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山女 [人間ドラマ]

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船山温泉に向かいます。
昼前、11時に熱海から函南街道を下ってKIYAに来た。船山行お決まりのランチでございます。
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別にKIYAでなくてもいいのですが。
何か安心感があるんですよ。
「この店、来る度にメニュー違くない?」(ジャン妻)
「そうかなぁ」
「前は何食べたっけ?」
「いつもと同じようなものだよ」
船山温泉が料金値上げしたことでそれまで四半期毎に1度行ってたのがここ最近は年に3回になった。1回分減った。なのでこの店、KIYAに来る回数も減ったという訳です。
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今宵、船山で肉中心の山の御馳走をいただくのに昼がこれである。バーグにカニコロッケ。
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ジャン妻は雑穀米、私はこの店で作ってるパン。
このパンが意外と美味なのにオドロキ。
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「珍しいねアナタがパンなんて」
「わずかに塩加減が効いて美味いよ・・・モグモグモグ・・・さらの木の菓子みてぇなパンよりこっちの方が美味いぜ」
その比較にジャン妻は眉をしかめてる。この店で初めて食べたから美味しく感じるだけでしょうと。
パンをかじりながら思い出したのは、
「今頃、例のランチ会、開催されてるのかな」
「さぁ。そうじゃない?」(ジャン妻)
昨日書いたネタ。会社から1人辺り3000円計上できる(計上であって支給ではない)会議費(懇親会費用)を利用したフレンチのランチ会が今頃、女性陣中心で開催されている筈である。
女性幹事(http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-05他に登場した私と不仲の女)は、社に数名いる役員に電話当番を押し付けて、役員クラス抜きの開催を目論んだ。
それでいながら呼んだメンバー全員に、「8%の消費税分どなたかカンパお願いします」
3000円の会議費に消費税分が加わると3240円になる。240円オーバーを誰が負担したのだろうか。仮に20人だと240円×20人=4800円だから一般社員の財布だと小さい額ではないよね。
「どなたかカンパ・・・」のお願い対象者で役員クラスを抜いた上の者というと、社内の番付からして私も辛うじて含まれるのだが、こうして開催当日、私らは前から船山温泉行きが入ってたので早々に不参加を表明した。
幹事にしてみりゃ私というカンパ要員、お財布がアテにできなくなったのである。ザマミロ。
「アタシも多少は出してもいいかな・・・とは思ったんだけどさぁ・・・止めたワ」
あたりまえだ。出す必要ない。俺らは3000円の恩恵を受けてないんだから。では消費税分は誰が出したのか?今日まで聞いていない。
裏の手がある。精算時に参加していない者の名前を借りて接待交際費を申請するというもの。
「アタシたちの名前使ったんじゃないの?」
「だとしたら図々しいヤツだ」
後で、「お名前をお借りしました」という報告もなかったけど。
会社の金なんかで飲み食いするより自分の財布っから出して飲み食いする方が美味しいものだよ。

ガツガツ喰い終えてくるまに戻る。
KIYAって安中の104に比べるとCPは良くないな。
街道に出て、「本屋さんへ行きたい」
「いいけど15分だぞ」
船山温泉の客室で読むんだって。大場(ダイバ)の戸田書店で購入したものは、
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「山のミステリー 異界としての山」
第1章 山の幽霊ばなし
第2章 人智を超えるもの
第3章 自然の不思議
第4章 ひとの不思議
怪談バナシではない。怪異譚である。人間ドラマの第4章が興味深かった。
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船山温泉入りして内湯の有様に唖然となり、やや茫然としながらも気を取り直して部屋で寝ころび、「山のミステリー」を読み始めた。
私は読書のスピードは人より遅い方なのだが、その日のうちに一気に呼んでしまった。
ジャン妻にも2遍ほど拾い読みさせたら、「オモシロいねこれ」
何でこういう本を買ったのか。実は読んで「山はおそろしい場所」という内容だったらウチの女性社員に貸してやろうと思ったの。
その女性社員はUといって山が大好き女。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-19
呟きⅠにも時々登場した。

Uは私と知り合ってから今年で10年過ぎた。
私と手が合う女性だが現在はもう第一線を引いている。業務ストレスから体調を崩した。身体が丈夫じゃないのです。
異動させて現場の中枢から一線を引かせた。それでもそこのナンバー2にはなっている。
このUという女性は山に登らないとストレスが昂じてイライラする女で、30半ば過ぎてから山に魅入られ山に登ってばかりいるうちにレベルが上がり、現在は上級登山者の域に達した。
真田丸の岩櫃山の話になって、その話の延長でUは、「妙義に登りましたよぉ」
「何?妙義に登った?」
「〇〇さんは妙義に登ったことは・・・」
「あるわけないっ。山ってのは遠くから見るだけでいいんだっ」
「山っていいですよぉ」
「山に限らず大自然なんていいものに決まってんじゃないか」

私はUに対して、山に登ってばかりいないでさっさと結婚しろよと思っていた。10年近くも会社の為につくしたんだからこれから先は自分の人生考えろって。
そしたら一昨年、突然、「入籍しました」と言ってきた。相手は山仲間だって。そうかその手があったかと。その時はUの為に喜んだよ。
「さては山小屋で雑魚寝してるうちに情を通じたか」と言って横っツラを張られそうになったけど。
家庭を得たことと、やや体調を崩したのでUは第一線から引いた。
そしたらUは、私からの質問事項や業務連絡の返信、レスが遅くなった。こっちが今日の昼に依頼してもUからの返信は翌々日の午後という体たらく。
ある時、返信が来ないUにジレた私は自らUのいる現場に向かった。U本人に用事があるのではなく、そこにいる新人のことで相談があったのだが。
そこへ向かう途中の電車内でようやくUからレスが来た。私が昨日送信した内容のレスで、今頃になってレスが来てもこっちは別ルートで把握済みなのと、「いいよもうそっちに向かってるから直接話すさ」
でも業腹なのもあって、「レスが遅ぇよ」って返した。そしたらUから、「時差 時差」というフザけたレスが返ってきた。
ムッとした私はUの現場に入って挨拶もそこそこに、
「何が時差だコラっ」
「だぁってぇ・・・だぁっえぇ・・・気が付かなかったんですよぉ。前と違ってぇ、家のこともしなきゃいけないしぃ」
「家のことったって・・・それは自分で選んだんじゃないか。別に会社都合で結婚した訳じゃあるまい」
乱暴な会話になってしまったが、周囲は私とUの関係、会話を知らないのでキョトンとしていた。

その時はギリギリ間に合って済んだのだが、今年の夏になってUにある件で業務連絡を送信したら例によってレスが来ない。
いつもの事かと諦めて直接対処しようとUの現場に行ったら当人がいない。3日ほど休みだという。
留守を守る新人が、「Uさん、山へ行ってますよ」という。
「また山かよ」
「今度行く山は凄いらしいですよ」
「何がどう凄いんだ?」
「さぁ。後で写メでも来ると思いますけど」
「もう家庭を持ったんだからあまりアブない山に行くんじゃないと言ったんだが・・・」
Uは休み中に留守を守ってた連中から、「お休みの間に〇〇さんが来ましたよ」、「アブない山に登るなどうこうって言ってましたね」と伝わり、3日後、Uから写真が送られてきた。
山4.jpg
瓦礫だらけじゃねぇか。
登山道ではない。岩だらけ。
これって落石の危険もあるのではないか?
いったい何処の山に登ったんだ?と送信したらこの時はレスが早く、登った山の写真が数枚レスされてきた。
岩壁を垂直に伝って登ってる写真もあった。よく見たら安全帯もない。
頂上は狭く、そこも岩だらけ。

で、前述の書籍が、山を畏怖する、山を怖れさせる内容だったら、Uに貸し出して多少の戒めになろうかと思ったのだがそういう内容ではなかった。中には遭難者の話も含めて怖い内容もあるが、どちらかというとハートフルなハナシが多いのである。
これはUに見せても抑制にはならないと思った。

JR南武線に乗っててたら車内ニュースが流れ、今年の7月~8月にかけて全国で発生した山岳遭難事故件数は660件に達し、統計上は最多。そのうち7割以上が中高年(40歳以上)だった。
その旨、Uにメールしたが返事が来なかったので、また別の日に本人にねじ込んだ。
「あの垂直に登ってる写真は何だ?岩壁か?」
「みたいなものです」
「アブねぇじゃねぇか」
「三点支持してますよぅ」
さ、さんてんしじだと・・・!!
「まさかロッククライミングじゃないだろうな」
「いえいえそうじゃないです。鎖もあるところはあるし」
「安全帯も無さそうだし」
「身体をロープで巻くこともあるんですけどぉ」
高いところがイマイチ苦手な私は背筋が寒くなってきた。
「尖がった山に登ったらしいが頂上は狭いんだろ?」
「これくらいはあります」
今、会話している狭い部屋を指示して、およその広さがわかった。
「そんなとこにいて天候が急変したらどーすんだっ」
「大丈夫です。ガイドさんいるもん。それに普通のひとたちもたくさん登ってますよ~」
「普通の人?だから中高年の遭難が増えてるんだろ」
「ちゅ・・・中高年??ア、アタシたちももう中高年?アハハハハ(笑)。そうですねもうその域ですね。だから〇〇さん(私のこと)も是非、山へ・・・」

Uは周囲から、「身体が丈夫でないのによくあんな険しい山に登れるね」と訝しがられている。
ただ、山に登ることで体力が少しずつ戻ってきてるみたい。
でも心配の種なので、私は拝み倒すように、「あまり険しい山に行くんじゃないっ」と釘をさすものの聞きゃぁしないんだ。
「大丈夫です。危険だったらその場で撤退しますから」
10月の祭日、Uはまた何処かの山に登るという。
書籍に記されたように、山は人を魅入らせ、人智を超越した不思議な力を現すところなのかも知れない。

で、船山温泉、問題の内湯についてですが。。。
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渓流の湯1.jpg
!!!
コメント(8) 

コメント 8

みー

確かに!!!!!( ̄▽ ̄;) って感じです。

登山と言えば10年ぐらい前に木曽の鎖り場があるようなところに
登ったことがあります。頂上は狭くて、写真を撮るのも不安定な
所で順番待ちでした(@_@;) いま考えると、もう無理です。
by みー (2016-10-02 12:58) 

のばら

あちゃー、ほぼ寝湯になってしまいましたね。あちこち日帰りで旅館の湯船はいりましたがこのような感じの湯船は見たことありませんね。
by のばら (2016-10-02 15:26) 

船山史家

みーさんこんにちは。
!!!!!!!!!!・・・!が幾つあっても足りないかも。
本文中の主役女性は、2014年に噴火した木曾の御嶽山にも登ったそうです。もちろん噴火前に。あの災害が発生した時、すぐ安否を問うメールしましたモン。
私は登山はしませんが、上州にいた頃は標高のそんなに高くない山城を散策しました。でもそれは麓からえっちらおっちら徒歩で登ったのではなく、中腹の城域までくるまで行けて駐車場があって、そこから本郭まで短い距離に限ります。斜面直登なんてとんでもない。
まぁ長くいる僚友で手が合うので時々気になります。
by 船山史家 (2016-10-02 17:47) 

船山史家

のばらさんこんにちは。
日頃いただくコメントを見て、ゲストのコメンティターさんのくお人柄を何となく想像したりします。のばらさんから、「あちゃー」が出たのは初めてで少々オドロキましたが。(笑)、でも見ての状態です。
お待たせしました。船山と関係ない人間ドラマをUpしてる場合じゃないんですけどね。
寝湯は否定しません。あってもいいと思う。でもこれは大浴場を埋め立てたようなもので。後でT館長に具申しましたが。。。(記事に続く)
by 船山史家 (2016-10-02 17:48) 

ヒロ

かつて山男だった私は、このお嬢さんの感覚がよ~くわかります。山はいいです♪ 
船山温泉は・・・・半分くらいが寝湯になっちゃったんですか・・・・(°o°)
by ヒロ (2016-10-02 20:11) 

船山史家

もと山岳部のヒロさんこんばんは。
長い付き合いのお嬢さん?ですが。
私の一回り下かなぁ。もういい加減にせんかといつも心配しちょります。
あ、タイトルはヤマメじゃなくてヤマオンナです。
大浴場の半分じゃきかないです。半分以上ですよ。今まであったものを活かして新しいものを入れるならともかく、それまであったものを潰したようなものですから。
by 船山史家 (2016-10-02 22:42) 

のばら

露天風呂の方はどうなったのでしょうか?
by のばら (2016-10-03 07:49) 

船山史家

のばらさん、今からUpしますね。
露天はまぁいい方向に改善されたんですよ。ただ、内湯がこういう状態なので、今後は貸切の集中率が高まることが懸念されますね。
by 船山史家 (2016-10-03 08:12) 

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