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船山温泉99の謎123 何を給油しているのか? [船山温泉]

開湯125周年特集続きます。
チェックインして、さぁひと風呂浴びにと勇んで部屋を出ようとしたら、赤くて細い船山橋を1台のタンクローリーが渡っていくのが見えた。
駐車場に男性スタッフがいてバックで誘導していたような。リバース音が聞こえたから、これは裏の源泉小屋に併設しているボイラに給油しに来たんだなと。
何故、船山温泉敷地内にタンクローリーが来るのか。

2階廊下からサンダル履いて喫煙コーナーに出た。喫煙しないのにそこに出たのは初めてですが、そこから大森山の斜面に身をのりだしたら。。。
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足が長っ!!
ガタイのいいオッさんが、長いコンパスを大股開きでタンク2つ(大小あった)に足を掛けて、給油作業中だった。
じーっと見てたら私の視線、気配に気づいたので軽く会釈した。

この写真をT館長に見せて、
「これってローリーの小さいヤツですよね?」
「当館には大型のローリーが入れません。大きくて4トン車です」
おそらく2トン車だと思いますが。私は船山温泉にいてこの手のタンクローリー車を今日まで2回しか見たことがない。まだ船山の朝食がバイキングになる前の頃、船山川の河原で遊んでたらローリー車が橋を渡ってったのを見たことがある。
周辺は静かだし、聞きなれない排気音がすると目立つし、無粋ではあるが。
「月にどれくらい来るんです?」
「週2回から3回ですね」
「そんなに来るんだ。ローリーは地元の業者さん?」
「地元の業者ですよ」
「給油しているのは重油?軽油?確か重油の方が安いような・・・」
「重油です」
この辺りになるとT館長はガードが固くなってくる。上記の遣り取りはメール問答ですが、スーパー理系のT館長はご自身でも仰っておられたが国語が苦手で、話を膨らますとか、質問側をヨロコバせるセンスはあまりない。
固い答えばかりなので私也に考察しますが。重油も成分含有率によって幾つか種類あるそうで、燃焼力が強過ぎて発電用に向くA重油ではないと思う。おそらくは暖房用ボイラーに適しているローサル何とか重油(LSA)だと思います。
館長は地元の業者と言っていたので探してみたら、船山温泉から近いところでは山梨県南巨摩郡身延町の某所で取り扱っているようです。ガソリンの他にA重油、LSA重油、軽油、灯油とか。

何でタンクローリーが重油を週2回も3回も運んでくるのか。
理由のひとつ、大型ローリーが入れないから?大型のタンクローリーで給油したら2回来るところを1回で済むかも知れない。配送の基本料が2回→1回で済むし。

もうひとつの理由は源泉温度が低いからですよ。最近の船山温泉客は値段が上がったことで私らのような過去からのリピーターが減って、じゃらん経由で予約する新規の顧客が多いと思うので改めて書きますが、船山温泉は沸かし湯なんです。天然のかけ流しじゃないのです。
併設されている源泉小屋を開けて覗きこんだら、薄暗いなかに水が貯まっており、底の方からボコボコ湧き出していたが湯気は全く立っていない。この時点で湯ではないのです。源泉の温度は17℃だそうだから冷泉といっていい。
この源泉と、併設されている重油タンク、ボイラーが船山が温泉宿としての生命線なのです。タンクローリーが運んで来なかったら若干の硫黄の香がする水でしかないのだ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-01-05

ジャン妻は「ガソリンじゃないの?」な~んてバカ言ってたが、
「ガソリンを給油したらどーなるかな?」
「灯油ストーブにガソリンを入れてしまうのと一緒ですよ。爆発!!」(T館長)
「それ館長に言ったのっ?」(ジャン妻)
「言った。笑ってた」
「2人してバカにしたわね」(ジャン妻)
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「月の重油の平均使用量ってどれくらいよ?」
リッター単位と支払金額もしくは単価計算で聞いてみたのだが、それは企業秘密なのか教えてくれなかった。内緒だそうです。
「季節によって大分違います。真冬と真夏では2倍違いますね」
これは温度設定にもよるのだろうな。給油後に燃焼させるメカニズムは私にはわからないが、スーパー理系のT館長に聞いたところ、前記事でも書いたが船山温泉には補給用ボイラーと循環用ボイラーの2機があって、それは1機だけだと性能上17℃の源泉を体温より高い38℃~40℃まで一気に上げられないからだという。
補給用ボイラーだけでは若干温いので、湯船の温度が下がったところで循環用ボイラーが働いて加温する、ということは常時2機のボイラーが稼働しっ放しということである。
だから原油高騰が痛い。
「でも前よりは安定してます。平成7年頃に比べれば倍に上がりましたが・・・」

(このメカニズムを導入したのは昭和61年からで、それまでは薪をくべてたと聞いたことがあるが。。。)

沸かし湯、これは源泉かけ流しでない船山温泉の泣き所でもある。館長が蕎麦宿を羨むのも尤もである。

(もっとも蕎麦宿は後継者問題でタイヘンらしいが。)

「あの震災直後、湯を沸かす燃料は安定供給できたのかな」
「単価は上がりましたが、供給は安定してましたね」
意外と地方の業者は知り合いには強いらしい。

給油光景を見てすぐ湯に直行した。
燃料を供給されたせいか、貸切清水の湯に勢いが増したぞ。
硫黄のニオイもいつもよりやや強い気がする。
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湯から出て庭でビールを飲んでいたら背後で排気音がした。ローリーは去っていったようです。
別に私は源泉かけ流しの湯に拘ってる人ではないが、山の中の温泉宿に、タンクローリーが重油を納めに来る風景はまぁ無粋かも知れない。
でも仕方がないのです。源泉温度が低いのだから。

余談ですが。
今日で船山史家Ⅲ、記事数1000になりました。
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ⅠとⅡは無料プランだったのでそこまでいかなかったんですよ。有料プランにしたことでⅠもⅡも更新可能になりましたがね。
1000だからって特別な感慨はないです。今日も普通の記事。日々更新するだけです。
ご訪問ありがとうございます。
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ジャン妻が開湯125周年で見た夢 [船山温泉]

深更の船山温泉館内です。
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そして夜が明けて。。。
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朝餉のコールが鳴る30分前、ジャン妻はムクッと起き上がった。
私に向ける視線が険しいぞ。寝不足か?
「ヤな夢を見た。。。」
またかよ。どうせロクな夢じゃないんだ。
「アナタが浮気した。。。」
「浮気ぃ?」
じと目で私を見てる。
よく見るんですそういう夢を。そんなん言われてもさ。夢の中での話だろうがよ。
夢なんてのは覚醒すればするほど内容を忘れるもの。早く現実に引き戻さないと。
だが、自分が誰と、どんなオンナと浮気したのか気になったりして。
「相手は誰さ?」
聞かずともよいことを聞いてしまったのである。
ジャン妻の眦が釣り上がった。
「〇〇さんと、Eさんと、Uちゃん」
「さ、さんにんも」
全く知らない架空の人物ではない。それならまだしも3人とも実在の女性で、このBlogにも登場しています。
3人とも私とほぼ同世代の連中だった。ということは若い女性ではなかったということか・・・私はジャン妻の不機嫌をよそに自分が手を出したらしい浮気相手の値踏みをした。
1回の夢で3人とどうやって。3人同時に?」
「ひとりずつ私に向かって許可を求めたのよ。『浮気していい?』だったか『抱いてきていい?』っだったかな」
背筋が寒くなった。
「で、アナタはそれに何て応えたのさ?」
「そこは覚えてない」
OKを出したのではないらしい。
「私のその後のシチュエーションは?」
「そんなん知るかっ!!」
己の亭主の浮気現場を目撃したのではないらしい。
ジャン妻は絡みつくような視線で私をじーっと見てる。私は辟易した。
「もう忘れろ。何でそんな夢を船山で。それも実在の人物3人も」
「じーっ」(視線の音)
「忘れろって」
「じーっ」(視線の音)
「うん?Uちゃんもか?」
「あのUちゃんにまで」
Uちゃんてのは私らのかかりつけ内科医です。女医。
「アナタにそういう願望があるからよ。じーっ(視線の音)」
「夢にまで責任持てるか」
でもジャン妻は非難の視線を止めない。。。
「いつまでもそんな目ぇしてっとBlogに書くぞこのネタ」
「書くなっ」
ってもうUpしちゃたし。でも何でよりによって船山でそんな夢を見るかな~。
それでいて私は他のキャラたち、アイツとアイツは夢に出なかったのかな?なんて不謹慎なことを考えている。
自分の夢で見てみたいものである。
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夢はいつか覚める。
チェックアウトしてから車中で浮気ネタは収まったようだが。
何も船山温泉でそういう夢を見んでもよかろうがよ。
(朝食については、豆腐について一考察あるので別項にします。)
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開湯125周年の夕餉もいつもと変わらず [船山温泉]

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いつもと変わらず!!
それでいいのです!!
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いつも変わらぬ定番です。
甘味と歯応えある岩魚造り。。。
グツグツ煮るほどやわらかくなる猪鍋。。。
塩焼を素揚げに変えてもう10何年?添えられた大好きなノビル。(これ変えないで)
今宵のワインビーフのやわらかさは過去最高。いつもは噛んで肉の旨味を楽しむ肉が、今宵は舌の上でとろけたからね。
炊き込みご飯でお腹いっぱい。デザートでウップ。
でも若い頃と違って、追加料理の入る別腹はなくなってきたなぁ。
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船山温泉開湯125周年特集 [船山温泉]

昨日うっかり下書き記事をUpしてしまい失礼致しました。
それも「船山温泉99の謎126」
122までUp済みですが、123、124、125と3つもスッ飛ばしてしまってからに。126は一旦保存しました。加筆して後日再掲載します。

125周年の船山温泉です。
Blogの冠に船山温泉を掲げている以上、もっともっと船山記事を取り上げなきゃいかんのですが。
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今回は出遅れた。
ジャン家の冷蔵庫の氷を作る水をタンクから給水するホースが凍結してしまい、業者を呼んだのが船山温泉出立前の10時で、修理完了が11時、家を出たのが11時半。
そしたら藤沢IC方面が大渋滞。
事前に調べりゃよかったのですが。国道1号藤沢インター交差点付近で、横浜湘南道路と接続する為の工事が始まり、既設ランプの橋梁撤去作業の必要性から、そこだけ1車線規制になったと。そのせいで4km手前の影取町から動かないのです。
ドツボにハマる前、30号線に逸れてUターン、境川沿いに北上して海老名ICを目指し、そっから東名へ。
もうしばらく藤沢ICからは入らないことにした。下を走って海老名ICから入ろ。
(伊豆八幡野高原へ行くのにも支障が出そう。)
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チェックイン15時は、私にしては遅い方である。
前は周囲の散策やら探検やらで13時きっかりに入らないと損な気もしたが、最近は時間を持て余すようになった。やはり早くて14時、15時インぐらいでいいですね。
駐車場へ女性が出迎えてくれたが、私が心配しているのはT館長以外に2人いる男性スタッフ。
1人は確か勤務して4年目だから、近年この宿では永年勤続ものだよ。よう辛抱したねエライエライ。
もう1人は館長と地元の同窓生と聞き及ぶ。なかなかガードが固い。館長から「ネタ拾いの挑発に乗るな」と口止めされているだろうと推測される。
ここへ来るまでに「友人の宿で働くってのは気ぃ遣うだろうな。それまでの友情がブッ壊れる覚悟が要るだろうな」って車内で悪態ついてたんですよ。
もっとヒデぇこと言ったの。「どっちか辞めてんじゃねぇか。賭けようぜ」って。
「賭けにならねぇかな」
「私は辞めてない方に賭けるからね」
結果、意地悪い私は賭けに破れた。「何かおごれ」って言われた。
以上は悪い冗談ですからね。男性陣、真に受けないようにお願いします。悪態ついてるだけで安堵した気持ちの方が多いんだからさ。
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貸切清水にて。私が浸かっているところ。
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私が出た途端、源泉と循環がドーッと補給されてるところ。
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ここに来る前、小型のタンクローリー車が船山橋を渡って来たのを目ざとく目撃。喫煙所から源泉小屋を除いたらローリーが横付けして何か作業中だった。
業者さんも私に気付いて会釈してくれたが。地元南部町のGSから来たのだろうか。
燃料を補給したせいか、気持ち、硫黄の香りが強めである。
そのクセ私は硫黄のニオイが苦手で。この宿が上州草津温泉のようにモクモクしてたら私は船山に通い続けなかっただろう。
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二人静に入った。貸切はどこかしら空いていた。平日だからね。
大浴場をあんな寝湯が占拠しちゃってんだもん。もう混雑する土曜に来るもんかい。
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一風呂浴びてからジャン妻と庭で生ビール。
自然の秋風が心地よい。
だが西には台風が来ている筈。明日は雨だろう。
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ノッシノッシと歩くジャン妻の後姿。
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廊下でベテランのMさんに出逢った。インカムで私らの名前を聞いて出てきてくれたの。
弾性率が増えたこの宿で貴重な存在である。
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平日なので空いていた。お客は6組、うち半分は一人客だった。置いてある釜が小さかったから。
「連れ合いを亡くした方が来てるとか?」
「いえ、普通にお一人様でお見えになったお客さまです」
「ああそう。紀尾井さんの常連さんもそうだったしね。でも何で一人客が増えたのかな」
「ウチの食事処が個室だからです。ひとりでいてもまず、誰にも見られないし、気楽じゃないですか」
「ああ、そういうことか」
これが大部屋、食堂だと視線を感じるだろうからね。

階段の踊り場にある彼岸花。曼珠沙華。
宿に来るまでの船山川沿いの1本道を彼岸花街道といふ。そこにもたくさん咲いていた。
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特別追加料理は変わらず。これに載ってない料理で地鮎の天ぷらがあった。
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これはやり過ぎだよ。
こういうプランを利用する方が実際いるのかな。
3240円支払って45分貸切?でもこの時間帯だと相当酒が入ってるから長湯はキケンかも。
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夕餉前に撮った写真。
空いてるからいいけど、左で場所を取ってる寝湯がジャマでしょーがないぜ。
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そして夕餉の時間へ。
今回の船山料理は、甲州ワインビーフヒレ肉以外はノープランです。白ワインもオーダーしなかったので、私らにしてみりゃ酒飲まなかった方なんです。すると余計に、
高い!!
・・・というしかないです。船山温泉は開湯125年を機に高級旅館になっちゃった感がします。
「今まであったものが幾つか無くなって、全体の単価が上がったね」(ジャン妻)
「・・・」
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ポテチ 104 両毛線 [グルメ&人間ドラマ]

静岡に出張中ですが、うっかり下書き記事をアップしてしまいました。船山温泉記事です。
そちらは一旦、クローズしますね。

秋晴れの上州、ルートインをチェックアウトして旭町を歩いてるところ。
前方には私が住んでたマンションが見える。あの部屋へ還りたいな。
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私が毎朝、毎夕、往復で歩いていた通りです。
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ノスタルジックな気分から切り替わって、朝イチでレンタカー借りて某現場へ。
そこはよく登場するEというママ社員がボス格。8月に上京してきたEとニアミスで会えなかったので、打ち合わせを兼ねて「顔を出すからよ~」って旨は伝えてある。
行ったら30歳になった聖なる酔っ払い女がいた。
「30歳になったらこれから月日の経つの早いよ~」
そしたら大口開けて歯をムキ出し、アンダーワールドのバンパイヤの表情になった。「ガーッ」と吠えて私を威嚇しやがった。

Eの現場でちょっとした記入作業をしなきゃならない。
控室(休憩室)の鍵を借りようとした。別棟の2階にあるのです。
「そこ(控室)借りるよ」
「いいよ。散らかってるけど」
鍵を預かり、ドアを開けて入ったらそこには、
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ポテチがあった。
それも私の大好きなカルビーのり塩ではないかい。
喰っていいかな、誘惑心がメラメラ燃えきあがる。無視しようにも意志が強く保てない。
だからといってネズミみたいに盗み喰いする訳にいかない。わ・ざ・わ・ざ・現場に戻ってEに、
「冷蔵庫の中のお茶飲んでいい?」
「いいよ。冷えてんでしょ」
「ポテチ食べていい?」
「(笑)いいよ(笑)。食べると思ってアタシが買って置いといたんだから(笑)」
私への好意なのかな。何だか陰で「子供みた~い」と嗤われているような気もするが。
ともかくOKが出たので、封を切ってお茶飲みながらカジカジ喰いだした。
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でもさすがに全部喰うわけにはいくまい。皆の分も残しておかなきゃ。
理性が働いたので喰うのをSTOPして、仕入伝票と一緒にワゴムで閉じておいた。ポテチ全部喰ったらランチが美味しくなくなるからね。
(つまみ喰いしておいて勝手なことを言う。)

その日の昼はここ。11時OPENのこの店へ。
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澄んだ青い空がここにも。
104の頭上も秋晴れだ。
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マスターがTシャツ姿だった。半袖です。いつものユニフォームじゃない。
早秋に入ったとはいえ日中はまだまだ暑く、厨房の温度も上昇しているから暑いんだろうけど、そんなカッコでアブなくないのかな。グリル系が多いだけに油がトンだり撥ねたりしないのかな。
ま、いーか。私は出るものがちゃんと出て食えればいいので。

会社携帯で指示メール打ちながらしばらく待ってたら、突然、
「アァ~~ッ!!」
パリ~ン!!
マスターの絶叫と、フライパンが床に落ちた音が響いた。
「やっちゃった~」
フライパンの柄の部分ではなく、焼いて熱された本体を素手で掴んじゃったらしいのだ。
私は滅多にこの店で話しかけたりしないのだが、目の前でやられたのでさすがに言いましたよ。
「大丈夫?」
「大丈夫じゃ・・・ない・・・」
掌が真っ赤になっていた。でもそういうのって一度や二度じゃないらしく、両腕のあちこちの傷跡、火傷の痕を見せてくれた。
「アタマでわかってても身体が先に動いてついついやっちゃうんですよね~」(ママ)
「夏はTシャツでやるので。よくやるんですよ」
それだったらちゃんとした服装して防御すればいいのに。
マスターは過去の傷痕を見せびらかしながら「仕事の勲章ですよ」
私はそうは思わないな~。
単なるドジか学習不足だと思う。誰も誉めないですよ。(爆笑)
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レンタカーを返して電車で前橋へ向かう途中、Eからメールが。
「何でポテチ残したのさ?」
「何でって・・・」
Eはお節介なところがある。「お腹の調子悪いの?」
「いや、そうじゃない。皆の分も少し残しておくのがマナーかな~と思ったので・・・」
「でもちょっとしか残ってないじゃん」
ちょっとだけ残すくらいなら全部食べなさいよと言わんばかりであった。

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前橋で小山行の両毛線待ち。
高崎から小山市内へ向かう経路を検索したら、大宮に戻ってから小山へ向かう経路が表示された。でも私は戻るのがイヤなタチでして。
静岡から帰京する際もそう。新横浜で下車してJR横浜線や市営地下鉄で戻るのがイヤなの。小田原で下車して東海道線で前へ進む方がいい。戻るのは何だかイヤ。
このヘンなクセをジャン妻は「無駄!!何バカやってんの?新横浜まで出なさい。小田原に停車する本数少ないでしょうに」
確かにそうなんだけど。戻ってまた進む折れ線ルートがどうしてもイヤなのです。こないだなんか関内から茅ヶ崎方面へ行くのに横浜まで戻るのがイヤで(僅か2駅ですけど)根岸線で大船まで行ったら余計に時間がかかったからね。
戻るのがイヤな私は高崎(前橋)から小山へ向かう場合、大宮まで戻るのがイヤで、両毛線で一気に行っちゃえと。
でも小山行は1時間に1本しかないのです。他は伊勢崎行。
余計に時間がかかった。で、両毛線の車内マナーの悪いこと。横座りで3席も占拠すんなよこのオヤジ。
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両毛線はなかなか小山に着かない。
いつまで経っても着かない。車窓風景も単調だし。
窓は汚れているし。いつ着くんだろう。
でも大宮まで戻るのはイヤ。これでいいんだと言い聞かせてようやく小山に着いた。
小山駅の両毛線ホームは駅構内の先端、宇都宮寄りに追いやられている。構内を延々歩いているところ。八高線もそうですが、JR東日本はローカル線と利用客に冷たいね。
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小山市内で公用を済ませ、帰京も在来線(上野東京ライン、湘南新宿ライン)にしようと考えたのですが。両毛線に座りっ放しで腰にキタので新幹線にした。
小山に停車する新幹線は本数が少ないんです。高崎より少ない。
自由席満席で。最初は立ってました。
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大宮でかろうじて着席。
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「両毛線で?大宮まで戻らなかったの?」
「経費節減」
「時間のムダ」
このネタになるといつも夫婦の会話は平行線。
9月の上州旅、おわり。
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彷徨い [風景]

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この街に還りたい。。。
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1/300 [BAR]

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長ったらしい名前のウイスキーをいただいた。
打ち込むのがめんどいので、マスターのBlogから拝借。
1952-2017 TO COMMEMORATE THE SAPPHIRE JUBILEE OF QUEEN ELIZABETH Ⅱ
(ザ・イングリッシュウイスキー クイーン・エリザベス サファイヤ・ジュベリー)
こんな長ったらしいネーミングのウイスキーは他に知らんよ。英国エリザベス女王即位65周年を祝して限定300本だって。全世界で300本ですよ。
その300本分の1本が目の前にある。
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旅人の惑星さんがボトル空にしたと思ったのですが。
あまり出なかったのかな。
1杯だけいただいたが、
「1杯3000円ぐらい?」
「そ、そんなにしないですよ」
BARが酒屋と同じ値段で営っていける訳ないから幾らでもいいけどさ。
「どうやって仕入れたの?」
「Amazonです。検索したら・・・」
マスターはカウンター端にあるPCを指した。たまたま引っかかったんだって。
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女王様だって?
エリザベス女王様で思い出したのですが、私が毎日欠かさず見てる「グンマーおやじのBlog」では、管理人さんが奥様を女王様と呼ばれておられます。
そこはコメント欄が無いのが残念ですが、知識が豊富で、ウィットに富んで、読み手を唸らせる文章を書かれる方です。失礼ながら、知性あるボヤき記事がオモシロい。
ウチにだって女王蜂・・・じゃなかった女王様がいる。このヨタ記事書いてた2017年9月9日に、地元の酒のディスカウントでビール1ケースと富士山麓という安いウイスキーを購入したのですが、ロイヤル何とかはそういう店では売ってない。(アタリマエか)その日の午後に検索してみたら、Amazonで残り3点、ご注文はお早目にとあった。
自室で寝転がってる女王様(ジャン妻)に、
「これ注文しない?」
長ったらしいネーミングとその由来を話した。
「フン・・・(笑)」
ジャン妻は鼻で笑いやがった。ムクッと起き上がり、
「それを飲んだの?」
「うん」
「〇〇さん(ショウさんの本名)が?」
「彼も飲んだけど」
「会ったの?」
「会ってない。別々にだよ」
「アナタもそれ飲んだの?」
「うん。1杯だけ」
「1杯幾らだったの?」
この辺りは主婦の発言だね。ロクすっぽ主婦業に勤しんでないクセに、金銭疑惑には食らいついてくるんだからさ。
「1杯3000円?」とは言ったけど「幾らなの?」なんて無粋なことを聞ける訳ないじゃないか。
「どんな味、香りだったの?」
そ、そんなん言われても。「香りは全粒粉のビスケットのようなバニラを伴ったふんわりとした甘さから次第にリンゴのタルト、トフィークリームへと変化して行きます。味わいはリッチでオイリーで・・・クリーミーなバニラアイスクリーム、トフィー、スパイスの効いたアップルパイだよ」とマスターのBlogを棒読みしたら白い目で見られた。
結局私は洋酒の香、味が比喩できないのです。BARは酒を飲むところだが、私は酒を飲みに来るよりも1日を振り返って終わらせようとして、その日のテーマが居酒屋で完結しなかった場合にもう1軒寄って、その日を振り返り、何かの想いを浮かべ、最後の1杯でリセットボタンを押す。その為にBARへ行くのです。
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だけどホントに300本かな。
実はもう1桁2桁出てるってことない?
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実際の女王様は、息子たちの離婚やら再婚やら、特に孫のヘンリー王子にはお悩みのようですな。
王子のスキャンダルをイチイチ挙げてたらきりがないから書きませんけど。
1926年のお生まれだから御年91歳か。英国内での人気も高そうだから退位なさらないんだろうね。退位できないのでしょう。
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哀しいかな。貴重なお酒をいただいたが私は洋酒のノウハウはサッパリ。単なる酔いどれでしかないのだ。
BARでは雰囲気に浸れればいいのですが、この夜だって最後はこんな感じですよ。子供がお菓子をブッ散らかしたに等しい。
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私なんぞにもったいない洋酒だった。では次回は即位70周年記念かな。
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具が殆ど無い焼きそば [BAR]

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スタンプカードが埋まった時に名前と住所を書きこんだら、この案内がウチにも届いたんですよ。
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でもねぇ。
これって日本酒の専門的な知識が無いと入っていけないんでしょ。
見たくもない余興を見なきゃなんないんでしょ。
自分のペースで飲めなさそうだし。
酒飲んで酒を語り合う?専門的な会話?そういうのって苦手なのだ。
私は専門職じゃないからね。日本酒談義なんてしたくないし。
人生を語るならともかく!!
(そんなドラマティックなものじゃないですけど。)
辞退しました。私が辞退した分、どなたかが参加すりゃぁいい。
「自分は遠慮します」
「ああ、そうですか」
「多分、浮いちゃうし」
「そ、そんなことないんじゃないですか?」
そんなことあるんですよ。私はそういうの浮いちゃうの。だからこうしてひとりで飲んでんじゃないか。
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この店の1階、入ってすぐ右のスペースは大好きです。
誰にもじゃまされないマイペースな空間です。誰か傍らにいてもいいですけどね。孤独を分け合いたい?
フロアのテーブル席に座ったことないですが、私は1階の客なのです。
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お燗を浸けてるとこ。
今更ながら、温度を確認した。
日向燗(30度前後)
ひと肌燗(35度前後)
ぬる燗(40度前後)
上燗(普通燗、45度前後)
熱燗(50度前後)
とびきり燗(55~60度)
皆さんはどえですか?私は43度で取りだしました。
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アテはもちろん焼きそば。今日は薄い塩味。
具が殆ど無い!!
これこそ私の理想の焼きそばだね。
野菜の高騰で具が少ないのかも。
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静かだな~。
客がゼロ!!誰もいないんです。
1階フロア貸切した気分です。
館内に響くのは私が焼きそばをズルズルすする音だけ。
2階からも声が聞こえない。気配がない。ホントに誰もいないのかな。

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2皿めです。脇からベーコンがカオを出した。
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3皿めです。ますます具がなくなり、また下からベーコンがカオを出した。
私はこのBARを屋台と位置付けてるのかも知れない。
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ヒマなのか、ママが2階から下りてきた。
移転前のチーオムは永遠の想い出かな。
静かな夜だった。
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和が家で餃子 [居酒屋]

群馬八幡に下りたら今にも降りそうなアヤしい空模様。
(また降らせてしまうだろうか。)
「雨率が高いですよね」(店主)
「私が降らせてる訳じゃねぇけどさ」
私は雨率が高いのです。雷雨にならなければいいが。
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駅前のお迎えのくるまが車懸の陣のように一斉に回転して出ていくところ。
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夜道を歩く。歩いているのは私だけ。
時折くるまが走り去った後は虫の音の大合唱。
もう秋です。時折吹く風も秋の風。
どの家々も窓が開いていた。
網戸だけで開いてる玄関の上がりに犬が寝ていたり。
2階の開いてる窓から、鴨居、写真、額縁が見えたり。
どの家々もエアコンは稼動していない。窓を開け、網戸から自然の風を家の中に入れている。
昔はエアコンなんて無かったのだから。自然の風を入れていた。
昔に比べてそれだけ気候が変動したということか。
どこからか懐かしい蚊取り線香の香がした。
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よう連絡が来るんです。「ハチビキが入りました「ヤガラが入りました」って。
こないだなんか「枝豆豆腐を仕込みました」
枝豆豆腐とは何だ?
「ヤッコの上に枝豆が載っかってんだろ」って返したの。昨日は「シンコが手に入りました」って言うからさ。
「シンコって何?お新香のこと?」
「そうで~す、じゃなくて・・・」
コハダより小さいコノシロの幼魚だって。
4cm~5cmをシンコ、~10cmをコハダ、13cmでナカズミ(知らないなそんな名前)、15cm以上がコノシロ、いちばん大くて15cm程度ですよ。
出世魚だそうです。数年前、上と衝突して降格、もうこれ以上の出世は望まない(望めない)私へのイヤミか。
シンコは小さいからさばくのに技と経験が求められるんだって。小さいほど値が張るらしいし。
「コハダの小さいの?じゃぁ酢締めか何かで?」
「そうです、酢で軽~く〆てあります」
「う~ん、酢の物が苦手で」
「〇〇さん(私の本名)酢の物苦手なんですか?どうして?」
「酸っぱいから」
理由はそれだけですよ。カンパチにしました。
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ふとボードを見たら意外なメニューがあった。
「餃子なんてあんの?」
「いきます?」
「うん。初めてじゃないかな」
まさかチンなんて音しないよなと疑ったが、フライパンでジュウジュウ焼いてましたね。
「普通の餃子だよね」
「ですよ」
「羽根付じゃないよね?」
「ガハハハ(笑)至って普通です」
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見た目はイマイチですがなかなかイケたんですよ。箸で摘まんでも崩れないし、穴が開いたり破れたりもしないし、具もそこそこ入ってたし。
「餃子なんて前からあったっけ?」
「今年の夏にお客さんが言うには、やっぱ夏場は餃子でビール飲みたいよねって」
それだったらそこらのラーメン屋へ行きゃぁいいのにね。
「美味いって誉めていいのかな餃子なんかを」
「ありがとうございます。手作りですよ。大きさも普通でしょ。大きけりゃいいってもんじゃないし」
「もしかして吉井町のジャンボ餃子のこと言ってます?」
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「あれはデカい。箸で摘まめないの。破れて中から具がボロボロ出て来るんだもん。皿に口を近づけてズルズルすすって食べたからね」
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「毎日は無理ですけど、仕込みに余裕がある時に多めに作っておいて冷凍すれば。余ったら賄になるし、おかずにご飯食べられるじゃないですか」
自家消費も可能という訳か。和が家で餃子が我が家で餃子になる訳だね。
「住んでた近くに、皮も具も手作りに拘る餃子を出す店があって・・・、
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・・・主人がFacebookかTwitterで、餃子仕込みました、って入れると餃子ばっかり出るそうですよ。ウチが餃子専門店じゃない~って」
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前後と上下、二段のカウンターです。ビールから日本酒(船尾瀧)に移行するタイミングだったので、しっかり少しずつ取り置きしています。
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船尾用にまだ1個キープしてあるし。
「(お酒と)合いますか?」
「合うね。でも餃子で船尾とはね。大関とか安い酒でいいのにね」
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店主は餃子に限らず「チャーシューとかも前にやったんで。最近は殆ど煮豚ですが、焼いたチャーシューを出したいですね。角煮とかも」
焼いたチャーシューね。そういえばママの両腕が、チャーシューを連想させるくらいに陽に焼けてたな。
「餃子に限らず言えば旦那に作らせますので何か宿題与えてください」
「焼きそばとか」
「いいですね」
「でもそういうのすると、そればっかり出て他のが出なかったりしてな」
「OKですよ。だから(ウチに)来てくださいね」
来てくださいねの後で、気になることを言われた。
「焼きそばお好きですものね」
え???
私が焼きそば好きなのを何故知っている。
この店にはないし、そういう会話をしたことない筈だが。
もしかして私のBlogを知ってるのかな。でも酢が苦手なのは知らなかったみたいだし。
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この日ばかりは竹輪は脇役だった。
いつもの竹輪と違って固かったな。
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山芋の磯辺揚げもいただいた。磯部ではなくて磯辺ですよ。
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白菜の浅漬け。
白菜のBodyから赤いものがチラチラ見えてる。退けました。
「辛いの苦手ですもんね」
やはり知ってるのだろうか。でもまぁいいか。悪いこと書いてないし。
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この白菜、噛んでるとか顎が疲れるぞ。
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最後におとおしアンコール、ジャン母の煮物の残り物にソックリで見た目はマズそうだが、味が浸みて美味かったので。
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帰りはタクった。
少し小雨が降っている。
フロントガラス前方に見える町の光が懐かしい。
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「何処へ行ったの?」(ジャン妻)
「和が家」
「七じゃないの?」
「だってメールが来たから」
「いいタイミングで来るよね。まぁアナタが和が家と気が合うのはわかるけど。で、これから?」
「う~ん・・・」
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群馬禁断症状 [コラム雑記帳]

群馬に行けなかった8月。。。
9月になったら行けるかな。還れるかな。
行ける日が来たが。日帰りなんですよ~。
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東京駅。何だか混んでるな。9月過ぎの平日なのに家族連れが多い。
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両毛線に乗り換えて前橋へ。
乗った車輌はドアを手動でこじ開ける107系だった。
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私はグリーンとオレンジの湘南ボディを見慣れて育ったので、107系のデザインにイマイチ馴染めなかった。
この107系車両、いつでも手動で開け閉めするのに難儀したものです。最初の一押し(引き)がなかなか重いのですよ。
ホームに着いて下車する際、私は女の子やお年寄りにやらせるよりはと自ら先に手を出しますが、ちょっとだけ開いたら蝶野正洋のヤクザキックのように靴裏で蹴飛ばして開けてました。
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この車両のロングシートに座ると、ケツがめり込むような座り心地。あまり気持ちがよくない。
それも1人1席でなく、荷物置いたりしている。2席占拠するグンマ人の乗車マナーは何とかならんものか。

前橋駅に着いて、下りる際に気付いたのだが。この107系は北関東を走り続けて29年経ち、この9月で定期運行を終了するという触れがあった。
「ありがとう107系」の中吊りがある。定期運行は9月に終了し、10月初旬に団体専用列車として運行されて任務満了です。
そうか引退するのか。
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誰かがこの車両をサンドイッチ電車、サンドイッチ車両と呼んだそうな。
クリーム色のボディにグリーンのライン2本、ピンクのラインが1本。
クリーム色がパン、ピンクがハム、グリーンはレタスだって。
眉に唾がいっぱいつくようなそんな話は初めて聞いたぞ。群馬転勤中にそんな話聞いたことない。
ウチの社員はALLくるま通勤だから107系なんて興味ない連中ばかりである。鉄オタもいない。
107系の何輌かは上信電鉄に有償譲渡されるそうです。2輌編成で運行できるので、揺れまくる線形カーヴだらけの上信電鉄のお目に適ったらしい。
無償譲渡じゃないですよ。有償です。しっかり金を取るのがJRの体質です。
上信に譲渡されたらサンドイッチ塗装は変更されるでしょう。マンガチックになるに違いない。
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前橋駅前から伸びるけやき通り。
高崎駅発11:37で前橋駅に着いたのが11:51。お昼の12時まで10分を切ったので今から行く目的地へ電話した。ランチ休憩に出る直前に相手(担当者)を捕まえようと目論んだのです。
歩きながら携帯で、
「前橋駅に今着いたのですが、これからけやき通りを走ってそちらに駆け込みます。12時ちょっと過ぎてしまいますがよろしいでしょうか?」
「係の者がおりますから大丈夫ですよ」
「じゃぁ走らなくても・・・」
「ハイ走らなくても大丈夫ですよ」
係員は外へランチに出ないのかなと思って気が付いたのは、けやき通りは外食砂漠、外食不毛地帯なんですよ。
1軒だけあった喫茶店も潰れたし。今あるのは温泉施設内にあるこれだけです。
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走るまでもなかったが、やや早歩きに歩いて横断し、歩速を更に上げ、エレベーターを上がって目的地へ。
「あ、あの、さっき電話した・・・ゼェゼェゼェ」
最後のゼェゼェは演技です。相手も血の通った人間なので対応がやわらかくなるのですよ。群馬に住んだ頃からの顔見知りの女性係員が笑ってこっちを見てた。
難なく終わったが、この駆け込み演技はそう毎回は使えない。頻繁に演技してたら「いつも走ってますね」と気付かれるだろう。
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本町交差点です。
この先にある居酒屋「つくし」まだお元気だろうか。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-09-08-1

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下馬将軍なんてお菓子がある。
前橋(厩橋)藩第4代藩主、酒井忠清(雅楽頭系)のことです。
気賀の住民を虐殺したように描かれた人(右後方、左衛門尉家)とは大本は同じだが別系統です。
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前橋駅前にあるレリーフは前橋市出身の作曲家、井上武士さんを讃えるもの。
童謡でもあり文部省唱歌でもある、海は広いな大きいな~ですよ。作詞の林柳波さんも沼田市出身です。
井上武士さんは他にも、こいのぼり、お月さま、汽車ぽっぽ、ぞうさん、チューリップ。。。

またこんな幟があるのか。
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もう夏は過ぎているのに。

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上州玄関口へ戻ります。ここからバスで支店へ。
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そこには陰の部下、草の者6号が待っていた。
さほど難しい内容の打ち合わせでもないのに、ひとつひとつ説明する毎に6号の声が「ヒェ~」のように裏返った。
「無理そうなら・・・私と分担してやるか」
「いえ・・・」
「どうした?」
しばしの沈黙の後、
「やりますっ!!」
後でジャン妻は「あの子(6号)もそうだけど、草の者たちはアナタに仕事ができないって思われるのがイヤなのでは?」と言っていた。
6号との打ち合わせは支店の奥にある事務室と控室(休憩室)を兼ねた小部屋で行ったのですが、私は最初はドアを開けっ放しにしていたんです。
そしたら別の社員が大事な打ち合わせだから開けっ放しじゃマズかろうと、ヘンに気を遣ってドアを閉めたんですよ。
私はドアを開けて、まだ廊下にいた社員たちに、
「開けといていい。俺は独身女性と打ち合わせする時はドアを開けっ放しにしてるんだよ」
そしたら爆笑された。
何故笑うんだ?
「大丈夫ですよ~」
何が大丈夫ってか。
俺が安全パイか。何だと思ってやがるんだ。
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別の現場へ向かう6号に高崎駅まで送って貰った。
15時台なので泊まるには早過ぎた。この時は日帰りで帰京した。
その数日後、たいしたボリュームではないのだが、群馬行のネタをGETしたのです。
1泊するほどの仕事量でなくても、18時に都内でUpして、高崎に前泊して翌日廻る、でも出張扱いにならないから私費で泊まりゃぁいいんだと思い直した。(続く)
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予告編 紀尾井さんへ [ご挨拶]

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行ってきましたよ~。
「行ったことあります?」
「マークしてあります」
という会話の遣り取りがあったのです。
そう言ったからには私のモットーたる有言半行で。言ったことの半分は実行するの意です。
不言実行って不言不実行になり易いからね。
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紀尾井さんのルーツである旨の記載もありました。
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静岡市内某所にある廃屋酒場で、スバらしく秀逸な料理を提供するこのお方のルーツは。。。
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この城の落ち武者だったのです!!
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だけどこの城が滅んだのは戦国時代の黎明期前で、知らなくても日常に支障はないです。
私も紀尾井さんのルーツでなけりゃ来なかったかも。
まだ資料の裏付けが取れないので本編Upはまだ先になります。
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PONPON [グルメ]

長年私とソリ合わない総務の女王が、新期に加わった現場社員の産休育休面談に出向くことになり、既にそこに出向いている私に聞くには、
「駅の近くに喫茶店とかなかったですか?」
自分で調べろよって思った。
私は喫茶店なんぞに行かない人種なのを知らないのかコイツは。
それに今の時代に質問が旧過ぎる。喫茶店というものが絶滅しかけているのに。
「喫茶店?なかったな。そんな場所じゃない。駅ビルん中にMACとサイゼリヤぐらいしかなかったぞ」
「そうですか・・・」
「今の時代、駅Cafeもコンビニのイートインに押されてるからな。昔ながらの喫茶店なんてそうそうないよ」
その後どうなったか、どこで面談したかは知らない。私もそれきり忘れた。でも聞かれた時にフッと渋川の純喫茶ルナを思い出したものである。
あれ以来私は喫茶店も駅Cafeも行っていない。ああいう純喫茶は旧い商店街にしか生き残っていないと思う。再開発されたら消えうせる運命にあるのだ。
ところが普段よく行く公用場所近くに意外な喫茶店を発見し、他に選択肢が無いので入るハメになってしまった。磯子区役所の近くです。
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磯子駅前はあまりソソる店が散見されないな。
暗そうな蕎麦屋が2軒、旧い2階建ての複合テナントの2階にこれまた暗そうな居酒屋や中華が仕方な~く営ってたり。というか、営ってるのか営ってないのかワカラン。商売っ気が感じられない。
味噌ラーメン専門店「味の時計台」にもソソらなかったので。
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PONPON?
ぽんぽん?タヌキか。
喫茶店か。角地にあった店で外から見るとこれまた暗そうな感じで少し躊躇したが、そこそこフードメニューが揃ってそうだし、他に探してる余裕もなく、エイヤっと決断して入店した。
品のいお婆さん(というか年配の女性)2人で営っていた。
「これから混みますのでお一人様席でお願いできますか」
「いいよ。だけど・・・」
・・・やっぱ言うの止~めた。何を言いたかったかというと4人テーブル席には「禁煙席」の札があるが、お一人様席にはその札がなかったのだ。
昔からある喫茶店で分煙化は難しいのは私も理解できる。喫煙OKなのかNGなのかよくわからないまま、灰皿も置いてない1人様席に座った。
先客はおひとり客が2人。2人ともお婆さんで日替わり?弁当(お重に入ったタイプ)を品よく平らげていた。生姜焼のような肉が入ってたぞ。年寄りは肉を喰らった方がいいんだ。
メニューを見たら、生姜焼が弁当(重箱タイプ)とライス(別皿)とあったので、
「生姜焼き・・・ライス・・・」
「ライスの方ですね」
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弁当でなくお皿にしたのは、重箱はご飯が摘まみ難いんですよ。
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写真は暗いですが、年季が入っているが二方の大きな窓から入る光で意外に明るいです。
2面の壁沿いにビニール製のソファが並んでいる。私が座ったソファの壁に大きな鏡が店内を広く見せている。スナックを思わせる。
店内をさり気無く飾るアクセサリーも何処か洒落ている。でもガチャガチャしていない。
外から見た暗いイメージを払拭した。
メニューはこんなアイテム。意外と多いです。
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トントン鳴る音はママが野菜を刻む音か。
そのうち厨房からジュウジュウ音がして生姜の香りがしてきた。
厨房からここまで生姜の香りがするってことは、どんだけ大量の生姜を使ってるんだい。
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全体の並んだ写真を撮り忘れましたが。ブ厚い4枚の生姜焼肉の上に目玉焼きが載っている。ジュウジュウ音を立てている。
「熱いのでお気を付けください」
確かに熱そうだ。肉は後回しにして添えてあるキャベツの千切りにとりかかる。肉を除けたら半生野菜というか、鉄板の熱さと、焼かれた生姜焼肉(豚肉)の熱さにサンドされて蒸し焼き状態になっていた。
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肉も野菜も生姜の主張が強い。汗が出て来た。
ライスに添えられてるものは刺身蒟蒻です。これはさすがにどこからか仕入れたものを添えたんだろうけど。肝心なメインは手作り感満載だった。
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コーヒーは中生ジョッキで出された。先に持って来て貰って正解だった。喉が渇いてたのもあるけど、この量だと食後に飲んだら腹いっぱいで飲み切れないだろう。
後から3人客が入店されてこれまた婆さんと爺さん2人。告別式の帰りのようで。
「生ビール」
「生はございません。瓶になります」
その3人客、ナポリタン、オムナポリ、焼きそば風、3人別々だったが、殆ど3つ同時に出されましたね。
でも喫茶店でビールなんぞをオーダーするぐらいだから、如何に磯子駅前に選択肢が少ないということですよ。
意外に美味しかったが、店も客層もALL年寄りばかりで私がいちばん若かった。で、その彼らが喰らっていたナポリが気になったので再訪したのですよ。だが11時ちょい前だったので、ランチタイムの準備ができていなかった。
「少し早いが食事できる?」
フロアに気の強そうなオバさんが出てきて、切り口上でこう言ったものだよ。
「ええっと、まだランチの準備ができておりませんので、こちらでしたら」
と示されたメニューがこれで、モーニング中心で「スパぐらいならできますよ」程度のアイテム数だった。
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「じゃぁナポリとアイスコーヒー。大盛りで」
「大盛りですね。アイスコーヒーは先にお持ちしますか?」
この「先にお持ちしますか?」が何故かハナについた。何故だろ。早く店から出されそうな気がしたのは、このすぐ後に、店に長年来ているだろうオバさんがフラッと入って来て「後でお友達とまた来るわね~」「はぁいお待ちしています~」
要は私と接客TALKのイントネーションが違ってたんですよ。これは私に対してだけでなく、後から来た会社員2人連れに対してもそうだった。その2人は営業か採用担当の方らしく、スパゲティの焼きそば風とコーヒーをオーダー、店のテーブル上に資料を並べて打ち合わせを始めたのだが、自然とコーヒーは食後になる。店に居座るのが長くなる。そちらに対しても何となくぞんざいな空気なんですよ。この店はどうも常連さんと一見さんに対して差があるようだね。
先にコトッと置かれたのがこれ。
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コトッと置かれた粉チーズの量の少なさ。
この頃私は昨日Upした西新宿のスパ専門店「くぼやん」通いが続いていて、そこでは毎回大盛り、粉チーズかけ放題だったので、ケチだなぁこの店と思ってしまった。
おのずとくぼやんとこの店のナポリ比較になってしまったのだが。
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熱々です。最初のひとくちで湯気がモワ~ッ!!
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スパも具も多かった。何グラムあるだろ。食べてるというよりナポリと格闘している感じだった。
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かなりキツかった。トマトソースがベットベトです。ベチャベチャと多い訳ですよ。
やっぱり粉チーズ足りないよ。スパのボリュームに対して1/20ぐらいしかないじゃんか。かけ放題のくぼやんと比べたら。
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空いた皿とグラスはサッサと下げられ、早く追い出したい空気を感じたのとこっちも急いでたので店を
出ました。
どうも常連さんと一見さんとの接客の差がアリアリなのでそれきり今日まで行ってませんが、磯子区への公用は続くので、他に選択肢が無けりゃ行くと思う。
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くぼやん [グルメ]

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西新宿へ月に2回ほど定期的に行きます。
新宿スクエアタワーというデカい高層ビルに公用があるのです。そこの〇〇省の出先機関で、社内で1ヶ月に発生した都内の変更事項を、月2回に分けてドサドサと持って行くのです。多い時は3回か4回行きますね。
その場所を舞台に過去にこんなショート記事を書いたことがあります。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-05-14-7
昔の私の記事は今ほど大きくなかったのです。

これまで西新宿へ夕方に出向いて、そのまま新宿駅から湘南新宿ラインで直帰しちゃうパターンが多く、昼に出向いてそこらでランチしたことがあまりない。
昼時、成子坂は人がたくさん歩いている。デカいビル企業に勤めるビジネスマンやOLが多い。
これは昼どきに成子坂で飢狼のようにエサ場を探すひとたちです。
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西新宿という土地柄か外国人さんも多いね。私はあまり外国人に偏見を持たないようにしているのですが、成子坂の歩道は狭いので「ちょっとそこにタムロってないで退いてくれないかなぁ」と思う時はありますよ。
そういえばこの店は何処へいっちゃったんだろ。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-01-21-1
このクラスの店で何で並ぶんだろ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-03-22
結局、働いてる人の数ほど飲食店が無いんだと思う。
間口の狭い店が多く、店頭でテイクアウトを販売してたりするし。

(西新宿駅前のデカい総合病院にジャン妻の実父が入院していたことある。
夏休みでドクター不在で、ロクに治療もせず個室に放置され、バカ高い金額を支払わされた。
それ以来私もジャン妻もジャン妻実父もこの大病院が不信です。)
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西新宿界隈を知って数年になりますが。さるBlogでこの店を知った。
ジョナサンの地下入口にこんな謳い文句がある。
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「ナポリタンが美味い!」
自分で言うか?ちょっとアヤしい。
がっつり系スパゲティということはお洒落じゃなさそうなので下りてみたんですよ。地下にある店は何だかソソらないからね。その方のBlogを見なかったら入らなかったと思う。
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薄暗い不気味な地下に幾つか店があるのですが、その店は全然オシャレじゃなかった。カウンター12席しかない狭い店。
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ガラスに6種類のスパゲティ写真がベタベタ貼ってありますが、店内の明かりが写真の裏から光って逆光になりちっとも美味しそうに見えない。どのスパゲティ写真も味が濃そうに見える。実際濃い味つけでしたが。
ナポリタン。。。昭和の優しい味
醤油。。。焦がし醤油で香ばしく
明太子。。。枝豆との相性絶妙
枝豆??
ミートソース。。。デミグラスソースで深い味
カルボナーラ。。。ソースたっぷり濃厚
塩。。。さっぱり
他、ニンニクナポリタン、ニンニクしょう油、塩ニンニクがあって、サイズはデフォで300g、大盛りはプラス150円で450g、特盛はプラス250円で600g。。。
トッピングは半熟たまご100円、焦がしニンニク50円。
私は営業ではないけど、人と会う業務でもあるのでニンニクはちょっと。。。
券売機でこの店のウリ、ナポリの大盛りを購入。
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待合椅子もある。ランチ時は混むんだろうね。
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客層はオッさんが多いです。OLもいますが殆どオヤジの店ですね。
ドリンクセットがないから回転は早いようです。
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味も素っ気もない店内です。
テレビがあるけど音が出てなかったりする。特定の位置からしか見えない。
カウンター右奥に厨房があり、恰幅のいい大将が時折炎に包まれながら汗だくで調理している。
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美味しいです。太くてネットリした麺。細いうどんか。パスタを期待するといい意味で裏切られます。
パスタやスパゲテッィとも別のような。
具はピーマン、タマネギ、ベーコン、そしてシメジ!!
苦手な具は抜いてくれます。
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粉チーズは大量にあります。
掟破りの2回かけをしてしまいました。
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美味しいです。味も濃厚。クルクルクル巻いてパクッと食べる。
多少は脂っこいのもどこ吹く風で450g完食!!
昭和の優しい味と謳っていましたが優しくはなかったですね。懐かしくも力強い味だった。
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美味しかったので他のも食べてみようと再訪、ミートソース。
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昭和の頃、明太子やカルボナーラなんてのは無かった。ナポリとミートだけだった。
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ミートはナポリと違って具を炒めない。だから炎が上がらない。
茹でた麺・・・どう見てもスパゲティでなはく麺としか言いようがないです。をサッと炒めて、それにソースをドロドロかけてるのが見えた。
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これもフツーに濃い味。
家でジャン妻が作るとスパが足りなかったりミートが足りなかったりして哀しい終盤になることがあるが、全くそんなことはない適度な量。
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地上に戻るところ。
11時OPENは助かります。喰い終わってからでも公用先に間に合うし。
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そして3度目の訪問は明太子いきました。この日は何故か空いていた。大将と品のいいオバさん。奥様かな。
大将が一服してTV見ているところ。
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それまでの2回は若くて美人のバイト嬢がいて、手が空いてる時はバイト嬢の人生相談にのってあげたりしているんですよ。客から見たら私語だけど。
小耳に挟んじゃったんだけど、西新宿という土地柄か、外人さんと何かあったらしく、
「日本に来たら日本のルールに従わないとさぁ」(バイト嬢)
「それは住んでるんじゃなくて、観光で来てたんじゃない?」(大将)
「ああ、それでかぁ」
やんわりと諭してました。大将の外見はゴツいけど物言いはソフトだった。
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塩味です。麺の頂上に干し海老が少し載っていた。
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ナポリとミートは粉チーズを全面にブチ撒けるのですが、これは半分だけにした。
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具に枝豆が混ざってるんですよ。塩味だから枝豆は合うことは合いますが、ビールが飲みたくなってきたね。
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ビール飲みたいな。でもビール飲んだら450gはキツいかも知れない。
ドリンクを見たらアイスコーヒーと缶ビールくらい。せめてコーラぐらいあってもいいと思うけど、そういえば誰もドリンクオーダーしてませんね。だから客回転が早いのだが、食後にコーヒーなんて店じゃないです。
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家でジャン妻が作ると(ミートと同じことを言いますが)スパが足りなかったり、明太子が足りなかったりして哀しい結果になることがあるが、全くそんなことのない適度な量。
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デフォで300gだとちょっと物足りないかも知れない。
これまでの3種類(ナポリ、ミート、明太子)は450gで普通にイケましたね。
次は醬油です。
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これは美味しいけどスパゲティという感じがしなかったな~。
太い醬油焼きそばか、街角中華にある焼肉定食のような甘しょっぱいタレで炒めててあったのです。ご飯が欲しくなった。
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写真だとベーコンですが、店で見た時は豚バラ肉だったような。
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最後に塩、これがいちばん気に入りました。スパゲティというより具の少ない塩焼きそばです。だから気に行ったのかも。
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クリーム系のカルボナーラは苦手なのでパスしましたが。
昔ながらと謳いながら力強い味のナポリ、ミート。
枝豆と組み合わせた意外性の明太子。
ご飯が欲しくなる焼肉系のタレ、醬油。
塩焼きそば系の塩。
クラシックな味をベースにしたクオリティの高さ。全て美味しいです。ハマりました。一部のメニューはキワものスパともいえなくもないが。基本は完成された逸品でスバらしい。
「全部具無し、麺だけ」でもいいかも。それなら特盛いけるかな。
味も素っ気も無い店内ですが。西新宿の公用が毎回楽しみ。MIMIZUさんどーもです。
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丸大ホール [居酒屋]

誰かが浮かべば誰かが沈むのは世の習いだが、私の手の届かないところで大きな社内政変があって、その余波がジャン妻の部署に及び、ジャン妻の上司、ジャン妻、新任の〇長(ジャン妻との2頭体制になった)3人で大衆酒場で飲み&打ち合わせをするそうで「軽く飲んで来るから・・・」とメールが来たのだよ。
急だな。どうせ家の冷蔵庫の中には、ロクな食材が無いから構わないけどさ。
例によって私は外を回っていて、この日は鎌倉市~茅ヶ崎市(大龍という店を取材に行ったのだが、定刻になっても店が開かなかった)~海老名市~八王子市~立川市と民族大移動、役場が閉庁した17:00にまだ世田谷区の窓口にいて、そこでUpしようとしたら草の者(※)1号から連絡を受けて、打ち合わせに向かった。
(※草の者とは?
今は別ステージに去った伊東甲子太郎が私に残してくれた職制で、1号~現在10号までいる私の陰の部下。ALL女性です。
私と連中とは部署が違うのだが、ある業務だけ部署を飛び超え、直接指示してOKになっている。)
1号と打ち合わせを済ませた後、小田急線とJR南武線がクロスする登戸駅から南武線に乗ってゴトゴト帰る途中、何処で夕食&晩酌にするか考え考え、上大岡の焼き鳥の気分じゃなかったので(あそこは意外と高くつくので)南武線で終点の川崎駅で下車、となると。。。(前置きが長ぇな。)
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大衆酒場&大衆食堂。
朝昼は時々食事だけしに来るのですが、夜に飲みに来たのは久々です。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-08以来だからほぼ1年ぶりか。
店内はいつもの喧噪状態でワイワイガヤガヤ。ほぼ全席を会社員が埋め尽くしていた。奥の小上がり(座敷)も埋まってました。女性客は1人しかいなかった。
辛うじて6人テーブル席の1席に座れた。
フロアにオバちゃんが3人いいた。オバちゃんが紙の伝票持って「いらっしゃい」
「生ビール」
「ハイちゅうなま!!」
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「焼きそばと、カレーの具」
「具ね。ハイやきそばとカレーの・・・」
・・・具、は言わないで厨房にトコトコ歩いてって「これ、具ね」と伝えたのがわかった。前にオムレツを頼んだら間違ってオムライスが出てきたことがあって難儀したからね。
「カレー」なんて叫ばれて、間違ってカレーライスが出てきたら・・・
ちゃんと具だけで来ました。
昭和の香りがする甘口のカレーだよ。
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ご飯は無いです。具だけ。それでも福神漬がたくさん付いてきた。
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昔はキーマ、グリーン、インド、そういうカレールゥは無かった。グリコワンタッチカレーで育った私がこのトシになってカレーを肴に酒を飲むようになるとは。
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隣には4人のグループ客がいます。
この店を知っている上司さんが社の若手3人を連れて来た光景がアリアリ。それがわかったのは、上司さんがこの店の料理はどうこう、朝から昼から飲める云々、知ったかぶり?をしていたから。
あまり他のお客さんのことをどうこう言うのはよくないですが、相席だから耳に入っちゃうんですよ。
私の左隣にいる若手さんは私のカオを見て椅子を左に寄せて、私との隙間を思いっきり空けたんです。避けられた感がある。
私の前の席も空いてたが、WCに行ってたようで、その方、戻ってきたら自分の前に私がいるのでギョッとした顔をされた。
皿の上の残りを急いで平らげ、すぐお会計して出てっちゃった。
どうも私はひとりでテーブル席にいると周囲に避けられる。カウンター席が無い店だから余計に気を遣うよ。
前方の視界が開けたらいろいろ見えてオモシロい。
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焼きそばも来た~。
おっそろしくクラシックで品の無いソース味。←(悪い意味ではなくいい意味でね。)高崎あら町のBAR、克で出される焼きそばとは雲泥の差である。(最近思ったのだが、あの焼きそばは上品なのでスパゲティに近いと思う。)
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日本酒に移行。
「大関ぬる燗」
「燗でいいのね」
「うん」
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フロアに若いねぇさんが加わり4人体制になった。
その若いねぇさん、塗る燗待ちの私を目ざとく見つけて、
「何か飲まれますか?」
私はわざとこう言った。
「今、大関のぬる燗をお願いしてあるのだが・・・」
・・・まだ来ないんだよね~みたいな遣り取りが私のぬる燗を受けたオバちゃんに伝わり、催促されたと思ってプチッときたらしい。
若いねぇさんに向かって「ぬる燗、今やってっから」
若い子への対抗意識がモロ出しですな。
「ぬる燗、今、やって貰ってるから」と言えばよかったんだけどね。
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このぬる燗、思いっきりぬるかった。
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オムレツ、細かく刻んだハム、細かく刻んだナルト、トロけるチーズも。
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ひとりで飲んでるのは私だけのようだな。
前にいたお客が出てったので視界が益々開けた。これより数分前に3人客が「無理」お断りされてたばかりなのに。
イヤラしいけど周囲が益々見えてきた。この店のオバちゃんは料理を残すと一過言あるのです。私は残さないけど、お隣で、
「これもう要らないの?」
「うん。下げてくれる?」
「あったかいうちに食べないからだよ」
物言いつけてましたね。話に夢中になってないで熱いうちに食べなきゃと。それは肉豆腐の残った肉だったと思います。冷めて油が固まっちゃったのです。
それ見て肉豆腐注文するの止めてモツ煮にした。
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モツ煮は何となくかけそばの汁の香りがした。
でも鼻を近づけると、モツの香り(獣の香?内臓?)がちゃんとするんです。
これはもしかして和風の出汁を使ってるのではないか。
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熱燗2本め。ちょっと熱くして貰った。
「さっき、ぬるかったでしょ?」
「うん、ちょっとね」
ちょっとじゃなかったけどね。これもさっきの若い子へのライバル意識の表れか。持ってきた熱燗は手で触ったら熱々で持てなかった。

どうしてもお隣の会話が耳に入ってしまうのです。
締めに何を食べるか若い者に決めさせてる。
他所様が締めに何を食べようが大きなお世話というものだが気になった。「オムライスにしなよ~」って言ってやりたかったが止めた。
そしたら締めは梅茶漬けだった。この店のお茶漬けは梅しかないようです。次に聞こえてきたのが、「自分、梅干し食べないんですよ・・・」
だったら梅茶漬けなんぞ頼まなきゃいいのにさ。聞いててアホらしくなったのでそこから先は自分の酒肴に集中してグイグイ飲んだ。
そして自分の締めをどーするかで閃いたのが、上大岡でよくやるプチぶっかけをこの店でもやってやろうと。
「半ライス少なめでくれる?」
「ご飯だけでいいの?」
「これをぶっかけて食べるの」
「ああ、そう。少なめでいいの?」
「うん」
オバちゃん同士で、何?半ライス?何するんだって?ああ、残り汁をかけて食べるんだ。そこだけ聞える。店がどんなにうるさくても聞える。
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何処が半分なんだよこれ!!
どう見ても定食のご飯に近い量ではないか。この辺りがこの店のオバちゃんのお節介というか。
「多くないかい?」
「大丈夫大丈夫。男だったらこれぐらい平気平気」
私はモツ煮の汁をぶっかけるうえで、ご飯とのバランスを言ったんだけど。そう言われたら引けないよな。
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汁よりご飯の量が多いので、吉野家でいうつゆ抜きに近いぞ。
腹が膨れてきた。
「大丈夫?冷たい麦茶持ってこようか?」
男だったらこれぐらい平気ってハッパかけといて「大丈夫?」も何もないもんだ。麦茶持ってきてくれた。
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計算は暗算で早いの。電卓なんか使わない。
「計算早いね」
「アハハハ(笑)お値段に1の位の数字が無いからよ」
商売上手で数字に関わるのがボケない秘訣だろうな。
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私は2本で止めて真っ直ぐ帰宅したのだが。
23時半過ぎてもジャン妻が戻って来ない。22時の電車に乗りますとメールが来たのだが。
「何処にいるの?」
「大船まで行ってしまって・・・」
寝過ごしたらしい。24時前に戻って来た。
「寝過ごしたってか。バカめ」
「気付いたら、あれ?って」
「何処で飲んだん?」
「桝本って店」
舛本?あの細長いテーブルで高い椅子の店か。
ありゃ大衆酒場じゃないか。ジャン妻は大衆酒場が嫌いで、丸大ホールも「落ち着かない」と言ってイマイチ合わなかったのです。
それが舛本とは珍しいな。
「うるさい店でさぁ。二合徳利がないの。一合と三合だけ。2人ともよく飲むからさぁ」
人のせいにしていた。
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大船スライドショー [居酒屋]

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刺身の盛り合わせなんてあったかこの店?」
「河岸は関係ないわよねぇ」(ジャン妻)
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この文鎮を見ると納涼祭を思い出すよ。
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大船駅に着いたら「2名は入れます?」と必ず電話します。
今日応対してくれたのは、トテモ明るく丁寧なTALKの女性だった。
誰だろう?生とおとおしを持って来てくれたのは初めて見る女性だった。
「アナタさっき私の電話に出た?」
「ハイ私です」
「トテモ感じのいい応対でしたよ」
「笑」
「まるでこの店らしからぬ。。。」
「笑笑」
この店、個人商店なのか株式なのか、有限なのかわからないが、姉妹店も含めて意外と従業員数が多いのかも知れない。
名物マスターが長いこと不在(療養中)です。
その間、暖簾を守ろうと頑張るスタッフたち。
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カレー煮込み!!
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名物!!サーロイン串焼き!!
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焼いたスパムを出してくれた。港区のHARUに比べるとやわらかめ。
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定番のポテサラ!!
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沖縄料理の。。。何だっけこれ?ラフテーだったかなぁ。
ゴーヤチャンプルとか、煮込みとか、誰か沖縄出身のスタッフがいるのかこの店?
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本日の懐メロは。。。

Want you 俺の肩を 抱きしめてくれ
生き急いだ男の
夢を憐れんで
人生はゲーム
誰も自分を愛しているだけの悲しいゲームさ
スローなブギにしてくれ 南佳孝 1981年

あなたの夢を諦めないで
熱く生きる瞳が好きだわ
負けないように悔やまぬように
あなたらしく輝いてね
夢を諦めないで 岡村孝子 1987年

ああ、私のハートはストップモーション
あなたに出逢ったまぶしさに
ああ、私のハートはストップモーション
通り過ぎるなんてできないわ
私のハートはストップモーション 桑江知子 1979年

ねぇ この世に生まれて 最初の朝に何が見えたの?
今 その輝きであなただけを見つめている
瞳が微笑むから 今井美樹 1989年
1989年がもう懐メロの分野に入るのか。
今井美樹さんは布袋さんと一緒になってから曲がエキセントリックになった気がするなぁ。個人的な感想ですが。

海岸で若い2人が恋をする物語
目を閉じて胸を開いて裸で踊るジルバ
恋は南の島へ翔んだ
眩いばかり珊瑚礁
チャコの海岸物語 サザンオールスターズ 1982年

ラブ・レター・フローム カナダ
もしもあなたが一緒にいたら
どんなに楽しい旅でしょう
カナダからの手紙 平尾昌晃 畑中葉子 1978年

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お会計は人差し指1本!!!
アッヤしいけど信用できます。コースと思えばいいのだ。
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プロとアマ 焼き鳥談義 [居酒屋]

この店へ、納涼祭で自分で焼き鳥を焼いた写真を見せびらかしに行きました。
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写真は2回分で会話も2回分です。
納涼祭で自分で焼いてから、しばらく焼き鳥に食指が湧かなかった。
あの真っ白い3600本の冷凍鶏肉を思い出すと。うっぷ。。。
この店で焼いてる人たちは他の店でも焼き鳥を食べるのかな。
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今日はタレばっかりです。
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「今日は珍しくタレですね」(Kさん)
「納涼祭以来しばらく焼き鳥はいいや。特に塩は見たくなかったのよ」
「あ、そういえば焼かれたんですよね。お電話いただいたし。焼き鳥焼いてるってお電話いただいた時、〇〇さん(私のこと)ってカワイイ人だなって思いました」
カワイイかどうかはさておき、私が焼き鳥を焼いてる写真を見せたらちょっとした歓声が上がったよ。
似合ってるねぇ、普段焼いてる人みたいですねぇ、プロの職人さんみたいですねぇ、そう言われて悪い気がするわけがない。私はあくまでカウンターのこっち側だが、この時期だけでも同じサイドに立ったという意味でお互いに親近感が増した。

今日は板前のTさんが休みで、ナメロウは童顔のD君がたたいた。
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「何本焼いたんですか?」
「3600本。2日で」
「さんぜんろっぴゃくほん!!」
「ひとりで焼いたんですか?」
「5人で。1箱に50本あってそれが36箱あった。1日に1800本を2日だから3600本・・・」
この店はいつも生の肉を焼いているので、冷凍肉を焼いたことないそうです。
どこの肉か聞かれたので、スチーム社っていうところから購入した冷凍肉だったことを話したら、ジュニアが言うには、キャンプやBBQ用の肉で普通に焼ける肉だという。
まぁその時だけのイベントで素人が焼く訳だからね。
「使った肉は、事前に軽く茹でてあるか、蒸してあるんじゃないかなぁ。そういう肉を冷凍してあったですよ。それを自然解凍させながら焼いたんだけどずーっと焼きっ放しでしたね」
「何時間くらい?」
「3時からだから、5時間かな」
「ずーっと焼きっ放しですか?」
「焼きっ放しですよ。開けたら解凍しちゃうので、全て焼き切るしかなかった。」
注文受けて焼く訳じゃないからね。
「何人くらいお客さん来たんですか?」
「ちょっとわからないな。見たら待ち行列が並んで、早く焼けないかってこっちを見てるんだもん。でも生焼けはマズイからよ~く焼きましたよ。そろそろいいかなぁって思っても、いや、もう少し待ってって。そこでもう1回焼くの」
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「原価幾らですか?幾らで売ったんですか?」
そういう質問も出るよね。
「1本当たり29円で、3本で200円で売ったから・・・」
この店よりは安いね。そこだけ見ればいい商売だったと思う。
「翌日はどっかの業務スーパーから追加で入れたけどね」
「それも冷凍?」
「冷凍。〇国産だと思うな」
国内産じゃなかったのです。
生肉しか取り扱わないのはこの店の拘りだが、そういう冷凍肉をよ~く焼いて出す店も当然ある訳でそれは否定しないが、私が思うに焼き鳥や串焼き専門店以外の普通の居酒屋さんで、焼くのに時間がかかる店はまず冷凍肉でしょう。
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マスターやジュニアは焼きながら火加減を見て串を移し替えたりしてる。火の強い場所と弱い場所を設けているわけです。
これまではそういうオペレーションに興味なかったが、自分で焼いてからは見るようになった。
「そうやって移し替えたりするんですね」
「そう。火加減を見てね」
焼く本数が多過ぎて、常に焼き場が焼き鳥で埋め尽くされてたのでそういう余裕はなかったな。
お店は注文を受けてから焼くわけですが、俺らは一度に並べて一度に焼き上げる大量生産で捌いていたから、常時焼き鳥がズラ~っと並んでたからね。
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種類を聞かれたので「もも肉とネギマの2種類だけ」
出るバランスが最後までバラついたことも話した
「その時々によってもも肉が足りなかったり、ネギマが足りなくなったり」
「塩ですか?タレですか?」
「全部塩。前はタレもやってたらしいけど。塩はこうやって(手首を振りながら右から左へ動かす)バ~ッと振っちゃうんですよ。この店みたいに先端の肉を塩強めにして、手前に向かって薄く撒くなんて芸当はできなかった」
「どれだけのスペースで焼いたの?」
「3尺が2本と2尺が1本で計8尺だから・・・240cmぐらい」
この店は2尺が2本だと思う。60cm×2=120cmですね。
「そこを5人並んで立ちっ放しで焼いたら腰が・・・」
「こうやって(前傾姿勢)焼くと腰に来るんですよ。自分らはこうやって(背筋を伸ばす)焼いてるから」
僅か2日間とはいえ串焼きを焼くのが如何にタイヘンなのか多少わかった気はするが、河より低いBARで聞いた話だと「焼くのもタイヘンだけど、串に刺す仕込みの方がタイヘンですよ・・・」

後半になって、やっと塩が食べたくなったので。
あの時焼かなかったレバを。
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「何で焼いたの?」(マスター)
「何というか。自然にそうなっちゃったというか。気が付いたら焼かされてました」
「写真見ると炭で焼いてるね」
何で焼いたの?ってのはそういう意味ね。
「別の場所で炭火を起こして移すんです。移してからの火加減が難しくて、砕く前に燃え上がったら一瞬でコゲたり燻されて黒くなったりするし」
「失敗もした?」
「しました。2本ある文鎮の手前の隙間から火が燃え上がって、手前の串が焼け焦げて折れちゃったり。肉そのものが焦げちゃったり。多少の焦げはハサミでチョンチョン切っちゃうんだけど。ああこれはちょっと出せないなってのは賄にまわして・・・」
風向きによって煙に巻き込まれ、煙が引いたら燻されて黒くなてったり。
盆踊りの曲の合間に集中力がフッと途切れて、気付いたら焦げてたり。
「ネギって、完全冷凍したのを焼くとどうなるの?」
「焼けるには焼けるんですが、水分が多かったりすると、溶けて落ちちゃったりして」
「そういう失敗した串はどうしたの?」
「自分らで食べましたよ」
「どうだった?自分で焼いた焼き鳥は美味かった?(笑)」
「美味しかったですよ。暑いから塩っ気は強めだったかな。で、後ろにあるクーラーボックスにある缶の発泡酒をグビ~って飲るの」
自分で焼いた焼き鳥と、うちの焼き鳥とどっちが美味しいかなんて聞かれたら何て答えたか。
その時は自分で焼いた方が美味かった筈。
山のようなこのネタを見てると、あの夏の夜を思い出してしまう。
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豚ひき肉のそぼろサラダ。美味しいよ。
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マスターはヨットの上(海の上)や海外でも焼いたそうです。それと、何処かの納涼祭で協力を要請されたことがあるとか。
でも扱う肉に拘りがあるので、「だったらウチで使っている肉なら」と持ちかけたら、金額の問題が発生せざるを得ず、話は流れたそうである。
「自分にも拘りがあるし、こちらの値段でって言ったらちょっとってなって・・・」
でも最近、地元上大岡のお祭りで、屋台出して昼間から焼いたらしいね。
「来れば焼いて貰ったのに~」
いやいやそういう訳にはいかないですよ。
店だと空調が効いてるし、煙を吸い上げるダクトもあるけど。野外だから暑いし。蒸すし。煙まみれ煤まみれ。ちょっと勝手が違った感はあるようで。

焼いてるところを撮らせていただいた。
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初めて気付いた。文鎮が4本あるんです。焼く側から見て手前に2本、奥(カウンター席側)に2本、五線譜ならぬ4線譜になっていた。

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この日はナメロウは食べなかった。秋刀魚を刺身で食べて、残った骨は揚げて、キスの天ぷらに添えて、もう1匹焼いた秋刀魚も食べた。
天ぷらが意外と美味しいです。
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「秋には秋刀魚を焼くんだそうです」「
「網で?」
「おそらく網で」
だけど秋刀魚は不良で値が読めない。どっかの外国漁船がゴッソリ持ってっちゃってるし。今年の秋に秋刀魚が獲れるだろうか。
「焼く前に伝授しますよ」
じゃぁ開催前に来なきゃ。
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店側は私を地元上大岡の住民と思っていたフシはある。
マスターに言われたもうひとこと。
「是非ウチでも。今貰ってる給料は払えないけど」
「まぁ定年したら。誰かのお休みの日とか・・・」とケムに撒きながらも案外本気になったりして。
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さらばぐみはん [ラーメン]

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ぐみはんに最後に行ったのは今年の4月上旬だった。
ジャン妻が休日出勤の日だった。
帰宅は早い予定だったので、夕飯も早いだろうと予想して軽めにした。モヤシラーメン。
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おっそろしくスープが少なかった。
最初は固麺だったが写真なんか撮ってたら伸び伸びになってきて、モヤシラーメンというよりはタレが多めのモヤシ炒めの様相を呈してきた。
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何だかイヤな予感がしたものです。メニューもスカスカでしたね。
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いや、その前の記事、http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-14で、ビリビリに破れた餃子が出された時も、何だか雑になったなぁと想ったかも。
このモヤシ炒めのようなモヤシラーメンが、ぐみはんとしては最後の訪問になったのです。

そして8月上旬、昨日も触れまましたが、迷走台風5号が九州方面へ逸れ、本州を横断する前に無事に開催された納涼祭の翌日(月)、私は有休取って後片付けを手伝い、一旦帰宅してシャワー浴びて着替えて、遅めのランチの糧を得ようと久々にぐみはんに繰り出したら営業してなくて貼り紙が貼ってあった。
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「新規開店のお知らせ。
汲沢飯店の名を引きつぎ、新汲沢飯店として八月中旬からオープンの予定です。
今迄どおりのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。」
新汲沢飯店?
イヤな予感がした。オーナーが変わったか。調理人も変わったか。

静岡の「紀尾井」に行く日、朝早く出る必要がないのにジャン妻が頑として「家で朝ごはん作りたくない、お外がいい」って言うモンだからさ~。
「ぐみはん行こうよ」
「営ってないかもよ」
リニューアルするって説明した。もしまだ営ってなかったら、
「あのボロい店(昨日の記事)ぐらいしかないよ」
「あそこはイヤ。周玉は?」
「周玉は駐車場が無いんだよな・・・」
新汲沢飯店へいきなりジャン妻を連れて行くのに、一抹、二抹、三抹以上、下手したら十抹ぐらいの不安がよぎったが、取り敢えず行ってみたのです。
県営団地の交差点を曲がってドラグストアを過ぎた辺りから、ぐみはんの店頭駐車場に幾台かくるまが停まっているのが見えた。営ってるらしい。
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なんじゃこりゃ?
福富楼?
中区の有名繁華街、福富町から流れてきたのだろうか。
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上から張り替えた看板は急ごしらえの感が否めない。ウチの会社も看板やサインをリニューアルする工事業者幾社と付き合いがありますが、仕上がりの良し悪しぐらいは私にだってわかる。ところどころが浮いているんです。
ロニューアルしたのは看板だけだろうか。名前からしてこりゃ本格的な中号料理店メニューになってしまったのではないか?
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扉を開いて空いた席に着座したら店内の内装はほぼそのままだった。TVの位置も含めて。
壁にベタベタ貼られたメニュー写真が無くなり、卓上にはランチメニューと、本格中華店によくあるアルバムタイプのグランドメニュー、いわゆる「菜譜」があったのです。
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厨房に男性が2人いてあっち(大陸系)の人らしい。大女将や息子さん?はいなかった。
フロアには旧ぐみはん時代からいる大ベテランのオバちゃんがいた。経営陣が変わっても、この店を知っている、お客の顔を知っている、お客も彼女を知っている、店のカオなので残ったんだと思う。
だがいつもと違う。今までと違う。表情が険しい。声も尖ってる。
お客の注文、厨房への伝達、運ぶ姿勢、態度、お会計、全てが険しい。何故だ?まだ慣れてないのか。
「ハ~イ、ちょっと待って~」「これはセットだよ。こっちが単品」「まだ出てないよこれからだよ」「これは何処?テーブル?お座敷?」「そこの扉開けといてくださ~い」
もともと声が大きい方で絶叫調だったが、今日はトーンがトンガっていた。
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後から来たお隣の男性2人が、座席を指定されずに手持無沙汰気に立っている。
私とジャン妻は2人テーブルをくっつけた4人テーブル席の半分に向かい合って座っている。隣が2席空いている。
私は隣の席を指して、
「どーぞ~」
「いいですか?」
「うん」
だが2人テーブル席をくっつけた4人テーブル席なので、メニュー、菜譜が1つしかない。メニューは2人テーブル席の境目に置いてあった。
甲高い声を上げているオバちゃんに、私らはランチ・メニューから無難そうなのをチョイスして注文した後、私はランチメニューと菜譜をお隣に渡した。「ハイどーぞ」って。
「ああすみません」と答えた彼らのオーダーは、意外にもランチメニューではなく菜譜から選んでた。麻婆何とかと固焼きそば。
そしたらオバちゃんが険しい声で、
「かた焼きそばは無いですよ」
「???」
「揚げそばのことですか?」
そうらしいが、そんなトンがったトークで言わなくてもよかろうに。前はそういう人じゃなかったモン。
菜譜が4人テーブルの真ん中に戻されたので菜譜を見たら、本格的な中華料理が点心やデザート含めて86種類もあったぞ。
そうか。オバちゃんも勝手が違って戸惑ってるんだな。これまでツーカーだった大女将や、殆ど戦力外だったけど大旦那、前の料理人たちが去り、現在の料理人とはまだ会話や意思疎通ができていないのでしょう。
旧ぐみはんはスカスカで空欄だらけのメニューだったのが、ランチメニューとグランドメニューが混在し、膨大に増えたグランドメニュー数86種類にも付いていけないのだろうな。
レジが店の入り口側に移動したのも要らぬ動線が加わった。前は厨房側にあったので、オーダーを厨房に通すのと、その場でお会計が出来たのである。
全てにおいて旧ぐみはんとは勝手が違っている。私もようやく店が変わってしまったのを認識した。おそらくこれまでのぐみはんファンたちもそう思っているのではないだろうか。
旧ぐみはんのカオだったオバちゃんにその気持ちを向けても、オバちゃんの声のトーン、店内のオペレーション、接客にも、店が変わってしまったことへの苛立ちが表れているので訴えようがあるまいて。
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ひとくち.jpg
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ラーメンのルックスを見てガッカリ。
ぐみはん時代は、青物が載り、ナルト、メンマ、脂身は少ないけどチャーシュー、これぞ昭和街角中華のラーメンのルックスだったが、もやしがちょこっと、チャーシューは切れっ端、麺はダマダマでなんだこりゃである。本格中華メニューには力を入れ、セットメニューによくありがちな手を抜いてる感は否めないぞ。
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これは前のラーメンです。
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セットにすると手を抜くんですかね。
菜譜を見たら麺類は僅か10種類しかなく、もう地元に根付いていた街角中華ではなく、そこらによくある普通の中国料理店になってしまったのです。
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炒飯はまぁまぁ美味しかったよ。
日本人が炒める焼き飯ではなく、向こうの人が炒めたしっかりした味付けだった。

会計時、私は2人分を纏めて釣り銭の無い金額で支払ったら、気持ち、オバちゃんがホッとしたような表情をした。
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エンジンキー廻した私は吐き捨てた。
「オバちゃん感じ悪くなった!」
「・・・」
「麺がダマになってたし・・・」
「なってたね。もう行かない?」
「・・・ランチメニューにひとつ二つTRYしてから決める」
オバちゃん、もうぐみはんじゃないんだよ、受け入れなきゃ、キツくても勝手が違っても、そこで生きてく為には順応しないと。
形あるものはいつかは変わる。空きテナント、シャッター商店じゃないのが救いではある。でもそういう私自身があれから再訪していません。行っても麺類は頼まないだろうな。料理をオーダーするしかないな。
ぐみはんの遺構?は、駐車場の車止めとアスファルトにペイントされた文字のみ。
さらば、ぐみはん、であります。
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ぐみはんに異変が。。。 [ラーメン]

既にUp済みですが、8月納涼祭の後片付けの日は1日休んだのです。
ジャン妻は普通に出勤していないので、一旦帰宅してシャワーを浴びて着替えてから街角中華にランチに繰り出したら。。。
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ぐみはんが営っていなかった。
貼り紙が貼ってある。
「新規開店のお知らせ。
汲沢飯店の名を引きつぎ、新汲沢飯店として八月中旬からオープンの予定です。
今迄どおりのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。」
新汲沢飯店?
新横浜、新川崎、じゃあるまいしさ。新、なんて付ける必要あんのか。
「汲沢飯店の名を引き継ぎ・・・」とあるんだから、新、なんて付けずにそのまんまでいいじゃないか。
何かイヤな予感がしたものである。

近所のインドカレー屋さん、お寿司屋さんもクローズしてたので、諦めとヤケで長後街道沿いにある外装の壁紙がボロボロの店に入ってしまった。
長後街道沿い、県営汲沢団地入口交差点の麓です。
店の前、隣に数台停められる駐車場がある。割と広めに区画を切ってあります。

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これは夜の店写真ですが。ボロボロでしょう?
飲み屋と赤提灯は日中に見ると美しくなくて、夜になるとキレイに見えるが、この店は昼でも夜でもボロ、ハゲハゲです。
この地に長く営っています。店の前と裏手には立派な注文住宅が建っている。自分の家の隣にこんなボロ店があったら何かヤダな私は。家に帰って来たら隣にこんな暖簾が立っているんですよ。
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繁華街じゃないんだから、せめて外装を近隣の住宅に溶け込むようキレイにできないものかね。
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もっともボロなのは外見だけで店内は普通です。キレイじゃないが。少し暗いですね。
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でも不思議な店なのです。混むんですよ。
他に選択肢が無いのと、一応は店名が知られているので。メニューも子供から大人まで幅広くウケるように種類が多いです。
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味噌が多い。味噌中心にいろいろ。
私は味噌は滅多に食べない。味噌を食べたくなるのは1年に1度あるかどうか。でも朝から午前中の片付けで汗かいて、水分と塩分が足りなかったので、「味噌でもいいか」という気になってしまった。

この手の店にしては券売機がないのです。食券ではなく自席でオーダー。
メニューいろいろあるけど、多くてチョイスが困難ですな。まぁ期待しないでオードソックスに普通の白味噌、保険にバター1個載せて貰った。
接客嬢は元気がいい。甲高い丁寧口調だった。
喉が乾いたので、「生ビール」
さっき片付けで発泡酒をいただいたのですが。そしたら、
「本日はおくるまでご来店ではないですか?」
「いや、歩いてきたから大丈夫」
「すぐお持ち致しますっ」
(体育会系だなこりゃ。)

厨房はカウンターやフロアより一段低くなっていた。若い女性が1人で麺を茹で、スープを溶いて注いでましたね。
「何で今日はアタシひとりで営んなきゃなんないんだ」というオーラが出まくりでした。
接客嬢に対しても決して愛想はよくない。アンタも忙しいだろうけどこっちもタイヘンなんだから、そこんとこ見越して動いてよ、が見えます。
接客嬢はキビキビ、元気元気、明るく明るく、無駄無く無駄無く、キツそうだけど今日は頑張るワ、ポジティブなオーラ全開で、カウンターとBOXテーブル席をひたすら移動しまくってる。オーダー、運び、支払いを甲高い声で絶叫調、とうおう調理補助までやってた。

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先に生ビールが来た。
グビグビゴクゴウ。。。
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白味噌です。白くないけどね。
業務用のスープ、麺、具かな。麺が殆ど見えないからボリュームもないし、変りメニューや、何かとセットにしないと物足りないかも知れないです。
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半炒飯が来たところで、ピンポンを押して生ビール2杯目です。
そうなんです。カウンター上にファミレスにあるピンポンボタンがあって、それを押すと店内や厨房にまで響きます。
「は~い、只今伺います」と返すしかない。返事をしないのはよくないし、大きい声で「今伺います少しお待ちくださぁい」とでも言えば多少は稼げるし。
だから元気がいい訳か。
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だけどこれ、炒めてないですね。
中華鍋を振るう音がしなかったし。このスペースで厨房1名とフロア接客1名じゃぁ無理ですよ。
案の定、くっついちゃってるし。
ジャーで温めた香がした。そういうのってわかりますよ。
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「あのボロい店入ったの?」
ぐみはんが休業中なのを説明したうえで、
「入った。そこしかなかった」
「アタシ、前にいちど、ひとりで入って後悔したんだけど」
おそらく憮然としたに違いない。
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あまりクオリティが高いとは言えないが、だけど混むんです。不思議な店。
ではぐみはんはどうなっちゃったのだろうか。
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十九首と掛川古城 [隠れ郷土史]

滅多に行かない掛川市内の公用で寄り道したところ。
掛川城下を東西に走る県道沿い、市の中心部から少し西よりの住宅地に、十九首(ジュウクシュ)というアヤし気な地名がある。
閑静な住宅地で、突然細くなった県道の旧道と、区画整理したら道幅は広くなったが、直角に折れた新しい県道?に挟まれた三角定規のような一帯だった。区画整理の中途のようだった。
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十九首?
何だか禍々しい地名です。如何にも誰かとその従者、合わせて19人の首がどうかなったかのような場所?そういう印象を受けます。
実際そういう伝承がある場所です。この近くにあるお寺に平将門とその一行19人が討たれた場所、塚があるらしいです。私はそこには行っていません。
路駐でその公園に歩きかけたら、地元の老人たち数人が、まだ陽が高いのに酒盛りの最中で、こっちをジロジロ見られたから引き返したのよ。
この辺りで首級が埋葬されたのかどうか?ここで討たれたのか?その真相や裏付けもわからないです。日本各地に伝わる将門の首塚のひとつに過ぎないのかも知れない。将門を畏怖する後世の人達が祀ったか。
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十九首の謂れがもうひとつあって、NHKの紀行でもサラッと触れていたが、三浦春馬さんが演じた井伊直親が討たれた場所ともいうそうです。
直親っていましたね。もう小野但馬の印象が強過ぎて、直親の印象が日に日に薄れていった。主人公が許嫁と添い遂げられなかった悲愛路線ではなく、永劫叶わぬ硬派のメロドラマになった感がある。
(これからはあの盗賊の頭とどうかなっちゃうのだろうか。)
直親が討たれた場所の史実の裏付けもないようです。現地の解説板には直親や井伊家のことには全く触れられていなかった。
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だがこんな話がある。
井伊直勝という人。間もなく登場する井伊直政の長男だが、井伊本家は異母弟の直孝が継いでいる辺り、いろいろ事情があったらしいがここでは割愛します。
直勝は長男でありながら井伊本家を継げず、それとは別に上州安中藩初代藩主になり、三河西尾藩を得て掛川藩へやってきた。
掛川へ来た時は隠居しており、子の井伊直好が掛川藩主になるのだが、三浦春馬さんの井伊直親は直勝から見たら祖父で、直好から見てそ曾祖父にあたる。非業の最期を遂げた直親をこの地で思い出し、もともと将門一行の伝説があったここ十九首という地に、直親の終焉の地でもあると準えたというもの。

十九首は現在の掛川城天守閣からはやや離れていますが、城下で血を流したのだろうか。
この場面ですね。城下ではないね。途中の街道筋でしょうか。
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誰が討ち取ったのか。
朝比奈泰朝という。今川家の大重臣で掛川城を預かっていた人。
真ん中の人だろうか。
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朝比奈の軍勢は井伊谷城を攻める為に武具を纏っていたので、兵数も数百あったというから、そこへ直親一行が十九人でノコノコやって来たもんだから、多勢に無勢で簡単に殺害できたのではないか。
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随分と爽やかな死に顔だな。

今川家中には朝比奈が多い。ドラマでは登場しなかったが、阿部サダヲさんの松平元康がオロオロして傍らを顧みて「朝比奈殿・・・」・・・あれ?いないや?困ったような場面で確かに口に出しておりましたな。
朝比奈泰朝は井伊直親を討ち取った人でもあるが、その後、駿府が武田に攻められ、重臣の殆どに裏切られた今川氏真が駿府から脱出して泰朝の掛川城に逃げ込み、城を包囲した徳川軍に抗して籠城戦に耐えた守将として有名かも。
半年の籠城戦の末に氏真の除名を条件に開城。朝比奈泰朝は氏真に従って小田原北条氏の庇護を受けたが、後年、氏真が家康を頼った時にいたのかどうか、その後のことはわからない。

井伊直親の首は掛川城下にさらされた。首と胴体がくっついたままの亡骸で井伊谷に還ったわけがない。
さらした城下は山内一豊とその女房殿で有名観光地化した現在の掛川城なのかどうか。
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現在の掛川城は実は2代目で、天守のある場所から東に200mいった第一小学校北に小山があり、そこに龍華院のある一帯を掛川古城といって、文明5年(1473年)、朝比奈泰凞という人が最初に築いた初代の掛川城です。
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泰凞、泰能、そして泰朝と3代続くが、泰能の頃には現在の掛川城に移った。
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徳川軍が半年も攻めあぐねたのは、掛川新城、掛川古城、2つあったからではないだろうか。先に古城が陥落し、家康は占領したこの古城も包囲陣の一画にした。他にも北東にある龍尾神社や、東名掛川ICの南にある青田山他、幾つかに陣城を置いて包囲したが長引いた。。
大井川を境に遠州を分け合おうと武田と密約したが、予想に反して朝比奈が粘ったので、武田が約束を反故にして大井川の西まで来ないかと心中焦ったことは想像できる。

城下の駐車場が何処も満車で。図書館駐車場は空き待ちのくるまが並んでいた。
龍華院へ行く麓の道は「この先行き止まり」になっていて、上に駐車場もあるにはあったが、この急坂を上れるか心許なく、いいとこ軽乗用車か軽トラ。セダン車や大型ワゴン、車高の低いくるまは厳しい。
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背後の土塁。現在はそう高くない。
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デカい堀切を上から見下ろしたところ。下手すると転落しますよ。
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本郭から下りて、デカい堀切を見たところ。
堀切の斜面に防空壕が5基あるそうだが確認していません。
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朝比奈泰朝は今川氏真の命によって井伊直親を殺害した人で、凋落した今川家の最後の大忠臣、その2つの逸話で後世名を残しているが、あくまで主命で討ち取っただけで、直親本人に遺恨は無かったに違いない。
主君氏真から「殺れ」と言われたから実行しただけ。
登場するかと期待したが、登場しなかった。
(登場しなかったが、吉田朝(あさひ)さんが朝比奈泰勝という人を演じたらしい。)
この地へは十九人で来てはいけないのではないか。
数を確認して増やすか減らすかしましょう。一行を半分ずつに分けて通過するとか。
十九人で来ると何かが起きるのかも。
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紀尾井 [居酒屋]

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以下、静鉄タクシー運ちゃんとの会話。
「宮ヶ崎商店街の紀尾井っていうボロい居酒屋」
「・・・???」
またかよ。1回で伝わらないなぁ。
「宮ヶ崎の商店街に入ればいいですか?」
「あの一通の商店街に入ってくれりゃいい」
「賤機山の神社の方からですかね?」
賤機山?
あの山には今川の詰めの城があったんだぞ。シズハタヤマは静岡の静の由来とも。
「そこまで行かなくていいから途中を曲がればわかります」
安倍町の交差点を右折、浅間通りに入って1本めを右折すると、アヤしい光が見えてくる。
「今日は点いてるよ」(ジャン妻)
「あの不気味な灯の店だよ」
運ちゃんは「こんなところに店があったんだ?」のようだった。すぐには立ち去らずジロジロ見とったですよ。
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これは廃屋ではない。
粗大ゴミ収集場でもない。
れっきとした店です。初めて入るには多少の勇気が要るだろう。
だが意を決して玉砕覚悟で引戸を開けたら。。。
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やっぱり廃屋だった???
んなこたぁない。秀逸な料理を出す店でございます。キレイじゃないだけです。
一昨日コメントいただいた廃道の女王、MIMIZUさんの廃世界に比べたらどうってことないです。
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店内で唯一新しかったTVの画面が横にヒビが入ったかのようにオカシくなってきた。
そこに映し出されるのは、何故か珍しく東映ヤクザ路線。
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マリネ、何とか茄子のおとおし。
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カルパッチョで早くも白ワインにチェンジ。
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今日は是が非でも食べたいものがあるのだ。
「冷やし中華!!」
「それ後にしようよ~」(ジャン妻)
「後だと食べられなくなる。先がいい」と私は譲らなかった。後にすると絶対ジャン妻は「お腹一杯」になるから。
「ハイ先にですね。タレは何に致しますか?醬油?胡麻?」
「タルタルソース」
「ちょっとっ。何で冷やし中華にタルタルソースを」
「え?何につけても美味しいタルタルソースですよ」
まさか冷やし中華をタルタルソースでいただくわけにもいかず。そして出された冷やし中華は。。。
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。。。何処の街角中華の味でもなく、大陸の人が営んでいる本格中華料理店の味でもなく、紀尾井独自のタレだった。カラシが合う。
美味いっ!!!(フォント100倍くらい。)
藤枝の朝ラー冷より格段に美味いです。
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いつものカニクリームコロッケ。店がボロいだけに、真っ白いお皿と秀逸な料理が余計に映える。
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ソースついてるのに、禁断のタルタルソースを載せる暴挙!!
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温かい肉料理が上がるまでのインドマグロのヅケ。
マグロをブロックで仕入れたがイロが変わってしまうので泣く泣くヅケにしたのだと思います。
前に「刺身を止めるのもありかも」と仰ってたこおtがある。
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牛頬肉の赤ワイン煮込み。
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箸でホロホロ崩れるほどにやわらかい。
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ここまで来るともう何屋さんかわかんないですね。私もわかんない。店主はもっとわかんないかも。
だが、この店で出ないものがある。
鍋です。見たことない。
小上がりで宴会客がいても、刺身盛りは出ても鍋は見たことない。
「紀尾井さんて鍋はやらないね」
「やらないですね。やったこともありますけど」
煮物はやっても鍋はやらない。
鍋って店側は楽だろうけど、お客さんに調理させるのがポリシーに合わないのだろう。
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ジンベースのカクテル。
こういうのも出来るんです。
「河底のバーで良く飲まれてますよね?」
河底のBAR???
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滞在2時間。
私は殆ど酔わなかった。白ワインだけだと私は底なしなのです。
(これに日本酒が加わるとアブなくなるのですが。)
来年からは思い切って (日)休みにするかもだそうです。
それでいい。細く長く営ってください。
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オークが廃業 シティオに初宿泊 [コラム雑記帳]

この夏、ジャン妻はプチ旅行や遠出ができなくてストレスが溜まっていた。
原因は私の町内会自治会参加が大きい。(天気がよくないのも。)
8月は何処も渋滞するので遠出を控えていたのもありますが。
よく言う台詞が、
「紀尾井に行けない」
彼女にとって紀尾井は意外と大きい存在を占めているようです。私?私もそうだけど、私は出張や外出が多いので、紀尾井に行けないからイライラということはない。
「アナタは外出が多いし出張に行って気晴らしできるだろうけど、アタシはいつも事務所にいなきゃならないのよ」
私だって8月は群馬に行けなかったぞ。静岡には行ったけど。
「ひとりでどんた久とか行ってるし」
「アナタの運転するくるまで、アナタの助手席にいて、同じ方向(前方)を向いて、いろいろ話したいのよ」と言うのです。
納涼祭とお盆が過ぎてようやく時間が空いたのだが。異変が起きた。いつもの定宿、ビジネスホテルオーク静岡と連絡が取れなくなった。予約が取れないのである。
「楽天と喧嘩でもしたのかな。もしくは改装か」
「改装?どう改装?」
窓を開けるとか。あの打ちっぱなしのコンクリート、窓がロクすっぽない牢獄客室がよかったのだが。
だが行ってみたら、ホテルオークを経営する(有)オーク新川が自己破産しちゃったようです。
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これは紀尾井で飲み食いした翌朝8時前のものですが、行ったら閉まってた。
「カーテン閉まってるよ。廃業したんだね」
あまり倒産という言葉を使いたくないので、廃業としておきます。
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貼り紙があった。
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ネットで調べてみたら。
(有)オーク新川(ビジネスホテルオーク静岡)は平成7年2月に設立。
営業不振に陥った理由は、チェーンホテル各社の進出から価格競争に陥り、採算性の悪化と売上の不振・・・というお決まりの内容。
4月4日に事業停止。事後処理を弁護士に一任して自己破産申請中だそうです。客数減と稼働率の低下です。
確かに立地はよくない。JR静岡駅北口繁華街からかなり離れているし。
設備としても、最上階に浴場があるとはいえ(一度も使わなかった)、必要最低限の設備しかなかったし。
負債額は約2億円だそうです。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-01-26-1

困ったもんだな~。
好きだったのに~。
何か特別なものがあるわけじゃないけど何となく寛げたんだよね。あの窓が殆どない外から隔離された客室が大好きだった。俗世から隔離されて蟄居閉門気分になれたのに。
では宿を何処にするか。前の定宿だったホテルドルフに戻るか?あそこは狭くて気が利かないけど、朝のバイキングの手作り惣菜感がスバラシイし。
「ヤダ。他を探す」
「前に間違って泊まったあの不気味なホテルは止めろよ」
10年前、旧いマンションを改装し損ねたのかあまり趣味がいいとはいえないラブホ内装のホテルに泊まったことがある。確かロ〇ヤ〇メイフラワー・・・だったかな。今は大分改装したらしいが、今でもあるらしいイタリア大理石のバスルームに旧タイプの便器が併設していて、部屋が無駄に広いの。
「ああ、あそこにはしないよ」
「南口のプリェ?あれはプチホテルだろ」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-09-23
「あそこからだとちょっと遠いし」
「ルートインやドーミインは無いのか?」
「無いんだよね。ここにしようかな」
探して引っ掛かったのが、静岡市の繁華街のド中心にあるホテル・シティオ。
マツモトキヨシの上にあるんですよ。このアンバランスなモダンチックが異様です。
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夜はこんな感じ。夜になるとマツキヨの看板に負けてますね。
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静鉄の起点、新静岡駅近くらしい。そこまで行くのがタイヘンでした。そこらじゅう一通だらけなのは城下町だから仕方がないが、静岡駅に最も近い繁華街の中心にあるので、くるまや歩行者が混雑するエリアなのです。青になった信号はすぐ赤になっちゃう。
一通だから「あ、あのホテルだ」と気付いた時にはもうその場を過ぎてしまい、またグルッと廻って来なきゃならなかった。助手席のジャン妻がフロントに電話した。今は何処の場所にいて、そこからホテルへはどう行けばいいのか、ホテルと提携駐車場へはどこなのか。
フロント嬢が外までマップを持ってきてくれた。駐車場が遠い。隣にある駐車場とは提携しておらず、やや離れた3階建てのオンボロ駐車場(伝馬町)まで行くんです。フロントは2階にあるので、ホテル前にくるま停めて聞きに行って、警察官が来たらアウト。事前に知って置いた方がいい。
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フロントは2階です。
併設したイベントホールが騒々しいな。
「何の騒ぎだよ?」
私は初めて泊まるホテルで絡むように言った。
「すみません。結婚式の二次会なんですよ~」
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部屋はツインデラックスで、部屋の第一印象はキレイです。
靴を脱いで上がるタイプ。
ベッドがフカフカ。布団も枕もやわらかいので最初は気持ちよかったが、翌朝には腰、首が痛くなった感はある。
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客室2.jpg
広いには広いのですが.jpg
WCとバスルームが湧かれている。ピカピカです。
ですが突っ込みどころもあって。これを見て下さい。
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ノズルが3つある???
あまり深く考えずに左端のシャワーノズルを廻したら、頭上からいきなり冷水シャワーが降り注いだ。
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私はアタマが濡れた。
私は頭上シャワーのノズルを廻そうとしながら、目の前の普通のシャワーに目がいってたのである。
私の叫び声を聞いてジャン妻が「どうしたのヘンな声出して」
「見ろよ」
私は天井のシャワーを指した。
「何でこういうことを。こりゃ何かのイベントか」
「アハハハ(笑)。外人がこういうシャワー好きなのよ。天井って書いてあるじゃんここに」
よく読まなかった私が悪いのですが。トラップにひっかかった気分。
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その後で汗を軽く流そうとバスにお湯を溜めて2人交替で入ったのですが。水を落とす時に洗面台の排水管から凄い音がするの。
ゴボッ!!ゴボッ!!ゴボゴボゴボッ!!
バスの排水管と直結しているのは水回りの関係で仕方がないが、客室から見て奥にあるバスルームからそういう配水音がするなら普通でも、客室から見てすぐ手前にある洗面台からそういう不気味なゴボゴボ音がするのはどういう構造設計をしているのか。そんなホテル今までないです。
夏場という季節柄、翌朝、若干のニオイもしましたね。
シティオ夜2.jpg
シティオ夜1.jpg
キレイでモダンなのがウリらしいが、何処か中途半端ではある。
でもまぁ酔っ払って寝るだけだからと納得しかけたが、
「う~ん。。。次はないかな」
「そうか。キレイはキレイだけど」
「オークが懐かしいな」
確かに懐かしい。
「最後に利用したのいつだったっけ?アナタひとりで最近泊まった?」
「泊まってないよ。先日のどんた久は藤枝だったし」
「そっか。あの従業員のオバさんたちはどうしちゃったのかな」
「残酷だが解雇だろうね」
「隣の鷹匠町パーキングも売上減だろうね」
「・・・」
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正面から見上げる.jpg
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 [ラーメン]

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ルートイン藤枝で目覚めたところ。
7時過ぎです。近頃5時に目覚めてしまう私に私にしては遅い目覚め。
さて朝ごはんをどーするか。前夜チェックインした際にフロントで言われたのが、
「明日のご朝食ですが、会場が満室なのでご了承ください」
「会場が満室?」
「あ・・・」
団体さんが来ているらしい。外国人さんの団体かなぁ。
ルートインの朝食バイキングは無料と謳ってるけどあれは実質宿泊費込みだと思う。高崎、安中、島田、ここ藤枝と利用しましたが、場所によってお惣菜のバラつきや当たりハズレがあるし、ここ藤枝も飽きてきたので何だか食指が湧かなかった。
閃いた。藤枝の食文化である朝ラーにTRYしようと。
前に載せた丸ぁるい田中城域の「ちっきん」でそれを知った。藤枝市や焼津市では朝からラーメンを食べる習慣があるのです。
今回訪れたのは田中城の外郭にある藤枝西高校前の通り沿いににある「支那そば処 麦 藤枝店」です。
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ホテルを出て9時過ぎに藤枝市内某所でサッと届出を済ませ、9時30分に店へきたところ。
丸い田中城の外郭なので、店の前の道路も円形を描いています。
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駐車場は店の裏にあります。9時半で満車ということはこの時間帯に普通にお客が来ているといと。
前向き駐車ですが、車止めが無いので下手すると田んぼに落っこちそう。
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田んぼに落ちちゃうぞ.jpg
店に入る途中で気付いたのですが、出入りする道のレーンの矢印が左右逆になっていた。右が麦の敷地内で左は隣接する住宅の公道らしく、路上駐車を喚起する為だと思う。
一通が逆?.jpg
朝7時~営業です。なるほど朝ラーですね。
麦は7時から.jpg
店の中へ入ったら4卓のテーブル席のみでカウンター席はなかった。かなり余裕を持たせた店内配置。4卓とも先客がいた。
券売機を探したが無くて戸惑っていたら、店の元気印のねーさんが「相席でお願いしまぁ~す」
入口側の席にした。斜め前に地元の婆さんがラーメンをすすっていた。それを見たら湯気が立ってないのです。藤枝市の朝ラーの特徴でもある、温、冷、が味わえる。婆さんがすすっていたのは冷です。
お品書き.jpg
壁にメニューがあった。
かなり絞ってあります。サイドオーダー(餃子、ライス、一品)はありません。
温、冷、セット1000円!!

斜め前にいた相席の婆さんが「ご馳走様」と言い置いて支払しないで出てっちゃった。
「ありがとうござぁいまぁす」
元気印のねーさんが器を下げに来た時「もしかしてここ先払いか?」
私は1000円札を1枚出した。
「???」
「いや、今の人、払わんで出てったので」
「いろんなお客さんがいまぁすのでぇ~笑」
食い逃げじゃないらしい。
店内1.jpg店内2.jpg
店内禁煙.jpg普通に客が入ってくる.jpg
この時間帯に、普通に至極当然のようにお客が入って来る。
家族5人客には補助椅子がひとつセッティングされた。
朝から温と冷のセットで注文されている方が多い。「温は普通で、冷やしは大盛りで」とか。
お年寄りのご夫婦で、温、冷のセットをズルズルすすっていたり。
こんな時間帯にラーメン食べてお昼は何を食べるんだろうか皆さん。
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温が着丼。やや小さめな丼に、自家製の細くてしなやかなストレート麺。
中華麺という感じじゃないですね。にゅう麺の太いヤツかなぁ。その辺りにある普通のラーメンを期待、想像すると裏切られます。全く違ったタイプの麺です。
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スープもそう。志太系の醤油ですが、朝から胃に馴染む油分ゼロのスープ、いや、スープというかツユですねこれ。魚介や昆布の出汁ですな。動物系は殆ど感じられない。
かけ蕎麦のような気もする。ラーメンという感じがしなかった。かき揚げなんか載ってても合いそうです。
温2.jpg
温5.jpg
チャーシューとメンマがしっかりした味なので、あ、これって日本蕎麦じゃないんだと気付いたりする。
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温7.jpg

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温を食べ終わった頃に冷が着丼。
こっちはざる蕎麦のツユを薄めて並々したようなスープ。紅生姜と練りワサビが載っている。中華じゃないです。和食といっていい。
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冷やし中華じゃないです。冷たいスープのラーメン。
やはり脂っ気ゼロで、爽やかなラーメンといえばいいのかな。
夏の季節メニューじゃないですよ。年間通してあるのです。
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冷の麺は温とは違って冷麺のようなコシでした。
麺が長くて噛み切らないと食べられない。前歯で噛み切るのにちょっと難儀した。
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どっちも食べ進むに連れ多少は飽きてきますね。
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さすがに朝から1000円は高い気もするが。温、冷、ともに美しいルックスで、ラーメンとは一線を画した上品な味、女性スタッフの明るく丁寧な接客が好印象だった。
午後イチか昼にはクローズするらしくって夕方から夜は営っていません。だから朝ラーと呼ばれる。それで成り立つのか。夜は何処か他で副業をされてるのか。
仕込みはいつするんだろう。豆腐屋かパン屋のように朝が早そう。早寝早起きじゃないと務まらないだろう。
本牧の大将のような周辺が工業地帯で港湾関係者やドライバーのご用達ではないし、繁華街でもなく、住宅地と農地が隣接した立地でそこにポツンとある店なのが凄いです。
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昼過ぎに立ち寄った現地の社員から「〇〇さんお昼食べました?」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14
私に電子レンジの操作法を教えてくれた連中です。
「9時半に朝ラーなんぞを喰ったので空いていない」と言ったら少し仰天された。質問攻めにあった。
「朝ラー食べたんですか?」
「温かいの?冷たいの?え?両方いったんですか?」
「だから藤枝に泊まったんですか?」
「いや、そういう訳ではないが。ルートインの朝飯に飽きちゃったんだよね」
だけど朝ラーの冷、これは身体を冷やしますね。秋茄子と一緒で妊婦さんは避けた方がいいかも。
昼は抜きました。

平成29年9月17日朝追加。
鮎沢PAで売ってた朝ラー。
鮎沢PAで売ってた.jpg
買わなかったですけどね。
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どんた久 [居酒屋]

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どんた3.jpg
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店に着いたらすぐ近くで花火が上がった。
ドーン!!
パチパチパチパチ。。。
「あ、いらっしゃい」
「すぐそこで(指を指す)花火が上がってますよ」
「あ、ホントだ。港の花火かな」
その風流な花火の音は、店のカウンター奥に置いてあるTVに映し出されたプロ野球中継でかき消されてしまった。
カウンタ.jpg
「野球見ます?」
「見ないです」
「見ないんですか?」
「スポーツは結果しか見ないです。そこへ至るまでのプロセスも大事なんだろうけどさ」
「ゴルフとか?」
「やらないやらない。「だってスポーツって身体に悪いじゃん。(爆笑)。点数を競うのもイヤ。(爆爆笑)」
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おすすめ.jpg
最初の膳.jpg
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若大将は決してカウンター越しに出さない。いったん厨房に回して、中から若女将や女性スタッフがこっちに廻って持って来る。
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この店のマグロとカツオを食べたら、地元のスーパーで買えなくなった。
鮮度が違い過ぎる。さすが焼津。
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大好きなネギマ焼き。
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背黒イワシの丸干し。
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イワシ2.jpg
「ここ来て1年経ったです。初めて来たのは去年の今頃(8月)だった」
「そうでしたかね。もうそんなんなりますか・・・お住まい横浜でしたっけ?」
「横浜です。横浜に住んでる人って神奈川県民って言わないんですよ」
「そういえば聞いたことないですなぁ。でもウチらか見ると横浜に住んでますってカッコいいなと思うんですけど」
私はそうは思わない。カッコつけてるだけだと思う。横浜というブランド名?に酔ってるだけ。
「自分、横浜市の外れですから」
「横浜ってどの辺りが栄えてるんですかねぇ」
「横浜駅周辺と、関内駅の辺りから港の方。他もバラバラと栄えてはいますけど」
「みなとみらいいうとこは?」
「わりと新しい場所です」
「行かれます?」
「行かない。あそこは若いモンのデートスポットですよ」
私は他所から見た横浜の名所に全然行かない人なのです。

「ウチらいつだったか、店を休んで家族で中華街行きましたねぇ」
私は中華街はもう何年も足を踏み入れていない。近くまでは行ってるけど。
「中華街っていい店に当るといいですが、あの街も回転寿司とか中華街らしからぬ店の出店が相次いでいるそうですよ。でもいつ行かれたんです?お盆にお店休んで?」
「お盆はそこのお祭りで・・・」
そことは店のすぐ近所に焼津神社があって東海いちの荒祭で有名です。毎年8月の12日と13日に開催される。その日はお店もお休みで、毎年、流鏑馬の馬に子供を乗せてるんだって。
自分で焼き鳥を焼いたこっちの納涼祭とは格段にスケールが違うな。
「何時までやるんです?」
「夜中の1時まで人いますね」
荒れそうだね。
「じゃぁ店は休んでも休みじゃないわけね」
「ええ、自分も地元の者だし毎年のことなので。でもウチの嫁(若女将)は他所から来た人なので、あまりそういうの積極的じゃないみたい」
若女将.jpg若大将.jpg
暑いので生ビールが美味しい。3杯飲んでしまった。
「凄くいい飲みっぷりですねぇ」
「今日は1日くるまで移動したんだけど、くるまで移動すると水分補給怠っちゃうんだよね。電車だと汗出るから自販機で水買うんだけど」
「じゃぁ今日はくるまですか?」
「そう」
「そうやって静岡以外にもお仕事で行かれるんですか?」
「群馬、新潟、北関東かな」
「群馬って遠くありません?」
この辺りが群馬が北関東の秘境と言われる由縁であろ。ここ静岡でもそういうイメージがあるようだ。払拭しないと。
「東京からだと静岡より高崎の方が近いですよ」
「え?そうなんですか?」
「東京から1時間で行けるし。高崎は上越新幹線と北陸新幹線のJCT(ジャンクション)だから停車する本数多いんです。静岡より多いですよ」
静岡に停車する新幹線は意外と少ないのです。富士市に行く時、新富士で下車するのに東京から2時間かかった。新富士はこだましか停車しないし、
「こだまは各駅で律儀に停車して追い抜かれるし・・・」

帰京する時、新横浜で下車して、市営地下鉄かJR横浜線で横浜市内へ戻ればいいのだが、私はその先に行って戻って来るようなルートが嫌い。
小田原で下車してJR東海道線上り電車に乗り「戻らずに前へ進む」ルートを選択したら、ジャン妻に「無駄なことを」と呆れられた。
「東京の本社に社用車あるけど、家から自家用車でこっち(静岡へ)来る方が短縮できるんですよ」
「まぁそうですね」
そしたら代行が来た。
群馬のように多くはないが、静岡も代行があるようです。
「お客を紹介すると、何でか知らんが50円のバックがあるんです」
そういうのは群馬では見なかった。
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何気に肉料理が美味かったりする。
まだ食べてないのがこれ。カツ煮。
カツは最初のひとくち(真ん中)がやや固かったが、他は後半柔らかくなった?
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定番のポテサラ。温燗です。
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そういえば、北鎌倉のこの店の若夫婦が来たらしい。
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焼津でどんな魚が水揚げされるか見に来たんだって。焼津市内に泊まって何処かいい店ないか探したらこの店がヒットしたそうです。
私がこの店に少なからず来ているのを知って驚いておられた。
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今日はお客が少ないせいか、若大将とよう喋った。いつもは喋らない。
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帰りの電車、群馬と比べたら乗客のマナーが全然いいですよ。
ひとり1席でした。隣席が空いてても荷物を膝の上に乗せてたね。
マナー良し1.jpgマナー良し2.jpg

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いつもの定宿です。
でも明日朝の朝食バイキングは食指が湧かない。
藤枝市内や西焼津の朝食文化を取材しに行く予定だから早く寝ます。
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CoCo壱カレーラーメン [ラーメン]

群馬に行けなかった腹いせに、東西に広い静岡県の案件をGETしました。
「それって彼女(草の者7号)じゃダメなの?」
「あっちはひとつひとつの現場が離れ過ぎているから、彼女だけだと厳しいそうです」
別に部下を庇ったわけではない。自分で行きたかっただけ。でも静岡県は、御殿場、伊豆(にはウチの支店はありませんが。あったらいいけど。出張でさらに泊まれる。)、三島、沼津、富士、静岡市、焼津、藤枝、島田、掛川、浜松まである。
広すぎるのでひとつひとつの営業所が思いっきり離れていてラウンドし難いのだ。
東京からだと群馬より遠いです。まだグンマ・・・群馬の方が四角い県なので。
「もちろん彼女(7号)がいる現場と、そこから近いもう1箇所はやらせますが」
「ワカリました任せます」
不承不承?1泊2日で申請したらOKが出ました。
実質はTotalで1泊1.5日程度で、作業より移動、くるまに乗ってる時間の方が遥かに長かった。

(草の者7号は意外と人望がない。
困ったことに私も反7号の連中と仲良しになってしまい、こりゃいかんなと思ってる。
駿州&遠州の連中は生粋のプロパー社員ではなく、私が上州に赴任している同時期に吸収された連中で、その頃から若干のギクシャクがあったらしいのだ。
でも私の7号への業務委託は人格、人間性はあまり関係がない。期日までにやってくれさえすればいいのである。)

新東名を快走します。
ボードの上には御守キャラが2匹。
快走中.jpg
さて、東名に入って最初の現場での待ち合わせが13時なので。
そこへ至るまでのSAやPAの髙いランチに飽いてきた。
事前に調べておいたのが2つあって、
①さわやかハンバーグ
②富士宮のCoCo壱だけにあるカレーラーメン。
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②にしました。
CoCo壱なんて久しぶりです。
いつしか値上して味も変わった。前より美味しくなくなったので行かなくなった。
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いろいろあるが、大丈夫かな。
ちゃんと基本ができてるのかな。
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厨房にリーダー格の女性1人、サブの男性1人。
如何にも使えない高校生のバイト君が2人いた。
バイト君1.jpgバイト君2.jpg
カレーラーメンと、雑炊用に小ご飯、サラダをオーダーしたのだが、バイト君は麺の太さも聞いてこないし、辛さも聞かれなかった。
遠目に見てサラダを盛っているらしいことがわかるが、私語しながらです。
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バラけたコーン。バサッと隅っこに載せたツナ。カタチが崩れかかったポテト。
雑に盛ってやがるな。
「お箸そこにありますので」
フォークが無い。袋から出て来たのはスプーンだった。私はカレーライスをオーダーしたんじゃないぞ。カレーラーメンとサラダにスプーンなんか持ってきてどーするんだ。コーンを箸で摘まんで喰えってか。
もう行かなくなったが、藤沢の長後店、戸塚店は、デフォで小さい籠にスプーンとフォーク、箸がちゃんと入ってましたけどね。
コーンをスプーンですくって運びましたよ。
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美味しくないですね。
業務用ですね。マズいとは言わないが。うまこくと謳ってるのにコクが全くないのです。水っぽいの。
スープ、麺、具、それぞれが分離している。纏まりに欠けます。馴染んでいないのです。別々の具を食べているようです。
街角中華に稀にあるカレーラーメンよりダメだぁ。
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「おねいさん」
「ハイ」
「スプーンないのか。コーンを箸で摘まめる訳ないじゃんかよ」
「あ、言って下さればお出し・・・」
「ってことは言わないと出さないのかい」
「申し訳ありません・・・」
「自分の立場になって考えなさい。(バイト君を指して)ちゃんと教育しないと」
言い捨てて私はカウンター上にあったアンケートハガキを掴んで立ち上がった。そしたら顔色が変わった。
店舗4.jpg
店の外に出たらバイト君がいた。私に向かってアタマを下げた。
外で何をしてたんだ?あ、ドライブスルーではないが、駐車場でWaitした状態でオーダーしたものを店員が外に持って行くんです。
てことは、店内と店外に客がいるので時間がかかるのですよ。
アンケートハガキは投函していません。
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粉と塩と油 [コラム雑記帳]

会社で義務付られている健康診断とは別に、かかりつけのクリニックで半年に一度、血液検査をして生化学数値を測定しています。この項目の中には健診には含まれない項目があるからです。
2年前の10月の血液検査で、複数の数値が通常値をオーバーしたもんだから、エロいかかりつけ女医から節制、減量に取り組むよう指導を受けたので、私也に努力して2年で8kg痩せた。そこで停滞している。計算すると私の身長と年齢だとせめてもう5kg減らさなきゃならない。厳しいな。
「そろそろまた検査するわよ」
切れ長の細い目をした女医から再検査を勧められた。
採血したその結果はというと。
( )は今日範囲で、前回の数値 → 今回の数値です。

AST(10~40) 24 → 25
ALT(5~45) 21 → 27
ALP(104~338) 169 → 185
LDH(120~245) 154 → 156
コリンエステラーゼ (245~495) 360 → 362
以上は肝機能ですね。まぁいい数値でしょう。
続きます。

HDLコレステロール (40~80) 47 → 42
LDLコレステロール (70~139) 117 → 117
中性脂肪(50~149) 129 → 90
尿酸(3.6~7.0) 6.6 → 5.1
HbAlc(4.6~6.2) 6.1 → 5.7
検査数値1.jpg
問題は次です。
空腹時血糖BS (70~109) 95 → 108 !!!
インスリン空腹時(2.2~12.4) 4.5 → 11.1 !!!

範囲ギリギリですね。肝機能、コレステロール、中性脂肪がいい数値なのに、
「何故これだけ上がったのかしら?」
前回は「よく頑張ったわね」とホメてくれたエロい女医は首をひねった。
「前はトエモいい数値だったのに。何か覚えない?」
私は答えられなかった。別に食生活を過去のボリュームに戻した覚えはない。
「とにかく節制しないと」
これ以上の節制は厳しいなと思った。

後日、ジャン妻が自身の診察に行った時も私の数値の話題が出て、
「旦那さん、他の数値がいいのにこれだけオカしいのよ」
だがジャン妻は閃くものがあった。
「もしかして・・・」
これのせいではないかと。
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7月の3連休にオヤシラズの影響で歯茎が腫れたネタ。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/archive/c2305653470-1
無理に口を開けたり、噛もうとすると激痛が走り、固形物が殆ど喰えなかった。あの時痛かったのは、①オヤシラズの奥の歯茎、②そこから繋がっている喉、③歯茎の腫れのせいで、上下のオヤシラズが頬の肉、口の中の内壁を噛んでしまう。
固形物は全く食べられず辛うじてスープが飲めたが。。。
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口を大きく開かないで摂取できる薄い食べモノに「普段はそんなに食べちゃダメ」と止められているビスケット、ルヴァンがあった。
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あの時のルヴァンは私の救世主だったが、あれ以来喰い放題・・・というわけでもないが、家で既得権を得たように買っちゃぁ喰っている。
洋画を観ながら、ブランデーのツマミに。チーズを載っけたりして。

エロ女医は昭和の女性なので現在のルヴァンは知らないと思うので、ジャン妻が挙げた商品名は、
「リッツかも・・・」
エロい女医は目を剥いた。
「リッツ???」
リッツ・・・実はルヴァンなのだが。それを家庭で採用したオヤシラズ云々の理由は説明したが、内科医は歯科医を相手にしないところがあるので、オヤシラズの事情には触れようともしなかった。
「それよ」
「ですかね。毎日のように齧ってるんで」
「あれは粉と塩と油の塊よ。それだワ」
と言われたそうである。

「もう食べちゃダメ」
「あれは歯茎が腫れた時に、自分を助けてくれた大事なビスケットなんだけど」
「リッツとルヴァン禁止」
「じゃぁリッツの大缶はどーする?」
会社の全支店に配布された災害時非常用食料アイテム(非常食、寝袋、コンロ、懐中電灯、電池、乾パン、ビスケット、レトルト、ペットボトル)とかの中に、何故かリッツの大缶が含まれている。
本社でも先日賞味期限が切れたので、廃棄するのも何なので従業員で分けたのだが、普段甘い菓子(出張土産とか)を頑として受け付けない私はひと缶貰ってきた。
大缶1.jpg
大缶2.jpg
これは山崎パンの子会社ヤマザキビスケット(旧ヤマザキナビスコ)がライセンス切れになり、本家のモンデリーズ社が自社製造販売に切り替えた為にマズくなった新リッツではなく、ヤマザキの旧リッツです。
この記事いちばん下の写真のパッケージに記されたRITZのフォントが違うのがわかるでしょ。
ヤマザキが出した代替え品がルヴァンです。強奪して来たとはいえ、私はもう旧リッツには拘っていない。品質改良したルヴァンの方が遥かに美味しいと思ってる。
リッツ大缶を開封したとこと。缶がデカいので、
「中のパッケージに入った枚数が多いんだからね」
一度開けたらまるまる全部食べるでしょと言わんばかり。
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「ルヴァンはあの時に歯茎の恩人だよ」
「錦の御旗のように言うんじゃないの」
「〇〇さん(エロい女医の本名)にルヴァンって言ったの?」
「リッツって」
「リッツ知ってるんだ」
「そりゃ先生だって私たちとほぼ同じ世代でしょう」
「患者には悪い食べ物のように言っても、絶対リッツとか喰ってるぜ。聞いた?」
「聞かないわよ。あれは粉と塩と油だって。他の数値がいいのにそれだけ上がったのは絶対にそれが原因だって」
「リッツ(ルヴァン)のせいじゃない」
「せめて(土)(日)だけにしなさい」
「・・・」
スーパー.jpg
ラヴァンはそこらで売っている。
ライセンス失効してからヤマザキが意地を見せて?改良した。粉と塩と油の塊は比喩が大袈裟だと思うが、旧リッツより味が濃いのは事実。
もう新リッツは買わない。だけど会社で貰った(強奪した)旧リッツは賞味期限が過ぎているのだ。
おそらくそれが最後の旧リッツになるに違いない。
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ファニー [ドラマ]

久々に外で洋画観ました。ジャック&ベティは、その名を冠した2つのスクリーンのミニシアター。最寄駅は市営地下鉄の阪東橋か京急の黄金町です。阪東橋は私の公用圏内で時折下ります。
(大岡川とそれを渡る橋や、京急ガード下が印象的だった黄金町は今はキレイになりましたね。平成14年(2012年)からの浄化運動が功を奏したのか、かつてのアヤしい面影は皆無だった。)
末吉橋の手前、横浜風俗の向かいにあります。
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複数作品を上映していますが、ひとつの作品は1日1回の上映のみなので作品と曜日によっては混みます。私らは土曜日の午後だったのですが、廊下から階段に並んで整理券の順番に案内されました。「1番から10番までの方ご案内・・・」、「101番から110番までの方ご案内・・・」・・・のように。
これは上映前です。右にチケット売り場があって、左にタムロってるひとたちが整理番号順に呼ばれているところ。
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ひとつの作品は1日1回の上映ですが、上映作品が複数あるので、その気になれば幾つかハシゴが可能なようです。
単館系の新作やインディー作品、他では上映機会の少ない作品が取り上げられます。
ハリウッド系とか、大手の映画配給会社がバラ撒き上映する大作はまず取り上げられない。

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ドイツ兵が執拗に追跡してくる。
途中でファニーたちを匿い、越境請負人(左後姿)のトラックに乗せるカッコいい農夫はジャンといいます。
請負人は「国境に着いたら網の破れた箇所を探して対戦車バリケードに向かってジグザグに走れ。(弾が)当たり難くなるから」
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中立国スイスの赤十字旗が立つ建物の前には対戦車バリケードがあった。
ひとりがそこへ走る途中で転んで立ち上がれなくなり、ファニーが取って返す。
狙撃兵が狙ってる。
仲間たちの見守る中、ファニーはその子を背負って駆け出す。これは創作だろうけど。
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パンフから。これはファニー・ベン・アミという実在の女性の実体験がベース。作品中ではファニーを含めて9人だが、実際は17人の子供たちを連れた逃避行だったそうです。
ファニー・ベン・アミはリーダーになる以外に「選択肢はありませんでした」

スイスにたどり着いた後はどうなったのか。
「(同行した)他の子供たちとは一緒にいられませんでした。スイスでは別々の家庭に預けられたのと、戦時中の辛い体験なのでなるべく忘れようとしていたのもあります」
その後の交流は無かった。
戦後はフランスに強制的に帰されたが、叔母に引き取られたものの、家族(両親)との再会も叶わなかったそうです。

今の時代、その女性は言う。
「戦争を決して容認しないことです。例え戦争に勝ったとしても、失うものしかありません」
「戦争を始める前に、いちばんの被害者となる子供たちのことを考えるべきです。大人の決断によって、最も苦しめられるのは子供たちなのですから・・・」
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群馬に行けなかった8月 [呟き独り言]

私の外付けHDには行き先やカテゴリ別にフォルダがあって、その中に「上州」と名付けたフォルダがあります。
そこには赴任した平成24年から今日までの写真データが格納してあります。
フォルダの中には、1月、2月、3月・・・と月毎のフォルダがあるのですが。
2017年8月のフォルダは無い。
8月は群馬に行けなかったのです。いちども。。。
サンセット1.jpg
7月8月の群馬の作業は、現地の部下(草の者6号)に任せきりになった。自分で行かなかった。
会社からも「なるべく自分で行かないで次世代にやらせて下さい。後身を育成して下さい」って言われてるので。
6号に書類を送り「届いたら連絡くれ」って言ったのに、ちっとも連絡が来ないから確認の電話をした。
「書類まだ届かないか?」
「まだなんですよ」(6号)
「オカしいな。幾ら田舎とはいえ」
「い、田舎・・・まぁそうですけど。午後の郵便がまだなので、届いたらお電話します」
そこで一旦切れたのだが。5分後にすぐ着信があった。
「さては書類届いてたんだろっ」
「ち、違いますぅ、たった今届いたんですぅ」
6号は声が裏返った。
「ホントかぁ。実は届いてたのにチェック怠ってその辺りに放っぽっといたんじゃないのか」
「いやいや違いますぅ。ホントに今届いたんですぅ」
ア・ヤ・シ・イ。。。
6号は詰めが甘い。9月になったら打ち合わせたいことがあるのだが。
今、私は10人いる草の者たちと、あるテーマでひとりひとり面談をしているのです。
でもそれだけで群馬には行けないなぁ。

都内を外出中、下記事他に登場した群馬のEというママ社員からヘンなメールが届いた。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-10-20
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-25
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-03-18
他、幾つも登場してるオンナですよ。3児の母だったかな。

「今日はお休みもらって都内の〇〇大に来てます。途中にウチの支店があったけど。何店だろう?」
「都内にいるの?〇〇区だね。だったら〇〇店だよ。店に立ち寄った?」
「長女の学校説明会に来ています」
学校説明会はいいが「店に立ち寄った?」の返答になっていないじゃないか。
Eはベラベラペチャクチャ喋る「口から生まれた女」だがメールがヘタクソで、誤字脱字や送り仮名の間違いなんかしょっちゅうです。
その時私は、まさにEがいる〇〇大近くの区役所にいたのですが。

「じゃぁ〇〇店ですね。そっちは何してるの?」
そっちとは何だ。何してるの?って遊んでんじゃねー。
「私は〇〇区〇〇区役所に着いたとこだよ。アナタが見た〇〇支店の書類を持って窓口にいるとこ」
お互いすぐ近くにいたのですよ。
そしたら返って来た返信が何と、
「〇〇のすぐそばにいるってこと?やだー!!」
〇〇は私の本名ね。やだだと?それに呼び捨てにしやがったなと返信しようとしたら、
「ゴメン、さんがなかった・・・」
さんがなかった、ではなく、さん付けするのを忘れました、だろうがよ。国語力がないですね。自分でも喋るのは得意だけどメールは苦手だって言ってたが。
次に「〇〇店(ウチの支店)の隣にあるコーヒー屋でお昼中です」と来た。
コーヒー屋には笑ったよ。群馬には喫茶店が少ないからね。
「ウチの社員、よくそこでランチしてるって聞いたことあるよ」
「そうなんですか。ウチの子供(長女)が入学したら来るかな・・・」
「そこまで近くにいるなら店に挨拶だけでもしてったら?私もこの後、10分後にはその店に顔を出すけど」
「やだー恥ずかしいよ。今からランチ食べます」
恥ずかしいって?
いいトシしたオトナのクセに。「群馬のどこそこの何々店長の何々です」って言えないのか。
「カオ出して挨拶だけしなさい。それが大人の礼儀というもの」
説教じみた文言になってきたが。
「〇〇さんと同じになるなら、あと5分くらいです」
この文章も何かオカしい。〇〇さんと同じになるなら?同じタイミングになるなら?同道してくれってことか?
だが私は窓口でひっかかった。いつもの担当官が不在で、代わりの人がマニュアル見ながら受け付けたので、いつもは5分で済むところが15分ロスったのである。

せっかく群馬から出て来て、すぐ近くにいるのに会えずに終わるのも何だなと思い、
「もうちょい喫茶店にいろよ」
「だって1時から始まってしまうんですよ」
1時から午後の説明会が始まるということらしい。
「残念、じゃあ会えないかな。学校優先して下さい。また近いうちに」
「うん。また群馬で・・・」

だが、8月は群馬に行けなかった。誰にも会えなかった。

サンセット2.jpg

グンマを知らないだと?.jpg
群馬に行けないせいかこの広告が何だかムカつく。
「群馬を揶揄してんのかこれは?どー思う?」
「これ・・・読むと・・・大体、合ってますよ(・_・;)・・・」
読んでるんかい?
合ってるって肯定するんかい。
それだから群馬がグンマとバカにされるんじゃないか。
「実写版も出るので観て下さいよ」
「・・・」

http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-12-11
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-02-23-2
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-02-03-1
平成23年に、フラフラしながら私らの前に初めて現れた聖なる酔っ払いオンナは往時25歳だったが。この夏に三十路に突入。
「30歳オメデトウ。30過ぎると早いよ~」
「まだ29歳ですっ!!」
「え?1年間違えたか俺?」
「明日ですっ!!」
「ああ、まだ1日あるのね」
悪あがきを。
「でも・・・でも・・・、ありがとうございます・・・」
「早いもんだね」(ジャン妻)

行く予定が入りかけたのだが、諸事情でキャンセルになった。
そういうタイミングに限って、この託児居酒屋から連絡が入ったりする。
店構え.jpg
「〇〇さんのお好きなマグロアボガド和えをご用意しました」
「いいウニが入りましたが。無理ですよね。ご都合でお待ちしております」
そうそう行けるかっつーの。(行きたいけど。)お待ちされても困るな。
「新作、枝豆豆腐をご用意しました」
新作?枝豆豆腐?
「どうせ冷奴の上に枝豆が載ってるんだろ」
「そうです。いやいや違います。ちゃんと枝豆を・・・」
・・・の先は忘れた。

群馬に行けなかった8月。。。
現地のBBQでお誘いはあったが、地元の納涼祭と被ったし。
ウチの上司は、私に現地の者にやらせろと言っておきながら。。。
「〇〇さん(私のこと)いつ群馬に行きます?」
私はガッカリした。今頃言うなよ~。だったら行けたのにさ。。。(ブツクサ)
上信越道サンセット.jpg
還りたい。。。

群馬へ。。。

風景写真は上信越自動車道です。
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文鎮を磨く(少し加筆) [町内会人間ドラマ]

祭りが終わった。
焼き鳥と共に燃え尽きた夏。焼き終えた満足感と虚脱感。
何だか腰が痛い。別に重たいものを持ったワケではないのに、ずっと立ちっ放しだと腰に来るんですね。
大船のマスターが腰を痛めて長いこと店に出ていないのを思い出した。いつも腰を庇うような動きで、焼く時は座って焼いてましたからね。
上大岡のマスターや若い衆は腰に来てないのかな。そのマスター曰く「屈んだり、前に傾斜すると来るんだよ。自分はこうやって(背筋をシャンとする)焼いてるから」だそうです。
しばらく焼き鳥は見たくない気分でもある。特に塩は見たくない。タレなら何とかなるかも。

納涼会で何をするかhttp://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-26の記事で、私の斜め前にいた何処かの班長(お婆さん)が、納涼祭開催当日の(土)(日)とも仕事で出られないと実行委員長に申しでたところ、委員長は全部の班長に公平を期す方針なので、「(土)(日)は了承するから、(月)の片付けだけでも来れませんか?」と持ちかけていた。
私も会社員なので週初めの(月)は出勤です。唯でさえ直行直帰が多い私は○長から、「月曜の朝礼は出るようにお願いします」と注意されているし。
納涼会のポスターを取りにいった時、私はそこで役員会をしていた委員長に、
「月曜の後片付けって人数足りてます?」
「まぁ何とか。足りない分はこっちでやるしかないのですが」
「自分来ますよ。この間どっかの班長さんで、開催当日(土)(日)がダメで、(月)もアヤしいとかってお婆さんがいましたよね。何かグズグズ言うとったし」
「大丈夫ですか?」
「会社は自分なんか一人いなくても何とでもなります」
と受けてしまったのですよ。事前に有休取りました。半休でもよかったのだが、1日有休にしました。

ジャン妻は私が後片付けまで手を挙げたのには何も言わなかった。
「半日じゃなくて1日にしたら?」
「・・・」
「そういう汚れ仕事して、午後から仕事に行きたくないでしょ」
確かにそうである。定例会終了時間の遅さや、プチ遠出がし難くなったのはブゥブゥ言いよるが、私が地元のこういう集まりに参加するのはイヤじゃないみたい。
もしかしたら引退後の先を見据えてるのだろうか。

自分が片付けに名乗り出た手前、前日に例の赤紙・招集令状を貰ったのもあるので、納涼会の打ち上げで「明日の片付け何時からでしたっけ?」と聞いたら「8時にお願いします」
「は、はちじ??」
声が裏返った。9時かと思ったが。
「大丈夫ですか?」
「ええ、まぁ」
自分は通常出勤の日は家を7時45分に出ているので、8時に会場に来るのは全然大丈夫なのですが。朝寝坊できるだろうという期待は甘かったようで。
祭りの後.jpg
行ったら既に櫓は撤去されていた。地元の土建屋さんの社員が時間外早朝に来て撤去したそうである。
2夜共に頑張った先達たちは私以外の4人のうち2人が来ていた。

昨夜のゴミが異臭を放ってる。
これは事業ゴミで出すのだろうか。まさか家庭ゴミかな。
このゴミがサッと纏まっているのは、昨日書いたように何処かの班長さんが担当したゴミ仕訳窓口のお蔭というものです。
ゴミ.jpg

焼き場の跡地には油のニオイが残ってる。
地面には焦げた油汚れのカスが散乱していた。
祭りってのは終わってしまうと汚いものなんですね。
館内では婦人部が料理場を片付けていた。
私らはテントを片付け、長テーブルを片付け、掃除、ゴミを纏め、すぐ終わるだろうと思ってたら、意外にめんどくさくて労力と根気の要る作業を託された。
焼き鳥が載っかってた長くて黒い文鎮を磨く作業です。
焼く4.jpg
この長い文鎮に乗っかってた焼き鳥の油汚れ、焦げ、煤がドス黒くなっている。そのカスが盛り上がったようにこびりつき、固まっているんです。それを削ぎ落すのです。
その場にそれほど強力な洗剤やタワシ(金属のタワシは切れて混入する危険がある)が無く、ヘラで削り落とすしかなかった。
汚れをおとす1.jpg
ゴソゴシガリガリ削ったが、なかなかスパッと小気味よく落ちない。削っても削っても後から後からドス黒い炭?カス?が出て来る。
水で濡らすとヘドロのようになる。
ガリガリガリガリ、ゴシゴシゴシゴシ、屈んで磨いてたら手の甲、手首、腰が痛くなってきた。
焼き場は3尺が2本、2尺が1本あって、それぞれ文鎮が2本ずつ載っていたから計6本、足すと16尺、1尺×30Cm×16=480Cm、4.8mの文鎮を削った。磨いた。
ガリガリ削って「もういいだろう」と思って手を止めて、一呼吸してから文鎮を見ると、まだまだこびりついてるのがわかるんです。「まだだめだ」と思い直して再度、磨きなおすのです。
先達たちも汚れに妥協しない。彼らは焼き器本体を磨いていた。水をつけると中の石が割れるので乾拭きです。
磨く1.jpg
ガリガリゴシゴシ削りながら、時折汗を拭いて周囲を見渡すと、片付けに参加している連中は役員以外にも数名いたがお年寄りばかりで、威勢がいいが、イキがったお爺さんたち。大きいものは片付けていたが、こういう細かい汚れ仕事はしないですね。
私は有休だが、平日の月曜に皆さんここに集まれるってことは、普段は何をされてるんだろう。
「自営業じゃない?」(ジャン妻)
「他には?」
「ご隠居さんかも」
思い切って「お仕事何されてるんですか?」とも聞いてみたのね。こういうイベントに参加できる環境にいる方々ということはわかったよ。

ガリガリ削る。1本、2本、3本、4本、残りあと2本か。これは何かの試練か苦行か。妥協しちゃダメ。自分に負けちゃダメ。自分との勝負です。もういいやこれでと思った段階でまだダメなんです。
何かの苦行みたいだが、先達に対しても、他の人に対しても、ここで自分がいい加減なことやって投げ出しちゃったら地元で信用されない。
「初日2日ともそうでしたが、焼き鳥部隊って結局は残業になるんですね」と言ったら笑ってたけどね。
1時間半かかった。私はBBQは素人同然なので、そっち方面に詳しい方がいれば、もっと楽に後清掃できる道具を知ってるのだろうけど。

まさか自分の息子が焼き鳥を焼いていると思わなかったジャン母に後で言われたのは、
「焼くのタイヘンだったでしょ。でも楽しかったのでは?」
「その時々ではね。焼くのもタイヘンだけど、片付けで磨くのがタイヘンだった」
「ウチでは私がBBQ嫌いだから、家の庭でもそういうのやったことないもんねぇ」
御嬢様育ちのジャン母は、お外でBBQというスタイルを好まない。
「踊ってた写真、皆に配るから写真屋へ行って現像してきてよ」
「・・・」
ジャン実家を出たら、近所の家の柵が黒で、焼き鳥を載せた文鎮そっくりに見えたりする。気持ち悪くなってきた。
フェンス1.jpgフェンス2.jpg
横浜市営地下鉄の車内に路線と駅が表示されている。
何故これが焼き鳥に見えるんだ.jpg
横に伸びた普通電車と快速電車の線はあるでしょう。
その上に駅名が縦書きで表示されているのですが、横線が文鎮で、縦書きの駅名が串焼きのネタに見えてしまった。

これは先日、焼き鳥を焼きましたよの報告がてら行った上大岡のいつもの店ですが、この店は60cmの文鎮が前後に4本並んでいました。
文鎮が4本.jpg
店はオーダーが入ったら焼くので、手がが空いてる時もあるのですが、こっちはただ在庫を全部捌く為にひたすら焼きまくったので、相当な油汚れですよ。

ようやく終えて、文鎮と焼き器を箱に詰め、倉庫に保管して施錠して完了。
「お疲れ様でした」と全員にアイスが配られた。
自分はアイス食べないので固辞した。そういえば昨夜もアイス食べませんでしたねとも言われた。
「じゃぁアイス食べないならこれを。こっちの方がいいかな」と出してくれたのが、麒麟淡麗のグリーンラベルかプラチナダブルだったと思います。
あまり後味がよくないですね。何のイロもついていない普通の淡麗の方が美味しいです。
余った発泡酒や缶ビールを数本貰った。これが今日の手間賃代わり。
片付け2.jpg

焼き方5人.jpg
2夜終結したが、これから明日からはまたそれぞれの日常に戻っていく。
ともに焼いたメンバーたちとはそれきりで今日まで会う機会がないが、もし自分が赤紙招集に応じるなら、また年内、秋のお祭りか何かで会えるでしょう。
さぁ、赤紙招集に返事をしないと。
(この項終わり)
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焼き鳥を焼く [町内会人間ドラマ]

初日の15時に行ったらヒマで手持無沙汰だったので、2日めは「16時に行けばいいや」家でゴロゴロしていたら、午後1時過ぎに遠くから神輿の掛け声とホイッスルが聞こえてきた。
神輿は10時からスタートして4人の警察官立ち会いのもとで決められたコースを回っているらしい。(交通事情によりコースの変更も有るそうです。)
神輿の担ぎ手も募集してたが私は遠慮した。私は体力ないし、それに参加したら脱水症か熱中症になっちまう。夕方からの焼き場に備えないといけない。
それでも神輿がやってくる気配。
「ウチの前に来る?」(ジャン妻)
「来ると思う」
少しずつ近づいてくる。見えた神輿の先頭には、昨夜、私に焼き鳥の焼き方を教えてくれた4人のひとりの旦那がいた。ということは、その旦那は朝から夜までブッ通しになるのか。
処理済~神輿がきた.jpg
皆さん汗だくである。
「水撒いてよ~」
「あ、水ね」
思い出した。定例会で、「御神輿がお宅の前を通ったら遠慮なく水を撒いてください」と言われたんだった。
ホースを用意する間が無いので私はジャン妻に「ボウル2個に水を汲んで撒いてくれ」
「撒くの?かけるの?」
「そう」
「水を撒いていいの?」
・・・(苛々)・・・
このオンナの悪いクセが出たよ。質問はいいから、やれって言ったことをやって欲しい。
結果、後部に僅かにかけた程度だった。
「じゃぁ後でまた」
先達は頷いた。誰もいない閑静な住宅地で、誰も見ていないストリートを神輿が去っていく。

炭火を起こす.jpg
炭火をくべる.jpg
3時間後。。。
昨夜の焼き場、私以外の4人のうち、1人がいて炭を起こしてた。
さっきの神輿を先導してた旦那はいなかった。
炭火を起こすのを初めて手掛けた。アウトドアやBBQが苦手な私は炭火なんて起こしたことないのです。

BBQ?

あ、そういえば。。。
今日は昨年に続いて上州の社員たちのBBQ大会だった。
私にもお誘いがきたが「地元のお祭りで行けない」と返事済み。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-08-23
また昨年同様、要領や段取りの悪い展開になったに違いない。

今日も暑そう。神輿を先導してた旦那は少し遅れて来場された。一旦家に戻って爆睡したそうです。休まないと朝から夜まで通しになってしまう。
神輿を担いだ担がないで、この2日間のお疲れ様番付が上下するような雰囲気でもある。
触れ太鼓が鳴り始めたら、総務か経理から、「模擬店の皆様、お釣銭が用意できましたので、取りにきてください」
釣り銭が配布された。今がチャンス。私は焼き場の先達に、「ちょっと腹ごしらえしてきます」と断って焼き場を飛び出した。
小銭をジャラジャラ出して、
「焼きそば2つと生ビール」
釣り銭が用意された早々「待ってました」とばかりに押し掛けたので売り子は面食らったようである。「誰この人?」のような目で見られた。最初の客をよく見りゃ町内会内部の人間じゃないかという視線である。
こっちは暑い、熱い、煙い、目が痛い、労働環境が最も劣悪な焼き鳥部隊だぜ。(新参者ですが。)何か文句あるかという気分もある。やはり祭りというのは気が荒く高揚するものなのだ。
自治会の館内には来賓がいる。来賓と普通客、係員との区分けはきちっとしているので、私は生ビールと焼きそばパック2つを抱えて会場の隅っこに行った。
まだ誰もいないテントの中で生ビールと焼きそばをガッツいた。誰かに何か誰何されたら、「焼き場の者だけど」って言うさ。
でも誰も誰何しなかった。
焼きそば1.jpg
焼きそば2.jpg
焼きそば3.jpg
だけど味が薄いな。
麺がブツブツ切れちゃうんですよ。上州のドロドロした焼きそばに比べたら。。。
申し訳ないけど、永井商店、克、ふくろうの方が断然美味しい。

人が集まって来たので急いで喰って焼き場に戻る。
「今日はどれくらい(焼き鳥)入った?」
委員長が数えた箱数は昨日とほぼ同じ量だったと思う。
「そんなに焼くのかよ」
「捌けるかな」
「こりゃ来年から人増やさないと」
先達たちはブツクサ。その在庫の中に、昨日と違う種類の箱があった。業務用スーパーから急遽購入したネギマで、開封したらサイズが小さいのです。小さいのに無理やり串(細いのではなく、竹串のようなもの)を刺してあった。
「身が小さいですね」
「うん。それに完全に凍ってるな・・・」
「冷蔵庫の中にあるからそれも持ってきて貰えます?」
了解した私は自治会館の冷房が効いた台所に飛び込み、そこで来賓用の調理の仕分けをしていた婦人部の女性(オバさん、バアさん)の合間をぬって冷蔵庫を開けた。
焼き鳥ストックが数箱あった。それだけではなく、オードブルの盛り合わせが数皿あったのである。
鯛の刺身も。薄造りだった。
何だこのご馳走は?
私は鼻白んだ。オードブルや刺身を、執行役員さんの打ち上げパーティー用の肴だと思い込んだのである。
もしくは来賓か。だったら私も来年は来賓になろうかな、な~んて思った。
出来あいのお惣菜だが、焼き鳥以外の料理に涎が出そうになった。

今日も焼くぞ.jpg
今日も盛況.jpg
焼きが始まっている。昨日の5人が揃ったのは17時過ぎ。昨日の今日なので息も合ってきた。誰かが外すと誰かがそこに入る。焼きながら背後で焚く炭火の様子も見る。
初日は焼くので手一杯だったが、2日めになるといろいろ見えてきた。炭火を焚いて焼き場に移すのですが、移した炭の火が強かったり、デカい塊のままだと一気に焼き上がってしまう。
炭火を砕いてなるべく均等な高さに揃えた方がいいのがわかったが上手くいかない。砕いた時に炭が舞い上がったり、風が吹いて煙に燻され、焼き鳥が黒くなっちまうのです。
「あ~あ、こりゃ黒くなっちまったな」
黒い箇所は焦げたり燻されったり炭が付着したり。小さい焦げだったらハサミでチョイチョイ切って出す。
ヘタクソな仕込みもあった。根本の肉が切れてビロ~ンとなっているのである。それもハサミで切る。
切り過ぎて身が小さくなってしまい、賄に回されたり。
焼き鳥を待つ行列が長くなってきた。
焼く2.jpg
焼く3.jpg
今夜は自分の写真は撮らなかった。彼らを撮っている時の私は背後で炭をおこし、白くなって安定した炭を焼き場へ移したりしている時。
暑い。熱い。煙い。高温多湿の環境といっていい。
昨日もそうしたが、途中で何回か水をアタマから被りました。
焼き鳥屋には厚生労働省からの熱中症対策の指導はないのかよ。製造業ならあるよそういうの。精錬、鋳造、滅菌、無菌、発酵等の工程とかそういう場所は安全衛生面の対策で、長袖の作業着、ヘルメット、安全靴、マスク、帽子、長靴を着用義務化される。
現場には通気性がない工場と、通気性があって軽装OKの焼き場と、どっちが暑いだろうか。
体温上昇が加速される。背後にあるクーラーボックスの缶ビール、発泡酒で体内を冷やした。
でも水分補給や休憩の指示が徹底されていても、結局は作業者自身の判断に委ねられるのだと思う。
管理者が作業者をムチ打ったりしないが、全員の状態を把握するのは難しい。
この焼き場で、ひとりひとりの腕にセンサーを巻き付けたらどういう数値が弾きだされるだろうか。昨日は飛ばしたが、今日はあまり無理をしないことにした。

2日目なので、昨日のメンバーとさすがに打ち解けてきた。
家が何処とか、普段は何をしているとか。
先達は先のイベントまで見据えていて、
「秋にはサンマを焼きますから」
「え?サンマ?」
網で焼くそうである。
私は焼いたことない。客に調理させる居酒屋にも行かないし。上手く焼けるのだろうか。
薄暮.jpg
盆踊りも始まった。
まだ踊る人数は少ないが、お馴染の音頭が繰り返し流れている。
誰でも踊りに参加できる盆踊り。広場の中央に立った櫓の周囲を回りながら、録音された音頭に合わせて踊る。
炭坑節、東京音頭(大東京音頭)、アラレちゃん音頭、交通安全音頭。。。
いずれも、ドドン、ド、ドン、カタカッタ、の調子が繰り返される。櫓の上で太鼓を叩いているのは成人と子供。
「アナタは太鼓叩かないの?」(ジャン妻)
「私がリズム感が悪いのを知ってそう言うか」
私はリズム音痴で、セッションしても曲の最後に他人より早く弾いてしまうところがある。だから参加しなかった。
焼くのに手いっぱいでそれどころじゃねぇ。
焼く1.jpg
熱い。暑い。煙い。
焼きながら音頭に合わせて口ずさむことで多少気が紛れるのだが、曲の合間に煙に燻されて集中力が途切れたので、無理しないで後方に引いた。
そしたら公道に、警備なのか誘導なのか、長老たちが数人、赤く光る棒(工事現場などで手に持つ光るヤツ)を持っていた。
彼らはそこにいるだけで何もしないのです。談笑しているかウロついてるかだけ。差し入れの日本酒飲んでるヤツもいたね。ビールはまだしも日本酒なんか飲んだら係にならないんじゃないか。
連中はその辺りを走り回るこどもたちを誰何、注意すらしないんです。会館の本丸にセッティングされたマイクから「子供さんが走り回って踊りの輪を乱さないでくださいようお願いします」のアナウンスが流れているが、会場の外、一般の住宅地の前の公道を走り回る子供は捨て置いたままです。
そしたら広場に接する家々の車庫の前に、衣服、リュック、水鉄砲がブッ散らかっていた。
子供たちの年長者がそこに座っていた。何処かの長女、次女らしい。
私は人様の家の前にブッ散らかったものを指して言った。
「こりゃ何だ?」
「・・・」
「誰のだ?君らのか?」
「いえ・・」
「散らかしたままでいいのか。こりゃぁ他人の家の前だぞ」
「・・・ハイ・・・」
「近隣から苦情が出たら、来年から祭りができなくなっちまうぜ」
長女と次女は慌てて立ち上がり、弟たちを叱咤しながら片付けていた。子供相手に凄んでもしょうがないのだが、誰も注意しないからですよ。
だけどまてよ。その子供らが持ってた水鉄砲や水は何処で手に入れたんだ?離れたところに模擬店があり、そこでヨーヨーを売っていた。顔見知りの班長さんがいたのでイヤミを言ってやった。
「涼しいですねここ」
「そっち(焼き場)熱いでしょ?」
「熱いなんてモンじゃないですよ。熱い煙い目が痛い腰が痛いです」
「頑張ってね」
顔見知りの班長さんは内輪でパタパタ仰ぎながら子供らの相手をしている。

そろそろ17時になる。
もうすぐゲストがやってくる。それは70歳~80歳~の婆さん連中のフラダンス軍団。その中にジャン母がいるのです。
私はジャン母と毎週(日)は特に用事が無い限り一緒に買い物に行くのですが、昨日今日は、「納涼祭を手伝うから行けないよ」と言ってあった。
そしたらジャン母が、「アタシも出るんだけど」
「出る?何に?」
「フラダンス」
「え??」
ジャン母は地元のフラのチームに入っている。納涼祭に出て踊るんだと。私は背筋が寒くなった。過去に見たくもない不気味な舞を見せられたことがある。
「来るの?」
「夕方から。5時半からだったかな。ちゃんと皆さんにご挨拶するんですよ」
挨拶はするけど。
「控室に来てご挨拶に来なさい。あ、でも着替えてるところに来られてもね」
控室は冷凍焼き鳥が積んであった2階の部屋らしい。でもそこへ行って婆さんどもが衣装に着替えてたらどーするんだ。

こっちは何の因果か焼き鳥焼いて煙と煤だらけになっているのだが、もうすぐこの会場で母子揃い踏みになる。
何時から踊るのか。そういう進行プログラムが配布されていないので、私は会長さんをフン捉まえて聞いたのです。
「今日ってフラあるんですか?」
「ありますよ。確か、5時・・・45分頃だったかな」
5時45分だと。こっちも佳境。顔出せるかどうか。
「そのチームにウチの母親がいるんで」
「あ、そうなの。じゃぁ見てってあげないと」
写真撮らないと後でウルサいので、焼き場の先達に、「母親がフラダンスチームの中に母親がいるんで」と言っておいた。
その不気味な(失礼)フラダンスチーム16名が現れたのは17時30分頃。会館の2階に着替えに上がっていく直前、ジャン母は焼き場で煙にまみれて焼き鳥を焼いている愚息を発見して目を見開いた。私は右手を挙げた。
数分後、平均年齢75歳(推定)のチームが赤や白の舞踏衣装に着替えて会場に現れた。
それまで繰り返し鳴っていた盆踊りの音頭が停止し、アナウンスで、「どこそこから参加された何とかフラダンスのキレイなおねいさん方です」
おねいさん?70~80の婆さんだぜ。
焼き場の先達のひとりが、「お母さんいるんじゃない?」
「いますよ。あ、手を挙げてやがる。写真撮れってか・・・」
「いいですよ行ってきてください」

その不気味な舞いがこれ。
処理済~踊る1.jpg
処理済~踊る2.jpg
南国の舞いを4曲舞った後で、炭坑節の音頭で櫓の周囲を回ってるところ。
処理済~踊る3.jpg
フラダンスチームが私服に着替えて会場を後にする際、ひとりひとりに挨拶させられたよ。
「え?息子さんなの?」
「そうですよ」
表面上は作り笑いで「お世話になります」を繰り返した。
その後、チームは普段、自分たちが練習しているこことは別の場所の会場へ戻っていったが、ひとりだけ私も顔見知りのミニ婆さんが現れ、
「〇〇さん(ジャン母のこと)に息子さん何処?って聞いたら、焼き鳥焼いてるって。何で焼き鳥焼いてるのぉ?」
「何でって・・・成り行きで・・・」
このミニ婆さん、手に焼き鳥を1パック持っていた。買って下さったのだが、「お金取るんだ。無料(タダ)じゃないんだ」と言ったそうである。
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クライマックス2.jpg
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後半に突入した。
泣いても笑っても残り2時間弱である。
お客が並んでる。「まだ?」の視線を感じる。生焼けで出す訳にいかない。しっかり焼いて。
肉汁がジュワ~ッと染み出てきたらトレイに持って売り場へ回す。
私も他の4人も目がマジになり、口数が少なくなった。よく焼き鳥屋で頑固そうなオヤジが気難しいカオして焼いてるが、焼いてばかりいると軽口が叩けなくなるってのはホントなんだな。
私がひとこと、「しばらく焼き鳥は見たくなくなるかも・・・」・・・ボソッと言って誰かがニヤッと笑った程度。
焼く、焼く、焼く、何故焼くのか、お客が待ってるから?私はそういう使命感は薄いが、ネタはまだある。燃え尽きるまで焼くしかない。
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焼いてて焦がしたり、串が折れたり、肉が焼け落ちた残りは私らの賄になる。
焼き損ないとはいえ味は同じ。それを肴にクーラーボックスにあるキンキンに冷えた缶ビールか発泡酒を飲むのが唯一のガソリン補給。一度もWCに行くことなく全部汗で流れ落ちた。
私が飲んだ空き缶や串は、広場の隅にあるゴミ捨て場に持っていく。
そこにはゴミを分別して収納する係がいた。生ゴミ、アルミ(缶)、ペットボトル、他を仕分けるんです。
私は思った。
熱いったって、煙くたって、目が痛くたって、焼き鳥は華がある。
カッコいい。カッコ悪い訳がない。
自分なんかが焼いた素人串でも誰かが買って食べてくれるんだから。
焼いてる陰では、こういう花の無い、損な影のお役目もある訳で。
「熱そうですね。タイヘンでしょう」と言われたが、
「熱いですが、こちらもこういうお役目お疲れです。誰かがやんなきゃなんないし」
労いながら、自分の疲れを忘れた。
抽選会.jpg
この客の勢いがいっとき切れたのは抽選会の時。参加者全員が発表に聞き入っている。日本人てのは籤に弱いんだねぇ。
私は自分の抽選番号を捨てちゃったので、当たったのかハズレたのかわからない。クジ運が悪いからおそらく外れただろう。
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クライマックス5.jpg
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抽選会が終わり「残り3曲で今年終わりでぇ~す」でラストスパート突入。
踊りの輪が再び廻り出した。それまで焼き方も抽選会の発表へ聞き入ってたのだが、再び言葉を交わすことなく黙々と(煙モクモク、炭カッカ)最後の焼き鳥を焼いた。
焼かなきゃ終んないんだから。
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終盤.jpg
既に焼きそば、フランクフルト、生ビールは完売しているが焼き鳥は残りがまだあった。開封しちゃってるので全部焼き切らないといけない。
火焔が舞い上がる。炭の粉が飛ぶ。これが私の短い夏を彩う最後の炎(ホムラ)になる。
最後の1本が焼き終った瞬間を私は見ていない。ラスト3曲に突入する直前、2尺の焼き場に残り20本が並び、「後は自分ひとりでやりますから」と言われ、他の4人はその場を離れ、ひとりは炭火を壺に入れ(密閉して火を抑える)、私ともう2人は最後の踊りの輪へ入った。
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クライマックス8.jpg
祭りが終わった。
「まぁた来年ここでよろしくおぉ願ぁいしまぁす~」委員長の叫びで終了した。
ああ、終わったか。何とかやり遂げたね。
ところが私らはそれで終わりじゃなくて、
「模擬店の方々~、この後で反省会をやりますんでぇ~、会館に入って下さい~」
反省会?
ミーティングか?どうせここまで来たんだから最後まで見届けようと会館内に上がったら、何のことはない。祭りの開催メンバーの打ち上げだった。
冷蔵庫にあったオードブル盛り合わせ、鯛の刺身、豚シャブサラダ、お寿司が出された。私が「役員連中の打ち上げの肴だな」と鼻白んだものに私も多少ありつけた。鶏の唐揚げにはさすがに食指がわかなかった。
崎陽軒のシウマイがあるぞ。
オードブル.jpg刺身が恋しい.jpg
群馬の時もそうだったし今でもそうなのだが、私は最初は警戒されて話しかけられない人なのです。なかなか輪に入っていけなかったが、途中から中年以上の女性陣に取り囲まれた。
花紙を作った日に、「早く終わったからってすぐ帰らないで、人数足りないとこのも手伝ってあげてよ」と誰かに喝を入れてた長老の婆さんがいた。
誰かがその長老に「フラの息子さんなんですってよ」
「お母さんフラにいたの?どの方」
私はⅰ-Phoneの画像を見せた。
「ああ、この方ね・・・」
長老がジャン母と知り合いなのかどうかわからない。
他の女性から「今年初めてですよね?何処の人?」
いろいろ聞かれた。差し障りの無い範囲で、自分の身上を明かすハメになった。
「暑かったでしょう」
「タイヘンだったでしょう」
「ずーっと2日間、立ちっ放しでしたからねぇ」
モテるな俺。そりゃ作務衣着て坊主頭で、2夜、焼き鳥完遂して目立たない訳ないしな。煙いし暑かったが、やはり焼き鳥焼くのってカッコいいし、華なのだなと思う。
「しばらく焼き鳥は見たくないですよ」の気分なので、薄っぺらな鯛の刺身が美味かったな。
「オードブル、お食べになります?」
「唐揚げはいいです。鶏肉はしばらくいい」
と話していたら、「焼き鳥の売上、18万〇千円で昨年を上回りました」
焼き鳥メンバー5人、目と目を併せてYeah!!
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処理済~打ち上げ2.jpg
処理済~打ち上げ3.jpg
散会前、焼き場の先達に、
「こういうのを渡されたんですが・・・」
「ああ、これね。赤紙ですよ。招集礼状」
実行委員長から渡された紙です。
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赤紙?
招集礼状?
それにはこうある。
「〇〇〇町内会では会を盛り上げ、サポートしていく組織、青年部のようなグループ、○○○チームがあります。
納涼祭や秋祭り、体育祭、それらの準備、町内パトロールなど、いろいろなイベントがありますが、その内、ワンポイント、1日だけしか参加できなくても構いません。
面倒な定例会もやりません。(打ち合わせ程度はあるらしい。)、忘年会とか新年会とか暑気払いとかはやります。
そんなチームで一緒に楽しみませんか?」
以下、連絡先が書いてあった。

やはりそうか。
今日のような催事は1年交替で嫌々やってる班長さんだけでできる訳がない。こういう陰の実働部隊がいたのである。神輿、焼きそば、私がいた焼き鳥の先達たちはそういうアブないメンバーだった。
「誘われましたね」
「う~ん、町内会って、嫌々迷惑そうに定例会に来てる班長たちだけじゃなくて、皆さんのような秘密結社?裏の実行部隊?で成り立ってるんですね」
先達はニヤニヤ笑ってた。
「前向きに考えます」
「〇〇さぁん(実行委員長)この人、もう少しでオチますよ~」

家でジャン妻に赤い紙を見せた。「こういうのを貰った」って。
「何でこういうのをくれたのかな」
「そりゃ他の班長達とはちょっと違うって思ったんでしょ」
「・・・」
(後片付け編に続く)
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焼き鳥を焼く [町内会人間ドラマ]

納涼祭晴れた.jpg
祭りの日がやってきた。
心配されていた台風5号が九州方面にコースを転じたので、夏場れ、快晴、暑い陽気。
「どんな服で行くの?」(ジャン妻)
このBlogをご覧になって下さる方は、私がカジュアルやアウトドア系の服装を持っていないのはご存じかと思いますが。
昨年の群馬BBQの衣装があったが止めた。家着、紺の作務衣でそのまま出かけたのです。下に黒のTシャツ着て、首にタオル撒いて。
「アタシは家にいていいんだよね」
「・・・適当に呼ぶかも知れない・・・」
会場に着いた。
でも皆、私の視線を避けるのは何故だ?
準備1.jpg
準備2.jpg
既に太鼓の櫓とテントは立てられていた。、
15時集合で30分はヒマだった。何するでもなく手持無沙汰。これだったら16時に来ればよかった。
その間、毎年やってる手慣れたメンバーが、生ビール、かき氷、ホットドッグ、焼きそば、焼き場を組み立てていく。はて?私なんか必要なのかな。
30分経過したら恰幅のいい委員長が、
「では各組の班長さんは模擬店の手伝いをお願いしま~す」
あ、そう。手伝いね。何をやろうか。
ところが誰も私に声をかけないのである。
他の班長さんには「かき氷やったことあります?」「生ビールってやったことあります?」と声掛けしてスカウトされていくのに、また私だけ無視された。
ツマんないの。
テントの隅に下がったらそこが焼き鳥の焼き場で先達が2人いた。(後から2人加わって私を含めて5人になった。)普段の定例会では見ない人たちである。実は彼らこそ、こういった町内催事の実働部隊、チーム要員だったのだのだが。
そこで初めて声がかかった。
「炭火を起こしておきますので、2階にある焼き鳥を持って来て貰えますか?」
ここでようやく私は焼き鳥部隊に編入されたのがわかった。
狭い階段の2階にあがったら、焼き鳥の箱がズラっと並んでいた。
冷凍の焼き鳥たち.jpg
STEAMED(スチーム)鶏もも肉串30g(業務用焼き鳥)が36箱。
1箱に50本の冷凍肉がパッケージされていた。
36箱×50=1800本である。串は刺してあって、もも肉とネギマの2種類。
この数が多いのか少ないのか、今日中にさばけるのかどうかこの時点ではわからない。
スチーム鶏もも.jpg
この焼き鳥冷凍パックの商品広告を後日ググッたら、
「こちらの商品は最初からスチーム加熱処理済みですので、解凍後、コゲ目が付く位の焼くだけで出来上がり。
タレや塩を付けてから電子レンジでも調理出来てしまうすぐれものです。
バイキング、夏祭り、納涼祭、学園祭、イベント、ビアガーデンなどに最適。
何といっても生焼けの心配がありません。
味は付いていませんので塩・タレ・辛味噌などお好みの調味が可能です。
長さ15cmの丸串を使用しています。
配送サイズは14kgになります。
笑っちゃったのが、「1本あたり@28.5円(税別)になります」
これをウチらは3本パックで200円(税込)で売るのですよ。
火を起こす.jpg
焼き鳥の入った箱を焼き場に下ろした私は、火を起こしてた先達にバカな質問をした。
「つくねとレバはないんですね」
「もも肉とネギマだけです。レバは焼き加減が難しいし」
「塩だけ?」
「タレもやったことあるんですが、焦げるんですよ」
やはり私以外の4人は毎年焼いてるらしい。先達たちが一箱を開けて呟いた。
「まだ凍ってるな」
「開けといて、自然解凍した方がいいんじゃないか」
私は幾つか開封した。その前に委員長から除菌スプレーを両手に塗るよう指示があり、軍手を装着した。
他の模擬店でも、焼きそば、フランクフルト、何かの揚げ物の準備されていく。
焼きそばは見た目にも味は薄そうである。これは明日、試食してやるつもり。
15時に触れ太鼓が響き、16時からパラパラ人が集まってきた。委員長から全員に景気づけの缶ビールや発泡酒が配布されて乾杯。気が付いたら私、焼き鳥を焼いてたんですよ。自然に身体が動いたの。
お客が来たから動いたのですが、役員さんたちは、私らが初参加だからって誰彼に気を遣うわけじゃないです。自分で動いて自分で率先してやらないといけない。
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黒い棒(文鎮というそうです)に油を塗ってズラーッと載せていく。一気に20本いきます。
焼き鳥は反面がカットされて平坦になっていた。後になってわかったのは、平坦な側を載せるとくっついちゃう。平坦でない凸側を載せると自然に剥がれるのがわかった。
味は塩だけです。塩を巻くのは丸くて小さい缶で穴が開いている。それを持って左右にバーッと撒いていく。
上大岡の店で、「焼き鶏は串の先に塩を多く巻いて、手前に沿って薄くしていく・・・」なんて芸当は手で塩を撒かないとできない。
焼き場は3尺(90Cm)が2台と2尺(60Cm)が1台、計5尺(150Cm)を5人で担当する。昨年は私以外の先達4人で焼いていたんだと思う。
「去年は2日で3600本でしたね」
3600本がどの規模なのかよくわからない私は頷くだけ。だがさっき私が数えた今日の本数は1800本だったから、明日と併せて昨年と同様の本数になりそうである。
「明日はどれくらい届くのかな・・・」
もう明日の心配をしている。衛生上今日の残りを明日に回す訳にはいかないからです。
背後で炭火を起こす。黒い炭が白くなったら安定した証拠。それを逐次追加していく。
焼く4.jpg
焼きながら思ったのだが。
(こういうのはどういう許可がいるのかな。)
模擬店とはいえ飲食を提供して商売するのだから許可が要る筈です。実際は許可というよりは認可で許可と認可は微妙に違うのですが、飲食関係の場合、私の公用先と課はほぼ同じで、医薬薬事と食品衛生の係の違いのようです。
6月から7月の初旬に窓口に行ったら隣で夏祭りの申請、相談をしている光景に出くわしたことがある。私は自分の業務申請の隣で「あくまで他で調理したものを売ってください」と説明しているのを聞いたことが何回かあります。調理は料理ではなく、調理イコール仕込みのこと。
そっち関係の書類にも興味あるのですが、そんな余計なことをこの場で口走ると役員さんからその方面の手伝いもお願いされそうだから言いませんでした。
準備完了.jpg
簡単に述べますが、半永久的に営業(許可更新が6年)する店舗と違って、納涼祭(夏祭り)はその時だけの一過性のイベントで、臨時営業の飲食店営業という。
認可は要るけど許可証は必要ないです。
これは家族や身内、関係者のバーベキューではなく、他からも不特定多数の人々が自由に参加できる臨時の行事を対象としています。
営利目的主体ではなく(もちろん金もとるんだけど)、出店地を所管する地方公共団体(市町村)、ここでは町内会自治体が関与する公共的な目的の行事に出店して食品の販売を行うというカタい名目。
その出店日数は原則として、1年に5日以下だそうです。
その公共的な行事とは。。。
住民祭。。。私が焼いてる納涼祭、盆踊り他、夏、秋、正月の餅つきとか。1年に5日だと残り3日ですね。体育祭と秋祭り、餅つきだったかな。
縁日。。。神社の参道や花見に出る露天、模擬店。
産業祭。。。宴会ではなく、会社が主催する会社内のイベント。
他、花火大会、歩行者天国など。

ではこれらで取扱うことのできる飲食品は何か。
私が調べたところ、煮る物(おでん、煮込み、豚汁、けんちん汁)、焼き物(焼き鳥、焼き貝、焼きイカ、焼き餃子、焼き魚)、粉もの(お好み焼き、タコ焼き、タコス)、麺類(焼きそば、即席のカップ麺)、揚げ物(フライドチキン、フライドポテト、唐揚げ)、他、フランクフルト、ホットドッグとか。
お酒は、ビール、日本酒、焼酎、ハイボール。
他、かき氷、清涼飲料水、甘酒、汁粉、コーヒー紅茶とか。
(綿飴他、菓子は割愛します。)
ざっくり言うと火が通ってないとNGなのです。刺身や寿司を取り扱うことはできない。
仕込みもその場所で行うことはできない。鶏肉をカットして串に刺す行為はダメなのです。焼いたり煮たり炒めたりはOKですが、それ以前の作業はできないわけよ。それは営業許可が出ている施設で行うしかない。
私が焼いてるのは鶏肉やネギに串が刺さった状態でスチーム加熱された冷凍品の焼き鳥で、焼き場では先達が「これって一旦茹でたのを冷凍してるんだろうな・・・」と呟いていた。
私は上大岡の店とは違うんだなって思った。あれはボロい店とはいえ、半永久的にそこで営業する飲食店だから許可証まで要るわけですよ。

この催事、営業許可(許可証)は不要だが認可された証は当然要ります。認可されるには事前相談が必須で、いきなり申請してもその場では認可されないと思う。
事前に食品衛生担当に相談し、取扱う食品や、施設等(図面)を提示して説明するのです。
毎年のことなので、多少はあーだこーだ言われるにせよ認可はされますよ。認可する方向で指導するのが保健所の職員さんなのです。
だからこうして開催できてる訳ですが、届出した書類のコピーに保健所の収受員(受理印)を受けるのです。その写しを出店施設の見やすいところに掲示するのがルールらしいがそれは見当たらなかった。
保健所のホンネは、この時期の開催に注意喚起を訴え、食中毒者を出したくないのである。でも祭りそのものを否定できない。日本人の根付いた伝統だからでしょう。
そういえば警察官が2人いましたね。警察官は翌日の神輿も交通整理を兼ねて付き添っていましたが。この場にいるのは火を使うからでしょうか。
警察官も私が焼いた焼き鳥を食べたのかな。
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既に私の焼いた焼き鳥もお客に流れているのです。焼き具合は見てチェックするのですが、中から肉汁がジュワ~ッと出たら大丈夫のようだが、
「焼けたかどうか自分で食べてみてっください」
食べてみた。おっ、自分で言うのも何だがいい加減です。
「これ食べてみて」
先達が焼いたのを試食してみたら塩がやや強い。
「強めかな・・・」
「ああやはりね」
「でも私らはこれでいいかも」
熱いので汗が出るから塩加減がやや強めになるのは否めない。
「味が薄いよりゃいいんじゃない」
焼き初めてすぐは、自分なんかが焼いた焼き鳥で大丈夫かなと思ったが、食べてるウチに大丈夫だと肚が据わるものです。
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これは売り場に渡すところ。焼けた串は売り場に運ばれます。
これを3本パックにして容器に入れて、ワゴムで閉じて売るんです。先にも述べましたが、これ1本あたり@28.5円なので、3本パック200円(税込)で売るのは高いのか安いのか相場なのか。
後でジャン妻との会話ですが、
「原価5割ってのは飲食店では高くないんじゃない?」
「そうかな」
「炭とかあるし」
小売りの経験がありますが、飲食業界ではないのでイマイチわからない。
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2種類、もも肉、ネギマ、お客にも好みがあって、2種類とはいえ焼くバランスも要求されるようになる。
やややっ、お客が混んで来たぞ。2梁くっつけたテントの中に焼き場と売り場は別にあって、煙が凄いので焼き場は奥で、売り場は広場の入口側なのです。並んでいるお客の注文に焼くのが追い付かなくなってきたのだ。
離れているのが幸いとはいえ、売り場のスタッフが「まだですか?」と言いたそうにこっちをじーっと見てるの。その向こうにはお客が「まだかよぉ」という表情をしてる。
おそらく入り場のスタッフは「もう少々お待ちください」と宥めてるのだと思う。
焼き場の先達のひとりが「これだと足りないな。来年は焼くスペースと人を増やさないと」
もう来年のことを考えてるのか。今はそう思っても来年になったら去年のことは忘れてるのではないか。喉元過ぎれば焼いてる熱さを忘れるというか。
お客は待ってる。スタッフはまだかという表情でこっちを見てる。だがこっちは生焼けで出す訳にはいかない。出せるかなと思いきや「もうちょっと焼こうか・・・」ってストップがかかった。
「生はよくないから・・・」
20本同時に並べるので、焼けるタイミングもほぼ同時です。
10本ずつズラした方がよかったかな。
10本ずつ、もも肉、ネギマ、それぞれ出せばよかったかな。
だが私は新参者なので口を挟まなかった。
だって焼くの初めてですから!!

(私はアウトドアが苦手で。BBQも嫌いだし。)

焼く男.jpg焼く男2.jpg
盛況です。どっからこんなに人が湧いてきたんだ。
盛況2.jpg
失敗しながら大分慣れてきた。
「皆さん普段、何処かの店で焼いてるんですか?」
以下先達たち。
「いやいや、そんなことないです。勤めてますよ」
「店が開いてたら今日この時間に来れないし」
「今日も勤めを終えてから来たんだから」
そしたら「アナタ(私のこと)は普段焼いてるんじゃないの?」って言われた。
「???」
「そのカッコ」
ああそうか。作務衣で来たから焼き場に回されたのである。

焼きながらその間に炭火を足していく。
炭が焼けてしまいそうな箇所は火が弱い。炭火を足した箇所は火が強い。手をかざして火の強い弱いを確認するんです。
火の強い場所、弱い場所と分けて串を移動したりもしてたが、客が混んで来たのでつい全部が強火になってしまう。できれば炭の高さを均等にしたいのだが。
上大岡の焼き場の前を「灰被り」という。その前でマスターやジュニアが炭を砕いてるのを思い出した。焼きあがって出した後にデカい炭を砕いたら灰が舞い上がった。

もちろん失敗もします。慣れて来ると失敗するものです。長い棒2本の上に串を置くのですが、焼く外枠と文鎮の隙間が開くとそこから炎が出て手許の串が焼けてしまう。
では文鎮を手前に引き寄せて間から炎が出るのを封じるとどうなるか。根本の肉だけ焼けなかったりする。先の肉は焦げてるのに。この加減が難しかったな。
こっちも焼くのは初心者だが、内心では上大岡のアド街9位仕込みだぜって思ってる。(食べる側、カウンターのこっち側だけど。)

暑い。。。
熱い。。。
煙い。。。
目が痛い。。。
風向きによっては煙が凄いの。煙が去ったと思ったら焦げてたりする。

焼き損ない.jpg飲み放題.jpg
これは焼き損ないです。
もったいないから私が食べました。焼き場ならではの余禄ですね。でもこれをカジりながらクーラーボックスから発泡酒を出して飲み放題なのがいい。
盆踊り1.jpg
既に盆踊りが始まっている。
そのリズムに合わせて焼きながら身体が左右に動く。同じ曲ばっかりだからね。口ずさんだり。
ところが盆踊りの曲の切れ間に私の集中力がフッと切れるんですよ。すると焦げるの。

5人でフル稼働ですが「途中で休憩してください」はないです。
誰かが焼き場を離れたら誰かが黙ってフォローするんです。その連携だけは合ってきた。
いつの間にか私もひとりで焼いていたりして。これはジャン妻が撮影した。
焼く男3.jpg焼く男4.jpg
WCに遠い私はWCにも行かず(行かなくとも汗で出た)休憩しなかったけど、途中でゴミを捨てにいくがてらちょっと外して、昨日行った上大岡の店にTELしたの。
席を差配するKさんが出て、
「おっ、〇〇さん、こんにちは」
「あのさ・・・」
「ハイ。どうされました?」
「昨日、明日町内の納涼祭で何か手伝わされるって言ったの覚えてる?」
「ハイ。今日お祭りですよね」
「焼き鳥焼いてるんだけど・・・」
「ええっ!!!」
「今日だけで1800本焼くんだよね」
「それ、おひとりでですか?」
「イヤイヤイヤイヤ、4人で1800本です」
後日行った時に聞いたら彼らは生肉しか焼いたことがないそうである。冷凍肉は焼いたことがないって。
残りを焼く.jpg
2種類売れるバランスが難しい。
その時々になって、ネギマが足りなくなったり、もも肉が足りなくなったり。これは最後までバラついた。
言えることは、今日開けた分は今日中に焼き切るしかないということ。
後半、フランクフルト、焼きそば、これらがヤマになったが、踊りが散会してお開きになる頃まで焼き鳥は稼動していた。
「余ったら廃棄するんですか?」
「いや、焼いてしまわないと。もう開封しちゃってますから。余ったら役員さんが食べるんじゃないかなぁ。ウチらは食べませんよ」
その気持ちは2日めの後半にわかった。だんだんと焼き鳥そのものを見たくなくなってきたのである。
終盤2.jpg
終盤に入ったところ。
お開きのタイミングとしては、委員長のマイク声で、
「踊り、残り3曲いきます」
これで「もうひと頑張りだ」と気を取り直すのですが、まだ1箱余っている。
もったいないので「焼き鳥まだ余ってるよぉ」っと私が真声を張り上げたら残りの分もサーッとさばけたものである。
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焼き鳥を焼く苦労が少しだけわかった。
ホントは焼くより串に刺す仕込みの方がタイヘンらしいが。
誰からともなく「明日またよろしくお願いします」の挨拶を交わして撤収です。ああ、明日も焼くのね私。
「明日はどれくらい(焼き鳥が)入るのかな」のような会話もあったね。
この時に思い出したことがある。
「明日、フラダンスもあるんですよね」
「ああ、ありますよ。毎年じゃないけど今年は呼んだみたい」
「それに、ウチの母親がいるんですよ・・・」
「???」
2日め、母子がこの会場でカチ合うことになる。
散会.jpg
役員たちからは労いの言葉は全くなかったが、帰宅途中に私が歩いている前にお手伝いの女性(婦人部?)が5人いて、彼女たちを抜いた時、
「お疲れさまでしたぁ」
「焼き鳥タイヘンでしたねぇ」
「また明日もお願いしますねぇ」
私は「焼き鳥が嫌いになりそう」とボソッと言って彼女たちを抜いた。
自分の町内に入って、誰か外に出てたら焼き鳥自慢、祭り自慢をしたい気分だが誰もいない。皆、各家々の中で涼しく暮らしているんだね。
帰ってすぐさま衣装は洗濯機に入れられた。
シャワーを念入りに浴びた。焼き鳥の煙と脂が身体じゅうに浸みている。
その後でジャン妻と乾杯の時に、
「臭うか?」
「臭わない。髪が無いからじゃない?」
「・・・」
(2日めに続く。。。)
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