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Confession [居酒屋]

最初の膳.jpg
おとおし.jpg
若い女性社員が辞めた。
その子は心の病で休職してた。
休職期間は長引き、その間、保険で何割かは支給された。
前に私が担当したことがある子です。初対面でいきなり「辞めたい」って言ってきて、「そんな理由で辞めたって世間じゃ通じない。辛抱しろ」って言ったね。
あまり仕事のできる子ではなかったが、注意したその後、私に懐いてくるようになった。こういうパターン、ケースがときおりありましてね。自画自賛するわけじゃないけど私は相手の為に本気で叱りますから。その代わり誰が見ても優等生、無難な子は私の琴線に触れないのです。

キャベツの塩もみ!!
キャベツ.jpg
ハムカツッ!!
ハムカツ1.jpg
2人で来てるのに何で3枚なんだっ!!
ハムカツ2.jpg
ハムカツ3.jpg
休職が長引き、気になった私は様子を伺いたくて行動しようとしたのだが、ある人物から私に、「あの子に関与しない方が・・・」と制止されたのです。
その子は私に甘えるし、私もその女性に甘いと見られてるから、引き留めないでくれのような空気だった。
本人が強い意志で戻ってくるならいいが、病気が病気なので無理もさせられない。時間が経てば経つほど復帰の可能性が低くなってくる。
あまり長くかかると忘れられ、その子が不在でも現場が回っていかざるを得ないので、「いずれ辞めるだろうな」って空気に変化した。
で、今年になってから、本人から所属長にメールで退職の意志が送信された。
所属長から私に連絡があったんですよ。「そういうメールが来たので、〇〇さん(私のこと)の方で退職の手続きをして欲しい」って。私に投げてきたんです。
メールは本人が入力して送信したんだろうけど。私宛に直接来たわけじゃないので見せて貰ったの。業務アドレスに送信されたので、取扱いに注意したうえで上長判断での転送は社内的に可なのです。
そこには確かに辞める意志の文言はあった。
私は請負った。「自分が電話で意志を確認します」
後日、第三者から、「所属長は、自分は本人に電話したくないって言ってたんだよね」を知ることになる。なんだ。自分が電話したくないから私に押しつけたのかって憮然としたけどね。
でも請負った私は本人に退職の意志を確認しなくてはならない。本人の口から聞かなきゃ。電話するしかないじゃないか。
かき揚げ1.jpg
かき揚げっ!!
かき揚げ2.jpg
事務的に退職手続きするだけの筈が、私が電話で確認する、イコール、引導渡すって構図になってしまったのですよ。だったら病気休職中も私が様子伺いとか対応させろっての。
辞めるのを待ってたような雰囲気の中で、最後の手続きだけ私に持ってくるなよ。私はその子への関与を差し止められてたんですよ。
ブツクサ言いたいが、手続きしなきゃならないので電話しましたよ。1回で出なかったけど折り返し架かってきた。
消え入りそうな声だった。
「聞いたよ。メール送ったって?」
「ハイ。仕事のことを思い出すと体調が悪くなるので」
「そうか。環境変えるしかないな」
「ハイ。今の会社では無理です」
「わかった。では自筆で退職届を書いて貰うが、退職の書式わかるか?」
「いいえ」
ネットで書式を検索して、日付いれて、朱肉のハンコ押して私宛に郵送するように言った。
「いついつの日付で。その日付で離職票と、保険喪失の手続きをするから」
辞表は会社ではなく私の家に届いた。受理され、その日付で処理された。
栃尾揚げ1.jpg
栃尾揚げチーズ入りっ!!
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何日かしたらまた連絡があって、
「あの・・・」
「どうした?届いたよ」
「ハイ。自分の私物がもしロッカーに残ってたら、〇〇さんの方で処分して欲しいのですが」
ええぇぇぇ??
自分で行って、最後の挨拶がてら自分で処理すればぁいいじゃないか。女の子のロッカーなんかそうそう開けられるかよ。
でもヤダって言うんです。行きたくないって。
「顔を出し難いのはわからないでもないが・・・」の後で私は感情的になり、つい言ってしまったのが、
「お前は私と会うのも、私とこうして電話で話すのも辛いのか?」
返って来た返事は、
「ハイ・・・ツライです」
!!!
あっそ。俺と話すのもツライってか。
そうかいそうかい。だったら私物の始末も俺に頼むんじゃないよっ!!・・・とは言えなかった。
言わなくてもいいことを言ってしまった。
「わかった。私の方で処分する。でもその連絡はこちらからしないからな」
「ハイ。それでいいです」
この会話で終わった。
蕪南蛮味噌.jpg
蕪味噌っ!!やっこっ!!
やっこ.jpg
クリームチーズ酒盗.jpg
クリムチーズ酒盗っ!!
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で、この写真の店でジャン妻にグダグダ言ってるんです私。
「力になれなかった」
「しょうがないよ。病気だもん」
「前も言ったろ。俺は自分がアクション起こさないで、後になってから、あの時、対応すればよかったって後悔するのがイヤなんだ」
「ああ、あの子退職するんだ。でもあの子とは辞める理由が違うしね」(ジャン妻)
あの子とあの子は違います。後者はhttp://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-29の子。
(後者の)「アイツは最後の頃になったら、こんな給料じゃやってられないってなったからいい」
「そうか。アナタはお金のことで辞めるんだったら引き留めないもんね」(ジャン妻)
「月に100万貰ってても、200万必要なんですだから辞めますってなったら引き留められないさ。そこで諦めがつく。嘘でもいいから給料が不満で辞めますって言って欲しいよ。でも(前者の)あの子は病気だから。幾ら本人が弱くても、そうさせたのは・・・」
「・・・」
私はかつて担当したその子に個人的には悪い気がしても、「力になれず悪かった。辛かっただろ」も言えない。
だって対応、関与を止められたのだし、私が謝罪文言を口にしたらそれは会社として謝罪した、認めたようにとられかねない。
その子の同僚や、一般社員が、「ゴメンね」と言うのとは違うからね。
「その子だって、最後の手続きしてくれたのがアナタで良かったんじゃないの?」(ジャン妻)
「・・・」
「いつまでも引き摺らないの」(ジャン妻)
「・・・」
店内2.jpg
誰も辞めない会社などない。
辞め方は違えど、人それぞれだけど、誰もがいつかは辞めるのだから。
コメント(2) 

コメント 2

mackk

ご無沙汰しています

最後の言葉、まさにそのとおりですね。
(現在進行中の件もあり、ついコメントしてしまいました)


by mackk (2016-04-08 17:15) 

船山史家

mackkさんこんにちは。
出張してました。今月は出張回数が多いのです。
人事=ヒトゴトですが、どこかで諦めというか踏ん切りも必要ですね。
でも後で後悔したくないので、できる限り頑張ります。(対社員の場合)
by 船山史家 (2016-04-09 16:19) 

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