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纏の親子丼 [グルメ]

支店1.jpg
高幡不動の纏支店には本店にないものがある。
親子丼です!!
ラーメン屋なのに親子丼?
いや、正確に言うと新橋本店にもあるらしいのです。確かに券売機に親子丼のボタンもあったが、ランチ時には点いていないんです。×印になってたかも知れない。
夜に親子丼を出しているのかもわからない。
本店の狭過ぎる店内厨房では丼物のオペレーションに限界があるのでしょう。丼ものを出されても、カウンターが左右も前後も幅狭く、ラーメン1杯の丼か、つけめんを盛った皿とつけ汁を置くだけのスペースギリギリだし、
厨房もスープ鍋、麺茹で、食器洗い、そこへ従業員3人4人も詰めてるから、ラーメンプラス親子丼を調理するスペースが取れないのだと思う。
高幡不動の支店は券売機が点いていた。国産銘柄のとろける親子丼とある。
券売機1.jpg
券売機2.jpg
真新しい店内は清潔で広いです。新橋本店は左右も背後も狭く、店に入って客の背後を歩くのにかなり気を遣うが、ここはそんな気遣いは要らない。
もとは「7人の子豚」だか、「三匹の子豚」、そんなラーメン屋だった筈。
店のスタッフは男性&若い女性の2人。後からもう1人男性スタッフが来た。計3人。
「親子入ります」
待つこと10分。オペレーションは見えない。メニューを見たら、親子丼は左端の方に小さく、申し訳なさそうに書いてある。あまりウリではないのかな。
お品書き.jpg
待ってる間に会社携帯で業務メールを配信していたら厨房からこんな声が聞こえてきた。
「この間、身体の大きい男性のお客さんが3人来てさ。全員がラーメンと親子丼を注文するんだよ」
「へぇ。すごいですねぇ」
勘弁して欲しいよとまで言わなかったがそういうイントネーションで聞こえたよ。コラッ、おいらはまさにその親子丼をオーダーしてるんだよ。オーダーした客に聞こえる声で、オーダーしたものをイヤイヤ作ってるようなイントネーションは止めろ。
いいじゃないかラーメン&親子丼でも。男性客が3人?だったら客数客単価が倍になったじゃねぇか。ありがたいことだよ。
どうしても本店と比べてしまうね。ピリピリして緊張感だらけの本店に比べたら高幡不動店はかなりユルいです。本店は私語はもちろんだがオペレーションの合図以外の会話は全くないからね。
私はやや興ざめしたが、まぁ私に対して言ったんじゃなかろうけどさ。
気を取り直していただいたよ。
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親子1.jpg
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何とまぁ上品な親子丼であるか。
ダブル玉子でトロトロである。
鶏肉は生じゃないとは思うけどやわらかいゼ。
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他のお客さまは平子煮干そば、烏賊干鶏白湯そば、他、つけめんをいただいていて、親子丼を喰っているのは私だけかい。
他のラーメン客から見たら私の親子丼は奇異に見えたようでもある。何もこのラーメン有名店の支店で親子丼はないだろうと思われたかも。
だけど上品で美味しいよ。謳ってるとおりトロトロだね。
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もう辞めていないけど、親子丼の意味を知らない若い社員がいたな~。
「何で親子丼っていうんですか?」
「鶏肉が親で卵が子供だよ」
「そうなんですか??」
目を見開いて驚いたそヤツは、鶏肉を箸で摘まみあげ、「へぇ、これが親??」と呟いていた。
TBS噂の東京マガジンやってTRYじゃあるまいし。イマドキの子はそういうのホントに知らない子がいますね。
イマドキの子・・・こういう比喩をするってぇことは、私がトシをとたということか。
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 [ラーメン]

新橋が誇る?中華そば屋さん「纏」へ誘う細い路地です。
路地というよりも、人の家の敷地へ無断で入り込むような感覚です。
あるサイトで「纏」を見たら、左隣、現在の青空駐車場にはビルが建っていて、この路地は狭くて暗いトンネルのようになっていた。
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自販機の上には麺.jpg
今回は特製950円にしました。
美味しいですねぇ。
完成度の高い上品な醬油スープ、麺、具、私の中ではほぼ100%・・・とまでいかないが、70%以上の満足度です。
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煮干し醬油が苦手な人にはおススメしません。それと前に載せた烏賊干、これは私にはイマイチ合わんかった。ラーメンの具にゲソが載ってるのが違和感ありあり。
「あ、まだメンマが残ってる~」って喜び勇んで摘まんだらイカゲソだったりする訳でさ。
店は狭い、並ぶ、混む、待つ、知らなきゃ辿りつけない、その立地と、近いけど遠いのが更に後味や印象を残す店でもあります。
10人席の回転率が遅いのとつけめんがあるので、余計それに拍車がかかるきらいもある。かろうじて入れたら入れたで肩が触れ合うくらいに狭く、客同士が譲り合い、着座したらエリを正して凛としてマナーよくいただく。
ユルい空気やスタッフの私語が全く無い店で、目の前で繰り広げられるスタッフ同士のピリピリした緊張感もタマらないです。
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好きな店、好きな味なんだけど、ちょっと眉をひそめる光景があるのだ。店の中ではなく店に至る細い路地にあるもの。
細くて狭いのは仕方がない。お互い譲り合って行き違いすればいいのだからね。
問題は、その細い路地に置かれているモノですよ。
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行燈とメニューボードが事業ゴミに挟まれているのです。
これは如何なものか。これら事業ゴミは「纏」が出したものではなく、細い路地に並ぶ酒場が出したゴミだとは思いますがね。
11:00~開店なので、それまでには回収して欲しいよな。梅雨が明けて暑い夏、これらのゴミがニオわないのだろうか。そういうニオイを嗅ぎながら並びたくないなぁ。
事業ゴミ回収業者が間違って「纏」の行燈やボードを持ってったりしないのだろうか。
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この纏、新橋本店とは別に、高幡不動に支店があるのですが、そこでは本店で味わえない逸品があります。
(続く。。。)
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4年振り再会、世田谷の橙屋 [ラーメン]

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良かった。営っていた。
平成24年の春に上州へ転勤する直前に来たのが最後だったな。
4年の歳月は短くない。鮮やかだった橙色の暖簾は風雨に耐えて色褪せくたびれていた。洗濯したら擦り切れて穴でも開きそうである。
前に来た時は古いテナントに暖簾だけが鮮やかに映えていたのだが。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-02-11
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-03-08
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-03-15-2
郊外の住宅地にある。店へ至るまでのアクセスは、小田急線千歳船橋駅と京王線千歳烏山駅を南北に結ぶバスしか便が無い。その不便さが逆に功を奏して世田谷区内では有名店になっている感もある。
ここに来るまで、もう閉めてしまったのではないかと心配したのだが、開いてるのを見て懐かしさに思わず乗降ボタン押してしまったよ。
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店内.jpg
橙色Tシャツを着た店主は相変わらずひとりで営ってるようですな。
「いらつしゃいませ」
小さい声で自分に呟くように、鼻からスッと抜けるように迎えられる。
「中華・・・」
「大盛りになさいますか?」
「普通でいいですよ」
大盛り無料?あれから4年経つのにまだそのサービスは続けているのか。

メニューはこれだけ。あれこれ種類が無いのが潔いくらい。
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淡々とした店主もトシとったな~。
鬢の生え際の辺りが白くなっていた。染めたら若く見えるよ~。
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大きい鍋のスープを注文分だけ小鍋に移し、最後に強火で一気に温める手法も4年前のままである。小鍋が炎に包まれた。
ゴトッと供された。
魚介系スープ、なかなかの高いレベルです。
以前よりは塩味が薄まったような気がする。
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ビロ~ン1.jpg
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薄切りで牛の舌のように長いチャーシューもあの頃のままだね。
写真なんか撮ってると麺が伸びてしまう。急いですすった。
メンマもいい塩加減である。
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それほどガッツリしたボリュームは無いので、早く喰い終わってしまった。
ふと見たら店主がいない。
何処か孤独な影のある店主は、オーダーされたものが出ると奥でしゃがんで休んでいるんです。
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「ありがとうございましたぁ」
静かに呟くように鼻から抜けるような小声で見送られた。

店主は毎日毎日、晴れの日も雨の日もこの地で同じように営ってきた。たったひとりで。
4年ぶりの再会。空白の4年間は決して短くはない。その間に橙色の暖簾は色褪せたが味は褪せていなかった。前と変わらぬものを提供されたのに安堵。
途中下車してよかった。バスに再度乗りなおした・・・
・・・のだが・・・
・・・私は千歳船橋駅(小田急線)から千歳烏山駅(京王線)方面へ向かっていたのだが、フラッと来たバスに乗りなおしたら、成城学園駅方面行だったのだ。小田急線に戻ってしまったのである。
意味ねーっ!!
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大将 [ラーメン]

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本牧マリンハイツ1号館、2号館の間の工事がまだ終わらない。停められないじゃないか。
「まだ工事やってんのか?」
「ハイ・・・」
警備員さんは頷いた。
「いつまでさ?」
「・・・」
それには答えず無言で私を誘導した。警備員さんは派遣さんか嘱託さんなので、細かいことには答えてくれないのである。

長い工事で停められないのでバスで来たりする。
「わざわざバスで行くの?」(ジャン妻)
「中区から根岸駅へ行く途中下車だよ」
言い訳になってない。中区から磯子区の根岸駅へ向かうんだったら根岸線に乗車すればいいだけである。それでも昼飯は食うので昼の休憩1時間を大将へ行くのに使用する。
「いいわねぇひとりで行けて」
「・・・」
ある日、中区から根岸駅へ走る横浜市営バス101系統で向かった。
大将のあるマリンハイツ側(埋め立て側)のバス本数は少ないが、マイカル本牧の通りはバスが多い。
本牧宮原バス停で下りて、ブツクサ考え事をしながらマリンハイツまで歩いた。
おや?
新しいラーメン屋があるぞ?
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大将の向こうを張ろうってのか。いい度胸だな~。
でも路線が違うようである。背脂と九条ネギだらけ。
最近まで店の名前がわからなかったのだが、ラーメンコンサルタント、マーコ氏が紹介されていた。京都ラーメン風来坊という店だそうです。
大将の隣になければ行ってるのにさ。
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考え事をしてながら大将の自販機に1万円札を突っ込んで食券買ったはいいが、釣札を取らずにカウンター席、それも茹でる鍋の側に着座してしまった。
店のスタッフが、
「ちょっとっ、お客さんっ、釣札釣札!!」
「??」
我に返った私。なるほど券売機がけたたましく鳴っている。ピーッピーッピーッ・・・
1000円札9枚を取りに戻った。アブねぇアブねぇ。
「1万円で支払って釣札受け取らない人なんていないわよっ」(ジャン妻)
「ちょっと考え事をしてたんだよ」
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豚骨ラーメンにヘニャヘニャしたワカメは要らない派の私。
でもコリコリ感の茎ワカメはあっていいと思う。
店とスタッフは無骨だがスープはライト。でも旨味は充分である。
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店のスタッフが新手の賄を喰ってるのを見た。ラーメンのスープにご飯を半分ほどよそい、ネギをまぶして雑炊にしてるの。しかも立ち食い。
「アナタ、自分もやりたいって思ったでしょ」(ジャン妻)
私はそこまでするつもりはない。この店で働くスタッフだけの特権である。
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またしばらくして行ったら、とうとう大将とマリンハイツ全体に足場が組まれてました。
何かの補強工事か。塗装か。
足場が組まれた.jpg
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キムチを載せてみたよ。
キムチだけを喰うならともかくも、ラーメンにキムチは要らないのではないかと。これはヒロ旦那の主張だが私も頷ける。私の舌はデリケートな味の敏感さなど感知しない貧乏舌だが、辛さが尖がってスープのまろやかさが味わえないのだ。
ところが大将の場合、キムチを大量に載せてマゼマゼさえしなければデフォのスープ&キムチが混じった赤いスープ、全く別物のスープに変化して2段階味わえるのだよ。
たま~に喰いたくなるのだが、必ずキムチは少なめにします。
「キムチ少なめでいいよ」
「アイ」
いつもぶっきら棒な若い衆。たまには笑いなよ。
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デフォとキムチスープ、この差がおわかりでしょうか。
キムチ3.jpg
キムチを海苔でくるんでいただく。
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しゃぶしゃぶのようにスープに浸して混ぜてみる。
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これはジャン妻と2人で行った時のもの。蕎麦宿へ向かう朝だったかな。
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別皿に盛ったワカメとキムチはジャン妻と分けていただいた。
「だったら最初っからキムチワカメラーメンにすればいいじゃないか」
「最初から全部載せてあるのはイヤなの」
ジャン妻はジャン妻なりに拘りがあるらしい。私ほどではないが、「今日はスープが若い」、「今日はスープがいい出来具合だった」、感想をのたまうようになって来た。
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そしてついに黒い養生で覆われてしまったのだ。
殆ど営業妨害に近いこの仕打ちはいつまで続くのだ?

最後に、ラーメンで丼飯を喰らうジャン妻である。
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麦とろ~山賀家 [会津]

神秘の湖、沼沢湖を見て若松市内へ向かいます。
「馬刺でご飯食べたい」」
「それは合わないよ」(ジャン妻)
「合うと思う。赤身だモン」
「そうかなぁ・・・」
向かった先は。。。
麦とろはビル.jpg
会津若松鐘突き通り(栄町、甲賀町口門跡の裏手)にある「麦とろ」を駐車場から見上げたとこ。
昼に珍しく先客さんがいた。カウンターに3人。
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「あっりゃぁ~。どうして連絡くれないのよぉぉぉ」(婆ちゃん)
連絡無しでいきなり訪れて、ご主人と婆ちゃんの驚かせるのが楽しみでもあるのだ。
「どっちが運転?」(ご主人)
「こっち」(私を指すジャン妻)
「じゃぁ奥さん飲めんべ?」
別に飲んでもいいけど。ジャン妻は固辞した。
「昼飯を。お任せします。鰊と卵焼きと。。。」
「じゃぁ麦とろ定食でいい?」
看板メニューである。自家製味噌の味噌汁と、季節の惣菜が付く。
「それと馬刺ある?」
「あるよぉぉぉ」
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とろろ。
「これご飯にかけるのもったいないくらいだね」
私はそのまま半分飲み干し、残り半分を飯にブッかけた。
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ウドの煮物。
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卵を10個くらい使って一度に焼き、切り分けた厚焼き玉子。
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鰊の山椒漬け。
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自家製味噌の味噌汁。・
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キュウリと蕪の漬物。
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会津坂下の馬刺。
「三大馬刺っていうんだけど。熊本、長野、そんで会津なんだよ。他はサシが入ってたり、タテガミとかと組み合わせて出すんだけど、会津は赤身なの」
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その馬刺をご飯に載せたとこ。
「馬刺ってご飯に合うね」
「合う合う。ビールや酒ばっかじゃないの。子供の頃、晩飯のおかずに今夜は刺身だぁって喜んで席に着いたら、また蹴飛ばしかぁって」
会津では馬刺のことを「蹴飛ばし」という店もある。
「湯野上さんでも馬刺食べたろうけど、やっぱウチの方が美味いべ?」
答えに窮するような質問をされた。
「そうだね」って言っておいた。
昼間のカウンター.jpg
カウンターの先客さん3人との会話を聞いてると、
「太田さんは3回見えられたんだ」
太田和彦氏のこと。1度目、2度目と掲載を固辞したという。
「ウチなんかより、もっと若くって個人で頑張ってる店があるんだからそっちをアピールしてくなんしょって最初は断ったのよ。そしたら翌日、山菜採りから戻ってきたらまたいてそん時も断ったんだけど、3日目にまたお見えになって。そこで根負けしたの」
太田氏の著書には若松市内のもうひとつの有名店、「籠太」も掲載されている。1日2日3日と来て掲載を申し入れる辺りは取材する側の強気、強引なとこであろう。
でもそのお蔭で、2000年に刊行された「のれんの本」を元に訪れて10数年。
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その麦とろがおススメする会津味噌屋、山賀家、いつもネット注文してる店。
若松市内には1軒有名な味噌屋があるが、そこより美味いって。
アタマっからくるまを突っ込んだら暖簾が締ってる。
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山賀家2.jpg
「休みじゃないの?」
「休みぃ?」
もう家に味噌が無いのである。蕎麦宿に来る直前にちょうど味噌が無くなった。近所のスーパーで買うより会津へ行く時に買えばいいと思ってさ。いつもは通販なのです。
そしたら中から女性店主が出てきた。店は休みだが中で何か事務してたみたい。
実家の分の併せて4袋買った。店が休みだから、
「レジ起ち上げるの?」
「ウチ、レジ無いんです」と言う。
手計算と手書きの伝票だった。
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「思い出した。市内のどなたかがウチを紹介してくれたんでしたっけ?」
「そう。甲賀町の居酒屋のオヤジがね。〇〇屋よりこっちの方が美味いって」
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303495580-1
山賀家5.jpg
山賀家3.jpg
「土日休みにしたみたい」
「何でだろ。観光客来ないのかな」
「観光客向けの店じゃないのかもね」
地元の味噌屋らしい。会津若松市材木町1-8-13、最寄駅は西若松駅。コの字に曲がった日光街道沿いです。
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沼沢湖 [会津]

ジャン妻は湖が大好き。
「何で海より湖が好きなのさ?」
「静かだから」
「海はうるさいかい?」
「海も嫌いじゃないけど。どっちかって言ったら滝と湖」
「でも湖って閉ざされてるじゃないか」
「それがいいのよ」
果てしなき海より対岸の見える湖がいいそうで。そこに山々が映えれば尚いいとか。ダム湖より自然の湖がいいそうである。
会津の湖は猪苗代湖、裏磐梯の桧原湖他、それらは観光地やレジャーのイロあいが濃厚。
でも会津に未だ行ってない湖がひとつある。
沼沢湖。。。
沼沢湖1.jpg
沼沢湖2.jpg
この湖に行くには会津田島から西へ走って大川を渡ってすぐ左折、国道400号線(田島バイパス)を北上する。
左折してすぐに福島県南会津病院があって、門前に大手の調剤薬局さんが2軒あった。医師や薬剤師の確保がタイヘンそうである。
弊社も地方都市への派遣、赴任で候補社員との派遣条件を整備するのがタイヘンそう。行くのがイヤな為に理由にならない理由で断って来る者もいるからね。
「会津田島だったら転勤してもいい?」
「いいね。しばらく住んでみたいもの」
住むからには鴫山城、長沼氏、祇園祭り、天領だった頃の騒動、山の向こうにいた河原田氏、鶴ヶ城開城後も戦火が続いたこと、いろいろネタに事欠かなそうである。まぁこっち方面への転勤はまずないと思うけど。そんな妄想しなあら運転して気付いたのは、今走ってる田島バイパスが私のナビに表示されない。
田島バイパスになるまでは、自動車が行き違いできないくらいの狭い区間があったり、冬場にはクローズされるので病院まで搬送されるのに会津下郷町方面へ迂回せざるを得ず、搬送に1時間~90分かかっていたそうである。他に田島ダム建設もあって現在のバイパスに付け替えられたとか。
右手に田島ダムを過ぎてから大沼郡昭和村に入り、辛うじてセンターラインが引かれた1車線舗装道路を快走する。信号もない。
「猿でも出そうだな」
ジャン妻はイヤな顔をした。
前に南会津の伊南へ走った時、国道352号線の路肩に数匹の猿を見たことがある。
給油したスタンドで聞いたらその辺りは猿が多く、日常的に猿に出くわす、猿が畑を荒しに来る、出逢ったら威嚇されるはしょっちゅうだそうで。
伊南は猿もいたが人もいた。今、私が走っている昭和村は伊南より人が少ないうように見受けられる。伊南、伊北には只見川に注ぐ伊南川が悠々と流れ、護岸工事関係の作業車や作業者が多いからかも知れない。
新しい道を快走してたら突然、細くなったりする。
「これでも国道だよ」
「ホントだ」
「農道を拡張したようにしか見えないな」
「でも何かで見たけど、国道なのに階段ってのがあったよ」(階段国道のことか?)
大沼郡は三島町、金山町、昭和村、会津美里町とあって、昭和村や金山町は高齢化率が54.8%に達し、イヤな表現だが限界自治体となっている。私も行ったことのない群馬県南牧村に次いで全国2位の数値。
「若者がいないな」
「・・・」
田んぼや路傍で農作業に従事しているのは高齢者ばかりである。
「コンビニもないな」
「・・・」
営ってるのか営っていないのかわからない雑貨店があったりする。でも私の知ってる群馬の田舎の比じゃないです。
ジャン妻はナビに表示された目的地までの距離を見て、
「まだ30kmもあるの?遠いね」
蕎麦宿から70kmぐらいだったから半分は過ぎたことになる。一般道の70kmは都心だと遠いが、何しろ田舎だし、信号もないし。すれ違うくるまも少ない。
後ろから走って来た1台のバイクを先に行かせたのだが、道の駅昭和を過ぎたらまた同じバイクが後ろから追いついてきて、1度ならず2度も同じライダーに、「先に行けよ」になったりした。
文章ばかりで沿道の写真が無いのは快走運転が続いたのと、あまりポイントになるものが散見されず同じような長閑な緑の景色が続いたからです。途中、昭和温泉、玉梨八町温泉といったプライベートリゾート地とは程遠い温泉地があったので、玉梨八町温泉の恵比寿屋をリンク。
http://www.ebis-ya.com/meal.php
鰊山椒浸、山の刺身(蒟蒻、湯葉、玉梨豆腐)、揚げ蕎麦の野菜あんかけ、塩クジラ(すいとん汁)、金鮎、
黒豆、黒米、ヒジキ、ジュウネン、シシ茸、殆どブツ切の馬刺。。。
こういう料理にソソるようになったのは、「普段、都会で美味いモンばっか喰ってるからだんべ」(明日UPする居酒屋の店主)
さっきからダラダラ文章が続いていますが。まだ走るんです。国道400号(何だかキリのいいナンバー)は酷道でも何でもないが、この先のフェアリーランド金山スキー場(今シーズンは奥会津と思えないほどの雪不足で、3月末にはクローズしてしまったとか)の辺りを右折、県道237号線小栗山宮下線に入る。
県道は険道ではないがヘアピンの連続なので、くるまに酔う人は止めた方がいい。
フェアリーランド金山スキー場を右手に見て、幾つものヘアピンを過ぎて、湖畔からちょっと離れた内陸を通る1本道を走行。キャンプ地方面へ入る。
そこに集落があった。
ここに来るまであまり賑やかな集落や人を見なかったので多少は安堵したりもする。
前にクール宅配便がいて、私らを先にやり過ごしたのだが、
「ここまで来て不在だったらどうするんだろ?」
「近所の誰かに預けるんじゃないの?親戚も少なくないだろうし」
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長閑なものである。
「アナタ、沼はどうなの?」
「沼はイヤ」
何か出てきそうだと。でもこの沼沢湖は沼沢沼と称されたものもあったぞ。
「だって大きいよね」
大きい。最深部は90mほどもある。この沼沢湖、実は火山地形でカルデラ湖なのだ。外輪山がある。
今から約4万5千年前と、5400年前に大規模な噴火があってこの湖ができた。その程度の年代でも新しいカルデラ湖だという。沼沢火山とも。
湖水面高約475m、面積約3.1km2、水深約96mである。カルデラは直径2km×1.5kmあって、2003年の活火山見直しで新たに活火山として認定された??
活火山なのか??
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釣り人がいる。
湖といえばヒメマス。あの東電福島第一原発事故の影響が少なからずあって獲っちゃダメだったそうだが、食品衛生法上の基準値が下回り、ので平成28年4月9日から解禁した。
刺身で喰ってみたいですね。でもそんなに長く禁漁だったせいか、キャンプ場の売店2階にある食堂もクローズしていたぞ。
「シラサギでも釣ってるのかな?」(ジャン妻)
「シラサギ??」
「違ったっけ?」
「シラサギ(白鷺)ではなくワカサギだろ。鳥を釣ってどーする」
「・・・」
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沼沢湖のすぐ北、外輪山を越えたらそこには只見川が悠々流れている。あまりに近いので湖面と只見川との落差を利用した揚水発電所がある。その取水口の跡があった。
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沼沢湖はそこへ至るに遠く、道も狭く、急なヘアピンの連続が功を奏してか、ミーハー客が訪れるレジャー観光地としての色合いはゼロといっていい。
かろうじて妖精美術館・・・だったかな?伊豆高原辺りに散見されるアヤしい施設があるようだが、湖畔の道にその美術館を示す道標も朽ちて落ちていた。
「まだ先へ行く?」
「もういい。満足した。戻ろ」
「あの山を背景に撮りたい」
「・・・」
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ジャン妻は無言だが、私がその山を収めたい理由は通じたらしい。
何だか岩櫃山に似ている気がしたから。
その山を写真に収めたら。。。
沼沢湖11.jpg
???

ジャン妻はここまで走って来たあのカーブ続きの道をまた戻るのか?という表情である。
沼沢湖jは湖畔を1周する道はない。そのまま行ったら会津水沼方面へ抜けると思われるが、県道237に戻り、来た道を戻るのではなく北へ。
まぁ言語に絶する物凄い急坂のヘアピンを下るんですよ。前述のように沼沢湖は火山湖なので、只見川との比高差がかなりあるのです。只見川流域から見上げた山の上にある湖と言ってもいい。
只見川と並行する辺りの道は狭く、宮下ダム辺りの1本道に出たら右手に只見線の路盤がある。今はここまで1日に何本走っているのだろうか。
三島中の辺りで国道252号(何故か沼田街道ともいう)に合流。そこでようやく道幅が広く路面がキレイになり、会津坂下方面から若松市街へ向かった。
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変わらぬ素晴らしさ [会津]

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朝の散歩の続きですが、蕎麦宿と同じ通りの民宿すずき屋さんの前、斜面に架けられている古いガーダー橋にちときになる箇所を見つけた。
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プレートガーダー橋がかなりくたびれてきてないか。
中間補強材(縦板)とカバープレート(下部)の結合部分や、ソールプレート(桁端の縦板)とシュー(橋脚との結合部分)がサビサビ。枕木の一部も腐って割れてるじゃん。
大丈夫だろうか。
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そんなことを考えてたら、会津田島方面から湯野上温泉6:46着の会津鉄道が来た。
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まぁ首都圏の在来線と違って運行本数が極少で、編成も短いから、橋梁、橋脚にかかる負担が少なく、一瞬で済むのかも知れないけど。何かあって、只見線のようにならないか心配である。
会津鉄道も野岩線も何処か牧歌的でユルい。ちゃんと保線、点検、交換、メンテナンンスしてくださいね。
この後、昨日発見したインクラインを見て、対岸を走る会津鉄道を撮って、宿に戻って朝餉の前に朝湯。
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ジャン妻が、旅館の朝餉の理想、とベタ誉めの朝餉。
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根菜たくさん。蕎麦がきの味噌汁。
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鮭ではないです。鱒の塩焼き。このブ厚さ。
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「この煮物は夜がいいなぁ」(ジャン妻)
前は夜に出されてたのですが、全体量が多く食べ切れないお客の方が多かったようなことを聞いたことがあります。
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ゴテゴテしたデザートはノーサンキューな私ですが、この宿のフルーツは大好き。
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チェックアウト前、宿裏を走る最後の会津鉄道。
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MTEX1.jpg

朝の蕎麦宿2.jpg
今年の夏でまる20年のお付き合いになった。
過去には大雪で帰り道に難渋したり。
宿で怪我して女将さんの運転で会津下郷の病院に搬送されたり。3針縫った。その晩だけ囲炉裏に火が炊かれ、鴨の焼肉を喰ったり。(造血剤か?)
初めて2泊を申し入れした時、若干困ったような口調で、
「同じもの(食事)でもいいですか?」(大旦那)
「同じものでも飽きないけどね」(ジャン妻)
私らは変化を好む方ではないので、「いつもそこに行けば必ずある」、これが大事なのです。
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謎のインクライン [会津]

翌朝目覚めたの5時半ですよ。
宿裏手を走る会津鉄道始発の踏切音の前、若松方面の始発が5:53に湯野上に着くのですが、宿裏の踏切がカンカン鳴る前に目覚めてしまった。
我ながらジジィになったモンだ。
前夜の酒が足りなかったのかな。
目覚めたとこ.jpg
傍らでジャン妻は爆睡している。
朝餉まで時間があるし。ウトウトしてもすぐ目覚めてしまう。こういうのうを断続睡眠というのだろうか。
これが平日だったら日中の公用外出途中で居眠りして取り戻せるのだが、今日はある湖を見に行って、昼は若松市内の居酒屋で済ませ、会津味噌を買って、その日のうちに帰京するから寝ておきたいのだが。
結局あまり寝なおすことができず。
7:00過ぎに宿を出て散策へ。
外に大旦那がいた。
「散歩ですか?」
「うん。すぐ戻ります・・・」
民宿街を歩いて会津鉄道を撮影するビューポイントを探してみた。
なかなかいいポイントが見つからない。
たんぼのあぜ道を突っ切れば恰好のポイントがあるかも知れないが、田んぼだって私有地だし、今は田植えの時期だし、そこをズイズイ行くのも躊躇われる。
モラルを優先して断念。民宿街を抜けたら湯野上ホテルの先に下郷町営住宅へ下り道があった。
対岸が遠いな。
対岸を行く1.jpg
対岸を行く2.jpg
大川の谷合にヒョーッと響く。
桟道のような路盤を、湯野上7:35発の会津田島行がゆっくり走って行く。
対岸を行く3.jpg
朝日の逆光もあって、あまりいいフォトではないな。で、その撮影ポイントに、簡易的な軌道があるのを発見した。
インクライン.jpg
何だろう?
小さいながらもしっかりしたレール、路盤が斜面の角度、法面にピッタリ敷設されている。
見下ろす1.jpg
見下ろす2.jpg
軽便鉄道762mmのナローゲージではないだろうか。
軌道幅(ゲージ)は狭い。レール規格も小さい。この場所だけで完結しているので、軌間は何でもいいともいえるが、規格を合せるのは汎用品を使えるからでしょう。
小さい軌道.jpg
ケーブルカー?
いや、違いますね。これはケーブルカーではなくインクラインですな。Incline(傾斜)です。山岳地帯での材木の輸送、ダム工事現場での資材、機材の輸送などに用いられる。急斜面で工作物や資材を上げ下ろしする貨車、台車のようなもの。
台車にはケーブルが装着されていた。そのケーブルは車止めの先にある物置小屋をこじ開けて、切り開いた四角い穴から出ていた。
中で巻き取っているに違いない。巻き上げて運転する鋼索鉄道ですな。これで引っ張らないと急斜面を一気に滑り落ちて滑落してしまうだろう。
小屋から.jpg
小屋には作業実施前の注意書きがあって、
始業点検の実施。
制限荷重1000kg
運転市からの離脱禁止
所定場所に格納
係員以外は運転禁止
管理所持は湯野上発電所とある。
作業時の注意書.jpg
湯野上発電所?
それはここより西の大川上流、会津下郷駅すぐ近くに大川を堰き止めて水がたまっている場所があって(旭ダム)その辺りではなかったかな。
そこの発電方式は水流の落差で発電する水力方式の筈。この辺りも大川まで相当な傾斜があるのでミニ発電所があるのかな。
台車1.jpg
これを見ると台車そのものには動力はなく、小屋に電気を引いて、その動力ケーブルで上げ下げする台車なのは一目瞭然である。
台車は進行方向前部に丸棒の手すりがくっついているだけでサイドや後方には何もない。
よくある旅客用ケーブルカー車内は斜面に合わせて階段状になっているか、この台車は平たいままなので走行中は傾斜に対して床が水平にならないのだ。
畳2/3ほどのベタッとした底板だけ。何を載せるのだろう?
台車が置かれている辺りはもちろん平坦部である。私もそこで立って観察している。この場所で積荷を載積しても、稼働して斜面に至ったら斜めってしまい、積載物がズリ落ちてしまうのではないだろうか?
積荷はロープで縛るのだと思う。幌が畳んであるし、台車脇には幌を引っ掻けるフックもある。
台車2.jpg

黒い鉄柵.jpg
立ち入り禁止.jpg
その先、斜面に至る辺りは黒い鉄柵で侵入を拒んでいる。
傾斜角度はわからない。20度くらいか?
下に何かの施設.jpg
下流の彼方に何かの施設がある。そこは大川の水面か河原と同じ高さだろう。そこまでの落差は70mほどありそうである。
その施設に下りる道が無いのでこういうものを作ったに違いない。
鉄柵越しに1.jpg
レールもそれほどサビていないので、時折稼働しているのではないか。
鉄柵越しに2.jpg
そういえばこの鋼索ケーブルは遥か下流まで延びていない。この台車の尻尾で完結している。なので一般のケーブルカーのようにケーブルの両端に車輌が付いていて、井戸の釣瓶みたいに一方の車両を巻き上げてもう一方を下ろすヤツ、交互に稼働するものではない。それだったら上流から下流までケーブルを通し、途中の中間地点で複線にして行き違い交換施設を設けなくてはならない。単線2両交走式という。
鉄道事業法の免許は受けているのかな。遊園地の遊具や旅館内のエレベーターとも違う。あくまでこの場での作業用に敷設されたもの。
台車3.jpg
果たしてこれは何を運ぶものなのか。
旅客用ではない。何か発電所か河川管理の資材を運ぶもの。
人は乗れるか?乗るとしたら工事関係者に限られるが、手すりにしがみつけば乗れなくもないが、軌道脇に階段が併設されているから下りる時は階段で下りて、上って来る際に乗るのかも。
でもあくまで台車は荷物を積載するもので人は乗らないと思うな。荷物を台車に載せ、安全上、作業員は脇の階段で昇降するに違いない。
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蕎麦宿 [会津]

蕎麦宿の夕餉TIMEは宿入りした際、「食事は6時に・・・」と言われますが。
そのサインは各部屋のコール音が鳴るのでもなく、伊豆高原のように湯が突然途切れる荒業でもなく、そろそろ夕餉だな・・・の雰囲気が醸し出される。
廊下に突然ドスドス足音がして慌ただしくなるのは最初にお膳を運ぶ大旦那の足音。
もう幾度となく載せ、同じような写真ばかりですが。
夕餉1-1.jpg
夕餉2.jpg
おそらく会津坂下の馬刺??
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蕎麦豆腐にかかっているソースは、キュウリをすり潰したもの??
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最初の膳の後はひとつひとつ運ばれる。
今宵はもよ教職の女将さんが運んできた。
蕎麦粥に鶏肉が載っかってたが、これは要らないなぁ。
臭みが出ちゃうんだよね。
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そして蕎麦宿名物、蕎麦サラダ。
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グチャグチャに混ぜてみる。
「汁、全部飲んでいい?」
「ダメ」(ジャン妻)
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「生ビール飲んでいい?」
「いいけど」(ジャン妻)
既に日本酒に移行してるんだけど。
「え、生ビール?」(女将さん)
蕎麦サラダには生ビールが合うのだよ。
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養鱒公園の岩魚??
腹に味噌がマブしてある。
昔はアタマっからガブッといったものだが、今はアタマだけ残して他をタイラげます。
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定番、蕎麦稲荷。。。
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最初は「巣篭り」といった揚げ蕎麦は、蕎麦が少なくなり海苔で束ねられた代わりに、里芋を潰して蕎麦実をまぶして揚げたもの(定番)、蓮根に蕎麦粉を詰めた揚げ物(これは素籠りとは別物だった)、そして、海老!!
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〆のざる蕎麦。
この斜めってる雑な置き方したのは女将さん。(笑)
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囲炉裏で少し寝酒を含んで、眠りに落ちる前、
「女将さんて料理すんのかな?」
「さぁ。宿の料理は旦那さんと若でしょ」(ジャン妻)
「洗い物くらいはするよな」
「するよ。見たことあるもん」
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こうやって並べるといつも同じようなものばかりですがそれがいいのです。
ここへ来ればあれが喰える、それでいいの。
それでも消えてった幻の料理があって。
蕎麦の実の酢の物。旦那さんが砂糖を入れ忘れてから出ていない。酸っぱいのは苦手だからいいけど。
蕎麦ぜんざい。甘いの苦手だからいいけど。
蕎麦を海苔で巻いて軍艦巻きにして揚げたヤツ。確かウニが載っていたような。
鯉の洗い、岩魚の刺身、鱒の刺身。。。
煮物は朝餉に廻ったし。。。
揚げ蕎麦を大盛りで喰ってみたいなぁ。
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蕎麦宿 [会津]

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私らが入籍・挙式した平成3年の2年後、蕎麦宿はOPENしています。平成5年です。
初訪は平成8年の夏だった。現在のようにネットが無い時代だったので東北の民宿ガイド本に載っていたのです。その内容を見て、「この宿は自分を呼んでいる」って思った。
大旦那が前職を辞めて宿を開く、これは女将さんに何の事前相談もなかったそうで。
「いきなりですよ。辞めたから、民宿やるからって。」
「宿の敷地は畑だったの。宿の図面も自分で引いてましたね。この辺の民宿は部屋に風呂がついてないから各部屋につけちゃえって」
「大内さん(大内宿)の親戚のとこへ料理習いに行ったのも辞めてからですよ」
教職にあった女将さんもいつの日からか渋々?宿に立つようになった。やや諦めたような口調で、「自分の伴侶が宿を営るって決めたことですから・・・」って言っていた。
敷きっ放し.jpg
囲炉裏.jpg
最初の頃は3部屋だった。当時の宿泊費は1万円しなかったですね。
大旦那1人できりもりしていたので、各部屋に内湯を引いて、部屋に布団敷きっ放し(現在、4部屋中、3部屋はベッド)、部屋入りしたら食事まで全く構わず、喰い終わったお膳は「廊下に出しといてください」、下げたら母屋に引き上げて後は朝まで放ったらかし、この「客を構わない気を遣わないスタイル」は大旦那がひとりで宿をきりもりする為の苦肉の策、逆説の発想から生まれたのである。
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4部屋にする前は、「まだまだ借金も返さなきゃならないし。もう一部屋作ろうかと」
「銀行が金を貸す場合、後継者がいるかどうかが重要なんです」と言ったのは甲斐南部のT館長だが、後継者はいます。宿を開いた当時は子供だった若が宿に立つようになった。
私の知る限りで大旦那は過去に2回ほど怪我をしているのだが、①雪かきで屋根から落ちた、②鶏舎へ向かう途中で転倒した・・・、その事件の時に若が堂々と厨房に立っていたのは、いつも同じ蕎麦懐石なので見て覚えたとか。
震災の風評でいっとき客数が減ったらしいがまた盛り返してきた。
今日も満室である。
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「またエアコン変えたね」
「年中稼働してるから故障したんじゃないか?エアコン入れる?」
「要らない。扇風機でいい」
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会津の山々から滑り落ちる自然の風が更級庵を吹き抜けていった。
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5月後半ですが、会津湯野上の温度差は大きく、日中は暖かくても夜朝は意外と冷えるのである。
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最初は熱いけど、部屋の窓を開け放しにしておくと外気温で冷えてちょうどいい湯加減になってくる。
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時折、宿の裏手を会津線が走る。
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現在唯一、畳の上に布団敷きの、更級庵でゴロ寝の目線。
決して近くない会津湯野上で、贅沢なくらい退屈な時間が過ぎて行く。
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18時10分前くらいから厨房、廊下が慌ただしい雰囲気になってくる。
各部屋前の廊下を大旦那がドスドス歩く地響きがしたらそれが夕餉の会津・・・いや、合図。
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エラー [会津]

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アハハハ(笑)。
大笑いしちゃったよ。
でも若松駅も粋なことをする。
いっそ、車内に食堂を設け、ハーフサイズの喜多方ラーメンでも配ったらいいのにね。
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さら Fall in Love? [さらの木]

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オムレツ.jpg
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朝からジャーマンポテトか。ビールが飲みたくなったぜ。
「家でもこれぐらいにコンガリと焼いてくれないかな」
「何を?」
「ソーセージとベーコン」
「自分で焼きなさい」
「・・・」
「家の火力と油の量ではムリ」
「・・・」
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デザート1.jpg
デザート2.jpg

「今年はさらに行くのを楽しみに日々仕事を頑張ってるの」
「それってさらに何か特別な感情でもあるの?」
「そういう訳じゃないけど。そういうイベントがあるから頑張れるんだな~」
「宿のMさんが俺らと同世代だから?」
「???」
「彼女が頑張ってるのを見てこちらも、ヨシッって???」
「それはあるかも」

「楽しみを作っておきたいのよ」
「さらでないとダメなのか?」
「湯神だと遠いし」
「船山は?」
「船山はもちろん応援したい気はあるよ。でもあの宿は従業員が複数いる会社だしねぇ。さらは個人だし。親戚の家に帰って来たような気がするの。そこは湯神と似てるけどね」
「どう違うのかね?」
「突き詰められると上手く説明できないけど。船山は寝に行く場所なんだよね。いつも同じサービスを提供してくれるし。それはそれで誉めるところなんだけど」
船山だって湯神だってさらだって、アナタは寝てばっかじゃないか。

「さらは同じ料理に固定してきたよな。最初に比べたら」
「アナタがMさんにいろいろ指定してだんだん固まって来たんじゃない。サーモンのタタキとか。塩辛とか。ナメロウも」
「金目の煮付けより肉?」
「金目は飽きるんだよね」
肉は2種類。ローストビーフとステーキ。
意外と野菜が少なかったりして。
「Mさんが、いつも同じものですみませんって。いいのよいつもこれがあるってのがいいの」

「さらは生活圏から近いのもあるよな」
「予約は取り難いけど距離的には気軽に行けるところではあるよね。料理もまぁ満足してるし」
「さらでジビエや蕎麦が出ても意味ないしな」
「3つともネタが違うんだよ」
宿1.jpg朝の青空に映える船山館.jpg
朝のさら4.jpg
思い入れがあるんですね。
確かに今年はまだ半年で3回。まだ先の予約も入ってるし。
このままのペースだと、会津蕎麦宿や船山温泉を凌駕しそうな勢いである。
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さらのなめろう [さらの木]

前菜盛り合わせ.jpg
さらで、アジのナメロウが出されたんですよ。前菜盛り合わせでドーンと載ってました。
「これ好きなんだよ~」
「お好きのようなので作ってみました」
お好きなようなので???
さては私の居酒屋記事をご覧になったのかな。
ナメロウ.jpg
「お味はどうですか?」
「アタシはちょうどいい。そんなにしょっぱくないし」
サーモンのタタキ(定番)と併せて大皿からお引越し。チビチビと摘まむのである。
これと(後から出される)塩辛と、肉があれば満足。
お引越し.jpg
しかも、前菜の段階でミニサイズの牛ステーキがあるのもウレシイ。
早くもステーキ.jpg
刺身盛.jpg

マグロ.jpgカンパチ.jpg
アジとタイ.jpg
私はこのトシでこの宿で初めてブイヤベースというものを喰ったが。まぁ正直言うと捌くのがメンドくさいよな~。
それまでジャン妻もベラベラ喋くってたのに、エビやイサキを捌くのに集中して途端に無口になった。
「ご飯、いつも最後にお握りにされますが、ブイヤベースはスープをご飯にかけると美味しんですよ」
スープを古代米にかけていただいた。
ぶっかけだから、別に古代米でなくてもいいけどな。
ブイヤベース.jpg
雑炊スタンバイ.jpg
スプーンですくう.jpg
明日の朝も、いつものトマトソーススープWithチーズが出るのかな。
サザエ.jpg
ミニサザエ焼きの後で和の酒肴の数々が登場。やわらかい塩辛が絶品。
和の酒肴.jpg
塩辛.jpg
素揚げ~浸し.jpgイワシ寿司.jpg
豆豆豆r.jpg冷やした煮物.jpg

前菜でもミニステーキあったし、これだけ肉肉肉のディナーも珍しいのではないか。
いや、宿が決めたのではなく、私たちが要望したのですが。
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ローストビーフ3.jpg
ステーキ1.jpg
ステーキ3.jpg
ローストビーフとステーキはハーフサイズにしようかと躊躇したのですが結局普通にイッてしまいました。喰えるウチは喰わなきゃな。
ドリンク1.jpg
「今日は赤ワインいいや。正雪付き合うよ」
「いいのか?」
「昨夜、赤ワイン飲んだんだよね」
「ああ、経理の呑み会でか」
うん。この店で。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-03-30
ドリンク2.jpg
白ワインは空けたが赤ワインは無しで、その代わり、「正雪」を6合ほど。(2人ですよ。)
「あと1合くらいイケたかも」(翌日のジャン妻)

寝酒とデザート.jpg
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夜1.jpg
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そして、夜の帳がさらを、八幡野高原全体を覆った。
聞えるのは虫の音と、川のせせらぎ代わりのような湯を注ぐ音。
その音は日付が変わる頃に止んだ。
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さら 2016年 梅雨前 [さらの木]

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ご訪問ありがとうございます。読者の皆さん。皆さんはお気に入りの宿に行く場合(くるまで)、車中でどのような会話をされますか。
ウチは伊豆高原八幡野「さらの木」までだと走行距離100kmちょい程度、海辺の一般道を走行するので所要時間は2時間半~3時間ほど。
近いので今年の「さらの木」への訪問回数はどうも会津蕎麦宿、甲斐南部を凌駕しそうな気配になってきた。
いつも車中での会話は、宿へ行く週に起きたジャン妻の業務上の奇禍を延々聞かされてばかりいるのです。いつもそうです。
今日だってこの海(伊豆富戸の辺り)に来るまでの車中でジャン妻は、今週起きた様々な出来事を滔々と私に語り、私は運転しながらずーっと聞き役を勤めてきた。
「聞いてやらずばなるまい」とは思うものの、ジャン妻は経理なので専門用語を駆使するからこっちは聞いててチンプンカンプンな時があるのだが、「コイツよく我慢してるなぁ」と唸るような内容ばっかりだった。
(当然、ジャン妻は助手席にいるので、私は車線変更したり、信号機の無い一時停止の交差点に差し掛かった時は一瞬黙って安全確認をする)
聞いてるだけじゃダメ。宥め、分析し、第三者だが方向性を示したり。
同じ職場だし、低い職位ではないのでまぁ仕方がないのだが。
そういう話の内容に相応しくない青い海と青い空。
海3.jpg
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さらは、この海辺から少し離れたところにある。
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業務上のネタを延々聞かされ、そのオチは、
「さらに来るのを楽しみに今月は頑張ったの・・・」
「・・・」
会津蕎麦宿や船山温泉とは位置づけが違うようです。
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僅かにバラの花(アンジェラ)が咲き残っていた。
「アナタはバラとカーネーションの区別がつかないんだっけ?」
「・・・」
半分以上事実である。どっちも赤いから。
でも見分け方はわかるよ。
「トゲが生えてるのがバラで、母の日に贈るのがカーネーションだろ」
「???」
午後のさら4.jpg
午後のさら5.jpg
これぞさらの木.jpg
アンジェラはさておき、玄関右脇、駐車場の裏にある、これぞさらの木。夏椿。
「ひとつ咲いてるね」
「祇園精舎の鐘の聲(声)、諸行無常の響あり、娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕す」の紗羅双樹ですよ。

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部屋でゴロ寝中のジャン妻だが、しきりに肩やブッ太い二の腕をさすったり振り回したりしてる。
「左肩が凝って。。。」
「・・・」
「頭痛もするんだよね」
この頭痛のせいで今日はいつもより家を出るのが遅れた。幸い渋滞が無かったので、チェックイン3時に宿入りできた。
もともとそういう体質じゃないのだが。少し心配ではある。
「眼精疲労からきてるのかな」
「仕事のし過ぎだ。俺と違って」
私と違ってジャン妻は細かい数字を見るのが仕事だから。
忙しいのは仕方がないが、
「だいたい今週は(家で)俺と一度も晩飯喰ってないじゃないか」
「・・・」
今週はすれ違いばかりで家ではマトモな食事会話をしてないのである。
「毎晩遅かったし。で、その頭痛の原因は何だ?」
「メガネが合わないのかなぁ」
そう言いながら部屋でⅰ―Padをずーっと見てばかりいて昼寝しようとしないので取り上げた。
「寝なさい」
「・・・」
「頭痛がする時にそういうもの(ⅰ―Pad)をずっと見るもんじゃない」
「・・・」
しばらくしたら寝息を立ててた。
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現在、ジャン妻の症状は治まっています。咳止め(フスコデ錠)の副作用らしい。
注ぐ.jpg止まった.jpg
「お湯が止まったね」
止まる時、何かガクンって響いたぞ。バルブの開閉が自動設定なのかな。

前菜盛り合わせ.jpg
なめろう??
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街角中華の素人質問 [ラーメン]

伊豆八幡野高原さらへ行く朝。
ジャン妻は頭痛と肩凝りがヒドくて家を出るのが遅れた。
「朝飯は?」
「どっか外」
「えぇ~」
多忙で夜遅く、ジャン妻の手料理を一度も食べてない週だった。ベタ誉めするほどのものではないが、全く食してないと欲するもの。
「家にあるものでいいから作ってよ」
「ヤダ無理。肩凝りと頭痛が。。。」
と言いながら寝転んでしまったのである。
そうこうしているウチに11時になってしまい、ノソッと起き上がり、
「少し楽になった。どっかで食べてからさらへ行こうよ」
「・・・近くでよければ」
慌てて荷造りをして出たのが11:40、目ぼしい店は駐車場が満車だった。
「ⅰ―Phone忘れた」
「え??」
「家へ取りに戻って貰っていい?」
「しょーがねぇなぁ」
ここでまた時間ロス。12時過ぎてしまった。こりゃもうファミレスでなきゃダメだね。
「ぐみはんは?」
「ぐみはん??」
「あそこは今頃だと店前の駐車場が満車だと思うな。近くのドラッグストアにでも止めるか・・・」
ダメもとで行ってみたら、殆ど満車に近いけど、辛うじて1台だけ空いていたのでラッキー。
満車.jpg
ぐみはん.jpg
サンマ2つのオーダー待ちの間、ジャン妻は店にベタベタ貼ってある料理写真に興味津々である。
「ワンタンメン(雲呑麺)ってスープ無いの?」
「はぁ?スープあるよ~」
あまり上手な料理写真じゃないのでワンタンメンのスープが見えなかったらしい。
「スープ無しだったら油そばか混ぜそばじゃねぇか」
「だよね。肉そばってもやしが入ってるんだ?」
「サンマにも入ってるよ」
「スーラータンメン(酸辣湯麺)って何?」
素人質問が多いな。ホントに知らないのだろうか。
「酸っぱくて辛いラーメンだよ」
酸味は黒酢、辛味はラー油。私は大分以前に間違ってオーダーしてアタマっから湯気が吹き出し、それ以来一度もオーダーしていない。
卓上にあるぐみはんメニューは一部が白く塗り潰されてる。何を消したのかなとよ~く目を凝らして見ると、カレーライス、カツ丼とかを修正液で塗り潰して訂正してあるんです。
「こういう店でもカレー、カツ丼とかってあるんだ」
「前はあったらしい。めんどくさくて止めたのかな」
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サンマが来た。
レンゲが屹立するほど粘度の強い具のあんかけである。
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「写真なんか撮ってるとノビちゃうぞ」
麺が伸びるから先に麺を引きずり出した。
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さらは意外と野菜が少ないので(別に宿のせいではない。私らが肉が好きなのもある)、昼にサンマで白菜、もやし、ニンジン、タマネギ、ニラ、キクラゲ、タケノコを摂取摂取。。。
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ぐみはんのサンマと肉そばは似たようなものだが。サンマに入ってる肉も少なくない。
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後から入られたお客さん(タクシーの運転手さん)が、本日のサービスセット、「タンタンメンと半ライス1000円」をタンメンと読み間違えてオーダーした。
店のオバちゃんが、「タンタンメンセットぉ~」と叫んだのを聞いて、「えっ?タンタンメンなのか?タンメンと半ライスでいい」と訂正に相成った。
「タンタンメン(担担麺)も辛いやつ?」
「そう」
「スーラータンメン(酸辣湯麺)とも違うの?」
「違う。簡単に言うと、スープが真っ赤なヤツだよ」
説明しながら私はちょっと呆れた。
「さっきからいろいろと。何も知らないんだな」
「だって普段行かないもん」
街角中華で育った私に言わせりゃジャン妻の素人質問は一般常識な内容ばかりなのである。
「こういう店に連れてきてくれないじゃない」
「何を言いやがる。普段、昼がラーメンだとイヤがるじゃないか」
下手に街角中華に連れて行ったら必ず、しょっぱい、濃い、麺がやわらかい、飽きてきた、で、結局は大将の方がいいとか言うしさぁ。

サンマーメンをガッつくジャン妻である。
サンマにかぶりつくジャン妻1.jpg
サンマにかぶりつくジャン妻2.jpg
サンマと野菜を喰って、伊豆八幡野へ。
梅雨入り前、最後の晴天だった。
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焼き鳥丼~いつもの店 [居酒屋]

都内某所でジャン妻と、1000円する焼き鳥丼(ランチ)を喰ったのですが。
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高いだけで美味しくなかったね。客の回転を早くする為か、ランチOPEN前に焼き置いた肉はパサパサ。焼き立てでないのがすぐわかるシロモノ。隙間をソボロで産めてごまかしてる。
「どうだった?」(ジャン妻)
さすがに店の中では言わなかったけど、店の外へ出てから、「美味くないっ」
「アタシも上大岡の方がいいとは思うけど。あの店の半生レバに慣れちゃうと他ではダメだね。この店は夜に行こうと思わないもん」
1000円という強気価格もどうかと思うが、かなりの繁盛店で店内待ち椅子にWait客、外にも行列が。
ビジネス街だから黙っても客が来るわけでさ。
金曜日19時.jpg
まだ薄らと明るい.jpg
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テイクアウトが2袋。
ジャン妻への土産です。
「ゴホゴホッ・・・今日は(夕食)先に済ませていいけど・・・」(ジャン妻)
「いいけど?」
「何かお土産を買ってきて・・・ゴホツ・・・」
「ああ、わかった」
という訳で風邪が長引いています。
ウツしたのは私です。薬に弱いジャン妻は咳止めを飲みながら副作用で痛むアタマを抱えながらも、この時期は残業で遅くなる。
先月の数値を集計して確定させ、役員会の資料に繋げるまでが月初のルーチンワーク。数字が気になって気になって落ち着かず、度々聞きにくる〇長にウツしちゃえばいいんだ。
週末なので新規開拓する気にならず店に電話した。
「〇〇だけど7時から1名入れるかい?」
「7時ですか・・・」
「難しいかな」
「う~ん・・・・1名様ですよねぇ・・・少々お待ちください」
コイツ新人だな。
差配師のMさんかマスターの息子さんならすぐ通じるのにさ。
何とか大丈夫みたい。だが、「お名前をもう一度お願いします」と来たもんだよ。
「群馬泉の〇〇だよ」
これで伝わったようである。
私は店で常連ぶった態度は決してしないが、「要注意客の顔と名前は覚えなさい」とは常日頃思うよ。
受話器の向こうで先輩が、「いつも群馬泉を燗で呑まれるめんどくさいお客だよ」とでも説明したに違いない。
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私はカウンターの左端から2席めにいる。
おススメメニューをジロジロ見ていたら厨房から声がとんできた。
「〇〇さぁん(私のこと)、ナメロウでもイケますよ~」
私はナメロウを必ずオーダーすると決めてかかられてるな。
挑発に乗ってオーダーしましたよ。
(先日、とうとう伊豆八幡野高原さらの木でもなめろうが出されました。)
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刺身が小さいぞ。もうちょっと大きく切れないのかな。
厨房は底上げされた若手がいた。リーダーは5号店の準備に廻ってるのかも知れない。
メヒカリ1.jpg
メヒカリ2.jpg
これはメヒカリの一夜干しを焼いたもの。
メヒカリはその名の通り目が光るそうです。発光器を持つのではなくて、漁船のライトを跳ね返すとか。
メヒカリを「目が光るんですかね?」と言い切った高崎浜潮(閉店)のねーさんは、店がクローズして何処へ行かれたのだろう。昼間は某社のフロアで働いて夜は接客業。ダブルワークは家計が逼迫している証。ものいりでタイヘンそうだったが。
この店で働けばいいのにと思いながら、メヒカリをもう1枚オーダーしてしまった。
メヒカリ4.jpg
メヒカリ3.jpg
厨房で包丁を握ってるのが若手になるとサイドオーダーが薄くなるのだが。珍しいものがあるぞ。
ホタルイカのペーストだって?
向こうに新物が.jpg
ホタルイカペースト.jpg
クラッカーが欲しいな。
私はホタルイカをあまり好まない。黒い目の固い食感が苦手で。

キンキンに冷えた冷やしキュウリ。
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冷やしキュウリ2.jpg
今日の串焼きはこれだけであった。
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25周年でヘンな盛り上がり方をしている私だが、隣に新婚1年の若夫婦がいた。
「1年おめでとう」(マスター)の後、マスターは月見ツクネ&卵の黄身、プラス、ご飯をちょこっと添えてあげてた。「新婚だから黄身(君)だけに・・・」なんて駄洒落を飛ばして盛り上がってたな。
そのご妻女が私のぶっかけを覗き込んで、
「それは何をなさってるんですか?」
見ての通りだが・・・。
「これをやるとクセになって。〆に焼きお握りとか注文しなくなったですよ」
「今度やってみます・・・」
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まだ1年か。私らにもそういう時代があった筈。。。
テイクアウトはジャン妻に喰わせました。冷めていたけど、冒頭の焼鳥丼より遥かに美味しかった。
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風邪でも飲みに行く [居酒屋]

5月末にひいた風邪が長引いた。
誰にウツされたのか。広い本社フロアに最初に菌を持ち込んだヤツは誰だ?
症状は発熱&喉が痛い&後半から咳が止まらない。
さる(日)に発熱して、(月)にかかりつけのエロ女医へ行ったら38.6度。
でも休めなかったのだ。(月)(火)(水)(木)と重要なアポが入っていたので。
周囲は休ませようとしたが、私は頑として踏ん張り休まなかった。風邪ひいたのはこっちの不注意、管理不行き届き。自分の財布の中身は自分のものだけど、時間と約束は相手あってのものなのでおろそかにできない、という考えなのだ。
こっちが約束を厳守すれば、相手が約束を履行しなかった時に強く言えるからね。
でも風邪で休まなかったのは人生で初ですよ。私は熱に弱いので、38度近くなると大抵は休んじゃうんですがね。
熱が下がったので駿州出張で面接のアポも入ってたのだが、面接しながら最後の方は声が出なくなったからね。
夜は咳でゴホゴホしながら当然のように静岡の著名居酒屋へ繰り出したし。
私は自分の風邪を誰かにウツしてやろうと企んだ。そしたらジャン妻にウツってしまったのである。一部の女性社員が、「仲野いいご夫婦ですねぇ」とからかわれたが鼻で笑って黙殺。
でもウツした私自身の風邪がなかなか治らない。
「ウツしても治らないんですねぇ」と言ったらかかりつけのエロ女医は呆れた。「人にウツしたって治るもんじゃないわよっ」
ジャン妻にウツして一旦は楽になったがまたウツし返されて?治りかけていた私の風邪も再度ぶり返すという悪循環である。
誘う灯.jpg
私の風邪がウツって咳き込むジャン妻は家で家事できる状態じゃない。
「熱燗飲めば楽になるかも」(ジャン妻)
「身体が温まるから??」
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この店の手作りおとおしはいつも時間がかかるので、先にビールで薬を飲んでしまった。
「ゴホゴホッ・・・何やってんの?」
「錠剤のおとおし」
「ビールで薬飲むってよくないのよ。ゴホッ・・・」
そう言うジャン妻も、ビールで私と同じ薬を流し込んでいる。
まずはビールで.jpg
錠剤がおとおし?.jpg
おとおし美味っ.jpg
「料理は何にする?」
「ゴホゴホッ・・・大根おろし」
いきなりツマンないものを。でも喉と咳にいいらしい。
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「ゴホッ、ナガモぶっかけ豆腐」(ジャン妻)
ナガモ?
長藻ですよ。粘りっ気のある海藻です。
「喉にいいかも。ゴホッ」
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「ゲホゲホッ・・・ネバネバして喉にいいよ」
ナガモ、長藻には食物繊維のアルギン酸や、フコダインという抗菌作用のある物質他が含まれている。このフコダインが去痰剤っぽい名前でいいじゃないか。(ムコダイン、カルボシステイン)

タマネギベーコントロトロ煮込み。
「これも喉にいいぜ。よそってあげるよ」
「アリガト・・・ゴホッ」
咳をしながらも今日1日の憤懣をブツクサ語り出したもんだから咳が止まりゃぁしない。
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定番2.jpg
何だかヘルシーだな。肉も喰わなきゃ。
新潟もち豚の炙り焼き。燻製の香りもするスグレもの。
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〆に蕪味噌。
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「そういえば〇長のヤツ咳き込んでたな。ウツったかな」
「・・・ゴホッ・・・」
ジャン妻はしかめっ面をした。
〇長がジャン妻と立ち話していて、会話の途中でジャン妻が咳き込んだの。
〇長は私に背を向けている。咳き込むジャン妻は私の方を向いている。私はジャン妻に視線を送り、身振り手振りを交えて、「〇長にウツしちゃえ」ってサインを送ったのだ。
ジャン妻の視線が私の方の逸れたのに気付いた〇長は私を振り返った。そういうのはスルドイのです。
「今、何て?」(〇長)
「〇長にウツしちゃえって言いました」
「ええっ!!」(〇長)
「悪い冗談ですよっ」
それから2時間後、〇長の個室から咳込む音が聞こえてきたのだ。からかい半分に覗きに行った。
「もしかしてホントにウツしましたか?」
〇長は、「う~ん。もしかしてそうかも・・・」
仕方が無いので、「申し訳ございません」とアタマ下げたが、内心じゃ悪いと思ってませんから。風邪なんてのはウツるんだからね。

「ゴホゴホッ・・・」
「・・・」
咳き込むジャン妻.jpg
「撮るなっ・・・ゴホッ」
撮るんじゃないっ.jpg

店を後にする.jpg
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5号店の正体 [居酒屋]

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店の前に自転車が。
高崎かいここは?
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生とまきもの.jpg
まきもの.jpg
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錫のチロリにとうとうガタが来たらしく、蓋が外れてしまった。
蓋と本体を繋ぐ部分、チョウツガイがイカれたらしい。
「チロチの蓋、無くてもいいですか?」
「いいよ」
「アブないので」
無くても別に不便は感じない。蓋があるとその分だけ重いし、いきなり開いて勢い余ってガバッと注がれ、下手したら零れたりするから。蓋無しでゆっくりゆっくり注いだ。
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レバペ.jpg
レバペとチロリ.jpg
美しくない剥き方ですが。空豆は熱いのです。
好きなんだけど、皮を剥くのが苦手で。
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手が空いたマスターとの会話。
「そういえば、5号店がOPENするそうで・・・」
「うん」
「いつです?」
「6月の末か・・・7月になってからか・・・」
6月はもう間に合わなくね?
テナントを借りて工事するんだから内装、塗装、看板、電気&照明、水回り、いろんな業者さんが出入りする訳ですよ。上に住民が住んでたら突貫工事で仕上げる訳にいかないし。
4号店はOPEN早々に換気ダクトが故障したし。
異動する以外にスタッフも雇用しなくてはならない。結局、店舗を増やすということは、スタッフ全体の質が一旦は下がるだよね。
今日だって厨房のリーダーが見えない。5号店に異動するにあたって何処かで修行しているのだろうか。その代わり、若手が抜擢されてるが、刺身でも何でもどうもスケールが小さい感がするのだ。
「で、場所は何処です?」
「ここへ来るまでのコンビニの角を曲がったら、そこに3軒ほど店があって・・・」
そこの真ん中だという。
「そこではどんなのを出すんですか?焼き鳥」
「いや、もう上大岡で焼き鳥をメインにしても」
飽和状態ということだろうか。
「もちろん焼きも出すんだけど、串揚げが中心の立飲み屋にするの」
「立飲みですか・・・」
「前はこの店も(移転前)立飲みだったんだよね」
私はこのトシになるまで立飲みに行かなかった。高崎の日本酒BAR克や、〇郎さん復活の酒場で初めて立って飲んだものです。
揚げ物がメインとはな。
「でも前は鶏の唐揚げやりたくないって仰ってたじゃないですか?」
「笑、そうなんだけど、やはり他の店との差別化をしないとね」
確かに本店の近くの小さい立飲み屋で、同じ焼き物を出したところで客は選ばないんじゃないかな。
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ぶっかけ1.jpg
「で、お店の名前は?」
「それがさ・・・」
マスターはよくぞ聞いてくれたと言わんばかりの満面の笑み、というか、真田昌幸のようにニンマリしながら、
「〇佳」
「えっ??〇佳っ?」
「笑」
「揚げ物がメインだから〇佳?」
「そう」
「それじゃぁそのまんまじゃないですか?」
「笑」
敢えて伏せますがもうおわかりでしょう。揚げ物だから〇佳なんです。何のヒネリもなかった。
推定場所.jpg
これが5号店の推定場所です。
「椅子が無きゃ行かないよアタシは」(ジャン妻)
「私は一度は行くよ」
「椅子を置くように言っといて」
「・・・」
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再会~断念~上大岡 [居酒屋]

JR鶴見駅西口から京急鶴見駅へ渡ろうとロータリーを歩いていたら、若い女性が2人、歩道の地べたに座り込んで何やらゴソゴソしている。
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デカい楽器?コントラバスが転がってるぞ。
どうも何処かで見たような気がしたので、彼女たちのネーミングを示すものをジロジロ見てたら、Valloteとあった。
「もしかして・・・」
地べたに這いつくばってた2人は怪訝そうに私を見上げた。
「バロテか?」
「あ、ハイ」
「自分、2年前に上大岡の焼鳥屋でカウンターの末席にいましたよ」
「ええっ!!」
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-11-27
4号店の2階で焼き鳥を喰いながらクラシック音楽を聴いたあの夜。
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悪くはなかった。だが敢えて厳しく言わせてもらうとあれはクラシックの演奏会ではなかったな。演奏の時間よりTALKの方が長く、2人のTALK、次回LiveのPR、クイズ形式のゲーム、彼女たちと取り巻きだけで盛り上がってたのでこっちは逆に覚めちゃったのだ。
純粋な焼き鳥屋の客は私らを含めて4人いたかどうかだった。結婚式の2次回みたいなノリで主催側が楽しんでるだけだったよ。
それでも私も悪乗りして、「2人で喧嘩とかしないのか?」なんて無粋な質問をしたな。
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演奏レベルはよくわからない。BACKに流れるリズム、バッキングピアノの音が大きく、バイオリンもコントラバスも彼女たちだけのソロではなく、ストリングスアレンジにしか聞こえなかったのである。
あの時私の中での結論は、現状の、「彼女たちが自分たちで楽しんでるスタイル」ではこれからも今以上にはmならないだろうなという厳しいものである。
クラシック演奏家は上限が果てしないので、日本国内だけでなく海外も含めて誰かに師事して研鑚を積まないと。
厳しく書いたが私はその場で買った彼女たちのCDを今でも3枚持っています。でもやはりボーカルが無いとな。。。
「鳥火(4号店)ですよね。今でも行かれてるのですか?」
「今は行ってない。本店だけ。それじゃぁ・・・」手を挙げてその場を離れた。

京急鶴見駅で空港急行(青い電車は白い線)に乗車して日ノ出町駅で下車。泡泡通りをウロついて目指すBARを探したのだがなかなか見つからず。
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あった~と勇んで店に駆け寄ったら、早い時間帯に満席であった。
小窓を開いたSAIMON氏(店のオーナー)に「ご予約のお客様で満席でして・・・」やんわりと断られる始末。
どうも目が私を警戒している。アブない客筋と疑ったに違いない。
サイモン2.jpg
サイモン3.jpg
リベンジを誓ってその場を離れた。それにしてもホンに誤解を招きかねない立地条件である。
野毛の界隈をすり抜けるように脱出した。途中幾つか有名な店が散見される。

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何故か上大岡へ。
「空いてないよね?」
「大丈夫です奇跡的に空いてます」
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行こうと狙った野毛のBARが満席だったので、レバーペースト&クラッカー、白ワインまでオーダーしてしまった。
牛サガリに合ったりする。
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4号店はまだ営っていた。
言っちゃぁ悪いがアマチュアで、ホントのプロに脱却するには店長を変えるしかないと思ってる。
さっき鶴見駅前の地べたに這いつくばって演奏準備中の子たちはアマチュアではないが、その筋に詳しい人が聞いたら一目瞭然でセミプロの域。あ、また厳しく言ってしまった。後でこの2人のHPを見たら残念ながらこの日の鶴見は途中で演奏STOPがかかったらしいのだ。
http://ameblo.jp/vallote/page-2.html
事前に演奏する旨の申請とかしないのかな。でもそれって何処に届け出るんだろう。いつもゲリラLIVEなのだろうか。だったら若者の芸術表現に寛大な高崎駅で奏ったらいいかも。
さて、この店の5号店の正体がようやくわかって来たのである。(続く。。。)
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花倉城 [隠れ郷土史]

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駿府、今川氏館の一室で密謀を凝らしているアヤしい3人。
寿桂尼(演、藤村志保さん)
太原崇孚雪斎(演、伊武雅刀さん)
梅岳承芳(演、谷原章介さん)
いずれも剃髪している。アヤしい限りである。
この時の彼らは、生き残りを賭けた瀬戸際から、やや自派の存続に有利に傾いていたので、何処か余裕がある風に見えなくもない。

24歳で急死した今川家当主、氏輝の後継者争いである。
この氏輝と同日に実弟の彦五郎という者も死んでいる。謀殺の匂いがプンプンするが、寿桂尼は憤りを胸に抑えてまずは家中を鎮め、纏めようとする。
梅岳承芳.jpg
今川氏輝には2人の弟がいて僧籍に入っていた。
上を玄広恵探(げんこうえたん)、下がこの場にいる梅岳承芳(ばいがくしょうほう)・・・。
2人とも還俗させられて俗世に引き戻される。これで家中が割れるのだが、後者の方が後継者の椅子に近い。
上の玄広恵探は氏親の側室、福島氏の子で、梅岳承芳は正室、寿桂尼の子だからである。これに承芳の補佐役(軍学他の師)だった太原崇孚雪斎も加わり、冒頭のアヤしい3人の密議になる。
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寿桂尼は氏輝の後見人でもあったので既に政務に携わっていたので家臣への影響力も小さくない。これに太原崇孚雪斎が重臣どもの各方面を廻って承芳側につくよう説得した。
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重臣どもの多くは承芳側につき、玄広恵探は孤立した。唯一の味方は母方の福島(くしま)氏だけ??
福島一派は花倉城(藤枝市)と方ノ上城(焼津市)に籠城して承芳側と抗戦しようとする。
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梅岳承芳に対抗する玄広恵探(演、井川哲也さん)
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福島(クシマ)越前守(演、テリー伊藤さん)
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だが素人の私から見ても、玄広恵探と福島側の何処に勝算があったのかと言いたくなる。
兵数が少なく、味方に付く国人衆も僅かで、立て籠もった花倉城は籠城したが最後、他国から援軍が届く場所ではない。
不利な戦況を唯一打開できるとしたら甲斐の武田が富士川沿いに南下するぐらい。このポイントで、2007年の大河でこの乱が取り上げられた。駿河出身の主人公の謎の前半生について、想像、脚色、膨らませて描かれた。
方ノ上城は省略されたが花倉城攻防戦は夜間ロケでしっかり描かれている。
花倉城攻め1.jpg
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武田信虎が、内応してきた福島方を見捨てたことでこの乱は終息する。援兵が来ず、花倉城は炎上、陥落した。
花倉城を攻めた岡部親綱もチョイ役程度だが登場している。岡部という地は花倉城と同じ藤枝市にあるので、福島氏を放逐した暁には幾何かの恩賞を貰ったに違いない。
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花倉城はこれ以降、全く登場しない。この乱でのみ登場する。
玄広恵探は自害。梅岳承芳は駿河国主となって義元へ改名する。

花倉城へ行くには第二東名藤枝岡部IC、藤枝バイパスの薮田ICで下りて、ナビに葉梨小学校を検索。小学校の北を廻って、橋を渡ると案内板がある。
案内版1.jpg
案内版2.jpg
平野部はまだ道幅が広いが、どんどん道が狭まってくる。
登城口1.jpg
登城口2.jpg
登城口から先はみかん畑や茶畑で、その間の極細い坂道をすり抜けながら延々登るしかない。急坂とS字カーヴの連続です。
対向車とのすれ違いはまず無理。ただ、すれ違う可能性は少ない。
登城口3.jpg
褪せて判読し難い解説板。この脇に3台ほど停められます。
説明板1.jpg
説明板2.jpg
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いきなり現れる一騎駆けの土橋。
一騎駆けの土橋.jpg
城域を分断する幾つかの堀。城域は傾斜はあるが、本郭も含めてはそれほど広くない。
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本丸2.jpg
本丸3.jpg
本丸4.jpg
二の丸.jpg
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城域はそれほどの規模はない。反乱を起こして立て籠もるには小さく、1000人も立て籠もれない。
現在は城域に至るまでと、麓からの往路復路が難攻不落といっていい。運転初心者や一般乗用車では厳しいと思います。
下城した際、道を間違え、急な下りS字カーヴにさしかかり、ギアをロウのまま、フット&サイドのダブルブレーキングを駆使、道に倒れている竹をバリバリ踏み砕き、背筋に冷や汗を流しながら下山した。
行かれるなら自己責任でお願いします。
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紀尾井 [居酒屋]

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決して廃屋ではない.jpg
決して廃屋ではない。
「これでも以前よりは不要なものを撤去して片付けたんですよ~」と得意気に言われましたが。まぁ以前よりは片付いたね。でもまだまだ要らないものはあると思うけどね。
知る人ぞ知る?いや、知ってる人しか知らない?名店紀尾井である。
赤いボード.jpg
赤いボードがあるぞ。
「年寄りがひとりでやっている小さな店です。メニューがいつもあるとは限りません。でも!メニュー以外にも、パスタも刺身もあるんです」
このフォントは店主の筆ではないな。
おそらく常連さんが寄進して描かれたのだと思うが。
誰もいない.jpg
「あれぇ?今日はどうしたんですかぁ」
「出張ですよ。声があまり出ないの」
咳で声が出ない。
駿州&遠州出張はどちらも新規採用の面接だったのだが、最後の方は声が出なくなった。
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来る度に思うのだが、TVの画像がイカれてきたなと。
駅伝の最終ゴールインテープみたいに太くなってきたぞ。
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まだ温かいスパニッシュオムレツ。
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ローストビーフ。
ローストビーフ1.jpg
ローストビーフ2.jpg
ローストビーフ3.jpg
マグロ刺身をオーダーしようとしたら、「止めた方がいいです」
「マグロって、何処かにいい部分が必ずあるのですが・・・」
ではマグロは止めて、鮭の焼浸し。
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ナメロウ。
ナメロウ.jpg
〆の何とかサンド。もうちょっと食べてもよかったんだが、咳が止まらないので、敢えてここでオーダーストップしといた。
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〆2.jpg
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2016年4月27日、紀尾井さんの看板娘、うさが永眠された。
振り向けばそこにもう君はいない。。。
だから店主、いまひとつ元気がないのかな。
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孤独な店主.jpg
ある時はイタリアン。
ある時は中華。
そして滅多にないけど正統派の居酒屋料理。
素材さえあれば要望に答えられる店主の料理レパートリーの多彩さ。
紀尾井は25周年だそうです。私らと一緒か。
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店を出る前、「今、ランチってやってるの?」と聞いたら、「やってますよぉ」と力強いお返事だった。明日は遠州でちょいと公用があって、昼にまた来ようと目論んだ次第。
くるまで来たことなんてないので、パーキングリサーチを兼ねてナビに「紀尾井」と入れて検索してみたら、何とヒットしたものである。
ナビ1.jpg
ナビ2.jpg
ナビに表示される辺り、さすが静岡市葵区が誇る?有名店!!
ところが!!
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あれ?閉まってる?
支度中の札が。
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店主は中で爆睡してるのかと思い、「紀尾井さ~ん」と呼んでみたり、電話したりしたのだが。
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残念だな.jpg
お留守らしい。
しゃーないな。
時間は13時前になろうとしている。このまま高速に乗って帰京するので、ランチ難民にならない為にはこの界隈で済ませようと。
が、失敗した。店の名前は伏せますが、某街角中華に立ち寄ったらこんなコゲコゲ、油ベトベト餃子が供されたのである。
焦げ餃子.jpg
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何とか喰い終えた皿を見たらモノ凄い油とコゲカスである。
なまじっかデカいサイズだけに喰うのがタイヘンだった。口の中、口の周囲がアブラまみれになった。これは客に出すモノかね。
餃子を焼く機が炎に包まれてたからね。油を入れ過ぎたんじゃないだろうか。
客層を見たら敬老会の延長のようでしたよ。若い客はひとりもいなかった。う~ん、ハズしたな。駅方面まで戻ればよかった。
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Half And Half [グルメ]

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第二東名を快走中。
公用で孤独なドライブです。誰にもジャマされず、刻限までに着いて自分の公用を済ませればいいのです。
ただ遠いね静岡は。現地のリーダーが「ウチのエリアが各現場が遠いんです」とボヤいてたのを思い出した。静岡県は東西に広く長くラウンドできないと言うのです。
そんなん言い訳されても困る。それが理由で対応がおろそかになり、幾つかの現場から現地リーダーの頭越しに私宛に相談が来るようになったじゃないか。(上州と一緒じゃないか。)
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風邪が治り切っていないので、エアコンで時折咳き込んだりする。
退屈極まりない第二東名を快走中に立ち寄った駿河湾沼津PAでしばしブレイク。
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PAから駿河湾1.jpg
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駿河湾が見える。
あの青い海の底には、香ばしい桜海老がたくさんいるんだろうな。
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小腹が空いたので、チェーンカフェで軽食。
海を見ながら。手が届きそうで届かない青い海を見ながら。
似合わねぇな自分でも。
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駿河湾を眺めながら.jpg

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公用をひとつ済ませて昼過ぎに富士宮市を通りかかった。
富士浅間神社でお参りして小腹が空いたので(トースト1枚だけで足りるわけない)、せっかく来たのだから焼きそばでも喰ってやろうかと。
浅間神社前の観光バス駐車場の向かいにバルが並んだお宮横町というのがあって、そこは屋台というか、幾つかのバルに囲まれている。地元名産品と併せて焼きそばだらけで屋外フードコートのようになっていた。各バルでオーダーしたら中央広場のテーブル席に座っていただくスタイル。
今日はいい天気だが、雨降ったらどーすんだろ。
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屋台、バル同士のサバイバル模様である。
富士宮焼きそばって店別に違いがあるらしいが初心者の私にはわからないので、店の雰囲気、清潔さ、客引きの好感度でチョイスするしかない。
ある屋台に惹かれた。そこのねーさん、客の引き方が上手いのだ。
「富士宮ぁ名物ぅ富士宮焼きそばぁ、ソーズ&塩味でハーフ&ハーフもできますよぉ。ワンコイン500円・・・」てな塩梅である。
目と目が合ってしまった。
「ハーフ&ハーフ」
「では出来上がりましたらお席までお持ちしますぅ。お水はそこに沸いている富士の清水をお飲みくださぁい」
フードコートの中央に井戸があって、そこから清水が湧きだしてた。それを神水よろしく柄杓で救って紙コップに移す。
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ねーさんが焼きあがったハーフ&ハーフを持ってきた。
計ってみたわけではないが、10Cm×10Cmくらいに盛られた焼きそばが2つ並んでいた。横20Cm×幅10Cm程度である。パッと見て、「これだけかよ。足りねぇな」と思ったよ。
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「お待ちそうさまでしたぁ。先に塩味の方を召し上がってからソース味を召し上がるのがおススメですぅ」
ああそう、それが定法なんだね。その通りにして正解だった。あっさりした塩味の後でコッテリしたソース味に移行した。
ソース味はやや酸味が出てますな。
ハーフ&ハーフ2.jpg
ハーフ&ハーフ3.jpg
やはり足りねぇな。でも2杯喰おうという気にはならなかった。富士宮焼きそばはモッチリした食感を通り越してコシが強過ぎなのです。
私はラーメンは中細麺までは固麺嗜好だが、焼きそばはやわらかめ嗜好らしい。具が少ない方が好みなので。どうもイマイチ合わなかった。
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さっきのねーさんは次の客のGETに勤しんでいる。
「いらっしゃいませぇいらっしゃいませぇ。富士宮ぁ名物ぅ富士宮焼きそばぁ、ソーズ&塩味のハーフ&ハーフで如何でぇすかぁ」
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Night of Silver Anniversary [居酒屋]

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群馬八幡の酒場と、東京某所の酒場が5周年で盛り上がったが、
「飲食店で5年なんてまだまだひよっこなんですよ~」
「へぇ、そうなんだ。俺らなんか25年だけど」
「えっ!!」
黙らせてやった。
「25年ですか?」
「5倍だぜ。すぐ到達するさ」
齢を重ね歳月を経過したから私は余裕でそう言える。では25周年だからって何をすればいい?花でも贈るか。
夫婦間で贈り物するか。
普段行かないようなレストランで特別なディナー。
通常路線から離れた高級宿でマッタリするか。
イベントだから日常からの脱却なのはわかるが、何もそこまでしなくても日常でいいじゃないか。
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この店に25年ものワインがあるわけねーけど。
乾杯の発声は、「25年ありがとうございました。これからもよろしくお願致します」というもの。次の瞬間、ジャン妻は私にこう言い放ったものである。
「レバ3本頼んでいい??」
「いいけど・・・何で3本なのさ?」
「アタシが2本食べるの」
2本にして、私が譲りました。
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「この店のレバを食べると、他の店では食べられなくなるわ」(ジャン妻)
「他の店とは?よ~く焼いたレバ?」
「そう」
「生肉(この店)と冷凍肉との違いなんだろうね」
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「うずらも!!」
「塩?タレ?」
「塩でしょ」
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「ナメロウ美味しい!!」
「だろ」
「うん・・・うん・・・これは美味しい・・・モグモグモグ・・・しょっぱからず、いい塩加減ダワ」
「厨房に伝えておきますよ」(スタッフ)
ついにもう1皿、アンコールするハメになった。店内にトントントントンたたく音が響く。
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「何これ?」
「鴨ロース?」
「アタシはいいや」
「そう言わずひと切れ喰ってみな」
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「!!!」
美味しいって。一度炙って煮汁に浸したネギも。
「あれば必ず頼むよ」
「そんなに普段ひとりで来てるのっ??」
「・・・」
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「煮込み!!」
「今日、赤いのは??」(店の軍師、Mさん)
「ええっと・・・私は要らないけど・・・」
「アタシは要るわよ!!」
「・・・」
「アタシは好きなのよ。アナタだけ外して食べればいいじゃん」
「では別皿に・・・大盛りで・・・」(店の軍師、Mさん)
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「まさかご飯貰ってこれをかけるんじゃないでしょうね?」
「しようと思ったんだけど」
「ダメよ。この後BARへ行くんだから」
「あ、そーだったな」
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何で25年だと銀なのか。
日本では明治27年(1984年)に、明治天皇と昭憲皇太后が大根・・・じゃなかった・・・大婚二十五年式典を挙げたことで、銀婚式が広まったといふ。
祝典に招かれて参内した人たちへ祝典之章(メダルのようなもの)が賜れ、金と銀の二種類だった。金は33個、銀は1300個も。配られた金と銀をどういう基準で配ったかはわからない。
マスターに、「私ら25年なのよ今週・・・」
「えぇ~っ、それはそれはおめでとう。25年の秘訣って何?」
「お互いを尊重して足を引っ張らないことですよ」
マスターはニンマリ頷いた。
若いのに25年って言っても、「そんなに(彼女と)付き合ったことないっスよ」
「もうすぐ家のローン終わるって言ってなかったっけ?」(マスター)
「来年の秋。そしたら引退」
ジャン妻が私の横腹を肘でド突いた。
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「亀の橋っていうんだ」
「そう。海抜が高くないこの辺りは4mくらいじゃなかったかな」
右手に流れる淀んだ運河の水面=横浜港の海面と思っていいかも知れない。
その河岸の階段を下ったところにある、「河より低いBAR」。。。
(ASLIのマスター曰く、いいですねあのBAR、河より低い・・・でしたっけ?)
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「へぇっ!!25年ですか!!」
言う度に驚かれる?驚いたフリをされるが。
「凄いですねぇ」
それほどのことか?
カウンター正面1.jpg
カウンター正面2.jpg
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「何か作ります?(既に)どっか行かれてますよね」
野菜の多いのがいいと。
メニューのボードに野菜のストーブ蒸しとある。
ストーブ?石油ストーブ?この春先に?と訝しみながらも聞いたら恥ずかしいのもあってスルーしてたのだが。後で調べたらストーブではなくストウブ(STAUB)だそうですね。
無水調理の小さい鋳物の鍋だって。普通の鍋より保温や熱伝導がよく、蒸して気化した旨味が逃げずに鍋蓋から落ちて蒸した食材に降り注ぐらしんだな。
「ストーブじゃなくてストウブ。伸ばさないのよ」
「Sさんが書いたボードにストーブってなってたからさ」
「アナタまさか誰かにそれ質問して恥かいたんじゃないでしょうねぇ」
「誰にも聞いてないけど・・・」
何で暖かくなったのにストーブなのかって本気で思ってた。またひとつ学習してしまったゼ。聞かなきゃ一生の・・・って言うしね。で、供されたストーブならぬストウブ蒸とは。。。
ストーブ蒸し1.jpg
ストーブ蒸し2.jpg
ベーコン!!
ストーブ蒸し3.jpg
ソーセージ!!
ストーブ蒸し4.jpg
ニンジン!!
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底から葉野菜!!
ストーブ蒸し6.jpg
根野菜と葉野菜が混在していた。
「どっかの部屋の親方が弟子に、土の中の野菜(根菜類)と、土の上の野菜(葉もの)を一緒に食べないとって」
「・・・」
この時点で私はSTAUB鍋の意味を知らないで言っている。家にある普通の土鍋でできないかなって思ったモン。

「チーズでも如何っスか?」
「軽くね」
「リッツ入ります?」
ジャン妻は制止しようとしたが、「要る要る要る要る」って押し切った。そしたら。。。
盛り合わせ.jpg
何処が軽いのか。板盛で供されました。
殆どオードブル盛り合わせ状態である。
もちろん完食しましたよ。
完食1.jpg完食2.jpg
店員さんがSさんひとりだからな。ドリンク専門でもう1人いればこの店で食事~飲み、1店完結でイケるんだけど。
店構え1.jpg
お化け?.jpg
25年の夜も特別なことはなく、普段の日常圏で過ごしましたとさ。
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5周年おめでとう・・・っていつの話だ?東京編 [居酒屋]

5月前半のストックですが。
5周年の店.jpg
GW含めて前後に11連休も取った居酒屋にイヤミを言いに訪れた。
「GWどっか行かれましたか?」
接客TALKのつもりだろうけど、導火線に点火するようなことを言う。
「行く訳ねぇだろ」
「仕事よ仕事っ!!」
いつも私の暴走を止める係のジャン妻も、GWの旗日に3日出勤したので口撃する側に廻った。そしたら店側はこっちの火に油を注ぐようなことを言う。
「お仕事って2日(月)と6日(金)だけですよね?」
「それが普通よ!!」
「・・・」
「せめて(月)と(金)ぐらい開けなさいよ。何処も閉まっててランチが不便だったわ」
「コイツ(ジャン妻)は3日、この私ですら2日出たんだぜ」
「そ・・・そ・・・そんなにお忙しいんスか?」
「月初は何処も忙しいのよ」
10日も売上が無かったクセに、明けて間もなく給料日だったんだって。
「ちゃんと支払ったか?」
「大丈夫ですよぉ」
「ホントかな。(給料)出た?遅配しなかった?」
「出ました。出てよかったです」(スタッフ)
「現ナマ支給?」
「ウチはこれでも振り込みなんです」
「現物支給とか。余った惣菜で」
「・・・」
お品書き1.jpg
最初の膳1.jpg
さつま揚げ。
さつま揚げ.jpg
牛バラ肉とインゲンのオイスターソース炒め。
「これ、〇〇さん絶対にオーダーすると思ったぁ」(ママ)
ママはこっちの火を消すのに接遇TALK全開である。
牛バラインゲンオイスター.jpg
カニ真薯の蓮根挟み揚げ。
この店の揚げ物はコロッケ以外はイマイチ油のキレが悪い。
蓮根挟み揚げ1.jpg
さっと茹で韮ポン酢の冷奴。
「これ、家でもできない?」
「できると思うけど。アナタ、韮食べないじゃん」

韮ポン酢冷奴1.jpg
国産タケノコの山椒味噌焼。
筍山椒味噌焼.jpg
桜海老と春キャベツのトマトピザ。
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これはイマイチだった。桜海老の香ばしさはピザに合わないよ。春キャベツもピザ生地がズルズル滑ってズリ落ちちゃうし。
正直言ってこの日は牛バラインゲンオイスター以外はイマイチだったのだ。10連休も取ったからカンが鈍ってるんだろうな。
会計の前に、
「〇〇日、20:30くらいから2名、席頼むワ」
「その日は。。。」
「5周年記念日だろ」
ママは目を見開いた。
「ご存じだったんですか?」(ママ)
「そうだったよな。ええっと・・・」と言いながら私はⅰ―Phoneのカレンダーを検索した。
「(ウチのOPEN記念日を)ⅰ―Phoneに入れてくれてたの?」
「今の時代はⅰ―Phoneで予定管理するんだよ。ええっと・・・あったあった、この日だな」
「ホントだ。ウチの記念日ってなってる・・・」(ママ)
「20:30くらいでいいから2席・・・何を泣いてるんだ??」
「だ、だって・・・ウチのOPEN記念日を覚えてて・・・」
泣くほどのことかよ。
前に聞いてたじゃんか。で、5周年当日の夜。20:30に行ったら空いていた。最初の客が1回転した後らしい。店の外も店内もガラにもなく花だらけである。
私らは花なんか持っていかない。そんなのウチの事務所に置いとけないしな。
5周年の花.jpg
お品書き2.jpg
最初の膳2.jpg
おとおしは珍しく本マグロ。
「今日はホンマグロよ」なんて自慢気に言ってましたね。この店は創作料理が際立ってるせいかあまりはマグロは出ないそうです。マグロはブロックで仕入れるからイロが変わっちゃうので。
珍しく本鮪.jpg
生ハムと蕪の夏サラダ。ポテサラがパクチーだったのですよ。香が苦手で。
生ハムの塩加減がビールに合う。でも。。。
生ハムと蕪の夏サラダ.jpg
夏サラダのゴーヤ.jpg
何故か苦手なゴーヤが出てきたぞ。
私がゴーヤをじゃまくさそうに除けてるのをしっかり見られてしまった。
「ゴーヤお嫌いでしたっけ?」
「嫌いだよ」
「どーして?身体にいいのに」
ウチの母親みたいなことを言うなよ。
「苦いからだよ」
ここでジャン実家の家庭菜園(メインはゴーヤ)の話になったのだが。

チーズ入り牛筋コロッケ。チーズはゴルゴンゾーラの方がいいな。
牛筋コロッケ.jpg
大判栃尾揚げのツナマヨ焼き。
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中央にあるのが蕪と鶏つくねのふろふきクリーム柚子味噌がけ。周囲に喰いかけの皿が囲んでる。空いてるせいかいつになく速かったのである。
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ズワイガニともろこし真薯の揚げ浸し。真薯=練り物、それに出汁汁、この店は天ぷらなんかよりもこういうものの方が美味くなってきたな。
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もろこし真薯揚げ浸し2.jpg
ただ、皿が大き過ぎら。
たかがダンゴ4個に、このデカい皿はないだろう。
これでいいんだよ。
もろこし真薯揚げ浸し3.jpg
加賀太キュウリと水茄子の浅漬け。
加賀キュウウリと水茄子.jpg
「これはどっかの出来あいだろ?」
「店で浸けてるのよ」
「そうなのか?」
〆に何故かカツオとアジ。
カツオ&アジ.jpg
カウンター上にも花.jpg
お祝いの贈呈とはいえ花が多過ぎやしないか。
「ねぇねぇこのたくさんのお花見て見て。アタシが女優だとしたら今日はこの店の上演こけら落とし??」(ママ)
何を言ってやがる。
私は悪態を放った。危うく葬式みたいだって言いそうになったのを我慢して、
「千秋楽じゃないのか。花だらけでまるで閉店するみたいだ」
店は5年でも、群馬八幡の酒場が言ってたが、
「飲食店で5年なんて、まだまだひよっこです」
「えっ!!GW前後にそんなに休むんですかそのお店?」
私らは25年だよ。
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風邪でもプロミス [人間ドラマ]

5月の後半に風邪をひいてしまったのです。
初日月曜から高熱が出て喉咳鼻水が止まらず、しまいに両目に腫れものが出来る始末。
「珍しいわね目が腫れるなんて」(ジャン妻)
「疲れてるんだよ」
「・・・」
「仕事のし過ぎだな」
「普段、目が腫れるほど仕事してないからじゃない?」
39度は出なかったが36.8度まで行った。でも休まなかった。(月)(火)(水)(木)(金)、毎日のように大事で落とせないアポが入ってたのだ。面接やら、いずれ仲間になる他社への初めての単独訪問やら、現場のスタッフを日にち時間指定で呼び出して私の業務を嫌々代行させたり、関東圏内の日帰り出張で担当官とアポを取ってたり。
最近入ったウチの若い者が、お追従のようにわざとらしい心配顔でスリ寄ってきた。
「風邪、大丈夫なんスか?」
「大丈夫じゃねぇよ。だが風邪ひいたのはこっちの勝手。約束は約束なんだ」
「・・・」
「男が一度した約束は重いんだよ」
「ハイ・・・」
とは言うものの私も有言実行100%ではない。有言半行程度である。
「こっちが約束を守れば、相手が約束を反故にした時に強く言えるだろ」
「・・・」
若いお追従野郎は黙ってしまったが私はそういう魂胆である。そヤツ、「〇〇さん(私のこと)はこう言ってました」と言いふらしたらしく、あちこちの部署員から、「風邪大丈夫ですか?」と心配された。
大丈夫な訳ないさ。フラフラするのでさすがにかかりつけのエロい女医さんとこに行きましたよ。そしたら風邪とは別に、半年間の減量が功を奏して、先月採血した血液検査の数値が全てクリアするという結果に相成ってた。
「いいわねぇ。皆に心配して貰って」(ジャン妻)
「・・・」
「ほ・ん・に・う・ら・や・ま・し・ぃ・の・う・・・」(ジャン妻)
何だいその言い草は。約束事項の中に有志の呑み会&上役の歓迎会があったのでそれも出席。風邪が治り切らないままね。
その呑み会、マズくて気の利かない居酒屋だった。もちろんノミホですよ。ノミホが好きだね。まぁ幹事としては楽なのはわかるけどね。私なんか前にノミホじゃない設定で幹事したら次から指名されなくなった。
チェーン店1.jpg
チェーン店2.jpg
如何にも気の利かなさそうな若い店員ばかりだったので、最初の時点で生ジョッキ2杯である。
パンカ~イ!!
パンカ~イ2.jpg
海藻はおろか、ツマも紫蘇の葉も、飾り付け一切を排除した鯛の造り。鯛が寝そべっているように見える。
桶盛り。乾いたマグロの赤身、ベッタリした生臭いサーモン、エビは美味かった。
「〇〇さん(私のこと)はスーパーなんかで刺身を買わないんでしょう?」な~んて言われたりした。そうだよなんて言うとマズいので、そんなこともないぞ、と流しました。
刺身1.jpg
刺身2.jpg
その他、焼き魚、アジフライ、他、数品が出されたが満足度にほど遠い内容である。普段、行き付けの飲み屋でひとり呑みで、ある程度のランクに慣れるとこういう時に不幸ですね。
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ビール飲んでも熱燗飲んでも咳が出る。焼き魚の小骨が喉に2~3本刺さったりしたが、もともと喉が腫れあがっているのでどっちのせいで痛むのか皆目わからない。
風邪薬、安酒、美味いとは言えない料理、私は2時間きっかりで腰を上げた。他の連中は2次会へ行ったようだ。
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クラクラしながらJR東海道線のホームへ。
やって来た下り電車は確か沼津行か伊東行だったと思うが来てビックリ、21:20分の電車で10両編成だったのである。
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この時間帯に10両編成はないだろうがよ。それも、「本日に限りまして10両で・・・」のアナウンスは事前ではなく電車がホームに滑り込んだと同時ですよ。ホーム後ろ、11両~15両辺りに並んでた上客が慌てたようにホームを走って行く。すし詰めである。
何でこの時間帯に10両編成を走らせるかな~。
上野東京ラインになってから10両編成が増えたよね。15両編成に対応できない駅ホームがまだまだ郊外にあるのだろうか。
ただ、アナウンスは、「本日に限りまして」と言ったので、何かの事故か遅延のせいで5両の車両回送が上手くいかなかったのかも知れない。
このラッシュ時間帯の10両編成の車掌さんは、乗客たちのシロい視線を浴びまくり、目を合せないよう合せないようにして前方の安全確認をしていた。
で、その次は常磐線から来た上野東京ライン、品川止まりである。
品川止まり1.jpg品川止まり2.jpg
私はバカヤロウって罵ったよ。
見てると憎らしい電車である。品川止まりだから当然のようにガラ空きな訳でさ。
私は風邪と悪酔いでアタマがクラクラ、ズキズキしてきた。次にようやくにして15両編成が来た。
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「そういえば・・・」
「???」
「飲んでる最中に〇長から皆にメール来ただろ?」
今日の呑み会は有志だけで開催したので上役どもは呼ばれなかったのだが、今日の主賓の歓迎会をもう少し枠を広げて大々的に開催しようと、〇長が本社全員に開催メールを配信したのである。PCから転送設定された人の会社携帯がビービー鳴ってた。
〇長は今宵は呼ばれていない。連中は、「バレたかな?」、「後を尾けられたんじゃない?」、「誰も誘ってくれないからとうとう自分で幹事せざるを得なくなったのかな」、とまぁ散々な言われようであった。
「アタシは〇長をそうやって笑うネタは好きじゃない」(ジャン妻)
「言われる本人が悪い」
「確かにそれもあるけど、自分たちの上司だよ。それを貶めてどうするの」
「言われる当人のせいだよ」
「アタシは嫌いなのっ」
ツマんないオンナだな~。飲んでる席での話だろうが。その為に赤提灯(死語か?)があるんだぜ。
〇長が直々に幹事をされる呑み会の顛末は、UPできたらUPします。。。。(続くかも??)
会社員生活で風邪で休まなかったのは初めてかもです。
この記事をアップした現在の時点で、ジャン妻に風邪をウツしてしまい、私より咳がヒドいです。かわいそうに。
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続・小学生の常連客 [居酒屋]

この記事、UPを忘れてました。
毎度同じ店、同じ料理、同じような人間ドラマですが。
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ガラ空きで貸切状態だったのですが、ガラッと扉が開いて、
「マスタぁ~!!」
元気のいい声が店内に響いた。
あ、また例のガキ・・・失礼、小学生の常連客じゃぁないかい。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-06-03
「コォラー!!」
コークね。そのうちビール飲み出すの早そうだよね。
最初は居酒屋で子供の嬌声がするのに大人としての違和感があったが、この店では慣れてしまった。
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「あの子ら、将来が末恐ろしいな」
「笑、〇〇さん(私のこと)はいつ頃からビール飲み始めました?」
「高校3年・・・だったかな」
「飲み屋さんで?」
「もう無いけど定食屋。そこにキリンの小瓶があったんだよな~。大瓶だったら手ぇ出さなかったと思うな」
若い頃は悪酔いに悪酔いを重ねたものだが。あの子らは何歳からビールを飲みだすのだろう。どうも今日は塾へ行くのではないらしいな。ママも来て、腰を据えて飲み食いしてるぞ。
あ、パパも来た。これは察するに、「今日は外でご飯だよ~」の家族サービスの一環で来られたのだろう。
ファミレスとか他に選択肢が無いからねこの界隈は。
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「安中遠足の結果聞きました?」
「聞いた。ええっと・・・(すぐに順位を思い出せない私)・・・彼はかなり上の方じゃなかったっけか?」
「〇〇位です」
「へぇ。凄ぇな」
「でも本人は納得いってないみたいで」
「その順位でか?」
「過去ワーストだとか。周囲がレベル高かったそうで」
あくまで上を目指すのがアスリート。思い切ってレベルの低い大会に出てダントツ1位になった方がいいかもね。
マグロアボガド1.jpg
マグロアボガド2.jpg
「美味いよこれ!!」
「お醤油に合うでしょ」(ママ)
「マグロは赤身を使うんです。それに甘そうなアボガドを見繕って・・・」(大将)
何処かでアボガドの刺身を喰ったことがあるぞ。
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マグロアボガド4.jpg
もう一皿頼んでしまった。
「これは美味いワ。竹輪の磯辺揚げ以来の大ヒットだな」
「でも竹輪は最初に来られた時から食べてますよねぇ~」
「だとすると何年ぶりだ?それまで料理のヒットが無かったことになるな」
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竹輪1.jpg
竹輪2.jpg
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「明日はどちらへ?」
「東へ。伊勢崎と太田を廻って帰るの」
「館林って行ったことあります?」(大将)
「東武線で乗り換えたことはあるけど。あの暑い町?町へ出たことはないな」
「そうですそうです。熊谷市とどっちが暑いか張り合ってる町」
「40度以上になるんでしょ?」
住民には悪いが、夏場は日本一住みたくない町なんてコピーを何かで見たことがある。今年の夏が猛暑だったら体感しに行こうかな。それだけの為に。
「ホント、群馬ってそういうネタしかないんですよねぇ」
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パパとママと何かの打ち合わせしてる。ガキん子はカウンター席によじ登ってはしゃいでる。
あ、立ち上がった、アブない、雪崩式バックドロップよろしく後ろにひっくり返ったらどーすんだっつーの。この店のカウンター席は高いんだよ。アブなくなったので私はご両親の方へ視線を移したが、パパとママは話に夢中で意に介さず。
小学生の常連客2.jpg小学生の常連客3.jpg
ざるそば1.jpg
ざるそば2.jpg
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ざるそばで締めようと思ったのだが、終電までまだ時間があったのと、今宵はハシゴしないと決めてたので、カレーまでいただいてしまった。
カレーに船尾瀧、もう何でもありである。
カレー1.jpg
カレー2.jpg
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「今日も騒がしくてすみません」
あん?前回ほどでもなかったよと言いかけて止めたよ。
「この店が潰れないように次世代の常連さんに育ててください」
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小学生から居酒屋に入り浸ってからに。将来が末恐ろしい。真っ黒いコークが栄養満点の黒ビールになる日もそう遠くないだろう。
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本庄・伊勢崎・ぶらり途中下車 [日常の情景]

G7国の首脳が集う伊勢志摩サミットとオバマ大統領の被爆地訪問で、首都圏の駅という駅が警備の警官だらけだった。
私の最寄駅にも朝夕警官が立ってたね。日本にこんなに警官がいたのかってくらいにね。
テロ警戒か、爆発物が仕掛けられる可能性を想定してか、コインロッカーやゴミ箱が封鎖されちゃって不便なこと。
ずっとじゃない。サミット終了までの辛抱だが。5月25日~27日の期間中に日帰り出張がぶつかって、上越新幹線に乗るハメになった。
いつもと違って変則的なルート。本庄市~伊勢崎市へ向かった。

あさま.jpg
本庄から伊勢崎へどうやって向かおうか。南北に横断する鉄道が無いのが不便。
社用車を使わないで公共交通機関を利用してるのは私だけである。
先日、上役に聞いたの。
「皆さん社用車で出かけられてますが、くるまで行かなきゃいけないのですか?」
「いや、そんなことないですよ」
ただ、3人4人で同じ目的地へ行く場合はくるま1台で行く方がいいとか言われた。私は誰とも同行しないので、ひとりでぶらり途中下車の旅状態である。
さて、高崎経由で伊勢崎まで行くか。まてよ?本庄駅北口から坂東大橋を渡って伊勢崎市に入る路線バスが1時間に2本あった筈。
上越新幹線本庄早稲田駅~タクシー~本庄市~本庄駅北口からバス・・・という迂遠な計画を立てた。
乗り継ぎ時間に追われるので昼飯は車内で済ませた。
風邪気味なので味なんかわからなかった。この風邪は2週間ほど長引き、この記事をUPした今日の時点で家でジャン妻とゴホゴホやっている。
シウマイ弁当1.jpgシウマイ弁当完食.jpg
去って行く.jpg
ここは本庄早稲田1.jpg
使用できません1.jpg
メトロのゴミ箱封鎖は都心だけだが、JRの場合、ゴミ箱使用停止の対象駅は首都圏だけではないようだぞ。
初めて下り立った本庄早稲田駅もゴミ箱が封鎖されていた。
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シウマイ弁当の空き容器が捨てられないじゃないか。ペットボトルも。
これだったら車内に置いてくればよかったな、な~んて思ったりした。
ここは本庄早稲田2.jpg
本庄早稲田駅改札を出てタクシー乗り場へ。
これは前の並び客で、上司の空き弁当箱を部下が「自分がお持ちします」と預かっているところ。
タクシー待ちの列.jpg
ようやるよな。今どきの若い者はそんなことしないだろう。上司が部下に空き容器を押し付けたところで、「えぇ~っ、マジっスかぁ」、下手したらハラスメントになりかねない。
私だってゴメンだよ。自分で喰った空き容器ならともかく他人のゴミなんか持って歩くかよ。上司さんもその辺を意識して自分で持とうとしないのかね。周囲は、部下は、いまどきの若いのは見てますよ。
タクシー車内で、「今日は暑いですねぇ」
お決まりの話しかけられTALKである。
「暑いね。自販機のドリンクが売れるだろうね。・・・(ここから私のボヤキが始まった)・・・でもホラ、例のサミットのせいでゴミ箱が使えないんだよ」
「ああ、警戒ですね」
「仕方がないから車内で喰った駅弁の空き箱まだ持ってるモン」と言いながら、私は空き容器が入って無駄に膨らんだカバンをポンポン叩いた。
「売店の売り子さんも、本日は警戒中なので空いた容器はお持ち帰りくださいのようなアナウンス無いからさ。そう言ったら言ったら売れなくなるしね。喰終わっていざ捨てようと思ってゴミ箱に歩み寄って閉鎖されてるのに気付いたんだモン」
運ちゃんが私の饒舌に戸惑ったような雰囲気を感じた。だが私は続けた。
「さっきタクシー乗り場で自分の前に並んでた会社員がいて、部下が上司の空き弁当箱を、私がお持ちしますよ、ってスリゴマ摺って預かってたよ。2人分か3人分抱えてたな。おまえそれ持って客先へ行くんかよ?って」
運ちゃんはややイラ調気味の私の会話に辟易したのか、ここから妙にスピードが上がった。
「バカにする訳じゃないけど。本庄市で何のテロを警戒するんだよなぁ」
「ええ、まぁ、フランスとか、外国でテロが起きてますからねぇ」
タクシー車内1.jpg
本庄駅郊外にある行政へは担当者にアポを取ってあったので至ってスムーズに終了。待たせていたタクシーに戻った。
「駅へ戻られます?」
「JRの本庄駅へ」
本庄駅南口には「万龍」という街角中華があるのでいつか訪問する予定。
タクシー料金を支払いながら
「北口でバスに乗って伊勢崎へ行くんだよ」
「ええっだったら北口の方がよかったですかぁ?」
それには及ばない。北口はもと宿場町で信号待ちや細い路地が多く、ロータリーへ辿りつくのにやや時間を要すのだ。
階段を駆け上がって北口へダッシュ!!
おう、バスが既に停まってやがるぜ。
バス.jpg
バス車内1.jpg
バスは定刻通りにスタート、本庄宿場町を南北に横断する。
タクシーだと気忙しいが、バスだとのんびりしたものである。
本庄市役所を通り過ぎる。本庄城のあったところ。
本庄市役所.jpg
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-04-07

そして坂東大橋を渡る。今日の利根川の水は少ない。
坂東大橋1.jpg
坂東大橋2.jpg
私は坂東大橋の旧橋を知らない。
現在、新前橋と桐生を結ぶ上毛電鉄(サイクルトレイン)には支線計画があって、現在の大胡駅から伊勢崎駅を経て本庄市を結ぶプランがあった。もちろん未成線である。
ここ坂東大橋は、道路とその鉄路の併用橋梁の予定だったというが実現しなかった。それが実現してたら私は利用していただろうか。
くるまの量が増えたので、軌道部分も道路に転じた。
現在は斜張橋。

川を渡れば上州。東京福祉大学を通る。若いのが数人乗って来た。
東京福祉大学2.jpg
東京福祉大学1.jpg
那波城の前を通った。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-12-17
那波城.jpg

伊勢崎駅.jpg
タクシー車内2.jpg
伊勢崎市内に入って途中下車して徒歩するか。。。
結局はJR&東武伊勢崎駅の南口から二度目のタクシー乗車。伊勢崎市の担当官は、私が上州滞在時代に別の市で知り合い、転勤が解けてからここ伊勢崎で再会した顔馴染。トエモいい感じの人だが、やや細かい内容なので、運ちゃんに「後でお宅(会社)呼ぶから」と言って先に帰した。
帰途のタクシーは電話で呼んだ。また話しかけられた。
「東京からお出でになったんですか?」
「そう。東京から。東京は例のサミットのせいでゴミ箱が使えなくって不便でしょーがないよ。おまわり多いし」
「ああ、そうでしたね」
「こっち(伊勢崎)へは本庄からバスで来たんだけど、本庄早稲田駅もゴミ箱完全封鎖。この辺りで何のテロを警戒したやがんのか。来る途中の新幹線車内で喰った駅弁の空き箱、下手したら家まで持ち帰りになりそうだよ」と先刻の本庄市内タクシーと同じようなボヤキを繰り返し、またしても私は空き容器が入って無駄に膨らんだカバンをポンポンポンポン叩いた。
「だったら私が預かりますよ」
「ええっ??」
「置いといてください。捨てときますから」
「いやぁそりゃ悪いよ」
「いいですいいです気にしないでください」
信号待ちになり、運ちゃんは後部座席にいる私を振り返って手を突き出した。私はカバンの中から崎陽軒シウマイ弁当の空き容器を手渡した。
「いいの?」
「構いません」
「悪いなぁ。まさかコンビニに持ち込んで捨てるのもはばかられるし」
「家庭ゴミの持ち込みはお断りしますってありますしね」
「そう書いてあっても捨てるヤツがいるんだろうね」
運ちゃんにしてみれば、タクシー客の遺失物と変わりないのかもしれない。あ、シマッタ、せめて空き容器処理料金ではないが、釣り銭を貰わずチップ代わりにあげればヨカッタ。
ゴミを受けてくれたタクシー.jpg
空き容器は処理したが、私のカバンには爽健美茶の空きボトルが残っている。それは持ち帰ったですよ。
両毛線が来た。
両毛線.jpg
東京駅に戻った。
この後本社に帰社。直帰するにはさすがに時間が早いし。この夜は飲み会だったんだよね。
東京駅に戻る.jpg

清掃係.jpg
最後のこの写真、東北線(宇都宮駅)ホーム。
自販機のゴミ箱は遮断されてるが、心無い乗客が自販機脇に空き容器を置いてったりする。それを集めていた清掃員さん。
「これもお願いしていい?」
「いいですよ」
私は自分が飲んで持ち歩いていた空き容器を渡した。
今回のサミットでこれだと、2020年の東京五輪開催の時なんかどーなるのだろうか。
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小学生の常連客 [居酒屋]

八幡剣崎に向かうバスの車内。
私は後部座席にいる。
バス車内.jpg
左隣に地元の中坊がいて船を漕いでいる。
部活で疲れてるのかな。
中坊の上半身が揺れて私の左肩に触れそうになる。
剣崎バス停に泊まる寸前、悪戯心が起きた私は中坊の脇腹を左肘でこづいてやった。
中坊はハッと目を覚ました。
「てめぇ大丈夫かよ」
中坊は私に照れ笑いしながら頭を下げた。
バスは中坊たちを乗せて去っていく。乗り過ごすなよ。
去っていく.jpg
薄暮1.jpg
薄暮2.jpg
私が八幡剣崎へ飲みに行くと雨率が高いのだが、今宵は晴れていた。
「今日は降ってないですね」
「晴れた状態で突然、行こうって気になったからだよ」
これで降ったらイジケるよ私。
「電車ですか?」
「権田行のバス・・・。ええっと、ピザ」
「どのピザ?」
「ベーコンの載ってるヤツ」
最初の膳.jpg
私は左カウンター端で最初の1杯を傾けた。
右カウンターには先客、ワインを傾ける男性がいた。この店にワインなんてあったんだ。
そしたら突然、小学生の女の子が飛び込んで来たのである。
「マスターぁぁぁ」
「アイヨ~、あれ?ひとりかい?塾はぁ?」
「これから来る。ママが先に行ってなさいって」
「何にするぅ?」
「ええっとぉ。コーラ氷無しぃ・・・鶏の唐揚げとぉ、チャンジャとレバ、サラダ無しでマヨネーズ付ぃ~、つくね3~」
私は耳を疑った。つくね3本??
氷無しのコーラにサラダ無しでマヨネーズ付きだとぉ??
細けぇ注文だなガキの分際で。・・いや失礼・・・小学生なのにメニューを把握しており、後から来る家族の分も先にオーダーしているのである。
後からママと子供2人やってきた。
店のママがご飯をよそってる。塾通いの前の晩飯らしい。中継基地かここは?
常連客?.jpg
店のママが登場した。
「お帰りなさい」
くだんの親子の相手をしながら、「ご注文されました?」
「ピザをお願いしたけど・・・」
後から来た子供らのオーダーが先になったんだよ。塾の開始時間までに出さないと。
子供がはしゃぐ光景に興ざめしたのか、ワインを飲んでいた先客の男性、会計して帰っちゃった。
唐揚げ、つくね、他、子供らの夜食の後で、私のピザが登場。
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手作りなのはわかるけど、ピザの生地が薄く、手で摘まんだらピザの具がボロボロ落ちちゃうのよ。
チヂミのように箸で挟んで喰うハメになった。
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テーブル席を占拠.jpg
常連の子供らは元気である。
走り回りこそしなかったが、ゲームの音、ゲームの奪い合いである。こっちに来たら蹴飛ばすぞ。
こういう夜に限って他に誰もお客さん来ないのだ。
「ママ~、コーラ一本きてませぇん」
実のママ、店のママ、どっちだい。
「あらゴメンなさい、出てなかったっけ?」

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八幡名物、竹輪の磯辺揚げ。
ガキん子が鶏の唐揚げをオーダーした後なので油の温度が上昇して落ち着いたのか、いつもよりカリカリで美味しかった~。
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「すみませんね今宵も騒々しくて」
「いつものことじゃん」
「何しろ個性的なお客さまが多いので」
それはわかっている。私なんかも多少は毒舌だが、マナー的にはノーマルな方である。子供の常連さんは初めて見たぞ。この界隈はファミレスというものが無いからかもしれない。
「でもお客さん同士の遣り取りって見てるとオモシロいですよ」
「そりゃ大将やママはカウンターの向こう側だからそういう風に見れるんだよ」
「グヘヘヘ(笑)」
「こっちはカウンターのこっち側なんだからさタマんないよ。巻き添え喰らったりするかも」
「泣かれたりね」(ママ)
「そうだよ。私の隣に座って突然泣きだした女性も過去にいたからね」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-10-13

ヘンな爺さんに直立不動で敬礼されながら、「アナタが好きです」って言われて握手されたこともあったな。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-20

常連さんとCKBをアカペラツインで歌ったり。
女の子にいきなり話しかけられて写真撮られたり。(※)
「おひとりなのにテーブル席にお座りのお客様がいて、カウンターの常連さんのやりとりを見てるんです。カウンターのお客が帰られてから、今お客さん面白いですねって」
「だったら仲間に加わればいいのにさ」
お客の劇場を楽しむなんて都内の飲み屋ではあまり見られない。東京の下町ならあるかもしれないが。
私だって他の客に話しかけられて返すようになったのはこっち(上州)に来てからである。それまでは「放っといてよ」、「構わないでよ」、オーラだったのだ。
「東京なんか人が多過ぎるからそんなことしてられないの。他のお客なんて気にしないものだよ。如何に群馬が人がいないってこと。他の客なんか相手にしないモン。如何に群馬に人がいないってことだよ」
「そういえばこの間の女性(※)、前橋でお会いしたんですよね?」(ママ)
「そうそう。白昼向こうから声かけられてさ」
「可愛い子でしょ。いつも明るくてあんな感じなんですよ。元気を貰うんです」
「最初誰だかわかんなくてキャッチセールス嬢かと思ったモン。でも寂れた官庁街の前橋にそんな店ないしさ」
「昨夜、お見えになったんですよ」
「そうなの」
「お隣の席で」
「・・・」
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イトヨリダイの刺身。
都内でも見たことない。上州で出されるとは。上大岡で出たことがある。

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アジ刺身。骨はもちろん。。。
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「家内に、どんな店なの?って聞かれて返答に困るよ」
「ウチは動物園ですから」
「ズー?」
「サファリ?ガハハハ(笑)」

「あら、もうお帰りですかぁ」
だって20:41で帰らないと最終の22時になっちゃうモン。それまで飲んでたらタイヘン。ピザが大きくてお腹が膨れたのもあるんだよね。ホント、何処かのどなたかはよう食べるなと思ったよ。
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子供らは未だ飲み食いしながらゲームしている。
この店の次世代の常連になり、個性派の客になるだろう。先行きがオソロしい。
その子のママに言われた。
「ウルさくてすみません~ん」
「いいよいいよ。次世代の常連さんに育ててください」
「今はコーラだけど」(大将)
「あと数年したらコーラは黒ビールだね」
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お惣菜BAR [BAR]

上州で緊急会議。駆け付けたのが20:00、会議終了が22:00近く。
もう誰も私が帰京するとは思ってない。
「どーせ泊まるんでしょ?」
「飲みに行くんでしょ?」
図星である。しかもこの時間に?22:00過ぎたぜ。
明日も朝定刻から通常業務がスタートするから誰も私を誘う訳がない。
私はひとり、通町、田町辺りを徘徊したのだが。

七はカウンター満席だった。2階も点いてましたね。
浜潮はちょうど店を閉めたマスターと、初めて見るバイト嬢がシャターを閉めてた。挨拶だけした。
(残念ですが、浜潮は5月末日でクローズになりました。この時、軽く挨拶したのが最後だろうか。)
久しく行ってない月輪、泥酔マスターの梅ふくもクローズ時刻。
うさぎは最近になって相棒が辞めちゃったので、飲みはともかく食事はキツいだろうな。
22時から1軒目を探すのって意外と厳しいな。柳川町?イヤイヤ、あの街は雰囲気が独特だからね。
銀座アーケードの深夜営業蕎麦屋、幸盛も不規則だし。
こりゃ下手したら晩酌難民になるかとブツクサ思いながらウロつき廻ってたら。
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そうだった。克があるじゃないか。ホテルのすぐ近くに。
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まてよ?克はBARだぞ?
今宵の晩酌兼夕食は1階のお惣菜といきますか。美味しいですよ。
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これでも夕食なのだ.jpg
焼きそばなんか喰ってるしっ!!
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煮込みハンバーグなんか喰ってるしっ!!
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鱈のブラックペッパー炒めっ!!
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克はBARなんだけどっ!!
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そして熱燗に移行。自分で燗を浸けます。
このマニュアル、上大岡の焼鳥屋のバイト君に教えてあげたいぜ。
熱燗中.jpg
燗の浸け方.jpg
温度種別.jpg
スパゲティーサラダ!!
スパサラ.jpg
モツ煮!!
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1階を任されてる男性に、「今夜はどうされたんですか?」
どうされたもこうされたもない。
「22時まで会議だったんだよっ。ここが1軒目なのっ」
「そうでしたか。何だかもの凄い勢いで召し上がられ・・・」
もの凄い勢い?大きなお世話である。(苦笑)
でも確かにこれじゃぁバイキング状態だな。2階からマスターも下りて来られて、「あれっ??」
マスターの後姿.jpg
テーブル客に、「ラストオーダーになりますが」と言っていたのを聞いて、
「ラストオーダー、焼きそばアンコール」
「あ、テーブル席のお客様に声掛けしたのを聞かれましたか?まだ大丈夫ですよ」
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私は店に入ってすぐ右の立ち呑みコーナーにいるのだが、ラストオーダー過ぎて外の灯を消したのにドアを開けて入ろうとした人と目が合ってしまった。
「もう終わりですか?」
「ラストオーダーになりましたが」
「彼(マスター?)はいますか?」
「マスターは2階にいますよ」
「ああ、元気なんですね。ではまたにします」
「またお出でください」
ドアが閉まった。1階フロアを守る2人に、「ゴメン、もうラストオーダーだって客を追い返してしまった」
「すみませんでしあありがとうございます」なんて言われたけど、私は店の人じゃないからねっ。
焼きそばアンコール2.jpg
焼きそばアンコール3.jpg
30分足らずでガーッと呑んで一気にメートルが上がってしまった。

私の場所.jpg
実はこの日の前週も来てるんですよ。だから「今夜はどうされたんですか?」なんて声掛けされたの。
その時の写真がこれ。
焼きそばと唐揚げ.jpg
塩焼きそば.jpg
塩焼きそばなんか喰ってるしっ!!唐揚げもっ!!
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豚バラ卵炒め!!
克はBARなんだけどっ!!
豚バラ卵炒め1.jpg
チェイサー.jpg
豚バラ卵炒め2.jpg
この時は「前会計でお願いします。お燗はそちらで・・・」って一見のように説明されかけたので、「知ってるさ」って言い返しちゃたのだ。マスターが下りて来て、「おやっ??」、「どーも」、遣り取りを見て、ああ、マスターも知ってる客なのかって納得したみたいである。
で、また先日、群馬泉の熱燗で塩味の焼きそばを喰ってます私。
塩焼きそばワカメ入り1.jpg
塩焼きそばワカメ入り2.jpg
塩焼きそばワカメ入り3.jpg
厚揚げの五目煮!!
厚揚げ五目煮1.jpg
厚揚げ五目煮2.jpg

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1枚のレシートがある。
部門01、内税対象計¥350とある。
火の通ったお惣菜は一律350円なのかな。
克はBARなんだけどっ!!何だか妙に美味い焼きそばその他のお惣菜たちはママの手作りだそうである。
2階から降りて来たママに聞いてみた。
「チーオムはお惣菜にならないの?」
「チーズが固まっちゃうんですよ~」
そりゃそうだな。あの移転前に喰ったチーオムは幻になりそう。
でも前より今の1階の方が好きだな。自分のペースで飲み食いできるしね。
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Rabbit [Cafe]

高崎に住んでた頃。
マンションの前に小さなCafeがあった。
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そのCafeは椿町に移転した。
昭和の下町にタイムスリップしたかのような内装のCafeになっている。
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「楽しかったなあの頃は」
「ですねぇ」
これは私のボヤキに合わせてくれているのである。数年前を懐かしむようでは私も老いたかな。
「飲んだ翌朝、同じ電柱でゴミを出したり・・・変な酔い方してたらこっ恥ずかしかった」
「そんなことないですよぉ」
この地を去る時、出し損ねた空き瓶を引き取って貰ったしね。
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春になって、この地に来てこの店を知る人もいれば、この地を去った人もいる筈である。
それはうさこと先客の会話を聞いてればわかる。
「転勤してきたんですかぁ?」
「何処そこにお住まいなんですかぁ?」
「〇〇のお店には行ったことがありますかぁ?是非行ってみてくださいねぇ」
よう聞きだすのが上手いね。で、現在の場所で営るまでのうさこの履歴話になって、
「前はここより駅に近い場所で。・・・駅に近いったって歩いて10分くらいでしたけど。そこで営ってたんですよぉ」
今年になって転勤されたお客は当然、その頃のCafeを知らない。「自分は知ってるぜ」ってちょっと自慢したくなるが、そこで、「俺ぁそのCafeを知ってるぜ」なんて言うのは無粋、野暮というもの。
そしたらうさこが、「この方も、ここに移ってくる前、お店の前に住んでたんですよぉ」
「そうなんですか??」
この方とは私のことね。相手だって私の外見を見て、このCafeに似合わない客に見えるに決まってる。私はこのCafeの客層の中では浮いてるのです。場違いなのを時折感じる。でもうさこがそうやって会話を振ってくれればサラリと会話に入れるし、今だけ同じ時間を共有できるというもの。
そして店を出て、明日を迎えればそれぞれの日常に戻るのである。
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パスタ1.jpg
パスタ2.jpg
パスタ3.jpg
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「梅ふく行きましたよ」
「行ったん?どーだった?」
「もうマスターが酔っ払っちゃってぇ。〆鯖がなかなか出て来ないんですぅ」
「遅い時間帯だとそうなんだよね。あそこはママがしっかりしてるから成り立ってるんであって。それとお客さんに救われてるんだよ」
このCafeもそうだけどな。(苦笑)
高崎で若くして出店した店って、大抵、お客さんに恵まれて助けられていますよ。大東京みたいに天文学的な数の人がいないんだから。
「誰と行ったん?ひとりで?」
「いいえぇ。H君と、もうひとりと3人で」
「3人でよく入れたな。遅い時間帯だとあの店のマスターは使いものにならないからね」
「いつもああなんですかね?」
「いつもね。常連さんがオモシロがって呑ませるからだよ。私だって自分のお猪口で一杯飲んでないのにマスターがちょーだいって盃を突き出すからね」
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チークラ1.jpg
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「今月は5回(高崎に)来たんだよね」
「そんなに!!」
「5回のウチ2回は日帰りだったけど、4泊はしたな。前は月に2回くらいのペースだったけど。ちょっといろいろあってね」
いろいろ問題があった方が来れるじゃないですかと言ったのは酒悦七のマスターだったかな。
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タマネギを切るうさこ.jpg炒め中のうさこ.jpg
相棒のH君が去ってしまったが、先日、Cafeから出てきてバッタリ。
「何で辞めたんだっ?」
「ええっと・・・」
「痴話喧嘩でもしたんだろ」ってイヤらしい突っ込みをしたら「そうじゃないです」って。今でもCafeの敷居を跨いでいるらしい。
でもこのCafeにいてもうさこの次、2番手でしかないからね。
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いい店だし、縁あって知ったのだから今後も通うけど、良くも悪くもうさこの友達、サポーターで成り立ってる感は否めない。東京横浜のスタイリッシュなCafe、BARとは違います。
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