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スピンオフ [居酒屋]

この店を卒業した彼が。。。
正月明け5日夜.jpg
この店で修業して。。。
おや?.jpg
今宵限定、彼だけの料理バージョンで営業します。
私らにも「どうですか?」と声かけて下さったので「行くから」と即答した。
完全予約制です。普段いる女性店主はお休み。
せめて貸切にしたら?.jpg
何?本日定休日の貼り紙?
でも店内には灯が点いてるじゃないか。
「せめて本日貸切にすればいいのにねぇ」(ジャン妻)
「もしくは本日はご予約のお客で満席ですとかね」
限定メニュー.jpg
「今日はお任せ?」
「10品ほどご用意していますので、その中からアラカルトになります」
「まさか前の店のメニューが出るんじゃないだろうな」
「今のお店のお客様の為に、何品かは・・・」
お酒も限定メニュー.jpg
彼(Kさん)と若奥さんの2人で切り盛りしていました。
「〇〇さん(前の店の店主とママ)たちは来ないのか?」
「声掛けたんですが、どうしても都合が悪いそうで」
「ゴルフだな」
「おそらく・・・」
「さては俺らと相席がイヤだったんだろ」
「そ、そんなことはないと思いますよ」
最初の膳.jpg
何処かで見たような.jpg
「このおとおしはどっかで見たことあるな~」
「・・・」(ジャン妻)
「前の店だろ」
「そういうこと言わないのっ」
ポテサラ.jpg
「このポテサラも喰ったことあるな~」
「・・・」
「おそらくこの薩摩揚げも・・・」
「止めなさいっ」
キンメとホウボウ.jpg
「〇〇さん(私のこと)ってあまりお刺身を召し上がらないようですが、キンメのいいのが入ったんですけど」
私らが刺身を喰わない訳ないのだが。創作料理の酒場ではそっち優先で刺身に嗜好が湧かないだけですよ。
キンメ.jpg
ホウボウ.jpg
私はあくまでカウンターのこっち側の人間なので、カウンターの向こう側の料理人の世界をよく知らないですが、料理人が一か所にず~っといるのではなく、あちこちの店で研鑚・修養する人種なのは理解できます。
その先にはいずれ自分の店を持つという目標がある。
だから彼が都内の店を辞めたのも見送った。
辞める時、彼が将来自分の店を持つ候補地に鎌倉を選んだのには、あくまで個人の意見として反対した。鎌倉は観光地で昼間は人がいるけど夜に飲むところじゃないと思うよって。
東京都に通勤して仕事あがりに「さぁ鎌倉へ飲みに行くかぁ」って輩を見たことない。地元にいたってそういう人は見たことない。私だっていいとこ大船か藤沢までだし。
この日私の隣にいた地元にお住まいの方は「鎌倉はいろんな人が来るけど、皆、他から来る人だから」って。そういう人は観光地目的で来るからその時だけしかいない。イコール税金を払わないというのである。(消費税くらいか。)
でも彼が次の候補地や修行の場どころか、この地に転居までしちゃったのには驚いた。背水の陣という訳でもなく単に超がつくほどの頑固らしい。
この日の翌日に前の店に行ったら店主とママから案の定「彼どうだった?」といろいろ聞かれたので全部喋っちゃったんだけど。
「アイツ頑固なんですよ。一度こうだと決めたら譲らないんです」(前の店の店主)
「私が黒板に書いたメニューの文字でも、いや、その字はこうですって言い張るの」(前の店ノママ)
「その字じゃないだろこうだろって言っても、いや、これでいいんですって」
その頑固さを尊重するしかないじゃないか。
アジフラ.jpg
メンチカ1.jpg
メンチカ2.jpg
これはアジの骨煎。おそらく昨夜、今日はお休みの店主がブラ下げたんだろうけど。私が「1枚揚げてくれ」ってお願いしたのです。
骨煎.jpg
もしかしたら干してあったアジは彼の裁量が及ばない材料かな。
「あとで1枚足りないわよって気付くかもね」
「大丈夫ですよ」
「そうかぁ。じゃぁ猫がさらってったか、うっかり揚げ油の中に落としちゃったってことにしといてくれ」
メニューに無いこの骨煎が幾らで勘定されたのか知らない。
里芋饅頭1.jpg
里芋饅頭2.jpg
里芋饅頭3.jpg
彼が料理するのを久々に見た気がする。この店で前の店とほぼ同じ料理を喰らうのにちょっと違和感があったがまぁ料理の腕は衰えてなかったよ。最近は店主のサブだからね。
でも今宵のお客はこの店の常連さんの中から彼が選んだんだと思う。私らもそう。
皆が彼のファン?なので優しい訳ですよ。決して早くはなかったし、オーダーオチも笑って許してくれたでしょう。
愛されてるのはいいけどお客に甘えちゃイカンですよ。
町田と黒牛1.jpg
町田と黒牛2.jpg
私らはきっかり2時間で出ました。出る時「これからも彼をよろしくお願いします」と余計なことを言ってしまった。
彼はもうすぐ今いる店も去ることになる。この記事をUPした今日はもう去っているかも知れない。
雨の鎌倉.jpg
彼は次のステージもこの地の何処かと決めていて場所も聞いた。都内から鎌倉へ、カウンターの垣根を越えていつの間にかサポーターになりそうである。
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