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ふたりで紀尾井 [居酒屋]

決して廃屋ではない.jpg
決して廃屋ではない。居酒屋です。
もちろん中に人がいて客がいます。
アヤしい人たちの集まりではないです。
店内にいる人の誰もが最初はこの店の噂を口コミやネットで知り得て、怖いもの見たさ、興味本位、蛮勇を奮って飛び込んだ人たちに違いない。
その結果、今宵は満席になったのです。そういう時もあります。
くれたけ1.jpg
今宵はよく泊まる無機質コンクリートの牢獄、オークが満室で、駅チカで国道1号線に面して建っている「くれたけ」というヘンなネーミングのホテルからタクった。
「宮ヶ崎の紀尾井・・・ってわかります?」
「宮ヶ崎の紀尾井ねぇ。それって何屋です?」
「居酒屋。ボロい居酒屋。廃屋みたいな・・・」
・・・まで言ってそこから先は遮られ、「ちょっと待って下さいナビで検索しますから。キオイ、シズオカ、ジャンルは飲食店と、あ、出ました出ました」
凄いね。最新式のナビとはいえ、店の名前とジャンル(廃屋ではない)で検索できるとは。
その辺りは暗い.jpg
着いたら灯が点いていない。また蛍光灯切れたのかな。
でも窓が開いており、中から楽し気な会話が洩れ聞こえてくる。
「人がたくさんいるよ!!」
「・・・」
失礼な。そりゃ居酒屋なんだから客がたくさんいて繁盛する時もあるだろうよ。
この後店主に聞いた話では今宵の紀尾井のお客は16人か17人いてプラス猫2匹、私らともう2人以外はALL初めて来店された勇気あるお客様たちだった。
最初の膳.jpg
今宵はジャン妻の打ち上げです。
2月3月4月半ばまでの激務がようやく終わった。
「今夜はワイン1本空けてやる」って意気込んでたのだが、供されたものは。
おとおし2種.jpg
イカの沖漬とホタルイカのオイル漬。
ヅケ.jpg
ホタルイカの何だったか.jpg
マグロのモチモチ赤身。
マグロ1.jpg
マグロ2.jpg
鮭の焼浸。前はおとおしで出されたのですがいつの日か消えてしまい復刻してもらいました。
鮭焼浸1.jpg
鮭焼浸2.jpg
「ワイン1本空けるって言ってたのに」
「これは日本酒だねぇ。熱燗でいいわヨ」
ローストビーフ1.jpg
ローストビーフ。ここでアクシデントが。
いつになくブ厚くて身が締っていて、奥歯で思いっきりガブッたら激痛が走った。
肉をかじり潰したら奥歯オヤシラズが内側に顎ごとズレて自分の舌の奥、根っこにをかじってしまったのです。
(あ、やっちゃった~、痛っ)
声にこそ出さなかったが。
私は親不知が上下4本生え揃った古代人なので稀にこういうアクシデントが起こるのです。
ローストビーフはがの滴る(シタタル)肉ではないが、己の口の中で鮮血を滴らせてしまったというわけです。
傷は熱燗「杉錦」でアルコール消毒。何食わぬ顔をして平らげた。
ローストビーフ2.jpg
カウンター右端上にあるTV(液晶に傷がついたのか、横にヘンな線が2本表示される)でスカパーの洋画が写し出されていた。
ビッグゲーム.jpg
これ私らも家で観たことあるのよ。
店主は新規のお客様対応で大忙しなので、飲み食いしながら洋画鑑賞をしていた。

ジャン妻が2月半ば~3月~4月半ばまで毎晩毎晩遅かった理由がこの日わかった。遅かった理由は幾つかあって、最もヤバい理由にジャン妻自身が何か大きくミスったのが発覚してその後始末がタイヘンだったそうである。
「何をやらかしたんだ?」
「残高合わせを先送りしたのよ」
「???」
「9月にやっときゃよかったんだけどさ」
「金額は?」
「金額は関係ないんだよね」
経理の世界はよくわからないのだが、残高というのは合ってアタリマエだそうで、合わせてアタリマエ、合わせ作業はやって当然なんだと。
「何でやらなかったのさ?」
「アタマの片隅でやんなきゃやんなきゃって気にはしてたんだけどさ。時間が無かったのと卸のミスもあって表面上そのままにしといたのよ。そしたら卸から監査法人に伝わって問題になったのよ」
「できなかった理由は?」
「まぁアタシのオーバーワークだよね」
金額は大したことなかったのだが、半年放置したことで上司の管理不行届、責任問題にも発展した。
「アタシひとりにやらせるからそういうミスが起きるのよ。次回からは複数チェックにして今いる連中にもやらせるってなったの」
「始末書とか?」
「いやそこまでは。でも書いていいレベルだよね」
「・・・」
「だからアナタに言ってもわからないって言ったのよ。放置して先送りしたのは確かにマズかったんだけどさ。それだけやったら丸7日かかったんだよね」
「・・・」
「でも(荒れて)すみませんでした」
わからないまま盃をチンし合った。
だがこの件はまだ尾を引いていて、ジャン妻が名古屋出張中に上司が課員を集め「〇〇さん(ジャン妻のこと)がオーバーワークでこれこれこういうのができなかったのが発覚して監査法人から指摘を受けたから今後は分担して皆でやろう」となったのだがジャン妻は「何故アタシがいない時を見計らってそういう打ち合わせをするか」ってプンプン。
それでいて今日まで上司から注意、叱責も受けていないそうです。
「それは上がアナタに気を遣ったんじゃないか?」
「・・・」
「あまり悪く受け取らない方がいい」
今でも多少のひっかかりは残ってるようです。難しいオンナだね。
カルパ.jpg
ボケボケですがカルパッチョ。
「イカが無いわね~」
「???」
ケースにはイカがあったのに。その理由は次の次に判明。
カニクリームコロッケの具をグラタンにしたもの。
カニグラ1.jpg
カニグラ2.jpg
新ものです。イカを揚げたのを辛く炒めたもの。
イカ揚げ炒め.jpg
「イカにつけるものはタルタルソースでヨロシイでしょうか?」(店主)
「うん?」
ジャン妻の眦が釣り上がった。
「合わない」
「そんなこともないですよ。お試しになっては」(店主)
「じゃぁつきだし程度に少し」
「茶碗に大盛りで?」(店主)
「そこに置いてある盃程度」
「では盃に大盛りで」(店主)
「カ~っ!!」(眦が釣り上がるジャン妻)
それが本日のメインディッシュになりました。
メインディッシュ1.jpg
メインディッシュ2.jpg
そして締めのビーフカレー。もうラーメンは止めたそうです。
でも前にも止めてるんだよね。
カレー1.jpg
カレー2.jpg
店主.jpg
「うぅ~、あまり食べられなくなった。飲めなくなった」(ジャン妻)
「せっかく紀尾井さんが隣に座りかけたのに」
「うんゴメン。残念。トシだね私たちも」
船山&さらファンの女性もお見えにならなかったし。次回からは少し遅く行こうか。
タク.jpg
くれたけホテルの廊下で千鳥足のジャン妻である。
千鳥足1.jpg千鳥足2.jpg
千鳥足3.jpg撮るなっ.jpg
撮るなっ!!
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ふたりで大船 [居酒屋]

店1.jpg
ジャン妻と2人でこの店へ向かおうと大船に向かう途中の車内で私の会社携帯にCメールが届いた。
「奥様はお隣にいますか?」
お、おくさま?
ジャン妻のことか?
誰からかワカランが会社携帯だからこう折り返した。
「隣にいますよ。この番号未登録なのですがどちら様ですか?」
「〇〇です」
ああっ!!ジジイだ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-04-18で書いた私のキライなジイさん役員からだったのです。
「ジジィからCメールが来たやんの。そっちに着信あんだろ?」
「あ、来てる」(ジャン妻)
すぐピンときた。アキバへ新しいPCをジャン妻と購入に行き、そのお礼がてらご馳走になったはいいが、おそらく新PCの起ち上げが上手くいかないに違いない。
駅改札を出てジャン妻は折り返し、歩きながらそのまま湘南モノレールのデッキ上で新しいPCのセッティングを電話で説明するハメになった。
「どのコードをどこへ挿しこんで・・・」
「一旦電源切って再起動して・・・」
相手はジジイである。若い者と違って上手くいかない。ハナシが長い。
その間15分、私は待たされるハメになった。
その間、私はこの店へ「少し遅れます」と電話している。
店3.jpg
「ジジイめ」
待たされた私はプンプン。
「そう言わないの」
「だからご馳走になった後で高くつくって言ったろ。案の定・・・」
「たいした時間じゃないでしょ。10分かそこら」
「15分だっ!!」
「・・・」

3月、風は冷たいけど陽射しが春になりつつある頃。
春は異動とかがあるし。別れの季節でもある。
この店でも看板娘さんが辞めて他へ就職することになった。
「もうすぐ辞めて他へ就職するんです。大学も卒業したんで」
「ええっ?大学生だったのぉっ??」
ジャン妻は大仰な声をあげた。
まるで「大学生に見えないわよ」大学生以上の年齢に見えたわよと言ってるようなもの。
もっとも最近の大学生の年齢っていろいろだけどね。平成4年生まれがどんどん入って消えるけど、こちも新人の書類作成で生年月日を聞いたりするのですが、
「平成何年だ?」
「昭和です・・・」
が数人いた。卒試に落ちて留年したんだろうけどさ。
「残念ねぇ。看板だったのにぃ」
ジャン妻は看板と言ってるが看板娘とは言っていない。
「店どうすんのさ?マスターも休んでるのに大丈夫?」
1月に放映されたアド街以降、名物マスターが療養中でお店に出ていないのです。若い男性と看板娘とバイトの女の子?3人でギリギリ何とか廻している。
「大丈夫です。彼(若い店主代理)と、彼女(もうひとりの子)料理できるんで。それとバイトで何とか・・・」
「でもちゃんと就職決まってよかったね」(ジャン妻)
ちゃんと就職?
どうもジャン妻の小さい失言が多いな。
その子、最初の頃は、その当時いた姉御格の指導を受けていたがいつの間にか貫録ついて店を仕切るようになった。
店が混んでも違う種類のドリンクオーダーが怒涛のように押し寄せても平気で捌いてミスゼロ。
「貫禄ついてきたからね」
「貫録が付いたのはこの店で遅い時間に喰らう賄いのせいだろうな」
遅い時間帯にカレーとか食べてたからね。
最初の膳.jpg
豚バラ大根.jpg
うまき1.jpg
うまき2.jpg
ホタルイカ1.jpg
ホタルイカ2.jpg
デカい肉の塊から串に刺す分だけサーロインを切っているところ。
切る1.jpg切る2.jpg
「いい肉だな」
「ホント。すごいいい肉だね。高そう」
串に刺す分だけじゃなく、1枚に切ってそのまんま焼いたら幾らするんだろ。そしたら目が合った。
「な、何スか?」
「値段がわからないからねぇ」
「知りたくない。知ったら注文できなくなる」
肉を切ってた彼はニヤリと笑った。
いつもより大きいぞ。
サーロイン1.jpg
サーロイン2.jpg
「そろそろ役替え加増の時期だな」
「だね」
人事考課が終わり、昇給昇格の時期になった。
私はもう昇格はない。ないけど定額な昇給はあるらしい。1000円とか。(笑)
私の現在の仕事は誰かが必ずやらなくてはならないものなので、転勤先の群馬から戻って来てから自分は「この業務があれば、自分は定年まで大丈夫かな~」と思ってた。
その「」内の不遜な台詞を自分でも気づかずに呟いたことがあり、そこだけ広まったことがある。その呟きを聞いた私のシンパは「〇〇さん(私のこと)は定年までいてくれるんだ」・・・
これは何かあれば力になってくれる、もしくは支えになる、そういう好意的な見方だが、集団社会なのでそんなのばかりじゃないじゃないですか。むしろ逆に「アイツ定年までいるらしいよ」と思ったヤツの方が多いに違いない。
私らより先輩格の人に対して「あの人もあと1年だからね」そういう雑音が聞こえてくる時がある。
自分らもそう言われるのだろうか。
定年後も嘱託で残っている人も少なからずいます。1年契約。60歳以上の雇用を促す世相になっているし、社内でも定年後の契約更新があたりまえの風潮にもなっている。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-04-18と、この記事の冒頭でジャン妻が新しいPCのセッティングを説明した相手、ジジイは私が「いつまでいやがるんだ」「しがみついてるんだ」のように罵ってばかりいるのですが、そのジジイは社員でなく役員だから定年がない。とはいえもう70半ばを過ぎている。モノの言い方がエラそうで若い者を顎で指示するの。
70過ぎまでいなくても60過ぎて在職してたら「まだいるのか」「人いつまでいるのかな」そういう陰口を自分たちも言われるのだろうか。
執行部はどんどん若返っていくし。
若い執行部連中から見たら私らは煙たいのがわかるようになってきたし。
里芋メカブ.jpg
このメカブの煮物、美味しいけどデカいの。小さく切ってないの。
ツルツル滑って喰い難いの。
小さいサザエ。肝を引っ張り出してジャン妻はご満悦。
サザエ1.jpg
サザエ2.jpg
ポテサラ1.jpg
ポテサラ2.jpg
冴えない牡蠣.jpg
私らは同年で誕生日が約半年違い。
ジャン妻が先に12月、私は4ヶ月後の4月です。理想としてはジャン妻が12月に定年になり、私の誕生日まで契約社員として更新して私の誕生日と同時に去るというもの。
実際4月は前年度の締めなので、ジャン妻の部署はいちばん多忙な時期だから業務はある。もっともそんな中途半端な期間で契約してくれるかどうかはわからない。
「それが理想だったんだけどさ」(ジャン妻)
「ああ、あの件もあるな」
ウチの会社も現時点で60歳定年だけど、満了しないと退職金が満額貰えないのはアタリマエだが、確か、定年きっかりで辞めることで退職金が増えるらしいのだ。
定年から先に在職すると収入は何割か下がるのだが、問題はその定年そのものが伸びること。60歳ではなく65歳とか。すると60歳以降も月々の収入が下がらない代わりに65歳まで在職しないで60歳で辞めると60歳までだった筈の満額が貰えなくなるかも。
「でも満額以上の退職金目当てに65歳まで残るのもねぇ」
その時になって経済的にどうなってるかはわからないし。
もう贅沢はできない。昨日船山温泉に1泊したら過去最高額になっちゃって。定年以降はそうそう行けなくなるだろうと自覚した。
混んでる.jpg
この日は激混みだった。
テーブル席もカウンター席も満席。後から私の左隣、カウンターの角っこに座った2人客は窮屈そうで落ち着かなかったのか2杯ずつ飲んで帰っちゃった。
「マスターいないのか」「ずいぶん高いな」と呟きが聞こえた。
喧噪状態で懐メロBGMが全く聞こえなかった。
味噌汁.jpg
くろうし.jpg
勘定は小さい紙に書いて渡された。1万500円だった。
「ダメだよ両手の指で示さなきゃ」
「じゃぁ、これで」
両手の人差し指2本。幾らかおわかりですね。看板娘(だった。過去形です)に、「それじゃぁ」と言ってお別れした。
このコンビも見納めか.jpg計算中.jpg
「ちゃんと計算してんじゃん。幾らだったの?」
「1万1千円。黒牛を5灰飲んだからね」
私は500円の釣りを受け取っていない。というか受け取らなかった。
「ええっ?何で?」
「いいんだそれで。あの店には小銭は似合わない。それが俺らとの信頼関係なんだ」

店構え1.jpg
最初の膳.jpg
看板娘が去ってから。
今宵は新顔のバイトさん、他からHELPに来た姐さん、4人で廻している。
留守を守る男性(店長代理)は常連さんからマスター不在の理由、いつ頃復帰するかの目安、いちいち訊かれて答えなきゃならないからタイヘン。
牛筋大根.jpg
タケノコ.jpg
ホタルイカミンチ1.jpg
ホタルイカミンチ2.jpg
料理はそれほど代わり映えしないな~。
新ものを考案するほど余裕がまだないんだね。
うまき1.jpg
うまき2.jpg
ポテサラ.jpg
店を守る4.jpg
店に入ってすぐ前のカウンター席にいると、フロアやテーブル席の喧噪状態でBGMが聞こえない時が多いのですが、この日洩れ聞こえてきた懐メロBGMは。。。

それじゃ さよなら元気でと
冷たく背中を向けたけど
今でもほんとは 好きなのと
つぶやいてみる
お久しぶりね 小柳ルミ子 1983年

風の中のすばる
砂の中の銀河
みんな何処へいった 見送られることもなく
地上の星 中島みゆき 2000年
中島みゆきさんのこの歌も、もう懐メロになっちゃったかな。

タッタタラリラ
ピーヒャラピーヒャラパッパパラパ
踊るポンポコリン BBクイーンズ 1990年
「誰の歌だっけこれ?」
「さぁ・・・」

夜明けのコーヒーふたりで飲もうと
あの人が云った 恋の季節よ
恋の季節 ピンキーとキラーズ 1968年
「この歌誰だっけ?」
「コンヨウコとなんとかキラーズよ」

目と目で通じ合う
かすかに ん 色っぽい
目と目で通じ合う
そういう仲になりたいわ
MUGO・ん・・・色っぽい 工藤静香 1988年

なぐさめも涙もいらないさ ぬくもりが欲しいだけ
人は皆ひとりでは 生きてゆけないものだから
ふれあい 中村雅俊 1974年
「この人も歌下手ねぇ」
「・・・」

離れない離さない 離したくない君
順子 長渕剛 1979年
サーロイン.jpg
アスパラ.jpg
味噌汁.jpg
店を守る1.jpg店を守る2.jpg
「あ、ちゃんと計算してる」
「し、してますよぉ」
この日は人差し指1本だけ。
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名物マスターの復帰は早くて5月末になるそうです。
その頃までにはマスター不在の光景が自然になってるかもしれない。
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ふたりで上大岡 [居酒屋]

土曜1.jpg
荒れ気味のジャン妻バージョンが続く。
「今週の何曜日だっけか?そっちの部署の懇親会は?」
「あああれね。出ないわよ」
「え?欠席?」
お偉いさんも参加する懇親会じゃなかったか。
「出なくていいのか?」
「上司にアタシは出ませんって言った。気がノラないからね」
「気が乗らない?そう言ったの?」
「そうは言わないけど。『用事があります』って言った」
「それで大丈夫なのか?」
「真っ当な理由じゃない。好きにさせろってんだよ」
荒んでいますね。ささくれ立ったもの言い。こんな体たらくでこれからの日々大丈夫だろうか。
「じゃぁ土曜に上大岡行く?」
「行く行く(嬉々)」
「・・・」
それとこれとは別らしい。
土曜2.jpg
土曜の夕方5時です。
予約した時、バイトの子が出て、「土曜なので2時間制でお願いできますか?」と言われた。
2時間以上もダラダラいたことないぞ。だいたいそれ以上いたらタイヘン。ジャン妻が泥酔しちまうじゃないか。
お品書き1.jpg
最初に出された生牡蠣ポン酢。
伊勢市出身のジャン妻は牡蠣にウルサい。軍手と道具さえあれば自分で牡蠣を剥くこともできる。
牡蠣1.jpg
「これに慣れちゃうと他所では食べられなくなるわ」
確かに他の焼き鳥屋行かなくなった。
半生なので生の肉を使ってる証です。冷凍だとよ~く焼かなきゃならないから固くなる
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レバ2.jpg

トマト1.jpg
トマト巻にいきなりガブりつくと中から熱い汁が飛び出して、唇の周りか口の中をどっかしら火傷しますよ。
空いた串か楊枝でブスッと刺して熱を抜いた方がいいかも。
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私は焼いた牡蠣の方が好きだな~。
牡蠣2.jpg
ジャン妻が絶賛するナメロウ。
しょっぱ過ぎず、重すぎず、いい意味で軽いナメロウです。
ナメ.jpg
この形状をカタチ作るのに、私は何かの型番があるのかと思っていたらそうではなく、トントン叩いたのを包丁使って取りまとめただけ。味噌、ネギ、茗荷まで入っています。

ブリシマアジ.jpg
ブリ.jpg
シマアジ.jpg

ポテサラ。これはマスターの姉さんのレシピらしい。
固茹でしたイモをスライスカット。マヨネーズベッタリのしっとりタイプ。
ポテサラ.jpg
白子ポン酢。
「珍しいわねアナタがポン酢なんて」
私は酢の物が苦手ですが、頬がツーンとするほど酸っぱくないです。
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鉄鍋2.jpg
煮込み豆腐入り鉄鍋バージョン。
ひとりの時はこれだけの量が腹に入らないので2人で来る時だけ。
鉄鍋に入ってる豆腐は、それだけ食べたらその辺りのスーパーに売ってる豆腐とそう変わりゃせんが、味が浸みて美味しい。木綿でなく絹ですね。
煮込み1.jpg
煮込みの残りを小ライスにぶっかける。
有吉ジャポンではブレッドを煮込みに浸してたが、あれはお客がパンを持ち込んだことが発端らしい。
煮込み2.jpg
鳥皮。
私がひとりでこういうものを食べると、「鶏の皮は脂分が多いからよくない」とか言うクセに。
「カリカリして美味しい」
カリカリしてんのはアナタだろうが最近。
皮1.jpg
皮2.jpg
レバペ。
レバペ.jpg
憤懣を抱えたジャン妻からいろいろ不満ネタが出たよ。ただ、彼女の場合は悪口にはならないのね。問題を提議してそれを如何に解決する方向に持っていくか、それにはどうすればいいかと。
飲み屋で悪口言ってるのは傍から見て聞き苦しいという。私は赤提灯や暖簾でそういうのを吐き出してもいいんじゃないかと許容しますが。
突然マスターに話しかけられたのは、
「家のローン終わったんだっけ?」
「まだです。今年の秋に終わります」(ジャン妻)
「そう!!それはよく頑張ったね」
「ローン終わってもこれまでと同じ金額入れて貰うわよ」
「・・・」
夫婦の盃.jpg
土曜3.jpg
イライラモードのジャン妻が少し峠を越したように見えたので。
「落ち着いた?」
「多少はね」
だがまだイライラの原因については教えてくれないのだ。目下解決に向けて努力中なので完遂するまで待ってくれって。
「気晴らしに上大岡行こう。もう予約してあるし」
「普通のカッコじゃダメ?」
「ダメだよ」
「何でさ?焼き鳥屋にそんなお洒落しても・・・」
「だって店のKさん(予約係)が、奥様いつもエレガントな服装ですねってホメてたモン」
「え・・・」
「だからちゃんとした格好をしなさい」
「何で上大岡へキレイなカッコしてかなきゃなんないのよっ」
昨日今日と船山に行って来たのですが、最近は船山でも湯神でもさらの木でも普段着で行こうとするようになった。
オンナが服装に頓着しなくなったら終わりだよ。
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明るい2.jpg
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最初の膳.jpg
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蛍烏賊&レバ.jpg
最初の膳は生の桜海老、ミニ蛍烏賊串焼、レバ、美味しい美味しい。
「珍しいね。滅多に桜海老や蛍烏賊食べないのに」
桜海老の生って美味しいですね。
「桜海老のかき揚げはもう身体が受け付けなくなったな~。蛍烏賊は目玉の食感が嫌いだったんだよ。奥歯に残るからさ」
そしたらマスターが言うには「ウチはちゃんと目玉取ってるから」
うん、全く気にならない。
「その店で目玉を取ってるかどうかで仕事してるってのがわかるんだよね」

蛍烏賊.jpg
何故にシャンパンを.jpg
何故にシャンパンなんぞをオーダーするかな。
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そしてナメロウダブルです。
ナメ2.jpg
ナメ3.jpg
ナメ4.jpg
「次回からひとつにしてくれる?」
「ええ?喧嘩にならないように分けたんですけど・・・」
「分けても残った方に箸が伸びるから結局は奪い合いに・・・」
赤魚1.jpg
赤魚2.jpg
ピンク.jpg
お猪口は最初に桃色お猪口が2つ出されたのだで私はブーイング出した。
「えぇ!!ピンクかよぉ」
そしたらマスターが無骨なのに替えてくれた。
私にピンクなんて似合うわけない。
魚介類を堪能したので遅まきながら串焼きに移行。
チーズ巻1.jpg
チーズ巻2.jpg
トマト.jpg
トンヅケ.jpg
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そしてポテサラ&煮込。今日は鉄鍋ではないフツーのもの。
ポテサラ&煮込.jpg
ポテサラ.jpg
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ちょっと高かったかな。シャンパンのせいだと思う。
この方たちは私らが立った後の席に座れたかな。
席は空いてるかな?.jpg

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19時半に帰宅して炬燵で爆睡してしまったところ。
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ひとりで新子安 [居酒屋]

日頃優柔不断な人でないつもりですが。
京急新子安駅ホームで私は迷っている。
子安駅.jpg
ジャン妻は昨夜から名古屋出張で今日遅く帰ってきます。
なのに自分はこんな早い時間帯から呑んだくれていいのか。
昨夜も上大岡でそんな憂鬱な気分になった。桜が開花する時期はダメで、4月なのに5月病?
そういうのは異動、転勤、ひとり暮らし、新しい環境に適応できないからかかるもの。私の場合は全くそういうのがないのに。
決して窓際ではないし、侮られてもいないのだが。。。
こういう時はアルコールに頼らない方がいいそうですね。別の症状を呼び起こす可能性があるんだって。(依存症?)
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ここへ来るまでの午後4時前に横浜市内の某現場に赴いたら、アポ相手が私が指定した大事なモノを忘れていて後日に出直しになった。
「そっちへ行く」って言ってあるんだから事前に連絡くれりゃぁいいのに。
時刻は4時過ぎ。本社へ戻るか。帰宅するか。
飲んでやれ、という気にはなった。
そこからがまた決まらない。
上大岡は昨夜行ったし。
新規開拓にはまだ時間が早いし。
京急新子安駅にいますが、川崎まで行って丸大ホールに行こうかと思ったり。
でも丸大ホールより子安の諸星の方がお客のマナーがいいなと考えなおしたり。
ここでまた本社に戻ろうかと思ったり。
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17時開店前で、ネタ拾いにここから徒歩500mの踏切寺へ取材に行こうかなぁと思って店の前を通ったら、店主が暖簾を掲げたとこだった。
私の社は変形時間労働制で16時で上がっても月内に補填すればいいのです。まだ月初、幾らでも調整効きます。自分に言い訳して店の暖簾を潜った私が一番客かと思いきや、既に8人も先客がいた。
まだ明るい.jpg
町田があるけど.jpg
ロングカウンターテーブルの奥、TV下に会社関係のグループ客6人!!
こんな早い時間から飲んでるのか仕事はどうしたんだいと自分のことを棚に上げてそう思った。
この店は4人テーブル席がか3つか4つあるが、グループ客はいいとこ4人までで、6人纏まっているのは珍しい。店内で待ち合わせはNGだと思います。早い時間帯に全員揃って入店しないと6人は難しい。
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店内2.jpg
他、1人客が2人、それからパラパラと一人客が入って来た。高齢者のお客ばかりである。そりゃそうです。現役世代はまだ働いている時間帯なんだから。
お馴染さんで一人で来られたお客は長大カウンターの奥のTVが見れる一画を6人グループが占拠しているのを見て「それってありか?」怪訝な眼差しだった。
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鶏の唐揚げ、鶏肉より衣の方が厚いの。肉の旨味よりも衣の食感を味わうタイプ。
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唐揚2.jpg
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中華屋ではない、屋台でもない、居酒屋の焼きそば。最初に言った焼きそばが出るの遅れたので、小さいビールを追加するハメになった。
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青海苔は要りません。紅生姜も要らないな。
野菜だけを先に摘まんで、炭水化物だけにしていただく。これが美味いのです。
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シウマイ。崎陽軒の真空パックシウマイのような味です。
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ヌルヌルのマカロニサラダ。
サラダ・・・というか、殆どマカロニ100%
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マカロニ2.jpg
熱燗に移行しています。
やはり今どきの子は熱燗を知らないんようで、ベテラン女性がサポートに付いてきた。
「鯨刺身を・・・ニンニクでなくて生姜でお願いできないかな」
「ハイ。生姜で」
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盗み撮りしてごめんなさい。
ズームしないで撮ったこの距離感を伝えたかったのです。
狭いだけにマナーがヨロシイのです。
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うん?
何かヘンだぞ?
熱燗の2杯目で動悸がしてきたんです。
私は軽い期外収縮を持っている。心拍のタイミングがズレるのです。軽い不整脈といっていい。
心臓がビクンと鳴って、喉奥から何か吹き上がるようにコホッと咳き込むのです。
かかりつけのエロ女医は「期外収縮は放っておいて大丈夫よ」と言っている。それが続くと気分が悪いので原因を調べて見たら、自律神経、睡眠武装、疲労、ストレス、そして。。。
アルコールの飲み過ぎ!!
「これらのリスクを避けるように心がけてください」なんて書いてあった。
寝不足(Blogのせいで朝早く起きる)と早い時間帯のアルコールがいけないのかもしれない。
期外収縮が止まらないので2杯で止めといた。
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踏切4.jpg
JR根岸線は混むので京急各停に乗ったら寝てしまい、起きたら上大岡。
乗り換えた市営地下鉄でもまた寝てしまった。
起きて地上に出てもまだ明るい。
帰宅して風呂に入って炬燵(隠居所)でグダグダしてた。まだ期外収縮が収まらない。酔って風呂に入ったのもいけないのか。
そのまま仮眠してしまった。
ジャン妻が帰宅したのは23時頃。
今日、ジャン妻の部署で課員が緊急招集され、当人(ジャン妻)不在のまま彼女のミスに関して欠席裁判?のようになったのを本人はまだ知らない。
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ひとりで上大岡 [居酒屋]

17時半-1.jpg
毎晩遅いジャン妻のイライラモード続く。
「何があったんだ?」
「今は聞かないでくれる?」
「・・・」
「言ってもわからないから」
ひでェ言いグサだな~。パートナーたる私はフォローしてあげたいのに、そういう風に言われちゃうと何も言えないし、何もできないじゃないか。
(最近聞いたのですが、この「言ってもわからないから」の意味は、聞いてる私が「そんな説明じゃ俺はワカラン」と話を切っちゃうのがイヤなんだと。)
「降格にはならないと思うけどね」
「え??何をやらかしたんだ?」
「今は言いたくないの」
何かミスでもしたのか。毎晩毎晩遅いのは自分のミスのせいなのか。

今日もジャン妻は遅いのでひとりでここへ繰り出した。
家庭崩壊だなこりゃ。(嘘です大丈夫です。)
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花見とか行かないんスか?」
「花見ねぇ」
「大岡川まだですけど。そろそろかな」
「花見は行かないね。酔っ払いが多いし」
自分を棚に挙げてよく言える。花見に酔っ払いがいるのはアタリマエで。
「人は多いし汚すし、私はもともとアウトドアが苦手なんですよ。BBQとかも嫌いなの」
「自分BBQとか好きっスよ」
「店で毎日BBQしてるようなもんじゃん」
「じゃぁBBQとかも全然参加しないんスか?」
「付き合いで参加したことはあるけど。BBQの買い出しって女に任せると安い肉ばっかり買ってくるんだよね。せめてこの店の牛サガリ(1本400円)くらいの肉でないとな~」
「ウチのサガリはいい肉ですから」
「自分が買い出しに行った時は、会費と別に自費で高くていい肉を買うのよ。誰か1人に声掛けして、『これ後で俺らだけで喰おうぜ』って共犯を持ちかけるの」
「それって・・・」
・・・のタイミングでオーダーが入って一旦、会話が途切れたが、・・・の後は、後でバレますよね、だった。
花咲く時期は晴天が続かない。せっかく咲いてるのに無情にも雨降ったり風吹いたりする。
富士山と桜を嫌いな日本人なんていないと思うけえど、「彼女(ジャン妻のこと)は桜が好きな理由に、『潔く散るから』って言うんですよ。そりゃ俺に、『潔く死ね』ってことか」
店の若い衆は反応に困っている。
「そのクセ紫陽花はダラダラ長くいつまでも咲いてるから未練たらしくてヤダとか言ってる」
「そんな~、紫陽花だって一生懸命咲いてるのに・・・」
私もそう思うが。
「江ノ電や箱根登山鉄道の紫陽花電車も嫌いだって」
「徹底してますね・・・」
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カツオ、ブリ。
「何処のブリ?」
和歌山です」
和歌山か。
10年前、転勤ではないが長期出張で滞在した。この店ではそのことを誰も知らない。
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グリーンサラダ。サラダ菜、レタス、トマト、カイワレ。。。
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ホタルイカ串焼き。私はこの店で焼いたホタルイカの旨さを知りました。
目玉もちゃんと取ってあるし。これまであまり好きじゃなかったのです。黒い目玉の食感が気に入らないの。奥歯に挟まったりするから。酢味噌も苦手だし。
(沖漬けというのを最近になって初めて食べたのですが、あれは美味かった。)
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ホタルイカ1.jpg
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いつものナメロウですが。
はて?メニューにアジもイワシもないのに何の魚、刺身をタタイたんだろう。
ナメ1.jpg
串焼、肉類が皆無でしょう?
花見ネタが昂じてBBQの話題にもなったのに、肉類にぜんぜん食指が湧かないのです。ヤバいですね。肉を欲しないのは気分がオチてるってことですよ。
締めは「その他料理」で、幾らで入力したのかワカラないタクアン。
何故かタクアン.jpg
19時過ぎ.jpg
行ったばかりなのにそんなに日が経たない平日、
「今日も先に食事済ませていいよ」
「・・・」
いったい何があったのか。

京急1.jpg
横浜市西区の届出でこの日の業務終了。戸部から各停で上大岡へ向かう途中で、草の者(陰の部下)1号から携帯に着信があり、日ノ出町ホームでかけ直したところ。
会話の終わりに草の者1号は、
「今日は明るく電話してみましたよん」
「???」
珍しくブリっ子してやがる。
「お前(1号)はTALKが暗い。もうちょっと明るく喋れ」、とでも言ったかな~。
そしたら子安で踏切の安全確認を行った関係で後続電車が10分遅れ~。
子安の踏切って、市民酒場諸星のたもとにあるあの踏切じゃないだろうか。
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お品書き.jpg
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この日のサシミはイマイチでした。
ネギトロとホウボウ、ネギトロはビンチョウ?
ホウボウはもう少し厚く切らないと旨味が出ないのだが。
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ホウボウ.jpg

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マトウ鯛・・・かな。赤魚粕漬を焼いて貰ったの。
これは醬油を少しだけたらすと甘味が出ます。やってみてください。
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赤魚3.jpg
またしてもホタルイカの串焼。
ホタルイカ1.jpg
ホタルイカ2.jpg
お決まりのナメロウ。
ナメロウ1.jpg
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「この間、群馬のお客さんが2人来てさ」
「群馬の何処です?」
「桐生だって」
「桐生か。私はそっちには行ったことないですね。いいとこ太田止まりでした」
群馬泉の酒蔵も太田市にありますよ。
「桐生のお客さんに群馬のお酒置いてありますよって群馬泉を見せたんだけど、あまり喜ばれなかったな~」
「自分は前橋の店で群馬泉をお願いしたらラベルがダサいと言われてあまりススメたがらなかったです」
「群馬から出てきたんだから、他のお酒を飲みたいんだろうね」
「で、何を出したんです?」
「なんだったかな・・・」
小左衛門か竹鶴でもお出ししたのか。
「何で上毛っていうのかな。上毛新聞ってあるよね」
群馬で3大紙より購読されている新聞です。
マスターは上毛を音読みではなく訓読みしたらしい。
「ジョウモウですよ」
でも私は何で上毛、毛が付くのか答えられなかった。これは群馬最大の謎でもあり、諸説あって奥が果てしないので、僅か1年だけ群馬に住んだぐらいではわからない。
私也に考えたのは、上毛野国(カミツケノクニ)と、下毛野国(シモツケノクニ)に分割される前は毛野国で、その毛の国、毛人の国、または穀物産地として毛が穀物や草木を意味したか。
作家・高橋克彦さんの世界では、京の大和王朝が東国から陸奥を支配、服属させんとし、それに抵抗する勢力の構図と決まっている。
同じ日本人なのに、大和王朝は彼らが異人に見えた。それが蝦夷(エミシ)で、毛人・・・これもエミシと読むそうです。当て字だろうけど。
毛の由来についてはいつか頁を改めますが、
「おそらく毛は・・・中央が支配する際の蔑視でしょうね」
「ベツ・・・何?ああ、そういう字ね」
「うん」
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あれ?誰もいない?.jpg
毎年毎年この時期だとバイト君が辞めて入れ替わるので、熱燗の指導がタイヘンそうである。
めんどくさい客だと思われてるだろうな。
この日も肉類の串焼きをいただかなかった。
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桜咲く春は気分がすぐれない私。
花咲く時期が短く、そこに儚さを感じるからだろうか。
花見なんぞに繰り出して騒げる人が羨ましい。
「今日は明るく電話してみましたよん」・・・らしからぬ草の者1号のブリっ子ぶりを思い出して可笑しくなり、少し明るい気分になった。
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ひとりで新子安 [居酒屋]

今日もジャン妻は遅いのです。
「先に済ませて」と言われた。やれやれ。
でも幾ら妻の帰宅が遅いからといって・・・
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こんな明るい時間に呑みに行かなくてもってか??
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17時過ぎです。
私の社は年間変形労働時間制なので、週40hを基本に、その年の暦を見ながら、平日の日数に8hを乗算した勤務時間数をクリアすればいいの。
だから18時まで勤務しなくても、その週や月内に足りない分を補填して勤務すればいいのですよ。17時であがったら何処かで19時まで勤務すれないいという訳。
私は行政担当なので、役所って17時までじゃないですか。
堂々と飲んでやります。
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隣の爺さん客3人が私の焼きそばを見て、「美味そうだな~」
でもあげないよ。人様の頼んだ食い物を見てあーだこーだ言うもんじゃないけど、そこで目と目が合ってニンマリし合うだけの距離感です。
その後、その3人の爺さん客のひとり、私の斜め向かい側の方ですね。その方が最初は右側に灰皿置いて右手で煙草をお吸いになってたのですが、3人だから2人のお連れさんのお顔に煙が流れちゃったんだよね。
呼吸器に疾患をお持ちかどうかわからないが、お連れさんに煙が流れるのを避ける為に自分の左側、すなわち私の側に灰皿を移したんですよ。煙草を左手で持ち替えた。
となると私のとこに煙がきちゃうでしょ。
私はその煙をじーっと見てやったの。無言で目で言いましたよ。そっちに向けて貰えませんかってね。
「あ、すみませぇん」
「いえいえ」
その方、灰皿を自分の手前に置いた。抱きかかえるように。
それが雌鶏が卵を抱きかかえるようで可愛らしかったんだけど。
お連れさんに気を遣ったはいいけど、だからといって全然知らない他人はOKなのかいってことです。この店のいいところは、確かにカウンター幅が狭くて慣れるまでは落ち着かないかもだけど、慣れて来るとこのカウンター幅の狭さのせいか、皆さんマナーが至極いいのですよ。
丸大ホール食堂よりずっとマナーいいですね。
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チーズフライ。
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鯨刺身。あ、ニンニクだ。ショウガにすればよかった。新子安から乗るJR根岸線は意外と混むのです。周囲の乗客に迷惑かけたくないし。
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白菜浸け。
「赤い糸みたいなのは要らない」
「ハイ」
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赤貝、これはイマイチだったな。薄いし旨味がしないの。
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店を出たら薄暗くなっていた。
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日付が変わる頃にジャン妻は帰宅した。
目つき態度が悪い。ささくれ立っている。
こりゃ何かあったなと。ジャン妻の口から最近抱えた憤懣が出る出る。
ジャン妻上司さんは部下や他部署へ気配りのできる人ですが、最近はナンバー2のジャン妻が残ってりゃ大丈夫だろうと自分の私用を優先・・・まぁ飲みですよ、早上がりしちゃう時があるのです。
それ以外でもいて欲しい時に不在なんだって。
他にも幾つかたまりにたまった憤懣の蓄積があって、例えばネガティヴな部下、新しいことをさせようとすると身構える部下、ジャン妻部署が多忙な時期に部下を飲みに誘う他部署女性のアホさ加減、ジャン妻に部署内のプロジェクト構築というテーマを与えておきながらその過程で部下を注意しても上司がその部下を庇い立てするというナァナァ関係、今日締切で終わる筈だったのにそれが伸びてしまったこと、自分を便利屋扱いするヤツら、ハイテンションでウルさい他部署の女性社員云々、複数の要因が溜まりに溜まって怒っている。
唯でさえ3月は決算&来期の予算策定時期でもあり、朝は8時半に出社して退勤は22時以降、最も多忙な時期。2日休みのどちらかは必ず潰れる。
ジャン妻は遅い一方で、私は自己完結の外回りだから今日のように夕方から飲んだりするのですれ違い生活が続き、些細な行き違いで喧嘩になったりした。
「去年も一昨年も荒れたよな。そんなに荒れるんならもう(会社)辞めていいから」って言いましたよ。
「そう・・・アナタの誕生日に2人で定年退職しようと思ったけど・・・」
果たしてそれは叶うだろうか。
「無理かもね。今の状況じゃ・・・」
「・・・」
毎年毎年ジャン妻は3月は荒れるのです。荒む、宥める、その繰り返しで春を迎えた。
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ひとりで上大岡 [居酒屋]

写真は3回分です。
1回でこんなに食べたんじゃないので。
時系列無視して写真吐き出します。それだけの記事です。
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お品書き2.jpg
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この店は居酒屋でいうところのおとおしが無い。
焼き物がすぐ焼き上がるから、おとおしはあっても意味ないと思うけど。
何故かカマボコとワサビ漬けが出された。
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「お土産です」
「どっか行ったの?」
「伊豆の・・・」
・・・は忘れたけど、「ああ、・・・ね」
「〇〇さん(私のこと)伊豆の・・・の辺りにお詳しいんですか?」
「いやいっやそうでもないけどさ。・・・へ行ったことはあるよ」
ちょうど伊豆高原八幡野温泉に行く週の平日だったので、・・・は伊豆の何処かだった。
「伊豆はねぇ。キラキラしてハデなところもあるからあまり行かないんだよね」とケムに撒いた。
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ちょっとコゲてしまったトンヅケ。
味噌漬けだから焦げ易い。
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焼いた牡蠣って美味しいものなんですねぇ。
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定番化しつつあるナメロウ。
お品書きに載ってないのでおそらく「その他料理」で時価。
800円しないと思います。高いって?その場でトントン叩く手間賃だと思えばいい。
ナメロウの中には、味噌、ネギ、ミョウガも入っています。
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店名は伏せますが。ナメロウがすぐさま出される店はまず作り置きの冷蔵ですね。
食べてみるとわかる。中が冷たい。アジのヌメリが出過ぎて重たい食感ですから。
この店のナメロウはいい意味で軽いです。
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「ジャガイモ、バター多めに」
「ハイ〇〇さんジャガイモいきますバター多めに」
「菜の花、マヨネーズ少しくれる?」
「ハイ〇〇さん菜の花入りますマヨネーズ少しお願いします」
声が大きいよ。
「バターとかマヨネーズとか、言ってることがまるで子供だな~」
「そ、そんなこと、な、ないっスよ」
そう思ったんだろコイツめ。
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粕漬1.jpg
何で赤魚の粕漬を焼いたのをガラスのお皿で出すかな~。
まぁいい。骨まで完食しました。アコウダイだったかな。
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「今日奥様は?」
「飲みだってさ」
なので今宵もひとり飲みです。
ジャン妻は上の人とマンツーで飲みに行ってる。その上の人とはいい加減引退しろよと陰口叩かれてる老害取締役(以下、ジジイ)です。
そのジジイが新しいPCを購入するのにアキバに付き合って後で何か御馳走になると言ってた。
おそらく明日以降、そのPCのセッティングにも付き合うに違いない。
そのジジイいいトシです。80歳近いんじゃないか。幾ら取締役とはいえウチぐらいの規模でそこまで定年制が緩い会社かと思う。
「はぁちじゅう?」
多過ぎたか?
「そんなにいってないよ。ななじゅう何歳かな」(ジャン妻)
ああそう。でも最高齢者には違いない。そのジジイいつまでいるんだろって誰もが思ってる。人間って社内で権力や報酬を握るといつまでもそれにしがみついて離れない典型的な例ですな。

私はそのジジイに含むところがあるので普段はカオを合わさない。
過去にちょっとあったんです。今は会話しないし挨拶すらしません。早く引退すりゃいいと思ってるしそうハッキリ口に出して言ってます。
誰か告げ口したって構わないです。こっちにも言い分があるので。
そのジジイ、今日の昼に私のトコに来て、
「悪いね。今日おかーちゃん借りるから」
おかーちゃんとはジャン妻のことね。
私は「ああ、聞いてます」とだけ応えたが視線は合せず横向いたまま返事したんです。
私も態度悪いね。でもどうしても過去にあった遺恨?があるので今でも胃の腑が煮えることがあるの。
「へぇ~。おかーちゃん借りるからって言ってきたんだ。カワイイところあるね」(ジャン妻)
「カワイクなんかねぇ。俺はそうは思わねぇ」
昨年の夏にそのジジイを「囲む会」が開催されたが、私は幹事に「出ません」それだけ冷たい文言でメールして拒否った。不参加。
でもそういうのって、誰彼が来てないな、いないな、ってチェックする輩が必ずいるんですよね。
「ご馳走になる席で、おそらく自分もそろそろ引退するっていう話になるかもね」
「っていうかいつまでいるつもりなんだアイツは?」
「そういうこと言わないの」
「構うもんか。皆そう思ってるクセに」
「思っててもそうやって口に出さないでしょ」
口に出さないだけ?逆を言えば皆そう思ってるってことじゃないか。
ここから先は時系列無視で料理写真がランダムになります。
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これはエシャロットを刻んだのですが、エシャは刻んだりしないでそのまま食べたほうが美味しいね。
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今年最初の鮎だぁ。
「何処の鮎?」
和歌山っス」
和歌山?
転勤じゃないけど、10数年前に長期滞在したことがある和歌山。
何処の鮎だろう?
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「女性の品格」ちまきさんには及ばないが、私もこの店や大船で牡蠣を少なからず食べましたね。
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メニューには土手焼きとなってたが、甘味噌煮込みですな。
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今頃何を馳走になってるのやら。
寿司か懐石か。後で「あれやってくれ」「これをやってくれ」って言って来るに違いない。今宵のおごりは後で高くつくかもよ。
そんなことを考えながら締めに移行。
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ジャン妻は意外と早く帰ってきた。
まぁ相手はジジイだからね。夜寝るのが早いんだろう。
どこで何を馳走になったか聞いたら銀座にある老舗、目の前で揚げる天ぷらを御馳走になったとか。
コース料理のお任せだったそうで。
「目の前で揚げてくれる天ぷら屋さんなんて久しぶり~」
いいねぇ。ウチなんか久しく天ぷらなんぞ出てないぞ。
「幾らくらいしたの?」
「さぁ」
「もちろんジジイの奢りだよな」
「そりゃそうよ」
「ジジイ領収書きってただろ」
含むところのある私は悪意に満ち満ちた毒舌をば吐いている。
「アタシは先に店を出て外で待ってたから知らない」
「後で領収書あがってくるぞ。アイツは自分の金は自分の金。会社の金も自分の金だからな」
「そういうこと言わないの」
「経理で支払チェックすればいい」
「アタシの手許にはそういう細かい支払は通らない。いいんだよ社内接待なんだから」
「ふぅん。で、引退するって?」
「あと1年はいるって」
「・・・」
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だが他人ごとではない。
まだ数年先だけど定年の足音が聞こえてくるようになっている。
その前に、自分の居場所を維持できるだろうか。
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HARU [居酒屋]

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この店に来る時は、ジャン妻のテンションが下がっているか、疲れているか、何か心中に屈託や憤懣を抱えてる時に限られる傾向にあります。
今宵も憮然としています。
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この時もいろいろ出た。やってらんねぇの心境のようです。
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最近起こったハナシ。
キリのいい数字で、例えば会社の売上が何億達成とか。経常利益でもいいけどいい数字が出たとします。
営業所の数が100いったとか。
営業所の展開が各都道府県に最低1つずつでもいいから全県制覇したとか。
従業員数が10000人に達したとか。
辞めた社員が1000人に達したとか。←これ、私の口から出したら周囲からシロい目で見られた。
まぁ業績でも何でもキリのいい数字が出たのですよ。その達成オメデトウ企画と銘打って、社員に還元しようじゃないかと。。。
何を還元するんだ??
現金かな。それは無粋かな。
総務でミーティングが開かれたらしい。らしいというのは、私も一応は管理部門(総務?)所属なのだが、私自身の位置付けと業務が他とは異種異端なので参加しなかった。後で聞いた。
達成記念に会社で何か菓子をチョイスして、それを各営業所に配布したらどうかという意見がでた。それだと本社が楽なのである。何か手配して送りつけるだけ。
総論賛成だが各論反対の意見を述べたのは私と長年ソリの合わない女性社員(※)
「それって社員にしてみたら嬉しくも何ともないのでは?」
送りつけても会社のおしつけに過ぎないと。反対理由がもう一つあって、各現場、事業所は従業員数がバラバラで、従業員1桁の事業所もあれば、2桁いるところもある。バラで人数分発注するのもタイヘン。
私はそれに反対でもないのだが、珍しくその女性を援護するハメになった。
「各現場の控室は有休取って旅行したヤツの土産や、メーカーからの差し入れのお菓子が置いてあるから、何か送ってもその中に埋もれちゃうよ」
「そうなんですよ。会社から配ったものがどれだかわからなくなってしまうかもです」
ホウ、過去記事でいつも私に対してあからさまな態度をとるクセに私と歩調が合うとは珍しいな。
(※)
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-05
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-06
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達成記念品(お菓子詰め合わせのようなものか?)を送るにしてもただ送るのではなく、それに〇長のメッセージ、「何とか達成オメデトウございます。これも社員の方々の頑張りによるもの云々・・・」お手紙を添えてはどうかという意見がでた。
私とソリの合わないその女性の意見は、
「会社が何か買って送るより、各現場に任せて好きなものに使えばいいのでは」という。
例えば金額の上限枠を設けて、お茶会やランチ会のタシにするとか、デリバリーを取るとか。
いい案だと思う。だが別の反対意見が出た。それだと現場は毎日出勤してくる社員だけとは限らないし、その日休みのパートさんまで公平に行き渡らないのではないかというもの。
意外と期限内に使わなったり忘れたりするんです。
「まだ期限大丈夫ですか?来期に持ち越していいですか?」と聞いてきたり。
実際そういうケースが過去にあった。会議費か現場接待交際費(半年に1人3000円)を計上し忘れ、期が過ぎた後で「今から使ってもいいですか?」って申請してきた。でも期末までに使わなかったら来期には持ち込めない。繰り越せないのです。
ポキ.jpg
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結局は「1人辺りの現金で何か使っていい」の経費になったんですよ。現金支給だと所得になってしまって控除の処理とかがめんどいので、経費が望ましいんだと。
それも何か買ってカタチが残るのではなくカタチの残らないものがいいと。カタチに残るモノを購入すると資産になってしまうからだろうか。現場で何か飲食のタシにしてくださいというお達しが出た。
〇長のメッセージ付は別途アナウンスされた。
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ではその金額ですが。
上限がセコい。1人辺り1000円なんですよ。
私は最初は呆れた。
「1000円/1人ねぇ。」
ゼロが1つ少なくないですか?と真顔で聞いてきた子もいましたよ。
私はそれ聞いて考え直した。そんなものですよ。1000円×1000人(従業員数)=100万円が妥当な線かも知れない。
だって一桁上げると総額が1000万になる。倍の2000円、3倍の3000円にするだけでも200万300万になって経理監査上目立つのだ。「これは何ですか?」と突っ込まれるんだって。
金額は決まった。何にするかは各現場に任せると。では本社の社員はどうするのか。同等の権利があるのではないか。
前述のソリの合わない女が、「ランチ会とか。お弁当取るとか」
弁当取るぅ?
前にもそんなことがあったな。外出しようとしている私に、「今日お弁当取ってるんですけど・・・」・・・私は事前に聞かされていなかったのに無理やり喰わされた。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-10-01-1
この時期は3000円だった。また叙々苑の弁当でも取るのか。あれはニオうよ。
お弁当は止めて外でランチになるらしい。
「そのランチですが・・・」
「???」
「男女別に分けようかなぁとも思ってるんですよ」
昼に花見と銘打って、女子社員だけで何処かへ繰り出そうとしているらしい。最初から女子会ありきなんです。
じゃぁ誰が留守番、電話番をするんだ?
この1人辺り1000円バラ撒きプランは役員クラスは含まれていない。もし女性社員全員がどっかへ繰り出して留守にするなら、その間の電話番に取締役2名が事務所に居残ることになった。
スパム1.jpg
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ここにも.jpg
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では男性社員はどうするか。
まさか男子会??
野郎ばかりで昼に繰り出すのか?私のもっとも嫌いなパターンである。このBlogを見て下さっている方々は御承知かとお思いですが、私は誰かと連れだってランチに行くのを好まない。
私は内勤よりも外出が多く、自分の喰いたいものを我慢して他人に合わせなきゃならないのが嫌いなの。いいトシした男が数人ゾロゾロ連れだって、吉牛、花まるうどん、二郎系ラーメン他に行けるかよ。
男性の中に役員ではないお偉いさんもいて、「自分は参加できるんですよね」、当然の権利とばかりに言い張っているのも聞いてみっともなく思った。
男子会なんか冗談じゃねぇ。
では個人で飯食って、それで領収書を・・・
それもカッコ悪い。いきつけの店のランチでそんなことができっかよ。
くだらなくなってきたので、私は自分の1000円ポッキリ(超過分は自腹らしい)を辞退することにした。
「俺の分そっちで使っていい。消費税分くらいにはなるだろ」
人数多けりゃ消費税分にもならないかもね。
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「アナタはどーするのさ?」
「アタシはそういうの(女子会)に参加するのイヤ」(ジャン妻)
いろいろあってそういう気分じゃないらしい。
「俺は出ん。アナタは出たら?」
「去年は出たわよ。花見に行ったんだよね。それにその日は休もうと思ってるし」
「・・・」
女子会は後日開催された。男子の連中が何処で何を喰ったかは知らない。知りたくもない。
言ったもん、やったもん勝ちなんですよ。
この後、ジャン妻の愚痴、憤懣を聞くハメになった。昨年もこの時期そうだった。毎年毎年2月3月4月は荒むんです。
「アナタ(私のこと)は人と接する過程で喜びもあるけど私にはそういうのはない」なんて言われた。
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この店のメニュー、表示された料理が表と裏でダブっていて、ひとつの料理が表と裏で違うカテゴリに載ってたりする。
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わざとこういうことしてメニュー数が多いように見せかけてるのか、お客がチョイスする確率を上げてるのか。
そこをつっこんでみた。
「これって料理が表裏ダブッってるのって、わざと品数多く見せかけてるの?」
マスターは泡を喰ったような表情で、
「ち、違いますよっ、お料理のカテゴリーがわかりやすいようにしているんです」
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「何て質問をするっ?」(ジャン妻)
「アハハハ」
「マスター困ってたじゃないのっ」
「図星だからだよ」
「・・・」
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我が家の隠居所 [呟き独り言]

桜の時期もそろそろ終わりか。儚いものです。
「桜は潔く散るからいいのよ」(ジャン妻)
何かひっかかる言い方だな。
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桜咲いて散る日曜日、私はジャン妻との共同自室・作業部屋の一画にいます
そこから窓を見た目線の光景です。
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冬寒かったので、部屋の片隅に炬燵を置いてデスク上にあったPCを移設した。移設してくれたのはジャン妻です。
デスクと炬燵は私が25年以上前、鎌倉市に1年ひとり暮らしていた時のもので今でも大事に長持ちしています。
炬燵に入ってPCに向かうとそのまま腰が上がらなくなった。今年の冬場、家にいる時はそういう暮らしをしてました。飯時(家飲み)と風呂とWCに行く時以外はずーっとここで暮らしていたのです。ここが作業場でもともとのデスクの上は乱雑な物置状態になっている。
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ここを私の隠居所と呼んでいる。
3月末
「春になったら撤去するわよ」(ジャン妻)
もうとっくに春になっていますが。
「4月になったら片づけるわよ。デスクに戻りなさい」
「ヤダ」
「!!!」
「ここがいい」
「ダメっ!!」
「私の隠居所だ」
「何が隠居所よ。アナタはまだまだ現役・・・」
「殿に作って貰った隠居所・・・」
遮って「何が殿よ・・・」
・・・説明が必要です。三屋清左衛門残日録の世界。先代藩主が世子を定めるにあたって嫡男にするか次男にするか迷いが出た時、お側用人だった三屋清左衛門が「長幼の序を乱しては藩内に争いを生じかねません」と進言したことで現藩主が清左衛門に好意を持ち「国元に戻っても今の屋敷を出るにはおよばない。隠居部屋が欲しければ申し出るとよい。普請組に手配させよう」というもの。そこからスタートする。
だがジャン妻はそういうつもりでこの場を用意したのではないわよと。あくまで底冷えるす冬場だけの処遇で、暖かくなったらもとのデスクに戻りなさいというのである。
「清左は50代で隠居したんだぞ」
それには応えず「4月には撤去するからね」
「せめて5月のGWまで待ってくれ」
4月になってもまだ寒い日ってあるから。ったくせっかく殿に作って貰った隠居所を。この冬場は外回りをしてても身が入らず、早く隠居所の炬燵場に還りたい気持ちが強かったのだ。それだけこの冬は寒かったのもある。
室内のエアコンは極力使用せず暖房はカーペットだけ。その状態でトレーナーセーターカーディガンも持っていない私は厚手のOPENシャツに作務衣を重ね着して、その上にドテラ?ちゃんちゃんこ?を羽織ってこの部屋にずーっと縮こまっていた。傍から見たら殆ど老人に見えたのではないか。
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ジャン妻は3月から4月第2週まで毎晩遅く、休日も潰れ、家に殆どいない始末。
「晩御飯は先に済ませて」が続き、私が上大岡や子安でぼっち酒を喰らい、帰ってきてこの部屋、隠居所に潜り込んでそのまま寝てしまったりした。

雨の日曜日、ジャン妻は休日出で不在になった。
仕事が好きだねえ。
出勤前にジャン妻がこの隠居所にズカズカやってきて、
「雨戸開けるわよ」
「・・・」
「開けなさい」
「このままにしといてくれ」
「何で?暗いじゃない」
「蟄居閉門になったみたいで寛げるんだ」
「!!!」
結局は無情にも雨戸を開けられてしまったのだがジャン妻はコーヒーその他をここへ持って来てくれた。
コーヒーだけです。ここでの飲食は許されない。私が図にのって、
「飯もここへ持って来てくれない?」
そう言ったら怒髪天を突き唇が裂けて眦が釣り上がり夜叉の形相になったものである。
でも今はいないので、ひとりでここで飲食してもバレないぞ。
ところがそれは甘い。ジャン妻は留守中に私が何を食べ散らかしたか痕跡をチェックする時があるのですよ。このクラカーのゴミは何?とか、ポテチの破片を拾ったりとか。
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ここ隠居所の暮らしが心地よい。なるほど静岡市のコンクリート打ちっぱなしの無機質ホテル・オークが意外と寛げるのが改めてよくわかった。あのホテルは窓が殆どないので慣れない最初は息苦しい感があるが、こっちが無気力・怠惰な気分だと妙に寛げるのです。
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さっきまで寝てた。私は朝が早いので朝だけ強いのですが。移動中に10分でも15分でも寝るようにしている。
この隠居所でもそう。仮眠します。炬燵なのでそこで寝るにしても床に肩や背中つけて寝ないです。座ったまま首だけ前にガクンと倒して寝てしまう。
爆睡はしません。いいとこ30分程度。首が痛くなって目が覚めるのです。
僅か30分でも夢を見たりする。夢に過去の人が出てきたりする。
起きたら暗い。雨だから余計に暗い。
こういう時に家に小さい犬猫でも飼ってれば膝上に乗っかったりしてくるのかね。
でも私はペットを飼わない人生を送って来た。生き物は死ぬから。責任もって飼えないのもある。

外は鉛色の空模様で雨が降っていた。灰色の風景を見てるとこっちまでグレーな気分になってくる。ブルーな気分ではなくてグレーです。
この雨では桜も散ってしまうな。
そう考えると儚い気分になる。外へ出ようという気にならない。外に出たら桜散る風景を目の当たりにしてしまうから。
私は春が嫌いなのかもしれない。
いつかは多少の寂寥感とともにこうして俗世から離れて逼塞するのだろう。隠居したらこの一画で終日過ごすのかな。
その心の準備というかリハーサル?早いって?確かに早い。だが私も会社勤めの盛りは過ぎつつある。この冬はそういう気持ちが強くなった。若手の執行部と益々合わなくなってきたし。

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不思議とここにいると飽きないのですが。
18時過ぎにジャン妻からメールが来た。
「21時に終わりそうにないので、先に済ませてください。申し訳ないです」
「順調に進んではいるの?」
「はい大丈夫です(^O^)」
さて、どうしようか。
外は雨。日曜だし。何処へ晩酌しに行こうか。
日曜に営っている店は選択肢が限定されますからね。
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この店に行ったのですが(2度め)、サイドストーリーがあるので詳細は後日に。
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Chinese BANK [ラーメン]

東武伊勢崎線の幸手駅が改築に入った。栗橋寄りの跨線橋が閉鎖されて東武動物公園寄りに仮設の跨線橋ができていた。改札もそっちへ移設された。
駅だけ改築か。それともいよいよ駅周辺の再開発が始まるのだろうか。
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この日は幸手市内の何処かで桜祭が開催されるようで人が多かった。
普段はヒマそうにしているタクシーも待ちゼロ。祭り会場への送迎連絡バスもいた。
出典、幸手市観光協会から。
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江戸川の支流(分流)中川の権現堂堤だそうです。
普段は気にとめない場所や山々に桜が咲くと、あ、こんな場所にも、ここにも桜があったんだ~と気付かされますが、権現堂堤は長さ1kmの堤に1000本のサクラ(ソメイヨシノ)が咲くと言うから後年、誰かが植えたんでしょうな。
私は桜を見に来たんじゃないです。公用です。滅多に来ませんが幸手駅近くの某所。
駅近くには飲食店が極端に少なくて、滅多に行かない公用先の近くにChineseBANKという中華街銀行のようなネーミングの街角中華屋さんがあって過去に何回か掲載した。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-02-17-1
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-22
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-04-11-2
検索すると私の稚拙なBlogも最初の方にUpされるので汗顔の至りです。
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赤暖簾が出てない店で、営業中か準備中の札すら出てない店で、およそ街中華の趣じゃないです。店内も灯が点いてんだか消えてんだか。
2年ぶりのChineseBANK、店番の婆さんも元気だが少し足腰が弱ったかな。ゆっくりゆっくり歩いている。
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外観もそうですが内装も中華屋風じゃない。喫茶店かレストランか。
荷物置き場になっているカウンター席が9席、4人テーブルが4つ、3人テーブルがひとつ。
そんなに席数要らないだろうと思ったりする。掃除がタイヘンなだけ。キレイなテーブルですよ。でもいつ行ってもテーブル席の何処か1席はお婆ちゃんが新聞を読む場所なんです。前に入って正面のテーブルで突っ伏して爆睡してたこともあったからね。
桜祭り広場には屋台も出店してるから、そこには桜を見に来た人、観光客がたくさんいてお金を落としていくんだろうけどさ。今日も12時半なのに店内ガラガラ。私ともう1人、若い男性だけ。
若い男性客はこの店を知ってて来店された地元の人か、他所から来て他に選択肢や競合店がないから仕方なく入った感じでしたね。
店内に流れるくだらないAMラジオの音がデカい。店番の婆さんが耳遠いからだと思う。客がいないだけに余計デカい音に聞こえる。
TVならまだしも、いまどきの若い人は店で流れるラジオなんか聞かないでスマホいじってます。もうひとりいる客もそうです。
奥の厨房では中華鍋をドンガラドンガラ振う音が洩れ聞こえてくる。その音が聞こえて、ここは幸手駅界隈唯一の中華屋屋だったのに気付いたりする。
でもろくすっぽ客もいないのに誰の料理を調理してるのか。出前なんです。この店はワンボックスで配達する出前で成り立っているのでワンボックスのドアを開け閉めする音まで聞こえてくる。
出前優先かもしれない。駅前に乗降客が少ないのだから出前を止めてしまうと死活問題になるに違いない。
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数年前この店に初めて来た時に食べて私の脳内で革命が起きた逸品、玉子野菜炒め。
肉野菜炒めプラス玉子、これが斬新だった。
ニラ玉と違って野菜炒めや肉野菜炒めの玉子入りは滅多にない。それらはムースーロー(豚肉と木耳の玉子炒め)とも違って、肉野菜が主役で玉子が脇役か、玉子が主役で肉野菜炒めが脇役か・・・。
この店は前者です。
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玉子はあくまで脇役なのです。玉子が主役になるとどうしても油が多くなり、オイスターソースがかち過ぎたりする。
主役の野菜は歯応えがあります。固いくらい。
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たくあん.jpgやっこ.jpg
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添えられたラーメンは器こそ大きいですがこれミニラーメンです。
麺は佐野風に平たくて太いタイプ。
少ない麺なので、4回箸で摘まんだら麺は無くなっちゃった。
刻みネギが多くてレンゲですくいすくいしてたらスープを飲み過ぎてしまった。
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BANKで検索すると銀行関係ばっかり表示されますが、このネーミングはお店の家人の名字を英訳したもの。ある単語を変換して調べたら確かにBANKになった。
ヒントは、土手、a bank 堤防、Aan embankmentです。
今日桜祭りの権現堂堤だとGongendou bankになるのでは。
前にお婆ちゃんに聞いたら、
「BANKはウチの息子が付けたの。名字を英語にしたらBANKなんだって。銀行みたいでしょ。ウチは銀行じゃないけどお金を落としにまた来てね」
と言われたことがある。
ではお金を落としに行いましょうと。タイミングが悪く定休日だったり、本日は出前だけだったり。私はたまにしか来れないのだ。
私は過去にこの店について、「住居も兼ねてるので賃料が無く、ライバル店も全くなく、人を雇わず家族だけで営ってりゃ幸手駅前が開発されない限り大丈夫でしょう」と書いています。
幸手駅が改築され、駅周辺、特に北口が再開発されたらこの店どうなるだろう。
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その他、駅ロータリーにあるCafe
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-11-06
駅前商店街にある肉屋と閉設するいぐさ食堂
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-11-07
コメント頂いて行ってみた更級
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-01-17
幸手グルメは駅近くから離れた国道沿いにあるとも聞き及ぶ。でもそこまで行けない。
初めてUpした時から6年経とうとしている。
定年まで残り10年を切ったのであと何回来れるだろうか。
先日、錦糸町から半蔵門線~東武線直通の急行南栗橋行に乗車して、栗橋経由で宇都宮に向かう機会をがあったので、北千住駅の急行待ち合わせ時間に店に電話したの。
「今日BANKさん営ってる?」
そしたら婆さんが出て、
「今日は定休日だからお休みだよ」
「あ、そう。またにします」
婆さんは私を出前注文だと勘違いしたに違いない。ガチャンて切られる前にこっちからブチって切ってやった。
http://www.kayo7753.com/(このサイトで店名で検索すると出てきます。いぐさ食堂も)
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本牧マリンハウス工事終了? [ラーメン]

路駐の列.jpg
風強く氷雨が舞う日。
傘を開いた途端に折れ曲がりそうなので傘をささずにフードを被って歩いいます。
横浜市営バスの本牧宮原停留所で下りて目指すは大将。私のソウルフード・・・というかラーメン。

近づいてくる。
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大将が近づいてくる。
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大将を通り過ぎて工事現場へ進捗状況を見に行った。
まだ工事中かよ。
いつまでやってんだよ~いい加減に終われよ~。(心の叫びです。声に出して言ったりしません。)
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-09-05-1
まだ工事中かよ.jpg

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大将錦町店のある本牧マリンハイツ2号館と隣の1号館との間に幅広い一通があって、そこは大将他、マリンハウスで頑張っている飲食店のお客が短い時間だけでも駐車するスペースになっている。4台分は停められる。
だが2015年の夏前頃からそこ一帯の道路をかなり深く掘って下水道管工事をしている。ずっとずっとず~っとやっている。フェンス越し覗いたら陥没していた。
おかげで停められなくなった。路駐できなくなった。別に私は路上駐車を推奨するつもりはないが、この辺りは近隣にコンテナヤードがあり、大型トレーラがコンテナを下ろす前に待機停車している光景は日常茶飯事だし、マリンハウスは戸建て住宅ではなく集合住宅の路上なので「ウチの門前にくるまが停まって・・・」という地域ではないし。
かなり以前、大将が山手警察宛に「錦町何番地界隈の路上駐車について寛大な云々・・・」と署名を集めていたのを見たことがある。小さい飲食店にとってはそういうことでも死活問題。
1番館2番館の間だけではなく、向いにある山(十二天という幕末の砲台跡)の麓も公園化の為に工事が入り、中央分離帯も衝立が並んで何やら工事しとった。工事自体は必要だろうし、余所者の私が否定したり難癖をつける筋合いではないがそれにしても期間が長くないか。
過去記事では平成27年10月30日までと、平成28年9月30日まで、2期に分けられていたがもう平成29年である。工期が遅れたのかも。
工事現場の誘導員に聞いても派遣なのか、ハッキリ答えてくれないのだ。
それでも今日はバス~徒歩なので、気持ちを切り替えてラーメンに臨んだ。
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工事のせいか、路駐ができないせいか、お客が少ないぞ。
いつもはカウンター席だが珍しくテーブル席。サイドに広げたのは私の公用上の書類です。
私は飲食店で何かをしながら食事したことはないですが、今日は急いで手直しが必要なのに迫られたのでテーブル席に業務書類を左に置いてデスクワークをするハメになった。
ボールペンで二重線引いて訂正してたら私の超固がすぐにできあがり、慌てて片付けるハメになった。
もしかしたら提出した書類のどっかに大将ラーメンの汁が付着してたかも知れない。
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キムチワカメ1.jpg
キムチワカメ2.jpg
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キムチワカメ、キムチは少なめ。
他のテーブル席に家族連れが2組いた。テーブル席をひとりで占拠しているのは私だけです。(普段はカウンター席です。)
おとーさん、おかーさん、男の子と女の子
このご家族はくるま何処に停めたんだろ。
息子さんが大盛り頼んだらしいが、厨房の若いのが麺の量を間違えたのか、パートのオバちゃんが、「あと半分、すぐお持ちしますね」
追加されたようです。
いいですね。次世代に繋げないと。大将のラーメンがソウルフード、いや、ソウルヌードルになるといいね。

そして冬晴れの土曜日。
前夜、河より低いBARで打ち上げた翌朝、突然言うには、
「大将行こうよ」(ジャン妻)
「???」
「だって冷蔵庫の中何もないよ」
それはわかっている。何を開き直って言ってやがるか。
朝見たら冷蔵庫の中にはキャベツの芯と白菜の芯と長ネギが2本あるだけだった。平日は家で自炊できないくらいに毎晩遅い日々が続いたのです。
「納豆さえ腐らせただろ」
「そんなことはない」
「焼きそばは?」
「あれは・・・期限かなり過ぎたから。もう捨てたわよっ」
「・・・」
くるまで行った。どこに停めるか考え考え減速し、確か大将が借りてる駐車場3台を探そうとハンドルをきったら、
「あ、工事終わってるよ」
「ホントだ」
ようやく終わったか1.jpg
バカでかく深い穴はなくなっていた。アスファルトは取り敢えず応急舗装といった感のデコボコではあるが、道路として復旧していた。
「やっと終わったか。長かったな。2年くらいやってたからな」
この場所で2年ぶりの路駐です。
ようやく終わったか2.jpg
ようやく終わったか3.jpg
冬の大将.jpg
若い者が4人もいる。新顔も。多過ぎね?
パートのオバちゃんが休みなのかな。土曜だし。
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キムチ皿ワカメ皿.jpg
海苔を移す.jpg
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ワカメ投入.jpg
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う~ん、美味しかった。
若いのも味が安定したな。でも、
「おやっさんがいないわね」
「うん。いないな。まさか〇〇になったかな」
間門店に行ってるのだろうか。若いのとパートのオバさんで充分店は廻るが、オヤっさんがいないと何だか物足りない。
そして3月末になって。。。
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ようやく完全に工事が終わった。これでまたくるまで来やすくなったというもの。
おやっさんもいた。睨みを利かせてる。
大将には定年がないようです。オヤっさんも前よりは身体が動かなくなっても、アタマの回転が遅くなっても、そこにいればその時はシャンとするのでしょう。
頑張るおやっさん.jpg
ガラ空き.jpg
ワカメ1.jpg
ワカメ2.jpg
大将に定年なしです。
もはや長老格。北条幻庵か、井伊直平のようなもの。生涯現役でいきましょうオヤっさん。
別に友達でも何でもないんですけど、いないと寂しい。
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カワハギ天国 [自宅グルメ]

「出典:ズカンドットコム」「出典:WEB魚図鑑」
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地元の魚屋で買いまくったカワハギの刺身です。
グロい写真ですが美味しいですよ。
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既に春になっていますが、昨年冬になってから店頭にカワハギが置いてあれば何を差し置いても「それくれっ!!」・・・
GETしまくりました。
3つ置いてあったのを全部買い占めようとしたら「お願い、ひとつ残しておいて~」って言われたこともあるしね。
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「また買って来たの?」(ジャン妻)
「もう旬も終わりだろうと思ってさ」
またかと言いながらもジャン妻の目は笑っている。
ジャン妻もカワハギが大好き。
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魚屋は私の好みを覚えていてくれてカワハギのシーズン外は「白身は今日はヒラメ、ホウボウ、ムツ・・・」なんですよ。
カワハギがあるとヒラメ他は二の次以下になってしまうんだけど。
「今日はカワハギあるよ。旦那さん来ると思って取っておいたんだ」
旦那さんとは私のことです。取り置きしてるんじゃないですよ。私に売る為のセールストークです。
私が行く魚屋の客層は年齢が高めで主婦層が多い。主婦は亭主の晩のおかずにカワハギなんか買わないですよ。
亭主が酒飲みだったら「どうせ酔っぱらうんだからウチのに何を喰わせても一緒だからね」
カワハギはその日のもの、大きさによって値段が変わるそうで、売値は安くて1000円、高い時は1300円くらいしますからね。
カワハギを買う客は私のように味にウルサいオジさんですよ。
遅い時間帯に行くとないです。
「さっきまであったんだけど売れちゃって・・・」
言わないでいいそういうのは。悔しいじゃないか。私と同じ嗜好の者は幾らでもいるに違いない。GETできるかどうかは運次第。
「今日は高くて買えなかった(仕入できなかった)」なんてこともありました。
「高くてもいいから仕入れてよ」
でも私が買いに来れるかどうか保証はできないし。
ヒラメでもホウボウでもカワハギでも白身を買った晩は日本酒を飲み過ぎてしまうのだが、下戸の人でもカワハギ好きな人って多いと思います。
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カワハギの旬が秋からなのは、冬に備えて餌を多く摂り肝臓が大きくなるから。
身は脂肪が少なくなるの。だから桃色の肝と合えて食べる。カワハギならではの食べ方ですな。
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身より肝の方が大きかったりする。
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ついには身がなくなり、添え物、脇役、端役になってしまったホウボウを肝で和えて食すハメになったりする。
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脂肪分たくさん。こってり。甘味がある。
肝臓が発達すると身が痩せるので、白身だけなら夏がいいそうですが、夏場にカワハギを見たことないな。
肝=肝臓なので、内臓系を食べないジャン母は海無県で生まれ育ったのもあってか、こういう刺身を白眼視する。
「こんなに美味しいのにね」
「飲みに行かないとこういうのは知り得ないし」
「お義母さんはこういう美味しさってわからないんだろうね」
わからないと思うな。子供の頃はマグロの赤身と、あって白身のタイぐらい。トロなんて出たことないし。
ジャン母はアジのタタキ、カツオ、シメサバも「生臭い」と言って好まない。青魚は加熱していないとダメらしい。ナメロウなんか食べた頃ないんじゃないかな。「ウナギも食べない」と言ってたから、焼いたウナギの肝、アン肝、そしてカワハギの肝、そういう珍味(でもないが)の世界を覗いたことすらない筈。
外で飲まないとそういう世界に触れないものなのだろう。
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ジャン母が買ってた魚屋と、私が現在お世話になってる魚屋は同じテナント内にあった。今の魚屋で五代目か。昭和40年頃にできたオンボロスーパーで、後継者がいる肉屋さん以外は店主が高齢化し、近隣の大手食品館、ローゼン、A-COOP、ヨーカドーに押されている。
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私が初めてカワハギを食べたのは10数年前に静岡市清水区の漁師さんが経営する新生丸という居酒屋で食べたカワハギのキモタタキ。デカかった。美味かった。この店は今も営っているようです。紀尾井同様、太田和彦さんの書籍で知ったのです。
最近では文字の羅列、この店では刺身を「1枚からお切り致します」だったが、カワハギはさすがに一品盛りだった。幾らだったかもう覚えていない。
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コレステロールの塊?
脂肪肝の塊?
毎日毎日食べてるんじゃないから大丈夫ですよ。
カワハギ天国はあくまで家での贅沢です。私は釣りはしないので買うしかないのです。
「また買ってきた」
「もうすぐ終わりだからね」
「と言いながら・・・」
「あれば買ってくるかも」
もう肝の時期は過ぎたでしょう。白い身も桃色の肝もまた来旬ですね。
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蕎麦屋もいろいろ(仮題) [グルメ]

結果を見て知ってしまえば何てことない。私のチョイスミスだったのですが。
ある蕎麦屋のランチで失敗したんですよ。
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その店はトテモ清潔でキレイな店で、優し気なオバちゃんがカウンターに座ろうとした私に、「空いてるからテーブル席でよろしいですよ」とススメてくれた。優しい雰囲気の店だった。
言われて見たら確かにカウンターが狭い。左右じゃなくて前後が狭いのです。
テーブル席に着座。1人でのテーブル席は落ち着かないが、店内を見てみたら、粋な蕎麦を食べようという風情ではない。壁一面にデカい模造紙にベタベタとメニュー写真がズラリ貼ってあるし。
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入口側にも何やら地元のイベント記念写真がベタベタ貼ってある。そこだと他所様の顔写真とお見合いしながら食べるハメになりそうである。
PCをセッティングしたディスプレイの距離に壁写真があるので、下手したら蕎麦汁や丼もののご飯がトンで写真に付着してしまいそう。
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まぁテーブル席でよかったと最初は思いましたが。何かヘン。
狭いんですよ。見て下さい。キチキチでしょう。
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椅子が小さくて狭いのだ。ケツのデカい人や、私のように横幅があり人、ヘビー級の人だと2席を1人で占拠することになる。
カウンターは前後が狭くて、テーブル席は左右が狭いのです。
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まぁ何処にでもあるセットですよね。
カツが美味しかった。揚げたてじゃないですよ。カツカレーで揚げ置きカツが出されるとルゥとの温度差に愕然としてドッ白けになりますが、タレで煮込むカツ丼なら揚げ置きOKです。美味しく食べられます。(ソースカツ丼は無理ですよ。)
渋川の有名食堂で経験したが、カツ丼のカツがブ厚く固い肉で、それが揚げたてだったから凄いことになった。口の中、上顎、下顎、歯茎、舌、全て火傷状態で、ハフハフハガハガ口の中からカツの湯気が出たからね。
吐き出そうにもデカくてひっかかって吐き出せず。じーっとガマンするしかなかった。
世間のカツ丼は揚げ置きなんだなと初めて悟った。カツ丼は揚げ置きでいいです。
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お蕎麦も手打ちじゃないにせよ(機械打ちか?)、太さが揃っているのは別に嫌いじゃないし、コシもそこそこあり、ツルツルだった。
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問題はこの容器とボリュームです。
蕎麦と丼・・・ご飯物が一体化した重箱で供される。いや、この店だけでなくそういう店は多いですが。
ザル蕎麦と丼もののセットだと、必ずと言っていいほど蕎麦も丼も若干はコストカットされます。量が少な目になるのだ。それは私も理解しています。私だってこの年齢で1人前のカツ丼と蕎麦をガツガツ平らげたら晩飯に影響する。腹への負担を考えて多少は少なくてもいいです。
ただ、それはちゃんとた丼とざる、すなわち別の器で提供される場合であり、一体型の小さい四角い容器に蕎麦もカツ丼もキッチリ詰めてなくて上の部分がスカスカなのがわかりますか。
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蕎麦もご飯も並サイズの1/4の量でしかない。この店は少な過ぎ。これは丼とはいえないのではないか。
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カツでも親子でも、丼物と蕎麦が一体型になった四角い容器で出されると食べ難くてしょうがない。
後半ほどタイヘンです。残ったご飯を捕食せんと口に容器の縁を持ってくか、全体を持ち上げて容器の角っこに口を当てるか。まぁ骨が折れること。
茶碗や丼を抱えて口先を付けるのはまぁ人間の所作ですが、こんな四角い長い箱を持ち上げて角っこに喰らいつくなんざぁ野獣の所業ですよ。
それと、私は1人でいるからいいけど、前述のようにテーブル席の左右がキチキチなので、誰かが隣にいたら隣の領域にこの細長いヘンな容器が侵犯するでしょう。
左の壁際に箸箱があってその分皿に右にズレるので、2人並んでこれを喰ったら丼の幅だけ通路にハミ出すに違いない。
蕎麦汁も薄く、蕎麦を箸で4回拾って食べきったが3回から薄くなった。蕎麦が少ないのに水切が甘いのですな。
店内3.jpg
カツがまぁ美味かったので、これだったら普通のカツ丼を単品で頼めばよかったよ。
思いっきりコストをカットしたと思われるお会計は900円です。ちゃんとしたざるそば、丼ものがセット価格で1000円近いのは巷の蕎麦屋さんではまぁ標準価格だとは思いますが、写真のような妙なお重で上の部分がスカスカだと、これで1000円近くするのか?と思いませんか。
私だけかな?いやそんなことない。〇〇ログ見てみたらやはりこの店のこの容器での提供が取り上げられていた。その投稿者さんは天丼でしたが私と同じような不満を述べられておられましたね。
でもメニューが写真付きだからクレームにはならないと思う。「お客様は写真付きの店頭メニューで確認して納得してオーダーしましたよね」となるのです。
何だか悔しい。勉強にはなりましたけど。リベンジ?しようかなと思って再度行ったのが、昨日Upした海老名駅カオスの日だったのです。
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カオスを脱出して海老名駅~本厚木に向かい、厚木市庁舎で公用を済ませて1時間ほど要したらさすがにカオスは解消されたようだがダイヤは幾分乱れていた。そこで腹の虫が泣いたので、では再度訪問して挽回のチャンス到来と。
行ったらランチボードがあった。
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内容としては初回にいただいたものと同じですな。ではこれにするとして器、ボリュームはどうか。
カウンターに座ったら写真入りのメニューが置いてある。
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私が初回に失敗したな~とため息ついたのがこれ。
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カウンターから店主とおぼしき男性のオペレーションがライブで見えます。沸かした湯に投げつけるように蕎麦を放りこみ、上げた蕎麦を冷水に浸して粉を落とした後の水切が雑。
う~ん。。。蕎麦の結果は既に見えたようなものです。
私のランチができあがったタイミングで先客の婆さんが立ち上がりお会計しながら、
「これから相武台に行くんだけど電車動いたかしら?」
「動いてるんじゃない?ねぇねぇ〇〇さん?(カウンターにいた別の常連さん?)電車動いてるよね?」(店のオバちゃん)
「もう動いたんじゃないか?」
「凄い混雑だったからねぇ」
地元民の会話の間、私のランチは置き去りになっている。
会計済んで出てった後でお客が2人入って来た。
「いらっしゃいませ。何にしましょ?」
その2人とも私と同じランチにしたのだが、次に「冷たいの?熱いの?」そしたら2人とも熱いのだったんですよ。かけ蕎麦です。
その間まだ私のランチは置いたままになっている。前に載せた独り言の多い女将の十割蕎麦屋だったら蕎麦が伸びてしまうとばかりに先に出すでしょうけど。会計、TALK、注文聴きを優先したもんだから、できあがってる私のランチはスタンバイ状態のまま30秒か1分私のは放置されていましたね。
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初回の重箱よりボリュームはあった。サラダやおしんこもついてこの値段ならいいでしょう。
カツ丼のルックスですが、脇から白米が顔を出してます。ご飯が多いのか、カツが小さいのか、玉子を溶いたカツ煮全体が小さいのか。
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蕎麦はそれほど伸びてはいなかったような。
問題なのはやはり初回同様に汁が薄いのです。最後の方は味がしなかった。何故か。これを見てください。この水切りのあまさ。
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ビチャビチャです!!
他にも後から来たお客は殆どがこのランチをオーダーしてましたが、冷たい蕎麦にしたのは私だけだった。常連さんはこの店の水切の甘いのを知ってるのかもしれない。
再訪時も消化不良な結果に終わってしまった。どうも私は蕎麦屋とビンゴしないようです。
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カオスな海老名駅 [コラム雑記帳]

何処も桜が満開な昨日のこと。
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相鉄(相模鉄道)下り線が終点海老名駅に近づくと、車内を乗客が先頭車両へゾロゾロ歩いて行くのは日常の光景。
海老名駅は改札が先頭車両の先にあるからです。線路はそこで行き止まり。乗り換え乗客は改札を出たらそのままエスカレーターか階段で上がって小田急線の橋梁改札か、JR相模線に向かって延々歩く動線になっている。
または左に逸れてロータリーかビナウォークへ向かうか。
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いきなり月曜日、私は本社出を無視して家から厚木市へ直行しようとしたら、市営地下鉄最寄駅の案内版で、小田急線で人身事故が発生したのを知った。
ただ、事故発生は早朝なので、運行開始もダイヤ乱れとなっていた。動いてはいるらしい。
市営地下鉄の終点湘南台駅で小田急江ノ島線各停に乗り換え、大和駅で十字クロスしている相鉄線に乗り換え、海老名駅を経て本厚木駅に向かおうとしたのだが。
そこから先、相鉄線の動きがオカしくなった。大和駅を出て相模大塚駅までは普通に動いたのだが、その次のさがみ野駅で動かなくなった。
「6:42分頃に発生致しました小田急線の人身事故の振替輸送の影響によりこの先電車が詰まっております。当駅で時間調整を行います。お客様にはお急ぎのところ電車が遅れまして申し訳ございません」の車内アナウンスが数回繰り返される。
やがて電車は動き出したが、次のかしわ台駅でまた止まり、そこでは長くかかった。またまた、「小田急線の人身事故の振替輸送の影響によりこの先電車が詰まっております。当駅で時間調整を行います。お客様にはお急ぎのところ電車が遅れまして申し訳ございません・・・」の常套アナウンスが繰り返される。
なかなか動かない。
この先、詰まっている?
海老名駅の構造のせいである。海老名駅は行き止まり駅で、駅構内に入ってしまうと待避線がない。
(かしわ台駅のすぐ先にある相模国分信号所から、JR相模線の厚木駅までの間を連絡する単線があるが、そこは駅ではなく保有車両の留置線だから論外。)

同じようなアナウンスが繰り返される。
「繰り返しお知らせ致します。今朝がた起きました小田急線の人身事故により相鉄線は振り替え輸送を実施しておりますが・・・」
小田急線小田急線と他社(※)のせいにするのは勝手だが、人の所為にしているようで繰り返し聞かされると聞き苦しくなってきた。
それより何故この電車は海老名方面へ動かないのか。あとひと駅なのに。
そしたら白状するかのようなアナウンス。
「海老名駅がお客様の混雑により電車が動けない状態になっております・・・」
「海老名駅がお客様の混雑により上り電車が発車できない状態になっております・・・」
電車が動けない状態?
発車できない状態?
お客様の混雑?客のせいにするなよ。
見てると確かに反対側の上り電車も動いていないようである。
海老名駅は前述のようにドン詰まりの閉塞駅なので、上り電車が折り返して発車しないと後続の下り電車が入線できない。だったらさっさと上り電車が発車すりゃあいい。それができない状態とはどんな状態なのか。
海老名駅で乗客が線路に下りたか。
まさか暴徒化したか。日本人はそこまでしないが、ホーム上が大混雑で、動き出そうとする車両と接触する可能性があるからだろうか。
そしたら1本上り電車がきた。
満員かと思えばガラ空きだった。何か腑に落ちない。

20分かそこらかかってようやく動き出した。そしたら国分信号所の辺りで「海老名駅では大変混雑が予想されます。あらかじめご了承・・・」、ご了承だか御承知くださいだったと思うが、さっきかしわ台に来た上り電車はガラガラで混雑しとらんかったじゃないか。
海老名駅が近づくと乗客が先頭車両に向かって歩いていく。
下り電車は海老名駅の1番線に入線した。反対側2番線には上り電車が停まっていたが見たら乗客は殆ど乗っていない。空いてる。
だったら何でさっさと発車しないのか。私は車内アナウンスで言うところのホーム混雑は緩和されたか、過ぎ去ったのかと甘く考えてホームに下りたら。。。
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群衆が海老名駅の改札を埋めつくしている。
私とともに下り電車で来て下りた乗客の大群が上り電車に乗り換えんと改札に入ろうとする乗客を堰き止めていた。「海老名駅がお客様の混雑により電車が動けない状態になっております」、「上り電車が発車できない状態になっております・・・」はこういうことだったのである。

だけど出なきゃならない。このままホームにいてもしょうがない。出ようと最後尾に並んだら、「本日に限りまして、自動改札にSUICA等をタッチせずにそのままお通りください。お客様のご協力をよろしくお願い致します」と言うのである。
私は若い駅員をフン掴まえた。
「SUICAタッチしないで出たら、次に乗り換える際にエラーが出るよな?」
「・・・ええっと・・・」
「この後小田急線に乗り換える時にさ」
「ハイ。入る際にそう言っていただけますか?」
そう言うって?何をどう言えばいい?
「言っていただいたら、相鉄の乗車した情報が消えますので・・・」
ということはここまでは無料?
無賃乗車公認ということか。
バカらしくなった。多少の運賃が無料(タダ)になってもそれは経費であって私の懐ではないし、小田急の改札で「相鉄でSUICAタッチしないで出ろって言われたんだけど・・・」???それを言うが為の行列が並んでたらまたそこで時間を取られるじゃないか。
要するに相鉄は無料(タダ)でもいいから早くこのカオス状態を何とかしたいんだな。
「自動改札にSUICA等をタッチせずにそのままお通りください」が繰り返し流れているが、私が駅員から聞き出した内容、「乗り換える際に言って、ここまでの記録を消してください」の説明はなかったようです。

下り電車の群衆がなかなか動かない。
歩みは遅い。国会の野党牛歩戦略より遅くそろりそろりと動いてるような。膠着してるような。
そのうちまたヘンなアナウンスが流れた。「改札を出られるお客様はなるべく中央をお歩きください。お乗りになられるお客様がホームに入れません」というのである。
上り電車はガラ空きのまま2番線に停車している。そしたら大群衆の左右の脇から、上り電車に乗らんとする乗客が1列でちょろちょろホームに入って脱兎の如く走ってく客がいた。でも私も含めて改札から出ようとする群衆を300人としたら、ホームに入ってくる乗客は10人程度か。僅かにホームに入って来た乗客は桶の隙間から洩れる水のようである。
その先、小田急から相鉄に乗り換えんとする乗客のカオス状態がこれ。
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入るに入れないのである。
下車する客を中央に寄せて脇から少しずつホームに入れている。こんな迂遠なことしてたらこの渋滞はいつ解消されるのか。こちらの群集が全員改札の外へ出ない限り乗り換え乗客はホームに入ってこれないだろう。
ふと駅郊外に視線を移したら、ビナウオークへのデッキや階段には見物客がたくさんいた。写真撮ってる。TwitterやFacebookにUpするに違いない。
よくやるよな。
そういう私もこうしてBlogにUpしてますけど。

ようやく乗客の群が少しずつ動き出した。
「自動改札にSUICA等をタッチせずにそのまま・・・」のアナウンスが続いている。
乗客の多くはSUICAのタッチ部分がOFFになった改札にゆっくり吸い込まれている。この先、小田急かJR相模線の改札で「相鉄でタッチしないで出るように言われました」を自己申告して、ここまで来た運賃を無料(タダ)にして溜飲を下げるのだろう。
(ここで疑問に思ったのだが、小田急でもJRでもなく、郊外に出てバスに乗り換える際はどうするのだろう。バスの運転手が相鉄乗車分を消去できるのだろうか。)

群衆を整理している警察官も2人か3人いた。相鉄職員と組んで細いトラロープを引いて誘導している。
警察がいるだけで抑止力になるものなんだね。駅員に暴言吐いたりくってかかる乗客はいなかった。
後で見たら海老名駅前バスロータリーにパトカーが2台か3台、体調を崩した乗客がいたのか、救急車も1台停まっていた。
私も改札が手に届く距離に見えてきた。ふと見ると奇跡的にひとつだけSUICAのタッチ部分がONになった自動改札があった。そこは誰も通ろうとしない。無視されたようにそこだけ空いている。そこを通って改札出たら有料になるからだろう。大多数の人間はこれだけ遅れる、混む、歩みが遅い、イライラしている、そうなったら金払うよりは混んでも無料を選択するものなんだな。
でも私はそうじゃない。さっきも書いたがここまで来たのは移動経費で計上すればいいだけのこと。普段は人より先に前に出たりしないのだが、別に無料で出たいと思わない私はその空いた自動改札へ飛び込んで手早く改札を抜けた。音がピッって鳴った。
そしたら警察官と係員が整理しているトラロープ外に飛び出してしまったのだが、警察官の脇をスイッと抜け、トラロープを潜って駅郊外へ脱出できたのである。
この先の顛末を見物している時間的余裕はないので、遅れる旨を携帯で電話してから小田急改札に駆け込み、遅れてきた下り電車、本厚木行に乗車した。
タッチしないで相鉄改札を出た乗客は小田急改札で自己申告していた筈だが、急いでたので確認していません。

アタマ悪いな相鉄は。
ホーム1面2線でそれ以上の電車は入って来れないんだから、まず下りる乗客を全部改札の外に一気に吐き出させ、それから上り電車に乗る乗客を一気に入れりゃぁいいものをさ。
エレベーターでも電車のドアでも下りる人が優先でしょう。何故改札もそうしないのか。しなかったのか。途中で気付いたのか。
相鉄が人身事故を起こした訳ではないが、海老名駅の構造上の理由とも違う気がする。振替混雑の訓練がされていないか活かせていないのであろうよ。
相鉄は沿線住民の信頼は厚いから、小田急小田急と他の所為にしていないで、自社のマニュアル通りでこの為体(テイタラク)ならマニュアルを改善するか、スムーズにカッコよくさばいて欲しいものである。

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今ならまだ残ってますよ。↓
https://pikarinnews.net/ebina-konzatsu
https://matome.naver.jp/odai/2149177848921697101

(※)相鉄のHPに、昨日(4月10日)の海老名駅構内混雑や遅延による挨拶文はなかった。
小田急は相鉄ホールディングスの筆頭株主でもあるので遠慮したのかも。
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優しい朝 [さらの木]

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ディナーステーキローストビーフ&サーモンタルタルは替えないでくれと言いながら、
「朝のいつものトマトチーズスープは飽きちゃったよ」
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と我が儘を申し入れたら、クラムチャウダースープになった。
「替えてくれって我がまま言って・・・」(ジャン妻)
「だって飽きちゃったんだもん。あれって後の方になるとチーズ?餅?あれが固まって食べにくいんだよな」
「飽きるほど来れるお客ばかりじゃないわよ。初めてのお客にはあのスープがご自慢なのよ」
「俺らは初めてじゃないモン。ある程度は指定した方がMさんだってやり易いんだよ」
「Mさんがそう言ってたの?」
「Mさんじゃない。言ってたのはT館長。かなり前に『自分で作るF山温泉の過ごし方がおすすめです』って言ってた」
コンソメでもオニオンでもいいんだけど。
「今度は味噌汁がいいって申し入れようかな」
「止めなさいって」
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「昨日ノーメイクだったでしょ?」
「ええっ!!してましたよっ!!」
Mさんは心外なと目を引ん剥いた。
「そうだったかな?昨日とカオが違うぞ」
言い捨てて先にくるまへ荷物を運んだ。後から乗って来たジャン妻は、
「あんなこと言って」
「アナタが昨日気が付いたんじゃんか。Mさん化粧してないって」
「じゃなかったみたい。一生懸命メイクしてますって言ってた」
「一生懸命?そりゃ客商売だからな」
「・・・」
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Night Museum Ⅱ [さらの木]

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部屋に戻る。
薄暗い灯の下、テーブルの上にデザートのケーキ、夜食のお握り、追加の寝酒に混ざって、ドライブの御守、プチとヴィーがいる。
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プチはプチペンギン。小生意気で饒舌。私に似て毒舌。
チビで丸々と太っているけどふくらスズメではないです。
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ヴィーはTOYOTA-VISTAからやってきた。VISTAのVから取ってヴィー。
犬のクセに全く吠えない。無口。
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http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-01-30
この二次会お夜食が揃う前にジャン妻がプチに話しかけた。
「もうすぐMさんがプチに会いに来るよ~」
プチはムッとした。
初めて御目通りした時のこと。部屋に運んできたMさんはプチを見つけてプチの頭を人差し指でビーッと押したんです。押し潰すかのように。
それを思い出したプチは不機嫌になった。
子供扱いしやがって」(プチ)
実はプチはチビだけど大人のペンギンで、言うことは一丁前で賢いところもある。普段は私らと殆ど対等な口をきくのだ。
外見がチビだから子供に見られがち。
「だからくるまの中にいるって言ったんだ」(プチ)
プチとヴィーは普段はくるまの中にいる。ボードの中央に屹立してフロントガラスの前方を睨んでいる。
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彼らを置いてから無事故なのです。(違反はあります。)
生意気なプチ公は「俺らが父ちゃんの運転を守ってあげてんだい」という自負がある。
今日宿へ来る車中で「部屋へは入らん。くるまの中にいる」ってムズがるのを、ジャン妻がさらうように無理矢理部屋に持ってきた。
「先に寝る。2人で飲ってろ」(プチ)
「いいからそこにいなさい。Mさんにご挨拶なさい」(ジャン妻)
「ヤダ」
「またビーッって上から押されるからでしょ」
「わかってんなら隠せよっ」
「ダメ。そこにいなさい」
ここで私が口を挟んだ。
「そういえば紀尾井さんの常連さんがコメントいただいたんだよな。(過去記事を探す)、あ、あったあったこれこれ。『さらの木編、楽しく読ませていただいております。ビーちゃんとプチちゃん。さらの木の夜は四人で過ごされていたのですね。読んでいて優しい気持ちになりました。』ってよ」
「ホラ。ビーちゃんとプチちゃんだって」(ジャン妻)
「やめれぇ~。」
プチは絶叫に及んだ。
眦が釣り上がり、毛が逆立った。
「勝手にBlogに載せんじゃねぇ~。プチは掲載許可出してねぇ~」
傍らで相棒のヴィーは我関せずの顔してる。
私らの前ではダダをこねるプチだが実は大人なので、Mさんがお夜食を運んで来たら左腕(羽根?)を挙げてと生意気な挨拶をした。(再現写真
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「あ、プチちゃんだ」(Mさん)
「プチちゃんだと?」
Mさんはビーの頭をビーッと押した。(再現写真)
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「ビーのお鼻は何でこんなに黒くて大きいの?」(Mさん)
「さぁねぇ。何ていう種なんだろうねぇ」
ビーはプチのように感情的にならない。誰が何言おうと我関せず。「鼻が黒くて大きい?ボクのこと言ってます?」という表情です。
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Mさんが「おやすみなさい」と出てった後でプチはおかんむりである。
「おのれ~。女将め~」
「女将とは何ですっ。ママと言いなさいっ」(ジャン妻)
「るせぇ。あのオンナまたしても人差し指で押し潰しやがったな~。今度会ったら無礼打ちにしてくれる」
「何言ってんの。ホントは構って貰ってウレしいクセに」
「うるせぇ~。ウレしかねぇ~」
「素直になりなさい」
「もう次から部屋に来ねぇ」
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「明日もくるまの中で立つんだからもう寝る」
タオルにくるまってふて寝してしまった。
「明日、雹(ヒョウ)が降っても知らんぞ」
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Animal Protein Dinner [さらの木]

洗い難そうな変なカタチの白皿に点在する前菜の数々。
牡蠣、烏賊、サーモンのタタキ、生シラスのガーリック和え、何かの魚とアボガドのタタキ。
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あ、今日はオカシラ付きのアジが無いぞ。
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チビチビ摘まむアテを小皿にお引越し。
サーモンタルタルだけはカットしないでねとお願いしてあります。そこに行けばこれが必ず食べられるものが必要なのです。
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サザエの肝はジャン妻にあげました。
「生き胆を喰らうジャン妻である」を撮ろうとしたら「撮るんじゃない」って睨まれた。
肝をあげたその代わりに私はエビのアタマ、尻尾、ボディの殻、ジャン妻の分まで全部食べてしまった。
「全部食べるの止しなさいよ」
「よいではないか」
↑ ジャン妻に制止された際のいつもの台詞です。
殻まで食べて何処か身体に悪いとでもいうのか。エビに塗した塩分だけを指してそう言っているのか。
甲殻類の殻には、キトサン(食物繊維)、カルシウム、ビタミンEの数100倍あるアスタキサンチン(化粧品にも含まれる)があるんだよ。美容効果も期待・・・
・・・エビのアタマ、尻尾、殻ぐらいでは見違えるような効果は期待できないけど。
殻まで食べるのはみっともないって言いたいんだろうね。私はそうは思わない。
デ12.jpg春巻、蕗の薹の天ぷら、桜の味と香りがする自家製シウマイ、塩辛、苦手な酢味噌和え、等々。
「これは崎陽軒のシウマイだろ」
「違いますっ」
桜の香が無ければ味は鎌倉・おおはまのシウマイに似ていた。
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中盤に出されるアヒージョ、ブイヤベース、アクアパッツア系が年齢的に重たくなってきたので、ついに出ましたMさんのパスタ
オリジナルのお皿に、さ ら の 木 と赤く描かれています。
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肉肉は欠かせないのです。
Mさんから「三元豚のスペアリブもご用意できますよ」とおススメいただいたのですが、スペアリブって骨付でしょう?食べるのがめんどくさそうでさ。
私は手羽先もケンタッキーフライドチキンも食べない人なので骨付は食べないのです。
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ジャン妻が正月にTRYして振る舞ったローストビーフはブ厚かったな。それきり出ないけど。
「何かのイベントがなけりゃローストビーフなんかやらないわよ」
1回こっきりで自己満足したらしい。もしかしたらこのままずっと出ないで幻になるかも知れない。
「これくらい薄く切れんのか?」
「薄く切るのって難しいのよ」
ご覧のようにさらの木のディナーって動物性蛋白質がメインなのです。野菜類は少ない。
「Mさん、お肉好きだから」(ジャン妻)
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さらの木3.11 [さらの木]

3月の貯金を吐き出します。
あの震災から6年経ったその日に行ってきました。
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15時のチェックインに合わせてくるまを走らせ、城ケ崎海岸1.5Kmの交差点を左折して八幡野温泉郷の別荘地に入る。
そこへ至るまでの坂で14時46分18秒(秒はアバウト)になった頃、カーステレオをボリュームOFFにして減速した。
町内アナウンスが流れている。
「・・・黙祷を捧げましょう」・・・そこだけ聞えた。6年前のその刻限になったのです。
路肩に停車してしばし黙祷した。
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「あの震災の時、Mさんどうされてたんですか?」
「あの時は普通に営業してましたね」
「え?営ったんだ」
「ハイ。お風呂のお湯がユラユラ揺れてたんですが、地震を知ったのはウチのからの電話と、TVのニュースを見て、大変なことになったって」
「お客さん無事に着いたんですか?」
「ハイ。普通にチェックインされましたがやはり不安じゃないですか。TV見てどうしようか帰ろうかって」
「くるまで?」
「ハイ。その時のお客様はおくるまで」
「この辺は大丈夫なの?」
「火山の溶岩でこう覆われているので(Mさんは腕でこの辺り一帯を描いた)地盤は頑丈なんですが」
さらの木が建っている伊豆高原一帯は大室山から流れ出た溶岩流の上にあるそうです。それは宿の前の海岸散策路入口に新しく建てられた案内板にも載っていた。
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地盤は固くても、伊豆半島はフィピン海プレートの最北端に載っかっていて、東から太平洋プレートに押されている。(年に8cm移動する。)
北の北米プレートと西からユーラシアプレートのちょうど境目でもある。
狭い日本は4つもプレートがあるから地震が多いのです。伊豆は4つあるプレートの境目にあるから地下の割れ目にマグマがたまりやすい。沖合も含めて単成火山群が多い。伊東のシンボル、大室山もそう。
地下にマグマがたくさんあって、伊豆半島東部から東方沖にある海底火山をまとめて伊豆東部火山群というそうですが、伊東市東部から海にかけては群発地震が多いそうです。(私は地質学に疎いので他からの受け売りですが。)
伊豆=火山帯=温泉観光地なのに、地震が群発するとキャンセルが増えるから大打撃。
「伊豆って前にも地震がおきましたよね」
「いつだったかしら。身体に感じる地震が1日に200回くらいありました。その時はキャンセルも出ましたね」
Mさんが仰っているのは平成18年(2006年)4月17日~5月12日の伊豆半島東方沖地震のことだろうか。その頃にはもう宿をOPENしてたのかな。
4月21日に伊東市富戸で震度6弱、4月30日に網代で震度5弱他、終息は5月12日。
「計画停電とかあった?」
「この辺りは東電さんの管轄なんで・・・」
営業に支障が出たそうである。
震災直後に私らはキャンセルと計画停電に苦しむ船山温泉へ行っている。今回のさら訪問でTotal18回めで、震災があった2011年は3回めくらいだった筈。
あれから6年・・・来年はあれから7年、こうして語り継がれていくと思いますが、宿へ来るまでに伊豆高原駅で開催されていたイベントをくるまの中から見てきた。人がたくさんいた。
河津桜の次に咲くおおかん桜祭、伊豆急電車祭、水森亜土さんのパフォーマンスライブ、3つのイベントが重なっていた。あまり人が多いので立ち寄らなかったが、そのイベントには特に震災に関するものは無かった。
私は水森亜土さんを知らない。
「誰?」
「即興の絵描きよ」
「知らない」
「アタシたちの世代なら知ってて当然だけど」
「???」
私を置き去りにしてジャン妻とMさんはそのネタで盛り上がってる。私は震災当時のさらをもっともっと聞きたかったのだが、こっちが口を挟もうとするとジャン妻がすぐ話を挟むのでこっちの入り込む隙がありゃしない。
Mさんが部屋から去った後、
「少し黙れよ。喋りすぎだ」
「・・・」
「こっちの聞きたいことが聞けないじゃないか」
「・・・」
じと目のジャン妻である。
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湯が白い。仄かに香もする。
「源泉をきれいに洗う時があって、そうすると白くなる時があります。普段は無色透明なんですけど」
この匂いとイロは翌日には消えた。
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腹が減ったな。。。
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Hail Storm [風景]

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上り東名を快走中です。
ちょこんと載ってる2匹のマスコットは「さらの木」夜記事http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-01-30で登場済みのプチ(プチペンギン。スズメではない。)&ヴィー(TOYOTAVISTAで貰った)が定位置でドライブの御守。
彼らを載せてから無事故な私です。違反はありますけど。
(昨日半休取って運転免許更新しました。だんだん裸眼がキツくなってきた。)
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昨日Upしたヘンな十割蕎麦屋の30分後です。蕎麦屋の上空はまぁまぁ青空だったのに、吉田ICから入ってしばらくしたら空模様がアヤしくなった。
静岡県が如何に東西に広いということですが、焼津ICを過ぎた辺りで前方に何か降っているような。
何だあの黒いカーテンは?
雨か?ゲリラ豪雨?
このまま進行方向に揺れている黒いカーテンに突っ込まざるを得なさそうだが。
前方にイナヅマが光った直後。。。
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黒いカーテンのその正体は雨ではなかった。
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バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ
フロントガラスとボンネット、くるまのボディ全体に衝撃音が。
雹(ヒョウ)だったのです。
大量の小石を浴びたような衝撃。直径5mm以上が雹でそれ以下が霰(アラレ)だそうですが。目視で見るところ5mmぐらいだったと思います。
バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ。。。バチバチが鳴りやまない。ボタ雪と違ってフロントガラスやボンネットにぶつかっても溶けず、バチバチ弾き返されて路上に飛んでった。氷の玉がコロコロ転がってるのが見える。
私の前後左右を走るくるまが一斉にハザードランプを点滅させて50kmに減速した。
室内の温度を上げて曇りを消した。
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バチバチが続いている。時折大粒が混じっているのか、フロントガラスからボンネットに落ちる際に、トントン音がした。
なんなんだこの洗礼は。俺が何かしたか?何かの苦行かよ。
逃げ場はある。日本坂PAがすぐ左手に迫っている。左車線のくるまはそっちへ退避せんと逸れたくるまもいた。
この時に即座に左にチェンジングレーンすればPA退避は可能だったが、PAへ退避してそこでじっとしてても、そこへデカい雹が落下したらフロントガラスが破損するのではないか?
それにこういう時に限って傘がない。PAに入っても売り場内に避難する過程で私のアタマにぶつかった雹のせいでアタマ怪我しないか?流血したりして。
デカい雹はガラス窓を割ったり、傘やビニールハウスを突き破ったり、土より上の野菜の葉を穴だらけにしたりするが、雹そのものでケガをするよりも、雹が割ったガラス破片で怪我をすることの方が多いらしいが、雹で流血したら笑い者になるは必定である。
バチバチ音は物凄いが、さすがに車の屋根を貫通することはない。フロントガラスは家々の窓ガラスとは違う安全な割れ方をするそうです。でも不慣れな女性ドライバーだとパニック起こす人もいるそうですね。
さてどうするか。バチバチ雹は長時間降らない。群馬にいた時、西毛の何処かで突然雹に出くわしたが、私が運転する進路が逸れたら止んだものです。
でも今雹を降らせている積乱雲と私は東方向に向かっている。雲の流と並行して走ったらどちらかが左右に(南北に)逸れない限り、ずっとこのままのバチバチ状態が続くのではないか。
そんなことを考え考えじっと耐え忍んでハンドル握ってたらレーンが増えた。前方はワイパーで退ければ見えるのですが、サイドミラーがよくみえなくなってきた。
この先の日本坂トンネルは左右に分岐する。しばらくしたら私の右に上り右ルート車線が加わった。日本坂PAへの退避区間は過ぎてしまった。
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バチバチバチバチトントントントントン。。。
バチバチはフロントガラス、トントントンはボンネットを叩く音。雹は降り続いている。
嫌がらせのようなものである。しつこいったらありゃしない。
前方に日本坂トンネルの坑門が見えてきたところで閃いた。
あのトンネルは東名で最も長いトンネル(全長2380m上り線左ルート)である。長を幸いトンネルでこの嫌がらせのような雹を追い抜こうというもの。
台風のニュースでよく聞くのは「時速およそ30kmの速度で東へ向かっております・・・」・・・こっちがトンネル内で速度を上げたらいい。100km以上のスピードで2380mを走れば追い抜けるのではないか。
日本坂トンネルが貫通している山々を焼津アルプスという?その山々が雹と積乱雲を多少は遮ってくれるのではないかと。
トンネル抜けてもまだ雹が降ってたらシャレにならないけど。
トンネル内にパトカーいたりして。
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行くしかないのでトンネルに入ったと同時に追越レーンにチェンジしてスピードを上げた。トンネル内は車線変更禁止・・・じゃなかったと思う。
速度メーターは130km。
日本坂トンネルは上り4車線、下り3車線の計7車線。昭和54年(1979年)、日本坂トンネルでは当時の下りルート(拡幅工事後、現在の右ルート)で、173台の自動車が炎上(7人死亡)というトンネル事故最大規模の現場でもある。それが脳裏に浮かんだりした。
トンネルを出たらまた雹が降って渋滞しているのでは?そういう危惧もあったので、抜ける直前に減速して前方を見た。
順調に流れているのが確認できた。
トンネルは1分足らずで抜けた。走行距離(2380m)/走行速度(時速135km)/1000×60×60=65.9秒です。
抜けたら雹は無かった。小雨になっていた。その先は薄曇りで射している日の光も言える。
だが背後から雹が追いかけてきてるかも知れない。背後を振り返らず、その先の清水JCTで、東名よりもっと長大トンネルの多い第2東名に逸れて帰京した。

帰宅してから机上で雹のメカニズムを調べてみたら。
積乱雲の中には水滴があり、そのまま地表に落ちてくれば雨なのですが、上空に寒気があるとそこで氷粒になります。
その粒は下降するのだがまだ小さくて軽いので、積乱雲の強い上昇気流の為に地上まで落ちてこないで、積乱雲の中で上昇下降を繰り返します。
その間、雹にどんどん水滴が付着していく。雹粒が大きくなっていく。
最後に上昇気流が重さを支えられなくなって地上に落ちていくという始末の悪いもの。
雪は風情というものがあるが、雹はウルさいだけである。
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(この図はソネブロのさるBlogからお借りしました。)

この一連の写真をジャン妻に見せたら、
「高速に入った時は晴れてたんだがな」
「何これ?あ、雹だったんだ。ガラス傷つかなかった?」
「それは大丈夫だった」
「運転中に写真撮ってるんじゃないっ!!」
「・・・」

くるまの御守、プチ公はチビのクセに鼻高々である。
「オイラのおかげで無事だったんだい」とでも言いたそうである。
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[右斜め上]
明日からUpするさらの木で。
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十割蕎麦屋女将の独り言 [グルメ]

私は蕎麦通じゃないです。
蕎麦屋でいただく蕎麦の美味い不味いがわからない。駅スタンドの蕎麦ぐらいしかわからない。
昼もまず蕎麦は食べない。このBlogでも蕎麦記事は少ないです。
市長VS県知事(煽るつもりはないですよ。)の関連現場でもある静岡市清水区の庁舎へ行った後、藤枝市で公用を済ませ、東へ戻るべく東名吉田IC近くで見つけた店。
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田吉庵?
田吉?店名は吉田ICの吉田を引っくり返したのか?
広くて新しいインター通りの陰に隠れていました。新道ができたことで店の前の道が旧道になってしまったらしいです。
店の背後は長閑な田園だった。
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駐車場は店前に6~8台程。
この写真は喰い終えてから。入店した時は満車でした。
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店内はカウンター8席、小上がり4人×4。
衝立に囲まれた2人用テーブル席が2席。
そこそこ混んでいる。
マスクした花粉症の女将さん(今日の主役です)が細高い声で、
「すぅみまぁせぇ~ん、ご飯がもう終わっちゃってぇ~、お蕎麦でよろしければぁ~」
お蕎麦でよろしければったってここは蕎麦屋だが、ランチ時に十割蕎麦と丼物のセットが限定20食となっていたがもう時刻は13時半を廻っているから、こりゃ限定にはありつけないと諦めて入った。
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この界隈は他に選択肢がなかった。前に載せた一文字http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-26も定休日だったし。
鴨せいろをオーダー。大盛り。
「大盛りだと300円増になっちゃうんですぅ~」
そりゃ安くないな。でもまぁいいです。十割蕎麦ってのは高いものなのでしょう。
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お品書き3.jpgお品書き4.jpg
待ってる間ニメニューを見たら、この店の限定20食はかなりアバウトというか、どのサイズで限定なのかよくわからないところがある。
限定20食はご飯の量だろう。だったら小盛りで限定20食なのか並盛りなのか、大盛りなのか特大盛りなのかわからないのです。
仮に特大盛りが小盛りの4倍量だとしたら、限定20食を小盛りに抑えたら80食に増えるんじゃないだろうか。
そのうち妙なことに気付いた。ドタバタした天然女将の呟き、ひとりごとが聞こえるのです。
「頑張りまぁ~す」
「はぁい、ちょっとお待ちになって下さいねぇ」
誰に聞かせてるのか。店主かお客か。目の前に立ってるのでその都度聞こえるんです。そのうち「すみませぇん」「ちょっとお待ちくださぁい」を連発。広い店なので動線が長いのと、温かい蕎麦と冷たい蕎麦、3種類のかき揚げに小盛り並盛り大盛り特大盛り、蕎麦の並と大盛りが絡むので確認の意味でもいちいち声に出してるようです。
既に在庫が無くなった丼で小盛り並盛り大盛り特大盛りは店側が勝手にメニューをヤヤコシクしてる感がある。
突如キッとした目つきで「頑張ります」と小さく呟いたりする。この「頑張ります」は自分に言い聞かせてるのかね。
調理中の店主に聞こえるように「今やるよ~」
「次温かいの二枚だね~。その次大盛ね~」
「くるっとまわったらやるよ~」
この時はホントにくるっと回ったんです。踊ってるんじゃなくて配膳に出てったり、下げに行ったり、いざ出て行く際に何かを添えようと背後を向いた挙動が舞のようだった。
もの静かな店主から指示がとんだ。店主に返そうとしたのかお客に聞こえるように言うには「あるかな?・・・ないかな?・・・微妙ぅ~」
微妙とは何だ?
何があるのかないのか、何を探してたのか、探し者は結局あったのかどうか、在庫の有る無しではなく今いる場所から手の届く範囲にあるかどうか、だったらしい。
茹でて揚げての店主は知らん顔でもなく、天然女将がお会計で掴まってると自ら蕎麦を客席に持ってったのは、十割蕎麦って伸びやすいからだと思います。こんなやっつけチックな注意喚起文言があったからね。
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天然女将はフロアに出てった店主に「あ、ごめぇ~ん」といちいち謝ってた。女将のホンネとしては店主に調理を専念させてあげたいのでしょう。
意外と広い店なのでバタバタ走りまわったりもしてましたね。
「お時間かかってすみませんでした~」
「大丈夫で~す」
「お待ちくださぁ~い・・・(そして小さい声で呟く)・・・ちょっと待っててね」
「お茶が出てなくてごめんね~、すぐ持っていきまぁす」
先客が多かったので待つこと15分の間、女将の一人芝居を見てた。ようやくにして供された十割蕎麦鴨せいろはというと。
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陶器の器に入った蕎麦はそれほど多くない。
少ないな。これで大盛りとはね。
味は悪くはないが、蕎麦に疎い私は十割蕎麦がどういうものなのかわからない。
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ずるずるすすってたら天然女将が話しかけてきた。先客がさばけてオーダーが出尽くしたのか、ある程度気持ちに余裕がでいたらしい。
「アタシ鴨南蛮大好きなんですぅ~」
だぁいすきぃ~、こんな風なイントネーションです。私は眉をひそめた。何をブリっ子してるか。トシを考えなさい。大人とは思えん。
「鴨南蛮だと何枚でも食べられちゃえうんですよねぇ~。お客さんでもう1枚追加する方もいますよぉ~」
何だと?バカな私は挑発にのった。
「今そうしようかと思ってたんだよ。もう1枚いい?」
「え?もう1枚いきます?」
「うん」
「はぁい。カウンターさんもう1枚追加ぁ。汁はありますか?」
「汁はある」
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なるほどこれが並盛りの量か。少な過ぎら。
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残った汁を蕎麦湯にどうやって移そうか困った。レンゲがないんだもん。
しかたないから直にすくいました。
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挑発にのった私は1400円大盛りプラス300円、そして追加のもりそば650円で2350円というバカ高い会計になった。
それでいてまだ足りない。替え玉の感覚で追加するとお財布が厳しいですよ。
女将の天然劇場とネタ提供してくれたことでヨシとしよう
どうも私は蕎麦屋に向いてないみたいですね。
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市長と県知事 [コラム雑記帳]

毎週日曜午後1時~放映される長寿番組、TBS噂の東京マガジン噂の現場で、静岡市内の公立病院の移転問題が取り上げられた。
噂の現場は東京神奈川千葉埼玉のネタだけではネタ切れなのか、高崎市の達磨騒動や、甲府市の野良猫問題まで取り上げるようになった。噂の東京以外のマガジンになることがある。
その病院は築57年で老朽化しており、静岡市長は現在よりアクセスが良くなる場所への移転計画を進めていたが、移転候補地(清水区庁舎)の場所は津波浸水区域内でもあり、市長の計画に県知事が待ったをかけた。
病院を利用する患者さんの利便性の問題、移転してくることにより活性化するかもしれない商業地域の期待、そして防災関連、様々な視点で取り上げられるかに見えたが、途中から番組進行の雲行きがアヤしくなった。
静岡県知事が主張する県と市の一体型行政、県都構想を謳う過程で、市長を副知事にというくだりで、
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「私を副知事に?断固拒否します」
眉を跳ね上げ、目を血走らせてそう言い切った。冗談じゃないと言いたげでしたね。この辺りから病院の移転問題だった筈が、「市長と知事の対立は今に始まったことではない」になり、市長と県知事の対立アングルに切り替わったのである。
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県都構想を話し合う場が写し出され、県知事が年齢差13歳の余裕か、市長を「キミ、キミ」呼ばわりするのを、
「キミキミと仰いますが私、市長ですけど。そこんとこずっと気になってたんです」
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「なんちゅう目つきだい」
「知事か市長よりエライって訳でもないでしょう」(ジャン妻)
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そして、「静岡市は政令指定都市としては失敗事例」と知事に言われてカチンときた市長が、「静岡市を大変ご心配いただきどうもありがとうございます・・・」
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まるで逆挑発するかのようであった。
しまいに、「(知事は)口出しをし過ぎているのではないでしょうか」
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市長は目を血走らせ、眉を上に吊り上げて殆ど喧嘩腰であった。
私は見て他人事のように笑ってたが、それは番組がそういう風に構成したから笑っただけである。事態は深刻で、これでは被災時、緊急時に大丈夫かと。
静岡市の社員に聞いてみたの。
「これこれこういうのを見たが、あれはなんなんだ?」
「市長と知事の仲の悪さは前からです。感情的になっちゃって市民は置いてけぼりの感があります」
県民=市民にとっては看過できないのではないだろうか。

この番組を見る少し前のことですが、ある公費関連の許認可更新で、静岡県内の現場の更新手続きを済ませたときのこと。
それらは数が複数あるだけで内容は同じなので、全て県のHPから書式をダウンロードして同じように記入、捺印して各所管の窓口に送付したのですが、2日か3日後に静岡市だけ物言いがついて私宛に電話がかかってきた。
書式が違うって。「お出しになられたものは県の書式だから、市の書式で書き直してくださいませんか」って。
記述する内容は同じなんですよ。私も多少は喰い下がったのですが、相手は「県と同じような書式ですが、市の様式に書き直して下さい」って言葉丁寧ながらも譲らないのです。
書式の下にある宛先が、静岡市長殿、静岡県知事殿、この違いはある。だが捨印を押してあるので、これが神奈川県や都内23区の気の利いた行政だと「こちらで訂正しておきます」で済むケースの方が多いのですが。
戻って来たのは静岡市だけです。これも市長と知事の対立構図の弊害かぁ?
県に市の書式で送ったらそれはそれで物言いがついたのだろうか。
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番組でも写し出された病院移転予定地、松原町にある清水区庁舎。私もここに行く時があるのです。
年に2回か3回程度ですが。
「あ、ここ行ったことある」。
「確かに古そうね」(ジャン妻)
「新しくはないな」
外観はともかく内部は旧いですね。東京23区に例えて言えば世田谷区役所の高層バージョンのような建物、内装だった。確かにここは海の近くで海抜何mだったか忘れたが低かった筈。
そしたら番組を見た後でここに行かなきゃならない用事が出た。この清水区庁舎よりは、すぐ近くにある清水合同庁舎(同じような名前でヤヤコシイ)の方が行く機会は多いのですが。

静岡なので横浜のジャン宅から自家用車持ち出しで行った。わざわざ東京本社の社用車を借りたりすると宅から本社の往復の移動がプラスされるから持ち出したのです。精算は走行キロ当たり30円。
日帰りで出向いて第2駐車場に停めて撮ったのが上の庁舎写真です。
窓口に出向いて申請を2つ済ませた後で係員に聞いてみたのよ。
「自分、東京から来たんですけど、TV見ましたよ。病院移転に絡む話」
「ああ、ご覧になったですか」
最初は「ああ、そのネタか~」のようだった。
「知事さんと市長さんは前からあんなに仲悪いんですか?」
そしたら、「仲は悪くないんですが・・・」
あれ見て仲がいいわけないでしょ。私は食い下がった。
「でも知らない人が東京で見たら仲悪いとしか見えませんよ」
静岡県民ではないからズケズケ聞いちゃったんだけど。聞いたら番組で触れなかった話が出てきた。
「あの番組は、最初は病院を利用するひとたちが手紙かメールかでTV局に取り上げてくださいと言ったんでしょうけど、移転問題の話だったのが途中で(市長と知事の構図)に切りかわったでしょう?利用する患者さんから話が逸れちゃった感はありますね」
「確かにここは津波浸水区域です。でもそれ以前に庁舎全体が老朽化していて、発電機なんかが1階(地下だったかも)にあるので、津波が来たら防災本部として機能しないんですよ。それもまずいんです」
「ここで建て替えるよりは移転した方がいいんです。病院も旧いがここ庁舎も旧い。この場所で建て替えるよりは移転先で建てた方が・・・」
ここで私は「移転するのですか?」と聞いています。移転するという。移転するしかないんだって。「ではここより遠くなりますか?」と移転先の場所も聞いた。
こっちは東京神奈川から新幹線やくるまでここまで来てるので、多少の移転で遠くなる云々は関係ないんだけどね。
「病院移転はそこの開設者さんが移転を決断しないとこっちは何もできないんです。行政が移転を決めることじゃなくて、開設者さんが決断して申請したものをこっちは審査して許認可どうこうするんですから・・・」
はからずしもこちらの公用は取材の様相を呈してしまったのです。本来の申請業務よりも会話が弾んでしまった。
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私はこれまで「それは県の管轄ですから」、「いやそれは国の方で」、「市の方に任せてありますから」、そういう投げ合い構図は見たことがあるが、静岡県の場合はTOP2が、相手に任せるのではなく、突っつきあっているのが意外だった。高崎市と前橋市だってあそこまで露骨に対立を表面に打ち出してはいないですよ。
ウチの社員は苦笑いしてた。
「ああいう風に取り上げられちゃたらねぇ。ちょっと知事さんも口を出し過ぎかな~と思う時もありますけどねぇ」
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草の者 [人間ドラマ]

弊社の2017年度が始まりました。一作日、昨日と1日2日過ぎていますが、実質本日3日(月)からのスタートです。
それを記念して?私の陰の部下その後、続編をUp、表題の草の者とは真田家に仕えた隠密のことですが、ここでは組織図に乗らない私の陰の部下という意味です。
者どもは公の組織上は正規ルートによる指示命令系統に沿って動いていますが、私の業務だけは組織の枠や上長を超えて私から直に命令を出して構わないという異例の流れは今も続いています。
簡単に言うと、私が作成した書類を各エリアに点在している現場の所轄行政へ届けるというもので、将来は書類作成もさせます。

8人います。号数で呼んでます。
1号・・・呟きⅠ他で過去に登場した。アタマはいいが時折激することがありやや気分にムラがある。
2号・・・おっとり型で安定している。内に秘める。茫洋としている。
3号・・・地味な容姿と性格。実務に長けるが冒険しないタイプ。
4号・・・ハデでケバい。目立つ。働かなきゃならない事情を背負っている。
5号・・・男勝りな性格でサバサバ。業務上の指示は最低限の会話で通じるが、ちょっと問題が。。。
6号・・・上州人で8人中最も若くて美人。じっくり型。やや臆病で慎重。ドジな面がある。
7号・・・東海担当。東西に長い地域をカバーするので行動力はあるが、私の中では謎だらけの女性。
8号・・・自信無さげにみえるが。大人の女性。もしかしたら私と最も手が合うかもしれない。

1号2号3号はプロパー社員で私と付き合いが長いから遠慮ない物言いができるが、それを逆手に取って面倒くさがったり甘えて来ることがある。
他の号は後から知り会っただけドライな代わりに手早く通じて行動に移ります。
9号が欠員のままになっている。早く誰か後任を推挙して欲しいもの。これが伊東甲子太郎だったら、「すぐ次のリーダーの推薦稟議書け」って言うだろうに。
(10号は地理的な理由で私の委託は消滅した。)
8人の中にまだ、お江(おこう)はいない。
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本社の一画に草の者4号がいた。
現場からの問い合わせに応えたり、間違った記載を訂正させたり、指導にあたっている。
4号は背が高く顔立ちが濃く、普段はメイクも強い子だが、今日は本社内ということでやや落ち着いたメイク、服装してる。
4号の席はゲストの座る仮デスク。背後に富士ゼロックスの複合COPY機があり、COPY、FAX、SCAN、プリンターを兼ねている。
私は自分がPRINTOUTした書類を取りに行ったら4号の背後に立つことになる。そしたら私に気付いた4号と目が合った。
「あ・・・」
今まで俺に気付かなかったのか。相当緊張してないか?
4号が私に向いて畏まって挨拶しようとしたのを手で制し、
「先日話したあれ(書類のこと)今日渡しとこうか」
「いただけますか?」
「うん。今から作るから。何時までいる?」
「定時までは確実にいます」
この日の数日前に4号宛に委託する予定の届出書類を「郵送するから」と言っといてまだ作成すらしていなかったので、4号が来たのを幸い急いで作って手渡しした。
「あ、これですね。期日は・・・ハイわかりました」
「うん」
会話はこれだけである。ひそひそバナシに近い。何せ陰の統領-配下の関係ですから。
周囲は「あの2人は見知った関係なの?」怪訝に思う人もいるかも知れない。
4号は定刻までいて退勤した。
「お先に失礼しまぁす」
各方面から「お疲れ様でした~」の声がとんだ。本社の連中はゲストの社員には気を遣い優しいのである。
私は4号に視線を送って頷くだけ。
草の者たちは私の正式な部下ではないので、皆の前では極力会話少なく、挨拶も必要最小限。会釈か目と目で頷き合うだけ。
「っていうか、アナタがそうしているだけでしょう」(ジャン妻)
「いいんだ。陰なんだから。私が親しげに会話する訳にいかないよ」
「だったら草の者たちが請け負ってくれているのそういう部分も評価してあげないと」
草の者は普段は店舗にいるから店長が正式に評価、査定する。店長は私が委託する陰の業務は査定できないから私が評価を添える時もある。
写真は掃除中の4号。
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東海は7号。
静岡県内のある店舗で、そこのうるさ型の中堅女性社員が私にこう言ってきた。
「結局〇〇さん(7号)がウチのエリアの事務リーダーなんですか?」
「そうだけど。何か不都合でも?」
「でも〇〇さんって・・・」
・・・は詳しく言えないのですが、リーダーに抜擢される前だから私が東海エリアに関わる前かな。その頃から上層部のヒキがあったらしく、他の現地社員と待遇面で格差があったような噂があった。まぁやっかみですよ。
「彼女は人間性もちょっと。過去にこういうことがあったんですよ」
「え???」
聞いた内容はそれってどうなの?と私も思う内容ではあったが私は初耳だった。
「会社って人を選ぶのにそういう人間性は見ないのかな~と思って」
「そうか。でもさ、私が〇〇(7号)に委託する業務は人間性云々はあまり関係ないんだよな。依頼したことを期日までにやってくれればいだけなので」
「・・・」
「それに誰か東海全域を廻れる者が他にいるか?」
傍らに別の事務員がいて首を横に振った。アタシは無理ですって。たま~に他へ応援に行くならともかくエリア内全域を廻らなきゃならないとなったら無理だと。県が東西に広くて現場はあっちこっちに点在しているからです。
首都圏と違って高速を走らなきゃならないので、どんなに事務方に優秀でも、遠いから行けないとかタイヘンだとか、高速が苦手だとかめんどくさいとか、行きたくない理由を挙げて尻込みしている人には務まらないのです。
東海エリアは大井川水系で晴れてても、御殿場や裾野では雨ってこともあるから。遠くても、廻ろう、ラウンドして指導しようという気概が無いとできないのだ。
私がこれまで人にやらせないで自ら動いてたのは、自分のフットワークの軽さを社員に見せる目的(演技?)もあった。背中を見せるということです。7号は「〇〇さん(私のこと)が東京からわざわざ出張らなくても自分がやります」の気概に溢れている。なので一部の社員のやっかみ、マイナス意見は目を瞑った。
「もし彼女が解かれたら私が代行するしかない。動きかけたプランがまたもとに戻ってしまう」
「そうですね。〇〇さん(私のこと)があっちこっち行かなきゃならないからタイヘンですよね」
「こっちへ来るのは構わないが遠征費もかかるし、それだったら現地・・・ここだよね。この地にいる次世代の社員も育成していかないといけないんだ」
私にブーイング言って来たその女性は不承不承沈黙した。
この件は7号には言っていない。
その後で私は7号の現場に赴き、7号のサブになる職員を面接して採用したのだが、7号は採用予定者の履歴書を見てこう言った。
「この人若いじゃないですか。これからじゃないですか。いつかは結婚しちゃいますよねぇ」
ウチは女性が多い業界なので、
「誰を採用してもそういうリスクは伴うさ」
「ですかねぇ」
いつかは結婚しちゃいますかねぇって、君はどうなんだい?
「採用するから。君が教えるんだぞ」
「ハイ・・・」
8人いる草の者は全員が30代半ばから40代後半の独身女性ばかりです。中には同棲してる者もいるが、誰も入籍しないのは現在の風潮なのでしょうかね。

意外とめんどくさいのが付き合い長い1号。
(連中は自分らが草の者と号数で呼ばれているのを知らない。〇〇(本名)と号数の翻訳がめんどいので、ここからの本文中は号数で統一します。)
誤って8号の管轄書類を1号へ送付してしまったんですよ。
1号エリアのA店舗と8号エリアのB店舗がたまたま同じ行政の窓口だったので、私は「この窓口は1号だな」と思いこんでしまったのです。
普段、1号は1号のエリア、8号は8号のエリアしか請負わせないので、投函した翌日に1号と8号へ連絡した。「8号の分をそっちに送ってしまったよ」って。
8号はおっとりしてる反面レスが遅いのだが、神経質で気が強く、すぐさま返信がきた。
1号は電話口で無遠慮な声を出した。
「えぇ~、それってそっち(8号)の分もアタシに行けってことですかぁ」
そう来ると思ったよ。
アタシは自分とこしかやらないと言っているようなものじゃないか。私の送付ミスだが「いいですよ同じ窓口だから私が行きますから・・・」と何故言えないんだっ。
私は自分のミスを棚に上げ・・・てもいないが、「送付ミスったのは私が悪かったが、出す窓口が同じなんだから2人別々に行くよりどっちか1人が行けば1回で済むだろ」と押し切ろうとした。
「えぇ~、そりゃそうですけどぉ」
グズグズ言っている。

この会話の前に、穏やかな気性の8号が気の強い1号に気を遣ってか、
「それを1号さんから私に転送して下されば。私から1号さんに連絡しましょうか」
「ちょっと待ってくれ。私のミスだが同じ窓口なのに2人別々に行くこたぁない。1号に送っちまったんだから1号に行かせるから」
8号に横合いからの連絡を待機させた。8号の人柄に頼るよりも1号に主旨を理解させないと。
1号に「2人別々で同じ場所に行くより1人で1回で済ませた方が効率的だ」と作業効率化の観点に切り替えて話したらバカじゃない子なので理解納得はした。
そうなる前に「行けと言われれば行きます」「1回で済むんなら今回はアタシが行きます」と居直ったような言い方しやがった。
処理済~O美人→1号2.jpg
結果、1号がまとめて行くことになったので8号へその旨を説明しなきゃならない。
「〇〇さん(私のこと)から8号さんへ言っといてくださいよぉ」(1号)
ホラ、そう来たよ。
「8号と話したことないのか?仲が悪いとか?」
「仲が悪いとかじゃないですっ」
「さては仲悪いんだな」
「違いますっ。会議で話したことはありますっ」
「君はリーダー会議で座長だろーが。8号に言えないのか」
「っていうか、今回は〇〇さんのミス・・・あ、失礼しました上の方なのにゴメンなさい。〇〇さんから8号へ訂正しといてくださいよぉ」
そりゃ私のミスだから私が一括して訂正指示してくださいというのは正論でもあるが。
私は8号に伝えた。「今回は1号が行くから」
8号は大人なので「後で1号さんにお礼の電話しておきます」
私は内心は、そんなんしなくていい、放っときゃいいと思ったし、後で話を聞いたジャン妻も私にこう言った。
「そういうのも直接彼女(1号)にやらせなきゃダメよ」
1号は草の者筆頭で古株。プロパーのようなものだからね。
「アナタが間に入っちゃダメだって」
それもわかる。過去にいちいち私が間に入って調整を請負ったから上州の子供らの成長が遅れたからね。1号は筆頭なので、草の者同士の内部調整もやらせないといけない。

このネタは1号へ管轄外の8号の分を誤送付したのですが、先日その逆をやった。8号のところへ1号のものを渡したのです。
これは送付ミスではなく結果的に意図的にやったのですが、当初1号にやらせるより私が直接出向いた方が時間・距離とも早そうなので私自ら動いたのを、途中のある駅で乗り換えミスをした。
その駅は南北に結ぶ路線と東西に結ぶ路線が十字クロスしている連絡駅だった。例えば西国分寺(中央線と武蔵野線)とか、西船橋(総武線と武蔵野線)、下北沢(小田急線と京王井の頭線)のようなどっちが高架ホームの連絡駅ですよ。そこで上り下りの乗り換えミスをしたのです。
私の目的地は上り方向なのに、間違って下り方向の電車に乗り換えてしまった。乗った電車は特急だか快速だか早い電車なので途中下車して折り返せなくなり、次の停車駅に着いたら8号が普段いる現場近くの最寄駅だった。
リターンするのがバカらしくなった私は、駅の改札前で8号の会社携帯に架けたら、
「モシモォシ。あ、8号さんは今ちょっと手が離せないんですけどぉ」
出たのは8号ではなく、以前に何回か登場したUという山女だった。8号は正式にはUの部下なのです。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-10-02
この記事で、「Uさん山へ行ってますよ、今度の山は凄いらしいですよ」と私に言ってるのが8号です。
「今、駅にいるんだけど。そっちに寄っていい?」
「いいですよぉ」
Uとも社内での付き合いは10年を超えて遠慮のない物言いだが最近は顔を合わせることが少なくなった。それは私が草の者を使って動かすようになり現場へ出向くことが減ったからである。
Uから「最近来ないですね」とも言われた。そういう風に言うのは別に私に会いたいというのではなく、何かしら会社への鬱憤や不満が蓄積されている時なのです。
行ったらメーカー主催の勉強会を催っていて私は若干待たされたが、ひと段落して8号に事情を説明した。
「(1号エリアの)書類持って直接行こうとしたんだが、●●駅で乗り換えを間違えてこっち方向に来ちゃったんだよ」
「あの駅は確かに初めてだと紛らわしいですよね」
8号はそう庇ってくれたが、傍らにいたUはケラケラ笑いだした。
「エリアが違って悪いけど、君に託してもいいかな」
「いいですよ。前にウチの分も1号さんに受けて貰ったし」
「ああ、私の郵送ミスでね」
そしたら傍らから8号の正規の上司たるUが横合いから口を挟んできた。
「それってウチのエリアじゃないじゃないですか」
「・・・」
「ウチのエリアじゃないのを何でこっちへ持ってきたんですかぁ~!!」
「だから今言っただろうがよ。自分で直接行こうとしたら乗り換えを間違ってこっちへ・・・。また説明させるんかい。ここからだと電車1本で行けるんだよ」
Uもバカじゃないから即、理解してるのですが、久方ぶりに会った私にギャアギャア言いたいだけなんです。
「わかりました8号さんに渡していいです。シフトは何とかします。確かにここから近いですからね。でも何で同じ窓口なのにウチと1号さんのエリアの店舗が被るんですかねぇ。どうやってエリアの線引きをしてるんだかウチの会社は・・・」
久々に会ったUの剣幕や長話に辟易したが途中で遮った。
「あ、あの、先にこっち(8号)に内容の説明を済ませていいかな」
「あ、アタシばっかり喋ってゴメェンナサァイ。口にチャックしますね」
傍らで8号は正規の上司(U君)と裏の統領たる私の遣り取りをじーっと見ている。
このように、エリア(草の者担当)は別だけど提出先は同じというダブり箇所が幾つかあるが、皆、自分トコのエリアしか見ようとしないのである。全体を見るまでいかなくてもせめて隣のエリアや近くの現場は意識させないと。
8号は真ん中。右がUです。
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草の者には草の者のシフトがあるので、月が変わったらなるべく早く送付するようにしているのだが。中にはこっちが急いでいる内容もある。
2号に4通ほど書類を送付し、うち1通がやや急ぎの内容だった。「ひとつだけ早めに頼むワ」って。
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2号は賢いがのんびりしたところがある。茫洋として見える。
だが前はヤンキーだったらしい。。。
喫煙しながら歩いてたら石に躓いて前へつんのめって転び、地面に両手を着いたら自分が落とした火の点いた煙草に触れて掌を火傷したとか、ライターで火を点けたらか勢いよく火が立ち昇り眉毛片方焼いたとかヘンな伝説の持ち主でもある。(今はもう何年も喫煙していません。)
普段はおっとりしているのだが、その2号から慌てた口調で連絡が来て、
「あ、あの、あの、今日は店舗に人数が足りなくて、今日は無理なんですけど・・・明日じゃダメですか?」
「誰が今日行けって言ったよ」(ボソッ)
「・・・」
早めに頼むが何で今日中に化けるのか。
「明日でいいさ。な、る、べ、く、早く、だよ」
「わかりました」
だけど、2号のようなキャラには「なるべく」・・・こういう曖昧な表現はよくないみたい。
急いで行かなきゃいけないんだという不要な緊張をさせるらしい。いついつまでにとハッキリ決めた方がいいですね。

地味な3号からこんな連絡が来た。
「お預かりした書類に記載されている変更年月日が昭和29年2月1日になってますが。これって平成の間違いですよね。私の方で二重線で訂正してよろしいですか?」
これまた私のミスだが、今年の29年は平成に決まってるだろ。
「二重線で修正してくれ」
「ハイ」
「それくらい自分の裁量で修正できんのか」
「勝手に修正したら怒られるかと・・・」
「・・・」
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粉雪が舞う上州で、私を同乗させようとくるまを廻してきた6号。
乗り込む前にバタバタ珍事があった。
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上州の某現場へ1時間に1本しかないバスで出向いたら、そこに6号と、過去に何回か登場したアタマのキレるヤンキーのリーダー格がいた。上州で最も優秀な筈の2人が揃っていたのです。
業務を終えてバスで駅まで戻ろうとした私に6号が言うには、
「この雪ん中を??アタシが駅まで乗っけてってあげますっ」
それは助かる。御好意に甘えることにした。

くるま社会の上州は何処も駐車場がダダっ広い。そこの駐車場も田んぼの広さぐらいあった。その広い駐車場に6号のくるまは遠慮がちに端っこに停めてあった。建屋からかなり歩くんです。
私は傘無しでフードを被っている。6号は傘をさしている。2人して風雪を遮りながら駐車場半分まで小走りして、
「あ、くるま廻せばよかったですね」
もっと早く言えと思ったが。
「もうここまで来ちゃったし」
「あ、そうですね。すぐ(ドア)開けますから」
いざ開かんとしたのだが、風雪の中、6号の絶叫が響いた。
「あぁ~っ!!くるまの鍵忘れたぁ~っ!!」
「何だって?」
「すみませぇん。シマッタ、何処へやったんだろ」
2人して慌てて建屋に戻るハメになった。

バタバタ駆け込んで、血眼になってキーを探す6号だが、
「ええっと、何処に置いたんだっけか」
みつからないのである。
「確か・・・レジの脇に置いたような・・・」
「もしかしてそれじゃない?」(ヤンキー)
「あ、あった!!」
給茶機(水、お茶、ほうじ茶)の上に置いてあったのである。
店内に残っていたヤンキーが呆れたように、「何故そんなとこに置くっかな~」
「さ、さっき、お茶を飲んだ時に・・・」
鍵を持って再び外(駐車場)に出たが、「くるまを廻しますからここで待ってて下さい」のひとことも無く、ダダっ広い駐車場の端っこまで再度走り出し、方法の体で乗りこんだ。

そりゃ送って貰うんだから感謝はするけど、内心では「このおっちょこちょいめ」って思いましたよ。
私は傘がない。駅に着く前に「後部座席にいらない傘があります。ボロい傘で良ければお貸し・・・いえ・・・あげますっ」
親切心か老婆心か。駅に着いて後部座席をゴソゴソやっていたのだが、
「すみませんっ!!傘が見当たらないんですっ、どっかやっちゃいましたっ」
「・・・」

6号はおバカさんなのか賢いのかわからないところがある。
前にも載せましたが、この程度の図面(立体図)を書くのにオロオロしてた。
立体図.jpg
「手書きでいいよ」
「あ、あ、あ・・・」
「あ、がどーしたコラ??」
「あ、アタシ、5段階評価で小・中・高校とずーっと美術が2なんですけどっ」
「上手な絵を期待しちゃいないよ。寸法がわかりゃいいんだ。縦、横、長さ。内系でね」
「たて、よこ、ながさ・・・ですか?・・・ないけい??」
この立体図の容積計算の後で、6号のいる現場でカウンター板が曲線を描いている箇所があったのが発覚した。そこの面積も計算しなきゃならなくなったのだがそれすら自信なさそうだった。円の面積を1/4するだけですよ。
「鍵を忘れたり、ある筈の傘が無かったり。6号とヤンキーを見てるとヤンキーの方が頭の回転早く理解力も上だな。6号ってそそっかしくないか?」
「でしょうね。でも・・・6号の方が年上だしねぇ」(ジャン妻)

電話だと男と喋っているような5号。。。
これまで草の者の中で私と最も会話が少なかったのは、本人の性格がサバサバし過ぎていて、必要最低限のことしか言ってこなかったからです。
報告内容が無味乾燥で、もうちょっと分析力、表現力が欲しいと思っている。
汲み取って上手く表現することができない。読み書きの「書き」力が乏しいのではないか。
結果だけ言ってくるんです。
「完了しました。あ、それと、誰々さん辞めます」
「理由は?」
「さぁ」
「!!!」
さぁでは困るんだがなぁ。辞める理由は何か。兆候は無かったのか。そこが抜けている。知らない人間が納得するような説明が出来ない人なのです。上が納得するだけの説得力、分析力、文章力が必要なのだが。
だが5号は上層部の受けがイマイチよくないのがわかった。前にいた統括者伊東甲子太郎(草の者どもをリーダー格に昇進させてから他へ去ってしまった。)の後任は、5号のネタになると露骨にシブい顔をするんです。何かあったらいしのだ。
5号も上層部に不満があり、最近も直に言いそうになったのを私は制止した。
「直に言うのは止めた方がいい。今の会社は組織で動くから、言うにしても系統を無視しちゃいかん」
「・・・」
「ワンクッション置きなさい。言う相手が私ではだめなのか?」
「・・・わかりました。腹に据えかねたら〇〇さん(私のこと)に言います」
何か腹に据えかねるようなことがあったのだろうか。これまでは関係が薄かったのだが、今後が心配なのです。

月に1度か2月に1度、草の者は会議室の一室に集い、そこでは私の裏業務ではない正式な業務会議が開かれているそうです。
私は陰の上役なので出席しません。会議解散後に懇親会があっても出席しない。
「アナタは草の者たちの親睦会を開催しようとしないの?」(ジャン妻)
「考えたことないな。そういうのは正規の部署がやるべきだよ」
あくまで陰なのです。
夜景.jpg
以上の話とは別に。。。
新たに11号が加わった。
11号は1号~8号とは違って若手です。確か今年の春以降に3年生社員。
だが訳あって新人離れして大人びている。
優秀な子なのでこれまで私の琴線に触れなかったのだが、今年になってから私が関わったちょっとした若手の退職問題がきっかけでラインができた。
それは私が出張った時はもう手遅れだったのだが、憤慨した私は11号を指名して、
「若手で壁にぶつかって泣いてるヤツ、辞めそうなヤツを探って話を聞いてこい。聞くだけでいい」
そしたら既にやっているという。
「わかりました。私にできることなら・・・」請負ってくれたので、アブなそうだった2名の若手社員の慰留に成功した。
業務上の関係ともいえないし、1号~8号はお互いを知っているが11号の存在は知らない。全く別だからです。
「でもそれって・・・ホントの草の者(隠密)じゃないの?」(ジャン妻)
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Generation Gap [人間ドラマ]

タイトルがこの記事の内容に合ってるかどうか自信がないのですが、調べたら世代(時代)による文化、価値観、思想などの相違のことだそうで。
年齢差だけを指すものではないようです。
宴会料理写真は記事の内容に全く関係ありません。
宴会料理1.jpg
長年ソリの合わない中堅女性社員(※)が私に言うには、
「〇〇さん(私のこと)入社式出ます?」
「出ねぇよ」
案内は来たけど私は出ない。入社式式次第には、〇長の挨拶、役員の紹介、新入社員自己紹介、入社辞令の交付、入社祝いの言葉、その他、かた苦しい堅苦しいのが並んでいたが鼻白んだ。
「役員しか紹介されねぇ式なんかに俺が出る訳ねぇだろ」
言い換えれば、出る訳にいかないだろ、でもある。何で役員の紹介なんかするのか私は理解できない。
一昨日が入社式だった。新人どもはしばらくの間、泊まり込みで研修施設で研修している。
また冒頭の女性が言うには、
「新人の歓迎会どうされますか?」
「出ねぇよ」
即座に断った。その案内も来てたけど断った。
「出ないんですか?」
「出るわけねぇだろ」
「昨年はどうされたんでしたっけ?」
「昨年も出てねぇよ」
昨年どころかずっと出てない。
新人歓迎会の翌日、改めて現場への辞令が出るのですが、私が新人の前に現れるのはその辞令直前の1時間枠で昨年は午前中だった。ある大事なテーマ研修で初めて新人の前に立つことになる。
そしたら○長がスッとんできて、
「〇〇さんは歓迎会にどうして出ないんですかぁ」
「どうしてって・・・」
私は詰まった。出なきゃいけないのか。私なんか出なくていいじゃないかと思った。
これでも私は自分がどんなキャラクターかわかっているうもりです。夢と希望と理想で目を輝かせながら、内心では自分が社会に通用するかどうか一抹の不安を抱えたヒヨコたちを相手に、歓迎会の席で、
「お客さん扱いは今日までだぞ」
「同期は友達じゃない。今は横一列だがそのうち差がついていくんだ。追い越し追い越され、抜いて抜かれて」
「会社は友人を作る場所じゃねぇぞ」
「どんな形であれいつかは辞めるのだからキレイな辞め方をしろ」
「1年目で給料が不満なら早く辞めろ、教える手間と経費が無駄になるからすぐ辞めろ」
こんな風に絡んだら新人たちはドン引きになる。
「止めといた方がいいです。新人はまだお客だし、私なんかが出て真実をズケズケ言う訳にいきませんよ」
「自分なんかが出てはいけません」と言いたかったのです。ホントは私の口からいろいろ真実を言っちゃってもいいのかも知れないが、相手は20代の小僧や小娘でここまで年齢差が開くとシンドいです。新人を持ち上げるTALKはできないし、だいたい会話が通じないだろう。何十人もいるんですよ。私ひとり浮くに決まっている。
欠席にしました。当日はどっか他へ飲みに行こうと思ってます。
宴会料理2.jpg
(※このオンナはhttp://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-07-05他に登場済してます。今でもソリが合わないし嫌いですが、10年以上一緒の会社にいると何処かお互い尊重し合う部分もできて好き嫌いは関係なくなりますね。)
ソリ合わない女性の手許に1枚の辞表があった。
「〇〇さん(私のこと)、Rさんの退職届け届きました」
「ああ、アイツか」
昨年春に入社した1年生社員です。1年もたなかった。私はその1年生社員をダメもとで説得にいったがフラれています。
それと、あることが閃いたので、
「アイツ退職届ちゃんと書けてるか~?」
「それが・・・」
まず封書を見たら宛先名が違っていた。同姓の別人の名前が書いてあった。
株式会社何々・・・ウチの会社名は合ってますけど、宛先の代表取締役の名前が伊東さんになっているんですよ」
「伊東に?」
現場統括責任者だった伊東甲子太郎はもういない。別ステージに去ってしまった。伊東は重役だったが代表取締役社長じゃないぞ。
宛先間違えたRという社員は女性です。表題のGENERATION-GAPを痛烈に感じさせられた子です。
昨年の初夏、Rから資格証明するもの(賞状タイプ、B4サイズ)が「部屋に郵送されてきました」という連絡があって、私は「FAXしてくれ」と指示した。
「今日ですか?」
「届いたんだろ?」
「今日は持ってきてません・・・」
語尾が消え入りそうな声だった。
「私は研修の時に、届いたら私宛に連絡、FAXしろと全員に言ったぞ」
「・・・」
ああ、覚えてないんだな。まぁいい。
「明日にでもFAXしといてくれ」
「明日は公休で・・・」
私はイラッとした。でもグッと抑えた。
「じゃぁ次回出社時に送ってくれ」
「ハイ」
ノラリクラリで暖簾に腕押し、糠に釘、馬耳東風、そんな感じの子だったのです。お嬢様らしい。
宴会料理3.jpg
資格証明するもの(賞状タイプ、B4サイズ)のFAX指示ですが、いまどきの子はB4サイズをA4サイズに縮小することができないようですね。
A4は国際規格サイズでB4は日本の美濃紙をベースにした国内だけの規格サイズ。日本の免許証や賞状がB4サイズなのは何故だろう。
明治の頃から縦書きのB5サイズの名残だというのは本当なのだろうか。A4の方がファイリングし易いのですが。
そして中1日おいて、私の会社携帯が鳴ったのです。
携帯に出たらピーッって音がした。
何だ?
誰かの悪戯か?
不審に思いながら切った。
すぐまた着信があって、ピーッて鳴るんです。なんなんだこれは?
また切ったら3回目のコールがあってピーッて鳴ったの。着信番号を見て検索したら都内某所にあるウチの支店だったのです。それはFAX番号だった。私の携帯にFAXしようとしているのは誰だ?
すぐその現場の外線へ架けて、
「そっちの誰か知らんが俺の携帯にFAXしてるバカがいる。すぐ止めさせろっ」
受話器の向こうでは出た事務員が「ええっ!!」仰天してた。「ちょっとRさん何やってんのっ!!どの番号へFAX送ってるのっ!!」
Rだと?アイツか。
例の新人だったのです。送信操作はすぐ停止したようだが、FAXはゼロックスの複合機なので、多種機能搭載のデカい機種のせいかFAXを送信したJOBがなかなか切れないのです。一旦切ったらまた4回目のピーッっが鳴ったのでまた架け直し、「JOBが残ってる。それも削除しろ」と指示するハメになった。
その後で本社事務所にFAXは届いたが、それをもとに書類作ったら現物を預かって窓口に持参しなきゃならないので現場に行ったの。そんなキツくは言わなかったつもりだが、オドオドでてきたRをドヤしつけた。
「携帯にFAX来るヤツあっかよっ」
Rは下を向いているんです。ごめんなさいでもすみませんでもない。俯いてしまった。
怒鳴るんじゃなかったという後悔もあったが、ちゃんと謝らない姿勢に疑問を感じた。私が立ち去った後でリーダーが注意したらしいが、「ハイすみませんでした」・・・
何故、私に謝らないのか。
相手がバカとはいえ若い子をドヤしつけたことはマズかったかなとも思った。今は叱る、怒る、この線引きが難しい時代になったので、相手がどう思うか受け止めるかわからないからである。
だがその後もRの態度は何でもかんでも何処か他人事で、Rと別の現場で会う段取りをつけた時、
「現場に来る時にまた資格証明書を持ってきてくれ」
「・・・」
「どした?」
「あの・・・もう一度お願いします」
あん?私はそんな難しい日本語を使ったか?
「何処何処の現場に行くんだろ。そこで資格証明書預かるから持ってきてくれ」
指示した私が復唱させられたのです。指示を受けたRからの「復唱します」はなかった。
私はRの現場責任者にボヤいた。
「ダメだ。会話が、日本語が通じない。これが年齢差、ギャップというものか。私の言い方が悪いのか」
「大丈夫です〇〇さん(私のこと)、私たちも全員会話が通じないですから」
それで社会人やっていけるのだろうか。
宴会料理4.jpg
その後Rは別の現場に異動したのだが、そこでも深夜残業時に注文したテイクアウト、デリバリーを、自分がオーダーしていない誰かの野菜サラダを食べてしまって激怒されたとか、何かやらかしたらまず何を差し置いても謝る姿勢が皆無なので所属長をキレさせ、「そこにしばらく立ってなさい」と言われて石のように固まってしまい、現場が混雑してもかなり長時間そのまま立っていたとか、僅か1年の在職期間でヘンな伝説を造った。
最後にやらかしたのが辞表の冒頭に書いた代表取締役の誤記入。
「あいつは社長の名前も知らなかったのか。知らないまま辞めるのか」
「社長の名前を知らないまま1年間勤務したんですかねぇ」
「伊東が社長だと思ってたのかな。だから辞めたんじゃねぇか」
悪意のこもった私のジョークには応えず、「誰も書き方教えなかったんですかねぇ」
Rを最後に面倒見た女性管理者に、「Rは深窓のお嬢様かもな。お城の後宮で召使にかしずかれて生活するのがお似合いだ」
「ですねぇ。アタシもかしずかれてみたい~」

私は渦中のその子、Rをダメもとで慰留に行った時、「社員で週5日働くのがキツいんです。週3日のパート時給でいいんです」と言われて口あんぐりになった。
だったらウチに正社員で入社しなきゃいいのにさ。来る者拒まず数多く採用するとこういうバカが少なからずいるのです。今年もいるに違いない。
それでも生活力を心配してあげたんですよ。「時給で週3日で生活できるのか?」って。そしたら、
「だって私、普通の人より時給が高いですから。うふ(笑)」
Rは初めて私に微笑んだ。最初で最後。勝ち誇ったかのように。残り2日をコンビニかマックでバイトするとも言ってましたね。
過去に登場した問題児ほど思い入れは全くないが、FAXを携帯に送信したオンナ、生涯記憶に残るだろう。
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人間ドラマWC [人間ドラマ]

4月になりました。
結局3月の殆どを上州記事に費やしてしまった。
その間に他のネタが滞りヘンに貯金ができてしまった。いつもそう。だからシリーズ化するのは考え物なんだと今更ながら反省しています。その間の他ネタが旬を過ぎてしまうのです。
Blogがもうひとつ欲しいくらいです。
貯まった他ネタとはいえいつも同じようなネタですが。
今日は繋ぎのネタです。

ジャン実家にこんな花が咲いていた。
水仙.jpg
くるまを停めて下りたらすごい匂いが鼻腔に吸い込まれた。
「何だぁこのニオイは」
「水仙はね。においがするからね」(ジャン妻)
「水仙か・・・」
これでも薄い方らしい。私は花に疎く、花の知識は小学生以下です。
ジャン父の仏壇にも水仙が一輪供えてあった。部屋の中だから更にニオう。
「におうな」
「仕方がないわよ。水仙だから」
「だからすいせんトイレっていうのかな」
「ぜんっぜんっ意味違うからっ」
水仙=水洗WCじゃないですが今日はWCのネタ。
下ネタではないです。

京急上大岡駅のWCで。
赤い電車(京急)が横浜駅を出ると、しばらくは路面電車の名残の線形か市街地をカーヴしまくり、車体とレールを軋ませながら左右に揺れて走行してたのが、南太田で各停を追い越し、弘明寺を過ぎた辺りから一気に加速、上大岡駅に滑り込んで停車した。
ホーム向かいには普通電車の浦賀行が停車している。乗り換え客は小走りに乗り込む。私は焼き鳥屋に行くので駅階段を下りて行く。
そうだWCに行っておこう。私はWCが遠い体質なのと、飲み屋でチョイチョイ中座してWCに行くのがあまり好きではない。なので店入りする前に済ませておくのです。
このBlogで登場するいつもの店でもWCに行ったことない店が殆どである。同行した人に「この店、WC何処ですか?」と聞かれて答えられないことも多い。で、上大岡駅のWCにいざ入らんとしったら、女性の清掃員が5人ゾロゾロと男子WCに入っていった。
この時間に清掃中か?と固まったのだが、その女性清掃員たちはひとりひとりが、
「失礼致します」
「失礼致します」
「失礼致します」
「失礼致します」
ひと声言って男性WCに堂々入っていく。
5人めが入ろうとした前に私は割り込んだ。というか5人めの女性が先に譲ってくれた。
目の前に4人めの女性の逞しい背中がある。私は5人め(リーダー格か?)に振り向いて、
「まさか俺、男女間違えてないよな?」
清掃作業員とはいえ女性ばかり4人5人と続いたので、もしかして女性用WCかと一瞬思ったのです。いつかの船山温泉のように暖簾が男湯女湯逆になっているってことはないか。
「いえいえ、大丈夫ですよ」
ニッコリ微笑まれた。何が大丈夫で何が大丈夫じゃないのか。入っていざ用を足さんとしたら、女性清掃員は中の倉庫を開けて道具を格納したり取りだしたりしてました。利用している男性より清掃する女性の方が数多いということはないが、5人もいると異様な感がした。
でもその時にいた女性清掃員は業務である。目の前で男性が用を足そうと気にしないのはプロ意識か。
あ、ちなみにWCには「清掃中」の札はかかっていませんでした。

上大岡駅に限らず何処の駅でも清掃員は女性と決まっているものなのだろうか。
いや、男性もいるにはいる。でも男性が女子WCを清掃するわけにいかないのではないか。でも女性の方が多いのは何故だろう?
それも年配の女性ばかり?
いや、そうでないことがあった。何処の駅かは忘れたが、何処かの郊外のJRのWCで、若くて美人の(多分)清掃員とカチ合ったことが一度だけある。
多分というのは相手は衛生上マスクをされてたのでわからないのだが目鼻立ちは若かった。
正直ギョッとした。何故男子WCに若い女性がいるってね。でもこっちが意識しても向こうは私なんかを凝視してないのでサッサと業務にかかってました。
間違いない。若い女性だったと思う。だって求人広告で基本、年齢設定はできない筈だからね。

10年以上前、冬場に会津湯野上へ行って、往路か復路か忘れたけど乗換駅の鬼怒川温泉駅でのこと。
特急から下りて各停の野岩鉄道へ乗り換える待ち時間、改札にいた係員に「WCに行って来るから」と言って途中下車して入ったWC個室のペーパーが、まぁとてつもなくバカデっカいロールだった。
直径30cmくらいあった。こんなの初めて見た。
下から紙を引っ張り出そうとしても全体の重量が重くて引きだせないのである。あまりのデカさと自重で途中でビリッと切れてしまうのだ。
引いても引いても途中で切れてしまうので困った。再生紙ロールをデカくすることで芯の部分もエコしようとしたに違いない。
こっちもキレそうになった。結果どうしたかというと、片手でロールを持ち上げて引っ張りだしたんです。
いつの日かありきたりサイズのロール紙に替わったようである。取り換える清掃員もタイヘンだったと思う。ペーパーやティッシュなんてのは普通サイズのがイチバンいいのだ。

ジャン妻と大阪~和歌山廻りをした時、真田丸、那智の滝、トルコ軍船遭難地、千里十里他、最終日にヒロさんと昼酒、他、幾つか廻ったのだが、その初日に新大阪駅で下りてジャン妻が「ちょっとWCへ行ってくる・・・」
私はあることに閃いて「あ、ちょっと待て」と言いかけたのだが間に合わず。
絶対にすぐ出て来ると思った。
案の定、泡を喰らった表情で飛び出してきて、
「何で紙がないのよっ」
私は10数年前、大阪神戸和歌山を担当してた時期があり、そっち方面への出張がかなり多かったのだが、東京神奈川と違って新大阪駅のWCで紙を見たことない。
ジャン妻は、知ってるんなら何故言ってくれなかったのかと、私の所為、私が悪いような剣幕だった。
今はどうだろう。置いてあるのだろうか。

もうスキーは引退した私ですが、何処か忘れたけど超混雑したゲレンデのWCで。
男性も女性も行列していた。それでも男性の方が捌ける回転が早かったのは男性がスタンド、女性は個室で、メイクその他が付随するからだと思いますが。
私がWCに入ったらひとつの個室の前に男子が立って仁王立ちしてガードしていた。そしたら個室から若い女性が出てきたのです。
すぐに理解した。女性が大行列なので彼氏に付き添われて男性を借用したという訳です。
それって反則だぁと思わないでもないが、切羽詰まった状況だったに違いないから同情もした。駅の清掃員と違ってカオを隠して出てきたから恥ずかしかったんだと思う。
介添えする男性と併せて周囲の視線を浴びてタイヘンだったと思うがよくまぁ新手を使ったものである。そいうのってゲレンデに限らず珍しくないのかも。
その2人は絆が深まっただろうと推測される。

山城散策で困るのが水分補給とWC。
私は会津鶴ヶ城以外は白亜の建造物がある城には全く興味がない人で大阪城も姫路城も名古屋城も行ったことありません。行きたいとも思わないのですが、そういう公園化されたものと違って山城や草に埋もれた跡にはまず自販機やWCが無いです。
船山史家の呟きⅡで上毛電鉄で武田勝頼が素肌攻めをした膳城を見に行った時のこと。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-16
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-17
膳城は山城とはいえないが駅から歩ける距離ギリギリで、止せばいいのにその先にある山上城まで足を伸ばしたら帰りに体調が悪くなった。前夜飲み過ぎたせいらしい。
上毛電鉄の駅は無尽・・・じゃなかった無人駅が多く、駅というよりは殆ど停留所、停車場に近い。先日行った大胡駅にはWCはあったが、膳駅にはWCはなかった。
ジリジリする炎天下で暑く、汗びっしょりで喉が渇き、そのウチ軽い嘔吐も湧き上がり、革靴履いてた足首が痛い。ついに腹痛まできたので膳城に併設された資料館のWCを借りようとしたら、その前にこういう遊具がある公園のWCがあって大いに助かったことがある。
ZEN.jpg
真ん中にある小屋がWCです。向こうに見える森が膳城。
膳城を望む.jpg
その後も同じような目に遭った。神奈川県内のJR相模線下溝駅から歩いて磯部の土塁という陣城を見に行った時も腹具合がオカしくなり、駅まで戻ろうとしたら相模川の遊歩道入口に公園がありそこで助かった。
無事散策も済ませた。UP済みのこのラーメン屋で美味しいラーメンにも出逢えたので自己満足感に浸った。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-02-11
場所と距離を事前に知って行くならともかく、知らない場所へ初めて行く際にはそういう危惧が付いて回るのです。

私の平日の業務外出先は公共機関、役所、行政なのでWCは完備されて当然。
出向く窓口は、食品衛生や環境衛生や障害福祉関連他です。衛生面を謳ってるのでさすがにキレイですね。で、会社のWCのこと。
ウチの会社は高層ビルではないがそれでも10数階はあり各階にいろんな会社が入っている。
フロアに60人ほどいるが関連会社も含めてだいたい顔は知っている。でも顔は知ってても名前を知らない人が多い。
向こうは私を知ってるようだが。
WCにこんな貼り紙がある。
「各社様はご入居されてるフロアのWC利用をお願い致します」というもの。
こんなのを貼ってあるのは別の階の住民が違う階のWCを利用しているのが見られるからだという。居住区(住んでるのではなくOffice)とそれに伴うWCの部分も賃料が発生し、そこで使用する水道光熱費や清掃、備品も管理費に含まれるからである。賃料は固定だが、管理費は変動するのだろうか。
総務の女性いわく、「明らかに他の階の人、ウチのフロアじゃない人が使ってるんですよ」
「来客じゃないのか?」
「違うんです。そういうのはその人が醸し出す雰囲気や挙動でわかるものなんですよ」
特に女性は限られてるので目立つらしい。メイクとか香水とか服装とかもそう。
誰か見知らぬ人がいて「オカシイぞ」と気付いても誰も誰何したわけではない。管理会社もあってそこから派遣される警備員が巡回しているのだが、そこで勤務している社員が職質し合っても波風が立つし。
だが一度、私はやったことがある。
WCに行ったら入口にソワソワしながら「入ろうかどうしようか」と迷ってるかのような挙動不審なヤツが立っていた。
オフィシャルな恰好ではない。Gパン履いてカジュアルな服装。ウチの者じゃないな。
やっちゃったんですよ私。
「おめぇ何処のモンだぁ?」
「あ、あの・・・」
そヤツ、・・・の後は固まった。
「〇〇〇社で、今週だけのバイトです・・・」
最後は消え入りそうな声だった。
「ああ、〇〇〇社さんか。それは失礼した」
同じフロアにいる介護関係の関連会社だったのです。私はそれ以上相手にせずWCに入ったら何のことはない。個室が全て使用中だったのである。空くのを待ってたのか。だからソワソワ落ち着かなかったんだね。
私の余計な誰何が後で問題になるといけないので、WCから戻ったら〇〇〇社で知ってる人のとこに行き「こんなヤツがいたのでこれこれこういう風に誰何しちゃったですよ」と報告するハメになった。「だって服装もカジュアルだしさ」って。
「あ、すみませんそうなんですよ。今週いっぱいだけなので大目に見てください」
事前に「こういう者がバイトで来ます」とでも触れて欲しいよね。

最後に大船駅WCでのこと。
店1.jpg
この店に行こうとして改札を出る前、WCに行ったの。私は最初に書いたように酒場に入る前に必ず他でWCを済ませます。
WCはやや混雑していた。床の濡れ具合も相当なものだったがまぁそこは気にしないようにしている。
小用を足す私の隣に立った男性を見て驚いたのは、その男性、小用を足しながら缶ビールを飲んでいたのです。グビリ飲んでいた。
え?って思った。小用を足しながらフォローする手、イコール、缶ビールを掴む手なんですよ。そりゃ私には何の悪影響はないし、その人自身の手だからいいけどさ。
この話をジャン妻にしたら、
「ええっ!!嘘!!」
「ホントだよ」
「それって飲みながら出して・・・」
「止めなさい」
その日の最初の一杯はあまり美味くなかったような気がする。

自己弁護。
WCの記事と最初に銘打ったので、クリック閉じちゃった読者の方もいるかと思いますが。自慢じゃないけど私は日頃、毒舌で暴言が多い人ですが、猥談と下ネタだけはしないのです。(しかめっ面しながら艶めいた表現をする時はあるかもです。)
「そういえばしないですね」
「しないよ」
「何でしないんですか?」
「嫌いだからだ。そういうのってしなきゃいけないものなのか?」
それだけです。
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旅の終わりに [グルメ]

結局ほとんど1ヶ月、上州のネタを続けてしまった。
他ネタが滞ってしまう。
その間に春が訪れ桜も開花しそう。
両毛線1.jpg
高崎から両毛線に揺られて小山駅へ来たところ。
頭上を走る東北新幹線を支えるブッ太いコンクリートの柱が屹立している。
両毛線3.jpg
私が乗って来た両毛線旧型車両が肩身狭そうに停車している。車両の編成は短く、宇都宮線のように堂々としていない。
先頭車両の表情が「早くこの薄暗い無機質なホームを出たいよ・・・」とでも言っているかのようである。
両毛線2.jpg
このダダっ広い6番線8番線(7番線が無い?)にもかつて立ち喰い駅そばスタンドがあったんだって。2015年に閉店になったそうです。
ここで営ってたスタンドを私は知らないが、その情報を今でも現役の12番線13番線にある同系列のスタンドで知りました。
きそば1.jpg
カウンター上にその辺りの情報が置いてあった。
情報1.jpg
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アニメのワンシーンでモデルになったこともあるそうですね。
情報3.jpg
情報4.jpg
狭い厨房にはオバちゃんひとり。コンパクトな店内は女性1人でギリギリの広さで、あちこちにメモや注意書き等が貼られていた。
オバちゃんは360度回転労働している感がある。周囲を積み上げたKeyboadに囲まれたリックエイクマン(YES)のようです。
「お蕎麦入ります」
「おうどんで承ります」
「替え玉もお蕎麦でよろしゅうございますか?」
160円の替え玉です。
オバちゃん1.jpgオバちゃん2.jpg
器が小さめでつゆが少ないからそばがノビノビに見えますね。
そりゃこんなことして写真撮ってたら伸びますよ。さっさと喰わないと。
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そば2.jpg
そばに絡む関東風のつゆ。いい意味で煮詰まったつゆは醬油とダシの香り。この香をちょっと嗅いだらホーム上を流れる風でトンでいくが、言い換えると顔面にモワ~ッと湯気や香りが付着しないのです。
「香よ逃げないで~」と思ったりするが、そこらのJR東日本の駅にあるスタンドで変に仕切で囲って引き戸の出入口にするとそこに空気がこもり湯気や香りがカオに浸みつくでしょう。スタンドを出たらしばらく顔にニオいが残ってるのね。それは利用客を寒風やラッシュ時の接触から守ってるんだけど、小山駅のように吹き曝しだと食後もカオにニオイが残り難いものなのです。
そば3.jpg
かき揚げは揚げたてじゃないですよ。揚げ置きが厨房隅に積まれているからね。何処か他で揚げてるんでしょう。揚げたてをウリにするのもいいけどある程度の規模の大きさで2人シフト以上でないと厳しいと思う。揚げたて&替え玉では回転が遅くなるからね。
見た目はバリバリに硬そうですがそうでもないのです。一部だけでもバリッとした食感が残ってたら嬉しいものです。
手作り感あふれるかき揚げの中身は干しエビ、玉ねぎ、細いニンジンなど。殆ど野菜のかき揚げといっていい。甘さ、香ばしさがちゃんと感じられます。
駅そばに舞茸天なんかあっても香が変わっちゃうんだよね。エグくなるし。そういう高い具は駅そばではなく蕎麦屋で落ち着いて喰うものだと思うのだ。
そば4.jpg
そばつゆと油が混じってコクが増します。油も味付け要素という訳ですよ。
そばはJR東日本に氾濫しているNREの麺じゃないですよ。中沢製麺?調べてみたら地元栃木県栃木市平柳町というところで製造、卸、直売している有言会社だった。でもこの会社の主力商品は焼きそばだそうで、他に細中華、太中華、つけ麺、焼きそば麺、日本蕎麦、うどん、パスタ、冷麺まである。
もしかしたら、駅そばはサイド商品の位置づけかも知れない。
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時間帯に限らずそこそこ繁盛しているのは、小山駅に停車する東北新幹線の本数が少なく、駅構内やコンコースにソソる飲食店が無く、改札を出て併設された駅ビルにわざわざ行くほどでもないからだと思う。
在来線のダイヤ間隔が駅そばをすする時間にマッチしているのもある。
ものすごく美味しいという訳ではないし、わざわざここまで喰いに行くほどでもないが、JR東日本の駅そばスタンドは何処も同じ雰囲気で同じ味になってしまった中で、ここ小山駅で頑張る「きそば」(きそば、生そばの意味?)は、駅そばに期待する全ての要素が備わった懐かしい味が残っているのがウレシイ。
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吹き曝しホームでの立ち食いは旅をしている気分に溢れるし寒い時ほど数倍美味しく感じられる。
水戸線と両毛線ホームのスタンドは閉店してしまったので、宇都宮線ホームのこのお店もいつかは・・・の不安が常にありますが。
このスタンドがいつか無くなったら、私は駅スタンドが滅んだと思って慟哭するだろう。
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炎立つ [BAR]

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何だろうこの炎(ホムラ)は?
ガソリンでも入ってんのかこれ?
んなわけない。ホットカクテル
炎が燃えたらアルコールがトンでしまわないですか?
私は炎は要らない。昼間、仕事で燃えつきたので。
心に残った火の燻りを消したい気分。ウソです。もうそんなに熱くなったりしません。
洋酒の知識が皆無な私は「軽いの」「優しいの」でお願いします。
出されたものはこれ。
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マスターのBlogにも載っていたこのウィスキーの故郷は甲斐の国だそうです。
http://www.asanservice.co.th/company/group/sunfoods_jp.html
駿河東の御殿場蒸留所の富士山麓とも違います。そのものズバリ富士山。
だけどよくこの名前で商標登録できたものですね。世界遺産登録をウィスキーの銘柄にしちゃたんですからね。
山梨県でしょう。静岡県側がオモシロくないんじゃないか。
日本人の誰もが知っている名前が銘柄だから安心感があります。そんなにクセが無い。富士山という銘柄だから、酒さえ好きなら誰にでも愛される味と香ではないか。
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旅人の惑星さんが呑まれた夜は既に半分以上空いていたそうですが、残りを空けました。
「ピッチ早いですね~」
「もうこんな時間(23時過ぎ)だから早く寝ないと・・・」
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アーケード20:30 [居酒屋]

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アーケードを歩いてたら呼び込みに声掛けられた。
「いい子いますよ」
「どうですかキャバクラ?」
あのねぇ。
私がそういうのをスキそうに見えるのかね。
自分で自分を見てみたいよね。
相手も仕事なので「いや、これから行くとこ決まってるので」やんわりとお断りします。
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この行灯の下にも女性の呼び込みがいて目が合ったがすぐ視線を逸らされた。
他所の店の前で呼び込みが立つって営業妨害じゃないのか。
i-Phoneを向けたら私を避けてどっかいっちゃった。
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引戸を開けてカウンターに座ったらモーちゃん(店主)が泥酔状態である。今日もヘロヘロ。(いつもそうだけど。)
「今日はいつもより飲み始めたのが早かったんですよ」
もう提灯の灯を消した方がいいのでは?
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このマヨネーズのテキトーなブッかけ方を見てください。ブチャーッとかかってますね。
酔っ払いだからこうなるのです。
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トマトが可哀そうねぇ」(ママ)
「うん?うん?トマトがどうしたって?ひとそれぞれいろんな食べ方があるから」
カウンター上にトマトが置いてあってパッケージが破れてる。お客さんがビリッって破いて丸かじりしてた。
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そのうちモーちゃんが座敷に座り込んでお客さん状態になってしまったので、ママとTALKしました。
ママは最近東京まで電車で行ったそうです。
「何しに行かれたですか?」
「娘が〇〇にいて・・・」
お孫さんに会いにいったそうです。私は一度この店で息子さん(江東区で居酒屋勤務)にお会いしたことがあるが、最後の方は父子揃って寝てましたね。
「東京の人って朝のあれがアタリマエなんですか?」
朝のあれって何かすぐわかった。通勤ラッシュのことです。
「まぁね。今日だって東京駅で新幹線に乗り換えるまでは在来線で立って来たんだから」
「〇〇さん(私のこと)も毎日あんな満員電車で通ってらっしゃるのですか?」
「もちろんそうですよ」
群馬自動車通勤がアタリマエのように首都圏では満員電車通勤がアタリマエなのです。これは地域性の違いなのでそこで生まれ育たない限り適応しないかも知れない。
ママは朝の通勤ラッシュに適応できたのだろうか。
「タ・イ・ヘ・ン・ですねぇ」
「ウチの方はJRが複数走ってる他に大手私鉄がありますけどね」
JRは東海道線、横須賀線、湘南新宿ライン、京浜東北線で、私鉄は京急、東急、いつか相鉄も乗り入れるらしい。
「シート(座席)が狭かったんですよ。アタシも決して細くないんで」
ああ、そういうことか。
「他のお客さんがアタシの隣に座ると窮屈そうで申し訳なくって」
笑っていいものかどうか。「そうですねぇ」とも言えないしね。
「そしたら電車が停まっちゃって」
そりゃタイヘンだ。キツかっただろうな。
「いつです?」
「今週の火曜です」
「ああ、21日(火)ね。そこのオリジナルカレンダー(この店は日曜月曜連休で、月曜を赤く塗り潰してある)だと日月休みになってるけど、20日の月曜は祭日だから余計に混んだんですよ」
「ああ、そうだったんですねぇ」
「世間も週明け週初めだから混んだんじゃないかなぁ。そういう日ってどっかしらで電車が停まるからね。信号機故障とか安全確認とか。急病人介護とか。路線が長くなったのもあるし」
「籠原駅でどうこうって支障が出てもこっちに関係ないんだけど」
「ウチもそうですよ。横浜の方で何か支障があってもウチに関係ないのに。(笑)」
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「座れ・・・ない・・・ですよね」
「滅多に座れない。途中で座れて駅に着いて下りようとして立ち上がったら、前に立ってた客が私を避けようとして、つり革に掴まってた手を放したの。つり革が私の額にコツッとぶつかった。痛って声出したら相手がオドオドしちゃって・・・」
「アハハハ(笑)。つり革って固いですからねぇ」
「こっちも急いでたし。自分で吹き出しちゃったけどね」
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モーちゃんは座敷でクダを撒いていたが私が帰ろうとしたらムクッと立ち上がり、私の手を両手で握ってシェイク。
「奥さんにヨロシク。元気?愛してる?」

アーケードを歩いてたらまた呼び込みに声を掛けられた。
「もう1軒如何ですか?」
「いやもう充分いただいたから」
お断りしたらその呼び込みさんは、10人くらいいる若い会社員の集団をターゲットに向かった。
私は鞘町の裏通りを歩いている。
もう1軒行きたい気分。
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うさぎ [Cafe]

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氷雨が冷たい。
上がりそうで上がらない小雨模様の椿町。
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「お久しぶりぃ~」
「今年初めてだよ」
「今年もよろしくお願いしますぅ」
「前回来た時が木曜で閉まってた。もしかして水木連休にしたの?」
「はい。あれぇ。昨年の結構前からですよぉ」
「そうだったかな」
まぁ2日連休もいいでしょう。もしかしてプライベートにも変化があったかな?
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「高崎の地ビールでぇす。飲んだことあります?」
「いや初めて。誰かから、ザブンだかザブトンだかって店で出してるって聞いたことあるけど」
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「酸味があるね」
「そうなんです。〇〇〇〇が入ってるんでぇ」
〇〇〇〇は何かの柑橘系でした。
サラダのドレッシングが効いて、そのうち酸味は気にならなくなった。
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「箸置きのウサギの耳が・・・」
「そう。折れちゃったんで繋いだんですが。オニのツノみたいになっちゃって。アハハハ(笑)」
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ここで過去記事を掘り返します。

http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-12-22
この記事タイトル「旅は終わるのか」になってますが終わってません。この時この店で、高崎市鼻高町の有名どころ、少林山達磨寺で大晦日と元旦日に開催されてきた達磨市の問題をうさこから聞いたのですが。
それがTBS噂の東京マガジン噂の現場で取り上げられちゃったんですよ。
「前にこの店で少林山の達磨市の話したの覚えてる?」
「ハイ」
「あれ1月末に東京で放映されたよ。高崎でもオンエアされたと思うけど」
「見てません。放映されたんですか?」
1月29日(日)です。見た人います?少林寺の達磨市は昨年まで露天商約200店、だるま販売店約60店が並び夜通し市を開き、参拝客20万人が繰り出す年始の風物詩だったが、これまで出店していた屋台組合と達磨組合(達磨の製造組合か?)加盟店が、寺の境内への出店料や諸経費をめぐってトラブルになったというもの。
私はこの番組を長年録画して観てるのですが、これが放映された時、番組の目次を見て「えぇ~、これが取り上げられるのかよ~」って思った。お金のトラブルというか、感情的なもつれですからあまり取り上げて欲しくなかった。
「何これ?」(ジャン妻)
「うさぎんとこで聞いたんだけどさぁ・・・」
ジャン妻に説明するハメになった。
次に恥ずかしく思った。ただでさえ群馬を関東の秘境だのとネタにしがちな東京の社員どもに聞かれたら説明しなきゃならない。
トラブルの経緯は・・・あまり書きたくないんだけど番組を観たままで間違ってたら申し訳ないですが、お祭りの電気代(夜通しですからね)、警備、ゴミ処理の経費は寺側の負担だった。
昨年のいつか寺側から「平成29年度から幾ら幾らを徴収致します」と通達されたことで双方の関係が固くなったようです。
寺側は応分の負担料を求めただけの認識だが「金額が高過ぎる」と露天商側が反発して出店を拒否。達磨製造組合もこれに追随した。
金額もそうだが、事前に根回しがなくいきなり通達されたので感情的にもつれたのもあるみたい。
高崎市長も調停に出たが断念。高崎観光協会も市に従うしかない。結果、これまでのお寺ではなく市の中心部の駅前で新たに達磨市を開催したというもの。その場所は駅西口から伸びている大通り(シンフォニー通りだったかな)、ワシントンホテルとセントラルホテルに挟まれたあの大きい通りです。それも映し出された。
でも大通りで売られた達磨さんには頭の後ろにお札は貼ってない筈。
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少林山達磨市でも今まで通り行われたが達磨店の出店は一店のみだった。だから市になっていない。寺で達磨を作ってる訳ではないのです。知らないで寺に来て驚いた観光客もいるでしょう。
放送の纏めとして森本毅郎さんが、「ちょっとしたボタンの掛け違えのようなのもあるのでは」、「やはり市民の方々には仲直りしてもとのようにお寺でだるま市が開催されることを望んでいる人も多いのではないか」、「人気の伝統行事だから話し合ってほしいもの」・・・
番組としてはそう纏めるしかない。どっちかに肩入れする訳にはいかないからね。
仲裁に入った市長さんが「決裂の原因はお寺さんの対応」のように仰っておられたな。
限られた放送時間内で取り上げられなかったが他にも問題がある筈である。私はある酒場で、達磨の後ろに貼ってあるお札の偽造、露天で出された食い物の内容が値段不相応、そんなネタを耳にしたことがある。
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「市、行ったの?」
「今年は行かなかったですぅ」
「行ってもお寺には1店だけだった筈だよ」
「らしいですね。それだと寂しいですね」
うさぎは番組そのものは見てないが、そういう経緯、結果は知っているようです。

(噂の東京マガジンは最近は東京神奈川埼玉千葉のネタだけでなく、この間なんか静岡県知事さんと市長さんの不仲問題まで取り上げられてましたね。先日はとうとう甲府市まで取り上げられた。噂の東京以外のマガジンになりつつある。)

うさこはこんなものを見せてくれた。
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「何これ?」
「えへへへ」
上毛かるた、「え、縁起だるまの少林山」、がこんな風に揶揄されている。
笑ったけどすぐに笑えなくなった。
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平成29年度版となってるからその年その年の時勢によって変わるのかな。内容は群馬のB級スポットを揶揄するようなものだった。
群馬県民が自らこういうのを作ってるんならいいけど。
「これって上毛かるたを知らないと理解できないかもです」
「今は閉鎖したが、私が転勤していた頃、事務所にそれ也の大きさの達磨が置いてあったよ」
「その達磨どうなったんですか?」
「さぁ。事務所を引き払う時はなかったな。少林山へ戻したのかもしれないね」
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「そういえば4年前の今頃、マンションを引き払う時、ウチの最後の空き瓶ゴミを引き取ってくれる相談をしたんだっけ」
「そうでしたねぇ。早いですねぇ」
うさこのいたCafeは私が住んでたマンションの前にあった。そこには現在保育園が建っている。
「5月に〇〇(ジャン妻)と2人でこっちの社員の披露宴に来るんだけど、元気だったら連れて来るかも」
「来てくださぁい。〇〇(ジャン妻)さんとお会いしたいしぃ。ちなみにどこで披露宴されるんですかぁ?」
「〇〇〇ってとこ」
「〇〇〇!!」
「知ってるの?」
「アタシ・・・」
・・・で意外な話を聞いたのですが。それは稿を改めます。
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七周年の七 [居酒屋]

上州記事、もう少し続きます。
群馬八幡の託児居酒屋(老健施設酒場とも)のママからCメールが。。。
「今月25日まで6周年記念で10%OFFです」
ああ、6周年か。
震災直後にOPENしたんだったな。
だが何故私が上州入りしてるのがわかるんだ?どっかで監視されてるのか。
私の上空にドローンが飛んでいて、それに監視カメラが付着しているとか。
6周年おもでとう。でも今回は7周年を迎えた七に行くんだよ。
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2017年初訪問です。
あ、自転車が変わった。
新聞配達の自転車になってる。
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「七年経った?」
「今年の1月で7年経ちました」
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メニューが少ないな。
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さて今年初の七はどんなおとおしが出されるか。ま~たイロのついたヘンテコな豆腐でも出されるか。
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「イカのクチバシ?」
「北寄貝です」
さては昨夜の刺身の残りだな。ふと思い出したのは背後に水槽がないぞ。飼ってたメダカがいない。
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「そういえばこの間、磯部の友達(ショウさん)に、おとおしでメダカの踊り食いを出したでしょ」
「あれはシラウオです。メダカ?」
「だっていないじゃない」
「(笑)実は・・・」
「踊り食いってどうやって食べるの?あれは噛むの?」
「酢(三杯酢)に入れて飲み込むんです。噛んだりしないです」
それって食べ物なのか。飲み物ではないのか。私はそういう食べ物が理解できない。酢も苦手だし。この店のおとおしで出された酢の物で何度酸っぱい思いをしたことか。
「噛まないんだ」
「噛まないですね。そのままスルスルって」
想像したら気分が悪くなってきた。胃の中で泳いでたりして。
「あの後で体調悪くしたみたいだよ」
「え、そうスか?」
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和牛タタキ。凄い脂のノリ。
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コチの薄造り。この辺りで1人、常連さんが来られた。
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牛脛(スネ)肉の赤ワイン煮。
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想像どおりの味ですが、これの主役はジャガイモだね。デカいのがゴロンと寝転がっている。
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フライに添えられた七の特製トマトサラダ。細かく刻んだトマトのフレンチドレッシング和え。
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「花粉症平気スか?」
唐突に何を聞くかな。花粉症?
「全然平気。あれは現代人がかかる病気だよ。私は旧い人間なので」
「羨ましいです」
転勤終わって帰京する3月に甘楽郡の国峰城に行ったら花粉症になった。杉の木だらけだったから。
東京に戻ったら治った。それ以来かかってない」
「花粉症って治るものなんですか?」(常連さん)
「ええっと・・・多少はグズグズしてるかも知れませんが薬を飲むほどじゃないですね。この時期に何でそこらで皆マスクしてる人が多いのか理解できなかったりするし」
常連さんに話かけられて途端に饒舌になってしまった私。
「ウチの若い者が顔小さくて細くて美男子なのに、いつもこ~んなデカいマスクをして事務所内に響くデッカい音で(鼻をかむ仕草をしながら)ビィ~ッと鼻かむんですよ。るせぇな、いつまで風邪ひいてんだって言ったら、風邪じゃありませんこの時期は花粉症ですって」
花粉症で苦しい思いをしてる方ごめんなさい。戦後の高度経済成長の為に政府が山林に杉の木を植林しまくったからですよ。
だが杉の木が木材として使える大きさになるには30年~50年必要で需要に追い付かず、木座の輸入自由化に踏み切ったら林業が衰退し、飢えた杉の木が伐採されないで放置され、毎年のように花粉を巻き散らしている。
医療業界は、「感染予防の為にマスクを着用しております」で済むけど、料理人さんはマスクをしたくてもできない背景があるらしいのだ。
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何故かマグロ納豆。何で酒悦&食悦七ともあろう店が、その辺のチェーン居酒屋で出される料理を出すかな。
「私は納豆に付いてるタレとカラシを切るのが苦手でね。狙った納豆に注がれないで狙ってない全然違う方向にピューッといっちゃうんだよね」
「醬油をお出ししますが、無しでもいけます」
「そんなに凄い納豆なの?」(常連さん)
「酒田の納豆って有名なんスよ」
さてはどっかのお客の酒田土産で原価が無料だな。
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2人めの常連さんが持参した干物を手に取ってご満悦な店主。
干物といっても乾燥させたもの。乾きもの。棒鱈とか。
「試みに炙ってみましょうか」
「今いるお客さんは無料(タダ)よ」
「後から来るお客におとおしで出せばいい」
「黙っててあげるからさ」
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「何の味に似てます?」(常連さん)
「タタミイワシ??」
「ああ、そうかも」
「時代小説で下級武士がこういうのを肴に飲んでる場面とかありますよね、あ、悪い意味じゃないですよ」
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「自転車変えたの?」
「変えました。もう大分、旧くなったので」
7周年になったのを機に変えたのかな。
「電動なんですよ」(常連さん)
「またでんどう?」
店主の住んでるトコから通町までは殆ど平地でしょうに。だけどくるまの免許はもう取り直さないのかな。
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日本の臍で見たもの [隠れ郷土史&グルメ]

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昨日UPした渋川駅前のルナです。2回目でモーニングのCです。
バターベッタリの厚切りトースト、ベーコンエッグ、サラダ、スープ、コーヒー。
目玉焼きは卵2個。見ためは素人が焼いた感アリアリですが、卵の1つは両面しっかり焼いて、もうひとつは半熟というスグレモノ。
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ブ厚いトーストがやや喰い難く、そこらじゅうにパン粉が飛び散ってしまった。
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バニラアイスクリームは最初に食べないと溶けちゃいますね。
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初回訪問時からそれほど間が空いてない訪問なのでマスターは私を覚えていてくれました。
覚えていてくれたのですが。
「校長先生ですよね?」
「???」
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その後で駅前ロータリーでタクシーに乗車したら、
「あ、前回もお乗せしましたよね」
一度乗ったタクシーにまた乗るなんてドラマは都会ならまず有りえないが、私は安中、伊勢崎、本庄といった地方都市でそういうドラマ・二期二会に出くわす。
こっちも運転手の名前覚えたりします。往路で一旦返して帰る時に名指しか車両番号で呼んだりする。
「またそこの喫茶店ですか?」
「そう。今日はモーニング」
「あの店に行ったお客さんが言ってたんですが、何だか・・・に・・・が付いて出されたなんて話もありますよ」
「私は大丈夫だったけど」
・・・は伏せますが、マスター1人か父子で2人だし、店に女っ気が無いと細かいところに気付かないのかな。ただそういうマイナス情報がタクシー運ちゃんの耳に入る、乗車客に伝わるのはよくないね。残念に思った。

そして公用先に出向き、時間を要するので一旦タクシーを帰したんですが、そこに気になるものを見つけた。檻があったのです。
官庁の敷地内に檻が積んであったの。ひとつ二つではない。10個はありましたね。
禍々しいもの感じたので写真には撮りませんでしたが、何の檻だろうか。猪にしては小さいのです。
職員さんに聞いたの。
「この檻は何です?イノシシ?」
「犬です」
「・・・」
職員さんはそれだけ素っ気なく言うとサッサとその場を立ち去った。野犬らしい。
聞かなきゃよかったかも。TBS噂の東京マガジン噂の現場(2015年12月6日)で放送されたあれか。レポーターは深沢邦之さんだった。
帰りに呼んだタクシーの運ちゃん、行きと同じ人ですがその運ちゃんも言ってた。
「犬を捨てに来るんですよ」
もとは飼い犬だったり、猟犬だったり。それらが群をなして畑を荒らしたり。ペットや家畜がやられたり、人を襲うこともあるとか。
私も昨年の夏、白井城を訪問した時に、檻に入った野犬を職員さんが4人がかりで搬送しているのを見たことがある。
これらは飼い主のマナーが問題の根源にあるんでしょうね。最初っから野犬だった訳じゃあるまい。
私は犬は苦手でペットも飼わないが、自身も生身の人間なので胸が痛んだ。

公用を済ませて来た時と同じ運ちゃんを呼んだ。
駅に戻る途中、市街地に入る過程で運ちゃんがボヤく。
「渋川の昔ながらの店はシャッター商店になっちゃって・・・」
ところが郊外の広い道路に出たら複合商業施設のデカいのがあった。
「こういうものは多くできるんですけどね。だから駅近くなんかガラガラです。ここも廃業しちゃったし」
何の商売かわからないが、老舗の店のシャッターが半開きになっていた。
だがその反面、渋川市郊外の吉岡町や、上州七福神(毘沙門天)のある榛東村は郊外ベッドタウン化して人口が増えているそうである。
電車の駅はない。地下を上越新幹線が貫通しているだけ。
「吉岡町や渋川から東京方面へ通勤してる人っていますよ」
「そうか。通えるよね」
「もうちょっと新幹線と在来線との乗り継ぎが良ければいいのですが」
JRは新幹線の開通のせいで本数激減した在来線を利用する沿線住民のことはあまり考えない。
「若い世代が家を買って住んでるようですね」
「ウチにもそっち方面に家を買った社員がいますよ」
「へぇ」
「20代後半ですよ。入籍して式も挙げないで先に家を買ったの」
「渋川ですか?」
「箕郷の方だったかな。そこに20代の小娘・・・小娘ったって嫁いだんだけど、100坪の敷地に家だって」
「!!!」
「ウチなんか30坪で倍以上の値段だし・・でも若いウチに家を買うのはいいことだよって言うんです。守りに入るし、辞めないだろうし」
ボヤきながら途中、こんな場所も通った。
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北緯と東経.jpg
渋川市が日本のへそだという根拠は2つあり、日本の最北端の北海道宗谷岬と、南端の鹿児島県佐多岬を直線で結んだ中間点にあること。
西暦802年、坂上田村麻呂が東征の際に現在の渋川市に立ち寄り、ここが日本の中心であると定めた臍石があるということ。
私は古来から東国を征伐に来た連中を好きじゃないんだけどね。坂上田村麻呂でも源義家でも新政府軍でも何で英雄扱いするのかわからん。侵略者じゃないか。
日本の真ん中という距離位置の裏付けは考え方にも拠り、東西を結んで南北を結んで交差した箇所が本州や北海道の端だったり、日本の領海の端だったりするとまた違ってきて、栃木県佐野市や山梨県韮崎市だったり、他の根拠で「おらがとこがへそだ」と主張する場所は渋川市を含めて計6か所あるとか。
それらをいちいち述べませんが、これらは全てその場所での自称だそうです。誰かが提議して決めないと日本の真ん中なんてわからないからね。
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駅でタクシー料金を支払ったら、呼んだ分もあるので2000円を超えて、往路と合わせて3000円超えか。
現場へは往復バスなので、ここでの移動費は5000どころじゃ済まないのである。
ウチの〇長はここではないかなり遠方の地方現場の最寄駅で「何時何分に着きますがタクシーは高いので迎えのくるまをお願いします」とメールして現地従業員の大ヒンシュクを買った人なので、このタクシー金額を見て妥当かどうか。何か言われるかなぁ。
そういう懸念もバカらしいので次は駅レンタカーにした。レンタカーは私が上州滞在時に社用車でレンタルしていたVitzだった。小さいくるまで小回りが利く。
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自分で運転して思ったのは、渋川の町は南北に結ぶ旧三国海道と新道が混在しており、住宅が所狭しと建て込んでいるうえに狭い裏道も一時停止も多い。
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渋川高校近くに幾つかお寺が集まった高台があって、そこのひとつ、こんな寺がある。宝蓮寺といふ。
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元亀3年(1572)だから甲斐の武田軍が西城作戦を開始して遠州三方ヶ原で松平元康を敗走させた年だが、ここ渋川で武田軍と白井城の長尾軍が戦い武田軍が敗れたという場所。
真田幸隆の名前があったから、攻めて来たのは昨年のコメディ大河、草刈正雄さんのオヤジさんですね。
周囲は宅地化され、寺を挟む南北の水路はかつての堀だろうか。
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寺の西側に隣接する民家敷地に土塁があって民家の庭を守っている。
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駅方面へ戻ります。
レンタカー代金は基本プラスキロ精算で4000円ちょっとだった。3時間コースだったのです。
これだったらタクシー&バスよりレンタカーの方が割安だな。

ここからの写真は、3月中に日帰りで何回か来て、そこらをウロついて見たものたちです。
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鯉にうなぎ
川魚大好きなんですけど。
でもフラッと入ってすぐ食べられる雰囲気じゃなかった。
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何だこれ?
東京の商店街じゃまず有りえない。
静かな街なのでしょうか。
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知らないなぁこの歌手さんは。
どちらかYouTubeにありましたよ。
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これはルナに負けじと頑張ってる純喫茶。
煙草の煙が充満してそうですが、2時までは禁煙のようです。
昭和の喫茶店は何処も喫煙OKだったよね。
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高崎のあら町にある「日本酒に興味ない方はご遠慮・・・」に繋がる日本酒BARらしい。
酒は適当な純米酒でいいけど、どんなおつまみを出すのだろう。
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このレストランは入口が表通りにありません。入口は裏にあります。
表通りから見ると営ってるのか廃業したのかわからない。入るのにちと勇気が要りそうです。
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渋川では有名な食堂。この日は定休日で残念。後日行きまして既にUp済みですが、どう見ても上カツ丼の肉じゃぁないだろうという固い肉を喰らって火傷したのもあり、メニューによってはアタリハズレがあるかもしれない。真面目で誠実でいい店ですよ。
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この店は載せましたね。350円のラーメンは値段相応だったけど。
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駅に最も近い洋食屋?いつ覗いてもガラガラ。今年になってから求人のチラシもずーっと貼りだしてあった。
上越線が渋川駅に滑り込む手前、進行方向左手に有る店。
レストランじゃないです。居酒屋です。大きい店。
店の入り口にデカい猫の像が鎮座しています。
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これは郊外にあります。渋川市内でも知られたレストらしいです。
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渋川駅は伊香保温泉の玄関口。私は伊香保温泉ぴのんに行ったことがありますが(船山史家の呟きⅡ)渋川駅からではなく高崎駅西口からバスで行った。
まさか渋川駅界隈をウロつくことになろうとは。
駅前にたむろってるのは若い観光客が多かった。外人さんは少なかった。
大勢団体客はいない。もうそういう時代じゃないのかも。でも「アンタたちはまだ男女2人で泊まるには早いだろ~」って言いたくなるペアもおったですよ。そういう連中は宿帳に偽名でサインするのかな。
公用は私だけ。
温泉客?.jpg
改札.jpg
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帰京します。
渋川に下り立ったのは1月2月3月で都合9回でした。
4月に入ってっからもう一度行きますが、その後は草の者6号(陰の部下で上州担当)に委任する予定。
私の出番は無くなるだろうな。
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