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Mさんに何て言うんだ? [さらの木]

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前回の「さらの履歴書」シリーズに続いて今年最初のさらです。日曜日の昼前に出て、地元を出る国道、新湘南バイパス茅ヶ崎海岸出口、西湘バイパスの早川~石橋出口、3箇所で渋滞した。
車中時間が長いので車内でいろいろ話した中では、
「まだ伊東が書いた稟議は通らないのかぁ??」
「まだみたい」
「何か不具合でもあるのか?まさか否決されるなんてこたぁないだろうな」
「それは無いと思うけど。伊東さんの稟議が通らないとアタシの後任の求人がかけられないってウチの部長が言ってた」
その稟議が回覧されることで、ジャン妻が今いる部署からいなくなることが公になるのだ。メール誤爆部長、私とソリ合わないオンナ、最近ナマになった後輩たち、日頃ジャン妻を便利屋扱いしている連中はジャン妻がいなくなるのを知ったらどんなカオするかね。
「そっちの部下の連中はまだ知らないんだろ?」
「まだ知らない」
否決される可能性も無きにもあらず??
「そうなったら当初の通りに動くしかないよね」
「まだ104、麦とろ、紀尾井には断りを入れていないからいいけどさ。で・・・」
ひと呼吸おいて、
「今日Mさんに何て説明するんだ?」
「う~ん・・・3年延期になりましたって言うしかないよね」
「3年ね」
「・・・」
「3年後に104、麦とろ、紀尾井、さらが存続している保証なんてないぞ」
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Mさんにあれからその後を説明しているジャン妻である。
私も大袈裟に言った。
「私まで会議室に呼ばれてさ。彼女はあっちこっちで修行する段取りをつけたと言った中で、伊豆高原のペンションでも修行するって話つけたんですけどって言ったんですけどねぇ」
これは大嘘です。Mさんには相談しただけ。
Mさんは感嘆していた。
「でもそこまで引き留められるって凄いですね。お仕事おできになるから・・・」
私じゃそこまで慰留されないかのように聞こえたのは何故だ?
「まぁこちらが思ってたよりも上のクラスに評価されてたということですよ」
と言いながら私は何だか釈然としない。前回ローズカフェでMさんに相談した手前、少し悪しざまに言った。「初志貫徹しない」「うそつきめ」「すぐ転ぶ」「あの決意表明はどうした」って。言い過ぎた感はある。
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Mさんがウエルカムを取りに厨房に下がった後、
「あれ?プチたちは?」(ジャン妻)
「くるまの中」
「何で持ってこないの?」
チェックインする時にドライブの御守りプチは、
「今日は部屋にはいらねぇ。ここ(くるま)にいる・・・って言い張るから置いてきた」
「連れてきなさい」
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ジャン妻が「連れてきなさい」と強硬に言い張るのでポケットに入れて持って来たら、ちょうどMさんがウエルカムデザートを持って部屋にインしたところだった。
「くるまの中に置いといたんですがね・・・」(私)
「あら、プチちゃんブーブ(くるま)の中にいたの?」
(ブーブだとぅ?)
プチはムッとした。
(こども扱いしやがってからに。)
プチは私のポケットから飛び出し、テーブル上でダンダン飛び跳ねて怒りを露わにしたがMさんには通じない。
この子らはぬぐるみというカテゴリではなくあくまでも御守りです。くるまのボード上に置いてから無事故なのだ。違反はありますけど。
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Mさんが下がった後、プチは憮然としたカオで横になってフテ寝している。
夜はチョコケーキになるそうだが。
「チョコレートケーキだとぉ」
「バレンタインだから」
「ああ、バレンタイン?」
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「甘いなぁこれ」
「これぐらいならまだ甘くない方よ」
「そういえば〇〇(ソリの合わないオンナ)が私に義理チョコならぬ義理塩煎餅をくれたな」
「塩だけの煎餅がなかなか無くってって言ってたわよ」
「探したのかアイツ?塩だけってあるよ。探し方が下手なだけだ」
私は塩しか喰わない。醬油も海苔巻いたのも、チーズやらヘンなものが添加してあるのもNGで、塩味しか喰わない。詰め合わせが回ってると「塩だけ全部くれ。他はいらねぇ」になる。
ソリの合わないオンナがくれたのは、ハッピーターンとかソフトサラダじゃなくて、しっかしした和菓子の煎餅だった。
「そうか。でもそれ探し廻ったのかアイツ」
「みたいだよ」
「そこまでせんでいい。お返ししなきゃならないじゃないか」
何を返せばいいのかわからない。ソリの合わないオンナの苦手なものって何だ?
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陽が西に傾くのが早い。
敷地内が日陰になって写真が撮り難い。
すぐ薄暮に包まれ、ディナーの時間が迫ってくる。
今日もし早く着いたら、Mさんが以前いた赤沢の山の上まで行ってみたかったんだけどさ。オチは予想できる。こんな山奥で暮らしてたのかって。
給湯が止まる前、5分前に下りた。
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辞めるの止めたってよ [居酒屋&人間ドラマ]

小田急江ノ島線と相鉄線が斜め十字クロスになっている大和駅近くにいます。
社内で最も親しい友人のひとりであるJさん(仮名)という女性と待ち合わせです。
今宵の会合は、ジャン妻が昨年秋にJさんと2人で入った店を指定したのだが、ジャン妻当人が覚えていないというから困ったもの。
「その店の手がかり、特徴は?」
「駅の改札から出てすぐ路地の地下にある店だったんだけど、提灯が下がってたような。玉子を揚げたおでんみたいなネタがあって、それが美味しかったな~」
それだけか。駅のどの出口かも記憶がおぼろげで心許ない。
「何でその店を選んだのさ?」
「店の前に立ってたら若い店長がたまたま出てきて『どうですか~?』って声をかけてくれたの。それがとっても感じよくって。それとラストオーダーが遅かったんだよね。アタシたちがいる時間帯にラストにならなかったの」
「Jさんは覚えてないのか?」
「覚えてないって」
「そんなに飲んだのかぁ?」
「そんなには。夜遅くまで営ってる店なんだけど、あの時は確か終電ギリギリで帰ったんじゃなかったかなぁ」
「その時俺は何してたんだろ」
「さぁ。群馬で遊んでたんじゃない?」
「遊んで・・・」
仕事ですよ。夜は群馬八幡か通町にいたんだろう。
せめて行った店の名前ぐらい憶えてなさいよ。
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大和駅北口から右に歩いて昭和通りに入ったらそれらしきデカい提灯を発見した。
店頭に表示された料理写真を見て、
「あ、これよ。この店だわ」
たまごを揚げたおでん?の写真もあった。
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この文言を見る限り随分と腰の低い店である。
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「他にもたくさんお店がある中、本日は当店を選んでいただき、ありがとうございます。
迷わずまっすぐ降りてください。
お気軽に立ち寄ってください。
階段が急なのでお足下にお気をつけてください。
いらっしゃいませ。本日もごゆっくりしていって下さい。」
階段を降りたところが店内で、入って右にカウンター席、左手にテーブル席が4卓。後から1名来る旨を言ってテーブル席へ。
若い女性スタッフは3人いた。明るい接客だが服装が普段着だった。
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おとおしに刺身盛り合わせが出たぞ。
「おとおしにお刺身が出ますので先にお飲み物は何に致しますか?」と聞かれた。残りもの、やっつけを出されるより、そうやって口頭で言ってくれる方が良心的でいいと思いますが。
鴨燻製、チョリソ、チープなアテが多い。
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もやし炒め480円??
スーパーの売値28円×2袋のボリュームだから、8割方儲けてるなと見たぞ~。
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Jさんは30分ほど遅れて来た。
乾杯して、私はJさんに軽くアタマを下げて、
「今日は何なの?」(Jさん)
「お呼び立てしてすみません。あのね、コイツ(ジャン妻)辞めるのを止めたのよ」
「ええっ!!」
「というか、延期」(ジャン妻)
昨年11月、ジャン妻は辞意を表明して部署長に届を出した。
その後でJさんとこの店に入って理由と事情を話している。
Jさんは同世代の女性として「辞めるのは残念だけどその気持ちわかるワ。アタシも60歳65歳になって、まだ今の仕事やってるのか?って思うもん」
賛同してくれた。

ジャン妻上司が保留して預かり状態で公表しないまま新年が明けて、業務の引き継ぎ、後任者の選定等あり、6月末で決まりそうだったのだが。
私らの及ばない意外な力が動いた。
私らの社はグループ内で2層になっている。昨年5月、私らの前から突如としていなくなった伊東甲子太郎が私らより遥か上の執行部中枢に戻ってきているのだが、その伊東がジャン妻を手放したら「損失である」とばかりに容喙してきたのである。
昨年の12月、静岡出張に行くので出ようとした私をジャン妻上司が「ちょっといいですか?」と会議室に呼んだ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-01-15
そこにジャン妻、ジャン妻上司、伊東甲子太郎の3人がいて、伊東の提案は、
「〇〇さん(ジャン妻)に自分が構築するシステムの要員に加わって欲しいのです。〇〇さんは旦那さん(私のこと)が頷かないだろうと言われるので・・・」

伊東の狙いは何か?
伊東はhttp://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-24で再会した時に話したジャン妻の不満を覚えているのもあって、現籍を離れて自分の傘下に来て欲しい、ジャン妻が現職ではさせて貰えなかったことを自分の下でやって欲しい言うのだ。
「それを構築できるのは〇〇さん(ジャン妻)しかいないです。思いとどまっていただけませんか?」
私は「遅ぇよ」って思ったよ。ジャン妻が出したのは11月ですよ。今日まで何やってたんだ。
伊東は水面下や裏で動いていたらしいが、今年になってジャン妻上司が「もう自社や私では慰留できません。伊東さん出て貰えませんか?」のように言ったと思う。

ジャン妻は伊東に「伊東さんのプランは確かに興味がありますが、もう彼(私のこと)は各方面へ相談済みなので、云と言わないと思いますよ」と言ったので私まで会議室に呼ばれた。
「お前はどうしたいんだ?」
「そのプランは前からやりたかったことだけど。いろいろ制約があってできなかったんですよ」
やれやれ。私は嘆息しながら、
「伊東さん、彼女を心配してくれてそこまで買ってくれて嬉しい気持ちはありますが、実は私、彼女の第2のプランとして、よく行く地方の居酒屋2軒、安中の洋食屋、伊豆高原のペンションに話をして渡りをつけてしまったんですよ」とやや大袈裟気味に行った。
ジャン妻はこれまでの経理やPCの知識を全てなげうって料理の道にすすもうとしていたのです。
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「は、早いですね、早過ぎないですか?」(伊東)
「だって今日までリアクション無かったですから」と言ったらジャン妻上司は苦笑していた。
伊東は尚も食い下がった。もったいない、会社全体の損失だと。

「そのプロジェクトはどれだけかかるのですか?」(ジャン妻)
「3年が勝負と見ています」(伊東)
この3年ってひっかかるところが後で浮かび上がるのだが。
「3年?3年限定ですね」(ジャン妻)
「いやいやいやいや未来永劫ですよ」と伊東はいつもの大風呂敷を広げたが、な~にが未来永劫だよ。
「どうしたいんだ?」
「3年限定ならやりたいです」
私は苦味を噛みつぶしながら、
「お前がやりたいのならやればいい」
と言ったのである。持ち帰る手もあったが、それは私の美意識が許さなかった。相手は伊東である。知らない第三者ではない。
伊東は自身の上役数人にも承諾を得てその会議室へ提案に来たので、私らも無下にも断れなかったのである。
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Jさんといる地下の店へ場面を戻す。
「私が思ってた以上にコイツ(ジャン妻のこと)が大物だったってことですよ」
「じゃぁ伊東さんの秘書になるの?」
そうは聞いてないぞ。
「秘書ではなく彼が作るチームに入ることになるのかな。伊東さんはそのシステムを構築するのに3年が勝負って言ってたので3年延期だね」

伊東の言う3年がどうもひっかかるのだが。
私らは運営部門、伊東は私らの上の会社で運営させる部門にいる。なのでジャン妻は転籍になるのだ。私らが群馬に飛ばされたのは転籍ではなく出向というカタチだったが、それは期日があったからであっる。
(2年って言ったのに1年で帰しやがって。)←まだ言っている私。
辞意を表明したら伊東の鶴の一声で「そんなもったいない。だったら私のところへ」こういうケースは異例で過去に例がなく、知らない人間が聞いたら「上がる為に辞意をちらつかせた」と取られかねない。それが危険なのだ。

「Jさん誰かに話した?」
「うん、HちゃんとMちゃんとMさんに」
「ああ、あのメンバーなら。でも稟議が通るまでは口止めしないと」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-18
Jさんが喋ったメンバーは各現場に散っている。私は週明け、それらのメンバーに「〇〇(ジャン妻)の件、どこまで知ってるんだ?」・・・口止めするハメになった。
「Hちゃんなんか、派手に送別会しなきゃって言ってたよ」
「!!!」

私は複雑な気持ちでもある。だってさらの木・Mさんと紀尾井さんに相談して、麦とろ、安中の104にもわたりをつけたんだもの。
104のマスターはこう言っていた。
「いつでも来てください。奥さん料理してるんでしょ?料理したことない男の子だと時間かかるけど、普通に料理できるんなら大丈夫ですよ。ただ、難しいのは毎日同じ味を維持すること、ソースの仕込み、その日の在庫を使い切ることなんですね」
旅人の惑星さんがランチにいったら厨房にジャン妻がいたりして、を想像して笑ったけどね。
会津若松の麦とろの旦那さんは「そんなホテルから通うんでなく、ウチに泊まり込めばええべ」
静岡市の紀尾井さんの場合は「アタシが紀尾井さんで修行したら、あの店に散らかってる不要物を撤去したいって思うだろうな」と本来の主旨と別のことも考えてたようで「それは止せ」と止めた
船山温泉のT館長だけ慎重なご意見であった。

伊東と話をした後で思ったのは収入の面で安堵したこと。これまでの生活水準を維持できると。片方の収入だけだと船山温泉に年3回行ってたのが2回に減るかなと思ったし、不要普及の嗜好品をカットする家庭内予算削減案も提示済みだったのだが、そういう杞憂が無くなったから。

話しながら飲み食いしています。店内のあっちこっちの壁にネズミ取りのように貼ってあるメニュー、「さく玉」は店のイチオシで、半分切りにした油揚げの中に、玉子とネギを入れて衣を付けてまた揚げたもの。揚げを揚げてるの?
中の玉子は半熟状態で、注意して食べないと黄身が飛びだす。
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白子ポン酢、白子の天ぷら、餅チーズ明太子揚げ、締めにラー油うどん
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「たくさん食べていただきまして」と言ってきた店長さんは男性で、矢本悠馬さん(おんな城主・之の字)に似ていたような。
1Fの階段上まで見送ってくれた。
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伊東の横やりでジャン妻の第2の人生設計が狂ったが、私は安堵したような、本当にこれでいいのか?の半々気分である。
ある同輩が言うには、
「伊東さんの下ですか?彼は大筋大枠だけで細かい点を見ないし、そういうのは部下に押しつけますよ。強引に進めるだけ進めて、途中でこれはダメだと見切りを付けたらそこでポイッって止めるんです。それじゃ現場が迷惑するし、止めて取り残されたものを処理するのは他の人がやらなきゃならないんですよね」
難色を示していた。敵が多いのもそのせいだという。伊東は自派のシンパには手厚いが、合わない、ついていけない人の方が遥かに多いのだ。大丈夫だろうか。
私は先日、例のメール誤爆部長の依頼で、過去に伊東と衝突して辞めたもと社員(女性)に繋ぎをつけたのだが、その人は「戻りたい気持ちもあるけど。伊東さんまだいるんでしょ」と言っていた。
伊東についていけない者は実は圧倒的に多い普通の人なのだが。

「まさか伊東がああ出るとはな」
万が一にもジャン妻が翻意するとすればあの条件しかないよな・・・それを伊東はホントに提示してきた。
「アナタの扶養に入る筈だったのに・・・」
「・・・」
「扶養・・・何て憧れる言葉でしょう・・・」
「言ってろ。それと、伊東が言う3年の意味は何なんだ?」
「ああ、それはね・・・」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-24で再会した時、伊東は3年だか5年先は自分もわからないと言っていた。彼は数年後に政治の世界に行くかも知れなという。
訳あって伊東は今は独身なので「そういう世界に行くならファーストレディじゃないけど、伴侶がいないと女性層の支持を得られないですよ」と言ったのを覚えている。
「まさかアタシ、数年後に伊東さんの選挙事務所にいたりして」
「バカヤロ・・・」

今週になって転籍の稟議が可決した。上は上で伊東を快く思わない者だらけなので時間がかかったらしいが、伊東はジャン妻を会議室で「説得できた」ことで安堵してしまい、稟申するのをド忘れしていた感がある。ある件が上手くいくと詰めを忘れてす~ぐ次の難件に向かう人なのだ。
週明けには社内で主要な人にはOPENになる。そしてジャン妻の後任を新規募集することになる。
ジャン妻の会社人生最後のステージが始まった。
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芋つる [グルメ]

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芋つる、続きます。
一昨日昨日と昨年1年分のデータを纏めてUpしていますが、これは幻のランチ。サーロインステーキ膳。
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サシのあるやわらかな肉じゃない。噛んで噛んで味わう肉だった。
固形燃料でジュウジュウ焼くのはいいが、内装はキレイだがビルそのものは旧いので客席の換気が悪い。そこらじゅうに煙が充満した。
女性客が多い店なので、服や髪にニオイや煙がつくのはマイナスです。店を禁煙にした意味がない。これ1回きりでメニューから消えましたね。
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煙に懲りてしばらく行かなくなったのですが、貰った塩出汁を使って家で豚しゃぶをやってみた。すると店の立山ポーク豚しゃぶランチをUpすればひとつの記事が完結するじゃないですか。それだけの為に行きました。それも昼に。ランチで。ひとりで。ママがおススメするのを鼻白みながらもTRYしてみた。
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やはりレタスかよ~。
ポークのバラ肉を塩出汁でいただきます。
豚肉を直箸で摘まんで口に運ぶのに若干の抵抗を感じなくもないな~。そういうの私だけかな。
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味はついているんです。塩味。小鍋だけにちょっと塩気が強いかなという気がした。
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ひとり鍋ってのは気楽でいいけど孤独だねぇ。
カウンターでよかった。テーブル席だと寂しいかもね。
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この立山ポークのHPを見たのよ。
「立山連峰、剱岳から流れる天然水で手塩にかけて育てました。
立山ポークはまさに豚肉の霜降。肉しまりは抜群。
保湿が高くうまみを逃がさないお肉です。この豚肉は立山畜産グループの処理加工センターで安全で衛生的に処理されています。
農場から家庭の台所へ直結する流通は北陸で随一。これが美味しい肉をお届けできるヒミツです。
美味しさを求め長年研究品種改良した日本ヨークシャー種を基礎とした三元交配豚と、味を約束した飼料によって生産しています。
立山畜産(株)グループは、畜産物の生産から処理加工流通を担い、併せて日本海側随一衛生的施設の富山食肉総合センターで処理した安心と信頼のお肉です。」
それはいいけどさ。
HPに子豚の写真まで載せてた。こうして喰ってて何だけどたまらないよそういうのは。その子をこうして食べてるみたいじゃないか。
こういうのをジャン父(私の義父で現実主義)は似非ヒューマニズムといふ。手塩にかけて育てても、それらは生きる為に殺され、それを私らが生きる為に食べているわけだ。罪深いと考える方がおかしいのかも。
でもズルい私は肉を食べる時は食べてる肉とその動物を切り離して食べてます。考えてたら喰えなくなるからね。
でも高速を走行していて豚や牛を運ぶトラックを見ると胸が痛くなったりする。そういう時は加速して追い越します。
馬を運んでいるボックスカーを見て、馬肉を運んでるのかと見直したら競走馬だったり。
いっとき気にしますがすぐ忘れます。まぁ食べてる時は気にしない方がいい。何処の家庭でも食べてるんから。
大河「風林火山」で晴信公が「馬を1頭ほうって兵糧といたせ」あの場面を思い出したりします。

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この店で購入した塩出汁使って家でもやってみた。ただ、私はレタスを煮るのにかなり抵抗があって。生野菜でしょうレタスは。
なのでウチでの定番野菜、白菜と長ネギにした。春菊も入れたかったがこの時は高いので止めた。豚バラ肉に加えて甘塩タラも入れた。
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「アタシはレタスでいいから。アナタは白菜で食べたら?」(ジャン妻)
私もレタスを摘まんでみたのだが、白菜と違って葉がシンナリしてるからか、箸先で摘まむ力が弱かったのか椀に移す前にテーブル上にベチャッと落ちちゃって。自分の箸捌きの下手さ加減を棚に上げて店を罵った。
「だからレタスはイヤなんだ。鍋にレタスは邪道だ。」
「白菜で食べればいいじゃん」
「鍋にレタスは邪道だ」
「・・・・」
写真の肉は鹿児島の黒豚です。あ、私、西郷どん観てません。
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立山ポークでもう1品ランチがある。せいろ蒸し御膳。
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私はこっちの方がよかったな。蒸した籠の底からたくさんの種類の野菜が出てきた。赤カブ、ニンジン、カボチャ、青菜、蕪、さつまいもまで出てきたからね。
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世にブランド肉は数多いですが。
ウチは神奈川県在住なのに高座や綾瀬のロイヤルポークなんかよりも、頑なに鹿児島の黒豚と決めています。
甘味があるからです。グラムで100円差があります。いつも行く肉屋は量り売りです。商売上手で商売熱心なので私のカオを見ると「あ、黒豚バラ肉のオヤジが来たカモが来た」といわんばかりの表情で、200g買うところを230g以上量ったりする。
勢い余って「300gだと多いですよね」なんて言ったり、家の冷蔵庫に入れる際に、何だかいつもより大きいなと思ってラベル見たら300gだったこともある。
新人のバイト君に黒豚を指しながら、「バラ200g」
バイト君が私に「黒豚ですがよろしいでしょうか?」って言う時がある。名無しのバラと黒豚のバラではグラム100円の差があるのです。
バイト君にしてみりゃ「高い方を売りつけたな」って怒られるのを警戒したのかも知れないが。
「いつも黒豚バラなんだからいいんだよ。おまえ入ったばかりだろ」というカオすると若女将がスッとんできますね。「いいのこのお客さんはアタシがやるから」って。
上州にいた時も上州麦豚を買わずなるべく黒豚にしていました。だが滞在期間が限られてるから小さくて安い冷蔵庫を購入したのが大失敗。上州の夏は激暑なのです~ぐ肉が腐ってしまうんです。冷蔵庫はケチってはいけないのを実感しました。
旅人の惑星さん、冷蔵庫だけはいいものを買った方がいいです。自炊するならの話。って言ってももう遅かったかな~。
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だけど2000円ランチは高いね。そうそう行けないです。やはりサラリーマンのランチは1000円が上限でしょう。
いい店ですが髙いのでここ3日間の記事は、取材?に半年以上費やしました。
いつも混んでる。狭いからなのもあるけど。
11時~営ってるのもポイントは高い。出されるものはアタリハズレもありますね。
まぁ財布の中身と相談しながら。
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芋つる [居酒屋]

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夜に行って出されたつきだし盛り合わせです。
覚えているのは水ダコの梅肉和え、もっての菊の酢の物(強い酸味はないので私でも食べられた)ぐらいですが、ハズレなし。
鶏肉を焼いた肉巻もある。奥に揚げ物もチョコっと載っている。
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これでしばらく持つのですが、幾品かオーダーした後、すぐには箸をつけられなかった。キレイなので。
ママが言うには「ウチは立山ポークのしゃぶしゃぶがメインですが、料理長が京界石の出なので」とのこと。
昼、ランチ時にベラベラ喋る訳にいかないからか、夜はよう喋るのですよ。店もヒマそうだったし。
「お昼にお見えになりましたよね」
「来ましたよ」
「確か同じお席で」
「ひとつズレてたけどね」
ズレた向こうには昼の女性スタッフが、会社員2人の立山ポークのしゃぶしゃぶをアシストしている。
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ブリの炙りサラダ。こういうのが出されると「刺身に出せなくなったブリを在庫処理したな」と悪態つくところだがこの店では言わなかった。
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まだビールが残ってるのに酒にメニューを広げたのはママです。
立山ボーク他、富山や日本海側に拘る店だが「そろそろお酒にしましょう」と言われてるみたいだね。
見たら酒の銘柄は富山産で占められていた。富山から仕入れる為か単価は安くない。
「普段はどのような銘柄を飲まれてますか?」と聞かれて「群馬泉」と言ったらドッ白けになった。
ジャン妻が「会津のお酒ですね」とフォローしたが、私らの飲む会津の酒は会津中将と会津娘以外は南会津の酒が多いから、銘柄言っても伝わらないと思うよ。
結局は初めて見る銘柄ではなく、無難に立山をぬる燗と熱燗にしていただいた。寒かったので
オモシロい湯煎の器です。器に湯が入っていて、徳利が五右衛門風呂のように浸かってる。
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「富山は海に注ぐ川が多くございまして。川が多くて水量が豊富ということは、美味しいお酒がたくさんございます」とお国自慢が始まった。
私は何て返したか。
「富山の酒?銀盤ていう安酒しか飲んだことないよ」
「銀盤って?」
「高崎の梅ふくで出される安酒だよ」
ここで梅ふくが引き合いにだされるか。TALKはひとまず停止したが、私の胸中で、富山?何かネタがあったな?
そう思ったのだが、思い出せないのだ。
これは別の日の昼に行ったものですが、銀盤が置いてありましたね。
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「お昼にお見えになった時にご夫婦だってわかりました」
ああそうか。ジャン妻がロースカツをオーダーした時に「家では揚げものやってくれないのに外では食べるのか」って言ったからね」
「是非一度、ウチの立山ポークのしゃぶしゃぶを」
「う~ん、家でしょっちゅう鍋してるからねぇ」
私らは外で鍋という選択肢はない。ちゃんこ屋すら行ったことない。金払って鍋喰うのバカらしいのよ。
立山って富山ですよね。
富山に何かひっかかりがあったのだが。思い出せない。
「何のネタ?
「それが、思い出せないのだ」
思い出せないくらいだからたいしたネタじゃないのかも知れないが。
「アタマが悪くなって来たのかなぁ」(仲代達也、三屋清左衛門)
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出汁巻き玉子。上品な味。断面もキレイ。
「先月(9月)ここにOPENして1年経ったんです」
「ああそうね。私が初めて来た日が1周年で、しゃぶしゃぶのダシを貰ったし」
「そうでしたか。で、お家でしゃぶしゃぶやってみましたか?」
「いやまだやってない」
そしたらママのしゃぶしゃぶTALKが始まった。
「お味がついてございます」
塩味らしい。
「豚肉とレタスが主役です」
「ネギは水に晒して」
私は口を挟んだ。
「レタスぅ?」
「レタスが合います」
「白菜じゃなくて?う~ん。。。レタスねぇ」
私の頑な拘りですが、レタスはサラダ菜でしょう。しゃぶしゃぶどころか鍋料理にレタス入れたことないもん。でもママは是非レタスでやってみてくれって譲らない。
私はレタスを鍋に入れるのに抵抗がある。白菜、ネギ、春菊でないと。
ネギも水にさらさない。さっと茹でて半生で食べてしまうくらいです。ネギにも拘りがある。埼玉県の深谷ネギが大好きです。白くて太いから。青い部分も美味しいですよ。
九条ネギは苦手。群馬にいたのに下仁田ネギはあまり食べない。あれは加熱しないと食べられないし、熱したら熱したで甘過ぎるのです。
ジャン妻はネギでも白菜でもクタっと煮たのが好きなのだが、私が半生の状態で先に食べてしまうのです。
「まだ早いよ」
「豚肉は固くなるまで煮るな。豆腐は一旦沈んで浮きあがってから食え。野菜はサッとだ」
ウルさい私ですが、レタスという選択肢はないなぁ。
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そして出された刺身盛り合わせ。後半に出されたのに意外感。
ネタはまぁまぁ以上。昼の定食の刺身なんかより格段にいい。でもそれってアタリマエだろ。
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真鯛の昆布和え。昆布〆ではなくヒゲヒゲ、モジャモジャの昆布で塗り固めてあります。
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ママが隣のお客に鍋の講釈中です。
私たちに力説したのと同じようなことを説明してましたね。
その向こうでは女性スタッフが〆のうどんをアシストしています。
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相変わらずこれ見よがしにメニューが開きっ放しである。見たら食事メニューだった。食べたりないと思ったんだろうか。
「氷見うどんがございますよ」
「昼に喰ったですよ。鰻とセットになってるヤツ」
「昼よりもっと量が多くてコシの強いうどんです」
ついにはうどん自慢かい。群馬だって水沢うどんがあらぁ。
日本三大うどんに定説はないが、讃岐、稲庭、水沢なら知ってるけど。氷見もそうなのか。知らなんだ。氷見も富山なんだ。
はて?富山?何のネタだったかな。
ダメだ。思い出せない。諦めよう。
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お握りにした。モジャモジャ。まだメニューが開いている。
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私らが店ではしゃぶしゃぶ食べないのがようやくわかったのか業を煮やしたか、しゃぶしゃぶのスープをいただいた。2箱も。
「是非お家でレタスでやってみて下さい」って。
私は内心で「こっちの好きにさせろ」って思ったけどね。
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黙ってればいい雰囲気だしいい料理を出す店ですが、ひとりでゆっくりしたい時には向かないなぁ。
酒も料理もそっち方面の名産に拘るのはわかったが富山ネタを熱く喋り過ぎの感がある。講釈が多い。立山連峰の万年雪や富山湾の蜃気楼の話も出たからね。
オーダーしてない立山ポークのしゃぶしゃぶの長々した説明が興を削いだのもある。あの長々したアピールTALKは店では止めた方がいい。完全に営業だったからね。
逸品一品は美味しかった。刺身の盛り合わせが後の方で出されたのは意外だったが、白身のネタが主だったし、私は白身の刺身イコール日本酒なので、ビールから日本酒に移行したタイミングで出されたのです。
モヤモヤしたままの富山ネタ。店にいた時は思い出せなかったが後日思い出した。私の中での富山のひっかかりは富山の某メーカーのH会長さんが自社の従業員採用について「富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません」って発言したネタですよ。
私はそういう偏見はないです。かつて採用に関わった者として何でそういうこと言うのかなぁって思っただけ。
今はもう人相が悪くなったのでハズれたけど、私もかつては採用に携わったことがある。だからずーっと引っ掛かってたのです。思い出しみるとたいしたネタじゃなかったね。
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「金沢には3回行ったんですが、富山は通っただけですね」(ジャン妻)
「そうですか。新幹線が開通したから早く行けるようになったのですが、まだまだ素通りされる方の方が多いですのよ。金沢に流れてしまうんです」(ママ)
ママはそこだけ寂しそうだった。
いただいたしゃぶしゃぶスープは明日の記事で登場します。あと1譚続きます。
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芋つる [グルメ]

ジャン妻と港区某所でランチしてたら、向こう側のテーブル席で男性1人と美しい女性2人がランチでしゃぶしゃぶを食べていたんですよ。
昼からしゃぶしゃぶとは豪勢な。
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そりゃ何を食べようが個人の自由ですが。
社内接待ランチだろうか。そこだけ湯気が立っているので目立つんです。
「俺らも昼にしゃぶしゃぶ食べようよ」
「イヤ。鍋は家がいいの」
家で料理したくないように聞こえたぞ。そりゃ鍋なら出汁とって野菜切って煮るだけだから簡単だよな。後片付けも楽だし。
私らが食べ終わって出る時その3人はまだ食べてた。そこだけ客の回転が悪いのだ。
「カウンターでひとりしゃぶしゃぶいたぞ」
「外では鍋は食べたくない」
私らの1000円ランチはすぐ運ばれた。ジャン妻は鶏の西京焼き。味噌に漬け込まれた鶏肉です。
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「鶏の真ん中ひとつ食べていいよ」
いただいたら柔らかく甘めで食べやすかった。
私は刺身と野菜の天ぷら。
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天ぷら.jpg
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店を出てから言ったのは、
「天ぷらは美味いが刺身はイマイチイマニだなぁ。マグロに味がなかった。ありゃ昨夜の残り物だろ」
「ご飯もやわらかかったしね」
刺身は夜に出される方が美味しいってホントだね。
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私も仕事柄港区をウロつくことが多いですが、この店はジャン妻が見つけた。
目立たない狭い路地にあって、看板には「しゃぶしゃぶ、一品料理」と書かれてある。
店の外観はキレイで新しいが、ビルは相当古いです。
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高級な料理屋を匂わせてはいる。カウンター6席、テーブル席は8席程度しかない。昼はズラーっと並ぶ人もいる。
それでも11:00~開店です。
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「ランチは1000円と2000円なのよ」
「その差1000円は何だ?」
「ものが違うんじゃないかな」
店の若い女性スタッフがジャン妻に「あら、今日はお連れ様が?」
ジャン妻は「これウチの旦那」のようには言わなかったが、そういうのは店側から見るとどういう関係かわかるらしい。
私は女性に「店が芋つるだから、芋ヅル式に連れて来られた」とあまり上手くない冗談を口にした。
1000円で後悔するより2000円で後悔する方がいい私は、ジャン妻との初回訪問でいきなり2000円にしようとしたがメニューを見て鼻白んだ。
鰻?のどぐろ?上刺身に松茸?
のどぐろか。金沢で食べたあれだな。金沢価格とそこにあったノドグロの大きさを知っていると、港区のランチ2000円ののどぐろなんてタカが知れてら。
松茸?別に松茸なんか食べなくても生きて行けるし。
鰻は後で出てきます。
「1000円になさい」
「そうする。ヒレカツにしよ」
「アタシはコロッケ」
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ヒレ1.jpg
ヒレ2.jpg
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味は悪くない、としか言いようがない。普通の味ならビジネス街では味よりもCPが要求される。値段とボリュームです。ボリューム的にはイマイチですね。
ご飯はお代わり自由ですが一膳一膳が少ないのだよ。お店の女性(感じのいい接客です)が「お代わり自由ですよ」とは言うものの、テーブル席からだとお代わりするタイミングが難しい。
こういう雰囲気の店なのに業を煮やした私は、空いた茶碗を掴んでフロアをドカドカ歩いて持ってった。お店の女性もそれに気付いて「ハッごめんなさい」と言った。私は「だから最初っから大盛りでいいって言ったじゃんか」
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この界隈は定食で1000円ならギリギリですね。2000円は出ないと思う。ラーメンで1000円超えたらまず営っていけないです。
では昼しゃぶとは別に2000円のランチはどういうものなのか。興味が湧いたのでTRYしてみたんですよ。2000円のランチ、鰻と氷見うどん、にしてみた。
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ジャン妻はロースカツ。この日はカウンターだったので「家で揚げ物をしねぇクセに外ではそういうのを食べるのか」と悪態ついたら店側に夫婦者でもあるのがバレてしまった。
カウンターに座って前を見たら棚がカッコ悪い。一升瓶と器とお皿と料理本が中途半端に置いてある。生活感を出さない方がいいと思いますが。
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「あなた足りた?」
「足りねぇ」
「でも鰻丼でお代わりするわけにいかないよね」
「そっちにお代わりさせてその分貰おうかとも思った」
そりゃ反則です。
ボリュームはイマイチだったが鰻は久々だった。
(実はこのウナギは昨年の秋頃のもので、船山温泉の朝飯を抜いてうな富士でウナギをいただいています。)
鰻を食べなくなったのは骨が刺さったトラウマがあってね。インプラントを入れる前に奥歯を抜いた後、鰻を食べてホネが歯茎に刺さったのだ。あれは痛かったよ。
浜松のリッチモンドの朝食バイキングで鰻ご飯が出されたな。ほとんどタレだけで鰻の身は少なかった。
私の隣に座った初老の男性はキンメの煮付けを食べておったが、さらの木みたいに頭と尻尾もついたのがドーンと出されるのではなくて切り身でした。

最近になって1000円、2000円の中間設定、1500円のランチが加わったそうです。
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鹿児島産軍鶏の唐揚げ定食だって。
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「量が多かった」
「軍鶏って闘犬・・・じゃなかた、闘う鶏だけど身が固くなかった」
「固くなかったよ」

明日Upしますが夜にも行って顔を覚えられたので、私らも店のママからポークのしゃぶしゃぶをススメられたというか、説明は受けたんですよ。立山ポークしゃぶしゃぶ膳2000円です。
しゃぶしゃぶのコースもあった。3500円。お昼のミニ懐石も3500円。
だけど昼に3500円というと自分への特別なご褒美でもないと。
「普段家で黒豚バラ食べてるじゃん。それに時間に余裕が無けりゃ無理よ」
「11時に来ればいい」
「そういう時は飲めなきゃイヤ。半休取るとかしないと」
ネタとして完結したいから立山ポークのしゃぶしゃぶいってみたい気もするのだが。
夜記事で登場しますが、店のママは富山産をアピールしている。そのアピール度が強過ぎるキライはある。具がレタスらしいのだ。
「家の鍋でレタスやってみたい」
「やっぱ白菜とネギ、春菊でないとな」

「こことは別に昼にしゃぶしゃぶ出す店あったよね」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-03-23
この店は潰れた。一度しか行かなかったがヒドかったね。山県県産A5黒毛和牛上ロースを謳ってたが脂ばっかり。ネギやキャベツが千切りで出されたからね。
この記事でも私は、白菜、ネギ、春菊と主張していますが、今日取り上げた店でしゃぶしゃぶ食べるなら固定観念を捨てなくてはならないようである。
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そして、夜にも行ってみたんですよ。
そしたらこんな凄いおとおしが出された。(続く)
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酒房長谷川で微笑むジャン妻 [居酒屋]

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私の写真フォルダを見たら、2017年はこの店に一度も行かなかった。
いつもの料理、安定した美味しさ、品のある店主、ユーモラスなママ、「店長は親娘のように接してくれます」と言っていた女性スタッフ、いい店でだが行かなくなった。

足が向かなくなった理由が幾つかあって、閉店時間が早いんですよこの店。21時にはラストオーダーになって外の看板の灯が消えて21:30には閉店なんです。ちょっと早過ぎるんだな。
それでいて早い時間帯に行くと激混みで、客層(100%会社員)がウルサいんです。お客は私以外は相応の役職者たちとお見受けしますがいずれもどの席でも「グアァッハハハハハ~ッ(笑)」ってオダをあげ快気炎をあげ、およそ静かな時が無い。
テーブル席ばかりなので下手したらそのヤカマしい客と隣になってこっちがストレスたまってしまう。会話にならない。
カウンター席が2席だけ窓際に2席だけありますが、そこも背後の酔っ払いの声がスゴイの。
活気というのではない。単に品が無いだけ。その客たちは成りはスーツネクタイでビシッと決めてるのですが、声高の客ばっかりなんです。
「久しぶりに行こうよ」
「うるせぇからなこの店の客は」
でもその2席カウンターが空いてたので。そこに1年振りに座った。
店のママも女性スタッフも覚えいてくれたが、何も言わない代わりに、
「お、ひ、さ、し、ぶ、り、ね」
「お、げ、ん、き、だ、っ、た?」
作り笑いのカオをニタニタとカタチづくってたから、イヤミのひとつ二つでも言いたかったんだろうね。
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新潟、日本海側に特化した店です。
「赤カブ今美味い」(三屋清左衛門残実録の佐伯熊太)
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「ポテサラこんなに辛かったっけ」(ジャン妻)
かんずり(妙高の赤唐辛子)が入っているからだよ。
うっすらと桃色しています。
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新ジャガの唐揚げ。明太マヨネーズソース付。ジャガイモは皮つきです。
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チーズ紫蘇包み揚げ。
ジャン妻は小麦粉を間違って違うのに変えたせいで、家でのフライを大失敗している。
「あれはリベンジするわよ」
「あの小麦粉はどーすんだ?」
「何かに使うわよ」
どうもムニエル用の小麦粉だったらしく、油に入れたらパン粉が殆ど剥がれてしまい、単なる素揚げになってしまったのだ。
「それをネタにしたらもう揚げ物しないわよ」
「揚げろ揚げろ」とシツコく言ったら先日、天ぷら他を揚げてくれましたね。ジャン実家の庭にはえていたふきのとうのお蔭です。
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牛スジ煮込み、京風桜味噌、赤ワインも入っているような。
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さつま揚げ。熱々です。
さつま揚げはこれぐらいのまぁるい大きさで、しっかりした歯応えの方が好きだな。
やたらとふわふわしたさつま揚げがそこらではびこっているけどね。
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「今日3人で打ち合わせしてたろ?決まったのか?」
ジャン妻、ジャン妻上司、そして伊東甲子太郎が3人揃って会議室から出て来て、私は伊東と目が合ったのです。
伊東は私に向かってニヤリとした。私は首を傾げながら微苦笑した。
「3人で打ち合わせしてただろ?」
「あ、出て来たの見たんだ。そうよ。今後のことよ」
「伊東は〇〇書を書いたのか?」
「これから書くって」
「ってことはまだ書いてなかったんだな」
「今後の自分の組織体制を考えてたみたいね」
「そういうの好きだねアイツ」
エラくなると組織や体制に拘るってホントですね。だけど伊東がジャン妻の〇〇を起案して公にしないと、ジャン妻上司が後任を選定するか、あるいは新規採用ができないのである。
「単に忘れてたんだろ。まだ公にできないのか?会津(麦とろ)、静岡(紀尾井)、安中(104)にごめんなさいできなじゃないか」
伊東の要望が通らない可能性もゼロではないので、未だに断りを入れていないのです。
「さらのMさんだって心配してるし」
「・・・」
「Mさんは、あれから何か進展があったのでしょうか?って言ってたぞ。気ぃ揉ませやがって」
「・・・」
「私の記事も保留になってるんだぞ。『〇めるの止めたってよ』ってのが」
(-”-;)
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ツブ貝の刺身。この店は刺身はあまりない。グランドメニューの刺身は冷たい時があるので。
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締めの蕎麦。やや細くて白い蕎麦。
新潟の蕎麦といえばへぎそばが挙げられるが、あの水っぽい蕎麦はあまり好きではないのだ。
蕎麦は白い方がいいですね。
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21時過ぎになった早速ラストオーダーになってやがる。
「お久しぶりですね。ご出世されたのですか?収入が上がったのならまたウチでお金をお使いください」なんて言ってたけど、私はもう出世なんかないぞ。
残りわずかな数年で上がるのは、伊東に関わる可能性があるジャン妻かも知れない。
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美酒を口に運ぶジャン妻である。
その口元はムフフ(笑)になっている。
何を考えてんだろ。謎の微笑みである。
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待たせちゃダメよ [居酒屋&人間ドラマ]

上空に寒気&南岸低気圧が通過する2月1日(木)も雪予報でしたね。
たいして降らなかったけど、予報だと積雪ピークが翌朝未明だったので、この日は早めの退勤勧告は出なかったな。
普通に19時まで業務して退勤したはいいが。
「根を詰めて作業したから疲れたのよ~。行こうよ~」(ジャン妻)
私は冷蔵庫にある食材の期限が気になる。
「イワシの丸干しは大丈夫か?」
カワハギ天国を買いまくった魚屋で10匹ほど買って、まだ5匹ほど残ってるんだけど。
「大丈夫よ」
「豚バラは?」
いつもの鹿児島黒豚です。
「これだけ寒ければ大丈夫」
「厚揚げは?」
「それも大丈夫だって!!」
全く家で作る気が無いらしい。今挙げたイワシ、豚バラ、厚揚げは私が買ったんですよ。自分のお財布から出したから懸念しているのもある。
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またこんなところに自転車を置いてからに。
店頭に置くなよみっともない。これは店の名前を文字って「〇〇〇〇号」という自転車。緊急の買い出し用らしい。
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雪になる前のせいか、見事にガラ空きである。
カウンターは私らだけ。テーブル席も2組しかいなかった。
「今日は9時で閉めようかと思ってたんですよ」
またそうやって楽しようとする。
1月の大雪の時は19時半で閉めたそうである。
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最初の膳。ワカメとこの店の一番出汁。美味しいし、外が寒いからこういうのにしたんだろうけど。この汁物がビールに合うわけないだろっ。
これでテンション落ちたけど巻き返します。生ハムと菜の花のポテサラ。
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「そっか~。もう菜の花の時期か~」
でも陽気はまだまだ春にほど遠い。
ようやく梅が咲きかけていることではないか。
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牛バラとかき菜のオイスター炒め。
かき菜か・・・。オモシロいものを。これって両毛地区の野菜でしょう。
群馬でも栽培されます。でも佐野寄りです。秋に種撒いて冬を過ぎて春に収穫する。やはり春はそこまで来ているのかな。
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店主がわざと睨むカオをして、
「今日はこれありますよ」
「ああ、ママのカオね」
「何でそれで通じるのよ。アタシの方が・・・」
「美人だよね」
(って言っときゃいいのだ。)
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「で、根を詰めて何をやってたのさ?」
「来期の予算よ」(ジャン妻)
またか。そういう時期か。毎年毎年予算ばっかりやってるじゃないか。だから伊東の誘いに乗らずのあのまま辞めてりゃよかったんだ。
「でも伊東んトコに行ったらもう予算やらなくていいんだろ」
「若手に引き継いでからね」
「あ、それでか。〇〇(私の前にいるソリの合わないオンナ)がウゥ~ウゥ~言ってたのはそれだな」
「〇〇さんは労務費担当だから。〇長から〇〇億以下に抑えろって言われてるんじゃない?ウゥ~ウゥ~言唸ってたって?」
「前で野良犬みてぇのウゥ~ウゥ~唸ってるからうるさくなって『さっきから何を唸ってる?腹具合でも悪いのか?』って言ったんだよ」
「笑、抑えようとしてるんだけど。何処を削減したらいいかわからないんじゃない?〇〇部長(ジャン妻に誤爆メールしたヤツ)が見ようとしないからね」
ジャン妻はこないだ3日間の出張で何か所かを廻って講師をやったのだが、行く先々で「説明がわかりやすい」と大好評だった。
「なのにウチの社は・・・」
そういうフィードバックが無いという。やって当然でやる気にならないって。特にメール誤爆したあの上長が無関心。
「アタシが伊東さんとこに行くって知った時のカオを見てやりたいわよ」
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豚トロと里芋煮っころがしのガーリックステーキ。
いつもの味だが美味しいねこれ。野菜の付け合せもソースが浸みて美味い。
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白海老と舞茸の海苔塩天ぷら
これはカルビーのポテチ海苔塩感覚だった。
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ベーコンとキャベツのトマトピザ
「悪いねキャベツ高いのに」
長野の農家から取り寄せているから大丈夫だそうである。
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ふわふわさつま揚げ。真鯛ほぐし身とホウレン草・・・
客が少ないから油を落としたな。低い温度で揚げたか表面がベトベトだった。
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「こないだK君の店に行ったのよ。〇〇さん(私らのこと)今年になってから行った?」
「行ったよ。ひとりで」
「アタシももうひとりお友達と行ったら、地元の常連さん2名とご予約4名様と、飛び込みで2名様いらしたんだけど、ご予約のお客様が予定時間より30分前にドドドッと一気に来てタイヘンそうだった」
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「北鎌倉は夜に時間を潰すところが無いからね。どうしても早く来ちゃうんだよな」
「思わず自分も手伝おうかと思ったんだけどそれやったら若奥様に失礼だからしなかったんだけど」
(止めた方がいいよ。ママの場合奥様を喰っちゃうからね。)
「今年は何処かで人を雇うって言ってたから『すぐ雇いな』って言ったワ。ご新規のお客を待たせちゃだめよって」
Kさんは今日の店の店主とは師弟関係だが、ママとは姉弟関係のようなものである。
『すぐ雇いな』・・・つい口調も姉貴が弟に言うような口調になる。
せっかくお客が来たのに残念な思いをさせちゃだめよって。正論ではありますね。まぁ北鎌倉はママほど商売っ気が薄いのかも。
この店だって今日みたいに空いてる日ほど待たせるけどな。ある程度混んでる方が料理早いのかもね。

Kさんへの杞憂どころじゃない。帰りのアシが心配である。
サッサと会計して出て、幸いJRその他のダイヤが遅れることなく、家の最寄駅へ。
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最寄駅で地上に出たとこ。
雪?雨?ミゾレ?
「雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう♪」ってか。クリスマスオブじゃないっつーの。
この荒天で群馬出張が2回分延期になった。マズイぞ。群馬に行けなかったのがマズイのではなく、業務が滞ってしまい、申請期日を過ぎてしまいそうなのである。
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メール誤爆事件 [居酒屋&人間ドラマ]

携帯メールを送信する時に宛先を間違えたことってないですか?
メールを送信したい相手ではなく、よりによってメール本文に登場するその人にうっかり送信してしまったって。
誰でも一度はある筈。
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1月某日、ジャン妻の実父(私の義父)が入院したので、午後に早退して年始挨拶と見舞いを兼ねて相模原市の病院に出向いた後、
「お腹空いた」
「昼喰わなかったのか?」
「午後イチにプレゼンだったから軽くしか」
ああ、あのプレゼンか。そのプレゼン、この記事で重要なポイントなのです。
「じゃぁ大船なんかどう?」
「大船。相模原からだと遠くない?カーヴは?」
「カーヴもいいけど今日は大船にしよう。あれから1年経ったから・・・(ニヤリ)」
「あれから1年?もしかして?」
「そう。誤爆メール事件。アッハッハ(笑)」
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大船の路地を歩くジャン妻の後姿。
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マスターいた。完全復活とみていいのかな。
焼き場はマスター。御大皿お惣菜は若いのが担当。
いずれも料理の提供が早いのがいいです。
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今の時期、会社内は毎年のように来年度の予算策定が始まっているのですが、ジャン妻はその入力フォームを作成して集計に携わっています。
ジャン妻が作成した入力フォームを現場を束ねるエリア長に配布し、エリア長はそれに月々の売上を入力するというもの。
一応は前年度の数字が入って比較できるようになっているが、過去に面倒くさがって前年度の数字をそのままベタ貼りするヤツがいる。そういうのは数字に細かい〇長がNGでダメ押しされる。
他に労務費(人件費、給与、賞与)は私とソリ合わないオンナが。諸経費は経理の誰かが前年度実績を見て策定する。
私もある時期の更新手数料分だけ計上して関与することになっている。
あまり大きい予算を設定しても乖離(カイリ)してしまうし、よほどのことが無い限り経常利益が前年度を下回ってはいけない。
その入力フォーム説明を聞いていた現場統括責任者(取締役クラス、伊東甲子太郎の後任、仮にKとしておく)がいる。Kは伊東の後任として抜擢され、出世したら態度が悪くなった。ウチらの業務を「やって当然」のように接し、自分が困った時だけ依頼してきて、こっちの要求には面倒くさそううなカオをする。
話しかけたこっちに顔を向けない。身体を斜めに構えるか、そのまま作業をしながら聞くんですよ。
私はそヤツの態度の悪さにキレて会議室に呼びつけ「そっちの態度は何だ!!他部署に対して失礼!!」とギュウギュウに締め上げたことがある。相手は謝罪したがそれ以来私が煙たくなったらしく、私の視線すら避けるようになった。
そのKという男性がですね。やらかしたんですよ。
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昨年の今頃、私はこの店で社内の御世話になった人と会食していた。
私は先に2人で飲っていた。後からジャン妻も合流するのだが、その前に前述のKから着信があった。店を出て外で受けた内容は、
「隣に〇〇さん(ジャン妻のこと)いますか?」
「今はいないけど。後で合流することになってますが」
Kが歯切れの悪い調子で言うには、
「今日の〇〇さん(ジャン妻のこと)の予算フォーム説明会で、自分が聞いてて思った感想をEさん(Kの同僚)にメールで送ろうとしたんですが、うっかり〇〇さん本人に送っちゃったんですよ」
「何を送ったのさ?」
〇〇の説明ようワカランってやっちゃったんです」
「え??呼び捨てか?」
「ハイ・・・すみません」
「ふぅ~ん、呼び捨てはマズかったかもね。まぁ実際難しい説明だったんでしょ。でもそれは私に謝ることじゃない。明日にでも本人に謝ればいい」
「謝ろうとして電話しても出てくれんのです」
「それはこっちに向かってる電車の中だからじゃないの。来たら言っておきますよ」
「お願いします」
電話を切った後でそのネタで大いに笑い盛りあがったものである。バッカだねぇ~って。私と飲んでるもうひとりはKとあまり仲が良くないのです。
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20分か30分してからジャン妻もきたのだが。
「Kが失礼なメール送ったんだって?」
「???」
「〇〇の説明ようワカランってか?」
ジャン妻は驚いた表情になった。
「何で知ってんの?」
「K本人から電話があったんだよ。誤ってこれこれこういうメールしちゃったって。侘び入れようとしても出てくれないってボヤいてたぞ。折り返したら?」
ジャン妻は憮然とした。
「ヤダよ。何でこっちから電話しなきゃならないの。メールで返したから」
「何て送ったのさ?」
こういうメールを本人に送るとはね。(汗)って送ったわよ」
コ、コワ!!(怖)
私と客人は店の椅子にひっくり返るくらいに爆笑した。

ジャン妻も意地悪なところがあり、
「電話しないの?」
「今日は電話しない。そうメールしといて」
「しょうがねぇなぁ」
私はKにメールした。「来ましたよ。今日は電話しないって言ってます。後でなだめておくから」
客人と3人でそのネタでヘンな盛り上がり方をしたものである。
ジャン妻は憮然とした表情で、
「アタシの説明がわかんないのはKさんの理解度が低いのよ」
「前の伊東さんは理解しようと努力していたモン」
「わかんないならその場で質問しりゃいい。あんなメールをよりによってアタシ本人に送ってからに」
プリプリ怒っていた。こっちはKの不始末に大爆笑である。

翌日、出勤途中のKからメールが来た。
「〇〇さん(ジャン妻)の好物って何ですか?」
ホウ、そう来たか。
ジャン妻に何か御馳走して懐柔しようというのかね。
さて?アイツの好物って何だ?
この時私はあまり考えずにいい加減に返信している。
「麻婆豆腐かな」
「ではとびきり上級の麻婆豆腐おごらせてもらいます」(K)
後でジャン妻は後で眦を吊り上げた。
「何で麻婆豆腐なんて言うのよっ」
「だって俺と一緒にいると麻婆豆腐や麻婆茄子が食べられない。アタシは好きなのにって言うじゃないか」
私は辛系が苦手なのです。麻婆豆腐は辛いだけだと思ってるし、何で豆腐を辛くするのか理解できない。茄子も栄養殆ど無いから滅多に食べない。
「私といると食べられないからと思って」
「せめてランクの高いステーキとでも言いなさいよ」
そりゃボッタクリというものだ。
Kは昨日の不始末を相手の好物、食い物でチャラにしようと図ったか。そういうのは時代遅れである。凛として謝るだけでいいんだ。

出社したらKが私を小会議室に連れ込んだ。
こっちが「話があるから」別室へ誘おうとすると露骨にイヤな顔するクセにさ。
Kに深々とアタマを下げられたので面食らった。
「私にそんなアタマ下げんでいいです。昨夜言っときましたから。謝罪も必要でしょうが、アイツはやってしまったことよりも、では今後どうするかって方向に話を持ってくタイプだから大丈夫ですよ。今後の部署同士の関係構築のいい機会じゃないですか」と前向きに言った。
「でも何でメールで呼び捨てにしたんですか?」
「それは・・・」
・・・の後も聞いたがそれは呆れた内容だった。ジャン妻の本名がKの好きな女優?歌手?有名人の名前と被ってしまい、それで呼び捨てたというだけのことだった。
「まぁメールは気をつけましょうや。記録が残るし危険だからね」
私も過去に、社内メールで懇親会のお誘いを、
「会社の飲み会でノミホは止めろ」
「店のランクを上げろ」
「もうガキどもとワイワイガヤガヤ飲るトシじゃないから誘うな」
のように全員に返信した前科がある私にしてはよく言えるなと思ったよ。
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Kとナンバー2、ジャン妻&ジャン妻上司、その4人で今後の方針について話し合ったそうだが。
「Kさんにアタマ下げられたわよ」
「ああそう。で、その後は?」
「今後どうするかって話に持ってったから」
ただ、Kだけでなく説明会に集合したエリア長たちのなかにも「〇〇さん(ジャン妻)の説明は専門的で難しい」と言った人は幾人かいたらしい。それはジャン妻の課題でもあるが、各長の数値管理上の基礎知識の不足ともいえる。
「伊東さんは私の説明で理解できたわよ」
だが各エリア長は伊東のレベルまでいってない。
「伊東さんも最初はわからなかったの。でも理解する努力をしたのよ。そういう努力をKさんはしてないじゃない。私は伊東さんの後任ということでKさんも当然相応のレベルだと思って話したんだけどね」
それはジャン妻と伊東がそれ也の歳月を経て構築したからであろ。
「Kはまだまだそこまでのレベルじゃないってことだろ」
「私の説明が難しいなら、Kさんが私の説明を理解されてKさんの口から各長に説明されたらどうですか?って言ったの。だってKさんはエリア長の上司なんだから。上司がまず理解しないと」
正論である。このときKは「わかりました自分が説明します」と言ったそうだが。。。

ここで今宵流れたBGMを幾つか。

黄昏の窓辺で髪をすき いたずらに口紅をぬっていた
あどけない笑顔が眩しくて さりげなく背を向けた日もあった
色つきの女でいてくれよ ザ・タイガース 1982年

ミスターサマータイム 探さないであの頃の私を
ミスターサマータイム あれは遠い夏の日の幻
Mr.サマータイム サーカス 1978年

リングに向かう長い廊下で 何故だか急に君は立ち止まり
振り向きざまに俺に拳を見せて 寂しそうに笑った
チャンピオン アリス 1978年

恋は気まぐれ あなたを惑わせるだけ
恋の予感が ただ駆け抜けるだけ
恋の予感 安全地帯 1984年

目と目で通じ合う かすかに ん 色っぽい
目と目で通じ合う そういう 仲になりたいわ
MUGO・ん・・・色っぽい 工藤静香 1988年

ああ 抱きしめて 身動きできないほど
もっとロマンス 甘く騙して欲しい
シルエット・ロマンス 大橋純子 1981年

今夜のお別れに 最後の二人の歌は
夏の夜を飾るハーモニー
夏の終わりのハーモニー 井上揚水&安全地帯
「この唄は難しいぞ」
「???」

その他、覚えているのは、愛をとめないで(オフコース、1979年)、ハイティーンブギ(近藤真彦、1982年)、また会う日まで(尾崎紀世彦、1971年)、六本木心中(アンルイス、1984年)とか。
昔の歌はよかったな~。
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甘めのルゥ、カレーうどん。
甘いカレーだった。白い粉を入れてたな。小麦粉か?
かなり長いこと溶かしていたから、さては賄にとっておいたカレーか、煮詰まって固まったカレーの塊を溶いてたんだな。
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「ご飯半分くれる?」
「ハイ。なるほど~」
「何がなるほどだコラ」
何をするか読まれたか。
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だが今年になってKは昨年のメール誤爆事件を忘れているのかわざとトボケているのか「今年もエリア長を集めるので予算策定の説明お願いします」とジャン妻の上司を通して依頼して来たのである。ジャン妻上司は部署長としてその依頼は受けざるを得ない。
「イヤですよ」
「まぁまぁそう言わずに」(ジャン妻上司)
「去年Kさんは自分が説明するって言いましたよね」
覚えてないとは言わせないという剣幕であったが、ジャン妻上司は、
「それだと感情論になるよ。これから伊東さんのとこに行くのなら、もっともっといろんな人に説明、プレゼンしなきゃならないんだよ」
諭すように言ったそうである。
そして今日の昼に無事にプレゼンは終了した。昨年のことがあるので私も何人かのエリア長に「難しくなかったか?」と聞いてみたが、概ね「わかりやすい説明でした」というものであった。
プレゼン終了後、Kはジャン妻に「ありがとうございました」と言ったそうだがね。
「そう言ってきただけマシだけどさ」
「そういえば麻婆豆腐は?」
「食べさせて貰ってないっ!!」
「今更、麻婆豆腐を御馳走して貰ってないとも言えないだろう。出し遅れの証文のようなものだ」
(-“-;)
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大人数立食パーティーは苦手だよ [BAR&人間ドラマ]

ウチの本社は複数の系列会社が同居しています。ワンフロアに4社、総勢80名以上います。
それらを大枠で言うと、事業統括会社と運営部門の会社。私らはもちろん運営会社です。統括部門の決定は絶対です。
止せばいいのにワンフロア一同、総勢80人中、参加者60人の立食パーティーが開催された。ひとり3000円が会社負担で、2000円個人負担。
このプランが内示されたのが昨年12月で「忘年会が無い代わりに新年会を開催しますのでご参加くださ」いとアナウンスしたのはよく登場する私とソリの合わないオンナ。
朝礼で開催を発表後すぐ私のとこに歩いてきて、いきなり
「〇〇さん参加ですか?」
問い詰めるように聞いてきた。参加不参加を考える余裕もくれない。来年のスケジュールなんか未定さしさ。
ただ、朝礼で発表された段階で自分は参加することに決めていたので「出るよ」ボソッと言い切った。
ソリの合わないそヤツは
「●●さん(ジャン妻)は?」
本人に聞けよ。ジャン妻本人に聞こうとしないで私から言質を取ったのである。
「出るんじゃねぇの」とこれも言い切った。

「え??出るって言っちゃったの?」
「ああ」
「アタシは出たくないんだけど・・・」
ジャン妻も私も大人数の飲み会は好まない。だが参加を表明したのは理由(ワケ)があって、
「ダメだ。私はともかく君は出ないと。今後の為に」
「・・・」
「出なかったら伊東の顔が潰れるぞ」
伊東、伊東甲子太郎のことである。
私は真っ先に会費をジャン妻の分と併せて支払った。でも、そういう人数多い立食パーティーに、日頃から浮いているジャン妻や、若手執行部から煙たがられている私が馴染める訳がない。
普段ひとり飲み、二人飲みに慣れているので人数が多い宴会は苦手である。
で、当日はこれですよ。
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なんなんだこの人数でこの狭さは!!
芋洗い状態でゾロゾロ立ってる連中の隙間を潜って少ない料理を皿に取る始末。下手したら誰かの袖か裾に料理やドリンクをこぼしそうである。
ビルの構造上のせいか躯体のデカい支柱が3本ありましたからね。稽古場の鉄砲柱のようだった。これがジャマでしょうがない。ぐるっと廻って歩かなきゃならないから。出会いがしらに誰かとぶつかりかねない。
体よく隅っこのフロアにさせられたんだねウチの会社は。
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たいした料理数じゃないな。味はまぁ及第点だと思うが。
60人の立食で料理が人数分出るわけないしな。
安いノミホコースにしたらしいぞ。「ノミホが嫌いだ。ノミホは店の言いなりだ。店と酒飲みレベルとマナーを堕落させる」と持論を方言しまくって社の和を乱したことがあるので黙ってます。
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狭い、人が多い、ぶつからないように気を遣う、騒がしい、ただ歓談しているだけ。
全員知ってる顔だが、普段は挨拶程度しか交わしたことがないのだ。立食パーティーってのはある程度社交性が無いとダメなのだ。
私も社交性がないわけではないのですが、ひとりポツンとしているジャン妻を置いて自分だけ廻り難いんですよ。
辟易した。出なきゃよかったって思った。
フロアの人混みにいるのが苦痛になり、フロアの隅っこ、DrinkBARカウンターの端にいました。ドリンクバーのねーさんは愛想が無かったね。
カウンター隅にいるジャン妻であります。
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そこで退出するタイミングを見計らった。いつ出ようか、逃げ出そうかと。
そしたら私らの前にひとりの爺さんが来た。役員を数年され、今は顧問だか相談役だかに就いて、いつまで社にしがみついているんだと陰口を叩かれてる偉いさん、70半ばの老害爺さん。
私はその爺さんがキライです。だがジャン妻はその爺さんと仲がいいのです。PCがトラブったりすると見てあげてたりする。
そういえば過去に登場してたな。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-04-23-2
この爺さんには私は含むところがある。
理由その1、数年前に私が降格になった要因なのです。このジイさんの心無さでキレちゃったんだよ。やってられっかって。杯を叩きつけて翌日辞任願を出したんだから。
まぁそれはもういいや。辞任、降格したことで今は自由にやってますから。その2、私らを群馬にトバしといて、トバしてから半年後に高崎までやってきてこう言い放った。
「お前たちいつまでここにいる。こんなトコにいてもしょーがねーだろ」
こんなトコってなんだよ。
群馬へ俺らをトバしたのはアンタら会社だろ。そういう言い方ってあるかよ。
「東京は人が足りないんだ早く戻って来い」とも言ってやがったね。
群馬に2年行けって言われて行ったのに、1年で都内に戻されたのを未だに根に持ってる私はそのジイさんに初めて言いました。
「2年って言いましたよね」
「うん?そんなこと言ったか?」
「2年行けって言ってトバして、半年後に・・・それはないだろって」
「う~ん。。。」
好々爺ぶってごまかすんじゃない。
間にジャン妻が入ってフォローしてたら、ソリの合わないオンナともうひとり増長している女性管理職が来て、
「珍しい~この組み合わせ~」
「ホント初めて見たぁ~」
うるせぇな。こっちだって好きでこの老害とTALKしてんじゃねぇ。
そしたらその爺さんの矛先が私らか逸れ、その2人の中堅女性に向かった。あ、ソリ合わないオンナの肩に手を廻してる。これってセクハラじゃねぇの。
そしたら腰に手を廻しかけたのでさすがに言いましたよ。「ブーッブーッ、それ反則、イエローカードですよっ」
ソリ合わないオンナを助ける展開になってしまった。
そしたらパスタが来た。ジイさんが強引に分捕った。
パスタが出たからもう締めかと思ったのだが。。。
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また別の男がジャン妻に話しかけてきた。
ウチのフロアで最も上にいる人です。伊東甲子太郎の上司でもある。
ジイさんがその男に言うには、
「こいつら知っとるだろ?」
こいつらとは何だ。でもその男は表情を崩さずに「もちろん知ってますよ。2人で群馬に行ってくれたし」
そしてその男は私に「お二人で同じフロアでやっていく秘訣は何ですかね?」と聞いてきた。
その男と私はそれまで会話なんかしたことない。私は言葉を選んで言った。
「互いの足を引っ張らないこと。双方の業務を尊重することですかね」
なかなか上手いこと言ったでしょ。次に男はジャン妻に話しかけた。その内容は私はよく覚えていないのだが、何かジャン妻の得意分野を持ち上げて「今後もよろしくお願いします期待しています」のような何やら思わせぶりな会話だった。話しかけたい相手は私ではなくジャン妻だったようですね。

ドリンクバーは20時になったらサッサとラストオーダーに。
その後で景品が出るゲーム大会か、ビンゴ大会が始まったタイミングで私らは出た。
バカラシい。あまりにくだらない雰囲気だったので、静かなところで飲み直そうと石川町へ。
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このBARを「河底のBAR?」と呼んだのは静岡市内にある廃屋酒場の某店主。
河底じゃないです。河より低いBARです。
ホントに海抜より低いかも知れない。近隣に「ここは海抜〇m」のような標柱があったら調べてみようと思う。タイトルは「河より低いBARは海抜何mか?」
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飲み直しです。
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今宵はメニューが多いな。
イベリコ豚ソーセージグリル、野菜のストウヴ蒸しもあるじゃないか。
こっちで喰えばよかった。チーズぐらいしか腹に入らない。
最後の方でジイさんが分捕ったパスタを「モトをとろう」とばかりにガッツいたせいでもある。
ところが後で聞いた話だと、ビンゴ大会だかゲーム大会の合間に料理が2品出たという。それも肉類とピザだって。パスタが出てきたから終わりではなかったのだ。店は出す順番を間違えたんじゃないかって言ってた。デザートまで出て食べ切れなかったとか。でもドリンクは20時で終了だから後半は食べるだけ。水で流し込んだのか。
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「さっき来たあの男は伊東の上司だろ?」
「伊東さんどころか全社的に上だよ」
「あれは君への探りか?」
「そうだと思う。もう伊東さんから私の話は行ってるんだね。」
「信用できんのかアイツ?」
「・・・う~ん・・・わからない。でも彼はホント笑わない人だね。彼表情に乏しいというか」
私はあの男を陰で笑わん殿下と呼んでいる。笑わないんです。無表情に事務的に話すだけ。ロボットみたいなヤツです。
「そういえば伊東いたか?」
「いなかった。さっき聞いたんだけど、名古屋か大阪に出張に行ってるみたい」
「・・・」
「アタシもこれから出張が多くなるのかな・・・」
「その間の私の食事はどーなるんだ?」
話が前後しますが、大雪の日を皮きりに3泊ジャン妻が出張でいなかったでしょう。1泊あたり3000円の食事代、手当て?を支給することで折り合いがついている。
「言っちゃったね」
「何?」
「2年でどうこうって」
「いつか言ってやろうと思ってアイツには」
もう6年以上も前だけどね。
「少しは彼(ジイさん)に対して気持ちが軟化したんじゃない?」
「早く引退すりゃいいんだ。いつまで長老ぶってるんだって」
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チーズ盛り合わせ&クラッカー、乾きもので満足満足。
ジントニ、バラライカとギムレット、カクテル3杯飲んでホロ酔いに。
ひとり飲み、ふたり飲みばかりしてるせいだが、ああいう大人数の立食パーティーはキっツいな~。
出たくなかったんですホントは。でもジャン妻の次のステージの為に大人の判断で出ました。もう残り何年もいないのだから。
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きたかまの夜 [居酒屋]

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トテモ寒い夜。
凍えながら歩く北鎌倉。吐く息が白い。
北鎌倉は山間なので山がすぐそこに迫ってきている。寺が多いから夜は灯が少ない。
自然の緑も夜は単に黒いだけである。
少ない灯の通りはくるまのライトだけが頼り。
その先にある丸い灯。
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この名前で検索すると、同じ北鎌倉の着物屋さんがヒットするでしょう。
同じような名前でよく出せたものだが、若奥さんの名前なんですよ。着物屋さんを訪うて、「同じ名前ですがよろしいでしょうか?」と断りを入れたそうです。
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随分料理が増えたな。
多過ぎないかい?
もうちょっと絞ってもいいと思うけどな。料理人はひとりしかいないんだから。
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コップ酒は新年の振る舞い酒です。
「土井酒造の開運です。静岡県掛川市のお酒です」
土井酒造か。「決戦は高天神」のすぐ近くだな。
「運が開けますように」
私の運?
不運に見えるかい?
後でジャン妻に聞いた。
「私は不運に見えるのかな?」
「アナタは運が悪い人だとは私は思ってないよ。どちらかといえば運のいい方ではないかな。でもそれだけじゃないしね。ちゃんと真面目にやってるし」(ジャン妻)
「じゃぁ何で運が開けますようにって言ったのかな」
「それは決まり文句だよ」
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おとおしのタコおろし和えは前の店でも出たことがあるぞ。
この店ねぇ。〇〇ログ見たらかなり高得点ですが、料理は前の店(東京都港区)と被ってるんですよ。
クリームチーズの酒盗がけ、燻製卵といぶりがっこのポテサラ、揚げと分葱のさっと炒め、海老芋唐揚げズワイガニ餡かけ、鶏つくねと大根ふろふき柚子味噌、牡蠣の昆布醬油焼、真鱈白子昆布醬油焼。。。
パクリだ!!
「パクリとは言わないでしょう」(後でジャン妻)
「何でさ?」
「だって前の店でも今の店でも彼が考案したんだから」
前の店と被らないものにしよう。
「お決まりですか?」
「アジフライ!!」
そんなん他へ行ってもあるって?この店のアジフライは美味しいよ。大き過ぎず小さ過ぎず。厚さもほどほど。揚げ衣も胃にもたれない厚さです。
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「年が明けてから(港区の店)行かれました?」
「初日(8日)に行った。松の内が明けてからね」
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「店主の腕が焼けてたからあれはゴルフだな。10連休明けで皆の動きがイマイチ悪かったな。出るの遅かったし。ポテサラがなかなか出てこないし」
「ポテサラがですか?」
「店主が釜上げシラスの出汁巻玉子ばっかりやってたの。黒板のボードに書いちゃったもんだからそりゃ出るよね。そちにかかりっ切りでさ。刺身もろくすっぽ切ってなかったし」
前の店への不満を溢すハメになってしまった。
「最初はマグロの唐揚げが出されてよかったんだが、ビールから日本酒になってから豚トロとブロッコリーのガーリックステーキなんてものを出すからさ。再度ビールを飲み直すはめになったよ。」
ビールに合うアジフライを早く揚げろと言ったようなものである。
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ツブ貝とキノコのガーリック炒め。
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日本酒に移行してここでようやく刺身に。
イサキ、カマス、太刀魚、ホウボウ、白身中心で。
細長い皿だな。焼津のどんた久みたいだ。
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炙らない方がいいのだが、カマスは皮に毒性を持ってるので炙りますって言われた。
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1枚からお切りします・・・ってのは、おおはまさんのパクリかい?
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ヒラメの昆布〆アンキモ和え?
和えてないじゃんか。細かく切り刻んで振りかけてるだけ。
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まだ夜は空いている。
混むのはむしろ昼だそうです。北鎌倉に下りる観光客。
「先日は昼に100人来てヘトヘトでした」
「ひゃ、ひゃくにん!!」
そりゃキツかっただろうな。でもMAX経験値も必要だよね。
「でも観光客だから夜に繋がらないし。夜のお客だったら取り敢えずお酒だして、何か逸品だしておけばいいおころもあるのですが、昼の客はそうはいかないし」
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来た暗い道を駅に戻る。
踏切の音がする。上り電車が来る気配。
その音がすると気持ちが安堵したりする。踏切の音イコール、そこに人がいる証だから。
そう思わせるほど暗いのである。
北鎌倉は、眠りにつくのが早い街。
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東戸塚たくみ食堂 [居酒屋]

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東戸塚駅東口、品濃町交差点近くの歩道に赤提灯が点っていた。
背後にボードが立てられ、メニューやその日のおススメが貼ってあるのですが、メニューを照らす照明の位置が悪く、赤提灯の赤い光がメニューを浮かび上がらせている。見難い。
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人気ランキングが貼ってあるのですが、3位と4位と5位は「極上天然ぶり入荷!」の紙が重なってランキングを見えなくしているのです。順番に見たら、
1位だしまき「トッピング選べます」
2位判読不明「2015寧々肉フェスで大絶賛」
3位鶏の唐揚げ「・・・間違いないです!大・小選べます」
4位ポテトサラダ「・・・メニューだが、、、うまい!!!」
5位チキン南蛮「自家製のタルタルが南蛮酢と相性抜群」
どれも大層な自信、コピーだが、これ信じて大丈夫なのだろうか。
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では店の入り口は何処かな?
舗道から更に奥まったビルの1階に居酒屋?食堂?入り口があった。
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目立たないしここまで歩かせるかという距離である。途中で「やっぱ止~めた」になってもオカシくない距離だった。そこまで歩いたら入口頭上に「テナント募集」が2枚も掲げてあって、この店がいずれ閉店するかのようで無粋極まりない。
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かな~り迷った。入ろうかどうしようか。この日、ジャン妻が月締め作業と引き継ぎで「先に済ませてください」だったのだが、上大岡の例の店が何でかわからないが3日間休みだったのです。
私はひとりなのでカウンター席がちゃんとあるかどうか見たら、店奥にいるおねいさんと目が合ってしまった。おねいさんはこっちに歩いてきた。扉を開けて「いらっしゃいませ」と誘われた。
「ひとりだけどいいかな」
「どうぞ~、お好きなお席へ~」
店内まぁまぁ空いていた。カウンターに初老の男性がいて、ガッツリした定食を食べておった。ヅケ焼きマグロの塊だったと思う。
髙いカウンター席に座った。私の短い両足がブラブラする。
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おとおしはマグロを醬油で煮たもの。こういうのは前夜の刺身の残りで冷えていると相場が決まっているが、熱々の煮物だった。
外に貼ってあった紙には「天然ぶり入荷!」とあったが、店内おすすめメニューの紙には天然ぶりはオレンジ色でマルしてない。大人しく書かれているだけ。
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私は店のおねいさんの緊張を解くように、ややおどけながら、
「アジフライはこ~んなに大きいの?」
手で大きさを形作った。
閉めちゃったが、高崎銀座「田じま」のアジフライがホッケのようにデカかったのを思い出したからです。
「いえ、ええっと・・・(兄弟子を見る、わからないらしい)・・・」
そこで兄弟子が引き継ぎ、
「そんなには。1枚からオーダーできますよ」
アジフライは1枚からオーダー可能なのである。多人数で来た客にひとり1枚ずつ出す配慮かと思う。1枚だけお願いした。
おねいさんはまだこの店に就いて間もないのかも。後の注文はその子を無視して兄弟子をとおしました。
兄弟子がPATでのオーダー入力を指導しているとこ。
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厨房には男性3人女性1人、見えないだけでスタッフ数はそこそこいるようです。カウンター席にいるとフロアのテーブル席が見えないのですが、広くて客席が多い。
ひとりでいるのは私と先客の初老男性だけで、カップルが数組、若い女性2人組、作業着の男性3人組、後からパラパラ入ってきた。
店内のBGMが若者Musicでシブさは全くない。これは若者かグループ向きだなぁと思いました。
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桃色の天然ブリはブ厚く切ってあった。腹の身も背も噛み応えあり。脂のノリもまぁまぁで、いいものを出してくれたと思います。
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アジフライはまぁ普通ですね。定食屋とそう変りない。
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この店3位と謳うポテサラもごくごく普通のものでした。
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カウンターにブ厚いメニューファイルがある。ウルサいことを言うと、このメニューファイルや調味料(醬油他)が手前にせり出していて料理の皿が並べ難いのです。
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そのメニューファイルの表紙には、どこかの漁港の漁師さんたちが並んで写っていた。
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パラパラめくっていた。頁数が多い。
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やはり魚がメインで出す鮮魚は朝穫れを謳っているようです。24時間以内に出すと。
野菜にも拘りあり。自信満々の能書きが多い。
刺身、焼き鳥、天ぷら、寿司、丼もの、平日限定の定食、おでん、いろいろあります。粉もの麺類は無いようで、アヤしいやっつけの創作料理も見当たらなかった。
でも頁数と種類が多いだけでメニューの数はそれほどでもないです。メニューよりも店の謳い文句、能書きで多く頁を割いている?
おすすめメニューにあった生サバが気になる。大丈夫だろうかって思ったりして。
炙ってあったり、軽く締めてあったりして。
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でもホンマモンの生でした。店に入るまで疑ってたし、店内の雰囲気も雰囲気なのでずーっと疑ってかかってましたゴメンなさい。ブリと併せて新鮮なのが立証されました。
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刺身で信用したので、チープなものを。
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衣が薄くチーズの身は厚い。こうでなきゃ。客を騙すかのように、衣の方がブ厚くてチーズが殆どないチーズ揚げ商法の店ってありますからね。
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店内が空いてたからかも知れないが、全体的に弛緩した雰囲気の店だったな~。ピリッと感が殆ど感じられなかった。でもウチの本社が宴会でチョイスする店に比べたら無難以上にいいものを揃えている。種類が多いのがいい。
ひとりではもう来ないと思いますが、もし東戸塚で誰か社員と集うならいいかも。人数がいたら、だしまき、鶏唐揚げ、ランキング順に上からオーダーしてみたいもの。
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店のHPから。
「釣り上げてから24時間以内の新鮮な魚が味わえる横浜は東戸塚にある鮮魚酒場、たくみ食堂です。
おいしいお酒と魚を取り扱っており東戸塚No1を目指しております!!
東戸塚でおいしい魚を食べたいならぜひたくみ食堂へ。
アットホームなスタッフたちがお出迎えいたします。
平日は定食もやっていますのでごはんだけでもお立ち寄りください!」
東戸塚でNo.1を目指す?
ハードルが低すぎやしないかい。東戸塚は飲食店が少ないし、目立つのはチェーン居酒屋ぐらいなんだから。せめて戸塚区でNo.1を目指さなきゃ。
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この喫煙マナーはどうなのよ? [居酒屋]

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カウンター奥の2席にいた。
ふと気付いたら、フロアのテーブル席の男性客(以下、小僧、どう見ても20代だったから。)がこっちに歩いて来て私の隣に立ち(2席空けてだけど)WCを待ちながらタバコを吸い始めたのである。
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煙はこっちに流れてこないで厨房に吸い込まれている。
吸殻はどうしてるんだ?
あ、まだ誰もいないカウンター席の灰皿に落としてやがる。
その席に今は誰もいないけど、これからお客が来てそこに座るって考えないのかね。ご新規のお客が来店されてカウンター席に座ったら目の前の灰皿に誰かの吸殻が既に入ってたらどう思うか。
ここは港区の公共喫煙所じゃないんだぞ。店側が片付ければいいと思ってるんだろうかね。
私は小僧に注意してやろうと身体を動かしかけた。私が何をしようか察したジャン妻が制止した。止めなさいって。
「後でお店の人に言えばいいのよ」
「・・・」
WCが空いたので、その小僧はそれまで吸ってた煙草を灰皿で消してWCに入っていった。

「マスター」
「ハイ。同じもの(焼酎、焼きいも黒瀬)を?」
「違いますよ。そこの灰皿」
「あ・・・」
マスターは灰皿を見た。
「今WCに入っている小僧がWCを待ってる間そこで突っ立って吸ってたの」
皆まで言わせず察したマスターは「すみません、今片付けますね」
WCから出て来た小僧はフロアのテーブル席へ戻っていった。その後姿を見送りながら、
「自分の席の灰皿を使えよ」
「まぁね。非常識だよね」
自分たちの仲間に嫌煙者でもいたのかね。だからって他の客の近くへ来て吸うこたぁねぇだろうがよ。

前に高崎でもそういうことがあった。通町のまる飛という店。2階を利用していた女性客(凄い美人だった)が1階のカウンター席に来て煙草を吸い始めたのである。私の隣の隣の隣の空いた席で。
何で自分の個室で吸わないのか。お仲間に煙草吸わないのがいて、そっちに気を遣って部屋を出て下に下りて来たようだった。
ただ、その女性はマスターにひとこと「外で煙草吸って来てもいいですか?」と断りを入れています。でもマスターはその女性が美人だからか「外は寒いですからどーぞそこでお吸いください」って優しく接したんですよ。
五輪に向けて、禁煙分煙と議論されてる都心の店と高崎では土壌が違うよ。でも既にカウンター席にいた私らのことを考えないのか。美人の喫煙優先にしたのです。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-02-26

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フワフワした食感のサツマ揚げ。
こういうやわらかい食感って今の流行りなんですかね。私はもう少し噛み応えのあるしっかりしたサツマ揚げが好きなのですが。
何の魚のすり身を使ってるかによるんでしょうね。
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チキンじゃないです。三元豚のポークソテーです。ブ厚い肉肉肉。。。
こういうしっかり、ガッツリした肴が多い店です。
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これまた大好きな焼きそば。豚肉焼きそば。豚が続いたな。
「具無しの焼きそばが好きなんだけど」
「ヤダ。そんなん焼きそばじゃない」(ジャン妻)
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あ、吸ってた小僧がまた来た。
またしてもWCが利用中で、先刻と同じように時間潰しで煙草を吸い始めたよ。
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今度は厨房に2人いる男性がその小僧をじーっと凝視していましたね。
オーダーが立て込んでいたので、その喫煙小僧に何か言いたそうなのをグッと堪えて調理に戻っていった。ホンネでは「お止めください。ご自分の席かお外でどうぞ」と言いたかったのでしょう。オーダーが立て込んでいたのもある。それは私たちがいつものスパムステーキ、さつま揚げ、三元豚ソテー、焼きそば、炒め物ばかりオーダーしたからだけど。
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小僧はまたWCに入っていった。
私は小僧が使った灰皿をこっちに引き寄せた。私らは吸わないが、私たちの前に置いてある真っ新の灰皿の上に重ねてやったんです。さぁこれで3回めのWCで煙草吸えるもんなら吸ってみろ。
「何やってんの?」
「これでもう吸えねぇだろ」
でも店側が困るだろうな。ご新規のお客が来て煙草を吸おうとしたらそこに灰皿が無くて、マスターが灰皿を探したら何故か煙草を吸わない私のとこに2枚の灰皿が重ねてあるんだからね。
「マスター。またさっきの小僧がさ」
「あ・・・」
「こっちに重ねておいたから。これでもう吸えないだろ」
マスターはそれはそれで困ったような表情だった。
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ある平日2.jpg
さて、こういう喫煙マナーってありなんだろうか。
「確かこの店、外に喫煙所あるよ」
「そうなのか?でも店内禁煙じゃないし」
「グループ客で来て煙草が嫌いな人もいるだろうしね」
ああそういうことか。かといって他の席で吸うか?その席に座ったお仲間のお客から許されたのなたそこで吸えばいい。自分とこがNGだからって自分の知らない他人のとこ(私らのこと)の近くに来るなよ。やってることが通り町の美人女性と同じではないか。知らない人の隣ならいいってかい?
「煙草を吸う人の中には、他の人の煙草を吸いたくないっていう人もいるみたいだよ」
「そうなのか?」
「自分はマナーがいいと思ってるんじゃないかな~。他の人のも吸いたくないから、自分のも吸わせたくないんだってさ」
ようワカラン。これはもう喫煙する人にならないとわからないかもね。
昨今、禁煙、分煙、嫌煙ばかりで、喫煙者は肩身狭い思いをしてるみたい。小さい飲食店は「完全禁煙にしたら店が潰れる」その懸念もわかる。マナーよく吸ってくれりゃいいのです。
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街角ではない小学校正門前中華 [ラーメン]

街角中華の立地ではない。閑静な住宅地の中で某小学校の正門前にある。
いつから?何でこんな奥まったところに?
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大陸から来た人が厨房に立っている店ではなく日本人です。大旦那さん、お袋さん、そして二代目の若旦那と若奥さんが営んでいる。
お孫さんもいる。後継者路線は安泰だろう。お孫さんが店内や小上がりを騒いで走り回ってたりするのでウルサい時があるがギリギリ許せる範囲内。お孫さんが成長したら、地元のワルになって実家のこの店に寄りつかなくなるだろう。
そしていつか更生して店を継ぐに違いない。(笑)
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店内はカウンター5席、4名がけテーブル2卓、座敷に4名がけ座卓が4卓。
グランドメニューにはラーメン、炒飯、丼ものにはカツ丼まである。無いのはオムライスぐらいか。パイコーメン、角煮メン、エビチリ、八宝菜、海老うま煮、カニ玉といった本格中華も。
カツカレーなんてのもあるぞ。
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幹線道路に面しているのではなく、ランチスポットでもなくて、住宅地の中にあるから出前が生き残り重要要素。出前の方が多いかも。
出前兼用のグランドメニューと表紙の電話番号の下に来店限定のサービス定食が記載されている。メニューの裏面には、表紙のサービス定食とは別のサービスセットというのがあって、店頭の看板や店内にも貼ってあった。
場所柄から見ても意外に高い。
A.八宝菜&からあげ(ライス・みそ汁)
B.酢豚&からあげ(ライス・みそ汁)
Cマーボドーフ飯(ワンタンまたはラーメン付き)
Z.カツ丼&ラーメン(これは凄い。こういう組み合わせは群馬にしかないと思っていたが。)
ALL950円というラインナップ。
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オープンキッチンにできそうなのに敢えて暖簾が下がって厨房が殆ど見えないようになっている。
何か隠してるのか。シャイなのか。街角町中華のカウンター席の醍醐味は店主の調理オペレーションやパフォーマンスがLIVE感覚で観戦できることだが、この店は見えないのが残念ではある。カウンター席で酔った客に話しかけられるのがイヤなのかも。
大旦那と大女将、若奥さんの話声が聞こえるが、この店の若旦那の声は聞いたことがないのだ。若旦那は軽で出前もするので、厨房にいるより出て行くことが多い。
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火を入れて熱が上がるまで、店主が煙草を吸っているのが見えた。
中華鍋を熱くして油を入れて、煙草の火を消した大旦那は野菜他の具を炒め始めた。そしたら若旦那が立ちあがり(厨房の隅でしゃがんでたのか)麺そ炒め焦げ目を付けていた。暗黙の父子連携プレーが僅かに垣間見える。
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その間、瓶ビール(中瓶)をオーダーしたらつまみに枝豆が。
こういうものを節操なく提供するのが街角中華の特徴でもありますが、寒い今の時期に枝豆かよ。
こりゃ冷凍だな。冷たいぞ。
よく行く創作料理の居酒屋で「お昼によく来られるお客がお友達4人連れでご予約いただいたんだけど、お料理何に致しますか?って聞いたらいきなり枝豆って言われて。
「枝豆?この店で?あるの?」
「ないわよ。だってもう冬よ。枝豆は夏場しかございませんって言ったら・・・」
・・・の後で枝豆を否定されたお客様の機嫌が悪くなったという。初めてのお客に喜んでいただこうと腕に力が入った料理人たちも気が抜けたとか。
「冬場に枝豆を出す店は冷凍を出してるのよ」
それはわかっているつもりだよ。やはりというか、摘まんだら冷たくて固い。茹でた新鮮な枝豆は指先に力で潰すようにしなくてもツルッと豆が飛び出すじゃないですか。押しても押しても中身が出てこないのだ。この野郎と力を込めたら中の皮まで飛び出してきた。
冬場のビールに冷たい枝豆、持て余したので、五目焼きそばの脇に置いて具で温める始末。枝豆よりメンマかザーサイでも添えて欲しいよね。
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五目焼きそば、その名の通り五目あるかどうかイヤらしくチェック。
①白菜、②タマネギ、③ニンジン、④キクラゲ、⑤青菜、⑥ナガネギ、⑦モヤシ、⑧豚肉、ウヅラの玉子ではなく⑨ゆで卵が半分、充分な具の種類です。海鮮系のイカ、エビは無かったような。
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この店のイチオシはこれだと思うな。
ラーメンとカツ丼のセット!!
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群馬にはこういう組み合わせはアタリマエのようにありましたが。まさか地元で、それも私の生活圏内にあるとはね。
こういう丼ものが無節操で図々しくメニューに載っているのが街角中華のいいところです。
カツ肉は店で揚げてるのではなく、どっか他所の肉屋さんで揚げて置いてあるのかもね。
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夜の2回め、また冷凍枝豆が出たぞ。
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今度は炒め焼きそば、焼きそばと具が絡んでるのではなくて、焼きそばの上に野菜炒めが載ってる。
チャーメン?上海焼きそばのようでもある。
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この時も冷凍枝豆が出たので潰し出すのにひと苦労。
冷たいので焼きそばにからめて食べました。
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いつも食べ終えた後で思うのは、
「別にこの店でなくてもいいのに」・・・
毎回これの繰り返し。バカ美味がないのに稀に思い出したように入ったり、週に1度必ず入ったり。
だがそういう街角中華はいつもそこにあると安心しえるとある日突然廃業したりする。シャッターを下ろして貼り紙が貼ってあるともうOUTである。
店主が倒れた、まだ元気なうちに閉めたい、後継者不在、店舗の老朽化、テナントビルが現在の耐震性をクリアしていないが為の建て替え、道路拡張や駅前再開発の建て替え、新しいテナントに入る条件がクリアできないとか。
巷にはワンコインを超えたくらいで腹一杯になれる大手チェーンが幾らでもあるし。それらに押されているが、この店は住宅地にあるので出前重視と、後継者がいるので救われている。
出前カーのボンネットの上に猫が載っている。
温かそう。ニャ~ゴ。
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http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-08-23
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-23
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個人経営の大衆中華は絶滅の危機に立たされているのです。
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麺屋帝旺 [ラーメン]

寒い日が続いていますね。
いつまでこんな寒い日が続くのか。寒くても雨雪が降っても、外に出歩かないと私の業務は進まないのですが。
寒風に吹き付けられながらメトロ丸ノ内線新大塚駅まで歩いている途中で、ある麺屋を見つけたのです。
その店には暖簾と看板も「辛油そば」となっています。これを何故か自分でもわからないのですが、中華そばと読んで入ってしまったんですよ。
老眼か?寒くて集中力を欠いたのだろうか。
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家系卒業、鶏白湯、それらを卒業して残るは鶏ガラ系の中華そば、醬油ラーメン、支那そば、クドくないニボ系、そういう路線しかないなぁと自覚しているのに、何故に辛油そばなんぞの店に入ってしまったのか。トンデモない間違いですね。
私は辛い系が苦手でして、わさび、多少の辛子、キムチならまだしも、煮込やペペロンチーノに入っている赤唐辛子は必ず除けるし、餃子にラー油もかけないし、担担麺やスーラータンメンもNGなのです。カレーも辛すぎるのはダメ。
入ってからこの店の看板メニューは辛し油そばのようだと気付いった。
「シマッタ・・・」
後悔したが既に遅し。かろうじて醬油ラーメンがあったのでそれにするしかなかった。
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狭い店で、カウンターがJ字型なのです。無理して作ったような間取り。狭過ぎて券売機やレジも置けないくらい。なので口頭注文です。
隣の客と肩が触れ合うギリギリで、会社員や土木関係者ばかりだった。彼らは「つけ麺大盛り」「チャーシューメンってある?それに大盛りとチャーシュー丼」
ところがランチタイムは麺大盛りと半ライスが無料なので、
「あ、やっぱ半ライスにするワ」
「辛し油そば大盛り」
「混ぜそば大盛り」
そんなオーダーばっかり。後はトッピングが少しある程度で「醬油ラーメン普通」という大人しいオーダーをしたのは私だけであった。
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最初はカウンター左右七分の入りだったが、すぐに満席になった。
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狭過ぎで卓上の調味料に手が届かない。手を伸ばそうとすると隣の客のカオの前に腕を伸ばすことになる。ストレートパンチになって乱闘になりかねないぞ。
入り口の壁上にTVがあってくだらないワイドショーが流れていたが、そのTVはどの客からも見える位置にないです。カウンター右側の客、すなわち私は首を思いっきり右にネジ曲げるように振り向けばかろうじて見える位置。正面からTVが見えるのは厨房にいるスタッフだけのようだからスタッフ専用のTVではないか?
厨房も狭いようで2人いる男女のスタッフが肩をぶつけ合い、麺を茹でる網を落としたり、お互いが声かけあったり、注意して除け合わないとできあがったラーメンを出せないようですね。
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第一印象、器もスープも少ないです。混ぜ系の店だからかな。で、最初のスープひとくちからしてやや辛いのです。何でだろ?何処も赤くないのに。
いや、赤くないのは丼もレンゲも黒いからかな。
この辛さは何だ?
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中央に挽肉がある。これだ。これに違いない。小さいながらチャーシューも入っているオーソドックスな醬油ラーメンに何故挽肉があるのかというと、実はこの挽肉がピリ辛なのです。
レンゲに挽肉が載ってたり、勢いよくすすった麺(意外と私の好みだった)にピリ辛挽肉が絡まっていて、そのまま喉にペタッとひっついてタイヘンなことになった。
「ゲ~ホゲホゲホ!!」
ムセたんです。水はセルフボトルで目の前にあったのが幸い。
食べてるうちに挽肉は丼の底に沈んでいったが、レンゲでスープをすくうとレンゲの底に挽肉がゴロゴロこするんです。全部すくって食べたら血圧上がりそうなので止めた。
激辛に慣れてる人や好きな人に言わせりゃこんなんたいした辛さじゃないんだろうけど。オーソドックスな醬油ラーメンを期待したら間違いというか。かなりアクセントが強いと思う。これをそのまま醤油ラーメンとして出すのは如何なものか。
辛くなければフツーの美味しい中華そばだと思うのだが。無理して辛くせんでもいいのに。
ボリュームはそれほどでもないです。写真撮って麺を伸ばして量を増やす作戦でいった。
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右カウンターに何故か尖がった一画があるのです。
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構造上どういう作りになっているのかわからないが。この鋭角の前に座ると奥の客が出られません。奥にいた工務員風の恰幅のいい旦那が出れなくなり「すみませ~ん、出るので~」と声をかけて退かしてた。それも煙草を吸いながら。この狭い店で。。。
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外に出て改めて見て、ああ、確かに辛油と描いてあるな。
では店名は麺屋帝旺?何と読むのか。メンヤテイオーでいいのかな。
東海大学生プロレス出身のプロレスラーのようだな。
新日本プロレスに平成海援隊で参戦した時に学生プロレス出身ということで新日レスラーから目の敵のように狙われ、ボコボコに袋叩きされてたりタッチ拒否されたり、イジメのような理不尽な扱いを受けていたな
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フェイクな醬油ラーメンだった。え?暖簾と看板を読み間違えたオイラが悪いってか。でも店が辛系主体とはいえ、醬油ラーメンには何処にもピリ辛とか書かれていなかったような。
雪明けの寒い日なのが幸いした。身体は温まった。
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何だか上手くいかない日 [人間ドラマ]

今年初めて群馬に来ています。
昨夜は一軒だけでホテルに戻って9時半に寝てしまい、そんな早くに寝たら朝5時前に始発電車の走行音で目が覚めてしまいました。ルートイン高崎は線路沿いにあるのでガタンゴトン音が小さくないのですよ。
あまり期待できない朝食バイキングまであと45分。レンタカーの予約時間は9時半、それまでホテルの部屋にいようかな〜。

さておき本題です。
日常で、何だか上手くいかないなって日があります。
相手がミスったり、自分がポカやったり。
電車が遅延したり、運転見合わせたり。
自分が原因でも自分以外の何かが要因でも、その日の予定が狂う時も多々あります。「上手くいかねぇなぁ今日は・・・」ってのがあるんです。

未明から昼にかけて雪が降った2月2日。
積雪その他でダイヤが若干遅れたのもあって、ある申請事項を持って都内にあるウチの現場へ立ち寄ってから某行政へ行こうとしたのですが、途中で胸騒ぎがしてカバンの中を見たら、その大事な書類が入っていなかった。
自分のデスクに忘れたか。前夜退勤する時にカバンに入れたつもりだったのが。
入っていなかったんです。

慌てて本社に戻ったのが9:50、私の行き先ボードには昨夜自分で「どこそこに直行」する旨を書いてあるのだが、出すべき書類を取りに戻った体裁の悪さ。
9:50にデスクに戻るなんてのは知らない人から見たら10時~シフトに変更したように見えるだろう。または大幅に遅刻したとか。
書類はデスクの上の束にあった。それを持ち出してすぐ出ようとしたら、ひとりピントがズレた部下(男性)が、
「お帰りなさい」
私は自分のミスを指摘されたようでムッとした。うるせぇこの野郎って思った。別に帰社したんじゃない。忘れものをしたんで取りに来ただけだ。
「すぐ出るよ」
追加が発生したとかその場は言ってごまかしたが「すぐ出るよ」はメチャメチャ不機嫌な声音で言ってるのが自分でもわかった。左右の目の間も強張ってる。

その部下は私の不機嫌を知らないで言ってきたに過ぎないが、私が不機嫌モードになったので、その部下も前にいるソリの合わないオンナも周囲の上役(私より若い次世代たち)たちも、誰も私に話しかけようとしなくなった。
空気が重い。
重くしたのは私だは。
私はサッサとその場を離れて再度外出した。
止んだ雪がまたパラつきだした。

(前にもこんなことがあったな。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-04
この時は新幹線に乗ってしまい、ジャン妻に東京駅改札まで持ってて貰ったんだっけ。)

自分で自分のミス、忘れものにイヤになったのですが、外に出てまた気付いたことがある。
書類に印鑑を押していない箇所があるんだった。
持って出た書類には2月1日付で労働契約を結んだ派遣スタッフとの証書がある。それには「私どもは下記事項を条件として使用関係にあることを証します」とあって、使用者と被使用者の住所とフルネームを記載して双方捺印するのです。
(ただ、ホントの契約書ではなくてあくまで行政に出す証明書です。だから給与等は記載されていない。要は水増しした幽霊従業員ではないという証明なのですよ。)
使用者は雇う側だから、ウチの会社所在地、会社名、代表取締役とフルネーム、そして法人印を捺印済みです。被使用者の多くは新規雇用した正社員で、その社員の住所とフルネーム、そして個人の印鑑を捺印するのですが、今回の場合は期間限定の派遣スタッフなので私は会ったことがないし、相手の印鑑も押してないのに気付いた。

派遣会社の営業をとおして名前だけはわかっている。だが派遣会社を通じて「三文判を持ってきてください」と伝えていない。
正社員ではないので派遣会社の営業を通さないといけないのだ。今から行く現場でその派遣スタッフと会うのですが、おそらく三文判は持ってきていないだろう。

私は証書に捺印するだけの為に、従業員の名字だけの三文判を600本ほど持っています。当人たちから預かったんじゃないです。経費で買ったの。
佐々木とか石川とかよくある名前なら既に在職している社員、もしくは退職した社員の印鑑を捨てないで持っているのでそれを流用できるのですが、初めての名前だと行きつけのハンコ屋で安い三文判を購入します。だが新規に採用した社員の名前が難しい漢字だったり、滅多にないような珍しい名字だとハンコ屋で作って貰わないといけない。
よくあるのが、澤、齋、邊、瀬ではなくて瀨(刀です。)、ハシゴの髙とか。桜ではなく櫻とかも。
最近では吉岡という名字で、上が「士」ではなく「土」ってのがいました。上の横棒より下の横棒が長いんです。吉野家の吉ですね。
戸籍上の漢字で出すのでそこは結構重要で、簡易的な文字だと二重線引いて訂正くらう時がありますが、ハンコはそうはいかない。
旧タイプの漢字があると既製品で置いてないので注文になります。ハンコ屋にもよりますが、掘るのに20分ぐらいかかる。一度、どっか地方のホームセンターでセルフの自販機、のようなハンコ作成マシンがあったが、あれは30分かかったですよ。
今日これから会う派遣さんは珍しい名字だった。由永(ヨシナガ)という姓。ありそうでなさそう。これはおそらく既製品ではないな。ハンコ屋に向かった。

時間を見たら10時になろうとしていた。
ハンコ屋は役所の前にある文具屋なんかだと9時にOPENしているが、Office街のハンコ屋はたいてい10時OPENです。(学校の前の個人文具屋って見なくなりましたね。)
だが、よく行くハンコ屋が10時過ぎても開いていなかった。そこはいつも気のいいオッちゃんがひとりで営っているのですが。
こっちは待ってられないのですぐ別のハンコ屋に向かった。ハンコ屋は探すとなかなか見つからないものですが、そこの界隈で私は3軒ほど押さえてあるのです。

2軒めに行ったら、この由永という名字は既製品にはなくて新たに作らないといけないことがわかった。
「30分くらいかかる?」
「そんなには。20分もあればできます」
「じゃぁお願いします」
私は「外で電話してきます」と言って一旦ハンコ屋を出た。雪は氷雨になっていた。

外へ出て考えたのだが、私の業務は役所が閉庁する17時までが勝負で、窓口によっては12時~13時には休憩で閉じてしまうか関係者が不在、あるいは少なくなってしまうところもある。
自分のダブルミス(書類忘れた、ハンコを忘れた)で朝遅れた分を12時~13時で補填しようと思った。その時間帯を移動に充てる。
ではハンコ屋が掘っているこの時間に腹こしらえを済ますしかないと決めた。こういう日は何処で何を喰っても一緒なのです。
官庁街やOffice街だとファミレスもないし、早い時間帯なのでスタンドか牛丼チェーンぐらいしかない。
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香ばしい揚げたてのかき揚げ。汁もネギも美味しいが生卵を入れたのは失敗だった。汁が薄くなって美味しくなくなっちゃった。
蕎麦をすすりながら思った。こりゃボリューム的に足りないな。後でまた腹が減るな。

ハンコ屋で難しい名字のハンコをGETしてさぁ現場へ向かおうとしたのだが。
またまた胸騒ぎがした。
今から行く現場は、今日1日付で契約したその派遣(由永さん)とは別に、1日付でその現場に新しく異動した社員がいるんです。
書類は揃ったので、その現場によって派遣さんと、同日付で異動したU紀子という正社員、2名の資格証明書原本(コピーは不可)を預かり、行政窓口にその証明書原本を提示しなくてはならないのだ。

派遣スタッフには昨日、営業をとおして「資格証明書原本を持参お願いします」と伝えています(同時に三文判もお願いしますと言えばよかったのですが)。もうひとりのU紀子には1月終わりに「2月に入る派遣さんと併せて出すから資格証明書の原本を持ってきてくれ」と電話で伝えてあるのですが。
イヤな予感がした。U紀子はアタマの回転が速い子だが忘れっぽいところがある。私が伝えた「持ってきてけくれ」を覚えているだろうか。ちゃんと持って来てるだろうか。

この日の朝9時過ぎだからデスクに書類を取りに戻る途中で、そこの上長に、「2人とも資格証明書原本持ってきてるか確認してくれ」とメールしたが返信がない。
業務携帯鳴らしても出ない。混雑してるのかな。
12時~13時を移動に充て13時に窓口に入るとこから逆算したら12時半には現場でその証明書を預からないと間に合わないのだが。

後でジャン妻に「現場の外線電話に直接かけたらよかったのに」と言われたが、私は店の営業電話に直接かけるのを好まない。そういう外線は客先や医療関係者とのホットラインであるべきで、社員に業務携帯を持たせたのだから出なきゃいけないんです。すぐに出れなくても着信チェックしろよと。
上長から返信も着信もないので、もういい現場に行くしかない。そこで脳裡に浮かんだ一抹の不安は「U紀子のヤツ、前の現場で約束した日に証明書を忘れたことがあったな~」というもの。

12時半に現場に着いた。そこの上長は男性で、「派遣さんの資格証明書預かっております」と言う。
「ああそう。U紀子のは?」
そこで上長は固まった。シマッタという表情である。確認してないな。
「本人呼んでまいります」
そしたらU紀子が固くなってかしこまって私の前に現れ、
「すみません。証明書家に置いてきてしまいました」
「忘れたってか」
「ハイ・・・」
離れたところに初めて会う派遣スタッフがいた。私はU紀子と男性の上長と、今日初めて会う派遣さんに書類を見せながら己のカオをU紀子と上長に向き直り、
「この日付を見ろよ。2月1日付でU紀子と派遣さんの名前が入ってるだろ。同じ日に入った(入職した)んだよな」
「ハイ・・・」
「同日付で1枚の届出なんだから、資格証明書が2人分揃ってないと相手は受けてくれないんだよっ」
U紀子はうなだれかかったが、
「こんな雪の日に〇〇さん(私のこと)がお見えになるとは思わなかったので」
「そりゃ言い訳だろっ」
「・・・」
「私はU紀子がそう言うほど自分に甘くないっ。それは私に対する侮辱だ」
「・・・」
「雪は止んじゃいないが氷雨になってるし電車も動いてるし。派遣さんは正社員じゃないんだから大事な証明書を今日預かって今日届出を済ませて、今日お返しするべきなんだよっ」
これが正社員だったら「ロッカーに入れとけ」で済むのだが、派遣は他社なのでそうはいかないのである。
U紀子は凹んだ。上長もうなだれている。年長者とおぼしき派遣の女性が私の剣幕を見かねたのか「あの、私のは上長さんにお預けしておきますので、次回来られた時でも結構ですよ」
社外の派遣にまで気を遣わせやがって。
他社から来た派遣の手前、私は「U紀子が忘れたので今日は出せなくなりました。来週改めてうかがいます」と謝罪するハメになった。

派遣さんとU紀子は下がらせたが、上長に、
「携帯見てみろ」
「??・・・あ!!」
「あ、じゃねぇ」
「・・・見てませんでした」
やはりそうだったか。「2人とも持ってきてるか確認してくれ」を見ていなかったのである。
「そっちも忙しいのはわかるが、私の業務はここだけじゃないんだよ。この後、麻生区、町田市と廻らなくてはならないんだから」
「ハイ・・・」
「U紀子が忘れたのを事前に知ってれば私が来るまでもなかった。次の場所へワープできたのさ。役所ってのは17時閉庁までが勝負なんだから」
「ハイ・・・」
「それと、私は個人でU紀子の証明書を預かるんじゃない。会社として預かるんだから、上長が2人分を取りまとめて預かってくれないといけないよ」
「ハイ・・・」
「何の為の会社携帯だ。プライベートな携帯にプライベートな用事があってかけてるんじゃないぞ」
「申し訳ありませんでした」
ギュウギュウに捻じ伏せてしまったのです。
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その後13時過ぎに入った吉野家です。軽いの。汁抜きで。やはりあの蕎麦だけでは足りなかった。
外出の多い私は昼は100%外食ですが、行く先々によって「今日はどこそこにしよう」と取材対象を狙うのです。Blogに支配されている日常ですから。
でもこういう日のように、自分のミスだったり、相手がド忘れしたり、上長でありながら未確認だったり、続くとその日の昼は「もう何でもいいや」って思ってしまうんです。
だがこれは失敗だった。13時過ぎだからランチのピークが過ぎた頃合いで味が全く浸みていなかった。タマネギなんか殆どナマだった。
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やはり何があってもきちんとしたものを食べなきゃ後悔しますね。
だけど「こんな雪の日に・・・」、そういう言い方、言い訳をされるとはな。
届出もそうだが。ここまで来た私の時間が無駄になったのだ。
上長をギュウギュウ絞り上げたのは、その前に自分でミスった、忘れた、その怒りをぶつけたかのようで後味が悪かった。

気を取り直して麻生区、そして町田市に行ったら町田市の担当者(私の声をバリトン歌手と言った女性http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-01-31-1)が、
「まだ〇〇の届出が出ておりませんが」
「え?」
4号(草の者)のヤツまだ出してないのか。4号に電話で確認したら、
「あ、それって・・・そうか。2月になっちゃいましたね」
忘れてたわけではないようだが、そこだけスポッと抜け落ちていたらしい。
「発生日から30日過ぎちゃったから、代取の名前で遅延書(軽い始末書のようなもの)を添えないと受けてくれないかもな~」
4号他、草の者たちは私の正規の部下ではないので、前述のU紀子は上長のように余り強くは言えないところがある。昨年5号の物言いが悪かったので、上長の了解を得て口頭注意したのと、す~ぐ弱気になる群馬の6号を叱咤するぐらいです。
指示して町田駅に戻る途中でジャン妻から「今日は早くない」(定時ではあがれない)のメールを受信した。「早くない」イコール「先に済ませて」ではないらしい。なので家で待つには小腹が空くとみて、箱根そばのミニカレーなんぞを喰ってしまった。
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ミニカレー2.jpg
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具の全くないサラサラしたカレーだった。小田急線町田駅北口店。おっそろしくコンパクトサイズのスタンドだった。詰めればギリギリ9人は入れるかどうか。。
町田市の後、最後の寄り場は横浜市泉区。そこでフィニッシュ。

U紀子のせいで遅れた届出は今週初めにクリアできました。さすがに上長も自分の責任で預かり、私に連絡きましたから。
U紀子が異動前にいた現場で聞いたのですが。そこのリーダーが、
「あの子(U紀子)うちのロッカーに私物を置いたまま異動しちゃったんです」
それには私物どころか異動先でも絶対必要なものが置きっ放しになっていたという。
「自分の身体だけで行ったのか?」
「そうなんですよぉ」
そこでU紀子の忘れもの顛末を話したら爆笑になったが、
「大丈夫ですかねぇあの子。いい子だったけど」
「もう4年生だぜ」
異動先の上長は私に「先日はすみませんでした。U紀子のことは長い目でみてやってください」と言ってきたが「アイツはもう4年めだぞ。後輩もどんどん入ってきている。6年生はすぐに嫁ぐか辞めるんだから長い目でなんか見るもんか」と言い捨てた。

Blogに支配される日常。
それ優先の日々。
ストーリーの主人公は私。
オチはなるべく良い顛末に持って行く努力する。
日常をUpしているので喜怒哀楽がある。喜哀楽ならいいのですが私も人間です。怒や苛の時もあるのです。
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ガラにもなく思うことあり [ラーメン]

まだ1月の残雪が凍ったまま残っている日、厚木市、海老名市、座間市を廻っていました。
寒い日だった。日中の最高気温が5℃を下回っていた。丹沢から吹き下ろす風(丹沢おろし)が強く、体感温度が低い気がした。上層部は社用車で動いているが、私は頑として社用車を使わない主義。電車バスでの移動なので、ホームで電車待ち、バス停でバスを待っているとアタマが凍えそうだ。
厚木駅前でこんなチラシを渡された。
チラシ.jpg
ここ1年の町内会活動で、赤十字と赤い羽の共同募金に携わったので(嫌々だが。)何の募金かじーっと見入ってしまったのだ。
飢餓に喘いでいる子供か。ガラにもなく可哀そうだと思った。私も腹が減っていたが、私はそこらでいつでも食べたいものを食べたいだけ食べられる環境にいる。この子はお腹が空いても食べられないんだ。
ねーさんが寄ってきて、
「こんにちは。私たちが何故こういう活動をしているかといいますと・・・」
私は遮った。寒空の下で講釈聞く気なんてないよ。
「今ここで1000円札か2000円か募金するんならOKだぜ」
「それはできないんですよ」
口座引き落としになるという。
「口座ぁ?」
毎月毎月引き落とされるんかい。それは勘弁して欲しいと思った。募金とは善意だと思ってるので、その時にその気になるならともかく、その気が無くても引き落としは継続するってこと?
「今渡すんじゃダメなのか」
「ダメなんですぅ」
「じゃぁ悪いがこれ(チラシ)を見るだけにするよ」と言い捨ててその場を離れた。
前に町内会募金のネタで日本における様々な寄付機構を調べた。一度寄付すると後日になって寄付を要求するかのような郵便が届くというネタを見つけたのよ。
http://d.hatena.ne.jp/kunitaka/20131118/1384776115
これは2013年の情報だから今もそうなのかはわからないですが。寄付は任意でするものだからそういう郵便が届いてもこっちが相手にしなきゃいいんだけど、口座引き落としってのはどうなのかねぇ。
U子と来た店1.jpg
座間駅で下車したら、前にU子と来た店が、ちょうどランチのボードを出したとこだった。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-15
U子と来た店2.jpg
メニューを見てもイマイチそそらないなぁ。
ミックスフライは過去に食べたし。
オムライスは飽きるし。
とりの天ぷら?鶏は唐揚げならイッたかも。
茄子で挽肉を挟んでフライに?茄子は油を吸うからなぁ。
きりたんぽ鍋ねぇ。
さぬきうどんとおにぎり1ケ、これも前に食べたことある。ボリューム不足だった。写真がお蔵入りになっていたので引っ張り出してUpしました。
うどんとおにぎりとモツ煮.jpg
うどん1.jpg
うどん2.jpg
おにぎり.jpg
モツ煮.jpg
U子と来た店3.jpg
うどん、おにぎり、これだけだとレディースセットでしたね。モツ煮は追加したのですよ。おにぎりは追加オーダーできますけどね。
ボリュームが足りないが、本厚木駅で見たあの飢餓の子は、お腹一杯食べたくても食べられないんだ。可哀そうに。何処の子だろう。
私もBlogでグルメネタをたくさんUpしていますが、それって何なんだろうって思いましたよガラにもなく。つくづく日本でよかった。

U子と来た店、今日は止めとこう。静かでいい店なんだけどね。ただ、椅子席じゃないので足腰悪いお年寄りには立ったり座ったりがキツいかもしれないよ。
座間駅に戻ろうとしてふと気付いたのだが、チェーン居酒屋魚民の下1階にハデな店がある。
いつOPENしたんだ?.jpg
店1.jpg
店2.jpg
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今年の1月にOPENしたばかりか。
私はOPEN仕立ての店は避けます。まず入らないといていが、まぁランチなら大丈夫だろう。大丈夫だろうというのはハズレでも被害が最小限で済むということ。
前は居酒屋じゃなかったかなぁ。庄や?のような。かなり前にここで私は当時の同僚と2人で入って、鮎の塩焼きを3匹喰ったことがあります。その店が2018年だから今年の1月OPENの中華居酒屋になっていた。
店の前の道が小田急線の踏切で、横断歩道でない箇所を渡ったら途中で滑ったんです。ツーッて。2回も滑った。2回めは店の前で「ウオッ」って声が出ましたよ。
そこを店のママに見られた。
「イラッシャイ」
「・・・」
ワタシツルッと滑ったのを見たでしょ?
「サムイネェ」
「寒いなんてもんじゃないよ。凍えそうだ」
「モウスグニガツダシ、アトサンシュウカンカヨンシュウカングライシタラ、スコシハアタタカクナルヨ」
「だといいけど」
カウンターの右端に座った。
「オヒヤデイイノ?アッタカイオチャモアルヨ」
「お冷やでいいですよ」
これはこれで正解だった。出された半炒飯は日替わりで、今日はカレー味だったのである。
メニューはこんな感じ。
メ1.jpg
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目の前に夜のメニューがある。
1本120円の串揚げ、390円~MAX790円の肴がズラリ表示してある。ちくわの磯辺揚げなんてのも。
カニクリームコロッケとカニクリームフライはどう違うんだ?
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斜めに振り向いたら意外と広い店である。もと居酒屋だからね。
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バイトの子.jpg
座敷もあるのか.jpg

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狭そうな器の中に麺が凝縮されて詰まっている~。
麺も具も狭そうである。
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ややダマのようだが。
ゴソッと引っ張り出してズズズッとすすって、噛んだらエッジが効いて美味しい麺なのだ。断面が四角いのかも知れない。
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中華料理系の縁が赤いチャーシュー。
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写真なんか撮ってたら麺がどんどん伸びて来る。でも伸びても美味しいのはエッジのせいだろう。
ランチ5.jpgメンマとワカメはイマイチ締りがないが。味玉はまぁイケます。
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スープはちょこっと温いかな。かけ蕎麦の汁にも通じる味だな。
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カレー炒飯は薄味だった。日本のオヤジの街角中華のカレー炒飯は塩気が強い店が稀にあるが、薄味のパラパラ系だった。
パラパラしているので飯ツブが皿から飛び出しそうだったが。
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ランチ10.jpg
ランチ11.jpg
私の右手からママの声がした。
「コノスマホ、エイゴトチュウゴクゴダケタイオウシテルケド、ニホンゴドーヤルノ?」
私に聞かないでくださいよと向き直ったら、バイトの女の子との会話だった。ママ、バイトの子、厨房の男性、誰も操作設定がわからなかったようですね。後でジャン妻に、
「スマホって中国語とか英語とかってあるの?」
一度も海外に行ったことのない国際感覚皆無の私の質問に、ジャン妻は何をバカなことを言ってるのかと。
「一番最初に言語を設定するのよ」
「そうなのか?最初っから設定してあるんじゃないのか」
「ここは日本だからデフォで日本語よ。他の国に変えられるから。でなきゃ日本にいる外人さん困るじゃない」
至極当然、一般常識であるかのように言われた。どうも私は「海外でも私のBlogって見れるんですか?」のようにインターナショナルな一般知識が無いようである。

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後日、再訪した際の五目あんかけ焼きそば。
具はよかったんです。豚肉、海老、イカ、ウヅラ、ニンジン、キクラゲ、青菜、シメジ、タケノコ、白菜、白菜入ってるのにキャベツも入ってたからね。
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でも麺でガッカリ。火は通ってるんだけど水分が多いんです。蒸し麺のようになっていた。
こないだ載せた相鉄ジョイナス大龍の五目あんかけ焼きそばは熱々の鉄板だった。ジュウジュウ音を立てていた。麺の余分な水分がトンでいて美味しかったのに。
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最後はスープ焼きそばの様相に。これはこれで美味しかったけどね。
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ミニチャ2.jpg
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この日の日替わりミニチャーハンはシラス炒飯だった。
シラスって玉子との相性がいいですが、玉子焼きでも炒飯でも塩気の方が勝ってしまうんですね。
あんかけ焼きそばの残り汁を炒飯にかけて食べたらなかなかイケたので、それをママに話したら、
「ダッタラウチノカイセンヤキソバタベテ!!ゼヒタベテ!!メチャメチャオイシイカラ!!」
猛アピールされた。でもランチメニューにカイセンヤキソバないよ。こういう店の真の実力はランチメニューやラーメンよりも、グランドメニューにあるのかも知れないね。
まだ残雪が.jpg
私が受け取ったユニセフのチラシを見たジャン妻が、怪訝そうに見るので説明してあげた。その場で現金渡すのはダメなんだと。
「現金受け付けないの?」(ジャン妻)
「そうなんだよ。口座引き落としになるって」
「何だか強制的ね」
正直私もそう思ったよ。活動を否定してるんじゃないよ。募金にしては強制的な意味合いが強いって思っただけさ。
ガラにもなく心が動いたのと、普段悪態ばっかりついているのでたまにはいいことしようかなと偽善者的な気分になったんだろうね。ヤキが廻ったんだよ。
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生姜焼いち考察 [グルメ]

ジャン実家で豚の生姜焼をいただいた記憶がございません。
ジャン母もそういうのを知らないと思われます。
子供の頃にジャン母が焼いた豚肉は醬油だけでからめてた。豚肉の醬油焼きです。サラダ油をひいて豚肉を炒め、仕上げにキッコーマンかヤマサ醬油をジャーッと回しかけるだけ。生姜という概念が無かったらしい。
今だにジャン実家の冷蔵庫に生姜を見たことがない。

ジャン父母は共働きだった。電気ジャーが無かった当時は丼に冷や飯が置いてあり、冷や飯のおかずは何にしようかと、子供心に自分でもできそうだと思ってTRYした最初は、油をひかないで醬油でいきなり焼き付けたからまぁショッパいのなんの。
油をひいたらひいたで多過ぎたりして、アブラまみでの豚焼肉になったりしたもの。
めんどくさくなってコンビーフ缶をキリキリ開封して、冷えた飯、冷えたコンビーフをおかずにやっつけたりしたものです。
その丼はいまだにジャン実家で現役です。子供の頃は大きく見えたが、今見ると小さかった。

「油も居酒屋料理の大事な調味料のひとつ」と仰ったのは、今はない門前中町の「浅七」の店主だったが、往時はそういう定義を知る由もない。油の量、醬油の量、どちらが勝ってもいけない。程よいバランスがあるに違いない。
醬油焼だったので生姜焼という概念は無かった。それだけではなく、豚の生姜焼肉が固くなったりパザパサになてしまうのは安くて固い肉を使っているからだと信じていたのです。
だがどうもそうではないのがわかった。美味しくてやわらかい豚生姜焼は焼いた後にタレを回しかけるのではなく、焼く前に浸け込む、これを知らなかったのだよ。もしジャン母に今でも作らせたら、豚肉を焼いた後にタレを入れて絡めるだろうね。

だが殆どの店は仕込時間短縮の為に焼いた後からジャーッと回しかけていると思う。
見てりゃ、聞いてりゃわかりますよ。最後の方になって音がするから。
それだと肉がカタくなり、調味料も浸み込まない。店で出す冷凍肉を解凍した肉なんか特にそう。

最近で特にヒドかったのがこれ。吉野家。
元旦明けの初勤務日のものです。(玉子は追加です。)
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ところどころ焦げとるしスジもビンビンしてる。ただ炒めって出せばいいってもんじゃないだろ。
キャベツもニオうのだ。正月休み明けだからその辺りも疑っちゃったよ。
全店こうだとは思いたくないけど、吉野家のワーストメニューとも言われたサイトもあった。吉野家の牛丼は長年食べてるからもちろん大好きだが「定食もありますよ」と言いたいが為か、後から加わったこれはいただけない。おススメしません。吉野家は牛丼だけがイチバン美味しいのです。
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同じ牛丼チェーンでは松屋の方がまだマシ・・・
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・・・でもないな。
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松屋は11時前だと極端にスタッフ数が足りないです。
あれだけのメニューをひとりでやるのはキツいと思う。
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東秀というオリジン系列の生姜焼がこれ。
まぁまぁですね。オリジンは弁当屋もあるからね。「お母さんが作る食事のように」がキャッチフレーズだから。
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日高屋と同系列の来来軒の生姜焼。浦和駅前店です。
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昼時だったので店内激混み。味よりも店内を観察した印象が残っている。
私が入店した時、カウンター席は既に全席埋まっておった。奥の2人用テーブル席に通され、後から後から労働者がひっきりなしに入ってきて、私の2人テーブル席の前にもどっかの恰幅のいい工事現場の人が。
「お相席よろしいでしょうか?」
「いいよ。そっちがいいならね」
狭いテーブルなので多少は気を遣った。私の皿を下げないと箸が出なかったり、セルフボトルの冷水を真ん中に置いてあげたり。
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どんどん混んで来る。浦和駅西口近くには食堂が少ないのだろうか。
見てると空いた皿を下げる作業が追い付いていない。ついにはこんな状態プラス、店の床に空いた皿が置かれる始末であった。
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やよい軒の生姜焼。
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甘いタレで生姜っぽくなかった。モヤシ添えは生姜焼の添え物としては間違っちゃいないが、やはりタマネギの方が合うと思う。

昨日もUpした川崎駅近くの鹿島屋の生姜焼がこれ。これはまぁまぁイケた。
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丸大の生姜焼は生姜の主張が強くこの島田屋の生姜焼は醬油の主張が強いな。
肉はこの後に述べる丸大の方が大きくて厚い。島田屋は薄くて脂のノリがいい。
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定食屋の生姜焼と街角中華の生姜焼は似て非ざるものというか。
ラーメン、炒飯だけでなく、肉野菜炒めライスを出すぐらいなら生姜焼もいっちゃえという炒め物の延長に近いところがある。
だが荒川区のドカ盛りで有名な光栄軒は、味とかよりも暴力的なサイズ、ボリュームにウンザリしたものである。
生姜焼2.jpg
ブ厚いロース肉が4枚です。ちょっとこれはスゴ過ぎるよね。味よりも暴力的なボリュームと低価格で有名な店ですが。
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そして丸大ホール。居酒屋の肴か、ビールのアテか、ご飯にも当然合うスグレモノ。
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そして安中市のイチオシ。
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生姜焼1.jpg
生姜焼3.jpg
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妙にやわらかい肉で、およそ私のイメージであるカチンカチンの豚肉ではなかった。
あまり歯応えが無いので、というか後から回しかけた固めの生姜焼しか喰ってこなかったからだが、最近はオーダーしなくなったが、漬け込んだ肉はやわらかいのをこの店で初めて知ったのですよ。平成24年に群馬に行ってから知り得た店だから、私はかなりいいトシまで豚生姜焼肉に対してそういうのを知らなかったことになる
104は洋食系なので和食の生姜焼ではなくソテーに近いかなと。意外と上品な味であった。
でも生姜焼はカツ丼と一緒で下品でいいと思う。
ホントに自分に合う生姜焼は自分で作るしかないのかも知れないね。
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島田屋 [グルメ]

朝でも暗い1.jpg
JR川崎駅東口から徒歩2分にある島田屋です。
ロケーションが異質で、再開発された?22階ある川崎駅前タワーリバークの1階フロアにあります。他が暗いのにそこだけ不気味に黄色く光ってる。
朝でも暗い2.jpg
老舗が無理して近代的なオフィスビルの片隅に肩身狭そうに入っている感じです。
コメント下さるみーさんの旦那さんいわく、ビルができる前からあったそうです。創業して40数年らしい。20数年前にタワーが完成して中に移る前は路地に面した普通の食堂だったのでしょう。
これは近隣の丸大ホールで一杯飲った帰り、夜の島田屋ですが。
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タワービル内が暗く、島田屋も地味な構えなので、朝も昼も夜もそう変わらないですね。
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朝6時開店なんです。何時から仕込をしているのか。それでいえ深夜24時まで営業です。丸大ホールだって21時半か22時ですよ。いったいどういうシフトを組んでいるのか。
(日曜は17時までです。)
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ガラガラ2.jpg
入ればレトロな昭和の雰囲気。厨房とホール係は昭和のお母さんといっていい。
カウンター席が中央の厨房を囲む作りになっている。朝と午前中早い時間帯は夜勤明けと今から勤めに出る前に朝飯を食べる人たち。
私はもっぱら朝、午前の早い時間帯。JRが運転見合わせになった時に寄ったりします。昼夜は入ったことないな。
刺身の定食が多い1.jpg
刺身の定食が多い2.jpg
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
この店、卓上にはメニューは置いてない。壁にベタベタ貼られてるだけ。座る席の角度によってはメニューが死角になって見えないのです。
文字サイズも小さくて見難いな。視力の弱い人はボケて見えるんじゃないか。
どれも自信無さげに書いてある。何がこの店のウリなのかわからないのだ。(意外と刺身かも。)
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外のボードも・・・これって会議室用のボードですかね。このビルの何処かにあるオフィスから使わなくなった中古品をマグネットシールごと貰って来たんじゃないかなぁ。
そのシールにテキトーに書いてペタペタ貼ってるだけですよ。
意外と刺身が充実しています。でもマグロブツならご飯ですが、カツオ刺身、イワシ刺身、アイナメ刺身、ブリ刺身、鯛刺身、いさき刺身、刺身でご飯は食べないなぁ。
いいネタ揃えてるかもです。でも書き方がセンスゼロなのでソソらないのだ。ショウケースの中にある料理サンプルも何だかなぁである。
殆どのメニューに「とうふ付き」って書いてある。そんなに凄い豆腐じゃないですよ。あって当たり前か、あってもなくても別にいいかな~程度の普通の豆腐です。
外のケース.jpg
奥にはこれから出るのか?マグネットメニューのストックがベタベタ待機中です。
メニューストック.jpg
故障中です.jpg
時計は止まってるし。柱時計ですよねこれ。
移る時外して持ってきたんだろうね。昭和の頃から止まってたりして。
ブツクサ言ってますが、じゃぁ何で利用してんだってか。
お店女性がまずまず上品だからです。お母さんだから。
いちいち比較しますが丸大ホールのオバちゃんたちはお世辞にも上品じゃないからね。下品じゃないけど朝から酔っ払いを相手にしてりゃ言葉も荒くなるよな。
自分の気分次第かも知れない。気持ちに余裕があれば丸大ホール、荒んでたら島田屋かな。
厨房との連絡口.jpg
「まだ早いけど、煮込みハンバーグベーコン巻きってできる?」
「ハイできますよ」
「じゃぁそれを・・・豚汁で」
時間帯でメニューは通しで変わらないが、定食以外に何か加えるとお母さんが気持ち喜ぶのがわかる。
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バーグ2.jpg
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悪くないけど。煮込んで挽肉のひと粒ひと粒がやや固いなぁ。全体的にパサついてるし。
巻いてあるベーコン撒いてあるベーコンをビロビロ~ン。
ベーコンは煮込むよりコンガリ焼いた方がいいね。
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白味噌の美味しい豚汁です。豚肉と野菜の旨味が出た豚汁。
いつも変わらぬ味、変わらない具。
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この店のイチオシはマカロニサラダだと思っています。
ビチャビチャヌルヌルしていない。適度に摩擦係数があっていい意味でベトベトしている。箸で摘まみやすい。しっかり味付いてるし。

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メンチ3.jpg
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メンチカツを箸で砕いたら熱々の肉汁が出てきた。
火傷しました。火傷するだろうな~と思ってもやってしまうんですよ。
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今日も豚汁です。マカロニサラダも。こうやって組み合わせを変えると安くないです。でも好きなんだから追加せずにいられない。
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ゴッツい鶏の唐揚げ!!
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唐揚げ2.jpg
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唐揚げ4.jpg
でも豚汁とマカロニサラダが欠かせないのです。1000円超えますよ。
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ありそうで滅多にないものがあった。
「あ、ハムステーキがある」
「ございますよ」
「それとご飯と豚汁」
「豚汁定食じゃなくて?それでよろしいですか?」
「うん」
豚汁定食じゃなくていいの?と言ってくれたのは後で登場します。この店の無銭飲食事件を説明してくれたオバちゃん。
何も考えないで注文しましたが、朝の時間帯だと豚汁定食が100円安いのでそれにハムステを追加した方がお得だった。
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薄っぺらなハムじゃなくて少し厚めにスライスしてあるハム。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-25で辞めたT子の口真似が出た。
「ハムは塊だよ・・・」
「そんな薄いのはハムじゃない・・・」
「薄く切る前がハムだよ・・・」
ブツクサと口真似してたらオバちゃんに見られた。ヘンな人と思われたかも。
・・・惜しむらくはコショウが強いな。塩気だけでいいのに。
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あ、切れてないじゃないか。
ハムステ4.jpg
今日も豚汁から根菜具だくさんが顔を出す。
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やはり欠かせないマカロニサラダ。今日も1000円超過しました。
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何となく生姜焼でご飯が食べたくなって。
そういう時ってあるでしょ。是が非でも「生姜焼・・・生姜焼・・・生姜焼・・・」アタマの中でリフレインが叫んでる(ユーミン)んです。
生姜焼は定食屋の定番だし、生姜焼の無い定食屋なんて定食屋じゃないです。ただ、生姜焼は、街角中華、定食屋、居酒屋、チェーン牛丼店、チェーンラーメン店、微妙に違うのだ。
肉質でもそう。私はバラ肉がイチバン美味しいと思います。
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生姜焼3.jpg
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この日の豚汁は豚肉がた~くさん入っていた。生姜焼の肉と併せて300gぐらい摂取したんじゃなかろか。
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やはりマカロニサラダが欠かせない。
「ごめんなさいねお盆に載らないから」
私は「俺って儲かる客だろう」と言いたかったぜ。
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アタマの中じゅう生姜焼で固まってたので、ふとメニューを見たら。。。
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くじらの刺身定食!!
くじら刺身でご飯食べられるかな。合うかな。
肉野菜炒め定食が無かったり、トンカツ定食が無かったりするのに、何かこの店ヘンなところがある。妙に白身魚の刺身定食が多いのですよ。イナダ、アイナメ、ヒラメ、
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後でジャン妻に、これは何のフライなの?と怪訝そうに言われたのですが。
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ナメロウのフライなんですよ。
「ナメロウフライとご飯と豚汁をくれ」って言ったらオバちゃん多少の混乱をきたした。豚汁定食にナメロウのフライを単品追加した方がスマートでお得だったのね。豚汁定食には納豆と生卵がついてくるのですが。
「それらは要らないのですか?」
「要らない」
「他に何かおつけしましょうか?」
「う~ん、例えば?」
「お豆腐とか」
私はズッコケた。外はクソ寒い。冷奴なんか喰ったら余計に身体が冷えるじゃないか。辞退しました。それでもボス格の女性(酒とタバコで喉を潰したようなシワガレ声のママ)が「海苔でもおつけしましょうか?」と言ってくれたのだがそれも辞退。そのクセ「マカロニサラダをくれ」なんて言ったもんだから店側は「この客は面倒だがお金になる」と思ったのか、こっちの言うとおりにしてくれた。
だけどナメロウは揚げるもんじゃないね。衣がフライでガリッと噛んで、中からナメロウの味がにじみ出るのはかなりの違和感があった。
味噌で味ついたナメロウに、フライだからってウスターソースをかけるのも何だかヘン。ナメロウは焼いてサンガ焼きにするならまだしも、揚げたナメロウは「変わった食べ物だな」になってしまった。揚げないでそのまま食べるものですね。
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勘定がめんどくさくなったかもだが、豚汁、マカロニは絶対に欠かせないの。この店の豚汁とマカロニは日本いちだと思う。
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今日の豚汁2.jpg
さて、前から気になっていたことがある。
私の目の前の貼り紙です。
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「トイレ等席をはずされる場合は、大変申し訳ありませんが、代金をお預かりさせて頂きます様お願い致します」
この貼り紙の意味は何だ?無銭飲食防止としか思えないではないか。
実はこの店、店内にWCが無いのです。ビル1階の何処かにWCがあるらしいのだ。
WCが遠い体質の私はこの店でビールや酒を飲んだことがないし、食事だけだから滞在時間はたかが知れてる。食事が済んだらすぐ店を出ちゃうのでWCを使ったことがないです。
飲んだら出るのが自然の理ですが。でもこういう貼り紙を貼ってあるということは過去に食い逃げしちゃったヤツがいたに違いない。
会計して聞いてみたのよ。
「前から気になってたんだけどさ」
「???」
「あれはなんなの?」
私は貼り紙を指した。オバちゃんも振り向いて見上げた。
「誰か過去に食い逃げしたヤツがいたの?」
そしたらオバちゃん、よくぞ聞いてくれたとばかりに切りだした。
「そうなんですよ。最近はそういうことは無いですが、ここへ移ってしばらくの頃はあったの。4人で来て、ひとり、またひとりと奥の扉を開けて出てっちゃって。」
「奥の扉?」
これが奥の扉です。オバちゃんのひとりが出て行くところ。
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「そっから出てっちゃった?」
「そうなんです。扉を出て廊下の左にWCがあるのですが、出て行ったっきり戻って来なかったんですよ。ひとりまたひとりと出てっちゃって、残った最後のひとが自分お金持ってないって言うの」
それって4人全員の計画的な犯行なのかな。計画にしては杜撰で稚拙で、悪戯にしてはちょっと度を超している感がある。
「金が無い」と開き直ったのかよ。そんなことしたらもう二度とこの店に来れないじゃないか。
「でもその人、後で知ってる人に連れられてお金払いに来ましたけどね。ごめんなさいって。笑」
「へぇ~、返しに来たんだ」
「その時はお金が無かったんでしょうねぇ」
オバちゃんは口に手を当てながら微笑んだ。
笑って許したのかな。「後でお金返しに来ましたよ」で話は終わったので、警察に引き渡したかどうかは聞いていない。
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私は現場検証した。オバちゃんの言うとおりに店の中から直接廊下に出たんじゃないですよ。いったん店を出てビルのコンコースに廻り、エレベーアーの前を通って廊下に出たんです。
店の裏口から出て左の廊下がWCにつながっていた。悪いことをしようと思えばそのままWCに行くフリをしてエレベーターの前を通って外へ出れちゃうんですよ。右は立体駐車場とも直結していたので裏からも出れちゃうんです。
「ビル内関係者以外の立ち入りお断り」の札があったので写真は撮っていません。そんなことしたら防犯撮影中の監視カメラに私が写ってしまう。私は無銭飲食を幇助するつもりなんてないですから。
警備員がいないかわりに監視カメラがあるので何処かに守衛でもあるのだろうか。警察に通報すればすぐお縄になります。
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現在店の勝手口は写真のとおり2人椅子席でガードされ、そう簡単には出れないようになっている。その席は従業員の賄用でお客さんは座らせないみたいである。
WCが遠い私はまだこの店で夜に飲んだことはないし、飲んでもWCにチョイチョイ行くほど長い時間飲まないが、お金を預けてWCに行くぐらいならそのまま勘定して店を出ちゃうでしょうね。そういう意味で、ダラダラ居続ける客を追い出すというか、効果があるのかも知れない。あくまで食堂で、近隣の丸大ホールのように飲む店ではないと思います。
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なまはげエンターテインメント [居酒屋]

社内で気のおけない仲間からお呼び出しがかかりました。
ナビを頼りに向かったのは銀座8丁目のビルの9階にある店。
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いきなり秋田のなまはげ人形が出迎えてくれます。
なまはげに会える店です。
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ワンフロア全部が秋田.jpg
奥にも座敷.jpg
なまはげは今や秋田県全体のご当地キャラクターになった感がありますが、もともとは悪事、怠惰、不和を戒め、災いを祓いに各家々を廻る来訪神です。
年の終わりの大晦日に村人が鬼の面を付けてミノを纏い、大きな鉈か出刃包丁を持って、秋田弁で「泣く子はいねぇが」「悪さする子はいねぇが」のあれです。低い不気味な声を発しながら家々を練り歩いて、家に入って来たところを家人は丁重にこれを出迎え、主人が今年1年の家族の日常を釈明した後に酒を振る舞って送り返す。
家々に押し入って酒を強要してるのか?
幼児になまはげの怖さを植え付け、なまはげが去った後日、度が過ぎ阿いたずらや悪さをやらかしたり怠けたりすると「ホラなまはげが来るよ」と言って叱る。
伝統的な民俗行事でもあり、幼児の教育手段ともいえる。
なまはげは妖怪なのか?民間伝承では漢の武帝が秋田の男鹿を訪れ、鬼を使役してコキつかっていたのを正月15日だけ鬼を解放したら、解放された鬼どもが村々を荒らしまわった伝説があるとか。これがなまはげの起源?
現在は男鹿半島だけではなく、なまはげというキャラクターだけが独り歩きして秋田県の代表キャラになり、幼児の戒めどころか秋田県に関連する名産品、物販、観光、何でもPRするのに利用されている感がある。
今の若い人たちはなまはげの起源や本当の謂われを御存じだろうか。
「なまはげって鬼だろ?」・・・それだけ、異形だけを見て終わりではな本来あるべき位置づけを知らない人も増えてくるだろう。
そのなまはげ、いきなり店内が暗くなってBGMが止まり、脅すような絡むようなトーンでなまはげの説明TALKが流れましたよ。
なまはげの伝承の説明から始まり「今秋田新幹線でこの店に向かっているからな~。なまはげが来たら、飲み物、お料理がだせなくなる。トイレも今のうちにすませとくように~」
いつ現れるかはわからないが、店員さんに聞いたら「2回現れます」とのこと。
突然暗くなる.jpg
なまはげが登場する前から料理が次々と運ばれて来ますが、まぁ普通ですね。
箱に詰まった前菜いろいろ。
ブリ、甘えび他。
ハタハタの丸干し。
ふぐの唐揚げ。少し骨が混じっていた。
生姜が混じった茶碗蒸し。
ヘンな煮物。
ALL秋田料理ってわけでもない。ヘンに中途半端に特化しているので全部が全部期待に応える料理ではないかもしれない。
前菜箱.jpg
刺身1.jpg
刺身2.jpg
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店内のBGMは太鼓の音が連続しているだけで、メロディーも管楽器も皆無です。
ただでさえ灯りを落とし気味の薄暗い店内がいきなり更に暗くなり、ダンダンダンと床を打ちつける音が響いてなまはげが登場。
秋田太鼓を叩きまくってから、ドスンドスンと激しい足跡で店内をエラっそうにのし歩いてきた。
中に入っているのはオッさんじゃないかな。
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低い声で「なくごはいねぇが~」なんて言ってますが、子供はいないよ。
廊下で店長かマネージャーとおぼしき男性と内緒バナシしてたりもする。
怖さは全然ない。世間にはもっともっとコワいものが幾らでもあるからね。私はあんなのが席に来たらウザイな~と思ったモン。
(ジャン妻は、ウザイという言葉が嫌いなのだが、そう思ったのでそのまま書きます。)
だけどあんなにダンダン床を叩いて下の店から苦情が来ないのかな。
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なまはげは座敷のグループ席を廻ってだんだんこっちの席に近づいてくるところ。あ、写真を撮ったりしてるね。
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デタ~!!
「泣く子はいそうにねぇな」
だからこっちは大人だって。
なまはげに合わせなきゃならないからこっちも話しかけた。
「秋田から来たんですか?」
「そうだぁ。あきたから新幹線乗ってきたぁ」
「このショウは何回やるんです?」
「2回だぁ」
いつもの悪いクセで「ショウタイム2回でお店から幾ら貰ってるんですか?」って聞いちゃたの。そしたら、
「おめぇさなんでそんな現実的なこと聞くんだぁ~。俺は秋田からこの店に研修にきてんだぁ~」
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「わるい子はいねがぁ~」ったって、こっちもこのトシまでいいことばかりしてきた人生じゃない。子供の頃に会えばよかったかもね。
「みんな飲んでっが~、盛り上がってっか~」なんて吠えてる。ファンキーななまはげは迫真の演技ではある。受けるお客のテンションも大事でこっちも合せなて盛り上げてあげなきゃならないのよ。
それっぽく秋田弁を話していますが、昔のドリフのコントのように「ウィ~っス」「お前ら頑張れよ~、風邪引くなよ~」のようなものだと思えばいい。
サービス精神旺盛で一緒に写真も撮れます。だから本来のなまはげの意味合いとはかなり外れてます
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きりたんぽ鍋1.jpg
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なまはげが去った後に出されたきりたんぽ鍋。
マニュアル通りにやりましたが意外と具の煮方が難しかった。煮過ぎるときりたんぽがすぐ崩れてしまう。牛蒡は最初に入れて長く煮込んで、セリは細いので最後にサッと、長ネギが太い斜め切りなので早めに投入して、比内鶏(と信じたいですが)はちょこっとしかなかったな。
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締めはうどん。細いうどん。
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一応カウンター席もありましたがひとりで来る店じゃない。ある程度の人数がいないとなまはげもテンション維持できないだろう。
段差が多い店内は広く席数は100人以上あるようです。なまはげとのスキンシップを含めて皆でワイワイやるには楽しいエンターテイメント居酒屋だねこれは。
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ウチに秋田出身の子っているか考えたら確か2人いた気がする。呟きⅠにさんざん登場した雪子と、静岡の現場で「秋田の母の里に行く時は、ホテルがルートインなんです。ルートインって朝ごはんが無料じゃないですかぁ」宿泊費込みだよの発想が全然ないオメデタイ子も秋田だった。
雪子に聞いたのよ後で。
「なまはげって見たことある?」
「ホンモノは見たことないです。母の実家の近くで、なまはげの人形ぐらいしか」
やはり時代とともに民間伝承は昔々へ去って行くものなのだろうか。本当のなまはげではないフェイクのなまはげを銀座の一画で目撃しました。
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一炭もんめ [居酒屋]

作日の記事で閲覧数ゼロなのにコメントが1つというヘンな現象が?
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カウントされてないってこと?そのコメント1つは「砂かけババアなんて言っちゃダメですよ~」モノノフさんでしたが。その砂かけババアじゃなかった、ジャン妻を連れて上大岡へ。
「今日はいつもの店じゃないぞ~」
「え?違うの?新しい店?」
「いつも店の前を歩いてるけど気が付かなかった店。レバがやわらかいよ」
改札を出て吉野家の隣にある店入口は居酒屋の風情が全くない。ジャン妻も一瞬、立ち止まって「これじゃぁ店の前を素通りするよね」
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店の名前は一反木綿ではなく一炭もんめ。
昨日のフロアリーダー(女性)が出迎えてくれた。
「上着、お預かりいたしましょうか」
「ひざ掛けお持ちいたしましょうか」
女性ならでの気配りである。
昨夜は「いいよ椅子にかけておけば」と固辞したが、今宵は連れがいるので私もお願いした。
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今日のおとおしは昨夜のものよりはまぁまぁいいが、もうちょっと何とかならないかな。
すぐにポテサラが出されて意識はそっちへ移ったけど。
「ポテサラ、美味しいね」
どっかの店のように後からドレッシングをかけてごまかすタイプではなく、ジャガイモとゆで卵他、練った具の味だけで充分美味しいサラっとしたポテサラです。
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「レバ(焼き)とやわらかレバとはどう違うんですか?」(ジャン妻)
「やわらかレバは軽く炙って巻いてあるんです」
「いったんもんめ焼きって何?」(ジャン妻)
「串に刺したお餅を豚肉で巻いてあります」
巻いた豚肉が水木シゲル先生が生み出した妖怪をモチーフしているのだろうか。
「で、いったんもめんって何だっけ?」(ジャン妻)
「ヒラヒラして空を飛んでるヤツだよ」
「あのダマーっている大きいヤツじゃなくて?」
「それは塗り壁」
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「あ、レバ美味しい。やわらかい」
「あっち(鳥佳)よりやわらかいだろ」
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やわらかレバ、これは軽く炙って胡麻油と白髪ネギを塗してある。
「うん、うん、やわらかい。でも軽く醬油が要るかも」(ジャン妻)
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軽い貧血を持っているジャン妻はレバが大好き。昔はレバ刺がアタリマエにあったものだが。
これはレバのタレ。
「にんにくと胡麻油で食べるんだ。へぇ」
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「あ、鶏ネギも美味しい」
「あっち(鳥佳)と比べてどう?」
「さっきからそういう比較は好きじゃないっ」
「・・・」
「あっちはあっちでいいの」
「でも感想が聞きたいのだ」
「あっちは野趣溢れる焼き鳥で、ここは上品だね」
「じゃぁ今度からこの店にしよう」
「またそういうことを言う」
もちろん冗談ですよ。
「散々これまでお世話になってるのにこの浮気者っ」
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これぞ店の名前を冠したいったんもんめ焼きである。
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自家製のローストビーフ、これのサラダバージョンのローストビーフサラダを隣の男女がオーダーしていたが、見たら量が多くひとりでは厳しい。ハーフがあればいいのだがなぁ。
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「カウンターが広くていいね」
「広いのはいいのだが。古い木を使ってるからか、隙間が開いてそこに箸が転がって挟まっちゃうんだよなぁ」
気になる人はいるかも。埃や葛がたまりやすいのである。この辺りは一考の余地がある。
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だけど朝5時まで営るってのが凄い。駅前の安いチェーン居酒屋や24時間営ってる何とか水産じゃなくて、中規模のチェーン店らしいが。
ここ上大岡では京急かブルーラインの始発が動き出す頃まで営ってるのか。働いてる人たちは日々の暮らしが逆転しちゃってるわけである。人間誰でも昼働いて夜は寝たいだろうに。
昨夜と今夜、厨房のリーダークラスは別人だったが「朝まで?」と聞いたら「自分は早番なんで」と言っていた。シフト制らしい。でも欠員が出たら通しでやるのではないか。
この店に入る直前、ジャン妻は店頭に掲示してあった朝5時まで営業中を見て「朝5時まで営る店って高いんじゃない?」とやや疑っていた。安くはないが、ジャン妻が言うところは、ジャン妻の部署にいる男性課員(人を使うことができないのに自分の技量だけを過信して自己評価Aランクを付けて上申する小僧)が24時間営業の居酒屋(おそらく何とか水産系?)へ行ったらたいしてオーダーしていないのにウン千円を取られたというものであった。
「そりゃぁ24時間も営ってりゃ人件費や維持費がかかるだろうけどねぇ」(ジャン妻)
「朝か昼に飲んだとか?」
そういう時間帯はスタッフが少ないと相場が決まっている。
「普通に夜に行ったんだって」
「新橋に24時間営ってる居酒屋があるが、そこは居眠りするとその場でチェックさせられて追い出されるんだぜ」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-04-19
この店の深夜時間帯はどんな客筋なんだろうか。ヤマになる具もあるだろう。
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「このお店、何で知ったの?」
「北鎌倉のKさんから聞いた」
私がKさんに「上大岡で有名なのはアド街9位になった例の店」とお話ししたところ、この店を教えてくれた。
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この店現在週末に昼夜ブレイク中でタイヘンらしい。そこのKさんが言うには「お蕎麦が美味しかったですよ。蕎麦がいちばん美味しかったな~」
その蕎麦は昨夜食べたけど私は蕎麦通ではないので。
Kさんに「一炭もんめ行ったよ。上大岡で初めて浮気してしまった」
Kさんからの返信は「行かれたんですね。活気がありますよね。たまには浮気もいいものです」
引っ掛かりやがって。
「たまには浮気もいいって?それを『若奥さんに言うたろか』と返信したらKさんは大慌てで『いやいや、浮気ってのはお店のことですよっ』とすぐさま返信が来たぞ」
「そりゃアナタがすぐ話を膨らませて広めるからでしょ」

粗塩のつくね。昨夜の月見もいいけど、こっちの方がいいかな。
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「で、出張はどうだったのさ?プレゼンは?」
3日不在だったその成果は如何に?
「上手くいったわよ」
他にもいろいろ成果を聞いたが私は聞いてもチンプンカンプンなので。
「もうちょっとオモシろく膨らませて話せないのかい」
「アタシはそういうのは無理。起きた事しか言えない」
「その晩の宴会は?」
「1次回のメインがモツ鍋だったんだけど、それまでの料理が多過ぎて結局皆、残してたね。で、2次回がPUBだかスナックだかで、3次回がスナックでカラオケで、4次回がホテルの部屋だったかな。3時まで飲んだらしいよ」
4次回!!
何しに行ったんだコイツは。
「アナタも4次回まで行ったの?」
行ったらバカって言うてやろうと思ったのだが。
「アタシは2次回で沈没したから」
「だいたい今週は家で食事してねぇじゃんか。いちども」
「だって出張だもん。今日だってアナタがここへ来ようって言うから」

酒は羽水(栃木県)をお願いしてみた。
ヘンな器だね。一升瓶で注いでくれたのは線の細いぼっちゃんぼっちゃんした若者で、ビクビクオドオドしてたから勤めてまだ日が浅いとみた。
「瓶が空いてしまいました。新しい瓶を開けますのでしばらくお待ちください」
「その間に飲んじまっても知らねぇぞ」
それから時間がかかった。なかなか戻ってこない。在庫でも探してんのかな。
このまま待てってか。お預けかよ。私は犬じゃないぞ。
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なかなか戻って来ないな。
「どうすればいいのよこれ」
「飲んじまうか」
「このままの状態でお猪口に酒が落ちるまで注ぐんだろうね」
若者は2~3分くらいして戻ってきた。長かったぜ。
「お待たせしまして」
「遅ぇよ」って言いかけたが止めた。
「待ってる間に飲んじゃいねぇからな」
「ハ、ハイ・・・」
こういう言い方だと私は店の子に絡んでるみたいですが、目と口元は笑ってますからね。
若者は封を開いて足りない分を注ぎ直した。この店は広いし、ドリンクまでの動線が長過ぎるんだな。コの字の巨大カウンターに沿って来なきゃならないから。
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羽水2.jpg

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クリームチーズ明太子包み揚げ。包み揚げというよりも天ぷらだねこれ。
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その後、締めの親子丼をお願いしたのだが。
オカシイ、焼き場に誰もいなくなった。あ、オーダー取ってる。ドリンク運んでる。厨房の連中はオールラウンドプレイヤーのようだが、焼き場を離れて大丈夫なのかな。
女性スタッフリーダーに親子丼のオーダー落ちてないか確認してくれって言ったら申し訳なさそうにしていたが、いい意味で間が悪かったというか、奥から厨房の若者(前夜もいた玉子焼き、汁もの、煮物、蕎麦を担当する彼)が丼を持ってバタバタ走ってきた。
「ゴメン、今きたワ」
「あ、よかった~」
そんなに緊張させたか。
親子丼は鶏肉と長ネギを半熟卵でとじたもの。親子丼専門店の如く本格的であったよ。
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ミニ味噌汁の具は岩海苔、豆腐。
お新香がイマイチしょぼいな。
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おや?リーダー同士が何か打ち合わせ中か?
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会計お願いしたら、デザートとほうじ茶が出された。
「昨日も食べたの?」
「いや食べなかった」
昨日は「甘いものが苦手で」って断っちゃったんだよね。
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女性スタッフにも「朝まで?」と聞いたら「そうなんですのよ。朝まで頑張ります」と言っていた。よほど給料がいいに違いないと思い込んだが、時給だと950円~で、22時から1187円だそうである。
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でもまぁ確かに使える店ではある。常連さんも多いようだが、常連さんだけの店のような雰囲気は出していない。店全体が広いので他のお客に孤独感、孤立感を感じさせる事は全然無いです。
店が広く動線が長いのと、フロアのオーダー聞きが少ないキライはあるが、遠慮なく厨房の男性陣に言っていいです。すぐ反応、対応してくれます。
欲を言えば、おとおしはもうちょっと考えたものを出した方がいい。
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これは店の裏通り。佐野金さんの通り。
木枠の向こうには私らの席から遠目に見えた小上がり、座敷があるようです。
何故に木枠で隠してあるのか。こっち側の通りにはラブホがあるのだ。座敷から見えたら卿を削ぐか、ヘンな気を起こしかねないからではないか。
そういう気で飲む店ではない。そう言っている私らも男と女だから、2人で歩いてると誤解されかねないかも。
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一炭もんめ [居酒屋]

ジャン妻不在の3日めの晩、上大岡で浮気してしまいました。
浮気といってもオンナではないよ。居酒屋のことです。ウチの上長から「社内接待をするので横浜でいい店ないですか?」と言われているのもあって、新規開拓も兼ねて狙って行ったのです。。
3日間いなかったジャン妻は今夜遅く帰って来る。出張先で最後の今日の業務は早く終了したそうだが、航空券が往復&宿泊なので早い時間帯に変更できないらしい。
16:30には空港にいたそうだが「変更できないので予定通り、18:30の便で帰ります」という。
「何してんだそれまで?」
「空港のラウンジにいて時間潰し。土産物みたり」
「〇長がケチだからだ」
最近、〇長のケチで小市民的な態度にゲンナリしている私は憤ったが、ジャン妻に無視された。

今宵の店の場所を簡単に言うと上大岡駅西口の吉野家の隣です。いつもの店に向かう際は前を通っているのですが、吉野家他のハデな電飾看板から目を逸らして、道路の向こう側に渡る横断歩道の赤青信号に目がいってしまうので、これまで全く気付かなかった。
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およそこの奥に居酒屋がある雰囲気ではない。
「母屋食堂一炭もんめ」、いったんもめんではなくて、もんめ、です。
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和風創作料理居酒屋と謳っていて、驚くのが営業時間が17:00~朝5:00まで。夕方から始発まで。それも年中無休。
そこまでするか。どういうシフトになっているんだろう。
時間帯によって賃金の格差はあるのかな。
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重い引戸を開けると蕎麦打ち場、待ち客の長椅子、奥にレジと予約台帳があったな。
駅のすぐ傍なのでチェーン店かと疑ったが、中に入ると黒かこげ茶の古民家風で、古木を使ったコの字の巨大幅広カウンターに圧倒された。
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元気で明るくて可愛いバイトの女の子は無視して、ホール責任者とおぼしき女性と男性に目をつけた。
「生ビールはプレミアムと何とかかんとかがございますが」(女性)
「どう違うのさ?」
「もう1種類は苦味が少なくて爽やかな味、喉越しでございます」
「じゃぁ・・・爽やか・・・じゃない方」
「ハイ。爽やかでない方でございますねっ。ドリンクとお料理入りましたぁ」
どうせ私は爽やか系じゃないよ。
まぁ活気のある店だね。
「お客様ご来店でぇす」
「ドリンクとお料理入りましたぁ」
「お客様お帰りでぇす」
これが繰り返される。でもうるさくはない。ほどよい喧噪感である。
メニューはこんな感じ。かなり期待できそうだが。
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だけどおとおしでテンションダウン。
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何かの白和えだったが、奇を衒ったヘンテコな形状の皿にちょこっと白和えがあるだけ。
こんなん出さない方がいいよ。だが次のレバで唸った。
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いつもの店よりやわらかい。やわらか過ぎて串から外れてしまうくらいだ。
胡麻アブラとニンニクでいただく。
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刺身1人様盛りも無難でまぁまぁだね。チェーン居酒屋で出されるサーモンはたいてい乾いてるか生臭いが、新鮮でいい香りがした。
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北海道鱈のフライタルタル、やや酸味のあるタルタル、これは静岡市の廃屋酒場に軍配が挙がるが。
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崩したゆで卵が入ったポテトサラダもなかなか美味しい。
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上品な鶏ネギ。表面の食感と中からにじみ出る肉の旨味がいいですね。
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一昨日、いつもの店で、「○○さん他どういう店で飲まれるんですか?」と聞かれて、「上大岡では焼き鳥はここだけだよ」と豪語したのに嘘ついて浮気してしまったことになるな。
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少しお腹が落ち着いたので観察視点で見入った。
コの字の巨大カウンターに囲まれてオープンキッチンがあり、備長炭の焼き場、揚げ場、刺身を切る場、背後にも蕎麦茹で場、火を通す一品料理の場(玉子焼きとか)、汁ものの場などがある。厨房の料理人は最低5人いて、調理だけでなくオーダー聞き、ドリンク、運びまでするオールラウンドプレイヤーの集まり。
料理人は若いの、中堅層、オールドタイマーと年齢層が広く、私のような妙齢者は見て安心できるというもの。
バイトの女子が2人、フロアにリーダークラスの男女2名ずつ。
カウンター席以外にテーブル席、半個室テーブル席、正面奥にあるロフト風中2階の座敷があり、かなりの人数を収容できると見たが。
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背後を見たら、待ち客が3組ほどいた。客入りほぼ満員御礼。大人気の店である。
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下仁田ネギがまるまる1本焼き!!
生のままでは食べられないといっていい。辛いから。加熱すると甘みが強く柔らかくなり滑らかな食感になる。
加熱調理用で薬味には適さない。
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私はこのネギを有名にしたのは小渕優子議員だと思ってるけどね。(政治資金収支報告書に記載された下仁田ネギ購入金額が260万円ちょいだった。)
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18:30過ぎにジャン妻からメールが来た。
「今から搭乗します。電源切りますね」
また私は心中で「〇長のドケチめ」と罵った。ウチの〇長はケチなところがあり、「2人で行くところをなるべくひとりで」、「4人ならくるまで」、春に60人入社予定の新人社外研修の航空券手配も、「なるべく格安のチケットでお願いします」と私の前にいるソリ合わないオンナに指示していた。
格安のチケットって航空便の時間を変えられないじゃないですか。だからジャン妻はどっかの空港ラウンジで2時間以上無為に時間潰してるんですよ。ジャン妻のその2時間を時給換算したら、格安じゃない航空券の差額とそう変わらないハズです。ジャン妻が手早く出張業務を片付けても、時間変更できない往復チケット指定のせいで時間が無駄になっているのがわからない。
ソリの合わないオンナが懇親会場と金額をプランニングしても「高いですね。もうちょっと安くならないんですか」と必ず物言いをつけるのでそのオンナにも嫌われている。(←そういう時だけ私に愚痴ってくる)
こないだは会社に届いた年賀状の当選番号を全てチェックしてソリ合わないオンナに「あれだけ年賀状が来て当ったの1枚だけですよ~」とそのオンナのせいにするかのように憮然としていたからね。そんなん〇長がやる仕事かよっつーの。
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ダメ押しに月見つくねを追加したとこ。
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熱燗は七賢、船山温泉にも常備してある甲斐の国の銘酒です。
熱燗まぁまぁかな。「寒いから熱めにしてくれ」とうるさい注文を付けたら、フロアリーダーとおぼしき男性が「温度よろしいでしょうか。温め直しますか?」とオソルオソル聞いてきた。
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月見つくねの最後の1個をかじりながら燗酒を飲っていたら、フロアリーダーが来て、
「まだお蕎麦来てないですね」
「そうだね。それいただいたら帰るけどね」
そしたらリーダーは茹係に督促しに?行った。茹でる湯はグラグラ煮えており、蕎麦を投入して水切り、出されるまでに数分かからなかった。蕎麦湯もついてきた。
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これは使える店だな。風情が無いのは店の入り口だけで、中の雰囲気、出すもの、オペレーション、店員のきさくさ、まぁまぁの及第点が付いた。
リーダークラスを呼んで、「明日8時から2名入れるかな」
「明日の8時ですね。カウンターがよろしいでしょうか?」
「うん」
「今と同じお席でよろしいですか?真ん中のお席でも」
「いやここでいいよ」
で、お会計しながら、「何でいったんもんめて名前なのさ?」
「それは・・・同じ名前だとマズイからでしょうね。戸塚にこなきじじいという名前の居酒屋もあるし」
私は聞き間違いをしている。こなきじじいではなく「こなひきじじい」という蕎麦居酒屋でこの店と同系列らしい。
(一反木綿は水木シゲル先生の生み出したキャラクターとは別に、鹿児島県の何処かで昔から伝わるホントの妖怪伝説とも。)
彼の答えは私が効きたかった答えになってないな~。ヒネリを加えたとはいえ何で水木しげる先生のキャラクターを用いたのかなと。
「じゃぁ明日は砂かけババアを連れてくる」
「・・・」
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砂かけババアは22時に帰ってきた。羽田から京急で上大岡で来て乗り換えたんだって。
だったら待ち合わせてもよかったかも。
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野毛の大鵬 [居酒屋]

昨晩上大岡から戻ってすぐに滅多に鳴らない家の電話が鳴ったのですよ。
私は滅多に家の電話は出ない。ロクでもない勧誘だったりするから。
着信番号を見たら090で始まる携帯だったので、誰か親戚か知人が事故ったか怪我ったかと仕方なく電話に出たら、町内会の連絡網で架けてきた何処かの班長さんからだった。この大雪で明日の分別ゴミ(火曜だから紙と缶だったかな。)収集は中止だからその旨を触れてくれって。
「どうやって触れるんです?」
まさか雪吹の中を1軒1軒訪うわけにいかないだろ。
「貼り紙か何かを・・・」
「今からですか?この寒い雪ん中をですかぁ?」
「そういう風に廻ってきただけなので」
誰だそんなお達しを出したのは。環境衛生活動をしているチームだな。仕方がないので凍える手にマジック握って厚めの裏紙に「悪天候で分別ゴミ収集は中止です。来週お願いします」と書きなぐって、その紙を棚を解体した板っぺらに貼り、ゴミ出し場に積もった雪に立てておいた。
だいたいこんな悪天候でゴミ出すヤツおるんか。

なかなか寝付けなかったが、眠りに落ちる前、何者かが雪をかいてる音が聞こえた。

朝起きたの5時ですよ。カーテンの隙間から外を見たら、道路の真ん中だけ30cmほど雪かきがされてあり、最低限の歩行ができるようになっていた。
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WCと洗面を済ませて炬燵に入って記事をUpして、7時過ぎてからスコップと雪をかき寄せる道具を持って雪かきを始めたのよ。その結果が上写真、雪かきの成果です。私だけでした。誰も出て来ないの。
それを済ませて出勤。家を出て最寄駅前のメイン通りは大渋滞だった。
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でも電車内が意外と空いていたのは何故だ?
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さて今宵もジャン妻がいない。
店は決めてある。野毛です。伊勢佐木長者町で夕陽を見て地下鉄にもぐり、桜木町で野毛側の地上に出て宮川町の路地に入った。
老舗大衆酒場「大鵬」
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店の引き戸を開けたら気の強そうなママと、メガネをかけたぶっちょうヅラの若旦那と目があった。
「いらっしゃいませ。コンパのお客様?」
コンパ?
瞬間的に見たら、狭いながらもどのテーブル席に鍋がセッティングされていた。奥の座敷にも。テーブル席、奥の座敷、ALL予約が入っているらしい。
「いや、ひとり飛び込み」
「えぇっと。おひとりでしたらここでよろしいですか?」
5名ぐらいが座れるカウンター席だが右端の1席は殆ど物置になっていたね。入口側の2席にも鍋がセッティングされてたし。
後ろの壁に4人掛けのテーブル席が2つあったかな。そちら壁にメニューがベタベタ貼られているのだが、私のいる席からだと角度がキツく、猪首を思いっきり捻じ曲げて目を凝らさないと読めない。
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そしたらママが「DocumentFiles」を持ってきてくれた。ポンと置いた感じ。それを開いたらメニューになっていた。
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「何にしましょ?お決まり?」
壁のボードに刺身類が一切書いてないので、昨日の悪天候で水揚げが無いとみた。後から来た予約客にも「今日は魚が無いのよ。昨日の雪で」と言ってたし。
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「生姜焼きと・・・焼肉ポテトサラダ?」
そこらの定食屋のようなものをオーダーしてしまった。だが焼肉ポテサラとはどんなポテサラなんだろうか。
若旦那が「焼肉入るからそっちもやって」って誰に指示している?
あれ、狭そうな厨房にもうひとりいる。老齢の男性だった。お父さんかな。2人でいっぱいいっぱいである。
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2品同時に出たんですよ。若旦那が「焼肉入るからそっちも」が立証されたということ。
予想通りの味付けですね。
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焼肉ポテサラなんて初めてだよ。ポテサラに焼いた豚バラ肉が混じっていた。醬油味?焼肉のタレ味が混ざった力強い味つけ。
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予約客がどんどん入ってきた。
どの席にもアンコウ鍋とフライ盛りが出ていて凄い大きさと量。
奥に入れ食い状態になった座敷客は妙齢の男性ばかりだった。取り敢えず瓶ビール10本とか。ママが一人で狭い店内を走り回っていて忙しそうだがたま~に殺気を感じる。
見てたらママが瓶ビールを補充して冷やそうとする際に氷を入れるんです。要は冷蔵庫が旧いんだな。ガチャガチャ瓶を引っ張り出してガチャガチャ氷を投入して、布を被せたはいいが閉まりが悪くなり、鬼の形相で蓋を力任せに閉めてましたね。
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若旦那か息子さんがボソッと「ポテトサラダ終わったよ」
「あら作らなかったの?」
最初の客なのにポテサラを私が喰ろうてしまったわけである。一見なので悪い気がしたが。
お座敷さんから「〇〇っていうお酒あるの?」
「今日はそこにあるだけ」
若旦那はぶっきら棒に答えた。
誤解の無いように書き添えますが、若旦那は決して客に無愛想ではないです。直接渡してくれた時と店を出る時に少しだけ表情が和らいだからね。父子、母子の会話がぶっきらぼうなの。親子(父子、母子)で営る店の中には、老齢と体力の衰えとともに親子の力関係が逆転して、息子の方が親より強く店を仕切って親に指示する側になる場合がある。この店もそうと見た。老いたら子に従うのものなのかも知れない。
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ママが大映特撮映画・大魔神のように歩いて来る。
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ママがテーブル席の男女にこんなことを言っていた。
「ウチはここにOPENして〇〇年(確か40年と聞こえたと思うが)になるんだけど。最初の頃は悪いお客さんもいてさ~。2階の座敷から下のWCに下りて来るのがめんどうだって2階からオ〇ッコしちゃうんだよ。屋根がトタンでしょ。テケテケテケって音がするのよ。アラ?雨降ってきたのかしらって見上げたら2階からオ〇ッコしちゃってさ。下のWCに下りて来るのが面倒だからって2階の窓開けてそっからオ〇ッコしちゃってるんだよ」
オ〇ッコを3回も連呼すんなよ。
(カウントして覚えている私もどうかと思いますが。)
こっちは生ビールを飲んでるんだぜ。
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店は大鵬だが熱燗は大関だった。銘柄酒もありますが、大衆酒の大関を置く辺りは勘定は高くないと見たが実際そうだった。
大鵬だから?TVは大相撲中継が流れている。このTV、最初は調子が悪く、ママがイライラしながらリモコンいじってたが、復旧して映し出された途端に、
「遠藤勝ったかしら?」
ここで若旦那もTVに見入り、中入り後の勝敗結果をチェックしている。
「遠藤は・・・。高安は・・・。」
・・・の先は忘れましたが、さっきまで愛想の薄い親子(母子)の会話がこと相撲になると噛み合うのは、店の名前もそうだが相撲が好きな家系に違いない。
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五目玉子焼き。殆どオムレツの大きさ。
これは野毛に詳しい「女性の品格」Blogで見て何とな~くわかっていたのでテーブル席の客が注文したのに便乗したのだが、予想を超えるボリュームで、ひとりで平らげるのにかなり苦しかった。味はすごくいいけど。最後の方は拷問の様相を呈してきたね。
若旦那が具を炒めて最後にタマゴで閉じる際、手首をトントン叩くのが見えた。目がマジだった。
何とか完食した。
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店の名前は大鵬。昭和の大横綱。
私が子供の頃、何かの雑誌で大鵬のインタビューを見た。
「ちゃんこ料理や肉料理もよく食べますが、お酒もよく飲みます」って言ってた。だからボリュームが凄いのかも。3品で胃の限度を超えそうになったからね。
お座敷やテーブル席に出されたフライのデカいこと。
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安かった~。
1000円札4枚とちょっと。
だけどひとりで攻略できる店ではないな。誰かツレがいないと。外も内も老舗感がある佇まいだが、生活感も出ているのでジャン妻は合わないかな。
満席だからかなり待つかなと思ったが意外と早く出されたのは、この日は悪天候明けで刺身が無く、宴会向けのアンコウ鍋がセッティングされていたからだと思う。
魚が無いということは、未だ見ぬこの店の魚は天然ものに違いない。
ここ野毛と福富町にもあるようです。
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雪吹の上大岡 [居酒屋]

昨日、今日Up予定のこの記事をうっかりONしてしまいすみませんでした。
少し写真追加してあります。

首都圏で大雪だった22日から23日の3日間、ジャン妻が出張で不在だったんですよ。
その3日間ともう1日、飲んだ記事を連続Upします。
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初日は上大岡。
前方に見える赤い看板が頼もしく見える。
私は17時からこの店にいた。雪予報で早期退社指令が出たのです。
公的に堂々と早呑みしてやりました。
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横浜駅で電話したの。
「今日、営ってる?」
「ハァイ、営っておりますよぅ」
声が震えてる。寒そうに言うね。
「じゃぁ1人頼みます」
「お気を付けておいでくださいね~」
何だか心細そうだったな。雪降ると店側もそういう気分になるのか。
「今日みたいな日はお客さんどれだけ来てくれるかな~って不安に思うんですよ」
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「ネギとチーズと・・・サラダ、ハーフでできる?」
「ヘルシーだね今日は(笑)」(マスター)
肉類を避けたのは理由があるのです。明日と明後日の何処かで新規開拓で、うち1軒は串焼きに行くのですよ。それも同じ上大岡で。
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今日の朝礼時に〇長が言うには、
「今日は降雪が予想されるので現場への対応はそのつもりでお願いします」
とやったはいいが、本社の女性社員や遠方から来る社員への気配りが全く無かったので、私は課の職員に、
「〇長はあれだけ言ってたが、今日は早く帰れ」
ふて腐ったように言った。
「確かに〇長の言い方だけだと気配りが足りないですよね。去年台風が来た時の業務連絡がデータで残っているのでそれを改訂して配信しましょうか」(私とソリの合わないオンナ)
「そうしてくれ」
そこまではよかった。数時間後にソリの合わないオンナが詰問口調で言うには、
「〇〇さん(私のこと)何時までいます?」
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何時までいますだと?
私はややムッとした。何時までいようと大きなお世話である。
「皆さん4時にはいなくなりますよ」
私はそれには応えなかった。お前さんなんかに心配されたくない。人のことより自分のことを心配した方がいいんじゃねぇのか。
私は話を逸らした。
「アイツ(ジャン妻を指す)今日から3日間出張でいないよ」
「あ、そうでしたね。でもこの雪の中をですか?飛行機大丈夫ですかね」
「飛ぶこた飛ぶだろ。アイツの心配よりも今日から3日間俺はひとり飲みだよ。1日の外食手当てが3000円でさ」
もちろん3000円で収まる筈がない。アシが出る。
「〇〇さん(私のこと)料理できるじゃないですか」
何でこのオンナがそんなことを知ってるんだ?私は男子厨房に入らずで通してる筈だが。
「煮たり炒めるぐらいなら。だけどひとり分なんか作らないよ。(またジャン妻を指して)いい店を開拓しといてくれって言われた」
そう言い置いて16時に退勤したのですが、不要不急の外出は控えろだの、夜遅くなればなるほど雪が強くなるだの、電車の運休や遅延が予想されるだのと報道が煽るもんだから、早期帰宅者の大群衆で駅ホームが溢れかえっていた。通常の帰宅ラッシュ以上の大混雑が16時台にドーッと集中して、そこへ10両編成の電車が来るもんだから乗りきれやしない。
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冷たい生は1杯だけにして熱燗に。
「アイツ(ジャン妻)出張なのよ」
「え?この雪の中を?」
「今日から水曜までいないのよ。水曜遅く帰って来るって言ってたな」
「じゃぁ明日か明後日もお待ちしています」のように言われたが、私は2日は新規開拓する店をもう決めてあるのだ。
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「電車混んでましたか?」
「混んでたなんてもんじゃないよ。何処も早く退勤しろって言うから夜の帰宅ラッシュがそのまんま夕方16時に集中してさ。そこへ東海道線の10両編成が来るから乗りきれやしない。グリーン車で立って来たモン」
一般車両はすし詰め状態だったが、グリーン車内はデッキ以外は普通に立つことができた。グリーン券買ったかって?買いましたよもちろん。でもアテンダントが来なかったし車内検札が通路を歩ける状態じゃなかった。グリーン車で座ってた乗客が川崎駅で下りようにも下りれず「いったん出てください」って怒ってたからね。
不謹慎に言わせて貰うとグリーン券買わなくてもよかったかもな。
座ってた乗客は早い時間帯からもう飲んでいたし。
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中オチ付きのブリ刺身。水揚げは長崎だって。凄いアブラのノリ。
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混んできた。
よくこんな天気の夜に飲みに来るよな。自分もだけど。
飛びこんで来る客は背中や頭髪が雪だらけ。頭髪が凍ってるヤツもいた。
「今日はこんな天気だからか予約は殆ど無いんですが、ウチって雪や台風の日って意外と混むんですよね」(ジュニア)
見知った常連さんが多いようだ。こんな天候の日なら空いてると睨んだか、早く仕事を切り上げたんだろうね。
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出たら吹雪いてやがる。
提灯が破れて飛びそうである。(もう破れてますが。)
傘なんか役に立たない。フードを被ってソロリソロリと歩いた。
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バスが慎重におそるおそる右折するところ。
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店を振り返る。夜はまだこれからである。
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大岡川も寒そう。
こんな写真撮ってる場合じゃないんだけどね。
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上大岡駅ホームも混んでいた。
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最寄駅で地上に出た風景。坂をスリップしているくるまたち。わかっていても甘く見てノーマルタイヤで出るんだね。
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このくるまは坂を上がり切れず交差点まで一旦下がってまた加速して上がっていったが、ちゃんと確認していたかどうか。よく事故らなかったと思うな。
家までゆっくり歩いて帰った。防水タイプの革靴だがグチャグチャに濡れた。
明日の朝は雪かきしてから出ないと。
家に着いてすぐに電話が鳴った。(続く。)
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家系に続いて鶏白湯系も卒業か? [ラーメン]

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町田市役所のエレベーターは3基フル稼働しているのですが、3基同時に停まって扉が開いたことがある。
チーン!!
ガラガラガラ!!
思わず声に出てしまった。「なんだぁ?」
他の待ち人もキョトンとしている。何が起こったの?って。
ジャックポットみたいだった。3基のどれに乗ればいいのか戸惑ったくらい。自分の正面のエレベーターに入ったよ。
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私の行く窓口は7階にあります。
そこでいつも受けてくれる係員の女性にこう言われた。
「昨日、お電話されましたよね」
「ええ、しましたよ」
「やはりいつも見えらられる方かな~と。バリトンのようなステキなお声で」
「え?」
「そういうのやってらっしゃるんですか?」
そんな言われたの初めて。私は少し舞い上がってしまった。
「そうですかぁ?」
バリトンねぇ。まぁ言われて悪い気分じゃないよ。
ジャン妻の上司さんは社内有志の唄会で私の美声?を聞いて「〇〇さん(私のこと)は低くて渋いお声で歌うのかと思ってましたが、案外キーが高いんですね」と言ってくれている。
実は今夜も唄会なので行ってきます。
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バリトンねぇ。ふん♪ふん♪
気分良くして出てお昼の時間だ。11:30過ぎ。
町田市役所近くのこの店は昨年10月にいちどUpしました。
あの時は体調不良(前夜の飲み)で、あっさり煮干しそばにしたんだった。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-06
町田駅界隈は学生さんが多いので(何だかわからないが声高の学生さんが多い。)あっさり煮干し系だけではまず立ち行かない。
ベースが煮干しでもプラス動物系を加味して濃厚、辛系、マゼ系、つけ麺、プラスご飯系、炒飯とかよりも、混ぜご飯かミニ・・・何かの丼系が必ずある。学割提示で麺の大盛り無料も必須です。そういうサービスを提供しないとこの界隈では営っていけないらしい。
あっさり煮干しの他には、濃厚鶏白湯そば、特製濃厚煮干そば鶏白湯ベース、焦がしニンニク煮干しそば、濃厚辛煮干そば、煮干し混ぜそば、超濃厚煮干つけめん
特製、煮干し、濃厚、鶏白湯、そういうアピールの多い店。
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前にも書いたが歩道にボードがデンと置かれています。ホントは公道に出しちゃいけないんじゃないかと思うのだが。10数年前に新規出店で指導を受けたことがあります。「舗道には出さないでくださいね」って。デカい看板をゴロゴロ置こうとして道路使用許可証云々になりかけた。置きっ放しなのはホントはマズイらしいですよ。
店のすぐ先に警察官が3人いて何やら検挙中だった。積荷チェックらしいが私と目が合った。
まさか職質受けたりしないだろうな?そういうタイミングでサッとこの店に入った。2度目の訪問です。
女性スタッフから「食券購入からお願いしま~す」
優し気で高い声で言われた。知ってますよそれは。
薄暗い店内に不気味に光る券売機を見た。
前回はあっさり煮干しでした。自業自得で体調不良だったから。となると、特性濃厚煮干そば~鶏白湯ベース~しかないなぁ。
「新鮮な鶏を長時間炊いた濃厚鶏白湯スープとこだわりの煮干しスープを合わせた極上濃厚煮干鶏白湯・・・」
店が謳う極上とはどんなものか。食べる前からもう結果がわかってしまう気がした。
鶏白湯?
そこらでよく見かける鶏白湯?
味は知ってるけど何て読むかわからない。トリシロユ?
トリパイタンです。白濁したスープが白湯、シロユではなくパイタンと読みます。博多の水炊きのようなものか。
オペレーションは恰幅のいい男女1名ずつ。
あ、前と同じだ。ご夫婦か父娘か。
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改めて見た薄暗い店内。私がいるカウンターが7席、4人用テーブルが2卓、道路側にもカウンター席3つ。
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恰幅のいい後ろ姿である。男女ともほのぼのしています。
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う~ん、美味しいけどやはり濃いですね。血液ドロドロになりそう。
前はこういう味も好きだったんだが。やはり年齢を重ねて嗜好が変わったんだな私。
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麺は細ストレートか。可もなく不可もなく。
写真撮ってたらどんどん伸びてくる。
チャーシューは2種の鶏ですね。豚じゃない。
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長い穂先メンマ。
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この唐揚げ、デカい。
ちゃんと揚げてるかどうかはわからなかっな。揚げてる油の音も聞こえなかったし。揚げ置きのチンの音もしなかった。女性の恰幅がいいので見えなかったんだけどね。(笑)
中まで熱々でしたが全体的にアブラアブラしている。肉汁なのか油なのかわからない。これが白い器だったらそれがハッキリ曝されるのだが。
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器の底にこんなにアブラが溜まったぞ~。
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30年近く食べている横浜本牧の「大将」は家系ではないと思うのですが、私は豚骨醬油ベースの太麺である家系を卒業して数年経ちました。巷で「横浜家系」の看板を見ても全く惹かれない。
今日の結果もわかっていたんです。鶏白湯系もこれが最後になるだろうな~と。
いつかはニボニボ系も足が向かなくなるのだろうか。
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この日、私は鶏白湯系を卒業しました。間違ってそういう店に入らない限り、自分からはもう入らないと思います。
残るのは昔ながらの鶏ガラ醬油スープのみである。
このようなものか。
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家でジャン妻が茹でた市販の生ラーメンです。
妙に美味しかったりして。
今後はこういう路線に絞られていくのかな。
絶滅しつつある街角中華や、大陸系の中華屋に。
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ジョイナス大龍 [ラーメン]

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横浜市営地下鉄ブルーライン横浜駅から相鉄ジョイナス地下飲食店に入るところ。
入りと左手に絶品タンメンと大袈裟に謳っておきながら、その内容は絶句としか言いようがない「一品香」右手にカレーハウス「リオ」そして一品香の隣にライバル店である「大龍」がある。
中華屋台を謳った創業40年以上続く老舗店だという。
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一品香と比べてどうかな。
店頭にディスプレイがある。一応撮っておく。
隣の一品香がいい加減なので、どうせこの店もディスプレイと現物は違うだろうと疑っているようなものである。
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大陸系中華の外観を駅チカに無理矢理押し込めたような店で、店内は狭く一品香の半分しかキャパがない。
4人テーブル席が3卓、少ないカウンターは4席、向い合わせに座るテーブルカウンター席は10名ぐらい、私が座った2人テーブル席が1卓で、Total30人座れるかどうか。
天井には中国の照明などインテリアが飾られていた。
店員はフロアに大陸系の女性2名、厨房は日本人だと思う。
後で思ったのだが、接客は普通かな。一品香の女性スタッフの方がいいかも。会計の時はニコニコしてたね。特に店主とおぼしき男性。
メニューはこんな感じ。本格中華料理店の「菜譜」ではなく、チェーン中華によくありがちなペラペラのカラー写真。
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五目あんかけ焼きそばの写真を見て、実物はこうじゃないんだろ~とまたしても疑った。
駅地下、チカ(近い)なのでそれなりに高いのは場所代、テナント料でしょうな。
ラーメン&半炒飯840円。
ラーメン単品だと690円です。何処に醬油ラーメンがあるのかと探したら、屋台風ラーメンと謳っていた。
半餃子、半シウマイなんてのもあるのか。
夜は居酒屋かい?
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何だか背後が気になる。
振り向いたらデカい窓。丸見えじゃんか。
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恥ずかしい!!店の中が全く見えないと入りづらいのはわかります。店の中にある程度の客がいるのを見て客が来るもの。客が客を呼ぶ。それはわかりますが、それにしてもモロ見えだな~。
フロアを歩いている客から私の後頭部が、何をガッツいてるかが見えてしまう。
気にしないと思っていても気になるものなのだ。誰も私なんか見ちゃいないだろうけど。
イチイチ後ろを気にしないように前を見たら、最初は店内は空いていた。
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お客がパラパラ入ってくる。
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やややっ!!混んで来たぞ!!
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私の左隣にも母娘が座った。
「お願いします」
「ハイ、ただいま~」
「サンマーメンひとつと、おすすめの鶏と玉子の甘酢あんかけ定食、以上でぇす」
お客の方がしっかり口調だったりして。
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お盆に乗せられてラーメン&半炒飯が着丼したのは11:15だった。
まずは見た目から
寂しいルックスだなぁ。
クラシックなチャーシュー。最小限のメンマ、小さく切った青菜を面倒くさそうに散らしてあるだけ。
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スープは。。。
ああ、なるほどね。屋台風ですね。ジンワリ。
美味しいかも最初のひとくちは。鶏ガラ&野菜の甘み。薄ら油も浮いている。ホッとする味ではある。麺は普通の中華麺。これもいい。
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チャーシューはやや厚切りでしっかり噛み応えあり。昔のチャーシューです。
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面白みの無いありきたりのラーメンともいえますが。
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中華お玉で叩き潰したような炒飯。焼き飯ですね。地味で質素な炒飯だなぁ。
伸びてしまうので先にラーメンをあらかた平らげてから炒飯に取りかかった。レンゲがひとつなので、ラーメンのスープと炒飯を交互に使うとラーメンに炒飯の飯ツブが混じってしまうから。
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何だか冷めているぞ。先にラーメンを食べたからアタリマエか?いや、違うな。これは炒め置きの冷め方ですよ。
そういえば私は開店早々11:02に入店しています。着丼は11:15です。
その間、ひとり客や平日昼のこの時間からビールを飲むご老人につまみの小鉢ものが出ています。時間がかかる筈の餃子とかも。炒飯、セットの半炒飯が幾つかオーダーが入ったから、この炒飯はある程度オーダーまとめて一気に炒めたんだろうな。いつもそうやって疑ってかかりますが、オペレーション効率化の都合上、大抵そうですよ。
纏めて炒めるのはいい。でもこの炒飯の冷たさは大量に炒めてしばらく置いといたんだろう。カウンター席に座ってチェックしてやろうか。
炒飯は一品香の方が美味しいな。あっちは摩擦係数が低いから滑って滑ってポロッポロ落ちちゃうが、味はしっかりしていた。
こっちはしっとりしている。薄く塩胡麻が効いているがしょっぱくない。
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2回めです。寒い日が続いたので外に、地上に出て飲食店探すのがイヤになっちゃって。
この日はカウンターでした。厨房を見たら最初は男性2人、後からひとり加わって3人になった。
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ジュウジュウ音がしている。
ハンバーグかステーキでも運ばれてきたような黒い鉄板皿。熱そう。熱いのでお気を付けくださいとも言われなかったけどね。
なかなかイケると思います。具の種類も多い。五目焼きそばの必須な具であるうずらたまご、小海老もあるし。野菜の種類も多い。
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ニンジンがテラテラ光ってる。
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キャベツと白菜が混じっていたからね。葉野菜高いのに。
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麺の焦げ具合もいい感じ。
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ハンバーグやステーキが載ってるような黒い鉄板が功を奏して具も麺も最後まで熱々だった。
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続々と後から後からお客さんが来ている。テナントが高いこの場所で長く営ってこれだけ混むのは何でだろうか?
場所に勝るものはない!!
それが結論!!
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絶句タンメン店その後 [ラーメン]

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http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2018-01-11の続編です。
何処が絶品だっつーの。でもそれ目当てに11:00前から人が外で待っています。
待つほどの店かな。
お客は高齢者ばかりである。若い客はあまりいません。
店内から「お待たせいたしました。どうぞ~」の声がかかって待ち客が立ちあがったところ。
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「こちらのテーブル席如何でしょうか?」
私は左手の掌でカウンター方面を指しながら、
「ひとりだから」
「ハイ、カウンター1名様オーダーお待ち・・・」
接客、接遇はいいんですがねぇ。
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今日も絶品タンメンがバンバン出ているようだな。
「絶品入りま~す」
「ハイ絶品4つ出ま~す」
絶品、絶品、絶品、絶品、私は鼻白んだ。他人様のオーダーだから誰が何をオーダーしようと構わないが、私に言わせりゃあれの何処が絶品なのかと。
私は絶品ならぬ絶句タンメンは二度とオーダーしない。でもああいう記事のオチにしたままもよくないので、他のものでリベンジ。
「お決まりですか?」
「五目あんかけ焼きそば・・・プラス、半炒飯。」
ただ、メニュー写真を見てイヤな予感がした。全体的に具が如何にも少なさそう。
半炒飯は五目焼きそばで足りない胃の縁を埋めるようなものだ。
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絶句した絶品タンメンがバンバン出るせいで多少時間がかかった。ず~っと絶品、絶品、絶品、が連呼、繰り返されていた。味噌タンメンなんてのもあるようだね。
私と1席空いた隣に座った会社員も「タンメン」
「ハイ、絶品」
私は「止めた方がいいですよ」と喉元まで出かかったけどね。「写真と違いますよ。具もスープも少ないし、少ないだけにしょっぱいし」ってね。
横浜なのにサンマーメンよりタンメンの方が多く出ています。サンマーメンは絶品にオーダー数で負けています。
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先に半炒飯が来たぞ。
1人前の炒飯か他の客の半炒飯と一緒にやっつけたな~。
そして五目焼きそばが来た。
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だがこの置き方は何だ?
オモシロい置き方しやがって。
私は左利きじゃないぞ。スープも。
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めちゃめちゃ温いスープです。
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「焼いた蒸し麺に、具だくさんのあんかけ」とあったが、やっぱり気持ち具が少ないな。まぁ写真の通りではありました。エビ、やわらかいイカ、ニンジン他、野菜、ひとつひとつの具は美味しいのだが。豚肉は入ってなかったような。
私は普通のソース焼きそばの場合、豚肉、キャベツ、もやし、具は少ないほど好みで、殆ど麺だけ炭水化物とソース主体を好むのですが、五目あんかけは具が多いほどいいのだ。
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太めの麺はまぁ普通。もう少し焦げ目をつけてくれると美味しいのだが。
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具が少ないので後半は餡と油にまみれた焼きそばをレンゲですくって喰うハメに。
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相変わらずすくい難い炒飯である。レンゲが厚く、皿の縁からアヴラでコーティングされた炒飯がリングアウトしてしまうのだ。一粒一粒がアブラでコーティングされていて摩擦係数が小さい。ツルツル滑る。この店のひとたちは自分たちで食べたことがないのかな。
でも味はいい。すくい難いだけで救いようがない訳ではない。
街角中華なんかだとOPENしてすぐの炒飯は炊きあがった飯の為水分多くシットリしていて、13時以降は水分がとんでパラパラ系に化けたりするが、この店はさすがに安定しています。
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焼きそばは美味くも不味くもない。それ以前の問題。具の数が中途半端。
絶品ならぬ絶句タンメンは写真と違っていたが、五目あんかけは写真のとおりだった。ホメてるんじゃないよ。
さて、あとひとつだけTRY、また上海焼きそばをいってない。それと四川鶏唐揚げ。チキンカツみたいなもの。
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上海焼きそば、またはチャーメンともいいますが、こういう焼きそばはキケンでね。店側の主張やけれん味が出過ぎるキライがあるから。
要は炒め焼きそばなんでしょうが、ちゃんと仕事をしていないとホントにやっつけになりがちなのだ。
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最初見てこりゃ野菜炒めかなって思ったよ。やはり写真と違い過ぎないかい。
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そこから麺を引き摺りだしたてみたらまるで焼うどんか。居酒屋の焼きうどんだね。焼きそばって感じがしない。
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味は塩胡椒の主張が強い。しょっぱくもあり辛くもある。私でも作れそうですよこの程度の味なら。
クオリティが低過ぎる。味を強くしてごまかしてるだけ。
唐揚げ、カツは。。。
う~ん。何か臭みがあるな。何だろう。
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もういいや。次はないです。幾つか喰ったが炒飯以外は美味くないよこの店。それ以前の問題です。
駅チカでいい値段してるし。よほどこの店の客は優しいか寛大なんだね。
で、隣にライバル店があります。そっちへ転じました。
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ラーメン工房ふくわうち [ラーメン]

節分じゃないですよ。福〇家?フクマルヤ?
英文の振り仮名FUKUWAUCHIを見なきゃ何ていう店かわかんなかった。
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さらへ行くには途中まで海沿いの国道135号線を走るのですが、伊東の先の135号線は交通量が多いので、伊東港の先辺りで109号線に入ります。
ひたすら海沿いです。
川奈CC辺りまで木々で見通しが悪かったり、やや狭い箇所がありますが交通量は少なく、八幡野まで信号が殆ど無い道です。(富戸小学校に押しボタン信号アリ)
稀に飛ばしてる地元の女将がいます。(Mさんじゃないよ。)
城ケ崎海岸駅手前で道が広くなり、広々と視界が開け、ごはん家一汁一菜のある伊豆天山の信号を左折して別荘地を抜けてさらに行くのですが、信号を左折する前の左手に、白い建物、白い暖簾を出した、この辺りで唯一の?ラーメン屋があります。
前から気にはしていたのですが、さらのデザート&ヨーグルト攻撃で腹が苦しくなるので今まで全くご縁が無く素通りでした。
10時にチェックアウトしてすぐだし、私らは観光しないので時間を潰しようがないし。

さらをチェックアウトした後、近くのローズカフェでジャン妻がMさんに「ある相談」を持ちかけ、Mさんも賛同してくれてすっかりその気になり・・・

(・・・だがこの野望は伊東甲子太郎の強力な引き戻し策で延期になりそうなのだ・・・。)

・・・赤沢の廃ループ橋を見上げてたりしてたら12時前になっちゃったので、小腹が空いたのもあって、途中からUターンして初訪問、白い暖簾を潜ってみた。
ヨーグルトを拒否ったのもよかったのである。
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店内はカウンター6席、奥にテーブル4席、席数10席の小さい店でご主人と奥様の2人で営っていた。
綺麗な木のカウンター。ラーメン屋さんっぽくない。山ん中のミニ食堂か。
メニューはかなり絞ってあり味は醬油のみ。メニューのアタマに「上州麦豚(こだわりのブランド豚)使用!」とあるじゃないか。
まさか群馬県のご出身だろうか。群馬の何処から仕入れてるのだろう。
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拉麺620円(ラーメン、あっさり醬油味)
排骨麺780円(パーコーメン、バラ肉唐揚げ入)
盛合せ麺1000円(焼豚と排骨を一緒に盛り合わせてあります)
焼豚麺830円(特製たれに漬け込んでじっくり焼き上げてあります)
肉もり800円(バラ肉入りつけ麺)
餃子550円(手造り、こだわり餃子です)
メニュー右下に、らーめん工房福○家、FUKUWAUCHI
フクワウチ(福は家)?節分かよ。ふくまるやじゃないんだ。

「餃子1枚と醬油ラーメン2つ」
店主はポソッと「ハイ・・・」
餃子は5個か。1個は奪い合いになるな。
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ジャン妻がWCから出てきたとこ。
「コーヒーの飲み過ぎだ」
「アナタは行かなくていいの?」
「行かない」
でもこの時、チラッとアタマの中をかすめたのは、帰りは渋滞になるかもなってこと。
でもWCに行かなかった。
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あっさり過ぎて健康的ともいえる優しい醬油味のスープですな。
上品なんですよ。こってり派には合わない。油、脂、背脂、街角中華にありがちの化学調味料とか全く感じられないです。
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あ、ジャン妻の嫌いな麺だ。
ピラピラの平打ち麺です。喜多方や佐野ラーメンタイプ。上州もこのタイプが多い。
後でジャン妻はくるまの中で「スープは美味しいけど、麺が・・・」と言ってた。
「随分とあっさりした味だったな」
ラーメンのスープというより蕎麦かうどんの汁のようでもあった。好みが分かれると思う。餃子の方が味が濃かったからね。
美味しいですが「ラーメンばかり食べてると健康に悪いわよ」が全く無いのです。別に身体に悪いものを求めなくてもいいが、このアッサリはチャーシューや排骨を載せる基本ベースなんだと思う。
それらの肉肉を載せない限り単にアッサリでしかないのですよ。悪く言ってんじゃないですよ。店のイチバンのウリにパイコー(豚の唐揚げ)とチャーシューが載った肉肉しい盛合わせ麺があるので、その肉肉から脂や旨味が引き出されてようやく完成するものなのかも知れない。だから何もない状態では敢えてアッサリ、サッパリにしてあるのでしょう。
だからあの麺でいいのです。麺が細いと肉肉に負けてしまうと思う。
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何故に上州豚なのか聞いてみたかったですね。上州に縁が有り過ぎの私は店からほど近いところに蒼い海があるこの立地で、海の無い上州から豚肉を取り寄せているのが意外でもあった。上州肉のチャーシューと餃子も美味しいし、多分パイコーも美味しいのでしょう。腰や腕に負担がかかる炒飯もやりましょうよとは言わないが、白いご飯だけでも置くと餃子定食、排骨丼、盛り合わせ丼、広がって売上が上がると思いますが。
5個餃子の最後の1個は私が箸で半分に引き千切ったので奪い合いにならず。
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ふと、ご主人が奥様にボソッと言うには、
「オイ、あれどこにいった?」
「・・・」
奥様は無言で目を移した。その目が「そこにあるでしょ。アナタがそこに置いたんでしょ」と言っていた。奥様の目線の先にご主人の探していたもの(トレイ)が重ねて置いてあったのです。
奥様は無言で洗い場に向かい、その場にポツンと取り残されたご主人は、何だここにあったのか、俺がさっき自分で置いたんだっけ?のように照れ笑いしてておった。
後でジャン妻は「ま~た何を見てたの?」
「人間ドラマ・・・」
・・・の後で自分が見た老夫婦の様子を説明してあげたら、
「イヤな人ねぇ」
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穏やかそうなご夫婦は都会暮らしに疲れて都落ちされ、温暖な伊豆高原でこの店を営み、半ば隠居されてるのかな、営業日より休み日の方が多いんじゃないかと勘ぐったら何と定休日が無いようです。(月)~(日)(祝)、11:30~15:00、17:00~20:00、ラストオーダーは15分前。
無休かよ。
ご高齢のご夫婦は、いつ病院に行くんだろうと思ってしまった。
でもこの辺りの総合病院ってどこにあるんだろう。

「Mさんはあのラーメン食べたことあるのかな」
「さぁ・・・。地元だからあるんじゃない?」
「肉が好きだから全部載ったのを食べてるかもな」
「・・・」

帰りは渋滞に巻き込まれ、家に着いたのは16時過ぎ。
「アナタがあんなヘンな橋を見に行くからよっ」(ジャン妻)
ヘンな橋のせいでも俺のせいでもいいけど。その橋を含めた追加取材がこの一連の記事Upに間に合ってよかったよ。依頼したのが3日で届いたの23日ですよ。ありゃぁ忘れてたんだろ。私が痺れをきらしてさらの履歴書をUpしたのが22日だからね。それを見て慌てて返信したに違いねぇさ。
次回のさら行きがすぐ迫っています。
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赤沢の廃ループ橋 [コラム雑記帳]

ウイキから抜粋。
『伊豆高原は静岡県伊東市八幡野地区を中心として、伊豆急行(現・伊豆急コミュニティー)が開発した別荘地。
都心からのアクセスが比較的容易で、海・山の自然が近く、それらを売りにする形で土地が分譲された。
その後は観光施設や宿泊施設が増え、地域の発展と共に伊豆高原の言葉が定着して使用範囲が広がり、観光地域の名称として使われるようになった。。。』
とある。
何処までが伊豆高原なのかよくわからないが、伊豆高原という名は地域一帯の総称であり、住所表示でいうところの地名ではない。

さらの階段の壁に、伊豆高原の観光パンフがドサドサ置いてある。
じーっと見てたらMさんが出てきて、
「何処か行かれます?」
「行かない。真っ直ぐ帰る」
「観光とかなさらないんですね」
「しないですね。直行直帰ですよ」
いつもそうです。さらに泊まる為だけに来ます。
Mさんに言われたのでパンフを1枚手に取って部屋で見たのですが。。。
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何だこれは??
惹かれるものが全くないね。
アートな分野なのは理解できますが、ろう人形や創作人形なんか不気味だから絶対にゴメンだし、陶磁、ガラス細工、ステンドグラス、様々な工房、オルゴール、アヤし気な美術館、ヘンな博物館、猫とかアンモナイトとか、妖しい少年少女?どれも全くソソらない。
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こういう世界に惹かれる人を否定しないが私は価値観が違うので否定しようがない。私みたいなのとは全く違う世界に生きる人なんだろうね。
私は地質学にも疎いので、伊豆半島が形成された過程をUpしているジオパークにもソソらない。
伊豆高原を観光地という概念から外して、渋滞等を避けたら温暖でいい土地なんだろうけど、私が興味を持つ中世のものが無いから住んでもツマンないかも知れない。
なのでさらに行く時は観光はしません。見たいもの、触れたいものが殆ど無いから。

あ、ひとつあった。
見てみたいものがひとつだけあるのです。
それは山中に放棄された建造物。

Mさんにインタビューした余談。
-宿に関係ない質問ですが、前にMさんがいた赤沢別荘地に入る山中に、崩落した赤い巨大ループ橋があるのを御存じですか?
あれの建設~崩落の経緯ってご存知ないでしょうか。何故放置してあるのだろう。
見に行ったことってあります?今行ったら危険ですかね。
Mさんはご存じだった。
「あれは昔いた赤沢地区につながる橋です。赤沢地区にお金があった頃に開発したらしいのですが、途中で頓挫しました。
135号と旧道をつなげる道だったようです。135号が台風などでよく下田方面の道が崩落するので作ろうと思ったのに残念です。
崩落したのですか?今度聞いてみます。」

赤沢(というより八幡野)の廃ループ橋は廃墟マニアの中では有名なので、各方面のサイトに掲載されたそれ以上の情報はありません。今回の記事、説明はその方面からの転載が含まれますのでご了承ください。
ただ、それだけだと記事のオリジナリティーが無いので、伊東市役所土木課?に聞いてみたら意外な答えが返って来たので後述します。
きっかけは、私自身の呟きⅡで取り上げた群馬県高崎市岩鼻にある「旧陸軍岩鼻火薬製造所跡」です。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-01-30
この記事が何故か「廃墟探索地図」という日本全国の廃墟サイトの目次に組み込まれていたのを偶然見つけた。
私のカテゴリに廃線ぐらいはあるが廃墟という分野はありません。廃されてそのまま放置してあるホテル、旅館、病院、学校、テーマパーク、トンネル、鉱山、廃道、トンネル、そして廃橋とか。そういうのは危険が伴うからね。
「廃墟探索地図」を見てると確かにオモシロい。夢破れて放棄された人工構造物が何かを訴えたがってるようにも見える。
「旧陸軍岩鼻火薬製造所跡」はたまたま私が群馬に住んでたから見に行っただけです。私自身はそういう世界との自動リンクをあまり気にしない方なのですが、赤沢廃ループ橋はそのサイトの静岡県廃墟地図の中で知り得た。

ループ橋(トンネルもそうだが)は高低差の大きい区間に建設する場合に採用される螺旋状(渦巻き状)に敷設した線形のこと。
伊豆だったら河津のループ橋とか走った方が少なからずおられるでしょう。トンネルなら清水トンネルとか。横浜だと湾岸線の横浜ベイブリッジから大黒PAにつながるあれです。
ループ橋で車線変更するのってキケンを伴う。遠心力があるから外側に引っ張られるし。あまり好きじゃないね。で、さらの木からほど近い山中に人知れず放置してある巨大ループ橋は1973年頃に八幡野の山間部開発事業で建設されたそうです。それはさらの木がある八幡野の海側ではなく、伊豆急を挟んで向こう山側の赤沢地区(Mさんが前にいた宿)に隣接する別荘地を開発する目的で、高低差のある山間部への連絡橋を着工したものだという。
この工事には既に住居があった赤沢地区からの着工が地域住民の反対に遭った為、八幡野に点在していた調整区域から、高低差を一気に克服するループ橋を建設せざるを得なかったというもの。
1976年頃には完成したらしい。だが1977年か78年に開発業者が倒産し、麓の開発予定区とループ橋はそのまま捨て置かれた。ループ橋を目を回しながら登った先の開発予定地も頓挫した。
放置されたままいつか橋の先端部が折れたか崩れたか、倒壊しているという。
現在ループ橋の辺りは旧道に金属製のフェンスが禍々しく張られ簡単に立ち入りできないようになっているという事前情報であった。

さらの木から国道135号線に出て下田方面へ走らせ、左へカーヴして視界が開けたら(伊豆急行をオーバークロスする直前)すぐ斜め右の細い道に入ります。GoogleMAPには表示されます。
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富士の裾野の曽我兄弟仇討の発端でもある河津三郎の血塚を過ぎると、前方に金属製のフェンスが見えてくるので、その辺りで頭上を見上げてください。
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私は旧道から見上げただけで中に踏み込んではいません。晩秋に差し掛かっていたので草木が枯れ、見通しも良くなり、こういう散策には最も適した季節だが、傍らにいたジャン妻の猛反対にあって入れなかった。今でも反対している。絶対に入るなって。
金属製のフェンスが途切れた箇所がある。フェンスは道沿いの目立つ場所に並んで立てられているだけで、目立たない場所は隙間がある。
そこから覗いたら。。。
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「あれ、落ちてるの?」
「のようだな」
橋の先端がズドーンと落ちているようだ。
そこで足がムズムズしかけたのだが、
「止めてっ!!」
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このループ橋の先端がいつ落ちたのかはわからないです。1993年に行政が確認したとだけ。なのでさらの木の宿泊客にもキャンセルが出た平成18年(2006年)の伊豆半島東方沖地震の頃には既に崩落していたことになります。地震に関係なく自然に落っこちたのだろうか。

その筋(廃墟探検マニアの上級者)には、このループ橋を実際に歩いて、転落したら100%命を落とすであろう先端まで歩いた人もいる。そのサイトを見たら、旧道から見上げてまだ現役のような赤いループ橋もねじれて斜めって歪んでいたのがわかった。路面だけはキレイに残っていた。橋梁を繋ぐジョイントからガーンと落ちていましたね。
登った人がいるということはフェンスの途切れた箇所から入れるということだが。現在もジャン妻は「入るの絶対に許さない」と言っている。
こういうものは所有者、地権者、管財人他が複雑怪奇に絡んでいるので行政は勝手に撤去できないと相場が決まっている。なので伊豆山中に眠る最大の不良物件だというが。
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現在ある赤沢別荘地は、この巨大ループ橋の先にある名鉄不動産赤沢管理事務所の方から入れるが、ループ橋の先の道や、頓挫した別荘開発予定地は自然に還っていると推測されます。タイトルには「赤沢の廃ループ橋」としましたが、現在の赤沢別荘地まで届いていないから「八幡野の廃ループ橋」ともいえます。
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Mさんはこの橋を通ったことがあるのだろうか。さらの前にいた赤沢へはこの橋を利用して行き来していたのだろうか。
仕入で急いでいる際、タイヤを軋ませながらワイルドスピードしていたりして。聞いてみました。

-廃ループ橋見に行ったんですよ。金属製のフェンスが張られていました。中には入っていませんよ。下から見上げただけですが、Mさんてあの廃ループ橋を通ったことあります?
「ないです。あれは通れないと思います」
-あの橋を通って赤沢を行き来していたとか?
「それもないですー」
失礼ながら、Mさんのご年齢から逆算した年代と、橋の建設&崩落推定年を比較したら、Mさんがあの橋を渡ることは時系列的に有りえないんだけどね。
-では前にいた赤沢の宿にはどのルートで行き来されてたんです?
「国道135の旧道です。さらからだと下田方面に下って赤沢観音を右折するとそこが旧道です」
私がループ橋を見に国道から逸れた細い道がそうらしい。では何処から上がったのか。
-私が調べたところ、赤沢地区はループ橋の先にある○鉄不動産赤沢管理事務所の入り口しかないようですね。そこから山に上がってたのかな?
「仰るとおりです。どうやって調べたのですか?すごいですね。」
-そこまで走らないとUターンできるスペースがなかったんですよ。赤沢は地図で見るとそこだけで閉じている世界のようだし。別荘関係者しか立ち入り出来ないってことないですか?
「そこは別荘関係者のみ入れますが、実際は会社の寮やペンションも数件あるので関係者以外も入ってます。」
-知人であの橋を通った方っていますかね?
「赤沢の長老に聞いてみますね」

(この後、Mさんがさらの前にいた赤沢の宿にも触れたのだが今回はあまり取り上げないでおきます。基本はさらと同じ路線だったようです。源泉も同じで、現在のさらより少し大きめの丸い浴槽があり、8室をおひとりで営っていたそうです。山なので凍結するし、雪も降ったとか。)

赤沢の廃ループ橋についてMさん以外にも裏を取らなくてはならない。
八幡野や赤沢は伊東市なので、ブシツケなことに伊東役所に電話してみた。
話の切りだし方は「神奈川在住で赤沢別荘地に興味のある者ですが、あの辺りに行く道路についてお伺いしたいのですが、わかる方をお願いできませんでしょうか?」と丁重に丁寧口調で言いましたよ。
ループ橋イコール赤沢に興味があると言っても100%ウソじゃないよね。
受付交換の女性は戸惑い気味ながら「では土木関係におつなぎ致します・・・。・・・つながりました。どうぞ」
道路担当者に代わった。
「赤沢別荘地に所用があるのですが、あそこへはどうやって行けばいいのですかね」
「国道135号線の旧道を入って、そのまましばらく行くと管理事務所があります」
「あの細い道ですね。で、別荘地は〇鉄不動産の管理事務所のある辺りからしか入れないんでしょうか」
「そうですね。管理事務所のある入口のみです。そこに何かの御用がおありですか?」と来たモンだから、「中に知人がいるので、ものを届けたいだけなのです」と答えた。これ100%ウソ、大嘘です。話を引き出す為にデッチ上げただけです。そこで本題に転じた。
「あの旧道を走る途中に、デカくて赤いループ橋のようなものがありましたが、あそこから上がれないのですか?」
「ええっと・・・ループ橋?」
そこで戸惑ったような声音になった。
「途中にありますよね」
「ああ、あれはですね。入れません。あそこからは入れません。つながってないんで」
「つながってない?」
「そうです。つながってません」
「落ちてるようにも見えましたが危なくないですか?」
「というか・・・あれはまだつながっていないんですよ」
「つながっていない?」
「そうです。道路としてつながっていないのであそこからは入れません。途中なんで・・・」
「途中・・・」
「ハイ」
「わかりました。ではそのまま真っ直ぐ行って管理事務所から入って、出る時もそこから出るしかないのですね」
そう言い直して質問を締めた。途中でウソ言ってゴメンなさい。お忙しいところをありがとうございました。

でもそうきたか。つながってない?途中?
上手い答えだな。建設途中であるという位置づけになっているということか。もしかしてまだ開発免許が失効していないのか。
でもお役所としたらそういう風にしか答えようがないんだな。ループ橋が上がった先の別荘開発予定地が頓挫したのだから道として「つながっていない」のもある意味では正しい。
道の先は自然のままなのだから。開通していないのである。
途中とは建設途中なのではなく、途中で放棄したとも受け取れるが。まぁ聞いて欲しくないことを聞かれたのがホンネでしょう。
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TBS噂の東京マガジン噂の現場で観たのだが、崖が崩れて隣接している家屋が生命財産の危機に晒されていてもその崖の所有者の承諾を得ないと補修できないそうである。でも所有者の行方がわからないとかそういうのを見たことがる。
誰も住んでいないのに長年放置されている廃屋なんかもそう。地権者の承諾を得てからでないと撤去できない。このループ橋もそれと同じような位置づけなんだろう。
ループ橋を建設、放棄した業者は倒産したらしいが、その後にこの橋を何処が管理しているのか、そもそも管理しているかどうかもわからない。でも公的には手を付けられない、だから「つながっていない」「途中である」としか言いようが無いのでしょう。

このループ橋に足を踏み入れた方たちのサイトを見たら、ループという形状のせいか円の内側にねじれているように見えた。内側に引っ張られていた。旧道側に落ちて来る可能性も無くはないが、今後また崩落が進っとしたら旧道から見て向こう側、山側に橋の自重がかかりそうである。
現在の廃ループ橋は開発の夢頓挫した恨みを秘めたまま、そこに侵入できないように簡易フェンスが張られ、赤沢山中に置き捨てられたままになっている。
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ローズテラスカフェ [Cafe]

チェックアウトしてさらにくるまを置いたまま徒歩で伊豆高原駅の方へ歩いた。
区画の広い敷地の別荘が点在している。人気の有るものや無いものまで。
「別荘ってのは人は常時住んでたら別荘でなくて住居の位置づけになるのかな」
「さぁ・・・。住民票を移せばそうなるんだろうけど」(ジャン妻)
「住んでないなら誰が管理、掃除するんだ」
「・・・」
バブル弾ける前、ジャン妻父(私の義父)は伊豆熱川と信州望月に別荘を持っていた。私も利用したことがあるが、結局は手放した。

何処も同じようにゴツゴツ積んである岩壁を見ていたら、頭上から声がかかった。
「何を見てるんだい?」
婆さんだった。
「何処に行ってもこういうゴツゴツした同じような石ばかりで」
「それは溶岩だよ」
「溶岩?」
「中には高い石もあったんだけど、他所から来た悪ぁるい人が持ってっちゃったの。今残ってるのはそんな石ばっかりだよ。悪い人が多いんだこの世の中には・・・」
ダラダラ愚痴でも聞かされるのかと思ったら、Mさんがくるまで追い抜いていった。追い抜き際に私らに声をかけたので、そのタイミングで婆さんとの会話は終わった。
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ラウンドアバウト(環状交差点)がある。
さらのある八幡野別荘地には、稀にこういう交差点があります。道路を中央部に円形の島を設けて、くるまは左側通行(時計回り)で走行するもの。そういうルール決めなので信号機が不要なのです。
その向こう側にマタンゴ?巨大キノコの小屋があった。
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くるまで私らを追い抜いたMさんが先入りしている。
ここへ来る前、ジャン妻に「別にカフェなんぞに行かなくても。さらのダイニングで紅茶かコーヒーでよかったのに。その分金払えばいいんだから」
このブシツケな言い草にジャン妻は呆れた。
「宿は宿、外のカフェにも行ってみたい、紹介したいというMさんの気持ちがわからないの?」
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カフェなのか、レストランなのか、雑貨屋なのか、それらを全部兼ね備えた店?
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白壁には陶器のディスプレイが。
これらの解説もMさんから聞いたのだが私にはチンプンカンプンだった。私は美術系に疎く、手先も不器用なので創作工房にも向いてないし、日頃喫茶店はおろか駅カフェにも行かないので。
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私の嗜好じゃないこういう店で何をオーダーしていいのかわからないので、ココアなんてものを。
「珍しいわね」
「だって珈琲昨日飲んだし。紅茶はさっき飲んだし」
何を飲んでいいのかわからなかったのである。
小皿にある丸いの。甘かった。何なのかわかんなかった。
店主が持たせてくれたのだがMさんにあげちゃった。
「いいんですか?甘くて美味しいのに」
「いらねぇこんなもん。あげます」
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前にMさんがいます。ジャン妻から「Mさんにお話、相談したいことが・・・」と持ちかけたのです。同年代の女性として。
実はジャン妻は昨年の秋に、これまで10数年勤務した現在の会社を去る決意を固め、既に出すべきものを出して上司の預かりになっている。
過去にも何回かそういう発作があった。これまで私は2016年までは何回も止めたのだが、今回は私も70%ぐらい納得したので引き留めなかった。
これまでのキャリアから完全に足を洗うに当たって、過去に同じ経験をしたであろうMさんに意見を求めたのです。Mさんだからこそ相談できるというか。
今の職場の雰囲気への不満蓄積もあるが、ジャン妻が今までやってきた業務は、女性が60歳の定年になってもまだできるのか、と考えた場合、その時になって彼女自身の手許に何も残らないという。
Mさんはご自身の経験を基にお話ししてくれた。
「わかります。私が会社勤めでやっていたことは私以外の誰でもできる事でしたし、私自身スペシャルスキルがあるわけではないので、もう少し年齢を重ねたら厳しい状況になるかしらと漠然と思ってましたね。で、ある時、まぁ40歳になってからですが、今しかないて思って。
その時は行き詰まりを感じたという方が正直なところかもしれません。ですから〇〇さん(ジャン妻のこと)のご決断もよくわかるんですよ」(Mさん)

好意的な意見でジャン妻は嬉しそうだったが、後で私は「Mさんが言ってるのは成功者の視点だぞ」と釘を刺しましたがね。
自分に都合のいい意見を聞きだしたかったんだろうかね。

同年代の女性同士の会話なので、私はあまり口を挟まなかったが、
「旅行って距離に関係なく日常からの脱却そのものですよね。Mさんが仰っていたなかで『今はたまの休みでどこか他の土地に遊びに行っても帰ってくる場所が同じような自然豊かな場所だから、帰り道に悲しくなることもなくなりました』というのがすごく印象に残っていますよ。」(私)
「住んでるのと働く場所が伊豆だから?」(ジャン妻)
「そう。だって伊豆だも~んって。キャハ(笑)」
この時のMさんの表情は少女のようだった。
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-いろいろ根堀り葉堀り聞いてすみませんでした。最後にさらというよりも私自身のことなのですが、他の宿泊客の方で私を見た方が「アイツは誰だ?もしかしてBlogの?」のように聞かれたことってあります?
自分自身のことで恐縮だが、船山温泉では稀にそういうことがあるらしいのだ。Blogger冥利ともいえるが。下手なこと書けないよな。
「おそらく・・・皆さん・・・もしかしてって思っておられるとは思いますが。ズバリ聞かれたことはないですね。でもジャンさんのBlogを見て来ましたという方は少なくないですよ。海外の方までいます」
-えぇ~っ、私のBlogって海外でも見れるのか?話、盛ってません?
「笑、最近では遠くはアメリカ、そしてイギリスから来てくれましたね。」
海外?俄かには信じ難いが、ジャン妻が言うには「今の時代は世界で見れます。海外にいる邦人は検索します。」とのことであった。一般常識のように言われたが私は海外なんて行かないし。

「さらのように、旅行会社に殆ど露出していない宿はジャンさん他、有名ブロガーさまの紹介が広告になるようです。あ、そうそう、お客様からは聞かれたことがないのですが、台風で壊れたボイラーの修理に来た業者さんが『船山温泉のブロガーを読んだら、あーこれはさらの木のことが書いてあるって思った。どんな人なんですか?』って聞かれてびっくりしましたよ。」
「どんな人って?毛が無い人(笑)」(ジャン妻)
「無いんか俺は?Mさんがそんなこと言うわけないだろっ」
「ジャンさんの人生模様が面白くて楽しみにしてるそうですよ。ジャンさん転職ですね。」
ここでMさんは誤字しています。転職ではなく、正しく充てるなら天職だと思いますが。
私のことをストーリーテラーとも仰ってた。どうもMさんは、フロムザスクラッチだのブレーンストーミングだの、私の知らない外国語がカタカナ日本語に化けた用語をたくさんご存じのようである。

-さらだってBlogあるじゃないですか。
「さらのブログは全く更新していないですもの。」
-あのぶっちの記事はよかったですよ。泣けたし。
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もうすぐ10年 [さらの木]

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まっこと失礼ながら、私はさらで出されるパンとデザート類(ウエルカム)は既製品だと思っていた時期がある。それもかなり近年まで。
「Mさんの自家製よっ」(ジャン妻)
「そうなのか?何でわかる?」
「見ればわかるじゃない」
見てもわかんない。では聞いてみましょう。

-パン、デザートも自家製ですよね。
「そうです」
-いつ焼くんです?
「パンを焼く日は5時頃からセットして・・・」
ここで私は遮るかのように、
-えっ?5時から?Mさんて何時に起きてるの?
「5時半から朝ごはんの仕込みなんですよ~。」
-そりゃ早いな。
「パンは20分こねて1時間発酵させて焼くのは10分ですね。
いろんな種類のパンを作るので、休みの日に沢山作って半焼き状態で保存します。(土)(日)は朝からパンをたくさん焼いてます。
それと併せて朝ごはんの準備をします。」
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-私は御殿場ソーセージとリゾットが大好きなのですが、あのソーセージは何処で買えるのでしょうか。わざわざそれだけの為に御殿場まで行くのもね~。
「御殿場ソーセージという名前で近くのスーパーで売っています。あとは御殿場ソーセージではなく、やはり近くのスーパーで、米久のソーセージもよく使います。美味しいです。買っておきましょうね今度。」
御殿場ソーセージ以外にも朝から焼き鳥が出たことがあるし。やっぱりMさんは肉がお好きなんだな。
でも普通のハムエッグやベーコエッグだと家と同じになっちゃうから、そこは意識して変えてるんだと思うな。
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-ウエルカムと食後のデザートは?
「デザートは1日おきくらいに作ってます。連泊の方、常連のお客様がいらっしゃるのでいろいろな種類が必要です。今日はパイ、明日はプリンと作っていきます。もちろん全部手作りです。」
-もしかして私の大苦手なあの拷問ヨーグルトも自家製なのですか?
「拷問・・・(笑笑笑)身体にいいのに・・・。あのヨーグルトの種は15年以上の強者です。自家製です。一日おきに作ってます。」
15年以上の強者とはどういう意味なのだろうか。私がノーサンキューですよ。

-だけど僅か2部屋とはいえ、夕食・朝食・デザート・パン、それもALL手作りとなると、やはり仕入と仕込みがタイヘンそうですね。
「お客様がチェックアウトされた10時過ぎから仕入、昼過ぎから仕込みですね。
休みの日や予約が無い日は一日中仕入れと仕込みです。遠方まで仕入れに行きます。普通往復40km以上はかかります。」
女性が一般道で往復40kmだと結構な距離だと思う。
「仕込みも休みの日は普段作れないソースやジャム、いろいろな料理の素を仕込みます。結構一日中やってます。気が付くと夜9時頃まで仕込みをしていたりするので、普段の日より働いてしまいます。」
いるんだよな~仕込みが好きな料理人って。
静岡市内の廃屋酒場の主人も「接客より仕込が好き」とか平気で言ったりするしな~。

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ここで食べるものと関係無い小質問を。
-2階のベランダが解放されている足元と、1階デッキ出入り口の足元に白い粉のようなものが撒かれていますが。あれは虫よけですかね。
「はい虫よけです。森が近いので毎日虫との戦いです。あれは食べてしまうといけないものですが、人体にふれてもまったく害のないもので、ペットが口にしても大丈夫の粉です」
前に森があるから虫との戦いか。虫以外にも蜘蛛とか。2階のデッキテラスを支える柱にクモの巣が張って、Mさんが庭に仁王立ちしながら、物凄い形相で見上げてたのを見たことがある。
「何してんです?」
「あ、ごめんなさい、このクモの巣をどうやって取ろうかなぁと思って」
敷地内や宿内に襲来する虫、蜘蛛には容赦ないらしい。私は蜘蛛は害虫を捕食するものと思っているので家の中に蜘蛛がいても全く気にしないが宿ではそうはいかないのだ。
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-ひと月に何回くらいお休みされているんですか?(ジャン妻)
「2017年から月に5回は休むようにしてます。殆ど会社員時代と同じくらいお休みいただいてます。忙しい時はその限りではありませんが。」
さらはクリスマスイブの辺りから正月の連休明けまで無休だったそうですが、ここへ来る前にいた赤沢のペンションでは8室をひとりで切り盛りしていたので、その頃はもっとキツかったらしいのだ。
現在も朝は早いが、中休みは必ず取るそうです。可能な限り必ず午睡をするか眠れらなくても横になるとか。
一度、寝過ごされたのか、チェックインしたら寝起きの表情で、髪ボサボサで出て来たことがあるからね。

-過去に今回のようなブシツケな質問されたことってあります?旅行会社、雑誌社の取材とか。
「ブシツケではないですよ~。こんな小さな宿に興味を持ってくださってありがたいです。
以前、じゃらんネットで宿大賞とかに選ばれたことはあります。取材が来ました。写真を撮って記事にしてました。でも最近はじゃらんのお客様が殆どいないので、そっちでの口コミもなくなりましたね。」
-民放の温泉番組に出ませんか?のようなお誘いは?
「一度ありましたがお断りしました。宿をやっている先輩たちに聞いたのですが、一度出ると何度も声がかかるのですが、その時だけ騒がれても常連様に迷惑がかかるとか。」
-まぁ2部屋ですからこれ以上ブレイクしようがないしね。
療養され、部屋が3部屋→2部屋になったことで、ひと段落したのかも知れない。
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今回の一連記事に挿入したインタビュー形式はMさんの了承を得ています。
Mさんは遠慮深いようでアピール上手で、こちらが聞きたいポイントを押さえて理解され、裏付けまで丁寧に回答して下さった。
オフレコの内容もオモシロかったんだけどね。

-あとどれくらい宿を続けられます?
「出来る限り続けたいです。ようやく10周年。でも10年ぐらいじゃこの業界じゃヒヨッコなんですよ」
-でもよう頑張りましたね。
「笑、そうですね。気が付いたらきてしまいました。
私のできることは何かしらと考えたとき、昔から大好きだったお料理と、お客様に喜んでもらいたいとう気持ち、そしてどこか自然の豊かなところに住みたいという夢がひとつの道につながったのかな~と思ってます。」
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