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行政窓口人間ドラマ [人間ドラマ]

某区役所.jpg
今回、写真は本文中とは直接関係ありません。イメージです。
都内の某所の行政窓口でのこと。
フロアが薄暗かった。
2時~13時の間だからです。
窓口の前のフロアに長テーブルの筆記スペースがあって、窓口が混んでればそこで対応してくれるのですが、いつも対応してくれる野田さん(仮名)という女性が、自分のデスクでお弁当食べてたのが見えたので、遠慮して待ってたの。
座ってi-Phoneいじったりしてたらいつの間にか寝てしまい、男性職員に起こされる始末。
「もうお伺いしておりますか?」
「いや、まだです。13時までお待ちしようかと・・・」
「大丈夫ですよ。仰って下されば対応致します」
交替制なのは知ってましたが、各段急がないので休んでた。
起こされて気付いたらまだ昼休憩時間帯で、省エネ照明の薄暗いなかで2組か3組受け付けてましたね。
某行政.jpg
私はまだ寝惚けながら、「(担当の)野田さんがお弁当食べてたのが見えたので遠慮したんですよ・・・」
「ああ、野田は4月1日から別の管轄に異動しました」
なぁんだ。
その場で初めて会う私を起こしてくれた方に対応して貰った。その野田さんは昼食の後、流し場へ歯磨きに行って戻りに私に会釈だけして自分の席に戻っていかれた。

役所1.jpg
草の者(直属ではない陰の部下?)2号から「届出済みました」・・・完了した旨、連絡があった。
そこにはhttp://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-12-21で載せた厳しい方がいる。
「何か厳しい指導めいたこと言われたか?」
「いえ全然」
「どんな方が対応してくれた?」
「ええっと・・・」
特徴を聞いたら前述の厳しい人ではなかった。どうも最近は後輩?部下に対応させてご本人はあまり窓口に出てきてくれないらしい。
その厳しい人の後輩・・・というか、部下の方も私も知っています。初めてその後輩を私に担当させようと紹介された時、その厳しい方が言うには、
「今日は慣れていない者が対応致しますのでお時間よろしいですか?」
慣れていない者?
そんな表現で紹介されたので私も面食らった。見たらその人も、「すみません私でもいいですか?」のようにうつむき加減なんですよ。
私はやや困惑したがすぐに覚った。私は後輩の教育のサンプルにさせられたんですよ。選ばれたのです。私なら付き合い長いしこちらの目的も伝わり、ご理解を得られるでしょうというもの、と私は自分で勝手に思った。
「慣れてない者」の教育も兼ねたのでその時は通常の倍の時間がかかったのですが、その人も今は慣れてきたので、先輩格の厳しい当人は窓口に出てきてくれなくなったのです。
だったら、という訳ではないが、私も自身で出向かなくなり、草の者に代行させるようになった。
その代わり、「最近○○さんはお見えにならないですが、どうかされたんですか?って言われましたよ」(2号)
「クビになったと言え」
「・・・。でもそう言ってくれるなんてすごいですね」
(得意満面鼻高々・・・)
「これでも私は窓口の職員に人気があるんだよ」
「さすがですねぇ」
お世辞言わんでもいい。

役所2.jpg
神奈川県内の某窓口で。
一昨年から産休に入ってた担当者(女性)が復職してた。多岐沢さん(仮名)という女性です。
「あらぁ、こんにちはぁ」
「あ、どーも」
「戻ってきましたぁ。またよろしくお願いしますぅ」
「お世話になりまぁす」
この女性、私には愛想がいいですが、実は前述の厳しい方の指導を受けた後輩なので、相手によってはCold状態になります。
多岐沢さんが他社の者に厳しい口調、冷たい言い方で、「そんな書類内容だと許可が出なくても知りませんよ」・・・ツンツン言い放ってるのを目撃したことがある。どうも不誠実な言い方でいい加減な書類を持ってきたみたいですね。あっちこっち訂正されてたし。
人の対応は鏡のようなものなのです。

処理済~窓口1.jpg
首都圏郊外の某市の行政に、複数の課や窓口が集合している合同庁舎があって、そこの分館5階によく行くのですが、建物が旧くてエレベーターが超ボロい。
押しボタンは幾つか欠けたままで、エレベーター本体は運行中に上下にガクガク揺れるくらいボロい。
ついにエレベーターが故障し5階まで歩くハメになった。「節電と健康の為に低い階へは階段をご利用お願いします」と貼ってあるのでが、2~3階までならともかくも、5階だとさすがにキツい。
そこの担当官は顔馴染みの男性です。彼は私の歩調が如何にもヨロヨロとくたびれていたのに気付いた。私はわざとヨレった演技をして軽い挨拶の後で書類を渡して、
「エレベーター壊れたんですか?」
「すみませんねぇ○○○○○○さん(〇は会社名)、故障しちゃったんですよ」
「さすがにこの階まではキツいです」
「旧いエレベーターなので修理するのに時間がかかるんですよ。部品がなかなかなくて」
「私なんかが見ても確かに旧いですよね。結構かかるんですか?」
「いつになるかわからないんです」
相手はすまなそうにしていた。このせいで書類チェックが甘くなり、後で私の簡単な記述ミスを自分で見つけたのだが窓口では気付かずそのまま通ってしまったのである。ミスは漢字の誤記で戸籍上の文字になっていなかったのです。例えば高橋→髙橋(ハシゴの髙)、沢田→澤田、のように。

その1ヶ月後に別件で行ったらエレベーター修理完了して稼動していた。
「(エレベーター)直りましたね」
「おかげで直りました。あ、前回誤字があったの、こちらで修正しておきました。お名前が難しい漢字になってなかったので・・・」
「ア・・ハイ・・・」

両毛線.jpg
群馬県内の電車は吾妻線の奥まった箇所以外は乗車しました。
高崎線、長野&上越新幹線、上越線、信越線、吾妻線(岩櫃山の見える郷原駅まで)、八高線、そして意外と乗車回数が多いのが両毛線でして、栃木県小山市の公用と群馬エリアの公用を組み合わせたせいです。
ある行政に両毛線で向かったのですが、強風で遅延になったのです。両毛線は高崎方面と小山方面とどっちが上りで下りなのかわからないのですが、単線なので主要な駅で行き違い列車交換をするのでどちらかが遅れると本数少ないくせ上り下りとも足を引っ張り合うことになる。
高崎駅発16:07の桐生行だったと思いますが発車が遅れた。湘南新宿ラインの接続を待って・・・だったと思います。
高崎駅のJR職員は遅延に関してはのんびりしたもので、乗客を待たせている間、男性車掌や助役が女性車掌と楽しそうにくっ喋っている光景なんてザラです。
12分ほど遅れて発車したのですが、新前橋駅までは普通に走っていたのに、「この先強風の為速度を落として運転いたします・・・」
新前橋駅を出たら高架橋になるのですが、10kmくらいの低速になった。利根川を渡る橋梁が凄い強風でそこだけ木々がバタバタ揺れている。
汚れた窓に叩きつけるような空っ風に煽られてそろそろと前橋駅へ。
その先も遅れた。前橋大島駅の次の駒門駅で列車交換待ちになった。高崎行の電車も遅れているというから、17時までの窓口に間に合うかどうかアヤしくなってきた。
車内は地元の乗客ばかりで、こういうのに慣れているのか皆じーっとしています。
駒門駅に停車したままなかなか動かないし、高崎方面の電車も来ないので、ドア開閉手動ボタンを押していったんホームに下りたんです。相手に電話した。
「いつも窓口でお世話になってます。今月分の変更の届け出を一式持参してそちらへ向かって駒門まできてるのですが、両毛線が強風で遅れてまして・・・」
・・・まで言ったら高崎方面の電車がゆっくり入線するのが見えたので、
「あ、今、交換列車来たようです。今からだとギリギリ・・・17時過ぎてしまいますが、時間外で恐縮ですが受けていただけないでしょうか」
「あ、大丈夫ですよ~」
明るいお声はどうも何処かで聞いたような気がした。後で聞いたら相手も私のことを、どこかで聞いた声と思ったそうである。
私は最後尾の車両に乗っていたので、私がホームでかけた電話TALKは車掌室から顔を出した女性車掌に筒抜けになった。
女性車両は申し訳なさそうに私に一礼した。わざと聞こえるように言ったんじゃないですよ。だけどこの女性車掌はさっき高崎駅では男性助役とピーチクパーチクくっ喋っていたからね。強風だから仕方がないけど、ちったぁ肝に銘じなさいよ。
Total20分遅れで目的駅に着いたのが16:50。私は駆け出した。誰よりも早く階段を下りて改札を抜け、駅前にヒマそうに停車していたタクシーをふん掴まえる。
タクシー.jpg
タクシーは市街地をソツなく飛ばしてギリギリ間に合った。タクシーを待たせてわざとバタバタ駆け込み、ゼェゼェ息をしながら窓口に立った。
走ったのとゼェゼェ息を荒くするのは演技でもあります。急いできましたという体裁を繕えば相手の対応がやわらかになるのです。(いつもこの手は使えません。時間ギリギリの時に有効です。)
「遅い時間にすみません・・・(ゼェゼェ)・・・先ほど電話した・・・の・・・の者ですが・・・あれっ??」
「こんにちはぁ」
「S崎さん(仮名)じゃないですか」
「お久しぶりですね~。電話のお声を聴いて、あれもしかして?って思ったんですよ」
ニコニコしながら対応してくれたのは2年前まで県内別の窓口で世話になった方だった。ゼェゼェはスッとんだ。
処理済~窓口2.jpg
群馬県内の私の公用窓口の担当官は女性が多いのですが、異動になってご縁がなくなって、また何年か後に別の窓口で再会するケースをこれまで3度ほど経験しています。
再会はドラマ。相手がお役人でも血が通っています。
ただし窓口に限ります。上の上の方は固いね。
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