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グンマから呼び出しが。。。 [風景]

会社の行き先ボードに「グンマに行くぜ!!」と書き殴ったら、私が出た後で、私と長年ソリの合わないオンナが周囲に聞こえる声で、
「また〇〇さん(私のこと)こういうことを書くっ!!」
言いながら消したそうである。
ジャン妻に向かっても「旦那さんに注意しといてください」と言い放ったとか。いつもいつも生意気なオンナめ。お前はまだグンマを知らないと言ってやりたいぜ。
高崎到着.jpg
ただいまぐんまちゃん。
また来るハメになったのです。12月初旬です。
ただいまぐんまちゃん.jpg
駅西口コンコースに直結した新しいビルは高島屋よりエラそうだ。
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OPAオーパというのですか?
北関東で最大のファッションビルを謳うOPAとは、オリエンタル・パーク・アベニューの略だそうです。
http://shutten-watch.com/kantou/15
OPAへ誘う1.jpg
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飲食店も11:00スタートで23:00閉店(ラストオーダーは22:30)とある。高崎の個人飲食店は11:30OPENの店が多いし、開店時間になってもまだ開かないマイペースな店が多い。そんなのんびりしてるとOPAにお客が流れちゃいますよと言いたいね。
でもこのビルでランチをしようという気にはならなかった。

今度の正月のだるま市も駅西口駅前通りで開催か。
少林山とは決裂したままなのかな。
今年の達磨市は.jpg

世界記憶遺産.jpg
デッキを下りて徒歩で西口の商店街を歩く。
こむぎ.jpg
私が平成24年にこの地に来て、最初に入った居酒屋がこれです。最初にボトルを入れた店でもあります。
刺身が極端に少ないのに驚いたものです。
下仁田ネギのパスタ、他、肉系がイケますよ。
でも来て最初の頃は都落ち気分でややブルーだった。この街で生きようと決めたのは、ロツレ、月輪、酒悦七、浜潮、亮さん他を知ってから。
そしたらこの店に足が向かなくなってしまった。
大大坊1.jpg
あ、上州山賊麺大大坊が何故ここに?
通町から移転したきたのだろうか。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-06-02-1
美味しいけど小さい店でね。スープがトテモ少ないのです。この店ケチだなって思ったモン。
でも11:30なのにまだOPENしないんですよ。
大大坊2.jpg

七.jpg
酒悦七の前に立つ。
今宵は来るかも知れない。来ないかも知れない。八幡か七か、確率は五分五分。
「七に行きなさいよ」(ジャン妻)

転勤が解けた平成25年3月30日の夜、翌日は帰京する私たちの為に地元の方たちが送別会をしていただいた店はお休みだった。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-04-20
鬼道楽.jpg
もう時効だから書いちゃいますが、白銀町のこのビルにはレンタル会議室があって、よく会議で利用したものです。
白銀ビル.jpg
浜潮のマスター&女性は何処へ行ったんだろう。
かつての浜潮.jpg
高崎市の某行政に向かう途中、この昭和食堂でランチ。後で掲載します。
すみれ3真っ黒な看板.jpg

10月は群馬に来れず。無理矢理に来た11月末の出張は業務内容的には現地の部下(草6号)に任せられる簡単なもので、ボリューム的にもたいしたことがなかった。
他の案件(本庄市&前橋市)と併せて日帰り工程も可能だったのですが、そこを1泊する為に強引に出張申請したのが昨日までの記事です。
その業務終了時の自己満足度は低かった。やはり仕事というものはある程度の難易度とボリュームが無いと達成感が得られないものなのだ。
こっちの社員に誰とも会わなかったし、あまり天気もよくなかったので、曇り空そのままグレーな気分で帰京した。もう年内はこれでラストかなって。
「もうアナタは群馬の担当じゃないんだから」(ジャン妻)
「・・・」
「静岡の子たちに入れ込んでいるクセに」
誤解を招く言い方を。平等に接してますよ。

だが。。。
12月に入って現地のEという社員から連絡があった。
Eは過去に何回も登場しています。

「会って話したいことがあるんだけど」という友達調子のメールが来たのです。
仮にも私は上役だぞ。
「長くなるので電話はいいです。いつ来れますか?」
これ、原文のままです。いつ来れますかったって。。。
どうも穏やかではなさそうである。何かあったのか。
現場部門の頭越しに行くのはマズイのでその方面にスジを通そうとしたが、私が出向くことについて本社の現場部長はさして興味の無い態度であった。面倒くさそうに、
「Eさん?あのうるさいオバさんですよね。わかりました。Eのガス抜きだけお願いします」って。
ガス抜きだけねぇ。
Eはガスタンクじゃないけどね。
あくまで話を聞くだけで、Eから何を言われてもその場で私は決定しないという条件でOKが出たのです。

ウチの管理部長も怪訝そうに、
「???何で〇〇さん(私のこと)に言ってきたんですか?」
上申する流れが違うのではないかと言いたそうであった。
確かにその通りで、私はもう群馬の担当でも何でもないのだから。
なのに未だに私に言って来るってことは?
「連中は単にアナタに甘えてるだけよ」(ジャン妻)
私は管理部門長に向かって「アンタたちより自分の方が向こうの連中に馴染まれてるんだよ。信用されてんの」と豪語したかったが、それを言っちゃぁ相手の小さいメンツを潰すことになるから言わなかった。
「さぁ。何でですかねぇ」ってトボけた。
「面談だけで出向くと目立つので、〇〇さんの本来の業務のついでに立ち寄ったから、のような感じで行ってきては如何ですかね?」
私の本来の業務のついでなら行っていいよと。

数日経ったらEは焦れたように「いつ来るの?皆、待ってるよ」
「皆って何人いるんだ?」
「アタシとぉ、Aさんとぉ、Tさん(聖なる酔っ払い女)とぉ、Sさん」
4人も??全員が平成24年赴任以来の連中だが、徒党を組んで私に何を言いたいのか。
「4人とも同じ内容か?」
「アタシとAさんは話が被るけど、TさんとSさんは別件だと思う」
という訳ありでやって来たのです。面談は今日の午後です。何をギャーギャー言われるのやら。まぁ聞いてりゃいいんだから楽さ。で、行ったら、面談する場所は現場の休憩室なのですが、そこのテーブルにこんなものが置いてあった。
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Eがいて「食べていいわよ」
「いいよ。要らないよ」
傍らにいたT(聖なる酔っ払い女)が「〇〇さん(私のこと)の為に買って来たんですよ~」
わ・ざ・わ・ざ・買いに行ったのか。
私を餌付けしてるつもりか。
「食べながら待っててくれる?もう少ししたら全員が昼休み終わるから」
その間ボリボリ食べてたのですが、さすがに全部は喰わなかった。半分残して輪ゴムでくるんで置いといた。
半分だけいただいた.jpg
そしたら聖なる・・・が、
「お持ち返っていいですよ」
「持ち帰りぃ?ホテルへかぁ?」
この餌付けの代償というか、見返りは当然要求された。面談時間は3時間半に及び、社員の愚痴、不平不満を聞きなれている私もバテてしまったのだよ。
4名のうちでひとりめの聖なる酔っ払い女と、ふたりめの話はたいした内容ではなかった。
くだんのEの話は「アタシの一身上の都合で、他県への異動願を出したいがそれは可能ですか?」というもの。
あとひとり、最後の4人めが問題で、案の定自身の給与待遇についてだった。お金の話ですよ。
「何とかしてください」と1時間以上に渡って切実に訴えられたが、私はオーナーじゃないし、お給料に不満な社員には「だったら他社へ行けば?」な人なのですが、本社の部長たちから「聞くだけでその場では結論づけないでください」と言われてるのでその場では言わなかったけどね。

最後の子の不満は群馬特有のもので都内では絶対に通用しない。キーワードは、①群馬はくるまが必須、②土地が余っていて安い、③郊外にマンションが無く家を建てやすい
詳細は今は伏せますが、この①②③については群馬通の私にしてもこれまで気付かなかった点だったのである。これに④世間知らず、が加わるのだが、①②③を群馬の特に校外・平野部の問題点としていつか取り上げたい。
でもそれを本社の執行部に理解を得ようとしても無理なのだ。

結論出せず(出すなと言われたのもあって)私は現場を後にした。聖なる酔っ払い女が高崎までくるまで送ってくれた。
「確かにあの子の希望はかなわないと思います。でもかなわないまでも、群馬の子たちはこういう思いを抱えてるのを東京本社の人にわかってほしかった。だから呼んだんです」
平成24年に赴任した時は親元にいた小娘だったのが、5年6年経って諸事情が変わったということ。
「変わったなアイツ。前はあんなこと言ってこなかった」
「・・・今夜は何処で飲むのですか?」
「う~ん・・・そうだな・・・」
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ゆ~ゆ [グルメ]

前橋駅前から伸びるけやき通りには飲食店がないのだ。
1軒だけあったCafeもクローズしてしまったし。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-06-21
くるまは走っちゃいるが人が歩いていないのだ。まだ高崎駅前の方が人が多いよ。
前橋は官庁街で、高崎は寂れているが商店街なんだな。どちらもロードサイドに人が流れているのは共通しているが、まだ高崎は駅前や駅チカには新しいビル建設ラッシュが続いているし。
前橋の企業さんも高崎に移転しているそうだ。
取り残されたけやき通りに、温泉ランドのような施設がある。
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ゆ-ゆ。。。
この如何にもユルそうな温泉施設は人工温泉ではなく、地下1500mから汲み上げるホンマモンの天然温泉らしいのだ。
施設のHPから。
泉質はナトリウム(塩化物泉)。別名「熱の湯」とも言われるほど身体が温まる温泉。ちなみに熱海や伊香保・南紀白浜も同じ泉質です。
館直下で湧出100%、ゆ-ゆのお湯は57.5℃という高温で湧出する温泉と、鉱泉である低温の井水をバランス良く混ぜ合わせ入浴に快適な温度としております。
浴槽に注がれる湯量は1日当たり浴槽の7杯分以上もの量が注ぎ込まれているため、清潔・新鮮で常に一番風呂と同じ温泉効果が得られます。
毎日完全排水し隅々まで清掃を行っていますので安心しておくつろぎいただける自慢の湯です。
駅前で施設の地下1500m、よくアタったものである。
アタらなかったら大損こいただろう。
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「お食事だけでもご利用できます」とある。
あまり期待しないで入ってみたの。他に選択肢ないもん。
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靴を入れるロッカーがある。そこに入れて100円玉を入れてキーを抜き、スタスタ歩いてフロントへ。何だか銭湯のようである。
「食事だけでもいいかい?」
「2階でございます」
あまり愛想の無いオバさんがカード(番号札?)をくれた。ホテルの宿泊客がルームナンバーの入った部屋のキーでチェックアウト精算するシステムに似ている。
靴を預けたので館内は靴下でスタスタ。スリッパがないのです。キレイに磨かれた床は滑りかねないが、それはそれでいいのかも知れない。船山温泉のようにビニール畳にしても傷むし、維持費がかかるし。
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2階に上がって、ダダっ広くオープンなフロアを見渡したところ。
まだ利用客は少ない。いるのは老人ばかり。
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爺さんがビール飲んでる。
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なかなか迫力あるメニューです。
季節ものを含めて11枚もあるカラーメニューには、定食や炭水化物がズラリ載っていた。
トンカツ(榛名豚)、ヒレカツ、生姜焼き、ハンバーグ2種(おろし、デミ)、チキングリル。。。
カツ丼、ソースカツ丼、和定食、焼肉丼、カレーライス、カツカレー、キーマカレー、ヒレカツカレー。。。
五目炒飯、チゲ鍋うどん(小ご飯付き)、焼きそば、エビチリ、ネギトロ丼、かき揚げ丼。。。
天ざる、ざる(そば、うどん)、かけ(そば、うどん)、とろろ(そば、うどん)、醬油ラーメン、味噌ラーメン、冷やしつけ麺。。。
各種ミニ丼(ネギトロ、ソースヒレカツ、焼肉、ひじき、かき揚げ、カレー)、ミニ(そば、うどん)
マルゲリータピザ、ドリア、ボンゴレ、ミートソース、ナポリ、サラダ6種、デザート7種、
何でもありである。こりゃファミレスかな。
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ビールのアテもあった。
鶏唐揚げ、グリルソーセージ、厚焼き玉子、ポテトフライ、カマンベールチーズフライ、イカゲソ揚げ、イカの塩辛、ホタルイカ沖漬け、枝豆、たこわさび、茹で上げもやし(250円って高くない?)、ざる豆腐、サバ文化干
無いのは刺身だけである。
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http://www.yuyuspa.com/keyaki/
ピンポン押してオーダー入れてから席を立ってその辺を見渡してみる。
目の前のディスプレイにはゆ-ゆをアピールするCMダイジェストがローカルに流れている。
席に戻ったら私の背後のテーブル席に年配の女性がひとりで和食膳を頂いていたのだが、何処からか現れた一人の婆さんが食事するでもなくその女性の前に座って話し込み始めた。
女性は食事を中断して話相手になっている。
その婆さん、家に話し相手がいないようで、ここへは食事に来たのではなく適当な年代の相手を探して会話する為に来てるみたい。
話題は通院だの介護だの、どこの施設の職員さんは優しいだの、ある病院の先生が親切だの。
相手になっている女性は市の職員かボランティアらしく、この手の婆さん相手に慣れているようで、せっかく運ばれた和食膳に箸を付けず話し相手になっている。
「どうぞお食べください」と婆さん。
「ではいただきますね」と女性。
でも婆さんが話しかけるもんだから、結局女性は食べずに話し相手に戻っているのです。優しいというか、人が好いというか。
「すみませんね話かけちゃって。冷めてしまうでしょうに」
そう言いながら話が終わらないのは、女性が食べられないのは婆さんアンタのせいだよって。
会話はいつ終わるでもなく続いている。あ、私の生姜焼がキタキタ。
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コーヒーが付いているぞ。
平日のみ無料で付いて来るようです。
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あまり脂っ気の無いロース肉だが悪くない。大して具が入っちゃいない味噌汁だが熱々です。
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後ろの会話はまだ続いている。
立ち上がってみたら殆ど箸がついていなかった。罪な婆さんだなぁ。
私だったらどうするかな。食事が来る前なら相手になってもいいけど来たら食事に専念するに決まってら。ハッキリ言いますよ。「婆さん、話中悪いが先に喰っちゃっていいかな」って。
尚も話しかけて来たら、「食べようとしている人に話しかけるんじゃないよ」
冷たいヤツだって?どうせ冷たいヤツですよ。
聞き耳立てるなって?だって背後、真後ろから聞こえてくるんだもん。
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幟が裏返しになってるところ。
レストランは「けやき」といいます。世田谷区役所内にあるレストランも「けやき」、区の木だから。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-10-08
ゆ-ゆのパンフです。
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「天然なんだ。入らなかったの?」(ジャン妻)
「入らんよ。食べただけ」
「入れば良かったのに。ヘンな山城に登って靴やスーツを傷めるよりずっといいわ。そういうのは許すわよ」
お湯に入れば良かったかな。いや、そういう気にはならないな。業務中に温泉なんぞに入ったら仕事の気が抜けてしまう。
ましてや湯上りにビールなんぞを飲んじまったらもう直帰ですね。
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高崎城天守閣は再建されるか? [隠れ郷土史]

目ん玉を引ん剥いてギャァギャァうるさく吠えるこの子はいずれ上州にやってくる。
でもその頃にはもうおんな城主(もと領主?)はいないのです。
この子が上州にいた時期も長くない。近江へ移封されるまでの数年です。
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それにしてもこの子は口の利き方がなっていない。先代に対して暴言が多過ぎないかと思った。
地味な場面ほど心に残るいいドラマだったが、この子のせいで品下がってる。それとあの品の無いサブタイトルでね。
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家康の関東移封に伴ってこの子も上州にやって来たのだが、最初は箕輪(箕郷町)だった。上州のローカルヒーロー長野業政がいた要塞。
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箕輪を出て高崎を選んだ理由はよくわからないが、中山道と三国街道が交差する交通の要衝だからでしょう。
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厩橋(前橋)城でなくてよかった。あの城は利根川の濁流で削られ、一時期放棄された時期もあるからね。
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高崎城に石垣は殆ど無かったらしい。
現在ある乾櫓の石垣は、補強の為に設けられたもので、往時のものではないそうである。
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明治になって、城内に陸軍(歩兵第15連隊)が駐屯した。兵隊さんは近隣にある柳川町で遊びまくった。
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現在は市街化や公園化が進み、前橋の県庁に対抗してか、超高層21階の市役所が建っている。
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水堀周辺は公園整備され、春の桜(ソメイヨシノ)が満開となる。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-04-06
土塁上を歩く1.jpg
土塁上を歩く2.jpg
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土塁上を歩く4.jpg
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城を囲む土塁上の遊歩道を歩いているところ。
時折、桜のネッコに躓いたりする。
「そんなところを歩くから靴がすぐ傷むのよっ」
「山城ではない。公園だよ」
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一旦土塁を下りる.jpg
土塁上を歩く8.jpg
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また土塁を下りる.jpg
この土塁には上がれない.jpg
私は白亜の楼閣が残存する(あるいは復元)城に殆ど興味が無い。
国宝の姫路城すら行ったことがないのです。会津鶴ヶ城だけは別ですが。
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家康が関東に入府した時、この子は徳川家臣団で一番高い12万石で封ぜられた。
箕輪から高崎に移り、もともとあった和田城(長野業政の娘婿がいた)を取り込むように築城し始めたが、途中で起きた関ヶ原戦の後に近江に移封させられる。
次に高崎に来て引き継いだのが、あの酒井忠次の嫡男で家次という人。
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酒井は井伊の12万石でなく、前にいた臼井3万石に少しプラスして貰って5万石で入城する。
12万石が5万石に減ってしまったことで家臣数も減った筈。工事を引き継いでからは規模は縮小したと思われる。
それは縄張りを見ると一目瞭然で(この図は右が北です)、西のラインは旧和田城の外郭ライン(鏑川に面している)を活かしてギザギザになっているが、幕府の方角を向いた南と東のラインは横矢(側面射撃)でなく真っ直ぐ一直線になっているのだ。
軍事拠点ではなく統治する行政施設に転じたということではないか。
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忠次は嫡男の家次が臼井3万石、高崎で5万石しかくれないのに不満だったという逸話を良く聞きます。
家康は譜代家臣にはケチであまり大邦を与えなかったが、それでも他の四天王3人(忠勝、康政、直政)は10万石規模なのに。
忠次が洩らした不満に家康はどう応えたか。信康事件を思い出させるように「お前も我が子が可愛いのか」とイヤミを言ったというが、はて、本当だろうか。
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三の丸土塁囲の切れ目2.jpg
高崎城に天守は無かった。
豊家が滅んだ元和の頃、関東譜代の居城は質素で粗末なもので、外様大名の方がデカくていい城を持っていた。
脅威に思った幕府は法度で新城の建築や改築を禁止するのだが、外様だけでなく譜代たちもその煽りを喰ってしまったのである。
でもそこは江戸の将軍家に近い譜代たちなので、法度の規制に関わらず時の将軍や老中がOKと言えば普請が可能になったのだが、建前の抜け道として天守という大きい名目ではなく、天守のような、でも小さめな、三階建程度の櫓を建てて天守と呼ばず、「三階櫓」とか「三重櫓」と呼ばせた。高崎城もこれで、他、宇都宮、川越、古河、皆、三階クラスだったそうである
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場所は近代的な中央図書館の建物と、ボロい児童相談所の建物の間の路地が、17号線(中山道)とぶつかる手前辺りらしいです。
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天守(三階櫓)建を謳う市民グループもあるようだが市の方は全くその気はないらしい。もともとあった場所は駐車場になっている。再建するだけなら広場はあるが、ただ再建するだけでなくそこにもともとあっての天守なのだから。
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ぶらり [風景]

アタマが重い。
飲み過ぎたか昨夜。
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旭町の路地を歩いているところ。
弓町の交差点を渡ると、私が1年住んでいた小さい羅漢町。
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高崎駅近くをくるまで走っていると、交差点で信号機が青になってスタートしてもすぐ先の信号が赤になるので、なかなか一気に走り去ることができない。
道路を拡張したことで横断する歩行者への配慮なんだろうけど、歩行者はあまりいないですよ。
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私が1年間だけ住んだマンション。
左手には移転前のうさこのCafeがあった。
これがその頃のCafeです。
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現在の同じ場所です。うさこのCafe跡地は幼稚園?保育園になっている。
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江戸吉寿司。
アスリートでもある旅人の惑星さんが打ち上げる寿司屋さん。
正面から見ると焼津のどんた久にそっくりな店構え。
赴任が終わり、東京に引き上げる前に1度だけ入った。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-04-12
私は滅多に寿司屋に行かない人でして、寿司屋より居酒屋に足が向くのですがネタはよかったですよ。
外見に似ず妙に腰の低い店主で「お待たせしてごめんなさい」をやたらと繰り返すんだよな。店主ひとりで握る割りに客数が多いから。
「(群馬県)知事さんは『私は高崎市が好きなんですよぉ~』って言いながら江戸吉寿司でベロベロになってる」
「そりゃ高崎の票が欲しいからだよ」
のような会話を飲み屋で聞いたことがあるよ。
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私が停めてた駐車場の一画。
稀に間違って江戸吉寿司のお客が停めたりするので、寿司屋の中に入って「誰かウチんとこに停めてないか?」聞く為だけに入店したことが2~3回ある。

この道を歩いて事務所まで通った。
ロツレ(現在はワインバー・ルケ)、少し右に少し入った路地に月輪、現在のラのロがあります。
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この電柱がゴミ出し場所で、私とうさこが家庭ゴミを出していた。飲んだ翌朝バッタリ会ったりしたものですよ。
わずか1年だけとはいえ私は高崎城下町に、いや、城内に住んでいたのです。調べたのですが、平城の高崎城には木戸が7つあって、羅漢町口にも木戸があったそうです。

葉っぱに覆われつつある味一味。。。
ゲストのチエさん、もと田舎娘さんと初めて飲み喰いしたんだった。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-02-18
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店主も料理も雰囲気も豪快で餃子が美味い。この店の餃子を食べると水商売の女性が出勤できなくなるという。
何故か転勤が解けてからは足が向かなくなった。
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よく利用した洋食系の亮さん。
ここはステーキ、パスタ、カツ系の揚げ物、サラダ、ピザ他、料理が秀逸。
あまり混まないのが不思議。駅から遠いからだと思う。
ここでも転勤が解けて引き上げる前、チエさん呼んで別杯を挙げたな。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-04-08

アーケードに向かって交差点を渡る。
この洋菓子屋さんも取り上げたことがあります。笑ふ女にケーキをあげたの。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-03-20-3
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店内にCafeスペースもあるのですが喫煙可なのです。ケーキ屋さん、洋菓子屋さんで地元の婆さんたちが吸う煙草の煙にケーキが燻される光景は異様だった。
過去記事に登場した「笑ふ女」は現在新しい伴侶を得たので最近は遠慮してこちらからは連絡しなくなった。
10月半ばに一度電話があって「だ、だ、誰に聞いていいかわからないので〇〇さん(私のこと)に聞けばいいかなって。ぶふふっ(笑)」
「それは私に聞くんじゃなくて・・・」
・・・の後は担当部署に回したのですが、群馬担当の草の者・6号の成長もあって、近年ようやく私から「親離れ?」しつつある。
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平成26年の大雪でアーケード天井が落ちてしまい再建中の工事現場。
市は全面的に改装する計画だが、そうなると今あるディープな世界が真新しくなってしまい、健全な街になる代わり、立ち退く店も出て来るだろう。
でもテナントが老朽化し、火事が発生したりしたので、工事の動きは加速するかも。
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見上げたら梁が太い。
「アーケード2階もテナント入るの?」
「いえいえ、1階だけですよ」
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梅ふく&幸盛.jpg
梅ふくの路地、まだ眠っている。
もーちゃんは昨夜も20時以降、ベロベロだったに違いない。
「でもどんなに酔っぱらっても翌朝はちゃんと起きて仕入れに行くんですよ」

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田じま食堂の跡地。
川崎の丸大ホール食堂のミニ版だが、クセ、アクが強い客ばかりだった。
店にグダグダ集っていたアクの強い老人たちは何処へ行ってしまったのだろう。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-04-07-6

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ニュー田じまも撤退してしまったようだ。あまり入ってなかったからね。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2015-12-13
私の部下といっていい草の者6号はニュー田じまのデカいアジフライを今でも懐かしんでる。閉めちゃって残念って。

激シブ食堂の三好。
この店はさすがに入る気にならなかった。Bスポサイトに詳しいです。
http://www.b-gunma.com/miyoshi.php
激渋食堂.jpg
アーケード5.jpg
アーケードを抜けて行政へ向かう。

すみれ1.jpg
すみれ食堂。高崎の食堂にしては珍しく完全禁煙の店。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-03-23
あ、値上したね。前はラーメンが350円だった。
すみれ2.jpg
すみれ3.jpg
すみれは再訪したので後日取り上げます。
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そういえば。
この城にいずれ、この子が来たんだっけ。
だがその滞在期間は短かった。(続く)
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うさぎと子猫 [Cafe]

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椿町2.jpg
前にうさこの相棒だったH君は、うさこのCafe近くにある古民家を借りた飲食店をOPEN予定だそうだが、移転前の彼との会話でこんなことを言っていた。Cafeの名前についてです。
「あの町の名前、椿何とかって候補に挙がらなかたの?」
「案に出たことはあったのですが、椿って・・・」
・・・は男同士のヒソヒソ話になったのですが、椿には売春の意味もあるという。椿姫のことです。フランスのベルディの歌劇の原作に、高級娼婦マルグリット・ゴーティエが、月の25日間は白い椿を身に付け、5日間は赤い椿を身に付けていた。
おわかりですよね。赤い椿の日はダメ、白い椿なら私を抱けるわよという意味です。
「だから店の名前に使うのを避けたんです。ゲストハウスも兼ねるから」
「ああ、そういうことか。武士の首がボトッと落ちるように花が散るから避けたのかと思った」
高崎が群馬県になっていく時に、本町、九藏町、北通町、うさこが移転してきたここ椿町には私娼を置く店、料理屋があったと聞き及ぶが。

古民家の引き戸をガラガラ開けたら、手前に土間の立ち呑みスペース。
中央に厨房があってその脇を抜けると奥にカウンター席とテーブル席。
テーブル席は裸電球で照らされている。
これを見て、趣があると思うか、ボロいなと思うか。
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地ビールで飲み直し。
「お久しぶりですねぇ」
数ヶ月ぶりかな。うさこは会社勤めが殆ど無いので、自分に部下(草、陰)ができて指示する側になったが為に群馬に来れなくなった云々を説明しても多分わかんないと思う。
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腰かけたカウンターから厨房が丸見えです。
完全オープンキッチンでここまで丸見えな店ってそうそうないんじゃないかな。
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新しい相棒君です。最初女性に見えたよ。そんなTシャツ1枚で寒くないのかよ。
「紹介してくださいよ」
「新しいスタッフさんですよ~」
「いやいや彼の紹介じゃなくって、彼に私を紹介・・・」
「この方はぁ、話すと長いんですけどぉ、ここ(椿町)来る前に営っていたCafeの前のマンションに奥様と住まわれてぇ、よく来ていただいてぇ・・・」
「同じ町内で同じ電柱の下にゴミを出してたんだよな・・・」
若者だらけのCafeなので私は浮きかねない。言葉づかいに気を遣う。
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「前によく作って貰ったあれ・・・カレースパなんてできる?」
「カレースパ・・・できますよぉ」
メニューにないこれはこの夜のカレーストックをあらかた使用してしまったようだ。
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ミュー
ミュー
土間の方から鳴き声がする。
「何だ?」
「あ、子猫を預かってるんですぅ」
「子猫ぉ?」
土間に行ったら、掌に乗りそうな小さい小さい黒い子猫がいた。
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ミュー4.jpg
うさぎが猫を飼っている?
「飼ってるの?」
「飼ってるんじゃなくて旅行中のお友達から1ヶ月間預かってるんです」
こんな小さい猫をか?
「まだニャーオって鳴けないんですよ」
小さくて黒い毛の塊がミューミュー鳴いている。
ミュー2.jpg
ミュー3.jpg
「かわいいでしょうぅ?」
猫に限らず動物は小さいウチはかわいいものなんだよ。今は小さくてかわいくて、このか細い声のミューミューが成長したらデブ猫になり、ニャァ~ゴと鳴くようになり、腹が減った時にしかカオを出さなくなり、餌をくれる人にしか懐かなくなり、サカリがついてどっかいっちゃうんだよと心無い悪態をついた。
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椿を付けた女性はいないが、いてもオカしくないこの暗さである。
ひとっこひとり歩いてないですよ。住んでる人は家々の中で息をひそめているのだろうけど。
足早にホテルに戻りました。
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和が家の椅子 [居酒屋]

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群馬八幡駅前通り。
歩いている人よりも走り去るくるまの方が多い道。
自分ひとりで歩いてたつもりが、いつの間にか私の背後から他の人が歩いてくるとイヤ~な感じ。振り返った私を見て相手もギョッとしたりする。
駅前の迎えがない女子高生や女子中学生は、私を避けるように足早に歩いていった。
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しばらく洗ってなさそうな汚れた褌をくぐると「お帰りなさい」の声がかかる。
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おや?カウンター椅子が新しくなったぞ。
大将の手作りらしいね。ニスを塗った板が光っている。
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「カ、カキフライ・・・」
「あ、カキフライなんてあったんだ。ワカサギの天ぷら頼んじまったよ」とボヤいたのはカウンター右にいる工務店風のオヤっさん。滞在中ずーっとボヤかれてましたね。お仕事のこと、最近の若いモンのこと、今朝は早く出て東京まで行って来たが、明日の夜まで何も予定はないんだよ~、って。
家では話を聞いてくれる人がいないのかも。
大将もママもボヤきを聞いてあげている。人の話を聞くのが苦だと居酒屋の店主やママにはなれないでしょうね。
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オリジナルのタルタルソースを期待したのだが市販のソースかな。
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カキフライは2通りあってですね。
火を通すことで牡蠣に旨味が凝縮されてるのは当然ですが、外側です。衣がガリッ、衣がしっとり、この差が意外に大きい。最初の食感、歯触り、舌触りが大事なのですよ。この店の鶏の唐揚げはフンワリタイプじゃなかったかが、この店のカキフライは衣がガリッとしていて私の好みだった。
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この記事は11月のものなので、TVに第5次安部政権の顔触れ、北朝鮮の脅威、米国大統領の赤ら顔が映し出されたら、店内が昨今の政治談議になったよ。
居酒屋で政治と野球ネタはタブーといいますが、群馬の居酒屋って至極当然のように政治ネタが飛び交ってます。選挙演説期間中や投票日の夜なんぞは当選結果がわかっているのにあーだこーだ。
それだけボヤき易い店ではある。私もボヤいた。
「なかなか来れなかったですね」
「10月は忙しかったのだよ」
10月だけね。私はカバンから折りたたんだ10月の作業テーブルを取りだした。A3用紙を4枚繋いだ作業マップ(A1サイズ)で縦に現場の名前が100並び、横に作業項目が10並んだパズルのようなもので、担当者の欄には私の名前もあるが10人いる草の者たちの名前がズラリ載っている。
「こんなにあるんですか?」
私は担当者の欄を指して得意気に言った。
「これ、ぜ~んぶ私の部下」
「ええっ!!」
部下たって正規の部下じゃないが、段々と陰でなくなりつつある非正規の部下たち。
「皆、女性だから気ぃ遣うよ」
次に群馬の欄を指した。「群馬はこっからここまでで・・・」・・・そこには草6号の本名がズラリと並んでいた。
「コイツ(草6号)に任せられるようになったから自ら群馬に来れなくなったんだよっ」
贅沢で我が儘なボヤキだと自分でも思った。
「でも人が育つってことはいいことですよ」
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大好きなカワハギ。肝が小さいけど。
「いいカワハギが入りましたってご連絡しようと思ったのですが。椅子の座布団が間に合わなかったので連絡できなかったんです」
そういえば新しい手絵作りの椅子、ケツが痛いな。長く座ってると尾骶骨の辺りが痛くなってくる。
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キーマカレーのライス無し。
川崎の丸大ホール食堂に「カレー具」というメニューがあって、カレーライスのライス無し、具だけバージョンを思い出したので。
生ビールの小さいのが並んでますが、キーマカレーで榛名の名水が産んだ銘酒、船尾瀧をいただく暴挙。
煮物感覚でいただきました。
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しばらくボーッとしてたら群馬の名産の話題になっている。
「ひもかわうどんとか焼きまんじゅうとか、他所でこれが群馬の名産ですって恥ずかしくって言えないよ~」とボヤいたのは私のすぐ右にいる常連さん。
私も会社に焼きまんじゅうを土産に買って女性陣にヒンシュクをかったことがある。あれはガスレンジのある厨房が無いと無理だって。
「群馬って何でも野菜が採れる代わりに、これが群馬っていう名産が無いんですよ」(大将)
水沢うどん、蒟蒻、そういうのは地元では名産って威張れないのかな。
「海が無いから群馬の魚ってのもないし」
私は過去にこの店で出された意外な魚を挙げた。
「ヤガラとか。八角とか」
「ガハハハ。あれはたまたま」
「ハチビキとか」
いずれも白身の魚。
「竹輪磯辺揚げがあるじゃないか」
「ガハハハ」
「カリッと揚げてくれ」
「アイ」
揚げ物は早いのですこの店。
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意外に美味かったのがこれ鮟肝。
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お会計して固い椅子からズリ落ちるように下りた。
私はケツの辺りをさすった。腰までピーンときてる。
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タクシーで椿町へ。
後部座席が尻と尾骶骨に優しく感じられた。普段オフィスのOA椅子に慣れてるせいか、直角の板椅子は腰によくないね。
「次回までには座布団をご用意しますのでお尻に謝っといてください・・・」(ママ)
次回は座布団があるだろう。もしかしてママの手作り座布団かも。
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ジャン、群馬に行きたいってよ [呟き独り言]

第二の故郷、群馬に還れない日々が続いた。
10月にデカい業務が入って多忙だったのと、これまでのように自分で動くのではなく、東京本社にいて草の者(正式所属は違う部下たち)10人へ指示する側に転じたからです。
このトシになるまで人を使うのに慣れてなかったのでタイヘンでした。草の者10人と準・草の者8人を駆使して何とか完遂しましたが。

第二の故郷が遠くなった。
殆どずっと東京本社にいたからです。草の届かない地域は自分で廻ったが群馬には行かなかった。行ってる場合じゃなかったのです。
それは群馬の陰の配下・草6号のせいでもある。任せられるようになったから。
もっとも6号は、私が指示すると最初だけオドオドする。
「そ、それ、私に・・・できるでしょうか」
「自分がやろうか」
「だ、だ、大丈夫です行きますっ」
もっとも6号に限らず草たちは全員が頑固で、私が「無理かな?厳しいかな?と水を向けると「いえ自分がやります」と言い張るのですよ。
「それはアナタに仕事ができないと思われたくないのよ」(ジャン妻)
6号は普段はオトなしいが、これまでやったことがない内容や、イレギュラーた対応を依頼すると、
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
口を横に引っ張ったようなカオをして過剰に反応するのです。
「さような声を出すな」
「ス、スミマセン」
「何をオドオドしているか?」
「それって自分やったことないんで」
「誰でも最初はそうさ。やってみぃ
「ハ・・・、ハイ・・・」」
数日経ってから、
「上手くいきましたぁ」
いつもこの繰り返しです。やりゃぁできるのにいつまで経っても最初は自分に自信が持てない子。

もう本年度は還るチャンスはないかなと思った。
それは草6号が成長したから。喜ばないといけないのだが。
諦めかけていたところへ、群馬のお友達から届いた1通の写メ。。。
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雪化粧をうっすらと。
赤城?
榛名?
浅間かな?
これで心の中に消えかかった埋み火が少しだけ点いた。何か群馬の案件はないか?
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小さい案件がひとつある。高崎市。
これに前橋の案件を追加。これで2件。
これだけだと宿泊許可が出ないな~。北関東で何かないか?
栃木県小山市の案件があるのですが、大宮を起点にするとVの字に分れてしまう。間を結ぶ両毛線でチンタラ移動するのはシンドい。
そこで西埼玉、本庄市のネタを組み込んだ。
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平日の午後、夕方、本庄市に立ち寄った。本庄早稲田で下車。
本庄市は高崎泊を正統なものにする為のダミーで、ここ埼玉県域、西の外れに夕刻にアポを取ることで、群馬の中核都市である高崎市の担当者とは「翌日の朝9時台にアポが取れたのです」ということにしたのだ。
ということで。正式にOKが出た!!
群馬の玄関口に下りる前、本庄市内での公用はあっさり終わり。
JR本庄駅までトボトボ歩いた。
万龍は中休み中だった。
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本庄駅、高崎線上り線ホームではなく下り線ホームへ。
今夜は前回のように群馬を目前にして都内に引き返さなくてもいいんだ。
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群馬の玄関口に着いた。
「ただいまぐんまちゃん」.
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またこの石たちのレプリカが並んで鎮座しているぞ。
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「ユネスコ世界の記憶の登録の可否を審議する国際諮問委員会が10月24日からフランス・パリにおいて開かれ、高崎市にある山上碑(やまのうえひ)・多胡碑(たごひ)・金井沢碑(かないざわひ)の3つの石碑「上野三碑」(こうずけさんぴ)が「世界の記憶」に登録されることが決定いたしました。」
この3碑はまだ日本に文字を書く紙が無かった時代、石に文字を打ったもの。本各地にそれらがある中で最古の石たちです。上州に3個もあって、その石たちが揃って登録されたというもの。
前に書いたかもですが、多胡碑にはこうるそうです。
弁官符上野國片罡郡緑野郡甘
良郡并三郡内三百戸郡成給羊
成多胡郡和銅四年三月九日甲寅
宣左中弁正五位下多治比真人
太政官二品穂積親王左太臣正二
位石上尊右太臣正二位藤原尊

難しいですが、弁官符からの命令文なんですよ。
上野国にもともとあった片岡郡・緑野郡・甘良郡の三郡の中から三百戸をもって新しい郡を作り、羊という人に支配を任せる。郡の名前は多胡郡。だから多胡碑。
そして年号dすね。和銅4年3月9日だから西暦711年らしい。
中央政府にいたお偉いさんの名前があります。左中弁・正五位下多治比真人。知太政官事・二品穂積親王、左大臣・正二位石上麻呂、右大臣・正二位藤原不比等。
その時の中央政府が正式に任命した公の文章で、最も古いものなのです。
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ロータリーに出たら、新しいデカいビルができていた。
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新しいビルを見上げる。
ランチならまだしも、路上に面していないビル内のテナントに入って飲んでも味気ないものなのだ。
私なんかが探訪する必要はないだろう。地元のBloggerさんやゲストの方に委ねましょう。

高崎市内の公用アポは明日の午前中です。たいした内容ではない。
久々の群馬ですが、行った先は郊外の群馬八幡。
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クリエイティヴ2 [居酒屋]

疲れた週末、お客がひと回りした頃合いで2席空いたので入店できた。
私らより5分後に来た2名様は「ごめんなさい満席なんです」とお断りされてたからラッキーだった。
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おとおしはミニ鰻巻き。だけど何処に鰻があるんだろう?
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鰻の身は真ん中わさびの下にちょび~っとだけ小さく隠れてた?
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カウンター席にいる私たちの目の前で店主が大きいタッパからポテサラを出し、別の封を切ってドロドロした液体をかけたら凄まじいニオいが漂ったぞ。
私もジャン妻もカオをしかめ、鼻がヒン曲がった。
「これかぁ。ゴルゴンゾーラのニオイ!!」
「嫌いスか?」(店主)
「いや、平気だけど。凄いね」
私らは「河より低いBAR」でいただいたことが何回かありますが、そこではチーズそのものをいただいたのでここまで凄いニオイではなかった。
他のお客さんからも「何のニオイ?」「何の料理?」と注視される始末です。
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これがそのドロッドロのゴルゴンゾーラチーズを塗したポテサラである。
鼻を近づけると・・・やはり臭い。そのうち慣れたが。
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ゴルゴンゾーラって名前からしてインパクトがある。
「ゴルゴンゾーラって何?」
「ブルーチーズ、青カビチーズの種類よ」
神話に出て来る蛇の髪を持つゴルゴン姉妹かと思ったがそうではないのか。視線が合ったら石になってしまうコワい妖怪ではなくフランスの地名だそうです。ミラノ郊外。(行ったことないけど。)
現在は電車が通って都市化され、そこでは製造されていないとか。
辛味のピカンテと甘味のドルチェがある。これはどっちだろう。ドルチェ?
ゴルゴンゾーラに限らずブルーチーズはどれもクセが強いが、好き嫌いが紙一重ですね。クセの強いチーズの中ではトップクラスですよ。
でも塩分は控えめらしい。青カビ由来の独特の刺激臭が特徴で好き嫌いがはっきり分かれる。
「前に牛ひき肉とゴルゴンゾーラチーズのコロッケ食べてるじゃん」
伊東甲子太郎も美味しいと言ってたあれか。フライの衣で封じられているからそれほどクサくなかったのが下写真、掲載済の伊東甲子太郎とゴルゴンゾーラチーズコロッケ。
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この店の料理は新作が多過ぎてすぐ過去メニューになってしまうが、ゴルゴンゾーラコロッケは事前に言えば出してくれる。あれは火を通してるからクセとニオイが和らいでいた。
生は凄いニオイ。それも固形チーズではなくジェルのようになっている。
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喰い終えた皿に、ゴルゴンゾーラの残りが不気味に張りついているところ。
船山温泉裏手の岩盤から染み出している源泉、硫化水素のシミみたいである。

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ゴルゴの後に何故か出されたリッツ。新しいリッツである。
齧ってみたら「やはルヴァン(Levain)方がコクがあるな」
塩味も薄い。この後で出された春巻に添えられた塩を塗したら、案の定ジャン妻が眉間に堀り深い縦皺を刻みながら、
「何でリッツに塩をかけるのっ!!」
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次は秋らしく?新秋刀魚チーズカツレツという邪道ものを。
「絶対これ注文すると思ったワ」(ママ)
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でも何で新秋刀魚をカツにして揚げるかな。発想が斬新を通り越して行き過ぎの感が無くもないが。
「秋刀魚っていえば、秋祭りで秋刀魚を焼くんだよな」
「アナタが?」
焼き鳥もそうだが、自分は秋刀魚なんて焼いたことないよ。家でも秋刀魚なんか出ないじゃないか。
「(納涼祭の時)焼き鳥の時に教えて貰った先達の下で」
「秋刀魚ねぇ。大丈夫?仕入れられるの?」
昨年も焼いたそうだが毎年のように漁獲量が減っているそうで値も上がっている。100匹ほど仕入れてそれプラス50円か100円で販売するんだって。(実はもう済んでいるのですが、トンでもない高騰だった。)そんな希少な秋刀魚をチーズカツレツで揚げるなんていう暴挙を。普通に塩焼きでいいジャンと思ったら黒板にちゃんとそのメニューもあった。
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「だけど哀しいよな。北鎌倉にいるKさん(この店に昨年まで6年もいた板前)だったらこれにタルタスソースがたっぷり添えられるのにさ」
「・・・」
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そのKさんがいる北鎌倉に先日行ったハナシをした。
「前にこの店にいたスタッフが客で来てたよ」
そのスタッフは誰なのかすぐにわかったのだが、もうひとり開店以来のお客さんが「最近港区のあの店はいつ行っても満席だ」「席が取れない。何で予約なんて・・・」とボヤいていたよ。
店主とママは「誰だろう?」「どんな方?」
私はその方の人相、風体、何処にお住まいか、何処にお勤めか、断片的な材料を挙げたが結局わからなかったのである。
「前この店にいたスタッフと待ち合わせしてたみたいだから、かなり前からのお客みたいだよ。前は予約なんて要らなかったのにって言ってたし」
それでもどなたかわからない。
「あ、それと、あの店は休み過ぎだって言ってたよ。そん時だけ自分も我が意を得たりと大きく頷いたけどな」
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牛スジとキムチのチヂミだって
「チヂミィ?」
「アタシは好きなのよ」
お好み焼きのやわらかいヤツ。食感がフニャフニャしている。
「アナタの好みじゃないかも知れないけど」
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豚角煮とホワイトソースクリーム春巻
これは店主のお試し作品だがあまり出なかったらしい。ホワイトソースが勝っちゃって、何処に豚角煮があるのかわからないのだ。
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活〆穴子と秋野菜炊き合わせ
これがイチオシだったね。でも炊き合わせというよりは揚げ出汁だね。
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「〇〇ログで見たんだけど、彼(Kさんのこと)鎌倉のOで修行されたって出てた。でもその前に長くいたここの店のことはこれっぽっちも触れてなかったぞ」
ママはややムッとした。
「またそんな火種になるようなことを言う」(ジャン妻)
「そう。そうなの。わかったワ。彼そう言ってたのね。ウチにいった時期はどうなのよっ。6年もいたのにさ」
「〇〇ログの投稿だよ」
ママの怒りに更に火を注いでやろうと。
「6年!!そんなにいたのか彼?」
わざと大仰に驚いてやった。
「そうよ」
「そうか~6年も・・・6年もいたんだ。ふぅん。長いね」
ママはますますムッとした。
「ったく余計なことを」(ジャン妻)

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冷蔵庫にロクな食材が無いのがわかっていた火曜日の夜。
何でまだ火曜なのに食材が無かったか。それは項術します。で、入店したらいきなり、11月24日(金)都合によりお休みしますの貼り紙があったのですよ。
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WCが遠い私ですが、珍しくWCを使ったらそこにも貼ってあった。
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店主に聞こえるように言ってやった。
「WCにもこれ見よがしに貼ってあったぞ」
「えぇ~?WCにも。後で見よっと」
「ゴルフだろ?」
「ち、違いますよぉ。家族孝行を・・・」
・・・何とかかんとか言っておったが。まぁいい。休んで下さい。
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おとおしに穴子寿司。
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さりげなくワカサギとパブリカの南蛮漬け。
単なるワカサギの南蛮漬けだけでいいのに。パブリカもネーミングに入れる辺りは差別化を謳っているんだろうね。
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ここまではアッサリしていたのですが、次に驚愕の新メニューです。
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炙り〆さばのポテサラ!!
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ポテトのマッシュを座布団にして、その上に〆サバが鎮座しとるんですよ。
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何だぁこれはぁ?
これは別々に食べるのがいいのか。一緒に口の中に入れるのか。
どちらが主役なんだろう。〆サバか、ポテサラか。
ちょっとやり過ぎですよね。何でまたこんな珍メニューを考案したのか。
でもまぁひとくち食べてみて、あ、イケるね、までいかないが、悪くないコラボレーションではある。
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「どうですか?」
「う~ん。。。悪くない。いや、思ったよりイケるけど。これって出るの?」
「結構出てますよ皆さん」
そうなの?物珍しさか興味本位か、コワイもの見たさではないか。
奇を衒い過ぎの感はある。これをシメサバにウルさい浜松・貴田乃瀬の親方が見たら何て言うだろうな。
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またものスゴいニオイが漂ってきた。
鶏つくねと根菜のゴルゴンゾーラチーズ焼きが運ばれてきたのです。
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この時も周囲のお客さんの視線を感じた。火を通すとこんなニオイになるのか。
キツくニオうし食感がベットベトです。ここまで来るとこの料理にどんなお酒を合せたらいいのかわかんなくなってきた。
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肉巻き安納芋ガリバタ焼き。
ガリバタ?ガーリックバター焼きか。今度はガーリックのニオイ攻撃だ。
これはビールだな。ビールに合うものを後から出して、ビールを再注文して儲けるのがこの店の戦略なのです。
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強い味の多い店ですが、シメサバポテサラ、ゴルゴンゾーラ、ガリバタとキョーレツなのが続いたので、〆の三陸産牡蠣とホウレンソウのチャンプルが大人しく優しく感じたよ。
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ススメてくれたお酒。銘柄は忘れた。
なんなんだいこの可愛らしい酔っ払ったワン公は。
「日本酒のラベルっぽくないですが」(店主)
「このワン公は、23日休んで4連休できる喜びを表しているんじゃないの?」
「・・・」
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「じゃぁ親御さん孝行してきてください」(ジャン妻)
「俺らも休むから」
「え??」
私らは23日(勤労感謝の日)の朝から2泊3日で会津に向かうのです。だから(土)(日)にあまり食材を買い込まなかったのだ。
「なぁんだぁ。〇〇さん(私らのこと)たちもウチと一緒でお休みするんじゃないですかぁ」の後で、〇〇さん(私らのこと)が10数年通われてる会津の居酒屋ってどんな料理を出すのですか?の話に転じた。
「この店みたいな創作料理はゼロで会津の郷土料理だよ。鰊の山椒漬、棒鱈、馬刺とかね」
店主は、〇〇さんてそういうのも食べるんですか?という表情、目になった。
「会津の店でポテサラも出る時あるけど、〆サバを載せたりしないし、ゴルゴンゾーラも出たことないな」
そのうち暴走し過ぎて「ゴルゴンゾーラの〆サバ」なんてのも考案するんじゃないだろうかこの店。(どんな料理だそりゃ?)
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クリエイティヴ [居酒屋]

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この日のお品書き。番号も振ります。
①釜茹で真ダコの燻製とドライトマトのポテサラ
②炙り〆さばと水茄子の辛子和え
③昆布〆ホタテと白菜漬の塩昆布和え
④サワラの漬け焼 あさりのしぐれあんかけ
⑤うなぎ蒲焼と安納芋のチャンプル
⑥ピリ辛チョリソーときのこのニンニク醬油炒め
⑦豚バラとキャベツの小鍋仕立て山椒ダレ
⑧サンマ竜田揚げと長芋のキムチ炒め
⑨キーマカレーとチーズの栃尾揚げ
⑩三陸産カキの昆布醬油焼
⑪生ハムと舞茸のかき揚げ
⑫角切り豚肉と根菜のピリ辛味噌炒め
⑬江戸前穴子の納豆揚げ出し
⑭姫さざえのうま煮
⑮レバーとハツのタレ焼き
⑯塩煎りギンナン
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どれにしようか決まらないのだ。
「何になさいます?」(ママ)
「う~ん・・・」
「どれにするか当ててみましょうか」(ママ)
「それがさぁ・・・」
「???」
「決まらないんだよ」
「???」
「どれもソソるものばかりでさ。困ってるのよどれにしようかって」
「!!!」
お世辞でも何でもないですよ。この店で今更お世辞言ったってしょうがないしさ。①釜茹で真ダコの燻製とドライトマトのポテサラはタコ好きなジャン妻(タコみたいなカオ)がオーダーしたが、温かいものが決まらないの。
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ひとつひとつ目で追ってみた。
私がソソられたのは、④サワラ漬け焼、⑤鰻蒲焼安納芋チャンプル、⑥チョリソーきのこニンニク醬油、⑦豚バラキャベツ小鍋仕立、⑧サンマ竜田揚げ長芋キムチ炒め、⑨キーマカレーチーズ栃尾揚げ、⑪生ハム舞茸かき揚げ、⑫角切り豚肉根菜ピリ辛味噌炒め、⑬江戸前穴子納豆揚げ出し、⑭姫さざえのうま煮。。。
「参ったなこりゃ。全部食べたいくらいだよ」
「そ、そうなの~」
ママは目が潤んだ。(後述)
「⑨キーマカレーチーズ栃尾揚げと・・・鰻にしようかチョリソにしようか・・・な・・・」
「ハーフに致しますわよ」
「それじゃぁ悪いよ。手がかかるのに半分じゃ」
「平気平気、今言ったのは炒め物だから」
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⑤鰻蒲焼チャンプル
「芋は見えるけど鰻は何処だ?あ、あったあった・・・」
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⑥チョリソーきのこのニンニク醬油炒め
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⑨キーマカレーチーズ栃尾揚げ
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この店、私らが予約電話を入れるとママが「今日の〇〇さん(私らのこと)はこれとこれとこれをオーダーするんじゃないかな」の予想を立てるそうである。だいたい5割以上の確率で的中するとか。
「しかし今日は迷うな」
「いつもパッパッと早くお決めになるじゃない。今日はどうされたのかな~と思った」
「参ったな。今日はホント迷うよ。胃がデカかったら全部食べたいくらいだ」
ママはまた目が潤んだ。そしてママが話してくれたのは・・・
稀にランチに来るお客様がご新規のお仲間を連れてきたのでスタッフ一同気合を入れたのだが、そのお客は黒板のおススメメニューに全く見向きもせず「枝豆」「ポテトフライ」「塩辛」がいきなり挙がったという。
「枝豆?この店で?」
「ないわよ今の時期に。冷凍は扱わないからウチ」
その後も黒板メニューからは全くチョイスされなかったので、板場にしてみりゃ気合が抜けたとか。
「二次会だったのかな」
早い時間帯だったそうである。
食べないだけでそこそこ飲まれたそうだが、でもここって創作料理居酒屋でしょ。そういう方たちは酔っ払えばいいやっていう客なのかな。駅前の安いチェーン居酒屋に行けばいいのにって思うよね。
だからママは注文に迷う私を見て目が潤んだんですよ。
メニュー黒板は後から見えた新規の客に持ってかれたので、先にi-Phoneで撮影済の写真で二度目のオーダー検索。
⑩三陸産カキの昆布醬油焼か・・・何回か食べたな。
牡蠣から染み出した汁が昆布の上に薄く溜まって美味いんだよな。
②炙り〆さばと水茄子の辛子和え・・・前回、伊東甲子太郎と会食した時に食べたな。
⑧サンマ竜田揚げ長芋キムチ炒め、⑫角切り豚肉根菜ピリ辛味噌炒め・・・ピリ辛系が多いかな。もうママのカオのラベルの日本酒飲んでるから辛い系は合わないかな。
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ブツブツ思っているだけでなかなか決まらない。
「ダメだ。決まらん。この店は新作メニューが多過ぎないか。来ると大抵新作があるし」
「新作はね。〇〇君(現在の板場にいる若手)がピックアップして、これで如何ですか?って〇〇さん(店主)に伺いを立てるのよ。なるべく同じ系統が偏ったりしないようにするの」
「そうなんだ。好き勝手に考案したり余ったものを混ぜこぜにするんじゃないんだ」
「ち、違うわよっ」
で、あっさりしたものに。③昆布〆ホタテと白菜漬の塩昆布和え・・・だいたいどんなものか想像できるけど。
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想像どおりだった。
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「⑮レバーとハツのタレ焼き・・・これは脇役だろ。いつ来ても隅っこに書かれているし。黒板の隙間を埋める意味合いが強いでしょ」
「そ、そういう訳ではないけど」
「でもいつも書いてあるワフワさつま揚げが入ってないのがいいね。あれも単に隙間を埋める為のものでしょ」
「実は・・・」
「???」
「さつま揚げ仕込むの忘れたの」
「・・・」
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迷った挙句、⑬江戸前穴子納豆揚げ出し・・・
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器がデカ過ぎないかこれ。
夫婦喧嘩で凶器になりかねない。洗うのもタイヘンだ。
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穴子納豆5.jpg

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それほど間を空けないでまた行ったら。
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ああっ!!また柿の白和えかよ。
前回と同じおとおしを出しやがったな!!
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ビールに全然合わないのだ。
言えばよかった。「前回も出たぞ」って。
「見事に同じものだったね」(ジャン妻)
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生ハムと燻製たまごのポテサラ。
「生ハムを切らして・・・ベーコンでもいいですか?」
望むところです。でも毎回書きますが、この店のポテサラはオリジナルドレッシングの濃い味で決まっているのです。
ポテサラ2.jpg
ポテサラ3.jpg
大根とアサリの胡麻炒め。
熱々の炒め物が出されるかと期待したが案に相違して冷たい肴だった。
炒めて冷やして寝かせたみたい。煮物だね。
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「今夜も前回のようにオーダーに迷う?」(ママ)
「いや、今日はそうでもない。今夜は決められるよ」と言ったが似たような肉系2種で迷った。よく出される牛バラ肉と舞茸オイスターソース、または豚トロと彩野菜ガーリックステーキ、牛肉と豚肉どちらにするか人生の岐路に立ったかのように迷った挙句、後者の豚肉にししたのは付け合せの野菜が種類多そうだったから。
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豚トロってブ厚い肉だと案外歯応えがあるので、私は薄いバラ肉の方がいいと思うのだ。
竜田揚げ1.jpg
真鯛の竜田揚げ鬼おろしきのこあんかけ。
味はいいが何もこんなゴツい皿で出さんでも。
「何なのこの皿は?前も出たけどまたどっか行って買って来たの?」
「前からあったんですが。あまり使わないまま眠ってたのを引っ張り出して・・・」
「夫婦喧嘩に使ったら凶器だね。一発殴ったら失神するよこれ」
ゴツくて重たい。中に沈んでる料理をすくい難いのだ。自分で使ってごらんよ。
竜田揚げ2.jpg
中を覗き込んだところ。中に刺身で出せなくなった鯛が揚げられて餡に浸ってる。
竜田揚げ3.jpg
とうとう残りの汁をすくうのがめんどくさくなって、飯にブッかけて喰う暴挙。
ぶっかけ1.jpg
ぶっかけ2.jpg
もう師走のネタになった。
「年内は29日(金)まで営ります」
「それって当たり前だから」(ジャン妻)
「そ、そうスか?」
「新年は・・・」
「ええっと・・・河岸が開いてないと・・・」
「河岸が営ってなくても営業できるじゃない」
「やっぱ河岸が開いてないといい魚が・・・」
毎年繰り返されるこのネタも飽きて来たぞ。
今宵もこの店へ.jpg
多忙な10月後半、私が疲れ切ってヨロヨロしながらたどり着いた21時。。。
お品書き.jpg
最初の膳.jpg
ヘンなおとおしだな。タコを切り刻んだのにジュレがかかってる。
これはイマイチだな~。
稀にジュレをかけたヘンなのを出すんですよ。
何だこれ.jpg
ポテサラ1.jpg
セロリとベーコンのポテサラ。セロリは細かく刻んであって、苦味は全く感じられないのは自家製ドレの方が味が勝っているからです。
ポテサラ2.jpg

レバハツ1.jpg
今宵の美味その①、レバーとハツのタレ焼。
「レバは上大岡でしか食べないんじゃなかったの?」
「貧血気味なのよ。あ、でもこれ、美味しい」(ジャン妻)
お・そ・ら・く・生肉ではないと思いますが、やわらかいのは何故だろ。
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秋刀魚大根1.jpg
美味その②、焼サンマと焼大根の梅ダレかけ。
高崎に住んでたマンションの近所にある田町の「亮さん」の大根ステーキ1個200円を思い出した。
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秋刀魚といえば。
「そうだ。秋祭りで秋刀魚を焼くんだって」
「秋刀魚?仕入れ値高くなってない?」
それが懸念されている。幾らで売るんだろう。
夏祭りで2晩焼き鳥を焼いたせいで秋刀魚を焼く係に指名されたのです。当然先達がいますけどね。
揚げ鶏1.jpg
美味その③、揚げ鶏の甘辛タレがらめ 胡麻と黒胡椒まぶし。
ビールですなこれは。鶏肉の旨味より衣の揚げた食感とタレの味が勝っているから「鶏肉はそのままでも脂があるから揚げるなんて信じられない」とのたまう上大岡のマスターがこれを見たら邪道と言うだろうな。それに加えて炒めて甘辛タレでベットベトだからね。
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鯛蕪1.jpg
美味その④、真鯛と蕪の酒蒸し 柚子味噌がけ。
この店は強い味(濃い味)の料理が多い中で薄味のイチオシで、これは酒ですな。
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鯛蕪3.jpg
創作料理が続いたが、実は刺身で狙っていたネタがある。
しょっちゅうUpしていますが滅多に刺身はオーダーしない。この店を卒業した前の板前Kさんが、「〇〇さん(私のこと)刺身を注文しないからお嫌いなのかと思ってました」
そ、そんなことはないよ。ママが黒板に手書きで書いた創作料理に視点が注がれがちで、右の申し訳程度に小さく書かれた刺身類が脇役に見えるからだよ。
「ホッキ貝」
「ええっ!!」
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ママは驚いた。
「〇〇さん(私のこと)貝のお刺身食べるの?」
「ホッキ貝は好きなの」
「この人は貝の食感が好きなのよ。赤貝とか」(ジャン妻)
「ホアテ、タイラ貝、サザエやアワビも好きだよ。ツブ貝もコリコリしていいな。トリ貝のようにフニャフニャした食感の貝は嫌いなんだ」
ママは意外そうだった。
「群馬の居酒屋にもホッキ貝はあったよ」
「そ、そうなの?」
もっとも群馬のホッキ貝は刺身といっても軽く湯引きしたのが多かった。湯引くとやや甘味が出て生臭さが消えるが、私はヌルヌルして生臭い生の方が好きで。。。
ホッキ2.jpg
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創作料理の居酒屋は、店側のやっつけ料理をおしつけられるリスクも伴うが、この店はまぁまぁある程度は完成系です。
この店は新作が増え過ぎてマスターも過去のメニューを殆ど覚えてないそうである。
その日、その時の閃きで、あれやってみよう、あの食材をこうしたらイケるかな、そういう発想がもの凄いらしい。
店主に「この店は料理のインスピレイションが凄過ぎだよ」と言った後で、そういうのはインスピレーションなのかアイデアなのか。どう違うのかなって思った。
インスピレイションは直感、閃き、瞬間的な思いつきという意味らしい。料理に限らず創作活動をする人が突然思いついた場合です。アイデアは瞬間的ではなく、若干考えがあって発想するもの。だから揚げた秋刀魚を「そうだ、キムチと炒めてみよう」「キムチと炒めたらどうなるのかな」前者がインスピで後者はアイデア?
どちらでもいいか。新作創作メニューが膨大な反面、過去形になったら殆ど覚えていないそうで「〇〇さん(私のこと)の方が写真撮ってるからウチの過去メニューにお詳しいんじゃないですか」なんて言われたから、過去の黒板メニュー写真だけでも贈ってあげようかなとも思ったが、整理するのがタイヘン。
「一応ノートに付けてはいるんですが」
ノートにつけて「こんなのを作ったな」それを再び作るよりも「次はこうしたらどうかな」に移ってしまうので、古新聞のように過去のメニューは忘却されるそうです。その代わり新作が続々湧いてくるから凄い。
黒板の料理は定番で残ることはまずない。客側が覚えてて「いつかのあれ作ってよ」なら思い出したように対応可能だとか。
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きたかまの夜 [居酒屋]

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江ノ電の石上駅です。
起点の藤沢駅からひと駅です。この駅から徒歩10分の場所に私の公用場所があって、閉庁した17時にUpしたとこ。
藤沢駅から徒歩圏内ですが、閉庁する17時ギリだったので往路復路とも江ノ電乗っちゃた。
もう今日は東京本社に戻らないで直帰します。ジャン妻は部署の飲み会で、私はひとりで夕餉&晩酌を済ませなくてはならないのだが。
藤沢で行く店といえば「昇」ですが、今日は月曜だから定休日なんだよな。
そこで思いついたのが北鎌倉。
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JR北鎌倉駅から徒歩7分ぐらいですが、夜道が暗くガードレールもないので、足元を気にしながらゆ~っくり歩いたら10分近くかかるのではないか。
前方からのくるまのライトが眩しい。お寺の多い鎌倉市とはいえ、もうちょっと灯が欲しい気がします。突然路地から人が現れて私の前を歩き出したら、手には懐中電灯を持っていましたから。
鎌倉街道を鎌倉市に向かって歩き、縁切り寺の建長寺の先、右に入るドン詰まりの路地の奥にあります。店の先は山です。
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初めてテーブル席に座った。
居心地がいい。清潔感とキレイな店内。
夏場に改装しました。
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デカい全面ガラス張り。1枚ガラスは高いのでそのまま活かすしかなかったそうです。
そこから山の斜面の木々が見える。物の怪でも出てきそうである。
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Kさんと若奥様2人で営っています。アットホームでプロっぽくないのでこちらも緊張しないが、若奥様はまだまだ慣れていないかな。お客に助けて貰ってる感は否めないなぁ。
BGMは彼の趣味なのかAOR系統の洋楽ポップスが流れている。

このお品書きのフォントは絶対に鎌倉の超有名店を意識してるな。
(文字の羅列、http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-02-22 他、幾つか。。。)
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「〇〇ログで誉められてたね」
「誉め過ぎですよ。料理を出すのが遅いとか、厳しいコメントも欲しいのですが」
Kさんは恐縮しているが確かに遅いぞ。
東京時代の常連さんが(後で会話します)カウンターにいるとTALKになっちゃって手が動くのが遅いのだ。東京時代の方が格段に早かった。
「飲むお客さまだったら何か軽くお出ししといて、出来あがるまで飲んで待ってくれるのですが。鎌倉という土地柄か飲まないで食事だけのお客様も多いので」
飲んでお待ち下さいとも言えないそうである。でも鎌倉に出したからにはそれに対応しないとね。私は「鎌倉は止めといたら、大船か藤沢にしなよ」って反対したんだけどね。
鎌倉は観光客の方が多いので、昼に来た客が夜にはつながらないそうです。
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〇〇ログからすみませんが引用させていただきます。こんなお誉めのコメがありました。
「元々は東京の居酒屋で働いていたのですがご結婚を機に鎌倉に引っ越し、こちらのお店を立ち上げる前は鎌倉の人気和食店、O(オー)でお手伝いをされていたとか。」
事実です。
O(オー)はメニューが文字の羅列になっているあの超人気店です。
店2.jpg
Kさんがここに店を構えたので、前のO(オー)では現在は女性店主おひとりで営っているらしい。
「あれからOさんへ行かれてます?」
「行ってないな。ひとりだとこっちも気を遣うしな」
超人気で入れない店に入れ込んでもねぇ。Oさんがあれだけ混むのは鎌倉に夜に営ってる店が少ないのからかも知れない。
Oさんは鎌倉市の行政に行った帰途に駅西口の商店街で見かけたことがある。「あ、あの男性何処かで見たことがある」と思ったらOの女性店主だったの。
「自分Oにいたとはいえそこに置いて貰っただけで、Oで修行したみたいに話が」
そりゃ期待するでしょうよ。〇〇ログにはOさんの実店名が出ています。知る人ぞ知る有名店ですが実際に彼がOさんにいたのは1年未満足らずで、その前の東京の居酒屋にいた時期の方が遥かに長いのです。
この炒飯だって東京の居酒屋のメニューだよ。他にもメニューが一部被ってるし。
チャ1.jpg
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左写真の男性の方はKさんが前にいた東京の店のOPEN時からのお客さんだって。
「あの店はいっつも混んでる」
「最初の頃は予約なんて要らなかった」
「それに休み過ぎだあの店は」
3つ名のボヤキには私も我が意を得たりと大きく頷いた。
「後ろの方も、東京の店のお客さんですよ」
「え?」
こっちに振るなよ。
「そうでしたか。今でも行かれてまか?」
「月に3回くらい。行く時は必ず予約電話してますよ。最初のお客が1回転した頃合いを見て、そうですねぇ、8時以降ですね。それでもまだ混んでますからね」
「前に4回電話してダメだったことがありましたよね」(Kさん)
「4回じゃなくて6回。もう見切り付けようかと思ったモン」
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-04-03
しばらくしたら、東京の店で前に努めてたスタッフだからもとKさんの同僚ですね。その方が見えられ、紹介されご挨拶したのだが、
「〇〇さん(私のこと)面識は?」
「ないな。自分は平成24年に1年間群馬にトバされて25年に戻ってからだからね」
その方も自分の店をお持ちだそうだが、
「何で辞めたの?給料安かったから?」
「休みが多過ぎて逆に生活がキツくなったとか?」
「あのワンマンなママと衝突したとか?」
言いたい放題言いまくって1時間でお会計。
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〇〇ログには「Oは現在は予約困難な超人気店になりましたが、こちらのお店も近い将来に超人気店になるでしょう。北鎌倉で和食と言えば、〇〇庵かこちらかというくらいの実力を感じました」
いやいやいやいやそりゃ誉め過ぎでしょ。可能性は秘めているが現時点では私はそこまで思っていないと思うよ。この店はまだまだこれからです。もちろんこれからも応援するけどね。
Kさんが前にいた都内の店がこれですが、後日行ってこの夜のことをリークしてやったぜ。
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彼がいた東京の店(黒板メニューの店)のママに言ってやったの。
「鎌倉のOで修行したって出てたけど、その前に長~くいたここの店のことはこれっぽっちも触れてなかったぞ」
ママはややムッとした。
「またそんな火種になるようなことを言う」(ジャン妻)
「そう。そうなの。わかったワ。彼そう言ってたのね。ウチにいった時期はどうなのよっ。6年もいたのにさっ」
ママの怒りに火を注いでやろうと、
「そうか、6年も、6年もいたんだ。ふぅん。長いね。6年もね」
ママはますますムッとした。
「ったく余計なことを」(ジャン妻)
火種だけ残して帰っちゃった。
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彼がかつていた都内は眠りの無い街だった。
現在いる北鎌倉は眠りに早い街です。いや、街じゃないな。何て比喩すればいいのだろう。
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ソムリエ去る [居酒屋]

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(金)夜21時前~。
「近くまで来たけどまだ早いかな?」←電話です。
「あ、そうですね・・・(声を潜めて)・・・もうすぐお会計入るので9時過ぎたら大丈夫です」
電話に出たの女性の名前をまだ知らないが、もうすぐ去るKさんの後継者としてカウンター、テーブル席、離れの差配をすることになるでしょう。
Kさんに「君の後継者は誰になるんだ?」と聞いたら電話に出た女性を指したのでまず間違いない。そろそろ名前を覚えなきゃならないな。

(意外に思われるかも知れませんが、私は飲食店で働く女性の名前を覚えられないのです。この店の子も覚えようとしないしその気もない。
若い女性スタッフに対して親し気に名指ししてからかってるお客もいますが、私は店のママならともかく若い女性スタッフに対しては絶対にそういうことしないです。)

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昨日の信州サーモンの続きです。
「で、いつまでだって?」
「あ、聞きましたか」
関の差配師&ソムリエのKさんは当周囲をはばかるように、
「〇〇日でラストなんですよ」
「辞めて次どうすんのさ?」
「いろいろやりたいことがあって」
いろいろねぇ。
ってことは、すぐ次職が決まってるのではないらしいな。
「貯金の許す限りはいろいろ見て廻ろうかと」
貯金があるのか。深夜営業で公休は基本は1日だから、金は貯まるだろね。夜遅いし。賄には不自由しないし。
「もしかしてワインの世界に行くの?」
だそうです。11月に最終試験云々。
Kさんはこの店らしからぬ?店内で唯一のワインエキスパートだった。焼き鳥=串に刺してあるだけで要は肉なのでワインに合わないわけない。牛サガリなんか白ワインに合いますよ。
次段階はソムリエである。ワインエキスパートの更にランク上で、確か一次、二次、三次と段階試験があって、最後に書類審査があるんじゃなかったかな。
Tasting、栓を開けた時の試飲、ワインの栓を開ける、注ぐ、デカンタージュというのですか?ようワカランが。
そして実務に携わらなくってはならない。アルコール飲料を提供するサービス業、ワイン・酒類の仕入れや管理、流通や販売、もしくは製造業。
手っ取り早いのは夜に営業する飲食業で、ワインを提供する店に2年・・・3年以上勤務実績が必要で、勤務体系や勤務時間数をクリアしなくちゃならない。就業時間が週30時間以上(月120時間以上)勤務している実績が必須で、店側(雇用側)が在職していたのを証明書に署名捺印するのだと思う。無給での従事では証明できない。従事年数がカウントされないからです。
ウチの業界にも一般医薬品販売の資格者がいて「最近5年間で実働実績2年以上を有することで正規の・・・」・・・何とかカントカ・・・があります。退職してから勤務実績証明書をお願いされたことがあるし。

群馬泉熱燗をデカンタージュしているところ?
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群馬泉3.jpg群馬泉4.jpg
Kさんが去った後、誰がこの店のワインを管理、推売するんだろう。
今宵出された牡蠣オイルは白ワインに合うし、TVでも度々紹介される煮込は赤ワインにも合うという。私は赤ワインは好まないが、全然飲めない訳ではない。
もったいないな。せっかく客が付いたのに。
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それまでひとりで担当していたものがその人が去ることで途端にしぼんでしまうケースがある。分担しているとそうなりがちである。いっとき廃れちゃうかも知れない。
これからクリスマス商戦に向けてワインが出るでしょうに。あ、昨年はKさん、インフルエンザで休んじゃったんだっけか。
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ハタハタ丸干し
「ハタハタが上がる季節になったのう」(三屋清左衛門調に呟くジャン妻)
「あの世界のハタハタは湯上げだよ。茹でて中骨を抜いたもの。でもハタハタは刺身にならないみたいだね」
「小さくて水っぽいからじゃない?」(ジャン妻)
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前もそうだったが、
「赤貝、何でヒモだけなのさ?身は?」
「そういえば何処にいっちゃたんでしょうねぇ」(Kさん)
「ヒモだけで仕入れたんじゃないの?」(ジャン妻)
そんな仕入れの仕方ができるのだろうか?
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ヒモ煮.jpg
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お新香1.jpg
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金曜22時30分.jpg
長く通っていればそこの誰かが去る場面に向きあう時がある。
気が付いたらいつの間にか去っていった後だったりする。
去らない業界などないし、去らずにいる人もそうそういない。
どのような形であれ、誰もいつかは去る日が来るのです。
そして差配師&ソムリエKさん最後の夜。
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平日ですよ。21時に予約して退勤後に入った。
マスター、ジュニア、Kさんの後任になるであろう女性と、厨房に童顔のD君、そしてバイトたち。
レギュラースタッフの休みが多いような。ひと目見て人員が手薄なのがわかった。
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「Kさんがいなくなったらもうこの店にお洒落して来なくていいよね」(ジャン妻)
何を言いよるか。ある日Kさんが私に「奥様っていつもエレガントな装いですね」と言ったんですよ。
それは誉め言葉だが、それを聞いたジャン妻は、
「めんどくさいなぁ。何で上大岡にお洒落して行かなきゃならないのよぉ」
普段着で行けなくなったというのである。Kさんに向かって、「アナタがそういうこと言うから、着る服にその度、気を遣ったのよ」
次回から汚いカッコしてくるんじゃないだろうな。
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Kさんのファンがどんどん来店される。Kさんへの贈り物が並んでいる。
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今日で去るKさんは白いソムリエ姿。
彼が去ってから誰がワインを担当するのだろうか。
ローストビーフは白ワインが合うのに。
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ナメロウは童顔のD君、前は不格好なナメロウだったが、味、スタイルともだんだんサマになってきた。
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シコイワシの唐揚げ。
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デカい牡蠣串。火を通すことで旨味が出るんですね牡蠣って。
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いきなりガブッとやったら火傷しそうなトマト串。
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私はジャン妻に先に噛ませた。
「大丈夫か?」
「そういうのって普通は旦那さんが先にTRYする(噛みつく)よね」(マスター)
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Kさんをワインセラーの世界に導いた仲間連中が左暖簾のテーブル席を占拠しているので、Kさんはそこへカオを出している。
21時半頃になったら今度は今日公休日の板前Tさん、お調子者のYさん他、主要メンバーがドドドッと来店されたので、これは閉店後に店を閉め切って送別会になると見た。
それはいいが、こっちのメンバーは手薄で、ジュニアとD君、女性リーダー以外のスタッフの精度が落ちているのです。
マスターの傍らにいるのはバイト君なのだが見てるとこっちが心配になってくる。いつもは指示されたことしかしない子なので、自分で判断する、責任を持つ、ができないようだ。
呆れたのがこれよ。
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2本目をオーダーした私のチロリが放り出しててあるんです。
ハッキリ聞こえた。「自分わからないんでお願いします」って。そう言いながらそこに置いたんです。
じゃぁわからないなら誰に頼んで誰が引き継いだのか。伝達できていない。
確かに私は夏ででも燗を飲むめんどくさい客だよ。でも私はこれまでそれで通ってる客なんだよ。
残された若い衆に言いたい。熱燗を知らない、やり方がわからないなら、わかる先達(マスターかジュニア)に聞けばいいのだ。ちゃんと伝達しないで放りだしたままにするこたぁなかろう。
女性リーダーに伝えた。
「私の熱燗があそこに置きっぱになってるんだけど」
「あ・・・」
次の差配師になる女性リーダーもやや声が裏返った。
とびきり燗になってやり直しになったり。
次から燗酒はマスターかジュニアに声かけることにしよ。
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「この店で何人見送ったの?」(ジャン妻)
見送ったというのは、辞めてった(この店を卒業した)人たちのこと。
「震災の年からだから、それほどないよ」
それよりもこの店の今後が心配なのだが。
「いっときランクが下がるだろうな・・・」
聞えたかどうかわからない。聞こえてもいいや。
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外で別れの挨拶、Kさんとジャン妻は「お世話になりました」「これからも頑張ってね」の当たり障りない挨拶だが、私はKさんが抜けた後の右暖簾、スタッフの質に懸念がある。熱燗チロリ放りっ放しは許せませんよ。
「今後が心配だよ。アナタがいなくなった後大丈夫かな~」
「ええ、まぁ・・・」
Kさんは肯定も否定もしなかった。
後でジャン妻は「辞めるKさんにそんなことを言っても・・・」
「じゃぁいつか彼がカウンターのこっち側に座ってみりゃいい」
私は辞める人を見送りながら、今後どうしようかなを考える人なのです。
またいつか逢えたらいいけど。この店の今後が心配です。
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上大岡の信州サーモン [居酒屋]

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風の強い日だった。
19時半頃に行ったら右暖簾がガラ空きで、カウンターも誰もいなかった。
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昼飯を抜いたので、最初にトンヅケ2本でご飯をかっこんで。。。
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トンヅケ丼?
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粒貝をススメられて。。。
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肝もたくさんあって。。。
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赤貝のヒモ(身はどうしたんだろう。)をいただいて。。。
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イワシの丸干しを3本食べて。。。。
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向きが逆ですよ。
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箸置きは崎陽軒のひょうちゃん。
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ホロ酔いになりかけた後半になって、ある新ネタに気付いた。
「信州サーモン??」
「おっ、イキますか」
「淡水魚に惹かれるんだよ私は」
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ほどほどの脂で、身が締まってサッパリしていた。
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「魚屋にサケは売ってても、マスは売ってないね」(ジャン妻)
「サケは海?マスは淡水魚?」(ジャン妻)
サケとマスに大きい違いはない。一般的にサケはサーモン、ニジマスはトラウトと呼ばれる。
魚屋で小売りされているものにはサーモンと表示されますがこれはブランド名です。ニジマスでもいいが、トラウトと表示しても主婦層が買わないと思う。

海の無い信州、甲斐、上州で、生食がおススメの淡水魚が開発されています。
信州サーモン(長野県)
甲斐サーモン(山梨県)
ギンヒカリ(群馬県)
どれも水産試験場で長い歳月をかけて開発して水産庁に申請したマス類の新品種。
信州サーモンの場合、信州の養殖魚の主流たるニジマスと、ウイルス性の病気に強いヨーロッパ原産のマス、ブラウントラウトと交配させたもの。

これには受精卵に水圧をかけてどうしたこうしたの難解極まりない世界で私もチンプンカンプンなので間違った記述があったらゴメンなさい。ニジマスの受精卵(雌の2倍体)の染色体を2倍(4倍体)にして、成長したら雌から採取した卵子にブラウントラウトの精子を受精させて3倍体を作る。この3倍体の雌は卵を持たないそうです。その分の栄養が成長にまわり、通常より大きい個体になり肉質もよくなるとか。
では雄はどうなるのか。雄性ホルモンで性転換させて将来雌になる精子しか作らないようにして4倍体ニジマスの卵子と受精させることで全てが雌になる。これらの3倍体が信州サーモンという。
信州サーモンは卵を産まないので、その分が自らの旨味になる。
セールスポイントは、
きめ細かくて肉厚に。
旨味が凝縮される。
脂も適度で、それでいて上品。
後味しつこくない。

山梨の甲斐サーモンの場合は信州ほど難しくないようで、山梨県の水で飼育されたニジマスに葡萄果皮粉末を餌重量の1%添加した餌を3ヶ月以上与えた体調50cm~80cmで1㎏以上の大型のニジマスを甲斐サーモンと呼称する。
葡萄果皮粉末とは山梨ワインの醸造の際に絞った皮を乾燥させて餌に混ぜたんですな。

群馬県のギンヒカリはもっと単純で、通常2年で成熟するニジマスの中から3年で成熟する系統を群馬県水産試験場(前橋市敷島町)で選抜し、群馬県の養鱒漁業協同組合の内規で重さ1kg以上のニジマスをギンヒカリという商標を利用できるというもの。
これがギンヒカリの刺身、旅人の惑星ことショウ旦那が「NaSuBi」という名前だけカジュアル居酒屋で出された刺身。
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(ご本人の承諾を得て拝借。)
ショウさんいわく、マスのような味だと。
マスねぇ。かなり前に湯野上の蕎麦宿でマスの刺身が出たことがあるぞ。でもそのうち出なくなった。
海無県は海が無い代わりに山々から注がれる豊富な天然水(淡水)に恵まれているので、淡水魚養殖が盛んになったんは当然であろう。
信州サーモンも、甲斐サーモンも、ギンヒカリも生食がおススメだそうです。
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これは次回訪問時の信州サーモン。
「キレイね」(ジャン妻)
でもジャン妻はイマイチ舌に合わなかったらしい。脂がキツくない代わりにアッサリでもない?何だか中途半端な味に感じたようである。
思い切ってギンヒカリも入れたらどうかな。
群馬泉と併せてみたいもの。

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信州サーモンは長野県外不出ではないかと思ったら、県外でも取扱い店があるようです。
http://www.shinanoki.co.jp/original2.html
この店はどうやって入手したのだろうか。購入して解凍したのかな。
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これは2004年に十和田湖畔で食べたマス定食。刺身もあった。
天然かどうかはわからないよ。湖の魚って天然なのか養殖なのかわからないところがあるからね。
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さて、前回(http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-10-30)で、私が最も信頼する差配師のMさんが不在だったので妙な勘が働いた私は焼き場のジュニアにこう言っています。
「彼は?休み?」
「マスターはお休みです」
「いや、マスターじゃなく、彼よ。Kさん」
「彼は・・・今日は・・・休みですね」
「彼まさか辞めるんじゃねぇだろうな」
「実は・・・」
11月の〇〇日でラストだという。私は長年人事に携わってた勘でそういう勘は当たる方なのです。
「そうか。次のステップに進みたいとか」
「まぁそうですね」
辞めないヤツなんていないし、辞めない会社なんてのもないからね。昨日もさる現場で、まだ入社3年の若手女性が何か私に言いたそうだからピンと来たらややっぱりそうだったし。
そして信州サーモンを平らげたこの日、Kさんに言った。
「で、いつまでだって?」
「あ、お聞きになりましたか」
(続く)
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畑なか [居酒屋]

今日はマトモな店の記事を。
JR亀戸駅から歩いてすぐ、亀戸餃子のある路地にある店です。
店1.jpg
外のおしながき.jpg
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-17以来2回めです。
前回と同じメンバー。社内で気の置けない4人で。
2名がやや遅れるので先にジャン妻と2人で先入りしました。
この店は予約席が限定されているらしい。希望時間帯によっては事前予約が難しく、〇月〇日の〇時~と言っても「当日お電話いただけますか?」な店なのです。
遅れる2名より先に私らはズイと店に入り「ウチの社員がいついつ電話したらそう言われたのでこうして先に来たのですが、4人入れるかな~?」
見ると珍しくフロアが空いていたのでやや強気で言った。そしたら「後から必ずお見えになられますか?」だったか「4名様は確実でしょうか?」のように返されたが、私は「大丈夫大丈夫。来るって今メール来たから」如何にもたった今着信があったように、携帯を握った右手を軽く挙げてそう言いきった。
「では奥のテーブル席へ」
こうして書くと疑われてるような文言だが、言い方は剣呑ではないのです。大丈夫でしょうか?というニュアンス。
店内1.jpg
メニューを持って来たタイミングで、反対側の6人テーブル席を指して、
「前回はあっちの席だったな」
わざと店員さんに聞こえるようにジャン妻に言ったの。こうやって客が店に気を遣う、遣わせるのも如何かとは思わないでもないが。
「過去にドタキャンとかあったんじゃない?」
かも知れない。この店ではなく、よく行く店で聞いたのですが、取り敢えず店だけ抑えといて都合が悪くなったか他に安いのが見つかったか、キャンセル連絡もよこさない輩がいるそうですよ。
店内2.jpg
上の写真は後から2名来て4名揃う直前に撮ったのですが、意外と空いてました。
前回は仲間が最初からいたのであまり撮れなかったが、遅れて来るのを幸い、定番メニューを撮らせていただきました。
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
お品書き3.jpg
おそらく後から来る2名も前回同様、おとおし、サラダ、スープ付の10本コースにすると読んだので、先に逸品料理で一献。
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
ジャン妻は、砂肝のにんにく炒め、レバー塩焼わさび添え。
後でオーダーするであろうコースにもレバありますけどね。
砂肝にんにく炒め.jpg
これだけオーダーすると私らのテーブルの一画だけ凄いニンニク臭ですよ。
これから仲間が来るのに。帰りは通勤電車なのに。
ジャン妻はそういうの気にしないみたいですね。
レバ塩焼きワサビ.jpg
私はベーコン串とウインナー串という幼稚なB級メニューを。
そして前回オーダーできなかった鶏ラーメンを狙うことに決めています。
ベーコン&ウインナー.jpg
ベーコン.jpg
ウインナー.jpg
ベーコンは厚切りで焼き過ぎ。ウインナーはシャウエッセンですな。さらの木の朝に出される御殿場ソーセージの方が美味しい。
やはりこの店はそういう出来あいのものより、店で仕込んだ焼き鶏肉の方が美味しい。早く仲間が来ないかな。
プレミアムモルツビールに飽いて焼酎のオンザロックにした。まだ他の仲間が来てないのにもうボトルでオーダーしたジャン妻。
ジャン妻.jpg
後から来た2名がこれを見てどう思うか。
「遅れてごめんなさぁい。あ、もうボトル開けてるんですかぁ」のように言われるに決まってる。
20分ほど経って後続の仲間がキタキタ。
「遅れてごめんなさぁい。あ、もうボトル開けてるんですかぁ。サスガですねぇ」
ほ~ら言われた。
コースメニュー.jpg
2名合流してら改めて10本コースがスタート。
ささみ、レバ、砂肝、白玉(ウズラの卵)、ねぎ巻、だんご(つくね)、皮、もも肉、ぼんちり、手羽先。。。
1本1本熱々のものが出てくる。
どれもイケますよ。レバは焼き鳥屋の格や姿勢を現すものでがミディアムでいい焼き具合です。
タレも濃い目で塩もやや強めです。酒呑みにちょうどいい。
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串1.jpg
串2.jpg
串3.jpg
運ばれてくる間に交わした会話はここでは書けないな。
現体制に対して小さい不満の連続ですね。そういうのを吐き出す為に暖簾、赤提灯があるのだから。
メンバーの中に、http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-05-20で登場した女性がいます。
この過去記事に登場したMという女性がこのメンバーの中核で、この時は私の斜め前、ジャン妻の隣にいるのですが、私らが群馬から帰還してからこうして定期的に合うことで何とか在職モチベをキープしています。
社員数が900人から1000人になろうとしているので端々の不満にまで目が届き難い。この席にいるメンバーは私が在職最長年数ですが他も15年以上いる。会社は新入社員や若手、吸収合併されたメンバーにはすごく気を遣うのですっが、私らのように前々からいるメンバーには「長くいるんだから我慢してよ」に感じられるが皆大人なので、Mも多少の毒を吐きながらも「仕方がないよね」で落ち着いています。
串4.jpg
串5.jpg
串6.jpg
いい店でいいものを出す店ですが、2回めともなると多少のアラが見えてくる。ネタではないよ。出し方にちと意見したいです。
この店の焼きものは「塩になさいますか?タレになさいますか?」は聞いてこないし聞かれない。店側のお任せです。このネタはタレがいい、塩がいい、と決まっています。
出す時にですね。皿を取り換えずに次の焼き物を置かれるから、皿に残ったドリップやタレの上に塩が置かれたり、その逆だったりするのがちと残念ではある。
店側に任せているのだから、せめてタレ、塩、交互に出されるならその時は皿を変えるべきでしょうな。皿が白いので余計に目立つのですよ。
どんどん皿に溜まっていくのがわかるでしょ。そこが残念です。
串7.jpg
串8.jpg
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〆の鶏ラーメンはイマイチやわいな。
そぼろ丼は味が締って美味しいよ。
鶏ラーメン1.jpg
鶏ラーメン2.jpg
半分ずつ.jpg
会計して出たら、店主が店から路地に出て見送ってくれました。
リーダ格のMから「〇〇さんご夫妻が大好きです。また近いウチにお声をおかけくださいいつでも」とメールが来た。若干涙腺が緩んだのでジャン妻に見せようと見たら・・・
店2.jpg
路地.jpg
・・・亀戸だと私らは22時がギリです。亀戸は東京より東なので、錦糸町からすぐ座れましたが。ジャン妻は車内で爆睡状態でした。
先に寝られちゃったんで私はずーっと起きてるしかなかった。メールは見せていません。
仕込み中.jpg
別の日、東陽町からバスで亀戸まで来て、東武亀戸線に乗り換える前に銀行に寄った後で店の前を通って見たら中に明かりが少しだけ灯り、カウンター上に食材がズラリと並んでいた。仕込みの最中のようです。朝獲れの新鮮な肉を串に刺してたみたい。冷凍肉じゃない証ですね。
私は夏の納涼祭で冷凍肉の焼き鳥を焼いたのでそういうのにますますウルサくなってきました。チェック厳しいよ。
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DANCING CRAB [グルメ]

個人的な人間ドラマが続いたので飲み食いネタに戻しますが。
今日の店は私好みのジャンルじゃないです。

タイトルの「CRAB」はタイプミスじゃないですよ。
CLUB(クラブ)ではなく、CRAB(カニ)です。
メンバーの定例会で連れて行かれた。
外から2.jpg
新宿駅東口からすぐです。映画館シネマカリテが入っているビルの2階にあります。
2階に上がる階段にカニのイラストと、「DANCING CRAB」・・・
CLUB(クラブ)ではなくカニのCRAB、ロゴや文字が壁一杯に描かれていた。
店内に1歩入るとダンスホールのような照明の下、重低音のダンスビートで若さが躍動していて、甲殻類とソースのニオイが充満しているじゃないか。
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どういうジャンル、カテゴリなのか。
ダイニング?
ワイルド?
アトラクション?
パフォーマンス?
エンタメ?
アミューズメント?
どれもがアテはまりそう。広々したワンフロアはALLテーブル席。DJブースから音楽が鳴り響き、ホットパンツ?履いた状態でのミニスカ?生足をムキ出しにした若い女性スタッフがエネルギッシュに踊る店。店というか、イベントフロア?
店内5.jpg
店内6.jpg
お客はほぼ全員が赤いカニのカチューシャ、カニの帽子、エビの帽子を被ってる。
私も被ったが、髪が無く摩擦係数が少ない。哀しいことにすぐズリ落ちてしまうのだ。
カチ.jpg
エビ帽子.jpg

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オーダーはこの店を選んだ女性に任せたが、その女性も何がおススメかわからないので聞くしかない。
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ペーパー.jpg
お店のガールズがロールに丸めたペーパーシートを持ってきて、
「ペーパーを敷きますのでお飲み物を除けてくださ~い」
手際良くロールペーパーをテーブル全面に転がすように敷きます。
ここで気が付く。テーブルには多めの紙ナプキンが置かれ、濡れたお絞りはないのです。
「では中央の洗い場で手をお洗いくださ~い」
手掴みで食べるのです。
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洗い場1.jpg
店内2.jpg
店内3.jpg
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店中央に「Hand Wash・・・」と大きく表示された手洗い場があって、食事前に手を洗います。
食事中も手を洗います。
食後も洗います。
いつでも洗えるようになっています。お客さんみんな洗っています。手を洗うのは箸はもちろんフォーク類が無く手掴みだからです。カニの足を切り割りして中から具をほじくり出すハサミだけ。ハサミは人数分あります。
サラダ1.jpg
ロメインレタスのシーザーサラダ
これも手で食べます。紙で包まれたサラダが出されその場でチーズをガリガリ削ってかけてくれます。レタスにクルトンやチーズたっぷりで美味しいが。
この最初の時点で手先はベトベト。
オニオンリングフライ、これも手掴み。
オニオンフライ.jpg
私がオーダーしたFish&Chips、これも手掴み。
F&C-1.jpg
F&C-2.jpg

クラブバッグ1.jpg
そしてCrab Bag(クラブバッグ)
本日のカニ400g
イカ、エビ、本日の貝
コーン、ポテト、ニンジン、ベーコン、ソーセージ
店の女性がビニール袋に入った具を持ってきて、ペーパーシートの上にブチまけます。
クラブバッグ2.jpg
クラブバッグ3.jpg
テーブルの上にバラ撒かれたシーフード(カニ、エビ、貝)はスパイシーソースで味付けされており、これらを犬猫のように手掴みで食べるのですが。普段、甲殻類を好まない私は、貝、ポテト、ニンジンばかり食べていた。
「〇〇さんカニ剥けないんでしょ」
どうやって剥けばいいのか食べたらいいのかわからないのだ。
内心で思った。めんどくさい店をチョイスしたものだな。
クラブバッグ4.jpg
残骸1.jpg
1本足のカニグラタン、これはイマイチ。
1本足グラタン.jpg
肉類も追加、ベーコンとソーセージ。これも手掴み。
ベーコン1.jpg
ベーコン2.jpg
店内7.jpg
店内8.jpg
時折DJブースから音楽が鳴り響くダンスホールと化します。
数えた訳ではないが1時間に都合4回ほど。TIMEは5分ずつかな。その間は全く会話にならないですよ。ウルサいです。ウルサ過ぎます。店側が楽しんでやってる感があるね。
でも雰囲気だけのDJで、MIKISSINGはしていないようです。プロのダンサーでもないのでメンバーによっては何処か素人くさい。身近に感じるかも知れない。
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カニピラフはオーダーしない方がよかったかな~。
米が小さい粒だから外国のお米ですね。乾いているのです。パスタの方が無難ですよ。さすがにパスタにはフォークが付いて来るらしいが。
カニピラ2.jpg
役目を終えたカチューシャたち。
役目が済んだカチューシャ.jpg
手がとんでもなくベタベタになるが、慣れたら気にならなくなるというか、もうどうでもいいやと思っちゃうんだよね。我に返ったら手を洗いに行く、その繰り返しでしたね。
上半身にカニやエビ、甲殻類の香りが凄く、ソースのニオいと入り混じって凄いニオいです。そのニオいは頭皮、フェイス、鼻の穴の奥、そして掌、指先、爪の間にまでコビリついたまま家へお持ち帰りになった。
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エンタテインメント性溢れるコンセプト。価格もまぁまぁリーズナブルですが、会話ができる店じゃないです。まさかひとりで行く店じゃないですよ。こういう店に常連さんがいるのかどうか。繁盛していますが、飽きられるのも早いのではないかな。
本当のカニやエビの通で、甲殻類はかくあるべきとのたまう人は行かない方が無難かも。
陽気なスタッフがノリとテンションで応対する店だが、ノリに入ってけるか、受け入れられるか。ウルさいので私は浮いていた。
「行ったんですか?」(呟きⅠで登場した雪子という女性)
「行った・・・」
「〇〇さんが?」
〇〇さんとは私のことだが。
「私がチョイスしたんじゃない」
「ですよねぇ」
私の路線ではない。再訪?あるわけないジャン。
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会社のゴミ箱 [人間ドラマ]

ソリの合わない総務の女性から給与明細を渡された。
私は黙って受け取ったが封を切らずに立ち上がり、富士ゼロックスの複合機(コピー、プリンタ、スキャナー)の脇にある紙ゴミ箱にポイと投げ込んだ。どうせ毎月毎月同じ額だからね。額を確認するまでもない。
そのゴミ箱ですが、生ゴミとかではなく、不要な書類を業者に出して溶解するBOXです。
ウチの社は情報保護のコンプライアンスが厳しく、再生紙で利用することは絶対にNGなのです。シュレッダーで裁断するか、溶解するしかない。
そのゴミ箱にポイしたら、たまたま本社に来ていた気の弱い男性リーダー格が哀しそうなカオをして、
「〇〇さん(私のこと)、なんでお給料明細、捨てちゃうんですかぁ」
「何でって・・・」
私とジャン妻はその男性の結婚披露宴にも呼ばれている。お人よしで気の弱いヤツで、燃えるような社内恋愛の結果、今の嫁さんをGETしたのだが、カミさんの尻に敷かれるのが決まっていたようなヤツ。
人が好いだけでリーダーシップゼロ。ある不手際があってリーダークラスの職制から外されてしまった。幸い職位はそのままらしい。
外されてすぐの頃はさすがにしょ気てたので、見かねた私は、
「してしまったことは仕方がない。これからしっかりしろよ」
と叱咤したが今でも浮かばれないでいる。元気がない。

その元気のない彼が、私の給料明細ポイを見て哀しそうな声を出すのは何か彼の琴線に触れたのだろうか。
「来てたのか?」
「はぁい。今日これから面談なんでぇ。だぁめですよぅ。大事なお給料明細を捨てちゃぁ」
「だって見てもしょーがねぇしさ」
「どうしてですかぁ」
「俺はいつもと同じ金額だし。封も薄いし、他のもん入ってなさそうだし」
他のもんとは住民税や所得税変更の通知、保険料変更の通知、源泉徴収票等があれば封の厚さが違うから、手触りですぐわかるものです。
「振込額が先月とだいたい同じならいいんだよ」
だがそヤツは食い下がった。ポイした私が間違ってると言わんばかりに。
「でもぉ、でもぉ」
「何だっ」
「やっぱダメですよぅ。貰ってすぐ捨てちゃぁ。捨てるんだったら家に持って帰ってぇ・・・」
「家に持って帰ってカミさんに見せろってか」
「はぁい」
「だってウチの(ジャン妻)はそこに(経理の部署を指す)いるじゃんか」
「〇〇さん(ジャン妻)に見せないんですかぁ?」
「見せたことないな。アイツのも見たことない」
「自分、毎月見せてますよぉ」
それはお前がカミさんの尻に敷かれてるからだろーが。うるさくなってきたので、
「わかったよ。家で捨てるよ」
私は給与明細を拾い上げてカバンにねじ込んだ。会社で貰ったものを会社で捨てるなってことね。そヤツは情けないカオつきで泣きっツラみたいになって訴えてくるのでその表情に負けたよ。
家に持って帰って封を切ったかって?切ってません。明細の中身すら見てないのです。振り込まれた金額と残高を見ればだいたいわかるので。

私は日頃、給与明細を見ない人なのです。それは額が固定されてるからです。これでも一応は時間外が付かない管理職なのだよ。バカだけど永年勤続が功を奏して等級も低くないし。
見るのは12月分だけといっていい。源泉徴収票が入ってるからです。それと盆暮れの賞与明細は見ます。金額が変動するからです。
4月は例年なら昇給するのですが、私はもうあと数年は昇給無いと思うし。
明細をロクすっぽ見ない代わりに額に文句を言ったことは一度もない。私は過去に半年間だけ8等級の部長格待遇だったが上と衝突して「やってられっかバカヤロ」のように投げ出してしまい1等級降格した。もう今以上に上がることはない。明細見るまでもない。

後でジャン妻は呆れた表情で、
「見てたよ。彼との遣り取り」
「アイツ情けない声を出しやがって」
「じゃなくってさ。貰ってすぐ会社のゴミ箱に捨てるのが悪い。それも他の人の見てる前で」
「誰も見ちゃいねぇさ。でも何でアイツはあんな哀しそうな声を出しやがったんだ」
「そりゃウチと違って家に明細持ち帰って奥さんに見せるんでしょうよ」
ウチの場合はジャン家へ月々の上納金・・・言い方がよくないな。生活費としてジャン妻に現ナマを渡すだけなのです。
「フン、アイツの場合は、給与明細を捨てないイコール今の自分を見捨てないで、じゃないのか」
鼻で笑ってしまったが、このポイ捨て未遂の悪いクセが別の日に別のモノで注意された。

2~3日外を出歩いていて久々に社に戻ったら、デスク上に社の販促グッズのようなものが幾つかバサバサっと置いてあった。
置いてあったのは、
①ハンカチ、これはまぁいいや。
②社のネーミングステッカー、シールのようなもの。
③社内マスコットキャラのグッズ。
①も②も③も社が推奨して支店に展開するグッズである。推売品とかに付随する試供品や販促グッズの類といっていい。
そういうのは売上部門の管轄だから各支店に配布すりゃぁいいのに。何で本社に。よりによって私なんかに。
それら①②③の説明も無く私のデスク上にゴミみたいにバサバサ置かれていた。これら配布物について週初めの朝礼で説明があったらしいが、私は社にいなかった。
こんなん貰ったって有難迷惑なだけである。有り難くもないよ。③なんかぐんまちゃんと違って可愛くも何ともない。気味悪いキャラなのです私にいわせりゃ。

私はかな~り機嫌が悪かったのもあって、
「何だこれはよぉ?」
周囲に聞こえるように言った。
「・・・」
誰も反応しない。説明すらしてくれない。皆、下を向くか、私に背を向けているか。
私はデスク上に置いてあったそのゴミを掴んだ。
「ひとの机にゴミを置きやがって」
そう言い捨ててフロアの隅にあるゴミ箱、これは、燃える、燃えない、空き缶&ペット&瓶とあって毎朝業者が回収しに来るのですが、その場所に持ってって全部投げ捨てるように廃棄してやろうとしたら、私の前にいるソリの合わないオンナが立ち上がって、
「〇〇さん(私のこと)ちょっと待って下さいっ」
なんだうるせぇな。
「それ多分捨てるだろうな~と思ってましたが、捨てるんでも会社のゴミ箱に捨てるのは止めてくださいっ」
絶叫に及んだものだよ。
多分捨てるだろうなだと?
私は固まった。
「せめてお家に持ち帰って捨ててくださいっ」
「・・・」
「せめてハンカチぐらい使ったらいいじゃないですか」
余計なお世話である。
私がWCに行って手を洗って拭かないとでも?ハンカチぐらいはいつも持って・・・あ、持ってないな今日は。
私はハンカチをポケットにねじ込んだ。それ以外はで絶叫調で言われたので捨てるに捨てられなくなり、この記事をUpした時点でもまだデスク上に放りだしてある。
ハンカチだけは利用している。

だけど「多分捨てるだろうな~と思って・・・」とはどういうことだ。
そういう人間だと決めつけんじゃねー。長年ソリが合わないのに相手の短所だけ理解してるってことか。
この遣り取りの一部始終もジャン妻が見ていた。
「何をやってたの?」(ジャン妻)
「社の販促グッズをフロアのゴミ箱に捨てようとしたらアイツに止められた」
「そりゃそうでしょ。読まれてるアナタが悪い」
「・・・」
「日頃っからそういうことを平気でしでかす人だと思われてるのよ。こないだの給与明細の時もそうだったけど、アナタは一般人から見たら非常識なことを平気でやりかねないからね」
な、なんだと?
私が非常識だと?
「お前はアイツと俺のどっちの味方なんだ?」
「・・・」

そのフロア隅にあるゴミ箱は、燃える、燃えない、空き缶&ペット&瓶、仕訳けされているゴミを業者が回収するのだが、各人のデスク下にも小さいプラのゴミ箱が置かれている。
殆どの社員は1日の業務が終わると、自分とこのゴミを回収する大型ゴミ袋に移し換え、自身のゴミ箱を空にして、翌日はキレイさっぱり心機一転、業務に取り掛かる。

私以外は。。。

私は滅多に自分とこの小さいゴミ箱から、大きい回収ゴミ箱に移し替えたりしない。
ギリギリまでためておく。これ以上入らないくらいにゴミを押し込み、退社時にも気に留めないでサッサと退勤してしまう。
外出が多いのでその間はゴミが詰めっ放しになっている。2週間に1回ぐらいしか移さない。それは社に殆どいないのと、私が出す紙ゴミは大抵がA4サイズで印刷されたミスプリントが圧倒的に多いのどで、それらは個人情報や会社情報が含まれている。
だからゴミとして安易に出せない。溶解BOXか、シュレダーで裁断するのが大原則なのです。
あ、書類ミスった、あ、間違って印刷しちまった、それらは溶解されるBOXに入れられ、業者が回収し、いつか再生紙に生まれ変わるのであろ。

では私のデスク脇にあるミニのゴミ箱、さして大きくもないのにいつまでも入れっ放しになっているゴミ箱には何がギュウギュウ詰めに入っているのか。
郵便物、これが圧倒的に多い。
行政から送られて来た封筒や、草の者たちから送られて来たレターパック(360円のブルーと、510円のレッドとある。)
レタパ青.jpg
レタパ赤.jpg
行政に届出を郵送する際に、こちらの控(コピー)と返信用封筒を同封するので、返って来た返信用封筒ゴミとかも。
他は付箋ゴミ(ピタゴラスイッチの新らしい生物フセンヌス)終わった業務メモ、その程度です。
でもレターパックは厚紙なので、2つに折ってギュウギュウ詰めるとしまいには抜けなくなるほどである。

10月のいつだったか忘れたが、草の者に指示を出す書類を作成して内勤ばかりしてイラついてたから前半だったと思うが、デスク上に書類をブッ散らかしながら「これは草3号、これは上州の6号、これは東海の7号、急いでくれって督促しやがった1号と5号・・・アイツら最近は俺に督促までしやがってからに・・・」内心でブツブツ言いながらカリカリ作業してたらボトッと鈍い音がした。
「???」
何の音かすぐにはわからなかった。気にしないで作業してた。
しばらくして草に電話しようと会社携帯を取り上げようとしたら見当たらない。デスク隅に置いてあった筈なのに。何処に置いたんだっけ?
そういえば携帯をデスク上に置いてその上に書類をバサバサ重ねてたのです。バイブレーター設定のままデスク上に直に置くと着信があった時に、ヴィィィィィィ~、デスクに響いてイヤな振動音を出すので、何枚かの紙を重ねて振動を吸収するよう重ねておいたのです。
携帯のサイズだけ紙が女性の身体のように膨らんでいたのだが、その膨らみが消えて平らになっていた。
携帯は何処へ行った?
デスク上の紙をワサワサ退かして探したがみつからない。
もしかして。。。
さっきのボトッという鈍い音がそれか?
デスクの下にあるゴミ箱を注視した。箱をつま先で軽く蹴ったら、さっきの鈍い音と同素材の音がする。滑ってゴミ箱の中に落ちたらしい。
ゴミ箱を覗きこんだ。困ったことに落とした携帯が見えないのである。ゴミ箱には訳2週間分の紙ゴミ、特にビリビリに破かれたレターパック他のゴミがギュウギュウに詰め込まれ、その周囲を普通の紙ゴミが緩衝剤のように取り巻いていた。
携帯とはいえそれ也の重量があるので、紙ゴミの下に隠れるように、ゴミ箱の底に落ちているらしい。
それに携帯のボディは白なので、紙ゴミに混ざって余計に見つけ難いともいえる。黒でもこの事態収拾にそう変わりはないかも知れないが。
会社携帯のイメージです。ガラ携です。
携帯2.jpg
業を煮やした私はゴミ箱の中に腕を突っ込んだが手先に当たらない。レターパック他の紙ゴミがギュウギュウに詰まり過ぎて腕が入らないのである。傍から見ればゴミを漁っているようにしか見えないに違いない。
これが私のゴミ箱です。
私のゴミ箱.jpg
これでも少ない方です。

確認の意味で私のi-Phoneで携帯を鳴らしてみるか。
でもそんなことしても、さっきの不気味な音でゴミ箱の中に落ちたのは明白で、鳴らしても落ちたのを裏付けるだけ。携帯の振動音がゴミ箱の奥から鳴り響いて周囲に「何してんの?」と笑われるは必定。やはりこのゴミを全部ブチまけるしかないようだ。
だが自分の席でゴミ箱ギュウギュウのゴミをそこらにブチまけたら目立つし体裁が悪い。何しろ前にいる長年ソリの合わないオンナが目ざとくみつけて何を言い出すかわからない。

(このオンナは他人や外部の会話に横合いからいちいち口を出すクセがある。こっちの会話なのに突然「それって何々ですよね」と喰いついて来るんです。うるさいことこのうえない。
「要らざる差し出口は控えろ」と言っても直らないんだな。)

私はゴミ箱を持って席を離れ、前述のフロア隅にある全体の回収ゴミ所へ持ってった。
そこはだいたいこんなイメージになっている。これより大きいです。
処理済~布袋.jpg
出典です。http://pripribito.blogspot.jp/2011/03/blog-post_10.html

でも自分のゴミ箱を引っくり返して中のゴミを一度にブチまけたら、中に隠れてるであろう携帯まで紙ゴミと一緒にデカいゴミ箱に移されてしまう。
移しかえるフロア全体の回収ゴミ袋は郵便ポストや投票紙に入っているようなデカい布袋なので、その中から取り出すのもタイヘンである。
私はフロアの社員どもに見えないようゴミ箱を小脇に抱え、いち枚、またいち枚、紙ゴミをそっと取りだしてデカい袋に移し換えた。まるで各家々にチラシを投函しているような恰好である。
これは紙ゴミ、これは燃えないゴミ、仕分けしてるようなものである。
ゴミ箱の紙ゴミが半分くらいになったら、あ、あったあった、紙の色とゴミ箱の淡い色で目立たないが、私の携帯がカオを出した。「早く拾ってよ」と恨んでるかのように。
「こんなとこに落ちやがって」
「アナタが落としたんでしょ。早くアタシを拾って」
内心で安堵しながら、こういう時に限って携帯鳴るなよ、着信来るなよと念じる。それまで小脇に抱えていたゴミ箱を持ち替え、普通に左手で持って、右腕を入れて携帯を取り出したまさにその瞬間、

フロアのいち女性社員に見られた。

その女性、いつこっちに来たのか。片手にゴミ箱持ってじーっと私を凝視している。
自分とこのゴミ箱に溜まったゴミを捨てに来たら、そこで一気に移し替えずにチマチマやっている私を見て挙動不審に思ったらしい。
「な、何を・・・?」
「・・・」
私は赤くなったが、正直に言うしかない。
「さっきゴミ箱にうっかり携帯落としちまって」
「!!!」
「ボトッて音がしなかったら気が付かずそのまんま捨ててたかも」
言いながらゴミ箱から携帯を取りだして見せて、ゴミ箱をトントン叩いた。こういう鈍い音がしたんだよ。
「ア~ッハハハハハハハハハハハハハハ~笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑」
フロア内に女性の哄笑が響き渡った。
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草の者4号&1号へ指示ミス [人間ドラマ]

横浜市泉区の行政にいたら、草の者(社内で正規に認められつつある陰の部下?)4号から電話があった。
「今、〇〇市にいるんですけど」
「ああ、頼んどいたあの件だね。何かあった?」
「いただいた届出の中で①と②はあるのですが、③が無いんですが・・・」
「③が無い?」
「③だけ無いのです。③はまだ出さなくてよろしいのですか?」
「あ、シマッタ!!」
私は顔が蒼白くなった筈です。4号に委託した中の①と②は30日以内に届け出する義務があるが、③は15日以内なのです。それを落とした。
「③を待って①と②と3つ同時に出した方がよろしいでしょうか?」
「いや・・・、すまなかった。今回は①と②だけ先に出してくれ。私のミスです。何でかわからないが③だけ忘れた。自分が引き受けます」
①と②を出して、③は後日、ということは、①②③の中で①②は今日出せるが、4号は③を出す為にもう一度行かなくてはならないということなのです。二度手間になったので私に戻して自分で行くつもりになりかけたのですが。
その後、4号から一度着信があったが私は移動中で出れなかった。自分が行きますのメールだけして、そこから4号は連絡がつかなくなった。

自分ひとりでやってるならミスは自分で始末できるが、草の者に限らず第三者に委託する中でのミスだと相手のスケジュールにも影響することになる。
4号に迷惑をかけたのがちょっと堪えた。
何で③だけ思いつかなかったのか悔やんだ。もちろん私は30日以内の①と②より、提出期限が15日と短い③の重要度を知っているのに。
15日以内ということは、草の者たちの動くスケジュールが15日以内に限定されるということでもる。それすらも抑えなかったのである。「15日以内に行ってくれ」そう言わなかった。気が付かなかった。気づいていれば③のチェックになったのに。
いずみ中央.jpg
私は気落ちしたが、それでも腹は減るもので。
今からだと、12時~13時は移動に充てないと今日の遅れを取り戻せないと思った私は、いずみ中央駅に併設されている相州そば、初めて入っています。
相州1.jpg
このスタンドそばは本題ではないですよ。
自分のミスと腹が減ってイライラして来たので手早く済ませただけです。
そば1.jpg
そば2.jpg
そば3.jpg
そば4.jpg
ミスした後なので、何だか砂を噛む思いでしたね。
食べた後で4号に渡す③を作成しようと本社に戻らなきゃ。
相鉄線で移動途中、草1号から着信があった。
折り返したら依頼済の内容にういての確認事項だった。で、1号は電話口で自分のことを必ず、「○○店の○○と申します・・・」と言うのです。
他人行儀に、「申します」・・・だと?
「私に向かって○○と申します・・・というのは止めろよ」
「ええっ、どうしてですかぁ?」
「昨日今日の付き合いじゃあるまいし。申しますってのは外部に電話して自分の知らない人が出たらそう使いなよ。何で知ってる俺に言うか」
「誰でもそういう風に電話に出ようって決めたんです」
もしかして誰かに言葉遣いで注意されたのか?1号は10年前に私が面接して採用した子ですが、前職を見たら不動産屋かサラ金の受付事務員だったせいか、最初の頃はぶっきら棒な物言いをするところがあった。今は全然そんなことないですが。

草にする前の1号の言葉遣いや物言いを叱りつけたことがあります。1号は正式にはZ女史(私のBlogの最重要キャラ)の部下なのだが、女史に用事があって現場に赴いたら女史が不在で、1号がぶっきら棒に、
「○○さんいません」
○○さんは女史の本名ね。私の方を見ないで何か作業しながら素っ気なく吐き捨てた。
私はムッとした。
「そうかよ」
私はそれだけ言いおいて出た。社に戻って夜に女史に電話して、「アナタの留守中におじゃましたらアイツ(1号)にこういう言い方をされた。いつもああなのか?偉ぶるわけじゃないが仮にも私は上役だぞ」
「そ、そうよね・・・ゴメンナサイ・・・」
女史はいつになく恐縮していたが、私個人が不快な思いをしたのはさておき、問題なのは、
「私にああいう物言いをしたってことは、日頃から他のスタッフにもそういう態度で接してるんじゃないか?」
「実は・・・」
やはりそうだった。立場の弱いパート従業員さんとかにその日の気分で接する時があるという。
「そういうのはその場で女史が注意してよ」
「うんわかった。見かけたらアタシから言うワ」
「言い難かったら私の名前出していい。私が怒ってたって言っていいから」
そしたらその後で1号から私宛に詫びの電話が架かってきて、
「先ほどはすみませんでした・・・」
「なんなんださっきの言いグサは?『女史はいるか?』って聞いたらいませんってそれだけか。行き先とか、いつ頃戻るとか、自分が代わりに要件承りますとかあるだろう。それとも俺に向かって、女史がいる時に顔洗って出直して来いってことかぁっ」
ギュウギュウに捻じ伏せちゃったんです。1号は受話器の向こうで半泣きで謝ってたが、今まで誰も注意しなかったから増長したんだろうな。
「普段からそういう態度に出てんだよきっと。自分じゃ気が付かないところで」
「はい、○○さん(女史)にも注意されました。以後気を付けます・・・」
それから1年余りで主任・リーダーに昇格した時はちょっと驚いた。仕事はできるが物言いが。あの物言いで他の現場を廻って指導できるのだろうかと。

ところが案に相違して昇格した途端に口調が丁寧になっていたのである。1号に限らずどの号も、昇格したことで他の事務員から風当りが強いらしい。相手に説明する、指導する、折衝するからにはそれまでの言葉遣いではダメだと1号は悟った。相手が強く反発してきたらそれはかつて自分が会社に対して言ってたトーンだと気付いた。
私に対して本当に従順になったのもこの叱責事件から。でも私に向かって自分の名を名乗る際に「○○と申します」は何だか不自然さを感じている。今でもそういう言い方をする。

ちなみに10人いる草たちはALL女性で年齢は30代半ば~40代半ば、10号を除いて独身です。最近の世相を反映してか、同居しても入籍しないようですね。
私といいばん付き合いの長い1号は在職10年を超えたが、ちっとも結婚する気配がない。
私が過去に勘違いしたことがあって、ある案件を投げて、「じゃぁいついつまでに頼むワ」って期日を設けたら、
「いついつですか?」
「厳しいかな」
「もう少し猶予をください。その期日の前に特別休暇を取らなきゃいけないので・・・」
「特別休暇ぁ」
「ハイ」
「そうかそうか。ついにお祝い事か。おうそりゃぁよかったな。で・・・」
私は入籍したかと1号の為に本気で慶んだ。
「ち、違いますっ・・・」
「あん?」
1号はトーンダウンした。
「違うのか?」
「ち、違います・・・。寿じゃないです。そういう意味で仰ってくれたんですよね」
「そ、そのつもりだが・・・」
「永年勤続10年なんです。す、すみません・・・」
「す、すみませんって・・・あ、いや・・・10年か。10年経ったのか・・・」
10年経つと特別手当と休暇が支給されるのです。

本社に移動中に草5号からも、「今、本社に来ています。例のもの受け取りました」とメールが来ている。
5号に渡すものを私のデスク上に置いてあるのをあらかじめ5号に連絡してあったの。
5号に追加で渡すものを思い出した。
本社に入った。後でジャン妻が言うには、自分の指示ミスを引き摺っていた私は不機嫌な表情で話しかけるなオーラ全開だったらしい。
でも来ている筈の5号に追加依頼があるので、そこは表情を和らげ、ある女性事務員に、
「○○(5号)は昼休憩?」
聞いたら、「女子の休憩室にいますよ」
休憩室は更衣室も兼ねている。ノックしたが誰も出てこない。
業を煮やした私はやや強めにドンドン叩いたら5号が「うるさいなぁ」と言いた気げな表情でノッソリ出てきた。
「ノックしないでも入って来ていいですよ」(5号)
「そういう訳にはいかないよっ」
他の女性もいたので私はちょと慌てた。ノックしないでいきなり開けて入れる訳なかろうがよ。5号はサバサバしているので男女の垣根を気にしないところがある。5号は右肩をヤマ(怪我)して入院したことがあり、それを知らない私が「何処を怪我ったんだ?」と聞いたら「ここですよ」とブラウスを思いっきり引っ張って患部を私に見せたんです。ブラ、胸元まで見えたからね。
私をナメているのか、見せてもいいやと思ってるのか。
女子休憩室(更衣室)に入らずドアの前で5号に追加書類を渡したら、いつもの乾いた口調で、「この件ですけどぉ~、来週中でいいですかぁ~」
これだけ書くと何だか反抗的な口調だが物言いがめんどくさ気なだけなのです。本人はめんどくさいとかいう気は全くない子なのです。
5号は一度反抗的な態度を取ったので、ある現場の一室で懇々と訓諭してからは私に懐いてはいるが、いつも誰に対しても言い方がぶっきらぼうですぐカオに出るのです。
「来週でいいけど。来週は祭日があるから平日は実質4日しかないぞ。行けるのか?無理なら自分が行くが・・・」
「いえっ!!自分が行きますっ!!」
男みたいな声音で言い切られた。
草たちは東海の7号を除いて殆どが頑固。自分が行くと言い張る者どもばかりなのです。
「それはアナタ(私のこと)に仕事ができないと思われるのがイヤなのよ」(ジャン妻)

これは別の日の1号(左)と5号(右)
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女子更衣室の扉をバタンと閉めて私のシマ(部署)に戻ったら、隣のシマに草1号がいた。
そういえば出す場所は違うが、1号も4号と同じ内容を委託してあるのです。さっきの①②③です。
1号は何か別件で本社に来たみたいだが、4号への書類洩れでやや気落ちしている私を見たら犬が尻尾振るように駆け寄ってきた。
「あの件、今日この後で行きますので」
「ああそう。頼むワ」
ここで私は4号への失敗を内心で悔いながらも1号にはカオに出さないようにしている。
1号は別の上役と正規の業務で打ち合わせに入った。

4号へ忘れた③を作成して気持ちを新たに本社を出ようとしたら、打ち合わせを終えた1号と廊下で一緒になった。
最寄駅からメトロに一緒に乗車しながら、
「さっき、○○(5号)がいたぞ」
「え?いました?」
「女子更衣室にいた」
「女子更衣室?そこに〇〇さん(私のこと)入ったんですか?」
「入らないしちゃんとノックしたよ。いきなり開けるもんか。脱いでたらどーする」
最後の色文句には応えず、
「気が付かなかったな~」
1号は5号と仲がいい。あの男みたいな言い方が好きなんだって。
「これからどちらへ?」
「今から○○市に行くのだが、ちょっと4号に渡した書類をミスってな」
「ふぅん」
「午前中に4号から連絡があるまでは全く気付かなかったんだよ。だがその後、4号と連絡がつかなくなっちゃて」
「○○さん(4号のこと)、午後から公休じゃないですかね」
「あ、そうなのか・・・」
私は急遽作成した③を4号と何処かで落ち合おうと思ったのだが。
「そうか。それじゃぁ無理だな」と冷静を装いながら私は内心で、「4号は公休日に動いてくれてたのか。それを私のミスのせいで全部ではないにしろ、③を無駄足運ばせてしまったのか」と大いに悔やんだものである。
もっとも4号はまる1日公休日ではない。午後から私用があって半日だけ公休に充てたのだろう。
私は1号と新宿三丁目で別れ、連絡がつかなくなった4号との合流を諦め、神奈川県中部の草10号のエリアに向かった。

途中、小田急線快速急行で新百合丘駅ホームで乗り換えの為に下りたらさっき別れたばかりの1号から着信があった。
イヤな予感がした。また何かミスったか?
「あの、あの、①と②は受理されましたが、③が無いんですけど」
「ええっ!!」
小田急線新百合丘駅ホームで私は大声を上げた。
4号に送付洩れと同じミスをしたのである。4号からの③洩れ電話を受けて本社に戻り、③を作成しなおし、その場で同様の①②③指示書を出してあった1号と直に会っているのに、「今から行きますね」と言われてもいるのに、途中まで一緒だったのに、同じミス③に気が付かなかったのである。

「持参する前にチェックすればよかった。すみませんでした」(1号)
夕方になって同じようなメールが4号からも。
「出れなくてすみません。行く前にチェックすればよかったんですけど。③は何処そこに送って貰えますか」
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このダブルミスで私は近年になくガーックリ意気消沈してしまった。
自分ひとりで動いてた頃なら、自分のミスは自分で始末できるが、今は草たちを使う、動かす立場である。その草たちを振り回し、迷惑をかけたことになる。
誰かを使うとなるとグレーの部分は許されない。黒白ハッキリ出さなきゃならない。もう自分ひとりで完結できる量じゃないのだ。だから草たちを使っているのだから。
「まぁ人を使うってことはそういうことだよね。そういうリスクを伴うよね」(ジャン妻)
今日も1号4号5号6号と連絡します。仕切り直し。では行ってきます。
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草の者2号は天然 [人間ドラマ]

私には正規の部下がいません。
今いる部署に、私より等級が下の課員が3人いますがその連中とは職掌が全く違うので、互いに関与し合うことは殆どない。
2年前から全社の店舗数と社員数が雪だるま式に増加した。その頃の現場統括責任者だった伊東甲子太郎という者から、それまで私ひとりで全店分動いていたのを心配して?地域別に分けた店舗のエリア内から1名抜擢された事務リーダーを、私の「ある任務だけその者どもに託していい」という権限を貰った。
組織図で見ると私と事務リーダーたちは直接は繋がっていない。あくまで「私の業務で頻繁に発生するもの」のみ委託していいというもの。
稼動し始めた頃は業務委託だったが慣れて来た今は命令までいかないけど当初よりも強い口調、意志伝達にはなっている。
でもリーダーたちには正規の所属長がいるので、私が委託する時はリーダーたちの所属長を通すという条件が付随している。そのうえで直接指示を出すのだが、リーダー達は私の正規の部下ではない。
だから陰の部下、草の者と私が勝手にそう呼んでいる。

正規には事務リーダー、私にとっての草の者たちはそのエリアから選ばれた社員なので、一般事務員より等級が高い。
報酬点数に強く、PCやLUNの廃線関係にもまぁまぁ詳しく、経常利益に興味があり、各店舗をラウンドして指導できること。
問題点を洗い出せること。改善に導けること。
スキル目標を高く設定してそれに結果を伴うこと。
言われたこと、指示されたことだけやっていればいいというものではないのです。

現在、草は2人増えて10人います。ALL女性です。号数で呼んでます。

1号・・・10年前に私が面接・採用、呟きⅠ他で登場済み。アタマの回転が速いが気分にムラがあり、「えぇ~っ、それって・・・」のように過剰反応する。
でもそれは単に私に嫌われたくないか、甘えているだけらしい。

2号・・・おっとり型で安定しているが天然ボケなとこがある。茫洋としている。反面、パニクったりしない。

3号・・・地味な容姿と性格で実務に長けるがあまり冒険しないというか、難題に正面から向き合わないところがある。

4号・・・ハデ、ケバい。目立つ。女優みたい。外見はともかく、自分を組織枠から外してフリー行動ができるのは10人いる中で4号だけ。板挟みになろうが周りが何か言おうが気にしないのは働かなきゃならない事情を背負っているから。

5号・・・男勝りな性格で業務上の指示は最低限の会話で通じるが、上層部と衝突して不興をかった。いつかUpするかもですが、私もこの1年半で本人を呼び出して訓諭したことがある。
でも私とは気が合う方。それは私自身が社内に1人か2人の問題児を抱えてないと日々ハリが出ないからです。

6号・・・上州人で10人中最も若くて美人。じっくりやるタイプだがやや臆病で慎重。
何か委託すると、
「あ、あ、あの、それって自分でもできるでしょうか・・・」
「無理なら私がやる」
「いえ、いえ、自分が、やりますっ」
毎回毎回こんな会話の繰り返しです。やればできるのに、やる前は腰がドン引きになる子。
でもこの子の活躍のせいで、私自身が上州に還る機会が減ってしまった。

7号・・・昨日もUpした東海担当。東西に長い地域をカバーするのでタイヘンだという。知識はあるがあまり現場や各方面の評判がよくないのは何故か。私もよくわからないのでちと困っています。

8号・・・大人の女性に見えるが内に秘めた闘志が激しいのが近年わかた。
組織上はhttp://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-10-02に登場した山女の配下なので、私には従順だが。。。

9号・・・平成29年度に抜擢された。私は難色を示したが、ある上役が「彼女は教育しがいがありますよ是非お願いします」と言って来たので業務委託するようになった。でもまだ未知数。

10号・・・これも平成29年度に抜擢された。
細面で色が白く、瞳が黒目なんです。正面から目と目が合うと背筋が寒くなる。
どう言ったらいいのか・・・吹雪いた夜に家の扉をトントン叩く音がして、扉を開けたら風雪に吹かれて立っていた、ような風貌、表情の女性。まだ未知数ですね。

今日はおっとり2号の話。
写真、左が2号で、右が8号。
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都内23区の某行政から着信があったので折り返したら、
「今お電話よろしいでしょうか。いついつ窓口にお見えになってご提出いただいた、○○店様の届出内容で、確認したいことがございます」
○○店の届出?
私が作成して者2号に託したあれか。
○○店は2号が常時いる現場で、2号本人から私宛にメールで「行ってきました。無事に受理されました」と届いている。
「忙しいのに悪いないつも。ありがとう」
そういう遣り取りがあった。
はて?その内容について何かミスったかな私?
問い合わせして来た内容は、
「平成29年○月○日付で入職された佐伯恵子様(仮名)の・・・」
佐伯恵子?
会ったことはないな。誰かと思ったら、その佐伯さんはウチの正社員ではなくて、派遣か短期の契約社員なのを思い出した。
「それに何か不備がありましたか?」
「佐伯先生のフルネームは記載されているのですが、先生のご住所と○○○登録番号と、登録年月日が空欄になっておりますので・・・」
え?
あ、そうか!!アイツ(2号)そのまま出しやがったな!!

私は釈明した。
「その佐伯という者は正社員でなく短期契約の派遣スタッフか契約社員なので、抜けている箇所は後日書いて持たせます」
相手も「お受けした時に窓口でちゃんと確認しなかったので・・・」とは言ってましたが。

何でそこを空欄のまま2号は出したのか。
私は3号に電話した。
「さっき、○○所から電話があったぞ」
「あ、何かありましたか?」
「1日付で入職された佐伯さんて方、自分は会ったことないけど、その方・・・佐伯さんって正社員じゃないよね?」
「そうです。派遣か契約社員かな。今月1日から再来月の末までって仰ってました」
「派遣ってことはさ。俺の手許に住所や資格証明のデータが無いのだよ」
「???」
「佐伯さんてそっちの現場に週5日、常勤で朝から終わりまでいる人だよね」
「そ、そうです」
3号と同じ現場に週5日ベッタリいる訳ですよ。
「だったらあなた(2号)が佐伯さん本人に住所と番号と年月日を聞いて書類に記載しなきゃぁダメじゃないか」
「あ!!!」
2号は声が裏返った。
私は立場上、全社員のデータを持っている。氏名、生年月日、年齢、入社年月日、勤続年数、住所、電話番号、資格登録番号、資格登録年月日その他です。でも佐伯さんのように、期間限定で勤務する派遣や契約社員のデータは私の手許にない。ウチで雇用している正社員でもパート社員でもない派遣スタッフだからです。
私は2号に送った書類に佐伯さんて方のフルネームは記載したが、生年月日、資格登録番号、資格登録年月日は空欄にして黄色い付箋を貼っておいた。「佐伯さんは社員じゃないから、一緒にいるアナタ(2号)が本人に聞いて書き込んでくれ」の意味でね。
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この付箋は何か意味があるのかな?って気付くだろうと思ったのだが、2号には伝わらなかった。そのまま空欄で出しちゃったんです。
もっとも私も、付箋を貼っただけで指示する文言は書かなかったが。

「佐伯さんて方は社員じゃない。他社から派遣されてきた人なんだから。私は個人の情報を持ってないんだ」
「ごめんなさいそうですね。そっか。アタシが住所とか聞かないといけないんだ・・・」
私はゲンナリした。それぐらい気付けよ。この付箋は何か意味があるのかな?って普通考えるだろうがよ。
気が効かないというか。2号は指示されたことしかできない子なのかなぁ。
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「佐伯さんの住所、番号、年月日の欄を空欄にして、私は黄色い付箋を貼っといた筈だが・・・」
「あの付箋はそういう意味だったんですね」
「そう。そこの箇所は私はわからないから、直接本人に聞いて記載してくれって意味だったの。ちゃんと説明しなかった私も悪いけど、この付箋は何?って疑問に思わなきゃいかんよ。何か意味があるんだから」
「そうですね。あの付箋はそういう意味だったんですね。気を付けます」
「で・・・私が貼っといた黄色い付箋はどうしたのさ?」
「あ、剥がして捨てちゃいました」
「・・・」

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現場の休憩室でお昼を食べながらTVを見ている2号です。
傍らに渦中の佐伯さん(仮名)もいたのだが、交替するように出ていった。
私に気にせず2号はブチュ~っっと鼻をかんだ。風邪をひいたらしい。その鼻をかむ音の大きいこと。ちったぁ私を意識して慎み深く鼻をかみなさいよ。
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草の者7号の憂鬱 [人間ドラマ]

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島田行の東海道線、たったの3両編成!!
首都圏で15両編成を見慣れていると違和感を感じる。10両編成ですら私はブーブー言うのに。
停車位置も要注意です。あまり端っこで待つとホーム中央に駆けよるハメになる。
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金谷方面へ行きたいのに島田止まりです。
私が乗ってきた3両編成は折り返しになる。浜松方面へ行くには階段かエレベーターで隣のホームに移動しなくてはならないのだ。
こんなお年寄りを歩かせてからに。
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高崎線で籠原行に乗車すると、ひとつ手前の熊谷駅に入る前に、「籠原駅から先の高崎方面へお出でのお客様にお知らせ致します。籠原駅では東京方面折り返しの為〇番線ホームに停車致しますので、ひとつ手前の熊谷駅でお降りになりまして、そのまま●時●分発の高崎行をお待ち下さい」とアナウンスされますよ。
六合駅でそういうアナウンスすればいいんだ。
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島田市内の公用と、草の者(私と所属は違うが、ある業種だけ私の指示で動く非正規の部下。10人いてALL女性です。)7号と面談、打ち合わせ終えて、同じ市内にある金谷駅前商店街を歩いているところ。
昔の宿場町だが今は寂れていますね。殆どシャッター商店といっていい。
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トボトボ歩いています。最近は静岡の出張はくるまより電車のケースが多い。
自家用車を持ち出す規定にめんどくさい事前申請が必要になったのと、高速で乱暴な運転して事故るケースが報道されてるのもあって。ジャン妻が心配するから。
昼時になった。
金谷商店街には飲食店が見当たらない。ラーメン屋1軒すらない。何処もシャターが下りている。
金谷の住民は何処で外食してるのかな。
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店の名前、最後の文字が読めない。
駅前商店街を大井川方面までいち往復したのだが、ここしかなかったのである。あまりやる気の無さそうな暖簾に見えたが、店頭に水を撒いてあったので、お客を歓迎する意志は感じた。
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箸が少ないな。
やはりお客が少ないんだな。うん?
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こっちにこんなにたくさんあった。
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私はこの店でランチなのにビールを飲んでしまった。それも大瓶。
もう今日は帰京するだけだからいいやって。
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つまみに出されたのはカボチャの煮物。ジャン母が作るカボチャの煮物は甘いから嫌いだが、この店のは塩味が効いていた。
背後のTVでは横綱日馬富士関の暴行問題が報道されている。
あれは同国人同士の喧嘩じゃないの?リング(土俵)の上で決着つけられないのかな。
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ざるそばは可もなく不可も無く。
香もコシもそれほどじゃない。でも水気切りはまぁまぁ。
九つ井のそばに比べたら雲泥の差ですが。
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そばをすすり禁断の昼ビールを飲みながら、駿遠を担当する草の者・7号のことを考えている。
私の上司は私の職掌にあまり口を出さない人なのだが、今回私が来る前に、「そっち方面(静岡方面)の業務は〇〇さん(7号の本名)に任せられないのですか?」と釘を刺された。
7号は自家用車で廻っている。何かあった時の為事前に「いついつ公用で自家用車を使用します」の届出を出してから動くのだが、彼女が言うには「静岡県は東西に広く、点在する各現場を廻るのがタイヘンなんです。本社の人はそれをわかってくれていない・・・」
私は上司にその旨を説明して来ている。「彼女、タイヘンみたいですよ」
「でも〇〇さん(群馬の草6号)はできているんでしょう?」
群馬の6号もくるま移動です。6号は臆病な子で、私が何かの新規案件を依頼すると最初だけおっかなびっくりなのだがよく結果を出している。
そのせいで私自身が群馬に還れなくなったのだが。
「群馬は四角い県だから高崎を中心にまとまっています。静岡県ほど広く長くないですよ」
「〇〇さん(私のこと)が行くのは構わないですが、行ったら〇〇さん(7号)ともその辺の話をしてください」
ワカリマシタと言って、島田市内で7号と今後について面談した。
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ちょっといただけない玉子丼。
タレ、タマゴ、タマネギの味はいいのだが、厨房のその辺に置いてあって取り敢えず混ぜた感のカマボコ?これって入れる必要があるのかな。
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駿遠に点在する各現場は来年度に改装工事がスタートする。草7号もそれに絡むことになる。その打ち合わせ中に7号から愚痴が出た。
「内定出した子から連絡が来ないんですよ」
年内に1名退職者が出る予定でその補充が決まらないと自分は各現場を廻れなくなるという。
私は昨年の今頃、7号が各現場を廻れるように地元の子を1名面接して採用している。(※)その子は1年間、7号の留守を守れるほどに成長したが、その子とは別にもうひとり前からいる子が辞めるのです。
「内定出したはいいが、連絡が来ない?」
「こちらから電話しても出ないし、留守電残しても返信が無いんです」
「そりゃウチじゃなくて他社で決めたんだろうね。他も受けてますか?って聞いたかい?」
「あ、それは聞きませんでした」
「ウチと他を天秤にかけてんだろ」
「キャリアもあるし、有望そうだったのですが」
「連絡つかないんじゃぁキャリア以前の問題だ。その人は信用できないよ」
傍らで(※)の子がウンウン頷いている。
7号は自分が面接して内定出したその人に未練があるようで。
「経験者だったので教えるのが楽かな~と思ったのですが」
「経験者ってのは他で手垢が付いてるってことだよ。彼女(※)は未経験者だったが去年面接した時は私の連絡にちゃんと電話に出てくれたぜ」と言ったら1年経って成長した(※)の子がケラケラ笑いだし、「電話出るのってあたりまえですよぅ。その意志が無いんなら無いでちゃんとお断りの電話しなきゃぁ」
7号は俯いてしまった。あまりメンタルに強くないところがある。
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「まだ募集かかってるんだから次に期待しなさい。その人は諦めな」
「でも早く決めないと。こっち(遠州)はこの子(※)がいればその日のうちに戻れますけど、東の方(富士方面)まで廻るとなると厳しいんですよね」
本社はそれをわかってくれていないと。実際高速を走って静岡県内を移動してみないとわからないんだろうね。
「東?富士方面か・・・」
そっちは私が担当しようかと口から出かかったが、今それを言ったら最初から甘えさせることになるので止めた。
「その人は諦めなさい」
7号は不承不承頷いた。
言い置いて憂鬱そうな7号と別れたのだが、私自身も7号に対して気がかりなことがある。7号が富士方面のとある現場と折り合いがよくないのです。
困ったことに、そこは私が駿遠で最も親しんでくれている現場なのです。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14
草の者たちは、自分とこのエリアの現場が社の内規に沿っているかを時々チェックして廻っている。これは私から委託ではなく正式部署で本来の業務なのですが、7号はその現場でちょっとモメたのです。それを過去のことと水に流しても、その現場の者は、「〇〇さん(7号)はあまりこっちに来ないです。来てもいつの間にかいなくなってるし。何しに来たんだろって思う時がありますよ」
ロクすっぽ挨拶もしないらしいのだ。
遠い、それもある。でもそれ以前に遠慮があるのか。合わないのか。
それでは困るんだがな。
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私は7号と折り合いが悪い現場の連中から新年会のお誘いも受けている。
これって凄いことなんですよ私にとっては。本社の管理職なんてのは現場から見たらアラを探しに来る煙たい存在で、『何しに来るんだろ』が殆どなんだから。
『新年会に来てください』ってのは自分で自慢しちゃうけどそれだけの関係が出来たということです。
でも喜んでばかりもいられない。その新年会に7号は呼ばれていないからである。
こりゃ板挟みになるな。
私は7号を庇う立場でもある。7号のお陰で助かってるのは事実なんだから。「新年会の声がかかった~」だけでヨロコんでる場合じゃないのだ。ブツブツ。

静岡で新幹線こだまに乗り換え、小田原で東海道線に乗り換え、ひと駅ずつ律儀に停まりながら帰った。
「ひかりで新横浜まで来なさいよ」(ジャン妻)
「新横浜から戻るのがイヤなんだ」
私は前に進むルートでないと嫌なのです。
ルート的に迂遠でも。多少時間がかかっても。
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ルートイン藤枝 朝飯無料 [グルメ]

チェックインした時にフロントで言われたのが。
「明朝は12時ご出立ですね」
「12時?」
何だそれは?
「ご予約のプランが12時チェックアウト可能なプランになっております」
「いやいや、12時まではいないよ」
12時までいたら明朝じゃない。明昼じゃないか。
私はクレジットカードを持っていないのでジャン妻が予約するのですが、楽天トラベルで届いた予約確認メールを見たら、
「プラン名24時間STAY☆☆、12時イン~12時アウト、大浴場、朝食バイキング、駐車場無料、最大24時間滞在が可能です!!とあった。
何でこんなプランにしたんだろ。
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焼津で飲み喰いして、藤枝に戻って、駅前のイルミネーションを見て、ホテルに戻ったのが21:50分頃。
私はこの界隈で2軒目に流れたりしないのでパタッと寝てしまった。
落ちる前ジャン妻に、「ホテルに戻ったよ」「そっちは?」
メールしたが返信がない。
今宵は上司さんに誘われて飲むとは言っていたが。
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(後で聞いたら銀座の三州屋(有名ですね)で上司さんと痛飲し、何の銘柄かわからないが2人で一升開けてしまい、私宛の「帰るわよ」メールを間違えてその上司さんに送信する始末。泥酔したか?
ジャン妻の周囲でも何かが動いているんです。動きがあるのです。)

朝の窓.jpg
サンシャイン.jpg
6時に目覚めてしまった。
ハシゴする高崎と違って、どんた久1軒だけだから目覚めが快適ですよ。
朝食バイキングは6時半から。OPEN早々にガツガツ押し掛けるのも何だしなぁ。
30分待って7時に会場へ。
食事処.jpg
エッグとソーセージ.jpg
ボイルソーセージかぁ。
私はボイルソーセージを好まない。ニオイがするから。
さらの木でMさんが焼くようなグリルソーセージならいいのに。またはベーコンとか。
スクランブルエッグはビジホ特有、バターがた~っぷり入ったドロドロしたもの。

ルートインは保健所の指導云々と謳って生玉子は出さないですね。
サラダの脇にも玉子焼きが並んでたが、これは何処にでもある同じ味、甘いの。おそらくホテルのオバちゃんが焼いてるのではなく、既製品を切ってるんだと思うな。

おでん.jpg
何故かおでんがある。
朝からおでん?熱燗が欲しくなるじゃないか。
お次はラザニアか。どうもこのホテルのコンセプトがようワカランな。
ラザニア.jpg

揚げ物1.jpg
ルートインでよく出される揚げ物。レンコンの挟み揚げと・・・何だろこの丸いの?
こりゃ朝に喰うものか。夜ならいいけど。ビールに合いそうだし。

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これも必ず出される何かの揚げ物。私は一度も食べたことない。
何だか朝より夜に合うものが多いですね。

小さく切り刻んだサバの塩焼き。これは一切れいただいた。
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サラダ1.jpg
サラダ2.jpg
サラダ山盛り。
2種類あって、さっと茹でたキャベツ(芯もやわらかかった)、キュウリ、トマトを和えてあるのと、ボウルに盛ったキャベツ千切りとレタス、これにオニオン、インゲン、コーンを混ぜて、皿に山盛りにして、サウザンドレッシングをブチュ~ッ、ブチュ~ッ、ブチュッブチュッブチュッ、
かけ過ぎてしまった。
安中キッチン104のミニサラダ、あれはフレンチドレッシングが上にしか載ってなくて、サラダの底はドレシングが届いてないホントの生野菜でしかないのを学習して多めにかけたのだが。
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初めてパンにしました。
クロワッサンと、何だか固い塊のパン。
トースターで温めるのもめんどいので、そのままの状態で取り挙げました。
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給水器ならぬ、給シープ器のボタンを押して注ぐコーンスープはマズいですよ。
オレンジジュースも100%と謳ってましが、ボタンを押しながらよ~く見ると水のようなものが同時に注がれるんです。薄いのだ。何だこれ。避ければよかった。
山のように持ったサラダがイチバン美味しかったね。
でもまぁごっそさんです。
食後に朝の散歩。
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近所の公園2.jpg
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今日は9時過ぎに藤枝市内の行政にアポがあるので、部屋に戻って少し寝てから(眠ってません)9時前にチェックアウト。
フロントのねーさんにまた言われた。
「12時までご滞在できますがもうよろしいのですか?」
12時までいるわけねーだろ。そんなヒマ人ちゃうわ。
私は苦笑しながら、「12時までいたら仕事になんねぇよ」と言い捨てる始末。
帰ってからジャン妻に、
「何で24時間ステイにしたのさ?」
「さぁ・・・???」
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藤枝イルミ [風景]

冗談TALKも交えてようやく信頼関係が構築されてきた静岡の某現場の女の子が、
「〇〇さん(私のこと)今日も藤枝にお泊りですかぁ?」
「そうだよ」
「(静岡)市内じゃないんだ?」
「(ホテルの予約が)取れなかったのもあるんだけど、市内に泊まると明日のアサイチの為に早く起きなきゃならないから」
「いいですね藤枝」
「???」
「今の時期だとイルミネーションがありますよ」
それは知っている。昨年もあったし。
この子は登場しています。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2017-08-14

「お家でもイルミするんですか?」
これからの時期、各家々でも小さいイルミを点灯させる家ってありますよね。
「私はしたいんだけどね。ウチの(ジャン妻は)は12月22日が誕生日だから、クリスマスよりアタシの誕生日を優先しろ、ウチにクリスマスはない、あれは商業戦略に載せられてるだけだ、って言い張るからさ。ハロウインの時もそんなこと言って全否定していたな」
「ああ、そうなんですか。だったら奥様の誕生日優先ですよね」
「お、おくさま?(笑)自分は世界中が優しくなれるクリスマスが大好きなんだけどね。家でイルミもやってみたいし」
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「意外と藤枝って呼び込みが多いんだよ」
「声かけられるんですか?」
「それがさ」
「???」
「一度も声かけられたことない」
「そうなんですか?」
私は新宿でも新橋でも、呼び込みに声かけられないのです。
かけてくるのは高崎の銀座アーケードだけ。
イルミをウロついた後、ホテルに戻るまでも声かけられなかった。避けてるんです。
「何でですかね?」
「さぁな・・・」
「もしかして・・・?」
「???」
「同業者と思われてるんじゃ?」
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どんた久 [居酒屋]

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焼津駅前でタクシーに行き先を言うと、
「四丁目のどんた久」
「どんた久ね」
タクシーの運ちゃんはすぐにわかります。必ず店名だけで即座に動いてくれる。

(会津若松の麦とろもそうです。だけど同じ静岡県でも静岡市内の某廃屋居酒屋だと「紀尾井ぃ?」と聞き返されたり、着いたら着いたで「これって営ってるんですかねぇ?」首を傾げられたり「こんなところに店があったんですねぇ」疑わしく言われる。)

どんた久の前に停めて支払ったら、運ちゃんは「ああ、今日も混んでますね」と呟いた。
今日は、ではない。今日も、である。
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今宵は混んでいた。
若旦那は「お席をお取りおきしておきまぁす」と請負ってくれてたので、6席しかないカウンター席のほぼ真ん中に割り込んだ。
左2席には婆さん2人、右3席には私より少し若い男性2人と、私のすぐ右に初老の男性がいて、こんな感じ。
あまり他のお客さんのことを書くのはようないのですが。
私の右にいるこの男性のクセなのか、左腕を挙げて自分の側頭部に当てて長々喋るんです。肘が角度的に私のエリアにハミ出していて、下手したらぶつかりかねない。
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運ばれた生ビールに肘がぶつかりそうになったので、私はわざと右側に身体を傾けて相手の肘に軽く接触してやったのですよ。(笑)
初老の男性はこっちを振り向いた。
一瞬目が合った。バチッ!!
でもすぐ向こうを向いた。自分の身体が私のテリトリーにハミ出ていたのに気付いたようです。
そしたら。。。
肘を引っ込めた.jpg
ここまで避けなくてもいいじゃないかい?
ずーっとこうでしたね。背を向けたままで。
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この店でマグロ、カツオを食べたら(紀尾井もそうですが)地元のスーパーでマグロやカツオを食べられなくなった。
流通経路を通って売ってるネタと、すぐそこの漁港で水揚げされたネタとじゃ鮮度が違い過ぎるのです。
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この後の提供がちょっと遅かった。
よほど混んでたのか。若旦那の機嫌がイマイチよくない。
険しい表情で包丁を握っている。
奥の個室からお会計、タクシー、お見送り、そこだけ笑顔で、後は気難しいおカオなのだ。
板場に戻るとカウンター客に話しかけるでもなく、黙々と生物を切っている。
大将は滅多に奥の厨房(火を通す料理)には行かないのだが、そのうち厨房に引っ込んでなかなか出て来なくなった。人が少ないのかも知れない。
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カキフライがキタキタ。
カリッ、ではなく、フワッとしたフライ。
オリジナルのタルタルソースを期待したのだが。
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「マグロチーズ焼きを4個は多いので2個でできないかな」
これには応じてくれました。4個いくとズシッときてお腹一杯になっちゃうのだ。
マグロの中落ちを丸めて衣で巻いて揚げて、それにチーズを塗して焼いたすぐれもの。
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大好きなネギマ焼き、と、ポテサラ。
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左隣の婆さん2人が帰っていった。
いいおトシでしたが二合徳利が置いてある辺り、よう飲まれてましたな。
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その婆さん2人がカウンター席から離れる時、出やすいように私は席を右にズラした。
「うるそうてごめんなさいな」
「いや、そうでもないですよ。(右を差して)、こっちに比べれば・・・」って言っちゃったのね。でも手く伝わらなかったようで「ああそう。ごめんなさいね・・・」
自分たちのことだと思ったらしいな。説明する為に声のトーンを大きくする訳にもいかないし。

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牛ヒレ肉の炙り。。。
牛肉はもう1種、サーロイン網焼きというのがあるが私は食べたことない。
「ヒレ肉を好む人は、いきなりステーキの肉みたいに噛んで噛んで噛む肉は合わないと思うな」
「いきなりステーキぃ?」
「ウチの上司がよく行くのよ」
「彼はヒレよりサーロインが好きなのか?」
「嫌いじゃないけど噛み応えのある肉が好きなんだって」
何気に肉も美味しいのですこの店。
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断面です。レアです。
前はよ~く焼いて貰ったものだが今はレアに馴染んだ。
塩をちょっとだけつけていただく。すると甘味が出る。塩は旨味を引き出すというがホントだね。

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ラストオーダー、アジの刺身。
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初めて1人で10000円を超過しました。
「すみません〇〇さん(私のこと)、初めて1万超えましたワ」
「やったー!!」
今まではギリギリで1万を割ってたのです。
「今日、旦那機嫌悪くなかった?」
「いや、そんなことはないんですが・・・」
「何か怒ってんのかと思った」
「ちょっとテンパってたモンですみません。お帰りはタクシーで?」
「いや、駅まで歩きます。この店、ホント駅前のタクシーに貢献してますよね」
「笑」
やっと大将に笑顔が戻った。
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雨の九つ井 [グルメ]

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ジャン母の後姿。
レインコートに身を纏い、急な坂、階段をエッチラオッチラ登って行く。
「まだ上なの?」
「さぁな」
私は答えようがない。部屋(離れ・個室)を決めるのは店側だから。
案内の女性は「すみませんねぇ。まだ上なんですよ」
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雨が降り続いている。
九つ井に来る時は雨率が高い。
竹林の中を歩くので竹や木々の葉に溜まった雨露が時折ドッと注がれる。
「まだ?もしかしていちばん高いお部屋?」
高い低いは値段ではなく高所にある離れの部屋という意味です。離れは確か8棟か9棟だったと思う。
これは会場のチョイスを誤ったかな。
足腰が弱くなったから今後は厳しいかも知れない。
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たどり着いた離れの個室にはWCが付いていた。付いてない部屋もあるのです。外に共同のWCがあるので、そこまで傘をさして行く必要は無かったのでそれは助かった。
室内、多少の段差があるので気を付けて。
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九つ井本店は山の離れ、個室しか予約を受けていないようです。
それもコースのみ。コースとは別に追加のアラカルトはOKのようです。
前にジャン弟夫妻も同席して「肉が足りねぇ」と近江牛(当時)のステーキ(串に刺してある)を追加でオーダーしたら、基本料金ですらバカ高い金額なのに酒プラス肉追加で更に料金がハネ上がった。
高くて滅多に行けないです。何かの記念日にしか行けない。

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登り疲れてグッタリのジャン母だが口だけは達者です。
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運ばれてきました。
食前酒(梅酒)とピーナツ豆腐。
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前菜は秋刀魚有馬煮、菊花蕪、柿玉子、紅葉人参(ったって、ニンジンを紅葉のカタチに薄く切っただけジャン)、銀杏串、海苔で巻いた蕎麦寿司、酢茗荷、サーモン、ローストビーフも。
「赤い肉は生じゃないですよ」
「そうなの?」
御年80歳のジャン母は牛のタタキ、ローストビーフに馴染めない。「肉はよ~く焼かないと食べちゃダメよ」と保健所の職員のようなことを言うのです。中が赤いと「火が通ってない」と言い張るのである。
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お造り、ネタはいいが小さいので、ツマの方がデカかったりして。
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椀は蕎麦豆腐。これは湯野上蕎麦宿には負けるなぁ。
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何故か海産物の焼き物が出された。カタログにはカニの足が写ってたがアワビでよかった。カニは苦手なので。
残酷だが仕方がない。供養だと思って食べてあげるから。
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アワビの写真がズラズラ並んでますが、私のような手先がブキでもナイフ&フォークで殻から簡単に外れるくらい身がやわらかいのがおわかりでしょうか。
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そして本日のメイン?黒毛和牛のステーキ。
ジャン妻はレア。
私はミディアム。
問題はジャン母で、ウエルダンを通り越して真黒くなるまで焼こうとするモンだから、部屋内に煙が充満しだした。
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煙が充満したので窓を開けた。
薄暗い離れの雨風情はいいが時折雷も鳴ってます。強風が吹いてないのが幸い。

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意外と美味かったのがこれ。何だったか忘れたが西京焼です。
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蕎麦屋なのか割烹なのかわからないですね。〆の盛り蕎麦。
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さすがに蕎麦は美味しい。(アタリマエか。)でもボリュームが無いのでお代わりしちゃった。
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蕎麦湯がポタージュのようで。グビグビ飲んでしまった。
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今日は25年ローン完遂のお祝い席なのです。ここへ来る前にジャン父の墓前で御報告して来たとこ。
そういう席だから当然過去ネタになる。過去には哀しい出来事もあり、後悔もあり、苦い話や振り返りたくない話もあるが、まだ現役で前に進むしかない私たちと、俗世から離れて過去を振り返りがちのジャン母との会話には多少のすれ違いも生じた。
両親に対してもそうだが、今日まで潰れなかった会社にも感謝している。ウチの社は今日まで2回ほど身売りしており、私がお仕えした社長さんは今の社長で5人になる。やはり最初にお仕えした創業者さんが印象に残っている。
支払いが終わってもまだ数年現役でいられる。社を去ってもまだ支払が残ってるようにはしたくなかったのです。
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入口にある九つ井のイワレ。
「東国における有力な戦国大名、小田原の北條氏が相模国を平定し武蔵まで進出するようになりますと、鎌倉山に連らなる戸塚一帯の山なみは戦略要地としての重要な拠点となり、戦略要害として玉縄城を築城いたしました。
丁度その頃、この玉縄城に相対して、ここ田谷の山上に平戸御前という豪族が居を構えていたのです。しかしこのあたりは高台のため飲料水に事欠き、麓一帯に湧き出る泉が館の大切な飲料となり、泉には水番人を置き管理したのだそうです。この沢山の泉にちなんでいつからとはなしに、このあたりを九つ井(ここのついど)と呼ぶようになったということです。」
2011年、前々Blogで九つ井の真の謂れについて取り上げたことがあります。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-08-28-2
玉縄城の直接の水の手・井戸郭ではないです。
私の方が詳しい。ちゃんと聴き取りしたんです。水場の番人の子孫にも会った。九つ井の経営者がその家を訪れ、名前を譲渡する際に何がしかの話し合い、取決めはあったらしい。
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下りる時もジャン母がキツそうです。
「次回からは場所を変えなきゃなたないな」
「お隣にある侘助はどうなの?」(ジャン妻)
侘助かは九つ井のすぐ隣で長年頑張っているが未訪です。九つ井のせいで割を喰ってる感がする。
やはり美味しい、風情もある。でも高いところにあって高い店。それが九つ井本店です。
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アド街13位の真実 [グルメ]

この店がアド街に取り上げられたのには驚いた。
13位「行列の麺処」に取り挙げられた。
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2年間で4回入ったことがあります。内幸町と虎ノ門の乗り換えで地上に出て歩いてたらインパクトある店名が目にとまったの。
吉田さんって人が創業したのかな。大きく出て大吉田?
初回は朝定食だったので、お蔵入りしてデータ消しちゃった。
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立ち食いスタンドではなくALLカウンター席。これは11時台の光景でまだガラ空きですがもうすぐ混んできます。
この界隈のサラリーマンは忙しないので店内に券売機が2つある。
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11:30頃から混み出します。13時半か14時でもまだ混んでるのを見たことがある。
何でアド街に取り上げられるほど混むのか。
バカでかいかき揚げがウリらしい。表と店内にある写真を見たら、デカくてブ厚いかき揚げが椀からハミ出していましたね。元祖大吉田そばというそうですが、主役はかき揚げ、そばは脇役ですね。
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かき揚げがバカデカいだけでなく、その他にもエビ天2本無料サービスデー、無料のかき揚げデー、他にも格安の日があって確か毎月19日、大吉田の日と謳っている。
大吉田の上をいく超大吉田そばというのがあって、これは1日の個数が限られているらしいが、かき揚げが子供の顔ぐらいあるらしいのだ。
そこまでいくとかき揚げが載っている次元を超えているよな。
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2回め、私は大吉田や超吉田が喰いたくて入ったんじゃないです。時間に追われて急いでたのと、不味くてもいいからカツ丼が喰いたくなって間違って入ったようなもの。
店内そこらじゅうに大吉田、超吉田のデカい写真が掲示してあるので「TRYできるものならTRYしてみろよ」と挑まれているように感じる。
若い頃なら受けて立ったけど。このトシになったら胃がそんなデカいかき揚げに対応できない。かき揚げは気持ちの分だけ少しだけあればいいかな~と思う程度です。
このポスターにソソられたのですが。
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揚げ玉は追加トッピです。ミニカツ丼と併せて喰った蕎麦はそれほど美味しくない。私は蕎麦通でも何でもないが、そんな私が見ても蕎麦の香りが全くしない駅そばレベルだと思う。
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蕎麦通の方なら(蕎麦通はこういう店には来ないか・・・)写真を見れば香りやコクが無いのが一目瞭然でしょう。
でも喉越しが良く細くてしなやか。急いでいるサラリーマン向きなのですね。
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ミニカツ丼も取り立てて言うことはないかな。ミニだから仕方がないけど夕方の早い時間から腹の虫が鳴りだした。
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これは普通のカツ丼のセットですが、ミニをカサ上げした程度です。
厨房でかき揚げが山積みされているのが見えたから、かき揚げは店で揚げた揚げ置きのようですが、カチも揚げてるのかどうかはわからなかった。
だが、カツ丼の汁も全体に染みわたっていない。下の方は殆ど白米です。それでいて食べやすいように早く食べれるようにスプーンが添えられた。カレーと間違えてないか?
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盛り蕎麦もかけ蕎麦もコシもないし、急いでる時に食べやすいだけです。
汁も具もどこも突出する要素はないです。やはりこの店の名物はデカくてブ厚いかき揚げなんですな。そばは脇役でしょう。デカくてブ厚いかき揚げに喰らいつかないと感動しないでしょう。
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ミニ丼のセットで「蕎麦は大盛りになさいますか?」と聞かれたのは何故だろ。
券売機では大盛りボタンが別にあるのですよ。券売機で購入後にそう言われたからお得感が後からソソってウレしい気分にはなったが、そこが謎です。
でもそういったサラリーマンのツボを掴まえるところがあるから多少の美味い不味い(不味くはない)は関係ないです。
デカいかき揚げは避けたいけど少しはあればいいかなと思うなら、かき揚げ100円トッピングで。
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ああ、なるほどね。かき揚げは確かに美味しいです。
ひとくちかき揚げ100円トッピングでこの暑さですよ。揚げ置きで充分です。
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ガリッとした食感と、汁に浸してベチャッとした食感、2つ味わえるのがスタンド蕎麦の特徴です。
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蕎麦はたいしたことないが、かき揚げを浸したことで汁にコクが増した。
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カレーはしょっぱいです。蕎麦汁より塩気が強い。
かけ蕎麦の汁がベースになっているのだから仕方がないかも知れないが、蕎麦湯で薄めたくなるくらいにしょっぱいね。
ミニだけにご飯は少ないのはわかるが、カツがロース1枚の半分には笑えたよ。
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報道の通りランチ時には満席になります。意外と女性も少なくないのは立ち食いじゃないからです。
駅に隣接してれば「スタンドだから」「立ち喰いだから」で済むだろうな。でも混む。ここにある存在は小さくない。スタンドと割り切ること。
私はこの店、美味しいのはかき揚げだけだと思う。
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舎鈴 [ラーメン]

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都営地下鉄内幸町駅の出口先で信号待ち。日比谷通りと新橋仲通りが交わる角での会話。
「何て読むんだろ?」
「シャリン?」(ジャン妻)
としか読めない。
ステスズ?
舎(シャ)です。捨てるはテヘンが付いてるでしょ。調べてみたらシャリン。掲げてある金縁を見たら創業平成17年だって。
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「約10年でイバるなよ」
ジャン妻は鼻で嗤った。何かの系列から分れたそうです。だからまだ創業して若いの。
私も創業平成17年程度で何を言ってんだかと思わないでもないよ。
「まぁまぁ美味しいぞここ」
「行ったの?」
「3回行った」
「まさかつけめん食べたんじゃないでしょうねぇ」
「いや、中華そば」
ここで信号が赤から青になったのでこれきり会話は終わった。私もジャン妻もつけめんは食べない。ジャン妻はまずひとりでラーメンを食べない人で、昼もラーメンを食べない人で、「昼にラーメン食べた記憶がない、ましてやつけめんは食べたことがない」そうです。
だが私がこのトシで「つけ麺って美味しいんだ」と思ったのがこの店です。
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でも私はこのシャリン、内幸町駅から上がって来て3回ほど入ったんですよ。中華そば、つけめん、油そばもあったかな。前は小諸そばだったテナントなので広くない。店内はコの字型のカウンターで、テーブル席も4席×2程度しかない。そのうえつけめんが多く出るので回転が遅いのです。
昼時は外に行列ができます。
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外に券売機がある。この券売機、つけめんが大きいフェイスで表示され、つけめん食べない私は中華そばを探してタッチしたら画面が変わり、トッピングは如何ですか?小ライスは?の画面に切り替わるんです。なかなか商売上手な券売機である。
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券を購入してから外に並ぶんです。空いてりゃ「お好きなお席へ」ですがそれも11:30までですぐに満席になる。すると向こうの大陸か半島の女性スタッフが、「満席なので外でお待ちいただけますか?」
この界隈は外で待つのがアタリマエのようです。私も並んだことあるよ。晴天だからいいけど。雨降ったり寒かったらヤダね。並ばないよ。
外に並んで、誰かひとりか二人出てきたとします。すぐに着座しないで店員さんの指示(そんな強い口調じゃないです)通りにすること。店内に補助席がひとつあって、店内に入ったら入ったでそこで再度待つことになる。
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混んでますねぇ。これ殆どがひとり客なんですよ。後から後から入ってくる。立ち上がったらすぐ次が座る。
席空いたかなって覗く人もいますよ。人数多く行ってもバラバラ席で良けりゃ早く着座できますが、4人一緒なんて要求するとひとり客に追い抜かれます。
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毒吐いていいですか。
「男4人一緒でお願いします」なんて連中がいたのです。この狭い店でテーブル席を希望したもんだからその4人、かなり外で待ってましたよ。
いいオトナが昼ぐらいひとりで喰えんのか。4人テーブル席が空くまで我慢して待つのは彼らであって私じゃないけどさ。ようやく着座できたと思ったら4人ともつけめんで、ウチひとりかふたりが大盛りで、トッピングがあったりなかったり、食べるペースもバラバだし、スープ割っていうんですか?そんなんまで飲んでたら時間かかってしょうがないさ。ドヤドヤ大人数で行く店じゃないです。
そういえば私、もう何年もずーっとひとりランチですね。
食べるものを相手に合せなきゃならないのがイヤなんだな。

で、舎鈴の中華そばですが。これで並ね。食べる前からどんな味が想像つくでしょう。
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東京の醤油ラーメンですね。表面に浮かぶ油も少ないです。
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まぁまぁ美味しいスープで麺の主張も強い。しっかりしています。スープより麺の方が尖ってるんじゃないかな。
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またウルさいことを言いますね。私の隣に会社員の男女がいて、男性に連れられて来たのかな。初めて入ったかのような女性が男性に合わせてか、豚肉と野菜がゴソッと盛り上がったつけめんと格闘しておった。
その女性の呟きが聞こえたですよ。
「アタシ間違ったもの頼んじゃったかも・・・」
女性の好みじゃなかったか、消化器官の許容範囲を超えたんだろうね。これは連れてきた男性の気配りが無いってことだよ。その女性の好みや食べる量を考えなかったのかな。
ただ連れてくればいいってもんじゃない。残しても完食してもその女性に恥をかかせたことになるじゃないか。同伴する資格なし!!。
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これは中です。ちょっと多かった。写真撮ってたら伸びてきて大盛りみたいになった。
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券売機のトッピング挑発にのってホウレンソウを追加したらぬるくなった。トッピングは要らないですね。
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同じ店の名前で、別の場所に行ったことがあります。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-01-24-4
今でも乗り換え駅ですがあまり記憶がない。味は違うような気がするのですが。
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私はつけめんを食べない人です。
食べて後悔したことはあっても、食べて満足したことがない。
それは美味しいつけめんを知らないからともいえる。このままだと生涯つけめんを知らないままになるのかなと思っていた。
ある昼に魔がさして、この店でつけ麺(野菜つけ麺)をオーダーしてみたら。。。
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これが大当たり。美味かった。
熱盛りにしたから出て来るまでに多少時間がかかりましたが、麺もあたたかい。
初めてつけ麺を美味しいと思いました。
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野菜もそこそこに温いのです。
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そこそこ美味しいし価格もまぁまぁ。この辺りはビジネス街なので、会社員、OL、若い女性でのひとりで入って来るお客もいるので価格も考えないと営っていけない界隈でもある。
このまま真っ直ぐ新橋駅に向かう通り、仲通りにあった「満来」という店はラーメン950円、チャーシューめん1550円、1000円以上、大盛り300円、トテツもなく高い値段でいっつもガラ空き、閑古鳥が鳴いてた。
ラーメン食べないジャン妻も価格を見て呆れ「こんな値段じゃ潰れるよ」
いつもガラ空きで。そしたらホントに潰れた。新橋界隈の会社員は財布の紐が固いとは言わないが、やはり地域地域での価格調査をしてから出店しないと。
その点、この舎鈴は頑張っている。外で待たなきゃならないのが難で、これから寒くなる冬場が勝負だろうな。
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田中や [ラーメン]

こないだ1年間の長期取材で、大量に写真を載せた店、食券がいい加減な栄雅ママのBlogから、
「栄雅のねぎラーメンは味噌、塩、醤油とありますが、何と言ってもダントツ人気はこのねぎ味噌です」
私はとうとう味噌を食べなかったけど。その次にこうあった。
「栄雅の近くにねぎラーメンの店が出来た。またライバル店。もう気にしないで我が道を行くしかないよねぇ」
ねぎラーメンの店?
ライバル店?
新店か?どれだろう?
最後の取材を終えて内幸町駅方面へ歩いたらキレイな白壁の新店があった。黒地に金文字、あまりラーメン屋らしからぬ看板のこの店らしい。
田中そば???
山県中華そばの店だという。
私はこの店、日本そばの店だと思っていたのです。
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この店、ノーマルなラーメンの味はトテモいいです。
でも言いたいことが幾つかあるのよ。
12時台は行列ができるのですが、この歩道に並ぶのです。
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外で並ぶ.jpg
雨が降っても傘をさして並んでましたね。歩道が広くないのでこっちは傘を避けて通行しなきゃならない。雨の中をそこまで並ぶか?
いや、何故、外で並んで待たなきゃならないのか。
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カウンター1.jpg

カウンター10席しかないこの店は11時半には満席になります。
カウンター背後に待合の長椅子があるのに、先に食券を買ってから「一旦外でお待ちください」なのですよ。
後から来たお客さんが「え?外に出るの?そこの椅子は?」
「荷物置きなんですよ~」
荷物置き??
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これ待合椅子じゃないんだ。確かにそこに座られたら横の動きができない。座った客の足を踏んずけかねない。
でもこれは基本設計ミスじゃないかなぁ。
「一旦外でお待ちを」と言われた客は憮然とするか首を傾げてる。でももう券を勝っちゃったから暑かろうが寒かろうが雨が降ろうが外で待つしかないのです。
一旦入店して券を買わせ、また外に追い出す訳だから、女性スタッフの誘導接客はおのずと丁寧にならざるを得ない。
じゃぁ店内で立って待たせたらいいじゃないかと思うのだが、背後に待ち客がいたら食べてる客は落ち着かないだろうね。後ろから覗きこまれても、早く喰えよ~のオーダを首筋に感じるだろう。
席が空いて左右に動く際にも食べてるお客の背中と接触しかねないくらい狭い。店内で立って待ってる客がいれば、外で待たされる客も納得するかもしれないが。
なので店内では待合できないです。店の構造上仕方がないのかも知れないが、思い切って長椅子のような荷物置きを撤去したらいいのではないか。誰も荷物置いてないです。昼は近隣の会社員ばかりだし。
「お好きな席へどうぞ」は最初の数人客だけで11時10分過ぎた辺りから「こちらへお願いします」の座席指定になります。
その日、OPENして2番目の客だった私は、セルフの給水器に手が届くよう、入ってすぐの角っこに着座した。
券売機と水.jpg
給水器は券売機の隣にあります。私が手を伸ばすと届く位置だが、後客が券売機の前に立って購入していると、これも下手したらその客の背広の裾に水が接触しかねない。
下記に示すようにメニューはかなり絞られているので、このアイテム数だったら券売機要らないと思いますね。
給水器がある。「水はセルフでお願いします」になってる。でもカウンター奥の客が水を汲みに動くとフロア担当の女性店員さんとすれ違うギリギリです。やはり狭いんです。
女性スタッフは気付くと水を汲んでくれたりもする。セルフを謳っていながら何だか動線が中途半端なんですよね。
この改善策はあります。カウンター上にボトル冷水を置けばいいだけのことよ。

私がいるL字型カウンターの角っこは、私と直角に座ったお客との境界線が微妙ですね。相手の食事を侵害するかどうかギリギリでした。
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真新しい木のカウンターは磨かれてピカピカです。ⅰ―Phoneで撮影しようとすると、光を取り入れ過ぎて眩しさを押さえられないくらいです。
デカいサッシ窓まで磨かれていて、外から中から丸見えじゃないか。
丸見え.jpg
券売機.jpg
お品書き.jpg
メニュー価格は強気です。
中華そば750円
ねぎそば900円
肉そば1000円
山県辛味噌900円
冷かけ中華そば850円
味付玉子110円
大盛り100円
明太ごはん300円
韓国風明太ごはん300円
特性肉めし280円
ご飯150円
生ビール450円
ふりかけ.jpg
ねぎそば。。。薬味ねぎとは別に白髪の細ねぎが載ってるようで、これは過去の経験からいって、ねぎの香りや辛味がスープの味を壊すと思ったので初回はパスしました。
肉そば。。。その名の通り丼の表面がチャーシューだらけです。
山県辛味噌。。。辛いのはパス。
こってり。。。これは同じ値段で背脂が撒かれているもの。これは周囲に脂が飛び散るようで、言えば紙エプロンを出してくれます。
待つこと5分で着丼したルックスがこれ。ご飯は気持ち少なめにして貰いました。
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ルックス.jpg
いろいろウルサいことを言いましたが。
味はいいです!!
ひとくち含んで、これは醬油なのか塩なのか?
確かに美味しいです。旨味のある澄んだスープです。
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具1.jpg
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少し縮れた平打ち麺。程よい数の薬味ネギ。ネギが多過ぎるとスープの味を損なうと思います。ノーマルにして正解でした。
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中身は柔らかいが、表面は歯応えあるチャーシュー。味もしっかりついてます。
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家庭用の茶碗で出されたご飯が、スープ、チャーシュー、麺とも合うのです。炊き立ての熱々ですが、ベチャベチャしていません。
でも細いメンマは嫌いだな~。
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醤油ラーメンなのか塩ラーメンなのか。確かに美味しいスープだった。
赤い雷文の丼に残ったスープ。
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次にこの店のもうひとつのウリ。冷やしラーメン。冷やし中華ではなく冷やし中華そば。
冷やしラーメンといえば西焼津や藤枝の朝ラーを思い出しますな。でも藤枝は温と冷のルックスが違ってたのですがこの店はどうか。
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これ、冷やしです。温と全くルックスが同じなのが凄い。湯気が立たないだけ。
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麺は温よりコシがあります。
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「冷やしは温より塩分強いんじゃない?」(ジャン妻)
確かにそれは感じた。いや、しょっぱくないんだけど、冷たいから飲み過ぎちゃうきらいはある。
どちらも美味しかったです。歩道に並ぶのも納得です。ただ、店の構造上仕方がないかも知れないが、客の待たせ方がオカシイのです。
でも私はわざわざ来て並ばないな。11時ちょうどにこの界隈を通ったら入るでしょう。
あ、ここまで来てまだ前述の栄雅ママをたじろがせる「ネギラーメンライバル店」を意識していなあったですね。
どんなネギラーメンなのかTRYしてみたら。
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ネギ1.jpg
ネギ2.jpg
ネギ3.jpg
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オイリーなんです。いい味のスープが油まみれになっていた。
こういうタレで和えたネギはラーショのようなコッテリに合うタイプかな。
塩味と醬油味の中間のような品のいいミッドスープが一気に下品になったぞ。
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肉飯もコッテリ。少しニンニクの味、香りもする。
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唇の周りが油まみれになりましたね。まぁ普通のラーメンが無難だと思います。
栄雅のママへ。田中やさんはラーメン専門店なので、定食類も炒飯も炒め物もないから栄雅さんとは路線が違いますよ。あまり意識しないでいいと思います。しっかり客付いてるんだからさ。
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くろおび [ラーメン]

「アナタのBlogで化調って言い方はあまり好きじゃない」(ジャン妻)
「化調は化調だろ」
「略せばいいってもんじゃないと思うよ。化学調味料って書いた方がいいよ」
おまえさんは原稿校正委員か。化調・・・化学調味料を徹底して排除し、無化調(これは店が言っている)に拘るラーメン屋が都内にある。
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利尻昆布?
高級素材じゃないか。高そうだな。
この店は入口に段差があります。足を上げたと自分では思っても実際は上がってなかったりして。躓かないように気をつけないと。
店を出る時も要注意。ガクンときたりしますよ。
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元気印のねーさんが「お好きなカウンター席へどうぞ」と力強く言いますが、お好きな席ったってカウンター6席しかないです。テーブル席は・・・8人座れるかどうか。
初回に左端のカウンター席に勢いよく座ったら椅子が横滑りしたんです。床がズズッと滑るの。
「だ、大丈夫ですか?」
「ああ、ちょっと滑った」
磨き過ぎか、滑る素材なのか。
ギシギシ鳴らしながら定位置に戻した。
脂ギトギトのラーメンを出す店で床が滑る店があるそうですが、この店は滑る素材のようだ。
滑る.jpg
学習して2回めは静かに座った。2回めは入口側の端っこですがこれを見てください。
肘要注意.jpg
だらしなく右肘をもたれない方がいい。引き戸が開いた時に肘に戸がぶつかります。

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メニュー見たら麺塁は絞ってありますな。利尻昆布だけに醬油と塩です。味噌はない。

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サイドメニューも要らないと思うが。
ポテサラなんてのをオーダーしたがラーメンとは全く合わなかったね。
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何だこのレリーフは?
利尻昆布ラーメン物語?
字が小さ過ぎ。老眼で読めないので写真撮影して拡大、長いけど引用しますね。
「美味しいのに子供でも安心して食べられるラーメンが作れないか」
これが私たちの出発点でした。
「美味しさ」と「安全さ」を両立させることは至難の技です。どんなスープも化調(化学調味料)を入れるとそれなりに美味しくなってしまうのが悔しくて悔しくて。
それでも私たちは化調を使わずに力強く美味しいスープを作ることにこだわりました。敵を倒すには敵のことを知らなくてはいけません。化調を勉強したところ、私たちはその組成が昆布にふく白い粉と同じである点に注目しました。
ダシの王は昆布で、昆布の王は利尻昆布です。すなわち利尻昆布は「ダシの王の中の王」ということになります。
ところが、利尻昆布は超高級品。高級料亭でなければなかなか使えない代物です。そこで私たちは北海道の北の果てにある利尻島に飛びました。昆布留学です。
私たちは利尻島で昆布の基本を学びました。島の人たちの協力を得て仕入先も確保できました。
ところが、、昆布だけでは味が上品過ぎてどうも力強い味にならないのです。既に研究を始めてから半年が経過していました。資金も徐々に底をついてきます。そこで私たちは様々な食材からダシを抽出し、昆布ダシとのブレンドを繰り返しました。これまでにどれだけのスープを捨て続けたでしょう。そして私たちはついに究極のブレンドに到達しました。企業秘密なので詳しくは語れないのですが、私たちは特殊な熟成肉のダシと利尻昆布ダシが合わさると別次元の味に変化することを発見しました。
ところが、、、これでスープが完成したと喜んだのは束の間。原価計算したら一杯の売価が三千円近くになってしまいました。「何とか原価を抑えられないか」私たちは走り回りました。そしてついに同じ材料、同じ味で一杯千円以内に抑えることに成功しました。
しかし、ラーメンはスープだけではありません。麺、醬油、塩ダレ、叉焼、卵、薬味・・・気の遠くなるような試行錯誤を繰り返し、ようやくたどり着いたのが今日提供するラーメンです。
完成したスープの材料は利尻昆布、魚介系六趣、動物系八種、野菜五種、利尻昆布も一晩かけて水でダシを取りますし、それ以外の材料も丁寧にダシを取ります。
毎日仕込むのは大変な作業ですが、お客様の笑顔が見たくて私たちはこのラーメンを提供する決心をしました。
ところが、、、、せっかく無化調のラーメンに拘っても、ちまたで買える割り箸は漂白剤と防腐剤にまみれたものばかり。これでは無化調の意味はありません。そこで箸にもこだわりました。奈良県吉野産のヒノキの割り箸です。漂白剤や保存料をうt買っていない安全で香りの良い割り箸で召し上がって下さい。楽しんでくだされば幸いに存じます。
私たちはこれからも初心を大切にし、より美味しくて安全なラーメンを作れるよう努力を積み上げていく所存です。

以下、個人的な感想ですよ。
長ぇなぁ。
自慢話、苦労話が鼻につく。こんなの読み手の心を打たないよ。
ところが、、、、、を何回も繰り返してからに。苦労話を客に見せてどーすんだ。アピールが鼻につく、と、ブツクサ思ってしまった。
安くない価格設定の言い訳かい?見なきゃよかった。
フロア女性.jpgフロア男性.jpg

ラ1.jpg
ラ2.jpg
ラ3とポテサラ.jpg
でもスープの味はいいです。あっさりじゃない。強い味だと思う。
だからといってさすが利尻昆布!!と頷けないのは私の舌が高級素材に慣れていないからか。
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でも私の好きな麺じゃない。強いスープの力にまみれちゃってる。
細いだけに提供は早いですけどね。
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チャーシューはやわらかい。煮豚ですね。焼いてないと思う。
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このヘビみてぇなメンマは何とかならんのか。
喰い難いったらありゃしない。
メンマをマシにしたら丼の中にヘビが数匹増えることになる。
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店主とサブ1.jpg店主とサブ2.jpg
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2度目は醬油です。塩がおススメらしいが私は醬油の方がよかった。
供される直前に店主に言ったの。「赤いそのヒゲみてぇなの抜いてくれる?」って。
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このミニチャーシュー丼、ゴロチャーシューを炒めてた。
化調を使ってるってことない?(笑)
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利尻昆布という高級素材だけに安くはないです。
Total的には近隣にあってもうすぐUpする田中そば店や舎鈴の方が私の好みかな。
無化調を謳ってるのはわかった。無化調といえば高崎市の郊外、吉井町の田舎に無化調をウリにするラーメン屋があったな。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-10-10
現地の女性社員(主婦)に言われたことがある。「あの店は美味しくないよ」って。
それは化調・・・あ、また使ってしまった。それを全く使ってないからです。主婦の意見だったが「無化調は美味しくない」と言い切るのです。
だから化調は化調なりにいいと思いますけどね。この界隈のサラリーマンで化調か無化調かを考える人っていないんじゃないかなぁ。
美味いか安いか、早いか、だと思うのですよ。
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KOUSAGI [ラーメン]

チン!!
フォン!!
ファンフォン、ファンフォン、ファンフォン
ジンゴロリ~ン、ジンゴロリ~ン、
ガッタン、ガッタン、ガッタン、
音が上手く比喩できない。大塚駅北口を走る荒川線の走行音ですよ。
秋晴れの下、荒川線の独特な音を背後に聞きながら、黄色いテントのホープ軒の1つ隣に新規新鋭の店を発見。
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黒いテントにはKOUSAGI(こうさぎ)??
ホープ軒のすぐ隣に出店するとは強気ですな。
私は10数年前、大塚駅前の某不動産と賃貸契約書上の遣り取りがあった時期があります。
契約更新時に相手は相場(坪単価)をかざしながら賃料値上を言って来たのだが、そう言われても私は「ハイわかりました」と受ける訳にいかない。
話は平行線になり結局相手は折れたのだが、大塚駅前とその界隈のテナント料はどれくらいなのだろう。この店はテナント料をクリアできるほどの売上が見込めるのかどうか。そういうイヤラしい視点で見たら、かなり狭い店でL字型カウンター7席のみであった。これで店の昼売りが試算できるというものです。厳しいと思う。夜に頑張るしかないな。
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入って左に券売機があって、担々麺と醤油の2系統のようです。
ミニ丼と組み合わせたランチセットの単価が1000円という金額設定だった。駅前価格?
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この店は社の同輩から「美味しいですよ」と言われて気にはなっていたのですが、その同輩が言うには、
「渋谷にある本店の2号店らしいです」・・・
店名にある、KO、を外して、USAGIという名前の親店があるらしいのだ。
「年配の男性、店長さんいませんでしたか?」
「いなかった。若い男性2人で廻していたよ」
その2人は兄弟子と弟弟子のような関係に見えたが、弟弟子の方はあまりピリツとしていなかったですね。
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私は紹介してくれた同輩に感想を述べた。
「味はいいけど、スープが少な過ぎね?」
スープと麺は私の好みだったのですが、如何せんスープが少ない。そしてぬるいです。ラーメンを食べてる感じがしなかった。麺を引きずり出しても湯気が全く湧かないのです。それぐらい少なくてぬるかったのだ。汁少な目の混ぜそばの手前のような。
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青物は水菜です。スープが少ないからほうれん草のような青物だとそれだけ浮いてしまうからだろう。
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チャーシューは美味しくないね。MACのソーセージマフィンのような食感だったよ。
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同輩に言いたかったのは、
「何であんなヘンなカタチの器を使ってんのかな。こ~んな感じだった」
私は両手で器を形作った。右腕で箸を持って麺を掴まえた際、横に長く歪んでるので袖が触れちゃうんですよ。
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ラーメンの丼(ドンブリ)ではないな。器(ウツワ)は器だが容器(ヨウキ)といっていい。上から見ても横から見ても何だか歪んでいるんです。
お洒落な丼のつもりだろうが奇を衒ってるとしか思えない。都内のオサレ系の店で食べ歩いてると、止せばいいのにこういうバカらしい器を使って、他店との差別化を出そうとしている勘違い店に出くわしたりします。カウンターが狭いので扱い難くてしょうがない。
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まだ同輩への感想が続く。
「後ろが狭くてさ。明るいガラスを通して私の後頭部、首筋、背中に秋の陽射しが直撃して暑かったよ」
同輩は笑いだしたが頷いてもいた。私は入口側2席の右側に座ったのだが、背後から照りつける陽射しが暑いの。それでいて食べてるものはぬるいのです。
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そんなにたくさんスープを飲んだ覚えはないぞ。
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スープが少なくてぬるい理由は、
①店内が極狭で、ストックしておくスペースがない。
②ヘンテコな器で熱伝導が悪いか、器を湯煎していないから。湯煎し難いから。
③まぜそば、担々系にも力を入れる余り、スープの量に対する意識が低い。
担々系の方が多く出てました。私の目の前に幾つか赤いシミがあったからね。ちゃんと拭きなさい。
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担々系をオーダーされた白Yシャツ着用のお客様には「前掛けお使いになりますか?」の気配りもありますがね。
まだある。極め付けは。。。
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細い・・・何だろ?髪の毛じゃなかった。何かのスプリングか?底に沈んでたんですよ。
物言いは付けないでこれ見よがしに置いてやったら弟弟子の顔色が変わるのがわかった。
異物の件はこの店を教えてくれた同輩には言わなかった。
突っ込みどころ満載の店ですが、再訪はないかな。
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札幌系味濃いラーメンと冷水ボトル [ラーメン]

ここ数日の記事は昨年から1年間の長期取材で纏めたものです。だから記録、ストックであって、ホントの意味でのBlog(日記)とはいえないですよね。
大量に写真を載せたこの店へ久々に足を向けたら。。。
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休みでやんの。
貼り紙もない。臨時休業なのか。それとも前々から休む予定だったのか。
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隣のバルも休みか。困ったモンだな。
もう12時になろうとしている。あちこちの路地にランチにありつこうと会社員やOLが蟻のように這い出てきている。その雑踏に巻き込まれたくないなぁ。
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仕方がない。ここにするか。
前に載せたことがあるけど。私には味が濃いんですよ。白いスープの味噌がウリでいちばん多く出るのですが全体的にしょっぱいのです。
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久々です。店員さん厨房に男性2人。前より1人減ったか?昼の混雑する時間帯にいる女性1人か2人。
客層は100%近隣の会社員かOLなので昼のピーク時は激混みですが、13時半過ぎたら引き潮のようにお客さんが減っていく。
メニューは搾られています。札幌やだから、味噌、塩、醬油。でもサイズが3種類あってトッピングも多いのでオバさんはひとりひとりチェックするのがタイヘンそうである。
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私が着座したカウンター前の髙い位置に冷水ボトルの水が置いてある。
この席だけ手を伸ばしてお代わりできるセルフ。この位置で置いてある棚の幅が狭いので手が滑ったらこっちに倒れ込んで悲惨なことになりうです。
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この店は、小、並、大とあって、これは塩の普通サイズ。
普通と謳ってますが、そこらのラーメン屋より多いです。
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キレイなスープですよね。スープが接する丼の縁が汚れてないし。
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首を傾げたのは麺なんですよ。ダマなの。全体を一度で茹でたとは思えないバラつきがある。ボリュームを間違えて他から麺を移したのが見えたからね。
混む店で味が濃いと、麺のオペレートは雑になりがちです。
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チャーシューは半身です。1枚入ってないところがセコい。
この辺りが「オフィス街は1000円以下なら黙ってても客が来る」でして、昔ながらを謳うあまり、あまり努力をしているとはいえないですね。
でもまぁ普通に美味しいですよ。
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栄雅で食べるものがなくなっちゃったので再訪。
醬油です。サイズは小です。
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これがまぁ濃いのだ。醬油の主張が強過ぎ。炒飯のスープより遥かに濃いです。
酷な言い方すると、醬油をお湯で割ったようなスープですよ。
バター入れて辛うじて何とかイケた。
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店は13時前後になると店の外に貼り紙が出されます。
炒飯720円の貼り紙です。昼の混雑時には炒飯は出ません。店内が空いた頃、だいたい13時前後から出ます。
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麺の気分じゃなかった。炒飯と餃子の気分だったんですよ。
餃子は4個から。4個240円、5個300円、6個360円、1個60円!!
私は昼に餃子は食べないですが、4個くらいならイケるかなと。
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餃子か炒飯かどちらか先に出されるかな。
隠れて見えないのですが、中華鍋を振るう音がしないで洗い物の音が聞こえる。
ということは、餃子を焼いてる間に洗い物をしてしまおうと。
ということは(2回め)、餃子が焼き上がる後半に炒飯に取り掛かるに違いない。
ということは(3回め)、餃子と炒飯が同時に出されるに違いない。
ということは(しつこい)、炒飯はそんなにボリュームが無いとみた。
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ったくその通りで(爆笑)。
同時に供されました。
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これも味がやや濃かったです。過去にいただいた時は味が激薄だったのですが。今回は濃かった。
何だかベチャッとしていましたね。
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これは過去に載せた炒飯ですが、この時はパラパラ系だった。微妙に見た目が違うでしょう。
13時以降と限定されているからあまり出ないので、やっつけとまで言いませんが、取り敢えず炒めりゃいいやってなもんです。
炒飯の予感.jpg
パラパラ系.jpg
まぁこの店は炒飯は店のウリじゃないので、あくまでサイドオーダーに過ぎないのかも知れない。
他のお客で炒飯食べてる人っていません。あくまでこの店は麺、味噌がウリなのでしょう。
餃子はまぁまぁ美味しいですよ。6個は多い。重い。4個で充分です。
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「何これ?これで幾ら?」(ジャン妻)
「合計960円かな」
炒飯720円プラス餃子4個で240円。
「高いんじゃないの?」
「高いね」
お皿だけ大きくてボリュームが無いので、これを13時に食べても18時過ぎには腹がグーグー鳴り出したよ。
ではこの店のウリ、味噌はどんなものかというと。
白味噌系なんですよ。
「薄めにしてくれる?」と初めてそういう注文をつけました。
もやし、バターはトッピングです。
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味噌2.jpg
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味噌4.jpg
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なぁんだ。イケるじゃない。
美味しいね。普通の濃さしょっぱさになりましたよ。
味噌に限らず塩醬油何でもそうですが、濃い、しょっぱい、のがわかっているのだから「薄めに」と言えばいいだけのことじゃないか。
そんな簡単なことにこの日まで気が付かなかったのか。
他の客は「薄め」なんて誰も言いません。札幌味噌ラーメンは濃くてアタリマエなんでしょう。
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「薄めに」とお願いしてフツーの味、濃さになったとはいえやはり味噌なので、目の前の冷水ボトルから度々注いで飲みました。
来る度に思うのですが置いてある位置が気になりますね。地震の揺れでこっちに倒れこんだら丼の上に落ちて来て大参事になるは必定である。
喉が渇くのは味は濃くてしょっぱいからですよ。
忙しなくズルズルすすって喰い終わったらすぐに外回りに出る私は10人いる草の者たちに指示する側に廻りつつありますがまだまだ外回りも多い。夏場だと汗で出ちゃうし、さっき昼に喰ったラーメンのせいで喉が渇くわけです。
「こまめに水を飲みなさい」(ジャン妻)
とよく言われますが、ペットボトルの水って案外と重いので持ち歩くのが億劫になり、身体にはよくないとわかっていても水分を採らなかったりする。
最近は寒くなったので喉が渇かなくなった。そしたら余計に水分を採らなくなり夜のビールまで何も飲まなかったりするのでこれもよくない。ビールは水分じゃないって。
私がよく通うラーメン屋は「セルフで水が飲めること」これがかなり重要なのです。
セルフの給水器でもいいし、目の前に氷が入ったボトルがデンと置いてあるとなおいい。
この店ではセルフの水は置いていない代わりに店のオバちゃんが気付いたら注いでくれますが、見てると全く水を飲んでない客もいますね。味噌大盛りで全く飲まないか、最初の1杯を最後に飲むだけだったりね。
お店のオバちゃんに度々注がせるのも悪いので、私はあらかじめペットボトルの水を持ち込んで自分で注いだりしますよ。すると水の購入料金と併せてあまり安くない金額になるわけだな。ブツブツ。
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では外回りに行ってきます。
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French Bar [グルメ]

地味な店です。夜でも気が付かない。昼だとなお気付き難い。
目立たないのです。通り過ぎてしまう。営ってるのか営ってないのか、営業中なのか仕込み中なのかわからない。
たまたま隣に例のオンボロ券売機の店があり、そこのママ(Blog)から知った。
昨日も載せましたが、昼はどんな感じなのか。
昼の様子.jpg
11:30になろうという頃。
私は外回り中だったが、たまたま港区にいた。
帰社時間をボードに書いて欲しい旨、メールしたら、
「お昼行くけど」
「どこへ?」
「あなたがずっと行ってた食券のいい加減な店の近く」
「おっ?また行くか?」
「じゃなくって、その隣」
「えぇ~、食券のいい加減な店に行こうよぉ~。美味しいアタシの好きな味って言ってたじゃんか」
「アタシは昼にラーメンは食べないのよ」
「半炒飯付けりゃいい」
「それだとお腹一杯になるから。隣のあの店がいい」
そこまでかなり歩くんですけど。
ご一緒しました。
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夜が滅法暗い店内で、昼でも薄暗いフレンチバルTOMO‘S。。。
店内はダークブラウンの木目基調。照明は控え目。省エネでなく単に薄暗いだけみたい。外に顔を向けなきゃ昼なのか夜なのかワカラン。
カウンター6席、テーブル席が14席。あまり広くないですね。
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暗さにやや閉口しながらメニューを見た。
鶏もも肉のコンフィ・トマトバジルソース850円
豚肩ロースのステーキ・ガーリックソース850円
牛ハラミのステーキ・デミグラスソース1050円
カジキマグロのソテー・焦がしバターソース850円
日替わりランチ850円。パスタだったり、グリーンカレーだったり。
プラス150円で各種ドリンク。これが大事で「食後にコーヒーを出す店がなくなった」と嘆くジャン妻はこのドリンクを重要視している。
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スタッフは夜と同じ2人だった。マスター兼調理人と龍潭寺のマッチョ坊主・傑山を彷彿させるサブ・スタッフ。
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傑山は低いバリトンの声で必要最低限しか話さないのです。
接客TALKじゃないね彼は。無愛想といっていい。
傑山がテーブルを拭いている姿は龍潭寺の修行僧のようである。
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サラダはシンプルでレタスがメイン。ほとんどレタスだけと言っていい。
スープはコンソメでみじん切り野菜。
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豚ロースステーキは正方形の真っ白いお皿にデンと乗っかり、ジャガイモ、ブチトマトが添えられ、ガーリックチップと粒マスタードソースで供された。
豚肩ロースステーキ2.jpg
豚肩ロースステーキ3.jpg
固くないです。やわらかい。厚さも上々。
ごはんは・・・
少ないなぁ。お代わりしちゃった。後で聞いたら大盛りもOKって小さく書いてあった。
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店側に聞こえないように聞いてみた。
「何でこの店がいいのさ?」
「食後にコーヒーがあるから」
150円でセットになるコーヒーはインスタントじゃないですよ。ちゃんと挽いています。この界隈は食後にコーヒー出す店って少ない。回転率重視なので喰い終わってもまだ居残られちゃ困るかのように忙(セワ)しないので、コーヒーが付く店ってあまりないのです。
だからだろうか。夜はあんなにガラ空きだったのにそこそこ混んできた。ひとりで来る女子もいた。
「食後にコーヒー」・・・このあまりなくなったスタイルに惹かれてか、ジャン妻はひとりでランチに来ているらしいのだ。
「食べてないのは牛ハラミステーキだけ」
「何でそれ食べないのさ?」
「アナタが食べたいって言ってたから」
で、昨日の記事で食べたザブトンよりランチのハラミの方が美味しい。
でも焼肉屋のハラミとは雲泥の差ですね。
サラダとスープ2.jpg
ハラミ1.jpg
ハラミ2.jpg
ハラミ3.jpg
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この日からご飯大盛りでも定食屋で出されるフツーの量だね。
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私だけアイスコーヒーにした。
ホットと同じくガガーッって挽く音がしてたからアイスコーヒーも惹いたものに氷入れて出されました。
コーヒー無しでは生きていけないジャン妻は夏でもホット。アイスは珈琲にあらずと言わんばかり。
2人のランチでドリンク付で「お飲み物は何に致しますか?」「ホット2つ」「オイオイオイ、俺はアイス・・・」皆まで言わせず「いいの付き合いなさい」である。
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また別の日 鶏もも肉のコンフィ。
悪くないが、ちょっとパサついてるな~。
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つけあわせの菜が摘まみ難いのは何とかならんのかいな。
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この日にジャン妻がオーダーしたビーフ。
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ヒラメのソテーです。
私はこれが気に行った。やわらかいの。肉より魚の方がいいな。
ひとくち食べたジャン妻も「ホントだ美味しいね。前はカジキだったんだけどちょっとパサついてたりもしたからね」
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ヒラメ3.jpg
この日は混んだ。満席になったの。入れない客もいたからね。
シェフも傑山も獅子奮迅である。
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ジャン妻がオーダーしたいつものポークソテーですが、ポテトがないでしょう。
最近はポテトを固辞しているようです。
「重いんだもん」
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いつ来ても男らしい店である。それでいて女性人気も高い。
この店をジャン妻が好きなのは食後のコーヒーらしいですな。そういう店って減ったからね。
でも不満もあるようで。
「しかしいつも愛想の無い店ねぇ」
「2人で来たんだからテーブル席でもいいのにねぇ」
アットホームとは思わないな。シェフと傑山、兄弟子と弟弟子の関係のようだが2人とも固いんです。殆ど喋らない。
でも出される料理はこの界隈であまりないジャンルかも。
オヤジの街は遠く去った。バル、ビストロが増え、この界隈も新鋭気鋭が増え世代交代?女性中心の街になった。
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French Bar [居酒屋]

私はバル(Bar)の定義がイマイチわからない。
スペイン語でバル。
イタリア語でバール。
食堂も兼ねたバー?
それだったら居酒屋じゃないのか。え?コーヒーがあったりもする?それってCafeじゃないの?
Cafe Bar?
食事が主ならリストランテバル?リストランテってレストランのことじゃないの?
ジェラテリアバールって何さ?
詰まるところ、私も定義が全くわかっていないのです。
わからないということはそういう店にはあまり行かないということなのだが。
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一昨日、昨日とUpした食券のいい加減な店の隣にあります。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-02-02
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アンチョビキャベツ
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ジャガイモの入ったスペインオムレツ
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スパイシー・ポテト
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ソーセージ盛り
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街バルというイベントがある。店の業態ではなくイベント。
初回訪問時は5月の末だったので。
「そういえば今年も高崎バルの時だな~。その週の出張は避けようかな・・・」
私の隣にジャン妻がいます。ずっと内勤のジャン妻は私の出張願望に反応しなかった。
街バルは食べ歩き飲み歩きするイベントで、3枚~のチケットを購入してイベント参加店を複数、食べ歩き飲み歩きするもの。街バル参加店舗はイベント用メニューを用意している。
普段行かないような店を、一晩で最低3軒くらいは食べ歩き飲み歩きできるが、もともとの店の常連客にとってはいい迷惑でもある。
地方では地域活性化や町おこしの一環として開催されている。東京横浜の繁華街、人がた~くさんいる地域で開催された話を聞かないな。
高崎でもバル不参加店舗のオーナーは「ああ、あれね。ウチは参加しないね」「興味ないね」「あんなのに参加したらタイヘン、WCだけ貸してくれとかさ」「ウチはBARだよ。そういうのに関わったらどうなるか」
白眼視しているオーナーの方を何人か知っています。イベントとして否定はしないけど、ウチの店を荒らされたくないという反応だった。
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ベーコン炙り焼き、ちょっとしょっぱいな。
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締めをパスタにするか、リゾットにするか考えて、キノコのリゾット
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滅多に食べないリゾット。熱いし。火傷するし。こんなにたくさんの量でいただくのって初めてかも。
さらの木の朝にリゾットが必ずと言っていいほど出るけど、
「こないださらの朝にリゾットが出なかったからさぁ」
「出なかったねそういえば。チキンの煮込みだっけ?」
「また要望しないと。朝はリゾットがいいって」
「ヨーグルトやデザートは要らないクセに、欲しいものは要望するんだね」
「さらなんかちょこっとしか出ないしな。デザートをカットして、リゾッドを多く喰いてぇよ」
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バルの特徴か、店内が薄暗いのはそういうものなのか?
あまり暗いのでメニューが良く見えないなと。ふと上を見上げたら。
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「隣の食券のいい加減な店・・・じゃなかった・・・栄雅さんのママがここ美味しいって言ってましたよ」
「ああ、栄雅さん・・・」
半分ホントで半分ウソである。私はママとそんな会話はしていない。味噌ラーメンママのBlogで見たの。
「あの2人は夫婦だと思ってたんだが、どうも姉と弟らしいね」
「ハイ、お姉さんと弟さんで、ときどきお昼(遅い時間帯)に来て下さいます」
飲食店って自分らで作って客に出してるものは自分らで食べないらしいね。
ここに開業して5年だそうです。
「ウチってランチは混むんですが、ご覧のとおり平日の夜がさっぱりでしてね」(マスター)
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「ママのBlogで見たら、平成元年にOPENした時、隣近所からライバル視されて口利いてくれなかったんだってよ」
同業者同士ってそういう厳しい立ち位置になるのかね。
「平成元年?バル新しそうだけど」(ジャン妻)
「平成元年OPENはバルじゃなくてラーメン屋の方。で、ウチらは仲良くしようねってなったんだって」
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男らしい店で、屈強の男性2人で営っています。1人を私らは傑山と呼んでいます。
「傑山はあまり愛想がいいとはいえないね」(ジャン妻)
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ワインは30種類。1本3000円~・・・10000円はしなかったな。
ギリギリでリーズナブル。
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これは別の日のもの。ボードに書かれていたおススメから。
カッテージチーズとニンジンの粒マスタード和えという長ったらしいメニュー。
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要は刻んだニンジンですよ。次にモッツアレラチーズとナスとトマトのオーブン焼き。
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ジャン妻がモッツアレラチーズもナスもトマトも好きだから私に相談なくオーダーしたんだけど。
私は気になるメニューがあるんです。
ザブトンのステーキです。
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250gで2980円、
500gで5380円、
750gで7980円、
1Kgで10800円
いただいたのは250g、それでこのボリュームです。
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ザブトンは肩ロースの芯の部分ですが、牛1頭から3kgか4kgしか獲れない貴重な部位の筈。
刺身や寿司ダネなど生食にも適している。
でも残念ながらこの店のザブトンはサシ入って口の中でとろけるようなやわらかい食感・・・ではなかった。噛んで歯応えを楽しむタイプの肉です。
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しっかりした食感だった。
ランチでいただいたハラミステーキ(明日Upします)の方が全然やわらかいですね。
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先客が3組いたのに、私らが来たら、一組、また一組と帰られて、私らだけになってしまった。
「悪いなぁ。俺らが来たせいで皆、帰っちゃって」
「・・・(笑)・・・」
「俺ら何かしたか?」
「・・・(笑)・・・」
マッチョ傑山がニヤッと笑った。
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バルねぇ。。。
外国へ行って、スペイン、イタリア、Barの本家英国、それらを飲み歩かないと得心しないかもしれない。それも朝、昼、晩と居続けて。
朝は喫茶店だったのが昼にランチになって夜に酒場になる、そういう店のことだろうか。
ではこの店の昼編を。。。(続く)
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