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東京都牛込と赤城山麓を結ぶもの [隠れ郷土史]

白亜の楼閣がある近世の城郭には興味がなく、国宝・姫路城すら行ったことがありません。(会津鶴ヶ城は別)
今は何もなくても、「かつてそこに何かがあった」だけでいいのです。
大都会・東京新宿区内のさるお寺にこういう説明板があります。
牛込1.jpg
以下、説明文から。
このお寺、光照寺一帯は、戦国時代にこの地域の領主であった牛込氏の居城があったところ。
堀や城門、城館など城内の構造については記録がなく、詳細は不明。
住居を主体とした館であったと推定される。
牛込氏は、赤城山の麓上野国(群馬県)勢多郡大胡の領主大胡氏を祖とする。
(赤城山の麓?大胡氏?)
天文年間(1532~55)に当主大胡重行が南関東に移り北条氏の家臣となった。
天文二十四年(1555)重行の子の勝行は姓を牛込氏と改め、赤坂、桜田、日比谷付近も含めて領有したが、天正十八年(1590)北条氏滅亡後は徳川家康に従い、牛込城は取り壊された。
処理済~小僧1.jpg
昨年の12月半ば頃。新宿三丁目駅で新宿区の某行政に出向き、そこから北へトボトボ歩いて東新宿駅で都営大江戸線に乗車し、後楽園駅の上にある文京区の高層行政、シビックセンタービルへ向かう途中でした。
駅ホームのベンチに腰を下ろして大江戸線を待ってたら、隣に品のいい坊やが2人いた。
おそらく中学1年生かと思いますが、その子らがお城のスタンプラリーカードのようなものを見せっこしていて「小峰城に行って来たんだぁ」って自慢げに見せとったんですよ。
小峰城?白河市の?
あれは震災で石垣が崩れて復旧工事中だったんじゃないのか。
(リンクしているあかべぇさん・・・会津他東北の復興親善Blog大使が今年4月に行かれてます。白河市のHP見たら、まだ完全ではないにせよ、かなり復興したようですね。)
私は小僧(失礼)に話しかけて訊いた。
「小峰城って石垣崩れとったのは復旧したんか?」
最初は「何このおっさん」と身構えたが、物怖じせず答えてくれた。
「復旧しましたよ。どこそこまでなら見学できます」
「ほうかい。復旧したんだ・・・」
ボソッと言ったそのタイミングで新宿方面へ向かう電車が来たので、そのガキんこらは幸いとそっちへ乗って去っていった。なかなか教育の行き届いたしっかりした坊やだったですよ。
そこで閃いたのが、確か大江戸線の牛込柳町か牛込神楽坂のどちらかに何かあったなと。
ふらり途中下車して地上に出てすぐ見つけたのがこのお寺、光照寺。東京都地下鉄大江戸線、神楽坂牛込駅下車、A2出口からすぐです。
牛込2.jpg
現在の光照寺の境内には本堂と墓地が広がっている。
寺の周囲は隣同士の境界が狭い旧い下町住宅と、モダンな住宅が混在していた。寺のある一帯が最も高台のようですが、境内に設置された解説板だけが、かつてこういう場所だったという事実だけを伝えている。
牛込3.jpg
牛込4.jpg
私がひっかかったのは、赤城山麓にいた大胡氏のことです。
ダイゴではなくオオゴです。社内にも大胡姓が2人いて、うちひとりは群馬出身者。ふたりめはどっかから天下りできたひとです。誤解のないように書き添えますが、公的関係からではなくどっかの有名企業のおエライさんが他社から趣向か転籍して来た人。この方と私は直接会話したことはないが、私の上司に「彼、群馬の人ですかね?」と聞いたら、「そう切り出すと、自分は違いますって即座に否定されるんだよね」
何故否定するんだろう。群馬談義ができないじゃないか。まぁそれはどうでもいいか。牛込にいた改姓前の大胡氏は、新前橋から西桐生を結ぶあのサイクルトレイン上毛電鉄沿線にいた筈である。
思い出した。悔いが残っているんです。有料プランに切り換えなかったが為に1GBで満タンになった前Blog、下記のシリーズで、
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-12
から6話か7話ほど、上毛電鉄とその沿線にあるものをUpしてますが。。。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-14
この記事で江木駅から乗車してきてデケぇ声を張り上げるヘンなオッさんから地元の女子高生を庇うべく楯になった。オッさんの相手になったタイミングが大胡駅と樋越駅だった。大胡という駅は確かにあった。
私は大胡駅の北にある大胡城と、その郭にある施設の廃墟(現在は解体されて存在しません)を取材に行こうとしていたのですが、私が大胡駅で途中下車してしまうとヘンなオッさんの矛先がその女高生に向いてしまう。見捨てたら後で後悔すると思ったので、大胡駅の北にある取材対象はパス、そのまま付き合った。
その先の勝頼素肌攻めの膳城と、ついでに山上城を見学した後で前夜の飲み過ぎが祟り始め、歩き廻った疲労もあって体調を崩し、大胡城は取材できないまま赤城駅から東武特急で帰京してしまった。
大胡城訪問断念はず~っと悔いが残っていた。昨年3月、旅人の惑星さんがUpされた記事で、大胡城主だった牧野氏と越後国内の某城が関係したバスツアー計画の記事を見て「いつかきっとリベンジを・・・」と心中期するものがあった。
そして今年の3月、BS朝日で村上弘明さん主演の神泉伊勢守のドラマのポスターをJR上越線八木原駅で見つけた。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-03-23
BS朝日3.3.jpg
これ観ました。内容はイマイチでしたね。展開が唐突で、上州一揆衆の大義もよくわからなかった。
村上さんが演じた剣聖、上泉伊勢守が殺陣してるロケ地が箕輪城と大胡城だといふ。
ロケ1.jpg
ロケ2.jpg
ロケ3.jpg
ロケ4.jpg
住吉晃典さんという俳優さんが大胡民部左衛門という幕僚を演じておった。
上泉伊勢守も大胡氏の出とも聞き及びます。
大胡民部.jpg
牛込神楽坂で見つけた大胡氏に関連するお寺・・・
旅人の惑星さんの記事・・・
BS朝日の大胡城ロケ・・・
これらに呼び起こされた。私の中で点と点と点が繋がった。
大胡城が私を呼んでいる。見に来なさいよと呼んでいる。
幸いに急峻な山城ではない。
大胡駅1.jpg
快晴の下、2度目の上毛電鉄乗車。下りたのは大胡駅。
大胡駅2.jpg
大胡城1.jpg
機会到来である。続く。。。
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