
外観がハデなので若いアンちゃんが営っているのかと構えたら、「大丈夫ですいらっしゃいませ」の優しげな中年男性(私と同年代かな)がひとりで営っておられた。
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10人ほどの横長い一列カウンターだけの店です。
カウンター左端、券売機側に座った。手を伸ばせばセルフの給水器に届くからです。
券をカウンター上に置く。
「ハイ、たまり醬油ですね」
「ウン」
店の名前からして、おひとりで営ってる店主がおそらく田中さんだと思いますが。ハッキリとしたお声で笑顔が優しい。
この時はね。優しい笑顔だったのです。
数分後、緊張感が店内に漂うことになるとは。

店主は私のオーダー後、茹でてからチャーシューを切り始めた。切り置きでないこの作業が期待感が昂じた。
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たまり醬油です。
鶏ガラと魚介系の出汁に3種類の醤油をブレンドしたもので、かなり深い醤油の味です。結構効きます。でもしょっぱ過ぎるほどでもないな。
ルックスは昔の懐かしいラーメンのようでもありますが、重たい醬油スープでしたよ。これに多少でも青物が入ってたらなぁ。
写真見ると湯気が立ってないでしょう。スープの表面に僅かに油膜が浮いていて、熱々に封じ込められているんですよ。
最後の最後まで熱々でしたね。
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熱々なので私にしてはスローペースで食べていたら3人連れが入って来られた。
券売機は私の左斜め後ろにある。1人、2人、3人と並んだが、狭い店なので、2人めまでは店内に入れたが、3人めの人は店の外に立って待ち状態。
斜め背後が券売機なので後から来るお客が私の背後に並ぶ訳ですよ。リンクしているヒロ旦那も麺食堂88の記事で仰っておられたが、自分の席背ろに券売機があると自分の背後を他人に取られた感があるね。
たいしてメニューの種類もないのに何にしようか考え考えてるから時間がかかってる。店が狭いし、その席を選んだのは自分だから仕方がないけど、気付いたら店の扉が開きっ放しになっていたんです。3人連れだから、店ん中に2人入って私の背後に並び、3人めが外にいるので扉を閉めないのです。
この時は初秋でまだ暑く、店内のエアコンがイマイチ弱く、店ん中よりも外の方が涼しいので外からの風が背中に吹き付けて心地よかったのだが。。。
それまで優しかった店主の声がとんだ。
「虫が入るのでお閉めください」
毅然としたお声だった。
要は1人めが選択に時間がかかってるからですよ。促されて扉を一旦閉めてから購入が早くなったけど。知らない人が見たら、3人めは外に閉め出されたように見えるかも。
3人はそれぞれの食券をカウンター上に載せた。3人とも醬油だったり塩だったり、3人のうち2人が大盛りだったりで、店主はそれぞれ確認したうえで調理にかかろうとしたのだが、3人のうち1人の携帯が鳴って店の外に出てっちゃったのである。
店主の表情がやや怪訝になり、そのうち険しくなった。3人分とも調理にかかって大丈夫なのかなという表情である。
これから始まるであろう人間ドラマがすぐ予測できますね。人の悪い私はワクワクしてきた。
その後でもう1人お客が入って来られた。店内、私、3人連れと併せて5人客である。とうとう店主はハッキリ言いましたよ。
「お電話中の方は塩の大盛りでしたね。お造りしちゃってよろしいでしょうか?」
店内に残った2人が「いいですお願いします」と同僚に代わって返事、GOサインを出した。
店主は、3人連れは同時に調理して、3人のラーメンの仕上がりに時間差を付けたくなかったのであろうね。3人同時に仕上げるのは難しくてもなるべく同じタイミングで提供したかったに違いない。4人めのひとり客を先に調理してしまう訳にいかない。
だが、すぐに外で電話をしていた人が中にいる同僚を手招きして外で打ち合わせが始まったぞ。それを追う店主の視線、表情がますます険しくなる。
外で電話していたヤツは店の中に戻って来なかった。現場から呼び出されたのか、仕事に戻ってしまったようなのである。
手招きされた同僚さんが戻ってきてバツが悪そうに、「あの、すみません、塩の大盛り、キャンセルできますか?」
「キャンセルですか!!」
主人は毅然としてハッキリと強い口調で言った。
「ハイ。すみませんけど・・・」
「わかりました。残念ですがキャンセルで。ご返金致します」
店内に緊張が走る。選んだ言葉は丁寧調だが、言い方は毅然としておった。
やや固い空気の中、残留した2人のラーメンができあがった。
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キャンセルして業務に戻った人は現場からクレームを受けたのか、緊急事態が発生して一秒でも早く戻らなきゃならなかったのかも知れない。
タイミングが悪かったね。でもせめてラーメン1杯くらい喰ってから戻ればいいのにね。
言われた側はキツいな、カタいなと思ったかもしれないが、キャンセルされた店主としては1杯とはいえ貴重なラーメンなのです。小売りの飲食店1杯うん百円の世界で麺を茹でちゃったら後に引けないし、要らないなら廃棄するしかない。
作りかけてストップされた店主も、食べ損なって呼び戻された客も双方お気の毒である。その後で入って来た一人客は、「な、な、な、何が起こったんだ?」と思ったのではないか?
私は無害で何の影響も迷惑も受けてないが、私が引っ掛かったのは、呼び出された自分のラーメンのキャンセルを自分の口で言わないで、店内にいた同僚だか後輩だかに言わせたのは如何なものかねぇ。3人の力関係ですかね。
言わされた同僚さんもお気の毒。自分のラーメンをどんな気持ちで喰ったんだろう。砂を噛む思いだったのではないか。そこは御察し、同情した。
私だったらどうするかな。「喰ってから戻んなさいよ」って言うか、「いいよ俺が喰うから」って二杯・・・喰えないだろうなぁ。
かなり以前に、私は都内の街角中華で、店主が1個多く作ってしまい出番のなくなったタンメンを、「それ俺が喰うよ」・・・男気を出したことがありますが。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-11-30-1
これは客の都合ではなく店主のミスだったからできたので、この場で見知らぬお客のキャンセル分まで支払ってお節介する訳にはいかない。もう自分のは喰ってしまったし。腹がクチているし。迷惑料ということで返金無しかな。
優しそうな店主だが、拘り、芯は強いと見た。
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たまり醬油はやや重かったが、店内の人間ドラマも重かった。たまり醬油ラーメンの印象が霞んじゃった感もある。
私と入れ違いに中年のご夫婦?男女のお客が入って来られた。その2人は店内で起きたドラマを知らない。
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松陰神社街角中華 一番 [ラーメン]

世田谷区役所は世田谷区にある。アタリマエですが。
東急世田谷線に世田谷駅がありますが、世田谷区役所はひとつ手前の松陰神社前駅を最寄駅と謳うパンフもある。世田谷通りから松陰神社の前への門前町です。
松陰神社前の線路沿いに「松波」というスンバラしい中華そば、支那そばを出すラーメン屋さんがあるのですが・・・。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-09-13-2
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-03-24
臨時休業だったのでさぁ困った。

幕末維新祭を謳う松陰神社商店街を歩いていたら・・・。
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なんちゅうボロボロの暖簾か!!
これを昔ながらの老舗だから安心と見るか。でももうひとりの自分から、「入るの止めといたら?」そういう声も聞こえたりする。
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ネタ欲しさに入ってしまったんですよ。店はカウンターが細長いL字型で8席、入口側に4人テーブル席が3卓あった。店の入り口右手に2階に上がる階段がありますが2階席があるのかどうかわからない。
私はカウンターの端っこ。入口側です。手を伸ばせばセルフの給水器に届くからですよ。鰻の寝床のような造りの店内で、ご高齢の女将さんに、水のお代わりなんてさせられないよ。自分でやります。
でもこの給水器が老朽化してるのか、コップで押してもなかなか水が溜まらないのだ。コップでレバーを押しながら、いち、にぃ、さん、しぃ、ごぉ、ってカウントしたら、小さいコップ1杯の水が満タンになるまでに15秒かかりましたよ。押しっ放しの左手が疲れてきたモン。
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奥にデカい液晶TVがあってそれだけ真新しく平成モノなんだけど、店ん中を流れる空気は昭和のもので時代に取り残された感じです。
でも雰囲気は悪くない。何だかわからないが安心度100%です。料理が出てくるまではね。(笑)
ご高齢のご夫婦と息子さん?3人で営っていた。
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メニューはこれ。
吹き出しに書いてる但し書きに笑っちゃう。1行に収まらなかったのを2行書いて吹き出しで囲ってあるの。
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1000円級の料理もある。
八宝菜、うま煮系、唐揚げ、カニ玉、肉だんご、肉天?
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目の前を見上げると。。。
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昨年の駄作大河のポスターが貼ってあるじゃないか。
一番さん。この街が維新や吉田松陰を打ち出してるのはわかるよ。でも申し訳ないけど私は会津びいきでしてね。
最近は30年前の大河「獅子の時代」DVD完全版を購入してジャン妻と観てるんですよ。それまで同時進行で見てた戦国コメディ真田丸、真田太平記は観てません。録画のままストックしてあります。
昨年のポスターの脇に、今より若い頃の店主の写真があって志士のカッコして写ってました。
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ちょっと右肩が痛いので腕を回してたら、
「肩痛いの?」
いつの間にか女将さんが背後に立っていた。
「う~ん。50肩でね・・・」
右肩が痛くてカウンター上からラーメンの丼を下ろすのもツラいときがある。カウンターよりも厨房が高いのはおそらく水回りの高低差のせいだと思いますが、店員さんが上から丼を下ろしてくれる親切な店はいいけど、自分の手を挙げて受け取る店はなるべく行かないようにしている。
そしたら女将さんが私の右肩痛を慮ってか?ラーメンを持ってきてくれた。
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いやいやいやいやいや、これは参ったな。ハッキリ言いまして取り残された時代遅れの味です。麺ユルいし。スープ濃い目だし。
チャーハンも塩っ気があったり全く無かったりでマバラ~。
でもこれでいいのかな。店内に漂う昭和の雰囲気に浸りながら完食しました。
イマドキの若いモンが入る店じゃないね。昔は出前とかで重宝、活用されていたんだろうな。若い息子さんがいたから後継するとは思いますが。

あ、パンフが置いてある。
幕末維新祭だって。ボケてるのでHPから拝借。
パンフ.jpg
お祭りパンフ.jpg
今の時代、このパンフを会津若松市に持ってったらどうなるんだろう。
何処でも門前払いを喰らうかタクシー乗せてくれないのかな。
あ、でもパンフの左下に会津物産展があるじゃないか。
歳月が経って、以前よりは友好的になったのかな。
先日、蕎麦宿の翌朝、会津若松駅前にある書店に行ったら、レジ前の郷土史コーナーにこんな書籍を打ち出してあった。
会津にあった書籍1.jpg会津にあった書籍2.jpg
会津にあった書籍3.jpg会津にあった書籍4.jpg
この書籍は会津だけのものではなく全国版ですよ。私がラーメンを食べ終えた松陰神社商店街でアピールしている吉田松陰が、会津では日本を滅ぼしたテロリスト扱いになっていた。
あっちではまだまだ根深いものが残ってるのかな。
一番3.jpg
「ごっそさん」
「ありがとうございました」(女将さん)
「ほんとうにありがとうございました」(店主)
調理が済んだら姿が消えた店主が私の真ん前でノッソリ立ち上がったのです。あ、そこにいたの?ってなもんです。向こう側でしゃがんで休んでたんかね。
ご夫婦に拝まれるように見送りされてしまった。
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本庄駅街角中華 新華楼 [ラーメン]

私の埼玉県内公用は、幸手、蕨、本庄、鴻巣、坂戸などで、さいたま副都心や大宮といった都市部から離れたところばかり。
最も遠い公用先のJR本庄駅のネタです。本庄駅は1日の乗降客数が10000人以上もいるそうですが、昼はご覧の通り閑散としています。
本庄駅前通.jpg
ロータリーを抜けて、昨日UPした万龍を通り過ぎて、県道にぶつかる交差点の手前にある目立たない店がこれ。
新華楼1.jpg
店頭に何かの植物が植わっている。これが店を隠してしまい暖簾を目立たなくしているんです。縦看板の前に植えてどーすんだって。
幟も立っていないから、通り過ぎかけて何だここに店があったのかと気付いた頃には、もう万龍で食べた後だったりして。
新華楼2.jpg
万龍が混んでたので、ダメもとで(失礼)入ってみたら意外と大きい店だった。カウンター6席、4人テーブル席が4つ、6人テーブル席が2つ、5人テーブル席が1つ。(6人テーブルの大きさだが、椅子が1つ無かった)
奥に座敷もあるようです。ここで宴会するほど盛況なのかな。
広い店内.jpg
広い店内2.jpg
12時台で私ひとりだけでした。万龍さんは混雑していたというのに。店内が広いだけに寒いくらい。
メニューを見たら街角中華メニューにプラスして、丼ものがあるし、1000円級の鳥から揚げ、酢豚、鳥うま煮、肉うま煮、海老うま煮、かに玉があるからやや高級中華料理にも対応。そこで万龍さんとは一線を画しているようですね。
メニュー1.jpg
メニュー2.jpg
メニュー3.jpg
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厨房にはご老体と、息子さん?親子経営のようです。
厨房も広く、小中学校の給食調理場を彷彿させる広さ。厨房とフロアはガラスで遮断されており、調理のニオイや煙が漂って来ない造りになっている。
こちら側のガラスと、厨房の外に面したガラスと反射して見難いですが、右におとーさんがいてチャーハンを炒め、左に息子さんがいて麺を茹でている。
父子タッグ.jpg
セット.jpg
ルックス.jpg
スープ.jpg
ヌードル.jpg
具.jpg
まぁ可もなく不可も無くですね。
予想通りの昭和の味です。どちらも万龍さんに軍配が挙がります。接客はこっちの方がいいね。静かだけど丁寧で愛想がいい。
チャーハン1.jpg
チャーハン2.jpg
広々してキレイな店ですが、本庄駅前では最も距離があるので損をしている感もあるね。
喰い終わる前に電話が鳴って出前注文が入った。父子2人で黙々と調理していて会話は極々最小限。息子さんが麺を茹でてスープに浸して、ご老体が具を痛めてる。
何かの麺類が3種上がったのを見たが麺の湯切がイマイチ甘いな。その出前を息子さんが持って行くのかなと思ったら、ご老体自ら出前ケースを下げている。
オイオイまさかバイクか自転車で行くんじゃないだろうなと余計な心配をしたら、ご老体はトコトコ歩いて行きました。
着く頃にはノビてるだろうね。(笑)
万龍1.jpg
新華楼を出て、本庄駅に戻る私の前をの男性が歩いていた。
私と同じく駅に向かってるのですが、やはり万龍に入っていきました。入る前にキョトキョトしながら、「ここって入って大丈夫かな~?」が伺えたので笑えたよ。
その男性は新華楼の前も通った筈です。でもチョイスしたのは万龍だった。
万龍2.jpg
万龍はまだしも新華楼は昼時なのに客が私ひとりだったので、本庄駅界隈は寂れてこれ以上の飲食店は無いだろうと散策してみたら、まだ店があったんですよ。
らーめん亭1.jpg
???
テントの店名に沿って穴が空いている。
らーめん亭2.jpg
これって風化ですよね。わざと切り刻んだんじゃないですよね。
フォントだけ後から付け足したらそこの縫い目から破れっちゃったんだろうか。
次回の本庄ランチはこの破れテントの店になるかも。
もう1軒あったぞ。名前からして辛系でしょうか。
四川館.jpg
あ、もう1軒あった。
東麺房.jpg
これは本庄駅のロータリーに面しています。居酒屋かと思った。
街角中華ではなくこってり系の専門店でしょう。昼に閉まっているところを見ると深夜営業のみ?
深夜営業だけでどれだけ集客できるのだろうか。本庄駅で乗降するサラリーマンが首都圏で飲んで帰ってきて、ここで締めか。
もしくは本庄駅界隈って夜になると賑々しくなるのかな。これで5軒マークしました。
本庄駅界隈に5軒は多過ぎね?と思わないでもないが。
5軒もあるのか。探せば裏路地にまだあるかも知れない。ひっそりと。
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本庄駅街角中華 万龍 [ラーメン]

8月をまるまる上州ネタシリーズ掲載したら、夏場のリアルタイムな記事がUpできなかった。
記事にも旬というもの、Up時(ドキ)というものがある。あまり放置しておくとお蔵入りになってしまったりする。
なので、今後はあまりダラダラと長くシリーズ化するのは避けようかと。
今日のネタは群馬ネタのスピンオフで本庄駅チカネタ。本庄は埼玉県の北西部、県境ですが、ウチの会社では本庄を群馬県だと思ってるヤツがいました。
本庄駅と本庄早稲田駅の区別がつかなかったり。「そういう駅があるんですか?」知らない者もいた。
関越道の本庄児玉ICを駅と間違えて、「本庄児玉駅が見当たらない」・・・と勘違いしていたり。
実は私も最初の頃にそういう間違いをやらかした。群馬県前橋市にある某行政へ、本庄市に絡むあるモノを持参したらそこの担当官に、「本庄市は埼玉県ですよ」と笑われたもの。
業務でご縁ができた本庄市内の記事は・・・
本庄駅そば(http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-08-06-1
幻の本庄城(http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-04-07
本庄早稲田駅~本城駅北口~伊勢崎市紀行(http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-06-04
これまで本庄駅周辺のマトモなラーメン記事、グルメ記事はなかった。駅前に飲食店ゼロかと誤解していたです。駅周辺が寂れてるし、日中は人が歩いていないから飲食店が無く見えた訳です。
(本庄市内の飲食店は、駅からやや離れた関越道本庄児玉ICから市郊外のロードサイドにあるようですが、駅チカにも少なくともラーメン屋4軒、Cafe1軒を確認。)
この日、本庄駅南口に下りたのは12:30前後で、相手との約束の刻限までまだ時間がある。
私と同じ下り電車で下り立った会社員4名が同じ方角へ歩いて行く。彼らは昼を何処で喰うか探してるとみた。付いて行けばランチにありつけると。
彼らは真っ直ぐ駅前からの路を歩いていく。
その先に幟がはためいていて、外観を塗装工事?しているビル1階に暖簾がかかっていた。
万龍1.jpg
万龍2.jpg
引戸を開けて入った。店内は薄暗く、昼なのに居酒屋風の雰囲気。あまりキレイではない。生活臭モロ出しで雑然としている。
カウンター×5、4人テーブル×1つ、6人テーブル×3つ、奥に小上がり、座敷があって、4人テーブルか6人テーブルが3卓あった。そこではお店の子供?が遊んでた。田舎のラーメン屋でよく見る光景。営業時間帯に店ん中で子供を遊ばせたまま、その子の母親が店を手伝っている?
でも喫煙化ですよ。受動喫煙になりかねないよ。
私はカウンター5席の端、入口側に座った。やや窮屈なカウンター席で、後から男性客1人、女性客1人、私を入れてカウンター5席に1席ずつ空けて3人座ったが、残り2席に座られたら互いの肘がぶつかるか、自分の前に料理1人1品置くのでやっとです。
相席OKならテーブル席にひとりで座っても何も誰何されないみたい。
メニューはこんな感じ。
メニュー1.jpg
メニュー2.jpg
厨房には紋々のシャツを着た強面の店主がいた。温和そうな息子さん?が調理補助。
他に女性スタッフが2人、プラス奥の座敷で遊んでる子供のママかな。子供の面倒、兼、フロアの一部を担当?ということは女性スタッフは頭数で3人かも知れない。
主人.jpg店内.jpg

ラーメン1.jpg
ラーメン2.jpg
シンプルなルックス。スープの色は濃い目ですが味はあっさり。
程よい塩加減。昔ながらのいい醬油加減で美味しいラーメンでしたよ。
ラーメン3.jpg
ラーメン4.jpg
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チャーハンも細かい作業が隠れてまして。
細かく切ったニンジン、ハムが混ざっているのです。やや胡椒が強めの炒飯だが、上にのったコーンが甘く中和している。ほのかにバターの香りもした。
ラーメンとチャーハン、別々にレンゲが載っていたのも高評価。
チャーハン1.jpg
チャーハン2.jpg
万龍3.jpg
昼下がりの本庄駅前通り。人っ子ひとり歩いていない。でも万龍の店内は、16人ほどいて五分以上の入りだったですよ。駅利用者では有名な老舗らしい。あまり愛想のいい店とはいえないが、こういう街角中華さんに頑張って欲しいもの。
駅前通り.jpg
行政方面へ歩いていたら。。。
競合店1.jpg
あ、競合店がある!!
競合店2.jpg
(続く。。。?)
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磯部Station cat [日常の情景]

磯部駅ホームで上り(高崎方面)電車を待ってたら、1匹の猫が駅構内の線路をノソノソ跨いで横断、ホームにピョンと飛び上がった。
17:23だった。この10分後に17:34発の上り線高崎行が4両編成で到着しています。アブない猫め。
猫1.jpg
これが人間だったら、
線路に人が立ち入りました・・・」
・・・そうアナウンスされるだろう。
(線路に人が立ち入りました・・・これには幾つか含みがあるらしいが・・・)
次に、「安全の確認が取れるまで運転を見合わせます。お客様にはご迷惑をおかけいたします申し訳ございません」というマヌアル通りのアナウンスが続くのではないか?
磯部駅のホームと配線は相対式の2面2線で、中央に広いスペースがあるからかつては待避線か、急行か特急の行き違いが可能だたのだろうか。
猫2.jpg
猫はSUICAもPSUMOを持ってないので、ホームの脇、隙間から外へ出ていった。
フェンスに隠れて何か様子を伺ってる。視線のその先にもう1匹の猫がいた。
視線を送る3.jpg
もう一匹いて駐輪場に寝そべってる。
その寝姿がまぁ無防備で。地べたにベチャ~ッと全身を預けて寛いでいる。
視線に気付いたようである。仲間、一族だろうか?
もう一匹.jpg
さっき駅構内を横断してきた猫が、駐輪場の端、駅の便所側のフェンスに誰かが置いたエサが置いてあって、それにありついたところ。
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駐輪場の自転車の枠に移動して寛いでいるところ。
自転車枠で寛ぐ.jpg
県内信越線沿線に住まわれる方のBlogで見たのですが、磯部駅周辺には10匹前後の猫が棲みついているようです。
あまり数が多いと逆に興ざめするけどね。
餌にありつく2.jpg
昨年、駅に棲み付いた?駅猫3匹を取り上げたおおtがあります。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-08-05
磯部駅の猫は、会津鉄道芦ノ牧温泉駅のばす(初代)、らぶ(二代目)や、和歌山電鐵貴志川線貴志駅にいたたま駅長猫の類ではなく、あくまで野良、自然猫です。過去記事で言うところの3駅め、東葉高速鉄道飯山満駅のみーすけに近い。
お堅いJR東日本が磯部駅の駅長猫を取り上げるとも思えません。
駅猫が赤字で存続が危ぶまれた駅や路線を活性化させたのは否定しませんが、増収を猫に頼るのも如何なものかと思う。駅猫珍しさに来る客はそのときだけだろうし。
沿線地域を活性化させ、沿線住民の利用客を増やす努力や、そこにあるウリを、鉄道会社だけでなく、地元行政や地元住民、商工会が一体となって打ち出さないと。
猫はあくまで猫なんだからね。
上り電車.jpg
17:34の上り電車が来た。観察を打ち切って引き上げました。
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Lakeside Jurassic Park [風景]

群馬県は東を除いて山々に接しているから、そこを源流に平野部へ流れる水が多いです。
でも自然の湖は少ない。有名なのは榛名湖ぐらい。
中禅寺湖?あれは栃木ですよ。
首都圏の水瓶だからダム湖が多かったりする。他は平野部にある灌漑用の沼とか。
群馬県の湖沼データです。↓
http://www13.plala.or.jp/gunmanotabi/jb-kosyo.html
富岡市妙義町に大桁湖という人造湖がある。
県や市のデータから。湖面の面積は0.14平方km??どれだけの量かわからないが、湖の周囲は2kmほど。
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このダム湖は発電ではなく、灌漑、貯水というよりも、大桁山の麓から流れ出す大桁川の下流への洪水対策、調整湖の意味合いが強い。砂防ダムなんですな。
船山温泉の敷地内を流れる船山川はやたらと堰堤があるがダム湖はない。大桁湖は思い切って上流を堰き止めちゃったんですな。
堰堤.jpg
これから行くところは、安中市内から松井田方面へ抜けて、松井田妙義ICから上信越自動車道に入ろうとして道をわざと間違え、妙義町に入って南下、妙義CCの更に南の山奥にあります。下仁田町との境に近い。説明し難いので地図で見てくださいな。
県道か林道か.jpg
妙義町を初めて走りました。
途中で見た妙義の雄姿です。
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ダンプが走ったりします。途中で大桁湖方面への一本道に入ると、山を下って来るくるま2台とすれ違った。この辺りはもう大桁山の中腹に入っている。

駐車場は私のくるまだけだった。他は停まっていなかった。
無人の休憩所がある。管理人がいるのかどうかわからない。荒れてはいないので定期的に人が立ち入っていると思います。
振り返る.jpg
公園化された湖畔の散歩道に下りてみる。
ワカサギが釣れるそうですが。誰もいない。
ホント誰もいないね。来ていい場所だよねここ?
公園化されている.jpg
静かな湖面です。鏡のようだ。
レイク1.jpg
レイク2.jpg
レイク3.jpg
レイク4.jpg
ゴジラの背中のような妙義が見える。
妙義が見える1.jpg
妙義が見える2.jpg
湖周は整備されて足場は悪くない。
私は釣りに興味の無い人間ですが。マイボートの乗り入れ禁止。凍結時の氷上釣りも禁止だそうです。
湖に沿った散策路を先に歩むとその先にあるものは・・
ゲッ.jpg
ゲッ!!
ディメトロ1.jpg
あ!!レックスもいる!!
ゲゲッ.jpg
レックス1.jpg
レックス3.jpg
だいたい何でここにこういうものがあるのか。
ここは観光地なのかな。
妙義山が見えて、景色がい場所プラス、リアルな恐竜がいるのに人がいないんです。
いるのは恐竜たちと、私だけ。
レックス4.jpg
レックス5.jpg
レックス6.jpg
右足.jpg
左足.jpg
出迎えてくれたのは2頭の肉食恐竜だった。
ティラノサウルスもディメトロドンも結構リアルな造りではある。
だけど何で君たちはここにいるのかい?
ここでずっと佇んでいるのかい?
誰かが訪れるのを待っているのかい?
最初は、「どうだ驚いただろう」とでも言いたげな目をしてたが、すぐに慣れて、「お前たちなぁ。初めて来た人は見てビックリするだろうけど。その時その一瞬だけだぜ」と心無いことを囁いたら2頭とも寂しそうな目になった。遊んで欲しいのかも知れない。
ナイトミュージアムみたいに夜になったら動きだしたりして。
中に入れる?.jpg
口から火でも吹きそうである。
ディメトロ2.jpg
ディメトロ3.jpg
ディメトロ4.jpg
私は2頭に、「じゃぁな」と声掛けして踵を返した。
(ディプロドクスもいるそうだが気付かなかった。)
何を思う2匹.jpg
クマ情報です。平成25年10月にこの公園でクマが目撃されたとか。
クマ.jpg

社で、「群馬の魅力って何ですか?」と聞かれたら、「B級スポットが多い」と返すようにしているが、あまり詳しく説明すると怪訝な表情をされる。
群馬スネークセンター、太田藪塚石切り場跡、碓氷峠の鉄道施設遺構、岩鼻火薬製造所跡、柳川町旧赤線地帯、上越線モグラ駅土合、ブラジルタウン大泉町、日本のポンペイ鎌原村、南牧村の人面石、伊勢崎華蔵寺公園遊園地の大観覧車、太田市某所の焼きそば丼、渓流魚専門店・魚籠屋、永井食堂、徳川家発祥地、高崎炭田跡、日本プロレス終焉地・吉井町体育館、富岡製糸場二町通り遊郭跡、大胡城と隣接する何かの廃施設、
他、廃墟の数々。。。
幾つかは私も行きましたが探せばまだまだありそうです。これらに混ざって、恐竜たちが今にも動き出そうに屹立しているこのパークもそれらB級スポットに数えられてよかろうかと思います。
帰りに撮った妙義の雄姿を。
妙義の雄姿4.jpg
妙義の雄姿5.jpg
妙義の雄姿6.jpg
「何よこれは?」(ジャン妻)
「・・・」
「またこんな場所に」
「・・・」
このジュラシックパーク、正式名称は大桁緑地公園といいます。
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安中で朝を迎える [コラム雑記帳]

ルートイン4.jpg
外のくるまのエンジン音で目覚めた。
窓を開けたら・・・
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くるまが客室にケツを向けて駐車している。
そうか1階だった。
時刻は6時半だった。早くチェックアウトするくるまの音で目が覚めたのです。起こしてくれてありがとうよ。でも1階に客室があるビジホって珍しくないですか?ビジホは高層タイプがアタリマエだと思ってた私は前夜、フロントで若くて美人の女性スタッフ2人からカードキー(鍵)を渡された時、「お部屋は1階の11〇号室でございます」と言われて多少面食らった。
1階にも客室がズラリ左右に並んでいるんです。
廊下.jpg
こんな注意書きもあった。
「夜間、レースカーテンのみでは外から室内が透けて見えてしまいます。」
「夜間においては遮光カーテンの使用をお願い致します。」
レースカーテンは茶色で、「窓外へ視認は遮蔽されていますが、外側からの透過性については一般的な白色のレースカーテンと同じ仕様となります。」
やたらと言い訳が多いぞ。まさかこのBlogの読者の方で安中ルートインに泊まる方はそうそういないかと思いますが、1階に泊まった際は遮光カーテンを意識してください。
注意書.jpg
朝飯は無料と謳っていますが、1泊9000円じゃぁ宿泊費込みといっていい。6時半から9時まで。
藤枝のルートインと似たり寄ったりなおかずだったね。
私は玉子料理とベーコンと生野菜があればいいのです。
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ベーコン.jpg補充されてた.jpg
ハム.jpgバタースクランブル.jpg
スカスカ.jpg揚げ物.jpg
サラダ.jpgその他.jpg
食べてる最中も外から丸見えですよ。
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プレート1.jpg
ハムとベーコン.jpgサラダともやし.jpg
炒め物.jpgスクランブル.jpg
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食後、チェックアウトする前に周辺を見た。
旧中山道の杉並木。
侍マラソンのマンガがある。
この道を旅人の惑星さんは仮装して走ったらしいですよ。
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侍マラソン.jpg
朝のフロント女性は途端にストライクゾーン(年齢)が高くなったぞ。オバちゃん2人。
次々にチェックルトしていくお客さんは100%くるまできている。
和足は昨日のチェックイン時、ホテルの前の道を走る女性社員に乗せて貰ったけど、今朝は自分で駅まで辿りつくしかない。タクシーを呼んだのは私だけで、以前も乗ったことのある運転手さんだった。
「安中駅まで」
「電車は何分ですか?」
「ええっと・・・何分だったかな。忘れた」
調べてくれた。
「9時3分ですね。大丈夫です間に合います」
観光タクシーです。安中市内の何処かに営業所があるタクシー会社で運転手は6人しかいないそうです。運転手は高齢者ばかり。
安中駅から使用した際に行きも帰りも同じ運転手だったことがよくあります。
タクシー.jpg
安中駅.jpg
ルートイン5.jpg
数年前、会社の上役が安中市の何処かでゴルフをPLAYしたらしく、
「安中っていいところですねぇ」
「高層ビルが無いからですよ」
「そう。高い建物が殆ど無いですね」
「磯部温泉に観光ホテルがあるくらいかな。マンションも見ないですから。高さ制限があるのかも知れないね」
そんな会話をした頃、ルートイン安中は無かった。何かが撤退した跡地にルートインができるらしいと最初に聞いたのは高崎市内の何処かの飲み屋か、旅人の惑星さんからだったと思いますが。
安中市は磯部温泉辺りにしか高い建物が見当たらない。高層ビルやマンションが無い地域だから、客数部屋数を確保する為に苦肉の策で1階も客室にしたのかも知れない。
高崎市でホテルが取れなかったとはいえ、まさかそこに自分が泊まることになるとはね。昼間の安中市は私の趣味に合うものが散見されるので大好きですが、夜はホント不便というか。飲食手も全く無い訳ではないのだが、チョイスする枠が狭く、絶対数も少ない街だった。フロントが宿泊客に、飲食店ではなくホカ弁屋を紹介するくらいだからね。
移動もくるまでないと不便。安中駅、磯部駅、安中榛名駅も遠いし。
おそらく泊まりは今回限りになると思いますが・・・。
でも、昨夜かなりの距離を歩いたので、安中駅からホテルまで歩く自信がつきました!!
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下磯部で飲む [人間ドラマ]

腹はクチたが飲み足りない。
現地に詳しい女性が教えてくれた情報は、
「いいお店があるよ~。その店はホテルから道路を渡って、坂を下りて、川を渡って信号を左に曲がるとすぐみつかるよ~」
ホテルを出て下って、川を渡って信号を左?
その川は碓氷川だな。碓氷川の対岸の道といえば、右に行ったらNaSuBiに向かう道に違いない。住んでた頃は日中に何回も走った。
その女性、教えてくれたはいいが、歩いてみたらすぐみつかるよ~どころではなかった。碓氷川を渡って左方向へ夜道を延々と歩くハメになったのです。
道行く先は真っ暗で足元すら見えない。辛うじてガードレールの無い歩道が続いているが街燈は殆ど無く、右手に散らばる家々の灯や、すれすれに走り過ぎるくるまのヘッドライトだけが頼りである。
左手は畑。人なんか誰も歩いていない。
そこにある筈の店になかなか辿りつかない。
昼間ならともかく、夜に知らない土地、それも郊外でフラフラするものじゃないですね。踵を返そうとしたら・・・
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店構え.jpg
店の戸は開けたら自然に閉まる造りになっていた。
開けるに重たく、引く(閉める)力が強く、開けたら手が滑って外れ、引戸が勢いよく閉まり、入りかけてた自分の額を挟んじまった。
ゴトッと音が響いた。ちょっと痛かった。
「だ、大丈夫ですか?」と声掛けてくれたのはお店の女の子。ママは一瞬目を合わせたがバツ悪そういすぐ目を逸らしてしまった。
カウンターに2人いた先客さんも私を見て、「ヤバそうな客が来た」って目をしてこれまたすぐ視線を逸らしちゃったのです。
店内に緊張が走ったのが自分でもわかった。
私だってバカじゃないので、こりゃ歓迎されてないなって。
お店の女の子がおそろおそる、「お一人様?」
「うん。カウンターの端っこでいい」
見りゃわかるだろう。ひとりだよ。
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小上がりには2組のグループ客。ワイワイやっとったですよ。そこしかない店で地元の人のたまり場ですね。そういう店に私みたいな一見客が入ったもんだから浮いちゃって。
ママは私に目を合せないし、カウンターにいた先客も私に目を合せないし。
カウンターの端っこでひとりつまらなく飲んでたら空気が重たくなり、この店を紹介してくれた女性に連絡したのです。
「アナタも今から来てよ」
「えぇ~っ。アタシだってそこまでは歩いて行けない距離だよ~」
「って言いながら私をここまで歩かせたじゃないか。俺ひとりだと店の空気が重くて気まずいんだよ。助けてくれないか」
「う~ん。ワカッタ。駅まで子供を迎えにいってからタクシーで行くよ」
「今からだと何分くらい?」
「遅くとも21時かな」
その女性、タクシーですぐ来てくれた。自分で言うのも何ですが私の大シンパでして。過去に何回か登場していますが。
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野菜炒め2.jpg
カウンター端で男女2人。これで多少は店の空気が和らいだ気がする
「この店によく来るの?」
「来ないよ。ましてやひとりでなんて。飲み行くなら高崎まで行くわよ。前の道を昼間に走ることはあるけど。くるまで走ってる時はそんなに距離ない感じだったけど」
「結構な距離だったぜ」
そして社内のネタになり・・・。
伊東さん(甲子太郎)いなくなっちゃたね」
「いなくなったね。アイツはきれいごとしか言わないヤツだったよな。体制変わってこっちはどう?」
「こっちはねぇ・・・」
・・・の後は幾つも情報を得たが、数だけ多くてひとうひとつは些末な内容ばかり。私がいちいち出しゃばるほど深刻なのはなかった。
「表面上は落ち着いているけどいろいろくすぶってはいるわよ」
「小さい不満は誰だって持ってるしな」
「最近こっちによく来てるの?」
「月イチかな。前より来る回数は減ったね。前よりは落ち着いたからかな。H子、T恵が辞めたし、以前ほど思い入れは薄れたかも・・・」
「A子がいるじゃん」
「A子か・・・」(聖なる酔っ払い女)
「Mさんもいるし・・・」(笑ふ女)
「Mにはもういい男性(ヒト)がいるから以前ほど連絡取り難くなった」
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自分が赴任した平成24年から2年は誰も辞めなかったのだが。あれから4年(5年?)経って新体制に馴染めず何人か去っていった。
それは仕方がない。どんな理由であれ誰でもいつかは辞めるのだから。誰も辞めない会社なんてないと思う。
「アタシが辞めたらもっとツマンなくなるんじゃない?」
「あん?そういう予定があるのか?」
「アタシは辞めないよ~。辞めてどっか他へ行ったって一緒だよ~」
「そうか。そうだよな・・・」
「あと10年はいるよ~。10年経ったら辞めるよ~」
「あと10年ね」
「でもまだ10年あるよ~(ニヤニヤ)」
「10年か。俺だって10年先のことなんかわからん」」
「その頃は〇〇さん(私のこと)定年じゃない?アハハハ(笑)」
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彷徨い [風景]

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今回は勝手が違いました。
被写体が少ないのです。たまたまこの日はそうだったのかも知れないですが、営ってる店が少なかった。
数が少ないだけにアヤしい灯の店が目立ちましたね。
私は初めての夜の街でいきなり店に飛び込んだりせずに、しばらく店の向いに立ってその店を出入りする客の客筋を見てチェックするのですが、店に出入りする人がそもそもいないのです。殆ど誰にも出逢わないからチェックしようが無かった。
ある店の目でじーっと立って見てたら、その店の隣の人家から家人がこっちをじーっと見てたりする。アヤしいヤツが立ってるって警戒されたに決まってます。警察に通報されるのもバカバカしいのでその場を立ち去りました。
灯より建物の黒い壁ばかりです。人も歩いてないし。前から歩いて来た女子高生が私を避けて反対側の歩道に移ったりするし。
背後から走って来た自転車に乗った女性が、振り向いた私を見た途端にスピードを上げて追い抜いていったり。
街並みに並び立つ家々の中では人の生活の息吹があるのだろうけど。眠りにつくのが早い街なのだろうか。
ウルトラセブンのフック星人、プロテ星人でも出てきそうでしたね。
伝馬町の先にある安中市役所谷津庁舎まで歩いてそこから先は店が無いと判断して引き返し、ホテルの前、碓氷川クリーンセンターの信号から今度は安中自動車教習所方向へ下り、知人女性から紹介された店へ向かって歩いたのですが・・・。
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104Night [グルメ]

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バイパスの裏道です。真っ暗。
畑から秋の虫の音がする。私が近づくと虫の音が止む。通り過ぎるとまた鳴きだす。
土の香がする。秋風が吹くと畑の砂塵が舞ったりする。
畑の中には家もあってそこには幸福そうな灯が点っている。
時折、「何で自分はここにいるのかなぁ?この道をトボトボ歩いているのかなぁ」と思ったりする。
高崎の町を夜歩きするのと違う気分なのは、飲み屋の選択肢が極めて少ないからだな。
トボトボ歩いていって臨時休業だったらどうしようか。
誰も歩いてないし。家々の灯に近づかないと自分の足元も見えない。
裏道なので時折私の傍を走り過ぎるくるまは私の一瞥で慌てて急ブレーキ踏んでるのがわかる。運転手の表情は、何でこの時間帯にこの道を歩いてるんだ?と言っている。
闇の先に見える灯は・・・。
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ああ、営ってましたね。安堵。
ルートイン安中からここまで歩くと意外と距離があったな。
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扉を開けたら、「いらっしゃいませぇ・・・あれぇ?」
「どーも・・・」
「どうされたんですかぁ?ま、どーぞ」
ルートイン安中の方を指しながら、
「泊まりですよ」
「え!!お泊りですか??」
「普段は高崎に泊まるんだけど。今日は高崎で取れなかったんです」
「そうだったんですかぁ。いつもは高崎にねぇ」
カウンターに先客ひとり。
小上がりに家族連れ3人。
テーブル席に老夫婦2人、サラリーマン1人。
お店のスタッフはマスター入れて3人。昼の顔触れとは全く違ってみたことない人ばかり。
「夜は初めてですよね?」
実は一度だけあるのです。夜ですが、17時半だった。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-12-13
これが噂の夜ランチメニューです。
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夜だけどランチ?要はランチもディナーも同じなんですね。
小上がりのお客には夜メニューのデカいステーキが出てましたね。
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「マスター、ご飯無しでもいい?
「いいですいいです。ぜんっぜんOKです」
「じゃぁ生姜焼きとエビフライを適当に。サラダも」
「ハイわかりました。サラダは付いてますので」
私は多品種小ロットの盛り合わせを期待したのだが。
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働く男の後姿。手先を覗き見したらフライパンが2つ。左にフライヤー。
マスターは2つのフライパンを同時に駆使して片方は生姜焼き、片方はバーグ、フライヤーには衣を纏ったエビが投入された。
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生姜焼でございます。
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エビフライでございます。大きいエビが3匹。
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肉も海老もやわらかかった。衣から剥がれることもなくサクッとイケた。クローズした田町の浜潮のエビフライより美味しいね。
でもさ、エビ3匹も要らないですよ。大皿に適当に種類多く盛ってくれればいいのに~。
これってランチ定食のご飯とスープが無いだけで、殆どデフォ、定番のサイズ、ボリュームではないの。(笑)
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こんなものまでオーダーしてしまった。
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ゲフゥ~。。。
苦しい。。。
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「夜は何時まで営ってるんですか?」
「10時まで。ラストオーダーは9時半です」
「そんなに遅く?」
「でもお客さんが来ない日は営ってもしょうがないので早く閉めちゃったりもするんですよね」
でたよ。
そういう店って少なくないよね。
「自分も前は高崎で営ってたんですが、縁あってここへ。ここは高崎よりもっと人がいないですから」
来ない時はホント、開けてても気力が持たないくらいにヒマだという。洋食屋イコール居酒屋ではないし、くるまで来店する地元の人ばかりだから、アルコール類にも力が入ってない様です。
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腹が一杯である。でも酒が足りない。あの店で銘柄のわからない?日本酒を喰らうこたぁない。
一旦、ホテルに戻った。部屋で持参した胃腸薬(消化剤)を服用してひと息いれて、夜の街に繰り出した。
だが。。。
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安中に泊まる [コラム雑記帳]

いつもの定宿、ドーミイン高崎の部屋(シングル)が取れない。
電話に出たフロントマンは、
「その日はシングルが満室でして。ツインをお一人様でご利用でしたら」
「その場合、料金幾らなんですか?」
「10900円です」
「う~ん。それだと上限を超えるから他にするワ」
他を探すことにした。
会社から宿泊費の上限が設定されたのでそれを超過したんです。いや、もともと設定はあったらしいが上限が下がったという。
現在、都内は12000円で、地方は10000円だって。
私の上役(取締役)は日当も下がったとボヤいている。アンタたちがバカ高いホテルに泊まるからだよ。
見てると上は上で釘を刺されているらしく、なるべく日帰りで戻って来るようにしているみたい。
「2人で2回も別々に行くのではなく、ひとりで行って1回で済ませられないんですか?」
ホントに2を1で済むのなら、そこは経費を抑えないといけない。だが、「4人で行くなら新幹線より1台のくるまで行った方が・・・」と洩れ聞こえな時、私は聞き返しましたよ。
「会社はくるまで出張を推奨しているんですか?」
それだと安全上どうなのかと言ったつもり。運転は好きでも、身体に負担がかかるから。
「いや、そういう訳ではないです。くるまで行ける近県に複数で日帰りで行くならという意味です」
私はそうは聞こえなかったぞ。
GSを利用するのも企業指定に近いことを言ってましたね。
「なるべく出光社にしてください」
群馬でそんなことしたらガス欠になります」と返したらそれで収まったけど。
上の口からセコセコそういうのが洩れ聞こえてくるとシラけるが、私も経費節減の方針は理解するよ努めています。上州でも駿州でもなるべく1回で纏めて済ませようと。
で、ドーミイン以外で高崎駅チカだとそれ也に高く部屋は狭かったりするので、他をアタったら・・・
前橋のホテルは芸能界を騒がせた例の事件で印象が悪いし。
伊勢崎や太田や渋川は遠いし。そこまで行く必要はないし。
富岡や甘楽にはビジホなんてないし。(あったかな?)
藤岡市はあったかな~。
後輩が、「〇〇さんはホテル周辺に飲み屋が無いとNGですよね。コンビニがあればいいって訳じゃないですよね?」
「コンビニよりも飲み屋必須に決まってるだろ」
「自分も行くんですけど。高崎、ホテル取れないですか?」
もしかしてこれのせいかな?」
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で、何故か安中市に唯一のBH、ルートイン安中になってしまったのですよ。
女性リーダーの一人がホテルまでくるまで送ってくれたのだが、車中で無情にも、
「あの辺りって飲み屋ないよ」
「旧道沿いにないかな」
「無いよ。あるのはバイパス沿いだけだよ」
この女性リーダー、私に何か相談事か情報提供ネタがあるらしいが、その会話の延長で1軒の居酒屋を紹介された。
「その店って何処さ?」
「ホテルから道路を渡って坂を下りて、川を渡って信号を左に曲がるの。すぐみつかるよ」
川を渡って信号を左?
川ってのは碓氷川だな。で、おそらくはその道、右に行ったらNaSuBiに向かう道ではないか。住んでた頃は日中に何回も走ったが、そんなソソる居酒屋あったかな~。
「いい店だけど、料理が出てくるのに時間がかかるんだよね」
群馬の居酒屋は皆そうだよ。そこは料理人がひとりの店とみた。だったら行くにしても2軒目だな。
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安中ルートインにチェックインしたら部屋はツインで1人利用。これで料金は9000円だった。枠内だから文句ないでしょう。
ホテル内にあるレストラン兼居酒屋のメニューを見たら、ルートイン藤枝のメニューと全く同じモノなのに笑っちゃったね。パスだよ。
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さて、何処で何を食べようか。バイパス沿いはカレー屋、朝鮮飯店、来来?、北海亭、GUST、蘭・・・だったかな、おうぎや、おうぎ亭、ろしなん亭、ロードサイドの大人数ご用達の店ばかりだし。
話題に出た居酒屋へ行くか?
そういえばチェックインの時、フロント女性に宿泊客が訪ねてました。
「この辺り、何処か食べるとこないですか?」
女性スタッフの反応は、
「すぐ近くにホットモットがあります。道路を渡ったツタヤの隣にお惣菜屋さんがどうとかこうとか・・・」
飲食店ではなく弁当屋を案内していましたよ。
ホテルの入口が開いて、サラリーマン数名が両手にホットモットの弁当や総菜の入ったフクロを下げて堂々と入って来たからね。
これは宿泊ホテルの選択を誤ったかな。
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旅人の惑星・ショウさんから、「知味飯店のディナーは如何です?」とススメられたが、夜に中華は重いし。知味飯店の味ってイマイチなんだよね。
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実際、旧道の商店街(宿場町、旧中山道)も歩いてみたのだが、飲みやはゼロではなかった。でも営ってる店が少なかったのです。
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だが人間、絶望の渕に陥る寸前に名案までいかなくても一案が閃く。
街の洋食屋さんを思い出した。
確か21時か22時まで営っていた筈。
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バイパスに沿った裏道です。真っ暗。
秋の虫の音だけ。
私が近づくと虫の音が止む。通り過ぎるとまた鳴きだす。
土の香がるす。秋風が吹くと、畑の砂塵が舞ったりするから。
闇の先に見える灯は・・。
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104で読んだ新聞記事 [コラム雑記帳]

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上州に転勤した時に新聞購読を止めたので、新聞紙という紙の媒体に目を通すことは殆ど無いのですが。
これは36(サブロク)協定の見直しの記事です。労働基準法36条ですね。
この店でランチ。珍しく?混んでたので、ハンバーグが焼き上がるまでサラッと読んだ。
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現行では1日8時間、週40時間を超過する時間外労働、休日勤務などを命じる場合、書面による協定(これが36協定)を結んで労働基準監督署に届け出ます。
これに違反した場合は6カ月以下の懲役、または30万円以下の罰金となるのですが、実際に懲役、罰金が課されたのってあまり聞いたことがないな。
そういう制度があっても、届出ているのを従業員に知らせていないか、延長の限度の抜け穴を探すからでしょうね。
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最長延長の限度は原則として1カ月45時間、1年間で360時間だが、それを超過しなければならない特別の事情が生じた時への対策として、「特別条項付き36協定」と言う制度がある。これが抜け道、抜け穴になっている。
ウチは従業員と事業所の代表者に取りまとめさせて届け出ているので、従業員側には伝わっています。春先になると、またあのめんどくさい書類を出さなきゃならないのかと。総務の連中はウンザリしています。
私も一度だけやった。上州の社員から協定の署名捺印を集めて労働基準監督署に出した。郵送でなくて持参しましたよ。
45時間を超過する現場が過去にあって、そこと特別協定を結んで届け出たこともあったな。
「何でこういうめんどくさいものを書かなきゃならないんですか?」って言われた。
「皆を守る為にこういうのが必要なんだよ」
「???」
あまり意図が通じなかったようで。確かこんな様式だった。
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珍しく時間がかかったのでスープをお代わりしてしまったが、読んで理解する頃にバーグが焼きあがった。
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ピリ辛の粗挽きウインナー。ビールが飲みたい。
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45時間超の過酷な現場があったとします。
そういうところは不要不急な時間外を無くす為に(支払わないという意味では決してない)、システム、フローの見直しをした。
人件費よりも月々の経費をかける方向に転換した。例えばそれまでだったら印刷済みで不要になった紙を社員がシュレッダーで裁断してたのを、業者に委託して溶解するようにしたり。
手書きの部分をプリントアウトできるようにしたり。
集計のスピードを上げたり。
私は労働環境を良くしようとしたのだが、ちと困ったのは、45時間までいかなくても月平均で40時間の時間外手当の支払いが常習化されてた現場があったのです。
そこの労働環境を改善、イコール、超過勤務の時間外が減ったことで、社員から、「手取りの給料が少なくなった~」と不満を言われたことが多々ある。
残業代イコール生活給でアラリマエになっちゃってたんだな。
それがなくなって、「お給料が上がらない」と泣き言を言われている。
BBQの時にも言われた。「お給料が少ない」って。「〇〇さん(私のこと)が来るまでの方が手取りがよかった~」、なんて言いやがるんですよ。
給料の不満なんて聞きだしたらキリがないです。私は、「給料が不満なら辞めろ」です。極端な例えですが、月に100万貰ってるヤツが、「どうしても200万欲しいから辞めます」なら、お金の価値観は人それぞれだから引き留めようがないです。
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バーグ、美味しいです。で、法の話に戻りますが、1か月の残業時間に上限を設定、違反者には罰則を設けるというが、必ず抜け穴、法の網の目を潜ろうとする輩がいる。
異論もある。「サービス残業や名ばかり管理職が増える」、「終身雇用制度が崩れているので、そういう社員は諦めるしかない」、挙がっているそういう声にはどう応えるのだろうか。
そぐわない業種・業界もあるでしょう。飲食店、医療業界、興行会社とか。
個人商店は適用外かと思いますが。では従業員数何人以上が対象となるのか。そこでまた雇用形態をいじくって抜け道を作ろうとするだろうし。
いつから施行されるのか。
私はもう労働者側ではなくなってるのであまり関係ないのですが、裏で弱者にしわ寄せがいかない制度にして欲しいですよね。
私は新聞をもとあった場所に戻した。
で、この店の夜に初めて?行ったのですが。。。
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たかべん [ラーメン]

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暗い写真ですが。
夜じゃなくて午前中です。昼前です。
高崎駅の上信電鉄改札に向かう入口にあるスタンド。立ち食い店。
上信電鉄の乗り場と券売機は旧国鉄ホームの先に追いやられたような2両編成分だけ設けられていて、そこまで延々旧ホーム上を歩いていくのですが、その0番線ホームに向かう通路入口にある。
駅の構造上、いつも陽が当たらないのでジメジメして暗い一画に、店の電飾看板と上信電鉄の発車時刻が点っています。世界遺産登録された富岡製糸場の玄関口だからもう少し明るくできないものか。
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侮れない味です。駅の立ち食いとしてはいい方だと思う。
だいたいJR東日本が展開している駅そばなんてのは、店の名前だけ替えてるだけで何処も同じような味だからね。(昨日の記事、小山駅は除く)
この店の母体は高崎弁当株式会社(本社、倉賀野)、略して「たかべん」という。「たかべん0番線ホーム店」が正式名称らしいです。
駅構内には2番線4番線ホーム店もある。これは駅の改札から入らないと利用できないが、0番線は高崎駅構内のスタンド蕎麦(立ち食い)&ラーメン屋。駅の構内だけど外からも入れます。
客待ちのタクシー運転手や群馬バスの運転手が入ってきて利用したりする。
11:07発の両毛線で前橋に向かうのですが、前橋駅界隈には飲食店が散見されないので、めんどくさくなってここで済ませちゃった。
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ラーメン420円!!
さすがに立ち喰いだけあってリーズナブル価格。
「3分ほどお待ち下さ~い」
きっかり3分??
「ハ~イ、ラーメンのお客さまぁ~」
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トッピング、半卵、ナルト、チャーシュー、メンマ、大量のネギ。
スープは鶏ガラ。澄んでいる。油や脂は少ない。達磨弁当や鶏めし弁当に使用された鶏肉のガラでダシを取ってるのかもしれない。
塩気も押さえがち。ドーミイン高崎の夜泣きそばの業務用スープより薄味。
麺は中細ちぢれ麺で少し固めのゆで加減。
メンマもやや大きめ。
チャーシューはブ厚い。やや香がする。
もともと立ち食いそば屋だから、刻みネギが多いのがウレシイ。
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ズルズルすすってたら着信があった。
「あ、コイツ、今は出たくね」だったので無視してやった。後で折り返しましたけど。
群馬の社員からじゃなくて、昨年から公用圏内に加わった駿州のリーダー格(女性)からだった。
駿州の人間ドラマは笑えないのでUPし難いのですが。
架けて来た人のせいじゃないけど、読者の皆さんの日常でも、「コイツはいっつもタイミング悪い時に電話架けて来るな~」ってのがひとりか二人いませんか?
その女性、いつもそうなんです。今は出れないってタイミングでよく架かって来るの。出たら出たで話が長く堂々巡りで何を言ってるのかわからないので、こっちがポイントを押さえて誘導しないといけないのです。
後で折り返したら些細なお伺い、相談事項で、「それくらいならアナタの裁量で決定できるだろう。そんな簡単な折衝もできないんならアナタはリーダーの資格はない・・・」的な内容だったのですぐに出なくてよかったぜ。そんなヤツの電話に出たらラーメンが伸びてしまう。
で、ラーメンに戻ります。たかべんのラーメンは、これ以上でもこれ以下でもなく見たままですが、基本マニュアルに忠実なシロモノです。
インスタントラーメン(乾麺)から生ラーメンが市場に出回り始めた昭和初期の頃を思い出す。昨今流行りの百花繚乱千差万別の中での原点回帰といっていい。拘らなければ、駅そばのラーメンと思えばいい。420円だし。
でも足りないんだよね。ハーフラーメンではないが、2/3ぐらいじゃないかな。
ミニカレーもオーダーしてしまった。
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ラーメンと同時ではなく、ラーメンを喰いからミニカレーだけ。カレー味があっさりラーメンスープの味を阻害しないように考慮したのさ。
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先日の写真です。
時間に追われランチ難民になりかけて、いいやここでってなったの。
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かき揚げ、食べる部位によってはサクサク感とベチャッと感が両方味わえます。
写真なんか撮ってる場合じゃないけどね。みるみるうちに伸びてくるから。
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ダメ押しにいなりなんぞを食べたりする。
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高崎駅の新幹線改札とJR在来線を結ぶ改札脇にもJR駅そば屋があります。個人的な感想ですが、イマイチ味が薄く、蕎麦が粉っぽく、半分以上残しました。
あれはNRE(株式会社日本レストランエンタプライズ)ど同系列だと思うが私が食べた時は最悪でしたね。まだ首都圏の方がマシだと思った。
アンケートに書いたもん。マズイって。
たかべんの方が絶対に美味しいと思うのだ。私は天ぷら専門店はまず行かないので、外で天ぷら、かき揚げを食べるのは小山駅のきそばと、高崎駅のたかべんだけになりました。
JR東日本の子会社、日本レストランエンタプライズ社に吸収されないで頑張って欲しいな。
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イセザキ・・・ [人間ドラマ]

東京埼玉2箇所立ち寄り~宇都宮線で移動して時刻は13:30のJR小山駅。
ここから東口に下りて、1時間に1本しかないコミュニティバスで県の合同庁舎へ向かわなきゃならん。
ここまで電車移動が長く、昼を諦めての心境だったが、小山駅ホーム12番13番線(大宮方面)に最後の切り札、「きそば」があります。
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JR東日本の駅そば、名前変えただけで何処でも同じものしか出さない駅そばとは違う昔っからの独自路線。
濃いい汁、すぐに伸びるそば、揚げ置きでフニャフニャのかき揚げ、そこがユルくて美味しい昔ながらの味。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-08-07-2
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-03-25
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-06-1
今年になって4回目。券売機に並ぼうとしたら。。。
「チョットイイデスカ?」
振り向いたら肌の色が黒い国人さんの男に声掛けされた。
ブラジル人かペルー人かな。間近に相手のカオが迫ったように見えたのは、黒い地肌に目が大きく歯が白かったからだと思う。
何だい?何か用か?
俺はこれから立ち食いそばを喰ってから、急いで駅東口のバスに乗るんだけど。
「イセザキ・・・?イセザキ・・・?」
「イセザキ?」
後方を見たら女性もいた。ツレらしい。
デカいキャスターを転がしてる。夫婦者だろうか。
イセザキ?伊勢崎?伊勢崎に向かうのか。そこに居住するか、滞在する新規外国人労働者らしい。
群馬県内で外国人登録している4人に1人は伊勢崎市に居住している。日系ブラジル、ペルー、アルゼンチン、フィリピン、中国他である。
伊勢崎、太田、昼は何回も歩いたが、駅の中心は空洞化していてシャッター商店街が多い。営ってるのか営ってないのかわからないのである。
夜は遊んだことない。場所によっては昼間の寂れ方とは打って変わってアヤしい街に変貌するとも。
伊勢崎に外国人が多いのは隣接の太田市や大泉町に富士重工(スバル)の工場があり、伊勢崎は下請け工場があるから。
二世さんもいる。地元の学校に通っている。西毛の上信電鉄や信越線の車内と、東武伊勢崎線の車内は学生さんの層が全く違います。西毛は田舎(失礼)くさく、東武伊勢崎線の車内は制服を着た外国人学生がいたりする。
辞めたウチのヤンキー娘社員に、「お前は伊勢崎が似合う」とからかったら目を剥いて、「何か言った?アタシ日本人だよ。伊勢崎や太田は外人の街だよ」と返されたことがある。
現地の諸問題については敢えて触れませんが。小山駅で声掛けされた私は、こいつら伊勢崎へ行きたいんだが、乗り換えホームがわからないんだなと。日本語が喋れても読めないんだと思う。
私は12番13番線ホームにいる。両毛線の小山駅ホームはここから遠く、宇都宮寄りの6番線8番線にある。何で2番3番7番が無いのかわからないが、端っこに追いやられているんです。
12番線13番線からだと6番線8番線は見えない。しょーがない。まず、そっちの方向を指差して、「イセザキ」と声に出し、「リョウモウライン、シックス&エイ・ホーム」とか何とか言ったつもりだが、心もとないのでそっち方面へ自ら歩きだした。目線で「ついて来いよ」って。
階段を上る。
階段を上がる.jpg
男性は点いて来る。目と目が合う。案内してやるよと伝わったようである。
その後から女性がデカいキャスターを持ってゆっくりついて来る。
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階段を上がりきって前方斜め左を指差す。新幹線改札の更に向こう側を指したつjもりだが、ここで見捨てたら新幹線改札口に吸い込まれかねない。
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直進する。両毛線6番線8番線の表示がその先に続いている。新幹線用改札の右の柱の間を通ってまだ真っ直ぐ行くのである。
まだ先です.jpg
歩いてみて思った。両毛線への道のりは宇都宮線 水戸線とかなり離れていると。
幸い、表示されている電車の行き先は本数少ないとはいえ高崎行なので、途中、伊勢崎は何とかなるだろう。
こっちも用事がある。柱と柱の間を指差して立ち止まった。
サンキューともアリガトとも言われなかったが、ニッコリ笑って去っていった。
国際親善に関与した気分である。(それほどのものでもないが。)
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だけど以前も小山駅の「きそば」の前にいたら若い男性の外国人さんに、「コレッテドレデスカネ?」って聞かれた。店に掲示してあった季節メニュー(生そうめん)を券売機で購入しようにもどれなのかわからず私に聞いてきたのです。日本語は話せても読み書きができないのだろうね。
小山駅構内で外人さんに話しかけられた(尋ねられた)のはこれで2回目。3回目もあるかもしれない。
私は外人に話しかけられやすいのか、京浜東北線で、「アキハバラ?アキハバラ?コレ?」(この電車でOK?)と聞かれて、手の指で数えるように、「ネクストワンツースリー」、と答えて目的地に着いてドアが開く前に、「ここだよ」と再度念押ししたり。
日本人は基本は親切だからね。私もマナーさえよければ外人さんにそれほど偏見は無い方なので。
道を尋ねられるくらいならいいんだが、海老名駅のロータリーで若い外人女性に、「ワタシセイカツクルシイ」と訴えられたこおがある。
私は苦虫噛み潰しながらも、「しょーがねぇな」と千円札1枚突っ込んでやった。そしたら、
「アリガト。キョウリョクシテクレタカラゴショメイヲ・・・」
署名はさすがに辞退した。「名乗るつもりはない」って。
横浜市中区の尾上町というところを白昼歩いてたらすり寄って来た外人女性に、「アナタヒサシブリネ」と話しかけられ、「間違いではないか?私はアナタを知らない」と返したら不機嫌になり、「ソウイウイミジャナイワヨ」と返されて訳わかんなかったり。

ホームに戻る。「きそば」で昼にありついた。
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おばちゃんがひとりで獅子奮迅の活躍ぶりを見せてくれる。
丼を洗って、
そばを茹でて、
水切りをして、
丼に移して、
おつゆをかけて、
天ぷらを載せて、
ネギを散らして。。。
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獅子奮迅のオバちゃん2.jpg
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天ぷらを取りに行って、パレットに山のような天ぷらを抱えて戻ってっきた。
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ガラにもなく親切に?案内したせいで10分ほどロス。結局は1時間に1本のコミュニティバスに乗り遅れ、タクシーを利用するハメになった。
この後で小山駅郊外とは別にもう1件行ったのだがそこも往復タクシーになった。2往復で総額6000円を超過した。
ウチの〇長は地方都市で駅から離れた現場に赴く時、「タクシーは高いのでどなたか迎えに来て下さい」とやらかす人なので、清算時にタクシー使用理由を明記するのだが、そこに何て書こうかと。
「外国人に道を聞かれた為・・・」
「何でそんなことを。バスが1時間に1本の為でいいのよ」
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これは公用を終えて15:30頃に小山駅に戻ってきたとこ。
まだ盛況のようである。オバちゃんはいつも頑張る。
彼らは無事、イセザキに着いただろうか。
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和が家~克 [居酒屋]

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先月のネタですみません。
上越線の渋川方面のダイヤがアヤしい。
台風13号がもたらした大雨による土砂流入で、上越線、渋川駅~沼田駅間が運転を見合わせになっていた。
『上越線、渋川駅~沼田駅間は、大雨および土砂流入の影響により運転を見合わせております。運転再開見込みは立っておりません。同区間はバスによる代行運転を行っておりますが、本数に限りがあり、通常より大幅に時間を要することがあります。
高崎駅~渋川駅間、沼田駅~水上駅間は折り返し運転を行っており、一部列車に運休と遅延が発生しております。
上越線方面へのご旅行はお控え下さいますようお願い致します。』
土砂が線路に沿って200メートル流入した。それくらい早く復旧できんのか。
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吉岡町の竜苑に行きたかったのにぃ。
「ご旅行はお控えください」・・・竜苑の最寄駅、群馬総社駅は渋川駅の手前2つだけど、そこまで行けても定刻通りに帰って来れるかどうかアヤしいので断念。
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バスに乗り換えて無難にこの店へ。
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雨が降ってきた。この店に行く時は雨率が高い私です。
引戸を開けたらママの声がとんできた。
「お帰りなさ~い。また雨ですねぇ」
私はカウンター席に座りながら、「いつも雨率高くて悪いけど。今日は降らせたのは台風だよ」
私が降らせたんじゃないぜ。雨だとお客は来ないもので、20:30まで2時間ほど滞在したが、私以外に誰もお客が来なかったのである。
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料理写真が暗い。
フロアはまぁまぁ明るいのに。
カウンター上に照明が無いからです。
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「奥さんお元気ですか?ウチの店のこと何か言ってましたか?」
「家内が言ってたよ。随分内装にお金かけてない店ねぇ~って」
「爆笑」(大将)
それだけだと、家内が言いたいことだけ言ったように伝わってしまうから、
「お金かけてない分、あれだけ安く提供できて地元のお客さんがついてるんだね。金かけりゃいいってもんじゃないからねとも言ってたな。」
「結構、思ったことをズバズバ言うお方ですね。そういう女性、自分、好きだな~」
「大将がそう言ってたよって返しても、アナタいったいアタシの何を言ったのってなるからね。カウンターが暗いとも言ってたな」
これも大将は納得してた。私が座った席の上には古いタイプのデカいエアコン(おそらくもう作ってないし壊れても部品の無いタイプ)があって、そこには照明を付けられない。
「(上を指しながら)カウンターの上にライトを2個付けるだけでも違うよ」
「最初、普通の蛍光灯だったんですよ。そしたらお客さんが、明る過ぎない?って言うから、少し暗めのに替えたんです」
写真をUPする時にサイズ指定してするのですが、私のBlogでこの店の料理写真が最も小さいサイズなのは、カウンターが暗いからです。
ピザなんか外で食べてるように手許が暗いでしょう。そのピザ、1人で食べると腹一杯になっちゃうので、「ピザって生地からコネコネして作るの?」
自家製なの?と聞きたかったの。「すみません生地は自家製じゃないんです」
既製品か。自家製だったら小さい生地でお願いしようかと考えたのだが、既製品じゃぁ仕方がないね。ではレギュラーサイズでいただいた。
「ハイ、キノピー」
「キノピー?」
キノコとベーコンのピザ。キノコよりベーコンをたくさん載せて欲しいんだけどな。腹にズシツときた。
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「チクワ(磯部揚げ)も食べていただかなきゃ」(ママ)
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ママは娘さんのお迎えで一旦、退席した。大将と男2人だけになった。
「この間、ウチに時々来る男性がボヤきだしたんですが・・・」
「この店の客って皆、ボヤくじゃない」
「まぁそうなんですけど・・・」
だが、ボヤキの内容を聞いて驚いた。
「その人、工場勤務なんですけど、最近入った新人がタメ口なんですって」
「タメ口?年少者か?」
「そうです。で、口の利き方を注意したら、自分は今まで敬語使ったことないのでわかりませんって言われたんだそうです」
「何だって!!」
「そうなんです。そんな応えが返ってきたら誰だって驚きますよね。仕事を教えて貰う立場でその口調はないだろうって怒ってました」
「その新人の態度にも驚くけど、それは採用した人事の責任じゃないのか?」
「何だか訳ありらしいです」
「紹介した相手が、こういう口の効き方を知らない者ですけど何卒お願いしますってのがある筈だよ。では何か困った態度があったら厳しく接します、紹介者のアナタのお名前も出しますがそれで構いませんか?って言質を取らなかったのかね。現場に預ける時も、今度紹介する応募者はこれこれこういうヤツなんだけど何とかみてやってくれないかなって事前説明は無かったのかな。説明無しでいきなり、自分、敬語使ったことないんでわかりませんったらそりゃ誰だって怒るよ」
「ですよねぇ。飲食店業界だったら、お前その態度は何だ?って。改まらなけりゃ即、クビですよ」
「事情が無けりゃ面接官が落とすけどな。目つきや物言いでわかるものだけど」
最近は数が減ったが、私も面接担当だった時期が長いので(髪があったころ)一過言ある。
今年になってから静岡県内で面接して2名採用にこぎつけたけどね。
「最近は上下関係がユルくなってきてるよ。ウチの会社なんか、新人に対しても、お前って言っちゃダメなんだよね」
「え!!」
「お前呼ばわりして上から注意されたことあるモン」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-08-09-2

「ええっ!!そうなんですか??それって新人に対してですよね」
「業務連絡メールなんかでも、上の部長クラスが新人た若手の宛先に対して、何々様なんだよね。会話では、何々さんかな」
「〇〇様・・・ですか?」
「うん。自分は相手が若い男性でも女性でも〇〇君って呼んでる」
私より8歳下の大将は目を丸くしてる。
「自分らの頃は呼び捨てだったけどなぁ」
「ですよね。最初は、お前、新人、そして仕事に慣れて来たらようやく名前を呼んで貰って、あ、認めてくれてるのかな?って。そこから自覚を促されるようになって・・・」
ママが戻って来た。ママもそのネタに加わった。
船尾2.jpg
肝和え.jpg
サンマの肝和え。
「この料理はおそらくウチのオリジナル」と自信満々の大将。
「醬油をかけるとイケるよ」
「味ついてるけど、更にお醬油を?」
「醬油って甘味を引き出すから」
その先は何を会話したか覚えていない。最近の若い者は・・・みたいな会話が続いたのかな。

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タクシーであら町へ。
日本酒とお惣菜BAR「克」の立ち飲み禁煙テーブルを占拠。
フロアを仕切る男性に言われた。「久しぶりですね」
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他、ここでは会話無し。誰のジャマもジャマされもせずに過ごした。
ハム入りのゴロゴロポテサラ。
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ナポリ焼きそばの具(ウインナー)だけ先に食べて「そば」だけにする暴挙。
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克はBARなんだけどっ!!
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和が家でベラベラ喋り過ぎたので、誰にも構われないこのBARが何だかホッとする。
熱燗2合で滞在30分、22:30就寝です。
オヤスミナサイ。
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静岡朝帰り [グルメ&人間ドラマ]

静岡県内を電車で廻るといっとき寝落ちできるけど。くるまで移動すると運転による疲れが出るようです。
多可能で飲んで、真っ直ぐホテルに戻って22時には寝てしまった。
普段23時半か0時に寝てるのが22時に寝るとどーなるか。
4時に目覚め、二度寝しても6時半に目覚めた。
また寝るとヤバそうなので、そのまま起きてました。
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監獄ホテル、オークにしては明るい朝です。8時にチェックアウト。
オークには朝飯バイキングは無いのです。申し訳程度にパンが並んでいるけどスルー。
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宮ヶ崎町へ行ってみる。
昨夜は浮気してしまった。多可能さんの正統派居酒屋アテは美味しいというよりは、古いアテで昭和の雰囲気に浸りながら杯を傾ける店だった。
若い者を連れてっても何を食べたらいいのかわかんないんじゃないかな。
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朝の紀尾井2.jpg
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紀尾井さんは中で寝てるだろうか。この写真をジャン妻に見せたら、
「朝、紀尾井の前に停まっただけ?写真撮っただけ?」
それで義理を果たしたつもりかと。贖罪のつもりかと。ツイッターで紀尾井店主に告げ口してやると散々な言われようであった。

9時過ぎに県の某行政へ出向いて、その控えを急いで現場にFAXしなくちゃならなくなった。
県内に点在する何処かの現場、支店に寄ってゼロックスを借りるしかない。コンビニでもいいのだが、支店に寄れば、希薄な人間関係の静岡の従業員と話せるからね。
で、候補支店が2つあって、どっちでFAX借りようかなと。
A支店とB支店とあるとします。どちらもいい連中なのだが、A支店はやや騒々しいところがあって、それに対してB支店は物静かで元気がないというか、暗い。
A支店は陽で、B支店は陰なのです。
A支店にいるナンバー2の女性社員が言いたい放題の騒々しい女性で、私を見ると、社の方針とか、静岡エリアで抱えた問題とかを声高に早口にまくしたてるんです。
A支店に立ち寄ったらその女性から、「あれ?昨日帰らなかったんですか?」、「何処に泊まったんですか?」、「飲みにでも行かれたんですか?」、「これから帰るんですか?」、うるさく質問攻めに遭うのが必定なので、物静かなB支店に立ち寄った。
昨日も立ち寄ってるんです。翌朝また現れた私を見て連中は目を剥いた。
「FAX貸してくれ」
「ハイ・・・」
連中は怪訝そうである。昨日帰らなかったんですか?という表情だが誰も言葉に出さない。私はそれがもどかしい。言いたいことがあったらA支店のようにはっきり言わんかと怒鳴りつけたい気持ちである。
「朝帰りだよっ」
私は聞かれてもいないのにそう言った。
リーダーから小さい声で、「泊まったんですか?」と返ってきた。
「泊まったさ。1件だけ間に合わなくて。それが今FAX送信しようとしてるこれだよ」
FAX送信しようとしたらゼロックス機は省エネタイプなのか、私がON押しても、お待ちください・・・自動的に起ちあがります状態。
焦れた私はゼロックス機をバンバン叩いて、「てめぇ早く起きろこの野郎」とやらかした。そのうちFAXは送信されたが、「叩くと壊れるから止めてください」とも言わない。恐々と遠巻きに私を見てるんです。
「何だ?」
「いえ・・・」
「どうしてウチの店のFAX借りに来たんだってかい?」
「・・・」
「A店でFAX借りてもよかったんだが、あそこはうるせぇ女が1人いるからさ。朝帰りの質問攻めに遭うし、そういうのでもいちいち答えないとムクレるし」
だから物静かなここに来たんだよと伝わった筈である。4人いる従業員は一斉に大口開けてケラケラ笑い出した。「ですよねぇ」の和やかな雰囲気になった。
何だ、皆、笑うじゃんか。
サカナにしてしまったA支店の女性には悪かったが、私は口止めした。「他で言うなよ」って。
「ハイ。大丈夫です」
じれったい。こっちは早々に本性を現してるのに。私はこのB現場で今年になってから応募社員を4人ほど面接してひとり採用にこぎつけたんですがね。多少は私を知ってる筈だが。
まだまだ時間がかかりそうである。1年住んだ上州のような訳にはいかないようだ。

東名に乗る。清水JCTで第2東名へ移り、MAXSPEED135kmで快走。気分いいね~。
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昨夜、飲み食いを切り上げて寝たのが早いせいか、鮎沢まで腹が持たない。第2東名で最も混雑するといわれる駿河湾沼津SAへINするハメに。
平日だから空いていた。最近のSAは車道を横切ってWCや施設に入ろうとする利用客に配慮しているのか、くねくね曲がって滑り込み難いですね。

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綺麗だけどひと昔前のラブホみたいな建物だね。
何かのテーマパークでもなさそうだし。
サクッと食おうと覗いてみたらフードコートは意外と大きくない。蕎麦屋、ラーメン屋、沼津港直送の海鮮丼屋等、カツ系が5~6店舗ほど並べていた。
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平日の午前中だからガラ空きですがキャパは広くないとみた。こりゃ団体さんが来たら激混みだね。だから駿河湾沼津SAは混雑で有名なんだな。
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この日は火曜日。前々日、TBS噂の東京マガジンやってTRYがカツ丼だったのを思いだした。
よ~しカツ丼にすんべぇ。
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店のカウンター脇にある自販機で食券を買って、それをカウンターに出すとポケベルをくれます。出来上がると呼び出してくれるシステム。あまり大きい音で鳴らないことを願うよ。

この食堂は、デカいアジの干物がデンと載った「干物職人のとろあじ定食」というのがあり、私も他人がオーダーしたのを見た。デカいアジでしたよ。
家でも土日の朝にアジ干物でご飯を喰うけど(ジャン妻は最近、土日の朝夕しか台所に立たなくなった。)ウチらは2人で干物1枚です。半身で充分。
シャケの切り身もそう。2人でひとつです。
ところがスーパーなんかだと、お徳用を謳って干物が3枚も4枚もパックになってたりする。そんなに干物ばかり喰ってたら塩分過多になってしまう。
ここのアジはデカ喰て美味そうなアジだったが選ばないで正解だった。
他に、三島コロッケ、黒ハンペンのフライ、駿河湾のアジフライ、3つの名産がフライで出される「駿河ミックスフライ定食」というのがあったけど止めた。
鶏の唐揚げを富士山をモチーフにして10数個盛り付けた「フジヤマ唐揚げ定食」2290円というバカらしいものがある筈だが、券売機には見当たらなかった。

フードコートは紙コップなんですよね。
大嫌いです。一度、薄っぺらな紙コップを握りつぶしてテーブル上にコボしたことがあるから。
ペットボトルの自販機も見当たらないので、沼津のお茶、ぬまっちゃ140円を買いました。
セルフ給水の紙コップがイヤならこういうのを買いなさいということだね。キンキンに冷えて、伊藤園のお茶なんかより美味しかったですよ。
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揚げ置きではない。揚げたてです。アッチッチです。
味はフツーですね。
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実は会社の上役から、「静岡は現地の人に任せなさい、育てなさい」と釘を刺されるようになってきている。
私自身が出向かないで、「本社で指示をすればいいのです」と。
この駿遠出張も、いつかはENDが来るのかも知れない。
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多可能 [居酒屋]

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無機質なコンクリート打ちっ放しの、ホテルオーク静岡にチェックインしたところ。
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相変わらず素っ気ないコンクリートの牢獄ですが、安いし、贅沢言わなければ蟄居閉門になった気分で寛げます。
さて、今宵は何処へ繰り出すか。
鹿島屋・・・ホテルオークの向かい。カツオ刺身がブ厚い。
多可能・・・大正12年創業、静岡駅近くの大衆酒場。
かねだ食堂・・・静鉄の新清水駅近く。ラストオーダーが早いので1回きりのご縁だった。
新生丸・・・同じく新清水駅近く。カワハギの肝タタキがデカかったのを覚えてる。
いずれも太田和彦氏(最近、タンスにゴンのCMで、双子の女性タレントが「知りとうなかったよ♪」の背後に立って奇声を上げてますが・・・)の居酒屋本、居酒屋味酒覧に依ります。
名店(迷店?)紀尾井は載っていません。紀尾井は別の冊子で知った。(全国居酒屋巡礼、ニッポン居酒屋放浪記・立志篇)
焼津のどんた久も載っていません。
他に貴田乃瀬。これは浜松市で私の中では居酒屋としては最高値の店。
これまで多可能だけ行った事が無かったのは、静岡市内と言えば紀尾井、紀尾井に操を立てて来たということでございます。鹿島屋&かねだ食堂&新生丸は、いっとき紀尾井が休業中だった頃に行ったのです。
いずれもジャン妻との1泊飲み旅ですが、私だけ静岡県内の業務出張が加わり、月に2回は行くようになった。でも静岡市内に公用先は無く、地方都市に点在しているので、一度か二度、紀尾井にひとりで行ったけど。
「いつ(静岡)行くんだっけ?」(ジャン妻)
「月曜」
「紀尾井行くの?」
「う~ん・・・」
「新しいメニュー考案したってあったよ」
「???」
紀尾井さんのツイートを見たら、
「最近は新メニューに挑戦しております。本日の新作はスパイスたっぷり使い低温調理したチキンのソテーです。粗挽きマスタードでどうぞ。
その他、筋子の燻製や秋刀魚の燻製のマリネなども好評であります。是非お試し下さい。お待ちしております。」
チキンソテー粗挽きマスタードか。美味かろうな。
でも、紀尾井さんには悪いけど。
紀尾井さんにはホント、悪いけど。
一度でいいから多可能に行ってみたいという思いが強くなり、先日ようやく行ってきました。
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部屋から電話。
「18時30分からひとり入れますかね?」
電話の向こうはやや喧噪しておった。
「大丈夫だと思います。いらっしゃってください」
「名前言わんでいいですか?」
「そうですね。せっかくお電話いただいたので、お名前を聞いておきますね」

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外に出たら雨。しとしと降っている。
雨の夜に初めての店を探すのって難しかったりする。MAPで辿りついたのは、徳川15代将軍慶喜公の邸宅跡で、その近くにある筈。
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何処にあるのかわからず行ったり来たりしてしまったが、よ~く目を凝らさないと判読できない板壁の店で、昔の書体で多可能と書いてあった。老舗だけに店頭が暗く看板文字が読み難いのです。
「どうも雨のなかお出でいただきありがとうございます」と声掛けてくれたのが若旦那らしい。
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名前を言ったらカウンターのド真ん中に誘われた。左右両隣、高年齢の常連さんばかり。
オーダーする度、カウンター5番さんと呼ばれる。
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カツオ刺身。ちょっと小さいかな。私が普段ご用達の魚屋さんの方が大きい。そしたら・・・
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デカっ!!アジフライ!!
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ポテトサラダ!!
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デカっ!!クラシックな焼き鳥!!
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焼き鳥は上大岡の半生焼きとは全く違います。
隣の方も焼き鳥の塩を喰っていたが奥歯で噛み切っていました。タレで正解だったかも。噛んで噛んで肉厚の食感を楽しむ焼き鳥です。
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マグロすき身!!
筋がそのまんま残ってたりしたが、概ね脂のノッたものをすいたものです。
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肉ジャガ!!
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かろうじて肉ジャガの形態を保っている。大量に作り過ぎて翌朝も、翌夜も、どんどん煮崩れて味が濃くなった肉ジャガを彷彿とさせる。
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反薩長政府の大河、獅子の時代に登場する平沼助右衛門のような枯れたお声の先代。
二枚目なのにチャックノリスのような頬ヒゲに覆われた若旦那は明治の書生のようなスタイル
あまり絵になるので、ボカさないで掲載したいくらいです。
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女性スタッフはしっかりした方や、あわてて楊枝を引っくり返しちゃって右往左往する女性スタッフも含めて4人いましたね。
19時半まで男性のバイト君がいた。丸首で襟が立ったシャツのボタンを上までちゃんと締めている。それ以降は自分の店に戻ったみたい。
頬ヒゲの若旦那は、カウンター前の厨房を横にカニ歩きしてスタッフの背後を通る時、スタッフの肩に自然な所作でポンと手を当てるんです。それは、「通るよ」、かもしれないし、「お疲れ」、かもしれない。
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しかし、見事に正統派。創作料理がゼロの店ですね。
栃尾揚げのツナチーズマヨネーズ焼きとか、牛挽肉とゴルゴンゾーラチーズのコロッケのような長ったらしいメニューは皆無といっていい。潔いくらいです。
マグロ、カツオ、アジフライ、ポテトサラダ、セロリ、肉ジャガ、焼き鳥、野菜サラダ、おでん、黒札や短冊にデカいフォントで書きなぐれる料理ばかりです。
焼きそば、モツ煮、ピザとか、粉文化も全くない。
煮崩れた肉ジャガを具に丸めてフライに揚げたらソース要らない肉ジャガコロッケになるのに・・・なんて思ったりするが、そういう発想はお店側には全く無いようです。
ラストオーダーのチーズ揚げ。
「チーズ揚げってどんなの?」
「餃子の皮でチーズを包んでサッと揚げたものです」
唯一の創作料理っぽい???
チーズ揚げ1.jpg
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おや?いつの間にか、私の両隣は誰もいなくなったぞ。
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外は雨なので、
「雨の中、お出でいただいてありがとうございます」
「雨の中、お出でいただいてありがとうございました」
が繰り返される。
お客の回転は速そうです。続々お会計してるし。お客との会話は丁寧で明るい。
今風の創作料理に慣れた人は絶対に向かない店だが、潔いくらいに昔のアテを守り、時代に取り残された老舗です。
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ジャン妻にメールした。「初めて浮気をしました」って。返ってきたメッセージは・・・
「この浮気者っ!!」
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大鶴見食堂 [居酒屋]

定期便が走る度 揺れる国道沿いの町
俺の女が今 横断歩道を渡る
窓越しに見えるのは 空に聳えるコンビナート
見飽きた風景の中 昨日と同じ俺がいる

サンダルをつっかけて 店に出るのさ今日もまた
長い髪をかきあげ 物憂げに振り返る
煤煙の染みついた モルタルの壁にもたれりゃ
夜を狩りだすように 見えない夕陽が沈む

(DTBWB・鶴見ハートエイクエブリナイト)
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地下へ誘う.jpg
鶴見駅東口近く。路上に光るゴロ看板。
階段で地下に下りれば、アヤしく光る提灯とデカい大看板が迎えてくれる。
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大看板1.jpg
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地下に凄い熱気が溢れている。
ホールタイプの居酒屋。テーブル席が幾つもあります。真ん中にコの字形のカウンター。奥の厨房に面したところにもカウンターがあった
まだ数席空いているけど、全部満席のような熱気と賑やかさ。
あまり賑やかなのと、構われたくなかった気分なので奥に座った。
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フロア担当兼、コの字形のカンター席に囲まれた位置にあるおでん担当の看板娘が来て、
「お飲み物は?」
「ビール」
「生でよろしいですか?」
「うん。生で」
「中と大とございますが」
「中で・・・」
賑やかな大ホールタイプの酒場によくいる甲高い声。でなきゃ声が届かない。
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お品書き2.jpg
お品書き3.jpg
お品書き4.jpg
持って来るまでにメニューをざっと見た。締めくくりの項にある焼きそばの白、黒とはなんだ?
モツ煮も白、赤、黒とあるぞ。
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中が運ばれた。ところが・・・
おとおしがないのである。
ホントに出さないみたいですねこの店。チャージが無い。
「刺身三点盛りと・・・この焼きそば、白、黒って何です?」
「白は塩味で、黒はソース味なんです」(看板娘)
「じゃぁ黒にする。あ、まだ締めるわけじゃないからね。締めないよ」
「ハイ大丈夫ですごゆっくりなさってください」
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刺身は、マグロ赤身、ワラサ・・・かな?・・・そしてイカ。
多少、スジが無くもないが、脂のノリはまぁまぁですな。イカは少しグニャっとしていたが。
ワサビと生姜、別に添えてある。
生中、すぐ飲んでしまった。
またさっきの看板娘を呼んだ。
「生、大にします」
「ハイ。生大・・・!!」
そしたら・・・
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デカッ!!
先に飲み干した中生ジョッキと比べて見て下さい。
この大きさ.jpg
焼きそばです。
最初見て、カツオ節が多過ぎらと思った。上州出身の私は、カツオ節も青海苔も無い方がいいのと、具も最小限でいいのと、その代わり、ソースをドロドロに纏った焼きそばがいいのに。
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カツオ節を除けたら。
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おおっ!!キャベツも豚肉も殆ど載ってないタイプ。ドロソースを全身に纏った上州タイプの焼きそばが現れたじゃないか。
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ポテサラとマカロニサラダは・・・ちょっと手作り感は薄いな。
ポテサラに添えてあるポテトチップが気になった。
ポテとマカ.jpgチップが屹立.jpg
チップに載せる.jpgマカ.jpg
見上げると厨房が僅かに垣間見える。
男性が3人か4人、モデルみたいな細身で、目つきの鋭い長身の女性が獅子奮迅に調理中だった。フロアに出て来たら酔客どもの視点が集まり注目の的になって、さっきの看板娘は嫉妬するは必定。真剣な眼差しで一品一品調理しとったですよ。
ボス.jpg厨房の女戦士.jpg
看板娘1.jpg看板娘2.jpg
熱燗に移行して、モツ煮白をオーダー。
ではモツ煮の白、赤、黒とは何なのか。他のお客さんが質問しているのを盗み聞きしたら、白は白味噌、赤はコチュジャン、黒は八丁味噌だと。
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モツ煮白1.jpg
モツ、やわらかいです。臭み全然無し。モツとネギ、コンニャクをかき分けたら、下から隠れていた豆腐がカオを出した。美味しいです。
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店の子にメニューに質問すると理解していないスタッフが少なくないが、この店は誰に聞いてもキチンと答えられるのが揃っていた。(アタリマエかもしれないが)
ワイワイガヤガヤの割にはちゃんとしている店で、伝達事項や、一品ずつ丁寧に大事に扱っています。
熱燗を追加しようと看板娘を呼んだら、
「すみません・・・少々お待ちください」
忙しいのかそれきり来ないので、たまたま通りかかったアンちゃんにお願いした。
その後、看板娘が戻ってきて、「すみませんまだうかがって無かったですね」
「あ、さっき、黒いシャツ着た男性に熱燗お願いしたから」
「ではお済みでしたか。すみませんでした」
必ず戻ってきてくれます。多分。
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沢庵納豆のり付。
刻んだ沢庵と納豆とネギ。単にそれだけですが、納豆のネバネバと沢庵のコリコリ食感、海苔の香りが合わさり、居酒屋の納豆料理はこんなに美味しかったのかと思った。
沢庵納豆2.jpg
沢庵納豆4.jpg
沢庵納豆5.jpg
自家製ポテトチップ。
さっき食べたポテサラに屹立していたものと同じですが少しだけ温かいぞ。揚げたてとは思わないけど。
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自家製ポテチ2.jpg
生ビール大が腹にズシッとコタえてこれ以上食べられんかったのが残念。
お会計をお願いしようとしたら伝票が無い。起ちあがって看板娘に両手で「伝票は?」を形作ったら看板娘がスッ飛んできて、「よろしかったら・・・」
伝票と一緒に締めのシジミスープが出された。
中にネギが浮かんで、入麺も少し入っているではないか。アッチッチ。
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路上から見下ろす.jpg
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まだハムカツ、メンチカツ、特製ソーセージ、おでん、焼きもの他、食べたいものが幾らでもある。再訪必至。
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Be Quiet [居酒屋]

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シシャモ4本.jpg
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この日、テーブル席の若い衆6人がワイワイガヤガヤ。懐メロBGMが聞こえないよ。
声高を通り越して喧噪状態、ついには大声の域に達したので私は席を立ったよ。ジャン妻が「止しなさい」と袖を引いたけど振り切った。
テーブルに歩みよって、
「ハイコラ君たちっ」
「!!!」
「少し声が大きいよ。お店ん中はアナタたちだけじゃないんだからさ」
「あ・・・」
静かになっちゃった。
ひとりひとりが、「すみませんでした」って。素直な連中だったのが幸いした。
そしたら今度は店ん中が極端に静寂になっちゃった。それはそれで気まずいので、私は再度、彼らを振り返った。
「あのさ。そこまで静かにしなくたっていいからさ。少しは盛り上げないと」
そして普通の雰囲気になったが、しばらくしたら若いリーダー格が来て、
「さっきはすみませんでした」
「大きい声だったぞ。何をあんなに大きい声で盛り上がっとったんだ?オンナのネタか?」
「そうなんです・・・」
・・・の後は忘れた。高校生だか大学生の彼女がどーとか。
「この店よく来られるんですか?」
「月に一度か二度」
「自分たち初めてなんです」
「ああそう。でもこの店、安くないよ。結構いい値段するぜ」
軽くチンして別れた。
相手がマトモな連中だからよかったけど相手によってはアブないですよね。酒場でモメるのはこういう時なのかも知れないね。
「彼らに近いカウンター席に2人(男女)いたでしょう。うるさかっただろうと思うけど。ああいうのってお店の人は注意しないのかしらねぇ」(ジャン妻)
私は店側は言っていいと思いますけどね。普段はそういう掟のある店じゃないけど、ある程度の上限を超えたら言った方がいい。
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会計時にマスターが、
「ゴメンねぇ今日は騒がしくって。1万9500円で」
いつも千円単位の会計なのに、この日初めて硬貨で、500円玉でお釣りが来たんです。
「お店の雰囲気を静めたお礼じゃないの?」
それが500円??

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肉ジャガ.jpg
シウ米.jpg
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そして別の日。私らはカウンター奥で飲んでた。
和歌山海南市の銘酒、黒牛が、前は純米酒だったのが生酒になっちゃって。キツいので岐阜の三千盛にした。
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しばらく懐メロBGMが聞こえていたのだが。そのうち聞こえ難くなったのは、テーブル席が満席になって賑やかになったからです。
先のドラマのように若い連中ではなく中高年で、賑やかな中で時々、声が跳ね上がる程度だったのが、メートルがどんどん上がって声高になってきたぞ。
「俺はもう注意しに行かないぞ」
「止めといてね。でも前ほどうるさくないんじゃない?」
「前は若い連中だったからな~」
「素直な子たちだったよね」
とまぁ許容しとったんですよ。ところが。。。
ガッチャーン!!
マスターの声がとんだ。
「あ、そのままにしといてください」
若いのが掃除しに行った。
しばらくしてまた、
ガッチャーン!!
また若いのが下げに行く。
またしても、
パッリーン!!
普段は温厚なマスターだが3枚割られてさすがにプチッと来たみたい。若いのに、「オイ、空いた皿、全部、片付けて来い」
「あ、マスター、怒ってる」
「え?」
ジャン妻が焼き場の方を向いたら、もうマスターはいつものように座って何事も無かったように一服していた。
若いのが空いたお皿をどんどん下げていく。イコール、「そろそろいいんじゃないですか?」とそれとなく伝わる訳ですよ。3枚も割っちゃぁね。さすがにバツが悪いのかそのグループ、お会計になりました。
割った犯人?とおぼしきオッさんが介添えされて起ちあがった。どれだけ飲んだのか。フラフラしている。
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私らもほどなくお会計したのだが。
「ごぉめんねぇ○○さぁん。連チャンでうるさくってさぁ」
連チャン?
ああ、前回の若い連中に続いて今日もって訳ね。
あまり店に、私たちは騒々しいのが嫌いな客だと気を遣わせても悪いので、「いや、平気ですよ」
お会計は両手で人差し指を立てた金額です。
「今日は仲裁しなかったからもとの金額だね」
「もうああいうことはしないよ」
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早呑み~打ち上げ [居酒屋]

居酒屋Blogをいろいろ検索していたらこの店で興味深い記事を見つけました。
出されるものはそれ也に美味しいけど、リラックスできない。その理由は、お店に若い男性と若い娘さんが多いからというもの。
お客ではなく店の従業員が多過ぎるというんですね。確かに常時10名はいますからね。
これほどの数の従業員が必要なのかと疑問も呈しておられました。この店は暖簾が左右ある合体型で、裏手にある離れ(アパートの1階2階、1階は禁煙席、洗い場も)もあるので、動線の関係でどうしても10人は必要らしいのです。
いや、10人以上いるかも知れない。速い時間帯だと右暖簾の総客数よりスタッフの数が多かったりするからね。
そのBlog記事の管理人さんはスタッフがお客の一挙手一投足を見逃すまいという視線が逆に気になるらしいのです。それは焼き場の年長者(マスター)の教育もあり、スタッフの資質にあると思う。
でもイロんな意見があるものですね。私は店側が客を見る視線については、客が何を求めてるか察しなさい、お客からの視線、サインを見逃すなと思うタチだから、スタッフと視線が合って反応するのはむしろ小気味いいとも思ってます。
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いきなりビールに親子丼。
「もしかしてお昼抜いたんですか?」
「喰い損ねたんだよ」
「そんなにお忙しいので?」
「忙しかないよ。忙しかったらこんな早い時間帯に来ないさ。昼を喰い損ねた私が悪いの。贅沢言ってないでそこらでパンでもおにぎりでも買って喰えばいいんだからね」
久々に親子丼を喰って思ったのは、やはり若いのが作ると味が薄いなと。
ツユダクじゃないの。鶏肉が少ないし。ネギも焼きが若いし。
親子丼1.jpg
親子丼2.jpg
時刻は?.jpg
親子丼3.jpg
スタンバイ中の群馬泉です。
さぁ飲んでくださいと出番を待っています。
出番を待つ群馬泉.jpg
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キンメ2.jpg
この店にも正社員とバイト君があるので仕方がないのですが、予約電話して、「その日の何時に1人は入れないかな?」って言ったとします。
「ええっと・・・ちょっとお待ちください・・・」
私も小うるさいことを言うトシになって来たが、その、「ちょっと・・・」、という言い草は止めろよ。
「確認しますので少々お待ちください」でしょう。
保留音も押さないから向こうの会話が筒抜けになってたりするからね。
長々待たせるので、「お~い」・・・こっちから呼びかけたよ。
「あ、大丈夫です」
「大丈夫か?」
「ハイ」
これだけです。ハイじゃねぇよ。辛うじて電話を切る前に、「お待ちしています」はあったけどね。もうひとことかふたこと、「お席ご用意します」、「私、〇〇が承りました」が無いんですな。
居酒屋の予約はそんなものかも知れないが。
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トンヅケ2.jpg
トンヅケ3.jpg
トンヅケ4.jpg
空いた皿を片付けなかったりする。
「ハイ〇番さんの空いたお皿片付けてっ」
マスターの叱責がとんだりね。
それでもマスターイズムは正社員には浸透しており、サブリーダーの男性が、
「おいそこの〇番さんの片付けて戻って来い」
テーブル席に串焼きを持ってったはいいが、空いてる皿があるのに手ぶらで戻ろうとしたんです。
「フロアに料理を運んだら手ぶらで戻って来ないで空いた皿がないかグルッと廻って帰って来い。すると誰かがまた行かなくて済むから。そういう習慣つけろ」
「ハイ。。。」
言われた若いのはやや憮然としていた。カオに出すんじゃないっ。そういう表情しか出ないんだったらこの商売向いてないから辞めた方がいいぜ。
機敏な動き、無駄の無い動きをするのは、他のスタッフと差をつけて自分を経営者側にアピールしする手段でもあるんだがね。見てる人は見てるもんですよ。
シメジ1.jpg
シメジ2.jpg
差配中.jpg
若いのを指導した彼です。Mさんといいます。
お客からの予約電話を受けて、今日の配置スケジュールを見ながらチェック中。
「お席ご用意させていただきます。恐れ入りますが2時間制でお願いいたします。ハイ。週末は混みますので2時間制でお願いしております。ありがとうございます。私、Mが承りました。お待ちしております」
ちょっと丁寧過ぎるきらいはあるが。
私は軽く手を叩いた。
「え?どーしました?」
「完璧じゃん。さすが」
「ありがとうございます」
「いつもアナタが電話に出ればいいのに。そしたら安心だ」
「ハイ。でも若いのにもやらせないと身につきませんから」
確かにそうだ。そういう彼もまだ25歳前だそうである。年齢差はそうない。
結局はやる気と努力。客に叩かれて身についていくのかも知れない。

ジャン妻が7月8月とかかりきりだったデカいヤマ(作業)が確定した金曜日の午後にメールが来た。
「終わりました。今日は早くあがります。そちらは?」
私は横須賀市の公用を終えたところです。
「自分も早く上がろうかな」
でも私は家の冷蔵庫に食材が殆どないのを知っている。
私の中で悪い虫が囁いた。ウチの社は年間変形労働時間制なので、その月毎にTOTAL所定勤務時間数をクリアして積み重ねていく。早くあがったらその分を月内にプラスすればいいのです。
「じゃぁ上大岡に・・・」
「ああ、いいね。アタシもあの店のレバ久々に食べたいし。・・・でも・・・アタシ、昼抜きなんだよね」
え??
昼抜き??
だとするとキケンだな。早く酔ってひっくり返りかねない。
気を引き締めて飲まねば。。。
金曜日の16時半.jpg
16:34、OPEN最初に入店しました。お疲れ様会である。
まだ起ち上げ状態で入店。炭火もあまり点いてない。でもすぐにマスターを先頭にお店のレギュラーメンバーがゾロゾロと勤務体制に入った。
「あ、早いですね」
「あれ?今日はいつもより早いですね?」
「あ、お早くお見えになりましたね?」
スタッフがいちいち声を掛けてくるので、
「よ~くわかったよ。いつもアナタはこんな早い時間に来てるのね」
「いや、今日ほどでもないが・・・」
「もうちょっと遅いですよね」(マスタージュニア)
マスタージュニアがフォローしてくれたがフォローになっとらんワ。

「レバ3つ」(ジャン妻)
「何故3本??」
「アタシが2本食べるのよっ!!」
大仕事を仕上げて鼻息荒いジャン妻である。
「よ~く見ていただきたいんですけど。レバの肉のカタチが違うでしょ?」(Jr)
いつもと違うレバ.jpg
「早い時間に来ていただいたのでいつもとは違う部位です。滅多に取れない部分なんです」
滅多に取れない部位とは何だろう?
この店のレバを食べてから、他所の店のレバ、よ~く焼くレバを食べれなくなってしまった。
盛り合わせ.jpg
カツオ.jpg
釣りアジ.jpg
カツオ、釣りアジ、釣りアジのナメロウ盛り合わせ。
串焼き屋とは思えない。
「ナメロウ美味しいわねぇ」(ジャン妻)
お客が少ないから厨房にも聞こえた。厨房の若い板前君の師匠、Nさんは5号店に異動したので、彼の弟子かな?20代前半の若いの(確か・・・T君といいます)の手による盛り合わせなのです。
ナメロウ1.jpg
「彼(T君)が休みの日は誰が盛り付けるのさ?」
「D君が」(差配師のM君)
「彼が?」
小柄で童顔のD君は盛りが小さいんだよね。そのD君はさっきからトウモロコシの皮を剥いでいる。愛らしい小熊のようである。
「近所の農家の少年が皮を剥いていますので・・・」(ジュニア)
その剥いたトウモロコシの先っちょを焼いてくれたのですが。
モロコシ.jpg
これは値段が付いてなかったからサービスらしい。
前に群馬泉を四合付け忘れたことがあって(入力洩れ)、それから会計時にサッと確認しようと・・・したのだが、やはり大の男がレシートをじーっと見るのに抵抗がある。
このトウモロコシは値段がついていなかった。まぁ先っちょだからね。
巻きもの.jpg
トマト巻.jpg
ジャン妻の頬が赤くなっている。
昼飯を抜いて空腹で腹に流し込んでるからいつもより酔いが早い。
「何で昼飯を抜いたのさ?」
「う~ん。。。何とはなしに食べに行けなくて・・・」
食べないのが悪い。
「何でもいいけど腹に入れないと」
でも毎年毎年のように決まった時期になると、遅いワ、忙しいワ、疲れるワ、昼を抜く時もあるワ、休日も家で作業せにゃいかんワ・・・になるのも困ったもんである。
「いや。そうならないようにって伊東さんが・・・」
「伊東(甲子太郎)が?」
「今のシステムだとアタシしかできないからそれはマズいって。アタシ以外の誰でもできるようにシステム化するように上に掛け合うって言ってた。」
「当然だわな。俺らだってもう残り何年も会社にいる訳じゃないしね」
「でも今自分がやってるのを他へ廻されると寂しくはあるんだよね」
最後の台詞を聞いて私は複雑な気分になった。いつかは誰かにシフトして、去る時がくるのである。
伊東も、もうすぐウチからいなくなるのを思い出した。

ナメロウをアンコール。
ナメロウ2.jpg
私が同じ料理をアンコールするとジャン妻が制止するのだが、この時はそうではなかった。
熱燗2.jpg
「もうお腹いっぱい?」
「かなり・・・」
少食になったな~コイツ。
「何か食べようよ」
「冷奴」
「そんな家でも喰ってるようなものを・・・」
「じゃぁキュウリ・・・」
「キュウリィ?冷やしキュウリか?」
「うん」
「せめて塩昆布キュウリにしようよ」
それでいいって。だんだんとジャン妻のカオが蒼白くなってきた。ヤバイかも。
塩昆布胡瓜.jpg
赤魚の粕漬け。西京焼ならともかく粕漬けなんて普段は食べないけど。
赤魚粕漬け.jpg
太刀魚の骨煎餅。
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ジャン妻の表情が更に蒼白くなってきた。疲労蓄積&昼飯を抜いて空腹だったところへ飲んだもんだから。これ以上飲ませるとアブない。ここに来る前は「2軒めはグランカーヴ(河より低いBAR)に行こうよ」なんて言ってたけどトテモ無理だな。
でもまだこんなに明るいんですけど。
まだ明るいぞ.jpg
OPENした5号店。外から覗き込んで軽く会釈だけした。
5号店.jpg
上大岡駅ホーム。フラつくジャン妻の後姿。
時刻を見てください。
ホロ酔い.jpg
帰りの市営地下鉄です。
眠っちゃった。まだ18:30ですよ。
私が起こさなかったら終点まで寝てたんじゃないか。アブない。
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地上に出た風景。
何やらアヤしい空模様である。
雨が降る前に、引き摺るようにして連れて帰った。
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南部氏滅亡伝承地に電気柵が [船山温泉近郊ネタ]

今回の船山温泉は寝湯の衝撃がデカかったので、考察も昂じて批判、愚痴になりがちだった。
帰途の車中もブーイングで、何であんな風にしたのかクエスチョンだらけで帰宅した。
「アタシは船山って寝に行くようなものだけど。お風呂は貸切に一度か二度は入れればいいや」(ジャン妻)
よく寝れるそうである。ベッドや貸出枕がフィットするんだって。
今だって、なんであんな風になっちゃったんだぁ~、利用客の端くれとして叫びたい気分。
で、今日の記事はチェックアウト後の散策で、一連の船山記事としては竜頭蛇尾に過ぎないですが。

「大永中福島上総乱入ノ時、波木井三河守義実此ニ党スルニ依テ、武田信虎ノ為ニ峯ノ城ニ於テ責殺サルトアルモ此城ノ事ナルベシ」(南部町史、甲斐国誌)
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-01-06

幕末まで続いた盛岡藩南部氏の始祖に南部三郎光行という人がいて、源頼朝率いる奥州平泉征討軍に従軍して戦功を挙げ、それまで領していた甲斐の南部郷(南部町)を離れて陸奥国を拝領した。自身は奥州に赴任せず、鎌倉にあって統治したともいふ。
三郎光行は甲斐南部領を三男の実長に割譲した。実長は鎌倉幕府から睨まれた日蓮を身延に保護した硬骨漢。この実長を南部破切の六郎という。
南部町の北隣、身延に波木井という地がある。破切=波木井?そこにいたとも聞き及ぶ。
実長の子に長義というがいて、この人の系譜が南部の波木井に土着。代々波木井氏を称する。

それから何代目かの甲斐南部氏当主・波木井三河守義実は、甲斐統一を目指す武田信虎と駿河から狙って来る今川氏親の間で微妙な立場に置かれ去就が難しくなる。
冒頭の甲斐国誌の記載は、大永年間(1521年~)、駿河今川氏の将、福島(クシマ)上総介が甲斐に侵攻して来た時、今川方を手引きしたが為に、武田信虎に攻め滅ぼされたという記述です。

甲斐南部氏(波木井氏)が滅んだ場所(信虎が攻めて来た場所)が問題で、「武田信虎ノ為ニ峯ノ城ニ於テ責殺サル・・・」、身延の波木井には波木井城があるが、峯という地名は見当たらない。
私は波木井城には行ったことがない。身延街道から逸れてそこへ至るまでの道が狭く、セダン車では切り返しが難しいとも。
身延の波木井は地理的に見て甲斐府中に近く、今川軍を手引きし難いのではないだろうか。

南部町の富士川の土手に南部氏の館跡があるが・・・攻められて立て籠もる地形ではない。
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南部館2.jpg
そこから近く、52号線(身延街道、富士川街道)で船山温泉に向かう手前、最後のトンネルの上に南部城山があるが、後世の狼煙台とも。城山公園と謳っているが、南部町役場に問い合わせたら「自然に還っています」とのこと。
南部城山.jpg

で、もうひとつある。船山温泉の北東に峯(峰)という集落がある。その一帯にある波木井山。
南部町誌では、ここを南部氏滅亡の地と言っている。
波木井山1.jpg
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2009年11月に峯集落をいきなり訪れ、野良作業している地元の方に聞いて回った。
(峯集落のおばちゃん)
「坂を下ったところにうちの田んぼがあって大きい岩があるの。岩の辺りは誰かが斬られた場所だって。斬られたか槍で突かれたかわかんないけどそういう怖い場所・・・」 

(峯の城域を耕してた耳遠い爺さん)
「(遺構を)潰しちゃった。知っている年寄りはもうおらん」

(穴山信懸の墓がある建忠寺近くで出逢った爺さん)
「公民館を建てた時にあの辺りを掘ったら石垣と人骨が出て来た。光行の墓じゃないかって・・・」

そして2015年に、「甲斐武田を探検」サイトに峯城に碑が立った旨が掲載されていた。
http://1st.geocities.jp/minohazz/shiseki-shousai/mk026/mk026.html
私は波木井南部氏が滅んだ場所、身延の波木井か、南部の峯か、終止符が打たれたのかなと。

今年の4月、船山で一夜明けたら豪雨だったので、峯城への訪問を先送りした。
船山温泉内湯改変の衝撃を引き摺りながら、チェックアウトして行ってみたら・・・。
電気柵1.jpg
柵!!
電気柵!!
電気柵2.jpg
電気柵が城域を取り巻いている。
北方に聳える御殿山から下りてくる獣たちの獣害対策だろうか。
こじあけて入ろうと思えば・・・いや、普通に開けて入れそうだが、感電するのもバカらしいので断念した。
峯城だけでなく集落のあちこちが柵だらけ。時折コメントいただく似非師匠さんいわく、「まるで人間が電気柵に閉じ込められて・・・」の感がある。

前述の「甲斐武田を探検」によると、波木井堂の裏には石碑が大小二つあって、大きい方に「波木井六郎実長」・・・盛岡の本家から分れてこの地を割譲された波木井南部氏の祖です。
もう一つ、小さい方に「十一代波木井三河守義実」とあるそうです。十一代で滅んだ訳である。
他、信虎が攻めて来た時の戦死者の供養塔、千人塚があるとか。
これらの碑は波木井氏の子孫の方が建てられたとか。
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2009年に訪問した時のもの。地形的には現在も変わらないと推定される。
波木井山と社(右手に墓).jpg
城域1.jpg
城域2.jpg
竪堀か?.jpg
(南部町誌)
「峯の城は波木井義実に関係した城と記され、北川の一段低い所に波木井氏の子孫が祀る社が建てられている。身延町に波木井城があり、波木井氏の峯の城とも呼ばれていることから、ここも峯の城の比定地の一つとして位置づけられる」

その波木井山は東に船山川の支流、西は谷になっている。現状を見ると北の守りが脆弱そう。北の峯集落と地続きになってるからである。
だから電気柵で囲まれている?獣たちが北から侵入しないように?
無粋で野暮な柵だが仕方がない。南部町の農家では(南部町に限らず)有害鳥獣(猿、猪、鹿、鳥類までも)により、農作物の被害に苦慮している。
補助金制度もある。電気柵(ポール、電線、バッテリー、ソーラーシステム等)、電気の通らない防除網、他、資材。
HPを見たら、補助金の限度額は30万円。資材費用の75%以内。
設置費は1箇所につき5000円。
資材費120000円として、補助金が90000円、設置費5000円、合計95000となる。
申請書類は申請書、見積書、領収書、設置完了後の写真、位置図。
書類申請だけなら私でもできそうである。
虎口?.jpg
土塁か後世の壊変か.jpg
スゴスゴと公民館脇に停めたくるまに戻った。
「済んだの?早いね」(ジャン妻)
「それがさ・・・」
公民館.jpg
誰かが斬られた辺り。稲刈りしている地元農家の方が私らを訝しげに見ている。
誰かが斬られた場所.jpg
路を下る。南側の本郷集落側に電気柵は無かった。
波木井山4.jpg
南へ伸びる尾根.jpg
上の暗い写真は、2009年に訪れた時、本郭(波木井堂の辺り)から南に下る尾根道です。そのまま行くと南の集落に出そうなので、逆にそっち側(南側)から登れば城域に入れるかも知れない。
くるまを道に停めて、私有地(田んぼや畑)を突っ切らなきゃならないけど。
波木井山5.jpg
秋風が吹く本郷集落を抜けた。
大永年間にこの電気柵があったら信虎軍も撤退したかな。
今の時代、猿や鹿が攻めてくるのだろうか。

峯之城の碑は建立された。身延波木井かここ南部の峯か論争に終止符が打たれたのかと思いきや、獣害対策の電気柵に謎ごと封じ込まれてしまったのである。
甲斐武田を探検、管理人さん(みんさん)に電気柵写真を送ったら、こう仰っておられた。
「まさに難攻不落!!」
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船山温泉99の謎121 なぜ内湯を寝湯にしたのか? [船山温泉]

船山温泉の二つの内湯(静山の湯、渓流の湯)が何とも悩ましいことになってしまった訳ですが。
「あれじゃぁ入りに行く気にならない」
ジャン妻はハッキリそう言い切った。
「何であんな風にしたのかねぇ。即刻、壊した方がいいわよ」
静山の湯5.jpg
渓流の湯1.jpg
この考察に触れない訳にはいかない。こっちの言い分だけだと不公平なので、T館長に幾つか質問メールしたところ、すぐさま回答が届きました。末文に、
「メールだけだと上手く伝わらないかもなので・・・」
折り返し電話を架けて下さった。T館長にしてみりゃ、何を書いてUpするかわからない私の記事、切り口、タッチが油断がならないのだと思う。
私みたいなのを顧客に持つとタイヘンだね。
直接の会話でT館長は開口いちばんこう言われた。
「旅館も日々、進化していかなくては生き残れないのです。で、新しいことにTRYすると。『今までの方が良かった』と変化を好まない方もいらっしゃる訳でして・・・」
「そりゃ私のことでしょ」
「笑、まぁ〇〇さん(私のこと)の場合、よく行かれる湯神さんなんかはいつも同じお料理ですよね。あれが食べたくて行かれるのもあるじゃないですか。さらの木さんでも〇〇さんの好みのお料理が出されるし。でもさらの木さんと湯神さんは家族経営ですが、ウチは従業員も複数いるし、次世代に継承していかなくちゃいけないし、部屋数もさらの木さん湯神さんより多いので、いろいろ試行錯誤していかないといけないのです」
前置きの後で社会情勢の話になり、船山温泉のある南部町の人口がどんどん減っていること、その中で営っていかざるを得ない船山温泉の立ち位置、今後の中期計画、今はもう衰退産業とまで言われる旅館業を次世代に繋げる為にはどうするかの話になり、
「寝湯もその一環なんです」
「そうなの?」
「ハイ」
それが何であの寝湯に繋がるのかわからないが。
寝湯を導入したのは、T館長自らが何処か他の施設で経験して、「ウチにも入れよう」と決めたんだそうです。お客様から「寝湯があれば」と提案があった訳ではない。
寝湯の導入について同業者の勉強会メンバーには相談したそうです。
T館長ってワンマンなところがあるから船山の従業員には相談したかどうか。スタッフが反対したってT館長が「やる」と決めたら反対できないし。

「寝湯ってのは流行りなのかな?」
「いや、流行というものでもないです。寝湯はいろんな温泉にもありますが、温泉でなくても健康センターなんかによくあるんですよ」
南部町に健康ランドなんてあったか?
「T館長が健康ランドか何処かで寝湯を経験したの?」
「いや、前にウチのモデル旅館の話をしましたよね」
他で体験したんだと。導入したきっかけは、船山温泉のモデル旅館が2つあって、
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-07-25-2
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-07-25-3
どちらかに寝湯が導入されたそうである。

「中庭でお話した時、私の聞き違いでなければ、うちにはサウナが無いのでと仰られていたような・・・。サウナと寝湯とどういう関係なんでしょ?」
「当館には温泉があり、景色も川、山と見れます。でもそれだけです。それだけでは面白みに欠けます。稀ですが、サウナはありますか?と聞かれますが、当館には残念ながらご用意がございませんとお答えしております。その対策のひとつに寝湯を当てた経緯もあるんです」
サウナが無いから寝湯?この辺りもよくわからない。
船山って何もないのがよかったのではないのか。今は何かを置かなくてはやっていけなくなったのだろうか。

「寝湯の評判はどう?」
「新規のお客さまには好評なんです。既存のお客さまの一部に否のご意見があります。お部屋にあるアンケート用紙に書かれてる内容も同様ですね」
「私は即刻撤去、壊しましょうって書いちゃったけどね」
否の意見は私を含めた既存のお客様の一部か?私は一部でもその他でもいいけど。アンケートでも直接言うんでも、否の意見を言ってくれるのはまだいいのだ。私みたいにズケズケ言える人ばかりじゃない。何も言わずに黙って、「もう次回から利用しない」、も少なくないだろうし。

ちょっと逸れて、旅行会社の話になった。
船山温泉もじゃらん他と提携したことで、新規のお客様は当然じゃらん他を通して予約してくる人が多いという。私みたいに旅行会社を通さず宿に直接電話で予約する客は少なくなった。
私はじゃらんとか知らないし使ったこと一度もないガラパゴス人間だが、あれって10%OFFなんですか?それに加えてクレジットカードを利用されるケースが増えた。私のようにカードを持たせてくれない者は(ここでT館長は笑ってたけど)現金で支払わざるを得ないが、じゃらん、楽天、クレジットカード、いずれもポイントが貯まるから利用するのもある。ポイントやカードのOFFが重なり収入が厳しくなった。
「そりゃそういう時代になったのよ。わかってたことじゃないの?」
ジャン妻はバッサリ斬った。
じゃらんにも寝湯に関する口コミが載る。T館長も「それは見ました」って言ってた。
私はポイントなんか興味ないし貯めたことないけど。

ご時世柄、船山は年間通して総客数が減ったそうで、その数も聞いたが厳しい数字だった。
反面、決して爆発的に多くはないが、新規の顧客もポチポチ来館されている。新規のお客さんは寝湯については100%賛同的ではないまでも、完全否定は少ないそうである。
「そりゃそれまでの船山を知らないからよ」
またまたジャン妻はバッサリ斬った。
初めて来た客はあれを見て、「ああ、こうなっているんだ」、「こういうのがある宿なんだ」で済むだけだよ。
だから私はT館長が言うところの、「新規のお客様には好評」というのは、過去の船山を知らないから否定しようがないだけで、概ね好評とはちょっと違うんじゃないかな~と思うのだ。

では常連客も新規客も含めて、寝湯の肯定否定の割合はどれくらいだろうか。
「肯定は6割ですね。いろんなご意見を頂いて6割までいったらこれはもう成功と位置付けるんです」
6割だと肯定ね。微妙ですね。
大相撲の星取りでいうところの勝ち越しみたいだね。
7割だったら私も納得せざるを得ないが、6割ってのは55%以上を繰り上げてるに過ぎないのではないか。
「賛成意見についてどんなのがあったですか?」
「本当に寝てしまったと・・・」
あの石枕でよく寝れるな~。私は髪が無いから痛いよあれ。
「じゃぁ否定的な意見については?」
「恥ずかしい、スペース狭くなった、とかですね」
「私だって恥ずかしい。自分の裸なんか美しくない」
「部屋のアンケートでも新規のお客さんには好評なんです。でも、前からのお客様にはNGのご意見が・・・」
「そりゃ私らだよ」
タオルで隠すイコール湯船へのタオルの持ち込みになるが、それについては特に挙がってないそうです。
ルール1.jpg

私はT館長の理念を理解しようと努力はしたつもりだが。
「自分ばかり意見を言っちゃって。実際どうでしたか?」
「私は否ですよ」
「否・・・ですか」
「だって風呂は全身で入るのが基本でさ。私は風呂に寝にいくわけじゃないモン」←ここ大事ですよね。
「う~ん・・・」
前の記事と重複しますが、八幡野温泉「きらの里」には寝湯だけの棟があった。そこはひとり分の寝湯が丸太や木枠で仕切ってあり、ひとりひとりが周囲を気にせず寝そべるようになっていて大浴場との併設ではなかった。
これがそうです。
寝そべり風呂1.jpg寝そべり風呂2.jpg
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船山の静山と渓流は寝湯と併設じゃないですか。併設どころか寝湯が中央を殆ど乗っ取ったというか、埋め立てたに等しい。だから全身浴のスペースが極狭になってしまったのである。
渓流の湯夜1.jpg
渓流の湯夜2.jpg
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「あれだとヘビー級の男性は全身で入れないよ」
「入れ・・・ない・・・ですかね?」
そりゃ船山温泉に力士やレスラーが頻繁に来るとは考え難いけど、それに近い体格のアスリートが来る可能性はゼロじゃないからね。
静山の湯8.jpg
「これも私の聞き違いでなければ、Tさん(館長)のシミュレーションだと大浴場に最大で何人まではかち合わないから大丈夫だろうと仰ってたような。7人でしたっけ?」
「4名様から5名様です」
確かにそれ以上の人数でかちあったことはない。でも、
「ひとりで入っていても両手を伸ばせないし、両手を伸ばしたら(向きを変えたら)今度は両足が伸ばせない。肩まで全身浸かるには縮こまって入らないといけない」
ここで館長は受話器の向こうで考えてるようだった。
「その分、渓流は露天を広くしたけど、2人で入るにはまだ中途半端」
「そ・う・で・す・か・・・」
「前はどう見てもひとりしか入れなかったけど。今の大きさでも2人は入らないだろうな」
平日なので、静山でも渓流でも誰ともカチ合わなかったが、土曜なんかどんな光景になるのだろうか。
「でも今後は貸切の集中率が高くなるだろうな。土日なんか特にね。あ、ジャン妻は、枕が石だと痛いって・・・」

ここで話題が逸れた。甲州ワインビーフヒレステーキのネタになった。
肉を焼く料理ってお客様の焼き加減が人それぞれである。レア、ミディアム、ウエルダン。
「それがあるので食事処でお客様に焼いていただいています、ですが、換気の問題とか、服に匂いが付くとか、料理した(焼いた)ものを提供できないのか、とか・・・」
私を船山温泉に導いた師匠、番頭さんは、「客に調理させんなよ」だった。そういう意見や、食事処の換気に不満があって、厨房で焼いてから提供することにもTRYしたそうである。
だがそうなると、個人の焼加減の好みでなかったり、焼いて持っていくことで多少は冷めて固まってしまい、焼き立て、焼け具合、これがお客に満足していただけなかったりする。
そりゃ☆がついた一流シェフが焼いてるわけじゃないし。
「厨房からの動線も短くないので・・・」
「さらの木なんか壁の向こうで焼いてるからね。蕎麦宿に焼肉なんてないし」
客に焼かせるスタイルはイベントとして成り立つ場合もあるが、私は居酒屋、「〇〇水産」のように、「客に魚介類を焼かせるなよ」ですが、焼肉は客が自ら焼くのに抵抗はない。甲州ワインビーフも抵抗ない。
(船山は焼肉という位置づけではないが)
T館長が私に言いたいのは、寝湯でもワインビーフでも、「やはり全てのお客様に100%満足していただくのは難しい」ということらしいんだな。寝湯も含めて60%なら成功したと位置付けざるを得ないと。
では残りの40%が私です。今の寝湯の状態だと全身浴にジャマなだけだよ。そりゃ寝る人はいいよ。寝ないで全身で浸かる人にしたらジャマくさいだけ。
番頭さんに見せてあげたいですよ。船山がこんなんなっちゃったって。
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静山の湯3.jpg
静山の湯2.jpg
でも作っちゃったものは仕方がない。
では今後、どうするか。
「2つは要らないのではないかい?」
「う~ん・・・」
「全身浴のスペースを狭めてまで寝湯を2つも置くことはないと思うのですがね。あれ、手前か奥にズラせないの?」
「ズラす・・ですか・・・」
「真ん中に2つもデンと置くんじゃなくって左右どちらかにさ。そすれば手足が伸ばせる」
「それがですねぇ」
簡単にはできないらしい。施工に詳しい方なら湯船の底を見るとわかりますが、端と端に排水管と、湯を循環する管があるので、その配管から施工しなおさなくてはならないそうである。すなわち温泉の基礎の部分ですね。
今回の施工は岩や石を壊して削っただけでなく、仕上がったら乾燥、アク抜き、ニオイを消す、いろいろあって相当の時間を要す。
施工しなおすとなったら5日程度の休館じゃ効かないだろう。
休館中は従業員を遊ばせておくわけにもいかないので、研修とか、屋根の補習とか、業者に頼まなくても自分たちだけでできるメンテナンスとかをしたそうです。

貸切湯の話題になった。
改装前の木の湯船は温泉のぬめりが残り易かったという。滑り易いというか。
改装前の「二人静」、木でできた湯船の縁がギザギザに溶けちゃったのは、温泉成分のせいではなく洗浄する洗剤か何かのせいだそうです。お客はヌメリが気になる。ヌメリがあると滑る。段差を付けたのも滑らない対策の一環です。
二人静1.jpg
そういえば、貸切内湯の「清水」には段差が無かった。何も手が加わってなかったが今後、段差を付けるそうです。
では木の浴槽から岩、石造りにしたらヌメリはなくなったかというとそうでもないらしく・・・。
「石にしたらしたで大変です。朝夕2回磨いてますから」
これは事実。朝餉の時間帯と夕餉の時間帯。
「多少でもヌメリがあると、ちゃんと掃除してないんじゃないかってなるし・・・それと・・・」
ここでT館長はちょっと戸惑う気配を見せた。
「岩にしても温泉のぬめりが前と変わらないというか・・・前よりも勢いがついたような気がするんです」
「勢いがついた?」
掃除がちっとも楽にならないという。
「そういえば以前よりは硫黄臭が強くなった気がするよ」
「そうですか。そう感じます?」
「うん。沸かし湯の灯油の匂いもしなくなったような・・・」
「え、そうですか?」
「それはそれで喜ばしいのではないかい?」
「でも・・・〇〇さん・・・硫黄臭、苦手ですよね。笑」
「あまり強いのはね。今くらいなら全然平気だけど。これ前にも言ったかもですが、温泉成分って地下から染み出すんだから、雨が降ると地下の水脈を伝って温泉成分も勢い強くなるんじゃないかな」
実際いつだったか、台風か集中豪雨で船山川が氾濫寸前になり、裏の土手も崩れた時、船山温泉の湯のイロが変わったことがある。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-10-01

「沸かす灯油の匂いが感じられなくなったくらいだから以前よりは強くなってるんだと思う。それと寝湯をデンと作ったから容積が小さくなったでしょう。その分だけ内湯の温度が熱くなった」
「熱く・・・なりましたか」
さては内湯にデカい寝湯を置いたのは、燃費と水道費を減らす為だろと意地悪く言いかけたが止めた。
二人静6.jpg
「ご両親(先代、大女将)やご家族はあの寝湯を何て言ってます?」
「特に何も言ってないです・・・」
さては口を封じたな(笑)。
稀に、ホントごく稀に、T館長のご家族が深更に使うことはあるらしいのだ。だけど深夜に内湯に行って先代が寝そべってたらどーすんだ?
気まずいだろーな。
他のお客同士も同じだよ。

「船山温泉以外で、近場の温泉宿で寝湯がある宿ってあるの?」
「ないです。うちだけです」
十枚荘温泉、奥山温泉、佐野川温泉、昔のままだそうです。船山温泉だけが生き残る為、進化の名のもとにいろいろ模索している。

実はT館長は奥の手がある。
それは今は言えない。
「その為にまた工事するとなると・・・また中期計画に盛り込んでからですね」
私も別の手段を提案します。静山の湯と渓流の湯、2つの露天をデカくする。それしかない。あれはまだギリギリまで広げられるスペースがあるのではないか。砂利を敷き詰めているエリアに拡張するんですよ。
静山の湯7.jpg
渓流の湯2.jpg
でも追加工事は今回の工事費を回収してからになるか、回収の見込みが立ってからでしょうな。
私の訪問は次回12月です。平日です。
あんな風になっちゃって混む土日なんかに行くもんか。
「12月までに壊してくれるかな?さもなくばズラしてくれるかな?」(厳しいジャン妻)
そんなに急は無理ではないの?
それをやったら英断だと思うけど。
午後の渓流の湯1.jpg
午後の静山の湯2.jpg
前に戻そうよ~
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山のごちそう [船山温泉]

内湯の衝撃はさておき、山の幸満載の夕餉の時間。
平日5組.jpg
平日だからか、客数が少なかった。5組しかいない。
一回り小さい釜が2つあるのはお一人様かも知れない。
私も数年前、取材の為にひとりで泊まったことがあります。いつもジャン妻の料理を一部、喰らっているので、完全な1人分の料理だと少なく感じたもの。
最初の膳.jpg
平日で基本料金無料なので、追加料理と酒をふんだんに頼んで埋め合わせをしようと。
でも以前と違って量を食べられなくなってきている。飲めなくなってきている。
まず前菜ですが、どれが何ていう素材か忘れてしまいった。
「緑色の長いヘビみたいなのは何だっけ?」
「知らない」(ジャン妻)
「真ん中のピンク色はサーモンだっけ?鱒だっけ?」
「聞いたけど忘れた」
「パンの上に載ってるのは何かのササミか?」
「そういうのはその場でメモしないと忘れるよ」
後日、館長に聞いてみた。
「長~いヘビのような山菜は何?」
「ささげです」
山菜らしい。
「パンの上に載ってるササミは?」
「信玄鳥の胸肉です」
山梨県東八代郡の地鶏です。
「サーモンのクリームソースは?」
「サワークリームで、ウチのオリジナルです 」
「緑色のソースは何のソース?
「モロヘイヤです」
「肌色のソースは何のソース?」
「味噌とマヨネーズベースのオリジナルソースです」
前菜.jpg
稚鮎の天ぷら5匹と山女魚の燻製5匹。
「2人なのに何で5匹。喧嘩になるじゃないか」
「あげるよ1匹・・・」
ヤマメ燻製.jpg
稚鮎.jpg
イワナの造りは4つに分けて、その上にイワナのイクラ(でいいのだろうか?)が載っている。
これが面倒で面倒で。イクラが箸で摘まめないのだ。コロコロ転がってしまうのである。
イワナ1.jpg
イワナ2.jpg
「摘まめないぞ」
「アナタの場合は不器用といふ」(ジャン妻)
リハビリの様相を呈してきたので若女将にデザート用のスプーンを持って来て貰った。これって世間一般では箸で摘まめるものなのだろうか。
何故にスプーンが.jpg
イクラをすくう.jpg

猪鍋1.jpg
今日は脂身が少ない肉だった。赤身かロース肉?
豚肉と違って煮るほどやわらかくなる。
「何で猪肉は豚の仲間なのに、煮るとやわらかくなるんだ?」
「豚の仲間?先祖でしょ」(ジャン妻)
私の疑問の答えになってないぞ。
猪鍋。少し量が少なくなり、私らにはちょうどいい量になってきている。
お客の年齢別と、追加プランを見て量を調整しているなら凄い。
猪鍋2.jpg
素揚げ。私は天ぷらよりこっちの方が美味しいな。
あ、添えられてるのが野蒜(ノビル)じゃないぞ。次回はノビルに戻して貰おう。
イワナ3.jpg

肉1.jpg
肉2.jpg
肉3.jpg
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焼きコンロが2つあるのは甲州ワインビーフヒレ肉と鹿ヒレ肉のダブルオーダーにしたから。1人前ずつね。
「鹿ヒレ肉って初めてだっけ?」(ジャン妻)
「いや、最初の頃に1回、震災後に連泊した時に2泊目に出たよ」
意外に思われるかも知れないですが、船山で連泊したのは一度しかない。

鹿肉は牛豚に比べてカロリーが1/3なので健康食ともいえる。アッサリしている。鹿肉それだけ食べると美味しいけど、甲州ワインビーフを食べるとやはり牛肉の方が美味しいんだよね。
翌日のチェックアウト時に、「次回はまた牛と牛に戻す」って言いました。
あ、ノビルも言わなきゃ。
あ、それと、テーブル席で庭を見ながらカウンターのように横座りより対面がいいとも言わなきゃ。
「ひとりのお客だと庭を見る設置になるの?」(ジャン妻)
「自分がひとりで来た時は庭を見てたな」
私が取材の為に一度だけひとりで泊まった時も庭を見ながらひとり個室で黙々といただいた。2人で来て、見飽きた互いの顔でも、向い合せの方がいい。それも言わなきゃ。
厨房から最古参のMさんが「笹一」熱燗を持って現れた。今や料理長クラスだそうである。
蕎麦1.jpg
蕎麦2.jpg
蕎麦は・・・イマイチなんだよね私は。
何となく粉っぽいのよ。
やはり会津蕎麦宿の方が美味しい。
釜めしをよそうジャン妻の巨大な後姿。
巨大なジャン妻.jpg
デザート1.jpg
デザート2.jpg
おぼろ月夜に照らされた船山館。

雫がこぼれるように月の光が降る
落ち葉踏みしめながら彷徨う森の路は、遠く汽車が往く音が夜を深めて
このまま歩き続けたらお前に逢える気がした
幾つもの夜を越えて明日を語り合った
想い出を渡る風は 森に消えてしまう
だけど夢は月の雫になって、今でも、澄んだ 季節の中で俺に降り注いでくる。
(月の雫 故柳ジョージさん、もうすぐ命日)
名月1.jpg
名月2.jpg
名月3.jpg
渓流の湯4.jpg
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改装前は、人気の無い夜にこの大浴場を独占して、浴槽の底に両手をついて身体を浮かべ、鼻歌を歌いながら内湯全体を泳いだりしたのに。
もうそれができなくなってしまった。それが寂しい。
酒も入ってるし、下手に寝湯したらホントに寝てしまうだろう。
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嗚呼・・・
船山よ・・・(涙)
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船山温泉内湯改装の衝撃 [船山温泉]

船山館3.jpg
船山温泉7月22日のFacebookに、7月24日~7月28日(木)を休館日として、風呂の改装工事に踏み切った旨がUPされていた。リスタートは7月29日(金)
何年か前、貸切湯「二人静」の浴槽の縁が溶けてギザギザになり、場所によっては剣岳みたいに尖ったことがある。
ギザギザ.jpg
「木の浴槽がギザギザになったのは温泉成分のでいじゃないって言ってたね」(ジャン妻)
そうなのだ。船山の温泉成分は木の浴槽を溶かすほど強烈じゃない。そんなんだったら人だって入れないだろう。
ギザギザに腰かけて足湯をするとケツの肉に食い込んで痛いので、
「替えましょうよ」
「いつかは替えなきゃならないとは思っていますが。替えるとなるとその間は宿を休まなきゃならないし。工事費の分がお客様に返ってしまうし・・・」(T館長)
「どれくらい休業します?」
「5日間くらいは・・・」
のような会話をしたね。
5日間休業するのは結構な痛手らしいのだ。
浴槽を替えない代わりに縁を平らに削った。いっとき滑らかになったが歳月を経るとまたデコボコになってしまう。
で、また削る。デコボコになる。それを繰り返してたらどんどん浴槽が低くなってしまい、初めて行った頃に比べたら5cmくらい低くなった。
注ぎ口と縁に段差があるのがわかりますか?
段差がある.jpg
で、改装のアナウンスを知って、「そうか~とうとう、二人静を替えるんだな~と」安堵、期待したのだが。。。
7月25日と27日のFacebookを見たら何だか様子がオカシイぞ。
露天はまだしも、「静山の湯」、内湯の真ん中に二畳くらいの石垣が鎮座しているように見える。
はて?何をどうしたのか?

今回は平日の金曜日13:30にチェックイン。平日なのでガラガラ。さっそく「二人静」に行ったら木の浴槽が石に。昭和の洗い場の流し、人研ぎ?のようになっていた。
二人静2.jpg
座るスペースもある。足腰の弱いお客が足を滑らしていきなりドボンとなることもなさそう。
二人静1.jpg
二人静5.jpg
二人静4.jpg
次に二つの大浴場をジャン妻と手分けして行ったら。。。
静山の湯1.jpg
!!!
ありゃりゃ・・・である。
「静山の湯」と「渓流の湯」の内湯大浴場、殆ど中央が石でカサ上げされて浅くなっている。
寝湯スペースが2人分も堂々と鎮座している。大浴場の大半が寝湯になってしまった。
唖然としながらも、感想を言うには寝てみるしかない。
静山の湯3.jpg
我ながら美しくないな自分の寝姿は。
寝湯はベチャッとした背面浴と、やや斜めった背面浴と二つあった。どちらも枕が石なので痛い。
静山の湯2.jpg
「渓流の湯」露天、これも木だったのが石に変わっていた。少しだけ広くなっている。
渓流の湯2.jpg
!!!
渓流の湯1.jpg
誰かが寝そべってると入る気になるかな。その後すぐに寝る気になるだろうか。
全身浴は端に僅かのスペースしかない。そこに入っても向きによっては手足のどちらかが伸ばせないのである。ゆったり感が無くなってしまった。
浴槽の容積が減ったせいか湯が熱く感じられた。
これがルールです。
ルール1.jpgルール2.jpg
タオルを湯船に持ち込んでもOKと言っているようなものである。
衝撃を引き摺って、ジャン妻と唖然状態で、中庭でグラス生ビールを飲みながら意見交換をしていたらT館長が来た。
中庭にて.jpgジャン妻と館主.jpg
「ね、寝ましたか?」
「まぁね・・・」
「思い切ったことしたね」(ジャン妻)
「あれは賛否両論でして。。。」
「自分の寝姿を想像すると美しくない。自分のモノが屹立して潜水艦の潜望鏡か空中発射前のミサイルのように・・・」
我ながら何という比喩かと。私はあまりの衝撃に言葉が出なかったのと、この場でいろいろ突っ込むのも興ざめするのでこの時はあまり言わなかった。館長がいろいろ説明してくれたのもあまり耳に入らない。
「ウチにはサウナが無いから」
「大浴場でMAX〇名かちあうことはまずないと思って・・・」
な~んてコメントを聞いたけど、中庭で声だかに会話すると部屋に聞こえてしまうし、インタビュー、論評は控えて、帰宅してからメール、電話で取材インタビューしました。
それはこのシリーズ後半に。
山と空.jpg
今回の工事で段差を付けたのは、足腰の弱いお客様が足を滑らせていきなりドボンになりかねないのを改善する目的もあったそうな。
それはいいと思うけど。「二人静」の丸い浴槽の直系は変わってないので、手前に厚くした分だけ容積が小さくなったそうである。
「清水」は何も変わっていなかった。業者が施行し忘れたらしい。段差が付くそうである。
清水.jpg
「静山の湯」、露天の屋根は透明のアクリルになっていた。
空が見える。でも汚れが目立つそうである。
静山の湯4.jpg
「幾らかかったのさ?」
「工事費ですか?ええっと・・・」
金額は伏せますが結構な額でした。その工事費用をペイするにはお客さん何人来ればいいのだろうか。

私は温泉フリークではないが寝湯の経験ありますよ。硫黄臭が凄かったつなぎ温泉「湖山荘」(平成27年に廃業したそうです)の3つの離れのどれかが寝そべり風呂だった筈。
でも湖山荘は離れだった。あられもない姿で寝そべっても誰も来ないし。
伊豆八幡野温泉、「きらの里」にも寝湯があった。仕切りになった半身浴だけ幾つか並んでいた。でもそれは仕切りされた寝そべり風呂専門の別棟で大浴場との併設ではなかった。

寝湯というか背面半身浴というのか、それって流行りなのだろうか。筋肉の緩みが高まり全身の血行がよくなるというのは何かで見た。全身浴より身体に負担をかけないというのである。
でも、風呂に入りに行ったら入れない・・・とまでは言わないが、全身で浸かるスペースよりも内湯の真ん中を占拠して、寝るのが優先になってしまったのは残念。
仰向けに寝るのも何となく他のお客さんに憚られる気がする。
ジャン妻は、「あれじゃぁ入る気にならない」
寝なさいとだけ言われてるようなもの。
でももう作っちゃったんだし。私は寝湯を否定してるんじゃないですよ。全身浴のスペースが狭まったのは如何なものかと。平日だから大浴場の混雑は感じられないが、これが(土)(日)だとどうなるのか。
貸切の集中率が高くなるは必定である。全身浴ができなくなった訳ではないが、そのスペースが狭くなってしまったのだから。
「渓流の湯」の露天が若干広くなったのはいいが、内湯が寝湯になって全身浴スペースが狭くなった分にしては中途半端な大きさ。
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私は温泉フリークではないし、船山の「山グルメ」が大好きなのと、これまでのT館長とのご厚誼で訪宿が成り立っている。いずれ株式会社になるのなら株主になってもいいと思っているからね。今後も行くけどさ。久々にアンケートに書きましたよ。
「寝湯のスペース壊しましょう」
金をドブに捨てろと言ってるに等しいが。今ならまだ間に合うって。
もしくは、「真ん中は止めましょう」、「2つも要らない。一つでいい」って。
ジャン妻は完全否定しながらも、「枕が石では固い、痛い」って私に書かせた。
アンケートに書き忘れたけど枕の位置も気になる。あの位置で寝ると洗い場の湯がアタマに飛ぶのではないか。
静山の湯5.jpg
私は否です。
「否でしょう」
ジャン妻もはっきり言い切った。
「壊した方がいいわよ。もしくは奥か手前にズラすか」
「壊して・・・また平にして・・・積み上げるのか・・・」
「アナタどう書くの?提灯記事にしないでよ」
何を言うか。私は提灯記事(ヨイショ)なんか書いたことないぞ。それにあれじゃぁ提灯に書きようがない。
「でもヤバいな」
「何が?」
「船山はじゃらん他と提携しているんだよ。そこには感想を書く欄もあって、例えばじゃらんに、『全身浴ができなくなった』のように書きこまれたら・・・」
そうなったら新規の客が減るのではないか。売上が減ったりしないか・・・。経営側でもないのに余計な心配をするハメになってしまった。
後でじゃらんに書きこまれた口コミを見たら確かに賛否両論、でも、人間というものは、肯定よりも否定の方に興味を持つものなのだ。誉めるより否定する記述の方が読み手に受けやすいからね。だから週刊誌やスポーツ新聞が売れて、ワイドショーが存在する訳でさ。
実際、「手足を伸ばしての全身浴ができなくなりました」とあったがまさにその通りである。
肯定派と否定派、どれくらいの割合なのだろうか。
渓流の湯4.jpg
やれやれ。前は年に4回は行ってたのが、料金改定と消費税率の改編で3回に減ってしまった。
(その分、伊豆八幡野「さらの木」が増えた。)
6月くらいに行って事前に聞かされてたら止めたのに・・・。
部屋に戻っても大浴場の殆どが寝湯になった衝撃が消えない。
ただ、T館長いわく、あれで完成ではなく、今後も改良はしていきたいとのことである。
シリーズ後半、最後に、T館長にインタビューした内容をUp予定です。
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山女 [人間ドラマ]

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船山温泉に向かいます。
昼前、11時に熱海から函南街道を下ってKIYAに来た。船山行お決まりのランチでございます。
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別にKIYAでなくてもいいのですが。
何か安心感があるんですよ。
「この店、来る度にメニュー違くない?」(ジャン妻)
「そうかなぁ」
「前は何食べたっけ?」
「いつもと同じようなものだよ」
船山温泉が料金値上げしたことでそれまで四半期毎に1度行ってたのがここ最近は年に3回になった。1回分減った。なのでこの店、KIYAに来る回数も減ったという訳です。
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今宵、船山で肉中心の山の御馳走をいただくのに昼がこれである。バーグにカニコロッケ。
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ジャン妻は雑穀米、私はこの店で作ってるパン。
このパンが意外と美味なのにオドロキ。
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「珍しいねアナタがパンなんて」
「わずかに塩加減が効いて美味いよ・・・モグモグモグ・・・さらの木の菓子みてぇなパンよりこっちの方が美味いぜ」
その比較にジャン妻は眉をしかめてる。この店で初めて食べたから美味しく感じるだけでしょうと。
パンをかじりながら思い出したのは、
「今頃、例のランチ会、開催されてるのかな」
「さぁ。そうじゃない?」(ジャン妻)
昨日書いたネタ。会社から1人辺り3000円計上できる(計上であって支給ではない)会議費(懇親会費用)を利用したフレンチのランチ会が今頃、女性陣中心で開催されている筈である。
女性幹事(http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-05他に登場した私と不仲の女)は、社に数名いる役員に電話当番を押し付けて、役員クラス抜きの開催を目論んだ。
それでいながら呼んだメンバー全員に、「8%の消費税分どなたかカンパお願いします」
3000円の会議費に消費税分が加わると3240円になる。240円オーバーを誰が負担したのだろうか。仮に20人だと240円×20人=4800円だから一般社員の財布だと小さい額ではないよね。
「どなたかカンパ・・・」のお願い対象者で役員クラスを抜いた上の者というと、社内の番付からして私も辛うじて含まれるのだが、こうして開催当日、私らは前から船山温泉行きが入ってたので早々に不参加を表明した。
幹事にしてみりゃ私というカンパ要員、お財布がアテにできなくなったのである。ザマミロ。
「アタシも多少は出してもいいかな・・・とは思ったんだけどさぁ・・・止めたワ」
あたりまえだ。出す必要ない。俺らは3000円の恩恵を受けてないんだから。では消費税分は誰が出したのか?今日まで聞いていない。
裏の手がある。精算時に参加していない者の名前を借りて接待交際費を申請するというもの。
「アタシたちの名前使ったんじゃないの?」
「だとしたら図々しいヤツだ」
後で、「お名前をお借りしました」という報告もなかったけど。
会社の金なんかで飲み食いするより自分の財布っから出して飲み食いする方が美味しいものだよ。

ガツガツ喰い終えてくるまに戻る。
KIYAって安中の104に比べるとCPは良くないな。
街道に出て、「本屋さんへ行きたい」
「いいけど15分だぞ」
船山温泉の客室で読むんだって。大場(ダイバ)の戸田書店で購入したものは、
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「山のミステリー 異界としての山」
第1章 山の幽霊ばなし
第2章 人智を超えるもの
第3章 自然の不思議
第4章 ひとの不思議
怪談バナシではない。怪異譚である。人間ドラマの第4章が興味深かった。
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船山温泉入りして内湯の有様に唖然となり、やや茫然としながらも気を取り直して部屋で寝ころび、「山のミステリー」を読み始めた。
私は読書のスピードは人より遅い方なのだが、その日のうちに一気に呼んでしまった。
ジャン妻にも2遍ほど拾い読みさせたら、「オモシロいねこれ」
何でこういう本を買ったのか。実は読んで「山はおそろしい場所」という内容だったらウチの女性社員に貸してやろうと思ったの。
その女性社員はUといって山が大好き女。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-19
呟きⅠにも時々登場した。

Uは私と知り合ってから今年で10年過ぎた。
私と手が合う女性だが現在はもう第一線を引いている。業務ストレスから体調を崩した。身体が丈夫じゃないのです。
異動させて現場の中枢から一線を引かせた。それでもそこのナンバー2にはなっている。
このUという女性は山に登らないとストレスが昂じてイライラする女で、30半ば過ぎてから山に魅入られ山に登ってばかりいるうちにレベルが上がり、現在は上級登山者の域に達した。
真田丸の岩櫃山の話になって、その話の延長でUは、「妙義に登りましたよぉ」
「何?妙義に登った?」
「〇〇さんは妙義に登ったことは・・・」
「あるわけないっ。山ってのは遠くから見るだけでいいんだっ」
「山っていいですよぉ」
「山に限らず大自然なんていいものに決まってんじゃないか」

私はUに対して、山に登ってばかりいないでさっさと結婚しろよと思っていた。10年近くも会社の為につくしたんだからこれから先は自分の人生考えろって。
そしたら一昨年、突然、「入籍しました」と言ってきた。相手は山仲間だって。そうかその手があったかと。その時はUの為に喜んだよ。
「さては山小屋で雑魚寝してるうちに情を通じたか」と言って横っツラを張られそうになったけど。
家庭を得たことと、やや体調を崩したのでUは第一線から引いた。
そしたらUは、私からの質問事項や業務連絡の返信、レスが遅くなった。こっちが今日の昼に依頼してもUからの返信は翌々日の午後という体たらく。
ある時、返信が来ないUにジレた私は自らUのいる現場に向かった。U本人に用事があるのではなく、そこにいる新人のことで相談があったのだが。
そこへ向かう途中の電車内でようやくUからレスが来た。私が昨日送信した内容のレスで、今頃になってレスが来てもこっちは別ルートで把握済みなのと、「いいよもうそっちに向かってるから直接話すさ」
でも業腹なのもあって、「レスが遅ぇよ」って返した。そしたらUから、「時差 時差」というフザけたレスが返ってきた。
ムッとした私はUの現場に入って挨拶もそこそこに、
「何が時差だコラっ」
「だぁってぇ・・・だぁっえぇ・・・気が付かなかったんですよぉ。前と違ってぇ、家のこともしなきゃいけないしぃ」
「家のことったって・・・それは自分で選んだんじゃないか。別に会社都合で結婚した訳じゃあるまい」
乱暴な会話になってしまったが、周囲は私とUの関係、会話を知らないのでキョトンとしていた。

その時はギリギリ間に合って済んだのだが、今年の夏になってUにある件で業務連絡を送信したら例によってレスが来ない。
いつもの事かと諦めて直接対処しようとUの現場に行ったら当人がいない。3日ほど休みだという。
留守を守る新人が、「Uさん、山へ行ってますよ」という。
「また山かよ」
「今度行く山は凄いらしいですよ」
「何がどう凄いんだ?」
「さぁ。後で写メでも来ると思いますけど」
「もう家庭を持ったんだからあまりアブない山に行くんじゃないと言ったんだが・・・」
Uは休み中に留守を守ってた連中から、「お休みの間に〇〇さんが来ましたよ」、「アブない山に登るなどうこうって言ってましたね」と伝わり、3日後、Uから写真が送られてきた。
山4.jpg
瓦礫だらけじゃねぇか。
登山道ではない。岩だらけ。
これって落石の危険もあるのではないか?
いったい何処の山に登ったんだ?と送信したらこの時はレスが早く、登った山の写真が数枚レスされてきた。
岩壁を垂直に伝って登ってる写真もあった。よく見たら安全帯もない。
頂上は狭く、そこも岩だらけ。

で、前述の書籍が、山を畏怖する、山を怖れさせる内容だったら、Uに貸し出して多少の戒めになろうかと思ったのだがそういう内容ではなかった。中には遭難者の話も含めて怖い内容もあるが、どちらかというとハートフルなハナシが多いのである。
これはUに見せても抑制にはならないと思った。

JR南武線に乗っててたら車内ニュースが流れ、今年の7月~8月にかけて全国で発生した山岳遭難事故件数は660件に達し、統計上は最多。そのうち7割以上が中高年(40歳以上)だった。
その旨、Uにメールしたが返事が来なかったので、また別の日に本人にねじ込んだ。
「あの垂直に登ってる写真は何だ?岩壁か?」
「みたいなものです」
「アブねぇじゃねぇか」
「三点支持してますよぅ」
さ、さんてんしじだと・・・!!
「まさかロッククライミングじゃないだろうな」
「いえいえそうじゃないです。鎖もあるところはあるし」
「安全帯も無さそうだし」
「身体をロープで巻くこともあるんですけどぉ」
高いところがイマイチ苦手な私は背筋が寒くなってきた。
「尖がった山に登ったらしいが頂上は狭いんだろ?」
「これくらいはあります」
今、会話している狭い部屋を指示して、およその広さがわかった。
「そんなとこにいて天候が急変したらどーすんだっ」
「大丈夫です。ガイドさんいるもん。それに普通のひとたちもたくさん登ってますよ~」
「普通の人?だから中高年の遭難が増えてるんだろ」
「ちゅ・・・中高年??ア、アタシたちももう中高年?アハハハハ(笑)。そうですねもうその域ですね。だから〇〇さん(私のこと)も是非、山へ・・・」

Uは周囲から、「身体が丈夫でないのによくあんな険しい山に登れるね」と訝しがられている。
ただ、山に登ることで体力が少しずつ戻ってきてるみたい。
でも心配の種なので、私は拝み倒すように、「あまり険しい山に行くんじゃないっ」と釘をさすものの聞きゃぁしないんだ。
「大丈夫です。危険だったらその場で撤退しますから」
10月の祭日、Uはまた何処かの山に登るという。
書籍に記されたように、山は人を魅入らせ、人智を超越した不思議な力を現すところなのかも知れない。

で、船山温泉、問題の内湯についてですが。。。
静山の湯1.jpg
渓流の湯1.jpg
!!!
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